大井「北上さんに密かに媚薬を飲ませ続けたらどうなるか」 (120)

大井「あ、あれ、身体が……何か熱く……」

大井「北上さん?どうかしましたか?」

大井「お、大井っち……な、なんか、変なの、私何か……」

大井「だ、大丈夫ですか?横になった方が……」

大井「大井っち……いい匂いだよね……」

大井「え?」

大井「私、私、前から大井っちのことを……」

大井「だ、だめです、北上さん、私達、同じ重雷装艦同士なのに……」

大井「関係ないよ……大井っち、好きだ!」


ブチュー



大井「……なんてことになるはずよね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406016347

大井(そうよ、媚薬を使って無理やり相手乱暴するって言うのは最低だけど)

大井(奥手な相手に一歩進ませる為の着火剤にするっていうのなら別に構わないわよね)

大井(ふふふ……)

北上「大井っち~?どったの?」

大井「あ、北上さん、今お茶が入ったところなんです♪」

北上「お茶?」

大井「はい、金剛さんから分けて貰った紅茶いれてみたんですよ」

北上「お~、いいねえ、甘い匂いがする~」

大井「ふふふ、飲んでみたらもっと甘いですよ……メシアガレ?」

北上「ほんとだ、前に金剛さんのお茶飲んだことあるけど、その時よりあま~い」

大井「せやろ」

北上「これなら、何杯でも飲めちゃうよね」

大井「ふふふ、たっぷりありますから、遠慮せず飲んでくださいね?」

北上「うん、ありがとね♪」コクコク

大井(かあいい)

大井(あれから、北上さん3杯飲んでくれたわ)

大井(そろそろかしら、そろそろじゃないかしら)ドキドキ

大井(こ、心の準備をしないと、いきなり求められてもいいように!)ドキドキ

北上「……大井っち~」

大井「は、はい!」

北上「そろそろなんじゃない?」

大井「……え?」

大井(そ、そろそろってどういう事かしら)

大井(もしかして、私が媚薬を入れたのばれてる?)

大井(それで、カマかけられてる?)

大井(い、いや、それどころか、もしかしたら逆に私が飲んだ紅茶の方に媚薬を入れ直されてる可能性も……)

大井(だとしたら……だとしたら……)

大井「大井っち、そろそろ薬効いてきたじゃない?」

大井「え、き、北上さん?ど、どうして……」

大井「どうして判ったかって?そりゃあ大井っちの考えてる事は全部お見通しだよ」

大井「そ、そんなぁっ」

大井「ふふふ、私が逆に仕込んだ媚薬がそろそろ聞いてきたよね……今どんな気分?」

大井「す、凄く、胸が高まって、もう、もう、北上さんわたしっ///」

大井「いけない子だよね、大井っちは……私を誘惑して……」

大井「き、きたかみさぁんっ///」

大井「おしおき……してあげないとね……」


ブチュー


大井「……なんてことになるはずよね」

北上「大井っち?おーい」

大井「はっ……す、すみません、ちっょと寝ぼけてました」

北上「もー、そろそろ出撃なのに、そんなんじゃ危ないよ?」

大井「そ、そうですね、気をつけます……」

北上「私は今回はお留守番だから、頑張ってきてね~?」

大井「……え?」


球磨「大井、こんな所にいたクマー」

多摩「そろそろ集合時間だから、さっさと行くにゃ」


大井「え?」


ズルズルズルー


北上「いってらっしゃーい」ブンブン

北上「はー、私はなにしよっかなぁ……」ゴロン

北上「何だろ、何か息苦しく……風邪かなあ……」

北上「……ちょっと、横になってよ……ちょっとだけ……」ガク



電「ふう、やっと遠征が終ったのです……疲れました……」トボトボ

電「あ、休憩所にきたかみさんが……」

電(うう、またうざいとか言われたら怖いのです……)

電(寝てらっしゃるようですし、ここはそっと通り抜けて……)


北上「……はぁ、はぁ」

電「……」

電(きたかみさん、何だか息が苦しそうなのです……)

電(顔もちょっと赤い気が……)

電(ど、どうしましょう……体調がお悪いのでしょうか……)

電「あ、あのっ……だ、大丈夫ですか、きたかみさんっ」

北上「……な、なにが?」ハァハァ

電「す、凄く苦しそうなのです」

北上「あー……ちょっと、風邪、ひいちゃったのかも、ね……」ハァハァ

電「あわわわっ、た、大変なのですっ!」

北上「もう……さわがないでよ、うざいなあ……」ハァハァ

電「い、今誰か呼んで……あ、そういえば皆さん出撃されてたのでした……」

北上「……」ハァハァ

電(きたかみさん、汗が凄いのです)

電「す、少しお待ちくださいなのですっ!」タッタッタッ



北上「はぁ……はぁ……なんだろ、あっつい……」

電「きたかみさんっ、お水とお着替えをお持ちしたのですっ」トテトテ

北上「はぁ、はぁ……いらない……」

電「け、けどせめて濡れた服を着替えて汗だけでも拭かないとっ」

北上「もう、なにえっちな事言ってるのこの子……」ハァハァ

電「え、えっちじゃないなのですっこのままだと余計に具合が悪くなっちゃいますっ」

北上「うぅ……」ハァハァ

電「ぬ、脱がせますね?」グイッ

北上「あっ、だ、だめだって、乱暴にしちゃ///」 ビクッ

電「え、あ、ご、ごめんなさいなのですっ」パッ

電(ふ、不思議です……今のきたかみさん、何だかとっても不思議です)

北上「はぁ……はぁ……」

電「あ、あの、きたかみさん?優しくしますから、脱がせてもいいですか?」オドオド

北上「///」コクン

電「……じゃ、じゃあ」ソー

北上「んっ///」ビクッ

電(汗で服が肌にくっついちゃってるのです……)

電(そーっとひっぱって……)

北上「……い、電っ///」

電「は、はいなのですっ」

北上「ふ、服がこすれて……な、なんだか///」モジモジ

電「き、きたかみさん?」

北上「う、ううっ、つらいよっ///」モジモジ

電「///」カーッ

電(き、きたかみさんが電のうでの中でもじもじされてます)ドキドキ

電(いつもはちょっと怖い感じのきたかみさんなのに///)ドキドキ

電(あ、あれ、どうしてか電の顔も熱くなってきてしまったのです///)ドキドキ


北上「い、いなづま///」

電「ひゃ、ひゃいっ!」

北上「ぬ、脱がすのなら……は、早くしてほしいなって///」

電「は、はいなのですっ///」

電「そ、それでは、あの、きたかみさん、腕を上げてもらえますか?」

北上「ん、んぅっ///」ビクッ

電「あ、あのっ、あのっ、も、もう少しですのでっ///」

北上「う、うん///」

電(きたかみさんが、電の言う事を聞いてくれてます……)ドキドキ

電(凄く素直なきたかみさんを見てると、なにか胸の奥が変な感じなのです)ドキドキ

北上「はぁ、はぁ///」

電「ぬ、脱がせ終わったのです……」

北上「はぁ、はぁ……」グッタリ

電(あとは汗を拭いてさしあげて、着替えの服を着せてあげなくてはいけないのですが……)

電(下着姿のきたかみさん、なんだかとっても綺麗なのです……)ドキドキ

電(白くてすべすべしてそうです……)ドキドキ

電(特にお腹のあたりが……)ドキドキ

電(ちょっとだけ、触ってみたいのです)ドキドキ

電(ちょっとだけ……)ドキドキ


ツーッ


北上「ひゃあっ///」ビクンッ

北上「い、いなづま、身体さわるのやめてよっ///」

電「ご、ごめんなさいなのですっ身体をお拭きしようと思いましてっ」

北上「そ、そっと、そっとお願い///」モジモジ

電「は、はいなのですっ///」

電(ドキドキなのです、なんだかとってもドキドキなのです///)

電(けど、きたかみさんが嫌がっておられるようですし、もうさっきのような事はやめたほうが……)

北上「はぁ、はぁ……」グッタリ

電「……」


ツツーッ



北上「ひぃっ///」ビクッ

電(つ、ついつい背中をお撫でしてしまったのです……)

北上「い、いなづまぁっ///」キッ

電「事故なのですっ、ごめんなさいなのですっ」ドキドキ

北上「じ、事故なら仕方ないけど……次やったら怒るから///」プイッ

電「はいなのです……」ドキドキ

電(きたかみさんに怒られてしまいました)

電(けど、どうしてか指が勝手に動いてしまったのです)

電(どうしてでしょう……)

幼い駆逐艦には性的な知識は殆どなかった

だから、自分の胸の中に芽生えた気持ちが何なのか判別する事は出来なかったのだ

どうすれば解消できるのかすら判らない

自分で自分を慰める事も出来ない



故に、北上の痴態を見た事で発生した熱い欲求は解消されないまま電の胸の中に溜まって行く

どんどんどんどん溜まって行く

そして、電の小さな身体から溢れだした欲求はすべて……

電の指が触れると、北上は直ぐに反応してくれた

今まで見た事も無いような北上の反応は、電の欲求を高め幸福感を与えてくれる


電(もっとみたいのです、きたかみさんの声をもっと聞きたいのです)

北上「や、やだぁっ、いなづま、そんなトコ触んないでってばっ///」

電「けど、触らないと汗を拭けないのです、我慢して欲しいのです」

北上「んんっ///」ビクッ


それは塩水で喉の渇きを癒すのに似ていた

一時の幸福感の後に、熱い欲求が強く残ってしまうのだ


電「きたかみさん、暴れると上手く拭けないのです……」グイッ

北上「い、電?」

電「……これで、いいのです」


気がつくと電は北上の身体の上に跨っていた


電「大丈夫なのです、きたかみさんが抵抗しなければ、すぐに終わるのです」

北上「///」プルプル


普段、電達にキツく当たっていた北上が自分の身体の下にいる

抵抗も出来ず、涙を溜め、怯えつつも何かを期待するような目で自分を見上げてきてくれている

その状況は電の心のスタンスに大きな変化を与えていた



電(なんだか、なんだかきたかみさんを……)

電(……)

電(……)

電(いじめてしまいたくなってしまうのです……)

電の手が北上の手を抑える

必然的に、電の顔は北上に接近する


電「……きたかみさんが、わるいのです」

北上「はぁ、はぁ……な、なにを///」

電「変に抵抗するから……こうやって、両手で押さえなくちゃならないのです……」

北上「そ、そんなの私が悪い訳じゃ///」

電「けど、きたかみさん……こうすると、電も両手が塞がってしまうのです」

電「きたかみさんの汗を拭いてさしあげないといけないのに、手が使えないのです……」

電「どうしたら、いいと思います?」

北上「……!」



電の顔が、更に北上に接近する

顔から、耳へ

耳から、首元へ

電の吐息が移動していく

北上「ちょ、い、いなづま、何してっ///」

電「きたかみさんが、いけないのです……」



ぺろり

電の小さな舌が北上の首元を這い、汗を舐めとる



北上「あっ///」ビクッ

電「……こうやって、汗を舐めとるしか、ないのです」

北上「だ、だめ、駄目だってばっ///」



北上の声を故意に無視して、電は舌を這わせ続ける

ぺろり、ぺろりと子犬のような賢明さで、首や耳を舐めとる

その度に、北上は色んな反応を返してくれた

特に耳を舐めた時の声と痙攣は大きく、それを何度も見たくなった電は重点的にそこに舌を這わせた



電(きたかみさんが、可愛いのです、もっと、もっと見たいのです)

電(もっと、もっと、もっと、もっと……)

電(舌だけじゃ、もどかしいのです、なら……)



電の唇が北上の耳たぶを挟み込み、甘噛みし、そのまま強く吸い始める

北上「ひっ、や、やだ、食べないでよぉ///」ビクッ

電「大丈夫なのです、食べないのですよ……」

北上「け、けどぉっ///」グスッ

電「かわいいきたかみさんを、食べてしまうわけがないのです……」

北上「ほ、ほんと?」

電「はいなのです」


そう言うと同時に、強く耳を噛む


北上「~~~!?」

電(きたかみさん、こんなに、こんなに電のやる事に素直に反応してくれて)

北上「う、うそつき、いなづま、うそつきっ」グスッ

電(ああ、きたかみさんかわいいのです、もっといじめたいのです)

電(けど、どうすればいいのかわからないのです)

電(どうすれば……)


ふと、目を落とすと飾り気のない白い下着に包まれた北上の薄い胸が見えた

電(きたかみさんの、お胸)

電(どうなっているのか、見てみたいのです)

電(ちゅっちゅして差し上げたいのです)

北上「い、いなづま?」

電「こちらも汗をかいてらっしゃるようですし、ちゃんと拭いて差し上げないと行けないのです……」

北上「ちょ、駄目だってそこは///」



北上の両手を抑えていた電の手は既に解かれている

しかし、電の行動に抵抗する事が出来なかった

電から与えられた刺激が、すっかり北上の抵抗力を奪っていたのだ


そんな無抵抗な北上の様子に、電は更に強い欲求を覚えた



電(こんなに弱々しいきたかみさんははじめてなのです)

電(まるで電の方がつよいみたいなのです)

電(電の方が、電の方が……)


頭に血が上ったまま、電は北上の下着を取り外す

電の胸よりも少し大きな胸があらわになった

響「ふう、やっと帰還できたね、中々厳しい任務だった」

雷「まあ、私がいたから楽勝だったけどね!」

響「ふふふ、そうだね」

暁「先に帰還した電は何処行ったのかしら」

雷「休憩所で牛乳でも飲んでるんじゃない?」

響「いつも飲んでるしね」

暁「よーし、じゃあ迎えに行ってあげましょうか」

雷響「「はーい」」

雷「電~!迎えに来てあげたわよ~!」バーンッ


北上「う、うう、恥ずかしいよ、いなづまぁっ///」

電「きたかみさんっ、きたかみさんっ……」


チュッチュッチュー



雷「え?」

響「ん?」

暁「は?」

雷「い、電……あ、あなた……」

電「あ、雷ちゃん……みなさんも」

暁「きたかみさんと……」

北上「はぁ、はぁ///」

響「何て事だ……」




雷「北上さんと遊んでもらってたのね!プロレスごっこ?」

暁「珍しいわねえ」

響「うん、レアな経験だ」



幼い駆逐艦達は性的知識が乏しいのである

雷「よーし!私達も電に加勢するわよー!」タッタッタッ

暁「はぁー、もうみんな子どもねえ」

響「暁は一緒に遊ばないのかい?」

暁「わたしは大人の女性だし、ごっこ遊びになんて興味無いのよ!」フフン

響「そうか」

暁「それにそろそろ提督も帰ってきてるはずだしね、任務の報告しとかないと」

響「なるほど」

暁「じゃ、ほどほどにね?」

響「うん」

雷「響ー!はーやーくー!」

響「判った、今行くよ」タッ



暁(……皆で遊ぶの楽しそうだなあ)

暁(響も、もう少し強引に誘ってくれてもいいんじゃない?)

暁(もう……いいもん、私一人で提督に任務報告してほめてもらうんだからっ!)

雷「私は腕抑えるから、響は足抑えて!」

響「了解」

雷「えへへー、いくらきたかみさんだって、三人が相手では……」

北上「はぁっ、はぁっ///」ウルッ

雷(え?何かきたかみさん、目に涙溜まってるんだけど)

北上「お、おねがいっ///」ハァハァ

雷「え、な、なに?」

北上「……ら、乱暴しないでっ///」ハァハァ

雷「……けどプロレスごっこなんだし、多少は」

北上「はぁ、はぁ……お、おねがいっ///」

電「きたかみさん、良かったのです、みんなが手伝ってくれるのです……」ペロッ

北上「んっっ///」ビクッ

雷「……」ジー

雷(あー、なるほど、くすぐったりする感じなのかな)

雷「よーし!きたかみさん、覚悟ー!」

北上「ふぇ」

雷「こちょこちょこちょ~♪」


雷の小さな指が北上の露出した肩や脇をくすぐる

媚薬と電に舐められた刺激によって高められていた北上の身体は、そんな子供っぽい責めにも反応してしまっていた


北上「や、やだやだやだっ///」

雷「ふふふ、逃がさないんだからっ!」

電「きたかみさん、暴れては駄目なのですよ」


何とか身体を捻って逃れようとするが、身体の上に乗った電が邪魔で逃れる事が出来ない

身動きが満足にできないまま、北上の上半身を雷の指が這いまわる



不幸中の幸いだったのは、遊び気分でくすぐっている雷の責めが単調だった事だ

身体の敏感な個所も、敏感で無い個所も一瞬で通り過ぎてしまう

だから、この時はまだ呼吸を整えるだけの余裕があった

けれど、それも長く続かなかった

電がそうであったように、雷も北上が敏感に反応する個所をすぐに覚えてしまったのだ


雷(何かきたかみさん、肩や背中をくすぐると声出すよね)

雷(ふふふ、弱点なんてお見通しなんだからっ)

北上「やっ、ひっ、やだやだっ、やぁっ///」



遊び気分だからこその貪欲さで容赦なくくすぐり続ける


北上の反応を受けて、何時しかくすぐり方も変化していた

指全体でくすぐるのではなく、指先だけで撫でるように

触れるか触れないか程度の力で

時には電の真似をして唇も使ってみる

そうすると更に大きく反応してくれるのだ



雷(きたかみさん凄い、私が工夫すればどんどん新しい表情見せてくれる)

雷(まるでおもちゃ箱みたい!)



お気に入りの玩具で何度も何度も遊ぶかのように、雷は北上を責め続けた

響(足を抑えておいてと言われたから抑えているけど)

響(これからどうしたらいいのだろう)


ジタバタッ


響「おっと……きたかみさんは割と力が強いからね、油断していると振りはらわれそうだ」

響「……きたかみさんの太腿は柔らかいから、掴みにくいな……」


北上は時折「いやいや」をするかのように激しく足を身悶えさせた

それを抑え込む為、響は北上の太腿に抱きつくかのような態勢になっている

必然的に、北上の身体で一番敏感な部分は、響の目の前にあった


響(クマさんパンツか……きたかみさん、可愛らしいのはいているな)

響(このレースの部分が可愛らしいね)


響は遊びに対して積極的な性格ではない

今回も雷に言われるがまま足を抑え込んだが、次にどうすべきなのか思い浮かばなかった

だから、「そこ」に指を這わせたのは本当にただの暇つぶしだった

『クマさんが可愛いからちょっと触ってみた』だけだった



けれど、雷と電に責められ弄られ焦らされていた北上にとって、それは絶頂に達するに足る刺激だった

北上「あっ、あっっ///」ガクガクッ

響「えっ?」


北上の太腿が突然角度を変えて響の身体を挟み、強く強く股間をすり寄せてくる

下着に触れていた響の指は更に密着し、北上の敏感な部分を刺激した


北上「やっ、だ、だめ、いっちゃう、ちっちゃうよぉっ///」ビクビクッ

響「えっ、えっ、な、なに?」

北上「んぅぅぅぅぅっ!」ビクーッ

響「あっ……ああっ……」


響が状況を把握する前に、北上は響の指によって達していた

北上「はぁ、はぁっ///」グッタリ

響「……」

響(きたかみさん、力が抜けてしまったな)

響(何だったんだろう、いまの)

響(反撃されるのかと思って身構えてしまったけど、そんな事はなかったし)

響(寧ろ、きたかみさんの声からは、何か喜びみたいなものを感じた)

響「……」

響(この手で触れてたきたかみさんの身体、凄く痙攣してたね)

響(まだ感触が残ってる……)

響(今まで雷達と色んな遊びをしたけど、あくまで付き合ってるだけだから他の人に喜んでもらえた事はあまりなかった)

響(もし、きたかみさんに触れた事で喜んでもらえたのだとしたら……なんだかちょっと、嬉しいね)

響(……よし、もっときたかみさんに喜んでもらおう)

響(どうやって触ってたら喜んでもらえたんだったかな……)

響(確か、ココに指を這わせて……)

響(何か濡れているけど、汗かな)



響の指が、達したばかりの北上の股間に触れる

弛緩していた北上は甘い声を上げて敏感に反応した

その事で響は更に「喜んでもらえた事」を実感し、微かにほほ笑む

響(けれど、あの時の感触にはまだ遠い)

響(あの時、きたかみさんはもっと声を上げて、震えていたはず)

響(凄く喜んでくれていたはず)

響(何かがあの時とは違うのか)


響の指が、再度北上の反応を求めて這いまわる

熱心に、それでいて丁重に、北上の反応を求めて


それは雷や電も同様だった

彼女達の小さな6本の手は、一度絶頂を迎えた北上の都合を無視し、快楽を与え続ける

まるで競い合うかのように



電「きたかみさん、かわいいのです……」

雷「大丈夫、乱暴にしたりしてないでしょ?優しくしてあげるから」

響「きたかみさん?楽しんで貰えてるかな」

北上「も、もうひゃめてよぉっ///」


こうして、媚薬の効果が消えるまで北上は駆逐艦達に弄ばれたのだった

~翌日~


球磨「はい、お疲れさまだクマ~」

大井「う、うう……結局一日仕事で終わってしまった……」

大井「折角北上さんとの愛の営みをするチャンスだったのに!」

大井「……けど、あの後、北上さんどうしちゃっただろ」

大井「も、もしかして提督とかとイチャコラする展開になってしまったとか……」

大井「い、いや、私の愛する北上さんなら媚薬の効果に負けて好きでもない相手とイチャイチャするなんてありえない!」

大井「私が相手なら別だろうけど!」



北上「……」



大井「あ!き、北上さん!」タッ

北上「んー、大井っちお帰り~」

大井「あ、た、ただいま帰りました!」

北上「お仕事どうだった~?」

大井「ばっちりです!」

大井(……北上さん、いつも通りだな)

大井(北上さんの事は信じてるけど、やっぱり媚薬がどうなったかは気になる……)

大井「あの……北上さんの方はどうでしたか?」

北上「どうって?」

大井「いや、お休みの間、何をして過ごされていたのかなーって」

北上「んー、別に普通に寝て過ごしてた」

大井「そ、そうですか……それ以外には?」

北上「えー、別に何もなかったよ?いっつも通りー」

大井「……ですか」

大井(え、媚薬は?媚薬はどうなったの?)

大井(寝ちゃってたから、その間に効果が無くなったのかしら)

大井(そんな威力の低い媚薬ではなかったはずですけど……まあいいか、北上さんがそう言うなら)

北上「……あー」


電「いそがしいそがしなのですっ」テコテコ


北上「駆逐艦だー……うざい」

電「!!」ビクッ

大井「もう、相変わらず駆逐艦には厳しいですね、北上さんは」クスッ

北上「だって、小さいのにチョロチョロ動いてウザいんだよー」

電「ご、ごめんなさいなのですっ!」ペコッ

大井「電さん、そんなに急いで何かあったのかしら?」

電「あ、はいなのです、実は新しい駆逐艦の子が数人入る事になりまして」

北上「えー、まだ増えるの?」

電「そ、それで歓迎会を行おうかなって」

大井「そう、それは偉いわね」ニコ

電「そ、そんな事は……」

北上「用事があるなら、早く行けば~?」

電「はいなのです!」

北上「……」

電「あ、きたかみさんっ!」

北上「……なに」

電「実はその歓迎会、きたかみさんにも来て貰えたらなって」

北上「……」

電「……一緒にきたかみさんと遊びたいのです」

北上「……」

電「新しい駆逐艦の子たちや、電たちと、みんなで」

北上「……」

電「いっぱい、いっぱい、遊べば、きっと楽しいのです」

北上「……」

電「……ね?きたかみさん」

北上「……うん///」コク

北上「……と、という訳だから、ちょっと行ってくるね大井っち」

大井「北上さん、意外と駆逐艦の子達と仲がいいんですね……」

北上「そ、そんな事は無いけどさ」

雷「あー、きたかみさん、こんな所にいたー!はやくはやく!」グイッ

北上「あ、ひ、ひっぱらないでっ///」

大井「……」

電「ではおおいさん、きたかみさんをお借りするのです」

大井「あ、はい」

大井(なんでしょう、北上さんの態度、何か気になります)

大井(どうして気になるのでしょう)

大井「んー……」

大井「……」

大井「……」

大井「そうだ、可愛かったから気になるんだ」

大井「北上さん、何かもじもじしてた」

大井「もじもじしてる北上さんも可愛い!」

大井「それに普段あんな態度取ってる駆逐艦の子達からあんなに懐かれるなんて凄い!」

大井「やっぱり性根が優しいからあの子達も気づくんでしょうね!」

大井「あの子達には今度、何かおいしい物でも奢ってあげましょう!」

大井「ふふふ」

大井「ああ、また北上さんの凄い所を発見しちゃった……早く部屋に戻って日記帳に書かないと!」タッタッタッ

こうして電達と仲良くなった北上さんは

毎夜毎夜、色んな駆逐艦達に包囲されて

快楽の海に沈められて行きましたとさ

めでたし、めでたし







おわりん

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月28日 (月) 23:25:51   ID: U6xU90c9

あれ?このスレどこかで… まあいっか

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom