オタク「・・・・・・」ピコピコ
幼馴染(フフフ・・・今日も誰も話しかけてこないのですボッチ野郎なのです)
(ゲームなんぞしてやがります。クソオタクなのです)ニヒヒ
オタク(またみてるあの人・・・・・・)ピコピコ
幼馴染(あぁ、自分の仕組んだ事がこうも上手くいくと・・・素敵です)恍惚
幼馴染「クククッ・・・」
ギャル「またみてるの?あんまりいじめなくてよくない?あんなオタク」
幼馴染「いやいや、キモくてさぁなんか、笑えるんだよねぇ」
ギャル「マジどs・・・・・・あんた可愛いのにそんなんだから彼氏いないんだよ」
幼馴染「いやぁ、こればっかりはどうにもこうにも・・・・・・」
普通「そうそう、図書委員の人・・・だれだっけ?ないてたよ」
幼馴染「いやあいつまじキモイんだってば」
チンピラ女「あれ笑ったよな~熊のぬいぐるみにリボンつけてさ」ククッ
ギャル「あれやばかった!あいつ外でアメフトのチームはいってるんでしょ?」ヒヒヒ
普通「ちょっと~わるいってば~クラス近いんだから~」フフフ
幼馴染(まぁお前らも似たようなもんなんですけどね)ニヤニヤ
ギャル「それでさ~」
四人「キャッキャッ」
オタク「・・・・・・」チラッ
オタク(やっとこっち見なくなったか、助かった・・・・・・)
キーンコーンカーンコーン
オタク(予鈴か・・・・・・さて・・・・・・寝るか)
日本史教師「~で、あり~であり」
幼馴染(・・・相変わらずの教科書読み上げのカス授業乙、なのです)チラッ
幼馴染(さて、私の可愛いオタクちゃんは・・・・・・寝てやがりますこちらも相変わらずです)
幼馴染(順調にバカになっていってます。評点平均は今年も3切りそうですね)ニヒヒ
え改行デフォなの?入れたほうがいい?
幼馴染(あぁ、思えば長い道のりでした・・・・・・)
幼馴染(あの男がいなくなってから八年・・・・・・辛い日々でした)
幼馴染(しかし、あと三年でそれも報われるのです)
(二十歳・・・・・・成人・・・・・・あぁなんと甘美な響きなのでしょうか)
幼馴染(私の育成計画はそれで完結するのです私は幸せになれるのです)ウフフ
オタク「・・・」スゥスゥ
放課後
ギャル「あ~今日バイトだり~な~」
幼馴染「お疲れ~」ヒヒヒ
ギャル「シフト、あしたなんだっけ?いやホント店長ウザくない?」
幼馴染「確かに。あいつあのデブのフリーター女いたじゃん?手ぇだしたらしいよ」
ギャル「マジ?やばくない!?」
幼馴染「いや、噂だけどね~あのテンパの先輩がいってた」
ギャル「あ~あの人か~あの人フカシおおいからなぁ~」
チンピラ女「おーそろそろかえろうよー」
ギャル「あれ?普通子は?」
チンピラ女「あ~部活じゃね?バレー部のさ」
幼馴染「なんかさぁ、最近付き合いわるいていうか、なんていうか」
ギャル「わかる!!ウチラから距離置いてる感じするよねぇ~」ケラケラ
チンピラ女「あいつぜってーバレー部でウチラの事悪口いってんぜ」ニヒヒ
幼馴染「バレー部ってあのゴリラみたいな女のとこでしょ~」
ギャル「ゴリラとか・・・・・・ププッウケル」ゲラゲラ
三人ガヤガヤ
幼馴染(さぁて私のオタクちゃんは・・・・・・)チラッ
オタク「・・・」トボトボ
幼馴染(トボトボ帰ってやがります。彼はいつもトボトボ帰るのです)ニヒヒ
(あぁ・・・・・・順調なのです)
マック
ギャル「で~彼氏が~」ヘラヘラ
チンピラ女「え~マジで~」ヒヒヒ
幼馴染「凄いね~!ちょっとやりすぎじゃない~?」ウフフ
ゲーセン
オタク「・・・・・・」ガチャガチャ
オタク「・・・・・・」ガチャガチッ!
オタク「クソッ・・・・・・」ゲームオーバー!!
ガチャバタン
幼馴染「さて・・・・・・日記を書きましょう」
○月×日天気・晴れ(後998日)
学校生活・・・・・・良
健康・・・・・・良
友人関係・・・・・・良
彼・・・・・・私だけの天使
状況・・・・・・良好
幼馴染「さて、後は勉強、料理、美容の為の筋トレ・・・・・・」
「怠らない・・・・・・私は怠らないのです・・・」ブツブツ
夜
幼馴染「・・・・・・」カタカタ
『それで、上手くいってんの?彼とは』
『今日も上手くいきました!彼ったら今日も馬鹿な顔してすやすや眠っておりました!』
『ハハハ!いや俺も高校の時は良く寝てたよ』
『あれ、でも○○高校ですよね、勉強キツくなかったですか?』
『そうだねぇ~ま、上手くやったよ友達にノート借りたりね』
『要領よく、ですか?(笑)』
『そう、要領よく(笑)』
次の日
幼馴染(・・・・・・おかしいのです)チラッ
オタク「・・・・・・」ピコピコ
幼馴染(どうも、今日の彼はうれしそうです。かすかに、ですが)
幼馴染(今朝は彼の厄日であるボッチ体育があるはずです)
(同じクラスじゃ組む人がおらず、隣のクラスのグロ顔超コミュ障野郎と組まされ、
(憂鬱の限りを尽くしているはずなのです)
幼馴染(例えそいつと奇跡的に会話が成立して、ぼっち感が軽減しても、うれしそうなのはおかしいのです)
(彼は、意外とプライド高いのです。そうなるように仕向けたはずです)
(・・・・・・女ですね)
オタク「・・・・・・ニヤッ」ピコピコ
幼馴染(ぼっちの彼は行動範囲が狭いです。目立つところに行くと視線が怖いからです)
(とにかく安全な場所にしか行きません。とにかく自分が目立たないところ・・・・・・)
幼馴染(ま、図書室といったところですね。一度目撃報告がありましたから、たまに行くのでしょう)
(図書委員は確か・・・・・・今日は金曜だから六組のメガネニキビですね。あいつは演劇部です)
幼馴染(オタクちゃんはオタクが嫌いなのです。プライドが高いから。)
(でも自分のオタク趣味は理解されたいし、相手にも知っておいて欲しいのです)
幼馴染(メガネニキビはその点うってつけです。記憶によれば、メガネを外せば60点の顔でしたし、)
(演劇というオタク趣味以外の何かをもっています。まさにうってつけです。)
(きまりですね)ニヤリ
幼馴染(推理はおわりです。後は・・・・・・証拠を集めましょう)チラッ
オタク「・・・・・・ニヤッ」ピコピコ
幼馴染(あなたはまだ幸せになるべきではないのです。私と幸せになるのですから)
幼馴染「ねぇ、あいつ笑ってるよキモくない?」ボソボソ
ギャル「うわホントだキモッ」
チンピラ女「あいつの笑った顔始めてみたわ~」ゲラゲラ
普通「ちょっと~笑っちゃだめだって~」クスクス
幼馴染「いやいや、普通子も笑ってるから」クスクス
オタク「・・・・・・」
普通子「ほら、静かになっちゃったじゃ~ん」クスクス
幼馴染(さて、証拠集めです)
幼馴染「そういえばさぁ、演劇部の奴らしってる?」
ギャル「なになに~なんかキモイの?」
幼馴染「なんか、テニス部の子がいってたんだけどコスプレしてたらしいよ」ククッ
ギャル「え~嘘やばくない!」
幼馴染「屋内練習の時見たらしいよーなんか猫耳みたいなのつけてさ~」
チンピラ女「あ~走り込みの時?でも猫耳とかキモッ」
ギャル「あいつらあの顔でつけてんでしょ~超ウケル」ププ~
普通子(・・・・・・)
幼馴染(演劇部に私達と同じ二年生は二人居ます。一人はメガネニキビですが・・・・・・)
(もうひとりは普通子の中学からの友達なのです。だから演劇部の悪口の時は黙っています)
幼馴染(そして、ギャルとチンピラ女もその事を知っています。つまり・・・・・・)
(彼女達はこう思ってるのです。あ、これは普通子への嫌がらせだな、と)
幼馴染(実に自然な話題の振り方なのです。これで私は真実を隠したまま情報を集められます)
幼馴染「それでさぁー同じ学年のーなんだっけ」
普通子「!」
普通子「ろ、六組の方?」
幼馴染「・・・・・・そうそう!あのメガネでニキビ面のさ~」
ギャル「・・・」ニヤッ
チンピラ女「・・・」ニヤッ
普通子「うんうん、あぁ~あの子かぁそれでそれで」
幼馴染「・・・・・・チャイナ服着てた」ボソッ
ギャル「アッハッハ!なにそれ~あれで?あれで?」ゲラゲラ
チンピラ女「ハハハ!いやすごいわぁ~勇気あるな~」ゲラゲラ
普通子「あ、あの子確か図書委員でしょ?幼馴染の元カレといっしょの~」クスクス
幼馴染「え~そんな人いたっけ~?三日でリボンクマ渡して振られるような人しらな~い」プクク
ギャル「いやホントいたっけそんな人~それよりさぁ」
幼馴染「あ~演劇部?いや他どんなのがあったかなぁ。確か~・・・・・・」
普通子「・・・・・・」
ギャル「なになに~?」ニヤニヤ
幼馴染「・・・・・・忘れちゃったぁ。ごっめーん」
普通子「・・・な、なにそれ~。大事なとこでしょ~」ホッ
ギャル「いやホント大事だから~」ニヤニヤ
チンピラ女「思い出して~」ニヤニヤ
幼馴染「うーん・・・・・・どうだったかなぁ」ニヤニヤ
普通子「・・・・・・」
放課後
幼馴染「あ、今日バイトだ。うわ~」
ギャル「お疲れさん~今日あの不倫デブ女と一緒のシフトじゃん」
チンピラ女「あ~前言ってた店長と出来てるってやつ?」
ギャル「そうそう、もう店長も40過ぎててさぁ。色々ヤバイよ」
幼馴染「たまに休憩室でぶちゅ~ってやってたりすんのよ。ホントヤバイ」
チンピラ女「うわ~ホントクズだなそいつ・・・・・・」
幼馴染「ていうかさぁ、普通子はもう部活いったわけ?」
ギャル「いやもうホームルーム終わった後わき目も振らず行ってたよバァ~って」プププ
チンピラ女「いやあれだけやったらそうなるよ~」プププ
幼馴染「いやホントなんであの子演劇部のやつと友達なの?」ニヤニヤ
ギャル「ウチら以外友達いないからじゃない?」クスクス
チンピラ女「バレー部でもレギュラーじゃないから付き合い薄いらしいぜ」ククク
幼馴染「あ~なるほどね~必死だわ」ニヒヒ
チンギャ「確かに」
三人「はもった」ゲラゲラ
夜
幼馴染「ただいま~」
母「おかえり」
幼馴染「お母さん、今日ははやかったんだね」ニコッ
母「・・・・・・ごめんね、いつも遅くて」
幼馴染「!そんなつもりでいったんじゃないのよ。ただ」
母「ウフフ」コツン
幼馴染「あたっ」
母「ちょっとからかっただけよ。ご飯、出来てるわよ」
幼馴染「うん・・・・・・」
○月△日くもり(後997日)
学校生活・・・・・・良
健康・・・・・・良
友人関係・・・・・・良
彼・・・・・・想定内の障害アリ
状況・・・・・・障害排除順調
マカロニグラタン
幼馴染「さて、後は勉強、料理、美容の為の筋トレ・・・・・・」
「怠らない・・・・・・私は怠らないのです・・・」ブツブツ
ちょっと話がズレたな。駄目だ、これ終わり。
深夜
幼馴染「・・・・・・」カタカタ
『いや、やるよね、君も』
『いつも通り、なんなくクリアできるはずなのです』
『ははは(笑)しかし、ホントに彼が好きなんだな』
『うふふ。厳密にいえば、彼との強い強い信頼関係が欲しいのかもしれないです』
『なるほどね、たった一人の人、といった感じかな』
『たった一人の人、ロマンチックな言い方です』
『そういう言い方は嫌いかな、安っぽくて』
『そうでもないです』
ほぼ同時刻
オタク「・・・・・・」カタカタ
うはwwww久しぶりに女子と喋ったwwwww
1:以下、名無しにかわりましてvipがお送りします:20xx/○/△(金) 23:19:17.18 id:ufj59o8t
そこどけよ、だって・・・・・・
2:以下、名無しにかわりましてvipがお送りします:20xx/○/△(金) 23:19:54.43 id:tkjiocda
涙ふけよ
3:以下、名無しにかわりましてvipがお送りします:20xx/○/△(金) 23:20:11.64 id:otakwspd0
図書委員の子と一言話しただけで、教室でニヤニヤしてしまう俺キモスwww
クラスの女子に「キモーイ」とか言われたお・・・・・・
4:以下、名無しにかわりましてvipがお送りします:20xx/○/△(金) 23:20:49.29 id:yd2k12/e0
俺なんて高校生活三年間で一度も女子と口きかなかったぜ
ただの一度もだ
5:以下、名無しにかわりましてvipがお送りします:20xx/○/△(金) 23:21:02.46 id:md8agjbg0
俺ぐらいのイケメンになると女子が話しかけてこない
6:以下、名無しにかわりましてvipがお送りします:20xx/○/△(金) 23:22:54.87 id:otakwspd0
小学校までは可愛い幼馴染と登下校する日々だったのにどうしてこうなった・・・・・・
オタク「・・・・・・」グスッ
次の日(土曜日)
幼馴染(彼は休日はほとんど活動しません。外にも滅多にでません)
(完全にヒッキー野郎なのです。ぐずなのです)ウフフ
幼馴染(なので、私は彼が出かけたかチェックするだけでいいのです。お手軽なのです。だから)
(ショッピングなのです!)
チンピラ女「なぁおいギャルはまたきてねぇのかよ」
幼馴染「声はかけたんだけどね。ま、どうせ彼氏でしょ、あのギャル男風ブサイクの」
チンピラ女「あー、あの糞みたいな顔面の。」
幼馴染「ギャルは面食いって自分じゃいってるけど、」
「その割りに惚れたら何でもありなところあるからね~」
チンピラ女「わかるわ~、恋に恋しちゃってる感じだよな」
幼馴染「そうそう、自分じゃ絶対わかってないんだろうけどね」
チンピラ女「そうそう」ウシシ
幼馴染(チンピラ女は自分ではわかっていませんが、彼女は恋に恋してます)
(一応恋愛経験はあるようですが、期待はずれだったのでしょう。すぐ別れました)
(彼女は期待にそえる男性が勝手に現れるとおもってるのです。シンデレラちゃんなのです)
幼馴染「ねえ、あそこの服屋も行ってみない?」
チンピラ女「いや~ちょっとチャラ過ぎねぇ?」
幼馴染「いやいや行こうよー」
チンピラ女「そうかぁ?じゃあ見るだけいくかぁ」
幼馴染「やった!」
チンピラ女「フフフ」ニヤニヤ
幼馴染(チンピラ女は二人の時にこういう反応をしてやるとニヤニヤしやがります)
(彼女はシンデレラちゃんでいたい一方、彼氏面をして)
(王子様気分を味わいたい欲張りな女なのです。もっといえばどちらにも属したくない、)
(中途はんぱな、お行儀の悪いやつなのです)
チンピラ女「おーい、もうでようぜー」
幼馴染「もうちょっとまってー!」
チンピラ女「しょうがねぇなぁ」ヤレヤレ
幼馴染「いやぁごめんごめん。結構可愛い服おおくってさ」ヘヘッ
チンピラ女「まぁ、いいけどさぁ」ニヤニヤ
チンピラ女「~でさぁ、ギャルって結局・・・・・・だよね~」
幼馴染(よく女同士では友人の悪口大会はデフォだといわれますが・・・・・・)
(チンピラ女のギャルに対するソレは少し異常です)
幼馴染「うんうん、わかるわかる。」
「ていうかさ、ギャルの中学のセンパイとかはその辺どうなの?」
チンピラ女「いやそういう部分もあるけどさ~ギャルはもっと・・・・・・なんだよね~」
幼馴染(と、こんな具合に別の人間に話題を移してもすぐギャルの問題にもどされます)
(勿論、チンピラ女が自分が普段吹聴してるより、)
(中学時代のヤバイセンパイと付き合いがないのもありますが)
(それ以上にギャルへの嫉妬&コンプレックスがありやがるようです)
幼馴染「あ~わかる~」
(こんな同じ人間の悪口ばかり聞かされると今食べてるパン的なものが)
(サブウェイのサンドイッチなのかマックの100円バーガーなのか)
(区別がつかなくなります。要はうるせぇよ、飯の味がわかんなくなるだろ、て事です)
チンピラ女「ところでさぁ、普通子なんだけどさぁ・・・・・・」
幼馴染(この後、自分が普通子に悪い感情を持ってないことをのべてやがりました)
(例の、イジリだからイジメじゃない作戦なのです。あ~ダルイ)
(結局今日はショッピング三割ギャルの悪口六割普通子への言い訳一割でしたマル!)
○月○日(土)くもり(後996日)
生活・・・・・・良
健康・・・・・・良
友人関係・・・・・・チンピラ女フォロー
彼・・・・・・想定内の障害アリ、外出無し
状況・・・・・・障害排除順調
訂正
>>>45三つ目の幼馴染のセリフ。
「ていうかさ、ギャルの中学のセンパイ・・・・・・×
「ていうかさ、チンピラ女の中学のセンパイ達」
日曜日
幼馴染(えー金は大事、とか言っているやつは拝金主義の豚ですが)
(しかし、ないよりあるほうがいいのもまた事実)
(だから、世間の人はお金大事大事、と自分を洗脳するわけですが・・・・・・いやつまり)
幼馴染「バイト、だるいなぁ」
ギャル「いいから、はやく品だししなよ」
幼馴染「はいはい、頑張りますよ~っと」ポスポス
幼馴染(週に3回、四、五時間ほどのこのコンビニのバイトは)
(ギャルとのこうした気だるい会話と、幾ばくかのお給料をもらうためにやっています)
(それと・・・・・・)チラ
幼馴染(このコンビニは彼の家から駅の方へ行く道に面しています)
(人通り自体は多いのですが、ジジババの割合が高いので、彼が通ればすぐにわかります)
(つまり、色々とご都合がよろしいのです)
ギャル「あ、終わった?じゃちょっとこっち手伝ってよ」
幼馴染「はいはい」スタスタ
バイト後・真向かいの喫茶店
ギャル「幼馴染はさ~仕事の要領いいんだけど熱意が足らないっていうかさ~」ヘラヘラ
幼馴染(一見仕事に不真面目そうなギャルが、自らの仕事観についてヘラヘラペラペラ)
(話してやがるのには、理由がありまして・・・・・・、実は彼女は頭が悪いのです。)
(いや、一目瞭然ではあるんですが、話はもっと狭いものでして、実はチンピラ女は)
(学校の成績がかなり良いのです。ま、私には劣りますが・・・・・・。)
幼馴染(そういうわけでして、学校の成績に順位をつけると・・・・・)
(私>チンピラ女>>>>普通子>>>>オタクちゃん>>ギャル位です)
(勿論テストの点は毎回確認してるわけじゃないのでだいたいですが。)
(しかし、正直バカすぎます。これは成績にコンプレックスもつわけです。)
幼馴染(で、冒頭に戻りますと、彼女は成績が悪いので、)
(他のところで自分の価値を出そうとします)
幼馴染(それが、アルバイト、ギャルの言葉でいえば仕事です。)
(普通子と、チンピラ女はバイトしてませんから仕事、というくくりでは)
(熱意があって要領もいいギャル(私)>要領はいい私(幼馴染)>>バイトしてない)
(チンピラ女・普通子となります。ちょっとアホかと思いますが、)
(彼女は割と本気でそう思ってるみたいです)
幼馴染「いや、真面目にやってんだけどねぇ」
ギャル「いやいや、ダメだよ、もっと真面目にやんなきゃ」
幼馴染「あははは、気をつけます」
(と、いいつつも彼女は自分の価値をかみ締めるように、私を諭してみたり)
(ちょっと、ムカッとしてみたりします。ところで)
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