京子「今日結衣ん家遊びに行くよ」(217)

結衣「えっ…今から?…ち、ちょっと…だめ…掃除してないから汚いし…」アセアセ

京子「んー…あたし別に気にしないよ?」ニカッ

結衣「わ、私が気にするの!」

京子「えー…」

結衣「掃除する時間くれれば…」

京子「じゃあ一緒に掃除してあげる!」

結衣「そ、それは無理…」アセッ

京子「なんでさー」

結衣(そりゃ…家の壁は京子の写真だらけだし…抱き枕カバーだって京子だし…こんな状態じゃ人呼べないよ…)

―――――

結衣「じゃあ掃除してくるから待ってて」

京子「りょーかい!」

パタン

結衣「よし、まずは…壁の写真はがさないと…」イソイソ

ガチャ…

京子「…」ソローリ

結衣「おい」

京子「わひゃあっ!?」ビクゥッ

結衣「入るなって言ったろ?」ニコッ

京子「ひいぃ…」ビクビク

結衣「閉めるぞ」

京子「は、はい…」

パタン ガチャッ ガチャッ

京子(鍵かけられた!)ガーン

結衣「ふぅ…さて、と…」

結衣「片付けなきゃな…」

結衣「…」

結衣(京子が見てるぞ…!)

結衣「ごめんね…?少しの間お別れだよ…」ペリ…

結衣(写真の京子も可愛いよ)チュッチュ

結衣「ハッ…!」

結衣「は、早く片付けないとな…」イソイソ

結衣「…」ペリペリ

結衣「あ…この京子も可愛いな…」ウットリ

結衣「ハッ…!」

結衣「…」イソイソ

結衣「はぁ…」ウットリ

結衣「ハッ…!」

結衣「だめだめ…ちゃんと片付けなきゃ…!」



京子「まだかなー…」ポツーン

結衣「ふぅっ…写真はいったん引き出しにでも閉まって、と…」ガラッ

結衣「あと抱き枕カバー取らなきゃな…」トテテー

結衣「…」

結衣「京子…」

結衣「…」ポフッ

結衣「…」ギューッ

結衣「ふふっ…」

結衣「ハッ…!」

結衣「京子…恐ろしい子!」

結衣「カバーは…押し入れにでも…」

結衣「よし!」

ガチャッ

結衣「京子…あがっていいぞー」

京子「長いよ!」

結衣「はは…ごめんごめん…」

京子「じゃ、おじゃましーす!」

結衣「ふぅ…」

結衣(これで安心かな…)

京子「…」

結衣「どしたの?」

京子「あはは…はは…天井…変わったグラデーションだね…」

結衣「天井…?」チラッ

結衣「!?」

結衣(剥がし忘れた!)ガーン

結衣(う…迂闊だった…)

京子「あはは…結衣ー、あたしが天井にいっぱいいるよー…」

結衣(お、落ち着け!あれでも総量の五分の一程度…!まだ焦る時間じゃない…!)アセアセ

結衣「そ、そのへんに座って」ニコッ

京子「えっ…結衣…天井にあたしの写真…」

結衣「アイス持ってくるから」ニコッ

京子「あ…ありがと…」

結衣(落ち着け…ここは…スプーンでも舐めて落ち着くんだ…!)ペロペロ

結衣「…」ホッ

結衣「…」スタスタ

結衣「はい、アイス…」スッ

京子「ありがと…」カパッ

京子「…あむっ…」パクッ

結衣(間 接 キ ス !)ワーイ

京子「な、なにさ!」ビクッ

結衣「おっと…」

結衣「なんでもないよ」ニコッ

京子(な、なんか変だよ…結衣…)

京子「っていうかさ…天井…」

結衣「!」

結衣「ゲームしよう!」

京子「いや…天井にさ…あたし…」

結衣「ゲーム!ゲーム!」

京子「…わかったよ…」

結衣「わかればいいよ…」ポチッ

京子「…」

結衣「…さて…次のダンジョンは…あ、体力とか大丈夫だっけ…」ピッ

京子「…あ」

結衣「何?」

京子「主人公…『ユイ』で…ひ、ヒロインの名前『キョーコ』なんだ…」

結衣「このゲーム終了!」ポチッ

京子「な、なんなんだよぅ…」

結衣「か、勘違いするなよ!」

京子「な、なにを?」

結衣「あ、あれデフォルト名だから!別に名前変えたわけじゃないから!」

京子「あ…あたしあのゲーム知ってるけど…違うよね?」

結衣「ごめん…ちょっと嘘吐いた…」

京子「なんで嘘吐いたの!?っていうかその嘘苦しいよね!?」

結衣「~♪」ピューピュー

京子「く、口笛とかで誤魔化さないでよ!」

結衣「くっ…!」

京子「そ、それにさ…天井の写真…!」

結衣「!」

京子「ほ、他にも写真…あったりするんじゃ…」

結衣「!?」

結衣「…」

結衣「……」

結衣「………」

結衣「な、無いよ…?」

京子「今の間は何!?なんで吃ったの!?」

結衣「~♪」ピューピュー

京子「だからそれやめて!」

結衣「も、もういいじゃん…遊ぼうよ、な?」

京子「…納得いかないんだけど…」

結衣「よし!ぷよぷよとかやろう!」

京子「…」

京子「じゃあさ、あたしが勝ったらさ…ホントのこと言ってよ…負けたら、追求しないから…」

結衣「…」

結衣「わかった…」

京子「!」

―――――
―――


結衣「なんだよ…なんでテキトーに詰んで10連鎖以上できるんだよ…おかしいだろ…」グスン

京子「あっはっは!約束だ結衣!」

結衣「!」ビクッ

京子「天井のヤツ以外に写真はあるの!?」

結衣「うぅ…あ…ある…よ…」

京子「…やっぱり…ほら、隠さないで見せなさい!」

結衣「えっ…無理…」

京子「なんでさ…?」

結衣「き、嫌われちゃうもん…」グスッ

京子「!」キュン

京子「…嫌いになったりしないよ…たぶん…」

結衣「ホント!?」パアァッ

京子「た、たぶん…」

結衣「ちょっと待ってて…」トテテー

結衣「ただいま」ドサッ

京子「!!?」

京子「ひいぃ…こ、これで全部だよね…?」

結衣「実は…もうちょっとだけ…」

京子「まだあるの!?」ビクゥッ

結衣「これで…写真は全部…」ドサッ

京子「な、何枚…あるの…コレ…?」ビクビク

結衣「いっぱい」ニコッ

結衣「んとね、一番お気に入りはコレ!」ピラッ

京子「へ、へぇ…」

結衣「超可愛い!」チュッチュ

京子「!?」

結衣「ハッ…!つ、つい…日課だから…」アセッ

京子「えっ…」ヒキッ

結衣「えっ…」

京子「いや、なんでもない…撮られた記憶無いんだけど…」

京子「な、なんでこんなに…っていうかいつの間に…」

結衣「それは内緒」

京子「…」

結衣「こ、この京子も可愛い…」ピラッ

京子「…」

結衣「で、でも本物の方が可愛いから!!」

京子「えっ」

結衣「写真なんかよりもずっと可愛いから!」ハァハァ

京子「ちょっ…結衣…!」

結衣「あ…ごめん…すーっ…はーっ…ん、落ち着いた…」

京子「…」

京子「この写真…いつもどうしてるの?」

結衣「いつもは…壁に貼って…」

結衣「京子と一緒に暮らしてる気分で過ごすよ」ニコッ

京子「うわぁ…」ヒキッ

結衣「えへへ…私はいつも京子と一緒なんだよ…」

京子「…」

京子(なんかちょっと気分悪くなってきた…)

京子「あ、あたしもう帰るね…」フラッ

結衣「えっ…京子…今日泊まってくんじゃ無かったの?」ワナワナ

京子「………えっ?」

最初からでいいなら書きたい
でも>>1に任せた方がいいと思うんだが…

プルルルルル…ガチャ

結衣「はい…もしもし?」

京子「京子だよん」

結衣「ああ、京子。どうしたの?」

京子「いやー、今日結衣ん家に遊びに行きたいと思ってさー」

結衣「…今日というより、ここ最近、毎日じゃないか」

京子「いいじゃんいいじゃん!」

結衣「…ダメだ。今日はダメ」

京子「え?何で?」

結衣「とにかく、ダメだ」

京子「えー?もう出かける準備しちゃったし…そこをなんとか!」

結衣「…じゃあ、一つだけ条件」

京子「なんですか結衣さん!何でも言って下さい!!」

結衣「…私の話をちゃんと聞く。終わるまで、ちゃんと。いいね?」

京子「なーんだ、そんなこと?分かった!じゃあ、今から行くからなー!」

ピッ

結衣「…今日こそ、はっきり言ってやる…」

ガチャ

京子「結衣の家に私、見参!」

結衣「…インターホン押せって言ってるだろ?」

京子「いーじゃん!最近はずっとこんな感じだしさぁー!」ニシシ

結衣「…」ハァ

結衣「ま、それはいいんだけどさ…。早速、話していいか?」

京子「その前にラムレーズン、プリーズ!」

結衣「…あのな、約束だっただろ?話が先だ」

京子「え~ラムレーズン~」バタバタ

結衣「はぁ…。食べたら、ちゃんと聞く?」

京子「!…うんうん、もっちろん!」パァァ

結衣「…ちょっと待ってて」スクッ

京子「やったぁー!」ニシシ

結衣(…)

京子「へへ…やっぱり結衣の家は居心地いいなぁ…」ゴロゴロ

~数分後~

京子「あーおいしかったー!」

結衣「…よし。じゃあ私の話を…」

京子「んじゃ、ゲーム借りるねー」

結衣「…え?いや、私の話を…」

京子「うーん…結衣?これって、どう電源付ければいいんだっけ?」

結衣「…おい!私の話…!」

京子「…ん?あ、そっかー」

結衣「…」

京子「んじゃ、早く済ませようぜー!どうぞどうぞー!」

結衣「…真面目に聞いてくれ」

京子「失礼な!真面目だってばぁー!」

結衣「なら、いいんだけどな…」

京子「ほらほら、早く!」

結衣「…京子。ハッキリ言うよ。前から思ってた事だ」

京子「うんうん」

結衣「もう、私の家に来ないで欲しい」

京子「…ん?」ピクッ

結衣「…」

京子「今、なんて…?」

結衣(…)ゾクゾク

結衣「…聞こえただろ?」

京子「いや、その…な、なんでぇ!?」

結衣「京子。覚えてるか?一週間前のこと」

京子「…うん。確か、皆で集まってホットケーキパーティーしたんだ」

結衣「でさ、その時…私、京子に買い物を頼んだよな。ちゃんとメニューのメモも渡して」

京子「…あ…怒ってたの…?」

結衣「もちろんだ。まさか、あんなに大量にラムレーズンを買ってくるなんてな…」

結衣「…あろうことか、私の金で」

京子「…あ、その…ご、ごめん…そんなに怒ってたなんて知らなくて…」

結衣「でさ、そのラムレーズンを食べるために京子は毎日毎日、私の家に来るワケだ」

京子「っ…」

結衣「これって、単純に考えて不快じゃないか?」

京子「…ごめん」

結衣「それに、あの金は…お父さんお母さんの大事な仕送りなんだ」

結衣「それを雑に扱われて…良い気分はしないよな?普通の人は」

京子「…う、うん」

結衣「それに、こんなに来られても迷惑だ。ゲームしたり寝るだけだし…」

京子「…うん…」

結衣「だから、これからは家に来ないで欲しい」

結衣「ほら、京子の大好きなラムレーズンは持って帰っていいからさ…申し訳ないけど、出てって」

京子「…わかった、けど…質問していい?」

結衣「いいよ。どうせ最後だしな」

京子「私、迷惑だっただけ?最初から、ずーっと…邪魔だっただけ?」

結衣「…!」

京子「本当に、そうなの…?結衣ぃ…!」

結衣「…最初は、うれしかったよ」

京子「!」

結衣「でも、最近は一人ぐらしにも慣れて…うれしくなくなった」

京子「…そっか」

結衣「…これで、話は終わり」

京子「…うん。また明日、学校で」

結衣「ああ」

ガチャ…バタンッ

結衣「…~!ふぅ…」ゾクゾク

結衣「ああ…ごめんな京子…」ゾクゾク

結衣(…ふふ、出ていけって言っただけで、あんなに悲しそうな顔…)

結衣(…少し京子には悪いけど、少しの辛抱だし…もう少し続けよう)

結衣「ああ…!!京子には、ここが、そんなに大事な場所だったのか…っ!」ゾクゾク

結衣(明日から、楽しみだな…やり過ぎないようにしないと)

結衣(ふふふ…ごめんな、京子。私が満足したら、また家で遊ぼうな)

結衣「…仲直りした時のために、ラムレーズン買い溜めとくか…」



・・・・
・・・
・・

~翌日、学校~

ガラッ

京子「!」

結衣「…京子、もう来てたんだな。何で先に行ったの?あかり達も心配してたぞ?」

京子「そ、その…結衣に迷惑かなって思ってさぁー…私は…」

結衣(…!)

結衣「ああ…そういうことか。京子も思いやりみたいなのを学んだんだな」

京子「え…」

結衣「良いことだよ、京子。これからは、別々に登校しような」ニコッ

京子「…うん…」シュン

結衣「さて…」ガタッ

京子「あ、あのさ…結衣?」

結衣「ん?なに?」

京子「私のこと、嫌いになった…?」

結衣「いや?そんなことないぞ」

京子「ほ、ホント!?」パァァ

結衣「ただ、少し迷惑なだけ。一定の距離が丁度いいかな」ニコッ

京子「あ、ああ…そっかぁ…」

結衣(…私のこと、大事に思ってくれてるんだな京子…)

結衣(一度、実感してみたかったんだよな…この、大切に思われてる感覚)ゾクゾク

~放課後~

結衣(…結局、京子とは一言もしゃべらなかった)

結衣(私もつらいけど…まぁ、計画どおり…)

京子「ゆ、結衣!部活いこっ!」ガタッ

結衣「…ん?ああ…そうだな」

ガラッ…ピシャ

京子「…」テクテク…チラッチラッ

結衣「…」テクテク

結衣(…バレバレだよ、京子。まったく、可愛いなぁ…)ゾクゾク

~ごらく部~

ガラッ

あかり「あ!きたきた!」

ちなつ「お先してます~」

結衣「お、早いね」

京子「…」

結衣「それじゃーいつもどおり」

あかり「うん、ダラダラしよっか~」

京子「…」

ちなつ(…何か違和感)

ごめん後は>>1に任せる。激しく眠い
>>60から続き書いてくれ

スレ汚しすまんかった

やっぱり保守がてら>>1が帰ってくるまで投下するわ

なんか途中だと気持ち悪いし、
>>1帰ってきたら即やめるので、つまらなくても許して下さい…

~~~~~~

京子「…」ペラッ…チラッチラッ

あかり「むむむ…結衣ちゃん、オセロ強いね…」

結衣「そう?あかりも強いけどな…」パチッ

ちなつ(…やっぱりおかしい…京子センパイが一言もしゃべらないなんて…!!)

京子「…」ハァ

ちなつ(…それに、いつもの、うっとうしい抱きつきもないし…)

ちなつ(…落ち着かないなぁ…)

ちなつ「…京子センパイ、今日はどうしちゃったんですか?」

京子「…え、何?」

ちなつ「いや、その…元気ないじゃないですか」

あかり「そういえば、そうだね~」

京子「…そんなこと、ないって」

結衣「…そうだな。京子は元気だ」

ちなつ「いやいや、絶対おかしいですって!ずーっと座って本読んでるなんて!」

あかり「うーん…京子ちゃん、何かあったの?」

京子「いや、その…」

結衣(…)

結衣「京子」

結衣「分かってるよな?」

京子「…!…どういうこと?」

結衣「元気だよな?」

京子「…っ…」ビクッ

京子「…!…も、もちろん!」

あかり(…?)

ちなつ、「…怪しい…二人とも…はっ!」

ちなつ「まさか…いけない所まで進展しちゃったんじゃないですよね…!?」ワナワナ

ちなつ「目と目で分かりあう関係なんて…許さないです!!」ワナワナ

結衣「ちょ、落ち着いて…」

ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ

京子「…」

~~~~~~

結衣「お、もうこんな時間だ…帰ろうか」

京子「…だねー」

あかり「今日も楽しかったね~」ニコニコ

ちなつ「…そうだね」

結衣「ちなつちゃん…誤解だからね?」

ちなつ「…はい…帰りましょうか」


・・・・・・
・・・・
・・

ちょい休憩
てかクズ結衣にしてるつもりは一切ない
ガマンできなくてやってる感じだから

~帰宅後、あかり宅~

京子「…」

ピンポーン

あかり「…誰だろ…って京子ちゃん?」

京子「…あかり、相談があるんだ。入れてくれ…」

あかり「う、うん!入って入って!カギは開いてるから!」

京子「…姉さんとかお母さんは?」

あかり「今はいないよ…だから、遠慮なく…」

京子「…ありがとう…」


ガチャ…バタンッ

~あかりの部屋~

京子「おおう!?ちなつちゃんもいる!」

ちなつ「…居ちゃ悪いですか」

京子「いえいえ…そんなことは…何でここにいるの?」

ちなつ「…あかりちゃんに、センパイ達のことを相談してたんです」

ちなつ「…京子センパイと結衣センパイが出来ちゃったんじゃないかって」

京子「…あ、そう…」

ちなぬ「どうなんですか、京子センパイ!?」ズイッ

眠い…>>172の最後がちなぬ、になってるし…

この後、京子がちなつちゃんのあかりの家ばっかに行って結衣に冷たくなって
結衣の計算が狂ってどうしよう…って展開で誰か続きおなしゃす!

それか>>60の続き誰か書いてくれよ…

保守だよぉ

京子「今日結衣ん家遊びに行くよ」
京子「今日結衣ん家遊びに行くよ」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1319244181/l50)

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結衣「あかり!何で私と寝てくれないんだ!」 あかり「ね、寝る…」 - SSまとめ速報
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結衣「京子にありとあらゆる苦痛を与えたい」 - SSまとめ速報
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保守頼むよぉ

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