サイタマ「そもそも居候されてる意味がわからん」
ジェノス「先生にとってはそうかもしれませんが」
サイタマ「ないだろ、実際」
ジェノス「……正直なところ、わかりません」
サイタマ「いや、だからだな」
ジェンス「先生はっ!!」ガバッ
サイタマ「(顔ちけえよ)」
ジェンス「……先生はっ、俺の事、どう思っているんですか」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552041287
サイタマ「えっ」
ジェノス「先生に(強さに)近づく為に何をすればいいんですかっ!?!?」
サイタマ「しらん」
ジェノス「」
サイタマ「いいか、ジェノス。よく聞け」
ジェノス「! は、はいっ!!」
サイタマ「働かざる者食うべからず。話はそれからだ」
ジェノス「し、しかしっ! 自分はもっと先生と訓練を!」
サイタマ「自分の好きなことばっかりやってちゃ稼げねぇんだよっ!!」
ジェノス「授業料を払えと、そう仰りたいのですか」
サイタマ「はぁ? いや、俺は食費と光熱費諸々の心配を」
ジェノス「つまり、先生にとって俺はーー生徒であって、弟子ではない、と」
サイタマ「(聞いちゃいねぇ)」
ジェノス「俺は強くならなければいけないんですっ!!」
サイタマ「だったらさ、尚のことここにいる意味あんのか?」
ジェノス「そ、それはどういう」
サイタマ「お前の強さって、ぶっちゃけパーツ依存だろ」
ジェノス「」
サイタマ「サイボーグだから仕方ないけど」
ジェノス「……」プルプル
サイタマ「……いや、なんかすまん」
ジェノス「いえ、た、たしかに先生がおっしゃることにも一理あr」
サイタマ「! そ、そうか! そうだよな! お前も薄々わかってたよな!?」
ジェノス「はい……」
サイタマ「よかったぁ~。いや、なんか言い出しづらかったるするじゃん?」
ジェノス「気をつかわせてましたか?」
サイタマ「ん~~。いや、俺が勝手にそう思ったってだけだ」
ジェノス「(表面上は取り繕っているが、先生は先生なりに言葉を選んでくれてたんだな)」
サイタマ「この際だから言わせてもらうけどよ」
ジェノス「はい」
サイタマ「師事する相手間違えてねーか?」
ジェノス「」
サイタマ「もっと機械に詳しい奴がいいと思うんだよなぁ」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません