貴音「枕元に」 (19)

響「枕元に靴下を置いておくとサンタさんがクリスマスプレゼントをくれるんだ」

貴音「それは素敵ですね!」キラキラ





亜美「ねーねー、お姫ちん」

真美「サッちゃんって知ってる?」

貴音「はて?」

亜美「サッちゃんはね~」


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……




~夜~


貴音「お、おちちつくのです四条貴音」ガタガタ




亜美『あ、ちなみにこの話を聞いた夜にサッちゃんが枕元に来るんだって』

貴音『そ、そんなご無体な!!今宵はさんた殿が……!』

貴音『何か、何か助かる方法は無いのですか!?』

真美『えっとね~』





貴音「ばなな、ばななを……!」イソイソ

貴音「あと、靴下も……」

貴音「これでサッちゃんは来ず、さんた殿が私の元へ来てくれる筈……」



貴音「……」


貴音「…………」








貴音「…………はっ!」ガバッ

貴音「何が欲しいか、さんた殿へ伝えるのを忘れてました……!」

貴音「これではさんた殿も来れなくなってしまいます」モグモグ







貴音「!?」

貴音「ば、ばなな」

貴音「」





貴音「ひいぃぃ~!!」

貴音「このままでは手足を切られて……」ガクガク



シャンシャンシャン



貴音「!!」ビクゥ

貴音(さ、さんた殿!どうか私めにばななを!ばななをぉ!!)

貴音「…………」ビクビク


貴音「…………」













貴音「…………zzz」








貴音「…………」

チュンチュン




貴音「…………はっ!?」ガバッ

貴音「手足は…………無事ですね」



貴音「ふう、助かりました」

貴音「しかし、ぷれぜんとはいただけませんでしたか」

貴音(恐らくさんた殿は、サッちゃんから私を守って下さったのです)

貴音(こうして五体満足に朝を迎えることが出来た)





貴音「それが何よりのぷれぜんとでしょう」

響「いやー、うん、そうだね」

響「実はサンタさんから貴音へプレゼントを預かってるんだけど」

貴音「なんと!?」

響「はい、メリークリスマス」




貴音「これは…………!」

響「どう?」

貴音「ふふ、さんた殿は編み物も出来るのですね」

貴音「ずっと大事にすると伝えておいて下さい」

響「うん、伝えておくよ」



貴音「メリークリスマス、響」

響「メリークリスマス、貴音」

短いですが終わりです
お姫ちんは枕元に食べ物があったらとりあえず食べると思う

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