ダンロンv3の安価スレです。
白銀「いやー、今回のダンガンロンパも面白かったね」
モノクマ「うぷぷぷ…そうでしょうそうでしょう! 特にラストの天海くんの絶望した顔!
いやー!眼福でしたなあ」
白銀「天海くんが生き残るなんてね。 私としては女の子が2人くらい残っても
良かったんだけど…」
モノクマ「まさか天海くんを取り合って自滅とはね! こういう事が起こるから
ダンガンロンパはヤメラレナイトマラナイ…なんてね。 うぷぷぷ…
しかしこうなると、彼は次回も参加したくなるかもしれませんなぁ。
その時は特典として???枠をプレゼントしようかな!」
白銀「うわっ、いいなあ。 過去作でも1番注目度の高い才能だよね」
モノクマ「ネタバレすると、実は似たようなのがもう一人いるんだよねぇ。
ま、妄想はここまでにしてボクはさっそく準備に取り掛かるのです」
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僕の名前は最原終一。 雑な自己紹介だけど、とある才能を持つ高校生だ。
とはいっても、そう大した才能でもないんだけど。
頭の整理をするために、今の状況を簡潔に話しておこうかな。
気絶から目覚めるとそこは知らない場所で、謎のヌイグルミたちから告げられたことには
ここには超高校級の才能を持つ生徒たちが
才囚学園と呼ばれる場所に拉致されているとのこと。
全くワケがわからないし、君とは初対面でとても不安だけど、どうか仲良くしてほしいな。
なんて、そんなキャラでもないか。あはは…
赤松「あのさ…あなたも超高校級の学生なんだよね?
だったら…自己紹介しておかない?」
最原「う…うんそうだね。 えっとじゃあ…」
最原「最原終一…です。 一応超高校級のゴニョゴニョ…です」
さっき頭に浮かんだ紹介文の1行も言えずモゴモゴと話す。
なにがキャラでもないか、あはは、だ!!
初めて会った目の前の女の子に自己紹介を促され、どもりながらも答えようとしたのだが
いかにも爽やかな好青年の返事を一瞬で考えつきそして失敗する。
初対面の人の第一印象はとても大切だと知っていたのに!!
自分の人見知りに頭を抱えそうになる。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1606121024
改めて自己紹介。
僕の名前は最原終一。超高校級のドスケベだ。
気がついたら知らない場所に拉致されていた。
……いや、ヒカナイで欲しい。
僕だって欲しくてこんな称号を手に入れたわけじゃない。
僕は以前から探偵であるおじさんの手伝いをしていたんだ。
ある日、とある事件を僕がタマタマ解決してしまったことから
こんなふうに呼ばれるようになってしまった。
と、いうよりもそういう旨の手紙が政府から送られてきた。
実は僕は頭を回転させるとそれに連動して勃起してしまうという体質がある。
頭に上った血を他の部分が受け止めクールダウンさせるとかそういったものらしい。
例の事件を解決したとき、タマタマそれを人に見られてしまった。
ついたあだ名は「オッ勃ち探偵(笑)」
(オッタチタンテイカッコワライ)
その後は予定調和の如く僕はイジメられからかわれた。
そのトラウマから僕は人と面と向かって話したりすることが苦手になってしまった。
そんなこんなで僕は今、自分の才能を言い出せずにいる。
赤松「超高校級の…? ゴメン、よく聞こえなくってさ。
もう一回言ってもらっていい?」
最原「いやいい、いい、いいよ! それより君のことも教えてほしいな。」
赤松「むぅ〜。 隠されると余計に気になるよ。 教えて!」
最原「う、うぐうぅぅぅぅ…」
その後、なんとか質問から逃げ切った僕はそのまま10日間、
モノクマという不気味なヌイグルミの言うとおり過ごしたのだった。
赤松「やっと帰れるんだね」
百田「おう! ここにいてばっかじゃあ、夢が遠のいちまう!」
茶柱「ま、またきっと会えますよね! 男死はともかく、女子の皆さんと離ればなれになるのは嫌です!」
赤松「勿論。 また皆で集まろうよ。 めちゃくちゃだったけど、今となってはいい思い出だし」
夜長「んぅ〜。 アンジーはもうちょい居ても良かったなー」
獄原「ゴン太も、勿論帰りたいんだけど研究室に残してきた虫さんが心配で心残りだよ…」
天海「そうっすね。 心残りというか、気がかりはあるんすけど…」
赤松「あ、あれ!? 皆そんなに乗り気じゃないの?」
天海「いえ、俺にも当然外にでてやりたいことはあるんすけど…
結局俺と最原くんの才能は何だったんですかね?」
最原「」ビクッ!
天海「ほら、生徒手帳を見てもずっとこのままなんすよ」
天海くんは自らの生徒手帳を周りに見せる。
そこには、生徒の名前とそれに連なり各々の才能が表示されていた。
天海 蘭太郎 超高校級ノ???
最原 終一 超高校級ノ××××
赤松「確かに最後までわからなかったよね。 ???と××××
の違いは何なんだろう…」
キーボ「ふむ。 ニュアンス的には ?とは謎、×とは秘密
を隠すことに使いますね」
王馬「どっちも同じじゃんか! キーボのバカ! もう知らない!」
キーボ「直球の悪口!? ゆ、許しませんよ。 それは
ロボットかどうか以前の問題です!!」
星「ま、確かに謎ではあるがな。 だが今お前たちが考えるべきは
外に出てからどうしようかってことじゃねぇのか?
お前たちの時間は無限にあるんだ。 ゆっくり探せばいい」
赤松「でも、最原くんに関してはホントは覚えてるんだよね?」
百田「んだよ。 最後なら隠す意味もねーだろ? もう白状
しちまったらどうだ?」
最原「え、ええと…ははは…」
星「言いたくなけりゃ言わなくていい。 誰でもいくつかそんな秘密があるもんだ」
真宮寺「だからこそ…暴いてみたくなるのだけどネ。 ククク…」
モノクマ「うんうん。 やっぱりみんなも気になっちゃう?」
赤松「うわぁ! いきなり出でこないでよ!」
モノクマ「えーとねぇ…オマエラに大変残念なお知らせがあります!」
赤松さんのリアクションを無視してモノクマが話し出す。
正直、こいつが1番謎だったよな…
モノクマ「これより急遽企画を変更し、ダンガン紅鮭団を
ドッキドキ! ××××からの??? ダンガンHEATを
開催いたします!!!」
赤松「は…?」
百田「はあ〜〜〜〜っ!!??」
入間「なんだそりゃあ! 聞いてねぇぞ!」
モノクマ「言ってないも〜〜〜〜ん」フンス
東条「いっそ清々しいわね」
モノクマ「いや、ホントに申し訳ないんだけどねぇ…実は視聴者から
アンコールを望む声が多くて多くて…コッチとしても
牽制はしたんだけれどね。 そもそも趣旨が違うし。
よってオマエラにはとある条件をクリアすることで
この番組をクリアとします。 もしも無事にミッションを
クリアできなかった場合は、今日から20日を以て終了となります!
あ、ちなみにクリア条件は教えないから。
まあ、せいぜい頑張ってよ。 うぷぷぷ…」
モノクマは一方的にそう告げると、煙とともに消えてしまった。
後に残された僕たちは理解できるまで呆然と立ち尽くしていた…。
白銀「えっ? お終いなの?」
百田「は、は、は、20日だぁ〜!?」
最初に口を開いたのは白銀さん。 それに続いて百田くんが絶望的な顔で絶叫する。
入間「長えよ! この大天才が合計1ヶ月も世の中から姿を消すなんて
世界の損失どころじゃねぇぞ!?」
真宮寺「こんなことになるとはネ。 まさか条件とやらをクリア
してもこの調子でズルズルと長引くんじゃないだろうネ」
東条「一方的に話すだけ話して消えたわね。 正直今回に関しては
全く納得ができないわ…。 いえ、ここで言っても仕方ないわね」
赤松「み、みんな落ち着いてよ!」
春川「あんたも落ち着きなよ…百田。20日って、つまり条件が
クリアできなかった場合でしょ。 今すぐにクリアすれば
今すぐ帰れるんじゃないの?」
王馬「あーあー。 それができれば苦労してないんだって。 その
クリア条件があやふや過ぎてわかんないのが問題なんでしょー?
あ、怒った? 正しくても人を傷つける正論って良くないよね!
ゴメン! 春川ちゃん!」
春川「は…? なに、あんた…殺されたいの?」
最原「ちょ、ちょっとふたりとも喧嘩しないで…」
王馬「ニシシシ…冗談冗談。 でもさでもさー。
頭の悪い人のためにちょっとだけ教えてあげるけど、
これって結構ヒントが散りばめられているよね…?」
春川「こっち見ながら喋らないでくれない? うっかり
死体を増やしたくないからさ」
茶柱「ちょっと! だからって転子の方に向かないでください!」
赤松「クリア条件のヒント…」
星「まあ、ここで喚いてるよりかは考えたほうが有意義か。
考えられるヒントとはなんだ?」
東条「…モノクマの言葉を冷静に分析していった方がいいかも
しれないわね。 ヒントを出さない、ということは
これ以上のヒントが必要ない…という解釈もできるわ」
最原「つまり、もう既にヒントは十分に出している、ということだね?」
夢野「うぅ〜む…ウチとしてはタイトルの伏せ字が気になるのう…」
茶柱「か、考えていたんですか!? ずっと喋らないから
カワイイ顔して眠ってしまっていたのかと思っていました!」
夢野「お主はウチをなんだと思っとるんじゃ!」
真宮寺「クリア条件を教えない、ということはもしかすると
条件そのものはとても簡単な内容なのかもしれないネ」
夜長「神は言っています…考える前にまずは柔軟体操で頭と身体をほぐすべきと…」
百田「お前の柔軟体操はなんか怪しーんだよ!!」
白銀「番組の企画を変更ってどういうことだろう…今までとは
全く別のミッションだと考えたほうがいいのかな」
最原「そうでもないと思うよ。
視聴者のアンコールがどうこうとか言ってたよね。
それはつまり、大きく路線変更できないって事だ。
これまでの延長線上のミッションだと考えていいと思う。
これまで通り過ごしていればいずれ辿り着く可能性を
十分に秘めていると判断したからこそ、何も言わないんじゃないかな」
キーボ「タイトルにあった
ドッキドキ! ××××からの??? ダンガンHEAT
という文面から推察できないでしょうか」
皆で頭を捻って意見を出し合う。
いけない。少しうわむいてきた…!
獄原「う〜ん…みんな凄いなぁ…ゴン太には何をすればいいのか全然
わからないや」
星「どのみち今日中に答えは出ないだろう。 考えつかないようだったら、
明日また手探りで探してみるのもありかもしれねぇぜ?」
赤松「そう…だね。 もし見つからなくても20日経てば出られるんだし」
百田「まっ、確かに今は考えても仕方ねぇか。 前向きに行かねぇとな!」
その日はそのまま解散になった。
モノクマが唐突に突きつけてきた難題…
そして一抹の不安。
それらを抱えて僕はを明日を待つことにした。
1日目 深夜
最原「眠れない…何処かに行ってみようかな」
安価下
最原「王馬くんの部屋に行ってみようかな。 彼がどこまで気づいているのか
気になるし」
ピンポーン
最原「…いるかな?」
最原「…あれ? 空いてる…」カチャ
グー…スー…
最原「流石に寝ているようだね。 やめておこう」パタン
王馬「最原ちゃんって、意外と大胆なんだね。
こんな真夜中に忍びこもうとするなんてね。
オレなら怖くって朝までぐっすり寝ちゃうよ!!」
最原「うわあっ!!?」ビクツ
突然の声に驚いて振り返る。
そこには、いつの間にか背後に王馬くんが立っていた。
最原「お、王馬くん…音もなく後ろに立つのはやめてよ…びっくりするなぁ」
王馬「えっ…? そ…そんな… 自分のことは棚に上げてオレを非難しちゃうの…?
そ…そんなことって…うええええぇえぇ↑んんんん↓うわあああぁぁん
最原ちゃんが悪人になっちゃったよおおおおぉぉぉおうぉおを!!!」
最原「ちょ、ちょっと王馬くん…!」
王馬「なーんて、夜中に大声出したら迷惑だよね! 深夜に躊躇いなくインターホンを
押すくらいにはね!」
最原「ご、ごめん…」
王馬「で、最原ちゃんは一体何をしにきたのかな? まさか…ホントに
ソッチじゃないよね? オレは嫌だよ! イエス・ノー枕を
思わずYesにして待ち構えちゃうくらい身構えちゃうよ!!」
あまり王馬くんの話を本気で取り合うと終わらない。
多少強引に質問をぶつける。
最原「…単刀直入に聞くね。 王馬くん、今回のクリア条件について、
どこまで気づいてる?」
王馬「なーんだ。 そんなことかぁ。 自分で考えるのが面倒くさいからって
オレに馬車馬の如く考えろっていうんだね」
馬車馬が考えるのか…?
駄目だ。 いちいち突っ込んでいたらキリがない。
王馬「仕方ない、おしえてあげよう! ……なんて、言うと思った?
そもそもさぁ、わざわざオレに聞くよりも最原ちゃんはたくさん
情報を持ってるんじゃない? 例えば…タイトルのアレとかさ」
タイトルのアレって…アレのことだよな。
最原「伏せ字のことだよね?」
王馬「少なくとも最原ちゃんとオレの情報量が同じじゃないとフェアじゃないよね?
最原ちゃんが才能を教えてくれない限りオレも何も教えてやんないよーだ」
そう。あのタイトルの伏せ字。
あればどう考えても僕と天海くんの才能に関係している。
出なければ生徒手帳とタイトルの伏せ字が被るなんて偶然、
起きやしない。
王馬「ま、せいぜい考えといてよ。 大好きな最原ちゃんの為ならさ、オレ、なんだってしてあげるから…」
妖しい雰囲気をまといながら、王馬くんは部屋に帰っていった。
僕ももう帰ろう。
2日目 朝
最原「どこに行こうかな」
安価下
赤松「おはよう。最原くん」
自室の扉を開けた瞬間、声をかけられる。
最原「あれ?赤松さん。 あ、お、おはよう。 待っててくれたの?」
赤松「うん! ちょうど通りかかったからさ。 どうせなら
一緒に食堂に行こうと思って」
最原「あ…ありがとう。 それじゃあ、そうしようか」
二人で並びながら廊下を歩く。
他愛もない話をしながら、食堂に着いた。
最原「あれ? 東条さんがいないよ」
赤松「珍しいね。 いつもならキッチンにいるんだけど。
案外寝坊…だったりしてね」
最原「あはは…どうかな。 どうしよう?僕がなにか適当に作ろうか?」
赤松「えっ、本当に? お願いしてもいい?」
最原「うん。 簡単に目玉焼きでいいかな」
軽めに朝食をとったあと、二人で中庭に出た。
朝だというのに強い陽射しが照りつける。
赤松「うわあ。 なんだか最近一気に温度が上がってきたよね。 暑いくらいだよ」
そう言って赤松さんは上着を脱ぎ小脇に抱える。
汗ばんだ彼女の白い額と襟越しの首筋に思わず見惚れてしまう。
もしこのまま運動したならシャツも透け始めるかな…
などとどうしようもないことを考えていたら、
僕の終一が最原し始めた。
少しでも頭を使ってしまうと反応してしまう。
赤松さんとは対称的に冷や汗をかきながら足を動かして
目立たないように調整する。
赤松「最原くんはさ、今回のモノクマの目的について、
なにかわかったことはない?」
最原「は、はぇ!?」
肉刀をどうにか鎮めようと必死で格闘しているところに
突然に真面目な質問をされ、慌てて返事をする。
赤松「もう…聞いてた? 昨日の続きだよ。 一体クリア条件は何なのかって」
最原「あ、ああそのこと。 勿論考えてるよ。
モノクマの今までの言動を見ていればだいたいわかったよ」
赤松「ええっ!? すごいね! 教えてよ!」
最原「うん。 モノクマに言われた元々の目的を思い出してみて」ピクン
だんだん大きくなるソレを赤松さんに見られないように
身体を捻じりながら問いかける。
赤松「元々の目的って…えーっと…。
確か、私達が仲良くなることだよね?」
最原「そうだよね。 で、ここからは少し飛躍するんだけど
もし赤松さんが今の僕たちと同じようなバラエティ番組を観るとしたら
出演者たちにどうなって欲しいかな。 ただ仲良くなって解散…なんて納得行くかな?」ムクムク
赤松「うぅ〜ん…」
最原「もし、視聴者からの視点だったら…その、つまり
例えばだけど、カップルが成立して欲しくなる…とかさ」ギチッギチッ
赤松「あっ! そっか! じゃあクリア条件っていうのは…!」
最原「僕たちがより親密になること。 それも目に見える形の変化をもってね」ギンギン!
赤松「やったぁ! 凄いよ最原くん! みんなに伝えに行こうよ!」
最原「ま、まってよ。 まだ確定したわけじゃないんだからさ。
今伝えてしまえば皆が混乱しちゃうよ」ヨジヨジ
赤松「あっ…そ、そうかな…。 そうだよね。
ごめんごめん。 ついはしゃいじゃった」
最原「あはは…」
などと言ってみたものの、本当のところはそうは思っていない。
なぜなら僕は…僕だけは例の伏せ字の一部を知っているからだ。
ドスケベからの??? どう解釈しても恋人の成立程度でクリアできそうなものではない。
さらに、より過激な…もしかすると取り返しのつかない結果を迎えるかも知れない。
だからこそ、慎重に。 飽くまで慎重にだ。
赤松「でも…難しいよね。 カップルの成立ってさ。
多分、上辺だけでくっついちゃじゃダメだよね。
本当の恋人同士にならないと…」
最原「そうだね。 こればっかりは本人たちの
気持ち次第だから…思ったより時間がかかるのかもしれない」マエカガミ
赤松「…っていうかさ。 私と最原くんが付き合っちゃえばいいんじゃないかな?」
最原「………………えっ?」
赤松「ああいやっ、例えば! 例えばの話ね! あーほら、
クリア条件もまだはっきりとわかったわけじゃないしさ!
もしかしたらそうなるかもっていう話だから!!」シドロモドロ
最原「あ…ああ。 そういうことか。 でも多分、それでクリアはできない…と思うよ」
赤松「えっ…」ガーン
最原(なぜなら…今の話を聞いてなお、僕のJrは天を向いているからね。
赤松さんと…いや、たとえ他の女子と僕が恋人になれたとしても
僕が性欲以外で女の子と接することができるか甚だ疑問だ)ギンッギンッ
赤松(だいぶ仲良くなれたと思ってたんだけどなぁ…
やっぱり私って女の子として見られてないのかな…
でも、友達のままで現状維持して他の人に盗られるだなんて嫌だもん…)
赤松さんと微妙な雰囲気を残しながら、その場は別れた。
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モノクマ「はーい! モノクマ劇場ですよーっと!!
いやー流石は元超高校級の探偵さん!
もうクリア条件の半分近くを推理しちゃったよ!
とっても優秀だよね!
そんな彼は、きっとみんなに頼りにされちゃうんだろうね!
…話は変わるけどサ、人ってのは真っ暗闇の中では
どんな小さな光も見逃さないくせに昼間なんかは眩しいだの暑いだのって
すぐに影に入ろうとするよね。
まったく! 矛盾してるよ!
でもこれって、どんなことにでも言えるのではないでしょうか?
必死で求めたものも過剰であれば自身を傷つけてしまうのです。
やっぱり世の中、半々くらいがちょうどいいのかな。
……ボクみたいにね!!
世の中にボクが溢れたらそれはそれは平和で幸せな世界になるかもしれないよ?
………ボクにとってはね!!
プギャーハッハッハッハッハッ!!!」
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2日目 昼
最原「どこに行こうかな」
安価下
〜天海の部屋〜
最原「天海くん、呼んだ?」ガチャ
天海「最原くん…来てくれて嬉しいっす。 さっそくなんですが
最原くんに伝えておきたいことがあるんすよ…!」
最原「え? なにかな?」
天海くんに呼び出され、部屋に入ってみると
物々しい雰囲気で天海くんが語り始めた。
天海「実はオレなりにこの番組の黒幕を考えてみたんっすけど…」
天海「どう考えても怪しい人物が一人いるんっす」
天海「つまり…すべての黒幕はゴン太くんだったんすよ…!」
最原「それは違うぞ」
天海「なんでオレは図書室になんかにいるんすかね?」
最原「ここは部屋だぞ」
天海「はい、お約束ありがとうございましたっす。
まあ、たまにはこうやって冗談を言い合うのも楽しいもんっすね」
最原「ど、どうしたの!?」
天海「あはは、すみません。 ちょっと最原くんと二人きりで話たかっただけなんすよ」
最原「そ、そう…。 だいぶ参ってるね」
天海「やっぱそう見えるっすよね…。 最近、訳のわからないことが続いて
ちょっと疲れてたみたいなんで。 こうやって最原くんと話せるのは結構癒しっす」
最原「そうなんだ…。 僕で良かったら話相手になるよ」
天海「ありがたいっす。 んじゃ、お茶でも入れて早めのティータイムにしますか」
天海くんと世間話で盛り上がった!
2日目 夜
最原「さて、どこに行こうかな」
モノタロウ「ちょっとまったー!」
最原「うわ!」
モノタロウ「最原くん…最近おんなじような行動ばっかり取ってない?
このままだとイベントが進まないよ!!
…ってお父ちゃんに言われたから選択肢を教えてあげるね。
ハイこれ。 モノパッドにメール機能を追加したよ。」
モノタロウ「これでみんなと連絡が取れるよ。 電話機能は
ないから注意してね」
最原「あ、ありがとう…」
一方的に告げるとモノタロウは去っていった…
2日目 夜
行動を選択してください。
1 誰かに会いに行く(人物指定)
2 一人で過ごす(場所指定)
メール
【なし】
安価下
モノタロウ「これでみんなと連絡が取れるよ。 電話機能は
ないから注意してね」
最原「あ、ありがとう…」
一方的に告げるとモノタロウは去っていった…
2日目 夜
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1 誰かに会いに行く(人物指定)
2 一人で過ごす(場所指定)
メール
【なし】
安価下
〜春川の研究教室〜
最原「こんばんは」
春川「最原? 今日はトレーニングはやってないよ」
最原「あれ? 珍しいね」
春川「百田なら今、東条にしぼられてるよ」
最原「えっちな意味で?」
春川「…なんて?」
最原「ごめん。 なんでもない」
春川「そういう変な冗談はやめた方がいい。 暇なら激しく運動させてあげるよ」
最原「えっちな意…春川「殺されたいの?」
最原「ごめん。 最近ちょっと落ち着かなくてさ。 冗談でも言っとかないと変になりそうで」
春川「だからって私にセクハラかましてくるのはどうなの?」
最原「ごめん」
春川「まぁ、言ってもしょうがないかもしれないけど。 それを言えるほど能天気なのは羨ましいよ」
春川さんの視線が冷たくなる。
焦った僕は話題を変えることにした。
最原「そ、そういえば百田くんが怒られるのって珍しいよね。
何をしたのか、春川さんは知ってる?」
春川「そんなに珍しくもないと思うけど…東条にセクハラしたんだってさ」
最原「えっ!? 百田くんが?」
春川「こんな環境だしね。 仕方ないのかもしれないけど…ほどほどにしなよ?」
春川さんに睨まれながらトレーニングをした!
3日目 朝
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2 一人で過ごす(場所指定)
メール
【赤松】おはよう! 一緒に食堂に行かない?
【百田】終一…ちょっと聞いてくれ…
【夜長】終一〜…起こして〜
【夢野】助けてくれ最原よ…
安価下
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