貴音「酔いどれ天使」 (25)

※アイドルマスターssです!

多大なるキャラ崩壊、百合百合な雰囲気注意!

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5:00 pmーーーー舞台袖

美希「今日のライブも成功なの! 貴音、響、最高だったよ!」
貴音「真、良いすてえじでした」
響「やっぱりフェアリーは楽しいよね! 自分、久しぶりにこんなにはしゃいだぞ!」
美希「うん、みんなすごくキラキラしてたの!」

アンコール!!アンコール!!
D「すいませーん、準備が出来たらアンコールお願いしまーす!」

美希「はいなの! 行くよみんなー……!」

美希「目指せ!」
美希 貴音 響「「「トップアイドル!」」」

アンコール!!アンコール!!………ワアー!

7:00 pmーーーー事務所内

美希「ふう……今日も疲れたの」
貴音「ふふ、美希。まだ寝てはなりませんよ?」
美希「大丈夫大丈夫、ソファーに寝っ転がってるだけなの……」グデー

P「みんな! 今日のライブ、未だかつてない大成功だったな!」

美希「3回もアンコールが来るなんて思ってなかったのー……」

響「ていうか、会場側は大丈夫だったのか? 大分予定の時間より長引いちゃったけど……」
P「それがな、あの「フェアリー」の復活ライブを途中で止められるか!って責任者さんが言い出して……」

貴音「ふふっ。765に移籍してからはずっと個々人での活動でしたからね。責任者殿は前々から私達の大ふぁんだった、という訳ですか」

P「そうみたいだ。お前達のサイン、貰ってすぐに額縁に入れてたぞ」

響「自分、これからこの3人でまた活躍するのが楽しみで楽しみで仕方ないさー!」

美希「そう……なの」ウトウト
貴音「美希。この後は3人で復活記念ぱーてぃーなのですから」
美希「分かってるの……起きるの」
響「今日は久しぶりに騒ぐぞー!」

P「はは、そうだな。明日はオフだし、各自疲れを取ってこれからのレッスンに備えてくれ」

美希「あふぅ……はいなの」

P「それじゃ……」
P「3人とも、お疲れ!」

7:30 pmーーーーガ〇ト

美希「ねえ」

貴音「らぁめん……らぁめんは!?」
響「無いぞ」
貴音「ひ、響! 何故このような仕打ちを!」

美希「ねえ、なの」

響「貴音ー、ラーメン以外の麺も食べてみたいって朝言ってたの、忘れたのかー?」
貴音「はっ!…………お、覚えていましたよ」
響「今更遅いぞ……あ、ジュース飲み終わっちゃった。ドリンクバー行かなきゃ」

美希「ね、ねえ……」

貴音「ほ、本当ですよ! ……成程、それで『がす〇』なる店に……」
響「そうだぞ。自分的にはこのパスタがオススメさー」
貴音「『ぱすた』……。麺なのに、汁が、無い……!? 面妖な」

響「貴音ぇ……本当に知らないんだな……初めてならこの『イカとタラコのーー」
美希「ーーねえ!」ガタン!
響「スパゲうわっ!? 美希! ど、どうしたんだ!?」

美希「どうしたもこうしたもないの! さっきから二人とも自分達の世界に入りっきりで……ミキ、つまんない!」

余計なお世話かもしれないが、場面転換の部分の長音はダッシュにしなくていいのか?

響「ご、ごめんごめん!」
貴音「なんと。すみませんでした、美希。……美希は何を注文するのですか?」

美希「ミキ? ミキはねーー」

貴音「おや、響、飲み物が切れていますね。わたくしがどりんくばぁに行くついでに汲んできてあげましょあうか?」

美希「」

響「お願いだぞー。……あ! 変なの混ぜちゃダメだからね!」
貴音「分かっておりますよ、それではーー」
響「!? たかっーー!」

チュッ

貴音「ーー行って参ります」

美希「」
美希「……」ハッ!
美希(な、何が起きてるの……)
美希「ね、ねえ、響……」

響「た、貴音ぇ、みんなの前じゃダメだって言ったじゃないかー……///」テレテレ

美希「」
美希(い、いつの間に……)
美希(いつの間にか、フェアリーの中で取り残されてるの……)
美希(そういう趣味は無いから別にいいけど)

美希「へえー? 響と貴音ってー……」ニヤニヤ
響「なっ!? 何でもないぞ! 何にもないぞ! じ、自分完璧だからなー!」ブンブン
美希「分かりやすいのー! 響、面白いのー!」

>>7
スマホだからダッシュはーーしか出せないみたいだ
ごめん、最初に書くべきだったな

あと何気に初投稿だから……至らぬところもあると思いますが、お付き合いよろしくお願いします

響「うぅ、美希ぃ…///」

貴音「響、それに美希も。どうぞ」スッ

美希「わ、ありがとうなの! 嬉しくて一気飲みなの!」ゴクゴク
美希「……あれ? 貴音、これなんか混ぜた?」

貴音「いえ、何も。至って普通のめろんそぉだですが」

美希「そうなのー?……なんかくらくらしゅるのー……」

響「み、美希? 大丈夫か?」
貴音「久しぶりの大規模らいぶでしたからね、美希も疲れているのでしょう。ささ、響も」

響「う、うん……」ゴクゴク
響(な、なんか……変な匂いが……)

貴音「しかし、入れすぎてしまいましたかね」

響「……貴音? 何を?」

貴音「わたくしの故郷伝来、『ほろ酔い薬』ですよ、響」

響「ほ、ほろ酔い!? それって!」

貴音「ああ、あるこぉるは入っておりませんから安心してください。もっともーー」
響「うー? たかねぇ?」
貴音「もう碌に考えるだけの冷静さはありませんでしょうが、ね」ニヤッ

響「あは、たかねぇ……」
貴音「まさかここまでとは……。調合はもう少し慎重にやらねば、ですね。 ーーほら響、美希の隣に行きますよ」スッ
響「う? うん、あはは、たかねぇ……」
貴音(甘えん坊かわいい)

貴音「美希? まだ起きてますか?」
美希「お、起きてるのー! サタデーナイトフィーバー!」ナノー!!
貴音(アホの子かわいい)
貴音「出来上がっていますね」

貴音「良し。これで美希と響の間にわたくしが座れば……」

響「たかねぇ、大好きだぞー……」
美希「はいさいなの! あはっ、はいさいはいさい!」

貴音「」
貴音(これが天の国、ですか……)ゴクリ
貴音(この『ほろ酔い薬』は解毒剤を飲まない限り、作用し続ける……ならば!)カッ
貴音「このまま、やりたい放題出来るのです!」

美希「うん、貴音ったらさいこぅー! ベリーキラキラァー!」
貴音「ふふ、美希。貴女は今日も可愛いです」
美希「あったり前なのー! 貴音も夢中、でしょ? あはっ☆」
貴音(いけない)
貴音(どうにかなってしまいそうです……)

響「たかね?」
貴音「は、はい、響。どうしましたか?」
響「どこにも行っちゃやだぞぉ……」ギュツ
貴音(ああ! ああ! 響が!わたくしの! 腕を! ひしと! ひしひしと!)
貴音「はい……はい! どこにも行きませんよ」ニコッ
響「知ってるぞ……貴音は自分のことが大好きだからなー……」
貴音(いけない)
貴音(ここは『が〇と』の中。ほてる、ではありません……ですが)
貴音(これ以上されたら吹き飛んでしまいます。理性が)

響「……たかね、こっち向いて?」
貴音「は、はい、ひびーー!?」
パットマッテ!! ガットヤッテ、チュットスッテ!!
貴音(はぁーーーーん!!!)
響「えへへ、さっきのお返しだぞ……///」テレ
貴音「面妖なァーーーーーー!!!!」
貴音「……はっ!?」

ザワザワ……ザワザワ……
アレ、シジョウタカネジャネ……? イマ、キスシテ……!?

貴音「…………」
貴音「過ぎた事は仕方ありません、これからは静かに」
美希「響ズルいの! ミキもする!」
貴音「しまっ!?」チュッ

フレッフレッガンバレッ!! サァ、イコォウ!!
フレッフレッガンバレッ!!
貴音「最っっ高!!!!」イエイ!!
美希「うっうー! 貴音の唇メロンソーダ味なの!」

ザワザワ……ザワザワ……
ヤッパリアレッテ……!!

貴音(いけません)
貴音(このままではごしっぷによって私達、ひいては事務所が……)
貴音「わたくしは……」

響「?」ウルウル
美希「どうしたんですか、貴音さん? ちょっと心配かなーって」ヤヨイマネ

貴音「わたくしは一向に構わんッッッッ!!!!」ガダンッ

???「ちょ、ちょっと、貴音さん!」
貴音「はっ! 何奴!!」ビュッ!!

春香「わわっ!? あ、危ないですよう!」
千早(今物凄いスピードで扇子が……)

貴音「春香に千早。貴方達でしたか……とんだ邪魔物が」ボソツ
千早「四条さん?」
貴音「なんですか? 千早」
千早「い、いえ……」(なんだろう、笑顔の裏の敵意を感じる……)

春香「貴音さん! 大声で騒いじゃダメですよう!」
貴音「すみません……つい。もうしませんから」
響「たかね? どうしたんだ?」
貴音「いえ、本当に」
美希「ミキね! 貴音だーい好き!」
貴音「こ、ここここれ以上は」フルフル
千早「……四条さん?」
響「あっ! 自分のが好きだぞ!」
貴音「これ以上はァァァーーーー!!」

春香「た、貴音さん!?」
千早「四条さん!」

貴音「……はっ!」
春香(あ、戻った)
千早(戻ったわね)

貴音「ありがとうございます……春香、千早。もう少しで召されるところでした」
春香(め、召され……?)
千早(ゴートゥーヘヴンよ、春香)
春香(へ、ヘブン!?)
千早(ノン。ヘ"ヴ"ン)
春香(めんどくさいなあ、千早ちゃん)

貴音「今日はここでわたくし達はお開きにします。響、美希、ささ、これを」
響「んぐぅー?」ゴクゴク
美希「飲めど飲まれるなー! あはは!」ゴクゴク

春香(な、なんか出来上がってるなあ)
千早(まさか……アルコールかしら?)
春香(まっさかー……)
貴音「あるこぉるではありませんよ」
春香 千早「!?」
貴音「『ほろ酔い薬』です」
千早「は、はぁ……」

貴音「千早、耳を」
千早「は、はい」サッ
貴音「貴女にもこの『ほろ酔い薬』の小瓶を」ボソボソ
千早「!?」
貴音「わたくしの分はまだあります。……それに、貴女と春香もまた並々ならぬ関係のよう」ボソボソ
千早「そ、そんな……///」ボソボソ

春香(何話してるんだろ……千早ちゃんが一気に真っ赤になったけど……)

貴音「どうぞ。進展間違いなし、ですよ」ボソボソ
千早「あ、ありがとうございます……///」ボソボソ

響「ん……んー? あれ、自分何してたさ?」
美希「春香と千早がいつの間にかいるの……」
貴音「おや、響に美希。起きましたか。ずっと寝ていましたよ」

響「あ、そ、そうなのかー? ……じゃあアレも夢かあ……」ションボリ
貴音「帰ったら、たーくさんしてあげますよ?」ボソツ
響「……たかねぇ///」
美希「……? 変な二人なの」

貴音「では2軒目に参りましょう。らぁめん屋さんに」
美希「ミキはなんだか眠いからもう帰るの……ごめんね?」
貴音「いえ、気にしないでください。では響、2人で……」
響「う、うん!」

貴音「それでは私達はこれで……」
美希「またね、春香! 千早!」
春香「あ、じゃあね!」
千早「お疲れ様、美希に我那覇さん、四条さんも」

9:02 pmーーーーガス〇 駐車場

美希「あふぅ……それじゃあ今日はお疲れなの!」
響「うん! お疲れだぞ!」
貴音「これからも精進しましょう」
美希「はいなの!……それじゃあ!」

美希「目指せ!」
美希 響 貴音「「「トップアイドル!」」」

美希「またねなの!」
響「じゃあなー!」
貴音「それでは、また。……響」
響「う、うん/// い、行こうか、自分のアパート……」
貴音「? 何を照れているんですか? 初めてでもないのに」
響「そういうこと言うなっ!/// もう!///」
貴音「……ふふっ」

9:02 pmーーーーガ〇ト

「かんぱーい!!」
春香「お疲れ! 千早ちゃん!」
千早「春香もね。お疲れ様」
春香「んぐっんぐっ……ぷはぁー! やっぱり仕事の後の一杯は格別ですなあ!」
千早「春香ったら……ただのジュースよ、それ……あ」
春香「あ、ありぇ? 目が?」
千早「でもまあーーーー」
春香「ぐーるぐるすりゅー! あは!」
千早「酔う、ってところは一緒かしら?」クスッ

以上で終わりとなります。
初投稿でお見苦しい点も多々あったでしょうが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
良ければ感想を頂けると幸いです。

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