咲「迷子になっちゃった…」 (105)

咲「お姉ちゃんに会いに行くために、電車に乗ったんだけど…」

咲「…ここどこぉ」ウルウル

現在地>>3

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395246478

宮守

咲「…あれは…学校…?」

咲「行ってみよう…」すたすた


宮守女子校門前

咲「宮守女子…」

咲「……ここどこぉ」ウルウル

>>8が登場

しろ

咲「…」きょろきょろ


白望「…」

白望「(なんでウチの校門前に宮永咲が…)」

白望「…ダル」

咲「あ、あなたは…!」

白望「小瀬川白望。…何してるの、こんな所で」

咲「その、迷子になっちゃって…ここどこですか?」ウルウル

白望「岩手だよ…(どう迷ったらこんな所まで来るんだろ…)」

咲「岩手!?…うぅっ…」

白望「ダルいから泣かないで…」ヨシヨシ

咲「うぅ、ひっぐ…すいません…」ウルウル

白望「(…ただの麻雀殺戮マシンじゃないんだ)」

白望「…どこ行きたかったの?」

咲「東京に…へへっ」

白望「」

白望「…とりあえず寒いから部室来る?」

咲「いいんですか…?」

白望「…ついてきて」

咲「はい、すいません…」



ガチャ

白望「…」

エイ「シロ、オソイ!チコク!」

胡桃「そうだよ!みんな待ちくたびれたんだから!」

塞「…シロ、後ろに居るのって…」

豊音「宮永咲さん!!!!!」」

咲「お、お邪魔します…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

白望「…ってこと。説明疲れた…」ダラー

塞「(麻雀以外は普通以下の子なんだ…)」

胡桃「(リンシャンマシンじゃなかった…)」

エイ「(カタコトといい勝負の可愛い属性じゃん…)」

豊音「宮永さんちょーかわいいよー!」

豊音「大将戦の時はてっきり怖い人だと思ってたよー!」

咲「私そんなに麻雀してる時、怖い顔してるのかな…」

5人「(うん)」

塞「ところで、東京行かなくていいの?」

咲「あ、そうだった!…すいません、私もう行かないと」

豊音「えー、もう行っちゃうの…」

エイ「ハイ!」っ紙

咲「何これ…」

エイ「チズ!」

咲「わぁ、ここから仙台駅の行き方が!ありがとうございます!」

エイ「レイニハ オヨバンヨ」えっへん

仙台駅


咲「宮守の人たち、いいひとだったなぁ…」

咲「おかげでやっと、お姉ちゃんに会えるよ!」

咲「ちゃんとキップも買って席に着いた…」

咲「…ちょっと疲れたし、東京に付くまで寝ようっと…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

咲「んっ…ここは?」パチリ

目が覚めて咲の居た場所とは

>>20

1.大阪
2.奈良
3.その他(東京もあり)

1

ワイワイガヤガヤ

咲「ん?…あれ…?」

咲「なんか雰囲気が…」

咲「…」チラッ

新大阪駅

咲「…私、寝てる間に乗り換えとかしてるのかな…?」

>>30「お、あれは…」

荒川さん

安価もっと近くでいいと思うよ

>>31 すまぬ、初ssだから加減が分からんもので



憩「宮永妹さんや!」

咲「ふぇっ?…あなたは、確か…荒川さん」

憩「そうやでー。咲ちゃんはこんなとこで一人で何してるんー?」

咲「お姉ちゃんに会いに東京に…」

憩「東京って、大阪と反対やん!長野から反対来てもうたら、向こう行くの遠いなぁー」

咲「…いや、一度岩手まで…」

憩「…お腹空いたやろ?どっか食べ物屋さん入ろか」

咲「いいんですか…?私お金が…」\130

憩「マクドくらいならおごってあげるでー」

咲「ありがとうございます!」ぺこりん

憩「よしゃ、ほな行くよー」ギュ

咲「あっ、手…」

憩「あれ、嫌やった?また迷子なられたら困るし…」

咲「いえ、嫌じゃないです…そ、その、急に手繋がれたから…」///

憩「(…嶺上マシーンやなくて可愛らしい乙女やん…)」



憩「てりタマのSセットと…咲ちゃんは?」

咲「あ、私はハンバーガーで…」

憩「ダブルチーズバーガーのSセットで」

店員「…円になります」

憩「はいはーい」チャリン

咲「あ、あの、私ハンバーガーで…」

憩「遠慮せんでええで、お腹空いてるんやろ?」

咲「…はい///」グゥゥ

憩「おごったるって言われたら、あつかましいくらいに頼まな駄目やでー」

咲「わかりました…」

憩「ん…お、出来たみたいやな、さっそく食べよかー」

咲「はい!」

憩「…よっぽど腹ぺこやったんやなぁ」ふふ

咲「いただきます!」モグモグ

ガラッ

店員「いらっしゃいませー」

??「外寒いなぁ…マクドの中は天国やわ」

??「あれは…荒川憩に宮永咲!?」

憩「あら、どうも~」ヒラヒラ

咲「あ、>>37の麻雀部の…」

千里山or姫松

千里山

竜華「なんでその2人でしかもこんな所に?」

咲「(大阪の人たちって、地元の事「こんな所」だって思ってるんだ…)」

憩「実はな~…」ペラペラ



憩「…というわけで、今は咲ちゃんとデート中やから、邪魔せんといてやぁー」

咲「で、デートって…///」

セーラ「ぶっひゃっひゃっひゃ!東京行くのに大阪来るとか、方向音痴にも程があるやろ!」

浩子「笑いすぎで…うっ」プクク

咲「うぅ…」

竜華「ギャップ萌えやわぁ…咲ちゃん可愛いわぁ~」

怜「…浮気か、竜華、ええ度胸やな」

竜華「ちゃうねん怜!これはまたちゃうねんて!」

怜「…咲ちゃん。あんなタラシ女に捕まったらあかんで?」

咲「あはは…仲のいい夫婦みたいですね」

怜「ふ、夫婦て…」チラッ

竜華「ごめん怜ぃぃぃ誤解やねんうちは怜を愛してるぅぅぅぅ」

浩子「ちょ、マクドで泣き散らして土下座とかやめてください…」

怜「…まぁ、リアルな夫婦っぽいかもなぁ」

憩「咲ちゃん、お金ないのに、どうやって東京行くんー?」

怜「東京どころか、長野にも戻られへんと違う?」

セーラ「バスガデルデー」

泉「長野まで100円で行けるバスなんて無いですよ…」

咲「うぅ…どうしよう…」

竜華「いいこと思いついたで!」

咲「?」

竜華「>>46宅に泊めてもらったらいいねん!」

>>46
大阪の誰か

竜華家

竜華「ウチに泊まりにおいでー」

怜「…何するつもりや」

竜華「な、なななな何もせえへんよ?困ってる咲ちゃんを泊めてあげるだけやで…」

怜「…」

咲「い、いいんですか…?」

竜華「うん、いいで!今日は親が結婚記念日で旅行行ってるし、家には誰もおらんし…」

怜「それがあかんのや」ぺしっ

竜華「あいたっ!なんでよー、いいやんか」

怜「うちも泊まりに行く」

憩「なんか楽しそうだねー」

セーラ「俺も混ぜてーやー」

竜華「も、もう、そんな入れへんし、今日は咲ちゃんだけ!」

咲「あ、あのっ、何かすいません…」

怜「ううん、気にせんでいいで、変なことされへんように気ぃつけや?」

竜華「だからせえへんってば!」

竜華「ほな、お持ちかえ…連れて帰るわー、うちがちゃんと長野まで帰したるからな!」

咲「荒川さん、お昼ご飯ごちそうさまでした」ぺこり

憩「いえいえー。また、迷子じゃなくて、普通に遊ぼなぁー」ひらひら

咲「はいっ」ニコ

怜「気つけて帰りやー」

竜華「じゃ、行こか咲ちゃん」

咲「はい、みなさんお世話になりました」ぺこり

ガラッ



ガチャ

竜華「ほな、狭いけど入って入ってー」

咲「お邪魔します…」

竜華「コーヒーで良い?」

咲「え、あ、はい……あの」

竜華「?」

咲「…」サーッ

咲「…」サーッ

咲「…」サーッ

竜華「…咲ちゃん、ちょっと入れすぎとちゃう?」

咲「あ、甘いのしか飲めなくて…///」

竜華「なんやー、それやったら他の紅茶とか入れたのにー」

咲「で、でも、甘いコーヒーは好きですよ!…あちっ!」ずず

竜華「あははは…なんか、意外やなぁ、こんな感じなんやな、咲ちゃんって」

咲「…?」サーッ

竜華「まだ入れるんやな…。いや、麻雀打ってるとき、凄い気迫みたいな、オーラみたいな…」

咲「みんなによく言われるんです…私、そんなに怖い顔してますか…?」しょぼん

竜華「…ま、まぁ、嶺上牌取るときの顔はゾッとするわ…」

竜華「で、でも!普段は可愛らしい女の子やって知れて、良かったで!」

咲「か、可愛らしいって…私なんて、暗くて運動も出来ないただの女の子ですよ」///

咲「それに、清水谷さんみたいにスタイルも良くないし…」スットン↓

竜華「う…で、でも、咲ちゃんなりの良いところ、いっぱいあると思うで?」ぽよーん



??「咲さんが居なくなったと思えば大阪の方に気配を感じたので辿って来てみれば…」のぞーき

??「女の方の家に2人でお泊まりなんて…!」

<コンコン

竜華「はーい。…誰や、こんな夜にお客さん…」ガチャ

和「こんばんは」

竜華「あれ?あなたは…(なんか目つき怖いわ…)」

和「咲さんを迎えに来ました」

竜華「あー!咲ちゃんの高校の!原村さんやっけ?」

和「さ、咲ちゃん!?」

咲「どうしたんですかー…って、和ちゃん!」

和「咲さん、勝手に1人で遠出したら駄目って言ったじゃないですか!」

咲「うぅ…ごめんなさい…」

和「いいから帰りますよ!お金もちゃんと2人分用意してありますから」グイッ

竜華「えー、どうせ来たんやったら一泊くらいしていきやー、咲ちゃんー」グイグイ

咲「ど、どうしよう…」

1.長
2.和も入れて三人でお泊まり
3.一人立ちする

>>62

訂正
1.長野に帰る

3

咲「…」かきかき

竜華「いーや、咲ちゃんはウチに泊まるんや!」

和「駄目です!咲さんは私が連れて帰ります!」

咲「…」そろーり

竜華「一日位ええやんか!一晩だけの関係やから!」

和「やっぱりそういう目的だったんですね!そんな変態に咲さんは預けられません!」

咲「…」ばたん



咲「…はぁ、行くアテも無いのに出てきちゃったよ」とぼとぼ

咲「どうしよう…和ちゃんにお金貰ったのは良いけど、帰り方わからないし…」

咲「うぅ…」うるうる

一方その頃

竜華「…ん!?咲ちゃんがおらん!」

和「ハッ!北西の方向に2.4km離れたところに…!」ダッ

竜華「い、行ってもうた…ん?置き手紙か…」

『お世話になりました。自力でがんばって帰ります。またどこかの卓で会いましょう さき』

竜華「字も可愛いわぁ…」

咲「…お腹空いたし、どこか入ろうかな…」とぼとぼ

咲「……」きょろきょろ

咲「1人でファミレスは入りづらいなぁ…」

咲「どうしよう…」

>>67「1人で何してるん?」

咲「あ、あなたは…」

近すぎたので>>70

末原

咲「あ、姫松の大将の末原さん!」

恭子「え?何で私の事知って……あ」

咲「お久しぶりです、清澄の」

恭子「宮永…咲…」

恭子「な、なんでこんな所に1人で居てはるん?」オドオド

咲「それが…」ペラペラ



咲「…と、いう訳なんです…」///

恭子「そ、それは災難やったな…(可愛い…)」

恭子「宮永さん、何か意外やなぁ…麻雀打ってるときと、まるでイメージが違うわ」

咲「末原さんも言うんですか…」しょぼん

恭子「え、ご、ごめんな?普段は可愛らしい女の子やって分かって良かった…ってうちは何言うてるねん!」

咲「あはは…末原さんも、面白い人なんですね」くすっ

恭子「(可愛い…)…ところで、話戻るけど、ご飯食べるためにふらついてたんやっけ?」

咲「はい…でも1人じゃファミレスとか、入りづらくて…」

恭子「ほ、ほんじゃ、そこのサ●ゼ入ろか」

恭子「(なんか2人でファミレスってデートみたいやなぁ…)」///

咲「はいっ」



咲「おいひー…」もぐもぐ

恭子「…」ジー

咲「…あれ、末原さん、食べないんですか?」

恭子「んっ!?いや、食べるで、あはは…」ぱくっ

咲「…?」

恭子「ところで、この後どうするん?もう夜の8時やけど…」

咲「えっ!もうそんな時間なんですか…?どうしよう…」

恭子「とりあえず、親御さんに電話したらどうや?」

咲「は、はい…えーっと…」ポチポチ

恭子「…(何か久しぶりにガラケー見たわ…)」

咲「もしもし、うん、今大阪なんだけど…うん、うん、今姫松の人と一緒に居るんだけど…えっ?…わかった、聞いてみるね」

咲「あ、あのー…お父さん、仕事がまだ残ってて迎えに来れないから、末原さんのお家」

恭子「いいで!」

咲「っは、はい……うん、泊めてくれるみたい、うん、わかった、明日の晩ご飯までには帰るね!」ブチッ

恭子「ちょい待ってな、ちょっと母さんに聞いてみるわ」

恭子「…」シュッシュッ

咲「(スマートフォン使ってる…凄いなぁ)」

恭子「…お、返事早っ……なっ///」

末原母『お父さんと二人で有馬温泉来てるから、二人で楽しんでね(はぁと)』

咲「だ、ダメでしたか…?」

恭子「う、ううん、そんな事無いで、全然オッケーやから…はは」

咲「よかったぁ…」ふにゃー

恭子「…(守りたいこの笑顔)」

咲「ふう…ごちそうさまでした」

恭子「ごっそーさん…さ、あんま遅ならん内に行こか」

咲「はいっ」

店員「っざっしたー」


咲「大阪って、意外と静かな所もあるんですね…」

恭子「そやなぁ、住宅街とかは夜なったら案外静かやで」

恭子「たまに暴走族もどきのバイク集団が走り回ってる音が聞こえてくる位やな」

咲「ぼ、暴走族…」ぶるぶる

恭子「うわ、危な…最後のバスまであと2分やったで…」ほっ

咲「す、すごい…バスが1時間に1本じゃない…」

恭子「田舎の山の方行ったらそんなもんやで、大阪も…あ、バス来たわ、これ乗るで」

バス「」プシュー


恭子「ふぅ…、よし、またこっからちょいと歩くで」

咲「ふぁあ……はいぃ」

恭子「長旅でお疲れさんやな…ほれ」

咲「え、い、いいですよそんな、まだ歩けます!」

恭子「いいから、おぶったるわ」

咲「で、でも…末原さん、なんか小さくて乗るのが怖…」

恭子「ち、小さ…」ずーん

咲「ご、ごめんなさい!でも、私歩けるので、本当に大丈夫ですよ!」すたすた

恭子「ん…ほな行こか…こっちやで」

咲「……あっ」ふらっ

恭子「っ…な、なんや、急にくっついてきて…(近い///)」

咲「す、すいません、何かふらついちゃって…」

恭子「…危ないから、そのままうちの腕捕まっとき」

咲「…」ぎゅ

恭子「…///」



恭子「(五分くらい無言でくっついて歩いてるけど…)」

咲「…」ぎゅっ

恭子「(なんやこの小動物可愛すぎやろ…!)」

恭子「(いや、サイズ的にはうちも小動物やねんけど…)」

恭子「(ずっとだんまりやけど、何考えてるんやろ…)」チラッ

咲「…」チラッ

恭咲「あっ」

恭子「…も、もうすぐ着くからな…///」ふいっ

咲「は、はい…///」

恭子「(照れてる…可愛い…)」

恭子「着いたでー」

咲「お邪魔します」

恭子「邪魔すんやったら帰れや!」

咲「ひぃっ!?え、そ、そんな、泊めてくれるって…ごめんなさい…」じわっ

恭子「うわあああ、やってもうた、ちゃうねん咲、これは吉本のネタで関西人にしかわからんルールやから、その…」

咲「…ネタ?」ぐすん

恭子「そうそう、今のはネタやから、気にせんとゆっくりしていってや…?」

咲「よかったぁ…さっきまで優しかったのに急にあんな事言われてどうしようかと思った…」

恭子「ほっ…」

咲「…そういえば、さっき私の事咲って…」

恭子「えっ!?うちそんな事言った?焦ってて、ごめんな、急に慣れ慣れしく呼び捨てとか…」

咲「いや、いいんですよ…お邪魔します、恭子さん」にこ

恭子「」



恭子「着替え置いとくなー」

咲「ありがとうございますー」

恭子「…(扉の一枚向こうには裸の咲が…)」ゴクリ

恭子「(な、何考えてんねん、こんなんやったら変態みたいやんか…)」フルフル

恭子「疲れてるやろうしゆっくり湯浸かっときやー」

咲「はーい」

恭子「…TVでも見とこかな」


咲「上がりましたー」

恭子「おう、ゆっくりできたか?」

咲「はい!サッパリしました…へへ」

恭子「そりゃよかったわ…何か飲むか?」

咲「ん…私これがいいです」っオレンジジュース

恭子「っははは、お子ちゃまやなぁ咲は」っコーラ

咲「恭子さんもコーラじゃないですかー」

恭咲「HAHAHAHAHAHAHA」

恭子「(なんかカップルみたいでええなぁ…)」



咲「ふわぁ…眠い…」

恭子「なんや喋ったりしてたらもう3時回ってるやん…」

恭子「TV消して寝…ん?」

TV「kiss kiss kiss」

TV「もう夢中なの♪」ズキュウウウウン

恭子「」パクパク

TV「won chu kiss me 特別な♪」

咲「…ぅぅ…まだですか恭子さ…」

TV「唇 触れ合うの♪」ズキュウウウウウン

咲「…え?今女の子同士で…いや、見間違えだよね、うん」

TV「あなたと私の kiss kiss kiss」

TV「離れたくない♪」ズキュウウウウン

咲「」

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