ほむら「どうしてこうなった…」キョン「知らん」 (157)

ほむら「またまどかが…」

ほむら「もう一度やり直し…ね」

ほむら「次こそ…救って見せるわ」カチッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433921764

ほむら「……」

ほむら「あれ…?」

ほむら「ここは一体…」

ほむら「いつもなら病院で目が覚めるはず」

ほむら「なのになんで見知らぬ部屋にいるの…?」

ほむら「…まさか誤作動?」

???「きょーんくーん、おーきーてー!」バンッ

ほむら「!?」

???「…あれぇ?キョンくんがおんなのこになっちゃった!」

ほむら「…どういうことなの…」

ほむら(まって、一旦落ち着きましょう)

ほむら(今、私は時間を戻すのに失敗して別な場所で目が覚めた?)

ほむら(見知らぬ部屋、家具、天井…)

ほむら(おそらく、ここの部屋の主は男ね)

ほむら(そしてこの子の反応を見るにこの部屋の主は私と入れ違いになって飛ばされた…)

ほむら(つまり、この部屋の主、「X」は私の行く予定だった見滝原市の病院にいる)

ほむら(…で、私はこの部屋に来た、と…)

???「おねえちゃんだーれ?」

ほむら「え、えっと…」

ほむら「わたしは…キョンくんの…か、彼女よ!」

???「わぁーキョンくんのかのじょー」

ほむら(なんとかごまかせたわね…)

ほむら(今わかっている情報は、この部屋の主の名前が「キョン」)

ほむら(そして、この子は「キョン」の妹だということ)

キョン妹「ねー、おねえちゃんのなまえはー?」

ほむら「暁美ほむらよ」

キョン妹「ほむら…ほむほむー!」

ほむら「ほ、ほむほむ?」

キョン妹「きょんくんはー?」

ほむら「彼ならさっき飲み物を買いに行ったわ」

キョン妹「ふーん…」

ほむら「あ、もう私行かなくちゃ、じゃあね!」タッタッタ

キョン妹「ばいばーい!」

ほむら「さて…なんとか家を出れたわね」

ほむら「これからどうしましょうか…」

ほむら「服は…キョンのものなのかしら、男物ね…ぶかぶかだわ」

ほむら「えーと、今7時過ぎ…」

ほむら「ちょっとこの辺を見て回りましょうか」

ほむら「季節は夏上旬」

ほむら「日付は6月16日」

ほむら「やはり何かズレが起こったようね…」

ほむら「なんとかして手がかりを…」

ほむら「…ん?」

ほむら「何かしらこれ…鏡?」

ほむら「おかしいわね、何も映らな―」

シュパッ!

ほむら「きゃっ!」

ほむら「な、何!?」

ほむら「あ…鏡に何か…映ってる…?」

ほむら「これ、映ってるの…誰?」

ほむら「男のようだけれど…」

???『うわ!』

ほむら「!?鏡が喋った」

???『お、お前誰だ?』

ほむら「それはこっちのセリフよ…あなたこそ誰よ」

???『俺は…○○○だ、皆からはキョンと呼ばれてる』

ほむら「キョンですって?まさかあなたが…」

キョン『ああ、そうだが。お前は…』

ほむら「私は暁美ほむらよ」

キョン『…やっぱり…か…』

ほむら「どうしたの?」

キョン『俺はさっき、見知らぬ病院のベットで目が覚めたんだ』

ほむらがキョン家で目が覚めたころと同時刻



キョン「やれやれ、もう朝か」

キョン「…って、ん?ここどこだ」

キョン「病院か?俺は家で寝ていたはずだが」

キョン「どうなってやがる!!」ガバッ

看護婦「五月蝿いですよ!!!!」

キョン「あ、すいません」

キョン「追い出されちまった…」

キョン「ってか、どうなってんだ」

キョン「またハルヒの仕業かなんかか…」

キョン「クソっ…ん?」

キョン「なんだこの鏡…」

・・・・・・


キョン『と、言うわけだ』

ほむら「なるほど…やはり入れ替わってしまったのね」

キョン『入れ替わった?じゃあお前は俺の家で目が覚めたってことか?』

ほむら「ええ、そうよ。一体どうなっているのかしら…」

キョン『あー、まぁ9割がたあいつのせいだろうがな…』

ほむら「アイツ?」

キョン『あぁ、我らが団長様だよ』

ほむら「ふむ…一旦整理するわね」

-------

ほむら「何らかの拍子で私とあなたが入れ替わった」

ほむら「そしてその原因は涼宮ハルヒにあると」

キョン『おそらくな』

ほむら「あなたは入れ替わる前、何をしていたの?」

キョン『俺はただ寝てただけだ』

ほむら「とりあえず、あなたは学校に行って」

キョン『いきなりだな。学校ってどこのだよ?』

ほむら「見滝原中学校よ。本来なら私が転校するはずなんだけれど」

ほむら「こうなった以上あなたに行ってもらうしかないわ」

キョン『……俺は高校生なんだがな』

ほむら「仕方ないでしょ」

ほむら「解決策が見つかるまでは転校生という事で話を合わせて頂戴」

キョン『やれやれ、わかったよ』

キョン『お前も俺の通ってる学校に行くのか』

ほむら「えぇ、そのつもりだわ」

-------


キョン『じゃあ、またあとでな』

ほむら「えぇ、またね」


ほむら「さて、とりあえず、転校するために学校に連絡しておかないと」

~北高 ~


ハルヒ「キョンの奴、おっそいわねぇ…」

岡部「おーし、朝のHRを始めるぞー」

ハルヒ「今日は休みなのしら?まったく、私に無許可で休むなんていい度胸じゃない…」

岡部「あ、そうだ、明日転校生が来るからなー」

ハルヒ「転校生?」

岡部「そうだ。ん?キョンの奴は休みか?知ってる奴がいたら教えてくれー」

~放課後、部室~


ハルヒ「転校生ね…一体どんな奴なのかしら…」

みくる「涼宮さんご機嫌ですね…お茶どうぞ」

古泉「ありがとうございます。彼女は明日来るという転校生に興味津々のようですね」

古泉(しかし…何か引っかかります。機関も転校生についてはわからない、といってましたし…)

長門「…」

古泉「ところで、……彼は?」

長門「欠席している」

みくる「キョンくんお休みなんですか?」

ハルヒ「知らないわよ。岡部も連絡ないって言ってたわ。無断欠席とはいい度胸ね」

古泉「……珍しいですね。彼が学校を休むなんて。それも、涼宮さんに一報もいれずに」

ハルヒ「とりあえず、今日のところは特にすることがないから
           ここで解散にするけど、その分明日はしっかり働いてもらうわよ!」

みくる「ふ、ふえぇ〜」

古泉「明日の件なのですが、涼宮さん」

ハルヒ「どうかした?」

古泉「転校生を、ここに連れてくるという内容で間違いありませんよね?」

ハルヒ「もっちろんよ!ま、入団させるかどうかは話してみてから決めるけどね」

古泉「懸命な判断ですね。承知しました」

ハルヒ「他に質問はない?ないならもう終わるわよ?」

長門「特にない」

みくる「わ、私も…」

ハルヒ「はい、じゃあ、解散っ!」

古泉「さて…」

みくる「キョ、キョンくん、ただの風邪だったらいいんですけど…」

古泉「僕もそうであってほしいと思いますが…というより、そちらの方が可能性は高いと思いますよ。
           まあ、それはそれで涼宮さんから罰を受ける彼を見るのは心苦しいですけどね」

みくる「古泉くん…顔が笑ってます…」

古泉「おっと、失敬。それで、長門さん」

長門「…私も特に問題は発生していないと判断している。でも、100%とは限らない」

古泉「そうですか…」

古泉「しかし、長門さんの情報統合思念体も変化を感知していないとなると、やはりその可能性は限りなく低いとしか…」

長門「そうとも言えない」

古泉「…どういうことでしょう?」

長門「今、世界には数多の時間軸が存在している」

みくる「…」

長門「仮に異変が起きていると仮定した場合、その異変は他の世界が起こした異変である可能性が高い」

古泉「他の世界、ですか?」

長門「事実、この世界では今のところ異変は感知されていない。
   しかし、その異変の元となる要素が思念体の感知できない世界のものであるとしたら、今のような状況は十分にありえる」

古泉「思念体の感知できない世界…にわかには信じられませんが…」

長門「その世界の特徴として、今の私達がいるこの世界とは全く異なる世界、
   何においてもその相関関係を見出すことのできない世界だと仮定することができる」

みくる「そ、そんなことってあるんですか?」

長門「通常あり得ることではない。全ての時間軸は最初の世界より同じ流れから派生しているもの。
   でもそれは全く別の世界。例えるなら、別の惑星」

古泉「なっ…」

長門「あくまでも、仮定の話として聞いて欲しい」

長門「原因はわからない。もしも異変が起きているのなら、
   何かが原因となってその世界とこの世界が結びついてしまったものと考えられる」

古泉「なんだかとてつもない話になってきましたね…」

みくる「未来にも情報はない理由は、それだったんですね」

長門「…」

古泉「つまり、涼宮さんの能力と今回の件については特に関連性が見られないと?」

長門「…もし彼が被害にあっているとすれば、それもないとは言い切れない。
   別の世界の何者かの能力と、涼宮ハルヒの能力が共鳴し、鍵である彼が選ばれたのかもしれない」

古泉「なるほど…」

みくる「て、転校生の方はどんな方なんでしょう…」

古泉「そうですね…関係はないかもしれませんが、僕という前列もあります。
   涼宮さんが注目している以上、調べる必要はありそうですね」

~見滝原中学校~


早乙女「皆さんに大事な話があります」

さやか「ん?」

早乙女「中沢くん、トマトにマヨネーズをかける女性をどう思いますか?」

中沢「えっ、えぇ!? どうって…別にその人が好きならそれでいいんじゃ…」

早乙女「そう! 好みは人それぞれであって、他人に押し付けない限りそれを主張するのは自由なのです!!
    だから女子の皆さん、遠慮することはないんです!そして男子の皆さん!それも彼女の個性として受け入れてあげましょうね!!」

さやか「あちゃー…」

まどか「ま、またダメだったみたいだね…」

早乙女「あ、それと転校生がきます」

さやか「えぇ!? そっちがついでなの!?」

まどか「あ、あはは…」

さやか「転校生、どんな子かな?」

まどか「さ、さあ…優しい人だったらいいな」

早乙女「入ってきていいわよ〜」

スタスタスタ

キョン「…あー、どうも…○○○です。前の学校ではキョンって呼ばれてましたけど、俺自身あまり気に入ってないので、
    そういう意味でもこの学校では新しい気持ちで学校生活を送れたらと思ってます」

早乙女「はい、皆仲良くしてあげてね? じゃあ、あなたの席は中沢くんの隣ね」

キョン「あ、はい…」

まどか「なんだか、すごく普通の男の子だね」

さやか「見た目は普通だけど結構デカくない?」

まどか「あ、確かに…でも別にそれは…」

さやか「まあ、そうだけど…なんにせよ、仲良くなれそうなやつでよかったね」

まどか「うん、そうだね!ティヒヒ」

~休み時間 ~


「前の学校はどんなとこだったのー?」

キョン「ああ、別になんてことない学校だったさ。ただ長い坂道があってな。それだけが苦痛だった」

「あはは、そうなんだ。キョンくんって呼んでもいい?」

キョン「あー、それは気に入ってないと言ったはずなんだが…」

「いいじゃんいいじゃん!なんかそっちの方がしっくりくるんだもん!」

キョン「…やれやれ」

さやか「ほら、まどか、行ってきなよ」

まどか「う、うん…でも、すごい囲まれてるよ?それに男の子だし…」

さやか「あーもう、このさやかちゃんに任せなさい!」

まどか「えっ? ちょ、ちょっと…」

さやか「ほらほらどいたどいたー! 皆ごめんねー? 転校生、休み時間に薬飲まないといけないらしくてさ」

キョン「えっ?」

「えっ?そうなの? ごめんね、私達知らなくて」

キョン「…ん? あ、いや、いいんだが…」

キョン「薬…?」

さやか「何とぼけた顔してんのさ、転校生が先生に報告したんでしょ?」

キョン(そういえば起きた時は病院だったな…。学校に提出された書類かなんかに記載してあったってことか…)

キョン「あ、そうだったそうだった。ところで、保健室はどこだ? その、案内してくれるとありがたいんだが」

さやか「案内なら任せてよ!ほら、まどか」トンッ

まどか「わわっ!」

キョン「ん?」

まどか「あ、あの…私、保健係だから…その」

キョン「ああ、そうか、それじゃあ、案内してくれるか?」

まどか「あっ、う、うんっ! 皆、ごめんね?」

「いーよいーよ、私達こそ邪魔しちゃってごめんね?」

まどか「う、ううんっ! そ、それじゃあ…」

キョン「よっと…」スクッ

~廊下~

キョン「ところで、どうして俺が薬を飲まないといけないって知ってたんだ?」

まどか「あっ、そ、それは…先生に、聞いてた、から」

キョン「ああ、そうか…」

まどか「う、うんっ…」

キョン「…」

まどか「…」


キョン(…なんだこの空気は)

キョン「し、しかし」

まどか「えっ、な、なに、かな?」

キョン「少し前まで俺もそうだったとはいえ、中学生ってのは、これまた随分と小さいんだな…」

まどか「えっ…?」

キョン「ん?」

まどか「少し前までって…今も、中学生、じゃないの?」

キョン「…げっ! あ、そ、そうだったそうだった! 何を言ってるんだ俺は!
    すまんな、まだ慣れてなくて、少し緊張してるみたいだ…」

まどか「あっ、ううん…」

まどか(緊張…してるんだ…。皆と普通に話してたから、そういうのしない人だと思ってた…。
    私も一緒だよ…緊張。もしかしたら、似てるところもあるかもしれないよね…。早く仲良くなって、たくさんお話してみたいな)

~昼休み~


さやか「てーんこうせいっ!」

キョン「ん? なんだ?」

さやか「一緒にお弁当食べない? まどかと仁美と、4人で!」

まどか「…」モジモジ

仁美「挨拶が遅れましたわね。私、志筑仁美といいますの。よろしくお願いしますわ」

キョン「お、おう…随分礼儀正しいんだな」

さやか「へへっ! 何を隠そう仁美の家は由緒あるお家だからね! 総理大臣だって来ちゃうんだから!」

仁美「もう、大袈裟ですわ」クスッ

キョン「なるほど…しかしな、男1人で女のグループに入って食うのは…」

さやか「細かい事は気にしない。ほら早く!屋上行こ!」グイッ

キョン「お、おい」

~屋上~

さやか「いやー、転校生が親しみやすいやつでよかったわー!」

まどか「さ、さやかちゃん……」

キョン「というか、その転校生って呼び名をどうにかしてくれないか」

さやか「あ、そっか、じゃあキョンで!」

キョン「おい…」

さやか「ほらほら、まどかもさ!」

まどか「えぇ!? 私は…いい、よ」

さやか「何言ってんのよ! ここで呼ばなかったらタイミング失っちゃうよ!?」

まどか「じゃ、じゃあ…キョン…ちゃん」

キョン「なんでちゃんなんだよ」

まどか 「うぅっ…じゃあキョンくんで…」

さやか「あははっ! その方がしっくりくるわね!」

仁美「その通りですわ、キョンくん」

キョン「…やれやれ」

~翌日、北高~

放課後の部室


古泉「転校生が涼宮さんのクラスに配属されるとは、探す手間が省けましたね」

みくる「そうですね。でも、それより…」

古泉「…ええ。今日も彼は欠席、ですか。それも、昨日と同じく無断で」

みくる「ほ、ほんとに何かあったんじゃ…」

古泉「そうとしか思えなくなってきましたね。機関の報告によれば、昨日彼の家に彼がいる気配はなかったそうです」

みくる「ふえぇ…どうしちゃったんでしょう…」

長門「…涼宮ハルヒが来る」

ガチャッ!!

ハルヒ「みんないるわねー!?」

ハルヒ「ほら、入りなさい!」

ほむら「な、なんなのあなた! は、離しなさい!」

ハルヒ「なによ?SOSの団長に口答えする気!?」

ほむら「さっぱり訳がわからないわ…私はどうしてこんな場所に…」

古泉「おやおや」

みくる「と、とってもかわいらしいです…」

長門「…」

ハルヒ「みんな!期待以上の逸材よ!この子、とっても不思議だと思わない!?」

古泉「確かにそうですね…何やら底知れぬ雰囲気をお持ちで…」

ほむら「な、なんなのよ、何をするつもりなの? あなた達、返答次第ではただじゃおかないわよ?」

ハルヒ「へぇー、いいわ、見せてもらおうじゃないの!」

ほむら「…えっ?」

ハルヒ「あはは! ね?ね? 最っ高でしょ!?」

ほむら「うっ…」カァ

古泉「どうか落ち込まないでください。何もできないのが普通なのですから…」

ほむら「くっ…」

みくる「あぁぁ…!とってもかわいいです!!涼宮さん!!」

ハルヒ「喜んでる場合じゃないわよみくるちゃん!これは萌え部門略奪の危機よ!!」

みくる「え、えぇ〜!? それじゃあ、私の立場はどうなっちゃうんですか!?」

ハルヒ「そうね…」チラ

ハルヒ「胸に関してはみくるちゃんの圧勝ね」

ほむら「帰るわ」

最高につまらんSSだなwww
あーつまんねえwww
クソすぎるwww

ほむら「なんでこんなことになるのよ…帰ろうとしても何故か扉が開かないし…」

長門「…」

ハルヒ「と!に!か!く!
    今日はこの不思議のたっぷり詰まった暁美ほむらちゃんの全てを解き明かすわ!!」

みくる「うわぁ〜!かっこいい名前なんですね!」

ほむら「はぁ…」

古泉(転校生として、とても魅力のある方でよかったです。
   とりあえず今のところは閉鎖空間の発生も心配なさそうですね…)

~見滝原中、放課後~


さやか「まどか、今日空いてる?」

まどか「う、うん」

さやか「じゃあCD屋寄ってっていいかな?」

まどか「うん、いいよ」

さやか「仁美もどう?」

仁美「ごめんなさい…私、お稽古が」

さやか「そっかー、残念。また今度遊ぼうね!」

仁美「もちろんですわ」

キョン「へぇ、大変なんだな」

さやか「キョン、あんたも来るよね?」

キョン「ああ、別に俺は構わんが」

キョン(CD屋か…、そういえばアイツが何か言ってたっけな)

>>22辺りの回想~

キョン「魔法少女?」

ほむら『…ええ』

キョン「そんなファンタスティックな世界が存在するのか」

キョン「…もしかして、お前もその魔法少女とかなのか?」

ほむら『そのはずなのだけれど…』

ほむら『今は魔法が使えない普通の人間になってしまっているわ』

キョン「どういうことだ?」

ほむら『…わからない。あなたと入れ替わったときに何かが起きたとしか…』

ほむら(でも、魔法が使えないのに視力は良いし身体も…もしかして…)

ここは別に給料貰って作品出してる訳でもないだろ。
なんで作品のクオリティにある程度のゆとりがあっちゃいけないんだよ?
あくまで、趣味のカテゴリーだろ

ss好きが集まるただの掲示板で素人が書いている作品に偉そうに読者様目線で意見を書き込むのは異常だよ

素人だろうと玄人だろうとその人のクロス作品に興味がある人のためのスレッドなんですがね。
ところで「この程度の作品」という部分であげ足とれたと思ってんならとんだガキの思考だ
その部分しか言い返せないところからして、後半の友達いないのは図星だったってことだろ?
大人ならもっとましな返答してみせろよ。それとも背伸びしたいお年頃の中学生だったのかな?

1!かってに討論(?)みたいなことして、本当にすまない。

「この程度の作品」という言い方で傷つけたら悪いと思ってる
「この程度」とは、言ってるが、「趣味で書いてる作品」という意味なんだ。

趣味の枠におさめとかないと、あまりハードルを無駄に上げ過ぎて1が続きを書きづらい状態にならないか少し不安になったんだ。
なんでこのクロスがしつこく荒らされてるのかが俺にはよくわからない。

この掲示板で書くレベルには十分達してると思うから好きに書いていいと思うよ。
今後の物語の展開を楽しみにしてるのは俺も含め応援している人の本心だ。

ほむら(私は貴女が守ろうとした世界の為に戦い続ける)

ほむら(だから、この怨みは抑えなくてはね)

「おい!ほむら?」

自スレと間違えました。
誤った書き込み本当に申し訳ありません。

ほむら『あなたは何か変わったことはない?不思議な力が使えたり、指輪のような物を身に着けていたり…』

キョン「ん?不思議な力とやらがよくわからんが、
    俺は至って普通の男子高校生のままだ。指輪なんてどこにも無いしな」                         

ほむら『…そう(私の本来の能力が彼にと、思ったのだけれど…)』

キョン「その、魔法少女とやらになれば何でも願いがかなうんだろ?
    それでこの状況を何とかできんのか?」

ほむら『それは…本人の素質にもよるけど…不可能よ…
     …いえ、それ以前に魔法少女なんかになってはいけないわ』

キョン「何でだ? 何でも願いが1つ叶えられて、なおかつ魔法が使えるなんて良いことづくめじゃないか」

ほむら『その代償に魔女と戦わなければならなくなるわ。
       魔女はとても強くて危険な存在なの。それに…』

キョン「それに?」

ほむら『…いえ、なんでもないわ(一応、魔法少女の真実は伏せておきましょうか)』

ほむら(男の子だからありえないとは思うけれど…
     もし万が一にでも彼に素質があるようなら…その時は契約してもらってでも…)

ほむら「とにかく、あなたは―――――

~~~~~


キョン(CD屋は避けてほしいと言っていたっけな
    昨日はまっすぐ帰っていたようだったが…)
          
さやか「だってさ、いいよね?まどか」

まどか「う、うん…! その、もっとお話してみたいし…」

さやか「なんですとー! こらキョン!私から嫁を奪うつもりかー!」

キョン「な、なんのことだ!?」

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