□前作□
八幡「やはり俺の先輩たちは間違っている」雪乃「あなたを後輩にした覚えはないわ」
八幡「やはり俺の先輩たちは間違っている」雪乃「あなたを後輩にした覚えはないわ」 - SSまとめ速報
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↑のギャグ増し増しのエロつゆだくパターンです。
AAも多様する場合があります。ご注意を。
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ご奉仕部に入って数か月が経った。
相変わらず先輩たちは(頭おかしくて)変わっているけど、まぁ上手くやっている方だと思う。
八幡「マンボウ先輩、落ちた消しゴム拾ってください」
雪乃「くっ、屈辱的だわ……」プルプル
八幡「……遅いですよ」ヒョイ
結衣「やっはろー、……って、何してるの!?」
八幡「何って……」
雪乃「私椅子よ」キリップルプル
結衣(すごい勢いで腕が震えてるよゆきのん!)
八幡「オセロで負けた方が人間椅子やるって勝負だったから」
結衣「八幡君!」キッ
八幡「!!」ビクッ
八幡(怒られる……!?)
結衣「私のおっぱい枕の方が絶対気持ち良いよ!」
八幡「」
雪乃(さっきから腕の感覚がないのだけれど……)ガクガクガクガク
だいぶ、仲良くなれた……のか?
高校生と言えば青春と同時に性春を謳歌するものだが、俺の先輩たちは後者ばかり盛っているような気がする。
三浦「ハチー、昨日は抜いたかー?」モミモミ
八幡「ちょっ!? や、やめてくださいよっ!」
三浦「………っ!」モミモミモミモミ
八幡「ちょっと/// んっ///」ビクビクッ
三浦「あーしの胸より柔らかい……」モミモミ
八幡「そんな事実知りたくない!」
姫菜「ほうほう」モミモミ
八幡「先輩、三浦先輩の胸と俺の息子を比べないでください」
姫菜「優美子の乳首が硬いっ!」キラリン☆
三浦「ば、バカ姫菜っ///」ダダダッ
八幡「それは怒るのか……」
三浦先輩はボディタッチが激しい。俺をペット扱いする。
海老名先輩は妄想激しくて、下ネタも平気。俺をオ○ペット扱いする。
二人とも(だいぶ変態だけど)良い人だ。
八幡「えらい目にあった……」
葉山「おっ、八幡!」
八幡「葉山先輩!」
とある事件以来俺は葉山先輩を慕っている。
こんなリア充に尻尾を振るのはいささか不満だが、本当に良い先輩なのも分かるから尻尾を振る。
葉山「八幡……聞いてくれるか?」
八幡「はぁ……あまり興味ありませんが」
葉山「俺そろそろ童貞卒業してもいいかなっ!」キラキラ
前言撤回、この人もやはりおかしい。
一年生の俺を可愛がってくれるのは嬉しいんだけど、
めぐり「あ、八幡くぅ~ん」
相模「………」ジーッ///
いろは「八幡っ///」
小町「わが弟よーっ」ギューッ
沙希「………」ナデナデ
八幡「………」ハァ
愛されすぎて少し困る。
戸塚「………」チラッチラッ///
登場人物
一年生グループ
・八幡……高校一年生。けっこう毒を吐いてしまう。基本草食だが、雪乃だけには厳しい。 先輩たちの事が好き。変態の称号を得た。
・いろはす……総武高校の妹。八幡にだけ厳しいが好きの裏返し?
二年生グループ
□女子生徒□
・雪乃……八幡に対して敵意を向ける奉仕部の先輩。でも基本活動しない。けっこうアホの子。体力がない。
・結衣……暴走する先輩。八幡大好き。でも想いは報われない。エロで八幡を何とかしようとしている。
・三浦……ノーパン女王。八幡大好き。ノーパン事件以来、八幡を連れ回す。八幡をペット扱いする。
・海老名……なぜか八幡を知っている妄想先輩。お気に入りはサイハチ。 下ネタ激しい。
・相模……勘違いの総合商社。八幡に片思い中。
・沙希……ブラコン。兄と小町をくっつけるために様々な方法で八幡と付き合おうとする。
□性別戸塚□
・戸塚……天使。料理が究極的に下手。八幡を入院に追い込んだ(無自覚)。
□男子生徒□
・葉山……爽やかイケメン完璧男。モテまくり。 勘違いしやすい。ラノベの主人公のようなカッコよさを発揮する時がある。
・戸部……葉山君大好き。
・大和……戸部に同じ。
・大岡……エロ担当。後々八幡に無駄な知識を与えるかも。
三年生グループ
・小町……八幡の姉。学校一のモテ女。 小町カレーは八幡の大好物。
・めぐり……小町とクラスメイト。八幡に愛されてると妄想している。
その他
・鶴見……八幡の幼馴染。中学三年生設定。八幡が好き。でも素直になれない。正統派ヒロインの素質を持っている。
・平塚……教師。
・陽乃……雪乃ちゃん大好きお姉さん。前作では猟奇的だったが……?
□八股ガイルシリーズ□
一作目
八幡(例え世界が間違っていると罵ったとしても)モノクマ「うぷぷぷぷ」
二作目
八幡「やはり俺のシンクロ率は間違っている」アスカ「は?」
八幡「やはり俺のシンクロ率は間違っている」アスカ「は?」 - SSまとめ速報
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三作目【エロ注意】
八幡「やはり俺の嗜虐心は間違っている」結衣「しがくしん?」
八幡「やはり俺の嗜虐心は間違っている」結衣「しがくしん?」 - SSまとめ速報
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四作目
八幡「やはり俺の先輩たちは間違っている」雪乃「あなたを後輩にした覚えはないわ」
八幡「やはり俺の先輩たちは間違っている」雪乃「あなたを後輩にした覚えはないわ」 - SSまとめ速報
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五作目
八幡「やはり俺の妹達は間違っている」優美子「あーしが?」
八幡「やはり俺の妹達は間違っている」優美子「あーしが?」 - SSまとめ速報
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六作目
八幡「やはり俺の暴言ラブコメは間違っている」
八幡「やはり俺の暴言ラブコメは間違っている」 - SSまとめ速報
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一作目はググってください。
放課後。
八幡「……うす…」ガラッ
雪乃「あら、早いのね。そんなに寂しかったのかしら?」
八幡「マンボウは寂しかったら死ぬんでしょ?」
雪乃「………」プルプル
八幡(何かを耐えてる……)
八幡「この動き……どこかで…」
回想:郊外のショッピングモール
小町『おにぃちゃん、チワワだよチワワっ!』
八幡『おお、そうだな』
チワワ『………』プルプルプルプル
~~~
八幡「チワワだ」
雪乃「……それは、チワワみたいと言うことかしら」ジッ
八幡「自覚あるんですか?」
雪乃「…ほ、誉めても何もでないぞっ///」プイッ
八幡(やっぱこの人アホだ……)
結衣「ねぇ、八幡君。今日一緒に帰ろー」ムギュッ
八幡「ビチヶ浜先輩やめてください」
結衣「ビチヶ浜言うなしっ///」コラーッ
雪乃「……ビチヶ浜…」
結衣(何だか嫌な予感……)ゾクッ
雪乃「固まってないう○「こらゆきのーーーんっ///」
八幡「雪ノ下先輩の下は下ネタの下なんですね」
雪乃「20周」
八幡「10周」
結衣(倒れちゃうよー)オロオロ
八幡「ぜぇぜぇ……20周」ハァハァ
雪乃「……10周…なんとか…」ハァハァ
結衣「えぇ!? すごいよ二人ともっ!」
人は少しずつ成長していく。
家。
八幡
_,,..,,,,_
/ ,' 3 `ヽーっ
l ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
八幡(一歩も動けん)ビキビキ
小町「もー、無理するからー」モミモミ
八幡「そこのマッサージは要らないですお姉様」
小町「えー? だって今週まだ抜いてないでしょー?」
八幡「は?」
小町「あ、そうだ今日は小町カレーの日だったー」
八幡「ちょっと待て姉」グイッ
小町「ちょっとカレーが出ちゃうから!」アセアセ
八幡「俺の姉は女として間違っている」
雪ノ下家。
雪乃
_,,..,,,,_
/ ,' 3 `ヽーっ
l ⊃ ⌒_つ △
`'ー---‐'''''"
雪乃(どうしましょう。オナ○ーしようとパンツだけ脱いだ状態で筋肉が限界に達したわ……)
<ただいまー♪
雪乃「……たすけてー」
雪乃(声が出ない……)
陽乃「助けてですってぇええええ!?」ダダダッ
雪乃(愛されてて助かったわ……)
しかし、大事なところをいっぱい撮られた。
なぜか嗜虐心と混ぜてしまった。
おやすみなさい。
後7日くらいの命なので許して下さい! 後このssが七日間の命で最後なので!
おにぃちゃん間違えたwwあれだ、母親が息子のことをお兄ちゃんと呼ぶ的な雰囲気で(錯乱)
色んなssやって一番八幡が楽しかったので続けてます!
少しだけ続き行きます!
第一話 最近戸塚先輩の様子がちょっとおかしい(主に視線)
ごめんちゃい12時過ぎます。
これが最後の長編ってやつなのかな?
続けるのか…
>>31のレスも意味わからんし
最初まともそうだったのに最近マジで言動がおかしい
ていうかこんな頻繁にスレ立ててss書いてて結構気に入ってる感じなのに
何で頑なに原作読もうとしないの?
前に聞かれた時は禁書がどうたらっていう訳わからんこと言ってはぐらかしてたけど
ほんとそれだけ正直に教えてほしい
キャラ紹介でのいろはすが総武高校の妹ってのがいまいち理解できんのだが。
>>36
あれじゃね?よくアイドルとかの自己紹介にある「みんなの妹!」的な
やっぱり面白い!
雪乃先輩と八幡のイチャイチャに期待。
ただいまー
>>34 一応その予定です!
>>35 たぶんそれ以上追及してきたら、>>35さんが損すると思うから気にしない方がいいよ! 原作を買いに行く時間ができたら行くよ!(書ける時間がある=買いに行く時間があるとは限らない) オンラインで買えば良いんだけど、引っ越しの荷物を増やしたくない。色々あるんです!!
>>36 >>37であってます!
>>38 ありがとうございます! そのつもりです!
……色々と考えさせられますね!続きです!
昼休み。
戸塚<●> <●>
八幡(な、なんか視線を感じる……)ビクビク
八幡「………戸塚先輩?」チラッ
戸塚「あ、は、八幡っ///」ニコッ
八幡(今気付いたみたいな顔してるけど、明らかにこっち見てたよな……)
戸塚「今日は一人?」エヘヘ
八幡(この先輩、男から告白とかされるのかな……)
戸塚「も、もし良かったらさ、一緒にご飯どうかな?」
八幡「えっ、いや、それは……」オロオロ
※過去に戸塚ご飯で入院したことがある。
戸塚「……ダメ…かな?」ウルウル
八幡「行きます」
戸塚「やったぁ///」エヘヘ
八幡(え、何? これフラグ? フラグなの?)
食堂
八幡「食堂か……」ホッ
戸塚「何をホッとしてるの?」
八幡「あ、いえ、何でもないですっ」アセアセ
戸塚「………そっか♪」ニコッ
八幡(今の間はなんだったんだ……)ビクビク
戸塚「あ、ハチ君は何にするー? 僕が奢ってあげるよ!」ニコニコ
八幡「え、いや、別に……」
八幡(貸し借りとか作りたくないんだけど……)
戸塚「……ダメ…かな?」ウルウル
八幡「さーて、美味しいもの奢ってもらうぞー」
戸塚「わーい///」ニコニコ
八幡(なんなんだこれ……)
戸塚「何でも良いからね?」ニコニコ
八幡(一番安いうどんにした)
戸塚<●> <●>
八幡「!?」ビクッ
八幡(な、なんで俺の足をじーっと見てるんだ!?)
戸塚「……あ、僕はざるそばにしようかなぁ」エヘヘ
八幡「どうぞ」
戸塚「……麺類、一緒だね」ニコニコ
八幡(え、本当に何? これ彼女気取り?)
戸塚「八幡と一緒♪ 八幡と一緒♪」ルンルン
八幡「……まぁいいか」テクテク
戸塚<●> <●>
八幡「!?」ビクッ
戸塚「八幡ってさぁ、夏休み何か用事ある?」
八幡「いえ、奉仕部で何もなければ特には……」
戸塚「そっかぁ、八幡暇なんだぁ……」フーン
八幡(何その頬杖ついて視線を斜め上に流す感じのポーズは、アイドル並みの可愛さだろ……)
戸塚「あ、あのさ――「あれ、ハチじゃん?」
三浦「あーしのライン無視しておいて彩加とご飯とはいい度胸だし」ゴゴゴゴゴ
八幡「」
戸塚「三浦さん!」ガタッ
三浦「へっ、な、何?」オドオド
八幡(あの女王先輩があまりに突然の出来事に怯えてる!)
戸塚「三浦さんにもお願いがあるんだ!」
三浦「へ?」
八幡「テニスの特訓を?」
戸塚「う、うんっ」
三浦「なんで急に」
戸塚「雪ノ下さんがハチ君のために倒れるまで走ったって話由比ヶ浜さんから聞いたんだけど……」
三浦「ああ、マンボウ事件」
マンボウ事件。
雪ノ下雪乃=マンボウというイメージは、実は学校に広まっていた。まぁ主にビチヶ浜先輩のせいだけど、中には親しみをこめて?マンボウさんと呼んでたりする。
今では本人も気に入っているらしい。たぶん他人からあだ名で呼ばれること自体が珍しいのだろう。
そんな彼女をマンボウたらしめたのが、マンボウ事件だ。
奉仕部の部長として、俺の先輩として責任と恥を感じたマンボウ先輩が倒れるまで走ったあの事件だ。
まぁ、詳しくは過去のssを読んで欲しいって何言ってんだ俺は。
戸塚「僕、すごくカッコイイと思ったんだ……」
八幡「えっ……」
三浦「カッコ良い……?」
戸塚「すごいカッコ良いよ!!」ズズイッ
八幡三浦「は、はい……」コクコク
戸塚「元々雪ノ下さんには憧れてたんだけど、ますます惚れちゃったなぁ///」エヘヘ
八幡(え、それってどっちの意味? 憧れ? 惚れる? え?)
三浦「戸塚って雪ノ下が好きだったん?」
戸塚「え? それってどういう意味?」キョトン
三浦「だから雪ノ下のことが好きなん?」
戸塚「え? それってどういう意味?」キョトン
三浦「……も、もういいよ」
八幡(戸塚先輩に某花飾りのレベル1みたいな空気を感じる!!)
戸塚「だから、僕も強くなるって決めたんだ!」
三浦「それでテニスの練習を?」
戸塚「うんっ!」
八幡「………」
八幡(ここで俺は考える。試算と打算、労力とその対価を)
八幡(はっきり言って、戸塚先輩とテニスの練習をするなんて幸せなことだ。この学校の何人の女性(一部男性)が王子先輩と付き合いたいと思っているか)
戸塚「八幡?」ジーッ
八幡(だが、夏にテニス、しかも二人ともレベルが高いのについていけるとは思えない。相当の労力を覚悟しなければならないだろう)
戸塚「八幡っ」モーッ
三浦「あーしらが協力したら何か良い事あんの?」
戸塚「あ、うん、
遊園地のチケットあげるよ」ニコッ
八幡「あ、やっぱ俺やめ「よし、やるよハチ」ガシッ
八幡(それって絶対女王と遊園地だろぉおおお!? 無理無理無理ーーー!)
戸塚「……八幡…」ギュッ
八幡(うわ、この人ナチュラルに同性の手を握ったよっ!!)
戸塚「お・ね・が・い……」ウルウル
俺は縦に頷いた。ついでに勃起してた。
放課後。廊下。
めぐり「あ、八幡君♪」ギュッ
八幡「……う、うす…///」
八幡(後ろから抱きつくなんてビチ廻先輩のビッチ!)
めぐり「ねぇ八幡君、八幡君はちゃんと勉強してる?」
八幡「はぁ……それなりには」
めぐり「そっか、もし分からないことがあったら聞いてね。
手とり足とり教えてあげるから」ボソッ
八幡「……うす///」タタタッ
めぐり「可愛いなぁ……///」ポーッ
小町「こーらー、めぐりっ!」ガシッ
めぐり「ひゃっ///」ビクッ
小町「うちの弟誘惑するなんてポイント低いよーーっ」コチョコチョ
めぐり「ひーーんっ、ごめんなさーい///」アヒャヒャヒャヒャ
小町(今日は陽乃さんと……)グッ
めぐり「?」
奉仕部。
八幡「……うす…」ガラッ
結衣「あー、こんな感じかなァ」グイグイ
雪乃「見えないから分からないわ……」
八幡「………」
結衣「……うんっ、最高だよゆきのんっ!」グッ
雪乃「………///」テレテレ
八幡「魚のぬいぐるみ被って何してんすか?」アゼン…
結衣「あ、八幡君! 見てみて! マンボウゆきのんだよー!」
マンボウ
ゆきのん「どうかしら」ファサッ
雪乃(ふふっ、あまりに可愛いから俯いて照れる姿が想像に容易いわ)
八幡「え、マンボウがマンボウとくっついてるってことは……交尾?」
ε=┏(・Д・)┛ε=ε=┏(・Д・)┛
結衣(マンボウ被ったまま教室でてっちゃった……)
雪乃「……ぜぇぜぇ…あなた……階段を二段飛ばしはずるいわよ…」ハァハァ
八幡「なんだよずるいって……そんなに速く走りたいんならスカート脱げよ」
雪乃「そんなっ、あなた私のパンツが見たいなんて変態だわっ」
八幡「変態的なパンツ履いてんのはそっちだろ……」
雪乃「変態じゃないわよっ」バッ
――黒のスケスケパンツ。
八幡「………」タラリ
雪乃「!!」
八幡「こ、これはっ別にっ!」
雪乃「血が付くからジッとしてて」ゴシゴシ
八幡「いや、先輩の袖が……」
雪乃「このまま、保健室へ行くわよ」グイッ
八幡「だから先輩の制服が……」
雪乃「………」シンケン
八幡「………」
八幡(おっちょこちょいだけど、基本一生懸命なんだよなぁ……)
保健室。
雪乃「これで大丈夫ね」フーッ
八幡「いや、セロテープで止血ってあんたこれ」
雪乃「よかった、無事でっ」ギュッ
八幡「いや、普通にセロテープの間から流れてるからね。先輩の肩真っ赤だからね」
雪乃「私、あなたが死んだら生きていけないわっ!」
八幡「いや、鼻血くらいで大げさな……
って、え?」
雪乃「どうしたの!? まだ痛むのかしら!?」グイグイ
八幡「いや、そんなセロテープで上向きになった鼻の穴押されたら余計に悪化……つーか今、俺が死んだら生きていけないって」
雪乃「ええ、だって私、あなたが大好きだもの」
八幡「」
雪乃「それじゃ、そろそろ部室に帰りましょうか」
八幡「」
雪乃「どうしたの? 建てないのかしら?」
八幡「」
雪乃「全く、ダメな男ね。あなたの方がマンボウじゃないのかしら」
八幡「うわぁあああああ!!」ダダダッ
雪乃「」
奉仕部。
八幡「あぁああああぁあああ!」ガラッ
結衣「あ、はちま……って何その顔!?」ビクッ
結衣(顔中血だらけで鼻をセロテープで押さえて目は変だし動きはおかしいし!!)
八幡「あぁああぁぁぁああ!」ガシッ
結衣「なんか動きはおかしいけど冷静に鞄をとった!」
八幡「あぁぁぁあああぁぁあぁあ!」ダダダッ
結衣「そして、半分しか開いてない教室の扉を冷静に通って帰っていったわ!」
<アァァアァァァァアア!
結衣「………」
雪乃「………」ガラッ
結衣「あ、ゆきのん! さっき八幡が!!」
雪乃「その前に紅茶を入れて良いかしら」
結衣「う、うんっ」
≪紅茶入れ中……≫
雪乃「はいどうぞ」コト
結衣「う、うん、ありがとう」
雪乃「………」ズズッ
結衣「………」ズズッ
「好きって言っちゃった/////」
/⌒ヽ
く/・〝 ⌒ヽ
| 3 (∪ ̄]
く、・〟 (∩ ̄]
結衣「」
風呂入ってきます!では!
ゆきのん「私もうダメかもしれないわ」ゴロンゴロン
結衣(教室をゴロゴロするゆきのん可愛い……)
ゆきのん「だって、だって八幡君ってカッコよすぎじゃない?」ゴロンゴロン
結衣「う、うん……」
ゆきのん「ねぇ、何でカッコ良い上に可愛いの? ずるくない?」ゴロンゴロン
結衣「そ、そうだね」
ゆきのん「ねぇねぇ、由比ヶ浜さん……」ピタッ
チラッ チラッ
/⌒ヽ
く/・〝 ⌒ヽ
| 3 (∪ ̄]
く、・〟 (∩ ̄] はちまんってすきなひといるかな?
結衣「」ズキューンッ///
結衣「い、いや、聞いたことないなー」アハハ
ゆきのん「えへへ、そうかしら///」テレテレ
結衣(何でゆきのんが照れるーーーーっ!!)
ゆきのん「ねぇねぇ由比ヶ浜さん」
結衣「う、うん……」
結衣(これ以上は私の心が持つか……)
ゆきのん「クッキー作ったら喜ぶかしら?」モジモジ///
結衣「それは私の特権ーーーーーっ!!」
雪乃「ご、ごめんなさいっ、よく分からないけど調子に乗ってたわ」オロオロ
結衣(あ、戻った……)
バスケットコート
葉山「………」ハァハァ
ゾーン。
それは選ばれし者ののみに与えられた特権。
練習量、知識、体力―――そして何より“センス”を持つ者のみがその扉の前に立つことができる。
しかし、その扉は重く、かたく、気まぐれで、どんな一流のセンスでも自由に開くことはできない。
青峰「……ふぅ…」ジリジリ
青峰はそれを自由に開くことができる。
バスケットの天才。
しかし、葉山隼人もまた……天才である。
葉山「………」ターンターンッ
青峰「てめぇ、どこの高校だよ」ゴゴゴゴゴ
葉山「……総武…」ダンッ
天才と天才が―――交錯する。
葉山「………ふっ」
青峰「抜かせ……何!?」クソッ
青峰(あの体勢からターンだと!? くそっ、こいつの動き!!)
葉山「………」ダンッ
青峰「このやろぉおおおお!」ダンッ
青峰(こいつっ、バスケット素人じゃねぇか!!)
青峰は戦慄した。
かつて、バスケットを愛するプレイヤーをことごとく潰してきた。
いや、青峰自体にその自覚はない。
“バスケットプレイヤー”がバスケを好きで、愛し、努力してきたからこそ、その存在の大きさに潰れるのである。
――目の前の男は、バスケを知らない。
それでも自分を抜かし、ゴールへ届こうとしている。
青峰「許せねぇええええ!」ブンッ
葉山「………」ガシャァンッ
青峰(ダンク……だと…)
素人のダンクがどれだけ難しいかは、スラムダンクを読めばわかる。
葉山隼人は自身のセンスのみで、それを決めたのである。
青峰「……くそっ、次はディフェンスしやがれっ!」
青峰(ぜってぇ抜かす……)
葉山「ああ、もちろんだ」
青峰はバスケを愛している。
だから、葉山隼人が許せなかった。
――いや、“素人に負けた自分”が許せなかった。
青峰「うぉおおおおお!!」ダンッ
青峰「………」キュキュッ
葉山「……っ!」
青峰(やっぱりこいつ素人!!)キュキュ
葉山「………」ジリジリ
青峰「終わりだァ……」ニヤリ
はちまん
..三 <(^o^)><アァアァアァァァァァァアア!
三 ( )
三 //
葉山「……え、八幡?」ピタッ
青峰「てめぇ! 集中しやがれっ!!」
葉山(まさかまた陽乃さんが!?)ダッ
青峰「てめぇえええええええ!!」
ボッチゾーン。
それは、選ばれたボッチが長年ボッチで、自身の存在を問い続け、初めてその扉の前に立つことができる。
しかし、開かない。
なぜなら、友達がいないから。
友達に会いに行くために扉を開くのだから、扉の必要性がないからだ。
だが、八幡の前にあった不動の扉が―――開いた。
/⌒ヽ
く/・〝 ⌒ヽ
| 3 (∪ ̄]
く、・〟 (∩ ̄] すき(はぁと)
誰かが言った。
「自分で扉を開けられないなら、誰かに開けてもらえばいい」
暗きボッチの部屋に差し込んだ一陣の光。
比企谷八幡、高校一年生は今、光によって浄化されていた!!
はちまん
..三 <(^o^)><アァアァアァァァァァァアア!
三 ( )
三 //
葉山「八幡!」ガシッ
八幡「あぁあああああ……あ?」ピタッ
葉山「どうした!? 大丈夫か!?」ハァハァ
八幡「……う、うす…」
八幡(制服はだけさせて汗かいてこいつヤリチンか!?)
葉山「心配したじゃないか!」
八幡「さすがヤリチン先輩っす」
葉山「残念だけど、童貞だよ」ニコッ
八幡「くそっ、リア充めっ!!」ダンダンダンっ
葉山「それで、どうして叫びながら走ってたんだ?」
八幡「じ、実は……」
八幡は事情を話した!
童貞に100のダメージ!!
八幡「葉山先輩?」
葉山「はぁはぁ……くそっ、危うく心臓が止まりかけた…」ハァハァ
八幡「そんな大げさな」
葉山「ていうか優美子は!? あの時の感動は!?」
八幡「嫌ですよあんなビッチ」
葉山「」
葉山「じゃあ、あの時なんで……」
八幡「先輩達の事が好きなんで///」
葉山「じゃあ優美子は?」
八幡「好きですよ?」
葉山「じゃあ付き合わないのか?」
八幡「なんでビッチと冗談きついですよ」
葉山「優美子は処女だよ」
八幡「知ってますよ」
葉山「えっ」
八幡「えっ」
葉山「じゃあ、何でビッチなの?」
八幡「じゃあ葉山先輩は台所に雪ノ下先輩と三浦先輩が置いてあったら、どっちが賞味期限近いと思うんですか?」
葉山「……………………雪ノ下さん」ボソッ
八幡「録音しました」<ユキノシタサン
葉山
┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
_ノ _ノ _ノ ヽ/| ノ ノ 。。
/\___/ヽ
/ノヽ ヽ、
/ ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
| ン(○),ン <、(○)<::| |`ヽ、
| `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l |::::ヽl
. ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/ .|:::::i |
/ヽ !l |,r-r-| l! /ヽ |:::::l |
/ |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
/ | .| | .| ,U(ニ 、)ヽ
/ | .| | .|人(_(ニ、ノノ
とある高級レストラン。
陽乃「……久しぶりね」
小町「ええ、そうですね。陽乃先輩」ゴゴゴゴゴ
陽乃「………」ゴゴゴゴゴゴ
小町「………」ゴゴゴゴゴゴ
厨房
ウェイター「な、なんか二番テーブルだけ空間がねじれてるんだけど!」
コック「仕事しろ」
陽乃「いやー、呼びだしたの小町ちゃんなんだから何とか言ってよー」アハハ
小町「それじゃあ、さっそく本題に入りますね」
陽乃「うんうん♪」
小町「八幡にあや「嫌よ」
小町「………」ゴゴゴゴゴ
陽乃「だってぇ、陽乃ちゃんなーんにも悪い事してないもん♪」
小町「それは先輩、小町的にポイントマイナスですよぉー」
陽乃「陽乃ちゃんは現金主義だからー」
小町「ふふ、可愛い妹を盗られたからって大人げないですよ、先輩」
陽乃「………」ニコニコ
小町「………」ニコニコ
二人「ふふふふふ」ニコニコ
厨房
ウェイター「こえーよぉおおおおお!!」
コック「仕事しろし」
小町「分かりました。もし先輩が謝る気がないと言うのなら」
陽乃「謝るも何も悪い事してないからねん♪」
小町「雪乃ちゃんは私が食べちゃいます」
陽乃「謝るから許してください」ドゲザ
小町「嫌です。さよなら」
陽乃「小町さまぁあああ! それだけはぁああああ!」ズリズリ
小町「遅いです。時間は待ってくれませんから」
陽乃「男の子になら良い! でも女の子に盗られるのだけはぁああああ!」ズリズリズリ
厨房
ウェイター「俺田舎帰ろうかと思う」
コック「それでサボってたのか」
夜。
戸塚「はぁ……二人とも受けてくれてよかった」ニコニコ
戸塚「楽しみだなぁ八幡とテニス」
戸塚(一人余計なのいるけど、まぁいいか)
戸塚「はぁ、八幡の八幡が気になり過ぎて青春ラブコメ間違えそうだよぉ///」ニマニマ
第一話 完
キリが良いのでここまでにします!
今作のヒロインは基本ゆきのんで行こうと思ってます!でも気まぐれなのでハーレムルートに変わる可能性大。
>>1
/⌒ヽ
く/・〝 ⌒ヽ
| 3 (∪ ̄]
く、・〟 (∩ ̄] このスレは>>1が原作読むまで置いとくことにしました。
奇特な人
..三 <(^o^)><八股作品読みたいーーーーー!
三 ( )
三 //
>>1
/⌒ヽ
く/・〝 ⌒ヽ
| 3 (∪ ̄]
く、・〟 (∩ ̄] それまで違う作品を書くから許してね。
奇特な人
..三 <(^o^)><ガイルにしやがれぇええええ!
三 ( )
三 //
ガイルだよぉおお!!!!
/\___/ヽ
/ノヽ ヽ、
/ ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
| ン(○),ン <、(○)<::| |`ヽ、
| `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l |::::ヽl
. ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/ .|:::::i |
/ヽ !l |,r-r-| l! /ヽ |:::::l |
/ |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
/ | .| | .| ,U(ニ 、)ヽ
/ | .| | .|人(_(ニ、ノノ
原作を読むまでは、
八幡「やはり俺の論理は破綻している」
八幡「やはり俺の論理は破綻している」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391624061/)
ここで完全論破≪ギャクサツ≫しときます。では!
一巻読んだ。あそこまでで一巻なのね。
やっぱ戸塚が一番っしょ(確信)
このSSまとめへのコメント
そこに気づくとはやはり天才か
はよ書け
まだかなー
レズはホモ、はっきりわかんだね!