見切り発車+いきあたりばったりの内容で、ヘイトグロバイオレンスなんでもありの予定です。
台本+地の文って読みにくいと思うけど我慢してね
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---柵川中学---
初春「佐天さーーーんっ!」
今ではもう聞き慣れた妙に甘ったるい声が、大慌てであたしの名前を呼ぶ。
顔を上げて声のした方を見ると、親友の初春飾利が手を振りながら駆けてくるところだった。
佐天「およ?初春?」
初春「聞きましたよ、もう!佐天さん能力者になったそうですね!」ドウシテ オシエテ クレナカッタンデスカー
佐天「えっ、、もうバレてる……?」
佐天「あーあ、耳が早いなぁ初春は。せっかくサプライズで自慢してやろうと思ってたのにー」
初春「まぁまぁいいじゃないですか。それより教えて下さいよ、一体どんな能力なんですか?」
佐天「もう。せっかちだなー初春は」エヘヘ
初春「とかなんとかいって~。教えたくて仕方ないってカオしてますよ」ニヤニヤ
親友に胸中を言い当てられて、しかしまんざらでもないあたし。まったく、しょうがないなぁ~。
あたしはコホンとわざとらしいため息をした後、期待の眼差しを向ける親友に向き直る。
佐天「あたしの能力はね~」
初春「……っ」ドキドキ
あたしの、能力はね―――――――………
今でも、あたしは毎日のように思う。
あんな能力、きっと使うべきじゃなかった。
ずっと無能力者のままだったけど、その頃までのあたしには確かな幸せがあったのに。
あたしは奇心と出来心で、
その幸せを、
隅から隅まで、
自分の手で、
ぶち壊した。
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