舞園「……気になる人がいるって、言いましたよね?」(502)

スレが落ちるまで本気出す

ゲーム一周しただけでもう売ったから
細かいところ覚えてないかもしれんが本気出す

苗木(さて…、もうすぐ夜時間だし寝ようかな…。)

ピンポーン ピンポーン

苗木(ん…?誰だろう?)

ガチャッ

舞園「苗木君…、お話があるんです…。」

苗木「え…?舞園さん……?」


舞園「あの…、もうすぐ夜時間ですし…邪魔にならないようにするので…――

苗木(………僕に?何のようだろう?)

舞園「――ちょっと部屋の中に入れてもらってもいいですか?」

苗木「えぇっ!?そ…それはちょっと!」

舞園「…でも……、廊下で話していると誰かから見つかってしまいますし……

苗木(……確かに、でも部屋の中はなぁ…、流石に問題じゃあ――)

舞園「私が苗木君の部屋に入るのは問題があるって事ですね?」

苗木「えっ…!」

舞園「エスパーですから」クスクスッ

苗木(………)

舞園「それじゃあ…そのぅ……、」

苗木(ん?

舞園「…わた…私の…部屋に来ませんか?」

――――――――
――――――
――――

舞園「どうぞ、入ってください」

苗木「え…、あ…うん…」

苗木(断わってたはずなのに…、どうして僕は舞園さんの部屋に来ているんだろう)

舞園「あのですね、この前…といっても、ついさっきのことみたいですけど……

    私、いい…ました……よね?」

苗木「えっ?言ったって何のことかな……?」

舞園「うそ!?まさか忘れちゃったとか…?」

苗木「ま…待って!…すぐに思い出すから!」

舞園「苗木君………」


苗木「……そうか解ったぞ!」

舞園「本当ですかっ!?」

苗木「カクカクシカジカデ……――――

――――――――
――――――
――――

舞園「…それも、違います……」

苗木「えっ…。そ…そんな…」

舞園「あのですね…、苗木君にはもうお話したと思うんですけど……」

苗木「………」

舞園「……気になる人がいるって、言いましたよね?」


苗木「……えっ?」

舞園「言ったと…思うんですけど…もしかして…私の夢だったのかな……

    最近、よく夢に苗木君が出てくるから…それと間違えたり…して……

苗木「…え!その事なら確かに聞いてるよっ!」

舞園「…そう……ですよね。」

苗木(僕が夢に出るって……)

舞園「そうです、最近…苗木君の事ばかり考えてたら……

    夢にも出てくるようになって……」ポッ

苗木「…えぇっ!?」

舞園「エスパーですから……ははっ…」

苗木「………

舞園「実は…気になる人って…、もう気づいてると思いますけど――――


腐川「キエェー!!! 苗木が舞園を襲ってるわぁ!!!」

舞園 「…!?」
苗木 「…!?」

苗木(そんなっ! 部屋のドアはちゃんと閉めていたはずだぞっ!?)



              >   /ごノ   ダダダッ
           __,∠     /
          〈、    / 彡

           \、__ノ  彡


大神「何だ…!何があったのだ……」

朝日奈「苗木が舞園ちゃんを襲ってるって!!??」

腐川「な…っ!なえ…苗木が…っ!まままま舞園を―――!

舞園「――そんなの誤解ですよっ!!失礼ですね!」

大神「されど…、舞園よ…苗木から脅されていたりはされておぬのか…?」

舞園「大丈夫ですからっ!!出て行って!!!!」

    ダダダダダ
           バタンッ!!!!

苗木(あ……あの大神さんを圧倒するなんて……)

舞園「苗木君…、騒ぎを聞いて…誰か来たりするのでしょうか…」

苗木「そ…それは大丈夫だと思うよ?

    だって各々の部屋に戻っている人には部屋の防音で外の騒ぎは聞こえないはずだし……」

舞園「そ…そうですよね…、それじゃあさっきの腐川さん達は…?」

苗木「きっと部屋の外に出ていたんだろうと思うよ」

苗木(大神さんと朝日奈さんは二人とも同時に来ていたようだしな……)

舞園「それにしても苗木君っ!!」ビシッ

苗木「わぁっ!?……ま…舞園さんッ!?」

舞園「ドアはちゃんと閉めておかなきゃダメじゃないですかっ!」

苗木「えっ……? あ…ああ、そのことなんだけどね…」

舞園「……?」


苗木「僕は舞園さんの部屋に入るときに、ちゃんとドアは閉めたと思うんだけど」

舞園「え……?」

苗木「僕は確かに部屋のドアは閉めたはずなんだ。

    そりゃあ、写真を撮った訳でもないし証拠はないんだけど……」

舞園「わ…分かりました…。苗木君が嘘をつくなんてありませんしね…」

苗木「…えっ? そんな簡単に?」

舞園「エスパーですから…」クスッ

――――
―――
――

苗木「やっぱり…、腐川さんが舞園さんに用があってドアを開けたとしか考えられないよね」

舞園「…そう…ですね」

苗木「でも、何の用があったんだろう?

    何もこんな夜に尋ねてこなくても話なら明日でもいいだろうに……」

舞園「……っ…ぱり……」

苗木「舞園さん? 何か言った?」


舞園「えっ? 何も言ってないですよ……?」

苗木「そ…そうなの?」

舞園「はい…」

苗木(絶対に何か呟いたと思うんだけど…)

モノクマアナウンス「おまえらぁ! 夜時間になりました。

         食堂は禁止区域となりま~す―――」

舞園「………ぁ…そんな…」

苗木「…よる…時間だね…」

舞園「…嗚呼…、まだお話したいことがあったのに……」

苗木「…舞園さん……」

舞園「残念ですけど…、また明日ですね」

苗木(あっ…明日もっ?!)

舞園「クスッ 明日もですよ!」クスクスッ

苗木「えっ……?」

舞園「エスパーですから…ふふっ」

――――
―――
――

   .:.:.:.:  : : : : : : : : : : :  .:.:.:.:.:          |┃┃
     .;.;.;.;.;.;.;.;.;..:.:.:.:.;.;.;.;.;.;             .|┃┃
     : : : : : : : : : : :苗木 : :          三|┃┃
     : : : : : : : : : : : : : ,.,.,.,.,.,.,.,.,         .|┃┃ ピシャッ!
      :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::     三  |┃┃て
                     \       |┃┃ て
        |              \ 三 |┃┃
        |            |ヽ、二⌒)|┃┃




苗木(う~ん。舞園さん………)

苗木(気になる人、かぁ…。 『夢を持ってる人が好き』って旨の事を前に言っていた気もするし……)

苗木(やっぱり桑田君かなぁ……。【桑田『俺はミュージシャンになるから!』】みたいな事を言ってたし……)

苗木(それにしてもモノクマの奴め……)

モノクマ「呼んだかい?」

苗木「うわぁぁぁあああぁぁ!?!?!?」

モノクマ「なっ!  なんだよぉぉおおぉ!!(怒)

    クマに向かって失礼な奴だなぁ!オイ!(激怒)」

苗木「な、何のようなんだっ!?」

モノクマ「僕が呼ばれたような気がしたんだよぉ」  うぷぷ

苗木「それは違うよっ! 僕は呼んでなんかいないよ!」

モノクマ「舞園さんからフラれちゃって、一人で淋しく部屋に戻った苗木君は………

    モノクマを求めたのだぁぁ!!!」 うぷぷ

苗木「なっ……!」

モノクマ「うぷぷ…、エスパーですから(笑)」 うぷぷ

苗木「もう僕は寝るんだからなっ! 早くあっちに行けよ!」

モノクマ「わお(笑)、うぷぷ。

     苗木君って好きな子をイジメちゃうタイプでしょぅ?」 うぷぷ

―――――
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―――

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何だこのクマ
うぷぷの付け過ぎでキモイことになっとるぞ

        |(,,゚jコ)/)   |     _____
        |(_,  i, :::::::|    .|:.      |
        | ヽ, )っ;;;;|    .|:::.      |  γ⌒ヽ
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                  |o::::..    |   |/   .|   【 舞園の部屋 】
                  |::::::::::::.   |   |  //|
                  |::::::::::::: :.  |  入__ノ
                  |:::::::::::::::.......|    ,!.:i、
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[__,,::]

         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'i,

        /        ....:: i,
       /   .....::....:........::.::::::キ


舞園(……苗木君…)

舞園(明日……そう、明日言えば……いいんだ…。) ウトウト

舞園(……き……っ………て………―――)  ZZZ


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                  __
                 /::::::::::ヾ
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        /" ̄`V´ ヽ:::::::::::::::::::: /l::::ヽ

        i       ヽ:::::::::ヘノ  |::::::::ヽ
        ヽ       ヽ:::/へ/⌒::::::::::::ヘ       .)⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ (
         冫   ●   ゝ::::丶:::::∠l:::::::::|        )                   (
         !      /´ ▼  `へ/::::::::::|        .)     モノクマ劇場      .(
         |      l___ 入__イレ′:::::::〈       )                   (
         ハ    r⌒゙ヽヽ_レ´ノ::::::::::::::::::::ヽ      ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
          ゝ /   ,入-イ:::::::::::::::::::::::::::::∨
         /〆    /   i:::::::::::::::::::::::::::::::::∨
         /    /     i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
        !  /       i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
        个-イ      , ─ 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ

           {     /     `ヽ::::::::::::::ヾ:::::::::::::::|



           モノクマ「クマは思うのです。

                 例えばAとBとCがおり。

                 この三体の力関係をA>B>Cとします。

                 この三体で戦争をすることにしました。ルールは簡単です。

                 三対三でA,B,Cを持ち。各々で同時に出すことで勝敗を決める訳です
.

                 その戦いにセレスティア何とかさんはこう考えました。

                 相手の一番強いAにこちらの一番弱いCを

                 相手の二番目に強いBにこちらのAを

                 相手の一番弱いCにこちらのBを送ることで必勝となる訳です。

                 クマならAにはAをBにはBをCにはCって送る所でしたクマ。

                 しか~しッ!

                 Cの気持ちはどうなるのでしょうねぇ。

                 BとAは勝ち戦でもCは負け戦な訳ですよ。

                 試合全体で見れば勝てるんですが……、

                 やっぱり三勝零敗こそが勝利と思うんですよぉ!!

                 あぁ、言い忘れてたけど機械的な話じゃなくてクマが好きな競馬の話だよぉ?

                 持ってる三匹の馬で勝負するってギャンブルって訳だぁ!」 うぷぷ


.

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モノクマ「おまえらぁ~!

      午前7時になりました――――


苗木「う……うぅ……朝…、か……

舞園「朝ですよ?」クスッ

苗木「うわぁぁぁぁぁぁっ!?!?!?」

舞園「きゅぅ………」

苗木「どどどどどどどうして舞園さんが此処に居るのッ!?」

舞園「それが…、あのですね。

    いつもみたいに食堂に行くのでしたら苗木君を待っておこうと思ったら………

苗木「思ったら………?

舞園「そ、それが…体が勝手に動いて部屋に入っちゃいました……」テヘッ

苗木「で……でも、モノクマの放送はさっき流れたばかりで―――

モノクマ「こらぁぁ!!!

    もう午前7時12分だってのぉ(脱力)」

苗木「え……?」

モノクマ「何時になっても起きない寝坊生徒の為にクマが朝の放送は大事な事なので

     再放送して二回も放送したんだよぉ(怒) 手間掛けさせやがって!!(憤激)」

苗木「そ……それじゃあ――――

舞園「私たち、恐らく遅刻だと思います。

    あのですね。きっと石丸さんに怒られると思いますよ……?」

苗木「いっ…急いで顔を洗ってくるよ!!」

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――――――
―――

寝ます

起きたぞ

          i゙ ゙̄i

          /___ヽ                                 ,'´ ̄ ̄`',
           || !     ,.、                             !      l
           || ゚    .| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                ! バ バ l
           ||    | |                             l シ  シ l
           ||    | |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                    !  ァ ァ >
           ⊆⊇    i_i\ノ´ー-'´゙ ゙̄`ー-'´, --                \    /
                  `ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、                     ̄ ̄
                    \ヽ\ヾ  ; !  ヽ
                     \ヽ\ `゙ ´    ゝ-           【 苗木の部屋 】
                       \ゝ`ー─────
                        `ゝニニニニニニニニ

                         '-゚

舞園(……苗木君の部屋、綺麗に整理されてる………、

    それに…、床にもゴミが落ちてないしきちんと整理してあるわ……)

舞園「…………」

   ピンポーン
         ピンポーン
     ピンポーン

舞園「あれ? お客さん?」

 タッタッタ

    ガチャッ

舞園「はい…、どちら様で―――

石丸「っ!?へへへへへ部屋を間違えたのかっ?!

    ききき君にも用があるんだが今は苗木君を探していてねっ!失礼したッ!」

    ガチャッ



舞園「……………



 ピンポーン
      ピンポーン

舞園「…………

    ガチャッ

舞園「………はい……

石丸「此処は苗木君の部屋だがぁぁぁあぁっ!?!?」

苗木「あ…あれ?石丸君……?」

石丸「君と言う奴はっ!!

    ななななな何をしてっ!!!!」

苗木「………?

石丸「ふふふふ不健全だぁあぁぁぁ!!

    ここここ校則にはふじゅ――――

モノクマ「希望ヶ峰学園にはそんな校則は存在しないよ?」

石丸「うわぁぁぁ!?

    がががが学園長ッ!?」

モノクマ「それより、苗木君と舞園さんを呼びに来てたんでしょう?」 うぷぷ

舞園「……あ…、やっぱり…」

モノクマ「用が済んだのなら早く食堂に行かなくっちゃ何が起きてもしらないよ?」 ガオー

苗木「…!、何かあったのか!?」

モノクマ「クマは無知なので何もしりませーん(涙)

    でも何かが起きるかもしれない可能性はありますねぇ」 うぷぷ
.

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              >   /ごノ   ダダダッ   >   /ごノ   ダダダッ     >   /ごノ   ダダダッ
           __,∠     /              __,∠     /                 __,∠     /
          〈、    / 彡         〈、    / 彡            〈、    / 彡
           \、__ノ  彡              \、__ノ  彡            \、__ノ  彡


                      バタンッ!!!!



圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖
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                                         ̄
 ̄/|
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|:jノ           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\     |\\ヽ
ノ        /                              \     |  \||
        /                            \_」    ||
          /                                \ \  ||
         l ̄厂 ̄「 ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄厂  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ 「「 ̄ ̄|  \||
        / ..:| : / .:ノ|        |∨ i |: |        ト、ヽ  :i |  i  |二二||
        ノ .::/ ..:|: | .:/:/|        ト } .::ノ ./|        |:.:}ノ  /.j .:|  ||| ||

石丸「みんな無事かっ!?」

苗木「み…みんな……!?」

葉隠「な…苗木に石丸達………! た、大変だべ…!」

不二咲「あ……苗木君………」

苗木「なっ…何かあったの!?」

江ノ島「それがさぁ~、山田とセレスがさぁ――――

苗木「セッ、セレスさんと山田君はどこにッ!?」

不二咲「あ…あっちだけど……」

 そういうと不二咲さんは厨房の方を若干震えた手で指差した。

石丸「何があったんだぁあ!!」

 ダダダダダダッ

舞園「あ…! こういう時はみんなで行動した方がっ!

苗木「………! チラッ
舞園「………! コクッ

 石丸君を追いかけるように厨房の中に入ると、そこには―――――

.

    | ヽ _______|  |::|________/l  ____ ____
    |  |         ||  |::|\ 日日  |/:: | / /   | / /   |

    |  |         ||  |::|  i ̄ ̄ ̄ ̄   |   / / |   / / |.____
    |  |    。    ||  |::|  i          ̄ ̄ ̄ ̄ __┏━旦_..゙|||=━━=|!!|  【 厨房 】
    |  |il⊇       ||  |::|__,,i______ ______|____| |||_//_|o|

    |  |         ||  |::|, ┻┻ ┻┻ //______/;i       .| ̄ ̄ ̄ ̄| |
    |  |::◎       ||  |::|TT田T田TT| |    。|。    | ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄|        | |
    |  |         ||  |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄'''|:[)      | |
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セレス「おらぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!紅茶は100度の湯で入れろっつてんだろうがぁぁああぁぁぁあ!!!!!!!!!!!

     この学習能力のない豚ぐぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

山田「ひぃ! こここここここ殺さないでぇ!!!!

    ぶぶ豚が、いいい今すぐにお、お、お茶と茶、茶、茶菓子をよよよ用意します故!!!!!」

セレス「口で言う前に手を動かせやぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

山田「ひぃぃぃぃぃぃ!!!」


 ――僕達三人はそっと厨房を後にした。
.

圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖
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                                         ̄
 ̄/|
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ノ        /                              \     |  \||
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         l ̄厂 ̄「 ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄厂  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ 「「 ̄ ̄|  \||
        / ..:| : / .:ノ|        |∨ i |: |        ト、ヽ  :i |  i  |二二||
        ノ .::/ ..:|: | .:/:/|        ト } .::ノ ./|        |:.:}ノ  /.j .:|  ||| ||


石丸「何なんだあれは……」

大和田「兄弟が苗木達を呼びにいってからあの女がアイツを連れて厨房に行ったと思ったら――――

不二咲「ずっと山田君の悲鳴が聞こえるんだ……」 うぅ

                     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                      |  人の話聞いてんのかぁぁぁ!!!!!!!!!この豚がぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!   > セレス
                     \_________________________/

十神「くだらん……フンッ」

大神「されど…、あのままでは被害者が一人出るやも―――

                     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                      |     ぶぶぶ豚は幸せ者でごごごごごごごご御座います!!   > 山田
                     \_________________________/

葉隠「―――大丈夫だべ! 山田っちは死なないべ! 俺の占いは三割当たるっ!」

腐川「そそ、それって七割で死ぬってことじゃないのよ……グググ」

朝日奈「それよりも早くご飯にしようよ!」

桑田「それよりっ!? 七割の確立で人が死ぬのにそれよりってお前っ!?」

苗木(こ……これは………)

霧切「苗木君、苗木君……?」

苗木(止めに行った方がいいんじゃ―――)

霧切「苗木君………!」

苗木「えっ!? きっ、霧切さんっ!?」

霧切「ちょっと相談があるのだけど、夜に時間を貰えないかしら?」

苗木「……えっ? 夜……?」

霧切「そう…、そうね。出来れば早いうちがいいかもしれない」

苗木(で……、でも今日の夜は舞園さんと約束があったな…………)
.

飯食ってくる

蟹と海老だから味わって食ってんだよ

霧切「苗木君…? ちょっと、どうしたの?」

苗木「えっ、どうしたって…何が?」

霧切「ボーっとしてるから……」フフッ

苗木「そ……そうかな……ははは…」

舞園「何のお話をしてるんですか?」

苗木「うわっ!!! ……舞園さん…?」

霧切「…………」

舞園「苗木君もデレーってしちゃって…、霧切さんと何かあったとか?」ムスッ

苗木「え…そ、そんな…!」

腐川「な…何よ、私は見たのよ…、きき昨日の夜…、苗木が舞園をおそ…おそ…襲ってるところをねっ!!」


一同「………!!!!!!」


霧切「苗木君………? 何かあったの……?」

大和田「…オウ、お前………」

苗木(そ……それもだけど…、腐川さんって何時から僕達の話を聞いていたんだ……?)

腐川「な…何よその目は…、どうせ私が何時から居たかなんて考えてるんでしょう……。

    私はいきなりあんた達の話に入り込んだんじゃなくてずっと霧切の隣にいたわよぉ…

府川「っていうか…!

    あんた達が私の近くの席にわざわざ座って話し始めたんじゃない!!

    私の存在なんて最初から認識されていなかったってこと……なの…?」グギギ

石丸「な…苗木君!

    き……君という奴は!! 両手両足を縛ってサウナの中に放り込んでおかねば!!」

葉隠「そんなことやったら死んじまうべ……」

十神「……ふんっ、くだらん」

舞園「ち……違うんですよっ!

    私が苗木君を自分の部屋に呼んだんです!!」

大神「確かに…、昨日我が確認した時もそのように言っていたな……」

朝日奈「そうだよね、さくらちゃん」

石丸「なっ………!」

石丸「腐川君っ! 君がそれを見たのは何時ごろのことなんだ?!」

腐川「よ……夜時間になるちょっとだけ前よ……、ただ倉庫の方に用があったから

    舞園の部屋の前を通りかかったらその光景を見たのよ……」

石丸「大神君に朝日奈君まで話しに挙がっているのなら最低でも五人は話に出てくるではないか!

    そんな大人数で事が起こったのに、どうして他の人は気づかなかったんだ…?!」

霧切「まぁ、夜時間前だってことなら。

    部屋に先に戻っていた人たちには聞こえないでしょうね。個室の中は防音になっているのだし」

石丸「な……なるほど……」

舞園「あのですね、実は私が苗木君と個人的にお話したいことがあって…部屋に呼んだんです」

葉隠「なっ…ここ個人的ッ?!」

腐川「ま…、まさか…!

    山田が描きそうな落書きを実践したってこと………?」グギギ

葉隠「そ……それはもしやっ! 男のロマンだべっ!!!!」

十神「……ふん………」

舞園「と、とにかくっ! あのですねっ!

    私はただ苗木君とお話しただけで何もされてませんからっ!!!」

腐川「きききっと、苗木にそういうように脅されて――――

舞園「黙ってくださいっ!!!!!!!」

腐川「ひっ…! とうとう本性を現したわねぇ…」グギギ

大神「もうこの話は終わりで構わぬ……、それより…」

朝日奈「それより……?」

大神「食事の方が冷めてしまうが……」

朝日奈「あっ…本当だよね…」

大和田「アイツとあの女はもう食べ終わったみたいだぜ

江ノ島「戦場では食べれるときにご飯は食べとかなきゃねぇ」ニシシ

桑田「戦場……? 戦場って何のことだぁ……?」

江ノ島「た、例えばの話よぉ…」

葉隠「よっしゃぁ!! 飯を食うべ!!」
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セレス「………なるほど…」

山田「……どどどどどうですかな…?! 今回の出来には自信があるですぞぉ(キリッ」

         ●

         ●

         ●

山田(何故…何故だッ!? なぜ何も話さないッ?! 何も感じない……!)

山田(『飲むに耐えない味なんだよ豚がぁぁぁぁぁ!!!!!!!』とかも言われないっ?! 沈黙ゆえの恐怖……!!!)
.

セレス「……………」

山田「………あのぅ……」

セレス「…なんでしょうか?」

山田「……ぶ…豚の入れたミルクティは如何だった…でしょう…か…」

山田(きっとセレス殿に踏まれるのだろうかぁ…、我々の業界ではご褒美です…。)

セレス「………まぁ、合格といった所でしょうか……」

山田「……え?」

セレス「……後は一人で宜しいですから貴方も朝食をお取りになれば宜しいですわ」

山田「なぬぅっ?!」

山田(ここ…、これはあれだ! 日頃バカやってる不良がある日ペットの話をしていたとき

    『あ~、こいつ実はいい奴なのか?』とか思ってしまうあの現象でござるな……!)

セレス「丁度、紅茶を入れるために沸かしたお湯もあることですし………

山田「……………」

セレス「わたくし…、カップラーメンくらいなら料理して差し上げても宜しいですわよ…?」

山田「なんですとぉぉ!!!! 高ぶってきたぁぁぁぁ!!!!」キリッ
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苗木(さて……、朝食も食べ終わったし大分時間があるな……)

苗木(どこに行こうか? >>61



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舞園の部屋

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苗木(舞園さんの部屋に行ってみるかな……)

舞園「な~え~ぎ~君?」

苗木「うわっ!!」

舞園「クスッ…私に会いに来てくれたんですね?」クスクスッ

苗木(…………!)

苗木「そ……そうだけど、よく分かったね…」

舞園「エスパーですから」クスッ

苗木「………!」

舞園「冗談ですよ。クスッ

    それより、私も今から苗木君のお部屋に行こうと思っていたんです」

苗木「そ…そうなんだ…」

舞園「今日は苗木君のお部屋にお邪魔しちゃいますね」ニコッ

苗木「え…あ、うん。 どうぞ、入ってよ」

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舞園「クスックスッ………」ニコッ

苗木「舞園さん……?」

舞園「なんだか…、苗木君と一緒にいるとドキドキしてきますね……」

苗木「え………?」

舞園「な、何でもないですよ? それより何かお話でもしませんか?」

苗木「そ……そうだね。>>66(大まかな話の内容)」

.

枕営業について

苗木「その……ずっと前に『アイドルになる為に嫌な事もしてきた』って言ってたよね…」

舞園「え……あ…、は…はい……」

苗木「嫌な事って……話したくないかもしれないけど、僕は舞園さんと仲良くなる為に

    知っておきたいんだ……」

舞園「……い…いきなりですか…………?」

苗木「も、勿論答えたくなければ答えなくても――――

舞園「……構いませんよ………

         ●

         ●

         ●

舞園「他には、同期のアイドルの娘に生放送の直前に衣装を隠されたりとか……

    勿論私も同期の娘に―――――

         ●

         ●

         ●





      《 舞園さんの体験談について聞かされた。

         少しだけ舞園さんと仲良くなれたような気がする 》




  ―――舞園さんの事が少しだけ分かった気がしながら僕は部屋に戻った。



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苗木(さて……、まだまだ時間はあるな、じっとするより何処かへ行ってみよう………)

苗木(どこに行こうか? >>70



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いくさば


苗木「江ノ島さんと話をしてみたいな………」

苗木「江ノ島さんはどこにいるんだろう………?」

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///|    ::|l_0_0_l|l_0_0_l|l_0_0_l|/   /|_        #;     【 倉庫 】
///|#  /         /        ./        /./ /|_
///    |l ̄〓 ̄〓 ̄l|l ̄〓 ̄〓 ̄l|l ̄〓 ̄〓 ̄||  | ̄|/ /|_ ζ
//      |l_____l|l_____l|l_____||/|   ̄|/ /|___
/  ./ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ /|〓 ̄l|l ̄〓 ̄〓 ̄||  |     ̄|/
   | ̄[薬物] ̄| ̄[植物] ̄|  |__l|l_____||/ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄::/|__|/|

l ̄[毒物] ̄| ̄[汚物] ̄|  l |  |
 ̄ ̄ ̄:/ ̄ ̄ ̄ ̄ /|_,,|/|__|/
生物 ̄| ̄[鉱物] ̄|  | !  |


苗木「あっ……江ノ島さん、此処に居たんだ」

江ノ島「わお! 苗木じゃん! 私に会いに来てくれたの?」ニシシ


 ゴソゴソ   ゴソゴソ

江ノ島「ごめんねぇ~、ちょっと今手が離せないの」

苗木「何をしてるの?」

江ノ島「いやぁ~、ちょっと林檎でも食べようと思ってねぇ、包丁じゃ切りにくいから………この辺に……

  ゴソゴソ   ゴソゴソ

苗木「…………?」

江ノ島「あったあった……やっぱこれじゃなきゃね…!」ニシシ

苗木「そっ!それって……!」

苗木(軍用ナイフだぞ……。メタルギアでジャックが持ってるのと同じ奴か……?)

江ノ島「この丁度いい重さがないとねぇ、まぁ林檎なんて木から毟った物を直で食べるのが美味しいんだけどね」ニシシ

苗木(………す…凄いな……)

.








      《 江ノ島さんとその後に話をした。

         少しだけ江ノ島さんと仲良くなれたような気がする 》




  ―――ギャルって林檎と軍用ナイフが好きなのかな……とか思いながら僕は部屋に戻った。



.

これ需要あんのかな

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                        `ゝニニニニニニニニ

                         '-゚


苗木(さて……、どうするか……)

苗木(もうすぐ夜時間になるけど………、そういえば霧切さんと舞園さんに呼ばれてたな……)

苗木(霧切さんは早いうちって言っていただけだし…、舞園さんの所へ行くべきかな……)

苗木(どうしよう……? >>77

きりぎり

学級裁判もやるの?

>>78
やるよ
某スレとは出来るだけ住み分けれるようなシステムにするよ

苗木(でも…、やっぱり霧切さんが何の用だったのか気になるな……。)

苗木(よし…、ちょっと舞園さんには悪いけど……まずは霧切さんの部屋を訪ねてみよう)

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苗木(誰も……いないな……)

苗木(さて……、とりあえずコールしてみるか…。)

      ピンポーン
             ピンポーン
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飯食ってくる

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       /     \

      /   \ , , /\  忙しいお!
    /    (●)  (●) \
     |   u.   (__人__)   |      .___________
      \      ` ⌒ ´  ,/ガチャ  | |             |
      /⌒ヽ   ー‐    ィヽ ガチャ .| |             |
      |  |          | \ ガチャ.| |             |
 タン.  |  |       i i|  i\,,c`ヽ彡.| |             |
.  タン | ⌒ ̄ ̄r~ノソィ" |  inルソノノ|_|___________|

 |\ ̄ ̄ ー─‐─oー"o ̄ ̄~´ ̄ ̄     _|_|__|_

苗木「……あれ?」

   ピンポーン
         ピンポーン

苗木(おかしいな………

苗木「留守……か?」

セレス「霧切さんをお探しですか?」

苗木「…!!! せ…セレスさん?」

セレス「ふふっ……、図星ですか?」

苗木「ど…どうして……?」

セレス「いえ…、霧切さんの部屋のインターホンを押していらっしゃるのに

     霧切さん以外の方をお探しとならば…わたくし、ちょっと怖いですわ……」

苗木「……なるほど…。」

セレス「それにしても、苗木君はどうして霧切さんを?」

苗木「…それは、ちょっと話があるからって呼ばれててね……」

セレス「ふむ…、何の用か目星は…?」

苗木「い…、いや、分からないんだけど……」

  lヽ                          _゛__ミヘ
  l \        ,,. ..,,          _,,,,,-‐二;;;;;~;;;;;\.゛'ヽ..

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  ヘ---- "   \ / /ヽ  \        ..〆;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;      ..........ヽ ヘミ 、
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    ,,,,,,  ノヘ,, / /    \  \      /;;;;;;;;;;;;     ;;;;ト- /、,;;;;;;;\;;;;;ヽミ ;;;;; ””<ヘ
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     ノ――⌒l\ /ヽ--......   \     //;;;;;;;;;   ;;;;lヽ;;;l v/l  _j) /   \ '\l ;;;;;;;;;;ヽ
     \ノ゛"-┘  /~゛―― "~" ~l     //;;;;入 ;;;;;;;;;|ヽ ;;;| / ヽヽ-'       | / ;;;;;;;;;;;;ヽ
       ノ~~ ニ"~\ ヽ7 口 υ  |、  / l;;/ l ヽ;;;;;;;| __ "l            lτ;;;;;;;;ヽ--
       \ ヽ ヽ │. ~_     │~゛~/  レ-"|;;;;ヽ‐τ ヾ            j ヽ;;;;ト;;;;;l /
        ヽ 丶 l  lヽ ll  7 l_l │ /  /l -   |;;;;ヽ;;〈\)) 、  /⌒ヽ、   / |;;;;/\;Y
         \゛" ││ヽl、j__/ l │/  / ‐// l;;\个 "  / / _ l   / l /゛y \l   これとモノクマ劇場に使ったモノクマしか
          ~"~" ヽ-'   │ l \〆  /   , |;;l   \ ヽ " /  |  /l  " /  /,   ダンガンのAA持ってないな
                   ヽ_ゝ    \_/   v_/ \、゛ヽl_ ,/ノ //    /  //
                            ,,,___,,,,,,,,,,_ ゛ヽ゛丶" /---- └──

  ____,,,,,,,,,,,------------‐‐‐‐‐‐""""""            "~"~

セレス「ふふっ…、わたくしはこれで失礼しますが―――

苗木(………ん?)



lミミ                  ,'           /   :::>ヽノ /  |
l,ミ                !:::::.   /_,        _,.- "  ,.-‐'´ヽ__,/  ...|
|ヾ           /__.   l:::::::  /.{ `'´   ー=ニ二-―' ̄〉:. ;:  / l   .|
.',. \        .⌒ヽ、,ノ::   /ヽ 〉          . : :.:.:.:/ /  ,' /i|    .|
...ヽ. \           :::;:.. /l |.|        . . .:.:..:.:./ /  | l l    .|
::::::\  \           /:::::| |.`ヽ、   . : : : . . :.:.:./ /   .| | i    .|
::::::::: \  `、._       /::::::::::l |   ` ―- 、 . .:.:.:./ /   ,/| | i   .|

                           ∧
                    γ´ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     l    浮気はわたくし以外には認めませんわよ?
                    ヽ、______________________


苗木(なっ……?!)

セレス「ふふっ……クスクスッ。 冗談ですわよ。

     でも…、苗木君には舞園さんがいらっしゃいますしね?」ニコッ

苗木(セレスさん……行っちゃったけど……)

苗木「なんなんだよ……まったく……」
.

モノクマ「挿ってますねぇ……うぷぷ……」

苗木「う……うわっ!!!」

モノクマ「挿ってますねぇ!」

苗木「な……何がだよッ!!」

モノクマ「そんなの決まってるじゃないかぁ……。フラグですよぉ!」 うぷぷ

苗木「あ…あっちに行けよ!ったくも……」

モノクマ「テンション下がるなぁ……」

?「何をやっているの?」

モノクマ「うわっ!
苗木「うわっ!

モノクマ「ビックリしたなぁ……。 驚かすなよぉ!!」 ガオー!

苗木「……きっ…霧切……さん…?」
.

霧切「そこは私の部屋の前よ……?」

モノクマ「ここのムッツリスケベが先に来てたんだぞぉ!?

     クマは別に霧切さんに興味なんて無いからねぇ……」 うぷぷ

霧切「私はどちらにしても部屋に戻ろうと思うの。

    そこをどいてくれないかしら……」

苗木「え…? あっ、うん…」

霧切「それじゃあ…」

苗木「よ…! 用事があるって……?」

霧切「………!」

苗木「霧切さんが今日は夜に話があるって………

モノクマ「ナンダナンダー? 密会かぁ? 誰にもバレない夜時間に熱~い夜を過ごそうってかぁ?!」 ギランッ

霧切「………そう。覚えておいてくれたのね。

    苗木君はどうしたい?ここの廊下で立ち話をすると誰が聞いているか分からないわ。部屋に入らない?」

.

モノクマ「密会とかしようとなぁ……! 中国の故事にはこんな言葉があるんだよぅ!

    『天知る、地知る、子知る、我知る。なんぞ知ること無しと言うか』ってなぁ」 ギランッ

苗木「………
霧切「………フフッ

モノクマ「ついでに『クマも知る』からなぁ!!」 うぷぷ

霧切「…………チラッ…

霧切「……クスッ、それじゃあ苗木君、また今度にしましょうか?」

苗木「え……あ、うん」

モノクマ「なんだなんだー? あっさり諦めるんだなぁ?」

霧切「……まあね」

モノクマ「つまんないのぉ~。それじゃあモノクマは退散だぁ!」

霧切「……行ったわね…」

苗木「それで…、霧切さん。僕はこれからどうすれば?」

霧切「…ハァ、そうね。どうせ監視はしているんでしょうし。 またつ―――――

腐川「キィィィィ!!!! 今度は苗木が霧切に手を出して!!!!」

苗木「……なっ!!!! 腐川さんッ!?!?!?」

腐川「苗木の変体ッ! どうせ私の事もそういう目でしか見てないんでしょう!!」 グギギ

苗木(…そんなっ!)

苗木「勘違いしいないでよ腐川さんっ!!??」

腐川「なっ……! 私みたいなブスじゃ欲情もできないってことなのぉぉぉぉぉ!!!?????」グギギ

苗木「だからどうしてそんなッ!!」

腐川「いいわよ…別に私には十神さまがいらっしゃるから」/////

:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.||              |:::::||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.||              |:::::||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.     _乂_________________ ノ
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          ガチャッ!

苗木(うう…、霧切さんも部屋に戻っちゃったし、僕も部屋に戻ろうかな…。)
.

     |    |   l
       i'  ,}  ,ノ
      l   | /    苗木(僕も部屋に帰ろう)
      |,_、|,/
       (゙  ))  タッタッ

腐川「なっ!! こっちに来るんじゃないわよ!!

    苗木と目が合ったら妊娠しちゃうじゃない!!!」

苗木(流石にそれは………)

        タッタッタ

腐川「ギエェェェ!!!!!! こっちに来ないでよ!!!!!」

        ダダダダダダッ



                 ガチャンッ!!!!!!!


苗木(何も走って逃げなくても………)

.

モノクマアナウンス「おまえらぁ! 夜時間になりました。

         食堂は禁止区域となりま~す―――」

苗木「あ、時間丁度だな……」

苗木(明日は遅刻しないようにしなくちゃいけないし…。早く寝よう…。)


―――――――――
―――――――
―――――

          i゙ ゙̄i
          /___ヽ

           || !     ,.、
           || ゚    .| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ||    | |

           ||    | |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ⊆⊇    i_i\ノ´ー-'´゙ ゙̄`ー-'´, --
                  `ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、

                    \ヽ\ヾ  ; !  ヽ
                     \ヽ\ `゙ ´    ゝ-           【 苗木の部屋 】
                       \ゝ`ー─────
                        `ゝニニニニニニニニ

                         '-゚
   ゴソゴソ
            ゴソゴソ
苗木(このベッドの温もり……幸せだなぁ………) ZZZ

                  __
                 /::::::::::ヾ
              __,,,,∠::::::::::::::::::ソ、
        /" ̄`V´ ヽ:::::::::::::::::::: /l::::ヽ

        i       ヽ:::::::::ヘノ  |::::::::ヽ
        ヽ       ヽ:::/へ/⌒::::::::::::ヘ       .)⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ (
         冫   ●   ゝ::::丶:::::∠l:::::::::|        )                   (
         !      /´ ▼  `へ/::::::::::|        .)     モノクマ劇場      .(
         |      l___ 入__イレ′:::::::〈       )                   (
         ハ    r⌒゙ヽヽ_レ´ノ::::::::::::::::::::ヽ      ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
          ゝ /   ,入-イ:::::::::::::::::::::::::::::∨
         /〆    /   i:::::::::::::::::::::::::::::::::∨
         /    /     i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
        !  /       i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
        个-イ      , ─ 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ

           {     /     `ヽ::::::::::::::ヾ:::::::::::::::|



           モノクマ「僕はとっても臆病なんだ

                 だから本当に信用できる人としか話をしないことにしているんだぁ。

                 例えば僕は切った爪の一部を隠しておくことにしまぁ~す。

                 それを生徒に探すように命令しまぁ~す! うぷぷ

                 クマの爪は大変貴重なモノだからむやみに捨てちゃあダメなんだよぉ!

                 まぁ、その探している爪は僕が持っているんだから見つかる訳ないでしょぉ?


                 そしたら、あるバカ者の生徒は自分の爪を切ってから

                 「ここに爪はありました」って差し出すんだぁ!!! うぷぷ

                 もちろんそんな嘘つきは罰したけどねぇ!

                 モノクマには子供騙しは通用しないのでーす!! うぷぷぷぷ

.

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モノクマ「おまえらぁ~!

      午前7時になりました――――

苗木「……うぅ。7時か………急いで顔を洗って食堂へ向かおう……」

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まだ全然進まないな
まだ考えてる全体の1/10くらいなんだけど日常パート短くして早く裁判をすべき?

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苗木(…急いで食堂にむか―――

舞園「苗木君……今日は遅刻しなかったんですねっ」 ニコッ

苗木「ま…舞園さんっ!??!」

舞園「やっぱり…、そんなにビックリして……私って苗木君に嫌われちゃったんでしょうか……

苗木「えぇっ!?……どどどどうしてっ?!」

舞園「だって……、夜に私の部屋に来てくれるっていったのに…………

苗木(………うぅ…

舞園「私……待ってたんですけど…、結局来てくれなかったので…てっきり嫌われたのかと

    思って………。それで、私の考えすぎかとも思ってですね…、朝は昨日と同じように過ごして

    苗木君の様子を見て判断しようかと……」

苗木(……ここで判断を間違えたら舞園さんを傷つけてしまうかもしれないぞ…!

    正直に話すか…、それともウソのいい訳をしてはぐらかすか……

    これから朝食だし…、早く決めた方がいいな……>>117

正直に話すルート

 舞園>>>霧切だろkj  ただしさくらちゃんマジ天使

舞園はスタートダッシュ決めた後に前記の4人に抜かれる

苗木(……どうせ朝食で霧切さんやセレスさんと会ったときにバレルかもしれないし……

    正直に話したほうが……いいよな…。)

舞園「……えっと…、苗木君?」

苗木「じ、実は…、昨日の夜は霧切さんの所に行ってたんだ……」

舞園「き…霧切……さん………ですか?」

苗木「う……うん…そうなんだ………

舞園「そう……ですか……、分かりましたっ」

苗木「………えっ?

舞園「早く朝食に行きましょうよ!」

苗木「…………怒らないの?」

舞園「どうして私が怒るんですか…………?

    そりゃあ、霧切さんより前から苗木君と約束してたのに後から来た人に苗木君を取られたのには

    腹が立ちますけど…………

苗木「………けど…?」

舞園「わた………………ですし……」

苗木「……え…?」

舞園「……だから……そのぅ………私が……今度から苗木君に迷わせないくらい……

    ………魅力のある女の子になれば……いいですから………ね?」

苗木「………えっ…そんな……」

苗木(舞園さん……一瞬しか見えなかったけど……泣いてた……よな?)

苗木(………もう悲しませないようにしよう………)

          ギュッ……

舞園「……クスッ、苗木君は優しいのか意地悪なのか分かりませんね……」

苗木「………………エスパーだから?」

舞園「………はい……

苗木「……」

舞園「………………冗談ですよ…」 クスッ

苗木「……」

舞園「はやく食堂の方へ行きましょう!!

    苗木君のせいでまた遅刻してますよっ?!」
.

>>120
君のところのディスク不良品だったんじゃね?
俺のディスクだと舞園さんと仲良く脱出できてるから

苗木「あ…、う、うんっ!」

  タッタッタ
        タッタッタ

苗木(舞園さん…、泣いていたように見えたけど気のせいだったのかな?)

苗木(……………いや………やっぱり……チラッと見えたけど目元が赤いな……………)

――――――――――――
―――――――――
――――――

圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖
====================================================|§|========
                                         ̄
 ̄/|
//j |                                              【 食堂 】
/| :|

: | | |            r───‐┐    r───‐┐           _
| | |ノ            |        |    |        |              |\\
|:jノ           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\     |\\ヽ
ノ        /                              \     |  \||
        /                            \_」    ||
          /                                \ \  ||
         l ̄厂 ̄「 ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄厂  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ 「「 ̄ ̄|  \||
        / ..:| : / .:ノ|        |∨ i |: |        ト、ヽ  :i |  i  |二二||
        ノ .::/ ..:|: | .:/:/|        ト } .::ノ ./|        |:.:}ノ  /.j .:|  ||| ||

.

石丸「君という奴はっ! 集合の時間から十分と二十六秒遅刻しているではないかっ!!!」

江ノ島「なははっ!! 苗木おっそ~いよ?」

桑田「つぅかさ! 何なのお前ら? 遅刻するときも二人仲良くって出来ちゃってるの…!? ん?」

大神「……やはり、一度の失敗ならば人間有るものだが続けて二日ともなるとな……」

苗木(うぅ…、なんなんだよ…この空気……)

舞園「ごめんなさい…。ちょっと私が準備に手間取っちゃって……苗木君に待っていて貰ってたから…。

    苗木君が遅刻したのは私のせいなんです………」

山田「なぬぅぅぅ!!! それはギャルゲエロゲのお約束の展開じゃないかぁあぁぁ!!

    羨ましすぎるぞ苗木誠殿ォォォォォォ!!!」

不二咲「でもぉ……、苗木君たちは来たけど…来てない人もいるし………」 ハァ~

苗木「来てない人……?」

舞園「ざっと見て……十神君と腐川さん……それと…葉隠君と大和田君……ですね」

苗木(えっと……まずは事情を聞こうかな……

    とりあえず>>127さんに事情を聞いてみようかな)

    ※十神,腐川,葉隠,大和田を除く

ふじさき

ふむ、支援

苗木「ねぇ、不二咲さん……」

不二咲「え……な、何かなぁ?」 ドキッ

苗木「四人は何かあったの?」

不二咲「えっ……えっとね…、実は来てないのは二人なんだ……

苗木「…二人?」

不二咲「う…うん…。十神君と腐川さんが来てなくって…、それを…えっと、大和田君と葉隠君が

     二人を呼びに行って………」

苗木「あれ…?」

不二咲「…どっ、どうかしたのぉ?」 オロオロ

苗木「いいや、何でもないよ。ありがとう。不二咲さん」

不二咲「えへへ、どういたしまして」 ニコッ

苗木(でも……、葉隠君と大和田君が食堂から二人を探しに出たんだったら……―――

舞園「苗木君…、ちょっといいですか?」

苗木「あっ、舞園さん? 舞園さんも事情を聞いたの?」

舞園「あ…、はい。でもちょっと気になることがあってですね……」
.

裁判最後のまとめ漫画の舞園さんが可愛い

苗木「僕もなんだ……。舞園さんに聞きたいことがあるんだ」

舞園「……聞きたいことは分かってますよ。クスッ

    私は苗木君を廊下で待っている間、大和田君と葉隠君を見てません」

苗木「本当に…?」

舞園「私が苗木君にウソをつく訳ないじゃないですか

    苗木君を待っている間…、私は誰とも会ってませんよ?」

苗木「そ、そうだよね」

苗木(一応、今の舞園さんの発言は覚えておいたほうがいいな…。)

苗木(まったく関係ないだろうけど…、舞園さんの言っていることから考えると

    結構、舞園さんも遅刻スレスレな時間に部屋を出ているんだな………)

                ,..-,
               , ':/;;:/:::
                ,'::/;;:/:::
   、――,        ,'::/;;:/:::   _______,
  /:: :: :: ;ヽ      ,'::/;;:/:::   /:: :: :: :: :: :: :: :: ::/:)   New 舞園さやかの証言
  l;;;; ;; ; ;; :l::::.    l/;/:::.  /:: !:: :: ;:; :; :;:; :: :/:/::
  `ー―‐'::::     /::::::::.   /:: :; :: :: :: :: ;' :: ::/:/::   〔苗木を廊下で待っている間、舞園は誰とも会っていない〕
     :::::::::::     /::::::.   /:: :#:: :: :: ;: :: :: ::/:/::
           ′     /;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;;/:/::.
                 '三三三三三三l:/:::::

>>130
  `¨ - 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ

      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´

           ̄ー┴'^´

舞園「苗木君……それは違いますよ……」

苗木「……えっ?」

舞園「その…言いにくいんですが……、どうせ苗木君の事だから時間通りには出てこないだろうと思って

    廊下は寒いので私も起きてはいるんですがギリギリまで部屋にいるんです……」

苗木「…ど、どうして僕の考えていたことをッ!?」

舞園「エスパーですから」クスッ

苗木「……ははっ」

霧切「それなら別に何の問題もないわね」

苗木「うわっ!? 霧切さんっ?!」

霧切「苗木君たちが何の勘違いをしているのか大体分かるけれど、大和田君と葉隠君は早い時間に

    出て行ったみたいだし、別に舞園さんが二人を見ていなくても変ではないと思うわよ?」

舞園「……なるほど…」

苗木「…………」
苗木(そうだとしても…、だとしたら逆に早く出たんなら探す時間が長すぎないか?)

舞園「苗木君………?」

霧切「…………」

これ確か次回作フラグたってるよね?

苗木「………霧切さん……おかしいよね?」

舞園「……………?」

霧切「…………そうね」

舞園「えっと…、何がですか?」

セレス「よろしいですか? つまり、舞園さんの先ほどの証言を当てはめてみた所――――

山田「………この狭い学園を探し回っているにしては…時間が掛かりすぎているのさ。お嬢ちゃん達(キリッ」

セレス「人の台詞を取るんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!

     この豚ぐぁぁぁああぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

山田「はひっ! ぶぶぶ豚は自重を覚えますゆえお許しをぉぉぉ!!!」

舞園「なるほど……確かに変ですね……」

セレス「ふふっ…、長いかくれんぼをお楽しみになられているのでしょう……」

山田「…それにしても、となるとやは―――
セレス「……………チラッ」 グググ
山田(こここここのオーラは殺られる……!!)

舞園「やはり…………?」

山田「や……山田一二三殿がログアウトしました………」

舞園「………ログ…アウト……?」

?「まぁ~た楽しそうにやっとるべ!!」

?「オウ…、もう飯冷めちまってるじゃねぇ~か」

苗木(この声は……)

苗木「葉隠君と大和田君………?」

桑田「あー! 遅いんだよお前ら! もう飯食おうかと思ってた所だったぞぉ!!」

大和田「オウ…、すまね~な。探すのに手間取っちまってよぉ」

石丸「そうだっ! 兄弟と葉隠君は二人を探しにいったのではないのか!

    肝心の二人の姿が見えぬではないかっ!」

大和田「それだがよぉ……、十神と腐川の野郎は飯は一緒には食えねーだとよ……」

霧切「なるほどね…。十神君らしいわね……」

不二咲「大分、探すのに手間取ってたみたいだけど……二人はどこにいたのぉ?」

葉隠「おうっ! オレの占い通り図書室で本を読んでたべ!」

苗木「………図書室…?」

セレス「図書室といえば…、順当にこの食堂から探索していった場合に番号でも大分先頭の方になるのでは?」
.

葉隠「おう。そりゃあそうだべ。どうせオレっちは部屋には居ないと踏んで

    図書室は結果的に五番か六番目に調べた場所だからべ」

朝日奈「それがどうしてこんなに時間が?」

大神「最短で調べていけばものの五分で済んでもおかしくはないが………」

葉隠「何を言うべ! ランドリーの洗濯機を一つずつ中まで点検して

    浴場のところのロッカーを一つずつ端から調べていったら普通に探索してもこの時間になるべ!」

桑田「なっ……アホアホアホアホアホ!!

    普通常識的に考えてそんな場所に人はいねーだろぉ?!」

葉隠「何を言うべ! 探し物の基本は隅々まで調べつくすことだべ!!」

不二咲「でもぉ……大和田君も…、それを手伝って?」

大和田「あ…あぁ…。超高校級の占い師って言うから……何の気なしに……な……」

不二咲「そっかぁ~……」

霧切「聞かなくても分かるけど一応確認として…、腐川さんも十神君と一緒に?」

葉隠「そうだべ! まぁ、腐川っちの一途な思いには心が打たれるべ!」ガッハッハ
.

朝日奈「……なんだか呆れちゃうね……」

大神「………ふむ…大きな事件にもならずに……一安心か……」

石丸「では、居ない面子の事を考えても仕方があるまい!

    食事といこうではないかっ!」

>>136
そうなんすか。FDとかか?

舞園さん出てくるならなんでもいいよ。

眠いので寝ます

保守時間目安 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

                     _____
           r⌒ヽ、   .  / ー  ー\
          / \  \. / ( ●) ( ●)

         _/ / ヽ   /     (__人__) \
        〈__/  . |  |       ` ⌒´   |
             /  .\     i⌒\   /

              /   / ⌒ヽ, _.ヽ  .\/   起きたけどこれからバイトだ
        .__   r  /     |/ー、\   \
          "ヽ |  i,        ノ   .\^   i     夕方には帰るお
            | ヽ./ ヽ、_../   /     .  ヽ、__ノ
            i /  //  ./
            ヽ、_./ ./  /
                / /
              ノ.^/   ダッ
           |_/

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――――――――

舞園「うぅ…朝からお肉って結構重たいですね……」

葉隠「まぁ、そんな言うても食材を買出しにいける訳でもないしなぁ。

    あるもんんで我慢して貰わんとしょうがないべ」

苗木(………僕としては別に構わないんだけど…、やっぱりアイドルとかは体形とか気にするのかな?)

舞園「そうなんですよぉ…、ちょっと太ったら衣装とか着られなくなっちゃいますし………」

苗木「………え?」

舞園「ふふっ、苗木君の考えてることならなんでも分かりますよ?」クスッ

霧切「……………エスパーだから?」

舞園「……ええ、そうですね。まぁ…、霧切さんのことは全然分かりませんけどね?」 ニヤァ

霧切「…それは助かるわ……」 プイッ

舞園「くすっ。 まぁ、霧切さんの事なんて知りたくもないですけどね」

苗木(……なんなんだ…、この空気は……)チラッ

桑田(いや…、オレの方見るなよ…自分で何とかしろよな……)チラッ
.

苗木(そ……そんな悲しいこと言わないでよ……)チラッ

江ノ島(なになにぃ?! 修羅場って奴ゥ!? 苗木がんばれぇ!)チラッ

苗木(……目は口ほどにモノを言うってこういう事か………)

霧切「……何なの? 理解できないわ…、察するに昨日の夜なりに今日の朝なりに

    私が少し苗木君と話をしただけで妬いてるのかしら?」

舞園「……………!!」

不二咲(な……苗木くん………何とかしてよぉ……)チラッ

山田(苗木誠殿ォォォ!! だから攻略ヒロインは最初から一人に決めてスタートしろとあれほどっ!!)チラッ

石丸「……ま、まぁ二人とも! 今は朝食の時間なのだし…けけけけ喧嘩は止めてだな――――

舞園「喧嘩なんてしてませんっ!! そんな問題児みたいな言い方は止めてくださいっ!!」

石丸「――うっ! し…失礼した!!」

大和田(こりゃぁ……ダメかもしんね)チラッ

苗木(うぅ……、みんなの視線が痛い……霧切さんと舞園さんは気づいていないみたいだけど………)

セレス(………チラッ………………プイッ)

苗木(セレスさんに限ってはこっちを見てもくれないし……どど、どうすれば………)
.

今飯食い終わって洗い物と洗濯終わらせて
今から風呂なんだよ風呂ぐらい入らせろよ







完結まで書くので保守お願いします。

苗木「あ……あのぅ……ふ、二人とも……?」

舞園「大体ですねっ! べべべ別に苗木君とは友達ですからっ!……そ、そんな………

霧切「友達ってのならいいじゃない、クスッ……私もただ友達に相談があるから夜にちょっと呼んだだけよ?」

苗木「……い…、いや…だから……あのぉ………

舞園「………と…友達だからって夜にふふふふ二人で会うなんて!! 不健全ですっ!!

霧切「あら…、貴方に言われたくないわ……、貴方が部屋で苗木君と会っていたことはここにいる全員が

    腐川さんから聞かされて…、朝日奈さんと大神さんも見ているのよ?」

舞園「うっ………

霧切「それに、“友達と夜に二人で会うのが不健全”っていうのなら…貴方は苗木君との関係はなんなのかしら?」

苗木「い…いや、だから………舞園さん…………?…………き…………霧切さん………?」

舞園「わ……私は……そ…その……苗木君とは………その………えっと………

葉隠(女同士の戦いってのは怖いべ……)ヒソヒソ

大和田(ああ……なんか……こう…、オーラがあるな……察よりこえーかもしんね)ヒソヒソ

霧切「いい機会だしはっきりするのもいいかもね……、貴方は苗木君とどういう関係なの……?」

葉隠(こりゃあ昼ドラ並みにドロドロしてるべ……怖いべ……)ヒソヒソ
.

セレス「ふふっ……それはわたくしも気になるところですわ……。

     苗木君をわたくしのナイトにしようと思っても苗木君とセットの“おまけ”は必要ありませんから……」 ニコッ

苗木「………せ……セレスさんまで…」

苗木(そ…それにしても…、日頃冷静で口数が少ない霧切さんが……やけに熱くなってないか?)

舞園「な……苗木君とは……その……じょ…………助手ですっ!!

    ………わ……わた………私は苗木君の“超高校級の助手”なんですっ!!!」

霧切「…………ふふっ……助手………ね………

舞園「なにかダメですかっ!?

山田「おのれぇ…苗木誠殿……、

    き…貴様我らがさやかタソに夜の助手を強要していたのかぁぁぁぁ!!」 モノゴッサ許せねェェェ!!

石丸「や…山田君!……はは……破廉恥だぞっ!?……止めたまえ!!」

霧切「……別にダメでもなんでもないわ、助手ってのは……

    友達がやったらいけないことでもやってもいいご身分なんでしょう?」

江ノ島(……うわぁ…、朝から修羅場ってますなぁ……)ヒソヒソ

大神(あの霧切が……あそこまで熱くなるとはな………)ヒソヒソ
.

霧ちゃんかわいい

舞園「…………!

苗木「や…………や………

舞園「わ……私は苗木君のことを――――――!!!

苗木「止めろォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!

全員「――――………………!!!!!!!!!

霧切「……!?
舞園「……え……?

苗木「ふ……二人とも……もう止めて欲しいんだ……、二人がそんなだと……

    みんな……困ってる……し……ご飯が…おいしくなくなったら……悲しいでしょ?」

江ノ島(困ってるてか、私は結構楽しいんですけど……ゲフンゲフン)

霧切「……私も……ちょっとアツくなり過ぎたみたいね………」

舞園「……………ご…ごめんなさい………」

山田「ぐぬぬ……フラグを乱立させよってからにぃぃぃぃぃ……!!!!」

              セレス「…………苗木君………」 ボソッ

山田(………?……セレス殿…何か申したのか?………拙者の気のせいでござるかな……?)

不二咲「よ……よかったぁ……、ぼ…僕……怖くってぇ………」 オドオド

>>171
舞園さんがかわいいんだよ
偉い人にはそれが分からんのです

さくらちゃんマジ天使
舞園さんまじハァハァ
霧切さん解説キャラ乙

これで決まりだろ

苗木(と……とにかく……、なんとか収まってくれてよかった………)

葉隠「それにしても怖かったべ………」

桑田「ま…まぁ、話も丸く収まったみたいだしぃ? オレは部屋にかえっから?」

         ダッダッダッ


苗木(僕も食べ終わったし部屋に戻ろうかな……………

モノクマアナウンス「えー、マイクのテスト中ですー、あ。あ。あ。

苗木(………なんだっ!? モノクマのアナウンスだ………!)

葉隠「なんだべぇ!! こいつの声なんて聞きたく――――

霧切「――静かにして、放送を聞き漏らしちゃいけないわ……」

葉隠「うっ……お…おう……だべ…」

苗木(……あれ? 舞園さん……メモ帳とペンなんて持って………?)

モノクマアナウンス「生徒の皆さんにご連絡しま~す。

         これより、学園長モノクマより大切な連絡がありま~す。

         皆さんは至急、体育館までお集まりくださ~い。

         遅れるなよぉ? ビシッ! 」

. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: やばいゲーム売ったから校内MAPがなくて事件のネタが作れねぇ
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  自演で保守  ググって探してる
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄

苗木「こ……これって………」

朝日奈「な……なにが起こるの……………?」

葉隠「と……とにかく…だな!」

大神「行くしかあるまいて………」 フム

石丸「遅れないようにしなければなっ!!」



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     |三三三三三三三三三三三三三|川|三ニ//」______//」三三三三三三三三三三三
     |三三三三三三三三三三三三三|川|ニ.//」______//」三三三三三三三三三三三三


モノクマ「遅いぞぉ……?(怒)   呼ばれたらすぐに来いよな!(激怒)」

苗木(…十神君達と桑田君は……………)

舞園「十神君と腐川さん、桑田君も全員揃ってますよ? どうやら私たちの集団が纏めて最後だったみたいですね」ニコッ

苗木「………え…エスパーだから…かな?」

舞園「はい……!」クスッ

苗木(慣れろよ…って思うけど……、やっぱりいつでも驚いてしまうな…………)

舞園「……まぁ、冗談ですけどね」 ニコッ

十神「……おい…何のようで呼び出した? 全員揃ったようだぞ? 早くはじめてくれないか?」

大和田「…………チッ……ムカつく野郎だ………」 ボソッ

モノクマ「まぁまぁ! そう焦るなよぉ(汗) 実はお前らにいいお知らせがあるのです!」

舞園「………お……お知らせって……また……あのDVDのような…………?」 ガクガク

苗木「………舞園さん………」

苗木(…………震えてる………またあのDVDの事を……………)


・  ━  ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━  ━  ・

      …  ─ ── ─── ──────────────── ─── ──  ─…
                …… … ────────────── … ……
                          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

     ―――数日前に、僕達に事件の黒幕であるモノクマから配られた映像。

          その映像は、この閉じ込められた空間の中で殺人を起こすこと促す“動機”

          が映し出されていた。 そう……僕はそのDVDから衝撃の映像を見た……。


          この学園に入学する前に自宅で撮った一枚の写真。

          それが冒頭で映し出される。驚くべきことには黒幕が何故僕の写真を持っていたかかもしれないが。

          それすらも、再生を続けていくうちに訪れた『動機』に比べれば小さい物になった。

          家族全員で写った写真が……いいや、写真の先にある僕の家、そして家族が『動機』となった。

          ボロボロになった家、消えた家族……、もちろんどうなったかなんて安否は分からない。

          そして最後にこの言葉が映し出された。

          苗木君の家族はどうなってしまったのでしょうか?

          『正解は卒業の後で――――――

                         _________
               …… … ────────────── … ……
      …  ─ ── ─── ──────────────── ─── ──  ─…

・  ━  ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━  ━  ・

苗木(………舞園さん……………何を見せられたのかは教えてもらえなかったけど…………
.



--------------------------------------------------------------------------------

                  :        『そんな………そんな………』
                  i
                  ;    『どうしてなのっ!!私は……!』
                     .|
                  |        『ずっと……私のそばに居て…………』
                  |:
                  。    『……グスッ……それなのに………』
                  |
                       !   『……苗木君…、私……人を殺そうって一瞬でも考えて
                     :|                           しまいました……』
                  :
                    :!        『私は“超高校級の助手”になりますからっ………!』
                     .;: 。
        ポタッ     、  .  |   .。             『それなのに………どうして……』
                   ゚ ,、人,、'
                `^⌒^´:::      『こんなのって………ひどいですよ……』

--------------------------------------------------------------------------------


苗木(……ずっと…、泣いて震えていたんだ………、

    やっと最近…、少しずつ思い出さなくなったって言っていたのに………)


苗木「……………クソッ…モノクマめ…………」 ボソッ

モノクマ「……前回にはせっかくとっておきの殺人も納得っていうスペシャルな動機を用意したんですがぁ……!

     オイ! 死亡者ゼロ人ってどういう事だよ………!(怒)」

石丸「何度も言わせないで頂きたいっ!

    あのような軽々しい動機では、我々は人を殺したりなどしないっ!!」

朝日奈「………そうだよ………!」

大和田「そうだ! 兄弟…! よく言ったぞっ!!!」

セレス「わたくし………ここでの生活が気に入っておりますの……ふふっ」

舞園「……………………ぃゃだ…………」 ボソッ  ガクガク


 ―――体育館の集団から少し離れた位置に着けていた僕と舞園さんだけど……、

      舞園さんは下を向いてずっと震えている。もしかしたら泣いているのかもしれない。

      僕と舞園さんの一番近くには霧切さんがずっとモノクマと僕達とを見比べていて、

      他の全員は各々感じるところを顔に出しながらモノクマの次の発言を待ち、視線はモノクマからぶれていない。


苗木(………声を掛けたいけど……なんて言えばいいんだろう………僕なんかが……

    ……彼女を救えるわけなんて無いのに……)
.

寝ます

モノクマ「さてぇ? それじゃあ、そうだなぁ………。

    ここに全員の名前が書かれたポチ袋が入ってま~すっ!

    僕からのお年玉にこの袋の中には、みんなの恥ずかし~い秘密が書かれてま~す!

    もしこれからも、こんなつまらない日常を続けるって言うんでしたら――――

苗木「………………」

霧切「………………」

舞園「………っ……!」 ビクッ

モノクマ「この秘密を、外の世界の全員を含めた文字通り『全ての人』に暴露しちゃいま~す!!」

朝日奈「……………そんな!」

大神「……………まさか………」

十神「……………フンッ……」

――――――――――――
―――――――――
――――――

モノクマ「はい……、次は苗木君ねぇ~!(嬉)」 サッ

苗木(…………恥ずかしい秘密って………)
.

          _____
         / ヽ____//
         /   /   /
        /   /   /
        /   /   /         苗木(…………一体何が…………)
       /   /   /
       /   /   /
      /   /   /
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

       |                    |
       |                    |
       /    ̄ ̄ ̄ ̄      /_____
       / 苗木誠は小学校の  /ヽ__//
     / 中学年までおねしょ  /  /   /
     / をしていた!     ./  /   /     苗木(なっ……………!!!!!)
    /   ____      /  /   /
   /             /  /   /
 /             /    /   /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   /   /

                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


苗木(どどどどうしてモノクマが知ってるんだっ………!?)

苗木(………他の人も……驚きを隠せないみたいだ………)

石丸「ま…待てっ! 確かに…、このような秘密を暴露されることは恥ずかしいが……………――――

モノクマ「………………んん?」 うぷぷ

石丸「いいかねっ! こんな秘密を守るためという『我が身の保身』の為に!

    人を殺してしまう人なぞ僕達の中にはいないぞ……!!」

江ノ島「………………いやぁ……ちょっとこれは………」

腐川「どどどうして…どうしてこいつらが……この事を知ってるのよぉぉぉ!!!

    こんなのが暴露なんてされたら生きていけないわぁ!!!」

葉隠「ちょっと……こりゃぁ………何をしてもバレるのは勘弁だべ………」

石丸「なっ……………!」

モノクマ「はたして本当に石丸君の言うように『強い』人間ばかりなのでしょうかぁ?!」

石丸「………しかしっ……!!」

大和田「…………強い……?…………保身の為に……?……兄弟は………強い……?」 ボソッ

大神「…ん?……大和田……何か申したか………?」

大和田「………強い………強い……俺は…………強い………」

大神「………………?」

十神「ふんっ………この程度の事しかどうやら俺の事を調べることは出来なかったようだなぁ?」
.

モノクマ「…………およぉ?……十神君は大したことないとぉ?」

十神「無論だ…、用はこれだけか? 俺は失礼するぞ?」

               タッタッタッ

セレス「まぁ、わたくしも誰かを殺してまでここを出たいとは思いませんわ………」

山田「せ……セレス殿…………拙者もっ!!!

セレス「……………?」

山田「拙者も………! この程度の事で誰かを殺めたりは致しませんぞぉ!」 フンッ

朝日奈「そ………そうだよねっ……!!」

セレス「……ふふっ…………それに、この学園に居る限りにはCランクのナイト様もいらっしゃいますしね」 ニコッ

山田「ナイトとは………拙者の事でござるな…!」 キリッ

セレス「んな訳ねぇぇぇだろうがぁぁぁこの豚ぐぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

山田「ひぃ…! 豚が調子に乗りましたぁ!!!!!」 グァァァァ

葉隠「ま……まぁ、そう言われてみれば……秘密がばれても死ぬわけじゃあないしな………」

朝日奈「そっ……そうだよ! こんなので誰かを殺すなんて間違ってるよ!!」

苗木(み………みんな…………!)
.

15時からバイトなんでいってきましあ

この話って舞園が殺しを思いとどまったらっていうifだよね?
現状は舞園、セレス、霧切の好感度がMAX状態で、裁判してないから2階以降も未開放ってことでいいのかな

>>203
現状は何か何も考えずに図書室にいた~って話を出しちゃったので
2階まで解放されてる。
って位でお願いします。飯と風呂があるから深夜前から深夜帯早朝前まで書きます

モノクマ「さてぇ? みんなは殺しなんてしないって言っておりますがぁ?

    よ~く辺りをご覧くださ~~い! うぷぷ」

苗木(…………なんだっ!?)

モノクマ「そこだよ!そこ! プイプイ(指差しながら)

    舞園さやかさんはさっきから貰った袋の中を見るわけでもなくぅ…?

    ずぅぅっと下を俯きながら独り言を呟いておりますがぁ?

    おろろ…もしかして殺る気になったとかぁ?!」 うぷぷ

苗木「………なっ!」

舞園「………………………」 ガクガクブルブル

石丸「ま………舞園君…………!!」

朝日奈「………さ……さやかちゃん………?」

不二咲「…………………」 チラッ

山田「さ……さやかタソ………?」

舞園「………………………………」 ガクガクブルブル

苗木「モ……モノクマめっ! 卑怯だぞっ!!」
.

モノクマ「卑怯……? 卑怯ってなんだぁ?

    所詮なぁ……! この世は騙しと殺しで人間には生きるか死ぬかしかないんだよぉ!!

    例えばぁ?! よ~く考えてみてよぉ! 日本中の国民的アイドルの舞園さやかさんにはぁ!?

    テレビにもドラマにもはたまた生でライブとしてもぉ!国民を沸かせている舞園さやかさんにはぁ!?

    どんな秘密があるのですかねぇ!!」

不二咲「………そ……そんな!………だ……誰にだって知られたくないことなんて……ことなんて……

モノクマ「……おろぉ?……なんですかぁ?不二咲さん…?

不二咲「……ことなんて………ことなんて……誰にだって知られたくない事はあるよ!!!!!!!!」

石丸「ふ………不二咲くん…………」

大和田「お……おまえ…………」

朝日奈「そ………そうよっ! 知られたくない秘密くらいみんな持ってるよ!

     さやかちゃんだけに限った話じゃないよ!!」

モノクマ「おろろぉ? 『誰にでも知られたくない秘密』くらい持ってるんならぁ?

    それを守るためにやっぱり人を殺すのかなぁ…? 常識的に考えてぇ?」

大神「……き……貴様…………」 プルプル
.

モノクマ「……どうなんですかぁ? 例えばぁ……最初に調子乗った発言をしたぁ……不二咲さん…!!!」

不二咲「え…………――

モノクマ「…なんなら! ここでお前の秘密をバラしてやってもいいんだぞぉ!?

    やっぱりバラされたくないよなぁ? 秘密は秘密にしておきたいよなぁぁ? んん?」

不二咲「……………うぅ………い……今は………ダメだよ………」

モノクマ「だったらぁ!? ここでいっちょ誰かを殺ってしまえばいいんだよぉ!!!」

桑田「アホアホアホ!! 黙って聞いてりゃあ好き勝手いいやがって!!!」

モノクマ「おろろぉ? 今日は問題児が多いですねぇ(怒)

    次は桑田君が僕になんて綺麗事を言ってくれるのかなぁ!?(ワクテカ)」

桑田「お前にだって秘密の一つや二つはあるはずだぞぉ!

    それは誰にもバラしたくない秘密ってのがなぁ! あるだろぉ!? クソボケウンコタレェェ!!!」

モノクマ「うぷぷ……そんなものは僕にはないよぉ?」

桑田「なにぃ………?」

モノクマ「なんていってもなぁ! 僕はクマだからぁ!!!

    モノクマ学園長にはそんな秘密はないんだよぉ!!!」
.

十神「おい………そこまでにしたらどうだ……?」

苗木「と……十神くんっ!?」

モノクマ「おろろぉ? 先に帰ったと思われた十神君がどうしてまたぁ?」

十神「貴様には関係ない話だ……」

モノクマ「あれぇ? 分かったぞぉ!?

     お前あれだろ! 先に帰ったけど誰も戻らないから淋しくなって戻ってきたんだろ!!」

十神「………黙れ……」 クソッ

舞園「……………………」 ガクガク ブルブル

十神「………チラッ……フンッ……」

葉隠「いけ好かない野郎だべ! 何しにきたべ!!」

腐川「グギギ……あんた何て口の聞き方してるのよぉ……」 グギギ

霧切「……貴方がわざわざ戻ってきたという事は……何か理由があるのよね?」

十神「ふんっ……当然だ。 用件だけを聞かされて解散になるのかと思ったら? 長い間待ってみたが、

    誰一人帰ってこない……、これはモノクマが何か喋っているのかと思ったらなぁ。それを確認しにきたら案の定、

    予想に反してそこのバカが一匹今にもモノクマに暴力を振るおうとしている瞬間に立ち会った訳だ……」 ふんっ
.

桑田「あ゛!? バカってのは俺のことかぁ!?

    バカって言うやつがバカなんだよぉ! クソボケウンコタレぇぇぇ!!!!!!!!」

十神「止めろ、熱くなるな。校則を忘れたのか?」

苗木(そうだ……校則には学園長への暴力は禁止だって書いてあるんだ……)

モノクマ「僕は構わないよ? クマは暴力に対する答えは一つしかないと思ってるんだ!」

十神「面白い…、なんだ?」

モノクマ「それは暴力さ………!」 ギランッ

大神「……余りにも弱い………哀れな………」

十神「ふんっ……、その答えは俺も分からんでもないが……、どうするんだ桑田?

    ここで一つ、その暴力とやらを受けてみるか?…………死ぬぞ?」

桑田「……あ………アポ……………」

モノクマ「あのツンツンツンツンしてる十神君が仲間を助けてるよ…!

    クラスメイトとの絆が芽生えるなんて……感動だなぁ!!」

石丸「……と、十神君!! やっと改心し―――――

十神「ふんっ、勘違いするな……俺はただバカは残しておいたほうが後々便利だと思っただけだ……」 フンッ
.

桑田「あ゛あ゛ぁ!? てんめぇ! ぶっ殺すぞぉ!!!???」

十神「面白い……ふふっ………俺を殺してみろ……、裁判をするまでもなく

    お前がクロに決まって処刑って奴を受けてみるか?」

桑田「処刑だぁとぉ!?」

モノクマ「そうです! 処刑です! 言い換えれば死刑ですっ!」 うぷぷ

桑田「…………チッ……くそっ!!」

十神「ふんっ………腰抜けめ…………」

桑田「あんだとぉ!?――――――

舞園「や…やめてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

全員「―――――!!!!!

苗木「ま……舞園さん…………?

十神「………黙れ…、さっきまで怖くて震えてたような奴が何の用があって口を開いた?」

朝日奈「ちょっと!! アンタ黙って聞いてたら――――!

舞園「やめてください………怖かったのも…震えてたのも事実ですから…………」

苗木「………ま……まい…ぞの………さん…………」
.

舞園「そ……それよりも……こんな所にずっと居てもはじまりませんし……か、解散…しま……しょう……ね?」

十神「ふんっ、そうやって殺人の計画でも練るか?」

朝日奈「ちょっとアンタいい加減に――――!

苗木「止めるんだ!朝日奈さん!!!

    舞園さんの言うように……ここはもう解散しよう……」

朝日奈「で………でも…………

大神「大丈夫だ…、我が朝日奈を殺させたりなどしない………ドーナッツを食べれば落ち着くだろう?」

朝日奈「さ…さくらちゃん………」

霧切「苗木君の言うとおりね……、ここは解散しましょう」

セレス「ふふっ……それが宜しいですわ……、わたくしのナイト様は少々頼りがないのでこのような大人数だと

     守っていただけそうにありませんもの……クスッ」

十神「その前にだ、俺がここまで来たのにはもう一つ理由があってな………、

モノクマ「んんっ!? 何かな何かな!?」

十神「お前は……、何人いる?」

モノクマ「おろろぉ!? クマはばっかだから質問の意味がよく分かりませんがぁ!?」
.

十神「…黙れ、必要最低限だけ口を開け………、お前の中身が人間じゃあないってことは

    分かりきった話だ……、その結果…思考としては当然だがお前を操る人間がいることは確定だ」

モノクマ「おっとぉぉ!? 正解かは置いておいて十神君の推理パートだぞぉ!?

    みんなもっと聞けぇ!?そして発言をゆさぶって証拠を炙り出して詳しく話を聞いて最後に

    「異議ありっ!」って言ってやれよぉ!?!?」

十神「……俺は学園中をくまなく探し出し、ありとあらゆる場所でお前の名前を叫んだ」

霧切「……………」

十神「するとどうだ? いつも名前を呼んだら三秒と経たずに飛び出してくるお前が、どこで名前を呼んでも

    いっこうに姿を見せないじゃあないか?」

霧切「…………成る程ね………」

セレス「…………ふふっ……そういうことですか…………クスッ」

モノクマ「…………………」

十神「……バカってのは怖いなぁ? 案外この場で一番のバカはは桑田でも葉隠でも朝日奈でもなく、

    お前なのかもしれないなぁ…? モノクマ学園長……? フフフッ」

モノクマ「…なんだってぇ? もっぺん言ってみろやぁ!!」
.

十神「………お前のミスは俺という『超高校級の完璧人間』がここから出るときに俺を引き止めなかったことだ……」

セレス「…………その表現方法は間違いですわね…………」

霧切「正しくは…、自分の監視が行き届かない場所に人を流してしまったこと……かしら…」

石丸「ま…待ちたまえ! 僕には何がなんだかさっぱり分からないぞ!

    もっと皆に分かるように説明したまえっ!!!」

十神「………ふんっ、俺は頭の悪い単細胞に何度も説明してやるほど暇はない………

大和田「あ゛あ゛ぁ!?」

十神「……そうだな、俺以外に状況を理解しているのは…霧切とセレス………それに……おい、苗木………」

苗木「えっ? ぼ……僕?」

十神「そうだ、お前だ……、ここにいる単細胞に分からせてやれ……、つまりどういうことかをな………」

苗木(………まずは状況を確認してみよう………、

十神「そうだな、そのまま普通に話してもこの単細胞共は何のことか分からないだろうからな。

    餓鬼に絵本を読み聞かせてやる要領で噛み砕いて説明してやれよ?」

桑田「…………くそっ、アホ野郎が……」

大和田「………畜生、ムカつく野郎だ…………」
.


石丸「苗木君! 分かっているのなら早く教えてくれないか!?」

苗木「え……えっと…一つづつ考えてみようよ。………まず…、モノクマは人間じゃあないんだ……、

    それはみんなだって分かってるよね?」

不二咲「……う……うん………だって爆発もしてるし………」

苗木「それじゃあ、次に考えられることはモノクマは人間じゃないとして…、考えられる可能性は何なのか……」

山田「常識的に考えて……! それはもう『機械』一択でしょうなぁ……!」キリッ

苗木「そう、それじゃあモノクマはこの学園に何体存在しているのか………」

舞園「…えっと……爆発した時にすぐに別の機体が出てきましたし……複数体は存在しますよね………」

苗木「そのモノクマ全機体にモノクマを操作している人間は存在すると思う?」

桑田「えっと……機体は存在するんだからぁ? 操縦士もいるんじゃぁねぇ~の? 機体分の人数が?」

セレス「…………わたくし………おバカな人って嫌いですわ………」

桑田「………えっ!? ち……違う系なのっ!?」

苗木「よく思い出して欲しいんだ……、さっき十神君が言った事を………」

石丸「えっとだな…! 『学園中で名前を呼んでも一度もモノクマは出てこなかった』と言っていたぞ!!!」

苗木「そう……、その事から分かることは……………


霧切「モノクマを操縦している人間は……一人の可能性が高いってことよ………」

江ノ島「…………………」

石丸「な……なんという事だ!!」

十神「それでだ、学級裁判とか言うふざけた事をやることになってだ………お前の言う真実を信用していいのか?」

大神「…? どういうことだ……?」

霧切「…今だってそうだったじゃない、私たちを見ていたモノクマは十神君の行動に気づかなかった……」

大神「……そうか…、このような事が裁判とやらの真実を探る際にも起きないかを危惧しているのか……」

セレス「その通りですわ……、これでは学園長のミスで監視不足の際に殺人が起きた場合、最悪の事態では

     犯人が不明になってしまうかもしれませんわね……?」

十神「ゲームシステムが確立していないゲームに乗ることは俺には出来ないな……ふんっ」

モノクマ「大丈夫だよぉ!! 監視カメラには録音機能がついてるからさぁ!!」

十神「フフッ……そうか、録音映像でも見ている間にはリアルタイムの俺たちの監視が緩くなってくれるのかな?」

江ノ島「…………………」

葉隠「これじゃあ学級裁判なんてやる意味ないべ!!!」

朝日奈「そうだよ! 私たちは誰かを殺したりなんてしなくていいんだよっ!!」

寝ます
とりあえずさっさと裁判まで終わらせて舞園さんとちゅっちゅしたお

モノクマ「いや……お前ら忘れてると思うけど?

    手元にある恥ずかし~~い秘密があるんだよぉ?」

舞園「……………………!!!!」

腐川「……………グギギ……!!!」

石丸「いいかねっ! 秘密がばれようとも――――!

モノクマ「ちょっと待ったぁぁ!! 話がループしてるよぉ?? おろろ……。

    もう長話も面倒だし解散っ!! みんなとっとと体育館から出てけぇー!!!」

葉隠「…自分で集合を掛けておいてそりゃあないべ………」

モノクマ「いいから出てけぇー!!! 学園長命令なのだー!!(怒)」

山田「うぅ……そりゃあ仕方ないですな………」

十神「ふんっ………失礼する………」

朝日奈「………そ……それじゃあ私も…、さくらちゃん行こ…?」

大神「……………失礼する…」

葉隠「おっし! オレっちも失礼するべ!」

不二咲「………あのぉ……僕も……、失礼します……」ペコリ
.

腐川「………グギギ……ここは白夜様に相談するしか無いわ………」

        タッタッタッ

桑田「ほんじゃあ…、俺らも行っから…!」

石丸「苗木君の名推理には関心したぞ!!  それでは失礼する!!」

大和田「……苗木…また後でな」

苗木「う……うん……」

江ノ島「……………そ………それじゃあ……わ…私も………」

苗木「あ……うん、また後でね江ノ島さん…!」

江ノ島「は……ははっ………また後でねぇ!!」ニコッ

セレス「それではわたくしも……失礼しますわね?」ニコッ

苗木「あ……セレスさん…………」

セレス「ふふっ……、それでは山田君? ご一緒にいかがですか?」

山田「なぬっ……! ついに拙者にもフラグがっ!?」

セレス「いえ……、わたくし学園長にお会いしたせいか緊張してしまって………。

     お茶とお菓子を食べたいのですよ……」ニコッ
.

山田「あのぉー、それにどうして拙者が………?」

セレス「あら……言わなきゃ分からないのですか?

     よろしいですか? 山田君? それとも豚ってお呼びしたほうが………?」 ニコッ

山田「や……やっぱりそういうことでござったか………」 ハァ

セレス「ふふっ………」ニコニコ

山田「そ……それでは苗木誠殿、拙者は失礼致す………」

セレス「あら……宜しければ霧切さんもご一緒にどうかしら?」

霧切「……フフッ…私なんかと………?」

セレス「いえいえ……、別にわたくし理由もなく貴女をお誘いするほど物好きではございませんわ…?

     勘違いなさられては迷惑ですわ……?」 チラッ

苗木(………セレスさん……? さっき一瞬だけこっちを見たよな………

    ………いや、目は合わなかったし舞園さんを見たのか……?)

霧切「……………………そう……」 チラッ

苗木(………霧切さんも……さっき一瞬だけこっちを見たな……今度は絶対に………)

霧切「……………………残念ね…、悔しいけど今回はそのお誘いを受けておくわ………」 フフッ
.

セレス「あら………残念だったのですか……?」

山田「………………?」
山田(……何の話かさっぱり検討もつかないでござる………)

霧切「えぇ……残念……、実はちょっと楽しみにしてたことがこれからあったのだけど………ね……」

セレス「クスッ……貴方もでしたか……?……わたくしも久しぶりに、今日はこれから自分で紅茶を入れようと

     決心していましたが………、どうやら今日は山田君に入れてもらうしかなさそうです…」ニコッ

霧切「…………そう……、どうして?って聞いてみましょうか?」
                                                        ギャンブル
セレス「…聞いてくださりますか?……わたくし……紅茶を自分の手で入れるのは実は勝負の前か……、

     それか淹れ方もしらないような残念な殿方とご一緒する機会がある時に限らせて頂いておりますの……」

霧切「……………………そう……」

山田「…………あのぉ………何のお話を……?」

セレス「……ふふっ……山田君は気にしなくて構いませんよ?

     それより……ちょっと立ち話を長々と続けてしまいましたわね………」

霧切「…………………………行きましょう………」

セレス「…………………………それでは失礼いたしますわ……」

苗木(……さっき、霧切さんもセレスさんも…こっちを見たよな…………どうしてだ………?)

霧切
舞園
セレス

最高や!この3人だけいればよかったんや!

>>248
  `¨ - 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ

      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´

           ̄ー┴'^´

風呂と飯食ってから続き書く

    カタカタッ   トントンッ  タッタッタ

苗木(…………残ったのは…僕と舞園さん………それに……モノクマか……)

モノクマ「なんだなんだぁ!? そんな顔してもダメなモノはダメなのっ!!!!」

苗木「だ………ダメ……って……何のことだ?」

モノクマ「クマの事をそんないやらしい目で見てもクマのお尻は掘らせないよ!!」 ハァハァ

苗木「な……! 何を言って――――!!

モノクマ「そんな訳で、公園のトイレにやってきたのだぁ!!! うぷぷ

    まぁ、公園なんてこの学園を出なくちゃあ行けないんだけどね!!」

苗木「…………………」

モノクマ「それに…、苗木君にはフラグが立った彼女もいるしねぇ……!

    まぁ? 浮気相手にクマの可愛いお尻を求めるのでしたらぁ!?」

苗木「な………何をいってるんだ………?」

モノクマ「あらまぁ…! 苗木君にはちょっとまだ早かったかなぁ!?

    それじゃあ、お前らも体育館から出てけぇ!!!」

苗木「う………、い……言われなくてもっ!!」
.

モノクマ「おろろ……、そんなに怒鳴るなよぉ!!」

苗木「ま……舞園さん、僕達も早く行こうよ」

舞園「…………………」 プルプル

苗木「………ま…舞園さん?」

モノクマ「うぷぷぷぷ………実はねぇ…!

    さっきは大声で皆を怒鳴りつけたかと思ったらぁ? クマがちょこ~とだけ『与えた動機』の話を出しただけで

    ずぅ~とこの調子でまた震えちゃってるんだよぉ!!!」 うぷぷ

苗木「………………!!」

モノクマ「えっとねぇ……、クマが

    『いや……お前ら忘れてると思うけど? 手元にある恥ずかし~~い秘密があるんだよぉ?』

    って言ったくらいじゃなかったかなぁ?」

苗木(き……気づかなかった……、こんなに近くにいたのに………僕は………)

舞園「……………ひ……み…………つ………」

モノクマ「そうだよぉ! 秘密だよぉ!!

    まぁ、そんな話はどうでもいいからぁ? お前らとっとと出てけよぉ!!!」
.

苗木「……舞園さん………行こう…………」

舞園「…………………ひ…………は…………」 ボソッ

苗木「…………舞園さん………?」

舞園「……………………」 ガクガク

モノクマ「早くいけよぉ!!! 学園長命令に歯向かう気かぁ!?」 ギランッ

苗木(ま………まずい…………このままじゃ何をされるか分からないぞ………!!!)

舞園「…………………………」 ブルブル

苗木「舞園さんっ!! ごめん!!!!」

,,,,_________

               ⌒ヽ、    ノ⌒`''''-- ,,_  グッ
                   ヽ (⌒  ノ       \                  __,,--
                     `-へ,,,,,____     \"''ヽ ___,,----''"" ̄
                             ̄''''''------ 、

  __ ,, ----─ '''  ̄ ̄ \ /⌒,! /⌒,)      \ ___ \
 ̄                 Y   ノ /  / /"`ヽ   _ .\  \   i
                  ∟___Y   /./  /  \\ \ λ !
                     /  .//  :/./゙`)  \.l  |  `┘      __,---
                     '--::`!   // ./ \ `! /  _,,---''" ̄
                         ヽ-.// ./ 〉  〉 〉" /
                             ヽ-/ /  / /

モノクマ「おろろぉ……? あっつあつだぁ~!!!(笑)」

苗木「…………これで誰かが人を殺そうとなんてしたら……!!!!

                ダダダダダダダダッ

モノクマ「……おろろぉぉぉ!?」

苗木「僕はお前を絶対に許さないからなぁ!!!!!!

                ダダダダダダダダッ



                 ガチャン――――!



モノクマ「…………なんだよぉ………言い逃げかよぉ……かっこわるぅ…………」



―――――――――――――――
――――――――――――
―――――――――


  .__l|l____l|l____l|l____l|l____l|l____l|l___

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   ̄ ̄ ̄/l      / ̄ ̄ /!      .| ̄ ̄ ̄ 、     l\   ` 、
              .|l ̄ ̄ ̄l|       |l ̄ ̄ ̄l|       .|  |l ̄ ̄ ̄
              .|      !       .!       |      .!  !!   _
         / ̄ ̄ ̄ヽ           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        |\

苗木「……………はぁ……はぁ………はぁ……」

苗木(………飛び出して走っちゃったけど……………こんな短距離なのに……疲れるな………)

舞園「……………はぁ…………はぁ……………」 プイッ

苗木「………ずっと……はぁ………はぁ………下を見てるけど………はぁ………何か落ちてるの…?」

舞園「………はぁ………………が…………」

苗木「……………ふぅ………………なに………? ………ごめん…聞こえなかった」

舞園「…………ずっと…、学園長が恥ずかしい秘密の事を言ってから……自分が自分じゃないみたいに………

    ………………意識が飛んでました………」

苗木「……………………うん」

舞園「…苗木君が……手を引っ張ってくれた時……自分の戻れたような気がしました………」

苗木「……自分に……………」

舞園「………苗木君が引っ張ってくれて体育館を出るとき……

    私は学園長を振り返って一瞬だけ見ました…………怖かったけれど………」

苗木「……………うん……」

舞園「………一瞬だったし……なんだか光っててよく分かりませんでしたが………

    ………映画で見たことがある………銃のようなものでした………」

苗木(僕も見たけど……あれは間違いなく拳銃だった………

    ……きっと学園長命令を聞かなかったら…あれで……………………

舞園「……私は………苗木君がいなかったら…………

    殺されてたのかもしれません。学園長に……………きっと………」

苗木「………………………うん…」

舞園「苗木君………、私を助けてくれてありがとう………、でも……

    だからこそ………、苗木君にお話することがあります……………」
.

苗木「…………………………?」

舞園「私は…………ココから出たい………んです……」

苗木「……そ……そりゃあ……僕だって出たいよ………でもさ……―――

舞園「――分かってるんです…、タダでは出られないことは……………

苗木「じゃ……じゃあ、……どうし――――

舞園「―――私は……、他の人を………殺してでも、出たいって思ってるんです………」

苗木「え…………?」

舞園「実は……、もうずっと前ですけど………、く…くく桑田君を……狙ってました……

苗木「狙った……?…………っ!!!! それってもしかして………!!!!!

舞園「殺そうと………狙ってました…………

苗木「なっ………!!!

舞園「……計画は………桑田君にお話があるってお呼びして……包丁で刺そうって―――――

苗木「――待ってよ!!! 待て……待てよ………

舞園「……………

苗木「……嘘だ………桑田君は生きてる……誰も死んでない…………
.

舞園「そう……“今は”生きてます……………

苗木「いまっ!? 今はってなんだよっ!? じゃあ何れは殺すのかよ……!?」

舞園「…………私の…家族なんです………

苗木「……………家族………?

舞園「…………グループの皆は……家族なんです………、それが………

苗木「………家族……………

舞園「……その皆が酷い目にあったのかもしれないんです…………

苗木「………………

舞園「………私が…酷い目に合うのだったら……構いません………

    …………イジメられたり……悪口を言われたり……叩かれたりされるのは……慣れてますから……」

苗木「……………

舞園「……でも…、私のせいで…関係ないあの子たちが……酷い目にあってる…………

苗木「…………………
.

_________________
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不二咲(……………舞園さん……………苗木君………)

十神「…おい、何をしている………」

不二咲「と……十神君っ……! し…静かにしてっ……!!」

十神「………? なんだ……盗み聞きでもしているのか……? 趣味の悪い奴だ………」

不二咲「そ………そういう十神君は………?」

十神「…黙れ、お前に言ってやる義理などない……」

不二咲「………ご……ごめんなさい………」

十神「……ふんっ、腐川がくっついて来て厄介だからどこかで撒けないか模索していただけだ………」

不二咲(お……教えては………くれるんだ……一応……)

十神「…………誰だ……」

不二咲「………えっ?」

十神「中には誰がいるのだと聞いている………」

不二咲「えっと……それは………な…苗木君と……ま……舞園さんだよ――――



                                   _
      ィ´ ̄ /l      / ̄ /l    l ̄  、   l\  ` 、 ___
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              .|      !       .!       |      .!  !!   _
         / ̄ ̄ ̄ヽ           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        |\


舞園「……………私は……謝らなくっちゃいけないんです…………

苗木「………グループの皆が………モノクマのせいで酷い目にあったんだ…………

舞園「………希望ヶ峰学園に入学したのは……私の意志……だから……、責任も

    傷がついて………もう歌えなくなるのも……私だけでいいんです……」

苗木「………………

舞園「………初めは……グループが忘れられていく事が怖かったんです………

    いいえ……グループではありません……、きっと私が忘れられるのが怖かった………

    小さい頃からなりたかったアイドルになって……、私の事をすきだって言ってくれたファンの人………

苗木「………………

舞園「でも、それは我が儘だって気がつきました……、この学園に入学したのは………

    私なんです……それで…事件に巻き込まれたのも……私のせい………」

苗木「………………

舞園「だから…、私は……忘れられて当然の人間ですが………

    一言だけ……謝りたいんです……グループのみんなに……会って謝りたいんです……」

苗木「………………

舞園「『迷惑をかけてごめんなさい……そして……、ありがとう』って………

    私なんかがアイドルになれたのは……みんなのおかげだって…………」

苗木「………そんなに………覚悟があるなら……どうして殺人をしなかったんだ………?

舞園「……でも…、ここの皆を……殺したくないんです……みんなで………一緒に居たい……

    ……何度考えても……私には出来ませんでした…………」
.

苗木「…………………

舞園「……頭の中では………何度も何度もこの事を考えて………何度も何度も違う答えが出てきます……

苗木「……………それは……?」

舞園「……今、言ったこと……それとはまた違う答え……、後は……

    私はまだ……頭では分かっていても心ではアイドルを続けたいと思ってて……

    何度かここに来てからも……アイドルを続けて舞台で歌う自分の夢を見ました……

苗木「………………僕も………家族のことだった……

舞園「……………え?

苗木「……っては言っても、僕は普通の高校生だったから…………

    舞園さんみたいな友情の家族でもなんでもなくて……実の家族だよ………」

舞園「………………

苗木「……僕は父親に歯向かって殴られもすれば母親に逆らってお母さんを泣かせたこともある。

    妹の分だって貰ったお菓子をこっそり食べてよく妹と喧嘩になったりもしたんだ………」

舞園「……………苗木君………

苗木「………僕は殴られもすれば父さんのことを嫌いだって一時の感情で思ったりもしたし、

    母さんと喧嘩をすれば酷いことを言ったりもしたよ………」

舞園「………………

苗木「それでも……今は家族のことが心配で……、やっぱり父さんも母さんも妹のことだって

    僕は大好きだったんだって気づいたんだ。僕はボロボロになった自分の自宅と消えた家族の

    映像を見たんだ。そしてそのことに気がついた…」

舞園「…………家族………

苗木「それじゃあ…、僕と舞園さんの家族への想いに優越はつけれると思う……?

舞園「……………私は………

苗木「…僕は思わない……! 何故なら……僕も舞園さんもその家族もここにいるみんなも

    全員が一つ……人間だから………」

舞園「………………!!

苗木「それは…、ここにいる全員が同じだと僕は思う………

 不二咲(…………苗木君………)

苗木「もしも……、もしも僕がいう事が間違っているとして………

    舞園さんが…、自分の想いだけが一番だって考えるのなら―――――
.

苗木「あの教卓の上にカッターナイフが置いてあるのを部屋に入るとき見たんだ…」

        カタッ カタッ カタッ

             サッ

苗木「………ほら…これだよ、つい最近まで使われてたのかもしれないね。

    刃が錆びてないし、切れ味もいいみたいだよ」

舞園「…………?

苗木「桑田君を殺すだけじゃないんだ……、舞園さんはココから出るって言った………、

    それは学級裁判って奴でみんなを騙しきってクロとして此処から出るんでしょ……?」

        ジジジジジジジ

            シュパッ!

舞園「…苗木君……! 何をして………!?

苗木「……それは…、残った舞園さん以外の全員がモノクマから処刑されるんだ……。

    勿論、僕だって霧切さんだって十神君だって石丸君だって舞園さんの計画が成功したら死ぬ……」

舞園「………………!

苗木「……だったら…、どうせみんな死ぬんなら誰が最初に死のうが関係ないだろ……?
.

    本当はモノクマなんて黒幕に殺されるのは嫌なんだ…………」

         サッ   キュッキュッ

舞園「………LE……O……N………?

苗木「僕の血で……桑田君の名前を書いた。 カッターは今から捨てる……」

舞園「……何を…………するの……?

苗木「……僕をそのカッターで刺し殺せばいい。

    勿論、誰も僕達の話を聞いてる人はいないし…、このメッセージだって僕の血で隠してしまって

    目立たなくすればいい。 みんなで捜査する時に舞園さんがこのメッセージを

    偶然見つけたようにすればいいんだ……」

 不二咲「………なっ……苗木く―――

 十神「………待て、お前が入っては邪魔だ…、放っておけ…」

舞園「………しょ……正気ですか……!?

苗木「……うん……舞園さんが望むのならやってみればいいよ………悪いのは舞園さんじゃない……全部黒幕だ…」

舞園「………な……苗木君…………

 十神「……ふんっ…、舞園の服につく返り血はどうするのか……。苗木もただのバカだな………」
.

 不二咲「と……止めなくてもいいの………?」 オロオロ

 十神「構わん…、舞園のいう事は最初から支離滅裂で聞くに堪えんと思ったら

     苗木の犯行は返り血のついた制服をあの女が証拠も残さず処分できるとも思えん。

     せいぜい、お互いの気が済むまで遊ばせておけ……」 ふんっ

 不二咲「で……でもぉ………」

 十神「俺はもう行くぞ……、お前も盗み聞きなんて趣味の悪いことは止めるんだな……」

 不二咲「た……たまたまだよ…………

 十神「ふんっ………、くだらんなぁ…………」

 不二咲「ぼ…僕も、よくない事だと思うし……行こうかな……」

 十神「…読書の邪魔になるから付いてはくるなよ……」



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     / )' |;:;: |   _,ニニニニニニニニニ| ; :;: |     【 希望ヶ峰学園 1階廊下】
  .  / ) .,i. ..|:;;; | _,ニニニニニニニニニニ|  ; :;:|
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     i__,,i                         \
     /



朝日奈「………ねぇ、さくらちゃん…」

大神「…………? どうしたのだ? 朝日奈よ……」

朝日奈「…………誰か……死んじゃうのかな………」

大神「……………………

朝日奈「私みたいな泳ぐことしかない人間の秘密なんて……バレたってどうってことはないけどさ…………」

大神「…………朝日奈?
.

朝日奈「私も考えたんだ…! そりゃあ、人を殺すのは最低だよ?

     でも……、ずっと前に十神君から言われたようにさ………私の主観じゃなくて……、

     もっと大きな事として考えたら……、バレたらもう生きてくのも嫌になる……そう、

     もう死んじゃうしかしかない!って秘密を…持ってる人もいるかもしれないね……」

大神「…………………そう…だな……」

朝日奈「例えば…、御曹司の十神君とか……ギャンブラーのセレスさん……、

     それに……有名人のさやかちゃん……とかさ……」

大神「…………朝日奈にもあるのだろう? 秘密というモノが……」

朝日奈「………う……うん……」

大神「………その心があれば……恥を覚えている人間は立派だと我は思うぞ………」

朝日奈「…………じゃ…じゃあ……もし…もしもその秘密を守るために……殺人が起きたら……

     さくらちゃんは犯人の事をどう思う……?」

大神「……弱いと言えば簡単だが……………難しいな……」

朝日奈「………私も……殺人ってのは絶対に犯人が悪くって被害者がかわいそうだって思ってた!!

     でも………本当に…、極悪な犯人だけが殺人を犯すのかって考えたら………私には難しいよ………」
.

大神「……………されど……起こしてもいい殺人というモノはない………」

朝日奈「……………うん……」

大神「……それが答えでは………不満か……?」

朝日奈「………!! ……そ…そうだよねっ! ありがとう…さくらちゃん………!!」

大神「………そうか……朝日奈の役に立てて……我は嬉しいぞ……」

朝日奈「…えへへ! それじゃあ寮に戻ってドーナッツでも食べよ!!」

大神(………………我は……………)

朝日奈「………さくらちゃん? ………どうかしたの?」

大神「…………っ! いや、何もない……少しボーっとしてしまった……」

朝日奈「へぇ~、さくらちゃんが珍しいね……!」

大神「それでは、行こうか……」

朝日奈「うんっ!!」

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         l ̄厂 ̄「 ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄厂  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ 「「 ̄ ̄|  \||
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セレス「……今頃、お話も弾んでいらっしゃるのでしょうね………」 ニコッ

霧切「………っ!」 ギンッ

セレス「あらあら…、お怖いですわ………」



山田「………だから…! 霧切響子殿とセレス殿は分かりますが……、どうしてお主まで……!!」

葉隠「ケチくせぇ~なぁ!! 硬いことは言わない約束だべ……!!」

山田「ぐぬぬ………この腐れ乞食がぁぁぁぁ!!!!」

葉隠「ケチケチすんじゃねぇべ!!

    どうせ水道もガス代も茶葉代も全部モノクマ持ちなんだから問題ないべ!!」

山田「……うぐぐ………この野郎めぇ……………」

            サッ

葉隠「うむ……! ありがとうだべ山田っち…!」

山田「………べ……別にお主に礼を言われても嬉しくなんてないでござるよ……!!」

セレス「………山田君、今度はこっちに追加を………」

山田「はっ…はひっ! い……今お入れ致しますっ!!」

セレス「……ふふっ……ありがとうございますわ……」 ニコッ

山田「……ふひひ……感謝するなでござる………げへへ………」

葉隠「…………う~む、おらぁやっぱコーヒーがいいべ……!!」

山田「ぐぬぬ………文句など言える立場ではないくせしてぇ……………!!

霧切「……そうね、私もインスタントでいいからコーヒーを頂こうかしら…」

山田「はいっ!! 少々お待ちくだされ霧切響子殿!!!」 キリッ

葉隠「………なんだべ…あいつ………」
.

セレス「ふふっ……………ふふふっ……」 クスクス

霧切「…………? 何かおかしい事でもあったの……?」

セレス「……殺人の計画でも張り巡らせておりますの…………」 ニコッ

葉隠「なっ……! てんめぇ正気で言って――――!!

霧切「静かに………、怒鳴らないで………」

セレス「ふふっ………だって悔しいのですもの………、欲しいモノはお金だって

     名声だって、相手の人生だって奪って得てきたわたくしに…………、はじめてのもの……」

霧切「…………フフッ……欲しいモノはなかなか手に入るものじゃあないわよ……」

セレス「そう……、だから奪ってみたい…………この手で……

霧切「………苗木君を殺したら……、私は貴方を絶対にここから生きては出さない………」

葉隠「まぁ…、セレスっちが犯人だってモロバレだしなぁ……」

セレス「………彼女の方は……? わたくし……動かなくなった殿方でお人形遊びもいいと思いますが……

     ……ギャンブルと同じ……殿方の怒りと憎しみ…そして悲しみの顔……見てもみたいですわ……」 ニコッ

霧切「…………いい趣味してるわね……」

セレス「きっと……お美しいのでしょう………お人形遊びとどちらがいいか……迷いますわ………ふふっ……」
.

葉隠「…………まぁ……俺の見解を聞くがいいべ……!!」

セレス「…………あら……?

霧切「…………葉隠君…? …………あら、山田君……ありがとう……」

山田「いえいえっ! コーヒーの瓶を探していたら時間が経ったでござるよ!!

    申し訳ございませぬ……!!」

葉隠「黙れ山田っちぃぃ!! 俺がせっかく今からいい事を言おうと思ってたのに邪魔すんじゃねぇ~べ!!!」

山田「ぐぬぬ……貴様が何を申すかぁぁぁぁ…………言ってみるがよい……!!」

セレス「………葉隠君?」

葉隠「……お前はこの学園では誰も殺さないべ!!……俺の占いは三割当たるっ!!」

セレス「あらまぁ………ふふっ……」

山田「あのぉ………それって………

霧切「そう………じゃあ貴女は三割で……死ななくていいかもね……」

セレス「……ふふっ、その結果……とても気に入りましたわ……、だってわたくし………

     七割のギャンブルに三割のギャンブル………、三割では勝てても七割で勝てた事は……

     今まで生涯、一度もありませんから……ふふっ……ふふふ………」 クスクスッ
.

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石丸「…………いや…ここはやはり皆で話合ったほうが………」

大和田「無駄だ……、兄弟よぉ……俺たちは強いんだ………絶対に殺しなんて起きなねぇ~よ……」

石丸「しかしだなっ!! 僕もだが……このような秘密を暴露されると言われたら……

    きっと、不安になってしまう者がいるのではないかっ!? 」
.

あれ? 規制されてる?

桑田「……そーだなぁ………あるかもしれねぇ~なぁ、それ」

大和田「………大丈夫だ…、俺たちは……強い……強い……強いんだ………」

石丸「うむ………、大丈夫だ……皆の良心を信じるんだ……!!!」

桑田「………………………か……」

石丸「……ん? 何か言ったかね桑田君……」

桑田「いや………なんでもねぇ~や……」

石丸「………?

大和田「………?

桑田「……ははっ、そんな顔すんなよ……なんでもねぇ~って………」

石丸「あ………あぁ……

桑田「それよっかほらっ!! 洗濯終わってんぞ!!

大和田「あぁ!? 終わってんならとっとと干さねぇ~とシワになんだろぉぅがぁ!!!」

石丸「きょ……! 兄弟よ…! 口で言う前に手を動かしたまえっ!!」

大和田「お…………おう………」

桑田「しっかしこれ………よく見ると女子のスク水とかブラまで干してあんぜ…………
.

大和田「あぁっ!?……お゛ぉぉっ!?」

石丸「きょ……兄弟!! 止めたまえ……!!

桑田「つぅかさ! お前みたいな奴ぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!

石丸「……なっ!! 何かねっ!!

桑田「お前みたいな奴が案外影でムッツリエロスケベなんだよぉぉぉ!!!!!!!

    アホアホアホアホアホォォォォ!!!!!!」

石丸「な……なんだとぉ!? ぼぼぼぼ僕はそんなんじゃないぞぉぉぉ!!!!」

桑田「ありえねぇー、大和田よぉ……こいつ認めねぇ~ぜぇ?!

    お前からもなんか言ってやれよなぁ!!!」

大和田「お……おう………とりあえず……男なら…………な?」

石丸「な……な?っとは何かね!!!」

桑田「ぉぃ!!! このみみみみ水着………胸のスペースがほとんどないぞ!!

石丸「なんだと……! つまり不二咲君のものかっ!!!!」

大和田「きょ……兄弟……いや、何もいわねぇ………」

桑田「ぶっちゃけ風紀委員がそんなこと言っていいんですかあ!?」
.

石丸「う……ききき聞かなかったことにしてくれたまえ…!!

桑田「つぅかさ! お前いま不二咲君って言ったよなぁぁ!!!

    お前って千尋の事をそんな目で見ちゃってんのなぁ!!!

    実は女子の乳の大きさをチラ見でチェックしてるんだろぉ!!??

    千尋のってペチャパイでちっさいもんなぁ!!

    まな板まな板まな板まな板まな板ぁぁぁ!!!!!」

大和田「こ……こいつもうダメかもしんね……」

石丸「あ……あのだな……、そそそそそそんなに言うなら確かめてみてはどうかねっ!!!」

桑田「おっとぉぉぉぉぉ!?!?

    超高校級の風紀委員から女子のスクール水着を確かめていいって許可が出ましたぁぁぁぁ!!!!」

石丸「ち……違うぞ!! つつつつつまり…不二咲君に直接聞いてみればという―――――!!

大和田「ッ!!!!!!!! う………うああぁぁぁああああぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」

桑田「何か今の断末魔死んだだろォぉぉぉぉ!!!!!!

大和田「ここ……ここ……こいつは……こいつはぁ……………!!!
.

桑田「はぁ……? 何言っちゃってんのぉ?

大和田「……たたたたたたたた確かめてみろ……!!!!

石丸「だ……だから一体なにがっ―――――――!!!!!
桑田「うわぁ……この水着に一体なにが―――――――!!!!!

石丸&桑田「うわぁぁぁぁあああああああああああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁああ゛あ゛!!!!!!!」

桑田「はははははは葉隠……康比呂って………」

大和田「うわぁ……………」

―――――――――――――
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―――――――

寝落ちしてた
ぼちぼち続き書くけどこんな時間に人いんのかな


                                                 【2-2 教室】

      ィ´ ̄ /l      / ̄ /l    l ̄  、   l\  ` 、 ___|
     |l ̄ ̄l|        |l ̄ ̄l|     ! ̄ ̄l|  ...! .|l ̄ ___
   ̄ ̄ ̄/l      / ̄ ̄ /!      .| ̄ ̄ ̄ 、     l\   ` 、
              .|l ̄ ̄ ̄l|       |l ̄ ̄ ̄l|       .|  |l ̄ ̄ ̄
              .|      !       .!       |      .!  !!   _
         / ̄ ̄ ̄ヽ           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        |\


                   /   ./ ノ  |    ` シ   /   | \      ゝ    /  ヽ
                  /    ノイ|  トト.、 ヽ ',.イトくV. ヽ、  |  .V`.` 、_,  '..;. |   ∧
              .fi⌒)   人∨//フ∨}.l  |::::::`ー<リ .l ソ::::::::::i. /__,厂V 丶__ イ.:/ィヘ」  / ヽ
       ,. -─--ヾー_‐‐='´ /r′:::::rヘヘ.:.:::::;    ../ ハノ:::::::::::::::: | ´:::::::  ヘ、::::::::::/.    ,' ,ィニ`ヘ
     / / フ´ ̄_ ̄-‐_,.ニ/ .〔 ...∠.  ゝ__く/   ./ト /:::::_____:::::: |::::::::::::::  \_/     r/   丶
.   . ヽV / _, -<_//  .く /...ゝ ノ ./   ./:.| .ィ´  `ヽ」j:::::::::::    「        {以イ´ ̄`ヽ、


舞園「………クスッ………それで……?」

苗木「………それでさ……僕たち全員で舞園さんに話しかけようっ!

    って話になったんだけどさ……、結局……いざ近くで見てみるとどうにも緊張してね……。

    誰も…勿論僕も話し掛ける勇気もなくて物陰に隠れてずっと見てた……」

舞園「……ふふっ、そうでしたか……」 ニコッ

苗木「……友達だった伊藤君なんて……ずっと舞園さんが好きだったみたいで……毎日
.

    ロッカーの下駄箱を見ては、舞園さんが登校してるかを確かめてたんだよ……?」

舞園「私って……殆ど中学校には来てませんでしたからね………」

苗木「はは……、伊藤君って分かりやすかったんだ…、舞園さんが来た日には廊下で大声を出して

    目立とう目立とうとしてよく先生から注意されてた……」

舞園「あの竹を持った先生ですよね? 数学の…………

苗木「そうそう…、懐かしいなぁ……今元気にやってるのかなぁ………

舞園「きっと……、元気ですよ……みんな………

苗木「………いちばん元気じゃないのは僕達だったりしてね………ははっ…」 ニコッ

舞園「……………あ……………………」

苗木「………え…? いきなり俯いたりなんかしてして……どうしたの……? まい……ぞの……さん?」

舞園「…………なさい…………………ごめ…………さい………」

苗木「……………え?」

舞園「……ごめん…なさい……苗木君………」

苗木「…………舞園さん………いきなりどうしたの…………?」

舞園「………苗木君……ごめんなさい…………」
.

苗木「ま……舞園さん…………もう止めようよ………謝るのは止めて………」

舞園「……でも………わたし……さっきは苗木君になんて事を………

苗木「え………? 大丈夫だよ…、この手の切り傷は僕が自分で切ったものだし………、

    それに………舞園さんは誰も殺してない……それに、もう誰も殺さないって……

    決めたから僕を刺さなかったんでしょ……?」

舞園「…そうですけど……その傷……結構深そうです……」

苗木「………あ……うん……ちょっと加減なんて分からなかったからさ………」

舞園「………そうですね……でもさっきからずっと血が出てるし……手当てしたほうが………」

苗木「……そ……そうかな………」

舞園「…そうですね……、とりあえずここから私…、いつも絆創膏もってますから……、

    ちょっと手を出してください……」

苗木「あ……うん………

            サッ

舞園「ちょっと傷の中に入ったばい菌を押し出すので痛いですよ………」

             グググッ
.

苗木「う……ちょっと痛いな………ははっ……」

舞園「まぁ……すぐに終わりますよ……」

            サッサッ

苗木「…………………」

舞園「……ほら、終わりましたよ…」 ニコッ

苗木「あ………うん…は、早い……ね」

舞園「……怪我の手当てって……慣れてますから………包帯だってもってるんですよ?」

苗木「………どうして絆創膏なんてもってたのか聞こうと思ったけど……、答えが分かっちゃった……」

舞園「ふふっ……苗木君もエスパーですか?」

苗木「……そうだね……うん…、それよりさ…? 舞園さんに聞きたいことがあるんだ…」

舞園「あ……はい、なんですか?」

苗木「まだ……モノクマから貰ったその秘密が書かれた封筒みたいな奴……開けてないでしょ?」

舞園「え………?

苗木「だってほら、舞園さんが体育館で中身を見ていたのを僕は見てないし…、それに舞園さんって

    ここに来てからもずっとDVDの話はあったけど、今日の秘密のことは一度も口に出してないんだ……」
.

もし今回の騒ぎで規制とかされたら製作(またはパー速)に立てます

舞園「よく……見てるんですね…………

苗木「え……いや、そ…そんなんじゃないけどさ………ははっ……

舞園「……怖くって………私……これを見たらまた……自分が自分じゃなくなっちゃうような気がして………

苗木「……………舞園さん……

舞園「だって…ほら……、また…苗木君に迷惑を掛けるわけにもいきませんしね……」

苗木「………中…見ないの……?」

舞園「……見る……べきですか………?」

苗木「……ううん……見たくないなら…、見なくてもいいとおも――――――

モノクマ「―――だめだぞぉ!!!! 絶対見なくちゃなぁ!!!!

苗木「うわぁっ!? も…モノクマっ!?」

モノクマ「学園長から頂いたモノに目を通さないとはどういうことだぁ!!!」 ギラン

苗木「そ……そんなっ! 別に校則違反をしてる訳じゃあないんだぞっ!?」

モノクマ「さっきの体育館でも僕がいう事を聞かない奴は撃ち殺して処刑しようとしてたようにぃ!

    この学園では校則云々の前にモノクマ学園長が校則なのでぇ~すっ!!!」

苗木「そ……そんなバカなことって――――!
.

舞園「な…苗木君…、大丈夫ですから……」

モノクマ「おろろぉ!?」

苗木「舞園さん……!?」

舞園「見れば……いいんでしょう……?」

モノクマ「物分りがいい生徒は大好きですよぉぉ!!! うぷぷ

    それじゃあグッバァ~イ!!!」

            ヒョイッ――

苗木「き……消えた……、どうなってんだ……?」

舞園「どうせ監視されてるんでしょうし……、見てみますね………」

苗木「だ……大丈夫なの………?」

舞園「…心配してくれてるんですか……?」

苗木「………うん、勿論心配だよ……だってさ――――

舞園「今度は自分が私に狙われるんじゃないかって?」

苗木「ち……違うよっ!! それは違う!!

舞園「ふふっ……苗木君って面白いですね、冗談ですよ……」 クスクスッ

苗木「じょ……冗談………?」

舞園「……そうですねぇ、苗木君って頭がいいのか悪いのかよく分かりませんよねぇ……」 ウーン

苗木「…………?」

舞園「だって、ちょっとカラかっただけですぐに焦っちゃって………ふふっ……あははっ……」

苗木「だ……だってさ………」

舞園「それより………………

苗木「………………

舞園「………………開けてみますね?」

苗木「………………………うん、無理してない?」

舞園「……大丈夫です…、こんなに近くに……苗木君がいるから…………」

苗木「……………うん」

舞園「………あの…………言いにくいんですけど…………

苗木「……あ、うんっ……ご、ごめん……ちょっと向こうの方を向いてるから……!」

舞園「ふふっ………お願いしますね」 ニコッ

             サッ
.

苗木「め……目も瞑っておくね……」

舞園「そこまでしなくても大丈夫ですよ……、私…苗木君のこと信用してますから」 ニコッ

苗木「う………や……やっぱり一応…!」

                ギュッ

舞園「……………………それじゃあ見てみます……」

                ガサガサッ

苗木(……彼女がこれを読んで……何があっても………)

苗木(………僕が止めなくちゃ……絶対に………)

舞園「………………ふふっ……」

苗木「……………えっ?」

舞園「……あはははっ!!!……恥ずかしい秘密って………!!!」 クスクスッ

苗木「…………舞園さんっ?! な…なにか―――――

舞園「あはは……ははっ……可笑しいの………ふふっ……あははっ……」

苗木「ま……舞園さん………?」

舞園「で………でも……ばばばれちゃうのは嫌かも……ははっ……」

苗木「な……何が………?」

舞園「だって……これって……あはは………!」 ニコニコ

苗木「……………あ…頭でも打ったの…?」

舞園「……苗木君って……結構酷いこと言うんですね……」 クスッ

苗木「えっ……ご…! ごめんっ!!」

舞園「いいえ……別にいいですけど………面白いんですよ…これっ………」

苗木「み……見てもいい?」

舞園「ダメですよぉ! うぷぷ」

苗木「ま…舞園さんっ!?」

舞園「この秘密を見られちゃったら……クマの白くてドロっとした………中綿が出ちゃうかもぉ!! うぷぷ」 ニコッ

苗木「…ま……舞園さ――――

モノクマ「こらぁ!! クマの台詞はクマしか言っちゃダメなんだぞぉ!!!!」 ギランッ

苗木「……モノクマっ!?」

舞園「……す…すみません……クスッ……」

モノクマ「うぷぷ……とっておきの恥ずかしい秘密は、気に入ってもらえたかい?」
.

舞園「はい……これは、確かに恥ずかしいですね………」

モノクマ「だろだろぉ!? とっておきだからなぁ!!」

苗木「だから一体どんな秘密が………

舞園「だ~めですよぉ……苗木君には教えませんっ!」

モノクマ「みんなに教えたくなかったら誰かを殺しちゃうのぉぉ!?」

苗木「モノクマ……お前な!!

モノクマ「ぎえぇぇ!! 苗木君が怒ったよぉ~、助けてぇ! さやかちゃ~ん!!!」

舞園「苗木君には………いつかお話しますよ………

苗木「……………え?

舞園「それに……………どうせ苗木君以外にはバレてるだろうし……」 ウ~ン

苗木「ぼ……僕以外……?

舞園「あのですね……、私は大丈夫ですから………この話はやめましょう………

モノクマ「しょぼ~ん(´・ω・`)」

苗木「う………うん……僕も、舞園さんが平気だっていうんなら……それでいいんだ……」

舞園「そうですね……苗木君には勇気が出たらお話したいです………これ………
.

苗木「……む…無理しなくてもいいけど………

舞園「いいえ……きっと……ずっとお話できないで過ごすのが……私には無理ですから…………

苗木「………………?

舞園「いつか…………近いうちに………

モノクマ「………いちゃいちゃしやがってぇ!!! 見せつけやがってぇぇ!!!」 ギランッ

舞園「……! 苗木君……学園長がなんだか怖いですし………お腹も空きました……」

苗木「そ………そうだね、食堂に行くかい?」

舞園「……はいっ! 一緒に行きましょうね!」 ニコニコッ

モノクマ「うぅ……クマは置いてけぼりなのね……」 ショボン

       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

       |                    |         苗木「………わっ! 舞園さんっ!?」
       |                    |
       /    ̄ ̄ ̄ ̄      /_____    舞園「はやく行きましょう!
       / 舞園さやかは好きな ./ヽ__//
     / 人がいるのに恥ずか ./  /    /        私が苗木君に何か作りますからっ!!」
     / しくて告白できないで ./  /   /
    / いるっ!!!      /  /   /      苗木「い…いきなり手を引っ張らないで!!」
   /    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   /  /   /
 /             /    /   /       舞園「……苗木君が最初にやった事ですよっ!!」 ニコニコ
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   /   /

                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         苗木「そ……そりゃあそうだけど…………!!」

             タッタッタッタッ

               ガタンッ!!!!

モノクマ「おろろぉ……行っちゃったぁ………」 ショボーン

モノクマ「まぁ…、次は図書室の十神君とでも遊ぼっかなぁ!!!」 うぷぷ



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誰が見てる人いるかわからんけど続き書くお

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 |::::|  | il"|::::::|   | |      |:         |::| |
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苗木「ま……舞園さんって……走るの早いんだね……ハァ…ハァ……」

舞園「クスッ……苗木君の方が早いと思いますけど…………?

苗木「そ………そうかな………ははっ………

舞園「まぁ……男の子には勝てないでしょうけど、これでも運動してますしね………」 ニコッ

苗木「………やっぱりステージで飛び跳ねたりするから?」

舞園「そうですね、やっぱり基礎的な運動は毎日してましたよ?」
.

苗木「な……成る程なぁ………

舞園「………まぁ、最近はサボり気味でお腹と二の腕に余計なお肉がついてますけど…………

苗木「え……。 そうなの……?

舞園「……はい…、それに太もももちょっと大変な事に………

苗木「パッと見ただけじゃ普通にスラっとしててかわいいのに………

舞園「………もうっ!! そんなこと言っちゃダメですよっ!!!

苗木「え…? 何が………?

舞園「だって……照れちゃいますし………ね?

苗木「あ……うん………、ごめん……ね…?」

舞園「まぁ、苗木君になら構いませんけどね……………って……

苗木「……ん? どうかした?

舞園「何か……聞こえません………?

苗木「……え? そうかな…………

舞園「あっちの方です………」 クイッ

苗木「………あ、何か聞こえるね……これは…ランドリーの方かな?」
.

舞園「……何か………機械音じゃないと思うんですけど………

苗木「うん……誰かの声がしたと思う………

苗木〔…………チラッ…………コクッ……〕
舞園〔……………チラッ…………コクッ……〕

苗木「行ってみよう………!!!

苗木(何かあったのか……みんな無事であってくれ……!)

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      |~ ̄ ̄ ̄ i |   |~ ̄ ̄ ̄ i |   |~ ̄ ̄ ̄ i |   |~ ̄ ̄ ̄ i |    【 ランドリー 】
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      |      i./  ...|      i./  ...|      i./  ...|      i./
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桑田「お………おぃ!! こっちに干してあるシャツって霧切のじゃねぇ~かぁ!!!」

石丸「な……なんだとっ!! しょしょしょ証拠はあるのかねっ!!」

桑田「じゃかましいわ!! 襟のこの曲がりは霧切が着てたモノだぁぁぁぁぁ!!!!

石丸「な……なんだと………

桑田「こっちのブラは誰のだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

大和田「くそっ……名前くらい書いとけよなぁ………チッ」
.

石丸「そ……それは恐らく、セレス君のモノではないのかねっ!!」

桑田「おっとぉぉ!? 根拠はっ!? 根拠はあるのかァァァァァァァ!!!!!!??????

石丸「そ……それは…、く…黒だからか……?

桑田「根拠が薄いぃぃぃぃぃ!!!!!!

大和田「じゃ……じゃあ………誰のなんだ………

桑田「ズバリッ!!! 恐らく五割の確立で舞園のだろぉぉぉ!!!!!!

石丸「ご……五割とは……なんともいえない確立だな………

大和田「……残りの五割はなんだ?

桑田「セレスが二割と霧切が二割で腐川が一割だぁぁぁぁ!!!!!!

石丸「な……なんだとっ!!!

大和田「つ……つまり…このブラが百個あったらそのうち五十個はあの女のモノってことか………?

石丸「きょ…兄弟っ!! その例えはなんだか変だが概ね合っているぞ!!!!!

桑田「ズバリなぁ!!!!!

                      バタンッ―――!!

苗木「――――みんな無事かいっ!?
.

石丸「な…苗木く―――――!!!
大和田「お…おう。苗木じゃ――――!!!

石丸(…まずい後ろに本人がいるではないかっ!!)
大和田(……やべぇ…! はやく桑田を止めねぇ~と……アイツ気づいてねぇ!!!)

桑田「ズバリなぁ!!! 二人とも耳の穴かっぽじってよ~く聞けぇぇぇ!!!!!!!!

石丸「ダメだっ!!!それ以上喋るなぁ―――――――!

桑田「このブラの持ち主は間違いなく舞園だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
大和田「うあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!

桑田「なんだ大和田ぁぁぁ!! 今俺が喋って―――――

桑田「な……苗木じゃねぇ~か…そ…それに………

舞園「く……桑田君…………」

苗木「な……なに…いきなり大声を出して………耳が痛いんだけど………」

石丸「はっはっはっ……何か聞こえたかね?

苗木「……いや、大和田君の声しか聞こえなかったけど……」

舞園「わ……わたしも………いきなりでビックリしちゃって…………」

石丸「そ…そうかねっ! いやぁ、耳を痛めたかね! それは悪い事をしたっ!!

    舞園君も……驚かせてしまって………いやぁ、よかった……………聞こえなくて……」

舞園「そ……そうですか……、なんだかよく分かりませんけど………」

大和田「いやぁ…、すまねーなぁ!! なんか大声を出したくなっちゃってなぁ!!!

     ほら…、俺って超高校級の暴走族だからちょっと定期的に大声出さなきゃいけねぇ病気でさ……」

苗木「そ………そんな病気が………あるの?」

大和田「い…いや、俺に聞くなよ…あ……あるんじゃねぇ~の?」

苗木「い…いや、僕に聞かないでよ…………」

桑田「は……ははは……………ん? なんか足音が聞こえるような………


              >   /ごノ   ダダダッ
           __,∠     /             >   /ごノ   ダダダッ
          〈、    / 彡        __,∠     /
           \、__ノ  彡         〈、    / 彡
                       >   /ごノ   \、__ノ  彡
               __,∠     /  ダダダッ         >   /ごノ   ダダダッ
                 〈、    / 彡          __,∠     /
                   \、__ノ  彡          〈、    / 彡
                                   \、__ノ  彡


                      バタンッ!!!!!

葉隠「今の声は何があったべっ!!!!」
.

苗木「は…葉隠君……! そ……それにみんなもっ!!」

セレス「なんだか……断末魔のような悲鳴が………聞こえましたの……」

霧切「苗木君……、いったい何があって……?」

山田「ま……まさか殺人……!?」

セレス「そんな事はございませんわ……死体がありませんし……確かに声はここから聞こえましたわ………」

霧切「そもそも声の主は生きてるじゃない…、彼に事情を聞けば――――――


              >   /ごノ   ダダダッ       >   /ごノ   ダダダッ
           __,∠     /                 __,∠     /
          〈、    / 彡             〈、    / 彡
           \、__ノ  彡                   \、__ノ  彡


大神「何が起こった………!!!!」

朝日奈「お……大和田の声だったけど………!!!」

苗木「お…大神さんに、朝日奈さんまで………」

十神「俺も来ているぞ…………」

苗木「と……十神君っ!!」

十神「ついでに不二咲もだ…」 フンッ

不二咲「あ……苗木君………な…何があったのぉ…?」 オロオロ

苗木「ぼ……僕もよく分からないんだけど………!」

石丸「い…いやっ! 兄弟がぐぐぐぐ偶然にもゴキブリを見つけてしまってだな!!!」

不二咲「あ……あの…“強そうな”大和田君がゴキブリなんかで………?」

大和田「――――!!! お…俺はゴキブリなんか怖くねぇ~よ!!!」

セレス「まぁ…、そんなくだらない事で悲鳴を上げる人には思えませんわ……」

霧切「本当は何があったの………?」

大和田「そ……それがだな………その……だな………」

十神「おい……はっきりしろ…時間の無駄だ……」

大和田「えっと………だな………ど…どうして俺は大声出したんだっけなぁ? く…桑田よぉ……」

桑田「お…俺ッスすかっ!? 発声練習でもしたんじゃなかったっけなっ!?」

大神「何もここでやらぬとも……個室の方でやれば部屋は防音になっておるのであろう…?」

桑田「そ……そうだったなぁ!! 石丸さんよぉ!!!???

石丸「そ……そうだったな!! ははっ、そ…それでは僕達はしししし失礼するっ……!!!

セレス「お待ちになって頂けますか………?」
.

石丸「なっ―――!! 何かねっ!!!」

セレス「あの……大変申しにくいのですが………無くなっているのです…………

桑田「――――ッ!!!! な……何が………?」

セレス「い……いえ…、ですから………あ…あのう…………

十神「どうした……早く喋れ……」

葉隠「アッー!!!! 水着が無くなってるぅぅぅぅ!!!!」

セレス「…………………

大神「水着…………?

苗木「で……でもセレスさんって泳ぐのが嫌いって………」

セレス「……いえ…、水着ではございませんの………わたくし……水着は持っておりませんし………」

葉隠「大体…ここに干してあったスクール水着は俺のだって!!!」

霧切「…………え?」

朝日奈「…………え?」

不二咲「…………え?」

大神「なん……だと……」

霧切「ま……まぁ、とにかく……論点がズレてるわ………」

十神「ふんっ………そうだな」


桑田(………ちょっとこれってまずいんじゃねぇ~のぉ!?) チラッ

大和田(……確実にまずいと思うぞ……) チラッ

石丸(……だ…だから僕は止めようとあれほど言ったのにだな……) チラッ

桑田(いやいや…、お前つぅか最終的に一番ノリノリだったじゃねぇ~かよぉ……) チラッ

大和田(いや…、一番ノリノリなのは終始お前だったろ……) チラッ


苗木「そ……それで、セレスさん……無くなってるものって……?」

セレス「………わたくし…、どうすればいいのか……………」

苗木(あ……あのセレスさんが…困ってるぞ……一体何が………)

霧切「よく見たら……、干してある洗濯物が全体的に数が減ってるわね……」

桑田「…………!!!!!!!」

不二咲「ほ……本当だぁ………」

舞園「わ……私のも………無くなってる………?」
.

苗木「………舞園さんも…………?」

舞園「はい……私も………その……干してあった下着が………」

山田「なんですとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」

霧切「……………私のも干していたシャツが無くなってるわ………」

山田「してぇ!! セレス殿と舞園さやか殿はっ!!

    下着とは下のことですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 タカブッテキター

舞園「え………う……上の方…?」 オロオロ

山田「ユニバァァァァァァァァァァァス!!!!!!!!!!!」

セレス「………………………」 ポッ

霧切「…………………最低ね…」

十神「………くだらんな……大体、こんな所に干す奴が悪い……」

セレス「と……盗難………ですよね………」

十神「……そうだな、流石に黒幕がやることとは考えられないな………確かめてみるか?」

霧切「ええ……、お願いするわ……」

十神「…珍しく素直じゃないか………おい、モノクマ……聞こえてるなら出て来い」
.

       ヒョイッ

モノクマ「元気百倍ッ……モノクママーン!!! 登場だぁ……!」

苗木(ほ……本当に出た………)

十神「この騒ぎ………お前の仕業か……?」

モノクマ「ううん…違うよぉ? 大体クマはブラジャーなんて着けなくてもいいしねぇ」 ハァハァ

十神「そうか……それだけ分かれば十分だ……失せろ」

モノクマ「は~~い!!」 うぷぷぷぷ

       ヒョイッ

セレス「は……犯人は………、桑田君か…石丸君か……大和田君……ですわよね?」

霧切「そうね……、というより全員かしら………」

葉隠「ん……? 苗木ッチは……?」

舞園「苗木君なら……私がずっと一緒にいましたから違いますし……第一苗木君は

    こんな破廉恥なことをする人じゃありませんよっ!!!」

石丸「…………………うぐっ!! は…破廉恥………」

不二咲「そ……そうだよねぇ…、苗木君は違うと思うよぉ………」
.

保守

買い物なので帰ってきたら続き書きます

誰が誰をすきだっていいじゃない

ぼちぼち続き書きます

桑田「あははははは……ま…まぁ、そんな悲しいこと言うなよ……な?」

山田「おのれぇ…、楽しみは皆で分け合ってこそのもの……!

    拙者に一言も言わずして自分達だけで事を行うその性分に悪さ………成敗でござる…!!」 キリッ

石丸「………うぅ…、ぼぼ僕は……僕はどうすれば…………」

葉隠「しっかし…石丸ッチも案外ムッツリとやることはやるタイプだったんだべ……以外だべぇ………」

石丸「な………なんと言う屈辱………ぐぬぬ………」

不二咲「あの大和田君がこんなことをねぇ………ちょっと意外かもぉ………」

大和田「………………うぅ…………」

苗木「………はぁ………ちょっと可哀相な気もするけど………

舞園「……今回は自業自得ですし……反省してもらわなきゃいけませんね……」

霧切「…………………そうね」

セレス「………………四肢を切り落としますか……」

一同「…………っ!!??」

舞園「そ……それはやり過ぎじゃあ……、せめて両手両足を縛ってから

    お風呂の中に放り投げてちゃんと八百を数えるまで頭を押さえつけておくとか…………?」
.

葉隠「そ……そりゃあ間違いなく死者がでるべ………」

舞園「……そうですか? 案外いいんじゃないかって思ったんですが…………

苗木「ま、舞園さん……それは…ちょっと止めておいた方がいいと思うよ……?

舞園「そ…、そうですか………苗木君がそういうなら……残念です……」

桑田「……………ききき危機は去ったか……?」

セレス「……気絶しないように水を定期的に掛けながら爪を一枚一枚丁寧に二十本剥いでみるのも…………

山田「そ…それもちょっと問題かと………!!

セレス「では、どうすればいいのでしょう…………

舞園「そういえば………図書室にあった気がしますよ?」

山田「………あのぉー。あるって…何が?」

舞園「ふふっ……『世界の拷問百選』って本です…」 ニコッ

山田「ご………拷問っ!?」

石丸「ちょっと待ちたまえ!! たたたたたかが下着の一枚や二枚でだな…………

セレス「たかが とは何だこのドグサレ野郎グァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」

山田「ぎょえぇっ!!! セレス殿が覚醒したぁぁぁぁ!!!!」
,

石丸「ししししししししししししししし失礼したぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

不二咲「で……でもぉ……やっぱり男の子ならしょうがないのかもしれないし……、許してあげたらぁ……?」 オロオロ

大和田「お………おまえ…………」

不二咲「みんな怖がってるし………ね……?」

セレス「………………ふむ………――――――

桑田「――――その通りだぁぁぁぁぁぁぁ!!!! 俺は反省してるんだぁぁぁぁぁぁ!!!!」

不二咲「え……? どど………どこら辺が………?」

桑田「ど…どこら辺って言われたら………ここら辺が……?」

石丸「………あ…あちら辺が……?」

大和田「こ……こちら辺が…………?」

霧切「………せっかく、不二咲さんがフォローに回ってくれたのに……反省してないみたいね……」

石丸「ま……まてっ!! み…みんなは騙されてだな……―――――!

舞園「………………誰に?」 ニコニコ

石丸「………えっとぉ……だだだだだ誰だったかなぁ……あは……あははははは――――――

朝日奈「…………………えいっ!」

石丸「…ッ!!!! ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

苗木「い…石丸君ッ!? だだだだ大丈夫っ!?」

桑田「あ…朝日奈ァ……そ…それって反則だろ……?」

朝日奈「だって……! これしか方法が無かったんだよ!!!」

桑田「まだなんかあったろぉぉぉぉ!?!?」

朝日奈「だって……、これをやれば男の子は倒せるって………」


大和田「そ……それだけはやっちゃいかん………だろ…普通……」

不二咲「……………………」 オロオロガクブル

石丸「ぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

朝日奈「い…石丸……ののののた打ち回って……大丈夫なの……?」

葉隠「お前がやったんだろっ!! 俺は見てたべっ!!! ってかこれは絶対い大丈夫じゃないべっ!!!」

十神「………ふんっ…くだらんが…一応石丸に同情しておいてやる…………」 フンッ

霧切「ねぇ……苗木君……?
.

苗木「あ……霧切さん………?

霧切「………………あんなになるくらい痛いの……?」

苗木「…………えっ?」

霧切「だから…………あれよ……あれ……」 クイッ

苗木(指が示している先には………廊下をのた打ち回る石丸君………)

苗木「えっと…………………その……………答えなきゃダメかな…?」

霧切「無理にとは言わないけれど……、気になったの。

    あの十神君まで同情するくらいだから……どんなモノなのかと思ってね………」

苗木(…………これは軽いセクハラだぞ……)

苗木「……多分……大和田君でもあれを喰らったら耐え切れないと思う………」

霧切「………そ、そう……ありがとう………じゃあね」 サッ

苗木(…………あれ? 霧切さんと話してたから気づかなかったけど…、みんな静かになったな…)

苗木「………あの、不二咲さん……ちょっと他の人と話をしてて聞いてなかったんだけど……

不二咲「あ……苗木君………

苗木「………どうなったの?」
.

不二咲「えっとね………、なんだかセレスさんが大和田君と桑田君………

     それに倒れてた石丸君に近づいて耳元で何か呟いたと思ったら……

     さっきまでうるさかった桑田君も急に静かになって………」 オロオロ

苗木(な……セレスさん……何をしたんだ………)

苗木「ありがとう、不二咲さん」

不二咲「えへへ……どういたしましてっ…」 ニコッ

舞園「苗木君?」

苗木「――うわぁぁ!!!!

舞園「…………??

苗木「い……いきなり後ろからだったからビックリしたよ………」

舞園「あ……そうでしたか…、ごめんなさい」 ペコリ

苗木「い…いや……構わないだけど……」

舞園「それにしても………苗木君って結構いつも私や霧切さんが声を掛けたらビックリしてますよね?」

苗木「ははっ……どうにも慣れなくってね………」

舞園「しっかりして貰わないと困りますよぉ……」 プクー
.

苗木「そ……そうだよね………うんっ……」

舞園「まぁ…、私は日頃どんなに苗木君が頼りなくてどこかの国民的小学五年生みたいな人でも………

苗木「………………

舞園「………困ったときには私を助けてくれるかっこいい人だってこと……知ってますからっ」 ニコッ

苗木「…………舞園さん………

セレス「あら……頼りになるのは当然ですわ………

苗木「……せ…セレスさんっ!?

セレス「なんですか……そんなに驚いた顔をなさらずともよろしいでしょうに…………

苗木「い……いや、ご…ごめん……」

舞園「……………………何の用ですか?」

セレス「……いえ、苗木君はわたしくのCランクのナイト様ですから……頼りになるのは当然ですわ……」

舞園「………………」 ギンッ

セレス「……あらあら、あんまり人を睨むのは関心しませんわよ………?」

舞園「……………そうですね、謝っておきます」

セレス「……ふふっ、素直が一番です……」
.

舞園「………ついでにですけど、体育館ではご迷惑をお掛けしたかもしれないから謝っておきますね?」

セレス「あらまぁ…、わたくし貴女を気遣って何かを行動するなんて無駄な事は致しませんから

     お礼は結構ですわ……」 ニコッ

舞園「……まぁ、私は自分の事を特別な人間なんて思ってはいませんよ」

セレス「ええ……、自分が有名人なんて思わないほうが宜しいですわ……。

     わたくし…貴女の事はどうでもいいって思ってますからね……言っておきますけれど」

舞園「……好きの反対はなんだと思いますか?」

セレス「…………無関心でしょうね」

苗木「………………」

セレス「そういえば……昔、勘違いをした元アイドルだった方とゲームをしたことがありますの……」

苗木「ゲーム………?」

セレス「人気が落ちて人々から忘れられたアイドルというものは大変ですわね」

苗木「セレスさん………?」

セレス「例えば…、ある者は水商売に手を染めて……ある者は色目を使って男に近寄り

     またある者はわたくしと勝負に来たわけです……ふふっ」
.

苗木「………ギャンブルってことは………?」

セレス「ええ……まぁ、わたくしが勿論勝ちましたが………」

苗木「その人は………何を賭けたの………?」

セレス「ふふっ…、なんでしょうね………」

舞園「………お金と人気を失って…最後にあるのは自分自身ですから……」

苗木「………えっ、まさか………」
                          イッテ
セレス「そうですわね……、何処へ“売られて”しまわれたのでしょうね……」 ニコッ

舞園「……親の反対を押し切って都会へ出てきた人なんかは多いんです……。

    だから……、成功したとしてももう家族から見捨てられてる人は沢山います……」

セレス「大変ですわね……、だって多くの人数がいらっしゃるのに成功なさるのは

     ほんの一握りなのでしょう……?」

舞園「………ええ…、人々からの人気が無くなれば簡単に切り捨てられ…、

    その次の日にはもう新しいグループが誕生している。 私たちの世界は戦争なんです……」

セレス「………それでいて、決して少なくない人数が先ほど話した末路を辿っているのですよね?」 ニコッ

苗木「…………………酷い……な……それって………」
.

セレス「それで……わたくしはそのような人を何十人かは打ちのめしたことがありますが―――――

舞園「―――それでいいんです……、その子たちだって……今ごろ後悔しているでしょうけど……

                               …………いい気味です……」

苗木「え…………?

セレス「ほう…………?

舞園「私を含めて…、みんな困っていることは、ライブで観客席を通るときにお尻を触られたり……

    開始前や終了後に控え室に入ってくるお客さん……、プライベートも含めて私たちを守るために

    女性の権利を訴える運動は広く行われていますが――――

苗木「………………

舞園「その権利に守られる私たちが自分からそのような事に進んで行ってるんですから……

    そうなってしまうのは当然なんです」

セレス「………でしたら……貴女は無いっていいますの?

     国民的超高校級のアイドルである貴女は………本当にそれを言えるのですか?」

モノクマ「―――――言えるのですぅ!!!!!!」

苗木「も……モノクマ………?」
.


モノクマ「それ故に、彼女が名実ともに『超高校級のアイドル』としてこの学園に呼ばれたのです!!」

セレス「………………成る程……」

モノクマ「なんなら本人に聞いてみますかぁ?」

セレス「………いいえ、そこまでは結構です……」

モノクマ「おろろぉ……、とりあえずだなぁ!!

     セレスティアなんとかさんがギャンブルで負けなしで呼ばれたように!!」

舞園「…………………」

モノクマ「ここの舞園さんも自分の力だけで頑張ってるんだよぉ!!!

     それじゃあまたねぇぇ~!」

          ヒュイッ!

苗木「ま……舞園さん………?」

舞園(アイドルだけじゃなくって……私の事を全部知っているの…? 黒幕は……何者?)

苗木「舞園さん?」

舞園「あ……、ご…ごめんなさい……ちょっと考え事を………」
.


セレス「……ふむ………どうやら貴女という人は…………

舞園「………………?

セレス「……私が思っていたより随分と興味深い方なのですわね……」 ニコッ

苗木(……セレスさん………舞園さんと話しているときに笑ったのは初めてか……?)

セレス「………一回目は苗木君を立てるために譲りましたが…、

     今回は貴女の為にわたくしは先に部屋に戻ることに致しますわ…」

               タッタッタッ
                       ガチャン――

舞園「あ……、苗木君………」

苗木「………あ………」

舞園「どうやら長話で気づかなかったですけど……、みんな帰っちゃったみたいですね………」

苗木「そ……そうだね……、ってことはまた二人き――――――

霧切「―――話は終わった?」

苗木「き……霧切さんっ!? い……いつからそこにっ!?」

霧切「………貴方達が話すことに夢中だったから黙って待ったのよ……」
.

そういえば一週間ルールとかありましたな
一応殺人から裁判までネタは出来てるんで自分も消化不良なので
製作行こうかなと思いますけどいいですか?

舞園「……気になる人がいるって、言いましたよね?」
ほい。立てました

ダンガンロンパなんだから当然誰か死にます。
学級裁判までやりますよ。

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