佐天「無能力者とかいいながら上条さんも能力持ってるんですね」(436)


・タイトルからは上条×佐天ですが、実際は姫神、上条、佐天です

・SSを書くのははじめて、携帯から書き込むのもはじめてですのでなにかあったら言ってください

・字の文多めです

・ネタかぶりがあったらすいません

・基本は原作通りの設定ですがちょいちょい変えていくと思います

そんなかんじですがよろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1331452470(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)


上条「不幸だ……」

 上条当麻は不幸だ。
 実に5日ぶりの補習のない日だったので久しぶりにインデックスをかまってやろうと思っていた。
 のだが、休んだ授業で出された宿題のことを完全に失念していたので、小萌が持ってきた山のようなプリントを見て上条当麻はがく然としていた。

吹寄「自業自得ね」

青ピ「自業自得や」

土御門「ど、どんまいだにゃー」

上条「ひ、ひどい!みなさんにはこんな哀れな上条さんをみて協力してあげようという優しい心はないのでせうか!?」

吹寄「さっきも言ったとおり学校にこない貴様の自業自得じゃない」

上条「いや吹寄のいうことはもっともなんだけども、上条さんにも事情というものがありましてね」

青ピ「どうせカミやんのことだから休んでるあいだもかわいい女の子にフラグ立てまくってたんやろ。爆発しろ!」

上条「お前は理不尽すぎない!?立ててねぇから!」

土御門「ま、まあ今日はうちに舞夏くるからインデックスの晩飯くらいはフォローしてやるから放課後残って頑張るんだにゃー」

 いつもは一緒になっていじりまくる土御門がなぜ参加していないかというと、例のごとく魔術師がらみで上条を休ませてしまったからである。

初春「佐天さんも何か能力を持ってるはずです」

御坂・白井「ないない」

佐天「……グスン」


まで想像した


上条「おお、ありがとな土御門!まあぱっと見解こうにもまったくわからない気がするけど学校しまるまでは粘ってみるわ」

上条(最近インデックスをかまってやれなかったから最近機嫌悪いけど、舞夏の美味い料理を食べれるなら少しは機嫌直してくれるかな)

 などと思いつつ、上条は絶望的な宿題の1枚目に手をつけ始めた。







姫神「……」


 姫神秋沙は不幸……だった。


 その体に宿る力『吸血殺し』‐ディープブラッド‐は吸血鬼を招き。集め。[ピーーー]。
 その力を怖れた吸血鬼によって姫神のいた村の村人は皆吸血鬼にされ、そして怖れたその力によって姫神の母も、友達も、隣人も、その吸血鬼でさえも殺された。
 いや、殺した。
 殺してしまった。

 この力を取り除くために学園都市に来た。
 しかしそんなものはどこにもなかった。
 希望を与えてくれた男にも裏切られた。

 そこに手を差し伸べてくれたのは誰よりも不幸な少年だった。


 姫神秋沙は不幸ではなくなった。


 そんな不幸な日常から解放され、幸せな普通の日常に戻ることができた。
 とはいえ、命を救ってくれ、二度も自分のために戦ってくれた想い人に無視されているわけではないのだが、話しかけてもらえない、気づいてもらえないのは悲しかった。

姫神(不幸。なんていえない。けど興味をもってもらえないのは。辛い)


 話せないのは積極的に話しかける性格ではない姫神の性格もひとつの要因なのだが。


 彼らの話を聞く限り、どうやら愛しの彼は宿題を大量に出されたらしく放課後残ってやっていくようだ。
 そんな他愛ない会話を簡単にできる吹寄が心底うらやましかった。
 他愛ない会話すらできない自分がみじめだった。

姫神(…!放課後教室に残る人なんて。めったにいない。2人きりになったりしたら。話しかけてもらえるかな)

 ふとこんなことを思いついたので実行してみることにした。
 彼女にしては積極的なこのアプローチ(はたから見れば消極的なのだが)。
 それが早く実を結んでくれないかと、彼女は本を読むふりをしながら今か今かと待ち続けていた。








 彼は話しかけてはくれなかった。

大家さんがゲリラで部屋にきたのでとりあえずここまでにしときます。
引っ越し準備がつらすぎる…
たぶん七時頃になると思います。

読みにくいな

>>10
ご指摘ありがとうございます。
できるだけ見やすいように変えていきます。
どうすっかな…まあ考えながらやっていきますね。

思ったよりはやくかたづいたんで、続き投下します。


 結果からいうと惨敗であった。

 彼は黙々と宿題をこなしていたので少しなら大丈夫だろうと思ったのが運の尽き、姫神がトイレに行っているあいだに彼は帰ってしまっていた。
 ふだん勉強しない彼のことだ。集中力がきれてしまったのだろう。

 姫神としては話しかけてくれなくても、帰り際に「じゃあな」くらいは声をかけてくれるんじゃないかと思っていた。
 そんな淡い期待も自分が油断したせいでぶち壊してしまった。

 なんとなく彼との距離を思い知らされた気がした。


姫神「やっぱり私は。不幸…かな」


 幸せな「普通」という日常をつかんでから、なんとなく言わないようにしていた不幸という言葉を、つい簡単に口にしてしまい、姫神はより憂鬱な気持ちで帰路についた。


 それでも姫神は、上条が戻ってくる気がして学校内を少しふらふらしていたのだが、戻ってはこなかった。
 いつまでもそうしている訳にもいかないので、巫女服に着替えてとぼとぼと学校をあとにした。

 目立たないのならちょっとでも目立ってやろうと下校時の習慣になっていたその行為も、今の心情からしてみれば億劫でしかなかったが、やめることは彼を諦めることに思えたので、それをやめることはできなかった。
 もちろん学校内で先生に見られるのは恥ずかしいので、すぐ出られる校門に近いトイレで着替えている。



 今日はいろいろとショックなことが多すぎて料理をする気分ではなかったのでスーパーでお惣菜でも買って帰ろう。
 姫神は、やけ食いでもしてやろうかと思ったが、奨学金が大した額ではないのを思い出した(以前は大した額だった)。

 まあ今日くらいはささやかでも贅沢してやろうと見える範囲の半額や値引きのシールが貼られたお惣菜を乱暴にカゴにぶち込みまくった。
 すると、


「ハンバーガーで食い倒れたのはみたけど、やっぱり量食べるんだな、姫神」



 急に後ろから声をかけられた。



 無駄ではなかった。

 教室で彼は話しかけてくれなかったけれども、待っていたおかげでここで会えた。
 巫女服で帰っていることを今まで気づかれていなかったとしても、今気づいてくれただろう。
 そういえば家の近くのスーパーをやめてこのスーパーで買うようになったのも彼がここを利用するからだったような気もする。

 なぜだか少し報われた気がした。

 想いは伝わってはいないけれど。


 これだけ意識をしている相手の声を間違えるはずがない。
 内心は声をかけられて嬉しいのだけれど、やっぱり学校での事のは悔しかったので、嫌みをいってみる。


姫神「…上条くんは。学校しまるまで。勉強しなくてよかったの?」


上条「…なんだ聞いてたのかよ。いや実は今日特売だったのさっき思い出してな。急いで来たってわけ。姫神は読書おわったのか?」


姫神「…気づいていたら。声かけてくれてもいいのに。読書は。まだ途中」


上条「いや二人きりだったし普通に気づくだろ。読書中邪魔するのも申し訳なかったしな。ちなみになに読んでんだ?」


姫神「BLEACH。」


上条「漫画かよ…。読んだことないけど面白いのか?

姫神「私としては。ついチャドに感情移入してしまうけど。なかなか面白いよ」




 待ちわびたたわいない会話。

 内容なんてなくても彼との時間が愛おしい。


上条「偶然あったことだし途中まで一緒に帰るか」


姫神「上条くんがいいなら。私も。そのほうがいい」


上条「なら道別れるまで片方荷物持ってやるよ」


姫神「それは上条くんに。悪いからいいよ」


上条「いいってば。んー、そんなに気になるなら一緒に持とうぜ」


姫神「え!?……それなら。よろしく///」


 いつも気が利かないくせに平然と恥ずかしいことをしてくる。
 そんなところが彼のいい所であり悪い所でもあるのだが。

 夕陽に照らされて長く伸びた影を見て、姫神はこのままずっとこの時間が続けばいいのに、ビニール袋で繋がれた2人の手がビニール袋なしで繋がれたらと思わずにはいられなかった。

 ずっと続かないのはわかっている。
 思いが通じなければ手を繋ぐことはできないことも。

 ただ別れ道までは私と彼の時間。この時間は誰にも邪魔されない。
 ほんのわずかな時間に姫神は永遠を願った。



 不意に争うような声が路地裏から聞こえた。



 もちろん彼は路地裏へ駆けていく。



 願った永遠は思いのほか早く終わってしまった。


とりあえず予定の投下はここまでです。
やっと佐天さん出せるわ…。
まとまってある程度書きためられたらまた報告しますね。

姫神の描写が濃すぎて上条×姫神SSかと錯覚してしまった

姫神メインなら全力で支援せざる負えない

>>17
>>18
姫神もメインでしかも最初に登場するからタイトル悩んだんですけど、タイトルとられちゃうような扱いもいい意味で姫神らしくていいかなと思ったんでこうなりました
こんな恥文でも読んでくれる人がいるのわかるとモチベーションあがりますね。ありがとうございます!
おそらく次の投下は22時ごろになりそうです

>>1

少し読みにくい気もするけど、姫神の心理描写込みと考えたら何となく納得できてしまった
この後の展開に期待してるよ

>>22
そう思ってくれるのはホントに嬉しいです

自分、心理描写大好きなんですよね
だからどうしても字の文が多くなってしまって読みづらく…
書いていくうちにコツを掴めたらいいなと思います

それでは投下していきます



 佐天涙子は不幸である。

 というより不運と言ったほうが正しいのか。

 落ち込んでいる時に限って大きなトラブルに巻き込まれてしまう。
 まあたいがいは自分が原因なのだが。


 レベルアッパー事件からはや数ヶ月。
 佐天のレベルは相変わらずゼロのままだ。
 同じように痛い目見た他の友達は、レベルアッパーで体験した一つ上の力を参考にして着々と数値を伸ばしている。
 もう投げ出さない決意をしたものの、結果がついてこない。

 そんなときにかかってきた母からの電話。

 親友である初春飾利のレベルアップ。

 一度手にしたからからこその喪失感。

 まわりの変化による焦燥感。

 佐天の精神状態は極限であった。


 今は誰にも会いたくない。
 人目を避けて下を向き歩く。

 ふと気がつくと佐天はスキルアウト数人に囲まれていた。




 佐天(そういえばまた能力者狩りが流行ってるんだっけ)


 と思い出す。


佐天(ここまでタイミングが悪いと逆に笑えてくるなあ…)


「お嬢ちゃんレベルいくつだい?レベル0なら解放してやるよ」


佐天「…!」


 普通の精神状態であれば間違えなくトラブルを避けるためにただ事実を答えてこの場から立ち去っていただろう。

 しかし、佐天は自分が無能であることを認めなくてはいけないこの問いに、最悪なタイミングの質問に、爆発してしまった。

佐天「…無能力者ですよ」


「なら用はない。消えな」


佐天「……でもあなたたちみたいなひとと一緒にされたくない!」


「…んだと?」


佐天「私は諦めない。そんなふうに集団で能力者狩りなんてやってる弱い人たちにはわからないだろうけど。諦めた人たちにはわからないだろうけど。私は絶対に能力者になってみせる…!」


 言い終わったとたん罵声とともに胸ぐらを掴まれ、地面に押し倒される。


佐天(痛い!……レベルアッパーのときも今もやっぱり私は変わってないな…。後先考えずに行動して結局痛い目みるんだ。…そもそもこの人たちに言ってもしょうがないことなのに…。バカだなあ私は)


「ハッ!いきなりなにをいいだすかと思えばで言いたいこと言うだけで結局なにもできねえうえにクソ弱いじゃねえか」


佐天(…そのとおりだ)


「超能力なんてあってもなくてもなくても無能力とは笑わせてくれるじゃねえか。これで俺たちより強いってか?」


佐天「……」


「なんか言えやコラァ!」


佐天「…そのとおりですよ。まだ弱いですよ!でも最後まで努力しないで諦めた人に言われたくない!私はまだまだ諦めない!諦めたくない!」



「よく言った!」



 言い終わったらきっとボコボコにされるのだろうと覚悟していた佐天は、その予期しない返事に驚いて振り向いた。




 そこにはツンツン頭の男が立っていた。



「なんだテメエは!邪魔すんじゃねえよ!」


 スキルアウトが罵声を飛ばすあいだに上条は目の前の男の股間を蹴り上げる。


「へ?……!うがああああ!」


上条「6人相手かあ…いや今のであと5人か」


上条「いつも3人以上相手なら絡まれてる子の知り合い装って連れ出して逃げるんだけどな、今回はそれはなしだな」


上条「…おまえ等が諦めたのはいっこうに構わない。おまえ等自身が決めたことだしな。だか、努力してる子や能力者に手を出すっていうなら話は別だ。おまえ等がそんなことしてそれが正しいと思ってるんなら―――まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す……ッ!!」





 結局上条当麻はボコボコにされた。

 さすがに多勢に無勢であった。

 まあ不良たちはもっとボコボコであったが。
 百戦錬磨とは言えないが、数多の死線をかいくぐってきた上条相手では不良たちもただではすまなかった。


 ~ところ変わってとある公園~


上条「いてえ…」


佐天「だ、大丈夫ですか!?」


上条「もっとスマートに勝つとこ見せたかったんだけどなあ。ごめんな」


佐天「い、いえ。むしろ巻き込んでしまってすいませんでした…」


上条「いや逃げようと思えば簡単に君を連れて逃げられたんだけどな、…君に無能力者もあんなヤツらだけじゃないってとこ見せたくてさ」


佐天「……じゅうぶん勇気もらいましたよ。本当にありがとうございました!」


上条「お礼はいいって。勝手にやって怪我したんだし。…それより正論だったとしてもスキルアウトにケンカ売るのはなあ…。…よかったら理由聞かせてくれるか?」

佐天「…はい」




 佐天は上条に事情を話し始めた。

 レベルがあがらないこと。

 レベルアッパーを使ったこと。

 親友のレベルアップを素直に喜べない自分のこと。

 …母からの電話のこと。

 佐天は親友にも言ったことのないことを、初対面のこの男にたくさん話してしまった自分に驚いていた。


佐天(やっぱり同じ目線の人だからなのかなあ。それと…)


 不覚にもこのベタベタな出会いにときめいてしまったこともあるのだろう。

 特に母からの電話の話は誰にも話さないと決めていたはずなのに……。


佐天「……友人によく言われるんですよ、頑張れって。」

上条「……」

佐天「で、先日母から連絡がきて、頑張れっていうんですよ。能力開発の結果も聞かずに。あと……もしつらかったら戻ってきてもいいって」


佐天「……わかってるんですよ結果も出せずに親に負担ばかりかけてることも、まわりが気を使ってくれてることも」


佐天「レベルアッパー事件以降もう死に物狂いでやりましたよ。今もやってます。全力でいつもやってる。そんなときに頑張れって言われるともう耐えきれなくて…応援も同情も…つらいんですよ…」




佐天「もちろんそういうイヤミな意味の頑張れじゃないのもわかってるんですけど、やっぱりものすごい傷つきましたよ…」


上条「……わかるな。オレの知り合いにレベル高いやついてさ、いいやつなんだけどやっぱりたまに自覚なしに無能力者を見下してるような発言あってな。まあオレらが敏感すぎるってもあると思うけど」


上条「……実はぶっちゃけオレいろんな理由で能力開発半ば諦めててな、今日君に会ってもうちょい頑張ってみるかなって思えたよ。本当に君に会えてよかったよ。ありがとな」


佐天「こ、こちらこそ会えてよかったです///」


上条「そういや名前聞いてなかったな。きいてもいいかな?」


佐天「はい!柵川中学一年の佐天涙子です!」

上条「佐天か。オレはとある高校一年の上じょ「上条さん…ですよね?」えっ…」


 佐天は上条のことを知っていた。

 いや御坂美琴からおせっかいやきでウニ頭の上条という高校生のことを聞いていた。

 そのことを上条に伝えると彼は苦笑いしていた。


上条「なんだビリビリの知り合いだったのか。やべえさっきの話陰口みたいになっちまった…。聞かなかったことにしてくれ…」


佐天「やっぱり御坂さんのことだったんですね。もちろん言いませんよ。ていうかビリビリって御坂さんのあだ名ですよね?仲いいんですか?」


上条「うーんわからん。いつも会う度に電撃飛ばしてくるしな。どちらかというと悪いんじゃないか?」


佐天「え!?電撃飛ばしてくるって大丈夫何ですか!?レベル5ですよ!?」


上条「まあ大丈夫だよ。無能力者だけどオレの右手には




異能の力ならなんでも打ち消せる幻想殺し‐イマジンブレイカー‐があるからな」






佐天「……えっ」


 明確な裏切りが、そこにあった。





 同じ目線で見てくれていると思った。

 だからこそ胸の家をすべて話した。

 だが、同じ目線どころかこの人は御坂より高い所から見下していた。


佐天「ははは…なーんだ」


上条「?」






佐天「無能力者とかいいながら上条さん能力持ってるじゃないですか」






上条「いやこれは…」


佐天「…言い訳しないでください!そうやって上条さんは私を馬鹿にしてたんですね?…ホントに信じらんない!結局理解してるふりして笑ってたんだ!――――――――信じたのに!信じてたのに!信じたかったのに…!―――――――知ったふうなこといって……最低ですよ!…お願いですから二度と話しかけないで下さい…!」

上条「ッ!……わかった。…本当に悪かった」

佐天「はあ…なんで私ばっかり…なんで私ばっかりこんなに不幸なんだろ」





パンッ





 佐天は急に頬を叩かれ、驚きつつ顔をあげる。



 そこには巫女服を着た黒髪の少女が立っていた。


…なんか後半修正してるときに乗ってきて即興であげてしまった……
まあなんとかなったかな?
読みにくかったらすいません…
とりあえず今回の投下は以上です
とりあえずまた書きためますが、今日あげられるかは微妙なので眠気と相談してまた報告します


ののしる佐天さん書いてたらなんか俺妹のあやせが頭にでてきた…

ここから、姫神と佐天のドロドロの愛憎劇が・・・(; ´Д`)ハァハァ


佐天「あなたに上条さ・・当麻さんの何が分かるの?ww」

姫神「ゆるさない。。」(ギリ


みたいな(・ε・;)~♪

>>1

この佐天さんは残念な子っぽいな
後場面転換が何で?って感じた、推察出来るんだけど…姫神いつから来てたんだよ、みたいな?

>>34
そのあと姫神がきた理由書こうと思ったんですけど力尽きちゃいました…
だから中途半端ですけどそこんとこちょっとだけ投下しますね



 時は少し戻る。
 姫神と上条が別れるところまで。


上条「ちょっと行ってくるから荷物持っててくれ。あとアンチスキルに連絡頼むわ」

 そう言って彼は行ってしまった。

 まあ誰にでも手を差し伸べられるのが彼のいい所なんだけれども、このタイミングじゃなくてもいいのになと、姫神は走っていく上条の背中を見つめてながら思った。


―――――――――――――――――――


 アンチスキルにスキルアウトたちの引き渡しが終わった後、姫神は少し離れた場所で上条が戻ってくるのを待っていたのだが、あろうことか姫神には目もくれず、助けた女の子と近くの公園に行ってしまった。

姫神(私のことも。荷物も。……忘れてる…。……やっぱり私は。ヒロインには。なれないのかな)


なによりついさきほどまで感じていた幸福感が大きかっただけに、忘れられたことがショックで深く胸をえぐった。


姫神(…荷物を渡して。さっさと帰ろう)

今は彼といられる時間もつらかった。

姫神は大量のお惣菜が無駄にならなくてよかったなと、心の中で苦笑いをした。



すいません今回はこんだけです…
まあ姫神は上条の荷物を返しにいったんですね
言葉足らずですいませんでした

ていうかオレsage忘れてるし…

携帯こんなに長い間いじるの久々だから疲れてんのかな…

ビリビリのことを悪く言っちゃう上条さんがちょっと残念だ。
でも面白いので支援

>>38
レベル5のプライドからくる発言に上条さん的にもちょっと感じるところがあったってところですね
しかもそれを他人に話したらその知り合いの知り合いだったと
悪口をいうつもりはなかったと思いますよ

すいません書きためはできたんですが、今日の投下は眠すぎるためやっぱり無理っぽいです…

って投下しようとしたらなぜか寝ぼけて名前欄に自分の本名いれてるのに気がついて眠気が吹き飛んだ上に心臓バクバクです

完全に眠気が覚めてしまったので人がいるなら投下して、いないなら次回にしようかと思ってるんですがどうですかね?

テンパってまたageてしまった…
もう面倒くさいからsageるのやめます

見てくれてる人いたみたいですね
ありがとうございます!

じゃあまた投下しますね



彼と女の子が入っていった公園に入ると、どうやら彼は能力についての相談に乗っているようだった。

…しかしひどいものだ。
 話が聞こえるくらい近くにいるのに彼は気づきもしない。

 内容から察するに、もめてしまった原因は、彼女の日頃のストレスが爆発してしまい、スキルアウトに食ってかかってしまったからのようだ。

 姫神は、2人が真剣な話をしているだけに横やりをいれたくないし、かと言って盗み聞きをしている形は申し訳なく、どうしようか考えていると2人に動きがあった。

「無能力者とかいいながら上条さん能力持ってるじゃないですか」


女の子はそれまでの空気を一転させ、睨むように上条にそう言った。

 まあ彼女の言ってることは正しいかな、と姫神は思った。
 システムスキャンでいくら数値が出なくても、能力は能力なのだ。
 右手のことは、能力開発に伸び悩み、精神的に参っている彼女に話すべき話ではなかった。

 やはり彼は肝心なときに無神経なのだ。

「言い訳しないでください!そうやって上条さんも私を馬鹿にしてたんですね?…ホントに信じられない!結局理解してるふりして笑ってたんだ!知ったふうなこといって……最低ですよ!…お願いですから二度と話しかけないで下さい…!」

 やがて彼女は癇癪を起こしたような怒りを彼にぶつけ始めた。


すいません修正します


佐天「言い訳しないでください!そうやって上条さんも私を馬鹿にしてたんですね?…ホントに信じられない!結局理解してるふりして笑ってたんだ!知ったふうなこといって……最低ですよ!…お願いですから二度と話しかけないで下さい…!」



佐天「…言い訳しないでください!そうやって上条さんは私を馬鹿にしてたんですね?…ホントに信じらんない!結局理解してるふりして笑ってたんだ!――――――――信じたのに!信じてたのに!信じたかったのに…!―――――――知ったふうなこといって……最低ですよ!…お願いですから二度と話しかけないで下さい…!」





佐天「…言い訳しないでください!そうやって上条さんは私を馬鹿にしてたんですね?…ホントに信じらんない!結局理解してるふりして笑ってたんだ!――――――――信じたのに!信じてたのに!信じたかったのに…!―――――――知ったふうなこといって……最低ですよ!…お願いですから二度と話しかけないで下さい…!」


 ……なにをいってるんだ彼女は。
無神経な男とはいえ、彼女を助けた上条に対して。

 馬鹿にしてる?

 そんな訳がない。

知ったふうなこというな?

じゃあ彼女は彼の何を知っているのか。



佐天「はあ…なんで私ばっかり…なんで私ばっかりこんなに不幸なんだろ」



我慢できなかった。

彼を傷つけたことに。

自分だけが不幸だと思っている少女に。



 気づけば姫神は2人に歩み寄り、彼女を叩いていた。





上条「ひ、姫神!?」


 姫神は激怒していた。

間抜けな声をあげた彼など今は目に入らないくらいに。


姫神「はじめにいっておく。なぐって。ごめんなさい。あとわざとじゃないにしても。話を盗み聞きしてしまって。ごめんなさい」


 そう告げたあと姫神は言った。


姫神「その程度のことで。自分だけが不幸みたいに。語らないで」


 佐天もその言葉を聞いて激怒した。


佐天「あなたになにがわかるんですか!?なにも知らないくせにその程度なんて言われたくない!」


姫神「一度頭を。冷やすべき。あなたの悩みは。私からしたら贅沢な悩みでしかないよ」


佐天「ッ…!じゃあ言ってみて下さいよ!あなたはどんな贅沢じゃない不幸な悩みがあるんですか!?」





姫神「……私は。私自身の能力で。家族も友人も。住んでいた村の人たちも。……みんな殺したよ」



佐天「……え?」



 予想もしてなかった内容に、佐天はさっきまでの怒りを忘れ、絶句した。

 あとは話を聞くほかなかった。




上条「な…!姫神……やめろ…!」


姫神「ありがとう。上条くん。でも。これから話すのは。この子のためでもあるけど。私のためでもあるから。それに。不幸自慢とかじゃ。ないから」


姫神は、気遣ってくれた彼にかすかに顔を緩ませながら語りはじめた。



姫神「私の能力は『吸血殺し』。信じられないと思うけど。吸血鬼っているんだよ」

「私の血は。彼らにとって麻薬のようなものみたい。だから私を怖れて。村の人たちを吸血鬼に変えて私を殺そうとした」


「私の血は。彼らにとって麻薬のようなものみたい。だから私を怖れて。村の人たちを吸血鬼に変えて私を殺そうとした」


「私の血を吸うと。吸血鬼は灰になって死んでしまった。家族も。友人も。きっかけになった吸血鬼も。」


「ここまでが。私の不幸。この能力をどうにかするために。私はここへ来た。」





 ふう、と姫神は久々にこんなに長く話したなと一呼吸おき、彼を一別するとまた語り始めた。


「彼の能力は。『幻想殺し』。異能の力ならなんでも打ち消せる。そのかわり神の加護のようなものも。打ち消してしまう」


あってる?と姫神は上条に同意を求めると、彼はゆっくり頷いた。


「上条くんのまわりでは。よく不幸なことがおこる。だからこそ。彼は目の前で起こる不幸すべてに顔を突っ込む。まわりに起こる不幸をすべて自分のせいにしているから。私も。彼に助けられた一人」


 そして、姫神は上条のほうに顔をむける。

 その表情はどこか申し訳なさそうだった。

 そして彼女は告げた。


「私は。上条くんに。謝らなくちゃいけない。」


「……あなたに助けてもらったあと。あなたの名前を興味本位で。ネットで検索してみたの。それで。上条くんの許可なく。過去を知ってしまった」


「謝らなくちゃいけないのは。もう一つ。その過去の話を。今ここで。していい?」


上条はその提案に驚いた。

 ネットで検索かけたら自分の名前が出ることにもだが。

まあ内容は姫神の表情からさっするにいいことではないのだろうが。


 彼には記憶がない。

 だからこそ知らない過去の話をされるのは恐怖心があった。

それでも、他人を傷つけるのをみたことのない姫神が、上条を傷つけることになるかもしれないことを自分に謝ってまで話したいと言っている。

おそらくきっと佐天のためなのだろう。

故意ではないとはいえ傷つけてしまった彼女のためにできることを彼はしたかった。



そして上条はそれを承諾した。



とりあえず区切りもいいしこんなところですかね
明日引っ越しなので、今日明日は忙しくて書けるかわからなかったからいいかんじに区切れてよかったです
かけるときがわかり次第また報告しますね

遅くまでみてくれてありがとうございました!

支援ありがとうございます!
やっぱり嬉しいですね
アドバイスもありがとうございました!
これからは参考にさせてもらいます

姫神の能力については、科学サイドの研究者が吸血鬼の存在を認めていたかどうかは気なるところですね

おおかた周りの人間に強制的に血を吸わせ、吸った人間を灰にさせる能力を以前使った、とかそういう解釈でもしてるんですかね

あと気になるのは、なぜイギリス清教の騎士派は姫神を発見したのに保護しなかったのか、ですね

歩く教会で能力を封じられるし、どう考えても研究をすれば得をするし、利用価値はあると思うんですが……

もっと細かく描いてやれよ……と思いますが今更魔力無限の吸血鬼なんか出されてもめちゃめちゃになりそうですね

今日投下するつもりはなかったんですが、最悪しばらく間が空いてしまいそうなので、ほんのちょっとだけ考えて投下してみますね




姫神「彼の名前を検索して出たのは。学園都市にくる前は。疫病神と呼ばれて。周りから迫害されていたこと。」


姫神「そして包丁で。刺されたううに。マスコミから。化け物として。ネタにされたこと。いまだにその話が。都市伝説のような形で。残っているみたい」



「これが私と彼の。能力。学園都市風に言うなら。『原石』」


 また姫神は上条をちらりと見る。


「…魔法使いがいるとしたら。彼らからみれば。自分たちは魔術師。学園都市の学生は。超能力者。私たちは。異能力者」



「でもね…私からしたら。私たち当事者からしたら」




「――ただの呪いだよ」



 姫神「――こんな力。欲しい?」


姫神「こんな力…能力なんかじゃないよ。ここまで聞いて。上条くんに。まだうらやましいとか。知ったふうなことをいうなとか。そう思うなら。もうなにも言わない。でも――」


姫神「――思わないなら。謝って」



投下してみたら本当にほんのちょっとでしたね……

こんなふうにちょっとずつ投下したほうがいいのか、間が開いても暇なときにいっきに投下するほうがいいのか考えどころですね

今回は以上です

大きい不幸でも小さい不幸でもまわりで不幸が起きてるのは変わりないから呪いみたいなもんかなっていう自己解釈です

佐天さんがスキルアウトや上条、やたら理不尽に噛みついていたのは、精神的にまいっている人の感じを出したかったからです

その感じが姫神にも移ってしまって無理やり感出てしまいましたね……
できるだけ修正していきます

どこまで書けるかわかりませんが、引っ越し業者が遅れてて暇なので投下していきます


姫神「――こんな力。欲しい?」

姫神「こんな力……能力なんかじゃないよ。ここまで聞いて。まだうらやましいとか知ったふうなことをいうなとか。そう思うなら。もうなにも言わない。でも…。思わないなら。謝って」


佐天涙子は激しく後悔していた。

姫神の衝撃的な話に、少し冷静になったということもあるのだろう。

もちろん上条の発言も不用意ではあったが、助けてもらった相手に、知らなかったとはいえ激情にまかせて怒りをぶちまけてしまった。

 そしてあまりにも過酷で不幸な彼と彼女の前で、自分だけ不幸だなどと言ってしまった。

 佐天はもうひたすら謝ることしかできなかった。




佐天「あ、あの ……本当にすいませんでした!あたしなんてことを……」


上条「いやもとはといえばオレがちゃんと言っとけばよかった話だし……オレのほうこそ本当にごめん……」


佐天「謝らないでください…。本当に…本当にごめんなさい…」


 佐天はなんとなく悟っていた。

この人は、無能力者としてと同じ目線で話してくれていただけでなく、きっと不幸にあったときの自分と重ねていたのだなと。


そして姫神は、佐天に告げる。


姫神「あなた。それ以上謝ったら。さっきあなたが嫌がってた。友達とお母さんから感じたことと。同じことをしてることになるよ?」


佐天内心ギクリとした。

それは彼女が嫌がっていた『同情』と同じものだった。


姫神「お互い。謝ったなら。あとは。感謝すればいい」


佐天「はい…。本当にありがとうございました!」


姫神「あと。私も。言い過ぎちゃったね。酷いこと言って。ごめんなさい」


佐天「いえ、はっきり言ってくれて、逆にありがたかったです!……人の気持ちを読むのって難しいんですね」


姫神「ふふふ。そうだね。私も。上条くんがなに考えてるか。わからないよ。……人のこと忘れて。置いていくし」ゴゴゴゴ


上条「……あ!! ……スイマセンデシタ……」ドゲザァ


佐天「あ、あはは…」



 こうして3人の間のわだかまりは、言いたいことを言い合ったせいか、いつしか消えていった。

 そして姫神の提案で、各々のまだ出しきっていない腹の内のことや、互いにに聞きたいことなどを余すことなく話すことにした。



スイマセンさっき投下する予定だったものです
途中で忙しくなって切れちゃいました

今回は以上です

今日の投下は22時半くらいになると思います

余談なうえに既出だったら申し訳ないんですが、レールガン三巻読んでて気がついた……
固法先輩が透視してるシーンでキ○タマっぽいの見えてますね……

持つ者と持たざる者の苦悩は互いに理解できないと思う
両者は矛盾した苦悩をもっているのだからどんなに和解しても本質では理解できないんだよ

『球磨川禊』に言わせるなら「人生+-0だという奴は決まって+な奴なんだ」ということで、だから人間は人間を理解できないと思う

確かに互いに認められるには時間がかかるかもしれないが互いの関係で何がネックでさえ分かれば理解とまでいかなくとも共感まではできるし

近視眼的になりがちでもちょっと想像力働かせれば相手の苦悩だって察せる

>>85 乙。 できれば使いたくないって言ってなかったか?

>>86
>>87
この話で書きたかったのはそういうことですね
>>88
やっぱりそうなんですね……

ちょっと遅れましたが投下します



姫神と佐天がお互いの自己紹介を終えてから、3人は胸の内にあるいろいろなことを話した。

偶然とはいえ、言えなかったことを言える仲間に会えたのだ。
もう3人にためらう心の壁はなかった。
記憶喪失のことはもちろん上条は話さなかったが。


姫神「それにしても。上条くんは無神経」

佐天「あたしが言えないですけどやっぱりそうですよね」


上条「むう…。くやしいけど否定できない……」


佐天「落ち込まないでくださいよ。本当に感謝してるんですから」

上条「……いや今回のことで上条さんは自分の無神経さが身にしみましたよ……」


姫神「わかって。よかったね。変わらないとは。思うけど」


上条「……」


 姫神の言葉に佐天が吹き出す。
その一連の流れに落ち込みながらも上条は佐天に聞きたいことがあったことを思い出した。


上条「話変わるんだけどさ、佐天に聞きたいことがあるんだ。いいかな?」


佐天「いいですよ。なんでも聞いちゃってください!」


上条「レベルアッパー使ったときのことを聞きたいんだけど」


姫神「……やっぱりあなたは。無神経」


上条「……悪いのはわかってるけど、詳しく話を聞きたいんだ」


佐天「……いいですよ。お二人に隠し事はしません」





そして佐天は話し始めた。

わずかではあったが風を操ることができたこと。

友人を巻き込んでしまったこと。

友人が事件を解決してくれたこと。


話し終えて、佐天は上条を見た。

悩むような表情をしたあと、彼は言った。
上条「ありがとう。あとよければ使ったときの気持ちを聞きたいんだ。」


佐天「そうですね…。やっぱり能力が使えたときは涙がでるほど嬉しかったです。迷惑かけちゃったけど大事な思い出です」


上条「そうか…。使った後の話も聞いていいか?」


佐天「罪悪感…ですね。ズルして能力を使ってしまったことと、他人に迷惑をかけてしまったことへの」


 そこで上条と姫神が、まるで示し合わせたかのように目を合わせる。


佐天「どうしたんですか?」


上条と姫神は自分たちがお互いに同じことを考えているということがなんとなくわかった。

 見つめる姫神に対して上条が頷く。

それに応じて姫神が話し出した。


姫神「涙ちゃん。あなたは。――――能力使えるかもしれない」


 佐天はいきなりつけられたあだ名に気がつかないほど驚き、目を丸くした。




佐天「どどどどどういうことですか!?」

 衝撃的な発言に動揺を隠せずに佐天は言った。


姫神「落ち着いて。涙ちゃん。それにまだ。絶対とは。言えない」


上条「そうだな。とりあえずおそらく姫神とオレが今考えているのは同じことだ」


 そして上条は語り出した。


上条「佐天はさ、罪悪感感じてばっかでレベルアッパーのことよくしらないだろ?」

佐天「……はい。ぶっちゃけ」


上条「オレと姫神は人一倍レベルアッパーのこと知ってるぜ?」


佐天「え?」


今回の投下は以上です
おそらく次は明日の今日と同じ時間です

何か一つでも同じ土俵に立ってるってわかると違いますよね
最初理由なく仲が悪かった友達が、あとあと気づいたら親友になるみたいなのはこれが理由なんですかね……

姫神スレなのに。更新が途絶えない‥‥‥だと‥‥。スレタイを佐天さんにした効果だというのか!

>>94
気になって調べてみたら本当に未完多いですね……
自分はちゃんと完結させるつもりですよ
何か……なければ……

それでは今回のぶん投下します



上条「オレと姫神は人一倍レベルアッパーのこと知ってるぜ?」


佐天「え?」


上条「オレと姫神は特殊だけど無能力者だぜ?佐天と同じように能力に憧れないわけがないだろ?学園都市にいる限り憧れはつきないよ。そうだろ?姫神」


姫神「…彼の言うとおり。ついつい。意識して。調べてはいた」


上条「そもそも原石は生まれた時から持っているもので学園都市の能力じゃない。前例はないけどさ、超能力も手に入れられるもんと思いたいしな。」


上条「まあレベルアッパーに関しては、意識を失うのをわかってて使う奴はいないだろうけどな」


姫神「そもそも。私たちが使うのは。危険。もし間違って。私の吸血殺しが強化されたら。困る」


上条「上条さん的にもこれ以上不幸は勘弁ですよ…。」




上条「おっと話を戻すけどレベルアッパーってな、使ってる人の脳波を同じにして脳をリンクさせることで能力レベルを上昇させるものらしい」


佐天「…そのくらいならなんとなく聞きましたけど…。それがなにか?」


上条「じゃあそのリンクは同じ系統の能力者同士行われるのは?」


佐天「それは…知りませんでした」


上条「……どういうことだかまだわからないか?つまり佐天は風を使う能力者とリンクしてた訳。いいかえるとレベルアッパーによって風を操る力を『与えられた』んじゃなくて『もともと持っていた』風を操る力を強化されたっつーこと」


上条「システムスキャンの結果がただのレベル0だったのか空力使いのレベル0だったのか知らないけど――そこに力は、才能はあったんだ!すごいと思わないか?」


佐天「……!じゃ、じゃあなんでどんなにやってもレベルアッパー以降も発現しないんですか!? 数値は一ミリも動いてませんよ?」


上条「それはおそらく佐天自身のせいだな」


佐天「あたしの……せい?」




姫神「涙ちゃんは。ネガティブすぎ。あと他人の目を。気にしすぎ。」


上条「そういうことだ。副作用も確認せずに使ったのは責められてもしょうがないけど、能力が楽にあがるものがあったら飛びつくのは当たり前だろ?使ったことに罪悪感を感じる必要はないよ」


佐天「でも…!私のせいで倒れた子もいるんですよ?」


上条「謝ったんだろ?だったらもうそんなこと感じなくてもいいじゃないか。それこそ得体の知れないもの使ったその子の責任も大きいだろ」


姫神「人のことばかり気を使ってたら。自分だけの現実は。できないよ」


上条「そうそう。それに佐天はさ、なんとなくわかってきたけど思い込み激しいだろ?」


佐天「ぐっ!」


上条「そんな性格が裏目に出てたってことだ。じゃあ今はどうだ?今まで自分の中の能力が形すらも見えなかったけど、レベルアッパーによって、それが確実にあるということが確認できた。その罪悪感も必要ないものってのもわかった。腹のうちのモヤモヤもスッキリした。……なんかできる気がしてこないか?」


佐天「…………………! あれ? できる気がしてきたかも……!」


上条(ちょろいな)


姫神(涙ちゃん。ちょろい)


上条「あとはさ、私はできない。っていう気づいたらできてた気持ちを自分で壊すだけだ。やっぱり最後は自分でやるしかない。けどオレと姫神は信じてるよ――お前がその幻想をぶち殺してくれることをさ」



まだちょい書きためあるんですが、うまくまとまってないような気がしたので今回の投下はここまでにしときます


今回のは一気に書いたので強引だったりしないか不安ですね……

こんなチョロい子ばかりだったら俺にも彼女できただろうな……(遠い目)

>>105
学園都市に行けばちょろい子いますよ
でもあれ?どうやって行くんだっけ……

明日休みなので今日は長くかけるかな?とりあえずまとまったぶん投下しますね



 ふと完全下校時刻を告げるアナウンスが聞こえてきた。


上条「げ!?もうこんな時間かよ!」


佐天「す、すいませんでしたこんな遅くまで…」


上条「いやいや有意義な時間ほど短く感じるって意味ですよ。佐天もいちいち謝らなくていいってば」


佐天「な、ならよかったです…」


上条「オレと姫神はあっちだけど佐天は?」


佐天「あ、逆方向ですね…。じゃあここでお別れしましょうか」


上条「そうだな。んじゃまた会おうな」


佐天「はい!またお二人に会えるのを楽しみにしてます!それにあたし…絶対やってみせますね!」


姫神「大丈夫。私も。上条くんも。思い込みの激しい涙ちゃんを。応援してる」


佐天「ひ、姫神さん、あんまりからかわないでくださいよ。ていうか涙ちゃんって!」



―――とあるファミレス―――
??「北北西から信号がきてる」ピキーン





佐天「それじゃあ」


そう言って2人が向かう方向とは逆に佐天は歩いていった。
 が、
 急にくるりと振り向くと、佐天は2人に向けてはじけるような笑顔でこう宣言した。


佐天「上条さん!姫神さん!本当にありがとうございました!」


佐天「次に会うときはあたしはきっと能力者です!」


佐天「空力使いの佐天涙子をよろしくお願いしまーす♪」





 佐天涙子は幸せだった。
と言うより幸運といったほうが正しいのか。
 帰り道、2人について思いをはせる。


佐天(いい人たちだったなあ。あたしにはもったいないくらい…)


いかんいかんと佐天はネガティブな自分を振り払うために首を横に振った。


佐天(連絡先も交換できたしよかった。また2人会いたいなあ)


さっきまで一緒だったのにそう思うのは彼女にとって特別な出会いになったからだろう。
そして最後につい言ってしまった自分の爆弾発言を思い出した。


佐天(やっぱりあたしってバカだなあ。でもおかげで目標も決まった)


 今日佐天がわかったのは、やはり相手の深いところまで知るためには同じ目線に立たなきゃいけない。
 その内容がよくても、悪くても。


 今日の2人を思い返してみても、同じ目線、同じ立場だからこその意思の疎通が何度も見受けられた。

 真の理解者がいる。

 それがたまらなく羨ましくて、憧れた。

2人と同じ目線には佐天は立つことはできない。
が、一人一人ならできるだろう。
 姫神とは、おそらくであるのだが、同じ異性を意識する女として。

上条とは――――





佐天(――今のあたしじゃ上条さんと同じ目線に立つことはできない。真に理解しあえるものがない。――だったら――もし上条さんと同じくらいの、どんな相手でも立ち向かっていける勇気と力を持つことができたら――同じ目線で隣に立ってもいいですか?)


その答えは返ってこない。

しかし佐天の心には爽やかな風が吹いていた―――








―――その時佐天の頬を撫でた風がはたしてどこから吹いたものなのかは、まだ、誰にもわからない―――



とりあえず書きため分です
あと少しでこの話は終わりだと思います
またまとまったら投下しますね
もしかしたら24時過ぎるかもしれませんが

この話というのはプロローグの事ですね
姫神と佐天で上条を取り合う日常編がこの後にあると考えていいんですよね?

>>113
後日談みたいのでしたら少し浮かんでいるので書けると思いますがどうですかね?
後日談希望の方が結構いるかんじなら書こうかな

一応本編のラストまで書けたので、まとまり次第投下します



―――佐天を見送ったあとの公園―――

上条「いい子だったな」


姫神「そうだね」


上条「あんな元気な子だったんだな」


姫神「そうだね」


上条「……もう、我慢しなくていいぞ?」


姫神「…!そうだ…ね」


 その言葉をかわきりに姫神の目からは涙が溢れ出した。

 人は自分より弱いものがいないと生きていけない生き物だ。
 だからこそ自分の弱みを見せるのは、どのような理由があれ難しい。

 だが姫神は過去の自分を語った。
それは姫神にとっては弱みであり、トラウマにほかならないこと。
 心の傷をえぐることと変わらない。

 それでも彼女は語った。
 今を生きる少女のために、過去自分が手にかけてしまった人たちをネタとして使ったのだ。


姫神「かみじょ…くん……。ごめっ…んね…。み…んな…も。ごめんな…さいっ……」ポロポロ


 上条の胸のあたりにしがみついて泣く姫神に対して、彼は頭を撫でることしかできなかった。
 姫神がしたことは、自分にはできなかったから。




  ―――帰り道―――


姫神「ありがとう。上条くん」


上条「オレはなにもしてないぜ。むしろオレの言いたかったこと、言えなかったことを言ってくれてありがとな、姫神」


過去を覚えてなくとも、やはり心のどこかで覚えているのだろう。
上条は、姫神が言ってくれたことで心が軽くなった気がしていた。
それがどんなに陰惨なことでも、言葉に出すのと出さないとは違う。


上条「それとさ……例えオレたちの力が呪いだったとしても、そこにあるってことは意味のあることだと思うんだ。まあその意味がわかるまで、オレたちはこの力とうまく付き合って行こうぜ」


姫神「そうだね。……上条くんは。やっぱり。優しいね」


上条「姫神さんには負けますよ。オレが佐天だったら惚れてたかもな」


この男は…と思ったがここで折れるわけにはいかない。

姫神「上条くんが。惚れても。私は構わない」


 思ったより積極的になってしまった言葉を放った瞬間、姫神は赤面するとともに後悔した。
 これをスルーされたら立ち直れないかもしれない。

 だか彼の反応は予想とは違った。


上条「ひ、姫神さん!? ゴ、ゴホン!ま、まあ今日の姫神はかっこよかったからな。不覚にも少しときめいてしまったのは認めよう。」


 と少し頬を赤らめながら頭を掻いた。

 上条くんが私のことを意識してくれた?



 あまりの衝撃に姫神は反応できなかったが、残念ながらこの男は上条当麻である。
期待は裏切らない。


上条「だ、だがな姫神!あくまでオレの好きなタイプは寮の管理人のお姉さんだ。上条さんに巫女さん属性はありませんのことよ!」


姫神「……やっぱり。上条くんは。上条くんなのね」


 姫神は懐から『魔法のステッキ』を出すとスイッチを入れた。
 まあ意識してくれたことがわかったのはとても嬉しかったが、これには制裁を加えない訳にはいかない。


上条「いや姫神さん!? それはマジでヤバいって!右手じゃ防げないから!」


姫神「ならよかった。起きるまでは。待っててあげるから」


 バチバチバチ!

薄れゆく意識の中、彼は心の中で叫んだ。
不幸だー!と。
そう叫びつつも不幸だと思っていないのはきっとなんだかんだ言って幸せなのだろう。

今日起きた出来事と、今日できたよき理解者たちのことを走馬灯のように思い出しながら、上条の意識は途切れた。

気絶した上条を見て微笑む姫神もまた、幸せだった。



――――――――――――――――――

この後佐天、姫神、上条の3人が能力を手にしたのか、どのような関係に至るのかはわからない

3人はようやくのぼりはじめたばかりだから
このはてしない遠い青春坂を…


    ―――未完―――



以上で終わりです。
最後はあまりにも未完が多い姫神のSSを皮肉って、有名な打ち切り漫画のラストを少し変えてのせてみました。どうだったでしょうか?

いやぁSS書くの初めてだったんで緊張しました
終わってみて、強引だったり誤字が多かったり読みにくかったりと反省点は多々ありましたがとても楽しかったです!

後日談は皆さんの意見を聞いて決めたいと思います
とりあえずありがとうございました!


まさかこんなに見てくれてる人がいるとは……
内心すごくビビりましたが本当に嬉しいです!
ありがとうございました!

後日談は少し考えてたんですけど結構短い感じだったんですよね……
ただ期待してくれているひとが結構いてくれているようなので頑張って書いて見ようと思います!

まだいい落ちが見つからないので、今まで書いたのを第一部、今から書く上条×姫神、上条×佐天、姫神×上条×佐天の日常的なのを第二部、最後の〆は未定ですがいい感じの落ちをつけられる話を第三部という形にしようと思うんですがどうでしょうか?

ちなみに二部は思いついたショートストーリーをいくつか投下したいと思います

まだ書けるかわかりませんが、試しに今日上条×佐天を投下できればしようかなと思っています


レスありがとうございます!
じゃあさっきいった感じでやりますね。

電車で長い時間は書けなかったので、途中までで短いですが投下します。
ちなみに第一部と違って第二部はたぶんシリアスはないと思います。
続きは寝落ちしないかぎり、きりがいい所まで書き終わり次第投下します。



『再会』

 上条と佐天が再び出会ったのはまるでドラマのような、素敵で、劇的で、感動的なもの――ではなかった


上条「よう!佐天。学校帰りか?」


佐天「へ? か、上条さん?」


佐天は上条の顔を確認すると、赤面して顔を隠し、近くにあった自販機の裏に隠れた。


上条「あー……、すまん。話しかけちゃ不味かったか?」


佐天「え?/// なんで?/// ホントにわかりませんか?/// 上条さんそれ本気で言ってますか!?///」


上条「うーん……。ああ! なんだスッピンなのか」


佐天「違いますよ!!……まあほとんど化粧してないですけど」


佐天「いやいやいやいやあたし上条さんたちとの別れ際はっきり言いましたよね? 次に会うときは能力者だって!」


上条「あっ……」


佐天「あってなんですかあって!……ちなみにあたしたちいつ会ったか言ってください……」


上条「……昨日だな」


佐天「ですよね!?さすがにもうちょっと時間くださいよ!大きいこと言ってちょっと後悔したけど楽しみにしてたんですよ!?」


佐天「恥ずかしい話ですけどお二人との再会のときどんな風に会うか昨日何度も妄想して一人でにやけてたんですよ!?///なのに次の日道端で会うって……。やばい本当に恥ずかしくて上条さんの顔見れない!///昨日のあたしを殴りたい!///」




上条「す、すまん。昨日宿題徹夜してやってたから頭回ってないみたいだ……。つい佐天見つけてなにも考えずに話しかけちまった」メノシタニクマ


佐天「へ? も、もしかしてあたしのせいだったりします?」


上条「いや結局半分も終わらなかったから、佐天と会わなくても全然変わらなかったですよ……。そんで今日怒られて残りの宿題+期限守らなかった罰の宿題をもらったんだよ……しかも期限明日まで……」ゲッソリ


佐天「うわぁ……。大変ですね」


上条「まぁ欠席の多い上条さんがいけないんですけどね……。ごめんな……。色々考えてたみたいなのにぶち壊しにしちまって。」


佐天「いえ、そういうことならしょうがないですね。(まあきっと上条さんだから寝不足じゃなくても話しかけてきてただろうなぁ……)」


佐天「その代わり能力が使えるようになって、お二人に会うときは色々考えておきますから楽しみにしてて下さいね♪」


上条「お、お手柔らかにお願いします……」


佐天「アハハ!そんなに過激なことはしないですって!そういえば今日の宿題のメドはたってるんですか?」


上条「たってないに決まってるじゃないか」キリッ


佐天「駄目じゃないですか!うーん……。あ!じゃあ一緒に勉強します?丁度あたしも勉強するつもりでしたし。一緒にやったらはかどるかも知れませんよ?」




上条「で、だ」


佐天「はい」


上条「一緒に勉強することになって近場どこかに行こうってなったよな?」


佐天「は、はい」


上条「なんで上条さんは佐天の家に連れてこられてるんでせうか!?」


佐天「じゃじゃーーん!我が家です♪」


上条「いやじゃじゃーんじゃなくて!」


佐天「だ、駄目だったですか?」


上条「確かに勉強してても怒られないし、最悪寝ちまっても片方起きてれば起こしてくれるし、静かだから集中できて最高ですよ!?」


佐天「最高ならいいじゃないですか」


上条「あれ……?ホントだ。んじゃ勉強やるか(なんか言わなきゃいけないこと忘れてるような……)」


佐天「そうしますか♪(頭の働かない上条さんちょろいなー。……まあこうでもして上条さんのこともっと知らないと姫神さんに勝てないし。……さて、勉強も恋愛も頑張りますか♪)」


とりあえずここまでです。
満員電車で携帯いじりまくってたら吐きそうになりました。
明日日曜日だし遅くなるかもですがもうちょい書きます。

1レスだけですが寝落ちしそうなんで投下します。すいません……



上条佐天「……」カキカキ


――30分後


上条「……」ウトウト
佐天「……」カキカキ


――さらに30分後


上条「……」カクカク


佐天「……お客さん、終点ですよ」ボソッ

上条「!!」ビクビクビクーン


佐天「アハハ!上条さんスゴい『寝ピク』してましたね!」


上条「やべえちょっと寝ちまってたか…。つーかなんで恥ずかしいんだろうな『寝ピク』見られるのって……」


佐天「うーん……。無防備なときだからですかね?それより上条さん!お茶でも飲んでシャキッとして下さいよ!」


上条「おお、サンキューな。」ゴクゴク


佐天「……そういえば上条さんって好きな人いるんですか?」


上条「ぶはっ!」ビチャビチャ


佐天「か、上条さん!?」


上条「わ、悪い。いきなり変なこと聞くからお茶吹いちまった」


佐天「いやこちらこそ驚かせてすいませんでした。うわぁ…Yシャツグチャグチャですね……」


上条「不幸だ……。中のTシャツも濡れてるっぽいからとりあえず乾くまでハンガー二本借りていいか?」


佐天「いいですけど上条さん服が乾くまでどうするんですか?さ、さすがにあたしのは着れませんよ?」


上条「ん?そりゃ上裸でいるしかないだろう」


佐天「……え?///」


待っててくれた人、やたら短くてすいませんでした……
ここまできたら寝ぼけて書いてクオリティ落としたくないんですよね……
また明日万全の状態で書きますね

昨日は遅くまで書くと言いながら短くてすいませんでした……
花粉症の薬飲んだのが悪かったんですかね?眠気に耐えきれませんでした……
一応最後まで書けたので、まとめながらゆっくり投下します



上条「……」カキカキ


佐天(うわぁ弟と全然体つき違う///)チラッチラッ


上条「……」カキカキ


佐天「///」チラッチラッ


上条「……どおした?こっちチラチラ見て」


佐天「! い、いやなんでもないです!ちょっと集中力切れちゃって」


佐天(体見てたなんて言えるわけない///ていうか気にしてるのあたしだけ!?あたしがおかしいのかな?)


上条「そんじゃあ一回休憩するか! オレもちょっと疲れてきたし」


佐天「わかりました!それじゃあなんかしますか? あんまりゲームも漫画もないですけど……」


上条「うーん……。お!これ見ていいか?」


佐天「小学校の卒業アルバム……ですか。友達の家来たときの定番ですね。ちょっと恥ずかしいけど一緒に見るならいいですよ」


上条「じゃあ一緒に見るか」ペラッ


佐天「これは入学式のときですね」


上条「おー!ちっこくて可愛いな!。佐天にもこんな時があったんだなぁ……(丁度小萌先生くらいかな)」


佐天「むっ。まるで今は可愛くないみたいな言い方ですね。」


上条「いや今の佐天は可愛いというより美人って感じだからさ」


佐天「も、もう!///恥ずかしげもなくそういうこと言うのやめてくださいよ!///次行きましょう次!///」ペラッ




上条「これは運動会か。応援団似合ってんな。佐天らしくて」


佐天「へっへーん♪でもチアガールって言って下さいよ!まぁ元気なのが取り柄ですから♪そんじゃ次いきましょう」ペラッ


上条佐天「!!」


上条「す、スクール水着も似合ってますね」ダラダラ


佐天「み、見ないでください!///もう!///」


上条「す、すまん。」


佐天「まったく!///……!……チラっとしか見てなかったんで今気づいたんですけど、上条さんやっぱり傷の跡多いですね……」


上条「まぁ色々首突っ込んでるから、こればっかりはしょうがないな」


佐天「この傷新しい……。これあたしを助けてくれた時のですよね?」


上条「……たぶんな。」


佐天「……痛い……ですよね?」


上条「佐天が無事だったんだ。このくらいなんともない。それに女の子にはわからないと思うけど、名誉の負傷ってやつだよ。」


佐天「……ちなみに姫神さんも助けたことあるんですよね?その時の傷は残ってたりします?」


上条「! ま、まあちょっと怪我したけどいい医者に見てもらえたから、傷のあとは残ってないよ(腕ぶったぎられたなんて言えない)」ダラダラ

佐天「じゃあ大怪我するようなことにはならなかったんですね?」

上条「あ、ああ」

佐天「……上条さん嘘下手すぎですよ」




上条「み、右腕をですね、ちょっと切りました」


佐天「それ姫神さんに確認とってもいいですか?」


上条「……右腕を根元からぶったぎられました」


佐天「!!」


佐天「……上条さん、ちょっと見てもらいたいものがあるんですけどいいですか?」

上条「あ、ああ。なんだ?」


佐天はそう言うと、卒業アルバムのあるページを開いた。
そこは将来の夢を書いたページだった。


上条「将来の夢は『能力者』、それと『かわいいお嫁さん』か……」


佐天「はい。能力者になりたいっていうのは上条さんにも言いましたけど、可愛いお嫁さんっていうのももう一つのあたしの夢です。ちょっと恥ずかしいですけどね」


佐天「大好きな人と結婚して、彼が仕事から帰って来たらその疲れを癒してあげられる、そんな平凡ですけど温かい家庭を作りたいなって」


佐天「温かい居場所を作る。これって結婚相手じゃなくて友達との間でもできると思うんです」


佐天「上条さんさっき言いましたよね?名誉の負傷だって。もちろん上条さんのやってることは間違ってません。だから止めません。」


佐天「でも少しでもいいですからあたしや姫神さんにもできることがあるなら言ってくださいよ。……なにもできないっていうのはつらいですから。」




佐天「もし上条さんが、あたしを巻き込むのが嫌だとか、話したくないとか思うことなら話してくれなくてもいいです。足手まといにはなりたくないですし。」


佐天「でも必ず帰って来てください。あたしは上条さんがどんなに傷ついても、疲れても、ボロボロになっても、一緒にいれるだけで温かくなれるような場所でいますから。」


上条「……!……ありがとな。めちゃくちゃ嬉しい。うん……ホントにお前と会えてよかったよ」


佐天「えへへ///なんかあたしまた恥ずかしいこと言っちゃいましたね///」


そこで、完全下校時刻を告げるアナウンスが聞こえてきた。


上条「またこのチャイムでお別れか」


佐天「いいんじゃないですか?これなかったらあたしたちずっと話してそうですし」

上条「そうだな。んじゃあお邪魔したな」

そう言って上条は生乾きの服に着替える。

佐天「はい、お気をつけて」


上条「あ、そうだ佐天」


佐天「なんですか」


上条「お前絶対いいお嫁さんになれるよ。そんじゃあまたな」ガチャ バタン


上条が帰ったあとの佐天は、自分でも信じられないくらい顔を赤くしてにやけていた。


佐天(やばいやばいにやけがとまんない///)


佐天(でもやっぱり上条さんが怪我するのは見たくないな……上条さんと一緒に戦える力、上条さんを守れるほどの力……絶対手に入れなきゃ……!)


佐天「よーし!そんじゃあもうひと頑張りしますか♪」


そう言って佐天は机にむかった


彼の隣にいられるほどの力を手に入れられるように――


そして願った――


夢に描いたかわいいお嫁さんの隣にいるかっこいいお婿さんが彼でありますように――



『再会』END

これで佐天さんとの再会は終了です
佐天さんなんか乙女チックになっちゃいましたね……
次は姫神の番です
さて、どうしようか……

色々意見ありがとうございます!
やっぱ姫神といえば料理のイメージは強いですよね。
たぶんまた後でネタに使わせていただくと思います。
あとやっぱり上条のために努力する姿を書きたいですね。
別キャラも絡ませたいんですが悩み中ですね……

最近花粉症の影響で目が痛くて長文書くの億劫ですけど途中まで書けたので投下します



姫神「上条くん。今日も。昼ごはん。焼きそばパンだけ?」


上条「金がないからなぁ……。食べ盛りの上条さんとしてはなかなかキツイけどな……。」グゥ…


姫神「……よかったら。お弁当作りすぎちゃったから。一緒に食べる?」


土御門青ピ「!?」ガタッ


上条「マジですか姫神さん!!ヤバい姫神が天使に見える……」


姫神「は、恥ずかしいから。そういうことは。言わなくていい///」ドキドキ


吹寄「……姫神さん?上条となんかあったの?」


姫神「べ、別に。吹ちゃんが。心配するようなことは。何もないよ」アセアセ


吹寄「……ならいいけど。上条貴様!本当は、姫神さんにいかがわしいことしたとかじゃないでしょうね」


上条「……してねぇよ。つーか何でオレは吹寄からの信用がそこまで低いんだよ!」

吹寄「普段の貴様を見ていて信用できるわけないじゃない!」


上条「ひどい……。まぁ別に変なことがあったってわけじゃないんだけどな。
色々あって話してるうちに、友達から親友になったってとこかな」


土御門青ピ「色々……だと……?」


姫神「ま、前より。仲よくなったのは。間違いない///」


吹寄「……上条!姫神さんからの信頼を裏切らないようにしなさいよ!」


上条「だから大丈夫だって!」




土御門「姫神があんなに積極的になるとは思わなかったにゃー」


青ピ「おのれカミやん……!」


土御門(最近平和だし憎たらしいがカミやんでもイジって遊ぶとするかにゃー)


―――放課後―――


土御門「姫神、ちょっといいか?」


姫神「なに?土御門くん」


土御門「カミやんのことについてなんだがにゃー?」


姫神「!」


土御門「オレが協力してやってもいいぜぃ?」


姫神「別に。私ができることは。私がするから」


土御門「あら?残念だにゃー。まぁいつでも言ってくれ。カミやんの好みのタイプから性癖まで調べてやるぜぃ♪」


姫神「……たぶん。大丈夫だから。」スタスタ

土御門(この反応はまだ望みありだにゃー……)


―――翌日―――


姫神「上条くん。今日もいっぱいあるから。食べる?」


上条「姫神……!すまん天使と言ったのは間違いだった。女神様だ……!」


姫神「だ、だから。そういうことは。言わなくていいから///」テレテレ


上条「そういえば昨日偶然佐天に会ったぞ?」


姫神「涙ちゃんに?」


上条「そう。色々あって一緒に勉強したんだけど、やっぱりいい子だよなぁ佐天は」

姫神「……涙ちゃんと。勉強するなら。私も呼んでくれても。よかったのに」




上条「そうか。そんじゃあまたそういう機会あったら声かけるよ」


姫神「ありがとう。勉強したのは。この近く?ファミレスとか?」


上条「いや佐天の家」


姫神「……え?」



 姫神は思い出していた。
 上条の発言を。


『あくまでオレの好きなタイプは寮の管理人のお姉さんだ。
上条さんに巫女さん属性はありませんのことよ!』


 そして同時に思い出した。
 信用してもいいのかわからないクラスメイトの言葉を。


『カミやんの好みのタイプから性癖まで調べてやるぜぃ♪』


上条にものすごく近づいた気がしていたが、彼が自分のものになった訳ではないのだ。

それに佐天は自分とは違って明るく、元気で積極的だ。
手段を選んでいる時間はないのかもしれない。

 姫神は、そのあやしい提案を、とりあえず聞いてみるけとにした。


―――放課後―――


姫神「土御門くん。話だけでも。聞いていい?」


土御門「そろそろ来る頃だと思ってたぜぃ♪姫神はカミやんの好みのタイプは知ってるかにゃー?」


姫神「寮の。管理人のお姉さんみたいな。タイブ。合ってる?」


土御門「正解だぜぃ♪まぁつまり年上がタイプってことだにゃー」


姫神「……」


土御門「大丈夫だにゃー♪男の好きなタイプってのは一個じゃない場合が多いんだぜぃ?」


姫神「……私は。なにをしたら。いいの?」


土御門「話が早くて助かるぜぃ♪とりあえずこのアニメを明日までに見てきて欲しいんだにゃー♪」


姫神「……これは?」


土御門「そのアニメには妹、幼なじみ、先輩、後輩などなどいろんな種類のタイプが出てくるんですたい。
そのタイプのキャラになりきってカミやんにアタックすればいずれ陥落間違いなしだにゃー♪」







土御門「名付けて!『ヒメガミSS』作戦だにゃー♪」


今回の投下は以上です


はい、すいません……あんまり急にクロスとかやらないほうがいいですよね……マジですいません……
ただ姫神が上条の好みに合わせて頑張る姿を描くのに丁度よかったんです……
深く掘り起こさないしキャラの名前は出さないんで知らない人もわかるようにするんで今回は勘弁してください……!


(姫神に『わお。上条くん』って言わせたかったなんて言えない……)

すいませんリアルの方が忙しい&花粉症からの風邪で今週は書いている暇がないと思います……
脳内では八割ぐらいできてるんだけどなぁ……
ただ待っていただくのもあれなので、短いですがいつか投下しようと思って書いていた小ネタを2つほど投下しときます



『もう中学生』


上条「そういや佐天って、去年まではランドセルしょってたんだよな」


佐天「そうですよ?想像できませんか?」

上条「卒アルも見たのになんかなぁ……。佐天ってビリビリより大人っぽいから……。(主に体の起伏とかが)」


佐天「そんなことないですよ!確かに趣味とかは子どもっぽいですけど……。
御坂さんにはいい先輩やってもらってますし、どちらかと言うと面倒見いいし姉御肌じゃないですかね?」


上条「まぁ姉御肌ってのは確かにそうだな。(妹1万人いるしな)
まぁ精神面はそうかも知れないけど見た目がな」


佐天「……?まぁ御坂さん童顔かも知れないですけどあたしとあんまり変わらなくないですか?」


上条「あ、ああそうだな(あ、あぶねぇ……胸のこと言ってたのばれるところだったわ)」アセアセ


佐天「?……!上条さん……どこ見て言ってます?」ジトー


上条「……スイマセンデシタ」


佐天「まったくもう……!上条さんのエッチ!」プンプン


上条「わ、悪い。でもやっぱり大人だな。ビリビリだったらカミナリ落とされてるだろうし」


佐天「でも次そういうこと考えてるのわかったらカンチョーか電気アンマしますからね!」


上条(あ、やっぱコイツ小学生あがりだわ)


『もう中学生』







『組分け帽子』


小萌「新しいカリキュラムを始めますですよ~♪
何でもかぶるだけで本人の性格や能力の性格ごとに4つのグループに分けてくれる優れものらしいのですよ♪」


青ピ「あ、あれってハ○ーポッターの例のアレやよね?」


上条「……ここ学園都市だよな?」


土御門「か、科学の粋を集めた魔法の帽子とかすさまじい矛盾だにゃー……」


吹寄「うだうだ言ってないでさっさとやりなさいよ三バカ!やらないなら私がやるわよ!」


姫神「吹ちゃん。魔法使いの私としては。一番は譲れない」ワクワク


小萌「お♪珍しいですね姫神ちゃん♪
先生としても生徒が積極的なのは嬉しいことなのですよ~♪」


吹寄「いいわよ姫神さん、でもやるからには頑張って!狙いは勿論グリフィンドールよ!」


姫神「大丈夫。任せて」



姫神「スリザリンは。嫌。スリザリンは。嫌」ワクワク


土御門「姫神のヤツいつになくノリノリだぜぃ!」


上条「これはグリフィンドール来たんじゃないか?」


青ピ「魔女っ娘もエエなぁ♪」



組分け帽子「ハッフルパァァフ!!!」



姫神「……」


上条「……」


小萌「あ……」


土御門「……しょ、正直存在も忘れてたぜぃ……」


吹寄「ひ、姫神さん。なんかごめんなさい……」



姫神「……小萌。よくもやってくれた」


小萌「わ、私ですか!?」


『組分け帽子』






投下は以上です
ちゃんとまとめてないのでちょっと不安ですね……

体調がよければ寝る前とかに書けるんですが、治るまでキツそうです、すいません……
妄想族の自分としてはモチベーションは常に高いんですが薬飲むと眠気が……

早く完治させて暇を見つけて書きますんでよろしくお願いします

間空いちゃってすいませんでした……
でもお陰で風邪は治りました!
花粉症は相変わらずですが……

自分が飲んでるのはアレロックってやつですね
アレグラ眠くならないなら変えてもらおうかな……
ただ家が雑木林っていう花粉症患者には自殺行為みたいな場所に住んでるんで軽い薬だと効かないかもですね……

それでは今回の分ゆっくりまとめつつ投下します



『ヒメガミSS』


土御門「まぁキャラクターそのものになりきれとは言わないぜぃ。
姫神がこのアニメを見てそのヒロインのグッときたセリフや行動を真似してみればいいんだにゃー♪」


姫神「わかった。でも最初は。私がやり易そうなキャラクターをやりたいから。土御門くん決めてくれない?」


土御門「お安いご用だにゃー♪
ん~……義理の妹萌えの俺としては妹キャラを推したいが、姫神がやり易そうなのはクラスメイトの仮面優等生か幼なじみキャラってところかにゃー?」


姫神「仮面って。どういうこと?」


土御門「簡単に言えば猫をかぶってるってことだぜぃ。
このヒロインはとあるきっかけで主人公に裏の顔を見られてしまうんだが、
逆に本性をさらしたことで主人公と距離を縮めるんだにゃー♪」


姫神「つまり私が上条くんに。知られたくないことを。見せればいいの?」


土御門「そういうことだにゃー。秘密を共有するっていうのはなかなかたまらないシチュエーションだと思うぜぃ?」


姫神「二人だけの。秘密……。わかった。じゃあ最初は。仮面優等生を。やってみる」


土御門「頑張るんだぜぃ姫神!(明日が楽しみだにゃー♪)」



~仮面優等生~

上条「ふぅ。やっと補習終わったし帰るか」


上条「ん?俺の机の中に誰かの手帳が」


上条「名前は……書いてないみたいだな。しょうがない、中身を確認するか」


「・上条くんが。100円貸してくれなかった。
・転校初日で一番目立てる所を。シスターに潰された。
・上条くんが。近くにいたのに。話しかけてくれなかった。
・上条くんに忘れられて。置いていかれた。
・コミックス版の出番が――――
・上条くんが―――
・表紙が――
・影が―」


上条「」


上条「……見てはいけないものを見てしまった気がする。」


上条「愚痴を書いてるのか。
……妙に俺への愚痴が多いのが気になるけど誰のだ?
(……承太郎さんじゃあないですよね?)」


上条「……見たのがバレる前に帰った方がよさそうだな」


姫神「……私の秘密。見たよね?」ガタッ


上条「姫神さん!?なんで教卓の下から出てくんの!?」


姫神「補習始まる前から。スタンバってた」


上条「2時間も前から!?」


姫神「姫神さんは。裏表のない。素敵な人です」


上条「……は?」


姫神「りぴーと。あふたみー」


上条「……(意味がわからん)」


姫神「姫神さんは。裏表のない。素敵な人です」


上条「……姫神さんは裏表のない素敵な人です」


姫神「ありがとう。このことは。二人だけの秘密だよ?」


上条「あ、ああ」


姫神「それじゃあ。バイバイ(……二人だけの。秘密。ふふふ///)」スタスタ


上条「……なんだったんだ?」


掃除用具入れ(……姫神の奴ヘタクソ過ぎるにゃー……)



~反省会~


土御門「ちょっと無理矢理すぎるぜぃ姫神」


姫神「そう。かな……私としては。100点満点だった」


土御門「……カミやんの奴ぽかんとしてたにゃー……」


姫神「なら次は。頑張る」


土御門「じゃあ次も慣らすために楽そうな幼なじみでいこうぜぃ」


姫神「オーライ」


土御門「……姫神もアニメを見たからわかってると思うが特徴は天然・食いしん坊・料理上手って所だぜぃ(オーライ?)。
あと一緒にいると安心するようなオーラかにゃー?
それを踏まえて頑張るんだにゃー♪」


姫神「アイサー」


土御門「……秋沙(あいさ)だから返事がアイサーってか。やかましいにゃー!」




~幼なじみ~


上条「ヤバい遅刻だ!」ダダッ


上条「ん?……なんだあれ。……フェンスに巫女さんが突き刺さってる……」


姫神「……」


上条「……姫神さん何やってるんですか?」


姫神「ご飯。食べすぎちゃった。ダイエット。しなきゃ」


上条「いやこれハカマに引っかかってるだけだよね!?」


姫神「早く行かないと。授業遅れちゃうから。行こ?」トコトコ


上条「あ、ああ」


~昼~


姫神「上条くん。今日もたくさん作っちゃったから。お昼一緒に。食べようよぉ~」

上条「いつもありがとな姫神!」


姫神「別に。いいよぉ~」


上条(姫神ってこんなしゃべり方だっけか?)


土御門(また変な所真似してるにゃー……。しかもあれで真面目にやってるんだからたちが悪いぜぃ)





姫神「……もう。食べれない」ケプゥ

上条「俺の半分も食べてないけどな」

姫神「上条くんは。普段何を食べてるのぉ~?」

上条「……もやしとかもやしとかもやしだな」

姫神「……たまには。作りに行ってあげようか?」

上条「いいの!?」

小萌「ダメなのですよ~♪」

姫神「……」

上条「なんで!?」

小萌「上条ちゃんちに女の子を入れるなんて狼の檻に餌をやるのと一緒なのです!
不純異性交遊があったら困るのですよ!」

上条「そんなことないわ!……久々に美味い飯食えると思ったのに」グスッ

小萌「まったくも~しょうがないですね上条ちゃんは!
しかたないので今日は先生の家で焼き肉パーティーやってあげますよ~♪」

上条「マジで!?やったー!小萌先生愛してるー!」

小萌「もー上条ちゃんたら///」テレテレ

姫神「……」





~反省会~


姫神「一緒にご飯食べれたのはいいけど。小萌に全部持っていかれた」ズーン


土御門「後半はいい流れだったんだけどにゃー……」


姫神「……小萌。よくもやってくれた。
(お礼に。二人きりになったら。高い高いしてあげよう。ふふふ)」メラメラ


土御門「つ、次頑張ろうぜぃ。(やっぱりあの手帳で察する通り根に持つタイプだにゃー……)」


土御門「で、次は誰にするんだにゃー?」

姫神「後輩キャラの。水泳部のクールな子を。やってみようかな」


土御門「了解したぜぃ!
まぁカミやんの知り合いの女の子は年下ばっかだからダメかもしれないが、試す価値はあるにゃー。頑張るんだぜぃ♪」


姫神「難しそうだけど。頑張ってみるから。見ててね」



今回の投下は以上です
SS書いた人はわかるのかもしれませんが、書いてるキャラってスゴい愛着がでるんですね
書く前は佐天さんも姫神もスゴく好きってほどじゃなかったんですけどね

リアルが忙しくなってきたので、3日以上間が空きそうなときは言いますね
まぁ無趣味な自分に久々に出来た趣味のようなものなんで、長期間は空かないとは思うんですけど……


コメいつもありがとうございます!
やっぱり見てくれてる人がいるのわかると嬉しいです。
今回忙しくて書きためがまったくないですが、まとめられ次第ゆっくりあげていきます



~水泳部のクールな後輩~

上条「ん?なんだあれ……。姫神がブランコをスゴい勢いで立ちこぎしてる……。」

上条「しかも後ろから土御門が一心不乱に押してる……。」

上条「……ものすごくシュールな絵だけど姫神も俺以外にも仲いい男友達ができたってことだよな」

上条「いやぁ姫神おとなしいから心配してたけどよかったよかった♪」

上条「さて上条さんは特売に向かいますかね」スタスタ

姫神「は、速すぎて。降りられない」ズォォォ

土御門「の、のった俺も悪かったけど意味わからないにゃー」

姫神「つ、土御門くん。怖いから。とめて」ズォォォ

土御門「の、のった俺も悪かったけど意味わからないにゃー」

土御門「だいたいなんで巫女服なんだにゃー!
パンツチラ見せするためなのにこれじゃあ一向にめくれないぜぃ!」

姫神「み、巫女服は。私の大事な。アイデンティティーだから。譲れない」ズォォォ


~翌日~


上条「授業も終わったし帰るか」

上条「ん?なにか落ちてる。……!上条さんちではめったに食べれない『ゆ○ぐにモヤシ』じゃないか!」

上条「しかも袋が体育館裏まで続いてる……」

上条「……もらってもいいよな……拾って帰るか」キョロキョロ

上条「ん?なにか落ちてる。……!上条さんちではめったに食べれない『ゆ○ぐにモヤシ』じゃないか!」

上条「しかも袋が体育館裏まで続いてる……」

上条「……もらってもいいよな……拾って帰るか」キョロキョロ

上条「結局20袋も拾っちまった……。でもこれで久々に豪華なモヤシパーティーができるぞ!」



姫神「こんなところで。なにやってるんですか。先輩」




上条「ひ、姫神!?いやこれは違うんだ道ばたにモヤシが落ちてたから交番に届けようとしただけでやましい気持ちは……」


姫神「そんなことは。どうでもいい。です。先輩」


上条「どうでもいいのかよ……。……つーか先輩ってなんだよ」


姫神「先輩。昨日公園で私のパンツを。見た。ですよね?」


上条「……は?いやいやいや上条さんそんなのまったく身に覚えがありませんのことよ!?」


姫神「そ、そんなに見たいなら。見せてあげてもいい。ですよ?」


上条「だから見てないって!」


姫神「遠慮しないで。いい。ですよ」スッ


上条「な……!みてないみてない上条さんはなにも見てないです!
(い、一瞬しか見えなかったけど、黒だった…よな?)」


姫神「は、早く見て。これでも。恥ずかしい///」カァァ


上条「いや絶対後でなにかするつもりだろ!」


姫神「なにもしないし。誰にも言わない。ですから」


上条「……本当に?」


姫神「本当に。です」


上条「……で、では失礼して」チラッ


上条「……!こ、これは……水着じゃないか!」


姫神「てへっ。です」コツン




上条「いやこれもこれでアウトだろ!///」


姫神(ふふふ。照れてる照れてる。恥ずかしかったけど。やってよかった///これは間違いなく。水着フェチ!)


上条「……さては佐天から聞いたな?
俺が佐天の小学校の時の水着の写真見てついほめちまったことを!
それでからかってんだろ!」


姫神「……は?」


上条「……え?違うの?」


姫神「……天誅!」バチバチバチ


上条「す、スタンガンはやめて!……痛い!……ふ…ふこ……うだ」ドサッ


土御門(これはカミやんが悪いぜぃ……)ハァ





~反省会~


土御門「……今回はどんまいだったにゃー」


姫神「頑張ったのに……。本当に。失礼しちゃう」プクゥ


土御門「でも水着フェチの可能性もでてきたし、収穫はあったんじゃないか?」


姫神「……でも上条くんの中では。水着イコール涙ちゃんだと思う。まったくもう!」プンプン


土御門「……確かにそうかもしれないにゃー……」


土御門(でもいろんなキャラを演じたせいか、
姫神の表情の変化が少しだがわかりやすくなったのは姫神にとっても収穫だと思うぜぃ?)


姫神「……次はもう一人の。後輩キャラをやってみる」


土御門「ほう。理由聞いてもいいかにゃー?」


姫神「後輩キャラを演じる私に。手応えを感じた」


土御門「……(……ほとんど語尾にですつけただけな気がしたんだが……)」


土御門「ま、まぁ今日やったちょっとませてるクールな後輩よりもやりやすいだろうからいいんじゃないかにゃー」


土御門「特徴としてはふかふかボディ、人見知り、引っ込み思案って所だぜぃ。
さぁ次も頑張るにゃー♪」


姫神「任せといて。……次こそは……!」ゴォォォ


土御門「……完全に目的が変わってカミやんを落とすことになってるのはつっこまないでおくぜぃ」



急いだんですが日を跨いじゃいましたね……すいません……
やっぱりある程度書きためてまとめつつあげるスタイルが自分にはあってますね

ゆっくりでも見てくれていた方ありがとうございました!

……余談ですが高校生の頃、文化祭の準備の時にクラスの女子ににスゴい天然の子がいて

女子「天然!スカートなのにあぐらかくのやめなよ」

天然「大丈夫だよ!ブルマ履いてるから」ピラッ

っていう漫画のような状況をみたことがあります
しかも目の前で……
そんな俺は勝ち組……ですかね?


>>204
勝ち組だよチクショウ

>>204
じゃあとりあえず姫神にそれさせようか

>>205
衝撃的すぎていまだに忘れられないです……いい思い出だ……
ブルマは完全に廃れたけどなんか見せないために親が履かしたりってのはあるみたいですね
>>206
短いですがちょっと考えてみますね

>>204
勝ち組だなぁ…俺なんて幼女のおしり拭いたり
中学生からベタベタくっつかれたりしたぐらいしかないし



~延長戦~


~翌日~


姫神「上条くん。上条くん」ツンツン


上条「なんだ姫神。……水着ならもうこりごりだぞ?」


姫神「そんなんじゃ。ないよ。あれは私も。恥ずかしかった///」


上条「……じゃあなんでやったんだよ……。
で、なんの用だ?」


姫神「水着は恥ずかしかったうえに。涙ちゃんの二番煎じみたいになっちゃったから」


姫神「私はこれ。履いてきた」ピラッ


上条「な!///(ぶ、ぶ、ブルマじゃねえか!)」


姫神「ふふふ。いい反応。ありがとう(これは完全に。ブルマが好きな反応)」


上条「は、恥ずかしくないのかよ!///」

姫神「え?ブルマは。下着じゃないよ。この下にちゃんと。履いてるから」キョトン


上条「そ、ソウデスカ……(姫神さん恐るべし……!)」


姫神(涙ちゃんは水着。私はブルマ。住み分けは。必要)ウンウン


土御門(ヤバいこれには俺もちょっときたにゃー///)



>>208
……思い出交換しません?

こんな感じでよかったですかね?
とりあえず今回の投下はこれで以上です
今日の夜は書けるか微妙ですね……
書けたら書きます!
それでは皆さん遅くまで見てくれてありがとうございました!


>土御門(ヤバいこれには俺もちょっときたにゃー///)

??「兄貴ー?ちょっと話し合いが必要かなー?」

>>211
舞夏に
舞夏「オ・シ・オ・キ・か・く・て・い・だぞー」とか言われたら土御門的にはたまらないかも知れないですね
ではまとめつつ今回分ゆっくり投下します



~人見知りでふかふかな後輩~


~女子寮~


吹寄「私のブラを貸してほしい?
別にいいけど。何に使うの?」


姫神「私が。使う」


吹寄「……ああサイズ合わなくなっちゃったとか?」


姫神「えーと。そんな感じ。両胸を。ハチに刺された」


吹寄「……まぁいいけど。また上条が関係してたりしないわよね?」


姫神「そ、そんなわけ。ないよ」


吹寄「……そんなわけありそうね。
まぁ変なことに使わなければいいわよ」


姫神「ありがとう。吹ちゃん。……」


吹寄「ん?どうしたの姫神さん」


姫神「私の胸。小さくはないと思ってたけど。吹ちゃんと比べると。
中ジョッキと大ジョッキくらい差があるね……」ズーン


吹寄「どんな例えよ……。
……嫌味に聞こえるかもしれないけど私は姫神さんくらいの大きさがよかったわよ。
まだ高校生なのに重力に負けそうで……
コンプレックスでしかないわ……」ズーン


姫神「そ、それは学園都市の技術で。なんとかなりそうだけど」


吹寄「……いくら最先端の科学技術を持った街でも胸が垂れない研究してるとこなんてないわよ……」ハァ


姫神「……ありすぎても。大変なんだね」


吹寄「まったくよ……」ハァ





姫神「そうだ。吹ちゃんに。聞きたいことがあるんだった」


吹寄「私に答えられることなら答えるわよ?」


姫神「吹ちゃんって。好きな人いる?」


吹寄「……いないわよ。
……いたとしてもこんながさつな女相手にされないだろうし」


姫神「どうして?
吹ちゃんは。女の私から見ても。素敵な人だと思うけど」


吹寄「……ありがとう姫神さん。
でも私は恋愛をするようなタイプではないから。」


姫神「……もし好きな人がいるなら。我慢はしない方がいいよ?
どんな性格でも。どんなタイプでも。恋をしちゃいけないわけじゃ。ないんだよ?」

姫神「私からはそれだけ。それじゃあ吹ちゃん。ありがとね。バイバイ」ガチャ バタン

吹寄「……いないって言ってるのに……。」

吹寄「……私が恋愛ねぇ……」





~翌日~


姫神「上条先輩。おはよう。です」ポヨン


上条「だからその先輩ってなんだよ……。てか胸どうした!?」


上条「なんで昨日は普通だったのに1日で小玉スイカくらいになってんだよ!」


姫神「えーと。……タンスの角に。乳をぶつけて。です。」


上条「どんな理由だよ!
つーか女の子が乳なんて言うんじゃありません!」


姫神「でもふかふか。でしょ?」タユン


上条「……ノーコメントで」チラ


姫神「そんなことより上条先輩。私。人見知りだから。相談のってくれない?ですか?」


上条「唐突だなぁおい。……まぁいいけど」


吹寄「……私も相談にのってもらってもいいかしら?」


姫神「……!吹ちゃん!」


上条「え?吹寄が俺に相談とか珍しいな。」


吹寄「たまにはいいじゃない。
ちょっと自分を変えてみようかと思って。だから男の意見も聞きたくて」


上条「……つまり女っぽくなりたいってことか?」


吹寄「……貴様にそう言われるのは癪に障るけどまぁそういうことね。
……参考までに聞いておきたいんだけど貴様はどういう女の子がタイプなの?」


姫神「……!(吹ちゃん……恐ろしい子……!)」


土御門「吹寄もカミやん狙い……だと……?」





~反省会~


土御門「吹寄まで毒牙にかけるとはさすがカミやんだにゃー……。
……明日青ピと一緒にボコるしかないぜぃ」


姫神「眠れる獅子を。起こしちゃった……」


土御門「しかし吹寄まで姫神と一緒に人見知り克服のための教官プレイをするとは思わなかったぜぃ……」


姫神「教官プレイじゃない。特訓」


姫神「まぁ吹ちゃんもやるとは。思わなかったけど」


土御門「強烈だったにゃー……」


姫神「気を取り直して。次頑張る」


土御門「次はいよいよ俺待望の妹キャラなんてどうだにゃー?」


姫神「いいよ。そうする」


土御門「期待してるぜぃ。頑張るんだにゃー」




今回の投下は以上です
吹寄姫神上条の教官プレイはカットしました。
つーか手元に資料がなさすぎて書けませんでした……
まあ姫神の話ばっかり書いてる気がして……
佐天さんの話も入れたいんで長引かせたくなかったってのも理由です
後でたぶん書きますけどね

佐天さんの話はなに書こうかな……
思った以上にヒメガミSS長引いちゃったな


言い忘れてましたが、
今回吹寄を出したのはなんかいまだに他の上条を好きなヒロインを出せてなかったので、
他にもライバルはいるんだぞってことで吹寄を出してみた感じです
佐天の話は姫神の話が終わったあとも書くと思いますが、
途中にちょっとした短い話でも入れてあげたい感じです
まだうかばないけど……
第三部はうっすらできてきたんだけどなぁ……
なんかいいネタがあったらよろしくお願いします!

御託はいいからとっとと書け




書いてくださいお願いします

>>221
教官プレイのこと言ってるなら申し訳ないですけど週末まで待って下さい!
あまりにも忙しくて元の話を見直そうにも今時間ないんですよ……
忙しすぎて泣きそう……

やっぱり困ったらレールガン組ですね
意見ありがとうございます!
それでは書きためなくて投下遅いかもしれないですけどゆっくり投下していきます



~番外編~


~とある日の佐天さん~


佐天「うーいはるーん♪」ガバッ


初春「……!?きゃあ!///なにするんですか佐天さん!///」


佐天「おや?今日はポケモンのキャラものかー」


佐天「初春もまだまだお子ちゃまだねえ(……フシギバナとか……)」


初春「き、今日は急いでたからですよ!
見られると思いませんでしたし……」


初春「まったく佐天さんは……!もうやめて下さいよ!」プンプン


佐天「アハハ!ごめん、ごめん」


佐天「でももう趣味みたいなもんだからやめられないかも♪」


上条「……過激な趣味をお持ちのようで」

佐天「……あれ?上条さん?」


初春「佐天さん?お知り合いですか?」


佐天「う、うん。とってもお世話になった人で今度初春にも紹介しようと思ってたんだけどね」


佐天(本当は上条さんが無自覚に女の子にフラグ立てるから気をつけろって姫神さんに言われたから会わせようか迷ってたんだけど……)


初春「そうなんですか!」


初春「はじめまして!私佐天さんの友達の初春飾利っていいます!」


上条「奇遇だな。俺も佐天の友達なんだ」

上条「ちなみに名前は上条当麻。よろしくな」


初春「あはは!上条さんって面白いですね」


佐天(……やっぱり姫神さん気にしすぎなだけでそんなことなさそうだけど)





上条「そういやさっきから思ってたんだけど」


上条「(頭の上の花の)飾り可愛いな」


初春「!」


佐天「!!!」


初春「そ、そんなこと言われたの初めてです///」


初春(い、いきなり飾利って呼び捨てにされちゃいました///)


上条「マジか?でも皆そう思ってると思うぜ?」


初春「あ、ありがとうごさいます///」


佐天「……(姫神さんの言った通り……いやそれ以上だった!)」


上条「だからフシギバナなんだな」


初春「……え?」


上条「……あ、やべっ!」


佐天「……上条さん見ましたね?」イラ
上条「……ナンノコトデショウカ」


初春「///」


佐天「……カンチョー!」ズブッ


上条「ぎゃあ!!メチャクチャ痛てぇ!!!いきなり何してんの!?」


佐天「セクハラしたらカンチョーって前にいいましたよ!」フン


佐天「まったく女の子のパンツを見るなんて!」


初春「……!元凶は佐天さんですよ!男の人の、しかも佐天さんのお知り合いの前でスカートめくるなんて!」


初春「もう今日と言う今日は許しません!」


佐天「う、初春?」


初春「私に着いてきて下さい!……上条さんもお願いします!」


上条「お、俺も?」





上条「で」


佐天「なんでカラオケ?」


初春「佐天さんには私が入れた曲を歌ってもらいます!」


初春「やってくれなきゃ許しませんからね!」


佐天「そんなのでいいの?よかった♪」


――――――――――――――――――


初春「~♪」


上条「初春歌うまいな。花*花よく歌うのか?」


初春「あ……はい(飾利って呼んでくれてよかったのに……)」


初春「か、可愛かったですか?」


上条「?おう(声が)可愛かったぞ!」


初春「///」


佐天「……初春?早く私の入れてくれないと歌えないよ?」イライラ


初春「あ、すいません!」


初春「ふっふっふ♪今回歌ってもらうのはこの曲です!」


佐天「ジュディ・オングの『魅せられて』?
ずいぶん古い曲チョイスしたね。
まあよくお母さんが歌ってたから覚えてはいるけど」


初春「まぁまぁ歌って下さいよ!」ニヤニヤ





佐天「Wind is blowing from the Aegean~♪女は海~♪」


上条「ん?歌も上手いし曲も変じゃないし……なんでこの曲選んだんだ?」


初春「もうちょいでわかりますから上条さんも見てて下さい」ニヤニヤ


佐天「……!す、好きな男の腕の中でも違う男の夢を見るUh--Ah--Uh--Ah--私の中でお眠りなさい///」


上条「……なるほどな」


初春「そうです!佐天さんのお仕置きはちょっとえっちな曲を上条さんの前で歌わせることです!」ニヤニヤ


上条「ジュディ・オングなのにテレサ・テン(照れ佐天)ってことだな!」


初春「……正直微妙です」


上条「……」


佐天「いやああああ///もう無理ぃ///」


初春「まだ始まったばっかりですよ佐天さん!」ニヤニヤ


初春「ちなみに次の曲は『セーラー服を脱がさないで』です♪」ニヤニヤ


佐天「いやああああああ///」


このあと上条と初春はたっぷり三時間、『照れ佐天』を堪能しましたとさ






くそうまた日を跨いでしまった……
今回の投下は以上です!

カラオケの時、
知ってる曲でもいざ歌ってみると歌詞がえろくて周りが変な空気になるときありますよね……



土御門「姫神、お前が今回やるのは妹キャラだにゃー。」


土御門「だがカミやんと姫神は血が繋がっていない。つまり義理の妹ってことだぜぃ」


土御門「義理の妹萌えな俺が見てるんだ。今までのようなミスは許されないにゃー」

土御門「いいか?絶対だぞ?絶対ミスはダメなんだにゃー」


姫神「……振りじゃないよね?まぁ。大丈夫だと思う。任せといて」


土御門「……超不安だぜぃ……」


土御門「一応特徴を言っとく。
今回のキャラは無邪気な妹だにゃー。
あと肉まんが好き、自分のことは『みゃー』と呼んでいる、兄への呼び方はにぃにだぜぃ。
じゃあ頑張るんだにゃー♪」





~無邪気な妹~


姫神「おはよう。にぃに」


上条「にぃに?……姫神最近どうした?自分のキャラを忘れたのか?」


姫神「にぃにってば。ひどい。みゃーは前から。こんなだよ」


上条「みゃー?……いや絶対キャラ違うだろ」


姫神「そんなこと。ないよ」


姫神「あれ?ちょっと止まって。にぃに」

上条「ん?どうかしたか?」


姫神「髪にモヤシ。ついてるよ」ヒョイ パクッ

上条「マジか恥ずかしい。今朝急いでたからかなぁ」


姫神「にししし。にぃにってば。慌てん坊なんだから」


土御門(いや慌ててても頭にモヤシはつかないぜぃカミやん……)





姫神「にぃに。授業寝てちゃダメでしょ」

上条「いやお前が寝てるのも見たかんな」

姫神「にししし。ばれちゃった」テヘッ


上条「無表情でテへってされてもだな」


吹寄「先輩呼びの次はにぃに?姫神さんも変なことするわね」


姫神「……吹ちゃん。体ふかふかだね~♪」モミモミ


吹寄「……上条、説明してくれないかしら」


上条「……上条さんには無理です」


姫神「ふかふかだね。柔らかすぎて。やめられない。とまらない」モミモミ


上条(これはヤバい。最初は眼福だったが、吹寄の表情が徐々に曇ってきた……)


上条(姫神が危ない……!しかたない俺が犠牲になるか……)


上条「なぁ……」


吹寄「なによ」ピクピク


上条「一生のお願い!揉ませて吹寄!」ダッ


吹寄「派手に死ね!!」ゴッ!


上条「」シュウゥ


土御門(……雲行きが怪しくなってきたにゃー)





~お昼~


姫神「にぃに。お弁当あげるね」


上条「いやぁ悪いな。いつも申し訳ない」カパッ


上条「……なんで弁当箱に肉まん?」


姫神「食べて?」


上条「いやいただけるのであれば肉まんでもいただきますよ?」ガブッ


姫神「……にぃに。みゃーのにくまん。食べたでしょ」


上条「いや食べてって言ったよね!?」


姫神「まったくにぃには。にぃになんだから」プクゥ


上条「理不尽だ……」


上条「そう言えば一個聞いていいか?」


姫神「なに?にぃに」


上条「みゃーってなんだ?」


姫神「ええと。……ひめがみゃーってことかな」


吹寄「ぶはっ!」


土御門(ひwめwがwみゃーwwww )


姫神「……吹ちゃん?」


吹寄「ごっごめんなさい姫神さん!ただ、ひめがみゃーは……クク……やめたほうが……ぶはっ!」


上条「……姫神、正直ひめがみゃーはない」


姫神「……にぃにの。ばか!///」カァァア





~反省会~


土御門「いやぁ……見事な黒歴史を見せてもらったにゃー♪」


姫神「しばらく。学校休みたいくらい。トラウマになった」ズーン


土御門「吹寄がツボってるところなんて初めてみたぜぃ」


姫神「吹ちゃんは。後で私に。ごめんなさいをしなきゃならない」プンプン


土御門「まぁあれは許してやるんだにゃー」


姫神「……ごめんね。せっかくの妹キャラだったのに」


土御門「気にしなくていいにゃー。
こういう時のためにちゃんとサブプランも用意してあるからにゃー♪」


姫神「サブプラン?」


―――――――――――――――――


上条「いやぁやっぱり姫神最近おかしいよなぁ。なんかあったんかなぁ」


上条「しかしひめがみゃーはないなひめがみゃーは。」


上条「猫にスフィンクスって名前つけるくらいないな」


上条「早く姫神も普通に戻ってくれればいいけど」


上条「ふぅやっと家に着いた。ただいまーインデックス!」ガチャ


インデックス「お、おかえりなんだよ!にぃに///」


上条「お前もかぃ!!」






乙~
最後は中の人つながりか

とりあえず今回の投下は以上です
メインヒロインであるインデックスさんをやっと出せたのでよかったです!
え?メインじゃない?

即興って難しいですね……楽しいですけど時間かかっちゃって申し訳ないです……
それでも見ててくれる方、マジ感謝です

黒子の話も書こうと思ったんですが今日の夜は時間とれそうなのでその時に投下しますね
それでは!

>>240
いや中の人は一緒ではなかったと思います。
ただインさんを出したかっただけですすいません……
一応中の人繋がりだと風斬なんですよね……
インさんより出しにくいけど出来れば今後出してあげたいなぁとか思ってたり……

>>242
わかってるよ、仲がいいんだよ中の人同士が、実際言いそうなくらい
禁書のコメンタリーでも2人の時はすごいテンション上がってたよ

>>243
まったく知りませんでした!そうなんですか。
まぁ自分がインさん出したのは偶然ですけど仲がいいなら実際にやって欲しいですね

最近投下が夜遅くてすいません……
今日は早い時間に書けると思ってたんだけどなぁ……
まぁ電車である程度書きため出来たので、まとめられ次第投下します



~番外編~


~とある日の佐天さん2~


白井「はぁ……」


初春「どうしたんですか白井さん。ため息なんかついちゃって」


白井「……この前スキルアウトが起こした婦女暴行未遂事件で、
女性を助けた殿方に感謝状を渡しに行かなければ行けないんですの……」


佐天「え?別にため息をつくような話じゃないですよね?」


白井「……この殿方はことあるごとにお姉様にちょっかいを出してくるにっくき類人猿ですの!」


白井「これがため息をつかずにいられましょうか……はぁ……」


固法「まったく……白井さん、ため息ついてる暇があるならさっさと終わらせて来なさい!」


固法「あと佐天さん?ここは遊び場じゃないんだから当たり前のようにいちゃ駄目よ」


佐天「はーい」


白井「うぅ……わかりましたの。
初春、上条当麻という殿方の住所を調べてくださいな」


初春佐天「上条さん!?私も行きます!」ガタッ


白井「……はい?」


―――――――――――――――――


白井「まさか二人ともあの類人猿の餌食になっているとは思いませんでしたの……」

佐天「いや餌食って……お世話になっただけですよ」


初春「上条さんの部屋、どんな部屋か楽しみですね佐天さん♪」


佐天「……初春は餌食であってます」


白井「……そのようですわね」





ピンポーン


白井「失礼しますの。風紀委員の白井といいますが上条さんいらっしゃるでしょうか」


インデックス「はーいなんだよ!」


初春佐天「!?」


白井「おやあなたはいつぞやのシスター」

インデックス「そういうあなたは短髪と一緒にいたついんてだよね?」


インデックス「とうまはジュース服にこぼしちゃってお風呂に入ってるんだよ!
とうまになんのようかな?」


初春佐天「とうま……だと……?」


白井「まぁ悪い話ではありませんの。
すぐ終わりますのであがらせてもらってもよろしくて?」


インデックス「むぅ……まぁしょうがないんだよ」


インデックス「で、何の用なのかな?ついんてもとうまにたらしこまれた女の子なのかな?」ジロリ


白井「そう警戒しなくてもいいですのに……そんなことありえませんの」


初春「そうですよー白井さんはガチレズですからね♪」


インデックス「ならかまわないんだよ!」

白井「……初春、旅行に行くならどこに行きたいんですの?」


初春「旅行ですか?そうですね、上条さんと温泉とかがいいですね♪うへへ~♪」


白井「なら行ってらっしゃいな」シュンッ


――――――――――――――――――


上条「いてて、今日新幹線に轢かれそうだった子犬を助けた時の傷にしみるなぁ」ゴシゴシ


シュン


上条「へ?」





初春「ひゃあ!」バシャーン


上条「う、初春!?なんで上条さんちの風呂にいるんでせうか!?」


上条「しかもまたパンツ見えてるし!(今度はキレイハナか……)」


初春「ひゃあ///見ないでください!///」

初春「ていうか上条さんも前見えてます!///」


上条「oh……」


初春「あわわ///上条さんのゴマゾウが///」プシュー


上条「……せめてドンファンと」


インデックス「と~う~ま~!」ガブリ!

上条「イテテ!俺は悪くねぇって!……ああもう不幸だぁ!」





上条「で、なんのようだ白井」ボロッ


初春「うへへ上条さんの服借りちゃいました♪」クンカクンカ


佐天「嗅ぐのやめなさい」イラ


白井「コホン、あなたこの前スキルアウトに絡まれてた女性を助けましたわね?」


上条「ああ」


白井「その時に生徒手帳落とされたでしょう?」


白井「助けられた女性が助けたのはこの生徒手帳の持ち主だと言うのでわたくしとしましてはは!な!は!だ!遺憾ですけれどもこれも風紀委員の仕事ですので感謝状を持ってきましたの」


白井「それと一言。これは警備員や風紀委員の仕事ですの。」


白井「一般人は自重して下さいますよう」

上条「いや目の前で襲われてたら助けない訳にはいかないだろ」


白井「なら次からは見つけ次第警備員に連絡してくださいな」


上条「ぐっ……」


インデックス「ついんての言う通りなんだよ!もっと説教してほしいかも!」


インデックス「とうまは無理をしすぎなんだよ!ボコボコにされたり右手を切断されたり……最近はあんまりだけど3日に一度入院するのは異常なんだよ!」


インデックス「このままじゃとうまいつか死んじゃうんだよ……」シュン…


上条「インデックス……」


白井「……あなたはもう少しまわりを見たほうがいいですの」





白井「あなたが死んだらシスターさんや佐天さんに初春、それにお姉さまだって不幸になりますの」


白井「……わたくしとしても以前助けられた身としましては借りを返すまでは死んでもらっては困りますの」


白井「これでもわたくし感謝してますのよ?」


白井「それにわたくしのことだけではなくおそらくお姉さまを助けたことがあるでしょう?
それに関しましては感謝してもしきれませんの。……悔しいですけれど」


白井「あなたがしていることは私は止めませんの。止めた所でやめないでしょうし」

白井「だからこそわたくしたちを頼りなさいな。警備員や風紀委員のほうがすぐ解決できることもあるでしょう?」


白井「わたくしはお姉さまの悲しむ顔を見たくありませんの」


上条「……てっきり白井には嫌われてるからもっとキツく言われると思ってたんだが」ポリポリ


白井「あら恋とは別ですのよ?恋敵として憎みこそすれ人としては尊敬してるくらいですの。」


白井「……少なくともお姉さまの次くらいには」


上条「……光栄だな」


白井「そう思うなら次からはたよって下さいまし。」


上条「……いつか助けを借りることになるかもしれない。いいか?」


白井「それがジャッジメントですの!」ニコッ





~帰り道~


初春「し、白井さん、まさか上条さんのこと好きになったとかじゃないですよね?」

白井「はぁ?ありえませんの。わたくしが敬愛するのは御坂美琴お姉さまだけですわ」


白井「上条さんに対しては尊敬こそすれ恋愛の対象にはなりえませんの」


初春「あー!今上条さんって言いましたね!白井さん絶対気がありますよね!?」


白井「呼び方一つであほらしい……佐天さんもなんとか言って下さいな」ハァ…


佐天「あはは……初春、白井さん困ってるからそのぐらいにしておきなよ?」


初春「はーい、
まぁ白井さんが御坂さん以外の人を好きになるなんてあり得ないことだってわかってはいたんですけどね♪」


佐天(それにしても……上条さんが3日に1回ペースで入院してたなんて聞いてなかったな)


佐天(一人で抱え込んじゃうタイプだってのはわかってるんだけどもうちょっと弱い所見せて欲しいなぁ……)


佐天(そのためにも……)


佐天「よしっ!頑張ろう!」


白井「どうしたんですの?佐天さん」


佐天「いや能力開発頑張ろうと思って」


初春「最近頑張って勉強してますもんね、佐天さん」


白井「努力すれば結果はついてきますわよ!応援してますわ」


佐天「えへへ。まぁ見てて下さい!」


白井「……そう言えば忘れていましたけどあのシスターはなんでいたのでしょう……」


佐天初春「あっ……!忘れてた!」






今回は黒子出してみました
黒子をガチレズと考えるなら一番近づいても上条とはこんな距離かなぁとか思いつつ書いてみました
チョロい子ばかりじゃいけませんしね

以上で今回の投下は終わりです

お待たせしました!お久しぶりです!
忙しくてあげる予定だったのにあげられなくて本当にすいませんでした……
ざっとは出来てるんでまとめ終わったら投下します!



土御門「いよいよあと2キャラだぜぃ」


土御門「『男殺しの天然女王』の異名を持つ憧れの先輩か中学からの腐れ縁の悪友か」


土御門「姫神はどっちを選ぶんだ?」


姫神「憧れの先輩の方を。先にやろうと思う」


土御門「ほー。理由はあるのかにゃー?」

姫神「好きな人が。自分のことを憧れて好いてくれているというのは。私も憧れるし。うらやましい」


姫神「……でも上条くんは。そうじゃないから。」


姫神「悪友っていうポジション。これが私の理想」


姫神「だから。この順番だよ。悪友は。最後」


姫神「悪友っていうポジション。これが私の理想」


姫神「だから。この順番だよ。悪友は。最後」


土御門「……ちゃんと考えてるんだにゃー。」


姫神「内容も。ちゃんと考えてあるよ」


土御門「応援してるから悔いが残らないようにな?」


姫神「ありがとう。頑張るね」





~『男殺しの天然女王』の異名を持つ先輩~


~昼休み~


姫神「ごろにゃーん♪」ダキッ


土御門吹寄「!?」


上条「姫神!?な、なんで後ろから抱きついてきてんだ!?」


姫神「にゃんにゃん。攻撃だよ」ギュッ


上条「意味わからん!」


吹寄「ひ、姫神さん!ちょっとやり過ぎよ?」


姫神「むむむ。じゃあ吹ちゃんも。やってみれば?」


姫神「上条くん。喜ぶよ?」


上条「よ、喜んでないわ!だいたい吹寄がやったらおっぱいでそれどころじゃねーよ!」


吹寄「……」


上条「あ……」


土御門(カミやん死んだにゃー……)


吹寄「……それは貴様が私を異性として見てるってこと?」


上条「……は?当たり前だろ」


吹寄「……そう。」


吹寄「……じゃあ私がさっきのやったら貴様は嬉しかったりするの?」


上条「……え?」


姫神「わお!吹ちゃん。大胆だね」


吹寄「た、ただ聞いただけじゃない。」


吹寄「でどうなのよ、上条」


吹寄「……あれ?上条は?」


土御門「……残念ながら青ピたちに連れて行かれたにゃー……」


吹寄「……そう」シュン


姫神「……お、惜しかったね。でも頑張ったよ。グーだよグー。ベリグー」アセアセ


―――――
―――


姫神「上条くん。どっか行っちゃったから。探さないと」


姫神「男子に。追い回されてるらしいけど」


姫神「ここの空き教室とか。いないかな?」ガラッ


姫神「上条くん。いたら返事して?」シーン

姫神「もう。どこ行っちゃったんだろ」


姫神「ん?あのダンボール箱。中から髪の毛が箱を突き破って出て。ウニみたいになってる……」


姫神「……上条くん?」ヒョイッ


上条「……今青ピたちに追われて隠れてんだ」


上条「休み時間終わるまで秘密にしといてくれないか?」


姫神「わお。面白そう。私も一緒に。かくれんぼしていい?」ワクワク


上条「……かくれんぼじゃねーよ」


上条「……!外で声がする!」


上条「姫神!しょうがないからお前もダンボールに隠れて静かにしててくれよ!」


姫神「オーキー。ドーキー」


姫神(まだ外で。声がする。……なんかホコリっぽくて鼻がむずむずしてきた)


姫神「へくちっ!」


上条(姫神!?)


姫神「ふぁ……むぐっ!」


上条「ふう……なんとか手で口を塞げたから助かったぜ……」


上条「……姫神?」


姫神「……盗られた」ボソッ


上条「ん?なんだ?」


姫神「上条くんの手に。私のファーストキス。盗られた///」


上条「」




姫神「私の初めてを奪ったんだから。上条くんの初めて。ちょうだい」


上条「誤解を招く言い方すんな!」


上条「はぁ……じゃあ俺も手にキスすればいいのか?」


姫神「手じゃ。嫌」


上条「……まさかほっぺたか?」


姫神「ブー」


上条「……口じゃないよな?」


姫神「そ、そこはまだ。早いよ///」


上条「じゃあどこだ?足とか言わないよな?」


姫神「惜しい」


上条「ひざ?」


姫神「違う」


上条「爪先?」


姫神「ちょっと。離れちゃった」


上条「太もも?」


姫神「太ももの?」


上条「……内側?」


姫神「もう///上条くんのえっち///」


上条「誘導尋問だろこれ……」


姫神「太ももの裏に。キスして?」


上条「」


姫神「い、言っとくけど。上条くんに拒否権は。ないから///」


上条「」





姫神「こ、これでキスできる?」スッ


上条「あ、ああ(お尻突き出してスカートを少したくしあげるとかエロすぎだろ……)」


上条(……待てよ?普通に考えて太ももの裏にキスなんてしないよな)

上条(最近の姫神の不審な行動、なぜか太ももという場所……まさか魔術がらみか!?)

上条(そういうことか……!これは姫神からの太ももにルーンがあるというメッセージ……!)

上条(おのれ魔術師!)

上条(いいぜ、何の理由か知らねーが姫神を傷つけるってんなら―――)


姫神「か、上条くんまだ?この姿勢は。さすがに恥ずかしい///」


上条(―――まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!)サワッ


姫神「え……だっ駄目だよ……あ……」


上条「姫神、少しの辛抱だ。ちゃんと確認させてくれ」


姫神「か、確認って……ん……何の……あ……」


上条(な、なんだこれ……女の子の肌ってここまで男と違うもんなのか?気持ちよすぎるだろ……)


上条(……いかんいかん!姫神が苦しんでるときになに考えてるんだ)サワサワ


姫神「あ…ん……う、内側は駄目だってば……」


上条「あ、あれ?なんともないのか?」サワサワ


姫神「はぁ……!んっ……も、もうなんでもいいから。早く……あ……キスして……」ウルウル


上条「わ、わかった(か、勘違い……?最悪だ俺……)」


上条「じ、じゃあ失礼して……」

チュッ

姫神「あ///」


上条「こ、これでいいか?」


姫神「う、うん///」


キンコーンカンコーン


上条「……!ち、チャイムなったな(き、気まずい)」


姫神「うん///」


上条「じ、じゃあ先に戻ってるな」


姫神「うん///」




~教室~


上条「ひ、姫神。さっきは悪かった!許してくれ!」ドゲザァ


姫神「許さない。……って言いたいけど。今日1日私に敬語で接するなら。許してあげる」


姫神「……あと呼び方は。秋沙先輩」


上条「そんなことでいいのか?」


姫神「こら。敬語じゃなきゃ。駄目でしょ」メッ!


上条「あ、ありがとうございます!秋沙先輩!」


姫神「わお。思ったよりも。よかった///」


上条「俺は思ったより恥ずかしかった……」ズーン


姫神「後輩の上条くんって。新鮮でいい///」


土御門(姫神、今回はよく頑張ったにゃー♪)







~反省会~


土御門「なかなか良かったにゃー♪」


姫神「ありがとう。……で。例のものは?」


土御門「ちゃんと今日のベストシーンを編集してDVDにしといたぜぃ?」ニヤリ


姫神「わお。グッジョブだよ。土御門くん」


土御門「お役に立てて光栄だにゃー♪」


土御門(まぁさすがにカミやんムカつくから流出させる気ではいるんだが……)


姫神「じゃあ祝勝会として。カラオケ行こう」


土御門「……なんでカラオケ?」


姫神「ユニコーンの。WAO! が。歌いたい」


土御門「……わお!」





今回の投下はこれで終わりです
本当に待たせてしまってすいませんでした!
コメントいつもありがとうございます!

忙しすぎて今日も休みなのに疲れでへばってたんですが、大好物の家の林で採れたタラの芽の天ぷら食べたら元気になってなんとか書けました!

前と同じように3日に一度くらいのペースで投下するつもりですが、
もしまた時間空いちゃいそうだったら今度からは早めに報告しますね

いつもコメントありがとうございます!励みになります!
た、タラの芽好きでおっさん扱いされるとは……!
まだ二十代前半ですよ!
……塩辛の美味しさがわかり始めてきたのは内緒

今日はすいません電車座れなかったんで書きためがないです……
なので上条さん視点の番外編でも書こうと思います
たぶんかなり短くなっちゃいそうですが、書き終わり次第投下します
ヒメガミSSはおそらく週末に一気に書いちゃおうと思います

~番外編~


~とある日の上条さん~


上条「よっ!おまたせ」


姫神「予定より。13分20秒遅いよ」ビシッ


上条「細かっ!……まぁ悪かったよ。 途中でちょっとまた不幸に巻き込まれまして」

佐天「ありゃりゃ。なんだったんですか?」



上条「ただ足を挫いた女の子がいたから病院まで送っただけだよ」


姫神「……上条くん。女の子に手を出しすぎ」


上条「……出してねーよ。ただよくわからなかったんだが連絡先聞かれたんだよな」

上条「メールしていいですかって言われたんだけどさ、
今日初対面なのに何をメールするつもりなんだか……」


佐天「……上条さん、もうそれは鈍感じゃなくてもはや病気です」


上条「え?何がだ?」


佐天「はぁ……秋沙さんもそう思いますよね?」


姫神「もちろん。……彼の病気は。今に始まったことじゃないけど」


上条「おいおい。
上条さん的には何で病気扱いされるのか教えてもらわないと納得出来ないんだが」


上条「ん?ていうか佐天いつの間に姫神のこと下の名前で呼ぶようになったんだ?」

姫神「涙ちゃんとは。よくメールするから」


佐天「女の子は女の子の間だけの内緒話がありますからね♪」


上条「へぇ……そうなんだ。だったら俺も二人のこと下の名前で呼んでいいか?」


佐天「へ?///」


姫神「ほ、本気?///」


上条「仲いいんだからいいだろ?」


佐天「だ、駄目ですよ!ま、まだ早いですって///」


上条「えー……しょうがない、わかったよ(何だこの疎外感は……)」


佐天(あたしの馬鹿ぁああああああ!)


姫神「……涙ちゃん。後でカンチョーね」




上条「で、俺が来るまで何を話してたんだ?」


佐天「あたしと秋沙さんの能力の話です!あたしって空力使いじゃないですか」


佐天「空力使いって色んな種類があるんですよ!空気を固めたり、纏ったり、小さな竜巻を発生させたり」


佐天「色々あるしその分人数も多いんで、秋沙さんの知り合いにいたら話聞けたらなって思って」


姫神「残念ながら。知り合いにはいないよ。」


姫神「上条くんは。知り合いにいたりする?」


上条「……」


佐天「ん?どうしたんですか?」


上条「い、いないぞ!いない!悪いな佐天!(……スゲー嫌なこと思い出した)」


佐天「そうですか……。じゃあ御坂さんにでも聞いてみますね!」


上条「そ、それがいいと思うぞ!常盤台にはいるだろうしな!」


上条「姫神の能力の話も聞いていいか?」

姫神「私の原石としての能力が。血液の能力だから。能力開発による能力がもし発現出来るなら。血流操作系かなって」


上条「あ、ああ」ダラダラ


姫神「血流操作系能力者は。数は少ないけど。いることにはいるよ」


姫神「上条くん。知り合いだったり。しない?」


上条「し、知らないなぁ」ダラダラ


姫神「そう。じゃあ小萌に。聞いてみるね」


上条「そうしてくれ……」ホッ





~上条家~


上条「なんか嫌なこと思い出しちまったな」


上条「こういう日は早く寝るに限るな」


上条「よし寝よう!羊がzzZ……」


インデックス「相変わらず寝るの早すぎるんだよ……」コソッ


―――――
―――



上条「ん?ここは……一方通行と戦った場所じゃねえか!」


上条「何でこんな所に俺はいるんだ?」


上条「あれ?佐天じゃねーか」


上条「おい佐天!こんな所で何やってんだ?」


佐天「上条さん!風の新しい使い方思いついたんです!」


佐天「見てて下さいね!」


上条「え?お前なんで能力使って……」


佐天「空気を圧縮!圧縮ゥ!」ビュオオオオ


上条「ぎ、ぎゃあああああ!!」





「ど、どうなってんだ!?」


姫神「上条くん」


上条「姫神!た、大変なんだ!佐天がだな……」


姫神「上条くん。『あくしゅ』しよ?」


上条「握手?今それどころじゃないって!早く逃げるぞ!」


姫神「上条くん。『あくしゅ』してくれないの?」


上条「だから今は無理だって!」


姫神「上条くん。それは『悪手』だよ」


上条「……え?」


姫神「上条くん。どっちがいい?」







姫神「『苦手』か。『毒手』か。両方か」





上条「う、うわああああああああああ!」

ゴシャッ


―――――
―――



上条「ぁあああああ!……あ?」ガバァ


上条「ハァ…ハァ…ゆ、夢かぁ」


上条「よかった……!死ぬかと思った」トウマーウルサインダヨ!


上条「あ、ごめんな!インデックス!」


上条「……」


上条「……」


上条「……トラウマってこわい」






今回の投下はこれで終了です
書いた分消えちゃったりして遅くなっちゃいました……すいません……

トラウマって夢に出ますよね
自分は小さい時にカラスに襲われたのがトラウマで、いまだにたまにですけど出てきますね

蕗の薹は自分も大好きですよ!蕗の薹、タラの芽、菊、シソの天ぷらが好物です!

ん?もしかしたら天ぷらが好きなだけか俺は……

>>287
ハグされるかもしれないから甘んじて受け入れる

そして死ぬ

自分の好物よく考えたら旬のものが好きみたいです
好き嫌いがないんで逆になにが好きかわからないっていう……
田舎なんで林に生えてたり近所からもらったりあるから旬のものは最高です
そんで取れたては天ぷら最高です
風、血で思い浮かべたら一方さんが出てきて気づいたらホラーになっちゃいました

>>288
わずかな可能性にかけるとは……漢だ……!
それではゆっくりまとめながら投下します



土御門「いよいよ最後だぜぃ」


姫神「そうだね。思ったより。楽しかったよ」


土御門「それは見てればわかるにゃー♪
ノリノリだったし」


姫神「演技の幅が広がって。いい経験になった」ウンウン


土御門「……さすがに女優面はどうかと思うぜぃ?」


姫神「……ブルマ履いてきたとき。ガン見してたクセに」ボソッ


土御門「……!(何故それを……!)
そ、それとこれとは話が違うにゃー!」


姫神「はいはい。それじゃあ私は。今回こそ上条くん。おとしてくるね」


土御門「が、頑張るんだにゃー……(舞夏にバレたらえらいことなりそうだぜぃ……)」





~悪友~


姫神「やっほー。上条くん」


上条「……!お、おう姫神か。おはよう」

姫神「上条くん?どうかしたの?」


上条「いやちょっと嫌な夢を見てな……」

姫神「聞いても。いい?」


上条「……わりぃ、これは言えないわ」


姫神「む。……さてはまた。エッチな夢でも見たんでしょ?」


上条「見てないわ!つーかまたってなんだよ!またって!」


吹寄「上条、姫神さんおはよう。」


上条「おー吹寄か。おはよう」


姫神「吹ちゃん。おっすおっす」


吹寄「……また姫神さん変なことやってるの?」


上条「……みたいだな」


姫神「むむ。変なことじゃ。ないよ」


上条「だそうだ」


吹寄「……貴様も慣れてきたみたいね。」


上条「これだけ続けば誰だって慣れるだろ。もはや日常だな」


吹寄「なんだかんだ言って仲いいわね」クスッ


姫神「そうだよ。私と上条くんは。悪友だもんね」ガシッ


上条「……いきなり肩を組むなよ。つーか姫神とは仲いいけど悪友ではないだろ」


姫神「むぅ……」


吹寄「まったく動じなくなったわね……」




姫神「反応してくれないのは。つまんないよ」


上条「ふっふっふ。上条さんとしてもいい加減に慣れてきたからな」


上条「ちょっとやそっとじゃ動じませんよ」


吹寄「あら。じゃあ私が肩を組んでも動じない?」ガシッムニュ


上条「ふ、吹寄さん?胸あたってるって!」アタフタ


姫神「……吹ちゃん。やりすぎ!」


吹寄「メチャクチャ動揺してるじゃない……」


上条「ふ、吹寄の乳があたって動揺しない男なんていないだろ!」


吹寄「ち、乳言うな……!///」


姫神「むう……!」


姫神「ねえ。私も上条くんを。慌てさせたい」


上条「姫神相手ではもう動じませんよ」


姫神「言ったね。もし反応したら。どうしてくれる?」


上条「それこそなんでも言うこと聞いてやるよ。ただし乳あてるのだけは禁止な」


吹寄「……乳言わないでってば」


姫神「ふふふ。後悔しないでよ」


上条「望む所だ!」


姫神「はむっ!」ミミヲアマガミッ!


上条「おほっ!」


吹寄「……」


上条「……」


姫神「これで。私の勝ちだね」


姫神「放課後。図書室来てね」スタスタ


吹寄「……姫神さんのやりすぎだけど秒殺とか情けないわね」


上条「……面目ない」





~図書室~


姫神「やっほー。上条くん」


上条「来たぞ姫神。で、俺は何をすればいいんだ?」


姫神「コ、コホン。上条くんには。わ、私のヘソにね―――」


上条「ヘソ?」


姫神「う、うん///(ヤバい。前と違って。今度してもらうのは顔見えちゃうし。恥ずかしい///)」


上条「何するんだ?」


姫神「キ、」


上条「き?」


姫神「き、綺麗か。見て///」


上条「へ?なんだそりゃ」


姫神(……ヘソにキスしてって。言えなかった)ズーン


姫神「そ、それじゃあ。見せるね……」ピラッ


上条「お、おお」


姫神「か、上条くん?どう?///」


上条「メチャクチャ綺麗だぞ?ゴマ一つない綺麗なヘソだ」


姫神「あ、ありがとう///でももう少し。言い方考えてよ……(ゴマって……)」


上条「こんなんでよかったのか?」


姫神「う、うん(本当は。違うんだけどね…)」ズーン


上条「そっか。……ってなに落ち込んでんだよ」


姫神「……なんでも。ないよ(最後だったのに。失敗しちゃった……)」


上条「……なぁ姫神。最近お前がやってるのってなんなんだ?」


姫神「……なんのこと?」





上条「いやとぼけられてもバレバレなんだが」


姫神「……」


上条「……キャラでも変えようとしてるのか?」


姫神「……実はね。色んな女の子が出てくるアニメを見て。上条くんがどんな子がタイプか知りたかったら。真似っこしてたの……」


上条「そういうことか……」


上条「さっき落ち込んでたのは?」


姫神「私が。一番お気に入りのキャラだったのに。最後だったのに。失敗しちゃったから……」シュン


上条「……そっか。」


上条「なぁ姫神」


姫神「なに?上条くん」


上条「姫神が今まで演じてきたキャラの中で―――」





上条「―――俺はいつものお前が一番好きだぜ?」


姫神「……え?」


姫神「そ、それは。嘘だよ。」


上条「嘘じゃないって」


姫神「だ、だって。引っ込み思案だし。暗いし。魅力。ないよ?」


上条「友達思いで、優しくて、俺の一番の理解者で。どこに魅力がないって?」


姫神「……上条くん」


上条「確かに姫神は活発なほうではないかもな」


上条「だけどそれがなんだ?姫神のいい所は別だろ?」


上条「いつも静かではあるけれど人より多くのことを見てる。」


上条「人の気持ちを親身にわかってあげられるからこそ人に優しくできる。」


上条「だから俺の知ってるやつで姫神のこと嫌いなやつなんていないぜ?
それが俺の知ってる姫神秋沙ってキャラだ」

姫神「……!」





上条「だからあんまり無理して他人の真似なんてすんなよ」


上条「いつもと違うから心配しちまってたよ」


姫神「……ありがとう。上条くん」


姫神「でもね。私はこの性格を直したい」

姫神「私は。上条くんのいいとこも悪いとこも知ってるよ?」


姫神「だけどね。この性格をなおして。もっともっと積極的になって。いいとこも悪いとこも100個ぐらい知りたいよ」


上条「姫神……。わかったよ。そういうことなら俺も協力するぜ!」


姫神「うん。ありがとね。上条くん」


上条「あ、あとさ、ずっと言おうと思ってたんだけどさ」


姫神「うん」


上条「来年のナイトパレード、一緒に見ような」


姫神「……え?」


上条「い、いや今年は約束したのに行けなかったからずっと悪いと思っててさ」ポリポリ


上条「……もしかして駄目だったか?」


姫神「い、行くよ。何があっても。行くから」


上条「そりゃよかった♪親友と行ければ楽しいだろうな」


姫神「……上条くん」


上条「なんだ?」


姫神「……私。いつまでも親友のポジションで。甘んじているつもりはないから///」スタスタ


上条「へ?……ああそうか。悪友って言って欲しかったのか」






今回のは投下は以上です
明日か明後日に反省会とちょっとした後日談書いて終わりです
本当は最後まで書くつもりだったんですが、親戚のおじさんが来て一緒に飲んでたんで途中までの仕上がりになってしまいました……すいません……

それでは久しぶりにうちの愛猫(スフィンクスではない)と寝るんでここまでにしますね♪
お疲れさまでした!


まとめられ次第前回の続き投下します

旬のものはどんな食べ方しても美味しいですからね
ただ自分居酒屋の刺身でノロウイルスあたって死にかけたんでナマモノしばらく食べてないんですよね……解禁を検討してますけど

上条さんの鈍さは逆に心をえぐるくらいの鋭さくらいだと思ってます……



~反省会~


土御門「何はともあれお疲れさまだにゃー♪」


姫神「上条くん。おとせなかったけど。すごい勉強になったよ」


姫神「土御門くん。色々協力してくれて。ありがとね」


土御門「とんでもないにゃー♪こっちも楽しかったぜぃ(いい暇つぶしになったにゃー♪)」


姫神「それでね。大したものじゃないんだけど。これ。お礼の気持ち。受け取って?」スッ


土御門「ん?なんだにゃー?」


姫神「手作りの。クッキーだよ」


土御門「……カミやんにあげなくてよかったのか?」


姫神「いずれはあげるかもだけど。それは感謝の気持ちの。クッキーだよ」


土御門「……照れ臭いぜよ」ポリポリ


姫神「ふふふ。それじゃあバイバイ。土御門くん。また。カラオケ行こうね」トコトコ


土御門「……ブルーハーツ全力で歌っていいなら行くにゃー」フリフリ


土御門「……」


土御門「……たまには感謝されるのも悪くないぜぃ」


舞夏「よかったなー兄貴ー」ニコニコ


土御門「!?」





土御門「舞夏!?い、いつからそこに!?」



舞夏「兄貴が『何はともあれお疲れさまだにゃー♪』って言ったあたりからだぞー」ニコニコ


土御門(さ、最初からじゃねえか……!)ダラダラ


舞夏「兄貴に女友達かー」ニコニコ


舞夏「これはもう妹卒業だなー」ニコニコ


土御門「は、話を聞いてくれにゃー!」


舞夏「上条当麻から聞いたぞー?」ニコニコ


舞夏「なんでも二人で公園のブランコで遊ぶ仲らしいなー?」ニコニコ


土御門「」


舞夏「さっきの話を聞いた感じだとカラオケにも二人で行ったみたいだなー」ニコニコ


土御門「ま、舞夏?話せばわかる」ダラダラ

舞夏「手料理ももらってたし、兄貴のとこ行かなくてもいいみたいだから今日は上条当麻のところにでも行くかなー」ニコニコ


土御門「カミやんのところに!?そ、それだけは、それだけは勘弁してくれえええ!」ガクガク


舞夏「……もしかしたら泊まっちゃうかもなー」ニコニコ


土御門「いやああああああああああ!!」








~上条さんの帰り道~


上条「姫神に言われて考えたけど俺にとっての悪友って誰だろう……」


上条「土御門とか青ピとかか?……う~んしっくりこないなぁ」


????「ちょ、ちょっとアンタ!待ちなさいよ!」


上条「ん?なんだビリビリか……」


御坂「ビリビリ言うな!だいたいなんで私が話しかける時いつもテンション低いのよ!」


上条「会うたびビリビリされたら自然とこうなるだろ……」


御坂「ぜ、全部アンタが原因じゃない!」

上条「はぁ……で、御坂さんは俺に何のご用でせうか?」


御坂「べ、別に用なんてないけど……アンタ最近見なかったから声かけただけよ!」


上条「……ビリビリって意外と寂しがりや?」


御坂「そそそそんな訳ないじゃない!///あとビリビリ言うな!」


上条「へいへい。……あ!スマン今日特売の日だった!わりぃ御坂!俺行くわ!」ダッ


御坂「そ、そう……なら勝手に行けばいいじゃない……」シュン


上条「あ!」ピタッ


御坂「な、何よ?忘れもの?」


上条「いや俺にとっての悪友って案外ビリビリなのかもなってな。そんじゃあな!」ダッ


御坂「……!」


御坂「び、ビリビリ言うなぁ……」


御坂「……」





御坂「……アイツ私のこと悪友って言ってたわよね?」


御坂「あ、悪友ってよくわからないけど仲のいい友達のことよね?阿久悠のことじゃないわよね?」


御坂「……ま、まあ?アイツが私のことどう思ってようがどうでもいいんだけど」


御坂「……アイツと友達かぁ……」


シュン


白井「お姉様?やっと見つけましたわよ!」


白井「まったく!殿方にしばらく会えてないからといって用もないのに街を徘徊するのはよくありませんの!」


御坂「そ、そんなんじゃないわよ!」


白井「……!お姉様!?何かありましたの!?」


御坂「へ?何もないわよ?どうしたの急に」


白井「……はぁ……大方上条さんのしわざですわね?」


御坂「だ、だからアイツは関係ないってば!で、なんなのよ?」


白井「……お姉様?いままで見たことのない顔をなさってますわよ?」


御坂「へ?」ニヘラッ






今回の投下は以上です

これでヒメガミSSは終わりです

終わってみて思ったのは……まずなんで元のネタ一回しか見てない程度の知識でやろうと思ったんだろう……
そのおかげでぶっちゃけ苦労しました

元ネタ知らない人が呼んで楽しめたか気がかりです……
もういきなりクロスとか見切り発車はしないんで今回だけは勘弁して下さい……

舞夏&御坂やっと出せました!
御坂は扱いが難しそうですね
今後考えます
舞夏は実は結構好きなんでこのSS終わったらメインのSS書こうかなって思ってる所です

あと忙しくて次書けるの週末になっちゃうかも知れません……
それでも書けたときはageるんでよろしくお願いします


コメありがとうございます!
舞夏のSSは脳内でほとんど出来てるんですが書いている時間がとれないんでいつになることやらですね……

ゴールデンウィーク入りましたね!まぁ自分はほとんど休みないですけどね!
働きたくないでござる……

すいませんいつも区切りがいいとこまで投下したいんですが眠気が半端じゃないことなっちゃったんで今回は1レスだけで失礼します……
明日は休みなので今日までの疲れをとって明日ちゃんと続き書きますね

それでは投下します



~都市伝説~


~とある喫茶店~


上条「都市伝説?うさんくせえなぁ……ここ学園都市だぞ?」


佐天「え~おもしろいのに。上条さん興味ないんですか?」


上条「ねえな。つーかまわり見ればビックリ人間ばっかりなのになんでわざわざ……」



佐天「そ・こ・が!いいんじゃないですか!」


佐天「科学では証明出来ない不思議な現象!」


佐天「まことしやかに囁かれる学園都市の裏側!」


佐天「そこにシビれる!あこがれるゥ!ですよ上条さん!」


上条「熱弁だな……」


姫神「涙ちゃんはメールでもよく。都市伝説の話するよね」


佐天「大好きですから♪あ、ちなみに上条さんも都市伝説になってますよ?」


上条「……マジか?」


佐天「はい♪
『どんな能力も効かない能力を持つ男』ってあるんですけどこれは間違いなく上条さんのことですね!」


上条「はぁ……噂になってるとは……不幸だ」


姫神「ふふふ。自分が都市伝説になってるなんて。自慢できるよ?」


上条「不良の標的にされるだけだろ……」

佐天「ちなみにアタシもう一人都市伝説になってる知り合いがいるんですよ」


姫神「その人は。どんな人なの?」


佐天「『脱ぎ女』って都市伝説になってる人なんですけど……まあその名の通りどこでも服を脱いじゃう人ですね……」



ごめんなさい今回の投下はこれだけです

明日やろうは馬鹿野郎ですが明日は頑張るんでよろしくお願いします

今後の展開はまだ秘密です
まぁ大風呂敷広げないように注意しながら書いていくつもりです
今日は寝すぎてなにもできなかった……
せっかくの休みが……
ごめんなさい今日も短いです……ただ投下の頻度はしばらくあがるかと思います
それでは投下します



上条「ただの変態じゃないのかその人……露出狂か?」


佐天「いえ、ただちょっと常識が抜けてるんだと思います」


佐天「アタシがコーヒーこぼしちゃった時なんてその場で脱ぎ始めちゃったし……」


姫神「……上条くんには。会わせたくない人だね」


上条「おいなんでそこで俺が出てくるんだよ」


姫神「脱いじゃう人に。上条くんのラッキースケベが発動したら。大変だから」


佐天「確かに……」ウンウン


上条「ねえよ……」


上条「つーか佐天はなんでまたそんな人と知り合いなんだ?」


佐天「あー……実は幻想御手事件の時に知り合いまして」


姫神「事件の。関係者?」


佐天「アハハ……犯人だったりして」


上条姫神「え!?」


佐天「別に悪い人じゃないんですよ?」


佐天「事故にあった子どもたちを助けるために事件を起こすような人ですから」


上条「……悪い人じゃなければいいけどさ」


上条「佐天の交遊関係には驚かされるな」

姫神「上条くんが。それ言っちゃう?」


姫神「……私も上条くんと一緒で。悪い人じゃないならいいけど。会ったらカンチョーだね」


佐天「し、しなくていいです!アタシの自業自得ですから!」アセアセ





佐天「大脳生理学の研究者の木山先生っていうんです」


佐天「それで能力開発のこと聞きたいから会いたいんですけどどこにいるのかわからなくて……」


????「おや?誰かと思ったら佐天君じゃないか」


佐天「え?……木山先生!?どうしてここに!?」


木山「研究の休憩にコーヒーをな。それで名前を呼ばれたと思ったら君がいたわけだ」


佐天「奇遇ですね!もしよかったらご一緒しませんか?お話聞きたいし!」


木山「構わんよ。だか他の子たちは私が一緒でもいいのか?」


上条「全然いいっすよ」


姫神「私も。構わない」


木山「じゃあ失礼するよ」スッ


上条(my座布団……ちょっとババ臭いな)


木山「ん?誰かと思ったらいつぞやの一緒に車を探してくれた高校生じゃないか」


上条「あ、あー!あの時の!(やべえ…覚えてない)」


佐天(……さすが上条さん)


姫神「むっ」


木山「その説は世話になった。しかし佐天君の知り合いとは……世の中狭いな」


上条「そ、そうっすね」


佐天「ですね……」ハァ


佐天「あ、生徒さんたち元気ですか?アタシ最近忙しくて顔出せてなくて」


木山「元気過ぎて困ってるくらいだ……イタズラばかりでいい迷惑だよ」ハァ


佐天「そんなこといいながら嬉しそうですね木山先生♪」ニヤニヤ


木山「そ、そんなことはないぞ」アセアセ


木山「そ、そもそも私は子どもは嫌いなんだ」


佐天「ハイハイそういうことにしときますね♪」ニヤニヤ


上条(……スゲーいい人そうだな)



今回はここまでです
短くてすいません……
一気に疲れが出て脳ミソ働きませんでした……
もっと休みを有効活用したかったなぁ……
今週にある飲み会が唯一の心の支えですね……
明日明後日にはまた投下できると思いますんでよろしくお願いします!

投下が延びてしまいすいませんでした……
それでは今回分投下します!



佐天「木山先生は今何をなさってるんですか?」


木山「私はレベルアッパーの件でまわりに迷惑をかけてしまっただろう?」


木山「だから使用した子どもたちのその後を調べていたんだ」


木山「そうしたらレベルアッパー使用者は、差異はあるが能力の数値が上がっているケースが多いことがわかった」


木山「……罪滅ぼしだよ。
私がこんなことをする資格はないのかもしれないが生憎と私に出来ることはこのくらいしかなくてね」


木山「なんとか副作用のないレベルアッパーを、ほんの少しでも一つ上のレベルを味わえるようなものを作れたらと今研究してる所だよ」


木山「……佐天君、君にも迷惑をかけたね」


木山「本当にすまなかった……」


佐天「……レベルアッパーを使ったのはアタシが弱かったからで木山先生のせいじゃないですよ」


佐天「それに今は使ってよかったと思ってます。……迷惑はかけちゃったけど」


佐天「木山先生の大事な人たちのためならなんでもするっていう気持ちもよくわかりますしね」


佐天「だから研究がうまくいったらアタシにも使わせて下さいね!それでチャラでいいですから♪」


木山「……強いな君は。
まったく……敵わないな」





佐天「まあまあ真面目な話はこのくらいにして楽しくおしゃべりしましょうよ♪」


木山「ふっ、そうだな」


木山「たまたまあった縁だ。ここは私の奢りでいいから好きなものを頼みなさい」


上条「!?マジでございますか!?」


姫神「上条くん。いじきなたいよ」ハァ


ピンポーン


姫神「すいません。デラックスジャンボパフェ。一つ下さい」


上条「お前も遠慮ねーじゃねーか!!
すいません店員さん!俺はカツカレー大盛りで二つ下さい!」


佐天「はいはい!アタシはティラミス三つとプリン二つで!」


佐天「あ、木山先生も何か頼みます?」


木山「……聞いているだけでお腹いっぱいなんだが……じゃあイチゴパフェ一つで」

佐天「お!可愛いの行きましたね!……もしかして恋人でも出来ました?」ニヤニヤ


木山「わ、私に恋人なんてできると思うか?大人をからかうんじゃない」


上条「へえ、もったいねえな。木山先生美人なのに」


佐天「むっ」


姫神「おい。こら」


木山「ほ、本当にそう思うか?」


上条「いや上条さん嘘はつきませんよ?」

木山「な、ならものは相談なんだが」








木山「誰か紹介してはくれないか?///」




上条「へ?俺の知り合いをってこと?」


佐天姫神「ほっ」


木山「あ、ああ。いたらでいいんだが。」

木山「もちろん君の同級生をなんていうのはやめてくれよ?」


木山「出来れば私と歳が近い人がいい」


佐天「……木山先生何かありました?」


木山「……ああ。実は子どもたちにもっと自分の幸せを考えろと言われてな」


木山「しかも今年中に恋人を見つけないともう口を聞かないとか言い出したんだ」


木山「まったく……これだから子どもは嫌いだよ」ハァ


上条(……木山たん萌えー)


上条(つーか木山先生って何歳くらいなんだ?20代後半?クマがすごいけどそんなに歳はいってなさそうか?)


上条(俺の知り合いだと……ステイルか建宮あたりかな?あいつらも歳わからないけど同じくらいだろ)


――――――――――――――――


~イギリス~


神裂「ステイル、お誕生日おめでとうございます」


神裂「毎年一緒で申し訳ありませんが、お祝いにあんみつを作りましたので食べて下さい」


ステイル「……誕生日を祝われるような歳でもないんだがな。まぁ一応お礼は言っておくよ」


神裂「……貴方まだ14歳でしょう?」


ステイル「う、うるさい!それに今日で15歳だ!」


――――――――――――――――


上条「うん、心当たりが2人いるから聞いてみるわ」


木山「悪いね。感謝するよ」


今回の投下は以上です
木山先生みたいな疲れてる感じの女性が好きです
妙に色気がありますよね
次回はいつかわかりませんが二、三日中には投下しますね

すいません寝落ちしちゃいました……
一応書けてはいたので朝ですけど投下しますね

建宮知らない女性相手にどこまで遊べますかね?予想だと全然ダメダメな気はします

まぁ神崎さん適齢期過ぎに見えるくらいですからね……

ステイルの年齢言ってたんですね。しくった……まぁ記憶喪失した間にステイルが老け込んだってことで脳内補完しといてください

自分は定期的に大ケガで入院するけどモテモテがいいか無能力がいいかを選ぶとしたら悩みますね

確かにパートナーいるパターン多いですねしかも女のほうが多いからハーレムみたいになるっていう……



―――――
―――



木山「それではそろそろ私は失礼するよ。研究の続きがあるんでね」


上条「木山先生、もしかして俺達生き抜きの時間邪魔しちゃったか?」


木山「ふっ、そんなことはないよ。久しぶりに楽しい一時を過ごせたよ」


木山「それとこれは私の名刺だ。三人とも何か私を頼ることがあったら遠慮なく連絡してきてくれ」


木山「佐天君は暇なときでいいからまた子どもたちに会いに来てくれ。
あの子たちも会いたがっていたしな」


佐天「りょ~かいです♪楽しみにしておきますね」


木山「それでは失礼する。また会おう」


チョイチョイ


木山「ん?姫神君か。まだ私に用でもあるのか?」


姫神「春生。後ろ向いて?」


木山「……向くのは構わんがなんなんだ?」クルッ


姫神「涙ちゃんを危ない目に合わせた。お仕置きだよ」


シュッズブブッ


木山「ぎゃうっ!!……!」ビクビクッ


佐天「あ、秋沙さん!?カンチョーやらないでっていいましたよね!?」


上条「おいおい今第2関節くらいまで指入ってなかったか!?」


姫神「これで。シコリはなしだよ」ウンウン


木山「木山先生大丈夫ですか!?」


木山「……どうやら大丈夫じゃなさそうだ。立ち上がれない」


木山「痔が爆発した」


上条「ダメージでかっ!」





佐天「き、木山先生痔持ちだったんですか!?」


木山「……恥ずかしながら研究のやりすぎと子どもたちの悪戯でね」


上条「だから座布団使ってたのか……(よく見りゃ痔用のドーナツ型座布団じゃねえか)」


姫神「……!は、春生。ごめんね?」オロオロ

木山「い、いやお互いのしこりを無くしてくれたんだ。
むしろ礼を言うよ。ありがとう」


木山「……だが立てんのは厄介だな」


上条「しょうがねえなぁ」


ヒョイッ


木山「!?か、上条くん、私をお姫様だっこしてどうするつもりだ?」


上条「こうなったら病院まで抱いて行くしかないだろ」ダッ


佐天「わ、私たちも行きます!」


姫神「……(やらかした手前。上条くんの行動を。非難できない)」ズーン


木山「ひ、人が見ているぞ上条くん……!こんなの恥ずかしすぎる!///」


上条「いやしょうがないだろ。もう少し待ってくれ」


木山「わ、わかった(か、顔近い///)」ドキドキ


木山「な、なんだ?暑いな」ヌギヌギ


上条「木山先生なに脱ぎ始めてんの!?」

木山「いや暑くてだな」


上条「だからって下着姿になんなよ!?」

木山「私の凹凸のない体を見て興奮する男性もいないだろ?」


上条「いやナイスバディですって!」





上条「上条さん的にも興奮しましたから!」


木山「そ、そうか///」


佐天姫神(……またかよ)


―――――
―――



~病院~


木山「いや迷惑かけたね。危うく死にかける所だったよ」


上条「いや痔でしょ……」


姫神「春生。ほんとにごめんね……」


木山「そうなんども謝られるほうが困るぞ?シコリはなくなったんだろ?」ニコッ


姫神「う、うん。ありがとう」


佐天「それじゃあそろそろ私たち完全下校時刻なんで帰りますね!お大事にしてください」


木山「ありがとう。あ、それと上条くん」

上条「はい」


木山「べ、別に用がなくても連絡してくれていいからな」


上条「ん?(用がなくても?)じゃあまた連絡するわ」


木山「ま、待ってるからな」


佐天姫神「……もうなんも言えねえ」





たぶん次は週末になると思います
ちなみに自分は学生の時に痔になりました
東横線のトイレットペーパーって切符をリサイクルしたやつなんでめちゃくちゃ固くて痛いんですよね……たぶんそのせいです


投下遅れてすいませんでした!
あまり時間がとれなかったので途中までですけど投下します

病院かぁ……他人に尻の穴を見せなきゃならないってかなり精神的に来そうだなぁ……
覚悟が決まったら行ってきますね




~とある公園~


御坂「いた!やっと見つけたわよ!」


上条「ん?なんだビリビリか。悪いけど今忙しいから勝負はまた今度な」


御坂「ビリビリ言うな!それにアンタジュース飲んでるだけで全然暇そうにしてるじゃないの!」


上条「失敬な。今コーンポタージュのコーンが出てこなくて大変なんですよ上条さんは」トントン


御坂「どこが忙しいのよ!」


御坂「はぁ……まぁいいわ。ちょっとアンタに用があんのよ」


上条「……コーンが一個も出てこない……不幸だ……」


御坂「……飲みながらでいいから話を聞いてちょうだい」イライラ


御坂「ちょっと妹達のことで話を聞いて欲しいんだけど」


上条「相談か?こりゃまた珍しい」


御坂「し、しょうがないでしょ!妹達のこと相談できる人なんてアンタぐらいしかいないんだから!」


御坂「そ、それに……悪友……なんでしょ?」


上条「……ふっ」


御坂「な……!なによ!……冗談だったわけ!?」ウルウル


上条「お、おい泣くなよ」


御坂「泣いてない!」ウルウル


上条「そ、そうか」


上条「いやちゃんと姉貴やってるんだなってのと、
御坂からもちゃんと友達として見てくれてんだなって思ったらつい笑っちまったんだよ」





上条「なんか敵視されてるような気がしてたからな」


上条「上条さんとしては嬉しいことですよ」ウンウン


御坂「う、うるさい!敵視なんてしてないわよ……ただアンタに勝てないのが悔しいだけ」


御坂「それに勝負しかけてたのってだいぶ前の話じゃない!」


上条「あー……そうだったかもな」


御坂「ちゃんと覚えてなさいよ!それと少しは私への態度なんとか改めなさいよ!」

上条「へいへい。そんで相談ってなんだ?」


御坂「……幼児化しちゃったのよ」


上条「……へ?」


御坂「あの子達見た目は私くらいでも生まれてそんなに経ってないじゃない?」


御坂「それで最近小さい子どもがやるようなことをやっちゃう子が出てきちゃって……」


上条「……ちなみにどんなことを?」


御坂「……指をしゃぶったり爪を噛んだり……おもらしとかよ」


上条「……うーん、まぁ誰しも通る道だししょうがないんじゃないか?」


御坂「あの子たち指をしゃぶったまま外を歩いたり、道端に落ちてるものを口に入れたりもしちゃうのよ?」


御坂「……後輩に『み、御坂様って結構幼い癖をお持ちなんですね』って言われた私の気持ちがわかる!?」


上条「うわぁ……それはキツいな」


御坂「だからいい案あったら出してちょうだい……」


上条「一回妹達に会いに行っていいか?どんな程度か知りたいし」


御坂「それもそうね。じゃあ病院に行きましょう」



今回の投下は以上です
思ったよりも短かった……すいません
次回は木曜日になると思います

遅くなってしまいすいません!
今回分投下します


おおなんか勇気貰った気がします!今度の休みに行ってみようかな



~病院~


冥土帰し「ん?君たちが一緒にここにくるなんて珍しいね」


冥土帰し「……もしかしてできちゃった?」ヒソヒソ


上条「……ちげーよ。つーか中学生の前でなんつーこと言ってんだ」


御坂「あばばばば////」プシュウ


上条「妹達の様子を見に来たんだよ。なんか妹達のことで御坂が困ってるらしくて」


冥土帰し「あー……まぁ僕としては眼福ものなんだけどね。彼女からしたらとんでもないだろうね」


上条「……アンタに妹達を預けていていいのか不安になってきた」


冥土帰し「失敬な。僕を誰だと思ってる?

あ、話は変わるけどナース服ならいつでも貸してあげよう。同好の志が増えるのは喜ばしいからね」ヒソヒソ


上条「……御坂さーん、御坂さんの妹さんがピンチですよー」


御坂「あばばばば////」


上条「はぁ……不幸だ……」






冥土帰し「妹達はこの部屋にいるよ。それじゃあ僕は仕事に戻るからね」


上条「どーも。そんじゃ入るぞ御坂」


御坂「あ、うん(なんで私気絶してたんだろ)」


ガチャ


上条「な……!なんつーファンシーな部屋だよおい……!」


御坂「ツッコミ所はそこじゃないでしょ!」


御坂「妹達を見てみなさいよ!」


御坂「カラカラなる飾りの付いた子供用ベッドで寝てる子!」


10039号「ミサカはぁ……むにゃむにゃ……zzZ」


御坂「常に指をしゃぶってる子!」


13577号「この安心感はやめられない、とまらない、とミサカはふやけた指をさらにしゃぶります」チュパチュパ


御坂「急に泣き出す子!」


19090号「ミサカはぁ……ヒック……ミサカはぁ……」ポロポロ


御坂「さぁ!私はどうすればいいのよ!?」


上条「……御坂にもこんなころがあったのかぁ」


御坂「なっ……!想像すんな!////」ビリビリ


上条「おっと危ねぇ!」パキーン


御坂妹「ごきげんよう、こんな所であなたに会うとは奇遇ですね、とミサカはガミガミうるさいオリジナルを無視して挨拶をします」


御坂「無視すんな!」





上条「おう、久しぶりだな御坂妹!元気だったか?」


御坂妹「ミサカはいつでも元気です、とミサカはたまにでも遊びにこないこの男にぶーたれつつ答えます」ブー


上条「あはは悪かったな。そんじゃ今度お土産持って遊びにくるわ」


御坂妹「絶対、約束ですよ、とミサカはいつ貰えるかわからないお土産の中身に、ない胸を踊らせます」


御坂「な、ない胸言うな!」


御坂妹「事実ですから、とちっとも大きくならない自分の胸を見ながらオリジナルの抉れ乳を恨みます」


御坂「え、抉れてないもん!」ジワッ


上条「こらこら、あんまり姉ちゃんをいじめちゃ駄目だろ」


御坂妹「それもこれもお姉様が悪いのです。
お姉様が私達の権利を奪おうとするのですから、とミサカはここぞとばかりに抗議します」


上条「どういうことだ?」


御坂妹「私達は見た目は中学生ですが皆生まれたてです、
つまり乳、幼児期によく見られる行動をしてもなんら悪いことではない、とミサカは自己弁護します」


御坂妹「それなのにお姉様はそれを禁止させようとします!理不尽です!とミサカはお二人に猛抗議します」


御坂「そりゃ道端で指くわえてたらやめさせるに決まってるでしょ!それに私だって勘違いされて大変だったんだから!」





御坂妹「ではお姉様にお聞きしますが、
お姉様が幼少の頃に指をしゃぶるのが駄目と言われたらそれに従ったのですか、とミサカはお姉様に問います」


御坂「そ、それは……」


御坂妹「ならもうこの件に関しては口を出さないで下さい、とミサカはお姉様に勝利宣言をします」


御坂「うぅ……」ジワァ


御坂「ねぇアンタもなんか言ってよ!」


上条「うーん……二人とも言ってることは正論なんだよなぁ……どうしよ」


ミサカワァ……ミサカワァ


上条「……ちょっと泣き止ませてくるな」

御坂「ち、ちょっと!」



上条「お、おいなんで泣いてるんだ?」


19090号「……!み、ミサカはぁ……ヒック……お昼寝して起きた時にぃ……グス……おねしょが止まらないんです」


19090号「恥ずかしくて……グス……あなたにも知られてしまって……ヒック……ミサカはぁ……」ポロポロ


上条「……よしよし」ナデナデ


妹達「!?」


上条「よく言えたなぁ。
でも大丈夫だぞ?誰しも通る道だし徐々に治っていくからさ」


19090号「ほ、本当ですか?……グスッ」


上条「本当だって。逆に気にしてたら治らないぞ?」


19090号「わ、わかりました、とミサカは涙を拭いつつ答えます」グスッ






上条「うんうん、上条さんは素直でいい子は大好きですよ」ウンウン


御坂・妹達「!?」


19090号「あぅ////」


上条「そうだ!そんな素直でいい子には治ったらお祝いに何か買ってやるよ」


19090号「い、いいんですか、とミサカは驚きをあらわにします」


上条「ああいいぜ?何がいい?」


19090号「な、ならゆびわを…「そうはさせません!」


御坂妹「ミサカも指をくわえるのをやめられたら何かご褒美をいただけますか、とミサカは目を輝かせます」


上条「あ、ああ。あんまり金のかからないもんならいいぜ?」


10039号「み、ミサカもいいですか!?」

13577号「ミサカも!」


上条「ちゃんとお姉ちゃんの言うことも聞けるいい子ならな」


妹達「ミサカ達は今日からいい子です!」

上条「よしよし」ナデナデ


妹達「////」


御坂「……」


―――――
―――



上条「何はともあれ一件落着だな御坂」


御坂「そ、そうね」


御坂「ね、ねぇ」


上条「ん?なんだ?」


御坂「た、短パン履かなくなったら私にも何かしてくれる?////」


上条「お前もか」







とりあえず今回の投下は以上です
美琴を出したかっただけの話なので急な展開だったかもしれないです、すいません
次からはちゃんと話を進ませて終わらせていこうと思います

ちょっと忙しいのでしばらく週一になると思います。

それでは今回分投下しますね


実は自分で書いててミサワァに見えてました

紳士の方が多いな……まぁ書いてる自分が一番紳士なのかもしれないですね



『目覚め』


チュンチュン


佐天「zzZ……ん?」


佐天「もう朝かぁ……3日連続で勉強しながら寝落ちとはなさけないぞ佐天涙子!」バチーン


佐天「イテテ!ちょっと強く気合い入れすぎちゃった」


佐天「ふぁ……へっくしっ!」


佐天「うーん部屋がホコリっぽいなぁ……」

佐天「勉強ばっかでろくに掃除してなかったし」


佐天「アタシ何か一つに集中すると他のこと出来ないタイプだからなぁ」


佐天「うっわぁ……ホコリがいっぱい舞ってるのが目に見える……ん?」











佐天「……え?」





ピピピピピ


上条「zzZ……ンゴォ」


ピピピピピ


上条「zzZ……んぁ……もう朝かぁ?」


ピピピピピ


上条「目覚ましじゃない?……ってまだ4時じゃねえか!!」


上条「佐天からか。こんな時間に電話なんて何だろ」


ピッ


上条「もしもし佐天か?どうした?」


佐天『ヒック……グスッ……がみじょうざぁん……』


上条「!? 佐天!何かあったのか!?」

佐天『ヒック……ヒック……』


上条「泣いてないで何があったか言ってくれないとわからねぇぞ!」


佐天『グスッ……でもぉ……ヒック……』


上条「ああもうわかった!家にいるんだよな!?」


上条「すぐそっちに向かうから待ってろ!」ダッ





ピピピピピ


上条「姫神から電話か!」


ピッ


姫神『上条くん……!涙ちゃんが!』


上条「ああ俺にも連絡が来て今向かってる所だ!」


上条「何があるかわからないから姫神は待機しててくれ!
何かわかったらすぐに連絡するから」


姫神『嫌……!私も。一緒に行きたい……!』


上条「駄目だ!」


姫神『……私にも。出来ることがあるはず。上条くんは。何でも一人でやろうとしすぎだよ』


姫神『……少しは。私を頼ってよ』


上条「……わかった。
姫神は佐天がケガをしてるかもしれないから手当てに必要なものを持ってきてくれ!」


姫神『……!ありがと。上条くん』





上条「はぁはぁ……!よし着いた!」


初春「上条さん!」


上条「……!初春も来たのか!」


初春「はい!さっき佐天さんから電話があって!」


上条「よし!さっそく中に入ろう!」


ガチャ


上条「佐天!大丈夫か!?」


初春「佐天さん!」


佐天「がみじょうざぁん……グズッ……ういはるぅ……」ポロポロ


上条「何があったんだ!?落ち着いて話してみろ!」


ガチャッ


姫神「涙ちゃん……!」


佐天「……ヒック……あいささぁん……」ポロポロ


初春「佐天さん落ち着いて!」


ギュッ


上条「お、おい」


初春「さ、佐天さん!?///」


姫神「る、涙ちゃん?」


佐天「……ヒック……アタシ……アタシ……―――







―――能力者に、なれたよ……」




上条「……へ?」


初春「……え?」


姫神「……ん?」


上条初春姫神「ええええええ!?」


佐天「グスッ……アタシさっき気づいたんです」


佐天「ホコリをぼーっと見てたら、窓も開けてないのに空気が動いてて」


佐天「しかもアタシを中心に渦巻いてるんです……!」


佐天「こんな時間ですけどどうしても伝えたくて連絡しちゃいました……グスッ」


姫神「……ってことは。何か事件に巻き込まれたとかじゃないんだよね?」


佐天「事件ですか?別に巻き込まれてないですよ?」


上条初春姫神「……はぁ……」


ビシッビシッビシッ


佐天「イタタタ……!なんで三人してデコピン!?」


上条「まったく佐天は……まぁ何もなくてよかったけど」


姫神「涙ちゃんらしいね」


初春「心配したんですからね!まったくもう!」プンスカ


佐天「ご、ごめんなさい」シュン


上条「でもまぁ……よくがんばったなぁ」ナデナデ


佐天「ひゃっ///」


初春「私たちも」ギュッ


姫神「自分のことのように。嬉しいよ。おめでと。涙ちゃん」ギュッ


佐天「……!うん……うん……!」ポロポロ




シュン


白井「佐天さん大丈夫ですの!?……!?」


御坂「佐天さん!……!?」


御坂「なんでアンタが佐天さんちにいてしかも頭撫でてんのよ!?」ビリビリ


上条「うぉ!?御坂!?」パキーン


白井「……説明してくれますわよね?類・人・猿・さん?」ゴゴゴゴゴ


上条「は、はい」ビクッ

―――――
―――


白井御坂「……はぁ……」


上条「まぁそういう反応になるよな」


白井「佐天さん?心配をかけるような行動はもう少し自重しなさいな」


佐天「す、すいません……」


御坂「まったくもう……でもホントによかったわね佐天さん」


佐天「はい!」


御坂「みんなで盛大にお祝いしなきゃね!」

佐天「そ、そんな、いいですよ」

御坂「遠慮しないでいいのよ。アタシも嬉しいんだから」

御坂「と、その前に一個質問あるんだけど」

御坂「あ、アンタいつの間に初春さんと佐天さんと仲良くなってるのよ!」

御坂「ま、まさか手を出したりしてないわよね!?」

上条「……」

御坂「なっ!出したの!?」

上条「あーいやスマン。
ネグリジェ姿とゲコ太パジャマの二人が佐天に説教するのがシュールで思考が止まってたわ」


姫神「ゲコ太。かわいい」ポー


初春「ひゃあ///白井さんなんて格好///」

白井「あら。着替えるの忘れてましたわ」

御坂「い、いやああああああああああ///」

佐天涙子レベル0(能力あり)




今回の投下は以上です
佐天の能力発現についてはあいまいのままいこうと思ってましたがほんの少しでも報われてほしかったので…

あと話2つくらいで2部終わらせると思います
まぁ3部もそんなに長くはならないと思うのでもう少しお付き合い下さい

お久しぶりです。3週間も放置してしまい申し訳ありませんでした

身内で不幸がありゴタゴタしていたのでかける状態ではありませんでした……
仕事も落ち着いてきたので週一か週二で投下していくつもりです

とりあえず今回は生存報告だけでもしておこうと思ったので1レスだけで申し訳ないですが投下します



佐天「み~さ~か~さんっ♪」バッ


御坂「……え!?ちょっと佐天さん!?」


佐天「ちぇっ、また短パンかぁ……」


御坂「べ、別にいいじゃない。動きやすいんだから」


御坂「そんなことよりスカートめくりやめなさいよ!」


佐天「え~」


御坂「え~。じゃないわよまったく……変態は黒子で十分だわ」


佐天「かわいい女の子を見つけたらスカートをめくる。これはもはや義務ですから♪」


御坂「……はぁ。初春さんはいったい何回パンツ見られてるのかしら……」


佐天「御坂さんは今まで食べたパンの枚数を覚えてますか?」ニコリ


御坂「」ゾワッ


佐天「そんなことよりアタシに用があるってなんですか?」


御坂「もうさっきの話はなかったことになってるのね……まぁいいわ」


御坂「ちょっと佐天さんについてきてもらいたい所があるのよ」


佐天「どこですか?」


御坂「行けばわかるわ」


佐天「なるほど。了解しました!御供しますよ♪(御坂さんのことだからファンシーショップとかだろうなぁ)」


~常磐台中学~


常磐台生徒「ごきげんよう御坂様」


御坂「こんちは~」


佐天「」


佐天(ななななんでアタシ常磐台に連れて来られてるの!?)



今回は以上です


完結はちゃんとさせるつもりなのでよろしくお願いします

また少し遅くてすいません

途中までですが投下します



佐天「み、御坂さん!?なんでアタシ常磐台に連れて来られたの……?」オドオド


御坂「いいからいいから。えーとここね……。失礼しまーす」ガチャ


ミサカサマダワ!キャー! ワイワイガヤガヤ


佐天「……え?」


御坂「あ!代表!急に無理言ってごめんなさいね」


代表「滅相もありませんわ。
このようなことで御坂様と繋がりが持つことができてこちらとしましても光栄ですわ」


御坂「月一で講演会だっけ?
それはいいんだけど電気系統の能力者の私の話聞いてもためにならないわよ?」


代表「ためにならないなんてとんでもありませんわ!御坂様のお話ですもの!」


代表「それと講演会という形でなくとも……
わ、我々のお茶会にたまに顔を出してくれるだけでも結構ですわ////」


御坂(あ~……そういうことか)


御坂「わかったわ。それじゃあよろしくね」ニコッ


代表「……!よよよよろしくお願いいたしますわ////」


佐天「あ、あの御坂さん?そろそろどういうことなのか聞いてもいいですか?」


御坂「あー紹介が遅れたわね。代表さん、この子が話してた友だちの佐天さんよ」


代表「よろしくお願い致しますわ」ペコリ


佐天「あ、よ、よろしくお願いします」ペコリ




御坂「私が佐天さんを連れてきたのはね―――」


御坂「―――今ここにいる人たちの派閥に参加してもらおうと思って」


佐天「……え!?えええええ!?」


御坂「ご、ごめんもしかしてお節介だった?
佐天さんの勉強の手伝いになればと思ったんだけど」


佐天「い、いやびっくりしちゃって。
あ、アタシなんかが入っちゃっていいんですか?」


御坂「正確に言えば入ると言うより参加って言ったほうがいいわね」


御坂「ここは空力使いの派閥で彼女がその代表なの」


御坂「私がたまに講演会をするかわりに、佐天さんたちを派閥に所属していなくても参加させてもらえるようにしてもらったのよ」


佐天「それでさっき……それじゃあ御坂さんに悪いですよ」


御坂「なに言ってんのよ!これは私からの佐天さんの能力発現祝いだと思ってちょうだい」


御坂「それに滅多に使わないけど第3位の肩書きでと、友だちのためになるならいくらでも使ってやるわよ」


佐天「そ、それでも「それにね―――」」

御坂「―――本音を言うとアイツに負けた感じがしてくやしいのかもしれないわ……」


御坂「能力でも勝てないし、私のほうが先に会ったのに佐天さんの力になれたのはアイツ……」


御坂「だからこれは私の自己満足。遠慮しないでちょうだい」ニコッ


佐天「御坂さん……」


佐天「ありがとうございます……!
アタシ、御坂さんに恥をかかせないようにここで一生懸命勉強しますね!」


御坂「うん、よろしい♪」





御坂「あとね、知り合いがいない中大変だろうと思ってもう一人助っ人頼んだのよ」


佐天「助っ人?誰ですか?」


????「わたくしのことですわ!!」


佐天「ありゃ?近藤さんだ」


婚后「な……!わたくしの名前をまちがえるなんて……!
わたくしが婚后光子と知っての狼藉ですの!?」


佐天「その言葉が聞きたかった……!」


御坂「もう……遊んでないで」ペシ


佐天「あた!すいませーん」


御坂「佐天さん一人じゃ心細いかなって思ったのと、
婚后さんも空力使いだからここにくれば勉強になると思って駄目元で頼んだらOK出してくれたのよ」


婚后「ま、まあ?このくらいのことわたくしからしてみれば当然のことですわ!」


御坂「ありがとね、婚后さん」ニコッ


御坂「私が出来るのはここまでね」


佐天「御坂さん……何から何までありがとうございました……!」ペコッ


御坂「……いやーたぶんこっからが大変だと思うわ」


御坂「それは佐天さんが頑張るしかないと思う」


御坂「……だからうまくいかなかったら私に相談してちょうだい?」


佐天「はい!任せといて下さい!」


御坂「それじゃあ私は席外すわね。……代表さん、佐天さんをよろしく頼むわね」ガチャッバタン


佐天「え、えっと皆さん今日からお世話になります!よろしくお願いします!」


シーン


代表「……」


佐天「あ、あれ?」



今回の投下はここまでです

余談ですが今日仕事していて思ったのは……女通しの争いって怖い……!男でよかった!


遅くなって申し訳ありませんでした……!

急な出張やらなんやらでボロ雑巾になってました……

何も言わずに2ヶ月近くあけてしまってすいません……

とりあえず生存報告がてら1レスだけですが投下します

今週の木曜あたりに続きを投下しますね



代表「……残念ですけれどあなた方をわたくしたちがお世話をするつもりはまったくありませんわ」


婚后「な……!どういうことですの!?」

代表「はぁ……あなた方は派閥というものがどんなものかも知らないのでしょう?」


佐天「の、能力の研究会みたいなものじゃないんですか?」


代表「間違ってはいませんけど……それだけではありませんの」


代表「おのれの能力を磨き、人脈を広げ、社会に大いに貢献する。
そのために互いに切磋琢磨し合う」


代表「まぁお遊びのような派閥もありますけれどわたくしの派閥は違いますの」


代表「……あなたは立派なコネクションをお持ちなようで……御坂様のお願いでしたので今後のために参加は認めましたわ」


代表「ですが……あなたレベル0なのでしょう?」


婚后「な……!」


佐天「……」


代表「でしたら御坂様とのコネクション以外であなたと関わることはなんのメリットもありませんわ」


代表「大方能力が上がらないコンプレックスを解消したいとかその程度の気持ちしかないのでしょう?」


代表「でしたらお帰り下さい?目障りですので」


婚后「言わせておけば……!」ガタッ


佐天「婚后さん!」


婚后「……佐天さん?」


佐天「……アタシは――」



すいません今回はこれだけです


やっと書ける時間が出来たー!

遅くなってしまったのでホントに申し訳ありませんでした

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