男「これがリクドかいな。ほんならガンダム撃墜してくるわ」 (10)

メカニック「いえ、これはリックです」

男「何、言うてんねん。『リック・ドム』やろ?ほんならリクドやないかい」

メカニック「……失礼ですが、関西の方ですか?」

男「せやで?ジオン公国大阪圏出身や」

メカニック「……プッ」

男「……何、笑ろてんねん?」

メカニック「いや、やっぱり『リック・ドム』をリクドなんてね……関西の人って面白いんだなぁ~って思いまして」

男「バカにしとんのか!?ガンダムの前にお前、イテまうぞ!?」

女「大尉、また揉めてはんの?」

男「こいつが関西の事、バカにすんねや!お前もなんか言うたれや!」

女「……別にウチはそんなん、気にせぇへんわ」

メカニック「え~っと……女さんも関西の方ですか?」

女「ウチは京都な」

男「せや、ワシ『リック』乗るから、女はワシのザク乗れや」

女「……大尉のザク、ウチよう使わんで?」

男「ええねんええねん、適当に逃げ回っとりゃええねん。相手さんの注意引きつけてくれや」

連邦通信兵「敵軍接近っ……!数は3ですっ!」

連邦兵「なんだ、たった3機か。舐められたもんだぜ」

連邦兵B「撃墜スコア稼がせてもらいましょうかね」

部隊長「……軽口を叩くな。連邦兵たるもの、いつだって紳士であれ」

連邦兵「はいはい、わかりまし……んっ……?」

ギューン

連邦兵「は、早いっ……!?それに、あの縦縞のザクっ……!?」

ギューン

連邦兵B「間違いないっ!あれは『ジオンの兄貴』だっ!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom