アイマスSSです。
プロデューサーはP表記。
タイトルそのまんまです。えへ。
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P「聞こえなかった? 真のおっぱい、揉ませてくれないか?」
真「いや、聞こえてますけど」
P「……」
真「……」
P「……」スッ
真「……」バッ
P「そんな間合いを取らなくても。大体、断りもなしに触るわけないだろ?」
真「それなら少しは安心しました。もし触ろうとしてたら、これまで習ってきた空手のすべてをプロデューサーにぶつける所でした」
真「そもそも、前もって断っていたとしても、ダメに決まってますけど」
P「そんな……まこぱいぱい……」
真「棒に乗ってやって来そうな人みたいに呼ばないでください。今のプロデューサー、どちらかというと亀仙人ですよね?」
真「……大体、どうして急に揉みたいだなんて言ったんですか?」
真「僕のその……お、おっぱい、を」
P「……」
真「……」カアァ
P「……いや、さっきテレビ見てたらさ、346プロの十時愛梨ちゃんと、283プロの月岡恋鐘ちゃんが出てきてさ」
真「ああ……2人とも胸が大きいですよね」
P「それでふと思ったんだよ『ああ、おっぱい揉みたい……』って」
真「思いっきり動機が単純で不純ですね」
P「えへへ」
真「えへへじゃないですよ。最近、『えへへ』って言ったら何となく許されると思ってるでしょ」
P「やだ辛辣」
真「それで、レッスンから事務所に帰ってきたボクに、いきなり『胸揉ませろ』だなんて言ってきたんですか」
P「うん。でも2人目だな」
真「最初は誰に?」
P「あずささん」
真「ボクが言うのもアレですけど、ベストタイミングでしたね」
P「神に感謝したよ。おっぱい神様ありがとう、って」
真「それで、あずささんは?」
P「事情説明したら、『プロデューサーさん、そういうのはメッですよ~』って笑顔で言われた」
真「流石はあずささん、優しく受け流しましたね」
P「いや、背中から『ゴゴゴゴ』ってオーラが出てた。笑顔も怖かったし」
真「うわぁ……」
P「バッド・コミュニケーション通り越して、ワースト・コミュニケーションだった気がする」
真「その次がボクですか?」
P「いや、その後真が来るまでの間に、何人かやって来た」
真「へえ、誰が来たんですか?」
P「あずささんが帰ったあとやってきたのは……律子だな」
真「律子にも聞いたんです?」
P「さっきのあずささんの件があったから、聞く勇気がなかった」
真「あら、そうだったんですね」
P「それに律子だぞ? 胸揉ませろとか言った途端に、俺のPヘッドがBヘッドになりそうじゃん?」
真「案外そうでもないかもしれないですよ? 『し、仕方ないですね。でも、ダーリンのためなら……』とか言うかも」
P「……」
真「……」カアァ
P「……真、今のもう一回言っ「イヤですっ!!」///
真「次は誰です?」
P「やよい」
真「ああ……」
P「流石に天使には聞けなかったよ……」
真「もしやよいに尋ねたってプロデューサーが言ってたら、ボクは完全に幻滅してましたよ」
P「それに、やよいにお願いしたってバレたら、本当に命消してきそうな子が2人いるし……」
真「……そうですね」
P「1人は確実に資本主義の力を全部ぶつけてきそうだよな」
真「言ってることがよく分かんないですけど……でもまあ、五体満足ではいられなくないでしょうね多分」
真「大体プロデューサー、事務所の子の胸触ったことなかったんですね。早々に手を出してるのかと思ってました」
P「お前は俺を一体何だと思ってるんだ?」
真「デリカシーもクソもない変態セクハラプロデューサーです」
P「何か一部は聞き覚えのあるひどいネーミングだな」
真「えへへ」
P「君もえへへじゃないが」
真「でもちょっと安心しましたよ。まだ誰にも手を出してないみたいで」
P「いや、何人か触ったことあるぞ」
真「やっぱり全然ダメじゃないですか。ちなみに誰ですか?」
P「例えば……雪歩とか」
真「」
真「よくそんな命知らずなことを……」
P「いや、老人ホームの営業のときに、天気がいいから外でゆっくりしたいって雪歩が言ってさ? そしたら雪歩が寝ちゃって。んで起こそうと体ゆすったときに、つい魔が差して……」
真「それで、どんな感じでした?」
P「何が?」
真「雪歩の……胸です」
P「何だ、真も興味あるのか」
真「た、多少は……」
P「……」
P「……やーらかかった」
真「おお……!」
P「仰向けに眠る彼女の美しき双子山に、俺は目を奪われた。それはまさに絶景であった。しかし、何を思ったか、登攀したいという衝動に駆られた俺は、彼女の胸元に手を伸ばした。山の主は寝息を立てている。そのことが、バレたら大事になるという俺の一瞬の躊躇いを排除した。何よりも、そこに山があったからで」
P「いきなり8合目に到達した俺は、驚愕した。柔らかかった。決して貧相でない彼女の胸は、「え、本当にブラジャー着けてる?」って聞きたくなるほど、ただひたすらに柔らかかった。そして、彼女の胸は無垢であった。今までに何人も触れられなかった未踏峰である。その柔らかきこと、その清白たること、まさに誰にも踏み荒らされていない新雪のようで……」
真「ストップ、ストップ。勝手に文語調にならないでください」
真「その時、雪歩起きなかったんですか?」
P「起きたよ。いや、起きてたって言った方が正確なのかな。必死に謝ったら許してくれた」
真「よくもまあ、建築資材の一部にならずに済みましたね……」
P「でも、真なら雪歩に頼めば触らせてくれるんじゃないか?」
真「そんなことしたら、雪歩にスイッチ入ってボクが逆に襲われますよ」
P「あるかも。『真ちゃん、やっと本気になってくれたのね!』って」
真「……裏声にして再現度高めようとした努力は認めますけど、雪歩に謝ってください」
P「ごめん」
P「話を戻すぞ。そしたら真がやって来た」
真「相当強引に戻しましたね」
P「単刀直入にお願いするよ。真、おっぱいを揉ませてくれないか?」
真「ここまで清々しいと、逆に尊敬しちゃいますよ」
P「えへへ」
真「でも、ここまでの成り行きを考えたら、ボクだと何だか都合がよさそうだから、お願いしてみたってことですよね?」
P「ま、まあ、そうなるかな……」
真「ノコノコやってきたボクに聞いてきたんですよね?」
P「何か当たりが強くない?」
真「そんなことないですよーだ」ツーン
真「だって、ボクって胸がちっさいし? それに男っぽいし? ちょっと頼めば触らせてくれるとでも思ったんでしょ?」ツツーン
P「いや、真は女の子だろ? 普通に可愛いし」
真「えっ」
真「そ、そんな、急に言われるとボクだって……」テレテレ
P「って言うと、揉ませてくれるかなとはちょっと思った」
真「はっ倒しますよ」
P「すまん」
真「ハァ……ボクのときめき、返してくださいよ……」
P「でも、真がマジで可愛い女の子だって、俺は本当に思ってるぞ」
真「ふえっ」
P「……」ジッ
真「はうっ」キュン
真「……いいですよ」
P「えっ?」
真「だーかーら! ボクの胸、触ってもいいですよ?」
P「本当か!?」ズイッ
真「わっ、び、びっくりした。そんなにがっつかないでください」アセアセ
P「でも、どうして急に……?」
真「ボクも分かんないですよ。でも、いいかなって」アハハ
真「さあさあ、早くしないと、ボクの気が変わるかもしれませんし!」
真「そうだっ。シャツ一枚になった方がいいですよね? いっそジャージも脱ぎます!」スルッ
P「おお……」ゴクリ
真「そんなに食い入るように見られると、恥ずかしいですね……」カァ
P「レッスン後でシャツが汗ばんでるから、体のラインが……」
真「詳しく説明しないでくださいっ! もうっ!」///
P「本当に、揉んでいいんだな?」
真「はいっ! でも……優しくしてくださいね?」
P「……ああ」コクン
P「それじゃあ、触るぞ」
真「はいっ……///」ドキドキ
P「……」スッ
P「ふおおーーっ!! まっ、まこっ、真ぉーーーーー!!!」モミモミモミモミモミ
真「ぷ、ぷろっ、プロデューサーーーーーー!!!!!」
真「勢いっ!!!」ドゴォ
P「へぶしっ!」
P「」シュウウゥゥ……
真「ハァ……ハァ……や、優しく触ってくださいって言ったじゃないですかあ……」
P「」ピクピク
真「もう少し、ムードとか雰囲気とか、考えてほしかったなあ……これじゃあもう、台無しだよ……」
真「……」
P『真は女の子だろ? 普通に可愛いし』
真「えへへ……」テレテレ
真「プロデューサー、今度は優しくしてくださいね?」ボソッ
P「……」
P(まこっぱい……やーらかかった……)
おわり
真のお胸は、ハリがあって、でも女の子らしい柔らかさがあると思います。フニフニしたいですね。
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