苗木「超高校級の……犬?」アマテラス「ワン!」 (103)
苗木(希望ヶ峰学園で目覚めた僕を出迎えたのは、異質な雰囲気を放つ教室)
苗木(鉄板で打ち付けられた窓)
苗木(そして……)
犬「クゥン……」
苗木(一匹の大きな白い犬だった)
苗木(なんだか、元気が無いみたいだな。具合でも悪いんだろうか?)
苗木「……大丈夫?」
犬「クゥン……」
ぐぎゅるるるるる
苗木「……一応、大丈夫みたいだね」
苗木(どうやらお腹が空いているみたいだ)
苗木(でも、困ったな。調度良く食べ物なんて持って……)
苗木(あれ? ポケットに保存用の携帯食が……なんでこんなもの持ってるんだ?)
苗木(……腐ってはいないみたいだけど)
苗木「これで良かったら、食べるかい? なんて……」
犬「ワン!」
苗木「うわぁ!?」
苗木(無理やり奪い取る形で、その犬はレーションにかぶりついてきた)
犬「ガツガツガツ!」
苗木「お、美味しい……?」
犬「ワン!」
苗木「そっか、良かった」
――
【レーション】ピョロロー
軍事用の非常食
味が良いとは言えないが、腹に入れば同じこと
苗木(その犬はあっという間にレーションを平らげてしまった)
犬「ワンワン!」
苗木「あはは、元気になったみたいで良かったよ」
犬「クゥン!」
苗木「うわわ!」
苗木(犬が僕に向かって抱きついてきた)
苗木(どうやら、食べ物をあげたからか懐かれてしまったらしい)
犬「クゥン!クゥン!」
苗木「あ、あはは、あは。く、くすぐったいよ」
パサッ
苗木「ん? なんだろう、この紙?」
苗木(その紙には、もうすぐ体育館で入学式が始まると書いてあった)
苗木「体育館か。とりあえず、行ってみないとな」
犬「ワン!」
苗木「お前も行きたいの?」
犬「コクコク」
苗木「そうだな……」
苗木(とりあえず、入学式の会場なら誰かいるだろうし)
苗木(それに、こんな得体の知れない場所に置いていくのも可愛そうだよね)
苗木「よし、行こうか」
犬「ワン!」
苗木(嬉しいのかな? はは、可愛い奴)幸 幸
――
超高校級の幸運 ナエギマコト
――体育館
苗木(体育館には既に僕以外の入学生の姿があった)
葉隠「お、また新入りが来たべ」
山田「これで全員ですかな。15人……と、一匹?」
犬「ワン!」
不二咲「ひぁっ……!」
江ノ島(え、えっ……? なにあの犬……?)
石丸「君! 非常識じゃないか! ペットを学校に連れ込むなんて!」
苗木「い、いや……この犬は僕のじゃなくて……」
十神「何でもいいが、こちらに近づけるなよ。獣臭さくてかなわん」
腐川「ひ、ひぃぃぃ……デカくて、白い……!」
大和田「そりゃ大型犬だからな」
舞園「うわぁ! 可愛いですね!」
桑田「舞園ちゃん! あんま近づくと噛み付かれるって!」
モノクマ「うぷぷぷ! みんな集まったよう……あれ?」
犬「クゥン!」
朝日奈「わわわ!? なんで私ばっかり抱きついてくるの!?」
大神「この犬……あまり朝日奈を困らせると……」
霧切「……一体どういう教育をしてるのかしら?」
苗木「だから! あれは僕の犬じゃないんだって!」
モノクマ「ちょっとちょっとちょっとぉ!! なぁにいきなり和気あいあいとしてるのさ!!」
セレス「あら、今度はクマが出ましたわ」
十神「動物園かここは……」
葉隠「なに言ってんだ、動物園に犬は居ないべ!」
十神「馬鹿は黙っていろ」
モノクマ「もぉぉぉぉ!! 話を聞けよぉぉぉ!!」
モノクマ「ここは動物園でもペットショップでもありません!」
モノクマ「希望ヶ峰学園! 世界の希望が詰まった希望が峰学園!!」
モノクマ「そしてボクはモノクマ! この希望が峰学園の、学園長なのだぁぁぁあああああ!?」
犬「ハッハッハ!」
不二咲「い、犬がクマを舐めまわしてる……!」
山田「い、今の台詞、もう一回、ねっとりとした口調でプリーズ」幸
桑田「オメーは黙ってろブーデー!!」
モノクマ「こ、この犬ぅ……! よくもボクのふつくしい毛並みをベタベタにしてくれたなぁ……!」
犬「くぅん?」
モノクマ「『くぅん?』じゃないよぉ! 可愛ければ何でも許されると思ってるような姿しやがって!」
セレス「それはギャグで言っていますの?」
モノクマ「えぇい、かくなる上はぁ……!!」
江ノ島「て、ていうかさぁ! 人呼び出しておいて放置とかあり得なくない!?」
モノクマ「ハッ!」
江ノ島(盾子ちゃん! 戦場では冷静に、冷静にー!)
モノクマ(残姉にたしなめられるとか……絶望的ィ……!) 幸 幸 幸
大和田「お、おい。今度はなんか悶始めたぞ?」
葉隠「や、ヤバいべあのクマ。きっとアレは古に伝わりし呪いの儀式に違いねーべ……」
ヒソヒソヒソ
モノクマ「えぇー、コホン。いやー、ボクとしたことが失礼しました」
舞園「あ、戻ってきましたよ」
モノクマ「えーと、どこまで話したっけ?」
江ノ島「アンタがこの学園の学園長ってことまでだけど」
モノクマ「ええぇ!? 全然話進んでないじゃん!」
腐川「は、半分はあんたがその害獣と、あ、遊んでたからでしょうが……」
モノクマ「そだっけ? まぁいいや。とりあえず、皆さんには(以下省略)」
モノクマ「……という訳です」
葉隠「どういう訳だべ!?」
舞園「そ、そんな……コロシアイだなんて……」
霧切「しかも、誰かを殺さなければ、私達は一生ここから出られない……」
十神「なかなか面白そうなゲームじゃないか」
不二咲「う、うぅ……やだよぉ……」
モノクマ「そうです」
モノクマ「そうです、そうです……!」
モノクマ「それですよ!!」
モノクマ「そういうシリアスで絶望的な反応を待ってたんですよ!」
モノクマ「うぷぷ。さぁ、それじゃあみんな張り切ってコロシアイ学園生活を――」
朝日奈「や、やぁだぁ!!」
犬「パフパフパフ!」
大神「この犬……もはや許さん……!!」
モノクマ「ちょ」
モノクマ「え? 今まで絶望的なカンジだったよね?」
霧切「……最低ね、苗木君」
苗木「だから違うんだって!!」
モノクマ「ちょっとー?」
石丸「犬君! 君のやっていることは立派な不純異性交友だぞ!」
大和田「ん? おい、コイツ雌だぞ」
石丸「ならば不純同性交友だ!!」
モノクマ「おーい?」
山田「け、ケモ百合とか……き、キキキキ、キマシタワー!!」
葉隠「流石についていけねーべ……」
モノクマ「もしもーし?」
犬「くぅーん!」
舞園「きゃ!」
不二咲「こ、今度は舞園さんの方に行ったよぉ!?」
桑田「テメコラ犬っころ! なぁに羨ましい思いしてんだよ!?」
モノクマ「 」
モノクマ「 」
江ノ島「ど、ドンマイ……」ボソ
モノクマ「うわあああああああ!!」
苗木「うわ!?」
モノクマ「もういいよ! 勝手にしろよ!」
モノクマ「みんな犬の毛が服について取れなくなって絶望してしまえ!!」
腐川「こ、コロシアイに比べて、随分みみっちい絶望になったわね……」
十神「……興が削がれた。くだらん」
――モノクマが去る
苗木「それで、どうしよう?」
霧切「とりあえず、殺し合いなんて論外ね」
石丸「霧切君の言うとおりだ! ここは皆で団結し、外に出る方法を探そうではないか!」
桑田「ま、やることもねーし、そうするしかないか」
セレス「私としては、ここの生活に順応するべきだと思いますが」
舞園「私は、外に出ることができる可能性があるなら、探してみるべきだと思います……」
石丸「兎にも角にも、今日は皆色々あって疲れただろう」
石丸「寄宿舎の部屋に戻って休み、明日から探索を開始しよう」
山田「賛成ですな。部屋に戻って頭の中の映像を形にしなくては……!」
苗木「それじゃあ、皆また明日……」
犬「ワン!」
スタスタ
霧切「待ちなさい」
犬「キャイン!」
大神「何事も無かったかのように朝日奈に着いていこうとするとは……」
犬「ガタガタブルブル」
石丸「そういえば、犬君の部屋は電子生徒手帳には載っていなかったな」
葉隠「まぁ犬だしトーゼンだべ」
腐川「ど、どうすんのよその害獣……あ、アタシは嫌よ……」
朝日奈「私も……またいやらしいことされそうだし……」
石丸「むぅ、そうなると女子は全滅だな」
大和田「じゃ、じゃあ俺の……」
霧切「苗木君の部屋でいいんじゃないかしら」
十神「その駄犬を連れてきたのは奴だしな。問題ないだろう」
苗木「え!? ぼ、僕!?」
霧切「あなた、この犬に餌をやったんでしょ?」
苗木「! ど、どうしてそれを……」
霧切「口元に食べかすが付着していたし、自分の犬じゃないと言っている割に懐いていたから」
霧切「苗木君。犬に餌をやったら、責任を取らなくてはならないのが社会のルールよ」
苗木「わ、わかったよ」
霧切「あなたも、いいわね?」
犬「くぅん……」チラッ
朝日奈「うっ……」
大神「……………」ギロリ
犬「コクコクコクコク!!」
霧切「よろしい」
苗木(こうして、謎の白い犬の面倒を僕が見ることになった)
苗木(といっても、寝る部屋が同じってだけで、この犬自身は自由に行動している)
苗木(たまに見かけるけど、皆の手伝いやおつかい何かをしているみたいだ)
苗木(頭の良い犬だけど……食べ物と女の子の胸には目がないらしく……)
苗木(朝日奈さんや舞園さんに飛びついては、霧切さんと大神さんに叱られている)
苗木(何度か、飼い主だからという理由で僕も一緒に怒られた……)
苗木(……こうして、僕達15人と一匹の生活が始まって、そろそろ三日が経とうとしていた頃)
苗木(今まで沈黙していたモノクマが動き出したんだ)
――体育館
モノクマ「オマエラどういうつもり!? なんで誰もコロシアイを始めないワケ!?」
霧切「好きにして良いと言ったのはそっちのはずよ」
セレス「お陰で、お気に入りの服に犬の毛が着いて取れなくなりましたわ」
モノクマ「うはは! ざまーみろー! これで清々……するわけ無いでしょーがこのバカちんがぁ!!」
葉隠「やっすいノリツッコミだべ……」
モノクマ「皆この状況分かってんの!? 閉じ込められてるんだよ!? 殺さないと出られないんだよ!?」
山田「……と、言われましても」
モノクマ「ん?」
桑田「この犬っころが毎日騒ぎを起こすから……」
不二咲「その対応に、みんな手を取られちゃってぇ」
舞園「それに、そのお陰でみんなと一緒に何かすることが多くてですね」
モノクマ「周りくどいなぁ! つまりどういうこと!?」
大和田「まぁ、もう打ち解けちまって殺しなんてする気になれないってこった。なぁ兄弟」
石丸「その通りだとも、兄弟!」
犬「ワン!」
モノクマ「なん……だと……」
山田「しかしアレですな。ここまで打ち解けるのが早いと、まるで昔からの知り合いのような……」
江ノ島「ウエッホウエッホ!!」
苗木「え、江ノ島さん大丈夫!?」
江ノ島「う、うん……大丈夫……」
モノクマ「ぐ、ぐぬぬぬ……! 犬風情がボクの邪魔をしてくれちゃってぇぇえええええ!?」
犬「ハッハッハ!」
不二咲「あ、スゴイ……あんなに、激しく舐められてぇ……!」
山田「フフ……下品なんですが……」
セレス「それ以上言ったら潰しますわよ」
山田「ナニを!?」
モノクマ「今度という今度は怒ったよ! 本当はデモンストレーションに使う予定だったけど……」
霧切「何をする気?」
モノクマ「うぷぷ、決まってるでしょーよ。オマエラの『希望の芽』を摘んであげるんだよ!」
苗木「希望の芽って……まさか、やめろ!」
モノクマ「やめません!! 召喚魔法発動! 『グングニルの槍』!!」
ザッ!
犬「!」
苗木「逃げ……!」
静 静
二
静 静
苗木(その時、不思議な事が起こった!)
苗木(犬の足元から無数の槍が生えてきた瞬間、犬はひらりとその槍を交わした)
苗木(事実だけ言えばそれだけ。けど、どう見てもあれは、人智を遥かに超えた動きだった)
苗木(まるで、『僕達の方が遅くなったかのような感覚』だった)
モノクマ「……あれぇ? おかしいなぁ、殺す気で行ったんだけど」
犬「ワン?」
葉隠「い、犬の反射神経半端ねぇべ……」
大和田「ぎ、犠牲になった犬は居なかったんだな……」
モノクマ「クソォォ! ドイツもコイツも馬鹿にしてくれちゃって!」
霧切「諦めなさい。私達にはコロシアイをする理由なんて無いんだから」
モノクマ「……理由?」
霧切「?」
モノクマ「そっか! それだよぉ! ありがとう霧切さん!」
苗木「な、なんだよ急に……?」
モノクマ「うぷぷ! 用意してあげるんんだよ、コロシアイをする理由……『動機』をね!」
不二咲「ど、動機……!?」
モノクマ「はい、とりあえず、みんな15分以内に視聴覚室に集合!」
モノクマ「遅れたらオシオキだからね! うぷぷぷ……!」
苗木(そう言って、意気揚々とモノクマは去っていった)
――15分後 視聴覚室
苗木(な、なんだよこれ……!?)
苗木(父さん、母さん……!)
犬「くぅん……?」
苗木「ハッ!」
犬「……ペロッ」
苗木「……心配してくれてるのか?」
犬「ワン」
苗木「あはは……ありがとう」
舞園「い、いやぁぁぁぁぁ!!」
苗木「ま、舞園さん!?」
腐川「な、なにこれなにこれなにこれ……」
葉隠「は、はは……シャレになってねーべ、これ……」
苗木「み、みんな!」
……
苗木(錯乱する舞園さんを始め、僕はみんなをなんとか落ち着かせた)
苗木(あんなに仲が良かったのに、まともに僕と目を合わせてくれた人は……誰もいなかった……)
――その夜
コンコン
苗木「! は、はい……」
犬「!」バッ
苗木「?」
犬「グルルルルルルル……!」
苗木(あんなに警戒してる姿を見るのは始めてだな……扉の向こうに誰が……?)
ゴクリ
苗木「……どちら様?」
舞園「……私、です……」
苗木(舞園さん!?)
苗木「い、今開けるよ!」
ガチャ
犬「!!」
舞園「……………」殺 呪 絶望 死 闇
苗木「……舞園さん?」
苗木(舞園さん、なんだか顔に生気がない……)
苗木「ど、どうしたの……?」
舞園「……実は、私の部屋に誰かが……」絶望 死 呪 欲 腐
犬「ガァウ!!」
ガバッ!
舞園「キャアァァ!!」殺 殺 殺 殺
苗木「! な、なにしてるんだ! やめろって!!」
犬「グアウ!!」
苗木「うぐッ!!」
苗木(……情けないことに、僕は犬の後ろ足に蹴られて気を失ってしまった)
苗木(それから先の事は、全く覚えていない)
苗木(翌朝目が覚めると、目の前にはまるで台風でも直撃したかのように散らかった部屋と……)
苗木「……なんだ、これ……」
舞園「……すぅ……すぅ……」
犬「……ふぁぁー」
苗木(ベッドの上で寄り添って眠る、舞園さんと犬の姿があった)
苗木(舞園さんが目覚めた後、彼女は自分の殺人計画を洗いざらい話してくれた)
苗木(僕を嵌めようとしたこと、桑田君を殺そうとしていたこと)
苗木(彼女は酷く混乱していて、なんであんな恐ろしいことを考えたのかと自分を何度も責めていた)
苗木(けど、こんな状況なんだ。気の迷いを起こしても、不思議じゃない)
苗木(それに、悪いのは全部そんな状況を押し付けてきたモノクマだ)
苗木(そう言うと、舞園さんは『憑物でも落ちたような顔』で笑った)
舞園「……やっぱり、苗木君はやさしいですね」
苗木(犬がこっちをじっと見ていたが、それが気にならないくらいの笑顔だった)
キリいいので風呂飯タイム
お犬様かっけぇ……大神知らないけど今度絶景版買おうかな
モノクマに雷落としたら…
>>74大神は神ゲー
内容も良ければBGMも良いよな
あれ、返信レスがうまく機能しねぇや
もうサントラ買うわアンソロ買うわ絵巻物語買うわで大中毒起こしてね
曲を聞くため、ストーリーを楽しむため、グラフィックを堪能するため、効果音を聴き比べるため、タイムアタックに挑むため、イッスンを鍛えるためと、これでもかと遊び尽くした
そういやぁこのSSではイッスンでらんのかな
>>84入り口のすきまとか地下のゴミ溜まりのところとかから出てきたり…
>>85
オイラのテーマが脳内再生超余裕www
風呂終わったんで飯りながら書きます
>>86
イッスン「この野郎ぉ、俺様をゴミ溜まりなんかに放り込むんしゃねぇ!!」♪←オイラノテーマ 的なw
まってました
>>89
あのミョンミョン跳ねる効果音また聴きたいわ。また今度プレイしよう
>>92はぐれ珠を全部集めた時の大神の力に呆然とする
苗木(その後、僕達はいつも通り食堂へ向かった)
苗木(舞園さんと相談したけど、例の件はみんなには黙っておくことにした)
苗木(舞園さんも反省しているようだし、何よりみんなを不安にさせたくなかったからだ)
苗木(それからしばらく、誰も殺すことも殺されることもない日々が続いた)
苗木(変化があったことといえば、二階が開放されたことと犬に名前がついたことだ)
苗木(名前がついたといっても、みんな好き勝手に呼んでいるだけなんだけれど)
苗木(かく言う僕は、犬のことを『シロ』と名づけた)
苗木(……相変わらず、僕の普通さに嫌気が差したのは言うまでもない、かな……)
モノクマとチビテラスに『クマ公』とか「ダサクマ」のあだ名が似合う
超校高級の金玉虫
苗木(他にも、シロの体毛が原因で腐川さんがジェノサイダー翔だと分かったり)
苗木(二階の探索で色々と分かったことがあったけれど、ここでは割愛する)
苗木(どうして説明出来ないかというと……)
苗木(僕に、そんな余裕が無くなってしまったからだ)
苗木(そう。また、モノクマが動き出したんだ……)
このSSまとめへのコメント
大神懐かしいなぁ、鬼ヶ島がとてもめんどくさかった……