伊織「ゲーム『円卓の館』」 (202)
犯人当てゲーム的な何かに挑戦
安価進行
主人公 >>3
765のアイドルのみ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399384607
ミリマスあり?
安価なら貴音
臙脂色の部屋
貴音「…………」
貴音「……はて? わたくしは、何故このような所に……?」
貴音(全体的に臙脂色で、一つの机と、いくつかの椅子しかない部屋……)
貴音(扉が二つ。それにどうやらこの部屋は、例えるなら……そう、『ばぁむくぅへん』の様な形をしているようですね)
『皆様、中央にお集まりください』
貴音「!」
貴音(放送……? それに、中央とは?)
貴音「……とにかく、部屋を出てみましょうか」
安価下
1 部屋が狭くなっている方の扉を開く
2 部屋が広くなっている方の扉を開く
肝心の安価がなかった……
>>9 で
ミスったら安価下
2
貴音(部屋が広くなっている方の扉を開いてみましょう)ガチャ
貴音「ここは……廊下でしょうか?」
貴音「…………」スタスタ
貴音(扉がいくつか……一つ、二つ……)
貴音「…………」スタスタ
貴音「…………」スタスタ
貴音「! 開いている扉が……どうやら、わたくしが先ほど開いた扉のようですね」
貴音(扉は全部で十二……全て、同じ側の壁にある……)
貴音「……とりあえず、もう一つの扉を開くことにしましょう」
中央
貴音「…………」ガチャ
響「あ、やっと来た! もー、遅いぞ貴音!」
真美「そーだよお姫ちーん! あずさお姉ちゃんですらすぐに来たのにー!」
貴音「も、申し訳ありません」
貴音(もう一つの扉の先には、大きな円卓。事務所の皆はすでにそれぞれ椅子に腰掛けていますね)
あずさ「貴音ちゃん? ここ、空いてるわよ~?」
貴音「そのようですね」
貴音(……段々と、思い出してきました……)
貴音(確か、わたくし達は『げぇむ』の宣伝をしようと……どうやら、ここは『げぇむ』の中……ということなのでしょう)
『皆様お集まりいただいたようですので、ルール説明を始めさせていただきます』
貴音「!」
シュン
雪歩「え、あ……銃?」
貴音(なんと、円卓の上に十二丁の拳銃が……やはり、ここは『げぇむ』の中で間違いないようですね)
『この銃は、皆様の命を奪うため……或いは、守るための銃です』
『皆様の中には、殺人鬼が二人います』
『殺人鬼を二人とも殺せば、ゲームクリアです。ただし、殺人鬼にとってのゲームクリアは、皆殺しです』
亜美「あれ? この銃……弾が一個しかないよ?」
『銃弾は、一人一発です。それは殺人鬼も同じです』
貴音(……そうでした。そういえば、このようなげぇむでしたね……)
真「わ、重い」カチャ
あずさ「すごくリアルね~…………あっ」パァン
貴音「!?」
ベチャ
亜美「……な、なんじゃこりゃあ!?」ボトッ
真美「あ、亜美ィィィィィィッ!?」
亜美「……さよなら天さ──」パッ
亜美「」
伊織「あ、あずさ!? あんた、いきなり何やらかしてんのよ!?」
あずさ「ご、ごめんなさい……そ、そんなつもりじゃなかったのよ?」
貴音(早速、一人離脱ですか……)
『えー、このように、銃からはマーキング弾が出ます。当たった人は、このように動かなくなります』
『それでは、ゲームクリアを目指し、頑張ってください』
春香「……どうする?」
千早「とりあえず、各自で自由行動でいいんじゃないかしら? 動いてもらわないと、誰が殺人鬼かなんて分からないもの」
伊織「そうね。それじゃ、何かあったらまたここに集まるってことで」
美希「あふぅ……眠いの……」
やよい「美希さん! お仕事中は起きてないとだめですよ!」
貴音「…………」
貴音(……どうやら、中央の周りにはそれぞれの部屋。その周りを、廊下が囲んでいる……)
貴音(部屋は……扉の色から判断するに、時計回りに春香、千早、真、雪歩、伊織、やよい、真美? 亜美? あずさ、美希、響……そしてわたくし、ですね)
貴音(さて……どうしましょうか)
>>17
1 自室へ
2 誰かの部屋へ(相手を指定して)
3 その他(行動を指定して)
自室を調べてみる
貴音(自室を調べてみましょう)
~自室~
貴音「……やはり、机と椅子だけですね」
貴音(おそらく、このゲームにおいて自室に大した意味は無いのでしょう)
貴音「さて、どうしましょうか」
>>19
1 待機
2 他の場所へ
3 その他
2 亜美真美の部屋がどっちか確認
貴音(とりあえず、亜美と真美の部屋をはっきりさせておきましょう)
~黄色い部屋(あずさの部屋側)~
ガチャ
貴音「!」
亜美「」
貴音「亜美……?」
貴音(わたくしが自室に戻った後、誰かがこの部屋に移動させたということですか……)
貴音「ということは、ここは亜美の部屋ですね」
貴音(……はて、そういえば、亜美の銃は今どこに……?)
パァン
貴音「!」
貴音(銃声!?)
>>21
1 銃声の聞こえた方へ
2 その他
以後、部屋から出る時には表(中央側)か裏(廊下側)のどっちから出るのか書いてください
その場で待機
貴音(……今すぐにでも、銃声の聞こえた方へ向かいたいところですが……)
貴音(一旦、ここで待機していましょう。理由は、自分でも分かりませんが)
貴音「…………」
─────
────
───
ガチャ
貴音「!」
響「……貴音」
貴音「おや、響でしたか。……そういえば、先ほどの銃声はなんだったのですか? やはり、誰かが……?」
響「……白々しいぞ? 分かってるんだろ?」
貴音「……? 何がでしょうか」
響「……はぁ。残念だぞ……貴音が、殺人鬼だったなんて」
貴音「!? ひ、響……?」
響「ま、仕方ないよね……ランダムらしいし」カチャ
貴音「響! 待ってください! どうか話を──響っ!」
響「さよなら」
パァン
──
───
────
貴音「…………はっ」
貴音(わたくしは何を……?)
貴音(…………)
貴音(……ああ、そうでした。とりあえず、自室を調べることにしたのでしたね)
貴音「さて、次はどうしましょうか」
>>26
1 ○○(場所)へ
2 その他
響の部屋へ
貴音(響の部屋に行ってみましょうか)
~響の部屋~
ガチャ
貴音「響」
貴音「……おや?」
貴音(いませんね……誰か、他の者の部屋に行っているのでしょうか?)
パァン
貴音「!」
貴音(銃声!?)
>>28
1 銃声のした方へ
2 その他
部屋から出るなら、表と裏のどちらから出るのかも書いて下さい
1 表から
貴音(銃声のした方へ行ってみましょう!)
~中央~
ガチャ
貴音「!」
貴音(皆が集まって……)
貴音(あそこは……あずさの部屋?)
響「ど、どうしたんだ!?」ガチャ
雪歩「だ、誰か撃たれちゃったんですかぁ!?」ガチャ
真「落ち着きなよ雪歩……そんなに慌てなくてもさ、ゲームなんだから」
貴音「…………」
貴音(響は美希の部屋から……雪歩と真は、真の部屋から、それぞれ出てきましたね)
響「あっ、貴音。何があったんだ?」
貴音「さあ……わたくしも、今出てきたばかりですので……」
響「そっか……でも、あそこに皆が集まってるってことは……」
貴音「ええ……とりあえず、あずさの部屋に行きましょう」
~あずさの部屋~
響「……やっぱり、あずささんが……」
貴音「…………」
貴音(私達より先にあずさの部屋にいたのは、春香、千早、伊織、やよい、真美……おや? 美希がいませんね)
真美「あっ、ひびきん達も来たよ、いおりん」
伊織「ちょっとあんたら中央に戻りなさい。こうして殺人鬼が動いた以上、犯人探しを始めるわよ」
真「ちょっとぐらい、ボク達にも部屋を見せてよ。不公平じゃないか」
千早「見たいなら、好きにすればいいけど……特に何もないわよ?」
貴音「…………」
貴音(あずさは、部屋の真ん中で倒れていますね。その傍に銃が落ちています)
貴音「……ふむ」
~中央~
伊織「じゃあまず、全員のアリバイを訊かせてもらおうかしら?」
真「……そう言うからには、ちゃんとアリバイを持ってるんだよね? 伊織」
伊織「当然でしょ? 私はずっと、やよい達と一緒にいたわ」
雪歩「やよいちゃん『達』ってことは……他にも一緒にいた人がいるんだよね?」
千早「ねえ、ちょっと待って皆……忘れてるんじゃないかしら」
貴音「忘れている……ですか?」
千早「ええ。一つ──いえ、一人……ね」
春香「! 美希がいない……!」
やよい「そ、そう言えば……」
伊織「じゃあ、決まりね。美希が犯人よ……殺した後、弾が無いからってバレるのをおそれて隠れたんでしょ」
真美「うーん……」
響「ちょっと待って! 美希は犯人じゃないぞ!」
貴音「響?」
響「自分、ずっと美希と一緒にいたさー! だから、美希は犯人じゃないぞ!」
伊織「じゃあ、美希は今どこにいるのよ?」
響「……多分、まだ寝てる」
伊織「……さっさと連れて来なさい」
美希「……あふぅ」
春香「これで、全員揃ったね」
伊織「じゃあ、改めて……私は、やよい達と一緒にいたわ」
貴音「『達』……というのは?」
伊織「やよいと真美よ」
雪歩「それは本当なの?」
やよい「はい。伊織ちゃんは、私達と一緒にいました」
真美「うんうん、三人でやよいっちの部屋にいたよ」
伊織「……で、あんたらはどうなのよ」
春香「私は、千早ちゃんと一緒にいたよ」
千早「……ええ。春香の部屋で一緒だったわ」
響「自分は、さっき言った通り美希と一緒だったぞ」
美希「え?」
響「え?」
春香「? 美希は、響と一緒だったんじゃないの?」
美希「……うーん」
響「ちょ、ちょっと美希!? 自分達、一緒にいたよね!?」
美希「……最初に集まった時寝てたミキを、響がミキの部屋まで連れて行ってくれたことは覚えてるよ? でも、その後も寝てたから……」
貴音「響と一緒にいたかどうかは分からない……ということですか?」
美希「そういうことなの」
響「み、美希ぃ~!」
伊織「……ま、いいわ。とりあえずそれは置いときましょ。今は、全員分の話を聴くのが先よ」
千早「真はどうなの?」
真「……ボクは、動けない亜美を部屋に戻した後、雪歩の部屋に行ったけどいなかったから、ずっと自分の部屋にいたよ」
春香「それじゃあ雪歩は?」
雪歩「わ、私も一人でしたぁ……真ちゃんの部屋にも、真美ちゃんの部屋にも、誰もいなかったから……」
真美「入れ違いになっちゃったんだね」
響「貴音は?」
貴音「わたくしは、一旦自室に戻った後、黄色の部屋の内どちらが亜美の部屋でどちらが真美の部屋なのかを確かめておりました」
伊織「つまり、三人とも一人だったってわけね」
伊織「普通に考えて、犯人は一人だった人の誰かってことかしらね」
真美「殺人鬼は二人なんだし、二人でいた人も犯人候補から外れはしないっしょ」
千早「でも、一人だった人が一番怪しいのに変わりはないわ」
美希「なんでもいいから早くしてほしいの……」
貴音(皆の行動は大体分かりましたが……いくつか疑問がありますね)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>36
1 ○○の行動を詳しく訊く
2 第一発見者について訊く
3 亜美の銃について訊く
4 その他
3
貴音(亜美の銃について訊き──?)
貴音(はて……一体どこからこのような考えが? 特に、意識していなかった筈ですが……)
貴音(……まあいいでしょう。気になることには変わりありません)
貴音「……亜美の銃は、今どこにあるのでしょうか?」
真美「そういえば……」
やよい「えっと……たしか、あずささんに撃たれた時に、落としてませんでしたか?」
貴音「ええ。ですが今は無い……つまり、何者かが持ち去ったということです」
響「真が亜美を運んだ時はどうだったんだ?」
真「うーん……覚えてないなぁ」
伊織「じゃあ、誰も知らないってこと?」
千早「そのようね」
貴音(……ふむ)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>38
1 ○○の行動を詳しく訊く
2 第一発見者について訊く
3 その他
とりあえず2
貴音「……そういえば、最初にあずさの部屋に行ったのは誰なのでしょうか」
春香「私です」
貴音「春香ですか……。して、その時の様子は?」
春香「えっと、扉が両方とも開いてて、あずささんが倒れてて──」
貴音(わたくし達が見た時と、大差無いようですね)
真美「そーだ! みんなの銃に弾が入ってるか調べれば、誰が犯人か分かるんじゃないの?」
伊織「……一応、調べてみましょうか。全員、弾を机の上に置きなさい」
─────
────
───
真美「あ、あれ……? みんな持ってる?」
やよい「ど、どうして……?」
伊織「犯人はね、撃った相手の弾を奪えるから、基本的に弾はなくならないのよ」
千早「この場合、亜美の銃を持っていった誰かは犯人だったということよね」
響「うーん……でも、肝心の亜美の銃がいつなくなったのか分からないぞ」
春香「この机の下に落ちちゃってたからね……しょうがないよ」
貴音(さて、どうしましょうか)
>>41
1 ○○の行動の詳しい話を訊く
2 その他
3 ○○を疑う
真・雪歩・貴音の行動順について整理する
貴音「……ふと思ったのですが、わたくしと真と雪歩は、どのような順番で動いていたのでしょうか?」
真「え? あー……」
雪歩「ど、どうなのかな?」
響「確か最初に集まった後、自分達全員、自室に戻ったよね?」
貴音「わたくしが亜美の部屋に向かった時、既に亜美は移動させられていました」
雪歩「私もですぅ」
真「じゃあ、ボクが最初かな?」
伊織「話を聞いた限りだと、真が亜美を動かして、雪歩が真の部屋に行った後真美の部屋に行った」
伊織「そしてその間に真が雪歩の部屋へ、その後自室へ。更に雪歩も自室へ……ってとこかしらね」
響「貴音は……たぶん、その辺りのタイミングで移動したんだろうな」
千早「結構厳しいわね……出くわすことがなかったのは、奇跡と言ってもいいくらいだわ」
真「……ボク達の中の誰かが、嘘をついてるって言いたいのかな?」
千早「…………」
春香「み、みんな仲良くしようよ……ね?」
貴音(さて、どうしましょうか)
>>44
1 ○○の行動について詳しく訊く
2 その他
3 ○○を疑う
一応言っておきます
○○には、適当な人物名が入ります
3を選んだ時点で犯人探しの話し合いは終わりです
みんなが亜美の銃を最後に見たのはいつか聞く。
>>40春香「この机の下に落ちちゃってたからね……しょうがないよ」
亜美の銃が机の下に落ちていたことにみんなは気づいていたのかについても合わせて。
貴音「……皆が亜美の銃を最後に見たのは、いつでしょうか?」
春香「? それ、さっき訊きませんでしたっけ?」
千早「どこにあるのかは分からなくても、最後に見たのは分かるでしょう?」
春香「あー、なるほどね。私は、亜美が撃たれた時が最後かなぁ」
千早「私もよ」
伊織「私もね」
やよい「私もです」
響「自分もだぞ」
真「ボクは……亜美を移動させる時見たような……見てなかったような……」
美希「ミキは元々見てないよ? 最初に集まった時も、ほとんど寝ちゃってたし」
真美「……真美は……やよいっちの部屋に行く時、ちらっと見たかも」
雪歩「……私……真美ちゃんの部屋から出た時に、見たかもしれません」
伊織「曖昧ね」
雪歩「うぅ、ご、ごめんなさい」
伊織「でも……これって、亜美の銃は、あずさが撃たれるちょっと前まではそこに落ちてたってことよね?」
貴音「それと……皆は、亜美の銃が机の下に落ちていたことに、気がついていたのですか?」
千早「気がついていたというよりは、ちょっと考えればすぐにわかった……ぐらいかしらね」
伊織「そうね。亜美が撃たれた時は、みんながそれを見てた訳だし」
響「たぶん、美希みたいに見てなかった人でも、考えれば亜美が落としたことぐらい分かったはずだぞ」
貴音「……なるほど」
貴音(さて、どうしましょうか)
>>47
1 ○○の行動について訊く
2 その他
3 ○○を疑う
遅れて来た貴音以外は亜美真美の部屋が判別できたのか?
雪歩はできなかったぽいけど
貴音「ところで、皆は真美と亜美の部屋を区別できていたのですか?」
真美「え?」
伊織「何言ってんのよあんた……そんなの、最初から知ってるでしょ?」
貴音「し、しかし……それでは、先程の雪歩の言葉は?」
雪歩「え? …………あ、もしかしてあれのことですか? あれは、私も部屋を移動した時に亜美ちゃんが既に移動していたって意味ですよ?」
貴音「そうでしたか……すみません」
貴音(どうやら、わたくしはまだ記憶がはっきりしていないようです……)
貴音(恐らく、事前に説明がなされていたのでしょう……)
貴音「あずさの部屋に集まる際、廊下を通った者はいないのですか?」
千早「私は、使わなかったわ」
伊織「私達もね」
真「ボクも」
雪歩「私も……」
響「自分も──って、貴音は知ってるよね」
貴音「ええ──!?」
貴音(わ、わたくしは……響の部屋から出た筈。なのに何故、亜美と真美の部屋を確かめたなどと……!?)
貴音(いえ、しかし確かに記憶では……何故……?)
貴音(……まあ、それはさておき、今は犯人探しに集中しましょう)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>52
>>29の修正
貴音(響は美希の部屋から……雪歩と真は、真の部屋から、それぞれ出てきましたね)
↓
貴音(響は美希の部屋から……雪歩と真は、自分の部屋から、それぞれ出てきましたね)
部屋に隠すような場所は無いだろうし…
四人ずつに分かれて銃を探す
貴音「……亜美の銃を、探しに参りませんか?」
伊織「それは……どうかしらね。ええ、多分、探せば見つかると思うわよ? そんなに隠す場所なんてない筈だもの。でも……」
千早「そうね。探す意味があまり感じられないわ。恐らく、既に弾は抜いてあるでしょうし」
春香「犯人は外側の廊下から逃げた筈だから、他の部屋に簡単に捨てられたと思うしね」
真「まあ、どうしてもって言うなら、後で探しなよ」
貴音「……そ、そうですか」
貴音(おや、なんでしょう……視界が、ぼやけて……)
響「…………」ポンポン
貴音「…………」
真「……あ……ご、ごめん。言い方がきつかったね」
貴音「いえ……確かに、どの部屋から亜美の銃が出てきたところで、その部屋にいた者が犯人とは断定できませんからね……」
貴音(そう。問題は、いつ銃がなくなったか……今どこにあるかは、あまり問題ではないのでしょう)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>54
雪歩って真の部屋から出てこなかったっけ?
一人で居たっていってるけど
>>54すまん、雪歩にこれについて聞くってことにしてください(震え声)
いおりんチームが三人で何してたのか聞く
貴音「そういえば、伊織達三人は、何をしていたのですか?」
伊織「へ?」
真美「おっ、それ訊いちゃう? お姫ちん。……実はね」
伊織「ちょ、ちょっとあんた!」
真美「んー? どったの?」
伊織「な、なにもこんな所で言わなくてもいいでしょ!? それに、あんたがやらせたんじゃない!」
真美「んっふっふ~、何のことかわかりませんなー」
伊織「ぐっ……」
やよい「こら真美、あんまりいじめちゃ、めっだよ」
真美「はーい」
やよい「貴音さん。私達は、ただ遊んでいただけですよ」
真美「そそ。それに、ずっと三人でいたんだから、真美達の誰かが犯人の可能性はないっしょー」
貴音「それもそうですね」
伊織「はぁ……一向に犯人が見つからないわね」
真「まあ、仕方ないんじゃないかな。決定的証拠がないわけだし」
千早「そうね……でも、いつまでもこのままじゃいけないと思うわ」
伊織「じゃあ、こういうのはどうかしら?」
春香「?」
伊織「これまでの話を聞いて、それぞれが犯人だと思った相手を挙げるの。それで、一番名前が挙がった人を撃つ」
雪歩「で、でもそれじゃ、犯人じゃない人を撃っちゃうこともあるよね?」
伊織「まあね。だから、これはあくまで最後の手段よ。できる限りはちゃんと犯人探しをするわ」
響「それでも見つからなかったら……ってことか。それじゃ、そうするか?」
伊織「もう少しだけ、犯人探しをしましょう。皆も、それでいいわよね?」
貴音「…………」
貴音(……このままでは、わたくしが撃たれかねません)
貴音(できれば、その前に犯人を見つけたいですね……)
>>60
とりま一旦状況を整理してみたほうがいいかもな
建造物の形とか分かったほうが何かと推理しやすそうだし
貴音「春香は、あずさの部屋に一人で行ったのですか?」
春香「へ? ……あ、はい、そうです」
伊織「? なんでよ、千早と一緒にいたんでしょ?」
春香「そうなんだけど……千早ちゃんとお喋りしてる時に、急にあずささんのことが気になっちゃって」
春香「それで、あずささんの部屋に行こうとしてたら、銃声が聞こえて……」
真「あずささんのことが気になったって、どういうこと?」
春香「あずささん、亜美のこと間違えて撃っちゃったでしょ? そのこと、気にしてるんじゃないかなぁって思って」
やよい「たしかに、亜美を撃っちゃった後のあずささん、うつむいてました……」
春香「うん。だから、もし一人でいたなら、私の部屋に来るように言おうと思ってたんだけど……」
伊織「ふーん……だから千早は、私達より後に着いたのね」
真美「そっか。そういえば千早お姉ちゃん、真美達より少し遅く部屋から出てきてたね」
千早「ええ、まあ。銃声のタイミングからして、犯人が中央にいた可能性があったもの」
春香「あれ? それって、私が撃たれたかもしれないのに、気にしなかったってことじゃない?」
千早「……ち、違うわよ?」
伊織「そろそろかしらね……もう少ししたら、多数決をするわ。それまでに、誰が犯人か考えておいてちょうだい」
貴音「……!」
貴音(時間がありません……発言の機会は、あと一度か二度くらいが限度でしょうか)
貴音(最後の発言では、わたくし以外の誰かが犯人であると思わせなくてはなりません)
貴音(これが、わたくしが犯人を探すための最後の発言になるでしょう……)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>79
第一発見時に両側のドアが開いていたのが気になる
あずささんにも犯人にも中央側を開ける理由はなさそう
むしろ外側を開けたのが犯人の偽装工作では?
亜美の銃が消えたタイミングも犯行直前っぽいし
その時一緒に居た人と分かれて中央に居たのは
貴音「あずさが撃たれる前……つまり、銃声が聞こえる直前に、この場所に来た者はいますか?」
春香「いないんじゃないでしょうか。私が部屋から出た時、あずささんの部屋のドアは開いてましたけど、ここにいた人はいませんでしたから」
真美「うんうん。真美達はずっと一緒だったし……」
響「自分と真と雪歩は、貴音より後に出たから分かるよね」
伊織「ふぅん。じゃあ、春香の言い分を信じるなら、犯人は真、雪歩、響、貴音の誰かになるわね」
やよい「え? なんで?」
千早「高槻さん。春香が着いた時、あずささんの部屋のドアは両方開いていた。そして春香は誰にも会ってない……というのは分かってるわよね?」
やよい「はい」
伊織「となると、タイミングからして犯人は春香が部屋を出る少し前に、中央からあずさの部屋に行き、あずさを撃ってから廊下に行ったことになるわ」
千早「そうなると、私はまず不可能。更に三人でいた水瀬さん、真美、高槻さんも不可能」
伊織「美希は……まあ、響がいたものね。響は美希の目を盗めても、逆は無理よ。二人とも犯人だとしたら、響のアリバイをあやふやにする理由もないし」
千早「これで分かったかしら?」
やよい「えっと……でもでも、それって春香さんが犯人じゃなければの話ですよね?」
伊織「ええ。だから言ったでしょ? 『春香の言い分を信じるなら』って」
やよい「あ、そっか……分かったよ! ありがとう伊織ちゃん!」
千早「……私は?」
やよい「はわっ! ごめんなさい! 千早さんも、ありがとうございましたー!」
千早「ええ♪」
伊織「もういいかしら? 最後に何か言いたい人は?」
真「うーん……本当は、誰か犯人らしい人を挙げたいんだけどなぁ」
雪歩「はぅぅ……こんなことなら、何が何でも他の人と一緒にいればよかった……」
真美「あれ、そーいえばゆきぴょんはなんで真美の部屋に来てたの?」
雪歩「誰かと一緒にいたかったから……真美ちゃんなら一人でいると思って」
真美「あー、まあ亜美が撃たれちったからねー。でもいなかったから諦めたわけだ」
雪歩「う、うん。他のみんなはもう誰かと一緒にいると思ったから。あんまり大勢でいてもゲームが進まないし……」
響「はーあ……こんなことなら美希に付き添ってなければ──って、なにまた寝てるんだ美希ぃー!」
美希「んー……話し合いが長いの……」
やよい「そういえば、多数決ってどうするの?」
伊織「そうねぇ……一斉に指差して、一番差された人を誰かが撃つって感じかしらね。どうせ弾は犯人のを使えるんだし」
千早「別にわざわざ弾を換えなくても、銃自体をとりかえればいいんじゃないかしら。デザインは変わらないのだもの」
春香「そうだねー」
貴音(さて……最後の発言の前に、自らの考えを整理しましょう)
貴音(わたくしが犯人だと考えているのは──)
貴音(>>83)
誰が犯人かと言う答えに至る手がかりってちゃんとあったのか分からんなあ
状況だけなら春香っぽいけど…
貴音「そういえば、春香は亜美の銃の場所を断言していましたね?」
春香「え?」
貴音「ですから、春香は、銃が『机の下に落ちていた』と断言しておりましたね……と申しているのです」
春香「え、あ、ああ……でも、そんなの誰でも分かることじゃないですか」
貴音「何故?」
春香「え、だって……亜美が、撃たれた時に銃を落としてたのを見てましたし……貴音さんも見てたんじゃないんですか?」
貴音「ええ、確かにわたくしも見ておりましたね……」
春香「ですよね? だったら──」
貴音「ですが、わたくしからは亜美の足元は見えませんでしたよ?」
春香「!」
響「た、確かに……! 春香が言ってたからなんとなくそう思ってたけど、よく考えたら『机の下』に落ちてたかどうかは分かんないぞ!」
真「それに、落としていた所を見ていたとしても、普通は椅子の下とか……とにかく亜美の足元を想像するよね」
雪歩「そう言われれば、落として机の下に行っちゃったって考える方が不自然な気が……」
春香「……私を、疑っているんですか?」
貴音「いえ? わたくしはただ、疑問を述べたまでです」
春香「そうですか……それなら、答えさせてもらいますよ」
春香「あの時、亜美は座ってました。そして銃を落としたにも関わらず、ほとんど音はたちませんでした」
春香「だから私は、亜美の落とした銃は、一旦亜美の靴かなんかに当たってから床に落ちたと考えたんです。それなら、机の下に落ちたと考えるのは当然ですよね?」
貴音「ふむ……」
千早「……まあ、妥当な判断かしら」
真美「それに、あんまり印象に残ってないってことは、見えづらい場所に落ちてたからだって考えることもできるよね」
やよい「うーん……でも、そんなに銃の落ちた音を気にするのかな?」
伊織「無意識で……ってこともあるから、一概には言えないわね。今だって、春香は当時を思い出して言ったのかもしれないし」
貴音(反論されたことで、若干効果は失われましたが……どうやら春香を疑わせることには成功したようですね)
伊織「さ、もういいわね。それじゃあ……せーので一斉に自分が犯人だと思っている人に指を差すわよ?」
伊織「…………せーのっ♪」
春香「…………」っ貴音
千早「…………」っ春香
真「…………」っ響
雪歩「…………」っ春香
伊織「…………」っ響
やよい「…………」っ春香
真美「…………」っ貴音
美希「Zzz」
貴音「…………」っ春香
伊織「……美希が寝てるけど、まあ結果に影響はないわね」
春香「…………私、かぁ」
響「え? あれ!? なんで自分指差されてるんだ!?」
真「いやぁ、いくら寝てたとはいえ、本当に一度も美希に気づかれなかったのかな? って思って」
伊織「ま、こうして寝てるのを見るに、本当だったみたいだけどね」
響「うぅ~! やっぱり美希に付き添うんじゃなかったぞー!」
千早「春香の反論は筋が通ってはいたけど、やっぱり不信感は拭いきれなかったわ」
雪歩「う、うん……やっぱり、ちょっと……」
やよい「……ごめんなさい」
真美「うーん……はるるんの言葉のおかしさを指摘したお姫ちんこそ実は犯人だった! みたいな展開が来るかなって思ったんだけどなー」
貴音「伊織、撃つのは誰が……?」
伊織「そうね……できれば春香が自分自身を撃ってくれると助かるんだけど……どうかしら、春香」
春香「……分かったよ」カチャ
パァン
千早「……え?」ベチャ…
貴音「なっ……!?」
千早「は、春香──」ポトッ
千早「」
春香「っ……!」サッ
パァン
春香「ぁ……」ベチャ…
雪歩「はぁ……はぁ……!」プルプル
伊織「……!」
真「雪歩……」
春香「……あは──」
春香「」
ドサッ
雪歩「うぅ……」ガクッ
やよい「ゆ、雪歩さん!? 大丈夫ですか!?」
雪歩「う、うん……でも……私、春香ちゃんを……撃っちゃった……」
雪歩「これじゃ、殺人鬼と変わらない──」
伊織「そんなことないわよ、雪歩」
雪歩「……!」
真「そうだよ、あれは仕方がなかった……誰だってああするしかない」
雪歩「…………」
響「ほら、春香の銃だぞ。ちゃんと弾を補充しとかないとね」
雪歩「……ありがとう」
伊織「……さて、気を取り直して続けましょうか」
真美「そだね! それじゃやっぱり、いっぺんみんな自分の部屋に戻る?」
響「そうだな、ずっと同じ場所にいても飽きちゃうしな」
美希「……あふぅ。あれ? 終わったの?」
やよい「もー、寝てばっかりじゃダメですよ美希さん」
真「雪歩、大丈夫かい? 立てる?」
雪歩「うん……ありがとう」
伊織「それじゃ、解散ね」
~自室~
貴音(はっきりとした確証はありませんでしたが、あのような行為をした以上、春香は犯人だったのでしょう……)
貴音(しかしまさかあの雪歩が、いくらこれが『げぇむ』の中で、しかもあのような状況であったとはいえ、人を撃ったとは……)
貴音(人とは成長するものですね)
貴音(……さて、ひとまずは一段落といったところですが……)
貴音(また殺人鬼が動きだす前に、色々と行動しておくべきでしょう)
貴音(……しかし、あの記憶はいったい……?)
行動安価 >>100
一つ訊きますが、安価までの間隔ってこのぐらいでいいですかね?
もっと短い方がいいですか?
殺人方法って拳銃だけなのかね
建物も広い訳では無さそうだし殺し方考えないといずれ行き詰まりそうだな
つーかまずは施錠だな。鍵あるのかこの部屋
貴音「……鍵は……ないようですね」
貴音(仕方ないでしょうね……鍵があると、最後まで部屋から出ないという抜け道ができてしまいますから)
貴音(しかし、拳銃だけが殺人鬼の使える武器なのでしょうか?)
貴音(それに、この人数に対して二人では……あまりに殺人鬼側が不利な気もします)
貴音「…………」
貴音(……元々このげぇむは犯人を探すげぇむではなく、撃ち合いを楽しむものだった……?)
貴音(いえ、それでもこれらの疑問は残りますね。むしろ尚更です)
貴音(……何か、あるのでしょうか? 殺人鬼側が優位に立てる何かが?)
貴音(そもそも、このげぇむは一体……? 未だに説明を受けた記憶が戻りません……)
貴音「……ふぅ」
貴音(一人で考えてもどうにもなりませんね……)
貴音(さて、何をしましょうか)
>>103
雪歩を探す
また部屋移動してるかもしれないし
貴音「雪歩を探してみましょう」
貴音「とりあえず……まずは雪歩の部屋からですね」
~雪歩の部屋~
ガチャ
雪歩「!」
雪歩「だ、誰ですか?」
貴音「雪歩、わたくしです」
雪歩「あ……四条さんですか」
貴音「……おや?」
伊織「あら、貴音じゃない」
貴音「伊織もいたのですね」
伊織「ええ、ちょっと雪歩に言っておきたいことがあったから」
貴音「そうですか」
貴音(目的は達成できましたね)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>104
すいません再安価 >>106
三人で居たいけど邪魔じゃないか聞いてみる
貴音「しばらく共にいたいと思うのですが……邪魔でしょうか?」
雪歩「そんなことありませんよ?」
伊織「そうよ。どうせ私はもう出て行くつもりだし、問題ないわ」
貴音「おや、もういいのですか?」
伊織「ええ、私は謝りにきただけだもの」
貴音「謝りに?」
伊織「あの時、私が春香を撃つべきだったのよ。追い詰められた犯人がああすることくらい、予測しておくべきだったわ」
伊織「なのに、ぼーっとしてたせいで雪歩に辛い思いをさせることになったわ……だから、その謝罪よ」
雪歩「さっきも言ったけど……気にしなくていいよ。誰かがやらなくちゃいけなかったことなら、私がやっても問題ないんだから」
伊織「そうは言ってもねぇ……ま、いいわ。そういうわけだから、私は失礼するわね。犯人は残り一人、固まってちゃ動きにくいでしょうから」
雪歩「気をつけてね」
伊織「分かってるわよ。それじゃ」ガチャ
バタン
貴音「…………」
雪歩「……えっと、何か話でもしますか?」
貴音(どうしましょうか)
>>108
ルールの聞き漏らしとかあるのかなぁ
記憶が曖昧なことを相談してみる
貴音「……雪歩」
雪歩「はい、なんですか?」
貴音「その……なんと言ったらよいものか……」
雪歩「?」
貴音「わたくし、記憶が曖昧なのです……特に、このげぇむに参加する前の記憶が」
雪歩「……え?」
貴音「げぇむの宣伝のため、皆でげぇむ会社に向かっているところまでははっきりと覚えているのですが……それ以降は曖昧で……」
貴音「辛うじてこのげぇむの説明を少し覚えている程度なのです」
雪歩「……え、ええ……?」
貴音「>>113」
1 「あなたにはそのようなことはありませんか?」
2 「あなたにはそのようなことはないのですか?」
3 「あなたは全て覚えているのですか?」
ちょっとした分岐的な何か
3
>>93
弾が入っているのは千早の銃じゃ…
貴音「あなたは全て覚えているのですか?」
雪歩「…………なんで……?」
貴音「……雪歩?」
雪歩「……ごめんなさい」
貴音「え……?」
雪歩「私では、四条さんの力にはなってあげられません……ごめんなさい」
貴音「どういう、意味ですか?」
雪歩「でも、できる限り伝えますね」
雪歩「これは、私達みんなにとってのチャンスなんです。私達は絶対に殺人鬼を見つけないといけません。それと、もう後はないんです……仏の顔は、三度ですから」
貴音「雪歩……?」
雪歩「……ごめんなさい。でも、もしルールによく分からない点があるなら、教えてあげられると思います」
貴音「…………」
貴音(雪歩はいったい、何を知っているのでしょうか……?)
貴音(ですが、尋ねたところで答えてはもらえないようですね)
貴音(さて、どうしましょうか……?)
>>118
貴音「……春香と千早の部屋を、調べに参りませんか?」
雪歩「え……?」
貴音「? 何かまずかったでしょうか?」
雪歩「あ、いえ、その……なんでもないです。四条さんがそうしたいなら、そうすればいいと思います」
雪歩「……でも、調べる意味はないんじゃないですか? 部屋によって構造が違うってこともなさそうですし」
貴音「ふむ……ですが、何かがないとも言い切れませんよ」
雪歩「……そうですね。じゃあ、行ってみましょう」
~春香の部屋~
ガチャ
貴音「……いるのは春香だけですね。また真でしょうか」
雪歩「全体的に赤いことを除けば、他の部屋と何も変わりませんね……」
貴音「特に何かが置いてあるということもなし……失礼しますよ、春香」
ガサゴソ ペタペタ スス… フニフニ
貴音「服には何も隠されていないようですね」
雪歩「あの……今、関係ない動作がありませんでしたか……?」
貴音「はて、なんのことやら」
貴音(その後向かった千早の部屋も同様でした……正直、あまり成果はありませんでしたね)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>123
響の様子を見に行く
貴音「響の様子を、見に行きましょう」
雪歩「響ちゃんですか?」
貴音「ええ」
雪歩「分かりました」
~中央~
雪歩「あ、ちょっと待ってください」
貴音「なんでしょうか」
雪歩「四条さん。たぶん、響ちゃんは美希ちゃんの部屋にはいないんじゃないでしょうか。あれほど文句を言ってましたし」
貴音「……ふむ。確かに、そうかもしれませんね」
貴音「となると、どこにいるのやら……」
雪歩「さあ……。でも、たぶん誰かと一緒にいると思いますよ」
貴音「ふむ」
貴音(さて、どうしましょうか)
>>128
今更ながら、○○を探すってのは無しでお願いします
殺人鬼側の殺害に関するルール等、細かいルールが何かあるか雪歩に聞く
貴音「……細かい規定を訊かせてもらってもよろしいでしょうか?」
雪歩「え? 響ちゃんはいいんですか?」
貴音「ええまあ、それは後ほど……ということで」
雪歩「そうですか。でも、細かいルールって……?」
貴音「例えば、殺人鬼側の殺害に関する規定などです」
雪歩「えっと……そういうのは、たぶん殺人鬼の人にしか聞かされないんだと思います」
雪歩「だから、私には分かりません……ごめんなさい」
貴音「では、他は?」
雪歩「他ですか? 他と言っても……大体のルールはアナウンスされてましたし……」
雪歩「ごめんなさい。分からない事があるにしても、もっと具体的じゃないと……困ります」
貴音「そうですか」
貴音(……ふむ……)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>130
マーキング弾以外で動かなくなることはあるのかだけは確認しておきたい
それから美希が孤立してるかもしれないから美希の部屋へ
貴音「銃弾以外で動かなくなることはあるのでしょうか?」
貴音「もしかすると、何か他の方法も──」
雪歩「ありません」
貴音「え?」
雪歩「他の方法はありません」
貴音「……そうですか。しかしそうなると、予め皆で無駄撃ちをすれば──」
雪歩「駄目です!」
貴音「!?」
雪歩「あ、ご、ごめんなさい……」
雪歩「でも、駄目です。それはゲームクリアには繋がりません」
貴音「……確かにそうですね。考えが及びませんでした」
雪歩「いえ、分かってもらえたならそれでいいんです」
貴音「美希の部屋に行きましょう」
雪歩「美希ちゃんですか?」
貴音「はい。おそらく今、美希は一人……ゆえに、格好の獲物ですから」
雪歩「…………」
~美希の部屋~
美希「Zzz」
貴音「無事だったようですね……よく寝ております」
雪歩「……私が殺人鬼なら、美希ちゃんは撃ちません」
貴音「?」
雪歩「こうしてずっと寝ている美希ちゃんは、いつでも撃てますから」
貴音「……成る程」
貴音(さて、どうしましょうか)
>>133
雪歩はあずさが真っ先に狙われた理由は何だと思いますか?
貴音「雪歩は、あずさが真っ先に狙われた理由は何だと思いますか?」
雪歩「……たぶん、危なかったからじゃないですか?」
貴音「危なかった?」
雪歩「はい。だってあずささん、亜美ちゃんを撃っちゃったじゃないですか」
雪歩「殺人鬼側としては、あんなことはもう絶対に無いようにしたかったんじゃないでしょうか」
貴音「……それは、何故? むしろ喜ばしいことではないのですか?」
雪歩「え? ……あ」
雪歩「え、えっと……ほら! じ、自分達の力じゃない勝利って、嫌じゃないですか?」
貴音「……まあ、そうですね」
雪歩「だ、だからですよきっと……え、えへへ、えへへへへ」
貴音「…………」
貴音(さて、どうしましょうか)
>>135
美希を起こして記憶の確認…かな
貴音「…………」ジッ
美希「Zzz」
雪歩「?」
貴音「美希、美希、起きてください」
美希「Zzz」
貴音「美希、美希」ユサユサ
美希「んぅ……?」
美希「……あふぅ。……なんなの? また誰か撃たれたの?」
貴音「いえ、そういうわけではありませんが……少々、訊きたいことがありまして」
美希「訊きたいこと……?」
貴音「美希は、ここに来るまでのことを、どれくらい覚えていますか?」
美希「? ここに来るまでのことって?」
貴音「ふむ……質問を変えましょうか」
貴音「今朝事務所を出てからの、美希が覚えていることを教えてください」
美希「……? なんで?」
貴音「…………」
美希「……まあいいけど。でも、そんなに大したことはなかったって思うな」
美希「事務所を出て、車に乗って、そこからはあんまり覚えてないけど……ゲームの説明を受けて、ここに来たんじゃないの?」
貴音「いえ、そのあまり覚えていない辺りのことを聴きたいのですが……」
美希「そんなこと言われても、覚えてないの……たぶん寝てたんじゃないかな?」
貴音「……そうですか」
美希「なんでもいいから、早く帰りたいの。ここにいると変な夢しか見ないもん」
貴音(さて、どうしましょうか)
>>137
その変な夢の内容について聞く
貴音「その変な夢とは、どのような……?」
美希「んー、なんだかよく分からないんだけど……真っ赤なの」
貴音「真っ赤?」
美希「そ。真っ赤で殆ど何も見えないの。あ、あと貴音の声もしてたかな?」
貴音「わたくしの声……ですか?」
美希「うん、なんかみんなの名前を呼んでたの」
貴音「そう……ですか」
貴音(……?)
貴音(どうしましょうか)
>>139
雪歩に美希の夢の内容に心当たりがないか聞いてみよう
貴音「雪歩は、美希の夢に何か心当たりはないのですか?」
雪歩「ありません」
貴音「……そうですか」
美希「……あふぅ」
貴音「眠そうですね、美希」
美希「うん……なんか……いつもより眠い……の……」
美希「……Zzz」
雪歩「……寝ちゃいましたね」
貴音「一つ、訊いてもよろしいですか?」
雪歩「どうぞ」
貴音「わたくしはこういったものに疎いので分からないのですが……げぇむの中でも、眠くなるものなのでしょうか?」
雪歩「……さあ、どうなんでしょう。私にも分かりません」
貴音(……わたくしは特にお腹は空かないのですが、食欲と睡眠欲は別ということなのでしょうか?)
雪歩「……あの、四条さん」
貴音「はい、なんでしょうか」
雪歩「私、他の所に行きますね。あんまりかたまってると、殺人鬼も動きにくいと思いますから」
貴音「……?」
雪歩「あ、その、別に四条さんを疑ってるわけじゃありませんよ?」
貴音「いえ、そうではなく……」
貴音「……まあ、雪歩がしたいようにすればよいのではないでしょうか」
雪歩「はい、それじゃ」ガチャ
雪歩「あ、あと、四条さんと一緒にいるのが嫌ってわけでもないですからね?」
貴音「ふふっ、承知しておりますよ」
雪歩「それじゃ……」
バタン
貴音「…………」
貴音(さて、何をしましょうか)
>>143
いおりんの部屋へ
貴音「……伊織の部屋にでも、行ってみましょうか」
~伊織の部屋~
貴音「伊織……はいないようですね」
貴音(……この部屋も、他と同じ造り)
貴音(殺風景な部屋、円卓のみの広間、環状の廊下……)
貴音(……入り口もなければ、出口もない館)
貴音(犯人探しにも、撃ち合いにも向いていなさそうですが……)
貴音(果たして、このようなげぇむに人気が出るのでしょうか……?)
貴音(いえ、そもそも──)
貴音「…………」
貴音(……余計な考えは、今は止しましょう)
貴音(いずれ、殺人鬼は動き出します。そしてそれを探し出し、撃つ……それだけです)
貴音(このげぇむさえ終われば、わたくしの心は晴れるでしょう)
貴音(この不安もまた……きっと)
貴音(さて、何をしましょうか)
>>146
真美の部屋っしょ
貴音「真美の部屋にでも行きましょうか」
~中央~
貴音「確か、こちらが真美の部屋でしたね」スッ
貴音「…………」ピタ
貴音「……?」
貴音(……なんでしょうか、この感覚は)
貴音(……?)
真美の部屋に入る?
>>148
ドーンと登場
貴音「……入りましょう」
~真美の部屋~
バン!
貴音「たのもう!」
真美「……!?」
伊織「……!?」
雪歩「……!?」
貴音「おや」
貴音(真美はともかく……伊織と雪歩もいたのですか)
伊織「……誰かと思えば、またあんた?」
貴音「ええ、驚かせてしまいましたね」
伊織「まったくよ……まあいいわ。ほら」
伊織「座りなさいよ」
貴音「…………」
貴音(……また、この感覚?)
貴音(…………)
貴音「>>151」
1 では、お言葉に甘えて
2 いえ、わたくしは他の所に行くことに致します
3 …………
あえて飛び込む3
貴音「…………」
伊織「……? どうかしたの?」
雪歩「どうかしたんですか? 四条さん」
真美「どったの?」
貴音「いえ……」
伊織「……ああ、もしかして遠慮してるのかしら?」
伊織「そうね。流石に四人も固まってちゃ、殺人鬼も動けないわね……」ガタン
伊織「代わりに、私が出て行くわ。それでいいでしょ?」スタスタ
貴音「……待ってください」
伊織「え?」
貴音「…………」
貴音(自分でも、よく分かりません……ですが……)
貴音(なにか、なにか嫌な感じが……)
>>153
1 伊織を座らせる
2 そのまま伊織を行かせる
3 銃を取り出す
うーん……1で
貴音「……座りなさい、伊織」
伊織「はぁ?」
貴音「座るのです」
伊織「……なんなのよ、もう」スタスタ
トスッ
伊織「ほら、これでいい?」
貴音「……ええ」
雪歩「あの、伊織ちゃんがどうかしたんですか……?」
真美「お姫ちん、なんか怖いよ……?」
貴音「…………」
貴音(この嫌な予感が、何によるものかは分かりません……)
貴音(ですが、何かが。『誰か』にとって不都合な、何かが、起きる……気がします)
貴音(わたくしは……)
>>156
1 伊織達に何か質問をする
2 部屋を出て行く
3 …………
1
かたまらないようにと出て行ったはずの雪歩がなぜここで伊織たちとかたまっているのか
貴音「……雪歩、あなたは確か『固まらないように』と言ってわたくしと別れた筈です」
貴音「そのあなたが、何故伊織や真美と共にいるのですか?」
雪歩「……それは……」
貴音「それは?」
雪歩「…………」
貴音「答えられませんか?」
伊織「ちょっと……そんなにキツくあたんなくてもいいでしょ? 別にいいじゃない」
貴音「あなたもです、伊織」
伊織「……?」
貴音「あなたも同じ理由で雪歩の部屋を出た筈です。何故ここに?」
伊織「それは……」
伊織「……三人で固まってるよりはましでしょう? それに私が誰といようが、あんたに文句を言われる筋合いは無いはずよ」
貴音「そうですね。ですが、雪歩は明らかに自らの言葉と矛盾した行動をしています」
貴音「それについて、是非、納得のいく説明をしていただけませんか? 雪歩」
雪歩「…………」
伊織「ちょっと、いい加減にしなさいよ。あんたは何? 雪歩を疑ってるわけ?」
伊織「雪歩が殺人鬼なわけないでしょ? だって雪歩は、春香を撃ったことをあんなに──」
真美「ねえ、いおりん」
伊織「何よ」
真美「いおりんもゆきぴょんも、固まったらどーとか、何にも言わなかったよね?」
伊織「え?」
真美「ゆきぴょんが真美の部屋に来た時、三人で固まるのは良くないとか、そういうの全然言わなかったよね? なんで?」
伊織「な、なんでって……」
貴音「…………」
真美「…………」
伊織「……何よ、私達を疑ってる訳?」
貴音「……そうですね。現状、あなた方──特に雪歩には、疑わしい点があると、思っております」
雪歩「…………」
伊織「……分かったわ。行きましょう、雪歩。こんな所にいたって楽しくもなんともないわ」ガタッ
貴音「伊織、話はまだ──」
伊織「黙りなさい」
貴音「……!」
伊織「いくら私達が疑わしいとしても、証拠がない以上はここでの話し合いは無意味よ。違う?」
貴音「…………」
伊織「何か言いたいことがあるなら、犯人探しの時にしなさい」ガチャ
雪歩「…………」カタン
貴音「…………」
スタスタ
雪歩「……私が、ファンの人からなんて呼ばれてるか、知ってますか?」ボソッ
貴音「……!」バッ
雪歩「…………」スタスタ
バタン
貴音「…………」
貴音(今の、雪歩の言葉は……いったい?)
真美「……ねえ、お姫ちん」
貴音「なんでしょうか」
真美「なんか、いおりん変じゃなかった? やけにイライラしてたような……」
貴音「……そうですね、そのような印象を受けました」
貴音(……雪歩は、私に何を伝えようとしているのでしょう……)
貴音(……何をしましょうか)
>>170
すいません、しばらく忙しくて忘れてました
犯人当ては関係なくなってきてる気もしますが、よければこの先もお付き合いください
伊織達と何を話してたか真美に聞く
貴音「真美。よろしければ、伊織達と何を話していたのか、教えていただけませんか?」
真美「別にいいけど……大した話はしてないよ?」
真美「いおりんが、『早くこんなゲーム終わらせたいわ』とか『またみんなでライブしたいわねー』とか言うから、真美はそれに答えてただけだし」
真美「ゆきぴょんが来てすぐにお姫ちんも来たから、ゆきぴょんとは殆ど話してないよ」
貴音「そうですか」
貴音(さて、どうしましょうか)
>>177
せっかくだし真美にも記憶の確認
貴音「真美は、ここに来る以前のことを覚えておりますか?」
真美「え? なんで?」
貴音「色々と事情があるのです。それで、どうなのですか?」
真美「どうって言われても……朝事務所に集まって、バスに乗って……」
真美「…………」
貴音「その、先は?」
真美「……ごめんお姫ちん、よく覚えてない……寝てたのかな? なんとなく説明を受けた覚えはあるけど……」
貴音「…………」
貴音(美希に続き、真美も記憶が無い……?)
貴音(いえ……それを言えばわたくしもですね。ただ、それでもわたくしは皆よりも記憶が少ないようです)
貴音(何故なら、わたくしにはこのげぇむの説明を受けた覚えは無いのですから)
貴音(わたくしが知っているこのげぇむの決まり等は、道中でプロデューサーに聞いたものだけなのです)
貴音(……さて、どうしましょうか)
>>180
一旦現状整理する
貴音(やよいの部屋に行ってみましょうか)
貴音「真美、わたくしと──ま、真美!?」
真美「んー? なに?」
貴音「い、いえ、その……あ、頭から……」
真美「頭? 頭がどうかしたの?」スッ
ヌルッ
真美「うわ、なにこれ……血?」クンクン
貴音「や、やはり血ですか……どこか、怪我でも?」
真美「んーん、どこも痛くないよ」
貴音「と、とりあえず見せてください」
真美「いいよー」スッ
貴音「…………」
貴音(確かに、傷はありませんね……)
貴音「……本当に、大丈夫なのですか?」
真美「うん。なんなんだろうね? バグかな?」
貴音「……分かりません」
真美「まっ、何ともないみたいだし、気にしない気にしない。んで、さっきはなんて言おうとしてたの?」
貴音「そうでした……やよいの部屋へ行きませんか? と言おうとしていたのですが……」
真美「やよいっちの部屋? なんで?」
貴音「いえ、特に理由はありません」
真美「んー……ま、いっか。んじゃ行こ!」
貴音「ええ」
~中央~
貴音「ここがやよいの部屋でしたね……」スッ
貴音「──っ」ピタ
貴音「…………」
真美「どしたの? 早く入ろーよ」
貴音「え、ええ……」
貴音(また、あの感覚……?)
ガチャ
~やよいの部屋~
貴音「!」
やよい「あっ! 貴音さん!」
雪歩「…………」
真美「やよいっち……と、ゆきぴょん?」
貴音「…………」
貴音(部屋の中にはやよいと雪歩がいました。机を囲み、わたくしから見て奥の椅子にやよいが、左の椅子に雪歩がいます)
貴音(さらに、机の上には二丁の銃が──)
やよい「どうしたんですか? 四条さん、真美。座らないんですか?」
雪歩「あ、座る時には机の上に銃を置いてくれませんか? そっちの方が安心できますから……」
貴音「…………」
貴音(どうしましょうか……)
>>190
座る
貴音(……座りましょうか)スッ
やよい「ダメですよ四条さん!」
貴音「?」
やよい「雪歩さんが言ってたじゃないですか、座るときは銃を置いてくださいって」
貴音「ああ、そうでしたね……」
真美「(お姫ちん、お姫ちん)」チョンチョン
貴音「(? なんですか?)」
真美「(なんだか、ゆきぴょん怪しいと思わない? 真美は、ここは一旦帰った方がいいと思うよ?)」
貴音「(この部屋を出るということですか?)」
真美「(うん。野菜の缶だよ)」
貴音「(それは、野生の感では……?)」
真美「(そう、それ)」
やよい「……四条さん? 真美?」
雪歩「どうかしたんですか?」
貴音「…………」
>>193
1 銃を置いて座る
2 部屋を出る
2 座らず話をしてみたい所だけど
貴音「……やよい、それに雪歩。やはり、わたくし達は他へ行くことにいたします」
やよい「え? えっと……それってもしかして、銃を置きたくないから……ですか?」
貴音「いえ、そういうわけではありません。ただ、あまり固まるのはよくない、と思いまして」
やよい「固まるのがよくない……?」
貴音「ええ、あまり固まっていると殺人鬼が動きにくい……そうですよね? 雪歩」
雪歩「…………そうですね」
やよい「?」
貴音「まあ、そういうわけです……それでは」ガチャ
真美「んじゃねー、やよいっち、ゆきぴょん」
やよい「う、うん……」
バタン
~中央~
貴音「……ふぅ」
貴音(……やはり雪歩の言動には不可解なものがありますね)
貴音(もしや……雪歩が?)
真美「…………ねえ、お姫ちん」
貴音「おや、どうしましたか?」
真美「色々思うところがあるんだけどさ、とりあえずひとつ、言ってもいいかな?」
貴音「ええ、勿論。なんでしょうか」
真美「さっき、ここではるるんと千早お姉ちゃんが撃たれたよね?」
貴音「そうですね。千早は春香に、そして春香は雪歩に撃たれました。それが?」
真美「どうして、はるるんは千早お姉ちゃんを撃ったのかな?」
貴音「……? それは、春香が殺人鬼であり、数を減らして殺人鬼側を少しでも優位に立たせようとしたからでは?」
真美「うん、それはあると思うよ。じゃあ、なんで千早お姉ちゃんだったと思う?」
貴音「何故? ……単に、近かったからでは?」
真美「そう? でもさ、ただ近いってだけなら、お姫ちんも同じ条件だったよね?」
真美「真美がはるるんなら、千早お姉ちゃんよりはお姫ちんを撃ったと思うよ? だって同じ仲間でも、片方は親友で、片方は自分を脱落させた人なんだよ?」
真美「それに、お姫ちんは現にはるるん──つまり、殺人鬼を追い詰めた実績があるからね。殺人鬼側の為を思うなら、優先度はお姫ちんの方が高いんじゃないかな」
貴音「……報復のような真似はしたくなかった……とか」
真美「真美なら、無関係の人を巻き込む方がよっぽどイヤだけどなー」
貴音「……では、真美はどのように考えているのですか?」
真美「んー、それが、真美もよく分かんないんだよね──ただ」
真美「お姫ちんを撃てない理由──それか、千早お姉ちゃんを撃ちたい理由があったんじゃないかなとは思ってるよ」
貴音「…………」
貴音(わたくしを撃てない理由? そんなものがあるとは思えませんが……)
貴音(となると、千早を撃ちたい理由があった、ということでしょうか?)
真美「ついでに言えば、はるるんは少なくとも千早お姉ちゃんが殺人鬼じゃないって分かってたと思うんだよねー」
貴音「……? それは、つまりどういう……?」
真美「んー、つまり、殺人鬼には殺人鬼が分かる……ってことだと思う」
真美「はるるんと千早お姉ちゃんは一緒にいたけど、まさか『私殺人鬼なんだけど、千早ちゃんは?』なんて訊けないっしょ?」
貴音「なるほど……殺人鬼には殺人鬼を区別する方法がある、ということですね?」
真美「まあ……はるるんが本当に殺人鬼だったらの場合だけどね」
貴音「わたくしとしては、濡れ衣を着せられたからと言って仲間を道ずれにする春香の方が想像し難いのですが……」
真美「あはは、そだねー」
貴音「……しかし、それにしても……成長しましたね、真美」
真美「んっふっふ~、ゲーム世代を穴掘っちゃいけないよん!」
貴音「侮って……では?」
真美「そ、それ」
貴音(さて、どうしましょうか)
>>198
もしかして疑ってますか?と聞く
貴音「…………」
真美「? ……どうかしたの? お姫ちん」
貴音「いえ……その……なんといいますか……」
貴音「……もしかして疑ってますか?」
真美「んん? ……あ、もしかして、真美がお姫ちんを殺人鬼だと疑ってるのかってこと?」
貴音「はい」
真美「んー……でも、それだとはるるんを追い詰める理由がなかったと思うんだけど……」
貴音「……つまり、わたくしのことは疑っていない、と?」
真美「いやー、まったくって訳じゃないけどね? もしかしたら、お姫ちんもはるるんも殺人鬼で、更にはるるんを脱落させる理由があったのかもしれないし……」
真美「でも、いまのところはそんなでもないよ。もっと怪しい人もいることだしね」
貴音「そうですか」
貴音(一応、そこまで疑われてはいないようですね……)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>200
やよいか雪歩のどちらかを部屋の外に呼び出せないかな
貴音「……真美、訊きたいことがあるのですが」
真美「なに? どしたの?」
貴音「やよい、或いは雪歩のどちらかを部屋の外へ呼び出すことは可能でしょうか?」
真美「む……んんー……どーかなー。けっこー難しそうだよ。何かいい口実があれば別だけどね」
貴音「口実、ですか……」
貴音(……二人の内一人だけを呼び出す口実……)
貴音(……少なくともすぐには思いつきそうにないですね)
貴音(さて、どうしましょうか)
>>202
雪歩がやよいの部屋にいるうちに雪歩の部屋漁ってみる
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