美琴「チェイサァアア!!」上条「ぐぼああああああ!?!?」(69)

フレンダ戦を見るに美琴のステゴロはなかなかのレベル

「IZUMO~猛き剣の戦記~」ってアニメのOPがロマンテイックチェイサーとかいう名曲

上条「ぐぅぅ・・・うぅぅ・・」

御坂「ちょ、ちょっと大げさすぎない?」

上条「うぅ・・ぐ、げほげっほ!!」ビチャ

御坂「ひ!」

御坂「え・・・ウソでしょ・・・血」

上条「・・・・」ドサ

御坂「ちょ!?ふざけんのもいいかげんに・・・」

上条「・・・・・・・」

御坂「・・・・・え」

ざわざわ、ナンダー?ケンカか?

男「おい!大丈夫か君!?くそ救急車!だれか救急車を!!」

ぴ~ぽ~ぴ~ぽ~

御坂「・・・・そんな」

~集中治療室~

上条「・・・・」コーコー

御坂「・・・・・」

医者「何とか一命は取り留めましたが」

医者「内臓が一部破裂していました。退院までにはかなり時間がかかるでしょう」

御坂「・・・ごめんなさい」

アンチスキル「君が御坂さんだね」

アンチスキル「一緒に来てもらおう」

御坂「・・・・はい」

もう無理だれか続きを・・・

はよ

アックア「アックアである。魔術はもうない」

アックア「だが私には美しいお姫様がいる」

アックア「充分である」

今戻った

~アンチスキル支部少年課~

アンチスキルA「・・もう一度聞くけどどうして蹴ったりしたのかな?」

御坂「・・・ごめんなさい」ボソッ

アンチスキルA「だからごめんなさいじゃ何もわからn」

アンチスキルB「おいおい、よせ」

アンチスキルA「先輩・・・しかし」

アンチスキルB「無理もないさ」

アンチスキルB「この子の友達数人から話を聞いたが、被害者とは気の置けない仲らしいじゃないか」

アンチスキルB「放心状態になるのも無理ないさ」

アンチスキルA「しかし・・・どうしましょうか」

アンチスキルB「しばらくそっとしておこう」

御坂(わたし・・・なんであんなこと、くだらないことで)

~2日後、再び集中治療室~

上条(・・・・・・うぅ・・・ここは?俺はいったい)

上条「・・・・・・・・・」ボー

看護師「あれ?」

看護師「上条さん気が付きましたか」

看護師(・・・病院なのか?)

上条「・・・・・・・ッ!!?」

上条「みッぃい!?」

上条(痛ってぇぇ!!)

看護師「上条さん安静にして!!」

上条「はぁはぁ・・」

上条「ふー・・・・あの・・か、看護師さん・・聞いてください」ぜぇぜぇ

~アンチスキル支部少年課~

アンチスキルA「先輩、もうあの子2日間飲まず食わずですよ」

アンチスキルA「いったん寮に戻りなさいと言っても聞かないし」

アンチスキルB「こまったな・・・ただでさえ少年犯罪は面倒くさいのに」

コンコン

アンチスキルC「失礼します。あの二人とも来てください」

アンチスキルA「どうした?」

御坂(あいつ・・大丈夫かな)

~数分後~

ガチャ

アンチスキルB「御坂さん」

御坂「・・・・・」

アンチスキルB「ふー・・・今上条さんが目を覚ましたと連絡が入った」

御坂「!?本当ですか!!」ガバ!

御坂「あいつ大丈夫なんですか!?」

アンチスキルB「落ち着け」

アンチスキルA「あぁ。だがまだまだ余談は許さない」

御坂「・・・そうですよね」シュン

アンチスキルA「それと上条さんから無条件の示談の申し入れがあった」

御坂「!?」

アンチスキルB「というわけでキミは釈放。帰ってよし」

アンチスキルA「だがもう2度とこんなことはしちゃいかんぞ・・と、聞いているのか?」

御坂「なんで・・・示談なんか」

~病院~

御坂「あの・・・上条当麻さんとの面会は可能でしょうか?」

受付「少々お待ちください」

受付「・・・残念ですが、現在集中治療室で絶対安静なので親族の方でなければ面会はお断りさせてもらいます」

御坂「いつごろ一般病棟へ移るかとかわかりませんか?」

受付「そういった質問にはお答えしかねます」

御坂「そうですよね・・・」

御坂「ありがとうございました」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

御坂(寮に戻るか・・戻りたくないな)トボトボ

インデックス「あ・・短髪だ。なんでこんなとこにいるの?」

御坂「!?」

御坂「あんた・・・えと・・・その」

インデックス「あのね!まーた当麻が大けがして病院に運ばれちゃったんだよ!もぉほんっとに懲りないんだから!」ぷんぷん

御坂「あ・・」

御坂「・・あのさ」

インデックス「ん?なにかな?」

御坂「あいつにケガさせちゃったのあたしなんだ・・・」

インデックス「・・・え?」

御坂「それであいつのことが心配でここに来たんだけど・・グスッ」

御坂「あたし・・あいつになんてことを・・・うぅ」ポロポロ

インデックス「・・・・・」

御坂「グスッ・・う、うぅ・・ご、ごめんなさい」ポロポロ

インデックス「・・・ないで」

御坂「うっ・・うっ・・・」ポロポロ

インデックス「もう2度当麻に近づかないで」

御坂「うぅ・・・グスッ」ポロポロ

一通「いいねェいいねェ最高だねェ!」

~寮~

ガチャ

御坂「・・・・」

黒子「お姉さま!!」

黒子「・・・その、聞きましたの。お姉さまがあの殿方にケガをさせてしまったと」

御坂「ッ!?」ビク

黒子「あぁ!違いますのお姉さま!」

黒子「責めているわけではございませんの!ただ・・その」

黒子「黒子は何があってもお姉さまの味方ですの」

御坂「・・・・」

黒子「・・・ひどい顔ですわお姉さま。よほど気にしてらっしゃたのですね」

御坂「・・・うぅ」グスッ

御坂(泣くな)グッ

御坂「ありがとね黒子わたしシャワー浴びてくるから」ニコッ

黒子(お姉さま・・・)

~数日後~

受付(あ、今日も来た)

御坂「あの・・」

受付「上条さんですよね?」

御坂「あ、はい」

受付「今日から一般病棟へ移りましたよ」

御坂「本当ですか!?」

受付「はい、それで病室の方は・・・・・」

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御坂(ここね)

御坂「ふー・・・」スッ

ガラッ

インデックス「短髪!?」

御坂「あ・・・」

御坂「あの・・・その」

インデックス「もうトーマに近づかないでって言ったよね?」

御坂「・・・・・」

インデックス「帰って!!」

御坂「」ビクッ

上条「おーい、インデックス?誰か来たのか?」

インデックス「ううん!誰も来てないよ!」

上条「じゃあ誰と言い争ってんだよ。面倒事は勘弁してくれ」

ピシャ(扉を閉める音)

インデックス「さっさと帰って」

御坂「・・・お願い。これで最後でいいのあいつに合わせて」

インデックス「絶対いや!!!」

インスパイヤザネクスト日立さんは魔神クラスだから美琴に勝ち目はないんだよ

御坂「・・・・・」トボトボ

10032号「お姉さま?」

御坂「え?・・・うわ!びっくりしたぁ」

10032号「病院にいるなんて珍しいですね。どこか具合でも悪いのですか、と御坂はお姉さまの身を案じてみます」

御坂「いや・・・その」

10032号「あの人に会いに来たのですね、と御坂は問いかけます」

御坂「やっぱり知ってんのね」

10032号「お姉さまよりも頻繁に病院に通っているので知っていました、と御坂は返答します」

10032号「それで、あの人には会えましたか?と御坂は問いかけます」

御坂「いや・・・・」

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10032号「なるほど、と御坂はうなずきます」

御坂「・・・・・」

10032号「それでいいのですか、と御坂は少し怒りながら問いかけます」

御坂「だって・・」

10032号「もういいです、と御坂は失望をあらわにしてこの場を去ります」

御坂(わかってる・・・これじゃだめだ・・・でも)

prrrrr

御坂「電話?はい」

10032号『お姉さま今のうちです早くあの人に会いに行ってください』

御坂「は?てかアンタいま何やってんのよ」

10032号『露払いです。では』

御坂「は?ちょっと!」

御坂(・・・・・・・・)

御坂「・・・ありがとね」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コンコン

上条「はーい」

御坂「・・・・・」

上条「どうぞー?」

ガラ

上条「御坂・・・」

御坂「あの・・・その・・・」

上条「あーもう、なに?辛気臭い顔してお土産もなしですか?」

御坂「・・・は?」

上条「こういう時は手作りのお菓子でも持ってきて欲しいもんですよ」

上条「つってもまだモノ食べれないんだけどな!あはは」

御坂「・・・・ってんのよ」

上条「え?なんか言ったか?」

御坂「何笑ってんのよ・・・グスッ」ポロポロ

上条「え?ちょ!?なんで泣いちゃうの!?」

御坂「うわぁん!」ボロボロ

あー疲れた

テレ玉でARIA始まったから落ちるわ

もうオチが読めたと思うけど、御坂が毎日お見舞いに来てっていう展開でハッピーエンドですわ
御坂にひどい仕打ちを与えるSSなんて僕には書けませんでつ

それではでは

まあ乙

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