志々雄「せやろ」
方治「突然何を言い出すんですか!?」
志々雄「だって十人もいたら絶対いらない子が出てくるじゃん給料もバカにならんし」
方治「いけません志々雄様!十本刀は十人いてこそ十本刀…今更そんな事を言われても計画が狂ってしまいます」
志々雄「とっさに計画変えるぐらいの判断力付けろや」
方治「ですがしかし…」
志々雄「今日の会議で7人刀ぐらいまでしぼるから全員ここに呼んで来い」
方治「……はい」
~そして会議~
志々雄「これより十本刀でいらない子を3~4人決める会議をします」
一同「!?」
志々雄「まずはこの用紙にいらないと思う奴の名前とその理由を書いて提出してください」
志々雄「自ら自分の名前を書いて退職するのも可ですそれでは始め」
会議室には不穏は空気が漂っていた
~数分後~
志々雄「アンケートの結果がでました皆さん心して聞いてください」
一同「ドキドキ」
志々雄「投票数が多かった上位3人は夷腕坊、張、由美…以上」
由美「酷いですわ志々雄様!由美はいつも志々雄様の事を思って…」
志々雄「いやアンケートやし… 俺が決めたんと違うし…確かにお前役にたたねぇし…」
由美「いつも志々雄様の体の世話してたのは誰だと思ってんのよ!!!」
志々雄「でけぇ声出すなて…結論で言うと所詮肉便器やん」
由美「!?」
志々雄「安心しろとりあえず名前が上がったってだけで即首じゃねぇからそれをこれから議論する訳ですしおすし」
志々雄「流れ的にまずは由美について議論します」
張「志々雄様!なんでわての名前が上がって才槌のじじいの名前が上がらんのや!?」
才槌「どういう意味じゃ!?ワシ以外に不二を動かせる事が出来る者はここにおらんじゃろうが!!!」
志々雄「だからうるさいて…まずは由美から言うてるやん聞けや」
志々雄「えー…由美を選んだ理由で多かったのは役に立たない、ビッチ死ねなどが多いですね」
由美「酷い…酷い……」シクシク
鎌足「ざまぁwwwwwww」
志々雄「では具体的に話を進めて行きましょう」
志々雄「よく考えたら由美十本刀ちゃうやん…ごめんなさい間違えました無かった事にしましょう取り合えず張について議論しましょうか」
由美「」ホッ
鎌足「」チッ
張「確かにわいは十本刀の中で一番したっぱやけど…役に立たん事はないやろ」
志々雄「せやろか」
張「ホンマにやめて下さいよこう言うの…やめましょ…な?」
安慈「はい」サッ
志々雄「はい安慈君どうぞ」
安慈「張はなんか裏切りそうだしウザイしいらないと思います」
張「なんやとおっさん!?」
安慈「そういうところが嫌われるんじゃないんですかねー」
張「しかもウザイって何やねん!?お前の物指しで語ってんなやハゲ!!!」
安慈「何?聞こえなーい」
張「息の根止めたろかハゲ!!!!」
宇水「うわぁ殺人予告とかないわ…」
方治「仲間同士で殺人予告はちょっと…」
鎌足「ちょっと男子ー!静かにしなさいよ!!!」
張「だってワイ刀いっぱい持っとるし一番十本刀って感じやんけなのになんで刀すら持っとらん奴の名前が上がらへんねんおかしいやろ!!!!」
宇水「何が可笑しい!!!!」
蝙也「負け犬ほどよく吠えるとはこの事か…」
安慈「プークスクス」
張「志々雄様!!コイツらに何とか言ってやって下さいよ!!!」
志々雄「ねぇ張君…一つ言いたいんだけどさぁ」
張「ほぇ!?」
志々雄「俺関西弁使う奴とか嫌いやねん」
張「」
志々雄「いい仕事紹介してやるから泣くなよ」
張「すんません…すんません……」シクシク
志々雄「次の職場でも頑張りなよ今までご苦労様でした」
志々雄「みんな拍手!」
一同「パチパチパチパチパチパチパチパチ」
志々雄「寂しくなったら顔見せに来いよお茶くらい出してやるから」
張「おおきに……ほなさいなら……」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
志々雄「じゃあ次は夷腕坊について議論しましょう」
夷腕坊「ぐふwwwwんぐふふふwwwwww」
安慈「はい」サッ
志々雄「はい安慈君どうぞ」
安慈「コイツ池沼っぽいから何かと足手まといだしいらないと思いまーす」
夷腕坊「ぐふふwwww俺www強いwwwwww」
宇水「せやなコイツの池沼臭はハンパない」
志々雄「何か反論ある?」
夷腕坊「ぐふふwwwwwぐふふふwwwwww」
志々雄「聞いてる?夷腕坊君聞こえてますか?」
夷腕坊「デュフフフフwwwwwww」
志々雄「(アカン)」
由美「コイツ絶対いらんやろ」
志々雄「なぁ夷腕坊君この仕事やってて楽しいか?」
夷腕坊「ぐふふふwwww」
志々雄「この先やっていけそうか?」
夷腕坊「………ぐふw」
志々雄「悪いけど君からはこの仕事に対する意欲ってのが感じられんのよ」
夷腕坊「」
志々雄「そういう体で産まれて来てしまったんならしょうがない事やねんけどな会社的にはね…」
夷腕坊「(これ正体表した方がいいんかの……)」
志々雄「今うちの人に連絡付いたから帰ろうな」
夷腕坊「うぐw…」
志々雄「はい今までご苦労様みんな拍手!」
一同「パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ」
志々雄「2人だけではまだまだやっていけないのであと何人か候補を出しあいましょう」
安慈「はい」サッ
志々雄「はい安慈君どうぞ」
安慈「蝙也はいらないと思いまーす小学生に負けてるような奴絶対やっていけないと思いまーす」
蝙也「おいおいおいおい笑わせてくれるじゃねぇか安慈さんよぉ」
安慈「別に笑わしてねーし死ね」
蝙也「敵に技教えてるお前も同等だろうがゴミ」
安慈「だってアイツに技教えた時って十本刀集結する前やし分かる訳ねーじゃん頭大丈夫?」
蝙也「」ハァ…
安慈「無視とかきっしょー!」
志々雄「議論中に悪いんだけど二人共ちょっち待ってね」
志々雄「おい宗次郎」
宗次郎「なんすか」ピコピコ
志々雄「今会議中なんだからさぁDSとかやめよう」
宗次郎「DSiLLですよ」ピコピコ
志々雄「いやハード名とかどうでもいいから一旦やめろ」
宗次郎「すいませんセーブエリアまで遠いんで」ピコピコ
志々雄「あのさぁ宗次郎君…そういうのっていけないと思うよ」
宗次郎「うぃーす」ピコピコ
志々雄「お前さぁ自分強いからって余裕かましてるけどさぁ別に強い弱い関係ないからね」
志々雄「すごく強いけどサボってる奴とそんなに強くないけど頑張ってる奴なら会社はどっちを求めてるかって事だからね」
宗次郎「うぃ」ピコピコ
志々雄「会議ぐらい真面目に参加しようや…な?」
宗次郎「ああああ!!!もう死んだ!!!!」ピコピコ
志々雄「帰れ!!!!!!!!」
一同「!?」ビクゥッ
宗次郎「なんすか」
志々雄「もうお前帰れや…いらねぇからほら帰れ帰れ」
宗次郎「は?なにそれ」
志々雄「お前なんかここに必要ねぇわ帰れ二度と顔見せんなカス」
宗次郎「」チッ
志々雄「二度と来るなよじゃあな」
宗次郎「」トボトボ
不二「ワーオwwww」
志々雄「みんなごめんな…じゃあ議論に戻ろうか」
方治「志々雄様何やってるんですか!!!!」
志々雄「どしたの」
方治「宗次郎ほどの戦力をなぜ…!!!!」
志々雄「俺あぁ言うのが一番嫌いだから」
方治「ですがこのままでは計画が大幅に狂ってしまいますよ!!!」
志々雄「ここのボスは俺…いいな」
方治「……」
安慈「割とマジで蝙也いらないでしょ」
蝙也「るっせーハゲ」
安慈「志々雄様!!!コイツ人にハゲとか言ってきました」
志々雄「ハゲとか言うのはやめような」
蝙也「すいません…」
安慈「うぇーいwww」
志々雄「いや安慈君は本当に評価するわ」
安慈「まじすか!?」
志々雄「安慈君はねぇ必ず発言する時に手あげるでしょそういうのっていいよね」
安慈「ありがとうございます」
志々雄「挨拶もちゃんと出来るし最高みんなも安慈君を見習おう」
志々雄「みんな拍手!」
一同「パチパチパチパチパチパチパチパチパチ」
安慈「いやそんな…///」
蝙也「ひいきかよ…」
~その頃~
斎藤「技刀斎全然来ないじゃん本当に京都行く気あるのか」
剣心「うぃーすwwwおまたーwww」
斎藤「遅すぎだろもうお昼回ってるじゃん」
剣心「悪いでござるなwwちょっとお嫁さんでブヒッてたから遅れたでござるwww」
斎藤「お前嫁いたのか」
剣心「お嫁さんは沢山いるでござるよwwwwwまぁ二次元限定ですけどwww」
斎藤「京都大火まで時間がないぞはやく乗れ」
剣心「どっこいしょういちwwwwwww」
~そのころ~
左之助「ちくしょー剣心の野郎…俺を置いていきやがって…」
左之助「東京から徒歩で京都とか無理だろ…ヒッチハイクとかもなんか嫌だし…」
左之助「歩くの面倒くさいやめたい行きたくない牛鍋食べたい」
左之助「でもあえて行く俺カッコイイ」
~そして~
志々雄「これにて解散!」
一同「ありがとうございました」
方治「志々雄様…どうするおつもりですか…?」
志々雄「何とかなるでしょ4本刀で」
方治「悲惨ですよ!!!不二と鎌足と安慈と私って無理ですよこれ!!!」
志々雄「大丈夫だって日村とか名前からして弱そうじゃん」
方治「侮りすぎですよ!!!!こんなの絶対100%無理ですよ!!!」
志々雄「それを何とかするのがお前な」
方治「…」
志々雄「んじゃよろちくび~」
方治「この方治死んでも死んで志々雄様に完全勝利を捧げると誓った……」
方治「やってやる…4本刀でも勝てる計画を立ててやる……」
剣心「いつになったら付くるでござるかてか馬車遅すぎ」
斎藤「うるせぇな黙って乗ってろ阿呆が」
剣心「あああああブヒりたいでござる!!ブヒりたいでござる!!!!」
斎藤「…」
剣心「斎藤トイレ…」
斎藤「俺はトイレじゃありません」
剣心「トイレ行きたいんだよ察しろゴミ」
斎藤「殺すぞお前…トイレはすましてこいって言っておいただろ」
剣心「そんときは出なかったんでござる早く馭者を止めるでござる」
斎藤「阿呆が……」
剣心「やっとついたでござる!!!!イヤッホォォォォ!!!」
斎藤「馭者さんどうも」
剣心「燃えてる気配もなければ燃やそうとしてる気配もないでござるな」
斎藤「計画変更か…?それとも罠か」
剣心「黒船も来てないですしおすし」
斎藤「どういう事なんだ…?」
剣心「おろ?なんか置き手紙があるでござる」ピラ
予算削減などの為に京都大火は中止になりました。
明日の朝8時現地集合なので忘れないようにしましょう
アジトの地図を同封して置きます
4本刀佐渡島方治より
剣心「マジかよ8時とかキッツイでござるなぁ」
斎藤「4本刀?あれ?」
~そのころ~
左之助「」
ピヨピヨピヨ
左之助「」
そこにあったのは一人の勇気ある男の亡骸でした
その亡骸は山奥で動物達に囲まれてとても幸せそうに見えます
ほら貴方はこんな幸せそうな顔で死ねますか?
志々雄「京都大火中止とは斬新だなどういった計画だ?」
方治「もう戦い方がどうとか言ってられません…卑怯な事をしても勝てばいいのです」
志々雄「続けて」
方治「まずアジトのドアに爆弾を仕掛けます入って来たらドカンと」
方治「それで死ねばそこで終了生きていれば我々4本刀が四方八方から総攻撃をかけます」
方治「それでも生きていれば志々雄様の出番です」
志々雄「おっしゃ把握何とかなりそうやね」
方治「志々雄様の完全勝利を願っております」
志々雄「んじゃいっちょ行くか!」
~朝8時~
剣心「眠すぎ!!!」
斎藤「だから早く寝ろって言っただろこの阿呆が」
剣心「録り溜めてたアニメ見てたんでござるよ」
斎藤「……」
剣心「地図によるとここでござるな」
斎藤「じゃあ入るか」ギィ…
ドッカーン!!!!!!!!
剣心「うひょおおおおおおおおおおおおおおお」ゴロゴロゴロゴロ
剣心「いてててて…んもう野蛮なんだから」
剣心「斎藤無事でござるかー?」
斎藤「」
剣心「さい………とう……?」
斎藤「」
剣心「嘘乙www釣られる訳ないでござろうwwww」
剣心「おい………」
斎藤「」
剣心「さいとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
剣心「うわあああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!」
剣心「えーい斎藤のうらみ……」
剣心「突撃!!!!!!」
方治「死ね!!!!」バーン
剣心「ぐふぅ!?」
安慈「二重の極み!!!」
剣心「ぐへぇ!?」
鎌足「弁天回し!!!」
剣心「おぶぇ!?」
不二「おりゃ!」
剣心「」プチッ
方治「勝ったああああ!!!!」
不二「アンタ今最高に輝いてるぜ」
志々雄「ありがとう本当にありがとうここまでこれたのもお前達のおかげだよ」シクシク
???「おい待てよ」
剣心「残像だ」
一同「!?」
剣心「俺はこんな所では死ねない…」
方治「生きているだと!?銃弾を受け、殴られ、切りつけられ、踏み潰されたと言うのに!?」
志々雄「ほほう面白れぇ」
方治「志々雄様…!」
志々雄「お前らは下がってろ俺が方をつける」
剣心「バッチコーイ!!!」
志々雄「死ねええええええ!!!!」ブスッ
剣心「ふっ…この程度でこざ…」ブシュー
剣心「」バタッ
志々雄「勝ったあああああああああああああああ!!!!!」
不二「アンタ今最高に輝いてるぜ」
志々雄「打ち上げ行こうぜ打ち上げ!うぇーいwwww」
???「おい待てよ」
剣心「残像だ」
一同「!?」
方治「デジャブだと!?」
剣心「俺には俺の帰りを待っている二次嫁が沢山いるんだ…お前の時代など絶対に来させはせん!!!」
志々雄「ほほう面白れぇ」
方治「志々雄様…!」
志々雄「おい方治カラオケボックスの予約入れとけ」
剣心「おっしゃ来いや!!!」
志々雄「シャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」ブスッ
剣心「あっ」ブシュー
剣心「」バタッ
志々雄「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」グチャグチャグチャグチャグチャグチャ
志々雄「原型も残ってねぇほどグチャグチャにしてやる」グチャグチャグチャグチャグチャグチャ
剣心「」
志々雄「カッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
方治「おめでとうございます志々雄様!!!」
鎌足「おめでとうございます志々雄様今最高にカッコいいですよ///」
不二「お前になら掘られてもいいわ」
志々雄「みなまで言うなwww照れるだろwww打ち上げ行くぞぉーwwwwwwww」
???「何が可笑しい!!!」
宇水「よぉ久しいな志々雄…」
志々雄「お前首にしたやろ今更何しに来たの?」
宇水「えーい納得いかん!!!なんとなくウザイと言う理由で辞めさせられるなんて思って見なかったわ!!!」
志々雄「面白れぇ…やるか?」サッ
宇水「流石だな察しがいい」スッ
宇水「行くぞ!!!!」ブスッ
志々雄「ふん…この程……」バタッ
宇水「カッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」
方治「ええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」
不二「宇水…お前今最高に輝いてるぜ」
宇水「俺は勝ったんだ!!!!イヤッホォー!!!!」
???「おい待てよ」
剣心「残像だ」
宇水「え?」
剣心「アレ?」
剣心「どなた?」
宇水「いやお前こそ…え?」
方治「なんやこれ…」
剣心「え…これもう帰っていいのでござるか?」
宇水「いや……いいんじゃないっスかね」
剣心「んじゃあ帰ります…でわでわ」
宇水「は、はい気をつけて」
方治「えーい志々雄様のうらみ!!!」バーン
宇水「ぐふぅ!?」バタッ
方治「カッタアアアアアアアアアアアア!!!」
鎌足「……」
不二「……」
方治「これで何もかも終わった」
鎌足「帰りましょうか」
不二「せやな」
この時3人は世界の誰よりも輝いていた
~fin~
大嫌いだったそばかすをそっと一なでしてため息を一つ
ヘビー級の恋はみごとに角砂糖と一緒に溶けた(以下略
次回からは「るろうに方治~明治百織浪漫譚~」を放送します
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