勇者「魔王よりお前らの方が強いだろ」四天王「!?」(17)

魔王城 茶室


緋の魔神「何を言っているのだ?」

翠の魔神「ボク達が魔王様より?」

蒼の魔神「強いと言うのか?」

輝の魔神「そんなわけ無いだろ」


勇者「……じゃあ聞くぞ」

緋「おう」

輝「ばっちこい」


勇者「剣も使えない王と神どっちが強い?」

緋「>>2

蒼「>>3

翠「>>4

輝「>>5

それは王だな

普通に考えて王だろ

王ですわ

緋「王だろ」

蒼「王しかないでしょう」

翠「王以外にあるの?」

輝「そりゃ……王だろ」


勇者「なんだそのコンビネーション!」

勇者「神より王!?」

緋「俺は神倒したしなー」

勇者「……それは自慢か?」

蒼「ワシはネプチューンをなぶり倒した」

勇者「ネプさんならいいや」

翠「ボクは人間の王も魔王様と同じくらいだと思うよ?」

勇者「それだったら王が魔王倒せ!」

輝「実際俺ら強くないし…」

勇者「じゃあお前らの能力を言え!」

緋「HP 5673549235六回攻撃 全体火傷 全体毒 単体即死 究極獄炎魔法 70%で極身体強化魔法 第三形態で地獄の焔(全体即死)だ」

蒼「HP875583182965 四回攻撃全体混乱 麻痺切り 全体睡眠   ステータス大ダウン 究極破壊魔法 水の力で回復(10000弱) 設置(相手に毎回500ダメ)くらいですかね?」

翠「HP4158964329976 三回攻撃毎ターン自動回復(5000回復) 究極回復魔法(10000000) 究極大地魔法体力半分で全快(4回)ってところかな?」

輝「HP87432657 究極閃光魔法 石化魔法 全体ステータスダウン  究極流星魔法 拘束魔法 第8形態まで(一形態ずつに攻撃5倍)っすよ」

勇者「軽くインフレじゃねえか!」

勇者「魔王は最終形態で1000000無いぞ!」

翠「落ち着きなよ」

蒼「大丈夫ですか?」

勇者「…………それじゃ、魔王とお前らどっちが強い?」

緋「>>7

蒼「>>8

翠「>>9

輝「>>10

全員でかかれば倒せない事も無いが、

単独では恐ろしいほどの防御力を持つ魔王様

死んでもその場で全快で復活する魔王様

防御力やあらゆる魔法を貫通して治癒不可能なダメージを与える体術で戦う魔王様

緋「全員で掛かれば倒せなくは無いが……あれタイマンに強すぎるんだよ」

勇者「!?」

蒼「ワシが破壊魔法を魔王様に撃って殺しても、すぐ生き返ったわい」

勇者「(そう言えば、倒した後もピンピンしてたな…)」

翠「ボクは防御も魔法も貫通するレベルの体術を使われたな~しかも治療不可レベルで、やっぱり魔王様は強いよ」

勇者「(あれ特殊効果じゃないのか)」

輝「タイマンなら魔王だが、俺達四人パーティを組めば余裕で俺らが強いがな、むしろタイマンで戦った奴は命知らずかバカか英雄だな」

勇者「…………」

翠「ボクからしたら、魔王様には数の理を生かすのがいいよ」

勇者「そうか……」

輝「で、勇者は何で俺達が強いといったんだ?」

勇者「いや……四天王って強いと聞いたから」

蒼「……誰から聞いたのですか?」

勇者「見知らぬ町人D」


緋「………潰してくる」ベキバコ

蒼「折角ですからタコ殴りにしましょう」ゴゴゴゴゴ

翠「懲りないやつが…」ジジジジジジ

勇者「……輝、あいつらどうしたんだ?」

輝「あぁ、町人Dは俺らにとって害悪っすから」バサバサ

勇者「何飛んでるんだよ!」

輝「俺達はあいつを倒す為に強くなったんすよ」ゴォォォォ

勇者「驚きの事実!」

蒼「ワシらはやつ相手に全力を出しても勝てるか怪しい」

勇者「それだったらそいつが勇者になれよ!」


緋「勇者、」ポン

勇者「なんだよ!」

緋「町民は勇者になれない」

勇者「知っとるはこの暇人が!」ドゴォ

緋「ゲボォォ!」

翠「何するのさ、こいつと輝ならサンドバックにしていいけどさ、ボクと蒼姉さんはやめて」

輝「俺を巻き込むな!」

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