幸子「可愛いボクのために働けることを幸運に思ってくださいね」サイタマ「……」 (41)

注意!
このSSはアイドルマスター シンデレラガールズとワンパンマンのクロスです。決して小林幸子とサイタマの最終決戦ではございません。

出てくるのは142㎝’sとその他です。

更新頻度が鈍速のソニックです。







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~喫茶店~

サイタマ「いきなり協会のお偉いさんから呼び出しがくるとはな……」

お偉いさん「サイタマ君、君に頼みたい仕事があってな……」

サイタマ「依頼は何なんだ?どんな怪人でもぶっ飛ばしてやるぜ」

お偉いさん「すまんな、君以外には頼める者がいなくてな」

サイタマ「じれったいな、なにすりゃいいんだ?」

お偉いさん「アイドルの護衛をしてほしい。キミ暇だろ?」


~プロダクション~

幸子「怪人から襲撃翌予告ですか?」

P「そうだ」

小梅「じゃ、じゃあ…私たちのライブは……中止……?」

P「いや、ライブは予定通りやるそうだ」

輝子「で、でも……危なくない?」

幸子「そうですよ!かわいいボクが怪我でもしたら人類にとっての大損害ですよ」

P「そこら辺は心配することは無いぞ。怪人が現れたらファンには素早く避難して貰えるようにするし、それに…」

幸子「それに?」

P「ヒーロー協会からのヒーローが護衛に就くことになってるらしい」

幸子「それなら安心ですね。可愛いボクの為なら命を賭してまで戦ってくれるでしょう」

小梅「ヒーローの人は…危なくない…の?」

P「一応、協会から雇われているプロヒーローだからなぁ……。それにわざわざアイドルを襲撃するなんてことする奴がそこまで強い奴とは思えないし……」

輝子「ひ、ヒーローの人にちゃんと挨拶できる……かな?」

ちひろ「プロデューサーさ~ん!ヒーローの方が来ましたよ~!」

「「「ビクッ」」」

P(こいつら人付き合い苦手そうだからなぁ……。しっかり出来るのか……こっちも不安だ……)

サイタマ「俺はサイタマ。ヒーローをやっている者だ」

P「はじめまして、Pといいます。今日は色々とよろしくお願いします。」

P(さぁ、始めは誰から挨拶するんだ……?)

輝子「わ、私……」

P(よりにもよって輝子から!!)

輝子「ほ、星輝子……です。キノコが好きで……す……。」

P(輝子はよく頑張ったよぉぉ!!)

サイタマ「おう、よろしく」(マイタケって発毛に良いんだっけ……?)

小梅「白坂小梅……です。ほ、ホラー映画が好きです……。」

P(続いては小梅!ってことは幸子は最後か……)

サイタマ「よろしくな」(そういや、TSUTAYAで借りた映画のDVD返してないな……)

P(幸子!最後なんだからしっかり決めてやれ!)

幸子「初めまして!ボクは輿水幸子です!かわいいボクの護衛が出来るなんて本当に幸運ですね!」ドヤァ

P(やったな幸子!掴みのインパクトは完璧だ!)

サイタマ「なんだこいつ……」(殴りてぇ……)

幸子「ちょっ、ちょっと!ボクの悩みに悩んだ末に考えた自己紹介を一言で流さないでくださいよ!」

サイタマ「今の自己紹介なのかよ……。」

幸子「当たり前ですよ!可愛いと言えばボク!ボクと言えば可愛いですからねぇ!」ドヤァ

サイタマ「そうか……。ちょっと歯ァ食いしばってろ」フリカブリ

幸子「えっ!ちょっと!暴力はマズイですって!謝りますから!ねぇ!」

サイタマ「……」ヒューッ


ドッカーン!!

ジェノス「一体何だ…。急にS級を収集するなんて……」

バング「といっても、ここに居るのはわしと君ぐらいなものじゃがな……」

ぷりぷりプリズナー「俺がいるのを忘れて貰っては困る……」

ジェノス「お前はS級17位ぷりぷりプリズナー!それにS級3位のバングも!」

ぷりぷりプリズナー「ジェノスちゃんに近づくために来たわ」

バング「大方、A級では手に負えんほどの怪人が出たんじゃろう……」

協会の人「そのとおりだ!」

ジェノス「A級では手に負えないと言うことは、災害レベル、竜クラスか?」

協会の人「少なくとも鬼よりは上だろう……。」

ジェノス「怪人についての詳細は?」

協会の人「分かっている情報は、奴が若い女性の血液と紙幣を好んで食すだということだけだ……。」

ジェノス「避難要請はしたのか?」

協会の人「いや、近くでアイドルのLIVEツアーがあるらしくてな。それだけは成功させなければならない……」

ジェノス「何だと!」

バング「協会はLIVEツアーを無事成功させて、出資をぶんどり、名を売るつもりというワケか……」

協会「とにかく、周りには一切被害を出さずにヤツを討伐して貰う。いいな?」

ジェノス「仕方がない……」

今日のところはこの辺にしときます。おやすみなさい。

幸子「いきなり、何するんですか!避けたからいいですけど!可愛いボクのお腹を殴れるなんて神経を疑いますよ!」

P「さすがの幸子もこの威力のパンチ食らってたらヤバかったな……。」

輝子「わ、私のキノコが……机ごと……」

小梅「か、壁に……穴が……。当たってたら…幸子ちゃん…あの世…行き…」

幸子「可愛いボクならその程度、楽勝でしたけどねぇ!」ナミダメドヤァ

サイタマ「なら、一発ぐらい平気か?」グッ

幸子「やめてください!お願いします!ちょっと!可愛いボクが上目づかいでお願いしてるんですよ!」ナミダメェ

サイタマ「何で俺がこんな奴守らなくちゃいけないんだよ……」

幸子「それはボクがかわいいからですよ!ヒーロー協会の皆さんもボクの可愛さを認めてあなたを送ってきたんでしょう!」

サイタマ「知らねぇけど、俺は暇そうだからって呼ばれたんだぞ……」

幸子「えっ!?ボク達がピンチと知って忙しい中、ボクたちを優先してS級ヒーローの方を連れて来たんじゃないんですか……?」

サイタマ「いやだって俺、B級だし……」

幸子「ボク達ピンチなのに、適当に暇そうなB級ヒーロー連れて来たってことですか…?」

サイタマ「ああ、そうなるな」

幸子「ボク達の扱い雑すぎじゃないですか!?」

輝子「で、でも、強かったし頼りになりそう……。」

小梅「この人が居れば、怪人も恐く…ない。ってあの子も言ってる。」

P「まぁ、怪人の方は何とかなりそうだから、何としても成功させるためにレッスンするぞ。」

サイタマ「レッスンか……。俺も気になるからついて行って…」肩ガッシィ

ちひろ「壊した壁と机の修理代……。よろしくお願いしますね」ニッコリ

サイタマ「……」

>>1です。ちょっとだけ投下して寝ます

サイタマ(財布フリフリ)チーン

P「ご、ご愁傷様……」

サイタマ「でもまぁ、偉そうにしてるだけあって、ちゃんとアイドルらしいことしてるな」

P「幸子も偉そうにしてるだけあって、ちゃんと出来る奴だし、小梅も普段は大人しいけどやればできるけど……」

サイタマ「どうかしたか?」

輝子「ヒャッハー!!!!!!ゴォートゥーヘルゥー!!」

サイタマ「なんだ……アレ……?」

P「輝子はたまに……こうなるけど……真面目にやってるんだよ……」

サイタマ「そうか……」

幸子「ぷ、プロデューサーさん!!サイタマさん!!あれ!!」

『ひひひ、歌声だ……若い娘の声が聞こえるぞぉ!』

小梅「か、蚊の化け物……」

輝子「ふひひひ!ゴォートゥーヘェェェェェル!!」

幸子「やってる場合じゃありませんよ輝子さん!逃げないと!」

輝子「ふひ…そうだった…す、すみませんね……」

『女の血だ!このモスキートマン様に血を捧げろ!』モスキートマン 災害レベル:虎

幸子「ちょっ!こっち来ないでくださいよ~!!そりゃあボクは血を吸いたくなるほどかわいいのは分かりますけど~!!」

サイタマ「こんな時でさえあの調子なのか……」

P「幸子なりの強がりなんだろ……」

幸子「見てないで助けて下さいよ~!!」

『ひひひ、血を寄こしな……』

「おい」ガシッ

『なんだ、てめぇ?ぶへぇ!!』ドゴォ

ジェノス「貴様の相手は俺だ…。」

P「おお!!頼りになりそうなヒーローが来た!あ、いやサイタマさんが頼りないってわけじゃないけど……」

サイタマ「よぉ、ジェノス」

幸子「えっ!この人、サイタマさんの知り合いですか!?」

ジェノス「さ、サイタマ先生!?そうか!先生も同じ依頼を……」

サイタマ「なんだ?おまえも同じ依頼受けたのか?」

ジェノス「そのようですね。」

『いつまで、喋ってんだお前ら……。このモスキートマン様の前で!!』ドガァ!!

幸子「さ、サイタマさん!!」

『この俺の前で調子に乗るからだ……。』

サイタマ「えっ、今なんかした?」

幸子「えっ」

『なんだと!!このォ!!』ボカスカボカスカ

サイタマ「お前、本気でやってんのか?」ワンパン!

『グギャァァァ!!』

幸子「あ、ありえませんよ……」

小梅「す、…すごく強いです……。」

輝子「ヒャッハー!!コイツァ、イカれた強さだぜぇぇぇぇぇ!!」

ジェノス「流石、先生ですね!!」

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