吹雪「……ん…」
吹雪「……あれ…ここは…?」
吹雪「っ!」バッ
吹雪「え?え?ここはなんの部屋?わたし確か司令官に呼ばれて向かっていたところだったような…」
吹雪「それにこの部屋は何なの?…ベッドとテレビの画面しかおいてない…」
ガチャガチャ
吹雪「ドアも開かない……どうしてこんなことに…」
ザザザ… ザザザ…
『ごほん。えー、皆さんこんばんわ』
吹雪「っ!」
『あー…今日は"汝は人狼なりや?"…所謂"人狼ゲーム"を皆さんにやってもらいます。配役は【村人4人、人狼2人、占い師1人、霊能者1人、狂人1人、狩人1人、妖魔1人】です』
吹雪「え…な、何を言って…?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406758893
『簡単にゲームの説明をします。一回しか話しません。集中して聞いてください。ゲーム参加者は12人。最初に仮の人物が人狼に噛まれたという設定でゲームはスタートします』
吹雪「え、ちょっとまって…何かメモるもの……あ!紙とペンがあった!よし…」
『このゲームには大きく分けて『村』『狼』『狐』の3つの陣営が存在します。『村』は『狼』の全滅を 『狼』は『村』の滅亡を 『狐』は生存を狙います』
『まず配役の説明をします。【村人】は村陣営の特になんの能力も持たない人になります』
『【占い師】は夜に1人を指定して占うことができます。そしてその人物が『狼』か『村』かを知ることができます。因みに『狐』を占うと占われた狐は死んでしまいます』
『【霊能者】は前日に処刑された人物が『村』か『狼』かを知ることができます』
『【狩人】は夜に1人を狼の攻撃守ることができます』
『【妖魔(狐)】は狼に襲われても死にません。しかし占いに占われると死にます』
『【人狼】は夜に1人村の誰かを殺害できます。人狼どうしは夜に会話が可能です』
『【狂人】は狼がわの人狼です。占い師に占われても村人と出ます。』
吹雪「ううぅ…そんな一回じゃ全然頭にはいらないよぉ…」メモメモ
『次におおまかな流れを説明します。人狼は人間に化けた狼。村人はこの人狼を見つけ殺さなければなりません。』
『昼に皆で講義をして、1人疑わしい人物を投票で決めます』
『村人は昼の投票でしか狼を[ピーーー]ことができません。これを繰り返し狼の全滅を目指します』
『逆に狼は夜に1人村人を殺します』
『このような流れを繰り返し、村人は人狼を全滅させたら勝ち。狼は村人の数を狼と同数にできれば勝ちになります』
『また狐は狼に殺されることはなく、昼間の投票か占いによってしか死にません』
『狼が全滅した時、または狼と村人が同数になった時に生存していれば勝利です』
『昼間の時間は10分 夜の時間は5分 投票の時間は1分となっております』
『それでは役職の発表です。画面を御覧ください』
『
あなたの役職は 霊能者 です
』
吹雪「え!?霊能者って…確か死んだ人の結果が見える?だったっけ…?」
『それでは1日目の夜になりました 狼の人はボイスチャットができるようになっています。村陣営の方は床についてください』
吹雪「ど、どうしよう……と、取り敢えず言われた通りベッドには入ろう…うん!」
飛龍
那珂
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