セシリア「一夏さん・・・」(320)
代行
*
依頼(ID:r2u8nIex0)
初。。。緊張。。
セシリア「はぁ…」
セシリア「最近、一夏さんと二人きりで過ごす時間が減りましたわね…」
セシリア「まぁ…一夏さんを通じて箒さん達と親しい仲になったのは良しとしても、さすがにこうもライバルが多いというのは…」
セシリア「…このままではいけませんわ!」
セシリア「なんとかして、一夏さんと二人っきりの時間を多く作れないものかしら…」
セシリア「ううむ…悩めば悩むほど難しく感じますわね。」
セシリア「そもそも、最近は一夏さんが一人で行動している事自体少ないんですもの。」
セシリア「今ではお昼もすっかり大人数になってしまいましたわねぇ…」
セシリア「というより、一夏さんが一人でいる時間ってむしろ何をしてい…」
一夏「お、セシリアじゃないか。おはよう!」
セシリア「はひぃっ!?い、い、一夏さっ!?」
一夏「おおっ!?そんなにびっくりするなよ…俺の方がびっくりしたぜ。」
セシリア「ご、ごめんなさい…おはようございます。」
一夏「お、おぅ…おはよう。なんか朝からしかめっ面してるけど、どうかしたのか?」
セシリア「い、いえっ!なんでもありませんわ!お構いなく!」
一夏「ホントか?まぁ、何か悩みがあったら相談してくれよ。俺に出来る事なら協力するさ。」
セシリア「は、はい…ありがとうございます。(むしろ一夏さんには絶対に相談できませんわ…)」
一夏「あぁ。それじゃあまた教室でな!」
セシリア「(はっ!まずいですわ!せっかく念願の二人きりが!)」
セシリア「い、一夏さん!」
一夏「ん?どうした?」
セシリア「え?あぁ…えーっと…(どうしましょう…勢いで呼びとめてしまいましたけれども…)」
セシリア「(何か話題を振らないと不自然ですわね…)」
一夏「?」
セシリア「今日は良いお天気ですわね!」
一夏「え・・・?今日曇りじゃなかったっか?」
セシリア「あ!?え?あ、そ、そうでしたわね!まったく嫌なものですわよね!おほほ…ほ…」
一夏「お前何あたふたしてんだよ?」
セシリア「(ま、まずいですわ…なんとか冷静を振る舞わなくてはっ…!)」
セシリア「(どうやってこの場を上手く立ちまわれば…)」
しえんた
セシリア「べ、別にあたふたなんてしてませんわよ!?」
一夏「そうか?まぁそれならいいんだけど。」
セシリア「(おかしいですわ…一夏さんと二人っきりのシチュは沢山してきたというのに!)」
セシリア「(と、とりあえず…一夏さんが立ち去らないように話題を…)」
セシリア「あ、そういえば一夏さん?」
一夏「ん?」
セシリア「(え~っと…)今日の授業は座学だけでしたわよね?」
一夏「ん?あぁ、そうだな。それがどうかしたのか?」
セシリア「い、いえ!授業で動かない分、放課後はいつもよりレベルを上げてもよろしいかと思いまして!」
一夏「あれ?今日ってセシリアだっけ?コーチ。」
セシリア「へ?」
一夏「今日は確かシャルだった気がするんだけどな…セシリアには一昨日付き合ってもらってるし。」
セシリア「(くっ・・・)」
セシリア「(一夏さんのコーチ交代制は無駄な争いを避けるために定められた条約…これを乱すのはあまりよろしくありませんわ…)」
セシリア「そ、そうでしたわねぇ!」
一夏「なんか…やっぱ変じゃないか?具合とか悪いんじゃ…」
セシリア「そ…そうですわね…絶不調ですわ…」
一夏「ほらみろ。顔もちょっと赤いし、熱でもあるんじゃないのか?」
セシリア「ありませんわ!!!」
一夏「うおっ!?急に大声出すなよ…俺まだ眠くて頭に響く…」
セシリア「あ、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
一夏「いや別に大丈夫と思うけど…それより、話すなら教室行きながら話そうぜ。立ち話して遅刻なんて、千冬姉にどんな仕打ちを受けるか…」
セシリア「そ、それもそうですわね。では、歩きましょうか!」
セシリア「(教室に近づけば他の人と遭遇しやすいですけど、この場を脱するには好機ととらえましょう…)」
セシリア「(今のうちに、話題の一つや二つ考えておきたいですわね。)」
セシリア「(むぅぅ…>>+2とかどうかしら?)」
―移動中―
セシリア「(そういえば…一夏さんは常に女性に囲まれた環境ですわよね…)」
セシリア「(なのにこの普通な対応…歳不相応ですわ…恋の一つもしたことないのかしら?)」
セシリア「一夏さん。」
一夏「ん?」
セシリア「一夏さん周りって、女性が多いですわよね?」
一夏「ん?まぁな。学園じゃ俺一人だけだし。シャルも女だったしなぁ。」
セシリア「ですけれども、なんかこう…あまりその状況を意識されていない気がしますわ。」
一夏「へ?」
セシリア「その…今までに好きな人とかはいらっしゃらなかったのかしら?」
一夏「好きな人ねぇ…俺はなんていうか、今はISでいっぱいいっぱいだしなぁ」
一夏「昔だって剣道とかぐらいしかしてないから、そういうのはなかったなぁ」
セシリア「そうですか…(箒さんと鈴さんが哀れですわ…)」
一夏「それならセシリアこそどうなんだよ?イギリスにはなかったのか?そういうの。」
セシリア「へっ!?」
一夏「いや…その、なんだ?好きな人がいたとかそういうの。」
セシリア「(ま、まずいですわ…!!!!まさか切り返されるとは…!!)」
一夏「?」
セシリア「(どうしましょう…いたとかのレベルではないのですけれども…今まさに目の前にいますのに!)」
セシリア「(策士、策に溺れるとはこういうことを言うのでしょうか…)」
セシリア「(何か打開策を打たなければなりませんわ!)」
打開策→>>+2
セシリア「(恋愛関係は諸刃の剣でしたわ…!と、とりあえず!一気にこの話を打ち切りましょう!)」
一夏「ど、どうした?セシリア?俺なんかマズイこと聞いちゃったか?」
セシリア「まったくですわ!!!この唐変木ぅぅ!!」
バシッ
一夏「いってぇぇぇ!!!チョ…チョップ!?」
セシリア「ふ、ふん!女のプライドを傷つけた罰ですわ!」
一夏「…そんなにひどいこと言ったのか…悪い、セシリア」
セシリア「わ、わかればよろしいのですわ!さ、教室へ参りましょう!」
―教室―
一夏「(セシリアチョップで目が覚めちまった…)」
セシリア「(あら?今日は早く来たから一番乗りと思いましたのに…誰かいますわね…)」
セシリア「(誰かしら?)」
一夏「お?>>+2じゃないか!早いな!」
いちいち言うことでもないけどさ
>>(レス番)でないと専用ブラウザが認識してくれないから
普通に安価することをお勧めする
>>37
ご助言ありがとうございます。
安価ミスが起こらないようにと思っていましたが、
レス番を注意しつつ普通にします!
一夏「ってあれ・・・?誰もいない?」
セシリア「あらほんと・・・おかしいですわね?」
一夏「人の気配みたいな感じがしたんだけどなぁ」
セシリア「あれではございません?ほら、風でカーテンが地味に揺れていますわ。」
一夏「マジだな…」
セシリア「(ということは…教室でも一夏さんと二人っきり…)」
セシリア「(あぁぁっ!この私に二度もチャンスが訪れるとは…!この好機、逃すべからずですわ!)」
セシリア「一夏さん、それなら雑談でもいかが?」
一夏「おーいいぜ。何の話する?」
セシリア「あらいやだ。私はさっき外で話題を提供しましたわ。今度は一夏さんがお願いします。」
一夏「ん?そうだなぁ…」
一夏「>>45」
好きなタイプ
一夏「セシリアはさ、好きなタイプとかってどんなやつなんだ?」
セシリア「えっ!?す、好きなタイプですか?」
一夏「あぁ。やっぱりさ、人それぞれ理想ってあると思うし。なんとなく聞いてみたけど。」
セシリア「(好きなタイプを聞いてくるということは、これは脈ありかしら!?)」
セシリア「(外での会話がここで思わぬ伏線に…!GJですわ!)」
セシリア「んー…やっぱり、こうなんといいますか…見てて胸を熱くさせるような方がいいですわね!」
一夏「(抽象的すぎて全っ然わかんねぇ…)」
絶対来ると思ったんだよ松岡さん・・・w
一夏「ん~なんというかあれか?熱血少年みたいなのが好きなのか?」
セシリア「熱血…そうですわね。ここぞというときに熱血な方が好きですわね。たとえば、集中してISを動かしているときとか…」
一夏「ここぞ?普段から熱血系はダメなのか?」
セシリア「それはちょっと…疲れますわね…」
一夏「へぇ~」
セシリア「(へぇ~ってなんですか…)」
セシリア「それならば私も逆にお聞かせ願いますわ。一夏さんはありませんの?」
一夏「それ、外でも聞いてなかったっけ…」
セシリア「外は好きな人!今は好きなタイプですわ!」
一夏「(あんまかわんねぇ気もするけど…)」
セシリア「た、たとえば…その…この学園でしたらどのような方に好感を?」
一夏「学園で?そうだな…」
一夏「>>62とかかな。」
セシリア
一夏「セシリアとかかな。」
セシリア「えっ!?今なんと!?」
一夏「え…セシリア。」
セシリア「も、もう一度!」
一夏「セシリア。」
セシリア「セシリア?セシリアって…わ、わ、私・・・!?私ですの!?ど、どういったところで!?」
一夏「んーなんていうか、こうして話してすごい楽しいしな。あとISの操縦も上手いし、いろんな場面で頼りになるし。」
セシリア「あ…そうですか。(……なんか…褒める箇所がズレている気がしますわ…)」
セシリア「(で、でも…話してて楽しいとおっしゃってますし、これはこれで良しとすべきでしょうか。)」
一夏「ん?なんか俺おかしい事言ったか?」
セシリア「い、いいえ!?私がタイプと言われてちょっと驚いただけですわ!」
一夏「そんなに驚く事か?」
ガラッ
>>76「あ…。」
一夏&セシリア「あ。」
一夏「なんだセシリア、涼しくなりたいのか?」
セシリア(えっ? こ、これは……)
セシリア(もしかして、一夏さんが私の服を脱がせてくれるんですの!?)
セシリア(い、いけませんわいけませんわ! そんな、人前で破廉恥な……)
セシリア(……でも、一夏さんになら)
セシリア(そうですわ。強大すぎるライバルたちに先んじて一夏さんと既成事実を作る……そのためなら!)
セシリア「え、ええ。実を言うと、先ほどから暑くて仕方がありませんの。ぜひ一夏さんに、涼しくして頂きたいものですわ」
一夏「お、そうか。それじゃすぐやっちゃうぞ?」
セシリア「いっ、いつでもよろしいですわよ! さあ、ひと思いに!」カモーン
一夏「おう! それじゃいくぞ!」
一夏「松岡! SHOOOO……ZO!」レイキャクスプレー
セシリア「」
セシリア「えっ」
一夏「えっ」
弾
弾「あ…」
一夏&セシリア「あ。」
弾「い、一夏!?お前何やって!?」
一夏「お前!なんでここにいるんだよ!どうやって入ってきた!?」
弾「い、いやぁ…一夏ぁ!お前がいてくれて助かったわ…!」
セシリア「い、一夏さん!?この方は誰ですの!?」
一夏「ん?あぁ、ほら、こないだ話したろ?中学からの友達で、五反田弾。」
セシリア「あぁ…そういえば聞いたような聞いてないような…」
一夏「で?なんでお前がここにいるんだよ…見つかったらどうするんだよ…というかどうやって?」
弾「いやぁそれがだな…」
~~かくかくじかじか~~
一夏「ふんふん、それでお前は?ANKAという謎の力によってなぜか学園にいたと?」
弾「お前が呼んだんじゃないのか…俺にもさっぱりでよ…」
セシリア「どういうことですの…。」
一夏「とりあえずなんとか見つからないように学園を出たほうがいいだろ。」
弾「お、おう…」
一夏「というか、あんなに学園に入りたがってたのにどうしたんだよ?」
弾「学園祭だけで満腹だぜ…」
セシリア「と、とにかく…!貴方はすぐにここから出てください!」
一夏「だなぁ…生徒じゃない男が学園に不法侵入とか…千冬姉に見つかったら…」
一夏「ということだから、頑張ってくれ。」
弾「ちょ!?親友を見捨てんのかよ!」
一夏「別に見捨ててねぇだろ…ほら、ゲートはあっちの方へ走っていけば着くから。誰かに見つかっても全力疾走でな。」
弾「くそぅ…見損なったぜ一夏…連れてってくれよ…」
一夏「え、俺だって命が惜しい。」
セシリア「(か、蚊帳の外ですわ…!おかしいですわ!!!)」
弾「くそぅ…しかたねぇいっちょやるか…」
弾「邪魔したな!」
ダンッ!
一夏「…。」
セシリア「…。」
一夏「セシリア。」
セシリア「なんですの?」
一夏「世の中不思議な事もあるんだな。」
セシリア「いらない不思議ですわ。。」
―――――――――……
―そんなこんなで、もうお昼休み―
セシリア「(はぁ…朝の方(名前忘れた)のおかげで…あの後は満足に話せませんでしたわね…)」
一夏「おーいセシリア!食堂行こうぜー」
セシリア「(む…人の気も知らないで)」
セシリア「(お昼休みは一人ではありませんわね…)」
シャル「どうしたのセシリア?早く行かないと席なくなっちゃうよ?」
セシリア「す、すぐ行きますわ!」
セシリア「(うーモヤモヤしますわ…)」
鈴「でさー!ほんっとありえないと思うのよ!」
シャル「まぁ~ちょっとねぇ…」
ラウラ「その身になってみないとわからないと苦痛はわからないということか。」
一夏「でもしょうがねぇだろ…だってお前…
セシリア「(う~さっきから会話に混じれていませんわ…)」
箒「…?」チラッ
セシリア「(はぁ~~)」
鈴「ね!?セシリアはどう思う!?」
セシリア「へ?」
鈴「へ?じゃないわよ!だからー!なんであたしだけ二組なの!?って話!」
セシリア「あぁ…そういえばそうでしたわね。」
一夏「どうしたんだ?元気ないじゃないか。」
シャル「セシリア大丈夫?具合でも悪いの?」
セシリア「(!!この流れはまずいですわ!とりあえず何か返答を!)」
セシリア「>>95」
セシリア「えっと…実はその…背中が痒くて…」
ラウラ「背中?」
セシリア「えぇ…一夏さん、ちょっと掻いていただけません?」
一夏「へ!?お、俺?」
セシリア「えぇ、力加減がお上手ですから!マッサージの時に確信しましたわ。」
鈴「そーだセシリア!あんた一夏にマッサージしてもらってたわね!」
ラウラ「マッサージだけでは満足しないとは…」
セシリア「はーやーくー痒いんですから。」
一夏「お、おう…じゃあ背中向けてくれ。(あれ?ちょっと元気になった?)」
セシリア「(あぁ…一夏さんが私の無防備な背中を…「これでお前の背中を守れる」だなんて…あら?何かおかしい気もしますわね…)」
一夏「セシリアーやるぞー」
セシリア「えぇ、どうぞ。」
一夏「というか、どのへんが痒いんだ?」
セシリア「全部お願いしますわ!」
一夏「は、はぁ…」
※昼休み中です
一夏「どうだセシリア…?もういけそうか?」
セシリア「まだ…まだですわ…まだ痒くて…あぁ、そこ!そこですわ!」
一夏「お、ここか。このへんでいいんだな?」
セシリア「は、はい…お願いしますわ。」
一夏「一応加減はするけど、もし痛かったら言ってくれ。」
セシリア「だ、大丈夫ですわ。一思いにおやりになって!」
一夏「お、おう…(あれ…背中掻くんだよな…)」
セシリア「あぁっ…!」
一夏「うおっ!?悪い、もうちょっと優しくする。」
セシリア「だ、大丈夫ですわ…続けて下さい…」
箒鈴シャルラウラ「………。」
セシリア「(一夏さんの手…良いものですわね…)」
セシリア「あぁ…ものすごく気持ちよくなってまいりましたわ。」
一夏「ん?あぁ、ただ掻いてるだけじゃあれだろ?せっかくだから、背中のツボも少し押してるぜ。」
セシリア「あら、マッサージも兼ねていただけますのね…どうりで…」
鈴「ちょっと一夏!あんたいつまで背中かいてんのよ!」
ラウラ「昼休みも残り10分。そろそろ戻らねば危険だな。」
一夏「え!?そうはいってもなぁ…セシリア?時間ももうないし、もういいか?」
セシリア「(本音を言えばいつまでもと言いたいところですが、今日のところはとりあえず満足ですわ。)」
セシリア「えぇ、助かりましたわ。せっかくですし、今夜お礼に伺いますわね。」
一夏「お、マジか。楽しみにしてるぜ。」
セシリア「(そしてさりげないお部屋訪問約束!セシリア・オルコット!完全復活ですわ!!)」
一夏「(なんかすっかり上機嫌だな…そんなに喜ばれるなら、今度からちょくちょくしてやるか。)」
セシリア「(あ、でもお礼って何も考えてませんわね…何にしましょう?)」
お礼→>>111
お茶菓子
セシリア「(やっぱり、ここは女性らしくお菓子でも…)」
セシリア「(うーん、良いチョイスですわ!自然と対話を楽しむ場が設けられますしね!)」
セシリア「(では、授業が終わり次第買いに行きましょう!)」
――――授業終了――――
セシリア「はぁ…外出許可だけで骨が折れますわ…」
セシリア「でもこれで…お菓子を…はっ!そうですわ!時間を指定してアポを取らないといけませんわね。。」
セシリア「そうすれば、「悪いな…今夜は先客がいて…」といった具合に、万が一他の方が来ても心配無用ですものね!」
セシリア「それでは早速…!」
TEL.........
セシリア「………。」
セシリア「出ませんわね…。」
セシリア「あ、そういえば…放課後はISの特訓でしたっけ…。」
セシリア「ならば、プライベート・チャネルで…」
千冬姉『違反だな。』
セシリア「……やめておきましょう。では!お菓子お菓子♪」
―――お菓子売ってるお店―――
セシリア「んーどれもこれも美味しそうですわね…一夏さん、お菓子の好みはあったかしら…?」
セシリア「お菓子と言ってもこんなに種類がありますのねぇ…」
セシリア「どんなものがよろしいのでしょう…?」
目についたお菓子→>>121
もみじ饅頭
ちんこすこう
セシリア「あら…?」
セシリア「もみじ饅頭?もみじってあれですわよね?秋によく見られるという…」
セシリア「中は餡…美味しそうですわね。形も可愛らしくて…」
セシリア「これですわ!!!!」
セシリアは『もみじ饅頭』を手に入れた。▽
セシリア「~~♪」
セシリア「あ、そういえば、一夏さんはまだIS特訓しているのかしら?」
セシリア「ちょっと様子を見に行ってみましょうか。」
――――第三アリーナ(ここ人気?)――――
セシリア「………。」
一夏「」
セシリア「…一夏さん。何をしてらっしゃいますの?」
一夏「おぉ、セシリア…今のお前は天使か何かにみえるぞ…」
セシリア「て、天使って…!?一夏さん、一体どうしましたの!?」
一夏「どうもこうもない…いつも通りの特訓と思ったら、今日はコーチが複数きてだな…」
セシリア「(あら…鈴さん達かしら…)」
一夏「なんか、「セシリアばっかりするい、今日は特別指導で付き合ってあげる」とか言いながら、皆が参加してた…」
セシリア「で、皆さんにこっぴどく指導されてバテていると言ったところですか?」
一夏「まぁそうなる…」
セシリア「(ずるいというのは、お昼の背中カキカキのことかしら?)」
一夏「まったくとんだハードトレーニングだぜ…」
セシリア「お疲れ様です。立てますか?」
一夏「んー、いや、ちょっとキツイかな…はは…」
セシリア「(…こ、これは!!!!)」
――セシリアイメトレ中――
セシリア『い、一夏さん、よろしければ、私の肩を貸して差し上げますわ。』
一夏『お、すまないなセシリア。お前にはホント助けられてばかりで。』
セシリア『いえ、一夏さんが大事…ですから…』
一夏『ありがとう…俺も、セシリアの事大事に思っているよ。』
セシリア『一夏さん…』
一夏『セシリア…』
セシリア「(あぁ…このまま肩だけじゃなく全部貸してくれだなんて言われたら…)」
一夏「……?」
一夏「…ア。セシリア…。」
セシリア「(あ、一夏さん…そんな大胆な…)」
一夏「セシリア!」
――――イメトレ中断――――
セシリア「へ!?な、なんですの?」
一夏「あのさ…その手に下げてる袋って、何なんだ?」
セシリア「へ?袋?」
一夏「さっきから気になってたんだよ。外に出てたらしいけど、何か買ってきたのか?」
セシリア「え、えーっと、これはですね…」
セシリア「(もみじ饅頭ですわね。どうしましょう…ここで中身を教えて部屋まで移動でもいいですけれども…)」
セシリア「(お部屋で『これをご用意させていただきましたの!』とお見せするのも捨てがたいですわ…)」
セシリア「(なんと答えましょう?→>>144)」
ちんちん
セシリア「こ、これは…ちんt…ですわ…」
一夏「え?なんだって?」
セシリア「ですから!これその…ち…t…」
一夏「ち?ごめんセシリア…もうちょっと大きい声で言ってくれ。」
セシリア「で、ですから!!これはちんちんだと言っているでしょう!!!」
一夏「」
>>148
ちんちん焼きのことだよな?
>>153
今そういう表現する人いるのだろうか…
少なくとも私の地域では誰ひとりとしていませんねw
セシリア「(…しまった…これは本格的にまずいですわ…)」
一夏「セシリア…?お前…」
セシリア「(うぅ…こんなハズでは…)」
セシリア「うぅ…ぐすっ……」
一夏「ええっ!?セ、セシリア!?」
セシリア「一夏さん…私…わたくしっ…」
一夏「お、おおお落ち付け!わかった!俺が悪かった!」
一夏「(あれ?何が悪いんだろう?)」
―10分後―
セシリア「ぐす…」
一夏「落ち着いたか?」
セシリア「……。」(コクッ)
一夏「なぁセシリア…ちょっとその中見せてもらってもいいか?」
セシリア「え…えぇ…」
一夏「よし、そいじゃあちょっと失礼。…お?」
一夏「あれ、カステラじゃない。もみじ饅頭じゃないか。」
セシリア「へ?カステラ?」
一夏「いや、関西地区の方では、そういう言い方する人もいるらしいんだよな。まぁベビーカステラの事なんだけど。」
セシリア「ベビーカステラ…?」
一夏「丸っこいカステラのことだ。夏祭りとかに必ずと言っていいほど夜店で出てくる。」
セシリア「そ…そんなお菓子がありますのね。」
セシリア「(そんなお菓子置いてありましたっけ…よく覚えてませんわ…)」
一夏「あぁ、だからてっきりカステラの事かと思ったんだが…これはどうみても…」
セシリア「もみじ饅頭ですわね…」
一夏「…そうだな。」
セシリア「…そうですわね。」
セシリア「(まずいですわ…!!なんとかして弁解を!>>)」
くそ…さすがに難易度高い…
安価忘れるとは…>>169で!
とりあえずもうお部屋に行きましょう
セシリア「(うー結局上手い弁解が思いつきませんわ…)」
一夏「セシリア、大丈夫か?」
セシリア「だ、大丈夫…ですわ!一夏さん!さぁ、参りましょう!」
一夏「え?えぇっ!?どこに!?というかさっきまであんなに泣i」
セシリア「まったく!せっかくお昼のお礼にお菓子を買ってお部屋にお邪魔しようと思ってましたのに!散々ですわ!」
セシリア「(こうなったら…とにかく強引に話を持っていきますわ…!)」
一夏「え?お礼?え…あれ本気だったのか…」
セシリア「え?」
一夏「いやぁ、まさか本気でお礼しにきてくれると思ってなくて…」
セシリア「………。」
一夏「あ、ってことはそのもみじ饅頭がそれなのか?お礼の品?」
セシリア「…………。」
一夏「いやぁ…そうかそうか!疲れた時は甘いものが美味しいからなぁ!まさかホントにお礼してくれるなんて嬉しいぜ!」
セシリア「…………。」
セシリア「>>174」
知的
どーすんだこれ
セシリア「知的。」
一夏「へ?」
セシリア「知的ですわ!」
一夏「ええっ!?」
セシリア「そう…!疲れた時に甘いものという絶妙な組み合わせをご存じなところ!」
セシリア「そして、私が必死にお礼を用意したというのに!本気ととらえていない素振りを見せて、私のお礼への真意を探ろうとするその振る舞い!」
セシリア「ならばこの私セシリア・オルコット!一夏さんの策にあえてかかって差し上げますわ!!」
一夏「はいいい!!!???」
セシリア「私の真意はただひとつ!一夏さんの喜ぶ顔が見たいからですわ!」
一夏「お、おいちょっと…セシリアさん?」
セシリア「さぁ!参りますわよ!!一夏さん!」
一夏「ちょ!走るな!」
セシリア「もみじるのですわーー!」
一夏「(セシリアが壊れた…)」
―――― 一夏の部屋 ――――
セシリア「なんでしょう…なんだか…妙に疲れましたわ…」
一夏「なんかよくわからないこと色々叫んでたぞ…大丈夫か?」
セシリア「えぇ…」
一夏「それじゃあお茶でも入れるから、そこのベッドにでも座っててくれよ。」
セシリア「は、はい…」
セシリア「(一夏さんのベッド…)」
一夏「(セシリア…俺の喜ぶ顔が見たいから…って言ってたよな…人に喜ばれるのが本当に好きなんだなぁ…)」
セシリア「(そういえば…以前鈴さんが言ってましたわね…)」
鈴『男はね!ベッド周辺にエロいものを隠してるのよ!』
セシリア「(一夏さん…どういうのが好みなんでしょう?)」
セシリア「」チラッ
一夏「~~♪」
セシリア「(…いける。ミッション開始、ですわ!)」
一夏「」チラッ
セシリア「~~♪」
一夏「セシリア。」
セシリア「はっひやぁっ!!??」
一夏「先に言っとくけど、期待するようなものはないぞ。」
セシリア「あ、あら…?何の事かしら?おほほ…ほ…」
一夏「どうみてもなんか探してんだろ…悪いけど、ないもんはない。」
セシリア「……それはつまり、想像力に長けているということですの?」
一夏「なぜそうなる。」
セシリア「はぁ…せっかくですから、何か面白いものでもあればと思いましたのに…あら?」
一夏「!!!」
セシリア「これは…?」
一夏「や、やめろセシリアぁぁぁ!!」
セシリア「お宝…ゲットですわ!」
お宝→>>188
ラブドール
金髪美女モノ
ラブド
一夏「あぁぁ!!!」
セシリア「ふっふっふ…一夏さん…」
一夏「あぁち、違うんだ!それは弾が勝手に!」
セシリア「あら~?ここは一夏さんの家ではなく寮ですわよ?」
一夏「ぐっ…誤解だぁ…」
セシリア「ご安心を。別に誰かにお話しすることもありませんわ。」
セシリア「んと…何々?あら…これは日本の方のではありませんわね…金髪…」
セシリア「………金髪。」
セシリア「一夏さん。」
一夏「は、はい!」
セシリア「私の髪はどんな色をしています?」
一夏「…金です。」
セシリア「ですわよね。ということは……なるほど、そういうことでしたの。」
一夏「(えええええええええっ!?どういうこと!?)」
こういうこと→>>200
金髪フェチ
告白と受けてもらって構わない
セシリア「(これはつまり…間接的な告白?いやそんなまさか…)」
一夏「と、とりあえずもういいだろ!ほら!もみじ饅頭くおうぜ!」
セシリア「……わかりましたわ。」
――――――――――――――――
一夏「いただきます。」
セシリア「どうぞ。」
一夏「んー、これ上手いな!さすがセシリア!良いチョイスだぜ!」モグモグ
セシリア「そう?喜んでいただいてうれしいですわ。」
一夏「お、おぅ…(う…目が怖い…なんでそんなにマジな目つきしてんだよ…)」
セシリア「(あれはおそらく一夏さんによる意志の表れ…ですがシャルさんもいらっしゃいますし、金髪のものがあったからといってきめつけるには…)」
一夏「な、なぁ…セシリア?」
セシリア「ん?なんですの?」
一夏「なんていうかさ、もしかして失望…してんのか?」
セシリア「は?どういうことですの?」
一夏「俺の部屋にああいうのがあったってこと。」
セシリア「>>213」
なんなら写真のポーズをしても構わない
セシリア「(失望なんてしませんわ…別にこの年頃であれば、普通なんですもの)」
セシリア「(きっと一夏さんは、こういうのが好みだから持っているのでしょうね。嫌いなものを置いておく意味もわかりませんし…)」
セシリア「(じゃあ…こ…これの真似をしてみたら…一夏さんはまた喜んでくれるかしら…)」
セシリア「一夏さん。」
一夏「ん?」
セシリア「その…もしああいうのがお好みであるというのなら…写真を真似てみてもよろしくて・・・よ?」
一夏「……は、い?なんだって?」
セシリア「…!!!…で、ですから!金髪でああいうのが好きなら、私が実践してご覧にいれると言ってますのよ!」
一夏「!!!!!!!」
セシリア「(くっ…ものすごい動揺した表情…!?そんなに引かれるなんて…)」
セシリア「(ということは…同じ金髪でもシャルさんの方ということ……)」
セシリア「(なんだか…想像だけで泣けそうですわ…)」
一夏「セシリア。」
セシリア「(来ましたわ…)…はい。なんですの?」
一夏「マジでやってくれんのか?」
セシリア「え…!!!…ど、どういうことですの?」
一夏「お前が言いだしたんだろ…写真を真似てやるって。」
セシリア「(まさか…まさか…)」
一夏「そのなんだ…ちょっと興味があるというか…」
セシリア「…!!!!(きましたわっ!かかりましたわっ!くいつきましたわっ!)」
セシリア「え…えぇ、貴族に二言はなくってよ!!」
セシリア「(こうなれば後には退けませんわっ!勝負ですわ!織斑一夏!)」
一夏「言ったな!饅頭食い終わったらやってもらうからな!」
セシリア「望むところですわ!」
一夏「……え…お前、真似るの望んでたの…か?」
セシリア「………その、写りが映えてたので、憧れ程度に…」
一夏「(あれ…なんか今の可愛いぞ)」
一夏「(と、とりあえずもみじ饅頭は食うとして、終わったらどのポーズをやってもらおう…?)」
こ~んなポーズ→>>225
joijodati
ハードゲイのアレ
――――饅頭完食――――
一夏「(さて…さっきの金髪の本を見直しているが…)」
一夏「(>>225なんかいいんじゃないかな。うむ、興味あるな。)」
一夏「(どっちかっていうと、ポーズじゃなくてポーズ取る時のセシリアの反応の方に…)」
一夏「(あれ…俺ってちょっとS入ってる?)」
セシリア「(なんという真剣な眼差し…そんなに見たいのであれば、やりがいがあるというものですわ…)」
セシリア「(ただ、堂々と淫な本を見られるのはすごい困りますけど…)」
セシリア「(どこも変じゃ…ないですわよね?)」
一夏「よし決めた!!」
セシリア「…!!ど、どれをやればいいんですの?」
一夏「ほらこれだ。>>225。こんな感じで。」
セシリア「!!!!!(こ、これはハードですわ…いろんな意味で。)」
一夏「……えっと、セシリア、…やっぱり無理しなくても…」
セシリア「む、無理などしていませんわ!むしろ余裕ですわ!そうですわ!私はこういうのを待っていたのですわ!」
一夏「そ、そうか…ならいいけど。」
セシリア「(うー…顔から火が出ても驚きませんわ…なんて恥ずかしい…この私が…)」
セシリア「こ、こうですか…?」
一夏「んー両手を上げてるけど、ちょっと開きすぎかな。」
セシリア「(こ、細かいですわ…!!一夏さん、まさか精密さを要求して私に根を上げさせる魂胆ですの!?)」
一夏「(多分こんな感じだった気がする)」
――――10分後――――
セシリア「ど、どうですか…一夏さん…」
一夏「んーなんでだろう…ポーズは文句なしなんだけど…何かがなぁ…」
セシリア「(早く…早く終わってください!意外に疲れますわ!コレ!)」
一夏「あ、わかった。」
セシリア「?」
一夏「セシリアが制服だからいまいちしっくりこないんじゃないか?」
セシリア「!!!!!!!!」
一夏「どういう格好ならいんだろうか?」
恰好→>>240
一夏「(そうだな…上はTシャツで下は下着…し、下着!?)」
セシリア「(一夏さん…まさか生まれた時の姿になれなんてことは…)」
一夏「(くそっ…今さら退けるか!見たいものは見たい!)」
一夏「セ、セシリア。今から着替えを渡すからさ、それに着替えてくれないか?俺、向こう向いてるから。」
セシリア「え?あ、はい…構いませんけれども。」
――――セシリア着替え中――――
セシリア「(これは…Tシャツ…?案外チョイスが普通ですのね。)」
セシリア「(あら…このシャツ…一夏さんの匂いがしますわ…)」
セシリア「………。」クンクン
セシリア「(はぁ~一夏さん…)」
一夏「セシリアー。終わったか?」
セシリア「ひゃっ!?…も、もうちょっと待って下さいな!女子の着替えは時間がかかりますのよ!!」
一夏「(マジか…Tシャツも侮れなくなったな…)」
セシリア「一夏さん。」
一夏「ん?」
セシリア「なんだかこのTシャツ…小さい気がしますけれども…」
一夏「あぁ、洗濯で縮んでるんだよそれ。男のTシャツだし、セシリアにはちょうど良いサイズかと思って。」
セシリア「(ちょうどいいも何も…こ、これでは…形が…)」
セシリア「あら…?一夏さん?」
一夏「ん?」
セシリア「その…穿くものが見当たりませんわ。」
一夏「あぁ…すまんセシリア。ない。」
セシリア「へ?」
一夏「すまん、急だったから用意できなかったんだ…だからその…下着で…」
セシリア「え、えええええええええ!!!!???」
一夏「シッ!声がでかい!」
セシリア「ぇ…?え…?一夏さん、本気ですの!?」
一夏「………。」
セシリア「(無言…肯定ですのね。一夏さん…)」
一夏「(なんで下着にしてくれなんて言っちまったんだ…まさかセシリアが…)」
セシリア「(今日は黒の紐ではありませんわ…戦場において武器を忘れるとは…このセシリア、一生の不覚ですわ…)」
セシリア「い、一夏さん…終わりました…わ…」
一夏「お、おう…」
セシリア「私をここまで辱めた罪は重くてよ…」
一夏「なんというか、すまん。」
―――――――――――――――
セシリア「」スッ
一夏「ぁ。」
セシリア「その…一夏さん…笑わないで下さいます?」
一夏「わ、笑うものか!」
セシリア「い、いっそ気狂いしたらどれだけ楽かと思うくらい…恥ずかしいですわ…」
セシリア「(あぁもうだめ…Tシャツと下着姿を一夏に晒してしまうなんて…)」
セシリア「(どうしてこんなことになったのでしょう…?)」
一夏「(どうしてこんなことになったんだ…)」
一夏「(今、俺の目の前に、小さいTシャツと下着のみを付けたセシリアがいる。しかも俺の部屋で。)」
一夏「(こりゃ意識するなっていう方が無理だろ!出来る奴はホモだ!ホモ!)」
セシリア「い、一夏さん…私……」
一夏「セシリア…」
一夏「(やばいぞ…これはやばい。どうしよう。もうポーズとかそれ以前にいるだけでヤバイ。)」
一夏「(なんて声をかければいいのか…)」
一夏「>>257」
おれはゲイなんだ
難易度高すぎww
一夏「セシリア。」
セシリア「!!」
一夏「俺…お前に言わなくちゃならないことがあるんだ。」
セシリア「え!!!」
セシリア「(ま、まさかこれは…一夏さん!!まさか!)」
一夏「実は俺…」
セシリア「(き、期待していいのですわよね!)は、はい!」
一夏「俺は…ゲイなんだ…」
セシリア「」
参考までにゲイのウィキ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%A4
セシリア「え……」
一夏「すまん…(ダメだ…やっぱりセシリアには、隠し事はできそうにない…)」
セシリア「ゲイ…同性愛者ということですの…?」
一夏「そうだ…セシリア…俺は、ゲイだったんだ!!!ああぁぁぁっ!!!」
一夏「(ダメだ…どうして俺はこんな…セシリアにここまでさせておいて…最低だ…)」
セシリア「」
セシリア「(一夏さん…何を言っていらっしゃいますの?)」
一夏「…うぅ…セシリアぁ……すまな…い…」
セシリア「!!!!!!(泣いている!?一夏さんが!)」
一夏「(こりゃ意識するなっていう方が無理だろ!出来る奴はホモだ!ホモ!)」
一夏「俺は…ゲイなんだ…」
ホモではなくゲイだったと
セシリア「一夏さん!落ち着いて下さい!わけがわかりませんわ!」
一夏「うぅ…うわぁぁ……」
セシリア「………。」
セシリア「…同性愛者が、なぜ異性に対してこのような格好をさせたのですか。」
一夏「……そ、それは。」
セシリア「その…見たかったのでは…ないですか?」
一夏「!!!」
セシリア「一夏さん…貴方があくまで自分は同性愛者だとおっしゃるなら、私はそれでも構いません。」
セシリア「ですが、私をこのような格好にした段階で、貴方はすでにそういったものではないと思いますの。」
一夏「ど、どういうことだよ…!」
セシリア「…はぁ、ご自分でお気づきになられていないのですわね。」
一夏「………。」
まだまだこれからじゃぜ
セシリア「骨が折れますわぁ…骨というか、Tシャツに下着だなんて、プライドも何もあったものじゃありませんわ。」
セシリア「ですが、その私をみて、何を思ったのですか?」
一夏「……。」
セシリア「では、逆の立場から申し上げましょう。」
セシリア「私がこのような格好を晒した時、何を思ったと思いますか?」
一夏「えっと……恥ずかしい?」
セシリア「それをご存じでよくもまぁこんな恰好を…ですわね。でも…」
セシリア「私がなぜ、そんなに恥ずかしい恰好を晒せたと思いますか。」
一夏「わ、わからねぇ……お礼?」
セシリア「違います。答えは簡単ですわ。」
セシリア「恥ずかしい恰好は、好きな人だけにしか見せたくありませんもの。」
一夏「!!!!」
セシリア「本当ならばまだ先で押さえておこうと思っておりましたが、私も一人の女…退くに退けませんわ!」
一夏「好きな人…?…お前が?…俺を?」
セシリア「そう、私は気付きましたわ。貴方に惹かれている事に。」
セシリア「私は、だからこそ、一夏さんが喜んでいただけるなら、出来る限りの力を尽くしたい。そう、考えておりますわ。」
セシリア「一夏さん…」
ッ
一夏「!!!!!!!!!!」
エシリア「言っておきますが、私、初めてですのよ?」
一夏「セシリ…ア……」
セシリア「一夏さん…今貴方はどんな気持ちなのですか?」
一夏「わ、わからねぇ……なんかわからねぇけど…すごい緊張する、な。」
セシリア「男性と今のをしても、なりますか?」
一夏「…………。」
一夏「ならない…な…」
ねぇねぇ、バカいっちゃってるけど
今どんな気持ち?
∩___∩ ∩___∩
♪ | ノ ⌒ ⌒ヽハッ __ _,, -ー ,, ハッ / ⌒ ⌒ 丶|
/ (●) (●) ハッ (/ "つ`..,: ハッ (●) (●) 丶 今、どんな気持ち?
| ( _●_) ミ :/ :::::i:. ミ (_●_ ) | ねぇ、どんな気持ち?
___ 彡 |∪| ミ :i ─::!,, ミ、 |∪| 、彡____
ヽ___ ヽノ、`\ ヽ.....::::::::: ::::ij(_::● / ヽノ ___/
/ セシ /ヽ < r " .r ミノ~. 〉 /\ リア 丶
/ /  ̄ :|::| .一 ::::| :::i ゚。  ̄♪ \ 丶
/ / ♪ :|::| 夏 ::::| :::|: \ 丶
(_ ⌒丶... :` | ::::| :::|_: /⌒_)
| /ヽ }. :.,' ::( :::} } ヘ /
し )). ::i `.-‐" J´((
ソ トントン ソ トントン
セシリア「同性愛者であれば、その高ぶりは私では無理ですわ。」
一夏「で、でも俺は……」
セシリア「大丈夫ですわ。そりゃ、毎日あの女子しかいない学園で生活しているんですもの。」
セシリア「異性との強制的な会話、着替える時の気遣い。沢山、ストレスを抱えるとは思います。」
セシリア「貴方が自分を同性愛者と位置付けてしまうのは、そういった異性との関わりで起こるストレスへの抵抗。そう思いますの。」
一夏「はは…そう…か…なんだかんだ言って、本能的に逃げてたのか…」
セシリア「ご理解いただけまして?」
一夏「……あぁ、なんとなくだけどな。」
一夏「確かに、俺が同性愛者だったらあの学園はどれだけ楽かってことは何度も考えたさ…」
一夏「異性を異性として意識しないで済むし、余計なストレスも感じない。」
セシリア「でもそれは、一夏さんには無理だと思いますの。」
セシリア「だって、心臓…爆発しそうですわよ?」
一夏「はは…だぁめだな、こりゃ…」
>>1すげぇな、オルコッ党?
一夏「セシリア…俺、気付いたよ。自分で自分を嘘ついても、本能まで嘘は付けない。」
セシリア「ふふ…そうですわね。」
一夏「はぁ…こんなにすがすがしくなるなら、セシリアにもっと早く言っとくんだったぜ…」
セシリア「まぁ、出逢って間もないころに言われていたら、会うたびに踏んでいたと思いますわ。」
一夏「はは…それは恐ろしいな。」
セシリア「ふふ…」
―――――――――――――――――
―――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
弾 「俺とのコトは全部遊びだったっていうのかよ!!!」ドアバン!!
セシリア「それでは、同性愛者ではないとようやくお気づきになられたおバカな一夏さん?」
一夏「ひどい言われようだな…何だ?」
セシリア「私は、一夏さんが好きですわ。」
セシリア「この世で、一番に好きですわ。」
セシリア「この私の気持ちを、受け止めて下さいますか?」
一夏「………………。」
一夏「セシリア。」
セシリア「はい。」
一夏「俺はもう…自分に嘘はつきたくない。セシリアをこんなにしたんだ、もうこれ以上、嘘はつけない。」
セシリア「はい。」
一夏「だからセシリア…その答えは………『無理だ』」
一夏 「俺には将来を誓った人がいる、そいつを裏切ることはできない、さあ行こう!弾!僕たちの輝かしい明日へ!」
fin
セシリア「………そうですわよね。」
一夏「すまん。」
セシリア「わかっておりますわ。今まで自分は同性愛者だと決め込んで、異性を異性として見ないようになっていたのですから。」
セシリア「むしろ改心直後でOKが出たなら、それは”好きになったつもり”にすぎないと思いますの。」
一夏「セシリア…」
セシリア「ですが、わすれないでいただきたいのですわ、一夏さん。」
セシリア「私は、そんな貴方が好きなので、諦めるつもりなど毛頭ありませんのよ?」
一夏「ははっ…セシリアってかっこいいな。」
セシリア「ここぞという時に熱くならないで、いつ熱くなりますの?」
一夏「…そうだな。」
一夏「そういえば…まだ、制服のままだな。」
セシリア「そうですわね。私は、どこかの変態さんによってとんでもない恰好ですけれども。」
一夏「う…なんかその…すまん…」
セシリア「まったくですわ。乙女の気持ちを弄んで、こんな淫な格好をさせるなんて。」
一夏「返す言葉もございません…」
セシリア「シャワーでも浴びられた方がよろしいのではなくて?」
一夏「だな…あ、でもお前は…」
セシリア「ご安心を。ちゃんと自分の部屋でシャワーを浴びますわ。」
一夏「わかった。」
―――― セシリア着替え中 ――――
セシリア「では、私は部屋に戻りますわね。」
一夏「あぁ、その…ありがとうな。」
セシリア「?」
一夏「お前を、一人の女として見れるようになったからさ。」
セシリア「…そ、そうですか。それは光栄ですわね。」
一夏「これから、ちゃんと見るからな。」
セシリア「ふふ…見なくてもよろしくてよ?頭を掴んで無理やり見せますわ。この私、セシリア・オルコットを。」
一夏「ははっ…それじゃあ、またなセシリア。おやすみ。」
セシリア「おやすみなさいですわ。」
一夏 「さあ、隠れてないで出てこいよ、弾、昨日の続きでもしようぜ」
――――セシリア部屋――――
セシリア「はぁ…」
セシリア「なんというか…一気に疲れましたわね…」
セシリア「私、結果としては振られたのでしょうけども…」
セシリア「あれは一夏さんがまだ私を、女として見れていなかった結果ですわよね。」
セシリア「でもそれも今日でおしまいですわ!」
セシリア「明日からは、私をようやく意識してくださるみたいですし、さらにアプローチをかけませんとね!!!」
セシリア「いつか絶対に振り向かせてみせますわ。織斑一夏!!」
こうして、一夏のゲイ疑惑?騒動は無事に解決した(と思う)
一夏への恋を実らせるため、セシリアは明日からも頑張ります。
To Be Continued?
乙
別に続く予定はないけどセシリア安価式SSでした。
とりあえず安価MVPは一夏のゲイ宣言で…
切り抜けるのに何レス使ってんだよ…
亀だけど>>286
オルコッ党員です。別に他のキャラも好きだけどね。
セシリア一番です。
ありがとうございました。
乙です
長い線ってどうやって引くの?
>>315
――――――――←コレ?
ハイフンを変換していけばダッシュっていう名称の記号がありますので、
それを繋げているだけですw
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