モバP「飛鳥、ちょっと太ったか?」 (103)




ー事務所ー


飛鳥「…」パリパリモグモグ

飛鳥「…」ゴクゴクグビグビ



飛鳥「ふぅ…レッスン後に食べるポテトチップスと飲むコーラは最高だね」

時子「あら、意外と俗っぽい物が好きなのね」

飛鳥「まぁね、ボクだって健全な14歳だよ?お菓子はそりゃ食べるさ」


時子「食べるのはいいけど貴女…」

飛鳥「?」パリパリモグモグ



時子「少し食べ過ぎじゃないの?油断してたら醜いブタになるわよ」

飛鳥「ふふっ、なにいってるんだい時子さん?ボクたちはアイドルなんだから普通の中学生に比べて動いてるしそんなブクブクと太るわけないさ」パリパリモグモグ



菜々「若いうちはすぐに体型に反映されませんからね、うらやましいなぁ」


時子「…あえてなにも言わないであげるわ」






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401207009



飛鳥「そもそもボクはアイドルをやる前から体調管理もしっかりしてたからね、太るなんてボクにはもっとも縁遠い話だよ」ゴクゴクグビグビ

飛鳥「ケプッ」


時子「人の前でゲップかますんじゃないわよつけ髪娘…」


飛鳥「明日はまたダンスレッスンだし今のうちにたくさん食べておこうかな」パリパリモグモグサクサクモグモグガサガサ

菜々「ポテロング食べながらなに探してるの?」

飛鳥「さっき買った揚げ鶏だよ、最近のボクのお気に入りさ」モグモグムグムグ


時子「見事に油物ね、太る太らないじゃなくて体調崩すわよ」

飛鳥「大丈夫だよ、若いし」


菜々「…ッ!!!」ギリィ






ガチャッ


モバP「ただいまー」


菜々「あ、お帰りなさいプロデューサーさん!」

時子「おつかれさま、ブタ」

飛鳥「おかえり、ブタデューサー」

モバP「まぜるなよ」



時子「営業でもいってたの?」

モバP「あぁ、それでいい仕事がとれたんだ」

時子「優秀なブタね、どんな仕事なの?」


モバP「ここにいる菜々、時子、飛鳥の3人での仕事でな」


モバP「このメイド服を着てのCM撮影の仕事だぞ!」バサッ

菜々「わぁ…フリフリでかわいいですね!」

モバP「お、さすがは元メイドだな!何をかくそうこのメイド服はその筋では有名なデザイナーが作った世界に三着しかないメイド服なんだ!」


時子「この私に下僕の真似事をしろって?ハンッ」

飛鳥「まぁまぁ時子さん、仕事なんだから割りきっていこう」

飛鳥「ボクたちアイドルという存在は有効期限が短い、だから今ボクたちを必要としてくれる者には全力でこたえよう」












菜々「ふふっ、成長しましたね飛鳥ちゃん!」ナデナデ

モバP「最初の頃はひねくれててどんな仕事もやりたがらなかったのになぁ」ナデナデ

時子「飛鳥の成長にめんじて今回だけは下僕の真似事をしてあげるわ」ナデナデ

飛鳥「いっぺんになでないでくれないかい?エクステがぬけるから」



モバP「まぁ服のサイズもたぶんピッタリだろうしとりあえず試着してきてくれるか?」

3人『はーい』トテトテトテ






ー更衣室ー


菜々「じゃーん!どうですか時子さん!似合ってますか?」

時子「普段からメイド服だからあんまり変わらないわね」

菜々「えー……でも時子さん、すっごく似合ってますよ!」

時子「ふん…今回だけよこんな格好するのは」ピシッ

菜々「でもメイド服に鞭って…」

時子「ニーズはあるわよ、指図はうけないわ」ピシッ


菜々「で…飛鳥ちゃんはどうですか?」

時子「ほら飛鳥、さっさと出てきてその下僕姿を私に見せなさい?」


シャー…


飛鳥「……」

菜々「あれ…?」

時子「…なに?私に偉そうなこといって今さら恥ずかしいから着れないって笑えない冗談でも言う気?」












飛鳥「………入らなかったんだけど」



菜々、時子『…………oh』















菜々「………と、いうわけでして」

モバP「なるほど…だから机の下でうずくまってるのかアイツ」





輝子「…お、おとなりさん、居心地はどうだ?」

飛鳥「……一生ここにいたい」

乃々「森久保の場所がどんどん無くなっていくんですけど……」

美玲「ここはウチの場所なんだからな!!」

乃々「森久保の場所なんですけど……」

モバP「俺の机だよ」




モバP「でもおかしいな…サイズはピッタリなはずなんだが…」

モバP「あ、飛鳥もしかしてお前…」

時子「待ちなさいブタ、それ以上は口にするんじゃないわよ」



モバP「飛鳥、ちょっと太ったか?」


飛鳥「………」ブチッ





菜々「……ないわー」

時子「デリカシー、この言葉を辞書にラインひいときなさいブタ野郎 」


モバP「まぁでも気にすることないさ!成長期って太りやすいっていうしな」

モバP「サイズのほうは俺から少し大きくしてもらうように頼んどくから心配いらないぞ!ハッハッハッ!」



飛鳥「……ナイ」ボソッ

モバP「ん?」


飛鳥「…必要ない」



飛鳥「プロデューサー!!!撮影日はいつだい!?」

モバP「え?一週間後だが…」

飛鳥「だったらこの一週間で体型をもとに戻せば解決だろう!?ボクに不可能はない…やってみせてやるさ!!!!」ガタッ!!

飛鳥「見ててよプロデューサー、君が選んだアイドルは常識をくつがえす!!!」ガタガタガタ!!!


乃々「となりで暴れないでほしいんですけどぉ……む~り~…」

飛鳥「無理じゃない!!!!」







キレては駄目だ



蘭子『運命に逆らいし反逆者の試練!!!今こそ業火の灯火をつけん!!』(こうして飛鳥ちゃんのダイエットが始まりました!)




時子「いい飛鳥?ダイエットとは自分との闘いよ」

時子「欲求、誘惑、それらに耐える強い精神をもつことこそがダイエットの近道っていうわけね」

飛鳥「…なるほど、ね」

時子「でも生憎、私はダイエットなんてしたこともないから方法は教えられない」

飛鳥「え、じゃあ他の人のところに…」

時子「しかし精神を鍛えることはできるわ」

飛鳥「いや精神よりもダイエットを…」


時子「口答えするんじゃないわよ!!」ビシィッ!!

飛鳥「あひんっ!!!」ビクンッ


あれ?このSSの時子、だいぶ優しい方だぞ。



飛鳥「と、時子さん!?いったいなにを!?」ヒリヒリ

時子「心配いらないわ、比較的やわらかい鞭だから後は残らないし」

飛鳥「鞭って時点でアウトだと思うんだけど!?」


時子「いまから貴方をこの鞭と言葉で貶しまくるわ、それで精神は鍛えられるのよ」

飛鳥「言葉だけで充分だと…」


時子「人の言葉で話すなメスブタァ!!!」ピシィンッ!!!

飛鳥「あぅんッ!!!」ビクンッ


時子「たくっ…バリバリとものを食べることしか脳のないブタのくせにエクステなんてつけて…腹が減ったならこの髪を食べたらどうなの?」

飛鳥「え、エクステは…その…凡人との格差を分かりやすく見えるようにしただけで…」

時子「だからブタのくせに人間の言葉で話すなぁぁぁ!!!」ビシィッ!!

飛鳥「あそんっ!!!」ビクンッ


時子「なに?この口は口答えと食うことしかできないの?答えてみなさいよ?あ、もちろん人間の言葉は使わないで」

飛鳥「………ブ,ブー…」


時子「…」ニコッ


時子「ブタ語なんて理解できるかぁ!!」ビシィッ!!

飛鳥「どうすりゃいいのさ!!?」ビクンッ









モバマス版バルバトス(大声)

飛鳥ちゃんなら俺がベッドの中で汗かかせるから




飛鳥「だ、だめだ…!!時子さんのレッスンじゃボクの精神がダメになる予感しかしない…!!」ボロボロ


飛鳥「なんとかしてあの人からは逃げられたけど…他にダイエットとかに詳しそうな人は…」キョロキョロ



ヘレン「ヘーイ!!!」

飛鳥「……」(この人は…ないな)



ヘレン「なにか悩んでるの?飛鳥」

飛鳥「いえ、なんでもないですよヘレンさん」


ヘレン「ふふっ、ウソをついても無駄…貴女の瞳はあまりにも雄弁に貴女自身を語っているものよ」

ヘレン「貴女……ダイエットしたいのね?」

飛鳥「…!?すごい、どうしてわかったんですか?」


ヘレン「それは私が……世界レヴェルだからよ」

飛鳥(世界ってすごい)





朝7時
ベッドにはミイラの様にひからびた>>16の姿があった。



ヘレン「貴女が望むなら…世界レヴェルのダンサブル、見せてあげてもいいわ」

飛鳥「いやボクはダイエットが」


ヘレン「ダイエットもダンサブルも同じよ、世界レヴェルの視点で見ればどちらもダから始まってるわ」

ヘレン「私のような世界レヴェルなグラマラァスバティを手にいれたいなら、心のなかを世界レヴェルにしなさい」

ヘレン「そう…愛と肉欲の果てにある男と女のダンサブルを思うように…さぁ飛鳥、いまこそ」




ヘレン『心 の 中 ま で ダ ン サ ブ ル ッ !!!!』






ヘレン「…あら?ヘイ?エクステガール?ヘーイ?」






飛鳥(あの人に付き合ってたら時間が無くなる気しかしない)テクテク










『次の日』


飛鳥「ダイエット……いざ自分がするとなるとどうしていいのかわからないものだね」

飛鳥「ネットで調べてもどれがいいのかわからないし……やれやれ自分がどれほど小さな世界で生きていたのか実感させられるね」

飛鳥「昨日は結局参考にできるような人にも会えなかったし…今日はなんとかなればいいんだけどね」




杏「んぁー…飛鳥じゃん、おはー」

飛鳥「おや杏さん、今日は事務所に来てたんだね」

杏「三日前から帰ってないだけだよ」

飛鳥「あぁ……」




飛鳥(待てよ…杏さんはめんどくさがってダンスレッスンにもほとんど出てないし、自分から運動なんてもっての他だろう)

飛鳥(なのにこの妖精体型……身長が低いだけじゃない!きっと杏さんには太らないような秘密の食べ方とか方法があるに違いないね…!)





飛鳥「杏さん!」

杏「なに?」



飛鳥「杏さんはどうやってその体型を維持してるんだい?」

杏「食べるのもめんどうだし食べてない」

飛鳥「」

杏「飴しかなめてない」

飛鳥「」





飛鳥「なんの収穫も無し…か」






飛鳥「うーん…」テクテクテク…


飛鳥「地道にランニングしたりするのが一番なのかな…」

ありす「二宮さん、少しいいですか?」

飛鳥「ありすちゃん!どうしたんだい?」


ありす「いえ、二宮さんがダイエットしてると小耳に挟んだので」タブレットスッスッ


ありす「ダイエットというのは体がまだ未発達な我々のような年齢の女性の場合なかなか効果が出にくいという研究結果が出ています」

飛鳥「へぇ…じゃあどうすればいいんだい?」

ありす「簡単です、このネットのうみには大量の情報が散らばっていますから検索すればすぐにでも…」タブレットスッスッ


ありす「出ました、えーと…まだ日本では認可されてないそうですが食欲を無くしてしまう薬というのがあるそうなのでそれを活用して…」

飛鳥「やめようありすちゃん、ボクと薬という組み合わせは時期的にマズい」

ありす「…?そうですか、ではポピュラーなところで単食ダイエットなんてどうですか?」





飛鳥「単食ダイエット?」

ありす「ダイエットの中ではもっともポピュラーといえる方法です、簡単に言えばひとつのものしか食べたいだけですが」

飛鳥「あぁ、リンゴダイエットとかそういうのだね」

ありす「ほかにはキャベツやこんにゃくなどありますが」

飛鳥「うーん…でもあんまり気はすすまないね、効果がなかなか出なそうっていうのもあるけど」


ありす「さしあたりイチゴなんてどうですか?イチゴをつかった料理なら私がつくりますよ」

飛鳥「…あれ、むしろ太りそうなんだけど 」

ありす「安心してください、橘流イタリアンはイチゴパスタだけではありません」

ありす「低カロリーなイチゴ料理……イチゴ素麺なんてどうですか?イチゴをペースト状にしてめんつゆと一緒に…」


ありす「いや…イチゴ丼なんていうのもありですね、ご飯のかわりにイチゴで……あれ?二宮さーん?」キョロキョロ



飛鳥「あの娘はダメだ……苺ジャンキーと化してる……」








飛鳥「ダイエットに詳しそうな人……なかなかいないものだね…」

飛鳥「…ん?」



文香「……」ヨミヨミ

飛鳥(文香さんか……読書家で博識だろうしもしかしたら詳しいかもしれないね)


飛鳥「やぁ文香さん、今日も読書中かい?」

文香「………」ヨミヨミ


飛鳥「……文香さん?」

文香「……」ヨミヨミ


飛鳥「文香さーん?おーい?」ユサユサ

文香「………」ヨミヨミ



『20分後』


文香「ふぅ……」パタン

文香「……?二宮さん……?どうしたんですか…?机の上で…ブリッジなんてして……?」

飛鳥「あぁ、どうしたら気づいてくれるのか挑戦してたんだよ」プルプル

文香「…?」



文香「私に……なにか用…ですか?」

飛鳥「あぁ、相談があってね」プルプル


文香「…ブリッジ……やめないんですか…?」

飛鳥「いい運動になるような気がするからね…!」プルプル

文香(…パンツ……丸見えですけど…)





『一時間ほどしたらブリッジはやめました』



飛鳥「実は…カクカクアスアス」

文香「……マルマルフミフミ」




文香「ダイエット…ですか」

飛鳥「うん、読書が趣味の文香さんならなにかいい方法でも知ってるとかんがえてね」

文香「……申し訳ないですが…そういう知識はあまり……」

飛鳥「…そうかい、残念だよ………」


文香「あ……でも確か……」ゴソゴソ

飛鳥「?」



文香「……ありました…痩せる方法がのってる本……です」


『痩せられる本』



飛鳥「なにそのストレートなタイトル…そしてなんでそんな本を持ち歩いてるんだい?まぁ別にいいけどね」

飛鳥「その本貸してもらってもかまわないかい?」

文香「いえ……この本は叔父が所有している……貴重なものなので貸すのは……ごめんなさい…」

飛鳥「うーん……そうかい……」ショボン






文香「……でも…この場で読んで実践するのは……なにも問題はありませんから…」

飛鳥「…いいのかい?貴重な本なんだろう?」


文香「…本は……人のやくにたってこそ…価値があるんですよ…?」ニコッ

飛鳥「文香さん……ありがとう、今度お礼させてもらうよ」




文香「では…私が読み上げますから……それに従ってください……」

飛鳥「うん、お願いするよ」

文香「はい…えっと………」








文香「まずパンツを脱ぎます」

飛鳥「ちょっと待って」








文香「あ……すいません…間違えました…」テヘペロ

飛鳥「ものすごい間違え方したね…じゃあ続けてもらっても?」

文香「はい……えっと……」パラパラ






文香「とりあえずブラを脱ぎます」

飛鳥「さっきとそんなに変わってないんだけど!?」



文香「あ…違いますね……ただしくは…」パラパラ

文香「ブラを脱がしてもらいます」

飛鳥「悪化したよ!?」




「痩せる」ではなく「痩せられる」と書いてあるのが気になる



文香「大丈夫…です…優しくするので…」ワキワキ

飛鳥「手!!手が愛海みたいになってるよ!?」



文香「二宮さん…?痩せたいん…ですよね…?」

飛鳥「いやあの…そりゃ痩せたいけどどうしてそれがブラと繋がるのかだけでも教えてほしいね」

文香「風がふけば……桶屋はもうかるので…そんな感じ…です…」

飛鳥「そんなふわふわした理由!?」


文香「ふわふわ?ふわふわ…してるんですか…?二宮さんの……その…胸は…?」ハァハァ

飛鳥「キミ本当に文香さんっ!!?」





『なんやかんやで自分で脱ぎました』



飛鳥「ふ、服はきててもいいんだよね…?」

文香「むしろ……着ててほしいかと…」ハァハァ…



文香(飛鳥ちゃんの乳首……ぐひひ…ぐひひひひ…)ダラダラ

飛鳥「文香さん鼻血!!鼻血すごいよ!?」

文香「大丈夫です、あの日なだけです」

飛鳥「口調が変わった!?」



文香「次の段階は『パンツを脱いでスカートをたくしあげ、「キミになら…見せても…いい、かも…」と赤面しながら言う』ですね、ではレッツchallenge!」

飛鳥「もはや誰なのキミ!!?」










文香「大丈夫ですよ二宮さん……私の顔を見てください…そんなひどいことをする……顔に見えますか?」ウヘウヘグヘヘニコニコ

飛鳥「性犯罪者の顔にしか見えないよ!?」


文香「とにかく……パンツを…さぁ……さぁ!!!」バッ

飛鳥「い、いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダッ



文香「あっ……二宮さん……いってしまいましたね……」ショボン






『道ばた』



飛鳥「ぐすっ…ひっく……うぇぇ…」ベソベソ

飛鳥「あの事務所……変態しかいないよぉ…ぐすっ…」ベソベソ


飛鳥「……本気で移籍とかも考えた方がいいのかもしれない」ベソベソ



飛鳥「……でも、皆いい人なんだよね」

飛鳥「時子さんも実は優しいし…菜々さんはお姉ちゃんみたいだし……他の皆だってボクのためをおもって…してくれたんだよね……?」


ヘレン『ヘーイ!!』

ありす『ヘーイ!!』

文香『ヘーイ!!』


ヘレン、ありす、文香『心 の 中 ま で ダ ン サ ブ ル !!』




飛鳥「……帰ろう、ボクがいるべき場所へ」

飛鳥「事務所へ…帰ろう」












飛鳥「……あ、でもダイエット…」

飛鳥「そうだ、トレーナーさんに聞こうかな、それが一番の近道だろうし」

飛鳥「トレーナーさんの組むダイエットスケジュールはきっとつらいだろうけど……やりぬいてみせるよ、あれだけプロデューサーに大きな口を叩いてしまったんだからね」








不良A「おい、みろよアレ」

不良B「あん?」

不良C「どれだよ」

不良D「あれか?」

不良E「あれだろうな」

不良F「あれ、アイドルの二宮飛鳥じゃねーか?」

不良G「おいおいこんな奇跡があんのかよ!!」

不良H「よーし……むいちまおうぜ…グヘヘヘ」





飛鳥「…お腹すいてきた」グゥゥ


不良A「おおっと!ここから通行止めだよーん!!」

不良B「通行料は体ではらってねーwwww」


飛鳥「……なんだい君たち」


不良C「なんだい君たちだってよ」

不良E「きゃわいいねぇwwww」


飛鳥「…すまないけど用があるんだ、通るよ」グイッ


不良F「おいおい待てよオラァ!!」ガシッ

不良G「ひっでぇwwwエクステつかんでるぜこいつwwww」


飛鳥「離して…離してよ!!!」ジタバタ

不良H「よーし、向こうの便所でやっちまうかー、薬もつかってよwwww」


飛鳥「く、くすり…!?」

不良A「最高にハイになれるやつさ、CHAGEじゃない方もつかってたぜ」

飛鳥「い、いやだ……はなせ!!!」ジタバタ






不良A「はなすかよバーカwww誰も助けてなんかくんねぇってのwww」

飛鳥「やだ……やだよぉ…!」ベソベソ





???「おいおい君達、その可憐な少女から手を離したまえ」


不良B「あぁ!?んだてめぇ!?」

???「嫌がっている女の子に乱暴なんて…紳士のすることではないね」

???「今なら見逃してあげよう、今すぐその娘を話すんだ」


飛鳥「…あ、あの人って…まさか…!」









不良C「テメェ…俺たちをおちょくってんのか!?」


???「オチョくってなどいないさ、君達は本当はとてもとても臆病な子だろう?そんな君達がグループになっているからすこしオチョうしにのってしまっているようだ」


???「さぁこれが最後の通告だよ、今すぐその娘から離れるんだ」


不良G「けっ!正義の味方気取りかよ!!ぶっ飛ばしてやる!!」


???「おバカな子達だ…オチョおきが必要のようだね」クイックイッ





不良A「くらえ!!」ブンッ

???「遅いね」クイックイッ


???「1…2…」クイックイッ

不良A、B『ねばっ!!』バタンッバタンッ


???「3…4…5…」クイックイックイックイックイックイッ

不良C~E『せいっ!!!』バタンッバタンッバタンッ


???「6…7…」クイックイックイックイッ

不良F、G『ねっ!!』バタンッバタンッ



???「さて…キミで最後だね」クイックイッ

不良H「はわわはわわ!!!?」ガクガク





???「オーチョーッッ!!!」オチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッオチョッ!!!!!


不良H「バァァァァァッ!!!!」オチョーン





???「大丈夫だったかいお嬢さん?」

飛鳥「あ、ありがとう…貴方は…」

???「おや?僕をしっているのかい?光栄だね、ハハハッ」


飛鳥「いま数字の8という文字をキーポイントにした新しいシェイプアップ方法を考案したカリスマダイエッターで俳優でもある…」


飛鳥「進藤学さん!!」

進藤学「そういうキミはいま巷で話題のブキーポップアイドル、二宮飛鳥ちゃんだね?」

進藤学「いつもキミのオチョ事ぶりをテレビで拝見させてもらっているよ」キラッ☆



進藤学「ところでキミはさっきダイエットがどうとか言っていたね?」

飛鳥「は、はい!」

進藤学「キミさえ良ければ僕の下でオチョをオチョわってみないかい?」

飛鳥「で、でも…進藤さんのシェイプアップ教室は予約で満員なんじゃ…」






進藤学「なぁに、心配いらないさ…キミは僕のオチョえ子のアイドルだからね」

飛鳥「教え子…?」



モバP「おーい!飛鳥ー!」タッタッタッタッ

飛鳥「プロデューサー!?どうしたんだい?」

モバP「お前が事務所から飛び出していくのが見えてな…ん?」


進藤学「やぁ、モバPくん久しぶりだね」

モバP「進藤先生!?どうしてこんな所に!?」

飛鳥「え?プロデューサーと進藤さんはお知り合いなのかい?」


進藤学「ふふふ、オチョり合いもなにも僕とモバPくんは先生と生徒だったんだよ」

モバP「あぁ!俺は進藤先生の下でオチョを学び、こうしてプロデューサーになったんだぞ!」

モバP「それだけじゃない!765さんのプロデューサーだって進藤先生の教え子なんだ!」

飛鳥「そうだったんだ…だからボクを守ってくれたんですか?」

モバP「守る?」

進藤学「なんのことやら…アレはただのオチョだよ、飛鳥くん」キラッ☆





飛鳥「…進藤先生、ボクにもオチョを教えてもらってもいいですか?」

進藤学「あぁ、もちのオチョさ!」


モバP「俺も進藤先生にだったら安心して飛鳥を預けられます!」


進藤学「さぁいこう飛鳥ちゃん、僕の特訓は厳しいよ!」

飛鳥「はい、進藤先生!!」






その後、オチョを極めた飛鳥はシンデレラガールズ総選挙で見事に1位を獲得し、シンデレラガールとなり……

さらにオチョの真髄をおさめたモバPは飛鳥との交際をへて二人は幸せな結婚生活をオチョったのだが……それはまた別のオチョなし…






オチョり




オチョまいです、オチョきあいいただきありがとうございました


つい最近の事です、ボクはオチョ事柄生活のリズムが崩れやすくこの前体重を量るとなかなかな数字が叩き込まれました

これでは僕の人生がオチョってしまうとオチョい、ネットでダイエット方法を探したのですがどれもこれもパッとしませんでした

そんな中、僕は進藤学さんのオチョダイエットを知ったのです

毎日腰を八の字にくねらせる、それを30セットするだけで僕の体重は劇的に変化していったのです

そんな進藤先生の偉大さを広めたくこのSSを書きました



本当にすいませんでした


過去作

モバP「島村卯月の飼い方」シリーズ




最近書いたやつ


モバP「あー、卯月とエロいことしたいなぁ」

モバP「楓さんがモンキーダンスをやめない」

島村卯月「凛ちゃんと遊びたい!性的な意味で」


良ければ是非

あとこのSSを読んで一番わけがわからないのは間違いなく俺です


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