thx
ゆっくり貼ってく

P「あ、うん」

美希「……もうミキは書いたから」

P「……」

美希「早く書いてよ」

P「……あのさ、美希。やっぱり」

美希「どうして？　ハニーはいっつもそう。あんなに酷い事言ったのに、なんでそうやって平気なの？」

P「だからその、悪かったって思ってるよ。あのときはカッとなっちゃったけどさ。俺たちなんとかやってきただろ？」

美希「でももう終わりだ、って。ミキが飛び出そうとしたら離婚届持ってこいって怒鳴ったの、ハニーでしょ……？」

P「だから……」

美希「……ミキだって嫌いになったわけじゃないの」

P「……」

美希（また、なの）

美希（これでもう５、６回……もしかしたらもっと合ったかもしれないの）

美希（ハニーと結婚してまだ一年なのに、ケンタイキ？　ううん、多分両方とも忙しいだけ……だけど）

美希（お互いにひっこみがつかなくなって、喧嘩しちゃう。お互いのこと思ってるから、本気の言葉をぶつけちゃう）

美希（こんなこと言ったらハニー怒るに決まってるのに。口にしてから後悔する。だから仕方なく、泣きながら離婚届を取ってくるの）

美希（もういっそ、別れた方が楽なんじゃないかってその時は思う。けど、ハニーがそうやって謝るから）

美希（いつもいつも、ミキの名前だけかかれた離婚届はゴミ箱の中に半分に破られて捨てられる）

美希（仲直りしたはずなのに、別にこれといって何かをするわけじゃなくて）

美希（そのままご飯を食べて、寝ちゃう。ひどい結婚生活）

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美希「おはようなの」

律子「あら美希。おはよう。今日は一緒じゃないの？」

美希「あ、う、うん」

律子「あ……さては。またやったのね」

美希「……」

律子「はぁ……って言っても、なんとかなったんでしょ？　アンタ達、本当にバカ夫婦よねぇ」

美希「結婚してない律子に言われたくないの」

律子「なっ！？　ふぅん……アンタ、そんなに偉くなったの？」

美希「あっ、ご、ごめんなさ……い、痛いの！！　やめて律子、さん！！！」


美希（結婚してからもこの事務所で仕事してる）

美希（普通だったらイジョーなのかもしれないけど、この事務所は……）

真「おはよう美希」

美希「あ、おはよう真クン」

真「どうかした？　って、律子に怒られるのはいつものことか」

美希「そ、そんなことないの！」

真「あはは、冗談だよ」

美希「あれ？　今日は一緒じゃないの？」

真「あ、う、うん」

美希「あ……さては……ぷっ！！」

美希（なんて、つい律子、さんと同じ台詞を言おうとして笑っちゃう）

真「な、なんで笑うんだよぉ！！　し、仕方ないじゃないか……だって」

美希「ご、ごめんなの。ふぅん、真クンもなんだ」

真「え？　ということは美希もプロデューサーと？」

美希「まあ、ね」

美希（真クン。もちろん真クンは女の子だけど、つい最近雪歩と正式に付き合ったって話を聞いたの）