【安価】俺VSスーパー戦隊【コンマ】 (1000)

地球を突如襲った宇宙海賊

地球を救う為43のスーパー戦隊が立ち上がった!

『秘密戦隊ゴレンジャー』から『騎士竜戦隊リュウソウジャー』

彼らは全ての力を結集して宇宙へと飛び立ち――勝利した

地球に暮らす人々は彼らを称え、そして受け入れた

「全て」を受け入れた

被害を受けた世界はスーパー戦隊の超技術で瞬く間に復旧し、宇宙海賊襲来前よりより良いものとなった

今、地球は統合戦隊政府によって平和の道を歩み続けている

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1609849516

俺(今日も平和だなー)

俺(それもこれもスーパー戦隊のおかげだ……)

俺(平和バンザイ、スーパー戦隊サイコー!)

↓1コンマ下一桁 俺の職業
098何らかの職に付いてる
7654学生
321無職

俺(俺、無職)

俺(憧れのスーパー戦隊と共に働くこともできず毎日ふらふら暮らしてる)

俺(何やってんだかな〜と自分でも思うんだけど……)

カーチャン「ちょっとアンタ、買い物くらい行ってきな! はい、これおつかいメモ!」

俺「ふぁ〜い……やれやれ」

ガチャ…

トボトボ…

ウーウー

ガヤガヤ

俺(お、なんだ? あの人だかり)

警察官「現在この区画封鎖しております。危険ですので離れてくださーい!」

俺(チェッ、スーパーまで回り道しなきゃな)

俺(ん? あのバリケードテープは……『GSPO』! 『国際警察』か!)

俺(国際警察所属の戦隊と言えば『警察戦隊パトレンジャー』!)

俺(見れたらいいな〜……ま、ムリか。わざわざフランス本部にいるパトレンジャーが日本に来るほどのことは起きないだろうし)

俺(それにしても普通の警察じゃなくて国際警察が来るなんて……何があったんだろ)

トボトボ…



俺(こういう時は裏道に限る)

ウーウー

俺(サイレンまだ鳴ってる。早く解決すればいいな)

俺(ま、いざとなれば『スーパー戦隊』がいるし大丈夫だろ!)

俺(ん……? 向こうから人――)

ボロボロの男「ハァ……ハァ……」

俺(怪我してる!!)

↓1どうする?
1声をかける
2介抱する
3その他

↓2 その他自由(記述安価って書かなくてごめん)

俺「だ、大丈夫ですか!」ガシッ

ボロボロの男「う……ぐ……」ドサッ

俺「ひどいケガだ……早く救急車を呼ばないと! 大丈夫! 気をしっかりと持ってください!」

ボロボロの男「いや、僕はもう……だから人は……呼ぶな」

俺「諦めちゃだめですよ! 今、電話しますから――」

ボロボロの男「ダメだッ!! 電話だけは……」

俺「何があったんですか!?」

ボロボロの男「優しいんだね……見ず知らずの人に……」フッ

俺「そんなこと言ってる場合じゃないでしょう!」

ボロボロの男「――彼なら良いだろう……マ……ベ……ス」

俺「?」

ボロボロの男「君の家に……連れて行ってくれないか……少し……休みたい」

俺「わ、わかりました!」

ドタドタドタドタ

俺「カーチャンただいまーっ!」

ボロボロの男「……おじゃましま……す」

カーチャン「あラっ! 早くないかい!? って、この人は一体!」

俺「良いからカーチャン黙ってて! 後、救急車呼ぶのは待って!」

俺「お、お兄さん、話って一体なんですか?」

ボロボロの男「手短に話すよ……よく聞いてくれ。そして、信じてくれ」

ボロボロの男「僕は嘗て『海賊戦隊』だった者だ。今はその資格を失ってしまったけれど……」

俺「『海賊戦隊』? 『戦隊』だって!? でも……知らない戦隊の名前だ」

ボロボロの男「それもそのはず。僕ら『海賊戦隊』は宇宙海賊との戦争の混乱期に抹消された存在だからだ」

俺「抹消!? 地球を救ってくれたあのスーパー戦隊がなんで抹消なんてことを?」

ボロボロの男「……僕らの存在を抹消したのはスーパー戦隊の内の誰か。つまり、『裏切り者』がいたんだ」

俺「そんな――」

ボロボロの男「あの戦争で負けたのはスーパー戦隊の方だ。裏切り者による工作でね」

俺「嘘だ! じゃあ今地球にいるスーパー戦隊は」

ボロボロの男「宇宙海賊がスーパー戦隊の亡骸から『大いなる力』を奪い、擬態したものだ」

俺「バカな……」

ボロボロの男「君にやってもらいたいことがある。このケースを開けて見てくれ」

ガチャ

俺「……これは! 旧式携帯電話と……鍵?」

ボロボロの男「『モバイレーツ』と『レンジャーキー』だ。モバイレーツにレンジャーキーを差し込めば『海賊戦隊ゴーカイジャー』の『ゴーカイレッド』に変身できる。戦隊として選ばれる資格があれば……の話だけど」

俺「変身アイテム……あぁぁ……これが憧れの……でも、『海賊戦隊』は抹消されたはずじゃ」

ボロボロの男「『モバイレーツ』は僕が複製した。1つ作るのが精いっぱいだった」

ボロボロの男「『レンジャーキー』は……何故この1本だけ消えなかったかは僕にもわからない。それに僕では変身できなかった」

ボロボロの男「だけど『正義』はまだ地球を見捨てていないからだと僕は思っている」

ボロボロの男「君に託したい。それを使って奪われた『大いなる力』を偽物のスーパー戦隊から取り返してほしい」

ボロボロの男「正義の為に……みんなの為に……!」

俺「!」

ボロボロの男「ぐ……ガハッ」ドサッ

俺「あぁッ!」

ボロボロの男「もう時間のようだね……全て話しきれなくて……ごめん」

ボロボロの男「それに……こんな選択を急にさせて……ごめん」

ボロボロの男「今の話で全て信じろというのはムリがあるけれど……信じてほしい……そして僕らの代わりに戦ってほしい」

ボロボロの男「地球を……守ってくれ……」

ボロボロの男「宇宙最後のスーパー戦隊……」ガクッ

俺(そう言い残すとボロボロの男は死んだ)



『標的(ターゲット)は』

パトレン2号「見失い(ロストし)ました……申し訳ありません『1号』」

『周辺施設の映像を解析しろ』

パトレン2号「それが……射殺(デリート)の瞬間を万が一にも撮らせない為に停止させてしまい――」

『馬鹿が……! もういい。『電磁戦隊』の衛星から探させる』

パトレン2号「は、はい……」

パトレン2号「早く見つけなくては――」

続く

再開

【1日目】

TV「○○市では現在、宇宙海賊の残党の宇宙人1体が潜伏中と見られ……」

TV「目撃情報などありましたら近くの警察またはこの電話番号に……」

ピッ

俺「なんだかヤバいことになってきたぞ……」

俺(俺が助けちゃったあの男の人……指名手配の宇宙人……)

俺(でも、昨日あの人が死ぬ前に言ってたことと、この変身アイテム……)

俺(今いるスーパー戦隊は全部偽物……ホントなのかよ)

俺(俺はどうすればいいんだ……)

カーチャン「よっこらせ、と」

俺「か、カーチャン! あの男の人の死体は!?」

カーチャン「見つからないようにしておいたよ」

俺「見つからないように、って……」

カーチャン「あの話がホントかどうかは分からないけどね、アタシゃアンタの考えに従うよ」

俺「えっ……」

カーチャン「アンタは優しさだけが取り柄なんだ。生んだアタシが言ってんだ間違いないヨ!」グッ

俺「か、カーチャン……」

俺(カーチャンは俺の味方でいてくれるって言ってくれた)

俺(でも、俺はまだ何も決められてない)

俺(……昨日まで平和だったのにな)

俺(これから何をしようか?)

↓1 今日は何をする?
1モバイレーツを触ってみる
2とりあえず変身してみる
3その他(記述安価)

俺(とりあえず、この『モバイレーツ』を触ってみるか)

俺()サワサワ

俺(いや、なんもわかんねー! だって俺、無職だし!)

俺(知ってるのは変身方法だけ……こんなんじゃ世界も守れねえよ……)

ポチ

ヴゥン

『やあ、『大いなる力』を受け継いだ勇気ある地球の戦士!』

俺「うわっ! なんか映像出た!」

『オイラはこの複製モバイレーツに組み込まれたアシスタントナビゲーター『ナビィ』ダ!』

ナビィ『これからお前に何回かに分けて重要な情報を教えていくからカクゴしとけよ〜!』

俺(鳥のキャラクターがぴょこぴょこ動いてる……)

ナビィ『どうやらまだ変身は1度もしていないようだな! エライぞ〜!』

ナビィ『変身をすると統合戦隊政府が持つ衛星で高エネルギーを検知。居場所がバレちまうんだ!』

俺「えっ!」

ナビィ『正体は隠しておいた方がいい。お前の家族や居場所が大事だったらのハナシだがナ!』

ナビィ『お前以外のスーパー戦隊は全員敵! 注意を怠るナよ〜!』

俺(昨日の人……そんな大事なことを俺に教えずにいたのか……)

ナビィ『他になんか聞きたいことはあるか? 答えられる範囲なら1日1個、答えてやる!』

俺(ええ。なんかあったかな?)

↓2

俺「そのスーパー戦隊ってどう探せばいい?」

ナビィ『スーパー戦隊の探知方法についてだな』

ナビィ『こちらから詳細に探知する方法は今のところ無いぜ』

ナビィ『昔のオイラだったらこの程度チョチョイのチョイだったんだけどなぁ〜……』

ナビィ『ただ、さっきも言ったように、お前が変身すれば統合戦隊政府の衛星がすぐにお前の居場所を見つけ、デリートしに来るだろう』

ナビィ『つまり、お前が変身さえすれば探さなくても、そちらからやって来てくれるって〜ことだ!』

ナビィ『世知辛いハナシだ……まるでオイラたち『怪人』……昔はザンギャックが出たらオイラたちが見つけにいく側だったのに』シクシク

俺(……)

ナビィ『他にも自らの居場所を公表している戦隊もいる』

ナビィ『例えば警察系の戦隊や軍所属の戦隊なんかだな〜! スポーツメーカーに所属する戦隊もいたよーな……』

ナビィ『だが、警察や軍を急に相手するのはムズカシーと思うぜ〜? 敵は『スーパー戦隊』だけじゃなくなるからな!』

ナビィ『何よりも今のお前には『装備』がねぇ! 丸腰だ〜!』

ナビィ『次回はそこんとこ説明してやるからヨロシクな!』

ナビィ『ハナシはこれで終わりっ! まったな〜』プシュン

俺(映像が消えた……)

俺「はぁ、なんだか疲れた」

【1日目 おわり】

【2日目】

俺「昨日わかったことは」

変身するとスーパ

【2日目】

俺「昨日わかったことは3つ」

変身すればスーパー戦隊に居場所を知られる

こちらがスーパー戦隊の居場所を知る術はない(今のところ)
※だが居場所を公表しているスーパー戦隊の場合は別

変身しても他の装備はない

俺(それだけかぁ……)

俺(まだ、スーパー戦隊が偽物だなんて信じられないが)

俺(そもそも本物のスーパー戦隊って何なんだろう……よく考えてみたら頭がこんがらがってきた)

俺(無職なのにこんな頭使って……疲れるぜ全く)

↓1今日は何をする?
1ナビィのナビゲートを聞く
2居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
3その他(記述安価)

つづく

再開

俺(確かナビゲートの映像はここを押せば)ポチ

ナビィ『ナビィのナビゲートのコーナー!』

ナビィ『今日教えるのは『レンジャーキー』についてだ』

ナビィ『レンジャーキーとはスーパー戦隊個人の概念を結晶化させたもの』

ナビィ『概念っていうのは変身能力そのもの、装備、技に至るまでの全てのことだ』

ナビィ『宇宙海賊は裏切り者と共にスーパー戦隊達からレンジャーキーを奪い、無力化し、殺した』

ナビィ『本来であれば『適合』や『資格』、モバイレーツを介した変身でもなければレンジャーキーを奪うことができても使うことはできないハズだけど……』

ナビィ『とにかく成り代わった姿で奴らは地球に堂々帰還したってワケ』

ナビィ『オマエがやるべきなのはただ1つ』

ナビィ『偽物のスーパー戦隊から『レンジャーキー』を奪い返すコトだ!』

ナビィ『偽物のスーパー戦隊を無力化することでレンジャーキーを取り戻すことができる』

ナビィ『奪ったレンジャーキーをモバイレーツに挿すことで、レンジャーキーに対応した戦隊の姿にも変身できる。装備や技も制限付きだが使用可能だ。『奴ら』が細工でもしかけてない限りはな……』

ナビィ『今日のコーナーはここまで!』

ナビィ『なんか他に聞きたいことはあるか〜?』

俺(何かあったかな?)

↓1

俺「スーパー戦隊は1人残らず偽物なのか? 例外は――」

ナビィ『例外がいるとしたら、そいつが『裏切り者』だ』

ナビィ『宇宙海賊側に寝返り、スーパー戦隊を内側から破壊した……本人だ』

ナビィ『それが誰かオイラには分からねえ。探る暇なんて無く……あっという間にみんな殺されちまったよ』

ナビィ『……』

ナビィ『ハナシはこれで終わりっ! まったな〜』プシュン

俺(……)

俺(でも、俺はまだ信じきれない)

俺(あのスーパー戦隊がみんな偽物だなんて)

【2日目終了】

【3日目】

テレビ『不審者を目撃したら――』

俺「……」

カーチャン「ほらっ、テレビ見てないでちゃんとゴハン食べなっ」

俺「ぁい……」モグモグ

俺(スーパー戦隊は全て偽物……スーパー戦隊の中に裏切り者がいた……)

俺(偽物……裏切り者……)

テレビ『何かあればお近くの警察署にご相談を!』

テレビ『続いては統合戦隊政府による国防特殊兵器通称『バトルフィーバーロボ』の量産計画についてお伝えします』

俺(……)モグモグ

↓1 今日は何をする?
1ナビィのナビゲートを聞く
2居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
3その他(記述安価)

俺(……)ポチポチ

ナビィ『ナビィのナビゲートのコーナー!』

ナビィ『今日は『ゴーカイジャー』の装備について教えるぜ』

ナビィ『『ゴーカイジャー』の基本装備は2つ『ゴーカイサーベル』と『ゴーカイガン』だ。形状は名前から察する通りだぜ』

俺(基本装備とか戦隊っぽくなってきたな……!)ワクワク

ナビィ『これらの武器はゴーカイジャー以外のレンジャーキーを挿して変身した時、そのスーパー戦隊に対応した武器に変化する』

ナビィ『例えばオマエがシンケンジャーに変身した時サーベルはシンケンジャーの専用武器『シンケンマル』になり』

ナビィ『カーレンジャーに変身した時ゴーカイガンは『オートブラスター』に変わる』

ナビィ『だけど、前にも言ったが今のオマエは丸腰、何も持っていない』

ナビィ『存在が抹消された時に装備も失っちまったようだ』

ナビィ『だから、この『モバイレーツ』のように再び『開発』しなきゃいけねえんだ!』

ナビィ『ハカセがモバイレーツに『設計図』をインストールしておいてくれた。オマエみたいなヤツでも分かるように書かれてるらしいゼ』

俺「お、俺が武器を作んなきゃいけないのか!?」

ナビィ『統合戦隊政府の技術公開のおかげで地球の技術も進歩した。売ってるもので作ることぐらいワケないワケない!』

ナビィ『設計図に従って武器を作るべし!』

ナビィ『ハナシはこれで終わり!』

ナビィ『オイラが教えられる基本的な情報はここまで』

ナビィ『カンタンな質問くらいには答えられるが……』

ナビィ『これ以上のことは、オマエがこの戦いに生き残れることを証明できたら教えてやるよ』

俺「え、ええっ!?」

ナビィ『じゃーなー』プシュン

俺「……おいおい、マジかよ」

俺(『ゴーカイサーベル』と『ゴーカイガン』の設計図を読んでみたが……)

俺(さっぱりわからん……技術の授業、ちゃんと聞いとくべきだったかな。いや、そんなレベルの代物じゃないが)

俺(しかし、設計図によると確かに探せば買えるもので作れるらしい)

俺(……ホームセンターにでも行くか)

俺「カーチャン、ホームセンターに行ってくる」

カーチャン「帰りに夕飯の買い物もしてきとくれヨ! はい、メモ」

俺「はいはい」

俺(3日前俺の家で見ず知らずの人間が飛び込んで来て死んだとは思えないな……)

俺「行ってきまーす」ガチャ

俺(……)トボトボ

俺(そう言えばこの道路広いよな……戦争後の再開発で作られたんだっけ)

俺(スーパー戦隊のメカを運んだり走らせたりさせる為の特殊道路……)

俺(これも偽物の戦隊が作らせたって言うのか……?)

俺(そうだ)

俺(買い物の前にスーパー戦隊がいそうな場所を見に行こうかな……)

↓1どこへ行く?
1国際・宇宙警察日本支部分署
2統合戦隊政府・地球平和守備隊地方基地
3スポーツ用品メーカー・スクラッチ支店
4その他(記述安価)

俺(スポーツ用品メーカー『スクラッチ』の支店に来てみた)

俺(スクラッチはスポーツ用品の他、スポーツ科学を研究する施設でもある)

俺(そして、そこに所属しているスーパー戦隊といえば――)

俺(『獣拳戦隊ゲキレンジャー』)

俺(獣を模した拳法『激獣拳』の使い手で構成された戦隊だ)

俺(すごい強いんだろうな〜……)

俺(ま、こんな場所に都合よく戦隊ヒーローがいるわけ――)

↓1 コンマ下一桁
偶数:いた!
奇数:いない
ゾロ目:いたなんてレベルじゃねえ!

俺(い、いた……!)

俺(まさかこんな所でお目にかかれるなんて)

俺(め、めっちゃうれし〜! あ、握手してもらおっかな……)

俺()ハッ

俺(あれも『偽物』……なのか……?)

俺(……)

↓1居たのは コンマ下一桁
09ゲキレッド
87ゲキブルー
65ゲキイエロー
43ゲキバイオレット
21ゲキチョッパー

ゲキブルー「……」スタスタ…

俺(あれは『ゲキブルー』、獣拳ジャガー拳の使い手)

俺(ゲキレンジャーの中で最も多くの技を持つと言われてるんだったな)

俺(今の俺に太刀打ちできる相手か……?)

俺(今の俺は一般人、ゲキブルーは俺のことなんか気に留めてもない……どうしよう)

↓2 どうする?
1人気の無いところで変身、勝負を挑む
2帰る
3その他(記述安価)

俺(あの男の人やナビィの言ってることを確かめる必要がある……)

俺(それに……俺も『変身』してみたい!)

俺(や、やってやる! やってやるよ!)

俺(まずは……人気の無いところへ隠れて……)キョロキョロ

俺(モバイレーツにレンジャーキーを挿して……)ガチャガチャ

俺「くそぉ……初変身、シまんねぇなあ……」

カッ!!

俺「うわっ!」



――統合戦隊政府基地

メガレッド『こちら『メガシップ』よりメガレッド。○○市スクラッチ支部周辺に未登録の高エネルギー反応有り』

アカレンジャー「……来たか、『海賊戦隊』」

メガレッド『周辺施設からの中継映像、送ります』

アカレンジャー「よし」

ピッ…

アカレンジャー「……」

俺ゴーカイレッド「で、できた。変身できたぞ!」

俺ゴーカイレッド(かっこいい……! まるで戦隊ヒーローみたいだ! いや、戦隊ヒーロー……なのか!)

俺ゴーカイレッド(さて、ゲキブルーはまだ俺の存在に気づいてなさそうだ)

俺ゴーカイレッド(正面切って殴り合うなんて……できなそうだな)

俺ゴーカイレッド(やるなら……今がチャンスか!?)

↓1どうする?
1不意打ちを狙う
2堂々と出てきて戦う
3その他(記述安価)

俺ゴーカイレッド(今だ……! 不意打ちをかましてやってやる!)

俺ゴーカイレッド(ヒーローらしくないが……手段は選んでらんねえ)

俺ゴーカイレッド(行くぞ)ドキドキ

俺ゴーカイレッド(行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ!)ドキドキドキドキ

俺ゴーカイレッド「うおああああああああ!!」

ゲキブルー「ッ!?」

↓1 コンマ下一桁
09:不意打ち成功!
87654321:不意打ち失敗…
ゾロ目(偶数):まさかの大勝利!?
ゾロ目(奇数):まさかの反撃!

俺ゴーカイレッド「おりゃああ――――――ッ!!」

ゲキブルー「ぐッ!?」ドガ―ッ

俺ゴーカイレッド(渾身の体当たりを喰らったゲキブルーが吹っ飛んでった……!)

俺ゴーカイレッド(スクラッチ支部を囲う柵に叩きつけられた!)

俺ゴーカイレッド(ひしゃげたのは……柵の方か)

ゲキブルー「く……」ムクッ

俺ゴーカイレッド(まだピンピンしてる……でも、ダメージはちゃんと与えられたようだ!)

ゲキブルー「『海賊戦隊』……? バカな。『あの御方』が消したはずでは――」

俺ゴーカイレッド(『あの御方が消した』……? その言い方……こいつは……偽物……!)

俺ゴーカイレッド「な、なら心置きなく倒せる……! こ、来いっ!」

ゲキブルー「フン……!」

ゲキブルー「死に損ないがッ! もう一度消えろ!」

ゲキブルー「『転転弾』!」ギュルルルルルッ

俺ゴーカイレッド(すげー! 本物の『転転弾』だ! 回転しながらジャガーの激気を放つ高速攻撃!)

俺ゴーカイレッド(喜んでる場合じゃねえ! 避けないと――)

↓1 コンマ下一桁
098:見切った
7654321:避けられない!

ズガガガガガッ

俺ゴーカイレッド「アガガガガガガッ」

俺ゴーカイレッド「」ドサッ

ゲキブルー「死んだか?」

俺ゴーカイレッド「ま、まだまだ……!」ムクリ

ゲキブルー「素人にしてはやる……」

俺ゴーカイレッド(い、痛ェ……ほ、骨砕けるかと思った……折れてないのは、このスーツのおかげか)

俺ゴーカイレッド(さすが拳法家……隙がなさすぎる)

俺ゴーカイレッド(お互い一発ずつ喰らいあった状態か……)

↓1 コンマ下一桁
09:俺ゴーカイレッドの攻撃!
87654:ここで一旦体勢を整えよう
321:ゲキブルーの攻撃!
ゾロ目(偶数):大チャンス!
ゾロ目(奇数):ゲキブルーは仲間を呼んだ

ゲキブルー「『ゲキトンファー』!」

ゲキブルー「ハッ! ダアッ!」ガッ ズガッ ドガッ

俺ゴーカイレッド「うッ、ぐッ、うわッ、ぐぁ」

俺ゴーカイレッド(だ、ダメだ……触れることすらできない……)

俺ゴーカイレッド(これ以上やられると……マズい……死にそう……)

↓2 どうする?
1潔く逃げる!
2まだ戦う!
3その他(記述安価)

つづく

安価下
判定厳しいのは無職だから

再開

俺ゴーカイレッド「まだだ! まだ――」

ゲキブルー「フフフ……立っているのがやっとじゃないか『海賊戦隊』」

俺ゴーカイレッド「まだ戦えるって言ってんだよ!」

俺ゴーカイレッド「来いッ!」

ゲキブルー「トドメを刺してやる……行くぞッ! ハァッ!」

俺ゴーカイレッド「うおおおおッ!」

↓1 コンマ下一桁
09:俺ゴーカイレッドの攻撃!
87654:勝負はまだついてない!
321:俺、死亡
ゾロ目(偶数):大逆転!
ゾロ目(奇数):新手の介入か

ボギッ

俺ゴーカイレッド「ぁ」

ゲキブルー「首の骨が折れたか」

ゲキブルー「どの道もう助からん……フン、つまらんヤツだった」

ゲキブルー「ホネのある奴だと思ったが――」

ゲキブルー「ゲキレッドか? 不審人物を発見した。ああ、『海賊戦隊』だ」

ゲキブルー「――もう殺した」

DEAD END…

――謎の空間



……

?『やあ、新たなゴーカイレッド』

?『僕の名前は『タック』。『未来戦隊タイムレンジャー』の仲間さ』

タック『今、君は死んでいる場合じゃない』

タック『僕らスーパー戦隊の『大いなる力』に関与した者達が宇宙海賊に粛清される前に技術を結集して作った『セーフティプログラム』……短時間の『時間逆行』を使うよ』

タック『この力は有限だ。それに君が死亡した時にしか作動できない』

タック『』バチバチッ…

タック『たくさん説明している時間は無い』

タック『目を覚ますんだ!』

タック『タイムレンジャー達が守った現在(いま)を……未来を……守ってくれ!』

↓1 どこまで戻る?
1 >>65まで戻って『潔く逃げる!』を選択する
2 >>43まで戻って行き先を選び直す

>>65まで戻って『潔く逃げる!』を選択する】

俺ゴーカイレッド()ハッ!

俺ゴーカイレッド(もうムリだ! とにかく逃げるぞ!)ダッ

俺ゴーカイレッド(とにかく……とにかく生き延びるんだ……!)

ゲキブルー「おい待て!」

俺ゴーカイレッド(早い! 俺、脚はやっ! これも変身できたおかげか……!?)

俺ゴーカイレッド「うおおおおお!!! 逃げる、逃げるぞ!」

ゲキブルー「応援要請! 『海賊戦隊』逃走中! 近くにいるスーパー戦隊を誰でもいい!」

俺ゴーカイレッド「おおおおおおおおおおおおお!!!!」



俺ゴーカイレッド「ハァ……ハァ……」

俺ゴーカイレッド(もう追いかけて来ないな……逃げ切れたようだ)

俺ゴーカイレッド(ここなら誰も見てないし……変身解除……しよ)

カッ

俺「はぁ……はぁ……」

俺(人混みに混ざって家に帰ろう……)フラフラ

俺(……ゲキブルー……俺を殺そうとしていた……)

俺(……『偽物』……か)

俺(でも強かったな……)

俺(戦うなら……『特訓』しなきゃ……)

俺(戦隊みたいに――)

【3日目 終了】

【4日目】

TV『昨日、スポーツ用品メーカー『スクラッチ』支社に正体不明の怪人が現れました』

TV『怪人は当時周辺警備を行っていた『獣拳戦隊』のゲキブルーが対処しましたが、現在逃走を続けています』

TV『先日の不審宇宙人事件に続いて、周辺住民の方からは不安の声が聞かれています』

TV『それを受けて、統合戦隊政府は未確認怪人を『宇宙海賊ゴウカイジャ』と命名』

TV『防衛レベルを1上げて国民守護に務めるとしました』

俺(『防衛レベル1』……『防衛レベル』というのは上がる毎に地区の警備するスーパー戦隊の人数を増やしていく制度……)

俺(昨日1人にも勝てなかったのに2人になったら……即死だな)

俺(こういうのは1日異変が起こらなければ簡単に解除されるものだ……戦闘は控えた方が良さそう)

俺(……)

俺(っていうか俺、『怪人』扱いかよ……)

俺「はあ……」

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2特訓
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5その他(記述安価)

俺(『特訓』か……)

俺(素人の俺がひとりでやるのには限界がありそうだな)

俺(ゲキレンジャーに対抗できるような格闘能力が得られれば――)

俺(なんて言ってもな〜)

ポチ

俺「なあナビィ。ゲキレンジャーに勝てるような格闘教えてくれる人とかいないのか?」

ナビィ『バカ! 知ってたら教えてるぜ!』

ナビィ『昔なら教えられたんだけどな〜……』

ナビィ『今のオイラはモバイレーツに仕込まれた補助AI。そんなこと聞かれても教えられねえ』

俺(ダメか……)

カーチャン「ハナシは聞いたヨ!」ガラッ

俺「カーチャン!」

カーチャン「近所に『道場』があるらしいんだ。そこ行っといでヨ!」

俺「えぇ……」

カーチャン「月謝とかはカーチャン払っとくからサ!」

俺「いいよ……そんなの……」ゴロリ

カーチャン「何言ってんだい! アンタ、スーパー戦隊だろ! 『ゴウカイジャ』!」

俺「やめろよその名前で呼ぶの」

カーチャン「『獣拳戦隊』にやり返したいんだろ? 最低限の技術は持たなきゃあ――」

カーチャン「アンタ、死ぬよ」

俺「」ドキッ

俺「わかった、わかった、わかったよ! 行くよォ!」

俺「明日から――」ゴロン

カーチャン「ったく……」

【4日目 終了】

【5日目】

俺(ひとまず付近の『防衛レベル』は下がったらしい……)

TV『『ゴウカイジャ』は地球を襲った宇宙海賊と同じと見られており――』

俺(テレビは『ゴウカイジャ』ばかり――)

俺(世知辛ぇ)

TV『続いては統合戦隊政府直轄組織 世界科学連邦I.N.E.T.よりお知らせです――』

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場?で特訓
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5その他(記述安価)

俺(カーチャンが勧めた『道場』とやらに行ってみるか)

俺「行ってきまーす」

カーチャン「あいよ。がんばっといで」

俺(大丈夫かなぁ)



俺(ここが『道場』か。確かに『道場』って書いてある)

俺「あ、あの〜……すいませーん……」

――道場

俺「すいませーん……」

?「……」

俺(座禅を組んだ人がいる。あれが道場主か?)

俺「すいませーん……そのー教えてもらいたいんですが」

道場主「……何をだ」

俺(まさか偽戦隊を倒す為の体術……とは言えないよな)

俺「ちょっと武術を教えてほしいんですけど――」

道場主「帰れ」

俺「えっ!?」

道場主「武術とは……そんなフワフワした気持ちで人に教わるものでは無い」

道場主「帰れ」

俺(こんな所で退くわけには……!)

俺(それに月謝が無駄になる!)

俺「お、俺――」

俺「俺、スーパー戦隊になりたくて!」

俺「俺、スーパー戦隊になりたくて来ました!」

道場主「戦隊統合政府に入りたかったら公務員試験を受けろ」

俺「そうじゃなくて――」

俺「ガオレンジャーとかメガレンジャーとかマスクマンとか!」

俺「そういう……その……本物のスーパー戦隊になりたくて!」

俺「なりたくて――」

俺「俺……」

道場主「……」

道場主「本気か?」

俺「……はい!」

道場主「俺は厳しいぞ」

俺「やります!」

道場主「……心意気、良し」

道場主「気に入った。『スーパー戦隊』特別コースだ。着替えてこい。道着を貸してやる」

俺「……! はい!」



俺(その後、俺は道場主に基礎体力の付け方から教わった)

【5日目 終了】

↓1 コンマ下一桁

つづく

再開

【6日目】

俺「いててて……筋肉痛が」

カーチャン「どうやらみっちり仕込まれてきたようだね!」

俺「普段運動とかしないからなあ」

カーチャン「あながち『スーパー戦隊』も悪くないネ!」

俺「ったく……他人事だから簡単に言うけど」


↓1 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗2%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5その他(記述安価)

俺「カーチャ〜ン、今日も道場行ってくるー」

カーチャン「はいよー、帰りに夕飯の買い物もしときとくれ」

俺「はいはい」

ガチャ

俺「……」トボトボ

俺(変わらない景色……今日も平和だ)

俺(誰も『スーパー戦隊』が『偽物』なんて知らず暮らしてる……)

俺(……幸せなもんだよな)

俺()トボトボ…

俺「今日もよろしくお願いしまーす」ガラガラ

道場主「……今日も来たか。着替えてこい」

俺「はい!」

【6日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

【7日目(日曜日)】

俺(『日曜日』か……無職だから曜日感覚なくなりそうだ)

俺(そういう日は――)

ピッ

TV『『スーパーヒーロータイム』!』

俺(これを観るに限る!)

俺(『日曜日』はテレビで『スーパーヒーロータイム』が放映される)

俺(嘗てのスーパー戦隊の活躍や統合戦隊政府の活動報告なんてのが公開されるんだ)

俺(やっぱりかっこいいよな〜……『スーパー戦隊』って……)

俺(これが全て偽物だなんてな)

俺(……)

俺(あー気が滅入ってきた。テレビなんかつけなきゃ良かっ――)

TV『スーパー戦隊が地球に生まれてから45年!』

TV『地球、宇宙の危機を幾度と無く救ったスーパー戦隊を讃え、式典を開催されることが発表されました』

TV『統合戦隊政府記念式典は【365日目】に開催されます』

TV『一般参加も可能。スーパー戦隊をいつも応援してくださった皆様のご参加をお待ちしております』

TV『それに先駆けまして【14日目】に地球防衛の要『バトルフィーバーロボ』2号機の除幕式を――』

俺(……【365日目】に統合戦隊政府記念式典)

俺(【14日目】に『バトルフィーバーロボ』2号機の除幕式、か)

俺(これも偽戦隊の侵略の一端なのか……?)

俺(そう言えば今日は『日曜日』)

俺(一般の休日、スーパー戦隊の『防衛レベル』が1上がるんだったな……)

俺(変身して行動する時は気を付けないと)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗4%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5その他(記述安価)

――道場

俺「あの……」

道場主「『師匠』と呼べと言っただろう」

俺「し、師匠……あの」

道場主「なんだ」

俺「【365日目】にある『統合戦隊政府記念式――」

道場主「行かん」

俺「えっ」

道場主「あんな喧しい場所、俺には似合わん」

道場主「とにかく行かん。例え、呼ばれたとしても……な」

俺「はあ」

【7日目(日曜日) 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

【8日目】

ナビィ『おい! 起きろ! 起きろ!』

俺「う……ん」ムクリ

ナビィ『【14日目】に『バトルフィーバーロボ』の2号機の除幕式だと!』

俺「あー……昨日『スーパーヒーロータイム』でやってた……」

ナビィ『これがどういう意味か分かるカ!?』

俺「えー……?」

ナビィ『偽物の戦隊が! スーパー戦隊のロボを量産可能になっちまったってことだよ!』

俺「……?」

ナビィ『マズいぜ……ヒジョーにマズい!』

ナビィ『宇宙海賊の侵略は確実に進んでいる』

ナビィ『これはお前の現在の『戦力』と『選択』の問題だが……』

ナビィ『オマエは『開発』や『特訓』、レンジャーキーの奪取もしながら偽戦隊の侵略作戦を食い止めなければならない』

ナビィ『グズグズしてる場合じゃネー! 覚えといてくれよな〜!』プシュン

俺「……」

俺「食い止める手段……か」

俺(除幕式の場所は公表されてるから分かるが――)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗5%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5散歩にでも行く
6その他(記述安価)

※【14日目】に「バトルフィーバーロボ2号機破壊作戦」が解禁されますが、その他の方法で食い止めることも可能です

つづく

安価下

再開

ポチッ

ナビィ「なんだ〜?」

俺「なぁナビィ、お前の力で協力者を探すことはできないのか?」

俺「例えば開発が得意な奴とかさ。ロボ操縦できるやつとか!」

ナビィ「だ、か、ら!」

ナビィ「オイラはただのモバイレーツに組み込まれたAI! そんなことはできないの!」

ナビィ「『大いなる力』を持つ者は宇宙海賊にやられちまったし、探す機能ももう無え! 壊されちまったんだ!」

俺「じゃあネットでそれとな〜く協力者を集めるとか……」

ナビィ「ダメだ。ネットワークの掌握は既にメガレンジャーによって行われている。検閲されたら一発アウトだ!」

俺「ぅあ〜役に立たねぇな〜! どうすりゃいいんだよ〜!」

ナビィ「お前に付いてる足は飾りか!? 情報や協力者は自分の足で見つけるんだよ!」

俺「無職には厳しい言葉だ……」

ナビィ「がんばるんだな。意外と身近に助けてくれる存在がいるかもしれねーしな!」

俺「身近か……」

俺(カーチャンとかか!?)

【8日目 終了】

【9日目】

俺(うーん、やっぱり1人じゃ活動にムリがあるよなぁ……)

俺(ゲキブルー1人に死にかけてた訳だし)

俺(俺も戦隊なんだから仲間が欲しいな。頼りになるやつ)

俺(……)

カーチャン「アタシの顔に何か付いてるかい?」

俺(いやー……カーチャンがピンクとかイエローは嫌だな。なんか違う)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗5%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5散歩にでも行く
6カーチャンと話す
7その他(記述安価)

※【14日目】に「バトルフィーバーロボ2号機破壊作戦」が解禁されますが、その他の方法で食い止めることも可能です


特訓って完了できたらどのくらい強くなる?
かなり時間かかりそうだけど

>>114
徒手でレッド、追加戦士系、パワーアップ形態じゃない戦隊と互角に渡り合えるくらいには

武器って何日くらいで作れるん?



カーチャン「どうしたんだい?」

俺「いや、たまにはカーチャンと話そうかなって思ってさ」

カーチャン「あら、今日は雨が降るネ! いいよ、話そ」

俺「……(って何から話していいものやら)」

カーチャン「アタシゃうれしいよ。アンタが昔みたいに元気になってくれて」

俺「俺は変わってないよ」

カーチャン「そうかい? ……そうかもね。優しいばっかりで……弱くて……」

俺「ふふ」

カーチャン「いや、違うよ。今は弱くない」

カーチャン「だってアンタはもう『スーパー戦隊』だろ?」

俺「……それもそうか!」

カーチャン(アンタは弱いクセに人一倍『正義』に敏感だった。だからいつもどこにいても損ばっかり……)

カーチャン(力の無い正義は何よりも弱い)

カーチャン(新卒で入ったトコでヒドくされてやめて……それで……)

カーチャン(心が折れちまった)

カーチャン(でもアタシはここまで折れず戦って来られたアンタのことスゴイと思ってんだヨ)

カーチャン(……)

カーチャン(強くなったネ)

カーチャン「トーチャンにも今のアンタの姿、見せてやりたいよ!」

俺「えー? はは……」



俺「けっこー話したな。そろそろ道場行ってくる!」

カーチャン「はいよ。行ってきな」

カーチャン「あ、帰り買い物よろしくネ。ホームセンターにも寄って!」

俺「はいはい……」

【9日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定 ※特訓の分

>>116
今だと早くて10日かかるかも?

【10日目】

カーチャン「アンタ最近、1日に色んなことしすぎじゃないかい?」

俺「そうかな? 俺最近調子いいし全然平気だけど」

カーチャン「疲れてるとかどうとかの問題じゃないヨ!」

カーチャン「1日に色んなことをいっぱいすることは悪いことじゃない。だけどね――」

カーチャン「その分、出る結果が2分の1、3分の1になってることに気づいてるかい?」

俺「!」

カーチャン「よく考えながら選択するんだね!」

俺「はーい……」

俺(つまり複数の選択肢を選んだら選んだ分だけ判定結果が減らされるってことか……)

俺()ハッ

俺(俺は何を――)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗7%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5散歩にでも行く
6カーチャンと話す
7その他(記述安価)

※【14日目】に「バトルフィーバーロボ2号機破壊作戦」が解禁されますが、その他の方法で食い止めることも可能です

――道場

俺「師匠、よろしくお願いします!」

道場主「着替えてこい」



俺「着替えてきまし――」

俺「し、師匠!? それって」

道場主「銃だ」

道場主「今日の特訓は至近距離からの射撃回避訓練を行う!」

道場主「避けろよ。俺は当てるのは得意だが外すのはヘタでな」

俺「ヒィィぃ!」

俺(実践的過ぎるよ〜!!)

【10日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

【11日目】

俺(昨日の特訓は死ぬかと思ったな……)

俺(実弾入った銃だとは思わなかった)

俺(さすがにアウトだろ……師匠)

俺(ま、俺も色々とアウトな存在だけど……)

俺(統合戦隊政府に背く奴だし……色々知りすぎだし……)

俺(でもあれくらいの戦い、スーパー戦隊にとっちゃ当たり前だよな)

俺(まだまだがんばらなきゃ、だな)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗9%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5散歩にでも行く
6カーチャンと話す
7その他(記述安価)

※【14日目】に「バトルフィーバーロボ2号機破壊作戦」が解禁されますが、その他の方法で食い止めることも可能です

――道場

道場主「今日は防御の練習だ。俺の拳を受け、耐え続けろ」

俺「お、押忍!」

道場主「怖いか」

俺「……」

道場主「死にたくないか」

俺「……はい」

道場主「それでいい。死んだら最後、誰も守れないからな」

道場主「守りたいものはあるか! 大事な人は!」

俺「か、カーチャン、です」

道場主「そうか。それも良い。とにかく今は耐えろ!」ドガッ

俺「ぐっ! お、押忍!」

道場主「お前は強くなれる!」

俺「お、押忍ッ!」



【11日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

【12日目】

TV『スーパー戦隊最初のロボ『バトルフィーバーロボ』2号機除幕式まであと2日』

TV『現在統合戦隊政府によってバトルフィーバーロボの量産計画が進められており』

TV『2号機完成に続いて、バトルフィーバーロボ3号機、4号機、世界防衛の要、宇宙開発にも使われることとなるでしょう!』

TV『除幕式は【14日目】。除幕式の後はバトルフィーバーロボ量産工場見学会等も予定されています』

俺(……)

俺(バトルフィーバーロボ2号機を破壊すれば周辺施設の稼働もストップするだろう)

俺(【14日目】、俺はどうすれば――)

俺(そう言えば昨日の特訓はなんだか調子が良かったな)

俺(今日も特訓すれば何かいいことあるかも)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗29%)※今日行くと判定ボーナス!
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5散歩にでも行く
6カーチャンと話す
7その他(記述安価)

※【14日目】に「バトルフィーバーロボ2号機破壊作戦」が解禁されますが、その他の方法で食い止めることも可能です

――道場

道場主「今日は動きが違うな!」

俺「やるときはやるんです! 俺!」

道場主「調子に乗るなッ!」ドゴッ

俺「ぐはっ」

道場主「慢心が隙を産む。忘れるな!」

俺「押忍!」

【12日目 終了】

↓1コンマ下一桁

つづく

再開

【13日目】

俺(いよいよ明日バトルフィーバーロボ2号機の除幕式か……)

俺(俺、これを妨害とかできるんだろうか)

俺(さて、今日は何しようか)

俺(特訓をしても明日までに急に強くなるわけじゃないし……開発にしてもそうだ)

俺(たまには散歩してみたりカーチャンと話して過ごすのもいいかもしれないな)

俺(のんき過ぎか?)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗37%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5散歩にでも行く
6カーチャンと話す
7その他(記述安価)

※【14日目】に「バトルフィーバーロボ2号機破壊作戦」が解禁されますが、その他の方法で食い止めることも可能です

俺(……たまにはあてもなく散歩するのもいいか)

俺「カーチャン、ちょっと散歩してくる」

カーチャン「あいよ」

俺()トボトボ…

俺(天気良いな……太陽さんさんだ)

俺(こういう日は――)

俺(公園のベンチでぼーっとするのがいい)

俺(公園、公園と)トボトボ…

――公園

俺(今日、土曜日なのに子どもいないな)

俺(寂しい風景に見えるが俺にとっては好都合)

俺(昼間に一人ぼっちで大人、しかも無職が公園に行くと視線が痛く感じるときがある)

俺(……この辛さは普通のスーパー戦隊じゃ分からない痛みだよなぁ、ハハ)

俺「どっこらせ、と」

俺(缶コーヒーでも買おうかな)

?「お、兄ちゃんも暇人かい?」

俺「え……あ、はい」

小汚い爺さん「ワシもじゃよ。ほれ、コーヒーいる?」

俺「ぁ、あ、ありがと……ございます」

俺(なんだこの爺さん、ホームレスか?)

俺「いただきます……」プシュ…ゴクゴク

小汚い爺さん「……最近の若いもんはこうやってコーヒーとか渡しても怖がってもらってすらくれんからのう」ヒャヒャヒャ

俺「あ……」

小汚い爺さん「毒かもしれんかったぞ?」

俺「いや、はは……無いですよ。さすがに……え? 大丈夫ですよね!?」

小汚い爺さん「冗談じゃよ冗談! しかし気をつけるんじゃよ。近頃物騒じゃから」

俺「はあ……」

俺(俺は小汚い爺さんとしばらく取り留めのない会話をした)



小汚い爺さん「ふー、久々に何気ない世間話ができたわい」

俺「そりゃ良かったです」

小汚い爺さん「じゃあワシはこれで」トコトコ…

俺「ども……」

俺(さて、俺も古本屋にでも行こうかな。漫画でも立ち読みして――)

俺「!?」

俺「な、ない! ない! ない!」

俺(ポケットに入れといた財布! それと『モバイレーツ』! ない!)

俺(いつ! どこで!? いつの間に!?)キョロキョロ

俺(……もしかして……!)

俺「お、おい!! 爺さん!!」

小汚い爺さん「……」チラ

小汚い爺さん「」ダッ!!

俺「ま、待て! 返せっ!!」

俺「はぁ……はぁ……待て! 待てコラ!」

俺(この爺さん、足早い!)

俺(なんだ!? なんなんだ一体!)

小汚い爺さん「ヒョッヒョッヒョ」タッタカタッタカ

俺「待てったら! それ! マズいやつ!」

小汚い爺さん「」ピタッ

俺「!」

小汚い爺さん「」ゴト…ガタガタ…

俺(げ、下水道の中に入ってった!)

俺(俺も追いかけないと――)ゴト…ガタガタ…

俺「クソ〜ッ! 待てったら〜っ!」

――下水道

ピチョン…ピチョン…

俺「うぇっ、臭っ」

俺「なんでこんなとこまで……おーい、じいさーん、頼むから返してくれー」

俺「おーい! おーーーーいっ!」

小汚い爺さん「後ろにおるよ」ニュッ

俺「うわっ!」

小汚い爺さん「この下水道。立派なもんじゃのう。ワシが若い頃にはこんなものは無かった」

小汚い爺さん「統合戦隊政府樹立後、ターボレンジャーやカーレンジャー、ゴーオンジャーによって整備されたとか……」

小汚い爺さん「しかし『奴ら』は設計時ミスを犯した」

俺「じ、爺さん……? さっきから何を言って――」

小汚い爺さん「この下水道の中ではスーパー戦隊の居場所を探知しにくいんだよ! 『ゴーカイレッド』君!」

俺「な、なにッ!? なんで俺の正体を!」

小汚い爺さん「まあ落ち着いてくれ。私は君の『協力者』だ」

小汚い爺さん「そろそろ正体を明かすとしよう」サッ!!

俺「あ、貴方は! 元NASA宇宙飛行士の!」

大鷲龍介「そう。私は元NASA宇宙飛行士の『大鷲龍介』」

大鷲龍介「そして『元・地球平和守備隊陸軍大尉』」

大鷲龍介「『初代・バルイーグル』でもある!」

俺「!」

俺「そうだ! 『太陽戦隊サンバルカン』ではリーダーの『バルイーグル』が交代したと聞いたことがある!」

俺「宇宙海賊との戦いには参加されなかったんですか?」

大鷲龍介「私は『飛羽高之』にバルイーグルの役職を渡してからは地球平和守備隊に一切関与していない」

大鷲龍介「しかし奴らに常に命を狙われることにはなった。常にあんな変装をしていないといけないくらいにはね」

大鷲龍介「今いるスーパー戦隊が偽物であることに気が付いたのは君よりもっと前だが、どうすることもできないでいた。戦力差大きすぎる」

大鷲龍介「どうやら逆転の切り札は君だそうだね。話は聞いた」

俺(一体誰に……?)

大鷲龍介「ここは偽のスーパー戦隊の目が届かない場所。だからここで君と話すことにした。この変身アイテムを盗んだりしてすまない。返そう」

俺「あ、ありがとうございます」

大鷲龍介「君に会いに来た理由は、これにある。受け取ってくれ」

俺「あ、え……!? こ、これって! 『初代バルイーグル』の『レンジャーキー』!?」

大鷲龍介「これが数日前、私の手元に突然現れた。『宇宙海賊ゴウカイジャ』の登場と共にね」

大鷲龍介「君が怪人では無く、偽物のスーパー戦隊に抹消された『海賊戦隊』であることを知ったのはそのすぐ後のことだ」

大鷲龍介「私の昔の知り合いが、それについて伝えてくれてね……ここまでたどり着いたって訳だ」

大鷲龍介「『俺』君、これを使ってどうか世界を救ってくれ」

大鷲龍介「協力者は他にもいる。私もどうにかしてその仲間を集めていたところだ」

大鷲龍介「それに私のようにスーパー戦隊に関与しながらも様々な事情で戦線を離れてしまった『イレギュラー』が他にもいる」

大鷲龍介「今、君の味方になってくれる者はそんな者達かもしれないな」

俺「『イレギュラー』……?」

大鷲龍介「厶、そろそろ時間だ」

俺「時間、何か予定があるんですか? もし良ければ手伝ってもらいたいことがたくさん……」ゴニョゴニョ

大鷲龍介「これから世界の異変を察知した同士を探し、集めて来ようと思う」

大鷲龍介「日本海側に来る船に忍び込み、行ってくる」

大鷲龍介「また会える時が来る。それまではなんとか日本にいる仲間と共に凌いでくれ!」

大鷲龍介「頼んだぞ! ゴーカイレッド!」タッ!!

俺「あ……」

俺「あのー……」

俺「……」

俺(帰るか……)

――俺んち

俺(疲れたなあ)トボトボ…

俺(……ん?)

俺「カーチャンただいまー」

カーチャン「はいおかえり」

俺「カーチャンさー」

カーチャン「なんだい?」

俺「外にたくさんハトいるけど」

カーチャン「あーあれね。そのうちいなくなるだろ」

俺「うーん?」

【13日目 終了】

【14日目(日曜日)】

TV『本日はバトルフィーバーロボ2号機の完成式典!』

TV『除幕式は9時半より』

TV『そして10時からは『バトルフィーバーJ』『バトルジャパン』のバトルフィーバーロボ2号機の試乗を予定しております!』

TV『13時よりバトルフィーバーロボ量産工場の稼働も開始!』

TV『多くの人が新たな戦隊ロボの登場を心待ちにしています!』

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗37%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5カーチャンと話す
6その他(記述安価)

訂正 再安価

↓2 今日は何をする?
1バトルフィーバーロボ2号機破壊作戦
2武器開発
3道場で特訓(進捗37%)
4ナビィに何か聞く(記述安価)
5居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
6カーチャンと話す
7その他(記述安価)

【バトルフィーバーロボ2号機破壊作戦 開始】

――上空

バトルコサック「こちら空母『バトルシャーク』よりバトルコサック」

バトルコサック「現在、バトルケニアと会場全体を警戒中」

バトルケニア「現在特に異常は見られない。『海賊戦隊』の反応もなし」

バトルケニア「このまま上空で待機続ける。以上」


――地上

バトルジャパン「了解。現在こちらでは会場でミスアメリカ、バトルフランスと共に式典内容の確認をしていたところだ」

バトルジャパン「『海賊戦隊』か……獣拳戦隊の2番手に逃げるほどだ。来ても負けることはないだろう」

バトルジャパン「この会場、なかなか良いな。見下ろすというのはいいものだ」

バトルジャパン「これから各国の来賓に挨拶に行くところだ。やれやれ、スーパー戦隊も大変だ。以上」

――下水道

俺(さて……)

俺(無策だ)

俺(昨日、大鷲さんに下水道だとスーパー戦隊の監視の目は向かないと聞いたので、下水道に隠れているところ)

俺(この上は式典会場。真上にバトルフィーバーロボ2号機がいる)

俺(上空には万能空母「バトルシャーク」。会場にはバトルフィーバーの内、3人が居て、警備しているようだ)

俺(他にも警備員やら警察官やら統合戦隊政府幹部やら……)

俺(この目をくぐり抜けてバトルフィーバーロボを破壊しなきゃあいけない)

俺(……できるのか?)

俺(考えろ……考えろ……俺……!)

俺()ハッ

ポチッ

ナビィ『呼んだ?』

俺「ああ。ナビィ、この『バルイーグル』のレンジャーキーを使えばバルイーグルに変身できるんだよな?」

ナビィ『そうだぜ!』

俺「ってことは、だ。バルイーグルの姿になっている間、メガレンジャーの衛星の反応を騙すことって可能なんだよな」

ナビィ『まぁできなくはないけれど……地球にバルイーグルが2人いることになっちまうからその事実に気付かれてバトルフィーバーに知らさちまえばバレちまうぜ』

俺「異変に気が付かれる前に片付けちまえば良いんだろ?」

ナビィ『うぅーん……』

俺「その作戦で行こう!」

俺「名付けて『バルイーグル変装でコッソリロボ破壊作戦』だ!」

俺「どうだ?」

↓2
1それで行こう!
2他にいい作戦がある(記述安価)

俺「よし! 『バルイーグル変装でコッソリロボ破壊作戦』で決まりだ!」

俺「行くぞ……『サンバルカン』!」

カッ!

俺バルイーグル「よしよし……変身成功」

俺バルイーグル(下水道から抜け出して――)

俺バルイーグル(会場潜入!)

警備員「ば、バルイーグル! お疲れ様です!」

俺バルイーグル「」ウンウン

俺バルイーグル(声とかでバレないように気を付けないとな)

俺バルイーグル(通り過ぎるスタッフやら警備員やら政府の人間やらが頭を下げてくる……)

俺バルイーグル(き、気持ちいい〜!!)

俺バルイーグル()ハッ

俺バルイーグル(そんな邪なこと考えるな! 俺!)

俺バルイーグル(今の俺はスーパー戦隊、今の俺はスーパー戦隊……)

↓1 コンマ下一桁
偶数ミスアメリカに出会う
奇数バトルフランスに出会う

俺バルイーグル(あっ、あれは! 『ミスアメリカ』!)

ミスアメリカ「! バルイーグル防衛隊長!」

俺バルイーグル(うーん、いつ見てもキワドいスーツだ)ジーッ

ミスアメリカ「あの……アカレンジャー長官が加勢しろと言われたのですか?」

俺バルイーグル「」ウンウン

ミスアメリカ「そうですか。『海賊戦隊』を警戒して、ということですか」

俺バルイーグル「」ウンウンウンウン

ミスアメリカ「……」

俺バルイーグル(ミスアメリカはまだ俺の正体に気付いてない。今俺がやるべきことは――)

↓2
1イーグルウィングからの太陽パンチで確実に仕留める
2知らぬふりをしてバトルフィーバーロボがある方へ向かう
3その他(記述安価)

つづく

これは安価に含めない

再開

俺バルイーグル(無視してロボの方へ向かおう)

ミスアメリカ「あっ、バトルジャパンの方へ向かうのですか?」

俺バルイーグル「」ウンウン

ミスアメリカ「今、ショーのリハーサルをしていますので……あまり邪魔されないように――」

ミスアメリカ「その……バトルジャパンは目立ちたがりなので」

ミスアメリカ「自分より目立つ者には……いえ」

俺バルイーグル(ふーん、偽物とはいえ色々考えるところはあるんだな)

俺バルイーグル「」ウンウン

俺バルイーグル(急ごう)タッ

――会場

俺バルイーグル(これがバトルフィーバーロボ2号機、1号機と何が違うのかな?)

俺バルイーグル(人がたくさんいるな……)

俺バルイーグル(さすがにスーパー戦隊1人の力でも殴ったりして破壊することは不可能だろう)

俺バルイーグル(やるとするならコックピットに乗り込んでめちゃくちゃに操作しまくって壊す、これしかできなさそうだ)

俺バルイーグル(しかしさすがに変装した俺でも急にロボに乗り込んだらみんな気づいてしまう)

俺バルイーグル(それに近くに『バトルジャパン』もいる。そこを突破しなくちゃいけない)

俺バルイーグル(どうしようか)

↓1
1バトルジャパンを倒しバトルフィーバーロボ2号機に乗り込む
2一か八か周りの注意のひき、その隙にロボを奪う
3その他(記述安価)

俺バルイーグル(バトルジャパンがいる限りは安心してロボを破壊できない!)

俺バルイーグル(今のうちに倒しておかないと……)

バトルジャパン「! バルイーグル!」

俺バルイーグル(バトルジャパンがこちらに気づいた!)

俺バルイーグル(横着してる暇はない。行くぞっ!)

俺バルイーグル(幸いまだバトルジャパンは俺を警戒していない!)

俺(人目もあるが――)

↓1
1『イーグルウィング』からの『太陽パンチ』で確実にダメージを与える!
2不意打ちだ! 殴りかかれっ!
3その他(記述安価)

俺バルイーグル(不意打ちで技を喰らわせれば確実にダメージを与えられそうだ)

俺バルイーグル(『技』、か……出せるかな)

俺バルイーグル(『ゴーカイレッド』に技らしい技なさそうだったしな〜……)

バトルジャパン「どうしたバルイーグル。アカレンジャーからの何かか?」

俺バルイーグル(いやいや弱気になってる場合じゃねえ! やるんだ……)

俺バルイーグル(やる、やる、やれる……『技』くらい出せるだろ!)タッ…タッ…タッ、タッタッ

バトルジャパン「お、おい! どうした?」

俺バルイーグル「できる、できる、できる、できる! バルイーグルみたいに!!」ダッ

バトルジャパン「なんだ!? グァッ――」

俺バルイーグル「行くぞ! 『イーグル……ウィング』!!」ガバッ

俺バルイーグル(バルイーグルは鷲の力を持った戦士! 滞空性能が無いバトルジャパンを空へ打ち上げて――!)

俺バルイーグル「『太陽パンチ』でェ――――ッ!!」

俺バルイーグル「だああああぁーーーーっ!! 堕ちろ――――――ッ!!」



ドォ――――ンッ…………!!

ワー! ワー! キャー!

ウー! ウー! ウー! ウー!

『緊急事態発生! 緊急事態発生!』

『係員の指示に従って避難してください。係員の指示に従って避難してください』

俺バルイーグル「はぁ……はぁ……はぁ……」

俺バルイーグル「できた。俺にも……バルイーグルの技、できた!」

俺バルイーグル(すげェパワー……これでバトルジャパンも――)

バトルジャパン「ガ……ハハハ……ハハハ……」

バトルジャパン「やるじゃあねぇか……『ゴーカイレッド』!」

俺バルイーグル「!」

バトルジャパン「この程度でやられたと思っちゃ困るな……」フラ…

バトルジャパン「来いよ……売られた喧嘩は買う主義だ」

バトルジャパン「そして……『殺す』ッ!」

バトルジャパン「この世界の主役は俺達『スーパー戦隊』! お前はどうやら勘違いをしているだが――」

バトルジャパン「『偽物』はお前の方だぜ。『あの戦い』で勝った方が『本物』ッ!」

バトルジャパン「さあ来い……ゴーカイレッド。もう一度このステージからは……降りてもらう!」

俺バルイーグル「……黙って聞いていれば……こンの……偽物がァ――ッ!」

↓1 コンマ下一桁
09876:俺バルイーグルの攻撃!
54:拮抗!
321:バトルジャパンの攻撃!

俺バルイーグル「……ッ!」

俺バルイーグル「だァッ! おらァ――ッ!」

バトルジャパン「ふん……っ!」

俺バルイーグル(強い! だけど俺だって負けてない! 師匠との特訓で大分強くなったんだ!)

バトルジャパン(聞いていた情報と違う……! こいつこの俺の攻撃に着いてきてやがる)

バトルジャパン「――ッ」ザザッ

俺バルイーグル「下がった! あの構えは!」

俺バルイーグル(『カンフーダンス』! バトルジャパンの技だ!)

俺バルイーグル(これに対抗できる技……そうだ『スカイイーグル』! 『スカイイーグル』は相手頭上に向かって飛び上がり叩き割る攻撃!)

俺バルイーグル(俺に向かって真っ直ぐ進んでくるバトルジャパンに三次元的に対抗できるかもしれない!)

俺バルイーグル(しかし今から来るだろうバトルフィーバーの仲間とも戦わなきゃいけないとして……技を出さずに回避に徹した方がいいのか?)

↓1
1:『スカイイーグル』でバトルジャパンの技に対抗!
2:回避に徹する
3:その他(記述安価)

俺バルイーグル(次のことを考えている余裕はない! 今はとにかくバトルジャパンを倒さなきゃだ!)

バトルジャパン「はぁ……………ッ!!」

俺バルイーグル(初代バルイーグルしか使わなかった幻の技を喰らえッ!)

俺バルイーグル「『スカーーーイ! イーーグール』!」

俺バルイーグル(当たれ……ッ!)

↓1 コンマ下一桁
098765:俺バルイーグルの『スカイイーグル』が直撃!
4321:対策済みだった…
ゾロ目(偶数):バトルジャパン撃破!
ゾロ目(奇数):ミスアメリカ加勢 ※コンマ結果に関わらず

ガシッ

俺バルイーグル(脚を掴まれたッ!?)

グイ!!

ドゴォ……

バトルジャパン「うるさい鳥がよ! 叩き落としてやったぜ……!」

俺バルイーグル(だ、ダメだったか……)

俺バルイーグル(手札は使い切っちまった。でも、まだ……戦える!)

バトルジャパン「クク……」

↓1 コンマ下一桁
0987:俺バルイーグルの攻撃!
654:拮抗!
321:バトルジャパンの攻撃!
ゾロ目(偶数):バトルジャパン撃破!
ゾロ目(奇数):ミスアメリカ、バトルフランス加勢 ※コンマ結果に関わらず

ドカッ

俺バルイーグル「うわぁ――――ッ」



俺バルイーグル()ハッ

俺バルイーグル(一瞬意識を失っていた、のか?)

俺バルイーグル(マズイな……頭がぐらぐらする……)

ミスアメリカ「バトルジャパン! 遅れました!」

バトルジャパン「遅い! まあもうすぐコイツは死ぬけどな……ハハハ!」

バトルジャパン「俺のショーを邪魔しやがった報いを受けてもらわねぇとなあ。たっぷりいたぶってから殺してやるよ!」

俺バルイーグル(ダメだ……体が思うように動かない……もう……死にそうだ……)

俺バルイーグル(でも、俺がロボを破壊しないと地球が……)

俺バルイーグル(そうだ……聞いたことがある)

俺バルイーグル(『太陽戦隊サンバルカン』のスーツ『バルカンスーツ』は環境適応に優れた科学系戦隊のスーツの基礎を作ったものだと言われている)

俺バルイーグル(しかし――)

俺バルイーグル(激しい損傷を受けるとスーツを構成する『ハイパワー繊維』と『ファイヤーベスト』が反応を起こし大爆発を起こすそうだ……)

俺バルイーグル(これを使えば……バトルフィーバーは倒せなくてもロボだけは破壊できるかもしれない……)

俺バルイーグル(俺も死ぬかもしれないけど――)

俺バルイーグル(爆発した瞬間にゴーカイレッドに変身し直せば耐えられる……可能性もあるはずだ)

↓2
1:自爆覚悟のロボ破壊作戦に挑む
2:立ち上がり戦う
3:逃げる
4:その他(記述安価)

俺バルイーグル(いや……自爆はリスクが高すぎるか……?)

俺バルイーグル()ムク…

俺バルイーグル「待て……」

バトルジャパン「ハハッ! 死にに来たか!」

ミスアメリカ「もう無駄よ。直にバトルフランスも来る。お前はもう勝てない」

俺バルイーグル「まだだ――まだ――」

俺バルイーグル「俺は戦える!」

↓1 コンマ下一桁
09:俺バルイーグルの攻撃!
87654:拮抗!
321:俺死亡
ゾロ目(偶数):バトルジャパン撃破!
ゾロ目(奇数):バトルフランス、バトルコサック加勢

俺バルイーグル「こんなところで死ぬわけには――ッ!」

バトルジャパン「それは俺達も同じだ!」

バトルジャパン「これを使わせてもらうぜェ……」シュッ

俺バルイーグル(や、槍……バトルジャパンの専用武器か……)

俺バルイーグル(対抗する技は……もう無い。スーツに備わる鷲の力で飛び上がり避けるくらいしか……!)

俺バルイーグル(……さっき思いついた自爆攻撃なら或いは――)

俺バルイーグル(どうすればこの危機を抜けられるんだ……)

↓1
1:自爆覚悟で攻撃を受け止め、ロボごと爆発する
2:飛び上がり避ける
3:その他

バトルジャパン「終わりだ! 死ね!」

バトルジャパン「『宇宙海賊 ゴウカイジャ』!」

俺バルイーグル「俺は……!」

俺バルイーグル「『海賊戦隊ゴーカイジャー』だ――ッ!!」

↓1 コンマ下一桁
098:回避!
7654321:俺、死亡

グサッ

俺バルイーグル「」

ドサッ…

バトルジャパン「死んだか……ヘッ、脅かしやがって」

バトルジャパン「どーれ、どんな顔をしているか拝見……」

ミスアメリカ「バトルジャパン、趣味が悪いですよ」

バトルジャパン「うるせえ! へへ……こんな顔してやがったのか。冴えないヤツ」

バトルジャパン「『ヒーロー』の誇りに免じて顔をこの俺の槍で突き崩して誰だか分からなくしてやるよ!」

グザッグザッグジュッ

バトルジャパン「ヒーローは顔を隠すもんだもんなァ! 『海賊戦隊ゴーカイジャー』よォ!」


DEAD END

――謎の空間



……

?「起きたまえ、ゴーカイレッド」

?「ワタシはGSPO(国際警察)戦力部隊の管理官として『警察戦隊パトレンジャー』と共に闘った『ヒルトップ』ダ」

ヒルトップ管理官「君の誰にも負けない強い意思、素晴らしいと思う」

ヒルトップ管理官「しかし今回の判断はどうだったかな?」

ヒルトップ管理官「『相手の戦力を確実に減らせられる瞬間』が無かったもう一度考えてミヨウ」

ヒルトップ管理官「更に君の脳裏に浮かんだ命を賭した『作戦』。あれは一見無謀なようにも見えるが、悪いものでは無いと思うヨ」

ヒルトップ管理官「さあそろそろ時間ダ」

ヒルトップ管理官「戦いに参加できずすまない。パトレンジャーやルパンレンジャーが救った地球を頼んだヨ」

ヒルトップ管理官「Good luck!」

↓2 どこまで時間を戻す?
1 >>163に戻り、不意打ちで確実にミスアメリカを倒す
2 >>184に戻り、自爆覚悟で攻撃を受ける
3その他(【14日目】の間ならどこでも良いですが……)

>>184に戻り、自爆覚悟で攻撃を受ける】

俺バルイーグル(『自爆覚悟』のロボ破壊作戦……やってみる価値はある……!)

俺バルイーグル「」ユラ…

バトルジャパン「知ってるぜ……そういうの……ノーガード戦法って言うんだよな」

バトルジャパン「それとも……死にに来たのか?」

バトルジャパン「良いだろう。望み通りにして――」

ミスアメリカ「バトルジャパン、貴方がやるまでもないです。『バトルショット』で撃ち――」チャ

バトルジャパン「! おいバカ待て! それは――」

バシュ

俺バルイーグル「ぐっ……」バチ…バチ…ッ

俺バルイーグル「」ニヤ

俺バルイーグル「どうやら部下まではこの『仕様』を知らせて無かったようだな」

バトルジャパン「ググ……グ……」

俺バルイーグル「まだ……やるか?」バチ…バチ…ッ

バトルジャパン「退避だミスアメリカ! 聞こえてるか! バトルフランスもだ!」

ミスアメリカ「えッ!?」

ドガッ

ミスアメリカ「キャッ」

バトルジャパン「逃げるンだよッ! ここは『マズい』!」

バトルジャパン「バカな奴めゴーカイレッド! テメェも死ぬンだぞ!」

俺バルイーグル「いや……生きるつもりだ……」

俺バルイーグル「次は……負けない」

バトルジャパン「――――ッ! 言ってろ! クソッ、クソッ、俺の『ショー』を邪魔しやがって!」

シュッ

俺バルイーグル「……」バチ…バチ…

俺バルイーグル(バトルジャパンとミスアメリカは逃げ去った……か)ヨロ…

俺バルイーグル(できるかな……『早着替え』……)

俺バルイーグル(……)

俺バルイーグル()ドサッ



……

カッ!!

武器開発って一回選んだら自動的に開発してくれるの?何日も選び続けなきゃ完成しない?

TV『本日9時50分頃、バトルフィーバーロボ2号機の除幕式会場に怪人『宇宙海賊ゴウカイジャ』が現れ自爆テロを起こしました』

TV『これにより会場警備や設営に当たっていた37名が死亡。負傷者は各国からの来賓も含め800名以上。現在も71名の行方不明者の捜索が行われています』

TV『このテロによりバトルフィーバーロボ2号機は大破。それに伴う火災にバトルフィーバーロボ量産工場の消火活動も『救急戦隊』の下、行われています』

TV『この事態を受けて統合戦隊政府は1週間『防衛レベル』1上げた状態を維持することを発表しました』

ピッ

――統合戦隊政府本部

アメリカ大統領『とのことだが……どうしてくれるのだね『アカレンジャー』君』

アメリカ大統領『君達が我々世界に約束した平和は維持できていないじゃないか』

アメリカ大統領『それもよりにもよって1体の怪人によって、だ』

アメリカ大統領『……『過剰防衛』過ぎたのだよ。我々人類にとって『バトルフィーバーロボ』の量産は……』

アメリカ大統領『多くの反対意見を押し退けて、強行したのは主に私と君だ』

アメリカ大統領『私ももちろんだが……君も『責任』を取ってくれるね』

アメリカ大統領『君の『正義』を信じているからこそだ。頼んだよ』

アカレンジャー「もちろん、分かっています」

アカレンジャー「バトルフィーバーロボ量産計画の凍結、『バトルフィーバーJ』の防衛権限の剥奪、巨大戦力(バトルシャーク、バトルフィーバーロボ)の没収」

アメリカ大統領『うむ……』

アカレンジャー「ではこのあたりで手を打ちましょう。各国への補償は後程データで送ります」

アメリカ大統領『頼んだぞ……』プシュン…

アカレンジャー「……」

アカレンジャー(侮っていたか……)

アカレンジャー(こちらも時間はない)

アカレンジャー「次なる手は――」


アカレンジャー「『地球戦隊』を呼べ」



俺()ハッ

俺(俺……誰かに運ばれてる……? っていうか背負われてる!?)

俺(赤い……人!?)

俺「お前戦隊――」

?「違う」

俺「じゃあなんだよその格好は! そんな格好してるの戦隊か怪人くらいだぞ!!」ジタバタ

?「バタバタ動くな。傷に響くぞ」

俺「うっ、いててて……じゃあアンタも……『協力者』なのか……?」

?「さて……それはどうかな……」

俺「なんなんだよアンタ一体……」

?「そろそろ安全そうな場所に着く。そこからは自分の足で帰るんだな」

俺(あ……意識が……)

俺(なんとか家に帰ってこられた。カーチャンが何も言わず出迎えてくれた)

俺(テレビを見て初めて俺の作戦が成功したことを知った)

俺(そして、たくさんの人が俺のせいで死んだことを知らされた)

俺(……俺のせいで)

俺(カーチャンは「仕方のないことだ」と言ったが……)

俺(いつの間にか俺の手元にはバルイーグルのレンジャーキーが消えていた)

俺(ナビィいわく「本来の『大いなる力』の持ち主から得たレンジャーキーでない限り存在は不安定なものとなる」そうだ)

俺(つまりアレは使い切り式のアイテムだったそうだ)

俺(今はとにかく眠ろう――)

俺(つかれた……)

TV『スーパーヒーロータイム!』

TV『本日は統合戦隊政府より講演会のお知らせです』

TV『○○市 市民文化ホールより『地球戦隊ファイブマン』の講演会を行います』

TV『多忙な戦隊の5人揃った姿を見られるのはレア! ぜひ見に来てください!』

TV『参加無料、皆さんのご来場をお待ちしております!』



【14日目 終了】

【バトルフィーバーロボ2号機破壊作戦 成功!】

つづく

>>203
特訓みたいに選び続けようかなーと思ってた
もっと楽になる方法もある

再開

【15日目】

ナビィ『起きろ! 起きろ!』

俺「……疲れてんだよ。起こすな」

ナビィ『【21日目】に『地球戦隊ファイブマン』が何かやろうとしてる! におうぜ〜におうぜ〜』

俺「……後でな」ゴロ

ナビィ『昨日のバトルフィーバーロボと違って情報が講演会の場所くらいしかねぇ!』

ナビィ『今回は自分で調べなきゃいけないようだナ!』

俺「朝からうるさい」

ナビィ『うるさいとはナンダー!』

俺「……もう少し寝る」

ナビィ『ったくー』

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗37%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4警戒レベル上昇中! 周辺にいる戦隊を倒しに行く
5居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中戦隊増加!
6カーチャンと話す
7その他(記述安価)

俺(カーチャンと話、したいな)

俺()ノソノソ…

カーチャン「お、起きてきたね」

俺「うん」

カーチャン「少し思い出話でもしようか」

俺「……うん」

カーチャン「アルバム、出してくるよ」

俺「俺も手伝うよ」

カーチャン「これが大学卒業の写真」

俺「もうなつかしいな」

カーチャン「まあこの後色々あったからネ!」

俺「あんま言わないでくれよ」

カーチャン「アハハ、ごめんヨ。それでこれが高校卒業の時の写真」

俺「カーチャン痩せてたな」

カーチャン「」ギロ

俺「ゴメン」

カーチャン「で、これが中学卒業した時の家族写真」

俺「わ……トーチャンじゃん。ひさしぶりに見たな。元気な時のトーチャン」

カーチャン「そうだね……アンタが高校に上がってからすぐ具合悪くしちゃって……そのまま」

俺「もう10年以上経ったんだな」

カーチャン「そうね……早いモンだ」



カーチャン「で、これが小学校の時の写真」

俺「おー」

カーチャン「で、幼稚園のとき」

俺「残ってるもんだなー」

カーチャン「アンタが生まれた時の写真」

俺「こっからムダに大きくなったもんだな……俺」

カーチャン「そしてカーチャンとトーチャンの結婚写真」

俺「時代を感じる結婚アルバムだ」

カーチャン「そしてこれがカーチャンが『国際秘密防衛機構イーグル』にいたときの写真」

俺「ふーん……」

俺「ん?」

俺「え?」

俺「か、カーチャン……?」

俺「カーチャン、『ゴレンジャー』がいた『国際秘密防衛機構イーグル』にいたのか!?」

カーチャン「そうだよ。詳しくは『国際秘密防衛機構イーグル 第4期生 ソ連支部秘密工作班』サ」

俺「ゴレンジャーの宿敵『黒十字団』に壊滅させられた日本ブロックじゃないのか……」

カーチャン「そうさ。それにゴレンジャーが前線で黒十字団と戦っていた時、アタシゃまだ訓練生。実際戦いの場に出されることも無かったけどネ」

カーチャン「黒十字団壊滅後も色々あった……イーグルは国連議会に戦力過多の非難を受け縮小、日本支部はゴレンジャー以外の人員を後続組織『国際科学特捜隊』に配属……」

カーチャン「その『国際科学特捜隊』も『クライム』崩壊後も内ゲバを起こして各派に分裂後解散……」

カーチャン「冷戦やらソ連解体のゴタゴタの前に日本から帰国せよと言われて……」

カーチャン「色々あってトーチャンに出会ったってワケよォ!」

俺「色々ありすぎだろ……まさかカーチャンが『イーグル』の隊員だったなんて初めて聞いたぜ」

カーチャン「教えるつもりは無かったんだけどネ。何せ『国際秘密防衛機構』だ。退職後も機密は守らなくちゃいけない」

カーチャン「でもその正義の戦隊が偽物とあっちゃあ……ねェ!」

俺「『ねェ!』と言われてもな……」

カーチャン「言っただろ? アタシゃいつでもアンタの味方さ!」

カーチャン「親の愛は海より深い! 今はこんなぽっちゃりな主婦だけどアンタの為ならなんだってしちゃうのサ!」

カーチャン「そう、なんでも――」

俺「」ハッ

俺「この間の『初代バルイーグル(大鷲龍介)』も!」

カーチャン「そうさ。ちょっと古い技を使ってネ」

俺「あ……! 鳩! この間の家の前の鳩も!」

カーチャン「ああ! 昔とった杵柄、って奴さ」

カーチャン「今、アタシの古い仲間達がアンタを助ける為に世界で色々頑張ってくれている」

俺「俺も……がんばらなきゃな」

カーチャン「そうさ。止まってる暇なんかないんだヨ! 応援してる。正義は必ず勝つんだろ?」

俺「……そうだな。カーチャン、ありがと」

俺(……)

俺(でも、俺は昨日の爆発で人を――)



カーチャン「ここで【新システム】を解禁するヨ!」

カーチャン「名付けて【おねがい! カーチャン!】!」

カーチャン「週の初めにカーチャンにやっておいて欲しいことを伝えとくれ!」

カーチャン「例えば『開発』や『工作』などだ」

カーチャン「カーチャンがナビィちゃんの設計図を元に武器を開発したり、偽物スーパー戦隊の兵器を破壊する設置する爆弾を作ったりだ」

カーチャン「アタシもできることに限りがあるから頼めることは一週に1つだけ」

カーチャン「それに破壊工作や潜入、戦闘はできないよ。アンタを置いて死ねないからネ」

カーチャン「できる限りがんばるからなんでも頼っとくれヨ!」

カーチャン「そうだ。今日は週の始まり。さっそくやってみないかい?」

↓2 お願い! カーチャン!
1ゴーカイガン開発しといて!
2ゴーカイサーベル開発しといて!
3設置型爆弾開発しといて!
4その他(記述安価)

カーチャン「わかったよ! 『設置型爆弾』開発だね! まかしとくれ!」

カーチャン「開発完了は【21日目】の朝になるよ」

カーチャン「待っといとくれ!」

カーチャン「がんばるヨ〜っ!」ムキムキ

【15日目 終了】

つづく

再開

【16日目】

ナビィ『なあオマエ! なーんか忘れてないか?』

俺「何か忘れてるか? ……わからん」

ナビィ『『レンジャーキー』の奪還だ! 偽物の戦隊を倒してゲットできるの忘れてないよな〜?』

俺「でも、統合戦隊政府の作戦も潰さなきゃ」

ナビィ『どっちもやるんだよ! どっちも!』

俺「えぇ〜……ひとりじゃムリが――」

ナビィ『やるの〜!』

俺「スーパー戦隊って……ツラいぜ」シクシク

↓2 今日は何をする?
1ファイブマン講演会の会場を調べに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中の戦隊に出くわすキケンあり!
2武器開発
3道場で特訓(進捗37%)
4ナビィに何か聞く(記述安価)
5警戒レベル上昇中! 周辺にいる戦隊を倒しに行く
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中戦隊増加!
7その他(記述安価)

――道場

ビシッ シュッ!!

道場主「今日は拳にキレがないな。疲労を感じる」

俺「あ、え、えぇ……と、自主練しすぎたのかな……(戦隊のことは話せないしな)」

道場主「ほォ……そうか」



道場主「今日の稽古は終わりだ」

俺「押忍!」

道場主「お前……何か悩んでいることでもあるのか?」

俺「い、いや、その別に!」

道場主(……)

【16日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

【17日目】

俺(だいぶ筋力が付いてきたな)ムキ

俺(身体能力も上がってる。学生のときにこれくらい動けたらモテただろうなー)

俺(基礎的な身体能力の底上げ、体捌き、回避の仕方、防御の仕方――)

俺(今までの特訓、生存確率を重点的に上げる為のものが多かったな……)

俺(そろそろ『戦い方』を教えてもらいたいな)

俺(俺の守り方は覚えた。次は――)

↓2 今日は何をする?
1ファイブマン講演会の会場を調べに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中の戦隊に出くわすキケンあり!
2武器開発
3道場で特訓(進捗41%)※今日行くと判定ボーナス!
4ナビィに何か聞く(記述安価)
5警戒レベル上昇中! 周辺にいる戦隊を倒しに行く
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中戦隊増加!
7その他(記述安価)

――道場



俺「師匠は……何かを守れなかったことはありますか?」

道場主「それは――」

道場主「ある」

俺「そんなときどんな折り合いの付け方……というか――」

道場主「ない」

俺「……」

道場主「俺は折り合いが付けられなかった。だから『闘う』ことを辞め、こうして道場なんかを営んでる」

俺「そうですか」

道場主「何を悩んでいるのか分からんが、犠牲への折り合いが付けられない、責任を負いきれないなら……『それ』を辞めろ」

道場主「そんな奴、何も護れん」

俺(……)

俺(でも俺が今辞める訳には――)

【17日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

【18日目】

TV『今日は温泉に来ていまーす!』

カーチャン「平日の昼間は旅番組でも見ながら爆弾作るに限るねェ」カチャカチャ

俺(俺のカーチャン、ヤバすぎんだろ……俺も大概だけど)

俺(しかし、カーチャンに作ってもらうよう頼んどいた爆弾はどこに設置すればいいんだ?)

俺(統合戦隊政府の企みも分からないし……1度は会場の下見をしないとな)

俺(バトルフィーバーロボの時みたいに賭けみたいなことをするのも良くないし…… )

↓2 今日は何をする?
1ファイブマン講演会の会場を調べに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中の戦隊に出くわすキケンあり!
2武器開発
3道場で特訓(進捗57%)
4ナビィに何か聞く(記述安価)
5警戒レベル上昇中! 周辺にいる戦隊を倒しに行く
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中戦隊増加!
7その他(記述安価)

――○○市民文化ホール 地下

俺ゴーカイレッド(侵入したはいいが――)

俺ゴーカイレッド「なんだ、これ……市民文化ホールの地下にある機械じゃないだろ」

ピピッ

ナビィ『こりゃマズい装置だぜ……』

俺ゴーカイレッド「知ってんのか?」

ナビィ『ああ……オイラのデータベースにこれと同じパターンの装置を見つけた』

ナビィ『あれは『超獣戦隊ライブマン』の宿敵『武装頭脳軍ボルト』が作った『ギガブレインウェーブ』装置にそっくりなんだ!』

俺ゴーカイレッド「もっとわかりやすく言ってくれよ。一体何する装置なんだ?」

ナビィ『『洗脳装置』だ』

俺ゴーカイレッド「『洗脳』……だって?」

ナビィ『この装置は『ボルト』が作ったオリジナルより小規模。洗脳電波の効果を受けるのは会場に来た人間のみくらいだと思うけどな……』

俺ゴーカイレッド「人数の問題じゃねえよ。これ……壊さないと、だな」

ナビィ『そうだナ……それより、そろそろ来るぜ!』

ビー! ビー! ビー!

俺ゴーカイレッド「おう! 警戒レベルが上がってる中での偵察。戦隊が来ることは予想済みよォ!」

ナビィ『何か策があるんだよな?』

↓1
1迎撃!
2逃げる!
3その他(記述安価)

俺(今日は意外と簡単に逃げられたぞ)

俺「カーチャンただいま〜……ちょっと見てもらいたいものがあるんだけど」



ナビィ『オイラ、さっきの地下の図面記録しといたぜ!』

俺「こんな風になってたんだけど、どこに爆弾を設置すりゃあ効率よく装置を壊せるかな」

カーチャン「なるほど洗脳装置……であればこことこの辺りを――」

俺「ふむふむ」

俺(これだけ調査できれば破壊工作もスムーズに行きそうだ)

俺(しかし妙だな)

俺(世界を殆ど支配した統合戦隊政府が局地的に市民を洗脳なんてしようとしてるんだ……?)

俺(……)

俺(今日の調査で何か見落としたところはないかな?)

俺(もう少し考えてみよう)

【18日目 終了】

つづく

再開

【19日目】

俺(昨日の潜入のことがずっと気になってる)

俺(統合戦隊政府の局地的過ぎる洗脳装置の設置……)

俺(正直洗脳は殆ど完遂しているようなこの地球で――)

俺(何を目論んでいるんだ?)

俺(うーむ……)

俺(少し推理してみようかな)

俺(統合戦隊政府が市民ホールの地下に洗脳装置を作った理由は――)

↓2
1装置の設置それ自体を俺の仕業にする為の罠
2人間をもっと深く洗脳する為
3その前にちょっとネットサーフィンでもしてみるか

俺(人間をもっと深く洗脳する為……? とか?)

俺(あんな大掛かりな洗脳装置わざわざ作ってんだもんな……多分そうに違いない)

俺(しかしホールに来た人だけを洗脳してどうするつもりだ?)

俺(……)ウーム

俺(ま、洗脳装置破壊しちまえば問題ないか!)

俺(気にするほどのことでもないだろ、多分)



俺(そういえば昨日統合戦隊政府の施設に侵入したのに警戒レベルが更に上がるとかしてないようだな)

俺(なんでだろ)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗57%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4警戒レベル上昇中! 周辺にいる戦隊を倒しに行く
5居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中戦隊増加!
6その他(記述安価)

――道場

道場主「今日はこれをお前に使ってもらう」

俺「け、刀ですか?」

道場主「ああ。必要だろう」

俺「し、真剣ですか」

道場主「無論だ。本物の戦隊になりたいのだろう」

道場主「武道ならばいざしらず、これは戦闘訓練だ。何でも使いこなせてこそ……戦隊だ」

俺(……し、師匠俺がゴーカイレッドだって気付いてないよな……)

道場主「よし、行くぞ。まずは握り方から」

俺「お、押忍!」

【19日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

――道場

道場主「今日はこれをお前に使ってもらう」

俺「これ……刀ですか?」

道場主「ああ。必要だろう」

俺「し、真剣ですか」

道場主「無論だ。本物の戦隊になりたいのだろう」

道場主「武道ならばいざしらず、これは戦闘訓練だ。何でも使いこなせてこそ……戦隊だ」

俺(……し、師匠俺がゴーカイレッドだって気付いてないよな……)

道場主「よし、行くぞ。まずは握り方から」

俺「お、押忍!」

【19日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

【20日目】

俺(いよいよ明日は『日曜日』)

俺(『洗脳装置破壊作戦』に備えてできることはあるかな)

俺(これからの戦いに備えて『特訓』をしておくか)

俺(レンジャーキーを集める為に戦隊と戦うのも忘れちゃいけない)

俺(やることがいっぱいだぁ)

俺(こう戦隊はもっとカッコよくて……楽しいものだと思ってたよ)

俺(甘い考えだったな……俺)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗62%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4警戒レベル上昇中! 周辺にいる戦隊を倒しに行く
5居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中戦隊増加!
6その他(記述安価)

――道場

道場主「よし、今日は射撃訓練だ。道場の地下に来い」

俺「お、押忍」

俺(なんでこの道場、実銃とか真剣とか置いてあるんだろう)



――射撃場

俺「えぇ……どうなってんだこれ」

道場主「拳銃からロケットランチャーまである」

道場主「ビームガンもあるぞ。どれ、ひさしぶりに俺も撃ってみるか」ピシュン

俺「あ、あ……鉄板が溶けた」

道場主「当たり前だろう。ビームガンだぞ」

俺(どこからツッコめばいいんだか……)

【20日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

つづく

再開

【21日目(日曜日)】

TV『スーパーヒーローターイム!』

TV『今日は『超獣戦隊ライブマン』の宿敵『武装頭脳集団ボルト』について振り返って行こう!』

ピッ

カーチャン「はい、できたよ。『設置型爆弾』」

俺「ありがと、カーチャン」

俺(がんばらなきゃな……)

↓2 今日は何をする?
1【洗脳装置破壊作戦】
2武器開発
3道場で特訓(進捗68%)
4ナビィに何か聞く(記述安価)
5警戒レベル上昇中! 周辺にいる戦隊を倒しに行く
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※警戒レベル上昇中! 警備中戦隊増加!
7その他(記述安価)

【洗脳装置破壊作戦】

――下水道

俺(今回は無策じゃねえ)

俺(カーチャンが作った『設置型爆弾』を洗脳装置にくっつけて破壊!)

俺(カーチャンが火薬の量を調節してくれたおかげで地上のホールにダメージは無い)

俺(ということは関係無い人を死なせることもないってことだよな……!)

ナビィ『今回の作戦、オマエがやらなきゃいけないことは2つ!』

ナビィ『『爆弾設置』と『起爆までの間、爆弾を守る』ことだ!』

ナビィ『それまでに守りきれないとオマエを追ってきた戦隊達に爆弾を解除されちまうからな!』

俺「お、おう。わかってるよ」

俺(爆弾を守る……そうか……できるかな)

俺(いや、やらなきゃいけないんだよな)

俺「よし、変身だ!」

ナビィ『行ってこーい!』

俺「そうだ、ナビィ。変身の時の言葉とかないのか?」

ナビィ『あるゼ! 『ゴーカイチェンジ』だ!』

俺「なるほど、やっぱあるよな! そういうの!」

俺「『ゴーカイチェンジ』!」

カッ!!

――統合戦隊政府 本部

ビー! ビー! ビー!

『こちら『メガシップ』より!』

『海賊戦隊と見られる反応を確認!』

アカレンジャー「『海賊戦隊』か……それは『日本』で……か?」

『は、はいっ! 日本のみ反応がありました!』

アカレンジャー「ふむ、分かった……」

アカレンジャー「各地域戦隊リーダーに通信。『試験』は続行せよ! 『試験』は続行せよ!」

アカレンジャー「装置があるのは日本のみにあらず。1つ壊したとてよ」

『海賊戦隊に動きあり!』

アカレンジャー「気にせずとも良い。配置した戦隊に任せよ」

『はっ!』

アカレンジャー「『地球戦隊』の警護に当たっていたのは誰だったか……」

↓1 コンマ下一桁
09バトルフランス
87ミスアメリカ
65バトルケニア
43バトルコサック
21パトレン2号

――市民ホール

ビー! ビー! ビー!

キャー ワー ヒィー

『係員の指示に従って避難してください! 係員の指示に従って避難してください!』

俺ゴーカイレッド(一般職員の人も逃げてったな……)チラ

?「待て! 『宇宙海賊ゴウカイジャ』!」

俺ゴーカイレッド「!」

パトレン2号「国際警察だ。国際警察の権限に置いて貴様をデリートする!」

俺ゴーカイレッド(ファイブマンじゃないのか……?)

パトレン2号「『地球戦隊』は統合戦隊政府にとっても重要な存在。貴様なんかと戦っている暇はないんだよ!」

俺ゴーカイレッド「へーそうかい! こっちももう暴れる用意はできてるぜ!」

俺ゴーカイレッド「来い!」

↓1コンマ下一桁
09:俺ゴーカイレッドの攻撃!
87654:拮抗
321:パトレン2号の攻撃!
ゾロ目(偶数):パトレン2号撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢…

パトレン2号「諦めて投降しろ!」

俺ゴーカイレッド「投降したら命は助けてくれんのかよッ!」

パトレン2号「ンな訳ないだろっ!」

バシュッ!! バシュッ!!

俺ゴーカイレッド(至近距離からの銃の避け方は習得済みなんだよ!)

俺ゴーカイレッド「反撃だ!」

ドゴッ

俺ゴーカイレッド(パンチがいいところに入った……!)



↓1コンマ下一桁
098:俺ゴーカイレッドの攻撃!
7654:拮抗
321:パトレン2号の攻撃!
ゾロ目(偶数):パトレン2号撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢…

パトレン2号「よくも……!」

ドッ

俺ゴーカイレッド「うぐぁっ」

俺ゴーカイレッド(さっきの銃撃……避けられなかったか……痛え)

俺ゴーカイレッド(パトレン2号は射撃に特化しているんだったな)

俺ゴーカイレッド(本物がそうなら偽物だって……気をつけなきゃな)

パトレン2号「あれは!」

?「また会いましたね『ゴウカイジャ』」

俺ゴーカイレッド「お前は……『ミスアメリカ』!」

ミスアメリカ「この間は貴方のせいでヒドい目に合いました。今回は自爆なんてさせませんよ」

俺ゴーカイレッド(1対2か……)

↓1コンマ下一桁
0:俺ゴーカイレッドの攻撃!
987654:拮抗
321:パトレン2号の攻撃!
ゾロ目(偶数):パトレン2号撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢…

パトレン2号「形勢逆転だ!」

ドドドッ

ミスアメリカ「逃しませんよ」

カカッ

俺ゴーカイレッド「うぐ……っ」

俺ゴーカイレッド(パトレン2号の銃にミスアメリカの手裏剣……簡単に近寄らせてもくれない……)

俺ゴーカイレッド(だいぶやられたな……これ、マズいかも)

↓2 どうする?
1逃げる ※作戦失敗になります
2まだ戦う
3その他(記述安価)

俺ゴーカイレッド「まだ負ける訳には行かないんだ……!」

ミスアメリカ「ムダな足掻きをッ!」

パトレン2号「立っているのもやっとじゃないか……!」

俺ゴーカイレッド「偽物のアンタ達に心配されるおぼえはないぜ」

パトレン2号「減らず口を叩きやがって――!」

↓1コンマ下一桁
0:俺ゴーカイレッドの攻撃!
98765:拮抗
4321:俺、死亡
ゾロ目(偶数):パトレン2号撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢…

ミスアメリカ「ここは私がやります。貴方は下がって」

パトレン2号「は、はい」サッ

ミスアメリカ「……」スッ…

俺ゴーカイレッド(あの構えは『ディスコダンス』!)

俺ゴーカイレッド(なんだかよく分からない動きをしながらナイフを投げたりする……技! それ技か!?)

俺ゴーカイレッド(避けるしかない!)

↓1 コンマ下一桁判定
0987:回避成功!
654321:俺、死亡
ゾロ目(偶数):ミスアメリカ撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢

ドカカッ…

俺ゴーカイレッド「ぅぁ」

俺ゴーカイレッド(刺されたところから血が止まらない……)

俺ゴーカイレッド()ヨロ…

俺ゴーカイレッド(カーチャン、ごめん……)ガク

DEAD END

――謎の空間

?「起きよ、ゴーカイレッドを継ぎし者よ」

日下部彦馬「わしは『侍戦隊シンケンジャー』、『シンケンレッド・志葉丈瑠』様が家臣、『日下部彦馬』と申す者」

日下部彦馬「毎度お主が死ぬたびに訪れるこの空間は、殿が遺した『間(はざま)』が『モヂカラ』にて作り出したもの」

日下部彦馬「先の戦い見ておったが、後になるに連れて圧されていったように見られる」

日下部彦馬「その原因が新手の登場か……」

日下部彦馬「勝負は時の運、間が悪かったのやもしれぬな」

日下部彦馬「さて、そろそろ時間だ」

日下部彦馬「も一度行ってまいれ。殿が……いや、皆が救ったこの世界を頼んだぞ」

↓2 どこまで戻る?
1 >>282の判定を受け直す
2その他(21日目ならどこでも良いですが……)

>>282からやり直す】

パトレン2号「諦めて投降しろ!」

俺ゴーカイレッド「投降したら命は助けてくれんのかよッ!」

パトレン2号「ンな訳ないだろっ!」

バシュッ!! バシュッ!!

俺ゴーカイレッド(至近距離からの銃の避け方は習得済みなんだよ!)

俺ゴーカイレッド「反撃だ!」

ドゴッ

俺ゴーカイレッド(パンチがいいところに入った……!)



↓1コンマ下一桁
098:俺ゴーカイレッドの攻撃!
7654:拮抗
321:パトレン2号の攻撃!
ゾロ目(偶数):パトレン2号撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢…

パトレン2号「カ……」フラ…

俺ゴーカイレッド「も一発……!」

バギッ

パトレン2号「ぐ……は……!」

俺ゴーカイレッド(連撃成功……ってか! 師匠の教えが活きた!)

パトレン2号「貴……様ァ……っ!」

↓1コンマ下一桁
0987:パトレン2号撃破!
654:拮抗
321:パトレン2号の攻撃!
ゾロ目(偶数):パトレン2号撃破! 更に…
ゾロ目(奇数):敵加勢…

俺ゴーカイレッド「今だ! トドメの――」

パトレン2号「ッ!」

俺ゴーカイレッド「『師匠仕込の掌底』だァ――――ッ!」

パトレン2号「がぁぁ……――」

ナビィ『スーツを破け! それがレンジャーキーに変わる!』

俺ゴーカイレッド「わかった! でぇえやっ!」ビリイッ

パトレン2号「ギャ…ア…ァ」グジュ…

俺ゴーカイレッド「!」

俺ゴーカイレッド「な、なんだ!?」

俺ゴーカイレッド(スーツを剥ぎ取ったその下……グロっ……!)

ナビィ『宇宙海賊はスーパー戦隊のスーツに適合できるよう全身を無理やり改造してるんだ』

ナビィ『シンデレラの姉がガラスの靴を履く為に足を切り落としたようにな』

ナビィ『スーツは奴らに取って皮膚であり心臓。それを奪われたら死んでしまう……』

俺ゴーカイレッド「そ、そうなのか……(そこまでしてスーパー戦隊の力が欲しかったのか)」

俺ゴーカイレッド(それに――)

俺ゴーカイレッド(やっぱり……偽物なんだな)

パァァ…

俺ゴーカイレッド(パトレン2号のスーツと武器が光になって消えていく……)

俺ゴーカイレッド(その光が1つになって――)

俺ゴーカイレッド「おお……これがレンジャーキーか。パトレン2号を模した鍵みたいになったぞ」

ナビィ『そうそう! それだそれ! こうやって集めていってくれよな!』

俺ゴーカイレッド「よし、このまま地下の装置まで急ぐぞ!」

ナビィ『そうだ。早速レンジャーキーを使ったらどうだ? 現場にいる戦隊はまだパトレン2号が倒されたなんて気付いてないだろうし!』

俺ゴーカイレッド「それもそうだな……『ゴーカイチェンジ』!」

カッ

俺パトレン2号「うおおスゲぇ……ホントに他の姿にもなれた。よし……行くぞ!」

――市民ホール地下

カチャ…

俺パトレン2号(爆弾設置完了だ)

ビー! ビー! ビー! ビー!

俺パトレン2号(次はこの爆弾が起爆するまで守り抜かなきゃいけないんだよな)

俺パトレン2号(どっからでもかかって来い……!)

↓1 誰が来る?
098:ファイブレッド
765:ファイブブルー
43:ファイブブラック
21:ファイブイエロー

俺パトレン2号(来た……ッ、『ファイブブラック』!)

ファイブブラック「なんだ……これは。まさか爆弾か?」

俺パトレン2号(ファイブブラックはまだ俺のことを変装したゴーカイレッドだと気付いていない)

俺パトレン2号(倒された戦隊メンバーの状況を残存勢力に知らせるのには少しの時間差があるみたいだ)

ファイブブラック「パトレン……2号だったか。『海賊戦隊』は見なかったか?」

【爆発まで残り3分】

↓2 どうする?
1不意打ち
2その他(記述安価)

ファイブブラック「どうしたパトレン2号。『海賊戦隊』は――」

ザザッ

『こちら『メガシップ』より――』

俺パトレン2号「『海賊戦隊』?」

俺パトレン2号「海賊戦隊は……俺だよ!」

バギッ

ファイブブラック「ぐぁッ……!」

『パトレン2号の反応、ロスト! 海賊戦隊に奪われた可能性有り!』

俺パトレン2号(武器が無いから自慢の射撃は使えないが、とりあえず不意打ちは成功だ!)

俺パトレン2号(このままレンジャーキーを奪うぞ!)

【爆発まで残り2分】

↓1 コンマ下一桁
098:俺パトレン2号の攻撃!
7654:拮抗
321:ファイブブラックの攻撃!
ゾロ目(偶数):ファイブブラック撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢

ファイブブラック「偽物だったか……不覚! ならば――」

ファイブブラック「『パワーカッター』!」ジャキ

俺パトレン2号(ファイブブラックのナックル型個人武器『パワーカッター』か!)

俺パトレン2号(鉄板も軽々切断できるらしいな……)

俺パトレン2号(パトレンジャーは武装がなければ何もできない……避けるくらいしか!)

ファイブブラック「容赦せんよ!」

【爆発まで残り1分】

↓1 コンマ下一桁
0987:回避!
654321:食らってしまった
ゾロ目(偶数):ファイブブラック撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢

ギャリギャリギャリッ!!

俺パトレン2号「っ……!」

俺パトレン2号(痛え……けど――)

俺パトレン2号(爆発まであと数秒。それまで耐えれば作戦成功だ)

俺パトレン2号(それに爆発にファイブブラックを巻きこめば倒せるかもしれない)

俺パトレン2号(やってみる価値はあるよな……!)

↓1 コンマ下一桁判定
09:ファイブブラック撃破!
87654:爆炎が辺りを包む!
321:ファイブブラックの攻撃
ゾロ目(偶数):ファイブブラック撃破! 更に――
ゾロ目(奇数):敵増援

俺パトレン2号(3……2……1……)

カッ――

俺パトレン2号「おおおおぉ……あっつ!! あっっつ!!!」

ファイブブラック「……ク……」ヨロ

俺パトレン2号(装置の爆発確認。お互いだいぶボロボロだな……)

俺パトレン2号(お互い後一撃食らえば――)

俺パトレン2号(作戦は成功している。さて――)

↓2 どうする?
1作戦成功してるし、とにかくこの場から離脱する
2お互い後一撃なら……まだ戦える
3その他(記述安価)

俺パトレン2号(作戦は成功してるんだ……離脱しよう)サッ

ファイブブラック「ま、待て!」

俺パトレン2号(なんとか町のみんなを統合戦隊政府から守ることができた!)

俺パトレン2号(それにレンジャーキーも1つゲットできたぞ!)

俺パトレン2号(作戦終了で大成功だ! やったぜ!)

俺パトレン2号(下水道に隠れて退散だ)

【洗脳装置破壊作戦 成功……?】

――統合戦隊政府 本部

『北米支部より『恐竜戦隊』、『試験』終了。効果はあるものと見られます』

『オセアニア支部より『科学戦隊』、『試験』は成功しました』

『中国『五星戦隊』、『試験』終了。被験体の様子を観察中』

『東南アジア『獣電戦隊』、『試験』終わり。まーいい感じッスね』

『ロシア『超電子』、『試験』終了。効果有り』

『イギリスより『未来戦隊』、『試験』終了。効果有り』

『アフリカ『動物戦隊』、『試験』無事終了。被験体の思考に予想通りの反応が見られます』

アカレンジャー「ふむ、そうか。『南米支部』は――どうした?」

『南米支部より『特命戦隊』、海賊戦隊発生の報せとほぼ同じ時刻に『反戦隊同盟』を名乗る武装した人間数十名が試験場であるテアトロ・コロンを襲撃』

アカレンジャー「で、試験は」

『滞りなく。被験体らの効果も見られます。エネトロンプラントも被害無しです』

アカレンジャー「その同盟とやらは」

『侵入前に食い止めました。19名を射殺(シャット・ダウン)、5名を現在尋問中です。この中に首謀者はいないと見られます』

アカレンジャー「そうか」

アカレンジャー「知っての通り『日本』は海賊戦隊の介入により装置を破壊され試験は失敗した」

アカレンジャー「しかし、その他支部の試験結果を踏まえて我らの作戦は『成功』したと言えるだろう。装置は補強の上、来るべき日まで眠っていてもらおう」

アカレンジャー「それに今回の試験のおかげで『海賊戦隊』の戦力が分かった」

アカレンジャー「『海賊戦隊』は現在ゴーカイレッドのみ、その他巨大戦力は持ち合わせておらず、レンジャーキー保持も1つ」

アカレンジャー「移動手段も無し」

アカレンジャー「居住地は日本」

アカレンジャー「所詮はテロリスト崩れ。しかし『海賊戦隊』の力は未知数」

アカレンジャー「世界に散ったスーパー戦隊よ! 各隊業務を幹部らに引き継いだ後、日本へ帰還せよ! 海賊戦隊との最後の戦いに備えよ。そして来るべき日に向けての準備を急ごう」

アカレンジャー「彼奴らを再び滅ぼし、我等『紅き海賊団』によって新たな混沌を作り上げようではないか!」

『スーパー戦隊万歳!』

『新たなる正義を! 新たなる混沌を!』

【21日目 終了】

【来るべき日――365日目まで残り344日】

つづく

再開

【22日目】

チュンチュン…

ピンポーン

カーチャン「あら誰かしら」

ガラガラ

新聞屋「奥さん、タイヨー新聞です」

カーチャン「あらあら遠いところからどうも〜」

新聞屋「新聞の契約の件でお伺いしたんですけども〜」ニコニコ

カーチャン「あら〜ごめんなさいネ。ウチ、今間に合ってるんですよォ」

新聞屋「それは残念! 今ご契約されると洗剤とお菓子詰め合わせなんかも付いてきちゃったりしますけど」

カーチャン「アラ! そうなの? じゃあちょっと考えてみようかしら。ちょっと主人にも聞いてみますのでまた今度来てくださいネ」

新聞屋「……」

新聞屋「では日曜日あたりにまたお伺いしますので――」

新聞屋「どうも〜」

ガラガラ

ピシャン

俺「カーチャン、新聞屋〜?」

カーチャン「いや、『大鷲』さんだよ。アンタに伝言だ」

俺「大鷲……! 『初代バルイーグル・大鷲龍介』さんから!」

俺「――で、なんて伝言?」

カーチャン「大鷲さんは世界の異変、つまりスーパー戦隊が偽物に成り代わったことに気付いた同士を集めて『反戦隊同盟』を結成した」

カーチャン「その同盟が今、日本に向かっている」

カーチャン「到着予定日は【28日目】」

カーチャン「その日、日本にある統合戦隊政府の基地に攻撃を仕掛けるそうだ」

カーチャン「戦隊に匹敵する力を持つアンタにも協力してほしいってサ」

俺「な、なるほど……」

俺(統合戦隊政府の基地に攻撃……そんなこと、できるのか?)


カーチャン「さーて、それを踏まえて今週の【おねがい! カーチャン】の時間だよ!」

カーチャン「アタシにおねがいしたいことはあるかい?」

↓1
1ゴーカイサーベル開発しといて!
2ゴーカイガン開発しといて!
3その他(記述安価)

つづく

安価下

再開

カーチャン「ゴーカイサーベルの開発をしておけばいいんだネ?」

カーチャン「カーチャン腕を奮って頑張っちゃうわよォ〜」ブルンブルン

カーチャン「……ちょっと。今、二の腕見たでしょ!」

俺(見てないよ……)

俺(さて【28日目】まで何か用意できることがあるとすればなんだろうな)


俺(テレビは昨日の市民ホールで俺が現れたことを報道していない。警戒レベルも下がったそうだ)

俺(それにパトレン2号がやられたことも発表していない)

俺(統合戦隊政府にとってその程度痛手ではなかったってことか……!)

↓2 今日は何をする?
1武器開発
2道場で特訓(進捗68%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5噂の喫茶店にでも行く
6その他(記述安価)

カーチャン「そういえば近所にケーキのおいしい喫茶店があるんだってサ」

俺「へー」

カーチャン「アンタもたまには戦隊休んでおいしいの食べてきな」チャリン

俺「え、あ、あ、ありがと……」

カーチャン「持ち帰りのケーキもよろしくネっ」

俺「はーい」

俺(なんか悪いな……)トボトボ…



俺(着いたぞ。『喫茶・流れ星』か……)

カランコロン…

おばさん「はーい、いらっしゃいませ。好きなお席へどうぞ!」

マスター「……」コポコポ…

俺(夫婦経営の店か……)

俺(お客さん、いないな。ラッキー。カウンターにでも座ろ)

ガタ

俺(自家焙煎、か。俺にはよく分からないけれどすごいんだな)

おばさん「ご注文はお決まりですか?」

俺「あ、はい。えーと――」

俺「ケーキとコーヒーのセットで。あと、帰りにケーキの持ち帰り1つおねがいします」

おばさん「はーい。コーヒーできるまでちょっと時間かかりますけど待っててくださいね。ウチのコーヒー、とってもおいしいですから」

俺「は、はい!」

マスター「……」コポコポ…

俺「……」

マスター「……」コポコポ…

俺「……」

マスター「……」コポコポ…

俺(間が持たねえ〜! ジッと座って黙ってんのもツラいぜ。なんかうまく話せればいいんだけど……)

マスター「……」

マスター「……最近――」

俺「」ビク

マスター「物騒な事件が多くて怖いねえ。この間の爆破テロとか」

俺「あ、ぇあ、あの、その、はい」

俺(そっちから話振ってくれて良かったあ……世間話の流れか……)

マスター「景気は統合戦隊政府になってから良くなってきたけどねぇ」

俺「そ、ほ、そうですねっ! こちらのお店もすごい人気だそうで! 来てみました!」

マスター「それはどうもありがとう。おかげさまでウチもなんとか暮らしていけているよ」

俺「あ、あ、あはっ! それは良かったっっ」

マスター「……」コポコポ

マスター「それにしても……あれだねぇ」

俺「えっ」

マスター「最近変なことが続くもんだねぇ」

俺「えっ、あのっ、テロっ、とか」

マスター「そう、テロもだけど――」


マスター「昨日の市民ホールに現れた……『ゴウカイジャ』とか」

俺「!」

マスター「全然報道されないじゃない。どうなってんだか……」

マスター「ねぇ……」

マスター「『ゴーカイレッド』」

俺「!!!!」

俺「あッ、アンタ一体!?」

マスター「声で分からないものか。この姿は見せたくないのだが――」

カッ

俺「アンタは……ロボを爆破した時に助けてくれた『紅い人』!」

マスター?「『人』……か。確かに今の俺は『人間・流星光(ながれぼし ひかる)』。しかし、この姿の時の名は――」

ヤミマル「『流れ暴魔・ヤミマル』。かつて『高速戦隊ターボレンジャー』と命と誇りをかけて闘った者だ」

俺「ええっ!? 『暴魔』……!? 暴魔ってターボレンジャーの敵じゃ――」

ヤミマル「色々あってな……彼らに助けられ今はこうして平穏に暮らしている」

俺「そうなのか……ってことは奥さんも!」

おばさん「……」コクリ

俺「そっか……マスター……いや流星さん、あの時は助けてくれてどうもありがとうございます」

ヤミマル「ちょうど娘と妻とロボの見物に行っていたところ、偶然だがな」

ヤミマル「『ゴウカイジャ』……怪人として呼ばれているようだが、あの爆発の後、倒れているお前を見て『何か』を感じ取った」

ヤミマル「お前には俺とは違う何か……『ターボレンジャー』達に似た何かを――」

ヤミマル「だから咄嗟に助けてしまったんだ」

俺「……!」

ヤミマル「事情があるのくらい分かっている。教えろ」

俺「……はい」



マスター「そうか……今の戦隊は偽物。ということは『炎』も……」

俺「多分殆どの方が――」

マスター「……」コポコポ…

俺「……」

マスター「今の世界に違和感は感じてはいた。だが、今の俺達は人間。妻も娘も……」

マスター「だからこれ以上のことは深入りすることは避けていた。まさかこんな日が来ていたとは――」

マスター「……コーヒーができた。ゆっくりしていくと良い」

マスター「帰りに見せたいものがある。来てくれ」

俺「は、はいっ!」

おばさん「どうぞ」

俺「い、いただきます!」



――地下基地

俺「こ、これは!」

マスター「これはかつて俺が暴魔と人間を殲滅を目論んだ時に作っておいた基地だ」

俺(そういえば統合戦隊政府の探知機は地下には反応しにくいんだったな。それにしてもデカすぎる)

マスター「何せ30年以上前の物。まさか喫茶店の下にこんなものがあるとは誰も思わないだろ! ははは」

マスター「この地下基地をお前に預ける」

俺「えっ!」

マスター「戦隊には借りがある。ここで返しておきたい」

マスター「設備の殆どは既に撤去してある。ただの空き地のようなものだ。好きに使うといい」

マスター「マシン2機くらいは収納できるだろう。カタパルトも展開できる。展開時はジャミング装置が生きていれば政府にもこの場所はバレにくいだろう」

俺「……ありがとうございます」

マスター「手伝えることは何もないが、また『喫茶・流れ星』に客として来てくれればそれでいい」

マスター「気にするな。そして諦めるな。宇宙最後のスーパー戦隊」

俺「……はい!」

【22日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗判定

【23日目】

俺(基地かぁ……!)

俺(俺も遂にスーパー戦隊っぽくなってきたな)

俺(ロボか……ゴーカイジャーのロボはどんなロボだろう)

俺(ロボっていいよな〜俺も欲しいーっ)

俺「ゴーカイジャーロボ発進!」

俺(なーんて――)

カーチャン「」ジッ…

俺「」ハッ

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗6%)
2道場で特訓(進捗68%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5その他(記述安価)

――いつもの採石場

俺「」ハッ

俺(ここは一体どこだ!? 俺は一体いつの間にこんなところにワープを!?)

道場主「今日はここで特訓を行う!」

俺「し、師匠!」

道場主「今から俺はお前に向かって手投げ爆弾を投げつける」

道場主「避けろ!」

俺「えっ!?」

ポイッ



カッ!! ドカァ―――ンッ

俺「うわぁぁぁぁ――――――ッ!?」

師匠「とにかく避け続けろ! とにかく、とにかくだ!」

俺「そ、そんなのって!! そんなのって!!」

ドカァ―――ンッ ドカァ―――ンッ ドカァ―――ンッ ドカァ―――ンッ

俺「熱い! 熱い! 助けてくれぇ――――ッ!!」

師匠「スーパー戦隊がこの程度で泣き言を言ってどうする!」

俺「うわぁぁぁぁ―――――」

【23日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンのゴーカイサーベル進捗判定

↓1コンマ下一桁判定

【】

【24日目】

カーチャン「……」カチャカチャ

俺「……」ジーッ

俺(スゲーな、カーチャン。ナビィの設計書に従って武器を作ってる)

俺(俺も頑張らないとな!)

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗16%)
2道場で特訓(進捗71%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5その他(記述安価)

――いつもの採石場

俺()ハッ

俺(俺はいつの間に以下略!?)

ウィィィン

俺「なんだこの音! ――ってなんだこの重機!」

道場主「今日はこの鉄球に耐えてもらう! 行くぞ!」

俺「うわぁぁぁぁ――それは戦隊じゃないヒーローの特訓方法ですー!」

【24日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗

つづく

いつも参加してくれてありがとう

再開

【25日目】

――俺ん家の庭

俺「ふんッ、ふんッ」シュッ シュバッ

カーチャン「自主練かい? 精が出るねェ」

俺「ふッ、ハッ!」ヒュッ

俺(師匠に言われた通り自主練も頑張ってるけど――)

俺(さすがに俺ん家の庭でやるには狭いな)

俺(どこか更に鍛えられる良い施設でもあればいいんだけど)

俺(ま、それは師匠の特訓が終わってからでもいいか……)

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗23%)
2道場で特訓(進捗76%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5その他(記述安価)

――道場

俺「師匠、今日の特訓は」

道場主「今日は『心』の特訓だ。そこに足を組んで座れ」

俺「は、はい」

道場主「目を瞑り、肩の力を抜き……ゆっくり呼吸をしながら丹田に力を込めろ」

俺「た、丹田……」

道場主「へその下辺りだ。やれ」

俺「はい……(呼吸をしながら……丹田に力を……)」

道場主「何が視える」

俺「え……? いや、何も……(目、閉じてるし……)」

道場主「そうか」

俺(俺、体を鍛えたいんだけどな……)

道場主「『気』だ。これからは『気』を感じるまで、この特訓を続ける」

道場主「後、2時間この姿勢で呼吸を続けろ」

俺「は、はい」

【25日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗

【26日目】

俺(昨日の特訓、何だったんだろう)

俺(前まで厳しすぎるくらいの回避訓練や真剣や実銃を使った戦闘法だったのに)

俺(大丈夫かな……変な宗教とかじゃないよな)

俺()ハッ

俺(いやいや師匠に限って統合戦隊政府の何かなわけないし……)

俺(でも、俺には分かんないよ……『気』なんて)

俺「はあ……」

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗26%)
2道場で特訓(進捗79%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5その他(記述安価)

――道場

道場主「今日も『気』の特訓をする」

俺「俺、乱取りとかしたいんですけど」

道場主「……」

道場主「基本的な身体能力向上、戦闘法は全てお前に教えた。もうアレはやらない」

俺「えっ!?」

道場主「これは俺がお前に教える最後の特訓。黙って、そこで座禅を組め」

道場主「そして『気』を感じるまで瞑想を続けろ」

俺「俺……」

道場主「口答えするな」

俺「……」

↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗

俺(……)

メラ…

俺(……? なんだ?)

メラメラ…

俺(熱い……なんだ……これは?)

メラメラ…ッ

俺(火、火!? 瞼の奥で火が燃えている!?)

俺(熱い! 熱い!)

俺()ハッ

道場主「……すごい汗だな」

俺「いや、あの、火が……」

俺(道場には火なんて無い……さっきのは!?)

道場主「……」

【26日目 終了】

【27日目】

俺(……)

カーチャン「あら、今日は座禅かい?」

俺(昨日俺の瞼の奥で燃えていたの『火』)

俺(もう一度……見たい)

俺(きっとあれが『気』の正体だ)

俺(あれを掴むことができたら俺も――)

俺(本当の『スーパー戦隊』に!)

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗36%)
2道場で特訓(進捗82%)
3ナビィに何か聞く(記述安価)
4居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
5その他(記述安価)

――道場

俺(『気』……『気』……)

俺(鍛え上げた体に強い心)

俺(これがあれば俺も――)

道場主「肩の力を抜け、体を強張らせずゆっくりと……ゆっくりと……呼吸をし続けろ」

俺「押忍!」

俺(『気』……『気』……)

俺(あの炎を……もう一度!)

↓1 コンマ下一桁判定 ※00、99が出れば……!

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗

俺「ダメだ……何も見えない」ガクッ

道場主「諦めるのにはまだ早い。ゆっくり進めていけ」

俺「押忍……」

道場主「急く気持ちは分かるがな」

俺「……」シュン

【27日目 終了】

【28日目(日曜日)】

TV『スーパーヒーロータイム!』

TV『遂に公開される神秘の世界』

TV『『天空島アニマリウム』!』

TV『大自然が仕わせた精霊『パワーアニマル』がキミを待っている!』

TV『テーマパーク『天空島アニマリウム』、近日開演!』 

TV『是非おこしください』

TV『ガオレンジャーも待っているぞ! アニマリウムでガオレンジャーと握手!』

↓2 今日は何をする?
1反戦隊同盟の作戦に参加
2武器開発(ゴーカイサーベル進捗42%)
3道場で特訓(進捗83%)
4ナビィに何か聞く(記述安価)
5居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く
6その他(記述安価)

【反戦隊同盟の作戦に参加する】

――公園

俺(指定された場所へ来たが――)

?「よお、兄ちゃん。ひさしぶりじゃの。元気なようで何より」

俺「!」

小汚い爺さん「フォッフォッフォッ」

俺「大わ――」

小汚い爺さん「」シー

俺「す、すいません」

小汚い爺さん「では付いて来い。いつもの道を通って行くぞ」

俺(下水道のことか)

小汚い爺さん「では行くぞ」タッタカタッタカ

俺「」タッタカタッタカ

――下水道

大鷲龍介「これから地下アジトへ向かうが……ここからは変身して着いてきてくれ」

俺「な、なぜですか?」

大鷲龍介「『反戦隊同盟』は各世界で異変に気付いた同士の集まり……私が集めた」

大鷲龍介「しかし、どうやらその中に政府のスパイが紛れ込んでいるとも限らない」

俺「『スパイ』……」

大鷲龍介「世界最後の希望である君の正体がバレてしまっては元も子もない。君も気をつけてくれ」

俺「はい……」

――反戦隊同盟 地下アジト

大鷲龍介「連れて来たぞ。彼がゴーカイレッドだ」

俺ゴーカイレッド「ど、どうも」

俺ゴーカイレッド(12、3人くらいしかいない……もっとたくさんいるのかと思った)

「こいつが世界最後の希望……」

「弱っちそうだな」

「こいつ1人で本当に戦況が変わるってのかよ」

俺ゴーカイレッド(ひ、ひどい言われようだ)

大鷲龍介「これで全員だな。では……今回の作戦内容を伝える」

大鷲龍介「今回の作戦は――」

大鷲龍介「『統合戦隊政府・航空防衛隊駐屯地襲撃』及び『バードガルーダ奪取』だ」

俺ゴーカイレッド(統合戦隊政府の基地を襲撃だって!?)

俺ゴーカイレッド(それに……『鳥人戦隊ジェットマン』のメカ、『バードガルーダ』の奪取!?)

大鷲龍介「まず、現在の統合戦隊政府の戦力状況から説明していく」

大鷲龍介「各戦隊はそれぞれ固有の巨大戦力を保有している。つまるところ人型のロボだ」

大鷲龍介「しかし私達反戦隊同盟が調査した結果、現在の偽戦隊達は巨大戦力の能力を全ては把握しきれていないようだ」

大鷲龍介「各戦隊が搭乗、操縦、変形、合体が可能な機体が限られているということだ」

大鷲龍介「『バードガルーダ』もその中の1つ。現在は駐屯地の深部で置物と化しているらしい」

大鷲龍介「今回の作戦でバードガルーダを狙う理由は2つ。バードガルーダは別次元人からの技術を元に作られたマシンであり操縦が困難である」

大鷲龍介「そして、バードガルーダを奪取することで統合戦隊政府の大きな計画を1つ潰すことができるのだ」

大鷲龍介「『スーパー合体計画』」

大鷲龍介「統合戦隊政府は『スーパー合体』ができない。技術的な問題、そして『資格』的な問題から――」

大鷲龍介「そして奴らは『それ』を欲しがっている。『スーパー合体』は単純に2体のロボが合体するのではない、戦力は数十倍にも上がるものだ」

大鷲龍介「現在研究中のようだが、幸いまだ良い結果は出ていないようだ」

大鷲龍介「今のうちに――ということだ」

大鷲龍介「作戦としてはこうだ」

大鷲龍介「正面ゲートの陽動班の合図と共にゴーカイレッドと護衛班が突入。陽動班は護衛班突入成功と共に退避」

大鷲龍介「護衛班は更に2班に分かれる。ゴーカイレッドと私と共に深部に突入する班、各地点で破壊工作を行う班に分かれる。破壊工作班は主要地点破壊確認後、退避」

大鷲龍介「内分構造に関しては把握済み。それにあの駐屯地は私の元々勤めていた地球平和守備隊空軍の看板を替えたものに過ぎない」

大鷲龍介「深部侵入後、バードガルーダ奪取、離脱」

大鷲龍介「という流れになる」

大鷲龍介「何か質問は」

俺ゴーカイレッド「あ、あの」

大鷲龍介「なんだね」

俺ゴーカイレッド「お、俺……ロボ、操縦……できないんですけど」

「「「なんだと!」」」

「おいふざけんじゃねえよ!」

「なんの為にここまで来たと思ってんだよ!」

俺ゴーカイレッド「いや……あの……」

ナビィ『そこんとこはオイラに任しといて!』

俺ゴーカイレッド「ナビィ!」

ナビィ『今ある『バードガルーダ』はジェットマンが次元戦団バイラムと戦い終わった後に作られた2号機。オリジナルは最終決戦を前に大破してるんだ』

ナビィ『その際、操縦法を地球人の操縦に合わせて簡略化されているのさ!』

ナビィ『オイラが操縦をサポートするから最低限は動かすことはできるよ!』

俺ゴーカイレッド「ナビィありがとう〜助かったぜ……」

?「こんな腰抜けが宇宙最後の希望だと? 聞いて呆れるな」

俺ゴーカイレッド「!」

大鷲龍介「ああ、彼は『スナイパー』この同盟の副リーダーだ」

スナイパー「フン……」

俺ゴーカイレッド「あ、あはは……スミマセン……」

スナイパー「まだ俺はお前のことを認めていない」 

スナイパー「統合戦隊政府が呼んだスパイがお前でないとも限らないからな」

大鷲龍介「この辺にしておけ」

スナイパー「……忘れるなよゴーカイレッド。地球の人間全てが『スーパー戦隊』に尊敬を目を向けているワケではない」

俺ゴーカイレッド(そこまで言わなくても……)

大鷲龍介「作戦は0100より。各自準備せよ!」

「「「サー! イェッサー!」」」

俺ゴーカイレッド(大丈夫かな……)

――午前1時 統合戦隊政府・航空防衛隊駐屯地襲撃 開始


――駐屯地付近茂み

大鷲龍介「狼煙が上がった!」

スナイパー「施設横の柵周辺の警備人員が減り次第に突入しましょう!」

「「「了解!」」」

俺ゴーカイレッド「りょ、了解!」

俺ゴーカイレッド(軍隊みたいだな……いつもの倍、現実味がない)

俺(突入班は俺含めて9人か……)

スナイパー「――よし! 行け行け行け行け! 柵を破壊しろ!!」

「「「おおおお!!」」」ダダダダッ

航空防衛隊員「なんだお前r――」

スナイパー「失礼」

パンッ

ドサッ

俺ゴーカイレッド「!」

俺ゴーカイレッド(こ、殺した……!)

スナイパー「鉄線を破壊しろ!」

「了解!」

大鷲龍介「突入!」

「「「突入!」」」

ダダダダッ…

俺ゴーカイレッド「……」

俺ゴーカイレッド(人を――)

スナイパー「何をやってる! 早く来い!」

――統合戦隊政府・航空防衛隊本部

ビー! ビー! ビー!

レッドホーク「マズいマズいマズいマズい……」ブツブツ

レッドホーク(まさか反戦隊同盟がもう態勢を立て直して日本に来るなんて……)

レッドホーク「他の航空戦力を向かわせろ! 何!? 間に合わない! ふざけるな! 間に合わせるんだよ!」

レッドホーク「マズい! マズいんだ! あそこは……マズい!」

レッドホーク「配備可能な戦隊は! 早く連絡をしろ!」

レッドホーク(『長官』に処分される……俺の地位が――)

レッドホーク「どこだ! どこから情報が漏れた!?」

レッドホーク(『ジェットガルーダ』の配備基地は公表していなかったのに……)

レッドホーク(同盟の頭が軍に詳しい者だったか、或いはこちらにスパイが……)

レッドホーク「今はどうでもいい! 今基地に配置されてる戦隊は!?」

↓1コンマ下一桁
09バトルフランス
87バトルコサック
65バトルケニア
43ミスアメリカ
21ブルースワロー

――統合戦隊政府・航空防衛隊駐屯地内部

大鷲龍介「こっちだ」タッ…

俺ゴーカイレッド「……」タッ…

航空防衛隊員「待て貴様r――」

スナイパー「退け」

パンッ

ドサ…

俺ゴーカイレッド「……っ」

スナイパー「ゴーカイレッド。お前、人を殺したことはないのか?」

俺ゴーカイレッド「……ない」

スナイパー「嘘をつくな。バトルフィーバーロボを破壊した時に人が死んだだろう」

スナイパー「フン、気にするな『スーパー戦隊』。正義の為に必要な犠牲だった。だろう?」

俺ゴーカイレッド「……何が言いたいんだよ」

大鷲龍介「よせ『スナイパー』、今話すことではない」

スナイパー「……」

「あ、あれは!」

俺ゴーカイレッド「『バトルコサック』っ!」

バトルコサック「いかにも。貴様には恨みがある。こんな僻地に飛ばしてくれてどうもありがとう」

バトルコサック「――死ね、ゴーカイレッド!」

09:俺ゴーカイレッドの攻撃
87654:拮抗
321:
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破!
ゾロ目(奇数):敵増援

大鷲龍介「撃てっ、撃てっ! ゴーカイレッドを援護しろ!」

バババババッ

バトルコサック「こんな豆鉄砲……効かん」

俺ゴーカイレッド(いや、効いてる! バトルコサックは攻撃に集中できていない……!)

バトルコサック「」タッ!!

俺ゴーカイレッド(跳んだ! や、あれは!)

バトルコサック「『ダブルパンチ』!」

俺ゴーカイレッド「!」

0987:回避!
654321:
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破
ゾロ目(奇数):敵加勢

俺ゴーカイレッド(避けられなっ――)

グシャ

俺ゴーカイレッド「!」

反戦隊同盟戦士「盾くらいには――」

ドサ

俺ゴーカイレッド(同盟の人が俺の代わりに攻撃を――!)

大鷲龍介(ゴーカイレッド……君は嫌がるかもしれないが我々は皆、君の盾になるつもりで来ているのだ)

大鷲龍介(地球を救う為の盾として……正義の為に……)

スナイパー「くっ……何をやっているゴーカイレッド!」

俺ゴーカイレッド「俺は……! 俺は……!」

俺ゴーカイレッド(これ以上人を死なせたくない……それなのに……!)

↓1 コンマ下一桁
09:俺ゴーカイレッドの攻撃
87654:拮抗
321:
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破!
ゾロ目(奇数):敵増援

バトルコサック「ならばそちらから潰していくまでよ」

ドガッ

反戦隊同盟戦士「ひぁ――」

俺ゴーカイレッド「あ……あぁ……」

バトルコサック「どうした。怖いか」

俺ゴーカイレッド「嫌だ……嫌だ……嫌だ……やめろぉぉ――――ッ!!」


↓1 コンマ下一桁
09:俺ゴーカイレッドの攻撃
87654:拮抗
321:
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破!
ゾロ目(奇数):敵増援

バトルコサック「動かないならこちらから行くぞ」

バトルコサック「『コマンドバット』! 『バトルファイヤー』!」

俺ゴーカイレッド(マズい! 『バトルファイヤー』は投擲爆弾のようなもの!)

俺ゴーカイレッド(みんなを守らなきゃ――!)

俺ゴーカイレッド(間に合え……!)

0987:回避!
654321:守れない
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破
ゾロ目(奇数):敵加勢

カッ



大鷲龍介「みんな……! 無事か!」

スナイパー「こちらは大丈夫です」



バトルコサック「しかし、また1人死んだな」

俺ゴーカイレッド「う……ううぅ……」

バトルコサック「泣いているのか、情けない」

俺ゴーカイレッド「許さない……許さない……ッ!」

バトルコサック「ヒーローごっこは辞めにしないか。見苦しいぞ」

バトルコサック「お仲間すら守れないヒーローがいるのか?」

↓1 コンマ下一桁
09:俺ゴーカイレッドの攻撃
87654:拮抗
321:
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破!
ゾロ目(奇数):敵増援

俺ゴーカイレッド「はァ――――ッ!!」

ドガッ

バトルコサック「クッ……」

バトルコサック「いいパンチだ。まぐれ当たりにしてはだが」

俺ゴーカイレッド「お前を許さない……必ず倒す!」

バトルコサック「聞こえていないか……」

↓1 コンマ下一桁
098:俺ゴーカイレッドの攻撃
7654:拮抗
321:
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破!
ゾロ目(奇数):敵増援

バトルコサック「どうした。息が乱れているぞ」

俺ゴーカイレッド「うるせえ……!」

バトルコサック「『バトルショット』!」バシュッ

俺ゴーカイレッド「くっ……!」

俺ゴーカイレッド(バトルコサックの口車に乗せられちゃダメだ……)

↓1 コンマ下一桁
09876:回避!
54321:
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢

↓2 加勢した戦隊は?
09バトルフランス
87バトルケニア
65ミスアメリカ
43ブルースワロー
21ホワイトスワン

つづく

超ピンチ

再開

反戦隊同盟隊員「危ないッ!」



ドサッ…

俺ゴーカイレッド「……また……」

俺ゴーカイレッド「やめてくれ……やめてくれよ……」

俺ゴーカイレッド「みんな俺を庇わないでくれ……頼むよ……っ!」

スナイパー「甘えるな! お前がいなければこの作戦は成功しない! お前が死なせない為の護衛班だぞ!」

俺ゴーカイレッド「そんな……」


バトルケニア「コサック、遅れタ」

バトルコサック「ケニア、遅いぞ。もう終わるところだ」

バトルケニア「なんダ、つまらン」

↓1 コンマ下一桁
09:俺ゴーカイレッドの攻撃
8765:拮抗
4321:
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破!
ゾロ目(奇数):敵増援

バトルコサック「」サッ…

俺ゴーカイレッド(マズい、あの構えは『コサックダンス』!)

俺ゴーカイレッド(素早い足払いと連撃、避けられるか?)

俺ゴーカイレッド(援護にはバトルケニアがいる。できるか……?)

俺ゴーカイレッド(いや、やらないと――)

俺ゴーカイレッド(もっと人が……)

098:回避!
7654321:
ゾロ目(偶数):バトルコサック撃破!
ゾロ目(奇数):敵加勢

せめて奇数ゾロ目もこちらに有利な判定にして欲しいよ
いくらなんでも厳しすぎないか?

>>426
厳しすぎた そうするよ

バババババッ

反戦隊同盟隊員「バトルコサック! 俺が相手だ!」

バトルコサック「人間風情が!」ドガッ

反戦隊同盟隊員「くッ……」ドサッ

俺ゴーカイレッド「おい! しっかりしろ!」

反戦隊同盟隊員「……」ガク

俺ゴーカイレッド「……」


↓1 コンマ下一桁
0:俺ゴーカイレッドの攻撃
98765:拮抗
4321:
ゾロ目:バトルコサック撃破!

大鷲龍介(護衛班壊滅か……戦隊2人の前には元軍人達もこのザマ……)

大鷲龍介(頼むぞ……ゴーカイレッド)

大鷲龍介(ここを進めないことには――)


俺ゴーカイレッド(俺のせいで……俺が弱いせいで)

俺ゴーカイレッド「くそ、くそ、くそくそくそくそおおおおお!」

↓1 コンマ下一桁
0:俺ゴーカイレッドの攻撃
9876:拮抗
54321:バトルコサックの攻撃!
ゾロ目:バトルコサック撃破!

ガガガガッ

俺ゴーカイレッド(特訓の成果か攻撃に付いていけてる……だけど――)

俺ゴーカイレッド(決め手に欠ける! 俺には俺自身の技がないから……)

バトルコサック「『ダブルキック』!」

俺ゴーカイレッド(来た……!)

俺ゴーカイレッド(避けられるか!?)

09:回避!
87654321:避けられない!
ゾロ目:バトルコサック撃破!

サッ…

バトルコサック「ちょこまかと……!」

俺ゴーカイレッド「はあ……はあ……」

俺ゴーカイレッド(なんとか避けられた……が)

俺ゴーカイレッド(こんな長時間戦うのは初めて。疲れてきた……)

俺ゴーカイレッド(バトルコサックは俺から一発食らったのに余裕らしい)

俺ゴーカイレッド(なんとか、なんとかもう一発食らわせてあの余裕の表情を崩してやらないと――)


↓1 コンマ下一桁
09:俺ゴーカイレッドの攻撃
876:拮抗
54321:バトルコサックの攻撃!
ゾロ目:バトルコサック撃破!

ドカカッ!!

俺ゴーカイレッド「グ……ハ……っ」

バトルコサック「もう盾は無い」

バトルケニア「逃げ場も無イ!」

バトルコサック「逃げるなら今の内だぞ」

俺ゴーカイレッド「誰が逃げるか――」


↓1 コンマ下一桁
0:俺ゴーカイレッドの攻撃
9876:拮抗
54321:バトルコサックの攻撃!
ゾロ目:バトルコサック撃破!

バトルケニア「ケケーッ!!」

ズバッ!!

俺ゴーカイレッド「……ぅぐ……」

バトルケニア「コサックのパワーにオレのスピード、最強!」

バトルケニア「お前はもう終わりダ!」

俺ゴーカイレッド「まだだ……まだ――」


↓1 コンマ下一桁
0:俺ゴーカイレッドの攻撃
987:拮抗
654321:俺、死亡
ゾロ目:バトルコサック撃破!

俺ゴーカイレッド(考えろ……考えろ……考えろ……)

俺ゴーカイレッド(相手の隙は無いか……考えるんだ……)

俺ゴーカイレッド(隙、隙、隙、隙――)

俺ゴーカイレッド「……」

俺ゴーカイレッド「!」

俺ゴーカイレッド「パワーとスピードで最強だと! 違う!」

俺ゴーカイレッド「お前達2人に出来ていないこと。それは――」

バトルコサック「!」

俺ゴーカイレッド「『連携』だァ―――――ッ!」

バトルコサック「なにッ!?」

俺ゴーカイレッド(バトルコサックは得意の足払いばかりを狙い頭上が留守になってる)

俺ゴーカイレッド(そこを――!)

俺ゴーカイレッド「師匠仕込みのチョップでェ――――ッ!!」

ズ……ン……ッ

バトルコサック「ごォ……っ」ゲボッ

俺ゴーカイレッド「叩き割る……!」

バトルコサック「」ドサッ

バトルケニア「コサック!」

バトルケニア(ウソダ! アイツがヤられるなんテ!)

バトルケニア(『人間』ごときニッ!?)

バトルケニア(逃げねバッ――)ダッ

「「「「おおおおおぉ!!!」」」」

バトルケニア「!?(退路からも人間だトッ)」

大鷲龍介「陽動班! まさか正面ゲートを制圧できたのか!」

反戦隊同盟陽動班員「はい隊長! 混乱で統制の取れていない正面ゲートが想定よりも簡単に制圧できたもので!」

反戦隊同盟陽動班員「隊長からの連絡が取れず苦戦していると見て! 命令違反お許しください!」

大鷲龍介「そう……か! 運がこちらに向いてきたようだな! 撃て! 撃て撃て撃て!」

大鷲龍介「ゴーカイレッドを援護し、バトルケニアを逃させるな!」

「「「うおおおおおおおッ!」」」

バババババッ!!

バトルケニア「クソ人間がァァァァ!」

スナイパー「人間ごときの豆鉄砲で逃げ場を失う気分はどうだ?」

バトルケニア「ぐうううううう」

俺ゴーカイレッド「バトルケニア……逃げるなら今の内だぞ」

バトルケニア「テメェ――――ッ!!」

俺ゴーカイレッド(バトルケニアは素早い動きで撹乱させてくる戦い方。だが――)

俺ゴーカイレッド(所詮偽物だ。スーツの力……自分自身の速さに付いてこれていない)

俺ゴーカイレッド(力任せに爪を振り回しているだけだ!)

俺ゴーカイレッド(見極めろ……見極めて……)

俺ゴーカイレッド(拳を――)

俺ゴーカイレッド(叩き込め……っ!!)

ドゴ――――ッ

バトルケニア「か……ハ……ッ」

バトルケニア「」ドサッ…

ナビィ『早くスーツを!』

俺ゴーカイレッド「おう!」

ビリッ バリッ

バトルコサック「ギャアアア――」ブシュウウゥ…

バトルケニア「ォォオオオオオオ――」ジュワァ…


大鷲龍介「スーツの下はエイリアンか……上手く化けていたものだ」

俺ゴーカイレッド(レンジャーキーを2つ手に入れられた!)

俺ゴーカイレッド「先を急ぎましょう!」

大鷲龍介「ああ……!」

スナイパー「……」

――巨大エレベーター前

バババババッ

スナイパー「どうやらあちらも増援が来ているようです」

大鷲龍介「そのようだな……しかし戦隊さえ来なければこちらは持ちこたえられそうだ」

スナイパー「自分はここに残って仲間達と破壊工作を行います。隊長はゴーカイレッドと深部へ!」

大鷲龍介「分かった。行こう、ゴーカイレッド」

俺ゴーカイレッド「はい!」

スナイパー「……」

スナイパー「おいゴーカイレッド」

俺ゴーカイレッド「!」

スナイパー「何とかバトルコサックとケニアに勝てたのはお前がいたおかげだ」

スナイパー「しかし、さっき死んだ6人はお前の力が足りなかったせいだ」

俺ゴーカイレッド「↓2」

1無駄にはしません 
2そんなこと言われても
3全員の顔、ちゃんと覚えておきます

俺ゴーカイレッド「全員の顔、ちゃんと覚えておきます」

スナイパー「……当たり前だ」

大鷲龍介「エレベーターが来た。ここからしか深部へは行けない。急ぐんだ!」

俺ゴーカイレッド「はい!」タッ

大鷲龍介「『スナイパー』、任せたぞ」

スナイパー「はい! 破壊工作終了次第退避します。作戦終了後にまた!」

大鷲龍介「」コクリ

ウィーン…



スナイパー「弾幕維持! 指定された柱に爆弾を設置しろ!」

――統合戦隊政府・航空防衛隊駐屯地 地下10階

タタッ…

俺ゴーカイレッド「これが……バードガルーダ」

大鷲龍介「搭乗口は把握しているこっちに――!」

?「そこで何をしている!」

俺ゴーカイレッド「!」

俺ゴーカイレッド「お前は……!」

ゴーオンシルバー「名乗るまでもないだろう。私の庭で楽しく遊んでくれたようだな」

ゴーオンシルバー「増援も直に来る。バードガルーダには指一本触れさせない」

俺ゴーカイレッド(『ゴーオンシルバー』はスーパー戦隊の『追加戦士』)

俺ゴーカイレッド(追加戦士や番外戦士は戦隊リーダーと同じくらい強いらしい……)

俺ゴーカイレッド「でも、そっちがその気なら……! 大鷲さんは下がっていてください! 俺がなんとかします!」

↓1 コンマ下一桁
09:俺ゴーカイレッドの攻撃
8765:拮抗!
4321:ゴーオンシルバーの攻撃
ゾロ目:ゴーオンシルバーに大ダメージ!

俺ゴーカイレッド「だぁ――――ッ!!」

ゴーオンシルバー(私が圧されている……?)

ゴーオンシルバー「いや、そんなはずは無い!」

ゴーオンシルバー「この剣を使えば……!」チャッ

俺ゴーカイレッド(『ゴーオンウィングス』の武器『ロケットダガー』!)

ゴーオンシルバー「『ミッション2』『フリージングダガー』」

シュウウウウ…

俺ゴーカイレッド(『フリージングダガー』はロケットダガーから飛ばされる冷却光線!)

俺ゴーカイレッド(避け――)

俺ゴーカイレッド(そうだ! 俺にはさっき手に入れた新しい『レンジャーキー』がある!)

俺ゴーカイレッド(『バトルケニア』の俊敏さならあれを避けられるかもしれない!)

↓1 コンマ下一桁
0987:バトルケニアに変身し素早く回避!
654321:そんな暇は無かった
ゾロ目:バトルケニアに変身し素早く反撃! ゴーオンシルバーに大ダメージ!

ゴーオンシルバー「氷つけ!」シュウウウウ…ッ!!

俺ゴーカイレッド「そうは行くかよっ!」

カッ

ゴーオンシルバー「何いっ!?」

ズザザッ…!!

俺バトルケニア(なんとか変身できた。回避も……!)

ゴーオンシルバー「バトルケニア……!? まさかアヤツ、やられていたのか!?」

俺バトルケニア「ついさっきな!」

ゴーオンシルバー「ク……ッ!」

↓1 コンマ下一桁
098:俺バトルケニアの攻撃
765:拮抗!
4321:ゴーオンシルバーの攻撃
ゾロ目:ゴーオンシルバーに大ダメージ!

俺バトルケニア(体が軽い……! よく動く!)

ゴーオンシルバー「面妖な技を……!」

俺バトルケニア(しかし体が追いつかない! 確かにスーツに振り回されるワケだ!)

ゴーオンシルバー「ええいラチがあかん!」

ゴーオンシルバー「『ミッション2、3』『シューティングダガー』」

シュッ

俺バトルケニア(『シューティングダガー』は真空波!)

俺バトルケニア(だが、今の俺ならそれを避けられるはずだ!)

俺バトルケニア(それに反撃もできる……! 『トロピカルアクション』だ!)

↓1
09876:真空波を避けてゴーオンシルバーに『トロピカルアクション』で反撃!
54321:避けられず
ゾロ目:ゴーオンシルバーに大ダメージ!

俺バトルケニア「トァッ!」

ゴーオンシルバー「!」

俺バトルケニア(……っと真空波を跳んで避け、次は――)

俺バトルケニア(壁を駆け上がり……)ダダダダッ

俺バトルケニア(飛び降りて……そこから力任せに――)

ズバァッ――ッ

ゴーオンシルバー「ガァアアーーーッ!!!」バチバチバチッ!!

俺バトルケニア「パンチを叩き込む……っ!」

俺バトルケニア「これがバトルケニアの野生の技、『トロピカルアクション』だ!」

ゴーオンシルバー「『ゴーオンウィングス』の私をこれ程にまで叩きのめすとは……!」


↓1 コンマ下一桁
0987:俺バトルケニアの攻撃
65:拮抗!
4321:ゴーオンシルバーの攻撃
ゾロ目:ゴーオンシルバー撃破!

ゴーオンシルバー「ハァァ――ッ」

ズバシュッ…

俺バトルケニア「カ……ハ……ッ」バチッ…

俺バトルケニア(アイツ、剣の達人か? 今の踏み込み、避けられなかった……)

俺バトルケニア(師匠との特訓を思い出すんだ……俺ならまだやれる!)

↓1 コンマ下一桁
098:俺バトルケニアの攻撃
765:拮抗!
4321:ゴーオンシルバーの攻撃
ゾロ目:ゴーオンシルバー撃破!

ギィイ……ンッ!!

俺バトルケニア(アイツ、まだ本気を出していなかったってのか!?)

俺バトルケニア(どんどん斬撃のスピードが上がっていく……!)

俺バトルケニア(と、止められない……!)

ズバッ!!

俺バトルケニア「ぐ、ぁあ……っ!」ゴロ…

ゴーオンシルバー「フフ、遊びは終わりだ」

ゴーオンシルバー(それにもうすぐ――)

↓1 コンマ下一桁判定
↓1 コンマ下一桁
09:俺バトルケニアの攻撃
8765:拮抗!
4321:ゴーオンシルバーの攻撃
ゾロ目:ゴーオンシルバー撃破!

表記間違い再安価

↓1 コンマ下一桁判定
09:俺バトルケニアの攻撃
8765:拮抗!
4321:俺死亡
ゾロ目:ゴーオンシルバー撃破!

ドスッ…

俺バトルケニア「っ」

俺バトルケニア「そん……な……」ドサッ

ゴーオンシルバー「他愛無し」

ゴーオンシルバー「兄上が来る前に終わってしまった」


DEAD END

つづく

>>465からリトライしようと思う

再開

――謎の空間



……

?「起きて! 起きてよゴーカイレッド!」

ボンパー「ボンボン! 僕はボンパー!」

ボンパー「『炎神戦隊ゴーオンジャー』と共に戦った仲間だよ」

ボンパー「ゴーオンシルバーにやられてしまったようだね……」

ボンパー「もう一度がんばって奪われた僕たちの力を取り戻してほしいんだ!」

ボンパー「それはゴーオンジャーの『大いなる力』だけじゃない」

ボンパー「炎神のみんなのことも……」

ボンパー「おねがいするね。たのんだよ、ゴーカイレッド……君にしかできないんだ……」



……

>>465からリトライ】

俺バトルケニア「トァッ!」

ゴーオンシルバー「!」

俺バトルケニア(……っと真空波を跳んで避け、次は――)

俺バトルケニア(壁を駆け上がり……)ダダダダッ

俺バトルケニア(飛び降りて……そこから力任せに――)

ズバァッ――ッ

ゴーオンシルバー「ガァアアーーーッ!!!」バチバチバチッ!!

俺バトルケニア「パンチを叩き込む……っ!」

俺バトルケニア「これがバトルケニアの野生の技、『トロピカルアクション』だ!」

ゴーオンシルバー「『ゴーオンウィングス』の私をこれ程にまで叩きのめすとは……!」


↓1 コンマ下一桁
0987:俺バトルケニアの攻撃
65:拮抗!
4321:ゴーオンシルバーの攻撃
ゾロ目:ゴーオンシルバー撃破!

ゴーオンシルバー「ハァァ――ッ」

ズバシュッ…

俺バトルケニア「カ……ハ……ッ」バチッ…

俺バトルケニア(アイツ、剣の達人か? 今の踏み込み、避けられなかった……)

俺バトルケニア(なんだかこの展開……既視感ある気が)

俺バトルケニア(いや、今はそんな無駄のこと考えてる暇はない)

俺バトルケニア(師匠との特訓を思い出すんだ……俺ならまだやれる!)

↓1 コンマ下一桁
098:俺バトルケニアの攻撃
765:拮抗!
4321:ゴーオンシルバーの攻撃
ゾロ目:ゴーオンシルバー撃破!

ゴーオンシルバー「ハァ――――――ッ!!」ゴオオオ――ッ

俺バトルケニア「そのスピード勝負、乗ったぜ!」



俺バトルケニア(アイツも速かった。でも――)

ゴーオンシルバー「……っ」ガクッ

俺バトルケニア(膝を付いたのはあっち、俺の勝ちだ)

ゴーオンシルバー「マズい……」

ゴーオンシルバー(しかし、ここさえ凌げば兄上が到着される)

ゴーオンシルバー(『ゴーオンウィングス』2人揃えば奴など赤子同然!)

↓1 コンマ下一桁
098:ゴーオンシルバー撃破!
765:拮抗!
4321:ゴーオンシルバーの攻撃 ゴーオンゴールド到着
ゾロ目:ゴーオンシルバー撃破! 更に……

俺バトルケニア「……(次の一撃で決まる……)」ジリ…

ゴーオンシルバー「……」ジリ…

「「ハァア―――――――」」

ズブシュ……ッ!!

ゴーオンシルバー「……」

ゴーオンシルバー「兄……上……」ドサッ

俺バトルケニア(俺の手刀の方が速かった)

俺バトルケニア(けど……)バヂッ

俺バトルケニア(俺も無傷とは行かないか……)

俺バトルケニア「レンジャーキーも忘れずに……」

ゴーオンシルバー「」ジュウウウ…

ズズゥン…

俺バトルケニア「なんだ! 地震か!?」

大鷲龍介「いや違う。破壊工作班が基地の爆破を始めた合図だ。ここも直崩落する。脱出しよう!」

俺バトルケニア「はい! ナビィ、ナビゲートよろしく!」

ナビィ『アイアイ!』

――バードガルーダ

俺バトルケニア「どうだ……?」

ナビィ『オイラを直接機体に接続してくれ!』

俺バトルケニア「分かった!」ガチャ

ナビィ『ムムムムム……!』

ナビィ『『ロック解除』、『アクセス権限移行』、『管理権限の設定……だとぉ!?』

ナビィ『思い出せ! ジェットガルーダ! お前だってスーパー戦隊の仲間だったんだろ!』

ナビィ『目を覚ませ! オキロー!』

ゴゴゴゴゴゴ…

俺バトルケニア「おおおおお!?」

バードガルーダ『ケーン!!』

ナビィ『鳥のよしみだ。気にすんな!』

ナビィ『大丈夫だ。オイラが洗脳を解除しといた! 動かせるぜ!』

俺バトルケニア「よし来た!」

ナビィ『オイラの指示に従え! そこのレバーを下げて!』

俺バトルケニア「レバーを下げて」

ナビィ『それじゃねぇ! 右上!』

俺バトルケニア「右上」

ナビィ『バカヤロー!』

大鷲龍介「ゴーカイレッド、私に貸してくれ」

俺バトルケニア「えっ!?」

大鷲龍介「心配するな。私は元空軍パイロット。その腕を買われて『サンバルカン』に選ばれた」

大鷲龍介「ナビーくん、サポートは任せたぞ!」

ナビィ「アイアイキャプテン!」

俺バトルケニア「お、俺の立場ぁ」

大鷲龍介「振り落とされるなよ」

大鷲龍介「バードガルーダ……発進!」

ズズズズズ…

ゴオオオオオオオオォォォォ

俺バトルケニア「か、加速がえげつねえぇ――――」

オオォ――――――――――ッ―――

――『喫茶流れ星』地下基地

大鷲龍介「こんなところに基地があるとは……」

俺ゴーカイレッド「貰い物ですけどね。ひとまずバードガルーダは、ここに隠しておきましょう」

大鷲龍介「そうする他ないようだな」

大鷲龍介「今回は君の協力のおかげで助かった。君なくしてこの作戦は成功しなかったよ」

大鷲龍介「どうもありがとう」

俺ゴーカイレッド「いえ、お礼なんていらないです。それより俺の為にたくさんの人が――」

大鷲龍介「……気にするな、とは言わないが、これからもこの戦いでたくさんの人が死んでいくのを君は見ることになる」

大鷲龍介「これは正義を守る為の戦いだ。人は死ぬ。その度に君は苦しむだろう」

大鷲龍介「それでも戦うことができるか?」

俺ゴーカイレッド「……」

俺ゴーカイレッド「やります。『約束』したから……」

大鷲龍介「……そうか」

大鷲龍介「そろそろ私は行く」

俺ゴーカイレッド「どこへ?」

大鷲龍介「まずは仲間と合流。その後、日本を離れまた『反戦隊同盟』のメンバーを募る」

俺ゴーカイレッド「正直貴方がいてくれたらすごく助かるんですけど……」

大鷲龍介「暫くは戻れないだろう、私はお尋ね者だ。情報収集の為、日本に残るメンバーもいるだろう。頼るなら彼らに頼むよ」

大鷲龍介「それじゃあ行くよ。また会おう、ゴーカイレッド」

大鷲龍介「私達が救った地球を頼む!」タッ――

俺ゴーカイレッド「……」

――統合戦隊政府 本部

レッドホーク「申し訳……っございませんっ! 長官っ!」

アカレンジャー「……」

レッドホーク「そのぉ……私の処分は……」

アカレンジャー「次はない。航空戦力全権をお前に任せたことを後悔させないでくれ」

レッドホーク「あ、ぇあ、他には……」

アカレンジャー「更に重い処分が欲しいか」

レッドホーク「めめめめ滅相もございません!」

アカレンジャー「下がれ」

レッドホーク「は、はいっ! 寛大な処置感謝致します!」ペコペコ…



アカレンジャー「はぁ……」

アカレンジャー「『バトルコサック』『バトルケニア』に『ゴーオンシルバー』、巨大戦力『スーパー合体計画』の要、『ジェットガルーダ』」

アカレンジャー「やってくれたな……『海賊戦隊』」

?「お疲れのようですな」

アカレンジャー「……どう思う、『ビッグワン』」

ビッグワン「どう、と申されますと」

アカレンジャー「『海賊戦隊』のことだ。どう思う」

ビッグワン「厄介ですな」

アカレンジャー「そうではない」

アカレンジャー「世界の危機に颯爽と現れる5人の戦士。それが『スーパー戦隊』だろう」

アカレンジャー「我々『紅の海賊団』が『あれ』を使って抹消させたはずの戦隊『海賊戦隊』」

アカレンジャー「それが復活したということは、だ」

アカレンジャー「それが世界の……宇宙の意思ならば」

アカレンジャー「我々の存在そのものが『世界の危機』ということではないのか?」

ビッグワン「我々が『悪』だと」

アカレンジャー「……」

ビッグワン「言ってくださいますな、長官。正義の化身の力を得た今の我々こそ『正義』」

ビッグワン「新たな『正義』、新たな『混沌』の為に我らを星星から集めたのは貴方でしょう」

ビッグワン「勝つのは我らです、抜かりなく」

アカレンジャー「ふむ……」

ビッグワン「では失礼致します」シュッ

アカレンジャー「……」

アカレンジャー「『百獣戦隊』、『ガオレッド』」

ピッ

ガオレッド『はっ、こちら『天空島アニマリウム』よりガオレッド』

アカレンジャー「進捗は」

ガオレッド『それが……今も『原住民』の抵抗が激しく、侵攻が――』

アカレンジャー「再来週各戦隊リーダーを集める。それまで終わらせろ」

ガオレッド『はっ!』

ピッ…

アカレンジャー「……」

アカレンジャー「『守護竜』『星獣』『爆竜』『炎神』『バディロイド』『獣電竜』」

アカレンジャー「後は『天空聖者』『ゴセイヘッダー』『ルパンコレクション』――」

アカレンジャー「そして……『パワーアニマル』か……」


アカレンジャー「世界征服も楽では無い」

――俺の家

ガラガラガラ…

俺「か、かちゃ――」ヨロヨロ

カーチャン「あらお帰り! お疲れのようネ! なんか食べる?」

俺「いや、寝る……いや、飯……や、風呂か……」

カーチャン「バグってるよ」

俺「うん、うん、うん……あー」フラ

ドサッ

俺「ぐかー、ぐかー……」

カーチャン「まったくしょうがない子ねェ……よし、カーチャンが部屋まで運んであげるワ」

カーチャン「よっこら……しょ」

カーチャン「よしよし」ポンポン…

カーチャン「いつまでも子離れできないで……アタシもダメダメだワ」ガッハッハ

俺「うーん」ムニャ

【28日目 終了】

↓1 コンマ下一桁 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗

【29日目】

俺「ぐかー、ぐかー、ぐごっ」 

?「……ッド」

俺「ぷぴー、すこー、すこー」

?「ゴーカイレッド、起きてください」

俺「ぐー……」

?「起きなさい!!」

俺「うわッ!? な、ななな何!?」

?「やっと起きてくれた……」

俺「寝起きドッキリ?」

?「違います。私はあなたに救けを求めに来たのです」

俺「スターウォーズみたいだあ」

?「黙って聞きなさい」

俺「はい」

テトム「私は『テトム』。『百獣戦隊ガオレンジャー』と共に戦った者です」

テトム「今、『天空島アニマリウム』は『統合戦隊政府』の偽ガオレンジャーらによって危機に瀕しています」

テトム「今はなんとかパワーアニマル達ががんばってくれているので持ちこたえられていますが、最早時間の問題」

テトム「だから貴方に救けを求めに来たのです。アニマリウムを統合戦隊政府から守ってください」

テトム「【35日目】にアニマリウムへ繋がる『道』を開きます。それで島へ移動し、どうか、どうか――」

パシュン

俺「き、消えた」

俺「夢じゃないよな……?」

俺(【35日目】か……)

俺(でも『道』ったってなあ……分かんないよ)

俺(『天空島アニマリウム』に繋がる道ってどうやって行けば良いのやら……)

ナビィ『その為の『バードガルーダ』!』

俺「!」

ナビィ『『バードガルーダ』は元々裏異次元から表次元に移動する為の戦闘機』

ナビィ『移動する座標を調整すれば航行可能なはずだ!』

俺「そ、そうなのか! こりゃ運が良いぜ。そうと決まれば【35日目】まで準備するだけだな」

ナビィ『おう!』

カーチャン「さあ今週のカーチャンの【おねがい! カーチャン】の時間だヨ!」

カーチャン「先週はゴーカイサーベルの開発をしたけど……」

カーチャン「今週は何をすればいい?」

カーチャン「カーチャン、アンタの為に夜なべして作っちゃうよォ!」

俺「夜なべはしなくていいよ……体は大事だから」

カーチャン「優しい子に育ってくれてうれしーワッ!」ヨヨヨ

↓2
1ゴーカイサーベル開発(進捗50%)
2ゴーカイガン開発
3その他(記述安価)

カーチャン「ゴーカイサーベル開発だネ!」

カーチャン「腕奮って作っちゃうよォ!」ブルンブルン

*

TV『昨日、『宇宙海賊ゴウカイジャ』が『統合戦隊政府空軍北関東駐屯地』に出現、襲撃を行いました』

TV『この襲撃により『バトルコサック』『バトルケニア』が殉職』

TV『世界から悲しみの声とゴウカイジャへの怒りの声が広がっています』

TV『これにより統合戦隊政府長官アカレンジャーは日本の警戒レベルをまた1週間、2まで引き上げることを発表しました』

TV『戦隊政府が警戒レベルを2以上に上げることは政府始まって以来の事態であり――』

俺(警戒レベルが上がってるのか……)

俺(遭遇する戦隊が増えてる。襲撃する時は気をつけなきゃ)

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗50%)
2道場で特訓(進捗83%)
3戦隊に戦いを挑む ※警戒レベル2 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
4日本に残った反戦隊同盟のメンバーに接触
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※警戒レベル2 3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

俺(カーチャンに伝書鳩を飛ばしてもらって日本に残った反戦隊同盟のメンバーに接触してみよう)

俺(会うのは確か……『スナイパー』さんだったな)

俺(俺にすげー当たり強い人だったけど大丈夫かな)

俺(会うにしても元地下アジト……どんな格好で行けばいいのやら)

↓2
1変身したまま行き、信用できそうなら変身を解いてみせる
2正体は隠したままの方がいい。警戒怠らず変身したまま
3ここは敢えて変身せずに行こう。反応が気になる

――元反戦隊同盟地下アジト

スナイパー「こんなところに呼び出して何か用か」

俺ゴーカイレッド「いやあの……この間はたくさん助けてもらってどうもありがとうございました……なんて」

スナイパー「そんなこと言うためだけに来たのか?」

俺ゴーカイレッド「いや、あの、えとそうじゃないですけど、えーと……」

スナイパー「帰る」

俺ゴーカイレッド「待って待って待って待って待って」

スナイパー「なんだ」

俺ゴーカイレッド「あの……俺……この間話した時から気になってたことがあって……」

スナイパー「……」

俺ゴーカイレッド「スナイパーさん、『スーパー戦隊』をうらんでる、みたいなこと言ってたから――」

スナイパー「お前に教える必要はない」スタスタ

俺ゴーカイレッド「えっ」

スナイパー「正体をちゃんと隠して来たことは評価してやる」

スナイパー「俺のことを無闇に信用したフリなんてして正体を晒してきたら撃ち殺そうかと思っていた」

俺ゴーカイレッド「」

スナイパー「くだらん時間だった。帰る」スタスタ…

俺ゴーカイレッド「あ、あのまた協力してくれたら――」

スナイパー「ああ、もちろんする。しかし、それは世界の平和の為だ。スーパー戦隊の好き嫌いは関係ない」スタスタ…



俺ゴーカイレッド(こまったなあ……帰ってしまった)

俺ゴーカイレッド(でも気になるんだよな、なんかあの人のこと……)

【29日目 終了】

↓1 コンマ下一桁 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗状況

つづく

再開

【30日目】

俺(俺が『ゴーカイジャー』になってからそろそろ1ヶ月か……)

俺(入手したレンジャーキーは4つ)

俺(『パトレン2号』『バトルコサック』『バトルケニア』『ゴーオンシルバー』)

俺(まだまだ始まったばかり……俺にできるのか?)

俺(この『戦い』……)

俺(とにかく【35日目】まで備えられることは何かな)

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗55%)
2道場で特訓(進捗83%)
3戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

――道場

俺(また『気』の修行)

俺(座禅を組んで……目を閉じ……)

俺(その奥にある『何か』を……見つける)

俺(……)

道場主「雑念が浮かんでいる。もっと集中しろ」

俺「押忍」

↓1 コンマ下一桁判定 00、99で特訓の成果が……!

俺(……)

メラ…

メラメラ…

俺(……! これだ!)

シュン…

俺「」ハッ

俺「消えてしまった……もう少しで何かが掴めそうなんだけど」

【30日目 終了】

↓1 コンマ下一桁 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗状況

特訓の100%はぞろ目が出ないと到達できない感じかな?
偽ガオレンジャー揃ってそうなアニマリウムに特攻する前に安全マージンとして特訓だけでも100%行きたいな

>>534
ゾロ目関係なく100%越えればOK

【31日目】

俺「もうすぐ4月も終わりか……」

俺(入学、入社シーズン。俺には関係ないけどな)

俺(いや)

俺(俺はスーパー戦隊になったのか……)

俺(職業、スーパー戦隊)

俺(そして『宇宙海賊ゴウカイジャ』、お尋ね者怪人)

俺「ははは……」

俺「はぁ」

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗64%)
2道場で特訓(進捗92%)
3戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

――道場

俺(もう少し……もう少しで……)

道場主「焦るな! 戦いの場で焦りは禁物。正確な判断が取れなくなる」

道場主「ただ一点。まぶたの奥にある己の『気』を見つめ……」

道場主「掴み取れ!」

俺「押忍!」

俺「『気』……『気』……」コオオォ…

俺(『気』……)


↓1 コンマ下一桁 8以上or44 55 66 77 88 99 00で……

俺(『気』……『気』……)

フワ…

俺(『気』……!)

俺「」ハッ!

俺「えっ!?」

俺「お、俺……浮いてる!!」

俺「なんで!? 超能力!?」

ドテ

俺「あ痛っ! 落ちちゃった……」

道場主「そう、それだ。それこそが『気』……いや、『オーラパワー』!」

道場主「お前の鍛えられた体と正義の心が反応して生まれた人間の可能性。それが『オーラパワー』なのだ」

道場主「お前の全身の気功は開かれた。だが、あと一押し」

道場主「足りぬ何かを見つけた時、お前の力は目覚めるだろう」

俺「……押忍!」

俺「お、オーラパワー……か。それってもしかして――」

道場主「一休みして飯でも食うか」

俺「お、押忍!」

【31日目 終了】

↓1 コンマ下一桁 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗状況

【32日目】

俺(『オーラパワー』)

俺(まぶたを閉じて念じればその奥に燃える炎)

俺(今の俺には見える!)

俺(今日の俺はいつもと何かが違う)

俺(今度こそ特訓の成果が出そうだ!)

俺(やるぞ!)

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗82%) ※なんだかカーチャンも調子が良いらしい
2道場で特訓(進捗96%) ※今日行くと判定ボーナス!
3戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

俺(このみなぎるやる気をカーチャンの為に使ってあげようかな)

俺「カーチャン、今日は俺色々手伝うよ」

カーチャン「あらいいのかい? 特訓は?」

俺「いいだろ、たまにはカーチャンのこと手伝いたいんだよ」

カーチャン「アラ、あまえんぼさんネ」オホホ

俺「そんなんじゃねーよ」

俺(って言っても『開発』か。俺、機械のことはさっぱりだし……)

俺(カーチャンに従いながら色々作ってみようかな)

↓1 何を開発する
1ゴーカイサーベル(進捗82%)
2ゴーカイガン

俺(カーチャンが作ってくれてる『ゴーカイサーベル』を手伝おう)

ナビィ『珍しいな! ちゃんと手順通り従ってくれよな!』

俺(……)

俺(……)

俺(さっぱり分からないことが分かった)

俺(こういうのはカーチャンに任した方がよかったかも)

カーチャン「ふんふふ〜ん」カチャカチャ

俺(調子良いのはカーチャンだけか……)

↓1 コンマ下一桁判定
0:+5%
987:+3%
654:+2%
321:+1%

↓1 コンマ下一桁 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗状況 00 99で……

俺(意外とうまくやれたな)

カーチャン「アンタのおかげでだいぶ助かったヨ。今週中に完成できるかもしれないネ!」

俺「お、よかった」

カーチャン「アンタと何かいっしょに作業するなんて何年ぶりかねぇ……」

俺「たまに飯いっしょに作ってるだろ」

カーチャン「そうだけど……なんだか感慨深いネ。なんだかうれしくなっちゃったよ」

俺「そうかよ」

俺(いつもわるいな……カーチャン)

【32日目 終了】

【33日目】

俺(『気』……)

俺「うーん……ダメだ」

俺(昨日自主練したときは見えたんだけどな……『オーラパワー』)

俺(今日はあんまり見えない)

俺(人間には調子ってものがあるが、タイミングを逃すとうまく行かなくなることもあるってことか?)

俺(コンディションに振り回されるのは良くないな。いつも同じ調子で戦えないと……)

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗91%)
2道場で特訓(進捗96%)
3戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

――道場

俺(もう少し……もう少しなんだ)

道場主「さすがだ。だが何かが足りない」

俺(『気』……『気』……)

俺(『オーラパワー』!)

俺(師匠に見せてやるんだ……! この『オーラパワー』を――!)

道場主「……」


↓1 コンマ下一桁 4以上 or 22以上のゾロ目

俺「コオオオオォ……ッ!」

俺「……」フワ…

俺(そのまぶたの下にある炎を……)

俺(掴め――ッ!!)

…メラ…ッ

俺(熱い……っ熱いけど……)

俺(俺は掴んでみせる……っ!)

俺(掴め……!)



ガシ…ッ!!

俺「」ハッ!!

道場主「よくやった!」

俺「師匠! 俺にも見えました! そして『オーラパワー』を掴むことができました!」

道場主「見ていたぞ。よくやった」

道場主「ただの人間が簡単に辿り着けぬ境地に、この短期間の特訓で来られたとは……驚いた」

道場主「さすが宇宙最後のスーパー戦隊なだけあるな、『ゴーカイレッド』」

俺「!」

俺「やっぱり……気づいていたんですね」

道場主「ああ」

俺「あなたは一体――」

道場主「俺は……俺の名は……」


飛鳥リョオ「『飛鳥リョオ』」

飛鳥リョオ「『光戦隊マスクマン』と共に『戦わなかった』者だ」

俺「戦わなかった……? なぜ……」

飛鳥リョオ「俺は光戦隊に選ばれていた。だが、それを阻止せんと動いた『地底帝国チューブ』に恋人を殺されたのだ」

飛鳥リョオ「大事な者1人守れない俺に戦う資格は無い。そう思った俺は戦うことから降りたのさ」

飛鳥リョオ「これからお前もそんな選択を迫られる瞬間が何度もあるだろう」

飛鳥リョオ「その時……お前はどうする」

俺「それでも俺は戦います」

飛鳥リョオ「」フッ

飛鳥リョオ「即答か。さすがだ」

飛鳥リョオ「どれ……俺もそろそろ行くとしよう」

俺「えっ?」

飛鳥リョオ「俺も戦隊関係者。命を狙われる立場。ひとところに留まる訳には行かない」

飛鳥リョオ「また修行の旅を続けるだけだ」

飛鳥リョオ「最後にこれを渡しておこう」

俺「……! これは『レンジャーキー』! 見たことない形をしているけれど……」

飛鳥リョオ「『X1マスク』。マスクマンのプロトタイプだ」

飛鳥リョオ「本来『大いなる力』を持てない俺の前にこれが現れたということは、この世界の危機は俺の計り知れないところにまで及んでいることだろう」

飛鳥リョオ「恐らくこれを使えるのは一度きり。よく考えて使えよ」

飛鳥リョオ「マスクマンの守った世界を頼んだ」

俺「……」

飛鳥リョオ「返事は!」

俺「押忍!」

飛鳥リョオ

飛鳥リョオ「『X1マスク』。マスクマンのプロトタイプだ」

飛鳥リョオ「本来『大いなる力』を持てない俺の前にこれが現れたということは、この世界の危機は俺の計り知れないところにまで及んでいることだろう」

飛鳥リョオ「恐らくこれを使えるのは一度きり。よく考えて使えよ」

飛鳥リョオ「マスクマンの守った世界を頼んだ」

俺「……」

飛鳥リョオ「返事は!」

俺「押忍!」

飛鳥リョオ「ではさらばだ!」ダッ…



俺「……師匠」

俺「ありがとうございました!」

【33日目 終了】

↓1 コンマ下一桁 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗状況 9以上or55以上のゾロ目で……

後一日カーチャンだけで完成させれるか五分五分といったところか
その他で二つの行動選ぶと具体的にどのくらい成果マイナスになるの?

>>568
2つ選んだら2分の1 3つ選んだら3分の1 でも戦闘する人数は減らない

【34日目】

カーチャン「アンタが行ってた道場、閉まっちゃったんだってね」

俺「ああ」

カーチャン「もう『特訓』はいいのかい?」

俺「暫くは大丈夫かな」

カーチャン「そうかい。アンタもだいぶたくましくなったものね」

俺「おう! でもまだまだこれから!」

俺「カーチャン、おかわり!」

カーチャン「はいよッ」

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗95%)
2戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
3スナイパーに会う
4ナビィに何か聞く(記述安価)
5居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
6その他(記述安価)

俺「カーチャン、特訓も終わったことだし手伝うよ!」

カーチャン「はいよ。サーベルをおねがいするワね」

俺「オッケー……」

俺(もうすぐ『ゴーカイサーベル』も完成だ)

俺(俺の専用武器……! やっぱ戦隊といえば専用武器だよな!)

俺(ワクワクが止まらねえぜ)ジュルリ

俺(おっとよだれが出た)

↓1 コンマ下一桁判定
0:+5%
987:+3%
654:+2%
321:+1%

↓2 コンマ下一桁 ※カーチャンのゴーカイサーベル開発進捗状況 4以上or22以上のゾロ目で……

35日目にその他で開発と作戦決行選んだとき作戦の方には何か悪影響ある?

俺(今日は完成しなかったか)

俺(【35日目】には間に合わないな……)

俺(残念だが仕方ない)

俺(今持ってる力を使って頑張るしかないな)

【34日目 終了】

中断 再開21時前後予定

7日毎にイベントが発生するが強制で良いか、それでも安価した方が良いか迷っている

ではこれからは7日目は強制イベントとする

>>577
ないからちょっと都合が良くない ごめん

再開

折衷案として日曜日も自由に行動できることとする
行動後、強制イベントとして作戦パートに入る
しかし開発や特訓などの効果を半減、戦闘選択時は疲労として作戦中の戦闘を下方修正する

このようになる
自由行動(効果半減、戦闘後下方修正)

強制イベントパート

おねがい! カーチャン等の処理

【35日目(日曜日)】

俺(いよいよ今日『天空島アニマリウム』に突入する)

俺(突入時間は夜。できるだけ統合戦隊政府が行動しにくそうな時間を選んで行こう)

俺(頼んだぞ『バードガルーダ』!)

俺「頼んだぞ、ナビィ」

ナビィ『まかせろまかせろ〜!』

俺(突入までには時間がある)

俺(やれることは限られるけれど何かしておくことはあるかな?)

俺(っと……そういえば今日は『日曜日』、統合戦隊政府によって警戒レベルが1上がる日だったな)

俺(ってことは外の『警戒レベル』は3!)

俺(特訓が終わったとは言え迂闊に戦闘するのはよしたほうがいいな)

↓2 今日は何をする?
1武器開発(ゴーカイサーベル進捗98%)
2戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル3】 3人以上との戦闘になるので気をつけて!
3スナイパーに会う
4ナビィに何か聞く(記述安価)
5居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル3】4人以上との戦闘になるので気をつけて!
6その他(記述安価)

俺(『ゴーカイサーベル』完成まであと少し)

俺(時間がない。カーチャンの力を借りずに俺の力で完成させるしかない)

俺(これが最後のチャンスだ)

俺(急ぐぞ……! 間に合ってくれよ!)

ナビィ『フレー! フレー!』

↓1
0987:完成!
654321:+1%
ゾロ目:完成

俺「で、できた!」

ナビィ『やったぜ! これでゴーカイサーベルの1本目の完成だァ!』

俺「これが俺の専用武器……! で、何ができるんだ?」

ナビィ『『ゴーカイサーベル』や『ゴーカイガン』に『レンジャーキー』を挿し込むことで強力な必殺技『ファイナルウェーブ』が放てるようになるぞ!』

ナビィ『スーパー戦隊の『大いなる力』を射出するだからな! すごいぞォ〜!』

俺「ファイナルウェーブ……! かっこいい……!」

俺「じゃあそれ撃ちまくれば無双し放題じゃないか?」

ナビィ『そんなうまくはいかない。変身やファイナルウェーブに1度使ったキーは暫く使用できなくなるんだ』

俺「どういうことだ?」

ナビィ『例えばオマエが『バトルコサック』のレンジャーキーを使ってファイナルウェーブを撃つとする』

ナビィ『すると、その次の手を打つ時、オマエは次の戦いまで『バトルコサック』に変身できなくなるんだ。逆も同じだぜ』

俺「分かったような……分からないような……」

ナビィ『スーパー戦隊の大いなる力はかんたんに何回も使えないってことだ!』

俺「そうなのか……」

ナビィ『相手との相性に合わせて変身を選ぶか『ファイナルウェーブ』でダメージを与える方を優先するか、それは戦いながら考えるんだな!』

俺「わ、分かった」

ナビィ『そろそろ時間だ! 喫茶店の地下基地に行くゾ!』

――喫茶『流れ星』地下基地

俺ゴーカイレッド「よし、行くぞ!」

ナビィ『操縦行けるか?』

俺ゴーカイレッド「バカにすんな。大鷲さんの操縦を見てなんとなくおぼえた! このレバーだろ!」

ナビィ『違う右!』

俺ゴーカイレッド(やれやれ……先が思いやられるよな。『教習所』にでも通ってみるか)



俺ゴーカイレッド「エンジン起動! メインコンピュータ作動確認!」

ナビィ『時空転移システム起動。座標もバッチリだ』

俺ゴーカイレッド「カタパルト展開! こういうのなんだかワクワクするよな……!」

俺ゴーカイレッド「『バードガルーダ』発進! 『天空島アニマリウム』へ!」

ギュオオォォォォ――

バシュ――――――――ッ!!!!


俺ゴーカイレッド「やっぱり加速がすげぇーーーーっ!?」

ナビィ『高度とスピードが安定したら『テトム』が用意してくれた道に向かって飛ぶぞ!』

俺ゴーカイレッド「了解ッ!」

俺ゴーカイレッド「くぅ〜俺、スーパー戦隊っぽいなぁ!」

――統合戦隊政府 本部

ビー!! ビー!!

アカレンジャー「『ジェットガルーダ』。『海賊戦隊』が乗っているのか」

アカレンジャー「アニマリウムへ向かうつもりだな……逃がさん!」

アカレンジャー「ビッグワン、何が出せる?」

ビッグワン『『ダイデンジン』などはいかがですかな』

アカレンジャー「構わん、出せ」

ビッグワン『承知。『ダイデンジン』、緊急発進急げ』

――バードガルーダ内

ナビィ『高度安定、スピード良し』

俺ゴーカイレッド(航空法とか……今更考えても仕方ないか。旅客機にはぶつからないようにしなきゃ)

ピコン ピコン ピコン ピコン

俺ゴーカイレッド「なんの音だ?」

ナビィ『レーダーだ! 後方に近づいてくる奴があるぞ!』

俺ゴーカイレッド「!」

俺ゴーカイレッド「あれは……『デンジファイター』!」

ナビィ『捕まるなよ! 振り切るぞ!』

俺ゴーカイレッド「『ダイデンジン』の飛行形態『デンジファイター』は武装がない! なんとか戦闘にもつれ込まなければアニマリウムへ向かえる!」

俺ゴーカイレッド「スピード全開! 頑張ってくれ!」

↓1 コンマ下一桁
偶数:逃げ切れた!
奇数:捕まった!
ゾロ目:デンジファイター撃墜!

俺ゴーカイレッド「うおおお……!」

ギュ――――ンッ

俺ゴーカイレッド「振り切ったようだな!」

ナビィ『もうすぐテトムが指定されたポイントだ。そこに突っ込め!』

俺ゴーカイレッド「OK! 突入〜っ!」

ギュオオォオオォ――――

ス――

――天空島アニマリウム

――ス

ォオオオオュギ

「――ェえええげす速加」ドッレイカーゴ俺



俺ゴーカイレッド「お……? 着いたのか?これ」

ナビィ『到着だ。でもおかしいな……前来た時はこんな禍々しい空の色してなかったのに』

ナビィ『それといい知らせと悪いが1つずつある!』

俺ゴーカイレッド「いい知らせから」

ナビィ『アニマリウムの中では『電磁戦隊』のレーダー範囲外として判定されるらしい』

ナビィ『何かに見られてるイヤ〜な感じがしないんだ! 気持ちいいぜ!』

俺ゴーカイレッド「悪い話は?」

ナビィ『少し離れた所にロボがいる。空母もあるぞ』

ナビィ『あれは多分……『バトルフィーバーロボ』と『バトルシャーク』だ』

ナビィ『『バトルシャーク』は超技術で作られているとは言え旧式。動きから見てまだオイラ達は索敵範囲には入ってないみたい』

ナビィ『『バードガルーダ』を島のできるだけ端に停めてガオレンジャーに攻撃しようぜ』

俺ゴーカイレッド「分かった」

――島の端

ナビィ『オイラの見立てだと、この島にはオイラたち以外の戦隊は』

ナビィ『ガオレンジャーが6人全員』

ナビィ『それと残ったバトルフィーバーの3人の少なくとも9人はいるだろう』

ナビィ『奴らも慎重だ。この島にいる戦隊の半分以上を倒せば多分撤退すると思う』

俺「少なくとも5人は倒さなきゃいけないのか……」

ナビィ『それに余計なのは『バトルフィーバーロボ』と『バトルシャーク』』

俺ゴーカイレッド「あれに見つかったらガルーダで応戦しないとな……」

ナビィ『ガルーダの呼び出しシステムはねえ。急いで機体を停めてるここまで戻ってこなきゃいけないのは面倒だけどな』

俺ゴーカイレッド「分かった。とにかくやってみるよ」

俺ゴーカイレッド(ガルーダで飛びながら地上を攻撃しまくれば誰かひとりには当たるだろうが……)

俺ゴーカイレッド(この島にはガオレンジャーの大事な仲間『パワーアニマル』も住んでる)

俺ゴーカイレッド(さすがにそれはできないな……)

俺ゴーカイレッド(俺がやるべきはただ一つ)

俺ゴーカイレッド(島の半数の戦隊を減らすこと!)

俺ゴーカイレッド(さーて索敵索敵と)コソコソ

↓1 コンマ下一桁 誰を見つけた?
0ガオレッド
9ガオシルバー
8ガオイエロー
7ガオブラック
6ガオホワイト
5バトルジャパン
4バトルフランス
3ミスアメリカ
2バトルフィーバーロボ
1バトルシャーク

間違えた最安価

↓1コンマ下一桁
0ガオレッド
9ガオシルバー
8ガオブルー
7ガオイエロー
6ガオブラック
5ガオホワイト
4バトルジャパン
3バトルフランス
2ミスアメリカ
1バトルフィーバーロボ

こういうときもコンマ高い方が有利?適当に割り振ってるだけ?

俺ゴーカイレッド()ガサ…

バトルフランス「……」

俺ゴーカイレッド(バトルフランスだ……)ゴクリ

俺ゴーカイレッド(どうやら俺にはまだ気がついてないようだ)

俺ゴーカイレッド(不意打ちにはもってこいのチャンスだ)

↓2 どうする
1不意打ち(通常攻撃)
2試しに『ファイナルウェーブ』で不意打ち(できれば使うレンジャーキーを記述)
3その他(記述安価)

※使えるレンジャーキー
ゴーカイレッド(例外で1回使えます)
パトレン2号
バトルコサック
バトルケニア
ゴーオンシルバー
X1マスク

俺ゴーカイレッド(ものは試しだ『ファイナルウェーブ』を使ってみよう)

俺ゴーカイレッド(使うのは『パトレン2号』のレンジャーキー)

俺ゴーカイレッド(よし、行くぞ……!)

カチ

俺ゴーカイレッド「『ファイナルウェーブ』!」

カッ!!

バトルフランス「!?」

ドドォオ―――――ンッ…

俺ゴーカイレッド「な、なんだこの出力……! これが俺の必殺技なのかよ……!」

俺ゴーカイレッド「強ぇ……!」

バトルフランス「な、なにが……おきた」ヨロ…

バトルフランス「貴様……ゴーカイレッドか……!」

俺ゴーカイレッド「ああ。必殺技をもらったばっかりのゴーカイレッドだ!」

バトルフランス「コサックとケニアのようには行かないよ……!」

俺ゴーカイレッド「千鳥足で言われても説得力に欠けるぜ」

俺ゴーカイレッド(特訓の成果も試させてもらうか……!)

↓1 コンマ下一桁
0987:バトルフランス撃破!
654:拮抗!
321:バトルフランスの攻撃!
ゾロ目:バトルフランス撃破! 更に……

バトルフランス「……っ!」スッ

俺ゴーカイレッド(『剣』を出した! そうだバトルフランスはフェンシングの達人)

俺ゴーカイレッド(でも俺だって剣の扱いくらい)

キン!!

バトルフランス「遅い」

ドスッ

俺ゴーカイレッド「ク……ッ」

俺ゴーカイレッド(師匠には色々な技能を教わった)

俺ゴーカイレッド(しかしどれも達人には及ばない……!)

俺ゴーカイレッド(どうすればいい……考えるんだ)

↓1 コンマ下一桁
098:バトルフランス撃破
7654:拮抗
321:バトルフランスの攻撃!
ゾロ目:バトルフランス撃破! 更に……

キン…ッ

ヂヂヂッ…

俺ゴーカイレッド(特訓してやっと互角か……ツラい戦いだ)

俺ゴーカイレッド(バトルフランスの剣技は速い。俺には追いつかない)

俺ゴーカイレッド(なら俺は――)

↓1
1ゴーオンシルバーに変身して剣より速く回避を試みる
2ファイナルウェーブで力比べ
3その他(記述安価)

俺ゴーカイレッド(速さには速さで対抗だ!)

俺ゴーカイレッド(ゴーオンシルバー……ジェットの速さでバトルフランスの剣を出し抜く!)

バトルフランス「ハッ!」シュシュッ!!

俺ゴーカイレッド「来た……!」

俺ゴーカイレッド(『ゴーカイチェンジ』間に合うか!?)

↓1 コンマ下一桁
098765:ゴーオンシルバーに変身! 回避成功
4321:そんな暇はない
ゾロ目:ゴーオンシルバーに変身! 更にバトルフランス撃破!

俺ゴーカイレッド「『ゴーカイチェンジ』!」

カッ

俺ゴーオンシルバー「剣より速く……っ!」ズァッ

バトルフランス「かわされた!?」

俺ゴーオンシルバー「背中がお留守だぜッ!」

バトルフランス「何ッ!? 既に後ろに回り込まれだt――」

ズバァ――――ッ

バトルフランス「」ドサッ…

俺ゴーオンシルバー「スピード勝負は俺の勝ち」

俺ゴーオンシルバー「手数が増えると戦いやすくて良いや」

俺ゴーオンシルバー「さて、これからどうするか……」

俺ゴーオンシルバー「派手に戦いすぎたから警戒されてるかもしれないな」

↓2
1ゴーオンシルバーは強い。このままの姿で先に進もう
2バトルフランスの姿を借りて不意打ちを狙おう

つづく

>>609
適当

再開

俺ゴーオンシルバー(強いな……さすが『追加戦士』系だ)

俺ゴーオンシルバー(そういえば1度使ったレンジャーキーは暫く間を置かないと再使用できないんだったな)

俺ゴーオンシルバー(ここで変身を解くのは惜しい。この姿のまま進もう)

俺ゴーオンシルバー(っと、忘れずにバトルフランスからもレンジャーキーを奪わなきゃな)

バリッ

ジュウウゥ…

俺ゴーオンシルバー(バトルフランスのレンジャーキーゲットだ)

↓1 コンマ下一桁 次の相手は……?
0ガオレッド
9ガオシルバー
8ガオブルー
7ガオイエロー
6ガオブラック
5ガオホワイト
4バトルジャパン
3ミスアメリカ
2バトルフィーバーロボ
1バトルシャーク

ビーッ!! ビーッ!! ビーッ!! ビーッ!!

俺ゴーオンシルバー「!」

『侵入者発見。侵入者発見。直ちに排除せよ』

俺ゴーオンシルバー(しまった。派手に戦いすぎたみたいだ)

ゴオン… ゴオン…

俺ゴーオンシルバー(この音は……!)

ナビィ『上だ!』

俺ゴーオンシルバー「『バトルシャーク』!」

ヒュンヒュンヒュンッ

ッドオオオオンッ――

俺ゴーオンシルバー「み、ミサイル飛ばして来やがった! 人に撃つ為のもんじゃないだろ!」

ナビィ『とにかく逃げろ!』

俺ゴーオンシルバー「うわぁぁあああ!」

――物陰

ドオォォン… ドオォォン…

俺ゴーオンシルバー「なんて奴らだ……当てずっぽうで森を燃やしながら俺を探している……」

俺ゴーオンシルバー(このままだとパワーアニマルにも更に被害が……!)

俺ゴーオンシルバー(早くどうにかしないとガオレンジャー達を撤退させることすらできない)

俺ゴーオンシルバー(どうすれば……)

↓2
1バードガルーダに乗り込みバトルシャークを破壊する
2幸い今の俺は空を飛べる。バトルシャークに侵入して奪い取ってしまえば……!
3その他(記述安価)

俺ゴーオンシルバー(そうだ!)

俺ゴーオンシルバー(俺は幸いゴーオンシルバー、ジェットの戦士!)

俺ゴーオンシルバー(飛んでバトルシャークに侵入しちまえば機体を丸ごと奪えるかもしれない)

俺ゴーオンシルバー「やってやる!」ゴゴゴ…


俺ゴーオンシルバー「翔べぇえええええっ!!」バシュ――――ッ!!

――バトルシャーク内

バトルジャパン「また現れたのかクソ人間……忌々しい奴」

ミスアメリカ「バトルジャパン、バトルフランスと連絡が取れません。もしや既に……」

バトルジャパン「クソがッ!」ダンッ!!

バトルジャパン「ここまでコケにされたのは初めてだぜ……もうガマンならねえ」

ミスアメリカ「艦底に接近反応!」

バトルジャパン「『海賊戦隊』……決着を付けようじゃねえか……!」

バトルジャパン「その『首』引きちぎって長官サマに叩き付けてやる。そして再びオレは成り上がる……!」

バトルジャパン「ミスアメリカ、盛大にお出迎えしてやれ!」

ミスアメリカ「ミサイル全弾!」カチッ

↓1 コンマ下一桁
098:バトルジャパン「全て避けやがっただとぉ!?」
765:かすめたか
4321:ボロボロ……

ガシャア――ンッ

俺ゴーオンシルバー「はぁ……はぁ……」

バトルジャパン「ひさしぶりだなァ、『海賊戦隊』。そのスーツはどうした? 随分ボロボロなように見えるが――」

バトルジャパン「テメェには随分としてやられたよ。だから今からそのお礼をたっぷりとさせてもらうぜ」

バトルジャパン「『国』の名を貰い受けた気高きスーパー戦隊『バトルフィーバーJ』がなァ!」

ミスアメリカ「……」

バトルジャパン「おっと……ちっとばかし気に入らねぇがゲストもいらっしゃるみたいだ」

↓1 コンマ下一桁 ゲストとは
09ガオシルバー
87ガオブルー
65ガオブラック
43ガオイエロー
21ガオホワイト

ガオイエロー「『孤高の荒鷲・ガオイエロー』……」

バトルジャパン「チッ、上がオレらを見張るために付けたヤツだ……まあこういうショーは登場人物が多ければ多いほど良いものだからなあ!」

ガオイエロー「どうでもいい。侵入者は排除する、それだけだ」

バトルジャパン「諦めて殺されてくれや」

俺ゴーオンシルバー「……簡単に死んでたまるかよ!」

バトルジャパン「ハッハハハ……イキってんじゃあねェ!」

↓1 コンマ下一桁 攻撃先を指定すると攻撃成功時にその相手に攻撃できるぞ
0987:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
6:拮抗……!
54321:俺、死亡
ゾロ目:ミスアメリカ撃破!
トリプルゾロ目:3人まとめて撃破!

俺ゴーオンシルバー(前バトルジャパンと戦った時の俺は弱かった)

俺ゴーオンシルバー(自爆してなんとか負い払えたおかげでなんとかやり過ごすので精いっぱい)

俺ゴーオンシルバー(でも、今の俺は違う!)

俺ゴーオンシルバー「ハァァ――――ッ!!」ズバッ!!

バトルジャパン「ク……ァ」

バトルジャパン「よくも……このオレの顔に傷を付けてくれたな……!」

俺ゴーオンシルバー(俺、強くなってる。ゴーオンシルバーの火力のおかげもあるだろうけど。前よりもずっと……!)


↓1 コンマ下一桁 攻撃先を指定すると攻撃成功時にその相手に攻撃できるぞ
0987:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
65:拮抗……!
4321:俺、死亡
ゾロ目:ミスアメリカ撃破!
トリプルゾロ目:3人まとめて撃破!

俺ゴーオンシルバー(『ロケットダガー』は師匠に教わったナイフの扱い方から流用)

俺ゴーオンシルバー(ミスアメリカの手裏剣をいなして距離を詰め牽制)

俺ゴーオンシルバー(飛びかかってくるガオイエローをギリギリでブースターの力を使い避ける)

俺ゴーオンシルバー(その奥で攻撃の機会をうかがっているバトルジャパン――)

俺ゴーオンシルバー(一気に接近!)

俺ゴーオンシルバー(すれ違い様に……)

俺ゴーオンシルバー(斬る!)

バトルジャパン「がァァァ……」ヨロ…

バトルジャパン「この程度の攻撃、屁でもねェ」

俺ゴーオンシルバー(さすが『リーダー』系だ……この程度では倒せないか)

俺ゴーオンシルバー(俺も一撃もらえる余裕は無い……慎重に戦わないとな……)

↓1 コンマ下一桁 攻撃先を指定すると攻撃成功時にその相手に攻撃できるぞ
0987:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
654:拮抗……!
321:俺、死亡
ゾロ目:バトルジャパン撃破!
トリプルゾロ目:3人まとめて撃破!

俺ゴーオンシルバー(調子がいいぞ……! このまま――)

ガオイエロー「ゴチャゴチャした戦いは不愉快」

ガオイエロー「……」スッ

ガオイエロー「『ノーブルスラッシュ』」

ズバ――ッ

俺ゴーオンシルバー「ぁ」

ドサッ…

バトルジャパン「おい! 獲物の横取りだけはやめろって言っただろ!」

ガオイエロー「執着し過ぎだ。まるで自らの感情に振り回される道化」

バトルジャパン「――ッ!」


DEAD END

つづく

>>661 か >>640 まで戻ることを勧める予定

再開

ゾロ目の時はどうこうって書いてない時は展開に反映するかあんまり考えてない感じ

――謎の場所



……

?「起きるんだ。世界最後のスーパー戦隊」

少年「僕も君の味方だよ」

少年「また死んでしまったようだけど、この時間逆行の回数が有限だと言うことは分かってるよね」

少年「今回で5回目かな? 残り38回。君にならできるよね。頑張ってよ」

少年「それにこの空間もいつ奴らに見つかるか分からない」

少年「それと――」

ズズン…

少年「!? 奴らもうここまで――」

少年「早く行くんだ『ゴーカイレッド』!」

少年「『アニマリウム』を頼んだよ!」



……

↓2 どこまで戻る?
1 >>640
2 >>661
3その他(【35日目】の内であればどこでも良いけれど……)

>>640からリトライ】

俺ゴーオンシルバー(強いな……さすが『追加戦士』系だ)

俺ゴーオンシルバー(そういえば1度使ったレンジャーキーは暫く間を置かないと再使用できないんだったな)

俺ゴーオンシルバー(ここで変身を解くのは惜しい。この姿のまま進もう)

俺ゴーオンシルバー(っと、忘れずにバトルフランスからもレンジャーキーを奪わなきゃな)

バリッ

ジュウウゥ…

俺ゴーオンシルバー(バトルフランスのレンジャーキーゲットだ)

↓1 コンマ下一桁 次の相手は……?
0ガオレッド
9ガオシルバー
8ガオブルー
7ガオイエロー
6ガオブラック
5ガオホワイト
4バトルジャパン
3ミスアメリカ
2バトルフィーバーロボ
1バトルシャーク

ズゥン…

ズズゥ…ン…

俺ゴーオンシルバー「何だ……あの音……」

メキメキメキメキッ

ズゥン…ズゥン、ズゥンズンッズンッズンッ――

俺ゴーオンシルバー「近づいてくる!!」

ドオォ――――ォンッ!!

俺ゴーオンシルバー「うわッ!? 突っ込んで来た……」

パラパラ…

ガオブラック「この『身体』は良い……怪しい奴の気配が分かる。分かった」

ガオブラック「『鋼の猛牛・ガオブラック』……海賊戦隊を発見。攻撃する」

俺ゴーオンシルバー「戦うのは避けられないようだな。手短に済ませてくれよ!」

↓1 コンマ下一桁
0987:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
654:拮抗!
321:ガオブラックの攻撃!
ゾロ目:ガオブラック撃破!

俺ゴーオンシルバー(今更ひとりに手間取る俺じゃない!)

俺ゴーオンシルバー(俺には師匠との特訓とスーパー戦隊の力がある!)

俺ゴーオンシルバー(力任せの攻撃なんか当たらないんだよ!)

スッ

ガオブラック「攻撃失敗……ぬかったか」

ズバッ!!

ガオブラック「グ……!」バチ…ッ

↓1 コンマ下一桁
09876:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
54:拮抗!
321:ガオブラックの攻撃!
ゾロ目:ガオブラック撃破!

俺ゴーオンシルバー(急所が人間と同じなら狙うなら)

ドス――

ガオブラック「ぬ……!?」

俺ゴーオンシルバー(頸……っ)

ギギギ…

ガオブラック「ごばっ」

ドサ…

俺ゴーオンシルバー(嫌な感覚だ……スーパー戦隊っていつもこんな思いしながら戦ってたのかな)

俺ゴーオンシルバー(撤退するであろう撃破すべき人数は後3人)

俺ゴーオンシルバー(このガオブラックのレンジャーキーを使って行動した方がいいか?)

↓2
1もう既に俺がアニマリウムに来ていることを奴らは知ってるかもしれない。変装しても無駄だろう。このまま進む
2変装していけば確実に最初の一撃を与えられる。ガオブラックの姿を借りていこう
3その他(記述安価)

2

>>687
悪いがsageて参加してくれ。
書き込み欄のメールの脇にあるsageの項目をチェックだ。メール欄に半角英数字でsageでも良い

ビーッ!! ビーッ!! ビーッ!! ビーッ!!

俺ゴーオンシルバー(なんだ……この音は!?)

『侵入者発見 侵入者発見 各自適宜連絡を取り合い居場所を確認せよ』

俺ゴーオンシルバー(どうやら俺の存在が知られたようだな)

俺ゴーオンシルバー(そういえばガオブラックはさっき『海賊戦隊を発見』と言っていた気がする)

俺ゴーオンシルバー(不意打ち作戦は出来そうにないな……この姿のままで行くしかない)

↓1 コンマ下一桁 次の相手は……?
09ガオレッド
8ガオシルバー
7ガオブルー
6ガオイエロー
5ガオホワイト
4バトルジャパン
3ミスアメリカ
2バトルフィーバーロボ
1バトルシャーク

ヒュ――ンッ

シュタッ

ガオイエロー「『孤高の荒鷲・ガオイエロー』」

俺ゴーオンシルバー「わざわざ名乗るのは趣味なのか?」

ガオイエロー「この称号こそ我が名誉、それだけのこと」

ガオイエロー「スーパー戦隊であることに誇りを持つのは当然のこと。我等『百獣戦隊』は皆そう」

俺ゴーオンシルバー「偽物風情がカッコつけて……!」

ガオイエロー「侵入者、切り捨てるまで」

↓1 コンマ下一桁
0987:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
654:拮抗
321:ガオイエローの攻撃!
ゾロ目:ガオイエロー撃破!



ガオイエロー「フン……」

俺ゴーオンシルバー(勝負は互角……それに俺達はタイプが同じ!)

俺ゴーオンシルバー(ゴーオンシルバーもガオイエローも空を飛ぶタイプの戦士)

俺ゴーオンシルバー(『追加戦士』の俺の出力が僅かに勝っているが決め手にはならない)

俺ゴーオンシルバー(どうにかしてまず一撃を入れたい……!)

↓1 コンマ下一桁
098765:俺ゴーオンシルバーの『シャイニングダガー』で目くらましさせて攻撃だ!
4321:ガオイエローの『イーグルキック』だ!
ゾロ目:ガオイエロー撃破!

俺ゴーオンシルバー(そうだ!)

俺ゴーオンシルバー「『ミッション4』」パチ、パチ

ガオイエロー「?」

カッ!!

ガオイエロー「っ!」ズサ

俺ゴーオンシルバー「逃がさない! 『シャイニングダガー』だッ!」

ズバァッ!!

ガオイエロー「な……ッ!?」

俺ゴーオンシルバー(ガオイエローには飛び道具が少ない)

俺ゴーオンシルバー(ゴーオンウィングスの目くらましから斬撃コンボ『シャイニングダガー』に対抗する術がないんだ!)

俺ゴーオンシルバー(うまくいってよかった!)

↓1 コンマ下一桁
09876:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
54:拮抗!
321:ガオイエローの攻撃!
ゾロ目:ガオイエロー撃破!

俺ゴーオンシルバー(明らかに距離を置くようになった)

俺ゴーオンシルバー(攻撃しにくいな……)

俺ゴーオンシルバー(そうだ)

俺ゴーオンシルバー「おい! ガオイエロー!」

ガオイエロー「……」

俺ゴーオンシルバー「お前負けたことないんだろ」

ガオイエロー「っ!」

俺ゴーオンシルバー「だから動揺して逃げるようになった……負けるのを恐れて。そうだろ!」

ガオイエロー「黙って言わせておけば……」

俺ゴーオンシルバー(挑発に乗ってくれた。これも前にやられた戦隊から学んだ技)

俺ゴーオンシルバー(気分は良くないがこれも攻撃の手段の1つってところか?)

ガオイエロー「はァ―――――――ッ!!」ヒュウウゥゥゥ…!!

俺ゴーオンシルバー(こっちから来てくれた!)

↓1コンマ下一桁
098765:ガオイエロー撃破!
4:拮抗
321:ガオイエローの攻撃!
ゾロ目:ガオイエロー撃破! そして――?

ズブ…シュ…ッ!

俺ゴーオンシルバー「く……」

ガオイエロー「油断したな、海賊戦隊。その手の技で己を倒そうとは笑わせてくれる」

ガオイエロー「誇り高き戦士にそのような手など不要……っ!」

ガオイエロー「来い!」

↓1コンマ下一桁
09876:ガオイエロー撃破!
54:拮抗
321:ガオイエローの攻撃!
ゾロ目:ガオイエロー撃破! そして――?



ガオイエロー「……っ」ドサ…

俺ゴーオンシルバー「偽物なんかに説教される覚えはないんだよ」

ガオイエロー「……クク」

俺ゴーオンシルバー「?」

ガオイエロー「同じではないか」

俺ゴーオンシルバー「何言ってんだ……?」

ガオイエロー「貴様も我々も偽物同……士……」ガク

俺ゴーオンシルバー「……」

俺ゴーオンシルバー(後2人か……)

ガオイエロー「」ザザ…

俺ゴーオンシルバー(ん? ガオイエローから何か聞こえる。通信か?)

『こちら……ザザ……目標地点到達……包囲完了……座標は……加勢求む』

俺ゴーオンシルバー(目標地点? 包囲……? なんだか分からないが……マズそうだ)

俺ゴーオンシルバー「ナビィ、聞こえたか!? さっきの通信の座標を出してくれ!」

ナビィ『オッケー! モバイレーツの表示に従って、そっちへ向かってくれ!』

俺ゴーオンシルバー「分かった!」

俺ゴーオンシルバー(嫌な予感がするな……)

↓1 コンマ下一桁判定 座標にいたのは
09ガオレッドとガオシルバー
87ガオレッドとガオブルー
65ガオレッドとガオホワイト
43ガオレッドとバトルジャパン
21ガオレッドとミスアメリカ



俺ゴーオンシルバー「あれは!」


ガオレッド「……手強いな」

ミスアメリカ「えぇ、本当に」


俺ゴーオンシルバー(ガオレッドとミスアメリカ、そして数十人の統合戦隊政府の兵士!)

俺ゴーオンシルバー(そいつらが戦っている相手は――)

俺ゴーオンシルバー(ガオライオン! ガオレッドの本来のパートナーパワーアニマル!)

ナビィ『ガオライオンはパワーアニマルのリーダーだ。アイツが落とされちまったらアニマリウムは壊滅だぜ……助けてやらないと!』

俺ゴーオンシルバー「当たり前だろ!」ダッ!!

俺ゴーオンシルバー「待てっ!」

ガオレッド「ん……? 私達は忙しいんだ後にしてくれ『海賊戦隊』」

俺ゴーオンシルバー「そういう訳にはいかねぇっ! ガオライオンの攻撃をやめろ! って言ってやめるわきゃないだろうが!」

俺ゴーオンシルバー「そもそもガオライオンはアンタの……いや今は違うだろうけどパートナーだろ! なんでそんなことを!」

ガオレッド「致し方ない犠牲だよ。それにガオライオン私達がどれだけ攻撃しても死ぬことはない」

俺ゴーオンシルバー「えっ!?」

ガオレッド「パワーアニマルは聖なる獣。しかしそれが邪気……つまり憎しみや哀しみ、怒りに染まる時――」

ガオレッド「『魔獣』へと変わる」

ガオレッド「これ程愛した地球の民や共に戦った仲間の皮を被った偽物に攻撃され、ガオライオンはとても苦しんでいる」

ガオレッド「もうすぐなのだ、もうすぐ――」

ガオレッド「それに『魔獣』になってもらった方が我々にとっても扱いやすくてよいのだよ」

俺ゴーオンシルバー「外道が……!」

ガオレッド「そういうことだ。まあ相手は後でしてやるから、そこで見ていたまえ」

俺ゴーオンシルバー「そんな……そんなバカな話……ッあるもんかよッ!」

↓1 コンマ下一桁 ※攻撃先を指定すると攻撃成功時にその相手に攻撃できるぞ
0987:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
6:拮抗!
54321:ガオレッド・ミスアメリカの攻撃!
ゾロ目:ミスアメリカ撃破!

ドガッ――

ミスアメリカ「」ドサ…

俺ゴーオンシルバー「これで俺の方を見てくれるか……ガオレッド?」

ガオレッド「一撃とは……恐れいったよ。狂戦士……いや、獣のようだな」

ガオレッド「分かった。かかって来ると良い。こちらも手は抜かないが……」

俺ゴーオンシルバー「偉ぶりやがって! そういうのが気に食わないんだよ!」

↓1 コンマ下一桁
09876:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
5:拮抗!
4321:ガオレッドの攻撃!
ゾロ目:ガオレッドに大ダメージ!

俺ゴーオンシルバー「ダァア――ッ!!」

キンッ!!

ガオレッド「思っていたよりやるようだな。しかし――」 

ガオレッド「私を倒すまでの間、ガオライオンが『魔獣』になってしまったら……どうする?」

俺ゴーオンシルバー「その前に倒すまでだ!」

ガオレッド「面白い。やってみると良い」

↓1
↓1 コンマ下一桁
098765:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
4:拮抗!
321:ガオレッドの攻撃!
ゾロ目:ガオレッドに大ダメージ!

俺ゴーオンシルバー「はッ!」

ギィンッ…!!

俺ゴーオンシルバー「やったか……?」

ガオレッド「ハァ……ハァ……なるほど……聞いていたよりだいぶ強い」

俺ゴーオンシルバー(効いてはいるが……何故か余裕だ)

俺ゴーオンシルバー(ガオライオンを魔獣になりきる前にガオレッドを止めないと――!)

俺ゴーオンシルバー(間に合ってくれ……!)

↓1 コンマ下一桁
0987654:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
3:拮抗!
21:ガオレッドの攻撃!
ゾロ目:ガオレッド撃破!

俺ゴーオンシルバー「ふンッ……!」

ズバァッ

ガオレッド「ク……!」ヨロ…

俺ゴーオンシルバー(次の一撃で決めれば……!)

ガオレッド「ま、待て……」

俺ゴーオンシルバー「待つかアアアアアッ!」

↓1 コンマ下一桁
0987654:ガオレッド撃破!
32:拮抗! ガオライオン魔獣化
1:ガオレッドの攻撃! ガオライオン魔獣化
ゾロ目:ガオレッド撃破! そして……!

俺ゴーオンシルバー「終わりだ! ガオレッド――ッ!!」

ガオレッド「ガオライオン! 私に力を――」



ガオレッド「」ドサ…

俺ゴーオンシルバー(難なく勝てたな……それにガオライオンは……)

ガオライオン「ガオオオオン…ッ」

統合戦隊政府兵士「ぎゃっ」「退避! 退避ー!」「ガオレッドがやられた!」

俺ゴーオンシルバー(正気に戻ったようだ。兵士達も逃げていく)

ゴオン… ゴオン…

俺ゴーオンシルバー(バトルシャークが飛んでいく! 作戦は失敗したようだ。良かった!)

俺ゴーオンシルバー(空も晴れていく……アニマリウムも多分これで――)

テトム『ゴーカイレッド、アニマリウムを救ってくれて本当にありがとうございます』

テトム『しかし全て元通りという訳にはいきません』

テトム『アニマリウムもパワーアニマル達も偽の戦隊によってたくさん傷付けられました』

テトム『傷付いた大地とパワーアニマルが癒やされるまで時間がかかるでしょう』

テトム『この空間を『荒神様』によって強固な結界を張ってもらい一度誰もアクセスすることができないようにします』

テトム『貴方が受け継いだガオレンジャーの力も十分には発揮されないでしょうが、アニマリウムが復活した暁には彼らもきっと――』

俺ゴーオンシルバー「分かりました。その時が来たら、助けてください。それまで休んでいてください」

俺ゴーオンシルバー「それまでは俺に任せてください」

テトム『えぇ……ありがとう。ガオレンジャーが救った地球を頼みます』スゥ…


俺ゴーオンシルバー「……よし、帰ろうナビィ」

ナビィ『そうだな! よくやったぜ『俺』!』



――統合戦隊政府 本部

【戦隊リーダー会議】

アカレンジャー「知っての通り、今日5人が海賊戦隊によってやられた」

アカレンジャー「『ガオレッド』『ガオイエロー』『ガオブラック』『バトルフランス』『ミスアメリカ』」

アカレンジャー「天空島アニマリウム侵攻を中止とする。パワーアニマルの捕獲も諦めることとしよう」

戦闘部門担当バルイーグル「他の侵攻作戦は?」

アカレンジャー「急いでくれ。特にルパンコレクションは戦隊が保持していた物以外もくまなく探せ。『奴』は想像以上に強くなっている」

アカレンジャー「レッドホーク、『Oプロジェクト』の方は」

特殊作戦技術開発部門兼航空局長官レッドホーク(以下レッドホーク)「は、はイっ。プロトタイプは完成しましたが……データの方が少なく……」

アカレンジャー「戦闘データがまだ足りないと言うのか」

レッドホーク「いえ、あの、は、はい……恐縮ながら。我々の持つ戦闘データというものは地球に来てからのもの。海賊戦隊が現れるまでの戦闘は武装した人間相手。参考にならぬほどの戦闘差がありました故……」

レッドホーク「いえ! スミマセン!」

アカレンジャー「いや、分かった。もっと戦隊の戦闘データが取りたいのならば――」

アカレンジャー「『これ』を使おう」

ザワ…

「これはまさか」「なぜ長官がこれを」「確かに使えるだろうが……」

アカレンジャー「海賊戦隊は勘違いしているようだが……」

アカレンジャー「何も『レンジャーキー』を持っているのは奴らだけではない」

アカレンジャー「レッドホーク」

レッドホーク「ハッ!」

アカレンジャー「これを使った作戦を戦略部門のビッグワンと考えよ。そしてそのデータからプロジェクトを進めるものを取り出せば良い。だろう?」

レッドホーク「は、はい!」

アカレンジャー「それでは『1つ』……貸してやる」

レッドホーク「ありがとうございます長官!」

アカレンジャー「失敗は……許されんぞ」

レッドホーク「ハッ! もっ、もちろん!」

俺(今日手に入れたレンジャーキーは5本)

俺(ガオレンジャーのレンジャーキーは十分な威力が発せられないらしいけど、とにかく取り戻せて良かった)

俺(感謝までされちゃって……少しうれしいな)

俺(敵を攻撃する感触にはまだ慣れないけど、スーパー戦隊になれて良かった)

俺(俺、最近スゲー充実してるよ)

俺(今まであんなにうまくいかない毎日だったのに)

俺(今、俺世界救っちゃってるんだぜ!)

俺(へへ……)

俺「ぐー……ぐー……」

【35日目 終了】



……

ガオイエロー「貴様も我々も偽物同……士……」

つづく

再開

【今持ってるレンジャーキー】
バトルフィーバーJ:バトルフランス、バトルコサック、バトルケニア、ミスアメリカ
ガオレンジャー:ガオレッド、ガオイエロー、ガオブラック
ゴーオンジャー:ゴーオンシルバー
パトレンジャー:パトレン2号
その他:X1マスク

【36日目】

俺「カーチャン、昨日の『スーパーヒーロータイム』の録画見させて」

カーチャン「あいよ」ポチ

TV『スーパーヒーロータイム! 本日は――』



俺(今週の日曜日は特に気になる出来事はないみたいだな)

俺(殉職した戦隊の追悼番組になってる)

俺(それ……俺がやったものだし、そのやられた奴も偽物なんだけど)

俺(みんな知らないんだよな)

俺(でも俺には味方がいないわけじゃない。カーチャン、師匠、大鷲さん、反戦隊同盟の人達)

俺(今は少なすぎるけれど……みんないつか気付いてくれるはずだ)



カーチャン「さーて今週の【おねがい! カーチャン】の時間だヨ!」

カーチャン「先週はゴーカイサーベルを作ったんだったね」

カーチャン「今週は何をすればいいんだい?」

カーチャン「カーチャン、頑張るよオ〜!」

↓2
1ゴーカイサーベルを開発
2ゴーカイガンを開発
3その他(記述安価)

カーチャン「ゴーカイガンの開発をすればいいんだネ! カーチャン頑張るよオ!」

俺(もしかしたら俺にも仲間も増えるかもしれない。その為にも仲間が持つ武器を作り置きしてもらうのも良いかもしれないな)

*

TV『先日に引き続き『ゴウカイジャ』の被害が出ています』

TV『テーマパークとして開発を進めていた『ガオレッド』含む5名が殉職』

TV『統合戦隊政府は『警戒レベル2』の継続をすることを発表』

TV『更に統合戦隊戦隊ら『ゴウカイジャ』の潜伏先を『日本』と発表。日本国中に不安の声が上がっています』

TV『人間として潜伏している可能性も考えられており、何か怪しいと思うことがありましたらお近くの警察にご相談ください』

俺(……すっかり悪者だな、俺)


↓2 今日は何をする?
1開発
2戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
3ビークル教習所に通う
3スナイパーに会う
4ナビィに何か聞く(記述安価)
5居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
6その他(記述安価)

――ビークル教習所

俺(来たぜ……『ビークル教習所』)

俺(ここは普通車の運転の他、統合戦隊政府が作ったマシンなんかを動かす技術を教えてもくれる)

俺(統合戦隊政府、特に兵科に入る時は必要な免許なんだよな)

俺(一般人がスーパー戦隊に近づくには一番手っ取り早い方法なんだ)

俺(俺なんかは過程すっ飛ばして戦隊になっちゃったけどな……)

「『俺』さーん、教室の方へどうぞ〜」

俺「あ、はーい」

俺(まずはテキストとか授業か……)

ガヤガヤ

俺(人はそこそこいるな)
 
俺(おっ、教官が来たぞ)

?「皆よく集まってくれた」

俺(!?)

天狗面教官「本か……私は君達の教官となるものだ! よろしく!」

俺(怪しすぎる)

天狗面教官「それではテキスト2ページから行くぞ」

俺(皆なんでおかしいと思ってないんだ!? おかしいのは俺か!?)

【36日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンの開発分

【37日目】

俺(昨日の教習所の教官、明らかに変なヤツだったな)

俺(でも他の奴らは全く気づかなかったし)

俺(いや、でも、うーん?)

俺(やっぱり俺がおかしいのか?)

俺(考えるだけムダか……)

↓2 今日は何をする?
1開発(ゴーカイガン進捗4%)
2戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
3ビークル教習所に通う(進捗1%)
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

――教習所

天狗面教官「今日も本か……私の講義が始まるぞ。席に着け〜」

俺(やっぱりこの教官ヘンだ。天狗面だし、一人称がふわふわしてる)

天狗面教官「今日から君達に簡単な試験(クイズ)を受けてもらいながら授業を受けてもらう」

天狗面教官「試験(クイズ)に正解したら『進捗』にボーナスを付けてあげよう」

天狗面教官「準備はいいか?」

天狗面教官「問題!」

天狗面教官「『激走戦隊カーレンジャー』の敵『宇宙暴走族ボーゾック』の怪人が巨大化する方法は――」

ピンポン!!

俺「芋長の芋ようかんを食べさせる!」

天狗面教官「……」


パ ア ン !


俺「!!」

天狗面教官「判断が速い」

俺(だからってビンタしなくても……)

天狗面教官「『激走戦隊カーレンジャー』の敵『宇宙暴走族ボーゾック』の怪人が巨大化する方法は、芋長の芋ようかんを食べさせる、ですが〜」

天狗面教官「逆に縮小してしまったのはどこのお店で買った芋ようかんでしょ〜か?」

↓2
1セブンイレ○ン
2ファミリーマ○ト
3コ○ストア

俺「ファミリーマ○ト!」

天狗面教官「正解!」

天狗面教官「ちなみに『コ○ストア』は2016年に『ファミリーマ○ト』傘下になってしまった。残念だ!」

天狗面教官「では試験に正解した君には進捗更に5%あげよう!」

俺「あ、ありがとうございます」

【37日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンの開発分

【38日目】

俺「ふンッ! はっ!」

カーチャン「自主練お疲れ様。ご飯できたヨ」

俺「カーチャンありがと」

俺「」モグモグ…

俺(今週は比較的平和だな……ほんとに何も起こらないんだよな?)

俺(ひさしぶりにゆっくり日曜日を過ごせそうだ)

↓2 今日は何をする?
1開発(ゴーカイガン進捗6%)
2戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
3ビークル教習所に通う(進捗8%)
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

――教習所

天狗面教官「コラ〜ッ! 本か……私の許可なく講義中携帯をイジってはイカーン!」

俺(許可あればいいのか?)

天狗面教官「さて、今日も簡単な試験を行うぞ。皆、解けるかな?」

天狗面教官「問題!」デデン!

天狗面教官「『百獣戦隊ガオレンジャー』の『ガオゴッド』の化身『風太郎』は今流行のアイドルにそっくりだと言う」

天狗面教官「それはどのアイドルのメンバーに似てる?」

↓2
1Nizi○
2Sn○w Man
3HeySayJ○MP

俺「HeySayJ○MP!」

天狗面教官「正解!」

天狗面教官「HeySayJ○MPの有○大○に似ている気がするな!」

天狗面教官「ちなみに『ガオゴッド』のことも勉強してもらおう」

天狗面教官「『ガオゴッド』とは1000年前から存在している『精霊王』の1人だ」

天狗面教官「現在どうやら行方不明になっているようだが……」

俺「……」

天狗面教官「ともあれ正解した君には『10%』のボーナスを付けてあげよう」

【38日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンの開発分

【39日目】

カーチャン「今日はなんだか調子がいいねえ」

カーチャン「カーチャンの秘訣はアンタが元気でいてくれることだヨ」

カーチャン「少し不謹慎かもしれないけれど、カーチャンはアンタがスーパー戦隊になってくれて良かったと思ってンだヨ!」

カーチャン「それと比べれば世界の存亡なんて小さいもんさね」

カーチャン「例えアンタが魔王になってもカーチャンは着いていくつもりだよ!」

俺「愛されすぎだなあ……ま、ありがたいけど」

↓2 今日は何をする?
1開発(ゴーカイガン進捗10%) ※今日はカーチャンの調子が良いようだ!
2戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
3ビークル教習所に通う(進捗26%)
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

――教習所

天狗面教官「今日も講義を始めるぞ!」

俺(講義内容自体は普通なんだよな……)



天狗面教官「さて、今日も試験を行うぞ! 問題に正解したら『5%』のボーナスをあげよう」

天狗面教官「問題!」デデン!!

天狗面教官「スーパー戦隊が生まれた国は――」

俺「日本!」


パ ア ン!


天狗面教官「判断が早い」

俺(なんなんだこの流れ)

天狗面教官「スーパー戦隊が生まれた国は日本ですが〜」

天狗面教官「スーパー戦隊の人気では海外でも高く、その活躍はリメイクされ放送されている」

天狗面教官「その題名はな〜んだ?」

↓2
1Mighty Morphin Power Rangers
2Big Bad Beetleborgs
3Superhuman Samurai Syber Squad

俺「Mighty Morphin Power Rangers!」

天狗面教官「正解!」

天狗面教官「ハリウッド映画化もされた有名作だ」

天狗面教官「他の2つは上から『重甲ビーファイター』『ビーファイターカブト』」

天狗面教官「『電光超人グリッドマン』のリメイクだ」

天狗面教官「そちらの2つはスーパー戦隊のように事実を元にした再現番組じゃないぞ!」

「当たり前だろ〜教官」「そこまでバカじゃねーよ!」「なめすぎ〜」

天狗面教官「……」

【39日目 終了】


↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンの開発分 ※本日ボーナス有り

【40日目】

俺「そうだ、ナビィ」

ナビィ『どうした?』

俺「一度使ったレンジャーキーは同じ日に使えないと言ってけど、何日置けばまた使えるようになるんだ?」

ナビィ『次の日には使えるようになるぜ』

俺「そうか……分かった」

俺(そう何日も待たないと使えない……なんてわけじゃなくて良かった)

↓2 今日は何をする?
1開発(ゴーカイガン進捗20%) ※今日はカーチャンの調子が良いようだ!
2戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
3ビークル教習所に通う(進捗33%)
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

――教習所

俺(退屈な講義だな〜……)

俺(試験も簡単なものばかりだし)

天狗面教官「今日も試験を行うぞ」

天狗面教官「秘密防衛機構イーグル関東支部を襲った者は次の内誰だ?」

↓2
1黄金仮面
2武者仮面
3鉄輪仮面

俺「黄金仮面!」

天狗面教官「正解! よく知っているな!」

俺(イーグル隊員の息子でもあるしなあ……)

「こいついっつも当ててるな」「スーパー戦隊オタク乙 」

俺「」ショボン

天狗面教官「気にするな青年。スーパー戦隊は素晴らしいものだ」

天狗面教官「その知識、誇るといい。知識は無駄にはならない」

天狗面教官「そして後世にも彼らの戦いを覚えておいてほしい」

天狗面教官「……」

シーン

俺(フォローしてくれたのは嬉しいけど場がしらけちゃったぞ……)

天狗面教官「た、たはは」ショボン

俺(教官が落ち込んじゃったよ)

天狗面教官「とりあえず『俺』くんに『10%』ボーナスだ」ションボリ

【40日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンの開発分

つづく

再開

【41日目】

俺(平和だな〜……)

俺(今週は教習所に通い詰めていたし)

俺(先週までがウソみたいだ)

俺(今まではこうやってぼーっとして過ごすのが普通だったんだけどな)

俺(今じゃ逆に落ち着かないぜ。ヘンな話だけどさ……)

↓2 今日は何をする?
1開発(ゴーカイガン進捗29%) ※今日はカーチャンの調子が良いようだ!
2戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル2】 2人以上との戦闘になるので気をつけて!
3ビークル教習所に通う(進捗52%)
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル2】3人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

――教習所

天狗面教官「今日から技能実習だ。施設内のマシンを使って運転をしてみるぞ!」

俺(ワクワクするな……)

天狗面教官「このマシンを動かしてもらう!」

俺「おお……かっこいい」

天狗面教官「実習用マシンだ。簡易だがロボ形態にも変形できる」

天狗面教官「ここで技能を身に着ければ運転業務の他、宇宙開発作業までできるようになる」

天狗面教官「ハードルは高いが君は勉強熱心。やってできないことはないはず! やってみよう!」

俺(俺にできるかな〜)

俺(いや、教習所行く前にバードガルーダ操縦してたけど……)

天狗面教官「その前に試験(クイズ)だ!」

天狗面教官「スーパー戦隊の戦士達にはよく似た顔の人達がいる!」

天狗面教官「無論他人の空似なのだが……」

天狗面教官「そこで問題!」

天狗面教官「より多くの戦隊に変身した人(他人の空似だけど)は次の内どーれだ?」

↓2
1宮○洋
2大葉健○
3松本○也

俺「大葉健○さん!」

天狗面教官「正解!」

天狗面教官「大葉健○さんはバトルケニア、デンジブルー、そしてシュリケンジャーに似ている気がするな!」

天狗面教官「シュリケンジャーは変装の名人、色々な顔を持つから注意しよう!」

天狗面教官「宮○洋さんはアオレンジャー、ビッグワンに似ている」

天狗面教官「そして松本○也さんはマジイエロー、ビートバスターに似ているな!」

天狗面教官「正解した君には『10%』のボーナスをあげよう」

天狗面教官「さて、マシンを走らせるぞ!」

俺「はい!」ガチャ


パ ア ン !


俺「!!」

天狗面教官「アクセルを踏むのが早い」

天狗面教官「急発進はダメ! 『俺』くん減点!」

俺「うらら〜……」

【41日目 終了】

【40日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定

↓2 コンマ下一桁判定 ※カーチャンの開発分

宮○洋さんはオーレンジャーにも出てなかったけ?

パ ア ン

>>816「!!」

天狗面教官「より多くの戦隊に『変身した人(他人の空似だけど)』は次の内どーれだ? だ!」

天狗面教官「試験頻出問題だ。覚えておきなさい」カキカキ…

俺(他の人にもビンタやってるんだ……)

【42日目(日曜日)】

俺(ホントに何も起きないな……こんな暇な日曜日は初めてだ)ゴロ

俺(自主練でもして過ごすか)

俺(でも最近、俺ン家の庭狭く感じるんだよなあ)

俺(もっと広い『ジム』みたいな場所があればいいのに)

俺(あっ! 道場跡だったら――)



俺(取り壊されていた)

↓2 今日は何をする?
1開発(ゴーカイガン進捗38%) ※今日はカーチャンの調子が良いようだ!
2戦隊に戦いを挑む ※【警戒レベル3】 3人以上との戦闘になるので気をつけて!
3ビークル教習所に通う(進捗67%)
4スナイパーに会う
5ナビィに何か聞く(記述安価)
6居場所に心当たりのある戦隊を探しに行く ※【警戒レベル3】4人以上との戦闘になるので気をつけて!
7その他(記述安価)

――教習所

俺「よっ、ほっ」

ブウウウウン…

天狗面教官「ウム、悪くない走り方だ」

俺「右、左、右……」

俺「内輪差にも気をつけて……」

天狗面教官「よしよし」

天狗面教官「さて、最後に軽い試験を行おう」

天狗面教官「統合戦隊政府が【365日目】に行う『記念式典』に先駆けて行う巨大プロジェクトについてだ」

天狗面教官「太平洋を横断するビークル専用の橋、『スーパー戦隊ブリッジ』の完成はいつか知っているか?」

俺「確か……【182日目】でしたね」

天狗面教官「そうだ。それができれば今までビークル基地の多い日本から各国に到着するまで空輸しなければいけなかった陸走ビークルもそれを走って救助や鎮圧に迎えるのだ」

俺「それは……便利ですね」

天狗面教官「ああ。ビークルが走れるよう世界中に動線が生まれるんだ。便利だな……」

天狗面教官「……」

俺(今日はボーナス無しか)

↓1 コンマ下一桁判定

俺「ありがとうございましたー」

天狗面教官「ウム、気をつけて帰るんだぞ」

俺(帰りにカーチャンからお使い頼まれてたんだったな)

俺(野菜と……ゴーカイガン作るための材料……)

俺(まずはホームセンターからだな)



俺(そろそろ着きそうだ。カーチャンにもメールしておこう)ポチポチ

……ガァンッ

俺(……)ポチポチ

…ズガガガ…

俺(工事か?)ポチポチ

ドガガガガガ!!!

俺「うわァ―――――ッ!」

俺(ビルが崩落してくる!?)

パラパラパラ…

俺(いてて……俺はなんとか避けられたけど――)

「助けて……」「痛い……」「おかーさーん! おかーさーん!」

俺(怪我人がたくさん出ているぞ)

俺(助けないと――)

俺(それに一体何が起きて……)


?「グァアアアアアアア!!!」ズガガガ


俺(暴れている奴がいる……!)

俺(あれは!?)

ナビィ『アイツは『デスリュウジャー』! 『キョウリュウジャー』の敵だ!』


デスリュウジャー「グァアアアアアアア!! オオオオォッ!!」ドガァン!!

俺「ナビィ、なんでキョウリュウジャーの敵が復活してるんだ!?」ヒソヒソ

ナビィ『オイラに聞かれてもさっぱりだよ! まずは周りの人を避難させないと!』

俺「分かってるって――」

「あっ!」「見て!」「あれは!」

キョウリュウレッド「出たッスね、『宇宙海賊ゴウカイジャ』が遣わした悪の戦士デスリュウジャー!!」

キョウリュウブルー「街の平和を乱す悪は俺達が許さねェ!」

キョウリュウグリーン「相手してやるよ」

キョウリュウブラック「土手っ腹に風穴開けたらァよ!」

キョウリュウピンク「ちょっと、ブラック」

キョウリュウブラック「スマンな」

キョウリュウゴールド「さあ、始めよう」

「「「「「「史上最強のブレイブ! 獣電戦隊! キョウリュウジャー!」」」」」」

キョウリュウレッド「さーて……荒らすッスよ〜……!」


俺(なんか違う。それに俺のせいにされてるし)

「キョウリュウジャーだ!」「もう安心だ!」「みんな早く逃げよう!」

「がんばれキョウリュウジャー! ゴウカイジャの手下をやっつけろ!」

ワアアアァァ――!

俺「……」

ドガァン!!

ズズゥン――

ドッカアァ――ンッッッツ!!

俺「うわっ! あいつら民間人お構いなしに戦ってやがる!」

俺(普通民間人の避難が先だろ……このままじゃ戦闘に巻き込まれちまう!)

俺(せめて周りの人だけでも!)

俺「みんなー! こっちが安全だー! 建物がない開けた方へ向かいましょー!」

「こっちだってよ!」「急げー!」「ぼくもうちょっとキョウリュウジャー見てたーい」

俺「いそげーっ! 安全な方はこっちー!」

俺(みんな避難できたようだな……)

俺(統合戦隊政府の自作自演か……全部俺のせいにするつもりらしい)

俺(このままじゃ街がめちゃくちゃだ。俺が何もしない訳には行かないよな!)

↓3 どうする?
1少ない方から叩く! デスリュウジャーを集中して攻撃!
2キョウリュウジャーもデスリュウジャーもどっちも相手にしてやる!
3師匠、力を貸してください! X1マスクに変身! オーラパワーで戦況を把握する
4その他(記述安価)

俺(どうせどっちも敵だ……! なら狙うのは少ないデスリュウジャーの方だ!)

デスリュウジャー「グァアアアアアアア!! ウ……グ…グ……」

俺「……?」

俺(まあいい。この瓦礫だらけの中、カメラみたいなのは機能していない)

俺(更に人影の無いところで――)

俺「ゴーカイチェンジ」ボソ

カッ!!

俺ゴーカイレッド「ハッ!」スタッ!!

キョウリュウレッド「『ゴウカイジャ』! 来ると思ってたッス!」

俺ゴーカイレッド「来るなら来い! どっちも倒してやる!」

俺ゴーカイレッド「でも先に狙うのは――」

俺ゴーカイレッド「デスリュウジャー!」

キョウリュウレッド「……」

キョウリュウレッド「……皆、分かってるッスね?」

「「「「「了解」」」」」

俺ゴーカイレッド(恐らくキョウリュウジャーとデスリュウジャーのどちらにも狙われる。圧倒的不利! でも負けられないんだ!)

↓1コンマ下一桁
0:俺ゴーカイレッドの攻撃!
9:拮抗!
87654321:キョウリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:デスリュウジャーに大ダメージ!

キン――ッ!

キョウリュウレッド「中々ヤるッスね……戦闘員じゃないとは言えガオレッドを倒すだけある」

俺ゴーカイレッド(いや……ギリギリだな……マジでマズイぞ)

俺ゴーカイレッド(1対7をさばくのはムリだって!)

キョウリュウブラック「ワシに任せィ!」

キョウリュウブラック「『ガブリンチョ』! 『パラサガン』! 『バモラ・ムーチョ』!」ギュウウゥ――

俺ゴーカイレッド「マズいっ必殺技だ!?」

↓2どうする?
1『ファイナルウェーブ』で迎撃! 逆に大ダメージを与えてやる!
2『ゴーオンシルバー』に変身! 飛んで避けてやる!
3その他(記述安価)

俺ゴーカイレッド(逃げたって仕方ねぇ……!)

俺ゴーカイレッド(『ファイナルウェーブ』で迎撃してやる!)

俺ゴーカイレッド(しかしどのレンジャーキーを使えばいい!?)

俺ゴーカイレッド(どうやらレンジャーキーによって放てる技の種類が変わってくるらしい)

俺ゴーカイレッド(キョウリュウブラックは銃使い。それなら俺は――)

↓2 どれを使う!?

【今持ってるレンジャーキー】
バトルフィーバーJ:バトルフランス、バトルコサック、バトルケニア、ミスアメリカ
ガオレンジャー:ガオレッド、ガオイエロー、ガオブラック
ゴーオンジャー:ゴーオンシルバー
ゴーカイジャー:ゴーカイレッド※特別に1回だけ使えます
パトレンジャー:パトレン2号
その他:X1マスク

俺ゴーカイレッド(俺が使うのは『パトレン2号』のキー!)

俺ゴーカイレッド(どちらも銃使い……! 対抗できるはず)

俺ゴーカイレッド「『パァートレンジャー』! 『ファイナルウェーイブ』!」カチッ

俺ゴーカイレッド「これでェ――ッ!!」

バァァァ――――ッ!!

↓1コンマ下一桁
09876:キョウリュウに大ダメージ!
54321:俺にダメージ…
ゾロ目:キョウリュウブラック撃破!

キョウリュウブラック「ギャアッ!」ドガァ――ッ!!

キョウリュウピンク「ブラック!」

俺ゴーカイレッド「や、やった……!」

俺ゴーカイレッド(出力的には俺の方が勝っていた)

俺ゴーカイレッド(ファイナルウェーブは今までのどの戦隊の技より強い……!)

俺ゴーカイレッド(キョウリュウブラックは後一撃で倒れそうだ……!)

デスリュウジャー「グ――」

俺ゴーカイレッド「来るか……!?」

デスリュウジャー「グオォオオオオオオンッ!!」

俺ゴーカイレッド「!!」

俺ゴーカイレッド(様子がおかしいぞ。まるで――)

俺ゴーカイレッド(苦しんでいるようだ……)

デスリュウジャー「グウゥゥrrrrrr……」

キョウリュウレッド「お、おい!」

↓1 コンマ下一桁判定 デスリュウジャーが……
0987:俺ゴーカイレッドに襲いかかってきた!
654321:キョウリュウジャーに牙を向いた!
ゾロ目:キョウリュウブラックに――

デスリュウジャー「グrrrrrァッ」

キョウリュウブラック「!」

キョウリュウレッド「チィッ! だから俺達『新作』なんかいらねェッて言ってたンスよォ!」

俺ゴーカイレッド(デスリュウジャーがキョウリュウジャーに襲いかかった!?)

俺ゴーカイレッド(どういうことだ? マッチポンプ作戦にしてはやりすぎじゃねえか?)

デスリュウジャー「グオォオオオオッ」

0987:キョウリュウブラック撃破……!
6:拮抗!
54321:キョウリュウブラックの反撃!
ゾロ目:キョウリュウブラック撃破。デスリュウジャーの暴走は止まらない……!

デスリュウジャー「グウゥゥ!!」

ガブッ

キョウリュウブラック「ガ、ァ……やめ……ろォ……あ――」

ゴキン

キョウリュウブラック「」ドチャ…

キョウリュウピンク「ひ……っ!」

デスリュウジャー「ガァアアアアッ!!」

俺ゴーカイレッド「!」

俺ゴーカイレッド(キョウリュウブラックが……殺された……!?)

俺ゴーカイレッド(明らかにキョウリュウジャーも困惑している)

俺ゴーカイレッド(本来の作戦とは違うことが起きているんだ……!)

俺()ハッ

俺ゴーカイレッド(『X1マスク』のレンジャーキー、『オーラパワー』で何かが解る気がする。変身だ……!)

カッ!!

俺X1マスク(目を閉じて感じるんだ……何が起きているのかきっと見えるはず……)

俺X1マスク(……ダメだ何も――)

俺X1マスク(!)

俺X1マスク(周りの戦隊の身体の内部が見える……!)

俺X1マスク(キョウリュウジャー……確かにそのスーツの下は人間じゃない組織に覆われている。偽物だ)

俺X1マスク(デスリュウジャーは……)

俺X1マスク(!)

俺X1マスク「人間……人間だ……デスリュウジャーの中に……人間がいる」

ナビィ『おかしいぜ。デスリュウジャーの正体は『獰猛の戦騎D』という怪人のはずだ』

ナビィ『いや……戦隊政府の奴ら……何らかの改造をして、人間にデスリュウジャーの力を与えたのかもしれねえ』

俺X1マスク「そんなことできるのか、ナビィ」

ナビィ『できるさ、戦隊の大いなる力を扱える『モバイレーツ』……それに準じた技術さえあればな……』

ナビィ『だがスーパー戦隊になるにはそれなりの『資質』や『耐性』が必要だ』

ナビィ『大体の人間に強すぎる大いなる力を与えるとあんな風に――』


デスリュウジャー「グオォオオオオオオ!!!!」

――統合戦隊政府 本部

アカレンジャー「『獣電戦隊』め、周囲お構いなしに暴れるせいで作戦地点の映像が見られない。衛星映像、回せ!」

アカレンジャー「野良犬風情に力を与えたのが間違いだったか……」

レッドホーク「し、し、しかしどうでしょう長官。1週間でここまで作り上げられたのは充分評価できるのではないでしょうか!?」

アカレンジャー「我々がスーパー戦隊から奪った力の結晶『レンジャーキー』の『未使用品(ブランク)』を地球人に与え、尖兵にする計画、か……」

アカレンジャー「まあ……悪くない。『統合戦隊政府軍』にはスーパー戦隊に志願者もいる。望み通り力を与えるのも良いかもしれない」

アカレンジャー「スーパー戦隊の尖兵は多ければ多いほど良い。『海賊戦隊』に対する囮にもなる」

アカレンジャー「今回のようなマッチポンプにも――」

『こちらメガシップ! デスリュウジャーがキョウリュウブラックを――』

レッドホーク「ひ……」ビク

アカレンジャー「――やはり暴走したか。スーパー戦隊の祖、地球人とはいえ『資格』が無ければこうなる」

アカレンジャー「メガシップ、戦闘データは」

『スーツを通して解析済です』

アカレンジャー「フム……レッドホークよ」

レッドホーク「は、はいっ!」

アカレンジャー「メガシップから得たデスリュウジャーの戦闘データを元に要再調整、暴走を抑え人格を保持したままのものを出せるようにしろ」

レッドホーク「承知致しました! ではその後の処理としましては」

アカレンジャー「大体のデータを取れたなら狂犬はもういらないだろう。殺せ」

レッドホーク「はっ。そのように伝えます」

アカレンジャー「『未使用品(ブランク)』のキーはスーパー戦隊とは言え正規兵に非ず。使えるものは全て使え。次の作戦に期待する」

レッドホーク「ありがたきお言葉……!」



……



キョウリュウレッド「……『あれ』はもういらない。ゴウカイジャ共々処分せよ……ッス」

キョウリュウゴールド「了解」

「「「「了解」」」」

俺X1マスク(戦隊に操られていた人間がいたなんてな……)

俺X1マスク(処分だって? そんなことはさせない!)

俺X1マスク(とりあえずキョウリュウジャーも半数ほど減らしたら撤退するだろう)

俺X1マスク(それまでは暴走するデスリュウジャーを守りながら戦わなきゃいけない……!)

俺X1マスク(キョウリュウジャーが撤退したらデスリュウジャーの変身を解く……! これで行こう!)

俺X1マスク(必ず助けてやるからな……!)

つづく

再開

キョウリュウグリーン「殺すぞ〜!」

俺ゴーカイレッド「血も涙もねぇ奴らめ……デスリュウジャーの中には人間がいるんだぞ!」

キョウリュウグリーン「知ってるよ〜そんなこと俺達には関係ないんだよ」

キョウリュウレッド「おれは反対したンスけどね……邪魔だから」

キョウリュウレッド「結局は使えるか使えないかのハナシ……ッスよ」

俺X1マスク(狂ってやがる……このままデスリュウジャーを殺させる訳には行かねえ!)

↓1 コンマ下一桁 ※攻撃対象を指定すると攻撃成功時、その相手に攻撃するぞ
0987:俺X1マスクの攻撃! 
6:拮抗!
54321:キョウリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:攻撃対象を撃破or大ダメージ

キョウリュウレッド「お前も死んどけッ!」

ドガァッ

俺X1マスク「く……ッ!」

俺X1マスク(キョウリュウレッド……一見ふざけてる奴に見えるが強い!)

俺X1マスク(近距離中距離遠距離と好きが無い……!)

俺X1マスク(それにキョウリュウレッドには――)

デスリュウジャー「グゥウォオオオ……!」

俺X1マスク(デスリュウジャーが動きだした!)

↓1 コンマ下一桁 デスリュウジャーは
0987:俺X1に襲いかかってきた!
654321:キョウリュウジャーに襲いかかってきた!

デスリュウジャー「グオォオオオオオオンッ!!」

俺X1マスク「うわっ! 来やがった!」

俺X1マスク(今は傷つける訳には行かないよな……避けるしかない!)

俺X1マスク(待っててくれよ……)

↓1 コンマ下一桁
09876:俺X1マスク回避
54321:回避できず
ゾロ目:俺、死亡

デスリュウジャー「ォオオオ!」

ドゴォォ――ンッ…

俺X1マスク「あぶねッ!」

俺X1マスク(当たったらただじゃ済まない攻撃……でもコイツだけは守らなきゃ!)

キョウリュウレッド「こっちもいるッスよ……!」

ババババッ

俺X1マスク「クソッ! どっちかに集中させてくれよ!」

俺X1マスク(撃破しやすい奴から狙っていくか? それなら『リーダー』『追加戦士』以外を狙えば――)

↓1 コンマ下一桁 ※攻撃対象を指定すると攻撃成功時、その相手に攻撃するぞ
0987:俺X1マスクの攻撃! 
6:拮抗!
54321:キョウリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:攻撃対象を撃破or大ダメージ

俺X1マスク(ピンクから――)

タタッ

キョウリュウピンク「!」

俺X1マスク(接近戦なら負けないッ!)

バギッ

キョウリュウピンク「くぅッ!」

俺X1マスク「女を殴るのは気が引けるが……こっちにも使命ってもんがあってね!」

キョウリュウピンク「ぐぅ……!」

デスリュウジャー「ギィッ」

キョウリュウレッド「来るぞっ!!」

↓1 コンマ下一桁 デスリュウジャーは
098:俺X1マスクへ
7654321:キョウリュウジャーへ

デスリュウジャー「グrrrrr……」

デスリュウジャー「カァアッ!」グワッ

キョウリュウピンク「くっ、来るなァ!」ババッ

キョウリュウピンク「『ガブリボルバー』が効いてない!?」

キョウリュウレッド「落ち着けピンク! コイツはキョウリュウジャーより固い!」

キョウリュウレッド(厄介な……ヤツは弱ってる奴から狙っていく!)

↓1 コンマ下一桁 ※攻撃対象を指定すると攻撃成功時、その相手に攻撃するぞ
0987:デスリュウジャーの攻撃! 
65:拮抗!
4321:キョウリュウジャーの反撃!
ゾロ目:キョウリュウピンク撃破! デスリュウジャーの暴走は止まらない

ガリィッ ギャギャギャ…ッ

キョウリュウピンク「あ゛ぁ゛ッ!!」バヂィッ

デスリュウジャー「フウウウウ……」

俺X1マスク(キョウリュウピンクに致命傷を……後一押しすれば倒せそうだ!)

俺X1マスク(肩を並べて戦える仲間って訳じゃないが……こういうのは悪くないな――)

俺X1マスク(いや、そういう感傷は戦いが終わってから!)

↓1 コンマ下一桁 
0987:俺X1マスクの攻撃! 
654:拮抗!

321:キョウリュウピンク撃破!
ゾロ目:キョウリュウピンク撃破! 更にキョウリュウブルーに攻撃!

表記が変だったが最安価取らずこのままの処理でいく

※本来の処理

0987:キョウリュウピンク撃破!
654:拮抗!
321:キョウリュウジャーの反撃!
ゾロ目:キョウリュウピンク撃破! 更にキョウリュウブルーに攻撃!

俺X1マスク「タァアアアッ!」

俺X1マスク「『師匠仕込みのハイキ――ック』!」

ベキッ

キョウリュウピンク「カ――」コキン

キョウリュウピンク「」ドサ

キョウリュウレッド「ピンクまで……クソォ――……よくも」

デスリュウジャー「rrrrrrッ!!」

キョウリュウレッド「どいつもコイツもッ!」

↓1 コンマ下一桁 デスリュウジャーは
0:俺X1マスクへ
987654321:キョウリュウジャーへ

デスリュウジャー「ヴゥウゥゥ……ッ」

俺X1マスク「今度は俺か……」

俺X1マスク「落ち着いてくれ、デスリュウジャー! いや、デスリュウジャーの中の人!」

俺X1マスク「アンタ操られてるんだよ! 統合戦隊政府に!」

俺X1マスク「目を覚ましてくれ! 目を――」

デスリュウジャー「ヴゥウゥゥッ!!」

俺X1マスク「ダメ……か」

↓1 コンマ下一桁
09876:俺X1マスク回避
54321:回避できず
ゾロ目:俺、死亡



俺X1マスク「ハァ……ハァ……」

俺X1マスク(大分……やられたな……)

俺X1マスク(三つ巴の戦いってのは……シンドいぜ)

俺X1マスク(でもここで退いたら、デスリュウジャーの中の人が死んじまう……)

俺X1マスク「クソッ……逃げられんないんだよなぁ……だって、俺、スーパー戦隊だから――」

キョウリュウレッド「何をごちゃごちゃと!」ガチャッ!!

↓1 コンマ下一桁 ※攻撃対象を指定すると攻撃成功時、その相手に攻撃するぞ
0987:俺X1マスクの攻撃! 
65:拮抗!
4321:キョウリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:攻撃対象を撃破or大ダメージ

キョウリュウレッド「死ねッス!」

パァン

俺X1マスク「あ――」

ドサ

キョウリュウグリーン「レッドナイスヘッドショット〜!」

キョウリュウレッド「イェ〜イ! さ――」

キョウリュウレッド「後はコイツを処分するだけ……ッスね」

デスリュウジャー「グrrrr……」


DEAD END

――謎の空間



……

?「起きるんだ。地球最後の『ブレイブ』、ゴーカイレッド」

トリン「私の名前は『トリン』。かつて『獣電戦隊キョウリュウジャー』と共に戦った者だ」

トリン「ここまでよく戦った。だが、もう一度頑張れるはずだ」

トリン「さあ、もう一度立ち上がってくれ」

トリン「勇気ある戦士達が生きた世界をもう一度守ってくれ――」

↓3
1>>830に戻って3を選ぶ
2>>867に戻って判定をやり直す(初めてダメージを受けた地点)
3>>893に戻って判定をやり直す(死亡直前)
4その他(【42日目】の内ならどこに戻っても良いが……)

>>867に戻って再判定】

キョウリュウグリーン「殺すぞ〜!」

俺ゴーカイレッド「血も涙もねぇ奴らめ……デスリュウジャーの中には人間がいるんだぞ!」

キョウリュウグリーン「知ってるよ〜そんなこと俺達には関係ないんだよ」

キョウリュウレッド「おれは反対したンスけどね……邪魔だから」

キョウリュウレッド「結局は使えるか使えないかのハナシ……ッスよ」

俺X1マスク(狂ってやがる……このままデスリュウジャーを殺させる訳には行かねえ!)

↓1 コンマ下一桁 ※攻撃対象を指定すると攻撃成功時、その相手に攻撃するぞ
0987:俺X1マスクの攻撃! 
6:拮抗!
54321:キョウリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:攻撃対象を撃破or大ダメージ

俺X1マスク(徒手ならキックの鬼であるピンクにも負けない自信がある!)

俺X1マスク「だァッ!」ガガッ

バギッ

キョウリュウピンク「ッ! 坊やのクセにやるわね……」

俺X1マスク「女を殴るのは性に合わないが……こっちにも使命ってもんがあるんでね!」

キョウリュウピンク「フン!」

デスリュウジャー「グゥウォオオオ……!」

俺X1マスク(デスリュウジャーが動きだした!)

↓1 コンマ下一桁 デスリュウジャーは
098:俺X1に襲いかかってきた!
7654321:キョウリュウジャーに襲いかかってきた!

デスリュウジャー「グrrrrr……」

デスリュウジャー「カァアッ!」グワッ

キョウリュウピンク「くっ、来るなァ!」ババッ

キョウリュウピンク「『ガブリボルバー』が効いてない!?」

キョウリュウレッド「落ち着けピンク! コイツはキョウリュウジャーより固い!」

キョウリュウレッド(厄介な……ヤツは弱ってる奴から狙っていく!)

↓1 コンマ下一桁
0987:デスリュウジャーの攻撃! 
65:拮抗!
4321:キョウリュウジャーの反撃!
ゾロ目:キョウリュウピンク撃破! デスリュウジャーの暴走は止まらない!

ガリィッ ギャギャギャ…ッ

キョウリュウピンク「あ゛ぁ゛ッ!!」バヂィッ

デスリュウジャー「フウウウウ……」

俺X1マスク(キョウリュウピンクに致命傷を……後一押しすれば倒せそうだ!)

俺X1マスク(肩を並べて戦える仲間って訳じゃないが……こういうのは悪くないな――)

俺X1マスク(いや、そういう感傷は戦いが終わってから!)

↓1 コンマ下一桁 
0987:キョウリュウピンク撃破!
654:拮抗!
321:キョウリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:キョウリュウピンク撃破! 更にキョウリュウブルーに攻撃!

キョウリュウピンク「こうなったら……『アームド・オン』を!」

キョウリュウレッド「構わず全部使うッス!」

キョウリュウピンク「わかった!」チャ

俺X1マスク(『アームド・オン』! 強化装甲を装着する技! 攻撃技じゃないが今は厄介!)

俺X1マスク(X1マスクの装備は徒手空拳しか――)

俺X1マスク(いや、拳から放たれる『ビーム』があった! あれで強化を妨害すれば)

俺X1マスク(ピンクを倒せそうだ!)

↓1 コンマ下一桁判定
0987654:X1マスクの『ビーム』攻撃! ピンクを撃破!
321:『アームド・オン』成功! ピンク強化!
ゾロ目:ピンク撃破! ブルーにも攻撃!

キョウリュウピンク「『メッチャムーチョ』!」パキパキ…ッ

キョウリュウピンク「ドリケランス!」

俺X1マスク「間に合わなかったか……!」

俺X1マスク(強化形態があるスーパー戦隊は敵に回すと厄介だな……!)

デスリュウジャー「グウウウゥ……!」

↓1 コンマ下一桁 デスリュウジャーは
0987:俺X1に襲いかかってきた!
654321:キョウリュウジャーに襲いかかってきた!

デスリュウジャー「グrrrrr……」

俺X1マスク「ク……こっちが不利だと俺の方に来やすいのかよ!」

俺X1マスク(だが傷つける訳には行かない!)

俺X1マスク(とにかく今は避け続ける!)

↓1 コンマ下一桁
09876:俺X1マスク回避!
54321:回避できず
ゾロ目:俺に大ダメージ

ズグァッ

俺X1マスク(斬られたか……でもまだまだ戦える)

俺X1マスク(ごめんな、デスリュウジャーの中の人……俺がもっと強ければ――)

キョウリュウブルー「今だぜ! 押せ押せ押せッ!」

キョウリュウピンク「おおォッ!」

俺X1マスク「負けてなんかやらねぇッ!」


↓1 コンマ下一桁 ※攻撃先を指定すると攻撃成功時、その相手に攻撃する
0987:俺X1マスクの攻撃!
65:拮抗!
4321:キョウリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:撃破or大ダメージ!



キョウリュウレッド「テメエはもう『詰み』ッス……」

俺X1マスク「まだだ……まだ……」

キョウリュウレッド「往生際が悪いッスよ」

デスリュウジャー「グゥゥウ……!」

↓1 コンマ下一桁 デスリュウジャーは
09876:俺X1に襲いかかってきた!
54321:キョウリュウジャーに襲いかかってきた!

デスリュウジャー「ガアア…………ッ!」

俺X1マスク「こっちに――」

俺X1マスク(まだだ! まだやられる訳には)

俺X1マスク(こういう時、俺は――)

↓1 コンマ下一桁
0987:俺X1マスク回避!
654321:俺、死亡
ゾロ目:おや……?



俺X1マスク「」ドサッ

キョウリュウレッド「なんだ……この『試作品』ちゃんと機能してるじゃないッスか」

デスリュウジャー「グゥゥウ……」

DEAD END



……

――謎の空間



……

?「起きるんだ、世界最後のスーパー戦隊」

伊吹長官「私は『伊吹』、かつて『電撃戦隊チェンジマン』と共に戦った仲間だ」

伊吹長官「同じ場で2度死ぬことになるとはな」

伊吹長官「この状況を打破する術を考えなくてはいけないな」

伊吹長官「君の『死に戻り』とも言えるこの状況をうまく活かす術……」

伊吹長官「それは1つだ」

伊吹長官「賭けのようなものだが……それを君に教えよう」

伊吹長官「まだ君は詰んでなどいない」

伊吹長官「……君はこれから何度もここに来ることになるだろう」

伊吹長官「何度やり直しても勝てない、そんなことがこれからも起こるかもしれない」

伊吹長官「そんな時の為の私達だ。任せたまえ、世界最後の希望の為になら我々は――」

伊吹長官「そろそろ時間だ。私が今教えた方法を実践してみろ。そして……勝つんだ」

伊吹長官「電撃戦隊が守った地球を頼む」

……

>>830へ戻り――】

ドガァン!!

ズズゥン――

ドッカアァ――ンッッッツ!!

俺「うわっ! あいつら民間人お構いなしに戦ってやがる!」

俺(普通民間人の避難が先だろ……このままじゃ戦闘に巻き込まれちまう!)

俺(せめて周りの人だけでも!)

俺「みんなー! こっちが安全だー! 建物がない開けた方へ向かいましょー!」

「こっちだってよ!」「急げー!」「ぼくもうちょっとキョウリュウジャー見てたーい」

俺「いそげーっ! 安全な方はこっちー!」

俺(みんな避難できたようだな……)

俺(統合戦隊政府の自作自演か……全部俺のせいにするつもりらしい)

俺(このままじゃ街がめちゃくちゃだ。俺が何もしない訳には行かないよな!)

俺(……しかし戦うには相手が多すぎる! 戦況を見極めなくちゃ、焦ったら負ける!)

俺(『戦況を見極める』……そうだ!)

俺(師匠、力を貸してください! 『X1マスク』のレンジャーキー、使わせてもらいます!)

カッ!!

俺X1マスク(師匠から教えてもらった『オーラパワー』を高めるにはこの姿が適している!)

俺X1マスク(これで敵の弱点を探りつつ――)

俺X1マスク「!」

俺X1マスク(あそこにいるデスリュウジャーの中にいるのは……人間!?)

俺X1マスク「どうなってるんだ、ナビィ!」

ナビィ『おかしいぜ。デスリュウジャーの正体は『獰猛の戦騎D』という怪人のはずだ』

ナビィ『いや……戦隊政府の奴ら……何らかの改造をして、人間にデスリュウジャーの力を与えたのかもしれねえ』

俺X1マスク「そんなことできるのか、ナビィ」

ナビィ『できるさ、戦隊の大いなる力を扱える『モバイレーツ』……それに準じた技術さえあればな……』

ナビィ『だがスーパー戦隊になるにはそれなりの『資質』や『耐性』が必要だ』

ナビィ『大体の人間に強すぎる大いなる力を与えるとあんな風に――』


デスリュウジャー「グオォオオオオオオ!!!!」

俺X1マスク(じゃあ、あの戦いでデスリュウジャーが負けたら……)

ナビィ『死ぬ、だろうな』

俺X1マスク(そんな! どうすれば助けられるんだ!? 敵も多いし――)

俺X1マスク「……!」

俺X1マスク「作戦……思い付いた! なんか……思い付いたぞ!」

ナビィ『お!』

俺X1マスク(なんか……今日の俺、冴えてるぞ!)

俺X1マスク「まずは……これを使う! 『ゴーオンシルバー』のレンジャーキーだ!」

キョウリュウレッド「なかなか楽しめるおもちゃッスね! この『試作品』! 戦いがいがあるっつーか!」

デスリュウジャー「グォオオオッ!!」

キョウリュウゴールド「しかし、こいつと遊ぶのが任務ではない。これで後は『ゴウカイジャ』を来るのを――」

サッ!!

キョウリュウレッド「ん……!?」

キョウリュウブラック「『デスリュウジャー』が……消えた!?」

キョウリュウピンク「違う! あれを見て!」

キョウリュウレッド「何イ……!?」



――上空

ナビィ『これからどうするつもりだよ! デスリュウジャーを攫ったりなんかして!』

デスリュウジャー「グァ……ア……!」ジタバタ

俺ゴーオンシルバー「まずは人気のないところまで運ぶ! そして倒す!」

俺ゴーオンシルバー「クソッ……おとなしくしてろって! そんなスピードでねーんだから!」

俺ゴーオンシルバー「倒してスーツを破壊すれば中の人は助かるんだろ!?」

ナビィ『あ、あぁ』

俺ゴーオンシルバー「良かった……! 全員相手にするの自体無理ゲーだったからな……こうするに限る……!」

俺ゴーオンシルバー「もちろんキョウリュウジャーが追いかけてこない訳ないだろうが……到着する前に倒しさえすれば――」

俺ゴーオンシルバー「マッチポンプ作戦も潰せて人も助けられる。これで万事オッケー、なはず!」

ナビィ『頼りないなぁ。でも、頼んだぜ!』

――無人の地

デスリュウジャー「グウウウゥ……」

俺ゴーオンシルバー「これでいい。ここで相手してやる」

俺ゴーオンシルバー「早めに倒さないとな……キョウリュウジャーが来る前に……!」

俺ゴーオンシルバー(それにしても今の作戦、俺にしては冴えてるな)

俺ゴーオンシルバー(……まるで何回か失敗したのをやり直したみたいだ)

俺ゴーオンシルバー(無駄な考えはよそう。今はとにかく戦うんだ!)

デスリュウジャー「ウオォォッ!!」

↓1 コンマ下一桁判定
0987:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
65:拮抗
4321:デスリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:デスリュウジャーに大ダメージ!

ズバ――ッ

俺ゴーオンシルバー「痛ッ……!」バヂィッ

俺ゴーオンシルバー(もう少し開放してやるから大人しくしててくれよ……)

デスリュウジャー「グrrrr……」

俺ゴーオンシルバー「おい……聞こえてるか? 中の人……!」

俺ゴーオンシルバー「聞こえている訳、ないか」

↓1 コンマ下一桁判定
098:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
765:拮抗
4321:デスリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:デスリュウジャーに大ダメージ!
トリプルゾロ目:俺の声が――

キィンッ!!

俺ゴーオンシルバー「そん……な……」ヨロ…

デスリュウジャー「グrrrr……」

俺ゴーオンシルバー「倒さなきゃいけないのに……!」

俺ゴーオンシルバー「死んでられないのに……ッ!」

↓1

↓1 コンマ下一桁判定
09:俺ゴーオンシルバーの攻撃!
8765:拮抗
4321:俺、死亡
ゾロ目:デスリュウジャーに大ダメージ!
トリプルゾロ目:俺の声が――

俺(そんな……)

俺(俺は……ただ……)

俺(世界を救いたくて……)

俺(……)

俺ゴーオンシルバー「」ガク

DEAD END

つづく

色々申し訳ない

※以下 お詫び 言い訳

話が進まない状況になり本当に申し訳ない
問題が多く読者に大いに不満を抱かせてしまったことをお詫びします。

まず原因としてレスに挙げられているコンマの難易度、ストーリーの詰みの可能性、先の展開について

①コンマの難易度:現段階でバトルを公平に緊迫感を持たせる為に今の判定表を用いている。
初期の職業決定の時点でこの表を使い、段階的な特訓を経て有利な面を得られるよう考えていた。
しかし、ストーリーを停滞させる程、負けがこむとは予想できてなかったので下記の救済措置を用意した。
コンマ判定表については新たな物を用意し、読者の納得できるものを迅速に作りたいと思う。

②ストーリーの詰みの可能性:ストーリー内で提示される死に戻りの回数制限についてだが『43回』以降の死亡後の展開も用意しているので安心していただきたい。
そして詰むような状況は今の所、存在しない。ストーリーをエタらせず完結させるためにやっているので『俺』の死の回数については何らかのフレーバー的要素だと思って読んでいただきたい。

③先のストーリーの展開について
まず、スレ中間点の時点でそれとなく、日曜日には何かしらのイベントが起きるということを提示している。メタ的な要素として日曜日ごとに発生するので『俺』にとっては予期せぬ出来事ではあるが、読者にも周知できなかったことをお詫びします。
>>935の展開については救済措置。本来、師匠(飛鳥リョオ)からもらったレンジャーキーを使い状況を把握することを正解としていたがうまくそこに誘導することができず、読者に安価として委ねわざと間違わせるようなことになってしまった。
これは同じ場面が何度も続ける訳にも行かない為、用意していた最適解を強制イベントとして描くことにした。

結論として
①新しいコンマ表使います
②詰むことは現段階でない 死亡回数はフレーバーのようなものと思ってほしい
③日曜日には必ずイベントが起こる。逃げられない状況で2回以上死んだら救済措置を用意している

と言うことになります。

問題だらけだが、これからも修正しつつ書いていくのでご参加をお願いします。
改善案があるなら対応しつつやっていく。
長くなったが、明日もよろしく。

すごい失礼なこと言うけど、データで見ても双方の見解の差が酷いような

脳内あてについても、特にヒントないし今回は間違ったルートで自動で変身したくらいで
死後の茶番劇場でもほぼノーヒントのがんばれって根性論だし、正解は最初の選択肢に戻って別の選択とか言われても1度選んだ奴で大体すすむよねって

戦闘に関してもこっちのHPが3~4回ダメージに対して、相手はそれ×人数分だったり、今回の間違ったルートだと1対6対1かつ敵に敵が倒されても負けだし
前回の強制イベントの最後も、敵2体で時間制限付いてゾロとずっと高コンマ出さないと時間切れだったし、その場合別のイベント発生してたかもだけどストレスでしかないのでは?

日常での選択肢も最初から何もない状態で始まってるから、ほとんど特訓と開発以外選ばれてないというか選ぶ余裕もない
その開発もコンマで一律%じゃなくて完全に運だから運が悪いと何週間しても全然完成しないし

武器開発もできたら武器使う戦隊の力をちゃんと使えたり地味にコンマが有利になってるんだろうけど
今のところ目に見える利点の必殺技が不意打ちの時と相手の技の迎撃くらいで、迎撃も無手の時も同じ感じでキー使って変身必殺あったし
能動的に使えないから、目に見える利点が分かりにくい
そもそもの話、強制イベントまでの準備期間の1週間で開発も特訓も終わらないからマジで悪循環でしかない

>>959
言いたいことは理解したし問題として感じているが、具体的な改善案を思い付いてないので出せない。
今できることとしては戦闘システムの見直しと、死亡後の処理時のイベント攻略難易度を低くすること、開発の限定的なボーナス。
とりあえずそれを使用しながらもう一度調整する形でいく。

再開

戦闘システム等を変えた 今日こそ勝ちたい

――謎の空間

?「ああ、気づかれましたか」

杉下竜之介「わたし、『杉下竜之介』と言います。かつて『爆竜戦隊アバレンジャー』といっしょに戦った……というわけでもないんですがね」

杉下竜之介「そこに座って少しお話でもしましょ」

杉下竜之介「え? 急かさないのかって? いやあわたしはそんな……」

杉下竜之介「というのもね。わたしゃこの中では国の偉い人でも宇宙人とかでもなくて、ただの喫茶店のマスター。偶然『皆さん』とご縁があっただけで」

杉下竜之介「だからその……いやあ、ちょっと居心地が悪くって」ハハハ…

杉下竜之介「あなたも……普通の人でしょう。それなのにこんな運命を背負っていて見ていてとても――」

杉下竜之介「ああ、カレーでも食べますか? 『恐竜カレー』……結構『ここ』でも人気なんです。どうぞどうぞ」

杉下竜之介「食べながらでけっこうなんで聞いてください。いやね、あなたの戦う姿を見たら……『彼ら』のことを思い出しましたよ」

杉下竜之介「それがもういないなんて……寂しいですね」

杉下竜之介「でも、また会える。そんな気がするんです。彼らの笑顔にまた――平和が戻ったその日に」

杉下竜之介「今、あなたには助けたい人がいる」

杉下竜之介「たくさんその人に向かって叫び続けるあなたを見ていたら……」

杉下竜之介「これを『託して』もいいかなと思えたんです」

杉下竜之介「『ここ』の人達はまだあなたに懐疑的ですが……信じますよ。さ、手を握って」

杉下竜之介「『ダイノガッツ』です。生命皆が持つエネルギー、アバレンジャー達と違って強いものではない『大いなる力の片鱗』のようなものですが、受け取ってください」

杉下竜之介「もしかしたら、その声……届くかもしれないですよ。そうじゃなくてもきっと良い方にコトが進むはずです」

杉下竜之介「おや、もう食べましたか? ……うん、わかりました」

杉下竜之介「いってらっしゃい、ゴーカイレッド」

……

>>940で再戦】

――無人の地

デスリュウジャー「グウウウゥ……」

俺ゴーオンシルバー「これでいい。ここで相手してやる」

俺ゴーオンシルバー「早めに倒さないとな……キョウリュウジャーが来る前に……!」

俺ゴーオンシルバー(それにしても今の作戦、俺にしては冴えてるな)

俺ゴーオンシルバー(……まるで何回か失敗したのをやり直したみたいだ)

俺ゴーオンシルバー(それに……体の内から燃えるようなこの感覚……なんだろう) 

俺ゴーオンシルバー(これならもしかしたらデスリュウジャーの中の人を助けられるかもしれない!)

デスリュウジャー「ウオォォッ!!」

俺ゴーオンシルバー「来い! デスリュウジャー! 今助けてやる!」


【BATTLE!】
俺ゴーオンシルバー HP3/3

デスリュウジャー HP4/4

↓1 コンマ下一桁判定
00〜71:俺の攻撃!
70〜31:互角!
30〜01:デスリュウジャーの攻撃!
ゾロ目:俺の声が――

【補正】
☆ゴーオンシルバー(追加戦士)+10
★デスリュウジャー(番外戦士)-10
☆死亡ボーナス +10
☆ダイノガッツ(大いなる力の片鱗)+10

俺ゴーオンシルバー「おい! デスリュウジャーの中の人……っ!」

俺ゴーオンシルバー「目を覚ましてくれ……!」

俺ゴーオンシルバー「アンタだってそんな風に暴れたくて暴れてるんじゃないんだろ!」

俺ゴーオンシルバー「『スーパー戦隊』の力をそんな風に使いたくなんか無いんだろ!」

デスリュウジャー「グ……オ……ォ」

ナビィ『ウソだろ! 聞こえてるのかよ! がんばれ! もうひと押ししたらもしかしたら――』

俺ゴーオンシルバー「中の人! 人をこれ以上傷つけちゃダメだ!」

俺ゴーオンシルバー「アンタだって……大事なものを失いたくないだろ……!」

デスリュウジャー「……ボ……」

デスリュウジャー「ボ……ク……ハ……」

デスリュウジャー「ボ……クハ……」



――統合戦隊政府 射撃訓練場

バンッ!! バンッ!! バンッ!!

ビッグワン「いい腕ですね」

メガネ「ビッグワン!」ビシッ!!

ビッグワン「楽にしなさい。しかし技術科ながら射撃訓練とは」

メガネ「元々は兵科志望だったんです。でも僕は目が……」

ビッグワン「しかし有事の為に腕が鈍らぬよう、といったところですか」

メガネ「はい!」

ビッグワン「まだ『スーパー戦隊』になる憧れは?」

メガネ「もう『夢』ですが……まあ、まだ諦めきれていない、です」

ビッグワン「そうでしたか」

ビッグワン「ところで君、技術科ならレッドホークが進めている『プロジェクトO』については知っていますね?」

メガネ「は、はい! 『プロジェクトO』……新戦力『準戦隊装備 ネオジェットマンⅡ』開発計画。普通の戦闘員でも怪人に立ち向かえる装備のことですよね」

ビッグワン「そこで君に開発のデータ採取の為の『試作品』着用をしてもらいたく――」

メガネ「えっ! それは本当ですか!?」

ビッグワン「データを取る為の物です。出力は高く、少し危険ですが――」

メガネ「やらせてください! 僕も……新たな『スーパー戦隊』の力になれるなら――!」

ビッグワン「それはありがたい」

デスリュウジャー「ボクハ……イ……ヤダ……」

ナビィ『動きが止まったぞ! 今だ!』

俺ゴーオンシルバー(スーツを破壊する隙は逃さない!)

俺ゴーオンシルバー「『ミッション6』」カチッ カチッ カチッ

俺ゴーオンシルバー「ブースター全開!」ゴゴゴゴゴゴ…!!

俺ゴーオンシルバー(無防備なアンタには悪いが助ける為だ……許してくれ……!)

俺ゴーオンシルバー(この技なら一撃で――)

俺ゴーオンシルバー「『フルパワージェットダガー』!」

俺ゴーオンシルバー(スーツだけ、一気に――)

バヂバヂィッ!!

デスリュウジャー「ガ――」

俺ゴーオンシルバー「切り裂く……ッ!!」

パァァア…

メガネ「……」ドサ…

俺ゴーオンシルバー「やった、できた!」

ナビィ『ナイス〜!』

俺ゴーオンシルバー「さてと……この人どうしようか――」

↓1〜3 多数決
1まあほっといても大丈夫だろう。ほっといて帰る
2病院に連れて行ってから帰る
3俺ン家に連れて行く(正体を明かすことになるが大丈夫か?)

――病院前

俺ゴーカイシルバー「……」スタッ…

俺ゴーオンシルバー(急患の入口にこの人を置いて……と)

メガネ「」グタッ

俺ゴーオンシルバー「元気になってくださいね……」コソ

俺ゴーオンシルバー「じゃ、行くか。キョウリュウジャーはもう追って来ないだろうしな」

ナビィ『おう! 帰ろ帰ろ〜!』

ゴォォォ…


「キャー! 人が倒れてる!」「早く担架を!」「先生を早く呼んで!」

……



俺「なあナビィ……普通の人をスーパー戦隊にしてあいつらは何がしたいんだ?」

ナビィ『お前がデスリュウジャーの中身が人間と気づかなかったら殺していた。マッチポンプなんてカンタンなものじゃない。罪悪感を感じさせる為の作戦だったかもしれないな』

俺「罪悪感……そりゃまあ人間だからさ。感じるけど」

ナビィ『そこが問題だ。奴らは確実にこちらの出方を伺っている。ゴーカイレッドの正体を探ってるんだ』

俺「ゴーカイレッドの正体が人間ってバレてる……」

ナビィ『しかも『事件(イベント)』が起こってるのは関東一帯。確実に範囲が狭まっている』

俺「それにイベントは必ず『日曜日』に起きる。『スーパーヒーロータイム』の情報だけじゃなく普段の生活でも気をつけなくちゃあいけないんだな」

ナビィ『それにもなにかの狙いがあるかもしれないな』

俺「迂闊に外も歩けない気持ちになるぜ……元引きこもりだけど」

俺「それにしてもナビィ、今日の戦いはなんだかうまくいったな」

俺「デスリュウジャーと戦ってるとき、不思議と力が湧いてきて戦いやすかったんだ」

俺「これがスーパー戦隊の力なのかな? 『大いなる力』っていうやつ?」

ナビィ『……』



……

――統合戦隊政府本部

アカレンジャー「結局データは取れず仕舞いか」

レッドホーク「も、申し訳ございません。デスリュウジャーが真価を発揮する前に『海賊戦隊』の横槍が――」

アカレンジャー「デスリュウジャーだけ倒すという最適解を導き出すとは驚かされた」

レッドホーク「ワタクシの研究は――」

アカレンジャー「いい。続けろ。『ネオジェットマンⅡ』は地球掌握の要の1つ。必ず達成しなくてはならない」

アカレンジャー「ただし次は暴走のないよう調整したものを用意しろ。あれは面倒だ。もっと練度の高い地球人を選べ――」

アカレンジャー「と『ビッグワン』に伝えろ」

レッドホーク「は、はっ! では、失礼します――」

シュイン…

アカレンジャー「ただ1人にここまで苦戦するとはな」

アカレンジャー「全く……困った者だ……敵も、味方も」

【42日目 終了】

↓1 コンマ下一桁判定 ※カーチャンのゴーカイガン開発分

このスレでの話の更新は終わる
次スレに移行する準備をする

いつも参加ありがとう

後は適当に埋めてほしい
質問あれば答える
>>1000の願いはできるだけ叶うようにはする
日曜日のイベントの案があれば参考にする

仲間とか増えたら開発もやってもらえる?

仲間増やす方法って強制イベントだけ?

>>983
お願いできる

>>987
仲間が増えるのは強制イベントじゃない
意外と近くにいるかも
声をかけてみよう

開発や特訓系の進捗率もう少し効率上げられない?
疎かにするわけにも行かんから行動そればっかになっちゃう
いっそのこと自動進行イベントにするとか

俺君って友達いる?
力貸してくれそうな

戦うごとに強くなってたりする?
実戦の経験値が積み重なる的な感じで

>>990
カーチャンの自動開発効率を良くするようにする(毎日5%+コンマにしようかと思う 最低でも20日以内には完成するだろう)
特訓系はビークル教習所のように簡単な質問に答えながら効率良くやれる形にする
もちろんクリア後には何かしらの特典も付ける

>>991
あんまり期待しないほうが良いかも……

>>994
獲得レンジャーキー数で……

1000なら今回の開発はうまくいって2つ完成する

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