【FGO】ぐだ男「蚊」 (45)
息抜きに
気の向くままに書くので設定と違うとこやら終章以降のネタバレあるかもなので注意
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1501160702
ぐだ男(そう言えば――暑い暑い日差しの下でふと思った)
――マシュって蚊を見たことがあるのかな、と
ぐだ男(思えば永い永い旅路だった。よく分からないうちに人類最後のマスターになって、人類史を救った)
(灼けた街冬木、百年戦争の地オルレアン、かの偉大なローマ、大航海時代のオケアノス、死の霧に包まれたロンドン、独立戦争時代のアメリカ、異物たる「聖都」に蝕まれしエルサレム、滅びゆくウルク)
(あと京都とか鬼ヶ島とか――とにかくよくわからないいろんな所を、文字通り山越え谷越え、何とか救って)
(最後には、悲しい、とても悲しいことがあった)
(それでも立ち止まらずに歩き続けて)
(でも今はちょっとだけ寄り道をして、あの暑い夏の日に来た島にいて)
(ふと、思った)
ぐだ男(マシュ――マシュ・キリエライト。俺の後輩、そしてサーヴァント)
(「あの」日に出会って、彼女を救って。今この瞬間に至るまでずっと守ってくれた彼女)
(あの時までまでずっとカルデアにいて、外に出たことがなかった彼女)
(あの時からずっと一緒にいて、いろんなところを一緒に旅した彼女)
(旅路の最後に「あんな」事があってもなお、心の清らかだった彼女)
(会えなくなってしまうかと思ったけど、それを超えて凹のところに帰ってきてくれた彼女)
(そんな彼女――箱入り娘同然な彼女は)
(蚊に刺され、白い白い雪花のような柔肌、かといってただ柔らかいだけでなく、その内に確かな強さを秘めた肌を)
――蚊の唾液によって、赤く赤く、腫らしてしまったことは、あるのだろうか。と
ぐだ男(最初は、穢れを知ってなお清らかな彼女をわが手(脳内といったほうが正しいか)で穢してしまった罪悪感に駆られてしまった)
(よりによって彼女で、そんな下品(だろうか?)なことを想像してしまったと後悔もした)
(だけど、そうやって後悔して戒めようとすればするほど考えてしまった)
(彼女は今までの旅路の最中で蚊に、もしくはそれに準ずる衛生害虫に刺されたと言ったことがあるだろうか)
(俺の前であの柔肌を欲望に任せて掻き毟ったことがあっただろうか、と)
(考えれば考えるほど疑問が沸き、想像は掻き立てられいつしか)
――興奮してしまっていた
ぐだ男(そう、興奮してしまったのだ)
(あの儚げな表情をする彼女の顔が、今まで感じてきた痛みとは違う感覚―痒みによって歪むのを想像して)
(あの嫋やかでいて、戦闘時には力強く荒々しく動く指が、痒みを感じた個所をほぼ無意識の欲望のままに掻き毟るのを想像して)
(痒かった個所が痒くなくなって、少し歪んだ表情が元に戻るのを想像して。)
(彼女と散歩をしていることを失念していたら今履いている海パンが湿っていたところだった)
(まぁ実際には頭が茹だってしまってぶっ倒れてしまったわけだが)
ぐだ男(今はぶっ倒れた俺を看護しているマシュの太腿―とてもとても柔らかい彼女の太腿に後頭部を埋めている)
(そんな状況でなお―そんな状況だからこそだろうか、考えてしまう)
(これがかの青髭公ことジル・ド・レェの言っていた「COOL」なのだろうか、と)
(それとも、ただ頭の茹だった狂人の戯言なのだろうか、と)
(俺を心配そうにのぞき込む彼女の瞳―吸い込まれそうなほど美しいパープルの瞳を見ながら、考えている)
マシュ「先輩、具合はどうですか?何か、体に異常などはありませんか?」
ぐだ男(彼女の声が俺の耳朶を揺らす。とても落ち着く、心地のいい声が)
「そこそこ良くなってきたよ、心配かけちゃってごめん」
(もちろん嘘だ。先ほどからずっと心臓が破裂しそうなほど唸っているし、頭の中はミキサーでもかけられたかのようにグチャグチャだ)
(そしてそのぐちゃぐちゃな思考でイケナイことを考えてしまっている)
マシュ「嘘をつかないでください、先ほどから目の焦点が合っていません」
ぐだ男「うん」
(俺を心配する思慮深い彼女の優しい言葉に空返事をしてしまうほどの、イケナイこと)
(すなわち、直接聞いてしまおう、と)
(もちろんこの行動によって軽蔑されてしまうこともあるかもしれない)
(だけど考えてしまう、彼女の反応を。そして、見てみたくなってしまう。聞きたくなってしまう)
マシュ「・・・先輩?」
ぐだ男(軽蔑した表情冷たい声音若しくはキョトンとした表情意外なことを聞かれた時の気の抜けた声音若しくは他のすべて全て総てスベテ―)
マシュ「先輩!」
ぐだ男(どす黒い思考は彼女のほんのり暖かく、すべすべな掌が両頬に押し付けられた感触で途切れた)
「大丈夫だって」
マシュ「嘘をつかないでください」
ぐだ男(彼女の形のいい眉が歪む)
「どうして嘘って思うのさ」
(彼女のいじらしい表情についつい意地悪をしてしまう)
マシュ「それは、なんとなくです」
ぐだ男「なんとなく、か」
(彼女の言葉についつい笑みがこぼれてしまう)
ぐだ男(彼女の純粋な子供のような言葉に)
(そして、なんとなくでも俺の何かが違うと感じてくれたことに)
マシュ「いつもの先輩はわたしの何でもない話も真摯に聞いてくれましたけど、さっきの先輩はなんとなく、上の空でしたから」
ぐだ男「・・・そっか、ごめんね」
(その言葉を聞いたとき、自分の中のどす黒いナニカがふわっと消えたようだった)
(欲望に任せて彼女にとてもよくないことをしてしまうところだった)
マシュ「あ、いえ、その、責めているわけじゃなくてですね」
ぐだ男(さっきまで拗ねている子供のような表情だったのが一転して、困った子犬のような表情をする)
(こんなにも可愛らしく変化する彼女の表情を曇らせようなどなんて――なんて浅ましい)
「いいんだ、ごめんね。少し考え事をしててね。良くなったらまた散歩をしよう」
ぐだ男(そう言うと彼女は少し微笑んでうなづいてくれた)
マシュ「そういえば先輩、先ほど散歩をしていた場所付近に池がありました」
(彼女は何の気なしに切り出した)
マシュ「その池付近にハエ目糸角亜目カ科の生物、おそらくは藪蚊がいました」
(その言葉を聞いて俺は)
マシュ「刺されないように注意しましょうね、先輩」
俺は――
酉ミスが目立ちますなぁ
いったん休憩、少ししたらこの先のifでも書きますかな
ココアピーを食べたのでステータスアップ、これで(眠気に)耐えます
ぐだ男(マシュ―彼女の言葉を聞いて、俺の中のどす黒いナニカがまた膨れ上がった)
(やはり自分のような弱い人間は自分の欲に逆らえないのかと自己嫌悪した)
(そして、幼いころに味わった、あの誰も踏んでいない新雪に自分の足跡をつける瞬間のような高翌揚感と幸福感が沸き上がってきた)
(そして俺はマシュの新雪が如く白い太腿をどこかいかがわしく撫でながら聞いた)
「マシュはさ、蚊に刺されたことって、あるのかな」
マシュ「あ、ええと、ありません、よ」
ぐだ男(マシュは急に太腿をなでられたことに困惑しつつ、おずおずと答えた)
(その表情、声音。それだけで俺はイってしまった)
(今までされたことがなかったであろういやらしい触られ方に困惑し、かといって「先輩」だから無碍にはできないというシチュエーションによる表情)
(その非日常の最中投げかけられた世間話にほんの少し恐怖してしまい、震えてしまう声)
――なんと甘美な
ぐだ男「そっか、今まであんまり蚊がいそうな所に近寄ったりしなかったもんね」
(俺は自分でそう口にしつつマシュの純潔が汚されたことがないと再確認し、またイった)
(とても興奮する、とてもいい。カルデアに来る前でもこんなに興奮したことはなかったであろう)
マシュ「そ、そうですね。ところで先輩、あの、太腿・・・」
ぐだ男(マシュも俺の雰囲気がおかしくなっていることに段々と気づいてきたのか、俺の行為を止めようとする)
(怪しまれてはこもるので中止しつつ話を続ける)
「ならいい機会だ、一回刺されてみようよ」
マシュ「え、ぇとその、刺されてみよう、と言うと?」
(俺の素っ頓狂な発言にあっけにとられているようだ。まぁ無理もないか)
ぐだ男「そのまんまだよ。刺されてみようよ、蚊に」
「だって、今まで刺されたこと、ないんでしょう?」
「普通の人なら、夏になったら一度や二度は刺されるものさ」
「大丈夫だよ、刺されても死にはしないよ」
「だから、さ?」
マシュ「せ、先輩?やっぱり、まだ、調子が・・・」
ぐだ男「俺は大丈夫だよ?ほら、立てる」
「さ、約束したじゃないか。平気になったら散歩するって」
「行こうよ、ねぇ?早く速くハヤク」
マシュ「ひっ、先輩、ま、止まって、寄らないで」
ぐだ男「寄るなだなんてひどいなぁ、傷ついちゃうなぁ」
「行こうよ、さんぽ」
「ねぇ」
「ハヤク」
マシュ「や、いや、いや、せんぱ、とま」
ぐだ男「どうしても聞いてくれないの?」
「しょうがないなぁ」
「令呪を以て命ずる」
「一緒に、来い」
ぐだ男(それから―俺は令呪を使って泣きじゃくるマシュを無理やり池のほうまで連れて行った)
(途中、何度も「やめて」とか「とまって」とか「つれていかないで」とか言っているマシュを見て)
(何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も)
(何度も何度も何度もイった、途中からは出なくなったが何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もイった)
(どれだけ、ここで押し倒してしまいたいと思ったことか)
(だが、それが目的じゃない。そう自分に言い聞かせた)
(そして―――)
ぐだ男「はは、あはあはひふ、着いたよぉマシュぅ」
(そういいつつ振り返ると)
マシュ「ひぐっ、ひうっ、いや、いやぁ」
(目元を赤くして、泣き腫らし、過呼吸気味なマシュがいた)
「ふひっ、あはひっ、ひあははははははははははっははははは、マぁシュぅ、着いちゃったよぅ?うふひあはっははぁ」
「あぁそんなに泣いちゃってぇ。怖かったのぉ?それともそんなに泣くほどうれしかったのぉ?ひゅうふあふはは」
「あぁぁあ、マシュの涙って甘いのかなぁ、舐めてあげたいねぇうふふひあは」
「でぇもぉそれがやりたいわけじゃあないんだよねえぇ」
「マシュが普通の女の子みたいに蚊に刺されて、そしてそこを痒がるのが見たかったんだよぉ」
「それだけだったのだけどね、マシュのそのお顔を見てるともっともっともーっとほかのことをやりたくなってキチャウねぇ」
マシュ「ひっ、ひぐっ、せんぱ、いつもの、せんぱいにっ、もどってくださ、ひうぅ」
gだ男「俺はぁいつも通りなんだけどなぁ」
「まぁいっか、マシュもきっと調子が悪いんだねぇ」
gだ男「まぁまぁまぁ、さっさと始めちゃいましょう~」
マシュ「いやっ、いやぁ、いやだぁ・・・」
「えひっ、くひひ、あひあはぁ」
「令呪を以て「このバカモノが」けぴっ」
マシュ(わたしは、先輩のバイタルがおかしいことをダ・ヴィンチちゃんから聞いて駆け付けたらしいスカサハさんに間一髪のところで助けてもらいました)
(スカサハさんはあの毒にやられたと言いますが、ダ・ヴィンチちゃん曰く長時間近くにいたわけじゃないから原因は別の何かじゃないか、とのこと)
(でも、原因なんかよりなによりも、先輩にあんな事をされたのが何よりもショックでした)
(わたしを助けてくれた先輩、わたしを信じてくれた先輩、わたしに色彩をくれた先輩に)
(なんであんなことをしたんだろうか?わたしが嫌いだったから?)
(いや、きっと違う。先輩は普通の女の子みたいに、と言っていた)
(だけど善意じゃなくって、あれは――)
(――これ以上は考えちゃいけない気がする。だんだんとヘンな気分になってくる)
(気絶した先輩は、わたしとは離れたところでスカサハさんやマルタさんに治療を受けている)
(これから先輩にどう接すればいいのだろうか?少し離れる?それとも覚えてないふりをする?どうすればいい?)
(わたしは)
わたしは――
おわり。糞スレ失礼しました。
しょうがないにゃぁ
マシュ「・・・先輩」
(誰もいない部屋でポツリと呟く)
(先輩――わたしの先輩、そしてマスター)
(あの日出会って、救われて。あの時までずっと守ってきた彼)
(あの日、私の想像もつかないような外の世界から来た彼)
(あの日から私のそばにいて、いろんな世界に連れて行ってくれた彼)
(「最期」まで未熟だった私を信じて抜いてくれた彼)
(また会えた時に泣きながら喜んでくれた彼)
(そんな彼の――)
――えひっ、くひひ、あひあはぁ
マシュ「・・・っ」
(あの後先輩に会った時は、いつもの先輩――優しげな雰囲気の先輩だった)
(それとなく聞き出そうとしても倒れてからの記憶がないという)
(嘘をついている様子はなかった。それにいつもの澄んだ瞳をしていた)
(それを見て私は、あの時の先輩は気のせいだったのだと思うことにし、これまで通り接しようと思った)
(だけどダ・ヴィンチちゃんはこう言った)
ダ・ヴィンチちゃん『彼と少し距離をとったほうがいいんじゃないかなぁ』
(ダ・ヴィンチちゃんは、あれが彼の知られざる本性じゃないかと言っていた)
(もちろんダ・ヴィンチちゃんも信じられないのだろう、とても険しい顔をしていた)
マシュ(そしてダ・ヴィンチちゃんはさらに続けました)
ダ・ヴィンチちゃん『まぁ、なんだろう。人間なんてそんなものさ。完全な聖人君子なんていないんだ』
(そう言い、私の肩に手を置いた。まるでしょうがないと言いたげに)
(わたしは激情に駆られてダ・ヴィンチちゃんの腕をつかみ、言ってしまいました)
マシュ『いくら貴女だろうと、先輩を侮辱するのは許しません・・・!!』
ダ・ヴィンチちゃん『ま、マシュ?手に力を籠めすぎじゃないかな?』
(そういわれて初めて、彼女の腕にあざができるほどの力を籠めていたことに気づきました)
(急に冷静になって、いろいろな感情が頭をよぎってしまい、その場から逃げるように走ってしまいました)
マシュ(あれ以来、先輩の姿を見ていません)
(信じたいと思ってもなお、怖かった。理解できなかった)
(あの時の先輩の瞳。どす黒く、のぞき込んではいけないほどのナニカの詰まった瞳)
(あの瞳は何だったのだろう)
(怒りでもない。悲しみでもない。憎しみでもない)
(いままで誰にも向けられなかったあれは――)
マシュ「ふっ、ふうぅ、はっ、はひぃ」
(私の体が思い出すな、考えるなと警告するように震えだした)
(涙が止まらない。息ができない。目の前が暗くなる)
(怖い。怖い恐いこわいコワイ)
(でもなんだか――)
「フォーウ」
マシュ(私の思考は、いつの間にかわたしの肩に乗り、心配そうにわたしの頬を舐めたフォウさんの鳴き声によってかき消された)
「フォウ、さん?」
(わたしはほぼ無意識にフォウさんを胸に?き抱いた。まるで、助けを乞うように)
「わたしは、わたしは。先輩とどうすれば以前のように、接することができるのでしょうか」
(そして、ポツリと呟いてしまった)
フォウ「フォウ?フォフォウ?」
マシュ(フォウさんはよくわからないと言いたげに鳴き、私の鼻先をペロリと舐め、頬ずりをしてきた)
(いつもやってくるような何気ないスキンシップ。わたしはそれに無性に安心感を抱き)
(そのままフォウさんを胸に抱いたまま静かにすすり泣いてしまった――)
>>29修正
「フォーウ」
マシュ(私の思考は、いつの間にかわたしの肩に乗り、心配そうにわたしの頬を舐めたフォウさんの鳴き声によってかき消された)
「フォウ、さん?」
(わたしはほぼ無意識にフォウさんを胸にかき抱いた。まるで、助けを乞うように)
「わたしは、わたしは。先輩とどうすれば以前のように、接することができるのでしょうか」
(そして、ポツリと呟いてしまった)
フォウ「フォウ?フォフォウ?」
マシュ(フォウさんはよくわからないと言いたげに鳴き、私の鼻先をペロリと舐め、頬ずりをしてきた)
(いつもやってくるような何気ないスキンシップ。わたしはそれに無性に安心感を抱き)
(そのままフォウさんを胸に抱いたまま静かにすすり泣いてしまった――)
マシュ(あれから、落ち着いたわたしは、先輩に会って話をしようと決め、部屋を出ました)
(また、「あの」目をしているかもしれない)
(そう考えると足が震えてしまうが、そんなことでは止まれない)
(わたしはそれを理解して、先輩と分かり合おうと決意しているからだ)
(勿論そうではない可能性もある。そのときは二度と思い出さずに今まで通り接しよう。そう決めている)
(考え事をしていると時はあっという間に過ぎてしまうものだ)
「・・・ッ」
(先輩の私室の前に、着いてしまった)
「は、入らなきゃ。先輩に会って、それで・・・」
(そう呟いて、ここまで来て躊躇してしまう弱虫なわたしを奮い立たせる)
「ふーっ、ふーっ、失礼、します」
マシュ「せ、先輩・・・?」
(返事が無い。どうかしたのだろうか)
「ま、まさか・・・」
(いつぞやの時のように、また先輩の意識がないのだろうか)
(いつもより余裕のないわたしは、最悪の可能性を真っ先に考えてしまった)
(また、先輩が、遠くに、行ってしまう)
「せ、先輩ッ!!」
(悲鳴のような情けない声が出てしまった)
(だけどそれを気にする余裕もなく、わたしは飛び込むように先輩の私室に入った)
マシュ「先輩ッ、せんぱ、い・・・?」
(そう、少し冷静に考えればわかることだ)
ぐだ男「スーッ、スーッ」
マシュ「あ、あはは」
(最近はよくダ・ヴィンチちゃんに呼び出されていると誰かからか聞いたじゃないか)
(何か検査でもしているのだろう。それはとても気が休まらないだろう)
(何もないのなら気が抜けてベッドで寝転がったまま眠ってしまうこともあるだろうに)
(そう思うと恥ずかしいやら何やらで、口から乾いた笑いがこぼれてしまう)
(だけど自分が何をしに来たかを思い出すと、自然と顔が引き締まった)
「でも、寝てますし・・・」
マシュ(起きるまで待とう)
(そう思い、ベッドの空いているスペースに腰を下ろす)
「・・・・・・」
(やることもないので、先輩の顔を眺める)
(眠っている先輩の表情は、まるで安心して眠る赤子のような、それでいてどこか孤独を感じさせる表情だった)
(先輩は、わたしに会えていないのをどう思っているのだろう)
(さみしがってるのだろうか?)
(無意識に先輩の手を握る)
(暖かくもなく、冷たくもない先輩の手)
(指でなぞってみると小さな傷痕が所々にあるのがわかる)
(・・・・・・)
マシュ(段々と、先輩を疑ったり怖がったりすることが浅ましいことのように思えてきた)
(彼だっていろいろ抱えていることだってある。それが爆発してしまうことだってあるのだろう)
(ダ・ヴィンチちゃんも言っていた。完全な聖人君子なんていない、と)
(ましてや先輩は「ただの」人間だ)
(世間知らずのわたしにはわからないなにかがあったのだろう)
(それを受け入れずになにが「先輩の」サーヴァントだ)
(そう考えると心が軽くなる)
(ゆっくり休んでもらおう、そう思い、立ち上がり部屋を去ろうとする)
(その時に。アレを)
――見て、しまった
――あはあはひふ
マシュ(先輩の)
――うふひあはっははぁ
(下腹部が)
――ひあははははははははははっははははは
(膨らんでいるのを)
マシュ(知識としては知っている。男性は興奮すると陰茎―ペニスが膨張するのを)
「はぁ、はぁっ、ひっ、ひぃう」
(いつものわたしなら何とも思わないだろう)
「あぁ、あぁあ」
(だけど、だけど思い返せばあの時)
「やだっ、いやぁぁ」
(先輩のペニスは、勃起していた)
「いやっ、いやぁ、いやだぁ・・・」
マシュ「ふぅっ、ふうぅぅぅ・・・」
(図らずもわたしは、あの時先輩の瞳に渦巻いていたものを理解してしまった)
――もっともっともーっとほかのことをやりたくなってキチャウねぇ
(わたしの体を蹂躙したいと望む、獣欲だったのだと)
「ひぃ、ひっ、ひぃぃっ」
(足が震えだす、立てなくなってその場に尻餅を突いてしまう)
(涙が止まらない。息ができない。下腹部がじんわりと温かく湿った、それと同時に鼻をツンとつくアンモニア臭がした)
「あっ、はぁ、はあぁ」
(それでもなぜだろう)
(彼の、先輩のペニスから)
(目が離せないでいた)
いったん中断
これ以上の描写ってもしかしてR行かなきゃまずいかなぁ?
今日は寝ます
もしかしたらR行くかも
浜風「須賀先輩クッキー焼いて来ました」
瑞鳳「須賀大佐卵焼いて来ました」
伊168「須賀大佐鯛焼き買って来ました」
伊58「須賀大佐蕎麦買って来ました」
伊8「須賀大佐ケーキ買って来ました」
須賀京太郎様「大佐81レベル其処に明石銀行が有るじゃろ」
明石「あはは私の処女膜だけじゃ飽き足らず私の臍繰りを畜生め」
スカ師匠「須賀君ケーキあ~ん」
佐世保須賀菫「やはり磯風の創るカレーケーキは絶品じゃな」
全男サーヴァント「主様は狂ってる」
須賀の命の命「女サーバント浜風スカ師匠海域で大活躍」
FGO「明日で完全サービス終了」
性的描写を書いちゃったのでRに移動しマスタので続きはこちら
こちらは終了依頼を出しちゃいます
【FGO】マシュ「あれから」
【FGO】マシュ「あれから」 - SSまとめ速報
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一応ageておきます
ちょっとテスト♥
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