兄「妹に絶対命令を下せる券?」婆「そうだよ!」(25)

路上

兄「怪しいなぁ…、婆さん」

兄「そんなことできる券があるなら何でこんな路上で商売してるのさ」

婆「ヒヒ、誰も信用して買わんからだよ!坊主、一枚五百円でいいから買わんかね?」

兄「あはは、バッカばかしい!」ケラケラ

兄「といわけで、一枚買ってきたわけだが」

兄「これどうやって使うんだろ?」

妹「あ、おかえりなさい。兄さん、いくら趣味なし金なしの暇人だとしても」

妹「深夜徘徊を趣味にするのはどうかと思いますよ」

兄「うえええん!」

兄(神よ!この小生意気な妹に我が勅命を下せる機会を下さい!)

兄(エロいこととか大丈夫なのだろうか…)

↓2

兄「俺の耳を舐めてくれ!」

妹「……は?」

兄「↑に付け加えてあまがみも!」

妹「ああ、兄さん…。いつかは壊れると思いましたがこんなに早く…」

ペカー

兄「あれ券が光ってる?」

妹「?なんですか、それ?」スッ

妹「……」

妹「兄さん…」

兄「んあ?」

ペロッ

妹「んちゅ、ぺろっ…」

兄「あひっ!?妹ちゃん!?」ビクッ

妹「あ、ちが…!私こんな…んちゅ」ペロペロ

兄(耳を舐め舐めされて、気持ちいいなりー)

妹(体が勝手に…、逆らえない…!)

妹「…あむ」カプ

兄「……おふぅあ!」

妹「んにゅ、あむあむ」

兄「結局10分ほど耳をしゃぶられた」

兄「耳たぶがもうふにゃふにゃよ」

兄「妹も真っ赤な顔で部屋に閉じこもっちゃたし」

兄「……」

兄「だがあの券の効果が本物だってことは証明できたな!」

ーーー
ーー

兄「というわけで婆さん!もっかいチケット売ってくれ!」

婆「ひひ、はいよ。一枚五千円な」

兄「高っ!?足元見やがってこのぼったくりばばぁ!」チャリンチャリン

婆「まいどありー!」

兄「とりあえず手持ちで何枚か購入できたが、あの婆さんがいつまでも同じ場所にいるとは限らないからな」

兄「今日はもう一枚さっさと使っておくか!」

↓2

兄「よし次は、膝枕で耳掻きをオナシャス!」

兄「でも妹は部屋で引きこもってんだけど効果あるのか?これ…」

ピカー

ガチャ

妹「…兄さん。ちょっと、私の部屋に来てください」

兄「はい」

妹「うぅ…、どうして私が愚兄を膝枕しなくちゃいけないんですか」

妹「おまけに耳掻きなんて…」コリコリ

兄「妹の膝枕柔らかくて、あったかいなー…」

兄「……ぺろ」

妹「ひゃう!?なに、舐めてるんですか!」

兄「さっき、いっぱい舐められたお返しです」

兄「…ここで反対を向いたら妹のパンツが見えるのでは?」ゴクリ

妹「そんなことしたら、手が滑って兄さんの鼓膜を潰してしまうかも…」

兄「キモチイイナー」

妹「はい、終わりです」

兄(もう、終わりかー…。今日の最後は何で締めるか…)

↓2

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