メカニック「いえ、これはリックです」
男「何、言うてんねん。『リック・ドム』やろ?ほんならリクドやないかい」
メカニック「……失礼ですが、関西の方ですか?」
男「せやで?ジオン公国大阪圏出身や」
メカニック「……プッ」
男「……何、笑ろてんねん?」
メカニック「いや、やっぱり『リック・ドム』をリクドなんてね……関西の人って面白いんだなぁ~って思いまして」
男「バカにしとんのか!?ガンダムの前にお前、イテまうぞ!?」
女「大尉、また揉めてはんの?」
男「こいつが関西の事、バカにすんねや!お前もなんか言うたれや!」
女「……別にウチはそんなん、気にせぇへんわ」
メカニック「え~っと……女さんも関西の方ですか?」
女「ウチは京都な」
男「せや、ワシ『リック』乗るから、女はワシのザク乗れや」
女「……大尉のザク、ウチよう使わんで?」
男「ええねんええねん、適当に逃げ回っとりゃええねん。相手さんの注意引きつけてくれや」
連邦通信兵「敵軍接近っ……!数は3ですっ!」
連邦兵「なんだ、たった3機か。舐められたもんだぜ」
連邦兵B「撃墜スコア稼がせてもらいましょうかね」
部隊長「……軽口を叩くな。連邦兵たるもの、いつだって紳士であれ」
連邦兵「はいはい、わかりまし……んっ……?」
ギューン
連邦兵「は、早いっ……!?それに、あの縦縞のザクっ……!?」
ギューン
連邦兵B「間違いないっ!あれは『ジオンの兄貴』だっ!」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません