P「エレベーターに閉じ込められた」(72)



※きたない



嫌な予感がしたらブラバしてね



 某高層ビル エレベーター内



真「あーっ、疲れたー!!」ノビィーッ

P「はい、長時間お疲れ様。美希と真美亜美もお疲れー」


P「後は二階まで降りて、控え室で荷物を回収して終わりだ」

美希「あの番組、リテイク出しすぎなのっ」



亜美「もうフラフラだYOー」

真美「兄ちゃんおんぶしてー」



P「今日は勘弁してくれ」

P「俺も現場待機で、裏方の仕事を手伝わされてたから疲れ……」




 ガダァァァンッッ!!!




真「っ!?」ビクッ

美希「なっ、なんなのなの!!」キョロキョロ


P「おいおいおいおい」

P「エレベーターが止まったぞ……」

エロは無いです



真美「ど、どっ、どうすんの兄ちゃん!!」クイックイッ

亜美「かんぜんみっぷーだよ!!」クイックイッ


P「停電か? 慌てるな慌てるな。こんなデカいビルなんだから、すぐ予備電源に切り替わる」

P「それに密封じゃなくて……まぁいいや。とにかく少し待とう。二十分もして動かなかったら、事務所に連絡するよ」



美希「じゃあ、それまでハニーと一緒に居られるねっ」ギュッ

真「み、美希っ!!」


亜美「兄ちゃん、パスドラやらせてー」

P「良いけど、電池の消耗に気を付けてくれよ?」



   20分後


P「やっぱり、マガジンの巻頭グラビアに真を押したのは正解だったな」ペラッ

美希「わぁーっ、真クンえっちぃの」ジィーッ


真「やめてよっ、撮影の時……凄く恥ずかしかったんだからさ」テレテレ

P「『真王子、男も悩殺する渚の激キワセクシー水着!』。いい見出しだし、男の子も喜ぶと思うぞ?」ペラッ



真「ん……」

真「プロデューサーは、ボクの水着姿を見れて嬉しいですか?」チラッ


P「えっ? そりゃあ嬉しい、よ?」

真「な、ならっ、使えますかっ!! 使えるんですかっ!?」ズイッ



P「つっ、使おうと思えば、使えるんじゃないか?」アセアセ

真「なんですか、使おうと思えばって……」ジトーッ


真「ボクは、プロデューサーがやってみろって言ったから!!」

P「使えるよまこりん!! エロい!! セクシー!! 今夜はこれに決定!!」



真「本当ですかぁ?」ジトーッ

P「本当だって!! カケてもいいよっ!!」アセアセ


真「それなら、プロデューサーのシてる所、ボクに見せてくださいっ!!」ワクワク

P「よし分かっ……え゙っ!?」



P「いや、それは倫理的に……」

亜美「にぃちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」クイックイッ


P「だぁっ、もっ、うるさいぞ? どうしたんだ」

真美「兄ちゃんのスマホ、電池なくなっちゃった……」シュン



P「は? え? は?」

真美「でも兄ちゃん、ゲームは楽しいからねっ」


亜美「ちかたないねっ」

P「よぉし悪ガキどもこっちにケツ向けろっ!! ぶっ叩いてやる!!」グッ



P「……」

P「と言いたいが……」


亜美「およっ、おしりペンペンは無し?」

P「事務所に戻ってからするぞ?」



P「だが今は……皆は携帯、持ってないよな?」チラッ

美希「もってないの」フルフル


真「控え室に置きっぱなしです」

真美「真美たちもそーだよ?」



P「だよなぁ……うーむ」

P「って事は、最悪の事態も想定しとくか」


真「最悪の事態、ですか?」

P「長時間、この五人がエレベーターに閉じ込められる事だよ」



P「幾ら何でも、今日中に治るとは思うが、それでもプロデューサーとして対処はしなくちゃならん」

真美「ほよっ? どー言う意味?」


P「例えば」

P「トイレ……とか」ボソッ



真「あは、は……トイ、レ?」

美希「……」


真美「えっ!? ど、どーすんの兄ちゃん!!」アセアセ

亜美「ここにトイレなんて無いよね!?」アセアセ



P「だから……よっ、と」バサッ

P「停電だし大丈夫だと思うが、一応、監視カメラに上着を被せて隠した」


美希「嘘だよねハニー? まさか……なの?」フルフル

P「その、まさか、だ」コクリ



P「安心しろ」ニコリ

P「汚名は全て俺が被る」ニコリ


P「我慢できなくなったら」ニコリ

P「この場でオシッコしなさい」ニコリ



真「……」

P「これは緊急事態だ、漏らすよりは何倍もマシだろ?」


P「それに今も言ったが、ここの社員に聞かれた時は、俺がオシッコをしたと嘘を付く」

P「お前たちの名誉は守られるんだ。お前たちは、自分の体の事だけ考えればいい……我慢は毒だからな」

ねる



美希「毒の方がマシなのっ!!」プイッ

P「膀胱炎になると大変だぞ?」


美希「ぼっ……うぅっ、ここでするぐらいなら漏らすのっ!!」

P「自暴自棄になるな。まぁ、エレベーターが復旧すれば良し。お前らがトイレしたくならなくても良しだ」



P「とにかく、みんな……エレベーターの真ん中に集まって、背中合わせになって座るんだ」クルッ

亜美「なんで?」クルッ


P「そして、何が有ろうとも振り返らない。これなら、最悪のケースが起きても恥ずかしく無いな?」ストッ
真美「はずかちーよ兄ちゃん!! 音とかはどーするのっ!?」



P「それはどうしようも無いだろ? エレベーターの四隅でしゃがんでくれれば、耳を塞ぐぐらいはするさ」

真美「でも、聞こえるじゃん……」ボソッ


P「安心しろ。俺には他人の排泄音を聞いて興奮する趣味は無い」

真美「うわーん、兄ちゃんにきこえるじゃんかーっ!!」ポカポカッ



P「痛っ、叩くな叩くな……だからこうやって座ってだな、極力動かないようにして耐えるんだよっ」

P「今すぐにしたい奴は居ないんだろ? だったらエレベーターが動くまで頑張ろう!! 765プロの意地を見せるんだ!!」


P「『おもらしプロ』なんて、絶対に呼ばせないぞ!!」

P「真、美希、真美、亜美、この程度のアクシデント、お前らのアイドル根性で乗り越えて見せろ!!!」

三ヶ月前に、これと全く同じスレタイで、伊織のオシッコSSが有ったのをさっき知った。


ついでに前の

P「処理の仕方?」
P「処理の仕方?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1425099550/)




  再び二十分後



真「ぷ、ぷ、ぷ……えーっと、あっ!! プロパガンダ」

P「大洪水」


美希「いー、犬っ、なの!!」

真美「ぬ? ぬー、ぬー、ぬこ!!」



亜美「粉!!」

真「な……ナッツ!!」


P「津波」

美希「っ!? さっきから、なんなのなの!?」チラッ



P「何が? それと、こっちは見るなよー」

美希「ハニーはさっきから、水っぽい事しか言わないのっ!!」


P「なんだよ水っぽい事って……しりとりの自然な答えだぞ? 意識し過ぎだ」

P「まっ、このエレベーターは、一面がガラス張りで、外から日光が射し込んで来て暑い」ダラダラ



P「しかもエアコンまで止まっちゃってるし、涼しさを求めて無意識にそんな言葉が出た、のかも知れないがな」

真「ん……ボク、ノド渇いて来ました。ジュースとか無いですか?」クイックイッ


P「冷たーいお茶なら、鞄に水筒が入ってるぞ……でも、飲むのか?」

亜美「つめ、たい?」ゴクリ



P「んーっ、しかしなぁ……やっぱり駄目だ。トイレが近くなるからヤメとけ」

真美「えーっ!! 暑いよ兄ちゃん!!」パタパタ


P「ここでオシッコしたく無いんだろ?」

真「……」グッ



真「ボク、脱ぎますっ!!」ヌギヌギ

美希「あ、じゃあ……ミキもなのっ!!」ヌギヌギ


亜美「亜美もっ!!」ヌギヌギ

P「ええっ!!? う、上着だけだぞ? 下着は脱ぐなよっ!? 下着は脱ぐなよっ!!!」ビクッ チラチラッ




  また二十分後



P「……」ダラダラ

真「……」ダラダラ


美希「あついの」ボソッ

真「ヤメてよ……暑いって聞くと余計に」



美希「だって暑いんだもん。ミキのせいじゃないのっ」プイッ

P「……」


P「すまんみんな!!」ガサゴソ

P「俺はっ、飲むっ!!」パカッ



真美「兄ちゃん!?」ビクッ

亜美「あとちょっとだよっ!! みんなで頑張ろうYOー!!」


P「はっ……」ビクッ

P「なんて事だ……765プロで頑張ろうって言ったのは俺なのに!!」プルプル



P「でも、飲む!! 俺は別にお前らの前でオシッコしても構わん!!」

P「いただきまーす!! んくっ、んくっ……」ゴクゴクッ


P「ぷはぁっ!! かあぁぁぁっ、キンッキンに冷えてやがる!!!」

P「渇いたノドに、一瞬で染み渡りやがるぜっ!!」



真「酷いですよプロデューサー!! ボクたち我慢してるのにっ」

P「お前らにもすぐに飲ませてやりたいが、火照った体に冷え過ぎた飲み物は毒だからな、ぬるくなるまで待ってだな……」


美希「また毒なの? 毒かどうかは、飲んでみないと分からないの!!」パシッ

P「おわっ!? 引ったくるな!!」



美希「んくっ、んくっ、んっ……ぷはぁ」ゴクゴクッ

P「ぬるくなるまで、待てって言ったのに」


真「次はボクの番だよ美希っ」

亜美「ミキミキはやくはやくー、みんなで飲もうYOー!!」ウズウズ




  またまた二十分後



真「……」

美希「……」


真美「……」

亜美「……」



P「……」

P(そりゃあ、水筒が空になるまで飲んだんだしな……尿意もやって来るか)


P「さて」

P(ここからが地獄だ……)



P「限界が来た奴は居るか?」

真「あははっ、やだなぁプロデューサーは」


亜美「ま、まだまだヨユーっしょ!! ねっ、真美?」

真美「えっ!? う、うん。ヨユーだよ兄ちゃん!!」



美希「こ、こんな所でしちゃうなんて、アイドルじゃないの!!」モゾモゾ

P「……」


P(みんなギリギリだな、特に美希はヤバそうだ。だがっ……俺はもっとヤバい!!)ギリッ

P(みんなにはあんな事を言ったが、俺は大人なんだ!! プライドもメンツも有る。こんな所でオシッコできるか)



P「我慢はするなよー。それに、誰か一人がすれば、他のみんなもやり易くなるんだ」

P「恥ずかしいのは、最初の一人だけだぞー」


真(その最初の一人になるのは……)チラッ

美希(死んでもイヤなのっ)チラッ



真美「ねぇ、亜美? 一緒に……」クイッ

亜美「ん……亜美は我慢する」


P(よし、上手い具合に意識がバラけてるな?)チラッ

P(すまんが俺は、このレースをリタイアさせて貰う。男にしか使えないウルトラCの作戦で!!)



P(空になった水筒に……突っ込んで)カチャカチャ

P「いいかみんなー、他の人の方は決して向いちゃ駄目だからなー」


P「……」

P「ふぅっ」ブルルッ



美希「あーっ!! ハニーずるいのっ!!」

P「え゙え!? こっち向くなって!!」


美希「貸してっ、ミキもそれにするからっ」ガシッ

P「わっ、バカ掴むなっ、こぼれるっ!!」アセアセ

ねる



P「後少しだから待て!! ってか、コレにするぐらいなら隅に行ってしても同じだろ!!」グラグラ

美希「ぜんぜんちー、がー、うー、のー!!」ユサユサ

真美「そーだよ兄ちゃん!!」ユサユサ

亜美「コカンに関わるんだよっ!!」ユサユサ



P「それを言うなら沽券だっ!!」グラグラ

真「コカンでも間違いじゃないです!!」ユサユサ


P「だから放せって、放……あっ!?」グラァッ

P「……」



P「……」ビチャーッ

P「……」ビチョビチョ


真「うわっ」サッ

美希「ミ、ミキは悪くないの」サッ



真美「うぅっ……」サッ

亜美「汚いよ兄ちゃん」サッ


P「……」プルプル

P「もうっ、めちゃびちょだよっ!!!」



P「もう知らん……もう、どーにでもなーれー」バタッ

P「と言う訳で、俺はエレベーターが動くまで寝る」ゴロゴロ


真「プロデューサーが自暴自棄になって、どうするんですか!?」

美希「オシッコまみれのハニーでも、ミキは見捨てたりしないよ!?」



P「……」

P「もういいから……しばらく、ほっといてくれ」プイッ


真「っ……」プルプル

真「情けないです!! それでもボクたちのプロデューサーなんですかっ!!」キッ



P「フッ、フハハハハハハハッ……俺の見立てでは、後五分が限界の筈だ」

P「この醜態を晒すのは、次は真だぞ?」ニヤリ


真「許せないっ……」

真「その情けない顔を、殴ってやる!!」ドサッ



美希「馬乗りになっちゃ駄目なのっ!!」

亜美「ダメだよ、まこちん!! 落ち着いてー」


P「……」

真「絶対に、んっ……ゆる、さない、んだ……ボクはっ」モゾモゾ



真「ぷろでゅうさぁ、ぷろでゅうさぁ……んんっ」ギュッ

P「……」


P「ん?」

P「はっ!? 美希っ、真を俺の上から退けろっ!!」ビクッ



P「真は俺の上で、漏らすつもりだ!!!」

美希「えっ、真クン!?」


真「あははっ、やだなぁプロデューサー。そんな訳、なっ……」ブルルッ

P「身震いするなぁっ」ジタバタ



真「あっ、ああっ……」チョロッ

真「ふ、ふふっ、観念してくださいよプロデューサー? ぷろでゅうさぁは、ボクのトイレなんです」チョロチョロッ


P「おい、自暴自棄になってるのはお前じゃないのか?」

P「オシッコ漏らしてないで、早く退け!! あったかいのが下着に染み込んで来るぞっ」アセアセ



真「漏らしてませんよ? ボクが汚れたのは、汚れてるプロデューサーにくっついたせいですから」ヂョロロロッ

真「ボクは漏らしてませ……んんっ、はぁっ」ピチョピチョ


真「……」チラッ

美希「……」コクリ



美希「ハニー、ネクタイ外してあげるねっ」シュルッ

P「えっ?」


美希「それで、目隠しもしてあげるのっ」グルッ

P「えっ、えっ!?」



真美「あっ」ピコーン

亜美「ぬっふっふー、これで兄ちゃんは何も見えませんなー」


美希「ごめんハニー!! ミキもう我慢できないのっ!!」スルスルッ

P「え゙っ!? まさか美希お前、パンツ脱いでないよなっ!!?」ビクッ



美希「ぬっ、脱いでないのっ!!」スッ

美希「そんな事を言うなんて、ハニーはエッチな……のっ」


P「いま、力んだよな? 力んだよなっ」

美希「ふんん!! ふぁ、あふぅ……」チョロロッ



真美「んっ……で、るよっ、にぃちゃ」チョロッ

亜美「ん、ふぅっ……間に合ったー」


P「間に合ってないから」

P「顔に直撃してるから、諦めるから、少しズラして……」ビチャビチャ



P「……」

P「……」ビチョビチョ


P「えっ」

P「なぁ、なんで俺、こんなに濡れてんの?」スクッ



真「さぁ?」

美希「ねっ?」


真美「汗だよ、汗だよ兄ちゃん!!」

亜美「オシッコも滴る良い男って言うYOー」



P「汗、か?」

真「そうですよっ、汗です」


P「なら、汚くないよなっ」ニコリ

美希「がんばって働いた証なのっ」



P「ごめんな、何か怒鳴っちゃって」

真美「ぜ、全然きにしてないよっ」フリフリ


P「だから、謝らせてくれ」

亜美「兄ちゃん?」



P「プロデューサーの俺から」

P「アイドルのお前たちへ」


P「謝罪のハグと頬擦りを……」

P「受け取って貰おうか!!」スッ



真「ひっ!?」ジリッ

P「無駄無駄ァッ、逃げ場などない……」


P「泣いたって、叫んだって、誰も助けに来ないぜ?」ニヤリ

P「かくごーーーーーっ!!!」ガバッ




  765プロ事務所



P「ただいま戻りました」ガチャッ

小鳥「おかえりなさ……アレ? なんでジャージ着てるんですか?」


P「色々ありまして……あ、洗濯機と乾燥機を使います」ガサゴソッ

小鳥「それは構いませんが、他の子達は?」



P「コンビニです」

小鳥「コンビニ? それまたどうして」


P「さぁ? 下着を買ってから来るんじゃないですか?」

小鳥「ピヨッ?」

休憩




 一時間後 765プロ事務所



P(なんだかんだ有ったが……)カキカキ

P(バレなくて、良かった良かった)



P「よしっ、事務作業終わりっ!!」ガタッ

P「次の仕事までまだ時間あるし、しばらくソファーに座って休むか……」


P「ほっ」ボフッ

P「うあー、このソファーに座ると、マジで瞼がしゅんころだ」ウトウト



P「……」

P「すぅっ、すぅっ……」コックリコックリ


真美「こんちゃー!!」ガチャ

亜美「はろはろー!!」



真美「あれっ、誰もいないの?」キョロキョロ

亜美「ピヨちゃんも居ないよ?」


真美「あっ、ソファーに兄ちゃんはっけーん!!」タタッ

亜美「にぃちゃーーん!!」タタッ



真美「あそぼー!!」ダキッ

亜美「カルドセプトしよーYO!!」ダキッ


P「……」

P「すぅっ、すぅっ……」



真美「ありっ?」

亜美「寝てるの兄ちゃん?」ユサユサ


真美「……」

亜美「……」



 ガチャッ

美希「ミキが戻って来たのー」

真「今日の仕事は、おっわりぃ!!」


P「……」ピクッ

P「んあっ、みんな戻って来たのか?」



P「んー」

P「あ、そうだ、ここに集まってくれ。急に入った仕事を教えとく」クイッ


美希「はーい、なのっ」トテテッ

真「わはっ、またお仕事もらえるんですかっ」



真美「え、なになにお仕事って」ユサユサ

亜美「どんなのー?」ユサユサ


P「ああ、手帳見るから、ちょっと待て……」ペラッ

P「えーっと」



P「まず、お漏らしアイドルCとDは……」

P「明日、イメージビデオの撮影な?」


真美「C?」キョトン

亜美「D?」



P「んで、お漏らしアイドルBが、エログラビアの撮影な? 前貼りしとけよー」

美希「Bなの?」


P「最後に、お漏らしアイドルAが、着エロ撮影な? お尻の穴は見せなきゃだぞー?」

真「えっ、A?」



P「よしっ、それじゃあ解散!! 明日も頑張ろう!!」

真「……」


真「もしかしてプロデューサー?」

美希「怒ってるの?」



P「なんだ……この仕事はイヤか?」

真美「あたりまえだよっ!!」


P「では復唱!! はいっ!!」パチンッ

亜美「ふ、ふくしょー?」



P「私たち、765プロに所属するアイドルは!! はいっ!!」パチンッ

真「私たち、765プロに所属するアイドルは!!」


P「プロデューサーをトイレにしません!! はいっ!!」パチンッ

美希「プロデューサーをトイレにしません!! なのっ」



P「私たち、765プロに所属するアイドルは!! はいっ!!」パチンッ

真美「私たち、765プロに所属するアイドルは!!」


P「プロデューサーの顔にオシッコを掛けません!! はいっ!!」パチンッ

亜美「プロデューサーの顔にオシッコを掛けません!!」



P「……」

P「よしっ、許す」ニコリ


P「大人げない事をして、すまなかった……」ペコリ

P「今回の事件を糧に一層絆を深め、共にスーパートップアイドルを目指そう!!」



真「プロデューサー!!」ダキッ

美希「ハニー!!」ダキッ


真美「兄ちゃん!!」ダキッ

亜美「にぃちゃーん!!」ダキッ



P「はっはっは!! まぁ、今日は疲れたろ?」

P「帰る時間になったら起こしてやるから、それまでソファーで寝とけ、な?」ニコリ


真「えっ? それじゃあ……」チラッ

美希「ハニーが、そう言うなら、なの」コクリ




  二時間後 765プロ事務所



P「ほら、起きろー!! 時間だぞー」

真「うぅん……」ゴシゴシ


亜美「んにゅ、あっ、まこちんまこちん? まこちんの顔に、なんか付いてるYOー」

真「んっ……そう言われて見れば、肌が突っ張る感じが」



真美「顔がパリパリするよーな?」

美希「それに、変な匂いもするの」



P「……」

P「はいはい、今度こそ解散」


真「えーっ、なんか隠してないですかプロデューサー?」ジトーッ

P「別に隠してないさ……」



P「ただ、使えたから、カケといた」

真「はいっ?」


P「わからなきゃ思い出せ」

P「とにかく、今日はこれでおしまい!! またなっ!!」




おちまい

次の

P「絆創膏を貼りなさい」
P「絆創膏を貼りなさい」 - SSまとめ速報
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