女「世界滅亡ですって!? いいよ!こいよ!」 妹「お姉ちゃん!?」 (20)

pm 19:45 女家の居間にて


TV『 ンンッ…?マ゜ッ!ア゛ッ!↑ 』


女「あはは! なにこれ!」

妹「笑っちゃうぜ!」

女「今日やってるテレビが、非常に新鮮で、非常に面白い」

妹「うんこうでなくっちゃテレビというものは」

TV『 ――――ピーッ』

妹「…ん?」

女「急に画面が変わったわね…」

TV『 番組の途中ですが、緊急放送です 』

女「…なんだろう」

妹「物々しいね、お姉ちゃん…」

TV『 ええと、テレビの前の皆様は、どうか冷静に、冷静にお願いします…! 』

女「女子アナが心なしか焦ってるわね」

妹「まるで桃みたいだぁ…」

TV『 先程、高性能宇宙監察機くんが、とある物体の接近を我々に報せました! 』


TV『 それは……』


女「……?」


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TV『それは、それは…隕石です! 』


TV『 1145148101919km/sでこちらに接近する隕石です! 』


TV『 そして、二日後の今頃には既に衝突予定だそうです! ですからこの放送を聴いている方には自暴自棄に――――』




女「ファッ!? ホモ死滅やんけ!」

妹「それどころか地球滅亡だよ! お姉ちゃん!」

女「やべえよ…やべえよ…」

女「今何時や?」

時計『pm 20:10』カチ…カチ…

女「これもう(やりたいことを全てやれるか)わかんねえな…」

妹「ど、どうしよう…とりあえず彼女に電話しなきゃ…!」

女「私もお慕いしている後輩に電話しなきゃ!」

女「ああっ! 今週の土曜日には昏睡rレイプをするつもりだったのに!」


プルル… っ


女「あっ、佐々木ちゃん? 木下だけど…」

後輩「先輩っ! あのっ、あの…!」

女「…佐々木ちゃんもニュース観たって、はっきりわかんだね」

後輩「先輩も…ですか…」

後輩「ねえ、先輩! これからどうすればいいか私…!」

女「ままっ、そう焦んないでよ。焦ってもしょうがないよ、佐々木ちゃん」

女「とりあえずさ、今から逢える…逢えない?」

後輩「……はい」

女「あ、さ、じゃあいつもの公園で! はいヨロシクゥ!」

ツーツー…

女「さて、行こうかしらっと」

妹「佐々木さんと逢うの? …その格好じゃあ寒いよ、お姉ちゃん」

女「着替える時間すら惜しいの。分かるでしょ?」

妹「うん…」

妹「あーあ、いいなあお姉ちゃんは。想ってる人と逢う時間が出来て」

女「妹は…確か三浦ちゃんだっけ? 彼女…」

妹「うん、でも三浦ちゃんは…『最後は家族と過ごすから逢えないゾー』って言ってさ…」

女「……」

妹「……もうっ」グズッ

女「妹…あの、だったら!」

妹「いいよお姉ちゃん! お姉ちゃんは佐々木さんと逢ってきて!」

妹「…もう触れあうことも、出来なくなるんだからさ」

女「…妹。うん、じゃあ…行ってくるわね」

ガチャコン!


妹「…はぁ、寂しいよ。地球最後の日に、私は世界で一番愛してる人に愛してるって伝えられないで、きっと後悔して死ぬんだ…」

妹「どうしよう、自棄になってきた」

妹「今から道行くレズを昏睡レイプしちゃおうかなぁ…」グズッ

pm 20:15 いつもの公園


女「ハアハァ…走ってきたけど、佐々木ちゃんは…」

後輩「……」

女「もう着てる!」

後輩「あっ、先輩!」ダッ

女「佐々木ちゃーん!」

後輩「先輩ィ…!」ダキッ

女「ちょっ…まずいって佐々木ちゃん! 急に抱きつくと…その…」

女 (やばいやばい…これ以上抱きつかれると気持ちよくなっちゃう…!)

後輩「あっ…ごめんなさい……ぐずっ」

女「……もう。最後って聴いた時から、皆泣き虫になったわねぇ」

後輩「ど、どうして先輩はそんなに落ち着いていられるんですか!?」

後輩「家族も友人も、恋人も! 皆居なくなるんですよ! たった二日で!」

女「…それで? たった二日で居なくなるけど、それがどうしたのよ」

女「焦って、取り乱してさ、隕石が止められるっていうならいいよ。でも、そんなわけがない」

女「無駄っていうものでしょ。違う?」

後輩「…先輩」

後輩「そうですね、その通りです!」

女「でしょー?」

後輩「はいっ!」ニコッ

女「おーいい笑顔になってきたぜぇー? いいじゃんいいじゃん」

女 (えくぼがセクシー! エロイっ)

後輩「それで…どうしましょうか」

女「え?」

後輩「友達が皆、家族と過ごすらしいんですよ。最後くらい…ってね」

後輩「それで、私も両親から(家族が一緒に居なきゃ)いかんでしょ…って」

女「…それで、後輩ちゃんはどうしたいのよ」

後輩「……過ごしたいです」

後輩「恋人と、大好きな人と過ごしたいんです…!」

女「こ、後輩ちゃん……!」





女「…彼女居るの?」

後輩「え? 居ますよ、二人くらい」

女「ファッ!? やりますねぇ!」

後輩「あ、ありがとうございます」

女「…って違う違う! えっ!? 彼女持ち!?」

後輩「は、はい…」

女「……」


女「(絶望しか)ないです。GO is not GOD!! Fucking GO!!」

女「あああああああああ!!」

後輩「せ、しぇんぱい!? 何いってるんすか! GOを冒涜しちゃまずいですよ!」

女「ふざけんな!(声だけ迫真)」

女「こうなったら自棄だ、お前を二度とこの世界に居られないようにしてやる…!」

後輩「自棄はまずいって自分で…! あっ、いやそこは!?」


後輩「きゃアーッ!」



同時刻 真夏の夜の道


妹「……」テクテク

妹「…はぁ。今頃お姉ちゃんは佐々木さんと宜しくしてるんだろうなぁ」

妹「あの二人の様子だと、まさか一方的なレイプってことはないよね。はっきり和姦だね…」

妹「想像したらなんか…」


「…クリトリスがムズムズするんじゃないか?」


妹「その通り…って、ファッ!?」

女子大生「こんばんは。24歳、学生です」

妹「なんだこのお姉さん!?(驚愕)」

女子大生「見たところ一人身のようですね、お嬢ちゃん」

女子大生「この辺にィ、玩具が揃った家、あるらしいですよ。いきませんか?」

妹「えっ、いやあの…」

女子大生「いきましょうよ!!」

女子大生「じゃけん今行きましょうねー!」グイッ

妹「ちょっ…! 引っ張らないで! …ああ!」


ズルズル…


睡魔に負けますよー負けますよーイクイク
続きは明日ってことでオナシャス!

その時間潰しになんですが、僕の過去作でも見て、どうぞ。
なんかまとめられてたんで張ります。

http://invariant0.blog130.fc2.com/blog-entry-7853.html


女子大生邸


ガチャコン!

女子大生「入って、どうぞ(迫真)」

妹「家の中だァ…じゃなくて!」

女子大生「え? 何ですか?」

妹「何ですか、じゃないよ! 誘拐ですよ誘拐!!」

女子大生「こんな事態になっちゃって。今更犯罪を咎める人なんてきっと居ないでしょう」

妹「だ、だからってそんな無秩序! 赦される訳がなーい!」

妹「人間100年、どれだけ悪行を積んできても、最後が善ければGOはそれを評価する!」

妹「その逆もまた然り、です! だから自暴自棄になっては!」

女子大生「…ああもう、ごちゃごちゃうるさいなあ」

女子大生「ちょっと眠ってて下さいあなた……」ヤワラカスマホ トントン

妹「な、何ですかァーッ!!? その妙な小瓶は…!」

妹「――――う、 んん……うっ、羽毛…!」

バタリ

妹「」

女子大生「堕ちたな…」

女子大生「さて、寝室に連れていこう、かな…」


ズルズル

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