苗木「不二咲さんがドSになった…」 (43)
不二咲「苗木くぅん…」
苗木「……」汗ダラー
話は数分前にさかのぼる…
僕は倉庫にあったジュースを不二咲さんにあげた
不二咲「ありがとう!とっても美味しいよ!」
苗木「それは良かったよ!」
不二咲「うん…!あれ?……何だか…頭がポーっとしてきた…」
苗木「っ!?…不二咲さんっ!?」
モノクマ「あ~あ飲んじゃったぁ」
苗木「モノクマっ!?」
モノクマ「いや~発注ミスでとんでもない物を取り寄せちゃったの」
苗木「この症状…まさかお酒?」
モノクマ「ちがうよっ!!いくらおちゃめなボクでもそんなミスしないよ!」
苗木「…じゃあいったい、不二咲さんはなにを飲んだの?」
モノクマ「ドSナールだよー」
苗木「へ…?」
モノクマ「だから~不二咲くんがドSになるの!!」
苗木「え!?ちょっと待ってよっ!!ドSって…、それに今、不二咲くんって?!」
モノクマ「おっと、いけねぇや!口を滑らせちまった!さいならー」ぴょんっ
苗木「おいっ!?……モノクマが不二咲くんって言ったって事は…もしかして不二咲さんは…」
不二咲「うぅーん…」
苗木「あ!不二咲さん大丈夫!?」
不二咲「このスケベモヤシぃ…」
苗木「……へ?」
不二咲「ふふ、冗談だよー!」
苗木「な、なんだ…やっぱりモノクマの悪い冗談…」
不二咲「モヤシに失礼だよね!」
苗木「……(ダメだ…完全にドSになってる…!)
ど、どうしよう!?っ取りあえずお水を!」
グイッ
苗木(あ、しまった!!パソコンのコードが足にっ!?)
ゴン!!
苗木「う、うん…?」
不二咲「あ!苗木くん気がついた?」
苗木「不二咲さん…えっと…」
不二咲「机の角に頭をぶつけて気絶してたんだよ?」
苗木「いや…それは覚えてるんだけど…
なんで僕、縛られてるの?」
不二咲「スキありっ!ってやつだよぅ…!」
苗木「隙を見せたら縛られるの…?」
不二咲「何だかむしょうに苗木くんを縛りたくなったんだ!…でもなんでだろう?」
苗木(自分でも理解できてないのか…?完全に本能のおもむくままだ…!
今の不二咲さんは普通じゃない!助けを呼ばないとっ!)
苗木「だ、誰かっ!!っ!」
(そうだ!…部屋は…)
不二咲「防音だから声は届かないよぅ…?」
苗木(ど、どうしよう…)
不二咲「でも叫ばれたらちょっとうるさいから…」
苗木「…むぐぅ!?」(な、なにか茶色い布を口に詰められた!)
不二咲「僕の予備のスカートだよぅ…!」
苗木「んぐぅっ!!?」
苗木(ふ、不二咲さんのス、スカートっ!!?)
不二咲「苗木くんはもう気づいてるんだよねぇ…?僕が男の子だって事…」
苗木(やっぱりそうなんだぁ…)
不二咲「でも苗木くん僕のスカートが口に入ってるって知ったとき、嬉しそうな顔してたよ?」
苗木「んぐぅ!?」
不二咲「男の子のスカートなのに、興奮しちゃったのぅ?」
苗木「ぐ…んぐぁグぐっ!」
不二咲「えいっ!」足グリグリ
苗木「んんっ!?…ぐっ…んあ!…」
(不二咲くんの足が僕を踏んでる!!)
不二咲「僕で興奮してくれたなら…ちょっとうれしいなぁ…!えへへ」グリグリ
苗木(な、なんだ?!この込み上げてくる感情はっ!?
べ、別の事に意識を向けよう!!…えっと…この部屋には…
ダメだ!!僕には理解出来ない数字の羅列ばかりだ)
不二咲「」グリグリ ヒラヒラ
苗木(あ、この位置からだとスカートの中が見えそう…)
苗木(不二咲くんは…下は男物と女物どっちをはいてるんだろう…
ちょっと…キニナル…)ズイ
不二咲「…?……!」ポン
苗木(もう…少し…!)
不二咲「苗木くぅん…もしかして僕のスカートの中がきになるのぉ…?」
苗木「んぐっ!…ん、ん~うぅ…」
不二咲「見たいなら別に見てもいいんだよぅ…?」
苗木「んぐぉ?!」
不二咲「ほぉ~らぁ…!」スカートギリギリまでヒラリ
苗木「ぐっんっぐぁ!」ズイズイ(ハァ…ハァ…)
不二咲「興奮してるのぉ?僕も苗木くんと同じ男の子なのにぃ…」
苗木(もう男物か女物かなんてどうでもいいっ
あと…もう…ちょっと…!!)
不二咲「はぁ~い時間切れー、今日はお預けだよぅ~」ススー
苗木「んぐぁあ??!」(そ、そんなっ??!)
不二咲「えへへ…男の子のパンツでそんなにガッカリするなんて苗木くんの変態…!」
苗木「……んぐ!?」グサ
不二咲「……うぅん…あれれぇ…?何だか眠くなってきちゃった…」
布団にポフゥ
苗木(…!?薬の副作用かな…?……え?っていうか僕はこのまま放置プレイ?)
数分後…
しゅるしゅる…
苗木「思ってたよりロープが緩かったみたいだ…」
ネチョぅ
苗木「…僕のヨダレが不二咲さ……くんのスカートにこんなに…」
(僕はこんなに興奮してたのか?!……ま、まさかな…)
苗木「スカートは洗って返すとして…」
不二咲「スースー」
さっきまでの小悪魔が嘘のように天使のような寝息をたてている…
苗木「このままにしておくのは危ないなぁ…」
不二咲「スースー」
苗木「……ゴクリ」(今ならさっきの仕返しができる!!…なんて考えちゃダメだ!)
不二咲「…ん…ぅ…スースー」
苗木「ス、スカートの中身を見るぐらいいいよね!男の子同士なわけだし…」
不二咲「スースー」
苗木「し、失礼っ!!」ハラリ
不二咲「スースー」
苗木(あ、下も女物なんだ…
……なんだろう…罪悪感じゃなくて
すごく勿体無い事をしたような…、さっきは凄く見たかったのに…)
モノクマ「オマエラ、朝です!7時になりました!起床時間ですよー」バツン
不二咲「…う、うん…?いつもはもっと早く起きれてるのに…?
ふぁー……ってアレっ!??苗木くん!?」
苗木「……ん…?…くぁ~不二咲さんおはよう」
不二咲「どうして苗木くんが僕のベッドで寝てるのっ!?」
苗木「不二咲さん…昨日のこと…覚えてない?」
不二咲「えぇっ!?昨日の事って……?あれ?昨日僕何してたんだっけ?」
苗木(どうやら、薬の効果が切れたみたいだな…あれ?…良かったハズなのに
なんだかちょっと残念な気も…)
不二咲(ふあぁ…!!僕…!苗木くんと昨日ナニしちゃったんだろう?!
思い出せないよぅ…!!)
苗木「じゃあ、僕は先に食堂に行ってくるから!」
不二咲「あ!…ちょっと苗木くん!昨日なにが!?」
苗木「あ、それと不二咲さんのスカート…僕のせいで汚しちゃったから
後で洗濯して返すよ!」ペラ スカートの股間部分ネチャァ
不二咲「ホントに昨日何があったのっ!?ちょっと!!苗木くぅん!?」
バタン
それから時間がたち…昼の自由時間
苗木「なんだろう…今日1日ずっとモヤモヤする…いや?ウズウズ?
(さっき山田くんがセレスさんに上に乗られてるのをみて…
羨ましい…って……)ないないない!!あんなのを羨ましがるなんて
それこそ変態見たいじゃないかっ!!」
モノクマ「えーコホンッ!!…そんな苗木くんに朗報です」
苗木「うわぁ!?モノクマっ!?」
モノクマ「不二咲くんの症状はまだ完全には治ってないかも知れません」
苗木「ええぇっ!!?」ドキン(な、なんだ?今の胸の高鳴りは…?
ハハッ…そんなわけ…)
モノクマ「も~素直になりなよ~」
苗木「か、関係ないだろっ!!」テクテク
モノクマ「あれ?どこいくの??」
苗木「不二咲さんの様子を見てくる!…見てくるだけだからなっ!?」
モノクマ「あっそう…うぷぷ…」
不二咲の部屋前
苗木「不二咲さ~ん!」
ガチャ
不二咲「あ、苗木くんだぁ!どうかしたのぉ…?」
苗木「うん、ちょっと不二咲さんと話したくなってさぁ」
不二咲「ホントぉ!?僕もちょうど苗木くんとお話がしたかったんだ!」
苗木(あれ?いつもの不二咲さんみたいだぞ…?い、いやぁ良いんだけど…)
不二咲「さ、上がってよぅ!」
不二咲さんと過ごした テゥルリ♪
苗木「じゃ、じゃあ僕はこれで…(結局モノクマにもてあそばれただけか…)
」
不二咲「あ…!待ってっ!苗木くん!」肩ポン
苗木「……ん?」
不二咲「昨日の続きがまだだよぅ…」
苗木「ふぁい!!!」
ザ・お馬さん
四つん這いの僕の上に不二咲さんが腰かけている!
苗木「ハァ…へへ、不二咲さんこれは…?」
不二咲「もう~二人きりの時は不二咲くんって呼んで欲しいなぁ~…」
苗木「ふひゃあっ!…ハァ…ふ、不二咲くん!!」
不二咲「ふふ…苗木くん楽しそう…!今まで楽しみに待っててくれたのぉ?
…嬉しいな…!えへへ…!」
苗木「!?」(ドS状態なのに笑顔に全然黒さがないっ?!
やってる行動とは逆に笑顔は天使みたいだ!!)
不二咲「苗木くんの上、座り心地いいなぁ…」
苗木(…ていうか不二咲くん軽いなぁ…) 41キロ
不二咲「いざっ!レッツゴーだよ!苗木くん!」
苗木「……え?まさか、」
廊下で四つん這い状態
苗木「さ…さすがにこれは…ハァ…誰かに見られたら…ハァ…」
不二咲「楽しそうだね苗木くん…!」
苗木「…ぐっ」(否定出来ない…)
不二咲「ほらほら!誰かに見つかる前に、出発だよ!苗木くん!」
苗木「ふぁ、ふぁい!」ペタペタ
(と、とりあえず人通りの多い廊下から抜けないと…!)
ガチャあ
苗木「!!!!?」
葉隠「あ、上着肩にかけるの忘れてたべ」
ガチャン
苗木「ハァ…ハァ…」(あ…あやうく…)
不二咲「いきなり見つかっちゃうところだったねぇ…」ホッ
苗木(こ、このままだと本当にシャレにならないぞ…!
不二咲くんは薬のせいだとしても、ぼくには弁解の余地はない!)
不二咲「苗木くん息荒いよぅ…?」
苗木「こうなったら!!」ダッ
不二咲「ふわぁっ!?」
苗木(廊下から見えない所までダッシュだっ!)(四つん這いで)
ペタッペタッペタッペタッ!キキィー!!!
苗木「よし!ここまで、来れば…」
不二咲「ちょっとぉ!苗木くん!!!」
苗木ビク
不二咲「もう、酷いよ苗木くんっ!いきなり走りだす何てさっ…!」
苗木「ご、ゴメン不二咲さ…くん」
不二咲「もう…苗木くんのせいで…したくなっちゃったよぅ…」モジモジ
苗木「…え?…したいってなにを?」
不二咲「……トイレ…!…」
苗木「へ…?」
不二咲「今すぐ直行ー」頬っぺたプクー
苗木「…は、はい……」
(はぁ…男子トイレでも這わされるのかぁ…)
不二咲「どこいくのぉ?」
苗木「え?どこって…?」
不二咲「僕が行きたいのは女子トイレだよぅ…」
苗木「……へ?」
女子トイレ一番奥の個室
苗木「不二咲…くん?…僕も不二咲くんも男なのになんで女子トイレに…」
不二咲「そのほうが苗木くんが興奮してくれると思ったからだよぅ…」
苗木「僕が…?興奮?…ってそれより不二咲くん用を足しに来たんじゃ…」
不二咲「そんな事より苗木くんっ!ここで服を全部脱いでみてくれないかなっ?
」
苗木「えぇっ?!なん…!」
不二咲「苗木くんがどこまで変態さんなのか、僕とっても気になるんだ!」
苗木「え、さ、さすがにさっ!ほら!色々と…!」
不二咲「上の服は手伝ってあげるからっ!」
苗木「え?!ちょっ不二咲さ…!
(同級生の男の子に女子トイレの個室で服を脱がされてる…)
ハァ…や、やば…!」
不二咲「はいっ!上は全部脱ぎ終わったよ…!」
苗木「ハァ…ハァ…」
不二咲「いいなぁ…僕も苗木くんのでいいから、こんな体が欲しかったなぁ…
」ペタペタ ペタペタ
ペタペタ
苗木「ハァ…ハァ…うぐっ!」ビクン
不二咲「…!……ふふっ下は自分で脱いで欲しいなぁ~、ほら!
はいとくかん…って言うのもスゴいと思うし…
あと、ちょっとボクも恥ずかしいから…!」
苗木(小悪魔フェイスから天使が時折顔を出す…!
そのせいかいつの間にかパンツまで手をかけてしまっていた…)
苗木「こ、これでいいの…?」
不二咲「苗木くん、手で隠してる部分の事を知りたいんだよぉ…」
苗木「こ、これは…!不二咲くんだって持ってるじゃないか…!」
不二咲「そうじゃなくて、今どうなってるか知りたいんだよぉ」
苗木(今どんな状態って…決まってるじゃないか…!)
不二咲「ほらぁ…早くしないと誰か…」
ガチャあ
苗木「…っ!?」
不二咲「…っ?」
舞園「~♪」
苗木(こ、この声は!?よ、よりによって超高校級のアイドル
舞園さんじゃないかっ!?…こんなとこ見られたら…)ザ カラン!
舞園「あれ?誰かいるんですか?」
苗木(や、ヤバイっ!?)
不二咲「あ、僕だよ舞園さん!」
苗木(思わず声が出そうになったけど…
手は下に使ってるから口を覆えない…!)
舞園「なんだ、不二咲さんでしたか!てっきりモノクマがまた悪さしてるのかと」
不二咲「あ、舞園さんちょうど困ってた所なんだ!」
舞園「はい?なんでしょうか?」
不二咲「トイレットペーパーが切れちゃってて…
新しいのを渡して欲しいんだ!」
苗木「…ふぁっ!?んむっ!」口グムー
苗木(また声が出そうになった!!不二咲くんなにを!?)
舞園「ええ、いいですよそのくらい!」
不二咲「上からキャッチできる自信がないから、直接渡して欲しいんだけど…
いいかなぁ…?」
舞園「女の子同士じゃないですか!なにも気にする必要ありませんよ!」
コツコツ コツコツ
苗木(あ、足音が近づいてくる…!!…もし女子トイレの個室で全裸状態のぼくが
舞園さんに、見つかったら…!!)
不二咲「ありがとう舞園さん!」
コツ コツ
苗木(みんなにゴミを見るような目で見られる…!)ドキ ドキ
コツ コツ コツ コツ
苗木(ダメダメダメダメダメダメダメダメダメ!!)
ガチャり
苗木「うわぁっんぐぅ!!」
バツン!!!
舞園「あれ?停電でしょうか?」
不二咲「ありがとう舞園さん!」ひょい
ドア ガチャり
舞園「またなにかあったら遠慮せずに言ってくださいねっ!」
パツンっ!!
舞園「あ、ついた、なんだったんでしょうかね?」
その後、舞園さんがトイレから出ていったあと
服を着た僕と、不二咲くんで様子を見計らい部屋へ戻った
苗木「はぁあ…タイミングよく停電になってくれてよかったぁ~…」
不二咲「当たり前だよぉ、だって僕がそうなるよう
プログラムしておいたんだもん!」
苗木(さすが…超高校級のプログラマー…トイレの電気くらいは
余裕ですか…)
不二咲「僕……あのね…こうゆうの初めてだから…
どうやったら苗木くんが喜んでくれるかわかんなくて…」
苗木「い、いや僕はあんなので喜んだりは…」
不二咲「苗木くぅん」人差し指ピーン
「最後声が出そうになって手で塞いでたでしょ」
苗木「ええ!?」ドキリ
不二咲「やっぱり苗木くんはボクと同じ変態さんだったね!」
END
モノクマ「え?あの薬が欲しいって?
ダメダメ~、だってあの薬一回しか効かないんだもん!」
END?
初ssなんとか完走…!
あ…ヤバイ一気に疲労と眠気が…
こんな時間まで付き合ってくださってホントにありがとうございます
初保守も初支援も見た瞬間涙が出るかと…
がんばったな。不二咲さん好きだからなかなかいいよ
じゃあ次は純愛ルートで
>>35 一応ちーたんと耳掻きしたり肩車したり
やってみたいネタはあったけどw
今日はもうカンベンしてくださいww
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