貴音「異世界食堂?」 (23)

~とある土曜の765プロ~

貴音「はて、困りましたね・・・」

貴音「先方の都合とやらで私の仕事が午後まで延びてしまい・・・」

貴音「その上事務所には誰もおらず、小鳥嬢も出かけてしまいました・・・」

グウウ・・・

貴音「もう、お昼時なのに・・・」

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貴音「仕方ありません、ここは勇気を出して出前を・・・ん?」スンスン

貴音「何やら良き香りが・・・」

貴音「どうやら社長室からのようですね・・・」

貴音「しかし今は誰もいないはず・・・」

貴音「・・・とにかく行ってみましょう」

~社長室~

貴音「これは・・・」

貴音(社長室の中に更に扉が・・・)

貴音「このようなものいつから・・・いえそれ以前にこの向こうに部屋などないはず・・・」

貴音「・・・面妖な」

貴音「しかし、どうやら香りはこのドアの向こうから漂ってきています」

貴音「・・・・・」ゴクリ

貴音「ここは意を決して・・・入りますか」

貴音「洋食のねこや・・・」

貴音「いざ参ります!」

ガチャ

~洋食のねこや~

貴音「はて、これは・・・」キョロキョロ

トテトテ

アレッタ「あ、いやっしゃいませ!」

店主「いらっしゃい」

貴音「!」

貴音「ここは一体・・・」

アレッタ「ここは洋食のねこや、料理屋さんですよ」

貴音「はて・・・?私はさっきまで社長室に・・・」

店主「社長・・・ああ、お客さん高木さんのお知り合いですか?」

貴音「ええ・・・そうですが・・・」

店主「やっぱり・・・いやね、うちのじいさん・・・先代の店主と高木さんは知り合いでしてね、この店の話をしてたらいつの間にか繋がっちまったそうなんですよ」

貴音「繋がる・・・?どうして・・・」

店主「ま、細かいことは気にせず、どうです?何か食べていきませんか?」

グウウ・・・

貴音「・・・そうですね///いただきましょう」

アレッタ「それではお好きな席へどうぞ」

貴音「わかりました」スッ

アレッタ「こちらメニューとお冷になります」スッ

貴音「ありがとうございます」

アレッタ「それではご注文が決まったら読んでくださいね」ニコ

貴音「ふむ・・・」ペラ

貴音(それなりに品数は充実していますが・・・私の好きな、「アレ」が見当たりませんね・・・)

貴音「さてどれに・・・」ゴク

貴音(あ、この水美味ですね・・・)

ガチャ

アレッタ「いらっしゃいませー」

ガガンボ「キタ」

貴音「!!!????」ビクッ

アレッタ「お好きな席へどうぞ」

ガガンボ「・・・・・」コクリ

ドスドス・・・

貴音「・・・・・」ボーゼン



貴音(私は夢を見ているのでしょうか・・・目の前に亜美や真美がやっているのもちらっと見たげえむに出てきそうなトカゲの顔をした人間が・・・)

貴音(いえそれ以前にあの扉は社長室に繋がっていたはず・・・)

貴音(なにやら面妖な仕掛けが施されているようですね・・・)

ガガンボ「オムライスオオモリ、オムレツ3コモチカエリ」

アレッタ「かしこまりました、オムライス大盛りとオムレツ3個持ち帰り入りましたー!」

店主「あいよ」

貴音「あ、あの・・・」

アレッタ「はい?ご注文ですか?」

貴音「あ、いえ・・・あちらのとか・・・逞しい御仁は?」

アレッタ「よく来てくださる常連さんですよ」ニコ

貴音「え・・・」

貴音(一体どうゆうことなんでしょう・・・)

貴音(その後も、色々な人達がやってきました)

貴音(私達の世界では見かけない服装の人達、獅子のような体躯の御仁、耳の尖った女性・・・)

貴音(どうやらここは、別の世界の人達がやってくる店のようですね・・・)

メンチカツヨ! イーヤ!エビフライダ!

カツドンオカワリィ!

貴音(しかし皆さん、美味しそうにこの店の料理を食していますね・・・)

貴音(っと、私もそろそろ注文を・・・)ペラ

貴音(・・・ここは1つ、試してみますか)

貴音「すみません」

アレッタ「あ、はーい!ご注文ですか?」

貴音「ええ、それでは・・・」

アレッタ「・・・・・」ドキドキ





貴音「らぁめんをお願いできますか?」

アレッタ「・・・はい?」

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