前スレ 固法「こら、当麻!」上条「げ!姉ちゃん!!」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1366865456/)
固法美偉と上条当麻が姉弟だったら
そんなSS
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367543808
続編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ぜひともアドバイスポジとして黒妻先輩をお願いします!
登場人物紹介
上条当麻
高1。本編と同じくあまり頭は良くなく不幸体質。でも正義感強い良い人。
レベル0ながらあらゆる異能の力を打ち消す幻想殺しを持つ。
学園都市の孤児で施設で固法と共に育つ。
インデックス救出時に記憶を失っていない。重度のシスコン。
固法美偉
高2。学園都市の警備員。レベル3の透視系能力者。
学園都市の孤児で施設で上条と共に育つ。
特技はバイクの運転。重度のブラコン。
インデックス
上条・固法の部屋のベランダに引っかかっていた10万3000冊の魔導書を持つ少女。
二人によって救われた後はそのまま二人の部屋に居候として住んでいる。
固法にしっかり家事を教わり、完全記憶能力のおかげもあり、二人が学校に行っている日中は掃除・洗濯を行っている。
固法先輩は風紀委員じゃなかったっけ?
風紀委員は学生、警備員は教師だったと思うけど…
>>6
おとなはウソつきではないのです。
まちがいをするだけなのです……。
>>6
申し訳ない!早々に間違いをしてしまいました!
固法美偉
高2。学園都市の風紀委員。レベル3の透視系能力者。
学園都市の孤児で施設で上条と共に育つ。
特技はバイクの運転。重度のブラコン。
ここの固法さんには元彼がいるかいないかともとスキルアウトなのかが問題だ!
確か、黒妻さんが登場する回は木山先生回の少し後だったはず……
温泉旅行からの帰り
固法「ねぇ当麻」
上条「どうした?姉ちゃん」
固法「この電車だと寮に着くのはお昼ちょっと過ぎなんだっけ?」
上条「おう。たぶん2時半ぐらいだと思うぜ」
固法「そ。しっかしホントに良い温泉だったわね~」ノビー
上条「それは同意ですよ。いやいやホント神裂には感謝しないとな」
固法「神裂さんって言えばインデックスちゃんとしっかり話出来てるかしら……」
上条「ステイルはともかく神裂は大丈夫……だと思いたい」
上条・固法の部屋
上条「ただいま~」ガチャ
固法「空いてるってことはインデックスちゃんもいるのかしら……って」
インデックス・神裂「zzz……」スースー
上条「神裂がインデックスを抱きしめたまま寝ている……だと…」
吹寄vs固法さんでも期待するか……
吹寄が固法が上条の姉だと知らなくて色々文句(に聞えること)を言ってケンカになったり……
…
……
神裂「お見苦しいところをお見せしました……」シュン
固法「いえいえ、お気になさらずに」クスッ
固法(インデックスちゃんはもちろん神裂さんの寝顔も可愛かったし)
上条「でもまぁその様子だとしっかり話せたみたいだな」
インデックス「かおりとステイルとは仲直りしたんだよ!」
神裂「えぇ、あなた達のお蔭でこの娘に私達の気持ちをしっかりと伝えることが出来ました」
上条「そういやステイルは?」
神裂「あなた達と顔を合せたくなかったのでしょう、一足先にイギリスへ帰りましたよ」
神裂「それに私もそろそろ行かないといけないのですが……」チラッ
上条・インデックス「?」
固法「……じゃあ私は表まで神裂さんを見送ってくるから、当麻はインデックスちゃんとお土産でも食べてなさい」
上条「わかった。それじゃあまたな、神裂」
インデックス「また遊びに来てほしいんだよ、かおり!」
神裂「えぇ、また近いうちに必ず」ニコッ
固法「それで……何か当麻達に聞かれたくない話ですか?」
神裂「えぇ、まずは今後の彼女のことですが……」
固法「わだかまりが無くなったからあなた達で面倒を見る、とか?」
神裂「そうすることが出来たらいいんですけどね。しかしあの娘の記憶に仕掛けを施していたのが我々の上司であるのは事実です」
神裂「私もステイルもあの娘をその上司の近くに置くのは危険だという認識で一致しています」
神裂「ですから暫くの間あの娘のことをお願いしても良いでしょうか……?」
固法「勿論です。インデックスちゃんはもう我が家の一員ですから。家事もしっかりやってくれていますし」
神裂「本当に……ありがとうございます……!」ペコッ
神裂「それともう一つ、弟さんの右手についてなのですが」
固法「あぁ、幻想殺しですね。私もあらゆる異能の力を打ち消すということぐらいしか……」
神裂「! あらゆる異能を、ですか。そんな力が科学側に……」ブツブツ
神裂「あの右手……そして禁書目録、もしかしたら魔術師がこの街に来るかもしれません。無論私やステイルが監視の目を光らせてはいますが」
固法「大丈夫です、二人とも姉である私が守ります」
固法「あ、私からも一ついいですか?」
神裂「?」
固法「ただいまぁ」
上条「お、姉ちゃんお帰り」
インデックス「みい!温泉まんじゅう美味しいんだよ!」モグモグ
固法「ふふっ、喜んでもらえて嬉しいわ」
インデックス!ソレハオレノ!! ハヤイモノガチナンダヨ!! ギャーギャー!
固法(二人を守る、か)
固法(レベル3の透視系能力者で風紀委員の私に……本当に守れるのかしら)
固法(まぁ大丈夫、よね、うん)
固法「こら!二人ともくだらないことで喧嘩しない!」
上条・インデックス「……はーい(なんだよ)」
固法「あ、そういえばインデックスちゃん」
インデックス「?」
固法「神裂さんって……私の一個上なのね、年齢」
上条「!?」
旅行後gdgd編おわり
アウレオルスやオリアナも固法ねーちゃんの一個上の設定だからなwwwwww
参考
固法ねーちゃん(17)
ttp://azure.m12.coreserver.jp/schia.blog100.fc2.com/2009/091227_railgun_13_konori_03.jpg
神裂、アウレオルス、オリアナ(18)
ttp://dic.nicovideo.jp/oekaki/133708.png
ttp://1.bp.blogspot.com/_EdmxaFt9lrQ/TSvSK52LJVI/AAAAAAAAABw/4_tSj5uFa6c/s1600/tr_toal04.png
うん。年齢詐欺なんだよ……
上条「……ん」ムクリ
上条「朝……か」チラッ
07:00
上条(今日の食事当番は俺だし……まだ姉ちゃんもインデックスも起きてねぇだろ)
上条「っし!二人が起きてくる前に朝食でも作っちゃいますか」
ピンポーン
上条「おいおい姉ちゃん達が起きちゃうじゃないか……はいはい朝からどなたでしょうかね」
ステイル「やあ」
上条「……閉めたいが閉めてまたインターホン連打されるのは困るからなぁ」ハァ……
ステイル「外で話がしたい。君もその方が良いだろう?」
上条「わかりましたよ……朝飯作らなきゃいけないから手短に、な?」
上条「三沢塾?」
ステイル「そう。そこに囚われている少女の救出に力を貸してほしい。というか貸せ」
上条「……お前ホントに俺のこと嫌いなのな」
ステイル「当然だ」フッ
上条「う~ん……」
上条(この右手で救えるっていうなら勿論協力はしたいが姉ちゃんに心配かけるのはなぁ……)
ステイル「ちなみに」
上条「ん?」
ステイル「君のお姉さんには今回君がこの件に協力することを一切言うな」
上条「……はぁ?」
ステイル「神裂の奴が君達姉弟……とりわけ君の姉に恩義を感じていてね。君を巻き込み君の姉に心配をかけることを潔しとしないんだ」
上条「……それで神裂は姉ちゃんに無言で協力しろって?」
ステイル「いや?神裂は君を巻き込む事自体あり得ないと言っていたよ、全く甘い女だ」
上条「……それじゃあ」
ステイル「良いか、上条当麻。君は今日一日で起こることを姉に知られるわけにはいかないし、僕は神裂に知られるわけにはいかない。そうと決まればさっさと解決してしまおう」
上条「……お前、いつか一発ぶん殴るからな」
上条(結局なんだかんだステイルに押されて協力すると言っちまったが……)
インデックス「当麻の作る朝ごはんも中々美味しいかも!みいには敵わないけど」
上条(また姉ちゃん泣かせたりはしたくねえしなぁ……絶対)
固法「料理は元々当麻のほうが上手かったのよ?一時期当麻に家の事とかまかせっきりな時季もあったし……」
インデックス「みいがこの家のことを疎かにしてたなんて信じられないかも……」
固法「私と当麻にもいろいろあったから……で、当麻?」
上条「お、おう。どうした姉ちゃん、おかわりか?」アセアセ
固法「……はぁ。当麻が今隠してることは私やインデックスちゃんに言えない事?」
上条「!!」
インデックス「??」
固法「何年あなたの姉をやってると思ってるの?丸分かりよ?」
上条「……だよな、姉ちゃんに隠し事は出来ない」
上条「姉ちゃん」
固法「……何?」
上条「俺の右手で救える人がいたとして、その人を救うために俺が傷つくのは姉ちゃんは……悲しいか?」
固法「当たり前じゃない。私は当麻が傷つくという事実だけで悲しいわ。そこの過程はどうだって良い」
インデックス(清々しいほどのブラコン発言なんだよ!)
固法「でもね当麻」
上条「……」
固法「自分の弟が、『誰かを救える力を持ちながらその誰かのピンチを平気で見過ごすような奴』になる方がお姉ちゃんは悲しい」
上条「! それじゃあ」
固法「ただし!!」
固法「絶ッ対に無事で帰ってくること!病院のお世話になるような怪我はしない事!!」
上条「……おう!」
アウレオルス(18)は序盤の敵の癖にチートだからなぁ……いや、序盤だからか
あっ、そういやハンバーガー店での出会いないや……姫神ぇ……
>>30
■■「漫画版みたいにカットされなかっただけ。マシ」
その日の午後!
上条「ってことはそのアウレオルスって奴の最終的な目的はインデックスってことか」
ステイル「そういうことだ」
ステイル「どうやらあの男は彼女のために世界中を敵に回す覚悟のようだな」
上条(モテモテだな~、インデックス)
上条「ん?ちょっと待て。インデックスが目的なら俺の家に直接乗り込んでくる可能性もあるんじゃねぇのか?!」
ステイル「安心しろ。朝に君の部屋に行ったときにそれ相応の準備はしている」
ステイル「禁書目録や君の姉があの部屋から出ない限り安全だ」
上条(姉ちゃんはともかくインデックスは外出しないよな、うん)
ステイル「さてお喋りはここまでだな」
『三沢塾』
上条「このビル全部かよ……でどっから行く……あれ?」
ステイル「好きにしろ、僕はこっちから行くが。まぁせいぜいアウレオルスの奴の目を引いてくれたまえ」フッ
ステイル「目的は姫神秋沙の救出だ、忘れるなよ能力者」
上条「……お前マジで大概にしろよ」
ステイル「!」
鎧の騎士「」
上条「どうした立ち止まって。さっさと終わらせるんじゃ……おい、アンタ!大丈夫か!!!」
ステイル「落ち着け上条当麻」
上条「落ち着いてられるかよ!!この人は―――」
ステイル「もう死んでいる。どうしようもない。だから落ち着けと言っているんだ」
上条「なっ……」
ステイル「ここから先はこういう世界、ということだ」
ステイル「……」アーメン
上条「……」
三沢塾内・上条ルート
上条「うーん……全然人に会わない」
上条(ステイルの話だとそれなりの生徒が洗脳(?)された状態でいるって話だったが)スタスタ
上条(実はステイルの行った方に生徒が集中しているとか?)スタスタ
ドンッ
??「痛。気をつけて」
上条「悪い悪い!前見てなかった。立てるか?」スッ
??「大丈夫。ありがとう」ガシッ
上条(って普通に会話で来てる?……巫女??)
??「あなたは。誰?」
上条「俺は上条当麻……お前は?」
姫神「姫神。姫神秋沙」
上条「そうか、姫神か……姫神!!?」
姫神「??」
上条達が三沢塾に乗り込む少し前・上条家
インデックス「出来たんだよ、みい!」
固法「どれどれ……うん、全問正解ね」ニコッ
インデックス「えっへん!なんだよ」ドヤァ
固法(少し勉強を教えてみたけど普通に当麻より賢いわね、この娘)
インデックス「そういえばみい、一つ聞いていい?」
固法「何かしら?」
インデックス「カレンダーに花丸つけてある日があるけどあれは何の日かな?とうまかみいの誕生日?」
固法「ああ、あれ?あれは――――」
インデックス「?」
固法「なんでも無いわ。当麻が間違って書いちゃっただけよ」クスッ
インデックス「ふーん……」
固法「勉強も終わったし、たまには二人で甘いものでも食べいこっか」
インデックス「! クレープ食べたいんだよ!!」
固法「じゃあ行きましょう。ふふっ♪」
インデックス(さっき玄関で見つけたステイルのカードからの魔術の痕跡を辿ってみるかも)
インデックス(魔術関係でこれ以上とうまい迷惑かけれないかも)
上条達が三沢塾に乗り込む少し前・上条家
インデックス「出来たんだよ、みい!」
固法「どれどれ……うん、全問正解ね」ニコッ
インデックス「えっへん!なんだよ」ドヤァ
固法(少し勉強を教えてみたけど普通に当麻より賢いわね、この娘)
インデックス「そういえばみい、一つ聞いていい?」
固法「何かしら?」
インデックス「カレンダーに花丸つけてある日があるけどあれは何の日かな?とうまかみいの誕生日?」
固法「ああ、あれ?あれは――――」
インデックス「?」
固法「なんでも無いわ。当麻が間違って書いちゃっただけよ」クスッ
インデックス「ふーん……」
固法「勉強も終わったし、たまには二人で甘いものでも食べいこっか」
インデックス「! クレープ食べたいんだよ!!」
固法「じゃあ行きましょう。ふふっ♪」
インデックス(さっき玄関で見つけたステイルのカードからの魔術の痕跡を辿ってみるかも)
インデックス(魔術関係でこれ以上とうまい迷惑かけれないかも)
三沢塾内・ステイルルート
アウレオルスダミー「」チーン
ステイル「まさかこんなメンドクサイものまで造っていたとはね」
ステイル(あの男の彼女に対するモノも尋常ではない、な)
ステイル「しかし姫神秋沙はどこだ……?」
??「偶然。まさかこの街で魔術師と邂逅するとは」
ステイル「なっ!?お前は……」
??『忘れろ』
三沢塾内・上条ルート
上条「つまりお前は吸血鬼を引き寄せないために、吸血鬼を殺しつくしてしまわないようにこのビルにいるってのか!?」
姫神「そう。だからあなたに助けてもらう必要もない」
上条「……ダメだ」
姫神「え?」
上条「確かにお前の言うこともわかる。でも俺はこのビルの入り口で……死んでいる人を見た」
上条「俺にはアウレオルスがお前のいうような奴だとは思えない。たとえそうだとしても……きっと奴は壊れかけてる。このままだと取り返しのつかないことになる!」
上条「だったらそれを止めなきゃいけない!!」
??「間然。一体いかなる思考にて私の思想に異を唱えるか」
上条「!? テメェは」
姫神「アウレオルス=イザード……」
上条「コイツが……」
アウレオルス「少年。私のどこが取り返しがつかないと?」
上条「くっ!!」ダッ
上条(対峙してわかった……コイツは、コイツの目は人の命なんてどうでも良いと語ってる。やっぱりこいつは――――)
アウレオルス「貴様はこれ以上『私に近づくな』」
上条「えっ……(な、走ってるのに距離が縮まらない……)」
アウレオルス「必然。もう良い。『吹きと――』」
姫神「待って。この人は関係ない」
上条「姫神!?」
アウレオルス「君にも困ったものだ」
アウレオルス「少年、『忘れろ』」
三沢塾近くの公園
上条「……どこだ、此処」ボケーッ
上条「三沢塾?」
上条「いやいや万年赤点の上条さんは塾なんかとは無縁ですよ」
??「ここは日本……か?やけに東洋人が多いが。ん?」
??「ちょっとインデックスちゃん、こんな方にクレープ屋さんなんてないわよ!?あれ?」
??「きっとこっちにあるはずなんだよ……あ」
上条・ステイル・固法・インデックス「あれ?」
三沢塾近くの公園
固法「当麻、あなた何してるの?」
インデックス「ステイル、何で学園都市に居るのかな?」
上条「姉ちゃん?!インデックス?!なんでこんなところに?」
ステイル「やぁ禁書目録。ということは此処は学園都市かい?」
インデックス「二人ともわけがわからないんだよ……」
固法(当麻の様子が朝と違いすぎる。頭に何かされた……?)
固法「当麻、あなた自分の頭触ってみて」
上条「自分の頭?わかった……!!!」キュピーン
ステイル「なんで僕は学園都市なんかにいるんだい?上条当麻」
上条「……ステイル、まさかお前をこんな形で殴れるとは上条さん思ってませんでしたよ」
ステイル「?」
上条「とりあえず思い出せこの不良神父!!!」ガァァァン!!!
ステイル「なぁぁぁ!!?」キュピーン
固法「なるほど、状況は全部把握したわ」
ステイル「はぁ、結局君にまで全て知られてしまうなんてね」イテテ…
上条(正座中)「姉ちゃん、全部わかったんだろ?ならステイルが如何に悪い奴かも……」
固法「それとあんたがステイル君に思いっきりパンチしたのは話が別!ステイル君の記憶を呼び戻すならパンチなんてしなくていいじゃない!!」
上条(正座中)「はい、ごめんなさい……」シュン
ステイル「(ステイル「君」?)それでこれからどうするんだい?僕としてはあなたと禁書目録には安全なところに居てほしいんだが」
固法「……アウレオルスって人はインデックスちゃんが救われたことを知らないのよね?」
ステイル「勿論だ。だから今もこうして馬鹿な事をしているわけだが」
固法「じゃあもうインデックスちゃんが救われたことを―――今のインデックスちゃんと会わせてみるのはどうかしら」
インデックス「!」
固法「インデックスちゃんがあなたや神裂さんと仲直りできたみたいに―――」
ステイル「却下だ。危険すぎる」
上条(正座中)「これは俺もステイルに同意だ、姉ちゃん。直接会ってわかったがアイツは―――危険だ」
インデックス「……私は会ってみたいんだよ」
ステイル・上条「!!」
インデックス「ステイルやかおりが私のことをどれだけ想ってくれていたかはこの前わかったんだよ」
インデックス「だったら同じように私を想ってくれているアウレオルスには私が会わなきゃいけないんだよ」
インデックス「そして直接伝えなきゃいけないことが―――あるんだよ」
ステイル「……ちっ、良いか上条当麻。死ぬ気で彼女を守れ、僕も死ぬ気で守る」
上条(正座中)「ああ、言われなくても。じゃあ姉ちゃんは家に」
固法「勿論、私もついていきます」キッパリ
上条・インデックス「」
ステイル「やれやれ勝手にしてくれ……」シュッ ボッ
固法「あ、ステイル君。学園都市内で風紀委員である私の前で喫煙はやめてね?あなた14歳なんでしょ?」
上条(正座中)「」
三沢塾内
固法「……」スーッ
固法「あの曲がり角の先に生徒が三人ね」タッタッタ
ステイル「じゃあ迂回しようか」タッタッタ
インデックス「それにしてもみいの能力はこういう時に便利なんだよ」タッタッタ
固法「ありがと、インデックスちゃん。まぁ白井さんや御坂さんの能力に比べたら普段の使い道は無いんだけどね」タッタッタ
上条「俺からしたら十分羨ましい能力ですよ」タッタッタ
ステイル「君の能力は日常生活で使いようが無い上からな。あと忌々しい」タッタッタ
上条「忌々しいは余計だろ!?……っと此処が最上階の部屋、か」ピタッ
固法「中には……スーツを着た緑髪の男性と巫女服を着た黒髪の女子がいるわね」
上条「アウレオルスと姫神だな。インデックス、準備は良いか?」
インデックス「……」コクッ
ステイル「それじゃあ、開けるよ」ガチャッ
アウレオルス「必然。君達が来ることはわかっていたよ」
姫神「上条君……?」
上条「よう姫神、助けに来たぜ」ニカッ
アウレオルス「久しいな、禁書目録。当然、私のことは覚えていないだろうが」
インデックス「……」
アウレオルス「だがその記憶を失うという苦痛を味わうこともなくなるけだ」
アウレオルス「では今、君を苦しみから救おう。此処にいる吸血殺しが吸血鬼を呼び寄せる」
姫神「……」
アウレオルス「そうして君は不死の吸血鬼となるのだ」
インデックス「待って!」
アウレオルス「どうした、禁書目録。何を拒む?」
インデックス「私はもう救われているんだよ」
インデックス「そこにいるとうまやみいに……救われてるんだよ」
アウレオルス「な……?」
ステイル「この娘のために世界を敵に回す覚悟をしたお前には酷な事実だろう」
ステイル「だが……本当に忌々しいことに、この娘はそこの能力者達によって既に救われている」
固法(私は特に何もしていないような気もするけど……)
インデックス「だから……もうあなたはこんなことしなくて良いんだよ」
インデックス「私のために此処まで大規模な術式を完成させてくれてありがとうなんだよ」ペコッ
アウレオルス「……」
アウレオルス「………フ」
アウレオルス「フハハハハハハハハハハハ!!」
アウレオルス「『ひれ伏せ!禁書目録を除く侵入者共!!』」
ステイル「ぐっ!?」バタンッ
上条「なっ!?」バタンッ
固法「きゃあっ!?」バタンッ
固法(痛っ……インデックスちゃんやステイル君に聞いてはいたけど、これはデタラメな能力ね……)
固法(なんでも自分の思い通りにする力、か。学園都市だったらレベル5にすら区分されなさそうじゃない)
インデックス「な、何をするんだよ!」
アウレオルス「……禁書目録、『眠れ』」
インデックス「……」バタンッ
アウレオルス「まさか地下に潜り三年間、このような終わりを迎えるとはな」
アウレオルス「笑止。貴様らを惨たらしく殺さなければ私は自我を保てそうにない」
姫神「待って」
アウレオルス「?」
上条「姫神、お前俺達を庇ってくれるのか……」
ステイル「待て、吸血殺し!禁書目録が救われている以上、アウレオルスの奴は君に―――!」
アウレオルス「『[ピーーー]、女』」
ステイル・固法「!」
姫神「」バタッ
上条「姫神いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」ダッ
固法(動ける!?彼が次の命令を下したから?)
上条「姫神……姫神!」ダキッ
姫神「……」キュピ-ン
アウレオルス「馬鹿な女だ、もはや私に吸血殺しなど無用。死のうが関係ない」
姫神「……」トクンッ トクンッ
アウレオルス「何?騒然、何故吸血殺しが生きている?」
上条「……姉ちゃん、インデックスと姫神を頼む」スッ
固法「ええ、わかったわ」
上条「アウレオルス、テメェがなんでも自分のいう通りにできるって言うなら―――」
上条「まずはその幻想をブチ[ピーーー]!!」
固法(今、ステイル君と当麻がアウレオルスと対峙してるけど)
固法(当麻はアウレオルスの攻撃を防ぐのがやっとだし、ステイル君の魔術は無効化される)
固法(やっぱり出鱈目ね、何でも自分の思い通りに出来る力)
固法「ん?何でも思い通りに出来る力……?」チラッ
インデックス・姫神「………」スースー
固法(待って。そんな力があるなら何でインデックスちゃんの記憶を呼び戻さないの?)
固法(インデックスちゃんを吸血鬼にするのだってその力ですれば良いし、吸血殺しが欲しいならその力で作ればいいじゃない)
固法(ということは――――)
上条「ぐああっ」ガッシャーン
固法「当麻!!」
アウレオルス「憮然。その右手、切断させてもらう」
固法(ええい、一か八か!)「待ちなさい!!」
メール欄にsagaをいれなさいsagaを
死ねとか 殺すとかのフィルター外れるから
上条「姉、ちゃん……?」
ステイル「……」
アウレオルス「ほう、何か用か?」
固法「当麻、あなたさっきかっこ良いこと言ってた割にはなす術もないじゃない?」
上条「う……面目ないです」アセダラダラ
ステイル(ちっ……この状況下で何のつもりだ?)
固法「全くいくらアンタがレベル5の第3位といえ、その右手の真の力を使わずに勝てる相手じゃないでしょう?」
アウレオルス「!」
ステイル「……」
上条「?」
固法「(我が弟ながら理解が遅い!)ほら、相手は物凄い魔術を使うみたいだし使っちゃえば?あなたの本気」
ステイル「そうだな、彼女の言う通りだ」
ステイル「しかしそれよりもレベル5第2位の君がアノ能力を使ったらどうだい?」ニヤッ
アウレオルス「!?」
固法「(ステイル君ナイス!)あら、いいのかしら?ここで私の能力を使ったらあなたも無事じゃ済まないわよ?」フフフッ
ステイル「これでも死ぬ覚悟が会って此処に来ているよ」フッ
アウレオルス「……貴様、何をするつもりだ?」
固法「何をおびえてるの?あなたの力で私の能力を封じれば良いじゃない?」
固法「それとも……出来なのかしら?」クスッ
アウレオルス「…っ!」ゾクッ
>>69
おお、明日から気をつけます!
今日で連休終わっちまうので明日からちょっとペース落ちるかもしれませんが前スレ同様仕事の合間合間に書きます
それでは!
しかしアウレオルス編が終わらない
アウレオルス(この二人が学園都市のレベル5?)
アウレオルス(確かに男のほうは先程から我が黄金練成を無効化している)
アウレオルス(黄金練成を無効化してしまう程の右手の力以上の男の真の力がレベル5の第3位……そしてその男の能力を上回る能力を持つレベル5第2位の女)
アウレオルス(そんな者共が一堂に会するなど……しかし禁書目録を救ったということを考えれば……)
上条「!」
固法「(やっと事態を飲み込めたかしら?)ほら、当麻もホントの力、使っちゃえば?」
上条「そうだな、姉ちゃん。俺の右手に宿る真の力を使う時が来たみたいだ」
アウレオルス「何をする気か知らないが、何をするにしてもその前に殺―――」
固法「おっと待ちなさい。たかが第3位の当麻の能力に打ち消される程度の力が、第2位の私の能力より早く発動できるとでも?」
アウレオルス(! 確かに我が黄金練成は言葉に出す分発動までわずかなラグがあるが……しかしそんな馬鹿な……)
ステイル(……アウレオルスの黄金練成の力は正確にいえば『アウレオルスの思い通りに世界を歪める力』)
ステイル(故にアウレオルスが少しでも出来ないと思ったり、疑問を感じればその事象に対して干渉することが出来ない。しかし……)
上条・固法「……」ニヤニヤ
アウレオルス「くっ……」
ステイル(……哀れだな、アウレオルス)
固法「さて、そろそろ終わらせるわよ。当麻!!」
上条「おう!」ダッ
アウレオルス(なんだ、何が来る!?わからん!!しかしそれならば――――)
アウレオルス「禁書目録の周りに防御壁を展開!あらゆる攻撃から禁書目録を守りたまえ!!!」
固法(この人――――!)
上条「吹っ飛びやがれ――――このヘタレ魔術師!!!」ソゲブッ!!!
アウレオルス「がっ………」ゴロゴロガッシャーン
アウレオルス「」
ステイル「気絶したか。しかし黄金練成を口先だけで封じるとはね」
固法「あなたも乗り気だったじゃない?まぁいくら当麻の力があったって正面からじゃ勝ち目のない能力だしね。それに……」
ステイル「?」
固法「私は当麻にもステイル君にも怪我して欲しくないから。ね?」
ステイル「……ふん」
上条「で、アウレオルスはどうするんだ?」
アウレオルス「」
ステイル「勿論、バチカンに引き渡すしかないだろう」
固法「……」
インデックス「……むにゃ……!」ピクッ
固法「あ、インデックスちゃん起きた?」
インデックス「みい、私は……?」
固法「インデックスちゃん、もう一度アウレオルスと話してみてくれないかしら」
ステイル「何――?」
インデックス「……みいが言うならもう一度話してみるんだよ」
インデックス「さっきは私が言いたかったことも言えなかったし―――」
ステイル「おい何を勝手な事を―――まぁ良いさ、好きにすれば良い」シュッ ボッ
固法「だから煙草はやめなさい!!」
ステイル「っ!」ビクッ
アウレオルス「……此処は?」
ステイル「お目覚めか、アウレオルス。良いか、余計な事をすれば」
上条「わかってるな?」
アウレオルス「悄然。もう私には闘う意志などない」
アウレオルス「貴様たちの好きにすれば良い」
固法「インデックスちゃん」ボソッ
インデックス「……アウレオルス」
アウレオルス「……また君に名前を呼んでもらえる日が来るとは、な」
インデックス「あなたが私のために得た力を―――私がこれから生きていく世界のために使って欲しいんだよ」
アウレオルス「?」
ステイル「……」
インデックス「あなたが私のためにこんなにスゴイ術式を完成させたことは本当に嬉しいんだよ?」
インデックス「でも私はもう救われてしまった―――ならこれからは世界のいろんな人をあなたに救ってほしい」
インデックス「あなたの黄金練成にはそれが出来る―――それに私を救うための力で多くの人が救われるなんて……私もとても嬉しいんだよ?」エヘヘ
アウレオルス「禁書…目録……」
固法「アウレオルスさん」
アウレオルス「……」
固法「あなた、先程私と当麻が攻撃すると言った時、自分の身のことよりもインデックスちゃんの身の安全を最優先しましたよね?」
固法「あなたにとってインデックスちゃんがどんな存在なのか―――私なんかには想像もできないほどあなたがインデックスちゃんのことを思っていることはわかります」
固法「ならそのインデックスちゃんのこの願いを―――無碍にするつもりですか?」
アウレオルス「………必然。それは出来ない」
アウレオルス「禁書目録のためなら、世界を敵に回す覚悟も―――世界を救う覚悟もできている」
アウレオルス「この三沢塾内における全ての死者よ、『甦れ』」
アウレオルス「この場にいる者を除く地球上の全ての人間よ、私アウレオルス=イザードを『忘れよ』」
アウレオルス「これで私の学園都市における罪、そしてイギリス清教及びローマ正教から追われる事は無くなった」
上条・固法・インデックス「本当に何でもアリの能力だな(なのね)(なんだよ)」
姫神「私は……一体?」
アウレオルス「吸血殺し―――」
姫神「アウレオルス……!」グッ
アウレオルス「……」スッ
姫神(十字架のネックレス?)
アウレオルス「吸血殺しの力を『抑えよ』」
アウレオルス「このチョーカーをつけている限り、君の吸血殺しの力は抑えられる」
アウレオルス「肌身離さず持っていることだ」
姫神「……ありがとう。でもどうして?」
アウレオルス「私の力は誰かを救うべきに使うものだと―――教えてもらった。それだけの事だ」
アウレオルス「疑問。赤髪の神父よ、私をホントに逃がして良いのか?」
ステイル「逃がすも何も世界中が君のことを知らないんじゃだどうしようもないだろう?」
上条「だな。でももう馬鹿なことはするなよ?」
アウレオルス「当然。私はしばらく世界を見て回る」
アウレオルス「その上で禁書目録の臨みを叶えるべく行動する」
アウレオルス「超能力者の姉弟よ、貴様たちにも感謝する」
インデックス「アウレオルス……また会えるかな?」
アウレオルス「……無論、君の危機には地球の裏側からでも瞬時に駆け付けよう」ニコッ
アウレオルス「では―――我が肉体を学園都市外へと『移動させよ』」シュンッ
固法「行っちゃったわね……」
上条「よし!上条さん達も我が家に帰って飯にしますか!」
ステイル「おい、僕まで巻き込むな」
姫神「私も。行っていいの?」
固法「勿論!ステイル君も食べていくわよね?私のカレー♪」
ステイル「……しょうがない、付き合うよ」ヤレヤレ
インデックス「じゃあ早く帰ってみいのカレー食べるんだよ!!」
アウレオルス編おわり
そんなこんなでアウレオルス編が終わりです。
それでは!
>>姫神(十字架のネックレス?)
>>アウレオルス「このチョーカーをつけている限り、君の吸血殺しの力は抑えられる」
…あれ?
>>87
何というミス!
きっと姫神ちゃんはチョーカーを知らなかったんですね!
8月某日・上条&固法家
上条「暑い……」パタパタ
インデックス「この暑さを凌ぐ手段が団扇だけってどういう事なのかな……」パタパタ
上条「文句なら御坂に言ってくれ……」パタパタ
固法「御坂さんがそんなとした原因は当麻にあるんじゃないの?それにしても……」パタパタ
上条・固法・インデックス「暑い……」
ピンポーン
固法「暑過ぎて動きたくない……当麻」
上条「(またステイルじゃねぇだろうな……)はいはい、どなた?」ガチャッ
一方通行「よォ」
上条「あぁ、お前か。久しぶりじゃね?上がってく?クソ暑いけど」パタパタ
一方通行「おお。お前の姉ちゃンにも挨拶してェから上がらせてもらうわ」ヨッコラセ
これで裏で実験起きてたら本当にアクセラさんは役者になれるわwwww
一方「ジャジャ~ン!今明かされる衝撃の真実ゥ!」コリコリ
一方通行「お邪魔しまァす」
固法「あら、あっくんじゃない。久しぶりね、元気してた?」
一方通行「ボチボチ。固法さンも元気そうっすね」
固法「うーん……この暑さには困ってるけどまぁ元気かしら?」
インデックス「(髪が真っ白なんだよ!)とうまとみいの知り合い?」
一方通行「あァ?なンだお前」
~~~~
インデックス「ふーん、アクセラレータもみいやとうまと同じ施設だったんだ」
一方通行「まァ俺がいた期間は短いンだけどなァ」
固法「あっくんはいろんな研究施設から引く手数多だったからね」
一方通行「それは今もそうなンすよ。そうそう、またこんな少し前にこんな下らない実験を提示してきやがったし」パサッ
固法「何々……レベル5第3位超電磁砲のクローンを2万回殺害することでレベル6に至る!?何よ、これ……」
一方通行「勿論断ったんでェ。つかレベル6とか興味ないし」
これはていとくんvs上条さん&一方さんクルー?
固法「ということはこの御坂さんのクローン計画は凍結されてるのね?」
一方通行「たぶン」
固法「そ。良かった……」ホッ
一方通行「それにしてもこの部屋暑すぎだろォ……」
上条「とある事情で我が家の電化製品は全滅してるんですよ」トホホ…
固法「……よし!」
上条・インデックス・一方通行「?」
固法「あっくんも久しぶりに来てくれたんだし、みんなでプール行きましょう!!」
上条「プールか!いいな、それ」
一方通行「まァ悪くねェな」フッ
インデックス「わ、私も賛成かも!」
インデックス「(とうまに水着姿を見られるのは少し恥ずかしいんだよ……)」
固法「じゃあ決まりね」ニコッ
ソギーが兄ぽい
みっこちゃん以外のレベル5と同じ施設出身だったらミコっちゃん(´・ω・) カワイソス
プール!
ガヤガヤガヤ
一方通行「さすがに混ンでンなァ」
上条「まぁ我が家の家電の状況挿しい引いてもこの暑さだからなぁ……姉ちゃん達は着替えまだか」
一方通行「……お前、最近固法さンに心配かけたりしてねェだろうな」
上条「何だよ、藪から棒に」
一方通行「いや?何となく聞いてみただけだ」
上条「安心しろって。姉ちゃんに心配かけたりはしねぇから(たぶん)」
一方通行「固法さンに悲しい思いさせたらマジで許さねェから」
上条「はいはい、わかってますよ。つーかお前ホントに姉ちゃん好きなのな」
一方通行「恋愛の好き嫌いとは違うかもなァ。よくわかんねェけど」
一方通行「そういやお前ンちのカレンダーの赤丸って、あの人が帰ってくる日だよな?」
上条「そうだよ……待ち遠しい反面、不安も大きいですよ」ハァ・・・
一方通行「まァあの人は半端ねェからなァ……」ハァ・・・
「二人ともお待たせ―!」
上条・一方通行「ん(ン)?」クルッ
プール!
ガヤガヤガヤ
一方通行「さすがに混ンでンなァ」
上条「まぁ我が家の家電の状況挿しい引いてもこの暑さだからなぁ……姉ちゃん達は着替えまだか」
一方通行「……お前、最近固法さンに心配かけたりしてねェだろうな」
上条「何だよ、藪から棒に」
一方通行「いや?何となく聞いてみただけだ」
上条「安心しろって。姉ちゃんに心配かけたりはしねぇから(たぶん)」
一方通行「固法さンに悲しい思いさせたらマジで許さねェから」
上条「はいはい、わかってますよ。つーかお前ホントに姉ちゃん好きなのな」
一方通行「恋愛の好き嫌いとは違うかもなァ。よくわかんねェけど」
一方通行「そういやお前ンちのカレンダーの赤丸って、あの人が帰ってくる日だよな?」
上条「そうだよ……待ち遠しい反面、不安も大きいですよ」ハァ・・・
一方通行「まァあの人は半端ねェからなァ……」ハァ・・・
「二人ともお待たせ―!」
上条・一方通行「ん(ン)?」クルッ
書き込みが反映されてなかった!
すまん!
駒場さんだな(適当)
固法「二人とも何話してたのかしら?」ボンッ キュッ ボンッ
上条・一方通行「……はっ!」
一方通行「おいおい当麻くンよォ、固法さンのスタイルますます磨きがかかってンじゃないですかァ?」ボソッ
上条「俺だって姉ちゃんの水着姿なんて……あ、この前裸見たっけ。混浴で」
一方通行「よし殺す」
ギャーギャーギャー
固法「何喧嘩してるのよ……ほらインデックスちゃんも恥ずかしがってないで。ね?」
インデックス「う、うん……」モジモジ
インデックス「どうかな?」
上条「お、インデックスも似合ってるぞ。可愛いじゃん」ニカッ
インデックス「! と、当然なんだよ!!」パァァ
一方通行「……」
固法「?」ドタプ~ン
インデックス「?」ツルペター
一方通行「……まァ希望持って生きれば良いことあンぜ」ウルッ
インデックス「何泣いてるのかな!!?」
固法「よし!準備体操も終わったし、泳ぎに行くわよっ」ギュッ
上条「わっ!引っ張るなよ姉ちゃん!!」
ザッパーン
一方通行「相変わらず仲の良い姉弟だなァ」
インデックス「昔から二人はああなのかな?」
一方通行「俺が出会ったときにはそうだった。固法さンはともかく上条の周りには固法さンしかいなかったからなァ」
インデックス「??」
一方通行「上条の周りはなンか知らねェけど不幸な事ばっか起こるンだよ。それで周りの奴らに避けられててな」
一方通行「固法さンは俺の能力知ったら『それならとうまの近くにいても大丈夫だよね!?お願い!友達になってあげて』って頼まれたンだよ」
一方通行「当時、大の大人達が怖れて近づこうともしなかった俺にいきなりそンなこと言ったンだぜ?あの人」
一方通行「その後もまァいろいろあったけど、あの人……いやあの姉弟に会わなかったらレベル6を目指すとかいう下らない実験やってたかもなァ……」
インデックス「みいはとっても優しいからね。とうまは勿論アクセラレタータの事も放っておけなかったんだと思うんだよ」
「おーい、二人とも早く泳ごうぜ!」
インデックス「アクセラレータ、いこっ♪」
一方通行「しゃァ!今日こそ当麻くンに能力使わなくても勝ってやるぜェェェ!」
ザッパーン
!?
~~~
一方通行「」ゼーハーゼーハ‐
上条「お前ホント体力無いな……」
固法「あっくん、能力ばっかに頼らないようにって言ったじゃない」ハァ…
固法「当麻、あくんは私が見てるからインデックスちゃん遊んできなさい」
インデックス「とうま!あっちのジェットスライダーに乗りたいかも!!」ギュッ
上条「いっ!?」
カミジョウサンハゼッキョウケイハ……ハナシキケー イクンダヨ!!
固法「ふふっ…元気ね、二人とも。それに比べて……」チラッ
一方通行「すンませン……」
固法「もう……いくらすごい能力だってモヤシ男じゃモテないわよ」
一方通行「別に固法さン以外の女になんて好かれなくて良いんでェ」
固法「またそんな事言って……よっと」ムギュ
一方通行「固法さンっ!?何してるンですか!?」
固法「え?膝枕だけど」キョトン
一方通行(固法さンの生足膝枕!?やっべェ!つか柔らけェ!!)
一方通行(俺、木原くンのレアメタルみてェな膝枕しか記憶ねェし……)
一方通行(いやあの施設に居た時にも固法さンに膝枕してもらったなァ……あ、眠くなってきた………zzz)
固法「あら、寝ちゃったわ。全くどんだけ体力無いんだか……にしても可愛い寝顔♪」ツンツン
一方通行「ゥゥゥン……zzz」スースー
柄の悪いホスト風の少年「お、ねぇねぇ君」
固法「はい?」
柄の悪いホスト風の少年「良かったら俺と泳ぎに行かない?」
固法「すいません。見ての通り連れがいるので」ペコッ
一方通行「zzz……」
柄の悪いホスト風の少年「君を置いておいて寝ちゃう奴なんて放っておいて俺と遊ぼうぜ?」
固法「いえ、この子以外にも連れがいますし……」アハハ…
固法(今どきこんなわかりやすいナンパしてくる子もいるのねぇ……)
柄の悪いホスト風の少年「そいつらもどっか行ってるみたいだし。な?」
一方通行「垣根くン、何してンだ?」
柄の悪いホスト風の少年こと垣根「え、アクセラレータ?」
~~~
垣根「へぇ~。この人がお前がいつも言ってる固法さんなのか」
固法「よろしくね、垣根君」ニコッ
垣根「よろしく。じゃあこんな白モヤシ放っておいて向うで俺と泳ぎますか」ヨッコラセ
一方通行「垣根くン、愉快なオブジェにしてやろォか?」ニヤァッ
垣根「冗談だって、マジになるなよ……たく」ヤレヤレ
一方通行「いやさっき俺が起きるまでマジで口説いてたよな?」
垣根「いやあのおっぱいは口説くだろ」シレッ
一方通行「死ね」
固法「こら、あっくん!すぐ死ねとか言っちゃダメでしょ?」
一方通行「でもこのメルヘン馬鹿が固法さんを……」
固法「でもじゃないでしょ?謝りなさいっ!」
一方通行「ごめンなさい」シュン
垣根(アクセラレータを叱れる人が木原さん以外にいるとはなぁ……正直たまげた)
木原……さん……?
もやしこのていとくんは綺麗なていとくんなのか!?
>>160
本編ていとくんが善:悪2:8に対してこのていとくんは7:3ぐらいかな?
ちなみに白垣根は9:1
まだまだ増えるかもな。
そして人はこういう『固法勢力』と……
一方通行「そういや垣根くンは何しに来たんだ?」
垣根「別に。良い女いないかなぁって思って」
一方通行「はっ?お前彼女いるじゃン」
垣根「それとこれとは話が別だろ?たまには違う女の体も……はっ!」
固法「……」シラー
垣根「いやあれだ、固法さん。これには深いわけがってだな……」
固法「へぇ。学園都市第2位の垣根提督は彼女がいるのにナンパに行くような人なんだ……」ヒキッ
一方通行「つかお前彼女にこの事知られてら殺されるンじゃねェの?」
垣根「……! 俺の目的はナンパなんかなじゃかない!水泳自由形学園都市第1位を目指す。俺の泳法に常識は通用しねぇ!!」
ザッパーン
固法「……嵐のように過ぎ去っていったわね」
一方通行「まァ悪い奴じゃないンでェ。これから仲良くしてやってください。あ、またナンパしてきたら呼ンでくれればミンチにしに行くンで」
固法「またそんな物騒なこと言って。はいはい、頼りにしてるからね?」クスッ
「おーい、姉ちゃん達泳ごうぜ!!」 「とうま!私はもう一回スライダー行きたいかも!!」
一方通行「しゃァ、インデックス!俺の能力でスライダーのスピードを100倍にしてやるぜェ!とりあえず当麻くンで実験だァァァ!」
「えぇ!?俺!!?」
固法「あんまりはしゃぎ過ぎないようにね?」アハハ・・・
上条「いや~……神裂相手にした時と同等の恐怖を味わいましたよ……」
一方通行「学園都市第1位の力思い知ったか」フンスッ
インデックス「学園都市第1位……凄いんだよ」キラキラキラ
固法(あっくんの力はこういうことに使われてることが望ましいわ……難しいかもしれないけど)
固法(少なくとも御坂さんのクローンを殺害するなんて……そんなことには使って欲しくないわね)
インデックス「どうしたの?みい、なんか難しい顔してるよ?」
固法「え?あぁ、何でも無いわよ」フフッ
固法「ところであっくん、ウチで晩御飯食べてく?」
一方通行「あー、そうしたいんですけどォ……」
上条「何かあるのか?」
一方通行「木原くンに家で食うって言ってあるんでェ。たぶン夕食もう作ってると思うんですゥ」
固法「あぁ、木原さんね。相変わらずお優しいのね」クスッ
一方通行「ンなことないですゥ。よくブン殴られるし」
上条「え?でもお前に打撃なんて効かねぇだろ?」
一方通行「いや木原くンの拳は反射できねンだよ、マジで。ちなみに蹴りも反射できねェ」
上条「木原さん怖っ!!」
一方通行「そういう事なンで俺ァ帰ります」
固法「気をつけてね?まぁあなたなら大丈夫でしょうけど」
インデックス「また遊ぼうなんだよ!」
一方通行「おォ」ビューン
プール編・終わり
原作でも説明は一方にしているけどね……
ていとくんの彼女の候補って初春も入るんじゃね?と思ったら温泉編の反応からないか……
チュン…チュン……
上条「んっ……」ムクッ
上条(もうすぐ夏休みも終わるし、今日ぐらいニ度寝しちまうか……)
上条(あ、でも今日の朝飯当番は姉ちゃんだからすぐ起こしに来るな……)
上条(まぁそれまで少しでもいいから寝させてもらうか……)
上条(……)
上条(………)
上条(………あれ?姉ちゃんが起こしに来ない?)
ガラッ
インデックス「とうま、起きて!!みいが凄い熱なんだよ!!!」
上条「!?」
固法さん風邪をひく&妹編
美琴「固法さんが風邪を引いたですって!?(てか、妹編やるんだ……)」
木原の反射理論がよぉ分からん
引く時に反射されるってことは殴りに行ってる時点で反射の範囲に入ってるってことだろ?
それとも引く時だけ一方通行が反射の範囲でかくしてんの?
>>181
考えるんじゃないッ!感じろッ!
一方通行「……」
御坂妹「何人のことを見てるんですかとミサカは目の前の少年にツッコミを入れます」
一方通行「……おい天井くン」
天井「何かね、一方通行」
一方通行「俺はあの糞みたいな実験しねェと言ったよな」
天井「安心しろ、製造したのは彼女だけだ」
一方通行「あァ?」
天井「目的はわかるか?」
一方通行「………」ゴクッ
天井「容姿端麗のJCのクローン!これを愛でずに何を愛でる!?」
一方通行「……は?」
天井「というわけで一体作っちゃった☆」テヘペロ
一方通行「」
せめて打ち止めを作ってやれよ……
ラスなんとかさん……インデックスとは反比例してしまったな……
ラスなんとかさんは犠牲になったのだ……
平和世界の礎のためのな……
御坂妹「それでミサカはどうすれば良いのですか?とミサカは漫才をしている二人に問いかけます」
天井「君の自由に生きてくれて構わない。その中で私を踏んでくれるとGOODだ」
一方通行「おい」
御坂妹「ミサカはどこの住めば良いのですか?とミサカは続けて問いかけます」
天井「私の部屋に来れば問題ない。ベッドは一つしかないが……まぁ問題ないだろう」キリッ
一方通行「」
御坂妹「ミサカは今すぐあなたに電撃を放っても構いませんか?と臨戦体制に入りつつミサカは確認を取ります」
天井「フッ……構わない」キリッ
御坂妹「死ね変態、とミサカは白衣を纏う御坂の敵に電撃を浴びせます」ビリビリッ
天井「き、きもぢぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」ガクガクブルブル
一方通行(今日の晩御飯何かなァ……木原くンのハンバーグ食いてェなァ……)
御坂妹「それでミサカはどうすれば良いのですか?とミサカは漫才をしている二人に問いかけます」
天井「君の自由に生きてくれて構わない。その中で私を踏んでくれるとGOODだ」
一方通行「おい」
御坂妹「ミサカはどこに住めば良いのですか?とミサカは続けて問いかけます」
天井「私の部屋に来れば問題ない。ベッドは一つしかないが……まぁ問題ないだろう」キリッ
一方通行「」
御坂妹「ミサカは今すぐあなたに電撃を放っても構いませんか?と臨戦体制に入りつつミサカは確認を取ります」
天井「フッ……構わない」キリッ
御坂妹「死ね変態、とミサカは白衣を纏う御坂の敵に電撃を浴びせます」ビリビリッ
天井「き、きもぢぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」ガクガクブルブル
一方通行(今日の晩御飯何かなァ……木原くンのハンバーグ食いてェなァ……)
御坂妹「あの、とミサカは意識がどっかに行っているあなたに話しかけます」
一方通行「あン?」
御坂妹「私はこれからどうしたら良いでしょう?とミサカはあなたも変態じゃないかという疑問を抱えながら問いかけます」
一方通行「俺は変態じゃないですゥ!どうしたら良いかなンて天井くンに……」チラッ
天井「」ピクピク
一方通行(天井くン、失神したままエレクトしてやがる……ホンマもンのド変態じゃねェか!)
御坂妹「あなたはこれに判断を仰げというのですか?とミサカは非情の決定をするあなたに一抹の不安を感じながら問います」
一方通行「あーもう!ちょっと待ってろォ!!」
一方通行(俺が困ったときに相談できる相手……?)
一方通行(木原くン?いや、そもそもこれ知ったら天井くンが木原くンに殺されちまうな)
一方通行(垣根くン?ダメだ、天井くンと変わらねェ。つか顔が良くて能力も協力な分、天井くンより太刀が悪い)
一方通行(他もロクなのがいねぇ……あの人はまだ帰ってきてねェし。いやあの人もロクでもねェけど)
一方通行(となるとやっぱあの二人しかいねェよな……)ポチポチポチ
一方通行「おう、当麻くンか?ちょっと相談が」
上条『悪い、アクセラレータ。今姉ちゃんが熱出して大変なんだ。また折り返し連絡する』プッ
一方通行「固法さンが……熱を出して大変……?」 ガシャン
御坂妹「どうしたのですか?とミサカはケータイを落としたあなたに質問します」
一方通行「!」ギュッ
御坂妹「いきなり手を握るなんて大胆ですねとミサカは―――」
一方通行固法さァァァァァァァァァン!!!」ビューン
御坂妹「」
天井「……」ピクピクピク
御坂妹「あの、とミサカは意識がどっかに行っているあなたに話しかけます」
一方通行「あン?」
御坂妹「私はこれからどうしたら良いでしょう?とミサカはあなたも変態じゃないかという疑問を抱えながら問いかけます」
一方通行「俺は変態じゃないですゥ!どうしたら良いかなンて天井くンに……」チラッ
天井「」ピクピク
一方通行(天井くン、失神したままエレクトしてやがる……ホンマもンのド変態じゃねェか!)
御坂妹「あなたはこれに判断を仰げというのですか?とミサカは非情の決定をするあなたに一抹の不安を感じながら問います」
一方通行「あーもう!ちょっと待ってろォ!!」
一方通行(俺が困ったときに相談できる相手……?)
一方通行(木原くン?いや、そもそもこれ知ったら天井くンが木原くンに殺されちまうな)
一方通行(垣根くン?ダメだ、天井くンと変わらねェ。つか顔が良くて能力も協力な分、天井くンより太刀が悪い)
一方通行(他もロクなのがいねぇ……あの人はまだ帰ってきてねェし。いやあの人もロクでもねェけど)
一方通行(となるとやっぱあの二人しかいねェよな……)ポチポチポチ
一方通行「おう、当麻くンか?ちょっと相談が」
上条『悪い、アクセラレータ。今姉ちゃんが熱出して大変なんだ。また折り返し連絡する』プッ
一方通行「固法さンが……熱を出して大変……?」 ガシャン
御坂妹「どうしたのですか?とミサカはケータイを落としたあなたに質問します」
一方通行「!」ギュッ
御坂妹「いきなり手を握るなんて大胆ですねとミサカは―――」
一方通行「固法さァァァァァァァァァン!!!」ビューン
御坂妹「」
天井「……」ピクピクピク
上条「俺の注射器で姉ちゃんにお注射してあげるよ」
>>209
当麻くゥゥゥゥゥゥゥン!?
何ほざいちャってンですかァ!?
>>210
上条「注射済みさ」キラリーン
上条&固法家
ドッシャーン!!!
上条「な、何だ!?」ビクッ
インデックス「玄関のドアがふっ飛んでいったんだよ!!」
一方通行「固法さァァァァァァァァァァン!!!」
御坂妹「」
インデックス「ア、アクセラレータ!?」
上条「とビリビリ??」
一方通行「おい当麻くン!!固法さンは!!固法さンは無事なんだろうな!!?」
固法「当麻?凄い音がしたけど誰が……!!」
固法(……玄関がひどい有様なのは私が熱を出してるから見えてる幻覚よね、うん)
一方通行「うォォォォォォォ固法さァァァァァン!!!」ガシッ
固法「あ、あっくん?どうしたの??」アタフタ
一方通行「死なないでくださァァァァい!!!」
固法「は、はい!?」
上条「おちつけ!」ソゲブッ
~~~
固法「なるほどね、事情はわかりました」
一方通行「はい、すンませン」ボロボロ
上条「うちの玄関どうしてしてくれるんだよ……つーか姉ちゃん起きてて大丈夫なのか?」
固法「薬飲んだし平気よ。まぁ当麻が大げさに言ったみたいだし、あっくんも私を心配して来てくれたんだし……玄関の件は木原さんに言っておくけど」
一方通行「」
固法「それにしても御坂さんのクローン、ねぇ」チラッ
御坂妹「」
インデックス「此処に来てからずっと気絶して居るんだよ」ジーッ
上条「しっかし天井ってのはとんでもない奴だな。姉ちゃん知らないの?」
固法「あっくんの関係者で私が面識あるのは木原さんと芳川さんぐらいだから……」
一方通行「天井くンのことはどうでも良いんだけどォ。問題はコイツをどうするかだよなァ」
上条・インデックス・固法「う~ん(ン)……」
固法「やっぱり、まずは彼女に話すべきよね」
インデックス「彼女??」キョトン
固法「……御坂さんよ」
御坂「……」ソワソワ
御坂(固法先輩から大事な話があるから家に来てって言われた……)
御坂(大事な話!?固法先輩の部屋でする大事な話!?)
御坂(固法先輩の部屋ってことは当然あいつもいるわけで……)
御坂(まさか姉公認の中に!??)
御坂(いやいやそもそも別にあんな奴のことなんてどうだって……)
御坂「ふふっ……」ビリッ
垣根(……あれ、第3位だよな。確か)
垣根(半笑いで放電って……危ねぇ奴だな)
「帝督、また私以外の女子に見とれているの?これはプールにナンパに行った罰ゲームの筈だけど」
垣根「はいはい……すいませんでしたっと」ヤレヤレ
~~~
御坂(そういえば固法先輩の部屋に来るのって初めてよね……っと此処……)
御坂「玄関のドアが吹っ飛んでる……」
一方通行「おォ来たか」
インデックス「わぁ……ホントにこの娘にそっくりかも」
御坂(あれ?白髪の凶悪そうな人にシスター、そして気絶してるのは……)
御坂「私??」
御坂妹「」
固法「いらっしゃい、御坂さん」
上条「お、来たかビリビリ」
御坂(そしてパジャマ姿の固法先輩にいつも通りのアイツ……)
御坂「意味がわからないんだけど……」
~~~
御坂「つまりアンタはこの家に居候してるシスターで」
インデックス「そうなんだよ」コクッ
御坂「アンタは固法さんやコイツの友達だと」
一方通行「おォ」
御坂「うん、そこまではわかったわ」
御坂「それで……この娘は?」チラッ
御坂妹「」
固法「……御坂さん、落ち着いて聞いてね?」
固法「この娘は……あなたのクローンなんですって」
御坂「クローン……クローン!?」
一方通行「詳しいことを話すとだなァ……」
一方通行「第3位のクローンを俺が2万体ブチ殺してレベル6になるって計画がありましてェ」
御坂「ちょっと待って!ストップ!もう意味わからないんだけど!!」
一方通行「はァ?これだから第3位は……」
御坂「いやいやいきなり私のクローンを2万体殺すとかレベル6とか意味わからないんだけど……そもそもアンタ何者よ?固法さんやコイツの友達ってだけじゃないの?」
一方通行「あ、俺は学園都市第一位ですゥ」ハイ
御坂「」
御坂(コイツが学園都市第一位!?)
固法「もう!あっくん?そんな物騒な言葉の大雑把な説明して……」ハァ…
御坂(あっくん!?固法先輩今、あっくんって言ったわよね?確か学園都市第一位の通称はアクセラレータ……え、だからあっくん!?)
一方通行「すンませン」シュン
御坂(コイツもコイツで素直に謝って落ち込んでるし……固法先輩って何者!?)
固法「えっとね、御坂さん……私も彼から聞いたからそこまで詳しいことはわからないんだけど」
固法「彼が言うような実験の計画があったのは本当みたいなの……」
御坂「じゃ、じゃあこの娘はコイツに殺されるために生れたっていうんですか!?それに後2万体も!?」
御坂(あの時のDNAの提供がこんな事になるなんてっ……!)
一方通行「いや造られたのはコイツだけだァ。そもそもそんな実験断ったしィ」ハイ
御坂「え?それじゃアンタはレベル6になれないんじゃあ……」
一方通行「別に今のままでも守りたい人は守れるんでェ。そもそも人殺しとか嫌だしィ」
御坂「そ、そうなんだ……(あれ?この人外見の割に良い人っぽいんだけど)」上条(姉ちゃんか)
インデックス(絶対みいの事なんだよ)
固法(あっくんにもそういう人がいるのねぇ、ちょっと意外かも)コホッ
御坂「でも……そのふざけた実験とやらをやらないならなんでこの娘は生れたのよっ!?」
一方通行「変態の研究員が愛でるために造りました」ハイ
御坂「」
ねーちゃんのフラグ体質と鈍感は弟譲りか
御坂妹「っ……!」キョロキョロ
インデックス「あ、起きたんだよ!」
御坂妹「……周りに知っている人があなたしかいないのでとりあえずミサカはあなたに状況説明を要求します」
一方通行「ン~?つってもテスタメントやらであらかたの常識は入ってるンだろ?」
御坂妹「確かにミサカはあなたが学園都市第一位のアクセラレータであることや」
御坂妹「彼女が私のオリジナルである学園都市第3位の御坂美琴であることはわかります」
御坂妹「しかしその二人のことを知っているとは言え、目覚めたら破壊された玄関でその二人+見知らぬ3人に囲まれている状況はテスタメントによる学習の範疇を超えています」
一方通行「まァそうだぁァ……でも俺もう説明飽きたしィ」グテー
固法「あっくんたら……じゃあ奥の私の部屋で説明するわね。入って?」ニコッ
御坂妹「わかりました、とミサカは目覚めてから初めて見るまともな人の意見に従います」
一方通行「おい」
固法「っと!当麻とあっくんは立ち入り禁止。二人は協力して玄関を直す事。インデックスちゃんは二人がさぼらないように見張っててね?」
インデックス「らじゃー!なんだよ」ビシッ
上条「俺もぉ!!?不幸だぁぁぁぁ」ガクッ
一方通行(俺直すのとか苦手なンだよなァ、垣根くン暇かなァ)
固法の部屋!
固法「ふう……適当に座って?」
御坂妹「失礼します、とミサカはムサシノ牛乳と書かれた謎のクッションに腰をおろします」
御坂「し、失礼します」チラッ
御坂妹「……?何か、とミサカはお姉さまに尋ねます」
御坂「いえ何でも……ってお姉さま!?」
御坂妹「はい。ミサカはシズターズの一人として生を受けました。ですのでオリジナルであるあなたはミサカのお姉さまという事になる、とミサカは説明します」
御坂「た、確かに……」
固法「良いじゃない御坂さん。お姉さんて呼ばれるのは慣れたものでしょ?」クスッ
固法「じゃあ私の自己紹介ね。私は固法美偉、御坂さんやあkk…アクセラレータ君の友達でさっき玄関にいたツンツン頭の男子学生の兄で一応この家の家主ってところかしら」
御坂妹「丁寧にありがとうございます、とミサカは学園都市第一位を愛称で呼ぶあなたに若干の恐怖を感じつつ礼を言います」
固法「別に恐怖とか感じなくて良いからね……」アハハ・・・コホッ
固法「それで本題のミサカちゃんをどうするか何だけど」
御坂妹「ちょっと待って下さい。ミサカちゃんとは何ですか、とミサカはツッコミを入れます」
固法「え?だって御坂さんじゃ被っちゃうし御坂さんの妹なら御坂ちゃん……ダ、ダメ?」
御坂妹「わかりました、と可愛い愛称を付けられていた学園都市第一位を思い出しつつ諦めます」
固法「……それで話を戻すけど」コホッ
固法「ミサカちゃんはあっくんの家に住むべきだと思うの」
御坂・御坂妹「!!?」
打ち止めの遺影(なかったから代理)
天井くんがロリコンじゃなかったせいでこんなことに……
御坂妹「な、なぜでしょうとミサカは動揺を隠せずに理由の説明を求めます」
御坂「そうですよ、固法先輩!第一位は悪い人じゃないかもしれないけど、どどど同棲なんてっ!」
固法「同棲?あぁ二人とも勘違いしてるわよ」クスッ
固法「あっくんは現在2で人暮らししてるのよ?木原さんって人と」
固法「その木原さんって人は研究者の方で……少し怖いところもあるけどとても優しい人なの」
御坂妹「ですがミサカはその……」
固法「クローンだから、そこを心配しているの?」コホッ
御坂妹「はい、とミサカは正直な心境を語ります」
固法「大丈夫よ!あっくんも木原さんもそんな事気にするような人じゃないし」
固法「勿論私も当麻……さっきのツンツン頭ね?もシスターの娘もそんな事気にしない」
固法「……御坂さんは私達とは状況が違うから、その」チラッ
御坂(私がお姉ちゃん……か)
御坂「大丈夫ですよ、固法先輩」
固法・御坂妹「!!」
御坂「まだ心の準備ができてないってのが正直な気持ちではあるけど」
御坂「それでもアイツにとっての固法先輩みたいにあなたの力になっていくから……」
御坂「私の事頼りなさいよ?あなたは私の『妹』なんだからさ」
御坂妹「……はい、と私は二人に感謝の気持ちをこめて頭を下げます」ペコッ
固法「じゃあ早速木原さん家に行きますか」コホッ
あれ?偽海原(エツァリ)が固法ねーちゃんに惚れるイメージしか出来ない……
固法の部屋!
固法「ふう……適当に座って?」
御坂妹「失礼します、とミサカはムサシノ牛乳と書かれた謎のクッションに腰をおろします」
御坂「し、失礼します」チラッ
御坂妹「……?何か、とミサカはお姉さまに尋ねます」
御坂「いえ何でも……ってお姉さま!?」
御坂妹「はい。ミサカはシズターズの一人として生を受けました。ですのでオリジナルであるあなたはミサカのお姉さまという事になる、とミサカは説明します」
御坂「た、確かに……」
固法「良いじゃない御坂さん。お姉さんて呼ばれるのは慣れたものでしょ?」クスッ
固法「じゃあ私の自己紹介ね。私は固法美偉、御坂さんやあkk…アクセラレータ君の友達でさっき玄関にいたツンツン頭の男子学生の姉で一応この家の家主ってところかしら」
御坂妹「丁寧にありがとうございます、とミサカは学園都市第一位を愛称で呼ぶあなたに若干の恐怖を感じつつ礼を言います」
固法「別に恐怖とか感じなくて良いからね……」アハハ・・・コホッ
固法「それで本題のミサカちゃんをどうするか何だけど」
御坂妹「ちょっと待って下さい。ミサカちゃんとは何ですか、とミサカはツッコミを入れます」
固法「え?だって御坂さんじゃ被っちゃうし御坂さんの妹なら御坂ちゃん……ダ、ダメ?」
御坂妹「わかりました、と可愛い愛称を付けられていた学園都市第一位を思い出しつつ諦めます」
固法「……それで話を戻すけど」コホッ
固法「ミサカちゃんはあっくんの家に住むべきだと思うの」
御坂・御坂妹「!!?」
固法家・玄関
固法・御坂「……」
御坂妹「おとぎ話のようなメルヘンチックな玄関ですね、とミサカは爆笑をこらえつつ指摘します」
インデックス「えっとね、みい……私はしっかり見張ってたんだよ??」
上条「俺は悪くないぞ、姉ちゃん。つーかレベル5同士の喧嘩なんか俺にどうしろって言うんだよ」アタフタ
垣根「メルヘンチック?安心しろ、自覚はある」フッ
固法「あぁ垣根君、こんにちわ」
一方通行「俺はァ止めたんですけどこの馬鹿がァ」ブーブー
垣根「はぁ?それがデートをすっぽかして来てやった俺に言うセリフかよ!?」
上条「だけどこれはねぇだろ……」ドンビキッ
固法「当麻ともすっかり打ち解けたのね、垣根君。はぁ……まぁ今日のところはこれで良いわ。これ垣根君の能力よね?当麻は私かインデックスちゃんと一緒に家に入る事」コホッ
上条「あぁ、そっか」
一方通行「言われりゃそうしないとマズイなァ」
垣根「?」
固法「垣根君もわざわざありがとね?」ニコッ
垣根「いやまぁ気にすんな。一方通行にはなんだかんだ世話になってるし」
垣根(パジャマ姿もエロいな。つーかやっぱおっぱいでけぇ。アイツよりでかくね?)
固法「こっちも話ついたから。じゃあ私はちょっと着替えてくるから、御坂さんの方からあっくん達に説明しといて」スタスタ
垣根「しっかり説明しとけよ?」スタスタ
ガチッ
上条・一方通行「どこに行くのかな(ァ)、垣根くん(ン)?」
垣根「……冗談だよ、冗談(二人とも目がマジなんですけど)」
木原家!
上条「インデックスは家で夕飯作りながら待ってて貰ってて……」
上条「御坂は関係者だし、一方通行もこれからの同居人だから当然」
上条「当事者の御坂妹と仲介役の姉ちゃんは良いとして……なんでお前まで来てんの?」
垣根「別に。久しぶりに木原さんに顔見せとくのも悪かねぇと思ってな」
上条「あれ?お前と木原さん知り合いなの?」
垣根「一方通行から聞いてねぇの?あの人は書類上とは言え一応『俺ら』の保護者だからな」
上条「マジかよ……学園都市第一位とニ位の保護者とか半端ねぇな」
垣根「いや俺らってのh」
一方通行「着いたぞォ」御坂妹「かなり豪華なマンションですね、とミサカは感動の気持ちを正直に伝えます」
垣根「そうか?俺んとこも大差ねぇけど」
固法「やっぱりレベル5の財力はすごいわねぇ……」
固法(まぁ我が家も少なからずその恩恵を受けてるんだけどね……)
御坂妹「ここに住む『優しい木原さん』にミサカは期待を膨らませます」ワクワク
一方通行「木原くン、ただいまァ」ガチャッ
木原「遅いぞぉ、アクセラレーラ!!!帰りが5時過ぎるときは連絡入れろつってんだろうがぁ!!!」キハラシンケン!!
一方通行「ひでぶっ!!」ガッシャ‐ン
御坂・御坂妹・上条「」アゼン
垣根「相変わらず……だな」ヤレヤレ
木原家!
上条「インデックスは家で夕飯作りながら待ってて貰ってて……」
上条「御坂は関係者だし、一方通行もこれからの同居人だから当然」
上条「当事者の御坂妹と仲介役の姉ちゃんは良いとして……なんでお前まで来てんの?」
垣根「別に。久しぶりに木原さんに顔見せとくのも悪かねぇと思ってな」
上条「あれ?お前と木原さん知り合いなの?」
垣根「一方通行から聞いてねぇの?あの人は書類上とは言え一応『俺ら』の保護者だからな」
上条「マジかよ……学園都市第一位とニ位の保護者とか半端ねぇな」
垣根「いや俺らってのh」
一方通行「着いたぞォ」
御坂妹「かなり豪華なマンションですね、とミサカは感動の気持ちを正直に伝えます」
垣根「そうか?俺んとこも大差ねぇけど」
固法「やっぱりレベル5の財力はすごいわねぇ……」
固法(まぁ我が家も少なからずその恩恵を受けてるんだけどね……)
御坂妹「ここに住む『優しい木原さん』にミサカは期待を膨らませます」ワクワク
一方通行「木原くン、ただいまァ」ガチャッ
木原「遅いぞぉ、アクセラレータ!!!帰りが5時過ぎるときは連絡入れろつってんだろうがぁ!!!」キハラシンケン!!
一方通行「ひでぶっ!!」ガッシャ‐ン
御坂・御坂妹・上条「」アゼン
垣根「相変わらず……だな」ヤレヤレ
なんかすいません!連投してるのは>>242のほうにミスがあったりだったりします!
これからは気をつけます!
固法「木原お久しぶりです」ペコッ
上条「ど、どもっ」ペコッ
木原「ん?固法ちゃんに上条じゃねぇか。おいアクセラレータ!友達連れてくる時は事前に言っとけって言ったよな!あぁ!!?」
一方通行「」チーン
垣根「いや木原さん、そいつもうノビてますから」
木原「お、帝督じゃねーか!お前と沈利は全然顔見せねーから心配なんだよ、タコ!」
垣根「へいへい、すいませんでしたっと」
御坂(第一位と同じで顔は怖いけど良い人そうね)
木原「んでそっちにいるのは……おぉ第3位か!よろしくな、御坂ちゃん」ニコッ
御坂「(笑顔が怖い!!)は、初めまして」ペコッ
木原「ハッハッハ、そう緊張すんな。君はレベル5の中で唯一まともだって評判だぜ?コイツらと違って」チラッ
垣根「うるせぇ」
一方通行「」チーン
木原「で、その後ろが……!! あー、なるほど……な。あの馬鹿……いや変態野郎が…」
御坂妹「あの……えと、ミサカは何と言ったらよいか……」
木原「大体事情は把握した。それで固法ちゃん達がいるわけか」
固法「さすが木原さん、飲み込みが早いですね。それでお願いなんですけど」コホッ
「待って下さい」
固法・木原「?」
御坂妹「ミサカが自分で言います、とミサカは一歩前に出ます」グイッ
御坂妹「ミサカはとある変態の下らない目的で生れました」
御坂妹「しかしミサカは今日この人達と触れ合って……何か『楽しい』と言えるような感情を覚えました」
御坂妹「なのでミサカもお姉さまや固法先輩達と同じこの街で生きていきたいと思っています」
固法(あ、私の呼び方それなんだ)
御坂妹「しかしミサカには住む家がありません。どうかミサカをこの家に居候させてください」ペコリッ
木原「……クッハッハハッハ!アクセラレータより100倍礼儀がなってるじゃねぇか!!」
木原「ん~未成年で人の家に居候するには家族の許可が欲しいんじゃねぇか?」ニヤッ
上条(インデックスの家族って誰だ?神裂で良いのか?)
御坂「わ、私からもお願いします!妹をよろしくお願いしますっ」ペコッ
木原「ハッ!姉妹そろって礼義がなってるぜ!おい、第3位」スッ
御坂「あ、はい……カード?」
木原「1000万ぐらい入ってるはずだから今から姉妹で買い物行って来い。生活に必要なモンが多いだろ?ウチは男物しかねぇし」
御坂妹「そこまでしてもらうのは悪い、とミサカは丁寧にお断りします」
木原「ガキは大人の好意に素直に甘えとけ。大体お前は今日から我が家の一員だから俺の命令には絶対服従だよ、タコ」
御坂妹「あなたが優しいのか横暴なのか良く分からなくなってきました、とミサカは困惑しながらも好意に甘えるとします」
木原「うし。帝督、お前はボディガード件荷物持ちして来い。御坂ちゃんは同級生に見られないぐらいの寮の周辺まで。妹ちゃんの方は勿論この家まで。わかったか?」
垣根「ったく人使いが荒いぜ……じゃあ行くか」
御坂「あの……ありがとうございましたっ!」タッタッタ
御坂妹「それではお姉さま達と買い物に行ってきます」ペコッ
木原「おう、夕飯作って待ってるぜ」ニカッ
木原「さて……」
一方通行「」チーン
木原「もういいぞ、固法ちゃん。ここには上条と俺しかいねぇから」
固法「本当にあなたは察しが良いんですね……っ」グラッ
上条「っと大丈夫か?」ガシッ
固法「……」ハァ・・・ハァ…
木原「寝ちまったのか?それにしても以外に冷静じゃねぇか、このシスコン野郎が」
上条「シスコンじゃないですって! まぁ姉ちゃんが無理してるのはとっくに気付いてましたし」
木原「ハッ!そうかよ。だったらさっさと連れて帰って寝させてやるこった。俺は夕飯作って家族の帰りを待たなきゃならねぇからな」スルズル
上条「(一方通行が引きずられて行く……)いろいろありがとうございました」ペコッ
木原「おぉ。またなんかあったら来いや」ズルズル
~~~~
帰り道
固法「……ん?」パチリッ
上条「お、目ぇ覚めたか?姉ちゃん」
固法「あぁ、私当麻におんぶされてるのね。そっか、木原さん家で……」ボーッ
上条「どうする?恥ずかしいなら降ろしても良いけど」
固法「ううん、このままで良いわ……」ギュッ
上条「(背中に当ってるのはメロン背中に当ってるのはメロン背中に当ってるのはメロン)そっか」
固法「当麻の背中、大きくなったわね……」
上条「そうか?自分じゃわからないけど」
固法「うん、大きくなった……なんか一人の男って感じ」
上条「ふーん、よくわかんねぇな……」
固法「当麻の背中……暖かい……♪」
上条「それは姉ちゃんが熱あるからだろ?それにしてもこういう無茶はもう勘弁してくれよ?」
上条「つっても俺も人のこと言えないけど……ん?」
固法「zzz……」スースー
上条「やれやれ、俺のお姉さまったら……っし!インデックスが待ってる我が家に帰りますか!」
固法さん風邪をひく&妹編・おわり
夏休み終盤の木原家・朝食!
一方通行「天井くンが脱走した?」
木原「あぁ、そうだ。いろいろ余罪被せて10年は出てこれねーよういしたんだけどな。つーか食事中にでけぇ声出すな。ったく余所でそんなことしたら、我が家のマナーがなってないと思われるだろうが」
御坂妹「しかしあの変態を野放しにするのはどうか、とミサカは殺意を抑えつつ意見を述べます」
木原「女の子が殺意とかサラっと言うんじゃねぇ」
一方通行「ンでどうすンの?」モグモグ
木原「口に食べ物入れたまま喋るな、タコッ!」ゲンコツ
一方通行「いてェ……」ナミダメ
木原「そうだな、沈利に頼むか帝督に頼むか……」ウーン
一方通行「沈利さンは天井くンを消滅させちゃうからダメじゃね?」
御坂妹「人を消滅させる……ミサカはまだ会った事もない『沈利』という人物への恐怖を隠せません」ガクブル
木原「帝督も連絡つけんの難しいしな……」ウーン
御坂妹「お姉さまなら喜んであの変態逮捕に協力するのでは?とミサカは我が姉の気持ちになりつつ発言します」
木原「中学生とあんな危ない奴会わせられねぇ。だから操祈もなし」
木原「お前は……頼むと固法ちゃんとか上条とか巻き込みそうだしな」ウーン
一方通行「信用ねェな、俺」
木原「ん?おぉ!そういやアイツがそろそろ帰ってくる時期じゃねか!じゃあアイツに頼みゃ大丈夫だろ!」
一方通行「え?大丈夫じゃなくねェ?それ」
御坂妹「?」
逃げ出した天井くンと帰ってきた半端ねェあの人編
マジですいません!
必ず続き書くので!
とあるファミレス
天井「…」ズズーッ
天井(あぁコーヒーが美味い……)
天井(さて……)
天井(脱獄しちまった……orz)
天井(どうする?どうするよ俺!つーか下手したら捕まってた方が安全だったんじゃないか!?)
天井(第3位のクローン…すなわちJCクローンは隙を見て愛でるとして、だ)
天井(木原さんは血眼で俺を探すだろうし、木原さんを敵に回したという事は学現在園都市にいる第1・2・4・5位を敵に回したということ)
天井(その上今回の件は第3位も絡んでくるだろう)
天井\(^o^)/
天井(やはり自首するしかないか……こんなことならクローンなど……クローン?)
天井(待てよ?人知れず俺のクローンを造り、俺が顔の形を変え、クローンが捕まれば俺は自由じゃないか?)
天井(よくよく考えれば木原さんが俺みたいな奴に第5位みたいな子供を関わらせるとも思えないし、バレない!!)
天井(そして俺はJCクローンを思う存分愛でる!)
天井「天井弟(ブラザー)計画、始まったな……」ニヤリッ
御坂妹が造られた研究所
木原『~ってな下らない計画をアイツが立ててるかもしれねぇ』
芳川「いくら天井だってそんな馬鹿なことしないでしょ」
木原『愛でるためだけにクローン生み出すような奴だぞ?逃げるために自分のクローンつくってもおかしくねぇよ』
芳川「そう言われると……それで今日はおっかない人達が研究所に来てるのね」
木原『ハウンドドッグは俺の部隊だからな。俺の自由に動かせるし』
芳川「部隊の完全な私物化ね。いけない人」
木原『バーカ、テメェを守るためでもあんだよ。まぁお前の言う通りさすがのアイツもそんな馬鹿なことはしねぇと思うが』
木原『んじゃせいぜい気をつけるこった』プツッ
芳川「全く……さらっとあんなこと言って」クスッ
芳川「それじゃあ皆さん、警備の方お願いしますね?」
猟犬部隊「ハッ!」
研究所の外
天井「ハウンドドッグ多すぎワロタ」
木原家!
木原「ま、これで研究所のほうは大丈夫だろ」
御坂妹「言葉づかいは乱暴ですがやはり優しい人なのですねとミサカは木原さんの人柄を再確認します」
木原「別に優しかねぇよ、当然だ当然。んじゃ、アイツにも連絡しますかね」ピッ
木原「あー?もしもし?」
??『お、木原さんじゃないか!!俺はちょうど学園都市に帰ってきたところだぞ!』
木原「そのタイミングで電話してんだよ、タコ」
??『はっはっは、アンタは何でもお見通しなんだな!アクセラレータや帝督は元気かっ?』
木原「声がでけぇ、うるせぇ。みんな元気だよ。それより一つ頼まれてくれねぇか?」
??『何だ?木原さんの頼みなら何でも聞くが』
木原「実はだな……」
~~~
木原「……というわけだ」
木原「下手にアンチスキルに捕まって変なこと喋られるといろいろメンド臭いんだよ」
??『よし、わかった!クローン実験とか難しいことは良く分からんが、ようは天井さんに根性を入れればいいんだな!』
木原「(何もわかってねェ様な気もすが……)あぁ、それでいい。頼んだわ」
??『よし任せろ!!!うぉぉ。燃えてきたぁぁ!!』
木原「だから声がでけぇ!!」
??『じゃあ早速……そうだ木原さん、最後に一ついいか?』
木原「あん?」
??『美偉と当麻も元気か?』
木原「さっきも言っただろ。あの二人も元気だよ」
??『しゃっ!安心した!それじゃあまた連絡するぞ!!』プツンッ
木原「……うっせぇ野郎だが、言ううまでも無くコイツも元気そうだな」フッ
固法&上条家!
固法・上条・インデックス「いただきます」
インデックス「うん!おそうめん美味しいんだよ!」チュルチュル
固法「夏はやっぱりこれね」チュルチュル
上条「だよなぁ。そういや昔流しそうめんやったよな、施設で」
固法「ああ、あっくんがベクトル操作間違ってマッハ超えたやつね。素麺が光になって木原さんに怒られてたっけ」クスッ
インデックス「そのきはらさんって人はその頃からアクセラレータやとうまやみいと知り合いなの??」チュルチュル
固法「えぇ。あっくんはいろんな施設を点々としてたけど私達の施設に来た頃には木原さんが保護者代わりやってたわね」
インデックス「?? 保護者代わりがいるのに施設??」チュルチュル
上条「木原さん、ああ見えてもスゲェ優秀な研究者だからな、当時はかなり忙しかったみたいだし」
固法「それにあっくんを特別扱いせず他の子供達と遊ばせたいっていうあの人なりの親心でしょうね、今考えれば」
インデックス「きはらさん、話に聞いてると聖人みたいな人なんだよ。きっととても優しい顔をしt」
上条・固法「いや、それはない(わ)」
インデックス「そ、そう……」チュルチュル
ピンポーン
固法「あら誰かしら?」
上条「また厄介事の匂いが……って姉ちゃん、今日はあの日じゃねぇか!」
固法「?……あっ!」カレンダー チラッ
インデックス「??」チュルチュル
ガチャッ
垣根「よ。ちょっと遊びにつーか相談に……」
上条「なんだ、垣根か……」ハァ
固法「垣根くん、か……」ハァ
垣根「何その反応。上条はともかく固法さんもその反応は純粋に傷つく」ショボーン
固法「あ、ごめんごめん」アセアセ
上条「まぁいいや、上がれよ」
垣根「失礼しますっと。あ、これシスターちゃんと固法さんにハーゲン○ッツな」
インデックス「わーい!ありがとうなんだよ、かきね!」
固法「ありがとね、垣根くん。今お昼ご飯食べてるところだからおやつにいただくわ。垣根くんもお素麺食べる?」
垣根「じゃあお言葉に甘えて」
上条「俺の分の○―ゲンダッツは!?」
垣根「ねぇけど?」
上条「」
~~~~~
上条「彼女に殺されそう?!」
垣根「おぉ。あー素麺うめぇ」チュルチュル
固法「殺されるって……垣根くん第2位でしょ?そんなことになるとは思えないけど」
垣根「いや、その彼女のバックに統括理事会の理事が一人ついててマジでやべぇ」
垣根「つーか女に手を挙げるつもりはねぇよ」チュルチュル
上条「そもそも殺されるって何したんだよ、お前」
垣根「プールにナンパしに行ったり、デート途中ですっぽかしたりだな」シレッ
インデックス「かきねは女の敵なんだよ……」ヒキ-
固法「はぁ……それでどうしたいの垣根くんは。仲直り?」
垣根「勿論そうだ。しっかり謝りたいんだが如何せん俺の言葉はもう聞いてくれない」
垣根「だから誰かに間に入って欲しいんだが、アクセラレータは歩くコミュ障だし女に頼んだら話がややこしくなりそうだし」
上条「それでウチに来るって、お前友達少な……ん?女には頼めないってことは……?」
垣根「いくぞ上条。お前の分のアイスが無かったのはこういうことだ」ニヤッ
上条「はぁぁぁぁ!?不幸だぁぁぁ」
固法「はぁ……」ヤレヤレ
垣根「悪いのか?」
垣根「女の敵で悪いか!!」
上条「そりゃそうだろ」
垣根「だからって風紀委員に連れてくこたねーだろ」
禁書「仕方ないんだよかきねは女の敵なんだよ」
垣根「ただナンパしただけだろ・・・」
ファミレス
イラッシャイマセー
上条「ここのファミレスで待ち合わせなのか?」
垣根「ああ。いきなり発砲されるかもな」
上条「なにそれ怖い。ってあれ?」
雲川(ふふふ、帝督の奴しっかり謝りたいとは良くいったものね。勿論聞く気はないけど)
イッラッシャイマセー
雲川「来たか。さてどんな目に……って、え?」
天井(またファミレスに帰ってきてしまった)
天井(はぁ、いっそのことここに住みたい。そして毎日客のJCを視姦して生きていきたい)
イラッシャイマセー
天井「ん?げっ!?」
削板「まずは食べ物食べて根性つけないと行けないからな!ここで何か飯食うか!!」
イラッシャイマセー
削板「ん?」
垣根(なんだこりゃ。芹亜がいるの勿論として、なんで天井さんに削板さんまでいるんだ?そもそも天井さんってパクられたんじゃかなったけ?)
上条(あれ?雲川先輩だよな。あんまりファミレスとか好きそうじゃないけど。それに軍覇さん帰ってきてたのか)
雲川(ななななんであの馬鹿と上条が一緒にいるの?わけがわからないのだけど)
雲川(それに超メンドクサイ第7位まで……一刻も早くこの場所から消えたいのだけど)
天井(第2位と第7位だと……?)
天井(なんだかんだ常識人の第2位は良いとして第7位はマズイ!)
天井(あ、しかし第7位は学園都市にいなかったんだし俺が起こした事件についても知らないんじゃないか?)
天井(基本馬鹿だしさっさとにげてしまわねば!)
削板「店員さん、このハンバーグランチっていうのご飯大盛りで頼む!!」
/\___/\ ,,,.....-‐-、 ./ ⌒ ⌒ ::: \
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| (a), 、(a)、 | /\(,,しL,/,,,r'~,,,-‐' ,,ノ(、_, )ヽ、,, |
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, |/ ⌒ ⌒ ::: \| ト‐=‐ァ' .::::::|
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削板「ん?当麻と帝督じゃないか!おーい!!」ブンブン
上条「あれ?垣根も軍覇さんと知り合いなのか?」
垣根「お前もかよ。まぁ全部木原さんつながりってとこか」
上条「レベル5三人と関係あるとか……あ、御阪も入れて四人か。あの人が本気出したら学園都市やばいんじゃねぇの?」
垣根「(まぁ第4・5位も関係あるんだけどな)ちげぇねぇ」フッ
垣根「んじゃ俺の女のに謝りに行きますか」スタスタ
上条「はいはい……え?」 ピタッ
雲川「……」
垣根「これが俺の彼女の雲川……ってどうした?上条」
上条「垣根の彼女!!?雲川先輩が!!?」
雲川「……」
垣根「先輩?あぁ、お前等高校同じか」
雲川「……」
上条「いやぁ。学校ではミステリアスで、「どこのクラスに在籍しているかわからない」とまで言われた雲川先輩が」
上条「こんな垣根の彼氏だったとは上条さんも驚きですよ」ウンウン
垣根「こんなとか言うな」
削板「あいつ等仲良くしてるな、良い事だ! あ、ライスおかわりで!」
天井(ふむふむ……)
天井(どうやら第2位は何か問題を抱えているようだ)
天井(そして第7位は私に気付いていないのかずっと食事をしている)
天井(これは天が私に味方しているとしか思えないな)
天井「すいません、会計を」
削板「俺の分も一緒に頼むぞ、天井さんっ!」
天井「な?お前さっきからずっと飯食ってたんじゃ」
削板「飯は美味しかったっ。ちなみに天井さんには最初から気付いていたぞ!」
天井「\(^o^)/」
垣根「しかし、だ」
上条「?」
垣根「どこのクラスに在籍しているかわからない」(笑)はねーわ。ようはぼっちじゃねーか、ふははははっ」ケラケラ
雲川「……」
上条「お、おい垣根?お前謝りに来たんじゃないのか?」コソコソ
垣根「あ、やべ」
雲川「……帰るけど」ガタッ
垣根「ちょ、ちょっと待てよs」
雲川「気安く呼ばないで欲しいのだけど!!!」 タッタッタ
上条「行っちまったな……」
垣根「……」
その夜 固法&上条家
上条「……ということがありまして」
垣根「いやぁ、沸点の低い女は困るぜ。全く」
インデックス「いやそれは無いかも……」ジトーッ
固法「二人とも……」
上条・垣根「ん?」
固法「正座っ!!」
上条「はいいっ」ビシッ
垣根「は?意味がわかr」
固法「いいから早くっ!!」クワッ
垣根「お、おう……わかった」セイザ
固法「はぁ……あのね、垣根くん。彼女の気持ちを考えてあげた事ある?」
垣根「アイツの気持ち……?」
固法「そう。彼氏に謝ってもらえると思ったら、そこに学校の後輩がいて自分の学校での姿を彼氏に笑われる……」
固法「こんな仕打ちを受けて傷つかない女の子がいると思う?」
固法「それに……詳しいことはわからないけど、垣根くんの彼女さんが普通に学校で授業を受けていないのって、高すぎる頭脳が原因なんじゃないの?」
固法「雲川芹亜って言ったら超能力者以外の生徒で数少ない書庫(バンク)の超重要機密事項だし……」
垣根「……」
上条「へぇ……」
固法「へぇ、じゃないわよこの愚弟!今回当麻のせいで話がややこしくなったようなもんなんだからね!」
上条「すいません……」
固法「話を戻すけど……そういう能力の高さ故の苦労ってわかって挙げられる人はそういないと思うわ」
固法「学園都市のレベル5の第2位、そんな人じゃなきゃわからないことよね」
垣根「……はぁ。全く俺って奴は最低の奴だ」ファサ
インデックス「わ!天使みたいなんだよ……」
垣根「いろいろ迷惑かけたな」
インデックス「いえいえ。また困ったことがあったらいつでも来なさい。あまり彼女さんを泣かしちゃダメよ?」
垣根「へいへいっと」スタッ
上条「窓から飛んでっちまった……」ポカーン
固法「あら当麻?誰がもう正座を止めていいって言ったかしら?」ゴゴゴゴ…
上条「へ?だって垣根ももういないんだし……」
固法「だから?」ニコッ
インデックス(ひいぃ!超怖い笑顔なんだよ!!)
上条「すんません!!」ビシッ
上条(正座中)「そういやぁ姉ちゃん」
固法「何?まだまだ正座は止めれないわよ」ニコッ
上条(正座中)「いやそれはその笑顔を見ればわかりますけど……じゃなくて!」
上条(正座中)「今日街で軍覇さんを―――」
ガチャ
削板「お、なんだまた当麻は美偉に怒られてるのか?」ヤレヤレ
インデックス「? 誰??」
上条(正座中)「噂をすれば、だな」
固法「……おかえりなさい、軍覇さん」ニコッ
削板「おう!」ニカッ
しばらくして
インデックス「ふ~ん…ぐんぱもとうまやみいの家族なんだね」 モグモグ
削板「おう!しかしインデックス…つったっけ?お前、良い食いっぷりだな」ハハハッ
インデックス「みいの料理は美味しいから仕方が無いんだよ」バクバク
削板「それは同感だ。美偉はまた料理の腕を上げたな」パクパク
上条・固法(むちゃくちゃ意気投合してる)
インデックス「みい達とはいつからの付き合いのかな?ぐんぱ」
削板「んー?詳しくは覚えてねぇけどガキの頃からだな!」
固法「あっくんよりも軍覇さんのほうが付き合いが長いものね」クスッ
インデックス「へぇ……やっぱりこの二人は昔からブラコン・シスコンだったの?」ニヤッ
上条「おいインデックス何聞いてr」
削板「いや?一時期は酷いもんだったぞ、ほったらかしで」シレッ
インデックス「……とうま、みいのことをほったらかしだなんて男として最低かも」ジトーッ
削板「おいおい何勘違いしてるインデックス。ほったらかしにしてたのは美偉だぞ?いやぁあの頃の美偉っていやぁな」ハッハッハ
固法「も、もうこの話は終わり!!ほら食事しましょ、食事!」パクパク
その夜
上条「ふぅ~良いお湯だった……」サッパリ
削板「おっ、当麻も根性がついた体になってきたな!」
上条「まだまだ軍覇さんには敵わないですけどね……姉ちゃんとインデックスは?」
削板「もう寝たぞ?しっかしインデックスは中々根性がある奴だな!」ハッハッハッ
上条「まぁアイツの食欲は軍覇さんに匹敵してますから……」
削板「ハハハ!なら一度大食い勝負でもしないとな!」
上条「いや…そんなことされたら家計がぶっ飛びますからっ」アセッ
削板「だろうな!」ハッハッハ
上条「はぁ…軍覇さんはいつまでこっちに?」
削板「とりあえず夏はいようかと思ってる」
上条「そっか。その後はまた修行?」
削板「おう!修行に終わりはないからな!さらに根性つけて来るぞ!」ムキッ
上条「ははは……でも姉ちゃんは悲しむな。ずっといれば良いのに」
削板「世界を隅々まで見て回りたいからな。一つの場所でゆっくりして居る時間は無い!それに……」
上条「?」
削板「美偉の横にずっといるべきなのは誰なのか……それはあの時にはっきりしただろう?」ワシャワシャ
上条「わっ!?」カミグシャグシャ
削板「しゃ、寝るか」ノビー
上条・削板(そういえば…)
上条(垣根は上手く仲直りできたのか?)
削板(天井さん上手くいっただろうか?)
逃げ出した天井くンと帰ってきた半端ねェあの人編 終わり
登場人物が増えてしまったのでもう一度登場人物紹介を
固法&上条家
上条当麻
高1。本編と同じくあまり頭は良くなく不幸体質。でも正義感強い良い人。
レベル0ながらあらゆる異能の力を打ち消す幻想殺しを持つ。
学園都市の孤児で施設で固法と共に育つ。
インデックス救出時に記憶を失っていない。重度のシスコン。
固法美偉
高2。学園都市の風紀委員。レベル3の透視能力者。おっぱい。
学園都市の孤児で施設で上条と共に育つ。
特技はバイクの運転。重度のブラコン。
インデックス
上条・固法の部屋のベランダに引っかかっていた10万3000冊の魔導書を持つ少女。
二人によって救われた後はそのまま二人の部屋に居候として住んでいる。
固法にしっかり家事を教わり、完全記憶能力のおかげもあり、二人が学校に行っている日中は掃除・洗濯を行っている。
削板軍覇
学園都市レベル5の第七位。能力は不明。
普段は修行と称して、学園都市だったり世界中だったりを旅して居るのでいないが只今夏の帰省中。
レベル0の上条やレベル3の固法がそれなりに良い部屋に住めていたり、インデックスが満足に食事できているのはこの人の奨学金のおかげ。
木原家
木原数多
学園都市の科学者で治安維持部隊『猟犬部隊』隊長。
一方通行と固法・上条を引きあわせた張本人であり、現在も固法退からの信頼は厚い。
また幼いころのレベル5の大多数の面倒を見ていた。現在もレベル5の第一位と第二位をパシリのように扱う事が出来るので実質学園都市最強の呼び声も。
顔は怖くて言葉も乱暴だが、そこを除けば良いお父さん。
一方通行
学園都市最強の超能力者。
垣根・上条と仲が良く、固法・木原には従順。でもたまに木原には反抗する。そしてボコられる。
木原の教育の甲斐もあり、基本的には真面目で大体の人物を「~くン、さン」付けで呼ぶ。勿論レベル6を目指したりはしない。
幼い頃に大人さえ近寄らなかった自分に近づいてくれた固法さン大好き。
能力が万能すぎて運動をする必要もなかったので基本的にもやしっ子。
御坂妹
天井の「JCを愛でたい」という理由で生存された御坂美琴のクローン。
でも今は木原家で男二人と楽しく逞しく生活中。割と毒舌。ちなみに一方通行より体力はある。
その他
垣根帝督
学園都市レベル5第2位の男。でもチャラ男。
一方通行と同じく幼いころに木原に出会っているため真人間に育っている。暗部にも所属していない。でもチャラ男。
雲川芹亜の彼氏で、レベル5の中では常識人。でもチャ(ry
雲川芹亜
学園都市統括理事会所属の一人、貝積継敏のブレインを務める天才少女。おっぱい。
垣根帝督の彼女。基本ドS。
上条の学校の先輩でもある。
天井亜雄
元々は木原の部下の研究者。
「JCを愛でたい」という理由で御坂妹を作った張本人。
一度逮捕されるものの脱走。しかし木原の命を受けた削板に根性を入れられ……?
アウレオルス・イザード
『自分の思い通りに世界を歪める力』を使えるチート魔術師。
固法・上条・ステイルに敗れた後、インデックスに「その力をこの世界の為に使って欲しい」と言われ世界を見るために旅に出た。
あとの方々は原作とそこまで大差も無いので割愛。
夏休み終盤のある日の朝
インデックス「ん……」ムクリ
此処はとある学生寮の一室の一部屋。この部屋で寝ているのは、学園都市には珍しいシスター禁書目録(インデックス)と
固法「zzz……」スース-
学園都市で風紀委員を務める固法美偉である。
インデックス(美偉より早く目が覚めるなんて珍しいかも。美偉の寝顔……)ジ-ッ
固法「zzz……」スースー
インデックス(普段のメガネのキリッとした顔もいいけどこれはこれで可愛いんだよっ!)
インデックス(っと今日は朝ごはんの当番私だっけ)
インデックスは固法を起こさないように静かにベッドを出ると、着替えを済ましキッチンへ向かう。
この家の料理は当番制であり、上条→固法→インデックス→上条…と続いていく。
この家にもう一人いる筈の男の名前が無いのは、その豪快な料理方法と「根性料理」と呼ばれるその食事の量に見かねた固法が、その男がキッチンに立つ事を禁じたためだ。
インデックス「今日の朝はなにつくろっかな~♪」ガチャ
削板「ふっふっふ…ッ、お!早いな、インデックス」ニカッ
インデックスがリビングのドアを開けると、そこではキッチン立つ事を許されない男・削板軍覇が黙々と片手指腕立て伏せをしていた。
これももう見慣れた光景だ。
インデックス「ホントにぐんはは朝から元気だね。とうまは?」
削板「まだ寝て……るぞ!ふっふっふ……美偉も寝てるのか?」
インデックス「みいもまだ寝てるよ?今日は和食と洋食どっちが良い?」
削板「っふっふ…お前の……根性入れて造った料理なら……何でも良いぞ!」
インデックス「了解なんだよ」フンスッ
こうして今日も一日が始まる。
いろんな人の日常編
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