【安価】勇者「あの、よく分からないのですが?」 (30)


神の声「仕方ありませんね…念のためにもう一度言いますが、勇者よ…ヤバイです」

勇者「ヤバイって何がですか…あの、神様?」

神の声「ヤバイはヤバイです」

勇者「あっ、魔王復活とかですか?」

神の声「とにかく、ヤバイのです」

勇者「いや、それだけでは分かりませんって?? もっと、具体的に伝えていただかないと」

神の声「あっ、ごめんなさい勇者よ。もう、10G切れて…」

ブツんっ

勇者「おぉ、神よ。神託ってそういう仕組みなのですか……取り敢えずボーっとしても仕方ない 下2 でもするか」


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勇者「そう、こんな時はホモセックスしながらレズセックスだ!」

勇者は男でも女でも構わず、ホイホイくっちまう豪胆だ。勇者だから仕方ないね。

勇者「まぁ、神様の話どおり何かがヤバいなら仲間はいても困らないからな」

勇者「…なんだか、久しぶりにワクワクするな」

目的…オラ、穴仲間3人を探しに行くぞ。

次の目的地 下2

どうしたもんかと頭抱えながらてんぷら揚げてくる。




〜浜辺〜

勇者「ナンパと言えば海、
海といえばナンパだよなぁ」ザッザッ

勇者「昔はよくクラーケンやら爆弾ウニを取りに来たが…今は魔王の影響もなくなって普通の海になったもんだ」

勇者「まっ、今日は違う意味で獲物を取りに来たが…どれどれ」

人影「一つ〜、掘っては〜、金の為〜」ザックザック

どなた? 下1


ベッキー「ベッキーダヨー」

勇者「なんだ…野生のベッキーか。アレはパーティを内部崩壊に導く魔物だから触らなでおこう」

目的自体がこれ、もう分かんねぇな状態だが世界観ぐらいはおにいさん、ゆるして。

女騎士「む、潮干狩りに夢中で気付くのが遅れたが何か御用か?」

勇者「あぁ、その身体つき…只者ではないと思って見てたんだ」

女騎士「これでも私は騎士を生業としている。 女なのに騎士だなんて驚いたか?」

勇者「いやいや、立派なもんだなと思っただけさ」

女騎士「…変な奴だな、これ以上の用がないなら潮干狩りに戻らせてもらう」

勇者「下1」

勇者「何故潮干狩りを?騎士なら自分でしないで従者にさせるか買うものだと思ってたが」

女騎士「ただの趣味だ。……お家争いしてる実家にいるよりずっと心地いい」

勇者「それは……怖いな。」

女騎士「後実家のせいで騎士団の方にも顔を出しづらいから……」

勇者「そ、そんな顔するな!な!」

女騎士「下1」

saga忘れてた

女騎士「私と付き合ってくれないか?(潮干狩りに)」

勇者「え?(ニャンニャン的な意味で?)」

女騎士「む、やはり嫌か?(おばさん臭い趣味だしな)」

勇者「いやいや、そんな事ないって!(寂しいんだろうか)」

女騎士「ありがとう……はい、予備のスコップ」つスコップ

勇者「(そっちかい!)……あれ、予備の割にはいいスコップだよな?古そうだけど」

女騎士「一緒にしてくれる人ができたら渡そうって……10年前からずっと、な。」

勇者「あ、ハイ(重ーい!)」


収穫は?下1

カラス「カー カー 」


女騎士「いやあ、こんなに沢山獲れたのは初めてだ!」

勇者「へー、よかったな。(あれ、俺何しに海に行ったんだっけ?)」

女騎士「あ、でも置いとく場所がないな……どうしよう」

下1「あ、女騎士!そんなトコでなにをしているんだ!」

女騎士「あ、おばさん」

おばさん「もう、年頃の女の子がいっつも潮干狩りばっかり……おや?」

勇者「?」

おばさん「あーらやだ!アンタったらいつの間に男作ったんだい!?」2828

勇者「ふぁっ!?」

女騎士「ま、まってくれおばさん!コイツはただの……ただの……えへへ」

勇者「(脱ぼっち潮干狩りがそんなに嬉しかったのかー!?)」

この後どうなる?下1

モクモク……モクモク……



神父「それでは、指輪の交換をお願いします」

漁師「おめでとう!」

おばさん「おめでとう!」

騎士団の人達「「「おめでとう!」」」

騎士団の女騎士達「「「先こされた!祝ってやる!」」」

従者「スモークたんないぞ!もっと持ってこい!」

女騎士の父「あの子の幸せを願ってたのに、不幸にさせていたとは……なにをしていたのだろうな」

女騎士の母「ええ、アナタ。その時間を取り戻しましょう」

女騎士「不束者ですが、よろしくお願いします……旦那様」

勇者「……ああ(ま、いっか!)」






神様「よしよし、丸く収まりましたね。よかったよかった」

ヤバイ内容=このままだと生涯童貞&独身&孤独死 でしたとさ めでたしめでたし♪

おしまい

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