男「お、おう・・・行ってらっしゃい」
30分後
幼「男~駄目だった~」
男「駄目だったの?何で?お前可愛いのに」
幼「うんーそうじゃなくてぇ」
男「?」
幼「なんかね、告白しようかと思って初めて先輩と話したんだけど」
幼「何かよくみるとイケメンじゃなかったんだよね-」
幼「だっから告白はやめたー」
男「お、おう・・・そうか」
幼「はぁーあ。どこかに理想の人はいないのかなぁ」
男「・・・」
幼「あ、理想の相手といえば・・・」
幼「知ってる?テニス部の先輩」
男「うん・・・知ってるけど」
幼「男話したことあるの?めっちゃイケメンらしいじゃん!」
男「まぁ確かにイケメンだよな」
幼「本当に?じゃあ私アタックしてみようかなぁ~」
幼「で・・・さ、知り合いなんだよね?」
男「・・・」
男「また俺に力を貸せって?」
幼「うん!お願い」
男「でもお前そうやっていつも付き合わないじゃん」
幼「それは!ほら今までの奴らダメダメだったからよぉ」
男「いや、かっこいい人もいたよ」
男「それに俺も紹介した手前何度もそういうことされると立場ないんだけど」
幼「んーはいはい!わかったわかった!」
男「わかったって・・・」
幼「でも、ほらぁ!」
幼「男は私に言うこと聞いてくれるでしょ?最終的には」
男「・・・」
男「しょうがないなぁ」
テニス部部長「え?幼ちゃんが?それ本当?」
男「はい、そうなんですよ」
部長「幼ちゃんってあの幼ちゃんだよね?」
男「はい。2年○組の」
部長「まじか~よっしゃ!」
部長「全然おっけー!アドレス教えてよ幼ちゃんの」
男「・・・」
部長「ん?どうした?」
男「いえ・・・はいこれ」
部長「さんきゅー」
男「はぁ」
男(幼と部長付き合うかな・・・?)
男「(はは二人共顔の作りがいいからな)
男(付き合ったらさぞかしお似合いなんだろうな)
男「・・・」
男「はぁ」
生徒会長「どうしたの?ため息なんかついて」
男「あ、会長・・・いえ何でもないです」
会長「何でもないわけ無いでしょう?これみよがしに、ため息ついてた癖に」
男「こ、これみよがしだなんて」
生徒会長「生徒会室に来て直ぐに、ため息ついたら普通気にするでしょ?」
男「む・・・」
会長「それに今はあなたと私しかいないんだから」
会長「ほら何があったか言ってみなさいな?」
男「いや・・・いいで・・・」
会長「まさかあなた」
会長「まだ意固地になって言わないつもりじゃあ、ないわよね?」
会長「この私がここまで親切にしてあげてるのに」
男「う・・・」
会長「ほら、早くしてよ」
男「わ、わかりましたよ・・・」
会長「ふーん、つまり幼ちゃんに他人をあてがってると?」
男「はい」
会長「それで?」
男「は?」
会長「なんで落ち込んでるの?」
男「い、いやそれは」
会長「ふふ」
会長「冗談よ、わかってる」
会長「あなたは幼ちゃんのことが好きなのね?」
男「そ・・・それは」
会長「それは?」
男「・・・」
会長「まぁいいわ」
会長「私としては、その行動の意味がわからないけれどもね」
男「む、昔から・・・あいつの言うことは断れなくて」
会長「ふーん」
会長「あ!そうだ」
男「?なんです?」
会長「ふふ・・・いい考え思いついた」
会長「恋で傷ついた心は新しい恋で埋めればいいんじゃない?」
男「は?新しいとかなんの話ですか?」
会長「私と付き合ってみる?」
男「?」
会長「なによ?ぽかーんとして」
会長「一応それなりにモテるのだけれど?私は」
男「い、いやいや」
男「なんでこんな話に?話題が飛躍しすぎじゃないですか?」
会長「なんでよ?私はそんなことないと思うけど?」
男「俺が会長と・・・って」
会長「いいじゃない面白そうで」
男「お、面白そう?」
会長「うん。面白そう」
会長「それとも私と付き合うのは嫌なの?」
男「い、いや・・・そんなこと・・・は」
男(か、会長凄くいい匂いがする)
会長「照れてるの?可愛いね」
副会長「すいませーんおくれましたー」ガラ
書記長「はー掃除時間かかった」
会長「ん・・・」
会長「それじゃあ生徒会はじめましょうか」
男「・・・」
男(やっと生徒会が終わった)
男「もうこんな時間か・・・」
男「あ、そういえば」
男「会長が変なこと言ってたけど、どういう意味なんだろ?」
会長「どうもこうも、そのままの意味だけど?」
男「うわ!何でここに!」
会長「何でここにって」
会長「ここ学校だから私がいても変ではないはずだけど」
男「そ、そうですね・・・すいませんでした」
会長「ふふ・・・別に謝らなくてもいいの」
男「そ、それもそうですね」
間違えた
まぁいいや。書き溜めてから
また建て直す
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