勇者「伝説の剣が抜けねぇ」 (31)

最果ての山


勇者「やばいんだけどマジで・・・」

魔法使い「勇者?どうしたの?早く他の伝説の装備を集めに行かなきゃ!」

勇者「お、おう」

戦士「なんだなんだ?勇者!お前まさか抜くのビビってんのかw」

勇者「ソウナンダヨネーヤバイナーコワイナー」

僧侶「大丈夫ですよ!勇者様は選ばれし者です!恐れず抜くのです!」

勇者「う、うん・・・」


勇者 (やばいんだけど、全力で踏ん張っても抜けないんだけど・・・)

勇者「皆、先に宿に戻っといてもらえる?」

魔法使い「いいけど、どうかしたの?」

勇者「いやぁ、ほら剣抜いた後、天に祈りを捧げたくてさ」

僧侶「それなら私も残って一緒にお祈りを捧げますね」

戦士「さすが、神に選ばれし勇者ってところか?ハハハ」

勇者(そうだね、選ばれし者らしいね)


魔法使い「それじゃぁ私達、先に宿に行って待ってるわね」

戦士「早く帰ってこいよー?冒険したくてうずうずするぜ!」

僧侶「戦士さん!信仰は大事なのですよ?」

戦士「あーはいはい・・・あぁ神よぉ俺に力おぉぉ」

魔法使い「このバカは死んでも筋肉の神様しか信じてないわよ・・」

僧侶「それは神様も納得していることでしょう・・・」





・・・・・・






僧侶「勇者様?早く抜いて神にお祈りをしましょうよ?」

勇者「あ、あぁ」

勇者 (まずいな、僧侶どうにかしないと、)

勇者「・・・夢へと散り果てろ!睡眠魔法!!!」

僧侶「ぁ・・・バタリ」

勇者「さぁて僧侶には悪いが、仕事の時間だ・・・」



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勇者「もしもの事もあろうかと、紙やすりを持ってきて正解だったぜ・・・」



スリスリスリスリスリスリ


スリスリスリスリスリスリ


スリスリスリスリスリスリ



勇者「ふぅ・・・地面から見える部分が少し鋭利になってきたぜ!」

勇者「上級肉体強化魔法!!!!」


スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ

スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ


数時間後


勇者「ぜぇ・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・やっと・・取れたぜ・・・」


勇者は伝説のナイフ(元剣)を手に入れた


勇者「これで伝説の武器が手に入ったな!後は、埋めるだけだな!ヘヘッ」


・・・・・・・


僧侶「ふにゃ・・あ、勇者様、伝説の武器を抜い・・・ん?」

勇者「ん?どうしたんだ僧侶?」

僧侶「いえ、少し最初に見た時より剣がやけに小さいような?」

勇者「き、気のせいだよ!」

僧侶「ごめんなさい。なんだか疲れているのかもしれません」

勇者「お祈りは俺がちゃちゃっと済ませておいたから行こうぜ!!!」

僧侶「すいません寝ちゃってしまって、お祈り出来ることなら私も一緒にしたかったのですが」

勇者「いいんだよ!気にすんなって!!」


宿屋 夜


魔法使い「あっおかえりー」

戦士「遅かったなお前ら!」

勇者「あぁ悪い悪いwお祈りに時間かけすぎたわw」

僧侶「ただいま戻りました。勇者様は真面目な方ですからね!」

戦士「つか・・さ、伝説の剣、短くね?」

魔法使い「私もそれ思ったわ」

僧侶「お二人もですか?私も道中ずっと思ってました」

勇者「気のせいだって!!明日は南の祠に行こうぜ!伝説の鎧があるらしい!」

戦士「んん!?しゃぁあぁぁ!!!戦じゃぁああああ!!!」

魔法使い「この筋肉バカは・・・」

僧侶「戦士さんは常に戦の女神が舞い降りられていますね・・」

勇者「とりあえず明日も早いし、もう寝ようぜ!」

勇者一行「賛成~」

勇者(ふ・・チョロい奴らだ・・・)

南の祠

戦士「しゃおらぁあああああ!!!ダッシャアア!!」

魔法使い「火炎魔法!!!」

僧侶「回復魔法!!!」

勇者「おりゃぁぁ!!スカッ」

勇者(くそっ!!!ナイフとか使った事無いから間合いが分からねぇえええええ!!)


戦士「どしたどしたぁぁ!勇者ぁ!!そんなもんかぁ!」

魔法使い「今日は勇者、一度も魔物切ってないわよ?」

僧侶「勇者様、大丈夫ですか?調子が優れないとか?」

勇者「余裕余裕!ちょっと昨日、お祈りしすぎて疲れただけだ!」

戦士「ったくよぉ、せっかくの戦いなんだぜ?気合いだぁあああ!」

魔法使い「筋肉バカは少し落ち着きなさい」

僧侶「それは同感ですね」

戦士「しゃおらぁあああああ!!!」

魔法使い&僧侶「聞いてない・・・」





南の祠

魔法使い「ついに最下層のボス倒したわね」

戦士「いい戦いだったぜ・・・ヘヘヘ・・ハァハァ」

僧侶「あそこにあるのが伝説の鎧ですね!」

勇者「よし、さっそく着てみるか・・・」


・・・・・・・・


魔法使い「どうしたの?早く装備して次の伝説の装備集めに行こうよ!!!」

戦士「次の戦いはどんな魔物がいやがるのか楽しみだぜ!!!」

僧侶「勇者様?」

勇者「お、おう」

勇者(死ぬほど重たいんですけどぉぉぉぉ!!!!)

勇者(え、何これ?あれか選ばれし者以外は持つ事すらできないのか)

勇者「なぁ皆、ちょっと着替え見られるの恥ずかしいから先に宿に帰っておいてくれないか?」

魔法使い「なにその思春期の中学生みたいな提案は、」

戦士「さすが伝説のチェリーだな!!!!皮ちゃんと剥けてるか!?」

僧侶「戦士さん、はしたないです・・・」

勇者「うるせ!恥ずかしいんだよ!先に帰っておいてくれよ!!」

魔法使い「まぁいいけども」

戦士「だははは!!!じゃぁ帰って次の戦いのために筋トレでもするかな!ハハハ」

僧侶「戦士さんのために筋肉の神様の銅像を買ってあげようかな?」




・・・・・・


勇者「ふ、さて仕事の時間だ・・・」

勇者「こんな事もあろうかと、鉄やすりセット持ってきておいて正解だったぜ」

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャ

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャ

勇者「あ、やばい穴あいちゃった・・・やばい・・・」

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャ

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャ

勇者「大体、なんで装備できねぇんだよ・・・俺選ばれし者じゃないの?」

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャ

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャ

勇者「あー、手疲れた・・・」

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャ

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャ




・・・・・・・



数時間後

勇者「んぉぉぉぉぉ!!!!ガバッガシャ」


勇者は伝説の胸当て(元鎧)を手に入れた


勇者「あ、ヤバイこれ体の平衡保てないんだけど、」


ドシッドシッドシッドシッ



・・・・・・・・・・



宿屋 夜明け


ギィィィバタン


僧侶「ん・・・?あっお帰りなさい!」

勇者「た、ただいま・・・ハァハァ」

魔法使い「・・・もう~、今何時だと思ってるのよ?」

勇者「す、すまん・・・ハァハァ・・・とりあえず寝る・・・バタリッ」

バリバリ ドカーンッ

勇者「ガhァッh!」

僧侶「勇者様!!!大丈夫ですか!?ベッドが・・・」

勇者「だ、だいじょぶ・・・おやすみ・・・ガハッ」

魔法使い「てか、勇者の装備してるのって伝説の鎧?・・・・・」

僧侶「私達が見たときは、しっかりとした鎧でしたね」

魔法使い「これって胸当てだよね?」

勇者「き・・きのせい・・zzZ」

戦士「グゴオオオオオ!!!ブフヒュゥゥゥウウ!!!」

僧侶「戦士さんうるさい」

魔法使い「酷い目覚ましね」

宿屋 昼

僧侶「勇者様、起きないですね?」

戦士「なんだぁ!?勇者の野郎、寝坊助か!!ガハハハハ」

魔法使い「とりあえず私達で食料の買い出しに行こっか!」

僧侶「そうですね、行きましょうか」

戦士「筋トレ用品買ってもいいか!?」

魔法使い「そんなお金ないわよ」


ギィィバタン



勇者 (重くて・・・起き上がれない・・・・)

勇者「幸い、あいつら出かけたし・・・とりあえず脱ごう・・ガシャッ」

勇者「仕方がない・・緊急だが仕事するしかないな・・・」

勇者「こんな事もあるかなぁ・・と思って買っておいた丸ノコで・・」



ギュイイイニニニニィィィニン!!!!

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャ

ギュイィイィィィィィイィィンン!!!!!

カンカンカンカンカンカンッ!!!



勇者「ふぅ・・・これで少しは軽くなったな」


勇者は伝説の腹巻(元鎧→元胸当て)を手に入れた


勇者「おおぉ!!!これで歩けるぜ!!!」



ギィィィバタンッ


僧侶「あっ勇者様、起きたん・・・・!?」

魔法使い「どしたの僧侶?・・・は?」

戦士「この斧めっちゃ切れ味抜群だろうなぁぁ!!ダッハッハッハ!!!」

勇者「どうした?」

魔法使い「勇者、そのお腹に巻いてる鉄の塊は何?」

勇者「何って、伝説の鎧に決まってるじゃん!!」

僧侶「いえ、勇者様・・・流石に鎧じゃなくなってます・・・」

勇者「はぁん!?何が!?え!?何が!伝説の鎧だよ!!!!」

僧侶&魔法使い「・・・・・う、うん」

戦士「おぉぉ!勇者、センスある防具身に着けてるじゃねぇか!」

勇者「だろぉぉ!!伝説の鎧やっぱカッコイイわ!!!」

戦士&勇者「ガッハッハッハッハ!!!」

西の雪山


ヒュウゥゥゥゥゥウゥゥ


勇者「ガチガチガチガチガチガチ」

僧侶「勇者様、何か装備されては?・・・」

勇者「んんん!?だだだいじょうぶだだ!!!防具ならちゃんと装備してるぜぜぜ!!!腹巻キランッ」

戦士「勇者かっこいいぜ!!!!ハハハハハ」

魔法使い「とりあえず優しい火炎魔法かけてあげる」

勇者「さささささんきゅうぅぅ」




西の雪山奥


魔物「グォォォォォオォ!!バタンッ」

戦士「大した事ないな!ハハハハハ!!!」

勇者「ガチガチガチガチガチガチガチガチ」

僧侶「早く伝説の装備見つけて帰らないと勇者様が死んじゃいます!!!」

魔法使い「誰か毛布持ってないの?」

勇者「だだだだだいじょうぶぶぶぶ!腹巻キランッ」

戦士「おっ!!あったぞ!!!伝説の兜だぜ!!!!」

勇者(も、もう帰りたい・・・)

魔法使い「早く装備して帰りましょ!!!私も寒いわ」

僧侶「勇者様!今日は先に帰らず皆で一緒に帰りましょう!勇者様を置いて帰れません!」

勇者(ぬぅぅぅぅぅ!!くそぉぉぉぉ重たくてかぶれねえええ!!!)

勇者「・・・・いいよ・・・」

魔法使い「何?」

勇者「・・先に帰っていいよ・・・」

僧侶「勇者様!流石にそんな状態の勇者様おいていけません!!!」


勇者の現在の装備

伝説のナイフ

伝説の腹巻

パンツ


勇者「おしっこ出そうだから!見られたくないから先帰ってくれ!!!!」

魔法使い「はぁ!?」

僧侶「私達、少しだけ遠くにいますから一緒に帰りましょう!!!」

勇者「もう今出そうなの!!!!このキ○ラの翼あげるから!!!先帰って!!!!急いで!!!」

魔法使い「わ、わかったわよ」

戦士「どしたぁ!!!勇者ぁああ!!装備はまだかぁあああ!!!」

僧侶「戦士さん、とりあえず私達は先に帰りましょう」

戦士「なんでだ!!!あっヒュンッ」

勇者「さささささぶいぃぃけどどぉぉぉ仕事っしししよ」


勇者「ガチガチガチガチガチガチガチガチガチガチ」


ガシッバキッボキッガァンガァンッガァンッ!!


勇者「ハハハ!ハハハハハハハ!!!」


ガァンッガァンッガァンッ!!!


勇者「なんだか暖かくなってきたぜ!ハハハハ!!!」



・・・・・・・


勇者は伝説の額当て(元鎧)を手に入れた


勇者「耳がぁぁああああ重さで切断されるるぅぅぅぅいぃ!!!!」



勇者はキ○ラの翼を投げた



・・・・・・

宿屋 夜

ヒュンッ

勇者「ただいまぁ・・・バタリッ」

僧侶「勇者様!!勇者様!大丈夫ですかぁああ!!!」

魔法使い「と、とにかく安静にさせてあげましょ」

僧侶「は、はい・・」

戦士「グゴォォオォォォォ!!!ブフィゥゥゥゥ!」

僧侶「戦士さんを永遠に安静にさせてあげるべきかもしれません」

魔法使い「まぁまぁ」

戦士「ブフフゥ(屁)」

魔法使い「ちょっと火炎魔法で爆発起こさせようかしら?」

僧侶「魔法使いさん落ち着いて!」

滅びの山

魔法使い「この山に伝説の盾があるのね・・・」

僧侶「山を越えたら魔王城が目の前ですし、緊張が収まらないです」

戦士「しゃああああどんどんこいやあぁあああああああ!!」

勇者「・・・」

魔法使い「勇者、大丈夫?顔色が優れないみたいだけど」

勇者「あ、あぁ・・・」

勇者 (耳がぁあああああああ額で耳が取れそうになるとか聞いたことねぇええええ!!!!)

戦士「おっ!!!山頂に着く前に伝説の盾あったぞぉぉぉ!!!!」

勇者 (いやだ・・装備したくない・・)

勇者「皆!!!俺の事はいい!先に行ってくれ!!」

魔法使い「はぁん?アンタ何いってんの?」

勇者「うるせぇ!先に行ってくれ!!俺の事は構うな!!!」

戦士「どしたどしたああ!!!まるで死亡フラグびんびんの脇役じゃねぇか!!!」

僧侶「勇者様、一体どうされたんですか?」

勇者「う ん こ が し た い」

魔法使い「おし・・んん、尿の次は便って、勇者いい加減にしなさいよ!」

僧侶「魔法使いさん落ちついてください!」

僧侶「勇者様もきっと魔王戦が近づいているから緊張されているのです!」

勇者「う ん こ」

魔法使い「・・・終わったら早く来なさいよ?アンタがいないとボス倒せないんだから・・」

勇者「ありがとう、魔法使い」

魔法使い「ふんっプイッ」

戦士「今のは便とかけているのか?」

魔法使い「火炎魔法!!!」

戦士「ぎゃああああああああああああああ!!」




・・・・・・・


勇者「さて、案の定重くて装備ができない。もはや選ばれし者とは何だったのか」

勇者「仕事すっかぁ!!!」



勇者「むぅ・・・何てことだ・・・これはダイアモンドだ」

勇者「ダイアモンドの工作はした事ないんだよな・・・」

勇者「仕方ない・・・」


勇者は懐から鍋のフタとダイアモンド製のやすりを取り出した


勇者「削った粉をフタに練りこめば伝説の盾じゃね?」


シャリシャリシャリ

パッパッ


勇者「よぉぉし完成!!!」


伝説のフタ?を手に入れた


勇者「待ってろぉぉぉ皆ぁぁ!!!!」

滅びの山 山頂

タッタッタッタッタ

勇者「みんなぁあああああああああ!!!!」

真竜「んん?なんだ貴様は?」

勇者「なにって決まってんだろ!?勇者だよ!!!」

真竜「鍋のフタとナイフと腹巻の勇者なんぞ見たこと無いんだが」

勇者「うっせぇええ!」

魔法使い「ゆ、ゆうしゃ・・・・逃げて・・・」

僧侶「ゆうしゃ・・・さま・・・・」

戦士「がはっブシャア」

勇者「戦士!!!血が・・・」

戦士「気にするなぁぁぁ!!勇者ぁぁ!!奴を倒しちまええええ!!!ぐふっ」


真竜「せいぜいあがけ人間よ!!」

勇者「いくぞぉぉぉっぉお!!!!!」

娘「ねぇ!それでこのヘッポコ勇者はどうなったの!?」

??「んー?それはねぇ・・」

ギィィバタン

勇者「ただいまー」

魔法使い「おかえりなさい」

娘「あ、パパだ!!おかえりなさい!」

勇者「おぉ、娘!いい子にしてたかー?」

魔法使い「ねぇ、あなた?あの時・・・」

勇者「んん?なんだい?」

娘「今ね!ヘッポコ勇者の物語ママが聞かせてくれたの!」

勇者「なっ、ヘッポコってなんだよ魔法使い!」

魔法使い「だって本当の事じゃない?」

勇者「ぬぅ・・・」





・・・・・・・・・・・・・・







真竜「どうした?来ないのか?」

勇者「・・・・」

真竜「来ないなら、こちらから行くぞ?」

勇者「すんませんしたぁあああああああああ!!!!!」

真竜「んん?」

勇者「伝説の武器全部まともに装備できなかったんで戦えないんですぅぅぅ!許してください!命だけは!!!!」

真竜「おぉぉ!飽きれた者だ、この期に及んで命乞いとは・・」

真竜「そもそも貴様が装備している装備は全てレプリカだ」

勇者「へ?」

真竜「盗賊などが盗んでくる事を想定してな超重量化の魔法をかけておいたただの防具だ」

勇者「んだっそりゃああああああああ!!!!!!」

真竜「ふっ、元から勇者と戦うつもりはない。受け取れ伝説の装備を」


勇者は伝説の装備一式を手に入れた


勇者「こ、これは!!!!体中から力が!!!」

真竜「貴様の仲間達は申し訳ないが傷だらけだ。お前ひとりで魔王を倒しに行け」

勇者「今なら、魔王を倒せる気がする!!!」





魔王城 

バァンッ!!!

勇者「魔王!!!勝負だああああああああああ!!!!!」

魔王「お、おぉぉ・・・・ついに・・来たか勇者よ・・・・」

勇者「お前、その恰好は・・・」


魔王の装備

魔王の額(元兜)

魔王の胸当て(元鎧)

魔王のナイフ(元剣)

魔王のナベ(元盾)


魔王「ぬぅぅ・・・身体が重いぃぃ・・・」

勇者「隙ありぃぃぃ!ザシュッ」

魔王「ぐあああああああああああああぁ」


こうして世界は救われた

娘「ねぇ、パパ?」

勇者「どうした?娘よ」

娘「私も、冒険に出る!」

魔法使い「あらあら、誰に似たのかしら」

勇者「なら、まずは最果ての山に旅立つと良いぞ?」

娘「最果ての山?わかった!!!!今から修行して絶対冒険する!!!」

勇者「ふっ・・我が子の将来が楽しみだな」

魔法使い「あなたも中々、いじわるね?」

勇者「そうかな?アハハハ」



続き一応書いてるぜぇ!

勇者娘「伝説のナイフが持てない」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1503229270/)

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