男「とりあえず入れ」

少女「おじゃまします」ﾍﾟｺﾘ

男「まず…」ｼﾞｰ

少女「…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

男「茶を入れてくる。コタツで待ってろ」ｽﾀｽﾀ

少女「わかった」ﾇｸﾇｸ

男「飲め」ﾄﾝ

少女「ありがとう」ﾍﾟｺﾘ

男「とりあえずお前は誰だ」

少女「…」ﾀﾞﾝﾏﾘ

男「なんでウチに来た」

少女「…」ﾀﾞﾝﾏﾘ

男「ワケありか」

少女「…」ｺｸﾝ

男「どうやってウチに来た」

少女「？」

男「三階だぞここ」

少女「がんばった」ﾌﾝｽ

男「なんでウチなんだ」

少女「偶然」

男「…」ﾊｧ

少女「…」ｸﾞｩ～

男「…とりあえず飯でも持ってくる」ｽﾀｽﾀ

男「余りものだが…」ﾄﾝ

少女「十分。いただきます」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男「…」

少女「…」

男「美味いか？」

少女「…」ｺｸﾝ

男「そうか」

少女「ごちそうさまでした」

男「風呂が沸いている。入ってこい」

少女「…ん。ありがとう」ﾍﾟｺ

男「かまわん」

少女「…」ﾎｶﾎｶ

男「ベッドを使え。俺は床で寝る」

少女「それは駄目。私が床で寝る」

男「俺は男だ」

少女「関係ない。泊めてもらっているのは私」

男「別にかまわん」

少女「でも」

男「かまわんと言っている」

少女「…」

少女「zzz」ｿｲﾈｰ

男「…」ｿｲﾈｻﾚｰ

男「床で寝よう」ﾖｯｺｲｼｮ

少女「ん…」ｷﾞｭｯ

男「…」ｷﾞｭｯﾃｻﾚｰ

翌朝

男「…朝か」

男「…」

手紙『ありがとう。少女』

男「…」

男「…」

昼

男「…」

男「…」

男「…」