男「このさい誰でもいいから彼女が欲しい!!!!」 幼馴染「…ふぅん」(1000)

男「…それだけ?」


幼「何が?」


男「他に何かないの?」


幼「無いよ、ナンパでもしてくれば?」


男「お前それでも幼馴染か!それでも女か!!」


幼「うん」


男「…『私がいるじゃないか』とか言ってくれないの?」


幼「君にはボクがいるじゃないか(棒)」


男「何で棒読みなんだよ…」


幼「君に彼女が出来ようと出来まいとボクはどうでもいいしね」

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男「そ、そんなこと言うと本当にナンパで彼女げっとしちゃうぞー」


幼「頑張ってね、いってらっしゃい」


男「…せめて本読むのやめて顔上げてよ」


幼「今いいとこだし。留守番はしてあげるから行ってきなよ…どうせ出来っこないから」


男「…行ってきます」

20分後


男「…ただいま」


幼「おかえり、思ったより早かったね」


男「一人目で心折れた。『キモッ』とか言われた」


幼「やっぱり」


男「…何故だ」

幼「ボク以外の女と話すときキョドったりどもったり、まぁ色々原因はあるよ」


男「俺、そんなに魅力ないのかな…」


幼「そんなことはない、君は素敵だよ」


男「マジで!?」


幼「うん。それに君がモテない原因はそこじゃない…さっき言ったところだ」


男「じゃあいっそお前が彼女になってくれよ!お前相手ならキョドったりどもったりしないし!!」


幼「…」


男「その無言は何!?」


幼「ふっ」


男「鼻で笑われた!!」ガーン

幼「もう一回言ってくれないかな?」


男「俺と付き合ってくれ!」


幼「やめてくれ、片腹痛い。腹筋が死にそうだ」


男「常にほぼ無表情のやつが本読みながら顔も上げずに何を言う」


幼「常に無表情とは失敬な、嫌な顔やさりげなく拒否る顔や見下す顔ぐらいならできる」


男「笑顔を見せるという発想はないのか」


幼「ないよ。………あの日以来私は楽しむことも喜ぶことも、笑顔のふりすらも出来なくなってしまったんだ」


男「幼…って無駄にシリアスにすんな!普通の生活送ってきたお前にそんな辛すぎる過去はないだろ!!」


幼「まぁね。そういう君は無駄に滑稽な生活送ってきた訳だが」


男「人の頑張って生き延びた十数年を滑稽とかひどくね?」


幼「失敬、バカバカしい人生の間違いだった」


男「下方修正しやがった!!」

男「ところでお前いつも服の上にパーカー来てるよな、家の中ぐらい脱いだらどうよ?」


幼「やだよ」


男「なんで?こっちが見てて暑苦しくなるから脱げよ」


幼「…ふぅ、君は変態だな」


男「何で!?」


幼「実はこのパーカーの下には何も着てない。無論下着も」


男「マジで!?」


幼「…それでも脱げって言うかい?」


男「もち!」ワッフルワッフル


幼「ま、嘘だけどね」


男「」

男「…お前って呼吸するように嘘吐くな」


幼「日課だからね」


男「どんな日課だよ!」


幼「君をからかうことだ。何よりも楽しい」


男「酷い!」

幼「ま、実のところを言うとボクは暑がりなんだ。それにパーカーはボクのトレードマーク、たったそれだけのことさ」


男「暑がりって…コタツじゃ足りないか?」


幼「うん、ヒーターとか部屋そのものを暖める暖房は無いの?」


男「去年火事になりかけてからコタツのみで生きてくって決めた。ガスファンヒーター怖い」


幼「どうせ君のせいだろ?」


男「失敬な、ヒーターの熱風が出るところに洗濯物を大量に置いて乾かしていただけだよ!」


幼「…やっぱり君のせいじゃないか」

男「※良い子はマネしないでね。っと…お前ツッコミ面白くなーい」


幼「そりゃそうだ。ボクのキャラじゃないもん」


男「だよなー。お前のキャラなんて無気力無感情無表情の3Mだし」


幼「服のサイズみたいに言うなよ」


男「とことんツッコミのセンスないなー」


幼「ボクのキャラじゃないからね」


男「だよなー、お前のキャラなんて良く言ったところで、萌え要素を無理やり探し出してもダウナー系とジト目ぐらいだもんなー」


幼「悪く言うと?」


男「死んだ魚の目、色気が足りない、可愛げがない、あと目付き悪い」

幼「…君は一生彼女なんか出来ないだろうな、出来たとしても片っ端から殺す」


男「…怒った?」


幼「とても、現在進行系で、怒ってる」


男「常に無表情で喋り方も淡白だからわかんねーよ」


幼「君も長い付き合いなんだからボクの感情ぐらい推し量れるようにならないとダメだね」


男「いくら同じコタツに入って会話してても、無表情で顔も上げずに本を読んでいる奴の心をどう読めと?喋り方も常に平坦なのに」


幼「君は相手の心を読むESPすら出来ないのか」


男「皆出来るかのように言わないでくれる?仮にお前が出来たとしてもお前に出来て俺にできないものだってあるんだよ」


幼「普通の人間であるボクがそんな超能力持っているわけないじゃないか。君はそんなファンタジックなことを信じてるのかい?おめでたいやつだね」


男「先に言ったのお前だろが!!」

2月14日


男「…」ソワソワ


幼「…」←本に熱中中


男(チョコは、チョコはまだなのか!?いつもだったら何も言わずに無言で手渡してくるはずなのに)


幼「…」ペラ


男(なのに今日の幼はそんな素振りを見せないどころか本に熱中だ。しかもそのタイトルが)


幼「…ほぅ、こうすればいいのか」フムフム


男( 『死ねばいいのに~うざったい男を法に触れずに消す10000の方法~』 )


男「…なんか怖い」

幼「…興味深いな」ペラ


男(まさかあの本実用用じゃないよな?誰か消す気じゃないだろうな…標的は誰だろうか、俺じゃない…よな?…最近は……怒らせてない、は…ず………)


幼「…今度試してみるか」ボソッ


男「!?」


男(た、たtったtった、試されるの!?試すの!?試しちゃうの!?誰で!?何を!?拷問!?ひゃっはー!?)


幼「あ、そうだ。なぁ男」


男「な、あに!?」

幼「?」


男(裏声が出てしかも噛んだ。恥ずい、死にたい…)

幼「ちょっと台所借りていいかな?」


男「え、あぁ、いいけど…何か作るの?」


幼「うむ、そういうことだ」


男「何作るの!?」


幼「秘密だ」


男「聞きたい!」


幼「だめ」


男「なn」


幼「だめ」


男「分かった!チョコレートだ!!」


男(やったぁ、まさかの手作り!!?嬉しすぎて昇天しそう)


幼「作るのやめた」


男「うぇっ!?」


幼「せっかくのサプライズが台無しだよ。やる気なくなった」


男「」


男「」OTL

男「すいませんでした。次からはちゃんと空気を読みます」


幼「…そんなに作って欲しい?手作りチョコ」


男「もちろん、大好きな我が幼馴染の愛情たっぷりの手作りチョコだろ!?食べたいに決まってるよ!」


幼「もう一回言って」


男「食べたいに決まってるよ!」


幼「いや、その前」


男「大好きな我が幼馴染の愛情たっぷりの手作りチョコだろ!?」


幼「前半をもう一回」


男「大好きな我が幼馴染!」


幼「…分かったよ。今作るから待ってて」


男「よっしゃあ!!」ガッツポーズ

幼「言っとくけど作ってるところ覗くなよ?」


男「覗いたら?」


幼「白鳥が自分の羽を材料に布とかチョコとか作ってる。正体見られたら飛び去っちゃうから絶対見に来るなよ?」


男「それ鶴の恩返しだから!鶴だから!!あと羽を材料にどうやってチョコを作るつもりだ」


幼「とにかく覗くな。コタツで大人しく待ってろよ」


男「はーい」




男「と、言われると見たくなっちゃうのが人間なんだな」フヒヒ


男「その前に…あいつが読んでたこの本、表紙すり替えてあんじゃねえか。中身は料理本か、しかもチョコ…案外可愛いとこあんのな」ニヤニヤ


男「さて、覗きに行きますか」そ~


幼「あ、覗きにきたらすぐに分かるから。早くコタツに戻らないともう来てあげないから」


男「ご、ごめんなさい!」


男(何故分かったし!)


幼「長い付き合いだからな、君の考えと行動パターンぐらいは読めるさ」


男「ちぇっ」




幼「さぁ、チョコレートの完成だ」


男「おぉ!待ってまし…た?」


幼「さぁ、存分に食べなよ。このボクが愛情を込めて作ったチョコレートだ」


男「いや、これ何…?木炭?」


幼「チョコレートだ」


男「いや、どう考えても食べていいものには見えn  幼「チョコレートだ」


男「…」


幼「言ったよね?ボクが好きだと。好きなら食べれないわけないよね?ほら、食いなよ。ボクが愛情を込めて作ったんだから」


男「いや、ちょ、ま、」


幼「はい、あーん」


男「いやっ、嬉しいけどっ、ちょっ、まっ、あっー」




男「ウゲロロロロロロロロ」OTL


幼「と、冗談はさておきこっちがちゃんと作ったチョコレートだ」ス


男「成功したのがあんならわざわざ失敗作を食わすな!」


幼「いや、今君に食わせたそれは成功だよ?」


男「へ?」


幼「わざと不味く作ったんだからな」


男「尚更意味不明だわ!」


幼「すまん、悶える君が見たかっただけだ」


男「こっちは吐きそうになってる姿なんて見られたくなかったわ」


幼「それはいいから早く食べてよ。チョコの感想をくれ」





男「」モグモグ


男「…こ、これは」


男「うまい!」テーレッテレー


幼「…そうか、それは良かった」




男「ところでお前エプロンとか何も付けずに作ってたのか?」


幼「まぁね」


男「エプロンぐらいしろよ」


幼「君はそんなにボクの裸エプロンが見たいのか、変態だな」


男「裸エプロンとは言ってねぇ!」


幼「じゃあ見たくないのかい?ボクの裸エプロン」


男「是非見たいです!」


幼「まぁ流石にそれは頼まれてもやらないけどね」


男「ですよねー」




男「ところで、俺にわざわざ手作りのチョコをくれたってことは恋人オッケーってこと?付き合っt」


幼「嫌だ」


男「最後まで言わせてすらくれないの!?」


幼「君と恋人同士になるなんてありえないよ」


男「そこまで言う!?ってかお前俺のこと嫌いなのか好きなのかはっきりしろよ!」


幼「嫌いではないよ」

男「嫌いなのか好きなのかはっきりしろ!」


幼「嫌いではないよ」


男「嫌いなのか好きなのか」


幼「嫌いではないよ」


男「好きなのかどうか」


幼「嫌いではないよ」


男「好きとは言ってくれないの?」


幼「…決して嫌いなんかじゃないよ」


男「…ちぇ」

幼「…なぁ男」


男「ん?」


幼「ボクは幸せだよ」


男「何がだ?俺をからかうことがか?」


幼「まぁそれもあるが」


男「あるのかよ」


幼「君とこうしてまったり会話している。一緒にコタツに入って他愛の無い話題をしている。それだけでボクはもう何も要らないほど幸せなんだ」


男「そうか、じゃあ幸せついでに正式に俺の彼女になってもっとイチャイty」


幼「だが断る」


男「」


今日は考えたネタを全て書いたからここで終わりにします。ここまで見ていてくれた方がいるならば恐縮です

このSSは何も考えずにただ思いついたことを書きなぐっているだけです

なので次に書くときは新たなネタを思いついてからなので不定期更新になります

書いて欲しいネタなんかをレスしてくれれば書くかもです

ところでキャラ設定というか幼馴染の見た目や格好なんか書いたほうがいいですか?

学校編希望

嫉妬する幼馴染希望

男のいつも普通に何もなく生活してるだか、実は超モテる!隠れファンメンバー作って、幼馴染(一番ファン)と幹部(二~十番)と部下達(十一~???)、男と子作りとか…色々、会議しながら計画してる希望

ハーレムとかいらねーから

次は>>27で書く予定です 

>>28-29は多分書きます。

しかし>>30はすいませんが今のところ無理です。幼馴染は今までどおり一歩引いた感じがいいんです。ファンクラブがあったとしたら確実に壊滅させる立ち位置です
パーカーのフードの下から覗く無表情の眼差しでファンのメンバー全員を見据えた後、一瞬で殺ります


基本>>32で最後まで行きたいと思います。ハーレムと化したら幼馴染がキャラ薄れちゃうじゃないですか!


突然のアンケート


ところで、男と幼馴染は同じクラスか

男と幼馴染の所属している部活、または委員会は?


9,10時ごろに書き始めますがその間に↑のアンケートにお答えください。


あまりやりすぎると安価すれ見たいになるから出来るだけ自重するが学校は最初考えてなかったら全然設定がまとまらなかったのです。

なのでアンケートにご協力ください(切実)







・・・なのでアンケートにご協力ください(大事なことなので二回ry)

幼馴染は別クラスが面白いかも
部活は適当な文科系でいいんじゃない

>>1の妄想通りに書いてもらうのが一番面白いよ

二人は別クラス
遠目に男を監視するのを見てみたい

男は意外と生徒会
幼は図書委員

平日、朝


幼「男、起きろ」ユサユサ


男「う~ん、あと5分」


幼「そうか…」ガサゴソ


男「Zzz…」




キャアアアッァァァアアァァァアァァァァァアアアアアアアー





男「ぎゃあああああああああああああ!!!!!!」がばっ


幼「ふむ、ようやく起きたか…」


男「…朝っぱらから何してやがるんだそこのパーカー野郎」


幼「良い目覚ましになっただろう?このホラー映画の叫び声(多重音声まとめver)」カチ


テープレコーダー「キャアアアッァァァアアァァァアァァァァァアアアアアアアー」


男「近所迷惑だやめろ。あとそれのせいで耳鳴りが酷いんだが」


幼「知らないよ。せっかくボクが起こしに来てあげたのにアホなこと言ってる君が悪い」

男「ってかなんでお前が家にいんだよ」


幼「昨日何があったのかすら覚えてないのかい?」


男「?コタツでいつも通り雑談してただけじゃ…」


幼「君がボクを帰らせてくれなかったんじゃないか。『今夜は寝かせないよ』って言って」


男「!?」


幼「ボクもついに心身ともに君の物になっちゃったね…///」


男「!!!?…お、おれ、お、おれろおおえれろ…ゴホン、お、俺お前に…何か、して、しまっ…た?」


幼「まぁ嘘だけどね」←いつもどおりの無表情


男「 こ の や ろ う 」

男「ってかなんでお前が家にいんだよ」


幼「昨日何があったのかすら覚えてないのかい?」


男「?コタツでいつも通り雑談してただけじゃ…」


幼「君がボクを帰らせてくれなかったんじゃないか。『今夜は寝かせないよ』って言って」


男「!?」


幼「ボクもついに心身ともに君の物になっちゃったね…///」


男「!!!?…お、おれ、お、おれろおおえれろ…ゴホン、お、俺お前に…何か、して、しまっ…た?」


幼「まぁ嘘だけどね」←いつもどおりの無表情


男「 こ の や ろ う 」


幼「安心しなよ。ボクは昨日ちゃんと帰ったし君とも何もなかった」


男「ならなんでここにいんだよ」


幼「鍵を開けた」


男「お前何してんの!?軽く不法侵入だろ!!」


幼「ほんと役に立つ道具だよ」ズラァア


男「うわぁ…何この本格的すぎるピッキンググッズたち」


幼「『これで君も立派な不法侵入♪』ってサイトで買った」


男「おまわりさ~ん!ここに犯罪者がいます!!」

幼「で、学校行かなくていいのかい?」


男「やべ、こんな時間だ!」


幼「おい男、ボクの朝ごはんは無いのかい?」


男「ねえよ!そんぐらい自分の家で食ってこい!!」


幼「次はもっと早めに起こすか、今度はホラーじゃなくてスプラッタ映画の叫びシーンにしよう」


男「男どっちもやめろ!ってかその二つは違いがあるのか?」

書き溜め切れた。投下スピード落ちます

>>40
1ミス

×男「男どっちもやめろ!ってかその二つは違いがあるのか?」

○男「どっちもやめろ!ってかその二つは違いがあるのか?」

その後、登校途中



うちの学校は中に制服さえ来ていれば学校の登下校中には何を上に着ようと自由な学校だ

今幼馴染はパーカーを着てフードを被ってその上マフラーまでして完全武装している。いつもはパーカーの襟から垂れ下がっている長い黒髪も寒さ対策のためか中にしまわれている


男「そんなに寒いか?」


幼「…寒いよ、凍え死にしそうだ」


男「そこまででもねえだろ」


そういう俺は学ランでも平気だっていうのに


幼「ん」つ


男「何?」


幼がその綺麗な手を差し出してきた。何だ?

幼「ん」つ


意味わからん


幼「…手袋忘れて寒い、暖めてくれ」


男「あぁ、そういうことね。はい」


幼馴染の小さくて綺麗な手を握る。可愛い


幼「」グイッ


男「うわっ」


幼馴染が手を引っ張って自分のパーカーのポッケに俺の手ごと引きずり込む


男「歩きづらいよこれ…」


幼「知らない、自分でなんとかしてくれ」


男「こんな感じでしか歩けないけど…」


手が幼馴染のポケット内でがっちりホールドされているせいでほとんど体がくっついた状態だ。これでも幾分歩きにくい


幼「それでいいよ。ボクは君が歩きにくくても一向に構わないし」


男「お前そんな自分さえ良ければ良いって考えをもってるといつか後悔するからな」

幼「君のためでもあるよ。嬉しいのだろう?」


男「…じゃあ嬉しいついでに、ちゃんと俺の彼女に…」

幼「嫌だ」


男「即答かよ!」

幼「あ、そろそろ手を離してくれ」


男「あ、あぁ…」


幼「そう残念そうな顔をするな、男なら何時いかなる時も堂々としているものだよ」


男「じゃあ言わせてもらうがお前も女ならもっと色気や可愛げをだな」


幼「」ゴゴゴゴゴ


男「すいませんでした。無言の圧力が怖いです」


幼「『幼は十分可愛い』」


男「え?」


幼「『幼は十分可愛い』」


男「…幼は十分可愛いよ」


幼「うん、それでいい」


男「何がいいんだかさっぱりなんだけど」

幼「男、前方300と20メートル先」


男「んー?」


幼が指さすところを凝視してみるが何もない


と、そこに


「ライダーキイィック!!」ゲシッ


男「のあっ!」


後ろっから助走キックを食らった。幼のやろう…知ってて俺の注意を前方に向けさせたな


「よう大将!朝っぱらから登校中にいちゃつきやがって、正義の鉄拳を食らわすぞ」


男「もう食らったよ!正義のライダーキックかましやがっただろお前!!」


こいつは友、モブよりちょっと上なだけのただのわき役…特撮好き


幼「おはよう少年、朝っぱらから見事なキックだったな」


友は背が小さくて童顔、まぁ所謂ショタってやつだな。そのため幼には少年と呼ばれている。

友「やあ姐さん、悪は滅びる運命にあるのだよ。あーっはっはっは」


男「い い か ら ど け、いつまで俺を踏んでいるんだ」


友「爆発するまでだ!」


男「なんでだよ!」


友「やられた怪人は爆発しなけりゃいけないだろうが、早く爆発しろよ!」


男「相変わらず現実と特撮ドラマがごっちゃごちゃだなお前!」


幼「ホント君たちは仲がいいな」


男「これと仲良しってあまり嬉しくない」


友「運命だと思って諦めな、これは"不変の運命(グラスクーロ、デスティニー)"なんだから」


男「黙れ中二病」

友「あーあ、下駄箱にラブレターでも入ってねーかなー」


男「そうそう入っているわけないだろう」


幼「あ、」


男「どうした?」


幼「…ラブレターだ。宛先はボクだな」


男「」

友「ま、マジかよ…すんげえぜ姐さん、本当にlovelaeterとか書いてやがるぜ」


男「」


幼「そんなことより男が放心状態だ。面白いから顔面に落書きでもしてみるか」キュッキュッキュ


友「で、どうするんだ?」


男「そ、そうだ。まずそれ本当にお前宛なのか?」←復活した


幼「ふむ、確かにボク宛だな…」


男「…どうするんだよ」


幼「君はどうしてほしい?」


男「………」

幼「…君には難しい問題だったようだね。ボクの答えはこうだよ」ビリビリ


幼は俺たちの目の前でその紙を封筒ごと破り捨てた。


友「あぁ、もったいなぃ…」


男「本当に良かったのかよ?」


幼「うむ、君も内心ホッとしているんじゃないか?男」


男「勿論だ!俺はまだお前の彼氏になることを諦めちゃいないんだからな!」


幼「うん、無理だな」


男「本人に言われた」ガーン

階段


幼「ではまた後でだ」

男「あぁ…あ、そうだ。俺今日生徒会あるから一緒には帰れないぞ」

幼「…そうか」

今日はここまでとします

試験的に地の文を付けてみましたが特に否定的な意見がない場合はこれからは「必要なときだけ地の文を付ける」というスタンスでいきます


>>35,>>37
了解です。

>>36
その妄想が切れたときは今回みたいにネタを提供してもらったりアンケートという形で>>34みたいにします

フードは常に被ってるの?

laeterはわざと?

>>9
それは世間的に寒がりです。

>>56

フードは暑くない場合大体かぶっていますが男と二人っきりの時だけは取っています


>>57

…半分わざとです

知ってましたよ?

えぇ間違っているのは、知ってましたとも。

ただド忘れしたけど調べるのがめんどくさかっただけ


…と、言うことにしておいてくだしあ(笑)



>>59

うわあああああああああああ、素で間違えたああああああ

教室


男「おはよう諸君!」ガラッ


ザワザワ


男「おいおい、皆どうしたんだよ俺の方見て…あ、もしかして俺の魅力に気づいちゃった?あっハッハッハ」


モブⅡ「おい、なんだよあれ、ウケ狙ってんのか?」ヒソヒソ

モブⅢ「き、きっと彼なりのギャグなんだよ」ヒソヒソ

モブⅠ「でも、笑っていいのか?あれ」ヒソヒソ

モブⅣ「誰か笑ってあげるかフォローしてやれよ」ヒソヒソ


『あ…あ、あはははははははは』


男「あっはっはっはっは」

皆『はーはっはっはっは』



友「なんだこれ」

友「なぁ大将、これ見てみ」つ手鏡


男「うん?鏡か?」


男「」


友「…男が鏡を見て凍りついた。いや、正確にはそこに映った顔を見て」


男「な」


男「なんじゃこりゃあああああああああああああああああ」


それはさっき放心状態になった男の顔に幼が書いた芸術…もとい、落書きである。例えるなら顔面ピカソ

流石に可哀想すぎるから落書きの内容までは言わないでおいでやろう。合掌

男「全くひどい目にあった。俺が何したってんだよ」


友「きっと世の非リア充たちの呪いだな。ドンマイ」


男「俺も一応非リア充だよ」


友「お前には姐御がいるじゃん…あーあ、俺にも幼馴染の女の子がいりゃあ良かったのになぁ」


男「残念ながら俺はフラれたよ。幼馴染っつったって絶対に恋人同士になれるわけじゃないっての」


友「いや、アタックあるのみだぜ。女ってのは押しに弱いからな、何度でも『好き』を伝えれば絶対に落とせる!」


男「お前に彼女がいるならそれも説得力があったんだけどな」


友「うるせえやい」

その少し前、幼の教室


幼「女、ボクはどうしたらいいんだろうか…」


女「あたしは今惰眠を貪るのに忙しいんだよー。ふぁあ~、相談には乗れないよ~」


幼「そんなぁ」


女「ふあ~、冗談だよ~。親友のよしみで聞いてあげる~」


幼「そうか、ありがと」


女「で、どうしたの~?また愛しの彼氏のこと?」


幼「かっ、彼氏などではないと言っているだろう!ぼ、ボクとあれとは…///」ゴニョゴニョ


女「んふふ~幼ちゃんも素直じゃ無いね~、早くお~け~しちゃえばいいんだよ~」


幼「で、出来るわけないだろ!ボクは今の関係で満足しているんだ///」


女「青春してるね~、羨ましいな~、でも彼氏の前でもこんなすぐ赤くなってたら本心隠せてないんじゃないのかな~?」


幼「それは大丈夫だ。ボクはあいつがいれば、あいつが目の前にいるからこそ冷静になれるからな」


女「なるほどー、じゃああたしが彼氏の目の前で同じこと言ったらどういう反応になるんだろうな~」ニヒヒ


幼「無駄だよ。あいつがいるならこれほど動揺はしないからな」


女「そういう相手がいるって本当に羨ましいな~じゃあおやすみだよ~」バタ


幼「ちょっと待て、相談に乗ってくれるって話じゃなかったのか!?」

女「うにゃあ~、そういえばそうだったね。話してみてよ~」Zzz~


幼「まず起きろ」


女「大丈夫だよ~半分は起きてるから~」


幼「人の相談を聞く態度じゃないだろ」


女「あたしほどのプロになると寝ながら話ができるんだよ~」


幼「なんのプロだ」


女「睡眠だよ~、それはいいから相談内容は?」

幼「…落書き」


女「ん~?」


幼「あいつの顔に落書きしっぱなしだ。どうしよう、あいつアホだから気づかずに教室まで行ってしまったのではないだろうか」


女「大丈夫でしょ~、それまでに誰かしら注意してあげるんじゃないの~?」


幼「だといいが…」





「なんじゃこりゃあああああああああああああああああ」




一つ上の階から男の声が響いてきた。



幼「…ダメだったか。怒っちゃったかな」


女「心配するぐらいだったらやらなきゃいいのに~」


幼「あいつの困ったり悶えたりする顔を見ると、また見たくていじってしまうんだ。しょうがないだろ」


女「小学生の男子みたい~」


幼「やっぱり怒ってるかなぁ」


女「そんぐらいじゃ怒らないんじゃないの~?話を聞く限り優しい人っぽいし~」


幼「あぁ…あいつはアホだけど、ボクがどんなことをしても何だかんだ言いながら最後には許してくれて、そんな何気に優しいところがまただな…」


女「惚気話なら聞く気は無いよ~、おやすみ~」


幼「おい、もうすぐ授業」


女「一時間目なんだっけ~?」


幼「英語だな」


女「じゃあ寝る~」


幼「何で君はそれで成績上位陣に入っているんだ」


女「あたしほどのプロのすり~ぱ~になると寝ながら授業内容を丸々覚えられるんだよ~」


幼「人外め…」

再び、男の教室


男「マジで彼女が欲しいよ…」


友「まだ言ってるよ…お前には姐御がいるじゃねえか」


男「だからあいつにはフラれたんだってば」


友「…ひとつ聞こう、お前はハーレムが作りたいのか一人だけを愛したいのかどっちだ」


男「一人だけを愛し、愛されたい」


友「良し、じゃああいつにアタックしてこい」


友が指さしたのはいつも物静かに本を読んでいる教室の隅の女の子


男「うっす!行ってくる」

男「す、すすす…しゅきですつきあっれくらさい!」


噛んだ…かみまみた


女の子「?」


首をかしげるその子


男「だっ、だか、だから、お、俺と、つ、付き合って…」


女の子「…気持ち悪い」


男「」

書き溜めを終えました。以降減速

昼休み


幼「男、遊びに来たぞ」


友「お、姐御だ」


幼「何だその微妙にレアな動物を見たような反応は」


友「いや、わざわざ教室まで来るのは珍しいなと」


幼「それはいいが男は…何だ、寝ているのか」


友「大将ならさっき心折れたから回復に努めているんだよ。そっとしておいた方がいい」←こうなった元凶


幼「…いい寝顔だな」


友「へ?」


幼「なんでもない。男、起きろ」ツンツン


友「ちょ、今心が瀕死状態なんだから起こしちゃヤバイって」←瀕死状態の原因


幼「知らん、ボクがせっかく会いに来たのに寝ている男が悪い…いいものを見せてもらったがそれはそれだ」


友「いいもの?」


幼「そ、それはともかくだ。男、 起 き ろ 」


男「う、うーん。こんな世界滅ぼしてやるぅ」


幼「…いったい何があったんだ?」


友「あ、は は は は 」


幼「?」キョトン

男「…あれ、幼?わざわざ教室まで来るなんて珍しいな。ふぁあ、いつもなら本読んで昼休み過ごしてるのに」


幼「気が向いてな。暇だ、遊べ」


男「ん~、今日はトランプしかないな、ババ抜きでいいか?」


幼「うん。あ、シャッフルはボクがするよ」


友「お前順応性高いな、起きてすぐ状況ちゃんと飲み込めてる」


男「こいつがいきなりわがまま言い出すのはいつもの事だしな、もう慣れたさ」


幼「少年もやるか?」


友「わっはー、いいの?喜んで!」


幼「いきなりテンション高くなったな」


友「トランプゲームは大好きだ。何故なら必ず勝てるから」


幼「言ったな?言ったからには必ず勝ってもらうぞ。二人に」


男「ふっふっふ、俺と幼は強いぞ?」


友「おう、来いや!」

前回は寝落ちしてしまった…あの時間に寝落ちとかそうそうねーよorz

友「はっはっは、あがり!」


幼「…早すぎる」


男「忘れていた。こいつトランプに限ってはポーカーやったら3回に一回はロイヤルストレートフラッシュ繰り出すような超強運の持ち主だった」


幼「なんだ…それ。本当に必ず勝てるのか」


男「幼、共同戦線だ。じゃねーと舐められっぱなしで終わっちまう」


幼「うむ、私も本気を出すよ」


男「行くぜ、どりゃあああああ」


幼「行くよ」


友「ふははははまとめて来るがいい!」


男「勝てる。俺を、幼を、信じるんだ!絆の力を!!」

…結局三十回やって一回も勝てませんでした♪


男「強すぎだろ…主人公補正ぐらい使わせろ」


友「甘いな大将、世の中には主人公補正じゃ乗り越えられない負けイベントだってあんのよ。あっはっは」


きーんこおんかあんころん


男「チャイムだ、もう昼休み終わりだな。結局負けっぱなしかよ」


幼「…そうか、もう終わりか」


男「幼?」


幼「…いや、それではボクは戻るよ」


男「あ、さっきも言ったけど俺今日一緒に帰れないから。また明日な」


幼「…うん」

友「いいのかい?大将」


男「何が?」


友「姐御最後寂しそうに見えたぜ」


男「気のせいだろ、あいつが俺と離れるからって寂しそうにするわけねえよ。その気になれば家も隣なんだしいつも来てるしよ」


友「そうか、それならいいが…ところで男、そろそろ彼女ゲット作戦の二段階目だ。あいつにコクってこい」


友が指さしたのはまたまたいつも一人で窓際で裁縫とかしている物静かなクラスメイト


男「よし来た!」ダッ

男「お、おね、おねが、おねがっしま…」

少女「…おねが島?」

男「つ、っつきあって。くらはい!」

少女「…話しかけないでください」

男「」

男「…気持ち悪いすら言われなかった。ただただ純粋に拒否された…」


友「ど、どんまい。明日もあるさ!」


男「明日も続けてたら俺死んじゃうよ…誰か、誰か俺に精神的なケアを」


友「なぁに、彼女を手に入れれば毎日心も体も色々とケアしてくれるさ」


男「その前に死んだら元も子もないんだよぉ…」


友「ほら、次はあっちの物静かなボッチに言ってこい!」


男「お、おう」




男「俺、何のために生きてきたんだろう」


友「今までで一番堪えているようだが何があった」


男「…話しかけたとたん泣かれた」


友「…泣いていい。お前はもう、泣いていい」


男「なぁ、俺頑張ったよな?キレなかったよ?何があっても絶対にキレずにいたよ…相手が女だから」


友「男ぉ!お前ってやつは、本物の、漢だぜぇ!!」


男「ふ、なぁ友、一つだけ頼んでもいいか?…幼に、ずっと大好きだったと、幸せになってくれと…伝えて、く……」


友「漢ぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!」


以上、茶番劇でした。チャンチャン

後日


友「大将から伝言、ずっと大好きだった、幸せになってくれ。だとさ」


幼「死ぬのか?あいつ死ぬのか?」

放課後、生徒会


会長「諸君、時は来た。明日はなんの日だ!?」


モブ「2月14日、バレンタインデーです」



※思いつきで書いているため時系列は度々おかしくなります



会長「そのとおり、バレンタインだ。なら我らのすべきことは何だ!」


生徒会メンバーズ『非リアのためにバレンタインを中止する運動を積極的に行うことです!』


会長「そのとおり、奴らリア充などという少数派のために我ら非リアがこんなにも苦しむ必要はない!!今年こそバレンタインを撤廃するのだ!!」


生徒会メンバーズ『おおぉおぉぉおおおお!!!!!!』


男「もうやだこの生徒会」

会長「では誰か、意見を出したまえ」


男「というかそれは生徒会の仕事なんですか!?」


会長「何を言っている。生徒の幸せを願うのが生徒会の仕事だろう」


男「リア充の幸せがなくなってんじゃねえか!」


会長「あんな奴らに幸せになる資格なんかあるわけ無い!」


男「あるわ!あんたらリア充をなんだと思ってやがりますか!!」


会長「S級犯罪者」


モブ1「駆逐すべき害悪」


モブ2「殲滅すべき劣等遺伝子」


モブ3「世界が敵に回すべき人類共通の敵」


モブ4「死刑の執行対象」


男「お前らどんだけ荒んでんだ!!」

会長「では君は反対か?」


男「あたり前だろ、嫉妬は見苦しーんだよ馬鹿ども」


会長「そうか、君はあくまでも奴らの味方をするのだな」


男「は?」


会長「さてはお前もリア充共の仲間だな、捕まえろ!生かして返すな!!リア充は根絶やしにしてやれ!!!!!」


男「おいちょっと待て、お前言ってることが意味不明だぞ!ってかリア充消したら人間滅ぶわ」


会長「あんな悪、消したところで滅ぶどころか繁栄するに決まっているだろうが」


男「光の速さで衰退するわ!保険の勉強やり直してこい!!」

会長「捕まえろ!殺しても構わん!!」


男「だからやめろって!」


モブ1「リア充は殲滅じゃああああ」


モブ2「リア充は滅べええええ」


モブⅢ「いい加減観念しろリア充ううう」


男「お前らがいい加減にしろいかれポンチ共がぁっ!」ダッ


ここにいたら本気で殺されそうだ。


荷物を置きっぱなしにしてある教室に一旦戻って荷物とったら即帰ろう

書き溜めが切れました

教室


男「あれ、まだ帰ってなかったのか?幼」


教室に戻ると幼がいた


幼「ん、暇すぎてね。ちょっと夕日を見ていただけだよ」


パーカーのポケットに手を入れて夕日を浴びて机の上に座っている彼女はなんというか…絵になっていたな


男「そうか。長く悪い待たせちまったな」


幼「…待ってたわけじゃないよ。ただ夕日見てただけ」


男「だから、俺が終わるまで夕日見てまっててくれたんだろう?一緒に帰るために」


幼「夕日見てただけだよ。君なんかを待っていたわけじゃない」

男「…なんか怒ってる?」


幼「起こってないよ」プイ


男「いや、実際怒ってるよね!俺が悪いの?俺が何かした!?」


幼「…いっしょに帰ってあげようとしたけどやめた」


男「ごめん!冗談だから!遅くなった俺が悪かったから!!」


幼「…分かったよ。早く帰ろう」


女ってめんどくせえなぁ

帰り道


男「何で俺は女子にこんな気持ち悪がられるんだろう…そんなキモイ顔しているかな」


幼「そんなことはない。君は素敵だよ」


男「じゃあt…」 幼「嫌だ」


男「最初の一文字ぐらい言わせろよ!」

幼「…男、手が寒い」


男「またかよ。ほれ」


幼「ん」グイッ


また手ごとポッケに引きずり込まれる


男「…」


幼「…嫌がらないのか?」


男「もう慣れたよ。俺が歩きにくくても気にしないんだろ?」


幼「まぁそうだが」


男「ほら、だったら俺が慣れるしかねえよ」


幼「君は優しいな」ボソッ


男「何か言ったか?」


幼「何も」

2月14日、登校途中


男「チョコ欲しいな」チラッ


幼「君にあげる女子がいるとは思えないな」


そうじゃないよ!お前にくれって言ってんだよ!


男「くれないかなー、俺の隣にいる可愛い幼馴染はくれないのかなー」


幼「…」パサッ


可愛いとまで言ってみたが無駄だった。それどころかフードで顔隠された


幼(…いきなり可愛いと言ってくるのは卑怯ではないか。少し赤くなりかけたぞ)

幼「そんなに欲しいのか?欲張りはダメだぞ」


男「いや、普通なら好きな人のは欲しいって思う」


幼「…そうか」


男「で、でも去年みたいにロシアンルーレットチョコはゴメンだからな!!」


幼「そうか」ニヤリ


ニヤリ!?今完全に良くないことが頭をよぎってた!!


男「特にあのハズレとか何!?カエルの肉を入れる奴がいるかよ!」


幼「大丈夫、ちゃんと食用のカエルだ」


男「逆にどっから仕入れたんだそんなもの」


幼「時に男、カエルの肉は鳥のささ身みたいな味がすると聞いたがどうだったんだ?」


男「味見ぐらいしとけ!俺に食わすな!」


幼「まだいいほうだ。大当りはじゃがいもの芽が入ってたからな」


男「それ毒物!下手して食ったら大変なことになってたから!!」

学校、下駄箱


男「チョコ入ってたらいいなぁ」


幼「諦めたほうがいい。絶対無いよ」


男「あぁ、見るのが怖い」


幼「…君は本当にバカだなぁ」


男「どこの青ダヌキだお前は!」


幼「そんなに見るのが怖いならボクが見てあげるよ」ガッ


男「だ、ダメ!」


幼「何焦っているんだ。入っているわけが………」


男「手が止まっているけどどうした?」


幼「………」

男「どうした?」


幼「こ、これ…」つチョコ


男「…ちょ」


男「…ちょ、チョコだああああああああああああああああ」エンダアァァァァ


幼「」ビリビリ、ヒョイ、パクッ


男「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙」


幼「」モグモグ


男「お、おま、おまおま、お前何俺のチョコレート食ってくれてんだぁぁぁああ」

幼「美味い」モグモグ


男「美味いじゃねーよ!それ俺がもらったチョコだし、俺が食べるべきチョコだし、俺のために作られたチョコだし!」


幼「君がボク以外の作ったチョコレートを食べるなんて許さない」モグモグ


男「それは俺はお前の彼氏として独占されていると解釈していいのか?」


幼「もちろん君はボクの彼氏なわけないじゃないか。思い上がるな」モグモグ


男「じゃあ俺が誰からもらおうが、誰からもらったチョコを食おうが俺の勝手だろうが!!」


幼「ダメ、いや」


男「結局何がしたいんだお前はぁああぁっぁああ!!!嫉妬ならもっとソフトに可愛げのあるやり方でやれよ!!!」


幼「嫉妬じゃない。可愛げもいらない。ごちそうさま」


男「だからそれ俺のチョコ、俺がごちそうさまするべきチョコ!」

幼「何か手紙も入ってるな。どれどれ、どんな稚拙で糞な文章なのだろうか」


男「やめろ!頼むから、頼むから読むな!!」


幼「どれどれ、字が汚いな。字が汚い奴はどうせロクなやつじゃない。いい育ちをしてこなかっただろうしきっと性格も外道なんだろう、こんな奴とは恋人どころか知り合いレベルですら近づくべきじゃないな」


男「会ってもいない奴を字の汚さだけでよくもそこまでボロクソに言えるものだ」


幼「どれどれ、えーと『愛しの友様へ』…は?」


男「…え?…今のところもう一回読んでみて?」


幼「い、愛しの「友」様へ」


男「…」


幼「…」

幼「…これはどういうことだ」


男「俺の隣は友の下駄箱なんだよ、そしてここは下駄箱のほぼ中央だ。名札なんかもついてないし」


幼「…間違えた?」


男「…入れる奴がな」


幼「…」


男「…」


幼「さ、幸いこのlovelaeterは残っているんだ。これだけ少年の下駄箱に入れておけばいいかな?」アタフタ


男「お、おち、おちつけ、今はバレンタインだろ?なのにチョコ無しでlovelaeterだけじゃおかしいって」アタフタ


幼「お、おかしいのはlovelaeterの綴りだ」アタフタ


男「お、おま、お前も間違えてんぞ」アタフタ


アタフタアタフタアタフタアタフタ

幼「よ、よし、落ち着こう。…ふぅ、問題は?」


男「チョコがないことだ」


幼「…チロルチョコならあるぞ」


男「…やむを得ない。それ入れとけ」


幼「了解」ス


男「さて、幸い誰にも見られていないし早く立ち去ろう」


幼「う、うむ」

廊下


幼「じゃあまた後でね、少年にフォローよろしく」


男「お、おう…正直自信ないけど」


なんだろう、今自分が最低なことしている気がする


非リア充だからとか男としてとかではなく人として最低なことを…


あぁ、どうしよう

教室


友「よぉ大将…」ズーン


友が登校してきた


あ、案の定落ち込んでいる。ふぉ、ふぉろー、ふぉろー


男「ア、トモクン。ゲンキナイケド、ドウシタノ?」


しまった!緊張して棒読みに!!


友「は、はは…下駄箱にラブレターが入ってたと思ったら食べかけのチロルチョコも入ってた。ラブレターで喜んでいたらチロルチョコだった…」


男「い、いや。チョコレートがもらえただけでもよかったじゃん!問題は値段じゃないよ、そこにこもった心だよ!!」


友「食べかけだったよ?箱の中に3個しか入ってなかったよ?…箱を降ったら小さな音が三つ、カランコロンってしたんだぜ?…なんか虚しかったよ」


男「」


残り三つのいれたのかよ!


友「俺、ラブレターごときで喜んで馬鹿みたい。きっと馬鹿にされてたんだ、きっとあのチョコがその証拠だ。馬鹿にされてたんだよアハハハハ」


やばい、友が壊れてきた。

友「俺、生きている意味が」


男「あるに決まってんだろ!」


友「!?」ビクッ


男「そのラブレターにどこで待ってるってのは書いてなかったのかよ!」


友「昼休みに屋上って…でもきっと誰も来ないんだ。これはただの嫌がらせだ」


男「だったら行ってみろよウジウジしてんじゃねえ!行かないで泣いているぐらいだったら行ってから空に向かって慟哭を上げやがれ!!」


男「お前も男だったら!ぶつかってこいってんだ!!」


よくありがちな言葉だが、アニメ大好き中二病のこいつには効果てきめんだろう


友「男…ありがとう。俺行ってみるよ!」


…バカでよかった

男「おう。あ、あと、行ってもチョコの話はするなよ?」


友「?」


男「絶対チョコの話はするな!美味しかったか聞かれたら美味しかった!と答えろ。量を聞かれたらちょうど良かったと答えろ」


友「何で?苦情しちゃあかんの?」


男「ダメだ。きっとあれはお前を試しているんだ。お前があれくらいで怒らないかってな、だから怒っちゃダメだし普通のチョコを貰ったふうな返事を返してろ」


友「分かった。何から何までありがとな!!」


もう一度言う。バカでよかった

ネタが切れたからここまでです。

ネタ募集してます。…じゃないともう書けないんでね

みんなもチョコの渡し間違えには気をつけよう♪

男の部屋、コタツ横


幼「足を崩すな、じっと正座していろ」


男「…」


コタツにも入れず正座させられている状況、そろそろきついっす。何でこうなったかというとだな


幼「ボクはなんの意図も無しに君のパソコン内で検索をかけてみた。.jpgでな」


男「……」


と、いうこと

絶対意図あるよ!悪意が見え見えだよ


幼「なんだあの二次三次問わず保存してある“裸パーカー”というジャンルは!」


男「………」


助けてください、俺には黙秘権があります。誰か、誰か腕のいい弁護士呼んで!


幼「全く…裸パーカーぐらい言ってくれればボクが…」


男「やってくれんの!!?」キラキラ


幼「全力で殴る大義名分が立ったのに。セクハラ発言に対する制裁として」


男「殺る気満々だ!」ヒエー

幼「それはおいといて…弁明はあるかい?」


男「…は」


幼「は?」


男「裸パーカーは邪道だ!」


幼「ほう?」


男「いいか、パーカーはファッションだ。可愛いを追求するものだ」


男「パーカーには勿論スカートだ。そんでもってヘッドフォンだな!パーカーのポケットに手を入れながらヘッドフォンで音楽を聴いている光景なんて本当に絵になる、至高の一枚だ!是非幼にもやってもらいたいよ!!絶対可愛いから」


幼「…」


男「…」


す、滑ったか?


幼「…ふぅ、そこまで熱弁ふるわれたら殴るに殴れないな」


幼「今日の夕飯は君の手作りだ。それで許そう」


おっしゃあああああ


幼「でも画像は全部削除させてもらおう」


男「」

後日、ファッションセンター


幼「店主…えと、ボクが今来ているパーカーに、似合うスカートって…どれが、いい…かな?」


店員「あ、それでしたらこちらの…」


幼「いや、ボクはあまり派手なのは…」


店員「ではこちらの」


幼「そ、それは少し…その、丈が、短くないか?」


店員「ではこちらの」


幼「いや、その色はあまり好みに…」


結局数時間ほど決めるのにかかったとかかからなかったとかで…

少ないですがここまでです

本当は今日は用事があるから書くつもりは無かったんですけど、「裸パーカー」というジャンルがあることを初めて知った勢いで書き上げました


皆さんの要望に応えるべく…レポート頑張ります。それさえ終えればまた書きに来ます!


裸Yシャツみたいなもんなのかね?そのジャンルはよう分からんが。

裸パーカーは良い
ジッパーがついていればなおさらだ

あえて方向性を変えて黒ワンピとかどうだ?

ところで何のレポートなんだ?

経験上女の服選びは本当に長い

服を何着か選んでくる(この時点で数十分)

試着(下手すりゃ十分以上余裕で越す)

「着てみたけど何か微妙、もう一回探して来るね」
一番上に戻る


これを何ループも繰り返して数時間かかることすらある…
しかも暇だからって椅子に座って寝てたら怒られたし…

俺が悪いのか?



まぁどうでもいい。始めんよ


>>125

画像検索してみるといい


>>129

男「まったくだ、最高だな!!」

幼「さきほど邪道とか言ってなかったかな?」

男「い、いや、それは…こ、言葉の綾だよ!」

幼「」ジトー

男「あ、あははは」


>>131

給水管の管工作、工業校だからね

男「今日は待ちに待ったホワイトデーだ。さぁ、バレンタインの黒焦げチョコの仕返しをしてやろう」





男の家、コタツ


幼「男、ボクに渡す物は?」


幼が本から顔も上げずにいつもの抑揚の無い声で言う


男(よし、来た!くくく、早速催促してきたなバカめ)


男「欲しいか?ただの手作りキャンディだが」


ふふふ、このキャンディの中には大量のタバスコが仕込んであるのだ


幼「勿論欲しい、君の手作りなら尚更だ」


カラム○チョより辛いものは絶対に食べられない幼は悶絶必死だろう
嗚呼、楽しみだ。欲しいって言ったのは幼だもんね♪


幼「そうだ、タバスコとかいれてあったら絶交だからね?」


男「間違えた!それは失敗作だ!!成功はこっち!!!」


幼「君の考えなんてお見通しだって言っただろ?」


男「ぐぬぬ…」


幼「うむ、美味しい」




男「幼大好きだ!!」


幼「知ってる」


男「…」


幼「…」ペラ


男「…他には?」


幼「…この本面白いよ」


男「いやいや、そうじゃないから!言って欲しい言葉はそれじゃないから!」


幼「じゃあ何?」


男「いや、だからさ、えと…『私も大好きだ』とか…」


幼「…ボクも大好きだよ。君を」


男「マジで!?相思相愛じゃん!じゃあつきあ-」
幼「-わない」


男「ですよねー」(泣)

男「お前って俺のこと好きなんだよな?…な?」


幼「うん。………確認するまでも無くね」


男「なのに俺と付き合うのには反対なのか?」


幼「うん。確認するまでも無くね」


男「…じゃあ、お前は俺に彼女が出来ても…平気、なのか?」


幼「………………平気だね。それに、君に出来るわけがないし」


男「…実は昨日可愛い女の子に告白されて」
幼「」バッ


言った瞬間、いや言い終わらない内に幼がすごい勢いで顔を上げた


幼「」ギロリ


そして強く睨み付けられる


男「い、いや、すいません。嘘です」


幼「…そうか」


また無表情で読書に戻る幼


男「なんなん…」




男「お前っていつも同じ格好してるよな」


幼「いつも違う服だよ。ちゃんと毎日洗濯してるから」


男「違う、そうじゃない。いつもパーカーだからさ、たまには違う格好してみなよ。>>130も言ってることだし、黒ワンピなんてどうよ?」


幼「やだよ。パーカーはボクのトレードマークだもの」


…残念、黒ワンピ姿の幼も見てみたかったのに…

学校、昼休み、男の教室


幼「男ー、遊びにきてやったぞ」


友「お、姐御じゃん。最近よく来るね」


幼「最近家に行っても忙しいって追い返されるんだよ…だからせめて学校で」


友「あー、あいつ何かに夢中になると他全部見失うからなぁ。目に入らなくなるんだよ」


幼「うむ…寂しい」


友「…」


幼「…で、男は?」


友「…すまん、今もあいつは忙しくてここにはいない」


幼「…そうか」


友「…うん、この時期生徒会はすごく忙しいからな」


幼「…待ってる。終わって帰ってくるまで」


友「あー、うん、やめておいたほうがいいかな」


幼「何故?」


友「姐御のクラスには生徒会に入っている奴いないの?」


幼「うん」


友「じゃあ知らないのも無理はないか。この時期生徒会は忙しすぎて授業始まって5分ぐらい経つまで戻って来れないんだよ」


幼「」


友「だから待ってても会えない可能性の方が…」


幼「いや、いい。それでも、せめて昼休みが終わるまで待っていたい…」


友(健気な良い子じゃないか。俺はあんたが羨ましいぜ大将)


友「じゃあ待ってる間トランプでもしよーぜ」


幼「…本読んでる」


友「あ、そう」


友(うがー、俺も暇なんだよー)

昼休み後、幼の教室


幼「女、起きて…るわけないか」


女「寝てるよ~」グー


幼「返事してるじゃないか」


女「あたしほどのプロになると寝ながら喋れるんだよ~」スー


幼「それ、寝てるっていうのか?」

女「で、会えたの~?」


幼「…会えなかった。また生徒会か、この際潰してしまいたい」


女「物騒だね~」


幼「はぁ…家が隣同士なのに一週間も会えてないなんて」


女「まさかいつもくーるな幼ちゃんにも彼氏くんに会えなくて落ち込むなんて可愛い一面があるなんて思わなかったよ~」


幼「彼氏じゃないからな…あと会えなくて落ち込んでいるんじゃない。暇すぎて落ち込んでいるんだよ」


女「素直じゃないな~」


幼「うるさい…はぁ」


女「どうしても会いたいなら家に乗り込んじゃえ~」


幼「………」

書き溜めが終わった…

土曜日、男の家


男「…」カキカキ←書類製作中


「男、遊びに来てやったぞ」


幼の声がしたが完全に集中している男には届かなかった


男「…」カキカキ


幼「ほぅ、ボクを無視するか」


※集中のしすぎで聞こえてないだけです


幼「…ならこれの出番だな」ス


いつもお世話になっているピッキングツールである


ガチャガチャ、カチャリ


幼「5秒、新記録更新だ。お邪魔します…本気でな」


そう、本気で邪魔をしにきた。文字通り

男「…」カキカキ


いたいた。いつもの部屋でコタツに入りながら何か書いている


生徒会で必要な書類か何かだろう。まぁボクには関係ないことだけどな


幼「男、遊べ」


男「…」カキカキ


幼「男…?」


男「…」カキカキ


幼「む、男?お、と、こ!」


男「…」カキカキ


幼「無視するなぁ!」


男「わっ、いたのかお前!!」

幼「いたのか、だと…?」


男(まずい、これはあかん…)


幼「ボクがどんな思いでこの一週間ちょっと過ごしてきたか…」


男「ごめん、ごめん!悪かったから、俺が悪かったから!!」


幼「…反省してる?」


男「反省してます!してますから!!」


幼「本当に?」


男「うん!当たり前!勿論!!」


幼「…分かった。許す」


男「…ふぅ」


幼「…」


男「幼…?」


幼が俺の隣に座る


幼「…もう少し、だけ、くっついても…いいかな?」


男「お、おう…」


幼が少しだけ、本当に少しだけ、身を寄せてくる

男「…」ドキドキ


幼「…」


男「…」ドキドキ


幼「…」


ちょっとだけでも寄りかかってくれて嬉しすぎるなぁ。でもちょっと緊張する…


ってか書類…


男「なぁ、幼」ドキドキ


幼「…」


男「…俺、大事な書類書いてるんだけどなぁ」アハハ


幼「ボクとどっちが大事なの…?」


男「それ、彼女のセリフ」


幼「もちろん君の彼女になった覚えはないけどね」


男「じゃあ今なれば」


幼「冗談でしょ?」フッ


男「また鼻で笑われた!」

男「はぁ、しょうがないな…何する?」


幼「何も」


男「何も…?」


幼「いつも通り、いつも通りこうしてゆったりと喋っていたい」


男「…そうだな。…いつも忙しいし、たまにはいいか」

月曜日


会長「なんだ!全然書類書けてないじゃないか!!」


男「すいませんすいません!!」ペコペコ


結局土日共に集中出来なかったよ\(^o^)/

ネタが切れたため一旦ここで切ります。ネタ再募集中

こんなスレあったのか。面白い、支援

なんか、俺の幼馴染に似てるな…
ああ、いや本当なんだ。本当に幼馴染はいるんだ。
ただ、ちょっと画面から出てくるのが恐いって言ってるシャイな子なんだ。

くそー、幼馴染かわいいじゃねーか

体育祭でもパーカー着てる幼馴染とか見たい
運動出来ないから木陰で本読んでサボってる幼馴染を、最後にダンスに誘うとか

被ってるパーカーをとる時の仕草っていいな~と思うこの頃支援

あえて言うなら素直になる幼が見たい

実際に男のことが好きになる女子が出る展開が見たいな
その時の幼の反応が気になる

問○児のペ○トみたいな白黒斑のゴスロリとかって良いよな

このスレのお陰でボクっ娘が好きになった

ふむ……おとなしい幼馴染は好きだ俺の幼馴染(馬鹿共[女])よりは可愛いな

俺の中ではこれに眼鏡が最強なんだよなー(チラッ

幼馴染の髪の長さを知りたい
ショートカットが良いんたけどな~(チラッ

>>148
面白いと言ってもらえると励みになります。これからも可愛い幼馴染を書いていこうと思います


>>149
幼馴染は可愛い←結論


>>150,154
おk、まだまとまってないけど書く予定だ


>>151-152
パーカーはやはり最高だ。そして冬ならマフラーもいいものだぞ?


>>153,157
デレ回もそろそろやるつもり、まぁ"この幼馴染なりのデレ"だけどね


>>155
ゴスロリか、ロリババアかのじゃロリだったら尚良い。このスレでは微塵も関係ないがな


>>156
ボクっ娘可愛いよボクっ娘!


>>159
こんなおとなし可愛い女がいたら現実苦労しねえわ…ハァ


>>160
すまん、俺は眼鏡に萌えが見いだせないんだ><(かつて自分が眼鏡陰キャラだったせい)


>>161
ショートだ!



     (…実は決めてなかったなんて言えない)

2月14日、バレンタインデー(>>108)の続き、昼休み、男の教室


男「友がloveleaterの返事をしに屋上に行った…バレたらどうしよう」


幼「君のせいだからな、君がどうにかするしかないよ」


男「チョコを食ってアポロチョコ(少量)を代わりに置いたお前のせいだろ!俺は悪くねえ」


幼「き、気付いて止めることが出来なかった君のせいだよ!ボクは悪くない」


男「いや、お前のせいだから!」


きーんこーんかーんこーん


幼「あ、昼休み終了五分前のチャイムだ。じゃあボクは帰るよ、頑張ってね」


男「頑張ってって何!?押し付ける気満々!?」

友「男ー」


ヤバい、廊下からあいつの声がする。逃げたい、何もかも投げ出して逃げ去りたい


友「男!言いたいことがある!!」


男「うわぁ!すいませんごめんなさい悪かったです全部俺のせいで幼は関係なく俺のせいですはい幼は微塵も関係ないです俺が全部悪いんですごめんなさい謝罪します何でもしますごめんなさいすいません許してくださいごめんなさいすいませんごめんなさいすいませんごめんなさいすいませんごm…」


友「…いきなり土下座と謝罪の嵐とかどうしたお前」


男「え、バレてない?そのことじゃないの?」


友「バレるとかなんのことだよ?…俺になんかしたのか?」


男「いや、何でもないです。忘れてください!」


友「お、おう?」

友「それより聞いてくれよ、この男、友は、晴れて、彼女が出来ました!!」


男「」←唖然


友「どうしたよ大将、そんな餌を待つ鯉みたいに口パクして」


男「…マジ?」


友「マジもマジ、大マジよ!ついに俺にも桜満開春真っ盛りな時が来たってことよ」


ガッハハハと山賊のお頭みたいに笑う友、次からこいつのあだ名はお頭だな


男「…で、お相手は?」


こ、こいつのことだ、どうせそんなに可愛くないに決まっている


友「あぁ、お前に紹介しようと思って連れてきているんだ。入ってくれポニーちゃん」


ポニーちゃん?はて、どっかで聞いたことがあるような無いような…


ポニー「この度彼の恋人になりました。ポニーです///」


自分で言った『恋人』の単語に赤面しながら現れたその子は


…その子は


男「まさか、まさか…人気女子ランク第一位のポニーちゃん!?」


友「おう、可愛い女の子ランキング第一位のポニーちゃんだ!」


男「」←愕然

なんてこった、まさかあのポニーちゃんだったとは


男女問わず学校内人気第一位、ポニーテールが世界一似合う女子としてギネス認定寸前まで行ったとまで噂された最強の可愛さを持つポニーテールっ娘


男「マジでポニーちゃんがお前の彼女…?」←呆然


友「はっはっは、俺は勝ち組だァ!!」


悔しいけど幼より可愛い、ちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお

放課後、幼の教室


女「幼ちゃん、この後彼氏くん迎えに行くんだよね~?」


幼「うむ、今日は久しぶりに二人ともなんの用事もないからな」


女「いいなー、その後家でイチャイチャするんだろうなぁ」


幼「い、イチャイチャなんてするわけないだろう!だいたい、彼氏でもない///」


女「あははー、顔赤いよ?」


「幼ーいるかぁー?」


教室の外から声がする


幼「え?この声は、男!?」


女「件の彼氏くん?わ~い、初めて会えるね~」


幼「わわわ、何であいつがここに来てるんだよっ」


女「おぉ~、さっきまで赤くなっていた顔がいつものく~るな顔に戻ったね~」


幼「うむ…あいつにこんなみっともない顔を見せるわけにはいかないよ」


モブ「パーカーさん、他クラスの男子が来てるわよ!」


女「可愛いと思うんだけどな~照れて赤くなっている幼ちゃんも」


幼「うるさいよ…うむ!今行く」

age忘れ

幼「まったく、わざわざここまで来て何だ?」


男「あぁ、一緒に帰ろうぜ」


幼「?もともとそのつもりだが」


男「実はな、友に彼女ができた。学校一の美少女が」


幼「…ドンマイ、とでも言えばいいのか?」


男「あいつに先を越されたなんて悔しいんだ!」


幼「君じゃ無理もないよ」


男「幼!」


幼「何?」


男「俺はお前が大好きだ!!!」←超大声


幼「な、な///」

モブ1「なになにー、まさかあれが件のパーカーちゃんの彼氏?」


モブ2「あ、けっこう好みかも。うらやましいなぁ」


モブ3「えー?きもくなーい?でも大声で叫ぶ度胸は買ってあげるわ」


男「何よりも大好きだ幼!今!ここで!付き合うって!言え!」


幼「あ、あぁ」


男「おっしゃあああああああ」


幼(し、しまった。真剣すぎる男を見てたら無意識に頷いてしまった)



皆『おめでとう!幸せになれよ』パチパチ


幼(しかも皆拍手してるし、これ、後戻りできない予感)


幼(でもあいつなら、嫌じゃないし、むしろうれs…って何を考えているんだボクは///)


男「幼…?」


幼「」バッ


幼(とっさにフードを被って隠したが少し赤くなりかけたの見られただろうか?)


幼「い、いいから早く帰ろう。ここは皆がうるさい…」


男「あぁ!俺の彼女」ニコ


幼(言うな!見るな!微笑むな!)

帰り道


男「~♪~♪」


幼(口笛まで吹いて、そんなに嬉しいかね。嬉しいんだろうな)


幼(ま、いいか)


男「さて、彼氏彼女になったことだしまずはきs」


幼「しないよ」


男「むー」


幼「そんな捨てられた仔犬みたいな目で見るな、ダメだ」


男「えー」


幼「今までと変わらないし変えないよ。早く暖かいコタツでまったりしよう」

男の家、コタツ


幼「やっぱり冬はコタツでミカンだね」アムアム


男「そうだね、ところでこの部屋寒くない?」


幼「…そうだな、少し」


男「じゃあ俺が暖めてやんよ、後ろから抱きしめて俺の体温で…」


幼「くんな!」

男「デートしない?」


幼「しない」


男「でーt」


幼「するわけない」


男「でー」


幼「するわけ無いだろキモイ」


男「キモイ!?」


幼「でも…でも、そうだな…友達同士で遊びに行く程度なら…いいよ」


男「マジで!?やったぁ!」


幼「あ、ついでに服も買いに行きたいかな」


男「もちろん付き合うぜ」

幼「次の土曜日だね、いつ集合にしようか」


男「そうだな、まず場所は」


幼「場所?家が隣なんだしどちらかの家でいいのでは?」


男「ダメだ。こういうのは待ち時間も楽しみなんだから、デートは待っている時も楽しみなんだよ!」


幼「だから、デートでは無いと…」


男「デート、デート!」


幼「だからデートでは…って聞いてないな」


男(ふふふ、早く行って「ごめん待った?」「いいや、まだ着いたばかりだぜ」とかやってみたいのだ!)

(男曰く)デート当日


男「ふふふ、今は集合時間30分前なのだ。『ごめん待った?』『いや、今来たばかりさ』のやり取りをする準備は万全だ」


幼「おや男、早かったな」


男「…あれ、いる?」


幼「何だ?」


男「…ごめん待った?」


幼「いや、今来たばかりさ」


くっそぉ!確かに望み通り出来たけど、出来たけど逆なんだよぉおおおおぉぉぉ


幼(良かった、楽しみすぎて早く来すぎたのは男もいっしょだったのか…ボクはもう一時間前からいたけど)


男「…行こうか」


幼「うむ」

確かに男 かなりキモイ

幼「男、手が寒い。暖めて」つ


男「そうか?今日はそんな寒くないだろ、お前だって春物着てるし」


幼「いいから」


男「いや、まだ太陽上がりきってないし今日は暖かいぞ」


幼「鈍すぎるよ」ギュ


男「!?」


まさかの!?まさかの、幼のほうから手を繋いできた…しかも恋人つなぎ


幼「…手だけは冷たいからね」

今日はここまで!一応幼馴染のデレ回です…彼女なりの

>>182
男が可愛そうだからやめたげてよぉ

映画館


男「おばちゃん、この映画二枚」


おばちゃん「カップル割引というものがあr」

幼「いらない、ボクとこいつはカップルじゃないし」

男「ちょ、待っ」


おばちゃん「はいよ、一人1200円ね」


男「」OTL

男「何故否定した…」


幼「いやごめん、つい…」


男「俺は…俺は」


幼「男?」


男「俺は今月金欠なんだ!!」


幼「あ、そっち?」


男「いや、カップルを否定したことについても色々言いたい」


幼「だからごめんと…」


男「まぁいいさ、俺とお前はカップル。おk?」


幼「…ボクは勢いで了解してしまっただけなんだけどな」


男「………嫌、だったか?」


幼「…ふぅ、そんなわけないだろ?」ニコ


…あれ?今、あれ?いや、でも確かに、あれ?


男「今、笑った?一瞬だけど」


幼「…何だよ?」


男「いや、珍しいこともあるもんだな。と」


幼「…君はボクがいつも仏頂面で絶対に笑わないとでも思っているのかい?」ムス


男「うん」


幼「…バカ」ゲシッ


男「いたっ、何故蹴るんだよ!」


幼「ふんっ」プイッ


男「?、??」

幼「ところで今更なんだけどさ」


男「ん?何?」


幼「この映画、死ぬほど怖いって噂のホラー映画なんだけど君は大丈夫なのかい?」


男「へ?彼女と見るには最適のほのぼの純愛ストーリーって聞いたけど」


幼「誰から?」


男「同じクラスのゲス男くんから」


幼「それ、信用しちゃダメな奴じゃん」


男「ま、マジかよ…俺騙されてたの?」


幼「それに、これタイトルでわかるだろうに…絶対ホラーじゃん」


「恐怖の絶界病院、狂気の一週間」


男「…ナースとの恋愛を描いた物かも!」


幼「恐怖とか狂気とかタイトルに入っている純愛ストーリーってどんなだ」

男「…お、俺、この券返品してくる!」ダッ


返品するべく走り出す。映画の券って返品できるか知らないけどやってみよう、じゃないと俺がもたない


幼「ちょっと待った」グイ

男「ぐえっ」


首根っこを引っ掴まれる


幼「面白いからこのまま見に行こう」


男「嫌だぁ!お前だって知ってんだろ!俺は怖いものが大の苦手なんだ!!」


幼「知ってるよ、だからやるんじゃん」


男「ぎゃー、引っ張らないで!俺だけ外で待ってるから!!助けてー」


幼「見る前から悲鳴上げるな、デートに誘っておいて一人だけで映画見せるつもりか君は」


男「ホラーじゃなければ喜んで一緒に観るよ!でもホラーだけは勘弁して!!お願いだから!!!」


幼「わがままを言うな、ここまで来た以上死ぬ時まで一緒だ」


男「死ぬの!?この映画見たら死ぬの!?」


幼「死ぬ、自殺志願者以外見に来るのお断りって謳い文句すらある」


男「嫌だー死にたくねー見たくねーこえー」


幼「い い か ら」グイグイ

映画館、シアター13


男「…来てしまった。入ってしまった。座ってしまった」ガクガクブルブル


幼「…情けない」


男「だって怖いものは怖いんだよ!?」


幼「ボクの彼氏を名乗るならもっと堂々としていろ。ほら、始まるぞ」


男「うぅ…」ブルブル


幼(まったく、普通なら怖がる女を安心させるのが男の役割だろうに…)

映画「きゃー」


男「~っ!!!!」


幼(声にならない悲鳴を上げてる…)


映画「ぎゃー」


男「~っ!?!?」


映画「いやー」


男「~!!」


幼(泣いてる…本当に情けない)


幼「…」ギュ


男「~…?、幼?」


声にならない叫び声を上げてたら隣に座っている幼がそっと、でも力強く手を握ってくれた


幼「…これで少しは恐怖も和らぐか?」ヒソヒソ


男「う、うん」


幼(まったく、本来なら真逆だろうに…)

見終わったあと


男「…怖かった、でも死んでない。良かった」


幼(結局最後まで叫びっぱなしだった。出る時他の観客に白い目で見られたし…)


男「も、もう怖いのは勘弁だぞ!絶対にもう怖いのは見ないからな!!」


幼(でも面白かったし、今度は日本一怖いお化け屋敷にでも連れ込んでみるかな)


男「お、幼?…悪いこと考えている顔してる…」


幼「ふふっ、なんでもないよ」


男(笑った!?ヤバイ、こいつまた怖いもの見せる気だ…)

一旦切ります。続きは7時~9時ごろ(?)

デート場所その②水族館


男「ここの水族館大好きなんだよー、怖いもの見た後はここで癒されていこう」


幼「そう言えば君は魚が好きだったな。食いしん坊め」


男「違うよ!食べるって意味じゃないよ!可愛いじゃん魚。あ、もちろん幼の方が可愛いけどな!!」キラッ


幼「ふぅん」


男「ふぅんって、それだけかよ?」


幼「ボクが今更可愛いって言われただけで動揺するとでも?」


男「…だよねー」


男(くそ、真っ赤になっている幼が見たい)


男(いきなり抱きしめてみれば真っ赤になるだろうか?)


幼「あ、こんな場所で抱きしめようとしたら絶交だから」


男「バレてる!?」


幼「君の思考は読みやすいんだってば、幼馴染をなめないでよ?」


男(ちっくしょー)

男「見ろよあのマヌケ面、友そっくりだ」


目の前の水槽を泳ぐ魚を指差して言う


幼「うむ、それを言うならこの魚は君そっくりだ。中々良い顔をしている」


男「どれどれ?そう言うからにはさぞイケメンな魚…」


ちょーちんあんこー


男「…え?」


幼「ほら、この提灯鮟鱇だ」


ちょ~ちんあんこう<ども、イケメン魚です


男「…どこが似てるって?」


幼「ほら、このキモ怖い顔なんてそっくりだ」


男「誰がキモ怖い顔だ!よく見ろ、むしろカッコいい顔だろ、爽やか系イケメンな顔だろ!!」グイッ


幼「わわ、顔を必要以上に近づけるな!」ドン


突き飛ばされた…泣きそう


幼「…///」パサッ


しかもフードで顔まで隠された…

蟹の水槽


男「でっけーな。それにしてもこの珍妙な形、さながらエイリアンだな」


幼「もし人間と同じサイズになって上陸してきて襲ってきたらどうする?」


男「泣いて逃げる自信があるわ」


幼「そうだな、ボクも君を身代わりに差し出して逃げ出す自信があるよ」


男「酷い!!」


アナウンス「間もなく鯱と鯆のショーが始まりますよ」


幼「ほら、ショーが始まるよ。早く行こう」


男「おい、引っ張るなよ」

ショー


男「すげー、超飛んでるよ!」


幼「…」


男「ショーの最中だぜ?本読むのやめなよ」


幼「…飽きたよ」


男「そうか?じゃあもう帰るか?」


幼「ん」コクン

男「…あ、そういえば服も買いに行きたいんだったな?」


幼「…忘れられていたかと思ってたよ」


男「はっはっは、お前の頼みを忘れるわけがないじゃないじゃないか」


男(ごめんなさい。忘れてました)

服屋


幼「男、このパーカー、似合うだろうか?」


男「うん、かなり似合うよ」


幼「じゃあこっちは?」


男「あぁ、すごい似合うよ。可愛い」


幼「ではこれは?」


男「うん、すっげー似合ってる」


幼「…男、適当に言ってないか?」


男「違う、全然違う!本当に似合ってる。お前は何着ても可愛いし」


幼「何着ても?」ピク


男(あ、何か地雷踏んだっぽい…)


幼「それは何だ?君はボクは何を着ても同じだと言うのか?」


男「いや、そうじゃなくてお前は可愛いから何を着ても似合うってことでな…」


幼「つまり何を着ても同じということだろ?」


男「いや、違うから!」


幼「ふんっ」プイッ


男(うわー女ってめんどくせー!)

その後、十分以上可愛いとか素敵とか大好きとか散々言ってなんとかご機嫌取りが出来た


…女ってめんどくさい


幼「男、こっちとこっち、どっちが似合うかな?」


男「…こっちのほうが可愛いく見えるな」


幼「それは何だ?これを着なければ可愛く見えないというこてか?」


男「えー」


幼「冗談だよ。ふふっ、こっちのほうが可愛く見える…か」


心なしかどこか楽しそうな幼だった

結局幼は全部買った


どっちがいいかとか聞いてきたパーカーもどっちとも買ってた…だったら聞くなし


男「何で俺が全部持つ羽目になってんだよ…重い」


幼「女に重い荷物を持たせる彼氏がどこにいるんだ。文句言わずに早く運びなよ」


あれ?付き合う宣言してから俺のほうが不利になってね?


幼に「彼氏」って言葉をうまく餌として使われてる気がする…


幼「ほらほら、ボクの家までもう少しだよ」


楽しそーですね、いつもの無表情だけど雰囲気が楽しんでますね!

幼の家


幼「ようやく着いたね、男お疲れ」


男「お邪魔します」

幼「いいよ言わなくて。どうせ今日も遅くなるまで父も母も帰って来ないさ」


男「そうだったな、お前もこんな広い家に一人じゃ大変だよな」


幼「…男、今日は、いや今日も、君の家に行ってもいいかな?ボクは…やっぱり寂しい」


男「あぁ」

男の家、コタツ


幼「…大好き、だよ」


男「え?」


幼「いや、今ボクの読んでるこの本の話だよ」


男「あ、そう…」


幼「今日はミカン無いの?」


男「あぁ、忘れてた。今持ってくるよ」


幼「うん、やはりコタツにはミカンだな」

朝、学校、男の教室


友「おはよう大将!」


男「よう、今日はやけにテンションが高いな」


友「この世の春が来たからな、そりゃあテンションも高くなるってものさ」


男「あ、そう」


友「聞いてくれ皆の衆!なんと今日、ポニーちゃんが家に来てくれることになったんだ!!しかも俺の両親は明後日までいないぜひゃっはー」


皆『!?』


男「そ、そうか」


友「さし当たって、女とお部屋デートする際に気をつけることってあるか?」


男「…んー、特に思いつかないなぁ」


モテ男「ならば僕に任せたまえ、良い案を授けてやろう」


皆『も、モテ・モテ男だ!!イケメンランキング第一位、付き合いたい男子男女問わず第一位の超美少年。超遊んでる世界一のプレイボーイが降臨なさったぞ!!』ザワザワ


モテ男「僕のアドバイスに従えば進展も間違え無しだろう」メガネ、クイッ

友「ど、どうすればいいんだ?」


モテ男「部屋に招いた瞬間」


友「ま、招いた瞬間?」ゴクリ


モテ男「ボディタッチだ!」


友「ボディタッチなのか!!」


モテ男「そして体中を撫でながら耳元で『ポニーちゃんってエロい体してるよね』ってハァハァしながら言うんだ」


友「おぉ!!」


モテ男「そして胸を揉め!」


友「胸だな、分かった!!」


モテ男「そうすれば確実に進展するだろう!」


友「サンキュー!やってやるぜー!!」


皆(こいつ、馬鹿だ。ホームラン級の大馬鹿だ)


男「…お前ってそんなに鬼畜なキャラだったか?」


モテ男「ふふふ、確かに下手したら破局して分かれることになるだろうな。というか」


モテ男「破 局 し て し ま え ば い い ん だ」


男「…お前は友に一体何の恨みがあるっていうんだ」

モテ男「ポニーちゃんは俺のハーレムに加えるって決めていたのに!」


男「なんだ、ただの嫉妬か」フゥ


モテ男「うるせぇ!お前に分かるか、自分より下位の存在に好きな子を奪われる気持ちが!!」


男「知るか」

次の日


友「ポニーちゃんと初夜をすごしたぜい」ブイッ


皆『』ポカーン


モブ1「てめぇモテ男ゴラ!どういうことだこれは!!」


モテ男「いや、まさかポニーちゃんがそんなビッチだとはさしもの僕も思わなかった…」ゴニョゴニョ


モブ's『ふざけんな!俺たちの最後の希望になんてことしてくれてんだこのやろー』ドカバスドコ


モテ男「ギニャー」


男「とりあえず、友におめでとうだ」


友「サンキューだぜ大将!」


友、ハッピーエンド

一旦ここまで

アンケートです

>>154を書こうと思っているんですが男と幼は告白におk(>>172)した後と前とどっちで書きましょうか?

あ、今日はここまでにしますのでアンケートは続きを書くまでに(2~3日後?)

「~は」が「~ば」に変わるような方言ってどこだっけ

>>230
確か北海道じゃなかったかな?


昨日カラオケ行ってきました。喉より耳が潰れかけたんだけど、なんで俺の友人たちはどんな曲でも叫ばずにいられないんだよ…

っていうか何でアニオタとAKBオタとボカロ厨と腐女子と一般人が楽しそうに共存出来るんだろう。不思議すぎるよ俺の友人たち!!

…しかも風邪気味なのに無理やり連れ出されたし、なんなのあいつら

男「突然だけどモテ男、お前に手紙が来ている」


モテ男「手紙?」


男「『お邪魔です。存在消せ』『即刻地球上から排除殲滅抹殺すべき』とのことで」


モテ男「は?」


男「うむ、読者からの頼みだしな」


モテ男「…いったい何が始まるんです?」


男「処刑だ」


モテ男「」


男「さて、ギロチン、電気椅子、ファラリスの雄牛、選ぶがいい」


モテ男「ちょっと待て、一番最後はダメだ!いや、全部ダメだけど、最後だけは絶対ダメだ!!」


男「分かった、最後だな。ついでに当分の登場も禁ずる」


モテ男「いや、いや、いやあああああああああああああああ」


ン゙モ゙オ゙ォ゙ォ゙ー

男「友、お前にも手紙が来ている」


友「マジで?俺も人気になったものだぜ、がっはっは!」


男「『初夜過ごした自慢とかキモい…』『お邪魔です。存在消せ』とのことで」


友「」


男「さて、お前にも三つの処刑道具から選んでもらおう」


友「よし、電気椅子だ」


男「ふふん、潔いな」


友「よっしゃ来い!」





友「処刑器具って割には電気マッサージぐらいのものだったな、軽い軽い」ガッハッハ


男「ば、化け物だ…」

男の家、布団


男「…風邪ひいた」ゼーハー


ヘックションッ!


男「苦しい…退屈だし」


男「退屈…退屈なんだよなぁ」


男「幼ぁ…は、図書委員か。…どの道めんどくさがり屋のあいつがわざわざお見舞いに来てくれることはないだろうしなぁ」


男「一人暮らしの辛いところだな、寂しい…退屈…この二つに限る」


ピーンポーン


男「はぁーい…何だろ、konozamaで注文した漫画の累々かな」


幼「やぁ、お見舞いに来てやったぞ」


男「…………………おおぉぉおおおぉおおぉおぉおお!!」


いやっほぉ!神様が願いを叶えてくれたぜ

割と本気で男おめでとう


>>1さん俺もカラオケいったけど友達が羽目を外し過ぎて出禁くらったZE☆

外、インターホン前


幼「…寝てるのか?せっかく来てやったのだが、帰るか」


「起きてる!起きてるから!帰るなあぁっぁぁっぁあああ!!」



ドタドタ、バタッ、ドンガラガッシャン!


幼「すごい音がする…」


幼「絶対急いで三階から降りてこようとして転げ落ちたな…」


幼「あいつは昔っから急いでいると転ぶ癖があるからな」


幼「一度ボクも巻き込まれたことがあったな、懐かしい」


男「はぁはぁ、わざわざ…来てくれて、ありがとう」


幼「全身痣だらけになって出てきた…」

寝室、布団


男「実のところ今はそんなに具合悪くないんだよ。念のために安静に寝ているだけだ」


幼「うん、確かにそれほど体調が悪そうでもないな。心配して損した」


男「酷い言いようだ…俺がものすごく体調悪かったら満足だとでも言うのか?」


幼「手足失って芋虫状態だったならば看病のしがいもあったのだけどね」


男「それ病気じゃない、何かすごい事件の後だろ!何があったし」


幼「手足の指を切り落とされて、ノコギリで少しづつ四肢を…」


男「いい!それ以上はもういい!ってか病人には刺激が強すぎる!!」


幼「さっき具合悪くないと言っていたではないか」


何故か楽しそうな幼馴染である

男「ってかお前今日委員会だろ?まだ時間的に学校だと思ったが?」


幼「うん。確かに今日はボクの楽しみである図書委員の日だ」


男「お前本が最大の友達だもんな」


幼「まぁね。君なんかよりずっと良い友人だよ」


男「酷い、俺本以下!?」


幼「だって君は友人では無くボクの彼氏だろう?」


男「…」


お、怒れない

幼「悪く言えば今日はサボってきたんだよ」


男「それまた何で」


幼「君のためだよ。どうせ暇していたんだろう?」


男「まさかお前が俺のためだけに大好きな図書委員会を休んで来るなんて、感激だぜ」


幼「まぁね。…一応、君の彼女なわけ、だし」

つまりあれか?
>>1はリア充ということか?


殴っていい?

>>246
彼女はいない(号泣)

男「…まってろ、今お茶の一つでも持ってくる」


幼「いや、良い。こんな時ぐらい君に煩わせるつもりはないよ」


男「そうか、すまんな」





幼「ところでこんなものを買ってきたんだが」


男「おぉ、林檎か」


幼「うむ、病気と言ったら林檎だろう?」


男「ヤバイ、いつもの態度を見てるとすごいデレてるように見える。嬉しすぎて泣けてくる…これが劇場版ジャイアンの原理か…」


幼「おい、どういう意味だそれは」

男「早く、早く林檎を」


幼「うむ、ちょっと待ってろ」シャリシャリ


男「林檎♪林檎♪」


幼「はい、がぶりと」


男「おぉー」


ガブリ


男「がぶり?」


幼「…やはりあの店の果物は美味しいな」シャリシャリ


男「」

男「く、食うのお前かよおおぉぉおお」orz


幼「君なんかのために買ってくるなんてありえないよ」


男「劇場版ジャイアンも綺麗なジャイアンもなかったんや…」


幼「まぁ冗談だよ。ほら出来上がりだ」


男「…何この中途半端な剥き方」


幼「君はウサギ林檎を知らないのか?」


男「どこがうさg」


幼「ウ サ ギ」


男「分かった、分かったから…お前って昔から工作だけは不器用なんだよなぁ」


幼「そんなこと言うとこれあげないよ?」


男「い、いや…人間完璧にはなれないんだし、うん、人間一つぐらい欠点があったほうが魅力的だよ?」


幼「魅力的って言い方はあんまり好きじゃない」


男「じゃあ………う~ん?」


幼「悩むな!」


男「じゃあなんだよ」


幼「………………可愛い」ボソッ


男「…お前は可愛いよ」ニコッ


幼「うむ、それでいい」


男「なんなん…」

男「で、そのウサギ(仮)リンゴ、くれるんだろ?早くくれよ」


幼「あーん」


男「は?」


幼「あーん」


男「あ、あーん」


口を開く


幼「ほら」


男「!?」パクリ


モグモグ、シャリシャリ


幼「もう一つ食べるか?」


男「うん」シャリシャリ


ヤバイ、幼がキャラ崩壊してやがる。…何があったし

幼「なんだか看病するって楽しいな」


男「…言っておくが看病するってことは俺を好きにしていいってことじゃないからな?」


幼「分かっているよ。ところでここにジュースミキサーがある」


男「どっから出した」


幼「これで果汁100%リンゴジュースを作った」


男「いつの間に」


幼「ちょっと時を止めてね」


男「ほんとお前何なんだよ」


幼「ほら、ボクが飲ませてあげるよ。君は横になっていなよ」


男「流石に飲み物は自分で飲む」ヒョイ


無理やり奪って飲む


幼「…むぅ」

男「何だ春だからか…って納得いくかよ!!」


幼「男?」


男「いや、忘れてくれ」


幼「?」


ギーンゴーン


幼「ん?もうこんな時間か…」


男「あぁ、夕飯の時間だな…体調もよくなってきたし」


幼「いぃ、たまにはボクがつくる」


男「…再び感動の波が」


幼「まぁ病人はそうやって大人しくしていたまえ」


そう言いながら台所へ向かう幼、欲を言えば笑顔も見せてくれないかなー春だし

>>246
まぁ落ち着け、殴るなら友にしておけ

幼「出来たぞ」


男「こんな大量のフルコースを30秒で…お前実は魔法使いだろ」


幼「魔法じゃない。クロックアップしただけだ」


男「仮面ライダーかよ!」


幼「それはいいから早く食べなよ」


男「あぁ…」


こいつのことだからなんか仕組まれててもおかしくないけど…


男「…美味い!!」


幼「当たり前だ。なんたってこのボクが作ったんだからな、君が好きな味付けを考慮してね」


何だ今日のこいつは、頭でも打ったか?

ま、美味しいしいっか

男「ごちそうさま」


幼「うむ、ちゃんと残さず食ったな」


男「なぁ、幼」


幼「ん?」


男「今日は色々とありがとな」


幼「なに、君の、その、彼女…として、やるべきことをしたまでだよ」


男「幼、今までシリアスなテンションであんまり言ってこなかったなと思ってさ。今一度言うわ」


幼「?」


男「俺は、本当にお前のことが大好きだ」


幼「…ぁぅ///」


男「で、返事は?」


幼「…嫌いじゃ、無いよ///」


男「それだけかよ?」


幼「…他に、何か望むか?///」


男「…いや、それよりお前顔赤くなってないか?」


幼「…ゆ、夕日のせいだよ。今日は、綺麗な夕日だ///」


男「あぁ、明日は晴れるな」ニヤニヤ

今日はここまでです。風邪を引いたので思いついて書きました…俺にも看病してくれる幼馴染が欲しいよ


>>246>>255

そうだぞ、俺を殴ったら拗ねて書かなくなっちゃうぞ(震え声)


>>239

やっぱりカラオケだと皆羽目外しちゃうんだよな…ここだけの話>>1も昨日風邪ひいてるのにカラオケに連れられて羽目を外して騒ぎすぎてしまい、風邪が悪化しました。鼻が辛い…

>>247
なんだ彼女いないのかぁ…
そっかそっか…
悪かったな殴っていい?なんて聞いて…

>>255の忠告通り友殴っていい?

もちろん>>1は仲間だ

いいぞ、もっと甘いのくれ

>>258
書かないと殴っちゃうぞ☆

>>265

それはまずいね、書かなきゃ


>>259

男「どうぞどうぞ、殴っちゃってください」

友「いやああぁぁあ、離せえぇエエェ」

男「どうせ不死身なんだから諦めて殴られてこい…>>1の身代わりに」

>>264

つ砂糖



風邪が治らない…こんなに長引いたのは初めてだ

喉が痛い、鼻が辛い、耳鳴りが酷い

しかし、妄想力がと書く気力がある限り、俺は書き続ける!!

男「ほ、今日はそんなに寒くないな…もう春本番かな」


男「んー、今度幼を花見にでも誘おうかな、桜前線も近づいてきているし」


男「とうぜん二人っきりでな!」グッ


男「うん、そんなことを言っている間に幼が来るかと思ったけど来ないな…もう学校に行く時間だっていうのに」


男「はぁ…たまには俺が迎えに言ってやるか」


幼の家前


男「かれしが迎えにきてやったぞー、一緒に学校行こうぜ!」


男「のっくしても反応がない…」


男「じょうだんをどんなに言おうといつも俺を待っていてくれた幼はどこに行ってしまったんだ…」


男「もう先に行ってしまったんだろうな…」


男「ちぇ、俺も行くか」

それ本当に風邪なのかよ
自己判断じゃなく信頼ある医者に診てもらえよ

体調的には全然大丈夫だし、一度寝て起きたから暇で仕方ないし書くわ
でも心配してくれて本当に嬉しい

>>271
マジで?家でじっとしとけば大丈夫だと思ったけど念のため明日辺り医者行っとくべきかな?

学校、幼のクラス


男「幼、いるかー?」


女「あ~、幼ちゃんの彼氏くんだぁ~」


男「幼いねえの?家に行ってもいなかったんだが…」


女「風邪ひいたみたいで休みらしいよ~」


男「げっ、俺を見舞いに来たせいか…」


女「じゃあお見舞い返しに行くべきだね~」


男「でも、俺に教えないってことは来て欲しくないってことだよなぁ…ハァ」


女「女っていう生き物は弱っている姿を好きな人に見られたくないものなんだよ~」


男「好きな人…」


女「行くしかないよね~、行くしかないよね~大事なことだから二回言ったよ~」


男「それは何だ?行けということか?」


女「もちろんだよ~いつも強気な幼ちゃんの弱っている姿…写メヨロシクね~」


男「おう!任せておけ!」


女「ふふふ~じゃあ私のアドレス教えるね~写メ絶対撮ってきてね~」


クラスを超えた友情が芽生えた瞬間であった

男のクラス


男「友よ」


友「なんだ男、俺の惚気話を聞きに来たのか?」


男「違う」


友「またまたー、本当は聞きたいくせに~」


男「お前が喋りたいだけだろが!!」


友「昨日は中々熱く…」

          ユゴス
男「黙らないと冥王星辺りまで吹っ飛ばすぞ、脳みそ缶詰にされたくなかったら黙っとけ」


友「」

男「前回の電気椅子は失敗だったし今回の処刑器具は物理でいこうと思う」


友「物理?」

                    ギロチン
男「今回紹介するのはこちら、斬首台だ!」


友「まぁ、美しく機能的なデザインなのね」


男「そのとおり、これであなたの家でお手頃処刑が出来ます!SA☆TU☆GA☆Iの手間が省けるよやったねたえちゃん」


友「まぁ素敵、でもお高いんでしょ?」


男「ご心配なく、お値段はたったの39,800,000,000,000、さんきゅっぱです!」


友「なんてこと!お買い得だわ!」


男「今なら送料は我々『ジャパネット歯型』が全額持ちます」


友「今ならもう一つおまけしてこのお値段!お電話はこちら!」


男「と、ノリに乗ってきたところで早速処刑させてもらおう」


友「げ、いつの間にセットされている!?」


男「死ねえええええええ」


友「いぎゃああああああ」


ガシャン





男「ギ、ギロチンの刃のほうが割れた…」


友「ひゃっほい無傷!」


男「しかもあっちはかすり傷一つついてない。ば、化け物だ…」

幼の家、前


男「…どうせなら脅かしたいな」





男「良し、いつもあいつも無断侵入してくるし俺もやり返してやろう」


男「タラリラッタラー、ピッキング道具一式(スパイ御用達)」


男「ひっひっひ、まさか無理やり押し付けられる形で買ってしまったこれらが役に立つ日が来るとは思わなかったぜ」


ガチャガチャガチャとな


男「良し、開いたぜぇ」


今の俺はさぞ悪い顔をしているに違い無いな


男「どこにいるんだろうな、リビング…にはいねえな。とすると、寝室か」

寝室前


男「微かだがドア越しに寝息が聞こえる。ここにいると見て間違い無いな」


ガチャ


扉を開けて入る


幼「ん~っ」


男「なんかうなされてるなぁ…起こしてあげるべきだろうか?」


幼「ん~、男ぉ」


男「!?」


ヤバイ、甘えるような、すがるような感じで名前を呼ばれた。可愛い!いや、むしろこれはきゃわいい!


男「か、可愛い」ボソッ


幼「ん、ん~」


お、起きたか


幼「…」


男「おはよう」


幼「……」


幼「…、!?」


幼「え、お、おとっ、お、男!?な、なっ、なんで、なんでここに!?」


動揺してる動揺してる、可愛い。寝ぼけた感じのトロンとした瞳とか寝巻きとか焦った仕草とかいろいろ可愛い!


男「お前が風邪ひいてるって聞いて心配してな」


幼「し、心配、してくれたのは嬉しいが、ボクは今寝巻きなんだよ!///」


男「あれ、無防備な姿見られて恥ずかしいのか?赤くなってるが?」


幼「ね、熱のせいだよ!いいから出てってよ、着替えるから!!」


男「むしろ俺が着替えさせてやろううか?熱で辛いだろ?」


幼「大丈夫だから!いいから一旦部屋から出て!」


男「はっはっは、寝起きのお前もかわいいぞ」


幼「うるさい、出てけ!///」


押し出される。珍しいあいつの照れシーンだな

…その後


幼「お待たせ、まったく…なんで来たんだか」


思ったとおりパーカー着て出てきた幼、もう焦った様子も真っ赤な顔もしてない


男「顔の色が元に戻ったが熱は下がったのか?」


幼「…下がったよ、何か?」


男「…髪は解かさなくていいのか?寝ぐせついてんぞ」


幼「…洗面所行ってくる///」


男「どうした?また熱が上がったか?」


幼「…///」パサッ


無言でパーカーをかぶる幼

すいません、少ししか書けませんでしたがきょうはこれだけです
明日出かける用事があるのでついでに病院行ってまいります
続きはその後でで、帰ってきたら書きます

僕っ子好きなの?

ボクっ娘リアルで一度見てみたいわ
ブスだったら嫌だが

ピッキングば常識だったのか…

>>287

大好きです。ボクっ娘、オレっ娘、ボーイッシュの三属性は最高です至高です!!



>>288

卒業しちゃったけど俺の部活の先輩にはオレっ娘がいたな。顔は…まぁ、工業高校にいる辺りでお察し(女目当てで料理部に入ったのに何たることか)

あとリアルの友達にもボクっ娘とオレっ娘が一人ずついたけど…まぁ期待なんてするだけ無駄だよねOTL

ボクっ娘の方は可愛いんだが…腐女子だからなぁ


>>289

男「あいつの中では常識なんだな、今度鍵変えるか」

幼「変えても無駄だよ」

男「なんでいつも無断侵入なんだよ、プライバシーも何もあったもんじゃねえよ」

幼「君とボクの間にそんなもの必要ある?」

男「あるわ!『親しき仲にも礼儀あり』って言葉を知らねえのか!?」

幼「『親しき仲には横暴効く』なら知ってるよ」

男「ねえよそんな言葉!ってかそれが横暴だわ!!」

幼「ボクの彼氏ならそんな細かいこと気にするなよ」

男「うっ…やっぱりお前の彼氏になってから俺の方が不利になっている気がする…」

幼「なに、気のせいだ」

男「き、気のせいなのか…」

男「そうだ、お見舞いに林檎と蜜柑を持ってきたんだがどっちがいい?」


幼「…みかん」


男「お前は蜜柑の方が好きだもんな、ほれっ」


幼「…」ムキムキ、パク、モグモグ


幼「おいしい」

男「ところでなんか欲しいものあるか?」


幼「君の全財産」


男「誰がやるか!」


幼「じゃあ土地、一等地の」


男「俺の持ち金に期待寄せすぎだろ!んな金あるか!!」


幼「冗談だよ、悪いけど水持ってきて欲しい」


男「はい、水」


幼「ん、ありがと」コク、コク

あ、言い忘れてましたが病院行ってきました。

ただの風邪でした、もう喉の痛みと耳鳴りは引いてるしほぼ治りかけていたようなので心配をかけましたが問題はないようです。ありがとうございました



二人でゲーム中


幼「いけ、そこだ」


男「うーん、とりゃ!」


ティウンティウンティウン


男「えー」


幼「下手すぎないか?」


男「そんなことはない!ジャンプ!ロックバスター!ティウン!」ティウンティウンティウン


幼「壊滅的な下手さだな」


男「く、くそっ、もう一回!ジジイ土下座しろコラァ!!」


ティウンティウンティウン


男「ちっくしょー!まだまだー!!」


幼「それボクのゲーム、ボクのデータ」


男「ここまで来たら最後まで行ってやんよ!フライングブルーレット待てぇ!!」


幼「絶対最後まで何週間もかかるよ…早く返して」


男「嫌だ!ジジイに土下座させるまでやめない!!」


幼「せめて一ボス倒してから言え」


男「ムキー!エアーマンもウッドマンも倒せないいいぃぃいいいい」


幼「まずたどり着いてないじゃん」


男「あー、やめだやめ!俺にゃあ向いてない!!」ガァン


幼「わー、投げるな。ファミコンは今のゲーム機と違って壊れやすいんだ」


男「知るか!他のことしよう、そうしよう」


幼「何でそんなに君は短気なんだ」

男「もうこんな時間か…」


幼「いくつゲーム出してその内いくつクリアしたんだ」


男「零だ!」


幼「…そういえば君は手先が器用なわりにゲームは苦手だったな。昔はよく教えたものだ」


男「ほっとけ…どうせだし飯作ってやろうか?」


幼「じゃあ頼むよ。あぁ、ボクも手伝おうか?」


男「いいよ、別に…病人は大人しくベッドで横になってろ」


幼「むぅ…そこまで言うなら任せるよ。不味かったら承知しないよ?」


男「任せとけ!食いしん坊が如何に自分の舌を満足させるか思考に思考を重ね合わせて作り出した料理人の最高峰に位置する至高の味を体験させてやるぜ!」


幼「前置き長いよ。いいから早く作って」


男「おう!楽しみにしてろよ」


幼「うん、期待しておく」

男「あ、裸エプロンで作ろうか?」


幼「いらないよ!例え好きな人だったとしても男の裸エプロンなんて誰も得しないから」


男「そんなことねえさ」


幼「あるよ、気持ち悪い」


男「気持ち悪い!?」


幼「いいから早く作ってよ」

男「お待たせー、けっこう待たせちまったか?」


幼「遅い、一分以上待たせないでよ」


男「この大量の料理を一分以内とか不可能だわ!」


幼「ハイパークロックアップすればいいじゃないか」


男「俺は仮面ライダーじゃねえんだぞ」


幼「大丈夫、君なら生身でも出来るよ」


男「出来るか!」

男「ところでお前んちの材料で俺の分も作っちまったけどいいよな?」


幼「いいよ、君の手料理を食べれるなら安いものだ」


男「なんなら俺が食べさせてやろうか?ほら、あーんして」


幼「それは遠慮する」


男「そんなこと言わずに」


幼「いや、いらないから、全力で拒否するから」


男「ちぇ、つまんねえな」


幼「つまらないとかそういう問題じゃないよ」

男「もう外は真っ暗だな…」


幼「帰るのか…?」


男「そうだな…時間が時間だし。お前も絶対看病してくれる人が必要な程具合悪くないだろ?」


幼「まぁ、看病は必要ない…けど」


男「なら俺は必要無いしな、帰るよ」


ガシッ


男「幼…?」


幼「…」


帰ろうとしたら幼が俺の服の裾を無言で掴んできた。逃がさないとでも言うように


男「どうしたよ?」


幼「…」


男「?」


幼「…」パサッ


幼「男、もうちょっと…ここに、いて…」


消え入りそうな声でそう言う幼、その顔はフードを被っていてよく見えなかった

男「幼、お前の病気が完治したら海に行こう。いつか約束しただろう?お前が行きたがっていた海だ。そこで、二人で走り回ろう、綺麗な海を見よう」


幼「男…無駄に死亡フラグを形成するのはやめてくれないか?」


※結局幼の両親が帰ってくる直前まで幼の家にいることになったのであった

お泊まり編を逃したか
この罪は大きいぞ

>>301
やってもエロパートはねえぞ?


次の日、朝、男の家


幼「おはよう男」


男「…なんで俺の目の前にお前の顔があるんだよ」


幼「君の目の前にいるからだよ」


男「またピッキングかよ!」


幼「変えても無駄だと言っただろ?」


男「…俺にプライバシーは無いのか?」


幼「いるかい?」


男「いるわ!」


幼「必要ないね」


男「誰か俺の周りにATフィールドを貼ってくれ…」

>>302

×男「誰か俺の周りにATフィールドを貼ってくれ…」

○男「誰か俺の家の周りにATフィールドを貼ってくれ…」

男「ってか見たらまだこんな時間じゃねえかよ…学校行くまで優に二時間は残ってるぜ」


幼「じゃあ朝ごはん作る時間はあるね」


男「あぁ…まさかお前が作ってくれるのか?」


幼「そんなわけないじゃん。君が作るんだよ」


男「やっぱりか…」


幼「君の作るご飯は美味しいからね。ボクはハマったよ」


男「…まぁ作るけどさ」


幼「ありがとう、大好きだよ」


男「マジで!?」


幼「君の作る料理が」


男「あ、そう…」

ある日、男の家


ピーンポーン


男「はいはーい、ってお前か」


幼「男大変だ!」


男「え、な、なんだそれ」


幼「朝起きたら狐耳と尻尾が生えていたんだ」ワサワサ


男「な、なんだってー(歓喜)」

幼「あーあ、早く無くなんないかなぁ。この耳としっぽ」


男「無くすなんてもったいねえよ!すっげえ似合ってるし!可愛いし!!」


幼「そうか、可愛いか?」ワサワサ


男「ああ、すっごく!!」


幼「まぁただのケモ耳パーカーと付けしっぽなんだけどね」


男「」

またある日、学校、図書委員会


委員長「パーカーちゃん、そこのダンボールの中身棚にしまったら今日は上がりでいいわよ」


幼「ん、終わってるよ」


委員長「あら、じゃあダンボール箱の前で何してるの?」


幼「完全読破を試みてる。あと3冊」


委員長「あの、分厚い書籍が27冊あったはず、なんだけど…」


幼「あと一冊」


委員長「え?」


幼「終わったよ」


委員長「えぇ?」


幼「じゃあお疲れ様、ボクは先に上がらせてもらうよ」


委員長「え、えぇ…」


幼「」スタスタ


委員長「あの量をほんの数分で…化け物ね」

幼「無駄に時間かけちゃったな…まぁ読書は面白いし仕方ないな」


幼「男、待っていてくれてるかなぁ…」


「~、~~」


教室から男の声が聞こえた


幼「あ、男の声だ。やっぱり教室で待っていてくれたんだ」



男「~、ありがとう」


男は教室の中で誰かと会話しているようだった。


楽しそうに、嬉しそうに


女の子「はい、ずっとあなたのことが大好きだったんです」


女の子「~てます」


ダダダっ


ダンっ


今、今走って教室から出て行った子…それに今の会話


切れ切れしか聞こえなかったけど、大事なところはほとんど聞いてしまった


まさか、まさか…


幼「告、白…」



頭の中が真っ白になった

自分はいつものようなほのぼのしか書けないと思いますのでもしかしたら期待していたのとは全然違ったものになるかもしれません
その場合は…まぁ許してください

男「おう幼、図書委員会は終わったのか?」


幼が教室に入ってきた。でもなんか様子がおかしいぞ


幼「…男」


フードをかぶったまんま下を向いて、なんか負のオーラをまとっているかのような雰囲気を醸しながら少しずづ歩を進める幼


男「…幼?」


幼「男…」


幼「さっきの」


男「さっきの?」


幼「さっきの女、誰だ」


それは聞くというより、問い詰めるような口調だった

男「えと、あの…困ったなぁ。あの子は」


幼「あの子は?」


男「えと、あの…質問?されて…いて」


幼「嘘だな」


男「いや、その…」


幼「嘘だろ!!君は、告白されていたね?」


男「」

幼「何で隠した?」


男「いや、だってさ?知らないほうが…いいじゃん」


幼「何で」


男「ほら、俺が…告白、なんてされたって言ったら…お前、悲しむ…じゃん」


幼「悲しむ!?誰が!?」


男「だって…ほら、今も嫉妬…してるし」


幼「してない!」


男「いや、してる…し」


幼「し て な い!!」


男(幼怖い)ビクビク

男「…分かったよ、自白するよ。告白受けました」


幼「…で?」


男「で?って?」


幼「どうするの?」


男「はい、丁重にお断りしてきます」


幼「ボクに隠そうとしたことは?」


男「ごめんなさい!!」


幼「誠意が足りない」


男「すいませんでした!!」


幼「土下座」


男「許してください!!」orz


幼「もう死ないって約束する?」


男「します!」


幼「浮気は絶対にしないって約束する?」


男「します!」


幼「君は何があってもボクのモノだって約束する?」


男「します!」


幼「何でも言う事聞く奴隷になるって約束する?」


男「しm…しねえよ!!」


幼「ちっ…」

幼「で、言うことを聞いてくれるんだろ?」


男「断る権利をください」


幼「分かったあげよう」


男「じゃあ断る」


幼「拒否する」


男「権利くれたんじゃないの?」


幼「権利はあげたけどオーケーするなんて言ってない」


男「…無茶の無い程度にな」


幼「…デート、どっか連れてけ」パサッ


男「それだけでいいのか?」


幼「もちろん完全におごりね、君の」


男「それだけでいいならお安い御用だ!」

幼「その前にあの女の子に断ってこい」


男「はい…」





男「すみませんが、俺はあなたとは付き合えません」


幼「丁寧語を打ち消して」


男「悪いけど俺は君とは付き合えない」


幼「もっと強く」


男「悪いがお前とは付き合えない!」


幼「ボクが君の彼女だということを知らしめて」


男「…俺には彼女がいるから」


幼「ボクが君の彼女だということを知らしめて」


男「俺には幼っていう怖い彼女がいるから」


幼「かわいい」


男「こいつ怖いんだよ…」


幼「か わ い い」


男「可愛い彼女がいるから付き合えない!」


女の子「は、はぁ…私も、なんかすいませんでした」

………


男「はぁあ、せっかく俺を気持ち悪がらない女子がいたのに…絶対二度と近づいてきてくれないよ」


幼「それでいいよ」


男「お前って意外と独占欲強いのな…」


幼「…一度ボクの彼氏を名乗ったのなら君はボクのものだよ」


男「あくまで俺はお前の下なのな、所有物なのな…」


幼「それより上はありえないね」


男「えー…」

>>154編はこれで終わりです…これでいいのかな?


…なんかごめんなさい

ネタが切れたためまた募集します

幼がジュースと間違えてお酒飲んだらキス魔になる

時間かけて良いから終わらして
お願いしますOTZ

男「ザオラル!」


>>1は生き返らなかった


男「ザオラル!!」

呪文は成功した!
>>1は生き返った

>>1「続けることを願っている人が多いみたいだし書くしかないね。書く気力も戻ってきたことだし」


>>340
終わらせるも何も数レス完結を書いているだけなんですでに終わってると言ってもいいんですけどねww

男「幼♪」ギュ


幼「ひゃあ!?い、いきなり、な、なんだ///」


男「いやぁ、俺も男だし?いいじゃん後ろから抱きしめるぐらい」


幼「…まぁ、わ、悪くはない…かな///」


男「…」


幼「どさくさにまぎれて胸に手を伸ばすな!///」


男「ちっ、バレたか」

別の日


幼「なぁ男?」


男「ん?何だ?」


幼「ボクは君の彼女になってから無駄にデレデレしすぎてないかな?」


男「いいんじゃね?むしろ普通のカップルならもっとイチャイチャしてもいいと思うよ。あと胸揉ませて」


幼「おい、最後何だ」


男「いや、男子高校生としての本音がポロリと」


幼「…断る」


男「それを断る」


幼「それを…って終わらないじゃないか」

男「ってかお前は何を言いたいんだ?」


幼「うん、ここらでボクと君の関係をリセットしてみたいな。と」


男「え?」


幼「そうだな、このssの>>1ぐらいに戻ったらちょうどいいかな」


男「いや、待て待て待て!何がどうなってどうしてこうなった!?」


幼「いや、最近デレデレしすぎたからさ。一度距離があったあの頃に戻ってみようかなと」


男「いや、待て待て待て!俺はこのままがいいから!このままで満足だから!!」


幼「いやだ。はい、リセット」パン


男「いや、ちょっと待て!」

男「…あれ?てっきりタイムスリップでもしたのかと」


幼「何言っているんだか。君じゃないんだからボクはそんなSFチックなことは出来ないよ」


男「俺もできないし!」


幼「うるさい、黙ってろ」


男「!?」


幼「うるさい、臭い、喋るな」


男「ちょっと待て、戻るどころか好感度がマイナス方面に極振りしてるぞ!」


幼「こんなもんだったろ?」


男「絶対違う!」


幼「小学校の頃まで戻ったから、ほら、あの頃のボクはツンデレだったじゃん?」


男「さっきと言っていたことが違う上に小学生時代のお前はツンデレとはかけ離れてたし」


幼「そうだったっけ?とりあえず死ね」


男「そんなキャラでもなかっただろ!」


幼「過去は忘れ去るものだよ。と、言うわけでもうやめるか」


男「お前ただ飽きただけだろ!」


幼「うん、思ったよりおもしろくなかった」

また別の日


テレビ<シニサラセー、オンドゥルルラギッタンデスカー、ウェイ!


幼「なんか最近面白いテレビってないね」


男「アニメやドラマにしろ普通の番組にしろな…」


幼「男」


男「んー?」


幼「暇」


男「さっきジョジョ全巻貸したばっかじゃん」


幼「とっくに読み終わったよ」


男「ば、化け物だ…何十巻あると思ってんだよ」

幼「もう一度言う」


幼「暇!」


男「そんなこと言われてもなぁ…少女漫画読む?」


幼「何でそんな物が君の家に大量にあるのかはともかく、ボクは少年漫画やサスペンスドラマや推理ものみたいなのが好きなんだよ。興味無い」


男「まぁまぁそう言わずに読んでみって。ほら、これ結構人気だし」


幼「いや、ボクはそのキラキラふわふわした画風があまり好きじゃないし…」


男「これなら今どきのアニメっぽい画風だからそんなに合わなくはないと思うよ?」


幼「でもなぁ…」


男「そう言わず、数巻だけでも」


幼「むぅ、そうまで言うならちょっとだけ」

幼「…」←読書中


男「…」←ゲーム中


幼「…」


男「…幼?」


幼「…」


男「なんだかんだ言って結構はまってんじゃん」


幼「…」


男「声も聞こえないほどに熱中してら」


幼「…え」


男「?」


幼「え、いや、え?」


幼「そ、そんなこと…///」


男「…あぁ、最近の少女漫画って結構過激らしいからなぁ」


幼「~///」プシュウウ


男「顔から湯気が!?」


衝撃!幼はウブだった?!

数十分後


幼「…ボクはボクだ。うん」


男「記憶まで吹き飛びそうになるほどだったか」


幼「何のことかな?ボクは今日は何もなかったよ?」


男「何もなかったふうにリセットすんな!」


幼「いや、何もなかったから」


男「幼、恥ずかしいことじゃない。そうやって少女は大人になっていくんだよ」


幼「う、うるさい!いいから忘れろぉ!!///」


男(可愛い!)

じゃあこれはどうだ?


男「俺はお前のことが大好きだよ」←幼の耳元で


幼「…///」


男(みるみる顔が赤くなっていくな、面白い)


幼「…こ、このくらいで動揺するボクじゃないよ///」


男「しっかり真っ赤にはなっているけどな」


幼「き、気のせいだよ///」


男「へー、気のせいかぁ」ニヤニヤ


幼「き、気のせいだよ。…いつまで抱きついている気?///」


男「今日中ずっとで」


幼「いい加減放してよ///」

男「はいはい」


望み通り離れる


幼「あ…」


男「どうした?もっと抱きしめて欲しかったか?」


幼「い、いや…そ、そうじゃ、なくて、だな…えと、むぅ」


男「?」

幼「き」


男「き?」


幼「き、君が抱きつきたいんだったら…抱きつけば、いいんじゃないかな…///」


男「幼?」


幼「…///」


男「可愛いなぁもう」ギュー


幼「お、おい、強くしすぎだ///」


男「お前がいいって言ったんじゃん」


幼「た、たしかにそうだが…むぅ///」

今日はここまでです

少しずつ書いて少しずつ投稿していきたいと思います

乙ですたい

あの
>幼「君に彼女が出来ようと出来まいとボクはどうでもいいしね」

がだよ?


>幼「ひゃあ!?い、いきなり、な、なんだ///」 とか 幼「…まぁ、わ、悪くはない…かな///」だよ?

『ひゃあ?』とか何?
可愛すぎんだろこんちきしょぉぉぉおおぉぉ!!!!!!

幼「やっぱり最近のボクは君にデレすぎている気がするんだけど」


男「だからなんだよ?また前に戻すとか」


幼「言わないよ。言わないけどさ…」


男「何だよ?俺のこと好きじゃないのか?」


幼「…むぅ、そういう言い方は卑怯だよ///」

ある日


男「…」←読書中


幼「…」←読書中



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


お、また地震か


幼「わわわわ、何!?何!?」アタフタ


ずっと読書に集中していたためかかなり驚いている幼


男「ただの地震だろ」


幼「」


男「何焦ってんだよ?よくあることだろ?」


幼「そ、そうだな。よくあることだな、焦ってなんかないよ」


男「へー?じゃあ今のはなんだったんだ?かなりビb」


幼「ってない」


男「」ニヤニヤ




男「ふっふっふー、いつもの仕返しにたまにはこっちから侵入していたづらしてやりますか。ニッヒッヒ」


男「もうピッキングも手馴れちまったな」


幼「」スー、スー


男「この可愛らしい寝顔は写メって女に送っておくか」


男「さて、起こす前に家探しするか。ベッドの下とかにエロ本とか隠されてないかなー?まぁあの幼がそんなことしているわけないか」


男「って、こ、これは…アルバム?」

男「…お、俺の隠し撮り写真?」


幼「な、な、何見ているんだ!///」


男「げ、げげげのげ」


いつの間に起きてましたか


幼「そ、そそそそれは…えと、ち、違う!違うから!///」


男「いや、違うも何も、俺のかくしどr」


幼「ち、違う!え、えと…と、とにかく違う!///」

男「ほれほれー、言い訳できるもんならしてみんしゃい」


幼「う、うぅ///」


男「はっはっは、言い訳が出来ないだろー、言っちゃえよ。俺の写真でお…」


幼「ごめん、忘れて!///」ガン!


男「がふっ!」


バタッ

幼「しまった…つい後頭部を殴り飛ばしてしまった」


男「は、何があったんだ。確か俺は幼の家に忍び込んで…それから?…うぅ、頭が痛い」


チャンス、都合良く記憶喪失になってる


幼「そ、それがね。えと…強盗が入ってきて、それで…君が勇猛果敢に挑んで…でも返り討ちに合っちゃって…」


男「は、そ、そうだったのか」


バカでよかった…

男「ごめんな、守ってやれなくて」ポン


幼「い、いや…何故か何も盗って無かったしボクもケガがなかったから大丈夫だよ…」


男「そうか、お前にケガが無くて良かったよ」ナデナデ


幼「そ、そうだ…ね///」ナデラレ


幼(うぅ…優しくしないでよ。ボクの良心が痛む)

ある日


男「~♪、~~♪」


幼「ずいぶんご機嫌だね、どうしたの?」


男「いやぁ、もうすぐ体育祭じゃん?腕がなるなぁと」


幼「ゲ…」


男「どうした?…あー、お前運動苦手だっけ」


幼「う、うるさい…ボクは文系なんだよ。体育会系じゃないの」


男「いやぁ、この時期はお前のキャラ崩壊が見れて面白いからなー」


幼「人の不幸を見て楽しむなんて、君は最低だね」


男「それ、お前が言うのか」

幼「まぁいいや、どうせ今回も休むし」


男「休むなよ。たまには出てみなっての」


幼「やだよ。何でも出来るっていうボクのイメージが崩れちゃうじゃん」


男「大丈夫、既に俺の中では崩れさってる」


幼「う、うるさいよ!///」

男「いいから運動会出ろよ」


幼「やだよ。…いつも通り父兄に混じって観客席から君の活躍だけ見て帰る」


男「逆に良く今まで先生方に見つからなかったな」

男「ということで幼の運動音痴を直そう!の会」


友「いえーい、ドンドンパフパフ」


女「幼ちゃんやほー、運動会出るんだって~?あたしも手伝ってあげるよ~」


幼(なんだ、男と二人っきりじゃないのか…)

幼「気持ちは嬉しいけどボクは運動会に出る気無いから」


男「勿体ない!」


友「ない!」


女「ないよ~」


幼「勿体ないって何がだよ…」


男「青春は汗を流してこそだ!」


友「運動しろ!もっと熱くなれよ!」


女「幼ちゃんにも運動する楽しさを知ってもらいたいな~」


幼「本音は?」


男「激しい運動で揺れる幼の胸が見たい!」


友「他人の役に立ってポニーちゃんに褒められたい!」


女「いつもすました顔してる幼ちゃんがヒーヒー言いながら走っている姿が見てみたいな~」


幼(この場にいたらマズイ気がする…)

男「と、いうことでビリーもびっくりな強化プログラム行きますか!」


幼「余計なお世話だから」


女「うふふ~、そんなこと言っても逃がさないよー」


幼「女、その手にもっているカメラは何?」


女「幼ちゃんコレクションを増やそうと思って~」


幼「盗撮は犯罪だ」


男「お前が言うのか」


幼「私のは、ほら…愛があれば許されるだろ?」


男「デレ発言を言い訳に使うな」


幼「許して、くれないのか?」上目使い


男「可愛いから許す!」


女「ベストショットだよ~」パシャ

時間的には早いけど今日はここまでです。次の更新はもうすこし早くなるかも…?

>>371

一番大事なとこ間違えた!!

×幼「私のは、ほら…愛があれば許されるだろ?」


○幼「ボクのは、ほら…愛があれば…許されるだろう?」

男「で、結局何もしないまま体育祭当日じゃないか」


幼「ボクは努力なんか嫌いだよ」


男「…でもせめて出ろよ?」


幼「むぅ…そこまで言うなら出るよ」

放送「次は百メートル走です」


男「さて、幼の番だな」


女「大丈夫かな~」


男「ビリに1000円賭けてもいいよ」


女「ダメだよ~、そんな答えの分かりきっている賭けは賭けにならないよ~」


男「間違い無いな」


「よーい」


ドーン!!


スタートの合図の銃声が響く


モブ1「」タッタッタ


モブ2「」ダダダダ


モブ3「」トットットット


幼「」トテ、トテ、トテ


モブ4「」ダッダッダッダ


男「思ったより遅い…」


女「完全な人間より欠点が一つくらいあったほうが萌えるんだよ~」グッ


男「あ、転んだ」


女「ちょっと涙目だね~それでも最後まで一生懸命走り続ける幼ちゃんが健気で可愛いよ~」

男「結局はビリになったか」


幼「…もう何にも競技出ない」グスン


男「よしよし、頑張ったな」ナデナデ


幼「子供扱いするなぁ!!///」


女「その表情いただきだよ~」パシャ


幼「撮るなバカ!///」

男「で?もう他には競技出ないのか?」


幼「出ないよ…もうやだ、体育祭なんか滅べばいいのに」


男「あーあ、見事に心が折れてら」


幼「もうボク本でも読んでる…君は頑張ってきなよ。応援はするから」


男「はいはい」

放送「次は最終競技…」


男「幼、出ようぜ?」


幼「言っただろ、ボクは何も出ないよ…」


男「いや、競技確認してみろよ」


幼「ダンス…?」


男「あぁ、男女ペアのな」


幼「男女、ペア」


男「な?一緒に出ようぜ?」


幼「…本当にボクでいいの?」


男「他に誰がいるってんだよ。それに彼女ほったらかしにして他の女と踊る奴がいるかってんだ」


幼「で、でも…ボク、君の足を引張ちゃうかもよ?文字通り」


男「あーもう、グダグダうるさい。いいから行くぞ、俺のお姫様」グイッ


半ば無理やり手を握って立たせる


幼「ふん、さすがにそのセリフは臭すぎて目も当てられないよ…///」


…なんだかんだ言って最後には幼も存分に楽しめた体育祭でした まる

夏休み~


幼「男、夏休みに入ったな」


男「そうだなー、今年こそは宿題を早めに終わらせる!!」


幼「じゃあ今やりなよ」


男「明日から本気出す!今日は夏休み一日目だし遊ぶ!」


幼「また二日前になって泣きながらやる羽目になるな」


男「うるさいなぁ、明日から本気出すって言ってんじゃん」


幼「そういうのをフラグって言うんだよ。まぁ、宿題程度で泣くのもどうかと思うけど」


男「体育祭で転んだ上に泣きながら走った奴に言われたくないな」


幼「」ギリギリ


男「あだだだだ、無言で梅干はやめれー」

幼「男」


男「何だ?」


幼「旅行行こう」


男「へ?」


幼「旅行行こう?」


男「旅行って…お前の家族とか?」


幼「ボクと君とでだよ」


男「…つまり二人っきりでか?」


幼「そうなるね」


男「い、いいのか?」


幼「いいも何もボクが誘ってるんじゃん」


男「いや、そうじゃなくてさ…俺たちまだ高校生だぜ?あ、もしかして泊りがけじゃなくて日帰り?じゃあ大丈夫か、いやぁ、早とちりしちまったよ」


幼「違うよ。泊まりだ」


男「ダメだろ!もう一度言うけど俺たちまだ高校生だし」


幼「関係無いよ。ボクが行きたいって言っているんだから」


男「いやいや、そういう問題じゃないし。だいたい、お前の親にはどう説明すんだよ」


幼「もうしたよ、正直に。行っておいでだってさ」


男「お前の親どういう神経してんだよ…こんな可愛い一人娘を男と二人っきりで泊りがけの旅行に行かせるとか」


幼「か、かわ……///」


男「ん?何赤くなってんだ?」


幼「い、いや…///」

幼「と、言うわけでボクの親は認可しているんだよ」


男「いや、おかしいだろ。何か間違いがあったらどうするつもりだったんだよ…」


幼「君はそんなことする度胸は微塵も無いだろうってさ」


男「信用されているのかヘタレと思われているのか…」


幼「どっちにしろ事実だろ?」


男「そりゃな、流石にそんなことはしないよ」


幼「それに、仮にあったとしても責任はとってくれるだろ?」


男「勿論だ。する気はないがな」


幼「じゃあ決まりだな。日にちは明後日だ」


男「うん。…うん?何か途中から話の流れが変わったような」


幼「ふふ、旅行楽しみにしているよ」


男「しまった、術中にハマった!!」


幼「あ、お金は君持ちね」


男「おいこらふざけんな、それだけはしねえぞ」

男「で、どこ行くんだ?」


幼「諦めた?」


男「お前には何を言っても無駄だってのはよく分かったよ…」


幼「まぁ、そういうことだね」


男「で、どこ行くんだよ」


幼「山だ」


男「山田?」


幼「そう、山だ」


男「山田さんの家ってこと?」


幼「え?」


男「え?」


男「あ、山田っていう旅館か」


幼「え?」


男「え?」

幼「なんか変な食い違いがあるな。ボクたちは山に行くんだよ」


男「なるほど、納得。でもお前の分の金は絶対出せねーぞ」


幼「安心しなよ。さすがのボクもそこまで鬼畜じゃないよ」


男「ならいいけど」


幼「あ、言い忘れてたけど行くのは山だけじゃないよ」


男「え?」


幼「海も行くよ」


男「え?どゆこと?」


幼「連続して山の旅館、海辺のホテルに泊まりに行くんだよ」


男「…はぁ!?何だその忙しい日程!だいたいそんな金がどこにあんだよ!!」


幼「ふふ、君はボクの両親がかなりの金持ちだったということを忘れたのかい?」


男「そ、そう言えば」


幼「すでにどちらの宿泊先も予約済みの払い済みさ」


男「すげー、かっけー!」

2日後


幼「おはよう、ぐっすり眠れたようだね。いい寝顔だったよ」


男「…まぁ予想はしていたが敢えて聞こう」


男「何当然みたいな顔をして当然のように俺んちの俺の寝室まで忍び込んで何当然のように俺の顔を覗いてやがるんだ」


幼「当然だからな」


男「当然であってたまるか!!ドアの鍵を変えたんだぞ!三重ロックにしたんだぞ!この部屋にも鍵を五個かけたぞ!どうやって突破したんだ!!」


幼「正攻法でだ」


男「そんな大量のピッキング道具並べて何が正攻法だ!!」


幼「じゃあ愛の力だ」


男「適当に言ってんじゃねえぞ!それこの間貸した恋愛漫画の名台詞じゃねえか」


幼「そんなことより早くパジャマ着替えたらどうだ?ボクの前で」


男「ふざけんな出てけ!」

男「着替えたはいいがまだこんな時間じゃねえか。何でお前はいつも約束した時間より早く来るんだよ」


幼「じゃないと君の寝顔が見れないじゃないか」


男「見に来るなよ…今度は指紋認証システムでも取り入れるか」


幼「無駄だよ。知っているか?愛の力の前には世界の危機でさえ無意味なんだぜ」


男「お前あの漫画気に入ったのな」

幼「そんなことより君の手料理が食べたい…」キュウゥ


男「本当はそっちが目的だったな」


幼「君の寝顔を見に来たのもあったけどね」


男「どっちにしろ迷惑だ。卵かけご飯でも食ってろ」


幼「お願い、作って?」


男「だから上目使いは卑怯だって言ってんだろちくしょう!」


結局作ってやった


幼「うむ、君のつくる料理は実に絶品だ」


…まぁたまにしか見られない幼の笑顔も見られたしいいか

幼「そろそろ行く時間だよ」


男「そうか、じゃあ行こうか…どうやって行くんだ?」


幼「ホテル行きの高速バスだよ。近くの○○駅から出ているから予約しておいたんだ」


男「いつの間に…ずいぶん準備がいいな」


幼「…ずっと君と行きたいと思っていたからね」

バスの中


幼「楽しみだな、男」


男「そうだな…不安も大きいけど」


幼「そうかな?ボクは不安なんて微塵もないけど」


男「お前が怖いんだよ。何か仕掛けていそうだし」


幼「いや、今回はただ純粋に君と旅行したかっただけだよ」


男「そ、そうか…?」


幼「ボクは君に信用されて無いんだな…悲しいよ」


男「いつも俺んちに忍び込んでくる奴の何を信用しろと。男女逆だったら逮捕されてもおかしくねえぞ、いやこのままでも十分犯罪だけど」


幼「愛さえあればいいのだろ?」


男「最近そればっかりだな!…ストーカーを擁護しているようにも聞こえるが」

男「なぁ、UNOでもしないか?」


幼「ごめん…ちょっと眠くて」


男「…そうか」


幼「ごめんね、ちょっと昨日…ワクワクして寝れなくて」


男「お前は小学生か」


幼「うるさい…特別にボクの寝顔を見せてあげるからそれで許してよ…君はそれを見てハァハァしてなよ」


男「しねえよ。…はぁ」


幼「ごめんね、おやすみ」Zzz…

男「…可愛い寝顔だな、ありがたく写メでも撮らせてもらうか。そんでもって待受にしておこう…うん、可愛い」


男「ついでに女ちゃんにでも送っておこう」





男「お、帰ってきた」


From.女

Sub.Re:かわいすぎる幼の寝顔


ありがとう、本当に可愛いねー(*´∀`*)

眼福眼福だよ~(´∀`*)

お礼にあたしの可愛い写メもあげるねー(´▽`)


男「…もらっても困るが、まぁいいか。とりあえず『可愛いね』って返信しておこう。それにしても幼の可愛さは分かる人と共有するべきだよな、うん」

今日はここまでです。初めての二人っきりのお泊り旅行はどんな波乱の旅になるのか、続きを待て

あぁ、自分で書いといてなんだが幼馴染は可愛い←結論

その後、女ちゃんのいろいろな画像が送られてきたり幼の寝顔をいろいろな角度からとった写メを送ったりして長々と幼の可愛さについて語り合っていた


幼「んん…んっ…」モゾモゾ


幼がそろそろ起きそうだしメールをやめる


幼「ふぁ~あ、んぅ…おはよう」


幼が寝惚け眼で俺を見る


男「おはよう、よく眠れたか?」


幼「ん、いい夢見れたよ」


男「へぇ、どんな?」


幼「ふふ、君には言えない。かな…///」


気のせいか幼の頬がほんのりと赤くなっている。…気になるなぁ

幼「それより向こう向いていてくれるかな?」


男「何でだ?」


幼「いやね、乱れた髪をセットし直したくてね」


男「お前でもそういうの気にするんだな」


幼「まぁね…君の前だからというのもあるけど」ボソッ


後半はよく聞こえなかったが、そういうのは気にしても仕方ないと思うわ。特にこいつの場合は

幼「男、見ろ。海が見えてきたぞ」


男「本当だ。海に来んのも久しぶりだな」


幼「ボクはほぼ初めてと言ってもいいな。泳ぐのが楽しみだよ」キラキラ


幼の目が輝いている。こいつ妙なところで子供っぽいな、無論そこも可愛いところだ


幼「まだ着かないのかな」


男「さっきもうすぐだとガイドが言っていたな」


幼「そうか、と言っても今日は泳ぐ時間無さそうだな」


男「じゃあホテルでゆっくりして明日泳ぎに行くか?」


幼「うむ、そうしよう。山に行くバスに乗るのは明後日だし」




男「へぇ、いいホテルじゃん」


幼「そりゃね、ボクがダメな安ホテルを選ぶわけ無いじゃないか」





フロント


幼「予約入れていた。お、男…夫婦、です…///」


男「!?」


受付「はい、予約されていた男ご夫妻様でよろしいでしょうか」


男「ちょっ、えっ?」


幼(いいからボクに合わせてよ///)ボソボソ


男(お、おう…)ボソボソ


男「は、はい。式挙げたばかりで新婚ほやほやの男夫婦です。お似合いでしょ?あっはっはっは」


幼(演技下手だね)ボソボソ


男(ほ、ほっとけ!)ボソボソ


受付「部屋は301号室になります」つ鍵

男「で、説明が欲しいのだが」


幼「君は馬鹿か?ああ言わなきゃどっからどう見ても高校生の男女二人が一つの部屋に泊まれる訳がないじゃないか」


男「…それもそうか」


幼「この知恵足らず」ボソッ


男「今何か言わなかった!?かなり辛辣な言葉が聞こえたような!?」


幼「なに、大好きだと言っただけだよ」


男「絶対嘘だ!!」

男「そういえばさっき夫婦って言う時何気に照れていたよな?」2828


幼「き、気のせいだよ」アセアセ


男「実はかなり恥ずかしかったんだろ?」2828


幼「ち、違うよ」


男「それにしてもお前と夫婦か、いいねぇ」2828


幼「ぼ、ボクはそんなことちっとも考えてないけどね///」


男「どうだか?ひょっとしたらお前の願望なんじゃないのか?」2828


幼「ち、違うよ!君のことなんてこれっぽっちも…///」


男「ツンデレ乙、ってかさっき大好きって言ってたような…?」2828


幼「う、うるさい!///」


ドゴッ、バキッ、ドガッ


男「調子に乗りすぎましたゴメンなさーい!!」


殴り飛ばされ、蹴り飛ばされ、さんざんDVされました(だいたい俺のせい)

幼「中々いい部屋だな、なぁ男?」


男「そうだね…」


今日の教訓(今日だけに)、幼をからかうときは程々にしよう。じゃないと命の危機が訪れます


幼「…暴力系ヒロインにジョブチェンジでもしようかな」


男「まだ怒ってる!?」

男「部屋自体も広いしソファーも気持ちいい。良い部屋だわ」


幼「窓も大きいな、綺麗な海が見えるしビーチも一望できる」


男「しかし、問題は…」


幼「うむ…」


男「何でダブルべッドなんだということだ」


幼「多分夫婦って名乗ったからかな…」


男「部屋変えてもらうか?」


幼「いや、別にこのままでいいよ」


男「いやいや流石にマズイだろ」


幼「このままでいい」


男「いや、マズイって…受付に言って変えてもらおうよ」


幼「このままでいい」


男「じゃあ行ってくるわ」


幼「」ギュ


男「幼?」


受付に行こうとしたら手を掴まれた


幼「このままでいいって言っているじゃないか…」


男「分かったよ。そんなにこの部屋が気に入ったのか」


幼「…そうじゃないんだけどな」ボソッ

幼『男、悪いが脱衣場に寝巻きを持って来てくれないか?部屋に忘れてきてしまったんだ』


風呂場から幼の声が響いて聞こえてきた


男「あいよ、ちょっと待ってな」


そんなわけで脱衣場にパジャマを持って来たのだが


男「ここに置いとくぞ」



幼『うむ、ありがとう』


風呂場に繋がる目の前のドアのすりガラスにシャワーを浴びているらしい幼のシルエットが浮かび上がっている


男「…」


この扉一枚挟んだ先には一糸纏わぬ幼の肢体があるのか…


男「…」ゴクッ


唾を飲み込む


男(って、さすがにそれはマズイって!ギャグ補正のDVじゃすまない、間違いなく殺される)


理性だ、理性を強く保て俺!


男「…」


幼の脱いだ下着が目に入る


男「黒…だと?」


幼「男、君はボクが入浴しているというのに脱衣所でさっきから何をやっているんだ?」


男「な、何もしてないです!今出ます!!」

その後


幼「今入ってきたよ。いいお湯だった」


男「あぁ…」


幼が出てきた


濡れた長い黒髪、ホテルが用意したゆったりした寝巻き、まだ完全に乾いてないため少しだけ水気のある肌


…エロい


幼「君も早くシャワーを浴びてきたまえ」


濡れた綺麗な長髪をかき上げて色っぽく言う幼


男「…エロい」


バスッ


男「ぬがっ!」


幼「アホなこと言ってないで早く浴びてこい!!///」

男「いてて…枕とはいえ本気で顔面めがけて投げてきたら痛えだろが。ってかわざとじゃねえんかい」


あの言い方とか風呂じゃなくてシャワーっていうところとかわざとかと思ったじゃねえか


男「そういえばこれ、幼が入ったお湯………」ブクブク


何故か湯船に沈んでしまった。はい、わざとではありません。えぇ、わざとではありませんとも


男「…たまにはゆっくり風呂に入るのもいいな」

幼「男、君も寝巻き忘れているぞ」


男『あ、そうだっけ?ありがとう』


あれ?おかしいな、ちゃんと脱衣所に持ってきたはずだったのだが…まぁいいか


幼(…男の着ていた服)


幼「…」ドキドキ


幼(お、男の臭いだ)スー、ハー


男『幼?何やってんだ?』


幼「ひゃあ!」ビクゥッ


男『お、幼…?』


幼「な、なんでもないよ。うん、なんでもないからね」ドキドキ


ひゃあ?…

>>417
ミス、最後の一行


ひゃあ?…まぁいいか、なんでも




幼「そろそろ寝ようか」


男「あぁ」


幼「?、何でソファーで横になっているんだ?」


男「いや、ここで寝ようかと」


幼「えっ…」


男「何だよ?」


幼「いや、何でわざわざソファーの上で寝るんだ?」


男「だってお前はベッドで寝んだろ?だから俺はソファーで寝るよ。床で寝るのはさすがに固すぎて嫌だし」


幼「このベッドで寝ればいいじゃないか」


男「お前は?どこで寝る気だよ?」


幼「いや、ボクも、君といっしょに…」ゴニョゴニョ


男「何?良く聞こえなかったけど」


幼「き、君がどうしてもと言うのなら…いっしょにベッドで寝ても、いい…よ」


男「いや、さすがにそれはマズイって」


幼(このヘタレめ、ボクがこう言っているってのに…)


幼「君がそうしたいと言うなら、いっしょに寝てあげてもいいよ?」


男「いや、だからそれは…」


幼「君がそうしたいと言うのなら、いっしょに寝てあげてもいいよ」


男「だから」


幼「君が、そうしたいと、言うの、なら」


男「いや、俺はソファーで寝るからいいよ」


幼「き み が そ う し た い と」


男「…分かったよ。俺もいっしょに寝ていい?…これでいいか?」


幼「…しょうがないな、そこまで言うならいっしょに寝てあげるよ。まったく君はわがままだなぁ」


男「…全部俺のセリフなんだがな」

幼「…」


男「…」


幼「おやすみ」


男「あ、あぁ…おやすみ」


…数十分後


幼「くー、くー」


男「…」


ね、眠れない!ってか眠れるかよ!!


だいたいさぁ、俺たち高校生だよ?世間一般に一番性欲が強いって言われる男子高校だよ?


そんな俺が好きな相手と同じ布団に入って心身穏やかに眠れると思うか?無理だよ!


ちなみに俺は幼とは逆の方を向いている。今無防備な幼の顔と体を見たら俺のビックマグナムが暴発しそうだ


幼「んっ…んぅ…」


男「…」


無意識なんだろうけどお願いだからその色っぽい声出すのやめてくれ、反応してしまう


幼「ん…男ぉ」


男「」ピク


や、やめてくれ!


幼「…んん、逃がさ…な、い」ギュウ


男「~っ」ドキドキ


後ろっから抱きしめられる。危うく声が出るところだった


男「お、おい…起きて、いる…のか?」ドキドキ


幼「…スー、スー」


やばい、背中に何か、何か柔らかいものが!!


男「お、おい幼…」ドキドキ


幼「すー、すー」


どどど、どうしよう…心臓が早鐘を打ちすぎて死にそうだ


幼(ふふ、幸せ)




幼「おはよう、気持ちのいい朝だな」


男「そうか?そいつは良かった…」ゲッソリ


幼「どうした?なんだかげっそりしているが」


男「は、ははは、気にするな。ちょっと良く眠れなかっただけだ…お前は良く眠れたか…?」


幼「うむ、ボクは最高の夢を見たよ」


男「そうか、そりゃあ良かったな…」


多分ものすごく怨んでいる敵を抱きしめて粉砕骨折させて倒した夢でも見たんだろうな、そりゃあ寝起きもいいわけだ

ホテル内のゲームコーナー


幼「なぁ男、こいつはなんだ?」


男「ん?占いをしてくれる機械だな。生年月日と血液型、星座なんかを入力すると男女の相性を占ったくれるやつだよ」


幼「ほぉ、試しにやってみるか」


男「お前がか?」


幼「君とだよ」





「相性バッチリ、あなたたちは離れていても互いに互いを想っている相思相愛の仲で…」


男「こ、こういうのってなんか聞いてて恥ずかしくないか?」


幼「そうか?分かりきった当たり前のことを述べられているだけで面白味も何も無いと思うけどね」


「…特に、互いに『相手はこんなことしないだろう』と思っている変態行為を似た形でどちらともやっているほど似た者同士♪」


幼&男「ぶっ!!」


男「なんだこの機械!変態行為って…そんなことを言う恋愛診断があってたまるか!!」


幼「…」


ま、まさかな…幼が俺みたいに好きな奴の着ているものを見てハァハァしているわけないもんな


幼(ま、まさかね…男はたまに変態なことを言うけどあれは冗談で本物じゃないだろうからね。ボクみたいに好きな人の着ていたものでスーハーしていたりするわけないもんね)


男「は、所詮は占い。当たる訳がないさ、なぁ幼?」


そうだよ。あの幼が好きな人が入ったお湯に浸かって妄想していたりするわけないもの


幼「そ、そうだね。手相占いとかならともかくこんな機械での占いが当たるわけないよ」


幼(うむ、その通りだ。男がこれから好きな異性が入る風呂の中で長い間妄想したりなんかするわけないものね)


男「さ、さてそろそろ日も高くなってきたし昼飯食ったら海に泳ぎにいこうぜ」


幼「そ、そうだな」

浜辺


幼「お、男、どうだろうか。この水着は…?」


男「おぉぉぉ!!」


幼「そ、そんなに良かったか?」


男「お前、思ったよりあるんだな」


幼「?…って、どこ見ているんだ!」ドゴッ


男「ぐふっ、い、いや、冗談です。可愛いです。鼻血が出てきた。マジで」


じょ、冗談言っただけでそんなに殴らんでも…

幼「海はいいな、熱い日に泳ぐととても気持ちいい」


男「き、傷口に海水が染みる…」


幼「男、ちょっと潜ってみたまえ。綺麗な魚が泳いでいるよ」


男「あ、ほんとだ。可愛いな」


幼「ボクとどっちが可愛い?」


男「え?そりゃ、勿論お前だ」


幼「魚なんかと比べられるなんか心外だな、最低だ」


男「えー」





幼「見ろ、あそこにも可愛い魚がいるぞ」


男「そうだな」


幼「ボクとどっちが可愛い?」


男「あんなのと比べること自体おかしいだろ」


幼「ボクが比べてくれっていっているのになんだよその答え、君には女心がわからないというのか。最低だな」


男「どうしろってんだよ!!」

今日はここまでです。少し甘くしすぎましたかね


オマケ


手相占い師「君たちの相性は超バッチリ、離れていても互いに思い続けるほど相思相愛で互いに『相手はこんなことしないだろう』と思っている変態行為を似た形でどちらともやっているほど似た者同士」


男「」


幼「」

見直して思った
指紋認証システムだけじゃなくて
網膜認証システムも取り入れた方が良いと思う

幼「男、ボクはそろそろホテルに戻るよ」


男「そうか?じゃあ俺も…」


幼「いや、君はもう少し遊んでいたまえ」


男「いや、俺も戻るって」


幼「いいから」


男「何で?」


幼「い い か ら」


男「お、おう…?」

ホテル


幼「ふう、疲れた…」グテー


幼「こんなに無防備でぐったりしている姿は流石に男には見られたくないからな」フニャー


幼「…これは、男のケータイじゃないか。置きっぱなしだったのか、無用心だな」


幼「ふっふっふ、ボクに中身を見られても知らないよってね」


幼「…って暗証番号付きか」


幼「まぁ、ボクにかかれば暗証番号なんて軽いけどね」


幼「45450721っと。…流石にそこまで変態ではないか、男だったらあり得ると思ったがな」


……………


男「何か酷い評価を受けている気がする…」

幼「分からないなぁ…まさかとは思うけど」


幼「お さ な な じ み」


037743


幼「まぁ、男がボクの名前で設定してるわけないよね…あれ?」


幼「…開いた。まさか男がボクの名前で設定してるなんて…」


幼「………」


幼「…///」

幼「ま、まぁ、気を取り直して…見ていこうかって…」


幼「ま、待受画面の壁紙がボクの寝顔…///」


男「あー!」


幼「わっ、わっ、わっ」ビクッ


男「おま、おま、お前何やってんだよ!!」


幼「な、何も」


男「け、ケータイ見たか?」


幼「いや、見てないよ」


男「…確かにロックもかかっているな」


幼(あ、危なかった。ギリギリロックかけ直せた)


男(あ、危ねえ、待受画像見られたら終わってたぜ。いくら大好きだからって寝顔を待受にしてたら変態認定されかねないからな…)


幼(ふむ、ボクも男の寝顔を待受にしようかな…)




幼「男、先にシャワー浴びてきなよ」


男「お前もはやわざと言ってるだろ」

幼「さて、先ほどの続きをしようか」


幼「ふっふっふ、ケータイを置きっぱなしとは無用心だな、君の暗証番号ぐらいお見通しなんだよ」


幼「むぅ…待受がボクというのはやはり少々恥ずかしいな」


幼「さて、あの慌てよう…この中にはどんな秘密があるのかな」


幼「まずは画像かな、どれどれ」


幼「…ボクの隠し撮り画像ばっかじゃないか。…まぁ、悪い気は…しない、な」


幼「…あれ、ここから違う」


幼「女のセクシーショット…」


幼「なんでこんなに沢山…」

男「いやー、良い湯だったわ。お前も早くシャワー浴びてこいよ」


幼「…」


男「幼?」


幼「この…」


男「?」


幼「この、浮気もん!」


男「ぬわっ!!」ボスッ


なんで?なんでまた枕が飛んでくるの!?


男「いってー、って、うわっ!!」


ガッシャーン


男「危ねえ!置時計はマズイって!!」


幼「うっさい、この浮気者!!」ブン


男「ぬわー!ぎゃー!!ふんるわぁー!!!」


置時計、六法全書、本棚、色々飛んでくる。死ぬ、本棚は死ぬ


幼「法の裁き(物理)を受けろ!!」


六法全書がいくつも飛んでくる


男「違う!使い方が全然違う!!ってか俺が法に触れることをしたか!?」


幼「うるさい!ボクが大好きって言ったくせに!ボクが一番って言ったくせに!」


男「だから俺が何かした!?」


幼「これだよ!」


男「げっ、ケータイ!?いつの間に!」


幼「げっ、っていうことはやっぱりやましいと分かってて…」


男「…」


言い返せない、ケータイってことは…やっぱ隠し撮りのことだよな、流石に怒るよな…


幼「なんとか言ってよ!何でボクじゃない写真があるんだよ!!」


やっぱり幼のしゃs…え?


男「…なんで怒っているのか理由を」

幼「君に騙されたからだよ!ボクの気持ちを、踏みにじって…」


男「お前は俺が女の写真を保存してたから怒っていたと?」


幼「簡単に言えばそうだよ!!」


男「ちゃんとそう言って欲しかった…」


幼「なんだよ!まるでどうでもいいみたいじゃないか!!ボクは、ボクはどうでもいいっての!?」


男「ちげえよ、俺はお前が好きだ」


幼「じゃあなんでこんなにあいつの画像があんのさ!!」


男「見てみろ、全部同じ画像だろ?お前のは色々な角度や表情を撮っているし」


幼「だから何?」


男「試しに一つ削除してみ?」


幼「削除しても許しは…増えた。どゆこと?」


男「消したら増える。ってか画像開いたら勝手に画像保存された…ウイルスじゃねーか

幼「だ、だったらこのメールは何!?天使みたいに可愛いとか、愛がオーバーヒートするほど大好きとか」


男「その前の女さんのメール見てみろ。幼の可愛いさについて話し合ってたり、俺が幼のことをどう思ってるか聞いてきたり」


幼「え…」


男「つまりお前が今読んでたのは俺のお前に関する感想なわけだが」


幼「…てん…し……おーばー…ぷっ…」


男「笑うなコラ」

幼「だったら、浮気は…」


男「お前の妄想だよ…いてて、無駄にアザできた」


幼「…」ウル


男「うわ、お前何泣いてんだよ!」


幼「泣いてないよ…」


男「いや、だって」


幼「…安心したら何か出てきただけ…泣いてなんかないよ…」


男「…素直になれよ」ナデナデ


幼「うっさい、ボクの頭を勝手に撫でるな!」


男「じゃあ許可とればいいのか?撫でてもいい?」


幼「…いいよ///」


男「まったく、やっぱり素直じゃねえじゃねえか…ってかほんのり赤くなってね?」


幼「…風呂でのぼせただけ///」


男「お前が入ったのずっと前だろ」

幼「なぁ男…そろそろ寝ようか」


男「そんな真っ赤な顔で言われるとシュチュエーションがやばいこt…」


幼「う る さ い」


男「かなりエr」


幼「それ以上言ったら殺すよ?」ゴゴゴゴゴゴ


男「あ、はい」

そしてベッドシーンに突入する男たちであった


男「おい、地の分までエロくなったぞ」


幼「バカなこと言ってないで早くボクの隣で横になりたまえ」


男「…もうつっこまないぞ」


電気を消す。もちろんエロいイベントは無いです

幼「男…」


男「何だ?」


幼「こっち、向いて」


男「断る」


幼「何故だ?ボクからの頼みだぞ」


男「いや、だって…」


幼「だって、何さ」


男「…」


言えるか!今この環境でお前の顔を間近に見たら確実に俺のバレットライフルが火を吹いちまうなんて


男「とにかく嫌だ。俺は寝るぞ」


幼「何故だ、いいじゃないか。こっち向いて寝るだけでいい」


男「…」


とりあえず寝たふり


幼「…いいよ。じゃあ…抱き枕程度にはなってくれよ?」ギュウ


男「!?」


またか、またなのか!背中にその柔らかな膨らみを押し付けるのはやめてくれ!!


男「…」ドキドキ


ヤバイな、これ…また寝不足だ


幼(…ふふ、癖になりそう)




幼「おはよう、気持ちのいい朝だな」


男「…寝不足なんだが」


幼「それはいけないな、睡眠はちゃんと取らなければ」


男「誰のせいだ、誰の」


幼「何言っているんだ?君はボクが抱き枕にしたときにはグッスリだったではないか。ボクは君の寝不足に関与してないよ」


男「ぐぬぬ…」


幼「ほれ、早く準備しなよ。バスに乗って山行くんだから」


男「あぁ、やっぱりマジなんだ…」

バス内


幼「男、背もたれによたれかかってどうした?」


男「寝る。昨日も一昨日もほとんど寝れなかったからな」


幼「ダメ」


男「何がだよ…」


幼「暇だ。相手しろ」


男「俺寝たいんだけど…」


幼「ダメ、ボクが暇になるだろ」


男「ぶっちゃけお前がどうなろうがわりと本気でどうでもいいから寝かせろよ」


幼「…そんなこと言うと寝てる間に落書きするよ?肉って額に書いちゃうよ?」


男「変な嫌がらせはやめろ。じゃあお休み」


強制的に会話を終わらせてやる


幼「暇だ」ギュー


男「いてててて、やめろって!」


幼「ボクが遊べっていっているのに寝ようとする君が悪い」


男「う~、目が覚めちゃったよ…」


幼「それは好都合だな、ボクの暇潰しをしてくれ」


男「酷い…」


結局一睡もさせてもらえぬまま旅館まで幼の遊び相手を務めることになった。子供か、あいつは

幼「ボロいな…中も」


男「ボロいな…中」


おかみさんに予約していたことを告げ(夫婦っていったとき幼がほんのり赤くなっていたから指摘したら殴られたが)部屋に通される


幼「でも中々良い部屋だな」


男「あぁ。山の緑や色とりどりの木々の花が見える良い部屋だ」


幼「男、ここまで来ると君が野生で暮らしていた頃のことを思い出すんじゃないのかい?」


男「そんな覚えねえよ!!」


幼「何言ってんだ。君はもともと山猿だったじゃないか」


男「なんの話だよ!知らねえよそんなこと」


幼「さぁ、いよいよ山に帰る時だね」


男「帰らねえから!!ってか山出身じゃねーから!!」

ブルルル…ブルルル…


男「ん、電話だ。ちょっと出てくる」


幼「早く戻ってきてくれよ。君のターンだからな」





女『やっほい彼氏君』


男「お前か、なんだよあのウイルスは!」


女『んふふ~、おかげで幼ちゃんの嫉妬が見れて楽しかったでしょ~?』


男「散々だったわ!実はあの後ねちっこく言われたんだからな!あんなものを送る仲だったのかとか嬉しかったかとか、口調は笑ってたけど目は全然笑ってなかった…」


男「…ちょっと待った、なんでお前嫉妬のこと知ってんの」


女『にぱー、何でだろうね。何でだろうね』


男「盗聴?」


女『あったりー』


男「ふざけんな、今すぐ外してやる!…どこだ?」


女『さあねー、また楽しいことが起こるのを待ってるよ~』


男「…切りやがった」

少ないですが今日はここまでです。ところで少し話を聞いてくれないか?


…一目惚れって、都市伝説じゃないのな


ここで話すことじゃないしブログやチラ裏にでも書いてろとか思うかもしれない。でも、誰かに、おまいらに聞いて欲しいんだ


俺は今修学旅行でマレーシアにいるんだ

今日な、現地ですごく可愛い金髪(ブロンドっていうのか?)の子を見かけてな、一目惚れしちまったんだよ

もちろん英語も使えずシャイな俺は話しかけることができず、遠くから見ただけで離れるしかなかった…

…胸が痛い、これが切ないって感情なんだな…

今まで二次の女にしか、三次でも動物にしか萌えなかった俺が始めて三次の人間の女に萌えた、惚れたんだ


そして、偶然間近で見る機会があった










…うん、百年の恋も冷めるね。ありゃ


ということで、結論。女は二次に限る!三次は猫や狐にしか萌えないよ!!

二次元>>>>>>>>絶対に越えられない壁>>>>>>>>三次元
は常識

(夫婦っていったとき幼がほんのり赤くなっていたから指摘したら殴られたが)
↑これkwsk

>>460

男「海辺のホテルとあんまり変わんないよ。kwsk知りたい?」


幼「わっ、わっ、言わなくていいから!」


男「ふっふー、聞かれたら答えなきゃならないのがssなんだよな!」


幼「ダメ!」


男「断る」

幼「よ、予約入れていた…男…夫婦、です…けど///」


男「どうした?また顔赤くなっているけど」


幼「うるさい…///」


男「そんなに恥ずかしいのか~?」2828


幼「うるさいよ…///」


男「かわいいなぁおい」2828


幼「うるさいってば!///」ドゴッ


男「グフッ…調子に乗りすぎましたゴメンなさい!!」





男「的な」

本編


幼「電話、誰からだった?」


男「すべての黒幕、天使みたいな顔した悪魔からだったよ…」


幼「?…まぁいい、君のターンだ。早く動かしたまえ」


男「ん?あぁ…ちょっと待った、俺がいない間に駒勝手に動かしただろ」


幼「何のことかな?」


男「さっきまでキング囲まれてなかったぞ!たった1ターンでこうなるとはとても思えねえ!!」


幼「気のせいだよ、そんなふぐりの小さなこと言っていたら大きな男になれないぞ」


男「小さくねえ!ズルはダメだから!!」


幼「いいから進めたまえ」


男「どう進めろと!?完全に詰んでるじゃねえか」


幼「では、ボクのターンだな。はいチェックメイト」


男「おいこらふざけんな!!」




幼「なぁ男、夜に見る桜ってのはどうしてこうも風情があるんだろうな…」


男「そうだな、旅館のライトに照らされる山桜…かなりいいよな」


幼「うむ…君と見れて実に良かった」


男「それはいいが、寄りかかってくるのやめてくれない?」


幼「…ふふ」

「男夫婦様、料理をお持ちいたしました。山菜尽くしのフルコースです」


幼「…」


男「あぁ、ありがと」


幼「…夫婦///」


男「幼?」


幼「いや、早く食べちゃおう」


男「そうだな、旨そうだ」




男(…何だこの飲み物、なんか甘いような辛いような…)


幼「男ぉ…」


男「何だ?…うわっ」ドサッ


幼「ふふふ…」


男(え、何?なに!?何で俺押し倒されてんの!?)


しかも妙に力が強い


幼「君はボクの物だよ…///」


よーく見たら顔赤いし


男「お、おい…幼?」


幼「男ぉ、大好きだよ…ヒック///」


ヒック?


幼「ん~」ブチュ


男「!?」

お、おおお、思いっきりキスされてる!!


チュ、クチュクチュ…


お、幼の舌が俺の口内に侵入して、俺の舌と絡み合って…


幼「ンチュ…大好きだ///」


そしてまた襲われる…分かった、酔ってやがる。あれお酒か!!


男「お、幼、ちょっとストップ!!」


幼「嫌だよ…ヒック///」


男「み、水飲んで落ち着け!」


幼「君は…ボクじゃ不満足かい?///」


男「男、い、いや…そういうわけじゃ…」ゴクリ


ズレた浴衣からむ、胸チラ…


幼「おや、ボクのここに興味があるのかい?…ヒック、まったくしょうがないなぁ君は///」


男「ちょ、ちょっと待った!!」


幼「ふふふ、待っててね///」


シュルシュル


着物と肌が擦れる音が聞こえる


お、俺の理性よ!頼む、保ってくれ!りせーい!!

盗撮してもいいですか

>>469
男「俺が許さん!」





幼「忘れろ!忘れろ!!忘れろ!!!///」ドガッ、ボスッ、ドゴッ


男「タンマ!俺悪くない!!俺無実!!」


幼「だったら忘れろ!!」ナグリ、ケリ、オラオラッシュ


男「無理だから!一度刻みつけた記憶は消えないから!!」


幼「…何を見た?」


男「…さ、さぁ…?」


幼「何を見た?」


男「…しっかり忘れたから、もう殴んないで!」ヒー


幼「な に を 見 た ?」ゴゴゴゴゴ


男「…酔ったあなたと服を脱いだあなたです…」


ちなみに貞操も童貞も守られています。嬉しいような悲しいそうな…惜しかったような


幼「よし、記憶を無くすまでぶん殴ろう」つ金棒


男「ちょ、待って!」


幼「問答無用!!」


男「ぬわー!」

男「痛い…」


幼「忘れた?」ニッコリ


男「忘れました…」


幼「ふふ…ならいい」ニコ


男「怖い…」ガクブル


幼「さて、そろそろ寝ようか」


男「そ、そうだな」


男(ここはダブルベットとかじゃないから昨日みたいに寝不足になることはないな…)


幼「さ、布団をひこうか」


男「あぁ」

男「…何で隣にひいてんの?」


幼「いいじゃないか」しれっ


男「いや、あの…」


幼「いいじゃないか」


男「あの…寝不足が…」


幼「関係ないよ」


男「いや、大いにあるんだが…」


幼「いいじゃないか」


男「拒否権は?」


幼「あるよ」


男「拒否します」


幼「ダメ」


男「拒否権くれたんじゃないの?」


幼「誰も受理するなんて言ってない」


男「あぁ…またそれか」


幼「さ、寝ようか…」


男「分かったよ…今度こそ頑張って寝るさ…」

幼「…」


男「…」


うん、これなら、何とか寝れそうだな


幼「男、何か寝にくい…」


眠っているのと起きているのの中間あたりの声で幼がそう言ってくる


男「何でだ?」


幼「ボク…いつもくまちゃん抱いて寝てるから…」


マジか、そんなの初めて聞いたぞ


あ…あれか、寝ぼけていて隠していた秘密を…うん、聞かなかったことにしてあげよう


…想像すると萌えるな


男「で?」


幼「そっち言っていい?…抱き枕」


男「え」


幼「」モゾモゾ


ちょ、布団に入ってくる


男「ちょ、待っ!」


幼「男ぉ…」


男「…」


ダメだ。なんで俺は強く出れないんだ…何故だが拒否できないんだよなぁ


幼「ふふ…おにゃすみぃ~」


男「…」


幸せすぎるんだが…




ダメでした。結局寝不足です


ブルルル


っていう電話の振動音で起こされた


『やっほ~、おはよう彼氏く~ん』


のんびりとした声が電話の向こうから鳴る


女『昨日はお楽しみだったね~』


男「お前かい!ってか全部お前のせいだろ!!」


女『うふふ~、あたしは何にも関係無いよ~あたしが黒幕としてどうやってお酒を出させるのさ~』


男「そ、それもそうか…」


女『まぁ夫婦って言えば大丈夫だよ~って言ったのはあたしなんだけどね~』


男「やっぱりお前が黒幕じゃねえか!!」


女『ふふふ~、そんなに大声出したら起きちゃうよ~?』


男「く…」


女『それじゃあまた面白いことがあったら電話するね~。あ、幼ちゃんの寝顔またよろしく~』


男「おい待て切るな!!」


ツー、ツー、ツー


男「切られた…」

今日はここまでです

そういえば言い忘れてましたが今回は>>328のレスを元に書きました。遅くなってしまいすいません←全体的に言えることですが…

今日学校間交流で現地のJKと遊ぶことになったんだが…

科学者たちは一秒でも早く翻訳コンニャクを完成させるべきだと思うね

あとtwitterを聞かれてもI don't twitter、メアド聞かれてもI haven't fhonって言ってしまう俺を誰か冥王星まで殴り飛ばしてくれ

男「…本当にどこに仕込んであんだよ。盗聴機」


幼「…」


男「お、起きたか?」


幼が寝惚け眼で起き上がる。まだ頭の中は眠っているかのような顔だ


幼「おは…ふぁぁあ、おはよ~」


幼「…え?」


男「うん?」


幼「な、何でボクは君の布団で寝てるの!?」


男「え?覚えてないのか?」


幼「お、おぼ、覚えてなんかないよ。何かあったの!?」アセアセ


男「…」


どうやら本当に覚えてないようだ…ただくまちゃん抱き枕の代わりにされただけだが


面白いこと考えた。思いっきり嘘ついてからかってやれ、いつもからかわれてるしそんぐらい神様だって許してくれるさ


男「覚えてないのかそうか、昨日お前は一人じゃ寂しいよとかエロい言葉使いをしながら俺の布団に潜り込んできてたよ」


幼「え?」


男「その後俺を抱きしめながら眠りつくまでキスされまくったっけなぁ」


幼「…っ///」カアァァ


わお、真っ赤になってる。おんもしろーい


幼「…れろ///」


男「え?」


幼「忘れてぇぇ!!///」ブン


男「わー、暴力反対!!」

その後、また後頭部を殴られた…痛い


そりゃ自業自得だけどさ…加減というものをゴニョゴニョ…


幼「あーもう、何で二度も君に恥ずかしい姿を晒さなきゃならないんだ///」


男「可愛かったからいいよ」b


幼「良くない!そう問題じゃないの!!///」


男「少なくともお酒は仕方ないだろ」


黒幕いたけど…


幼「うぅ…そうじゃないんだよ///」


男「じゃあ何?」


幼「だ、だから…酔った故の行動ってのは…理性が飛んで、本音のみの状況…だから…///」


男「だから?」


幼「本音…のみ、の…///」


男「ほら、大きな声で!どういうことか詳しく!!」


幼「…バカァ!!///」ブン


男「ぎゃーす!!」ドガーン

男「…全治三週間」


幼「何を言う、君の自業自得じゃないか。それとも介護がいるかい?」ニコニコ


男「いらねえよ…あ、やっぱり肩貸して」


幼「まったく、仕方ないな」ニッコリ


いい笑顔だなちくしょう…


なんとか、なんとかこいつを降参させてやりたい


…ふむ

幼「ほら、肩」


男「おう」


今だ!


肩によりかかるフリをして口元を耳に近づける


男「幼、大好きだよ」


幼「…!?///」カアァァ


ちっ、無言で耐え凌ぎやがった


幼「ふ、ふん…ボクがその程度で動揺するわけ無いじゃないか。前にも言ったけど同じ手はもう通用しないよ///」


男「へぇ、その割には顔が赤いぞ?」


幼「き、気のせいだよ…でも///」


男「でも?」


幼「不意打ちは…卑怯、だよ…///」


男「はいはい、じゃあ今度はお前の顔をジーっと眺めながらじっくり言うとしよう」


幼「それも…///」


男「嫌か?」


幼「どう、だろう…ね///」


男「悪くはないだろ?…大好きだ。何よりもな」


幼「………卑怯者///」




男「顔の赤みは取れたか?」


幼「誰のせいだと思っているのさ…」


男「さぁな…で?今日は何すんだ?」


幼「決まってんだろ。ここは山だよ?」


男「登んのか…お前体力持つのか?」


幼「…流石に山を登る体力ぐらいはあるよ」




幼「男ぉ、早いよ…」ハァ、ハァ


男「体力切れんの早すぎだろ…」


幼「君が進むのが早すぎるんだよ…」


男「悪い悪い、もうちょっとゆっくり歩くから」


幼「頼むよ…」

ドサッ


幼「いた…」


転んでしまった…足元が疎かだったかな


幼「とりあえず応急措置を…」ギュ





幼「あれ?男?…お と こ!」


幼「…男ぉ。どこ?置いてかないでよぉ…」

男「なんだろう、どっかから置いてくふりをしろって声が聞こえた。だから隠れた。俺は悪くねぇ」


そんなこんなで見えない位置から幼を監視する俺…うん、酷い奴だな


幼「うぅ…かっこ悪いところ(転んだこと)を見られなかったのはいいけど…はぐれちゃった」オドオド


オドオドしてる!まさか幼がこんなにオドオドするなんて…可愛いな


幼「男ぉ…」ウル


な、涙目…そろそろ出ていってやるか

男「幼、ごめん勝手に行っちゃって!でも見つかってよかった、心配したぜ」


幼「…酷いな、ボクを置いていくなんて。…絶交してやろうか?」


男「い、いや…俺が悪かった!もう絶対置いていかないから!!」


幼「本当?」


男「勿論!」


幼「じゃあ…許す。…心配、してくれて…あり、がと」グスン


男「ところでお前泣いてたの?」2828


幼「何か言った?」ギロリ


男「いや、何でも」

幼「男」


男「ん?」


幼「また置いて行かれるのは嫌だ…」


男「だから悪かったって…」


幼「だから…」


男「ん?」


幼「手…引いてよ…」


幼が俯きながら手を出してくる


男「分かったよ。ゆっくり行こうな」


幼「…うん」

男「ほら、頑張れ」


幼「はぁ…はぁ…そろそろ、休まないか?」


男「またか?」


幼「じゃなかったら抱きかかえて連れていってよ…」


男「分かった、お姫様抱っこな」


幼「しなくていいから!!///」


男「まぁまぁ遠慮なさらずに」ヒョイ


幼「わっ、こらっ!降ろせ!!」


男「遠慮するなって」


幼「するよ!分かったよ自分で歩くから!降ろしてよ!!」

幼「はぁ…はぁ…」


男「ほら、頂上が見えてきたぞ」


幼「わぁ…」


男「これが見たかったんだろ?」


幼「綺麗だ…いい景色だな」


男「疲れるけどこれが良いんだよな…達成感があって」


幼「男、君と来れて…本当に良かったよ」


幼が少し身を寄せてくる


男「そうだな」ナデナデ


幼「…ふふ」ナデラレ

今日はここまでにします


…マジで翻訳こんにゃく開発されないかな…

fhon じゃなくてphone な、どうでもいいけど


文法も怪しいけどまあいいんじゃないかな
>>1のお題からの発展のさせ方上手いな

改めて最初から読み直したら女さんが某たいちょーさんで脳内再生された。そして>>318の「しない」が「死ない」なのは狙っていたのかと笑ってしまった


とりあえず乙!

>>498
pじゃなくてfか!そこか引っかかってたのはまた一つ賢くなったぜ

>>499
マジで!?文法だけは間違えてない自信あったんだが…ふむ、中間が不安になってきた

>>502
うん、狙ってた。…と言っても打ち間違えをわざと放置しただけだがww


修学旅行の体験談で言うとぶっちゃけ2、3の単語と身振り手振り、雰囲気でなんとなく会話できた
人間同士、言語は違えど通じ会えるものはあるんだな


んなわけではっじめっるよー

下山


男「早く来いよ、また遅れてはぐれちまうぞ?」


幼「ま、待て。こんな急な坂道で、地面絖ってるし…きゃっ!!」


男「おっと」ガシッ


けっつまずいて転び落ちそうになった幼を両手で受け止める


幼「あ、ありがとう…///」


ちなみに今は喜劇の1シーンみたいな格好だ。俺の腕に倒れ込み、腕の中から幼が俺の顔を見上げて赤くなってる


幼「き、君にも男らしく頼もしいところがあるものだな///」


男「そういうお前もそんな女の子らしい声出すんだな」


幼「っー、わ、忘れろ!///」ジタバタ


男「お、おい暴れるな!あっ」


ゴッチーン


幼「いったー!!」


その後は思い出したくもないバイオレンスでした。どっちが悪いんだっての

「あれ?男の大将と姉御じゃん、偶然偶然にひひひひ」


いっつもハイテンションな友が現れた


男「友、お前なんでこんなところに」


友「何、山にいるんだ目的は一緒っしょ?」


幼「ってことは君も山のb」


友「三菜&きのこ狩りだ!!」


男&幼『………は…?』


友「おぉ!その反応やらタイミングやらばっちしだね!!さっすが似たものカップル!」


男「いや、何故きのこと三菜?」


友「味覚の秋!山菜採りときのこ狩りは秋の風物詩!」


幼「今、夏」


友「ほら、もうすぐポニーちゃんの誕生日じゃん?」


男「『じゃん?』とか言われても知らねーじゃん」


友「だから俺ぁキノコと山菜をプレゼントしようと思ってな」


幼「ごめん、何言っているか分らない」

友「だからよぉ、誕生日プレゼントに新鮮な山の幸をたんまり採って食わせてやろうって魂胆さね」


幼「…いや、誕生日プレゼントにそんなものもらっても嬉しくないとは思うが」


友「いや、喜ぶに決まってら。秋といえば山の幸よ」


男「だから夏だってば」


ダメだこの馬鹿、ついに夏の日差しで脳みそ溶けたか


友「だいたいあいつ中々ベジタリアンだし」


幼「そういう問題ではないと思うぞ…」


男「いや、もう言っても無駄だ。それよりどんなもの採ったんだ?」


友「ふふん、見たいか?見せてやるともさ大将」


ベニテングダケ、ドクツルタケ、クサウラベニタケ、ツキヨタケ、カエンタケ、ドクササコ、シャグマアミガサタケ、その他見るからに危険な色してるキノコたち



トリカブト、スズラン、ドクセリ、ジャガイモ(の芽のみ)、ハシリドコロ、うるし、バイケイソウ、アキカラマツ、イチリンソウ、その他各種毒草


男「…」


幼「…」

幼「男、どうしよう。頭痛くなってきた…」


男「奇遇だな、俺もだ…」


友「どうよ!?俺っちの才能に魅入ったか!!ハッハッハ」


男「聞け、友よ」


友「ん?」


男「お前が採ってきたのは、全て、100%、毒キノコ&毒草だ!!」


友「な、なんだってー」


幼「確かに知らずにこんなに毒ばっかり集めてきたのは一種の才能かも…」


男「しかもいくつかは死ぬレベル…シャグマアミガサタケとかよく食おうと思ったな。この見た目で」


友「旨そうじゃん!」


男&幼『どこが!?!?』


本当にダメだこの馬鹿、無意識にポニーちゃんを殺しかねない


男「とりあえずそれ全部捨ててこい!食えるもん一個もねえし!」


友「えー、勿体無くね?」


男「毒かどうかも考えずに手当り次第引っこ抜いた奴に言われたくねえわ!!とっとと捨てろ!!」


友「へいへい、どれも焼いて醤油ぶっかければ美味しそうなのに…」


幼「お、男…」チョイチョイ


男「ん?」


幼「お腹…すいた」キュゥゥ...


男「え…」

男「そうだな、食える山菜やきのこの見分け方ってのはな…」


男「ってなんで俺がこんなことレクチャーしてんだろう」ハァ


お腹を空かせた幼のため、ついでにポニーちゃんを殺さないようにレクチャー中





男「そういえば突然なんだけどさ」


友「何だい大将?」


男「お前とポニーちゃんって初体験だったの?」


幼「えっ、それボクの目の前でする話?」


男「いや、天の声かなんかで聞けって聞こえたから。で?どうなん?」

友「うむ、俺は初めてだったぜ。気持ちいいのなんのって…」


男「ストップ、それ以上は喋らんでいい。で、向こうは?」


友「膜は、無かったな」


男「!?」


幼「!?」


友「いや、オナってたら指でぶち抜いたらしい」


男「え?」


友「膜がないのを指摘したら『過去に誰かとヤった訳じゃない!これ、えと、自分でやったから!オナってたら指でぶち抜いちゃっただけだから!!』って言ってた」

男「え、そんなことってありえるの?」


幼「何でボクに聞くんだ!///」


男「だってこの場にいる女なんてお前以外にいないし」


幼「し、知らないよ…ボクは破れるほどやったことないし///」





男「…何故だか友が憐れに思えてきた」


幼「…それには同感だよ」

山の反対側の麓


友「じゃあ俺はここで帰るわ!じゃーな」


男「おう…気を付けて帰れよ」


幼「バイバイ」





男「じゃあオレらも帰るんだろ?」


幼「いや?」


男「え?帰んないの?」


幼「うん、今日はここに泊まろうと思ってね」


男「なんでまた違う旅館なんかに」


幼「ここはまた違った景色が楽しめるんだよ」


男「いらねーよ。とっとと帰ろうぜ」


幼「混浴」


男「」ピク


幼「ここの温泉って混浴なんだよね。男女一緒って意味」


男「…マジ?」


幼「ふふ…興味、無いかい?」ス


自分の胸あたりに手をやる幼


男「おっけー、今日はここに泊まろう」


幼(やった)

少ないですが今日はちょっと眠気が酷いので寝ちゃいます


多分次回で旅行編はお終いになりますが…最後の夜。酒飲みイベントをもう一回やって欲しいという人はいますか?

その他旅館で起こるイベントを募集してみようと思います。いいと思うのがあったらやります


…ただし必ず一つ以上叶えるということではありませんのであしからず


そして酉に激しく同意でも俺っ娘のツンデレも捨てがたい

今日の十時~11時頃更新予定

>>519
ボクっ娘、オレっ娘、ボーイッシュの3属性も大好きだ!

知名度
ボクっ娘>オレっ娘>>>>>>わしっ娘≧おらっ娘≧おいらっ娘
ボクっ娘とオレっ娘はボーイッシュ
おらっ娘とおいらっ娘は田舎者

>>521
妾とわっちを忘れてるぞ
…ってものすごい少数か?これ

まぁいい始めよう

幼「予約入れてた男夫妻で」しれっ


む、赤くならずに言えるようになってやがる


女将「はい、男夫妻様ですね」


男「そうです、俺たち新婚のラブラブ夫妻です!」ギュー


そう言いながら幼に横から思いっきり抱きついてみる


女将「あらあら、本当にラブラブで羨ましいですわ。若いっていいわね」ニコニコ


幼「っ…///」カァァアア


しれっと何事もないように無表情を保っていた顔が段々紅くなり恥ずかしさと嬉しさと理性の合間で揺れる表情に変わっていく様は実に見ものだった

女将「ではごゆっくり~」





男「♪」ギュー


幼「いつまでやっているんだ!」パシッ


男「おっと」


無理やり引き剥がされる


男「見ものでしたな」2828


幼「…せっかく人が我慢してたのに」


男「可愛かったぜ!」b グッ


幼「うるさいよっ!!///」




男「そろそろ風呂いかない?温泉♪露天風呂♪こっんよく♪」


幼「うん、たしかにボクは混浴と言ったね」


男「おう!早く行こうぜ!」


幼「でも」


男「?」


幼「言っただけ、入るとは言ってない」


男「」ガーン


幼「残念ながら露天風呂は二つあってね。温浴とそうじゃないのがね」


男「ひ、卑怯者!!」

幼「なんてね」


男「へ?」


幼「ちゃんと混浴に入ってあげるよ。君と一緒に」


男「うそ!?」


幼「本当だよ。ボクがそんな意味の無い嘘つくわけないじゃないか」


男「俺をからかうためにちょくちょくつくくせに」


幼「…むぅ、信用無いなぁ」


男「そりゃあれだけ騙されればな」


幼「それもそうか」しれっ


男「開き直んな」

幼「まぁいいから先に行っていてくれ」


男「風呂にか?」


幼「温泉にな。間違えるなよ?混浴の方だからね」


男「…」


幼「ふふ、まぁそう疑うなって。君を置いてボクだけ違う風呂に行ったりしないよ」


男「…分かった。信じたぞ」


幼「何そのラスボス前みたいなテンション」

脱衣室


男「本当に来んのかな」ヌギヌギ


男「まぁこれで来なかったらぶん殴るオフィシャルな口実ができたと前向きに考えておこう」ヌギヌギ


男「いや、『罰として何か一つ言うことに従え』のほうがいいか。あんなことやこんなことを、ニッヒッヒ」ヌギヌギ


男「…まぁ素直に従うわけないけど」ヌギヌギ


男「そういえば女将さんが今日は泊まっているのが俺たちだけだから夫婦水入らずでゆっくり入りなって言ってたな。そりゃまた丁度いいことで」ラスヌギ


男「ふむ…何か上手くいきすぎてて怖くなってきた」スッポーン




脱衣所を出て温泉に浸かる


幼「ふむ、良い景色だな。やはり露天風呂のあるところを選んでよかった」


幼が入ってきた


そして


幼「うむ、女将が言ったとおり誰もいないな」


男「お、おま!!ちょ!」


周りを見渡して誰も居ないことを確認すると体に巻いていたタオルを取り、風呂を囲む岩の上に畳んでおいた


幼「…あまりジロジロ見るな、ボクの方が、恥ずかしい…///」


青白い月明かりに照らされ、湯けむりの向こうに見えるは我が幼馴染の傷一つない白く綺麗な裸体だった


っていやいや、これは罠だ。きっと罠だ!「裸見たから罰として言う事聞け」とか言われるんだ


男「」チラッ


男「いやいややっぱりおかしいよ!」


幼「今更何を言う。昔はよく一緒に入ってたじゃないか」


男「昔はな!今は…ほら…その」


なんだかんだで大人っぽい体になってるから…


幼「いくらボクの体が魅力的だからって興奮するなよ?」


男「…無理っす」♂ギンギン


俺はタオルなんか持ってくるの忘れたし


幼「わっ、わっ、見せるな!」


幼「」チラ


幼「…///」

幼「…都心に近いせいかあまり星は見えないな。残念だ」


男「そうだなぁ。あるのはせいぜい月明かりだ」


今は露天風呂の中で互いに背中合わせにして座ってリラックスしていた


幼「今度天体観測でも行くかい?」


男「そうだな。夏休みはまだまだ長いし」


幼「さて」ザバァ


お湯を滴らせて立ち上がる。月明かりに水しぶきが反射し、ともに月明かりに輝くその白い肢体の美しさはまさに女神


あぁ俺の女神よ。なんて気持ちの悪い言葉がついつい出てしまう


幼「君も上がりたまえ、背中を流してやる」


男「お前本当に今日はどうしたんだ」


幼「君はいつもボクのワガママを聞いてくれるからな。そのお礼だよ」クス


幼「」チラ


幼「…///」

今はありえないほど機嫌のいい幼に背中を洗ってもらっている


幼「はい、前は自分で洗ってくれ」


男「さすがの俺もそれはちゃんと自分でやるわ!」





幼「男、君もボクの背中を洗ってくれよ」


男「へいへい、結局ワガママだらけだな」


幼「そう言うな、ボクの体を洗うなんて光栄だろ?」


男「まぁそういうことにしといておくか。俺も洗ってもらったし」


幼「ふふ」

男「さて、洗ってやんよ。後ろだけでいいのか?」アワアワー


幼「君がそうしたければ前もしてくれ。ただしその体制でな」


今は幼が俺に背を向けて座っていてその後ろに俺がいるという感じだ





男「…」ゴシゴシ


参ったな、ムラムラしてきた


困ったな、俺も男子高校生だもんな。世間一般で性欲が一番強いって言われている男子校高校生だもんな

男「…」


泡にまみれた手を幼の体の前に回す。とりあえず腹あたりを今洗ってる


怒るだろうか、ぶん殴られるだろうか。でも、でも俺も男だし?


うわー、手が勝手に上がっていくー(棒)


モニュ


幼「ひゃう!」ピク


男「…」モミモミ


幼「んぅ…んんっ…お、男ぉ」


男「何だ?」ピタ


幼「…い、いや。何でもない、うん」


男「じゃあ続行で」モミモミ


幼「ぁん……んん…」


必死に声を押し殺そうとしているように見える。可愛い

男「ふぅ、満足した」


幼「そ、そうか…」


男「どうした?もっとして欲しかったか?」


幼「ち、違うよ!///」


後ろにいるから顔はわからないが耳はとりあえず真っ赤っかだった


男「じゃあ次はこっちを」スー


そう言いながら泡だらけの手を火照って熱くなった幼の体に沿って下に、そして股の…


幼「そこはまだダメ!///」ガード


男「…ちっ」


幼「ちっ、じゃないよ…これでもけっこう好きにさせてあげたじゃないか…///」


男「…残念だ」モミモミ


幼「…そろそろいいだろ?早くお湯で流してくれ///」


男「あいあい」ジャー

部屋に戻った後


男「幼、顔赤くなってね?」


幼「…のぼせただけ///」


男「のぼせただけねぇ…」ス


胸に手を伸ばs…


幼「ダメ///」パシッ


男「何故!?」


幼「サービスはさっきので終わり、もう無いよ///」


男「マジスカ」


幼「マジだよ///」


男「ちぇ…」

ふぅ…大事な定期考査の日、それも一番難しい教科の日に何で書き溜めたんだろう

今日はここまで

…なのだが酒飲みイベントを何書こうか迷ってね、という訳で安価でもしてみようと思う>>538


>>328の「キス魔になる」みたいな感じだと分かりやすくて助かる

むしろ男が酔った勢いで幼を・・・

じゃあ次回は男が悪酔いします、それでも幼の可愛さを引き出したく思います


その後はそうだな、夏のイベントっつったら夏祭り、花火、天体観測(夏限定ではないが一応)

そしたら秋で文化祭イベかね



わっちといえばホロじゃな!

ボクっ娘クーデレ幼馴染ジト目パーカーまでは見事に最強なんだけどロングなのは頂けない
フワフワのショートかセミロングだろ

NTRはダメ絶対
まじで俺NTRするSS見たけど今までで一番イラついた(そしてその所為で勢いで残り少ないお小遣いでヤンデレなしNTRなしのギャルゲを4本買っちまった)



>>521>>522
俺のクラスにボクっ娘いるぞ顔は上の下位かな小学生の時にただウザいだけの俺っ娘のいたがな
一人称が妾とかわしなんてアニメでしか見たことねぇ

今日の七時頃書くよ!

>>566別に今から書いても構わんのだぞ?

>>541
わっちかわいいよ。わっち

狼と香辛料は俺をしっぽフェチに導いてくれた罪深いアニメ&ラノベ(全巻購入済)


>>542
そいつは残念だな。俺はクーデレと言えば黒髪か栗色か銀髪のロングのイメージが強いんだ

…でもセミロングは分かるかも


>>544
俺の女友達にもボクっ娘とオレっ娘はいるぞ。結論としてボクっ娘もオレっ娘も探しゃあいっぱいいるもんだ

ただ、オタでも腐女子でもキャラ作りでもないボクっ娘とオレっ娘は見たこと無いな…


>>569
書く時間が空くのがこの時間帯だったんだ


書き始める




なんかスランプ気味でここ数日うまく書けなかったけど撮り溜めてた変猫とレヴィアタンのアニメでブヒッてたら書く気力が湧いてきたわ

ボクっ娘とクーデレのいるアニメが同時にあるなんてそれだけで今期は豊作だわ

中居「お料理をお持ちしました」


男「あ、どうも」





男「あー食った食った」


幼「男、行儀悪いぞ」


男「いやー、腹いっぱいになるとゴロンって横になりたくならない?」


幼「まあなるけどね」


男「あ、まだ飲み物残ってた」グイ


幼「ちょっと、それおさk…あーあ」


グビグビグビ


男「ヒック」


幼「今回>>1適当すぎるだろ…」

男「へっへっへ、幼ぁああ~」


幼「こ、こっち来るな!」アトズサリ


ら、ラリってる…


男「酔ってない、酔ってないのら~」ヒック


幼「たった一杯でへべれけになるな!」


男「よいではないかよいではないか~」ガシッ


幼「わ、わ、足掴むな!」


男「すべすべ~」スリスリ


幼「足に頬ずりするな!!///」


男「大好きだよ幼ぁ」


幼「分かってるよ!十分承知、だから離れて!!///」


男「嫌だ」ギュ


幼「ひゃぁあ!///」


ま、前から抱きしめられてる…男の体ってこんなたくましかったんだな…ってそんな場合じゃない///


幼「男、離れて!///」


男「やだってば」


幼「ふ、服脱がそうとするな!///」


男「よいでは(ry」


幼「ちっとも良くないよ!!///」


幼「んっ…力強すぎぃ///」


男「ふふふ」


酔ってるから力加減できてないのか…それともこれが本心なのか…常日頃ボクとこんなことしたいと


幼「…ぁぅ///」


男「幼、一つにぃ~」


幼「ま、まだ早いよ!!///」バシャアア


男「!?」


近くに運良くあった水を顔にぶっかける

幼「まったく、いくら未成年とはいえたった一杯であんなに酔うなんて信じらんない」


男「…面目ない」正座


幼「で?水を食らって目は覚めた?」


男「…はい」グショヌレ


幼「なにか言うことは?」


男「俺って水も滴るいい男だな」ビショヌレ


幼「よし、次は熱湯を滴らせてみようか」つヤカン


男「すいませんでした!マリアナ海溝よりも深く反省しております!!」OTL


幼「まったく…そういうことがしたいなら素直に言えばいいのに」


男「したいです!」


幼「ダメです」


男「ですよね」

男「それにしても…」


揉み合ったせいか体が火照って息を少し切らしている幼、顔も少し赤く浴衣も乱れている


男「エロいなぁ…」


幼「誰のせいだよっ」

就寝時間


男「…幼、俺そろそろ寝不足でぶっ倒れそうなんだが」


幼「大丈夫だよ。一緒の布団で寝たって普通に寝れるから」ギュ


男「勘弁してくれよ…」


俺がどんだけ理性抑えるの大変かわかってないのかこいつは…分かっててやっているような気もするけど


まぁ先ほど理性吹き飛んだけどさ


あぁ、今宵も眠れぬまま夜は更けてゆく…





幼(…こうして一緒に寝れるのも今夜が最後か…)ギュ


心無しか俺を抱きしめる幼の力が強くなった気がする




幼「んっーいい朝だな」


男「そうっすねー」


目の下にクマが…


幼「どうした?元気なさそうだが」


男「…」


お前のせいだよ!とは言えない男であった


うん、帰りの電車の中で寝よう


※幼の暇潰しに付き合わされて全然寝れませんでした(泣)

男「じゃ、またな」


幼「うん、またね」





男の家


男母「おかえりー、どうしたの?すごいやつれてるわよ!?」


男「色々あってさ…寝る。もしかしたら一週間ぐらい寝続けるかも」


男母「い、一体何があったの?」





幼の家


幼母「おかえりー」


幼「珍しいじゃんこんな時間にいるなんて」


幼母「たまの休暇よ。そう言う幼は旅行楽しめた?」


幼「うむ、中々だった」ニンマリ


幼母「なにニヤケてんのよ。さては男くんといいことしたな?」


幼「な、何言ってんだよ。違うよ!普通、いたって普通///」


幼母「そんなこと言って、真っ赤な顔で必死にニヤケそうになる顔を押さえつけてんじゃないわよ。若いって羨ましいわね」


幼「そんなんじゃないって!何言ってんの!!///」


幼母「2828」


幼「もう…///」

次の日、男の部屋


幼「男、遊びに来たぞ…って寝てるのか」





幼母「さては男くんといいことしたな?」





幼「全く母さんめ、何言ってくれてんだよ…///」


幼「いいこと、かぁ…」


幼「だ、ダメダメダメ!!」


幼「…まったく、ボクもボクで何考えているんだか…」


幼「…男の寝顔、可愛いな」




次の日、男の部屋


幼「男、遊びに来たぞ…って寝てるのか」





幼母「さては男くんといいことしたな?」





幼「全く母さんめ、何言ってくれてんだよ…///」


幼「いいこと、かぁ…」


幼「だ、ダメダメダメ!!」


幼「…まったく、ボクもボクで何考えているんだか…」


幼「…男の寝顔、可愛いな」




男「ふぁーあ」


うん、外はもう暗くなり始めているような時間帯だがすごく良く眠れたぞ。何日ぶりだ一体


幼「…って、わっ、わっ、起こしちゃった?」


男「いや、別にそれはいいんだが…お前は俺の顔をこの世で一番幸せ~とでも言いたげなとろけた顔で覗き込んで何してたんだ?」


幼「幸せって…別に何もしてないよ…///」


男「ふむ、はっ、顔に落書きとか!」


幼「してないよ。ボクがそんなことするふうに見える?」


男「見えるも何もされたことある」


幼「…あったね」


男「だろ?」


幼「反省も後悔もしてないけどね」


男「反省ぐらいしろ!」

前回は寝落ちしてすまなかった。今日も夜七時頃更新再開する


















…オ前ラ、エロ、ヲ、望ム、カ?

…結構来たな、書いてはみたが正直自信はないんだ…

今から飯作るからもしかしたら八時回るまで書けないかも

そうでもなかった。今から更新するわ

男「ていうか>>436にならって指紋認証、網膜認証システムと導入したのにどうやって入ってきたし」


幼「君の網膜パターンと指紋のコピーはとってあるよ。あとはそれをなんやかんやして機械をごまかした」


男「だから何なんだよお前のその無駄なハイスペックさ」

次の日


幼の家


男「たまにはこっちからお邪魔しに行こうか」


幼の部屋


幼「…眼鏡、一番簡単なイメチェンアイテムだな」スチャ


男「幼、いるか?」


幼「わっ、わっ、男?///」パッ


男「ん?眼鏡?」


幼「ほ、ほら、今小説読んでたから」


男「お前いつも小説なんて読むとき眼鏡かけねーじゃん」


幼「それは…たまたま、ね」


男「ふーん、そうなのか」


幼「そ、そうだよ」


男「幼」


幼「な、なに?」


男「ファッションのつもりなら全然似合ってないぞ、お前は眼鏡なしのほうが可愛い」


幼「ち、違うって!断じてファッションじゃないから!イメチェンとかじゃないから!!///」

幼「ところで男、今日の夜抜け出して来れないか?」


男「夜?別にいいが何するんだ?…はっ、まさか俺と夜の営みを!」


幼「違うよ!何でそういう方向に考えるんだよ!///」


男「何だ違うのか」


幼「当たり前だよ」


男「じゃあ何しに行くんだ?」


幼「星を見に行こうかと思ってさ」


男「へぇ、それはいい考えかもな」


幼「うん、今日の九時ぐらいに家の前に来てよ」


男「おう」




幼「じゃあ行こうか」


男「自転車でか?近いのか?」


幼「どうだろう、自転車で30分って近いって言うのかな?遠いって言うのかな?」


男「微妙なところだな、まぁいいや。俺も自転車とってくるわ」


幼「ダメ」ギュ


男「幼?」


服の裾をつかんで引き止められる


幼「ふ、二人乗り…君の後ろに、乗りたい……///」


男「えー、お前重いじゃ…」


幼「」ギロリ


男「嘘ですごめんなさい」

男「ふんぬっ、くぬっ」シャカシャカ


幼「そんな変な声が出るほどボクは重いか?」


男「おっもっすっぎっ、何っ、か、重り持ってやがんだろ!」ハァハァ


幼「あったりー」ダンベル×4


男「なんの嫌がらせだ!即刻捨てろ!!」ハァハァ


幼「分かったよ。バレちゃったし捨てよう」ポイッ


ドガドガドゴッ


男「お、すごい軽くなった!お前ってこんなに軽かったっけ」


幼「何を当たり前のことを」


幼(ダンベルを持っている時と持って無い時のギャップで体重を数字以上に軽く感じさせる作戦大成功だな)

幼「男、次を右ね」


男「あいよ」シャカシャカ


幼「男、もっとスピード出して!」


男「あいよ、しっかり捕まってな!」


幼「うむ」ギュ


抱きつかれる、む、胸が…幼の豊満な胸が背中に


男「うおっ」グラ


やべ、驚いてバランス崩した


幼「きゃ!」


男「きゃ?今可愛い声が」


幼「してない!言ってない!気のせい!///」


男「そ、そうか?」

幼「ほら、この坂を登ってすぐだから頑張れ」


男「ふんぬっ!坂キツイ!!」


幼「助かるよ。この坂本当にキツいんだよね」


男「くっ、お前まさかこのために二人乗りって…」


幼「うん、そうだよ(嘘)」


男「ちくしょおぉおぉおおぉおおおおおお!」


幼「いやはや、君が頑張っている姿を楽しながら見るのはいいものだな」


男「せめて乗ってないで押してくれよ…耳をすませばみたいにさ」


幼「ふふ、嫌だ」


男「くそ、耳をすませばや車輪の唄みたいな二人乗りシュチュが欲しい!」


幼「前者はともかく通じる人が限られるネタはやめろ」

男「はぁ、はぁ、疲れた。し、死ぬ…」ハァ・・・ハァ


幼「お疲れ」ナデナデ


男「くそ、なんで夜中にこんな急な上り坂を自転車で二人乗りで登らなきゃならないんだ」ハァ、ハァ


幼「まぁそう言うな。ほら、上を見上げてごらん」


男「おぉ!」


その夜空は、まるで星が降るようで、俺に向かって大量に落ちてくるようで


天の川が、大三角形が、空に広がって見えた


男「こんなに綺麗に星空が見えるところがまだあったんだな」


幼「ここは穴場なんだ。ほとんど誰も知らない場所でね…君とボクとだけの秘密だよ」


幼はそう言って珍しく笑顔を見せながらブルーシートを張り、その上に絨毯を敷いた


男「って絨毯!?」


幼「絨毯の上じゃないと寝っ転がれないからね」


男「この大きな謎の荷物はそれだっかのか…無駄に重いもん持たせやがって」


幼「まぁいいじゃないか…横になりなよ。そうしたほうが首が痛くなくて済む」


男「…そうだな」ゴロン


横になって上を見上げる。そのすぐ隣りに幼が寝っころがる。空が、すごく綺麗だった

男「あれが、デネブ、アルタイル、ベガ、夏の大三角形ってやつだ」


幼「…馬鹿の一つ覚えだな、あの曲で知ったくせに何をドヤ顔で言っているんだか」


男「うるせー、ああいうシュチュも憧れていたんだよ!」


幼「じゃあその夢は叶ったわけだな」ギュ


男「え…?」


幼の方から手を握ってきた


幼「なぁ、ボクはさ…本当はこんなふうに夜空を見上げんのは嫌いなんだ」


指を絡ませてくる。俗に言う恋人繋ぎってやつだな


男「何でだ?お前意外とこういう綺麗なの好きじゃん」


幼「い、意外って言うな…」

幼「…ボクは怖いんだよ。この綺麗すぎる星空だけど、見ていると落ちそうになる。あの遠くて暗い空に落ちそうになる…」


幼「そして、いつも一人でしか見れなかったから…この星空を…一人」


幼「怖いんだよ。お前は一人だって言われているみたいで…この宇宙で一人みたいに感じて…そう言われているみたいで」


男「…」


俺は幼のことをよく知っている。幼は、こう見えてけっこう臆病なことがある。今まで、俺を誘いたくても誘えなかったんだろう。何か口実を付けないと誘えないような奴なんだ。それがからかったりすることだったりすることもあるが


それなのに初めて誘ったということは、彼氏だということを口実にして…俺をちゃんと彼氏だと認めてくれたということだろう


なら俺にできることは


男「…幼、もう心配することはないよ」


幼「…男?」


男「幼、分かっているだろう?お前はもう一人じゃないってさ」


幼「…」


男「お前が俺を誘ったってのもそういうことだろ?俺と、二人で、この星空をただ単純に"綺麗"って言う気持ちだけで見たかったんだろ?安心しながら」


幼「…男、ボクは…」


男「分かっている。こう言ってほしいんだろ?『俺がいるから安心しろ。もうお前は一人じゃない、だから楽しもうぜ』って、それとも『大好き』が欲しいか?」


幼「…キザすぎ…るよ」


男「あ、やっぱりキザすぎたか」


幼「…き…m、て」ボソッ


幼が起き上がってすごく小さな声で何か言う


男「ん?何だって?」


幼「…抱き…しめ、て」


男「…あぁ」ギュ


俺も立ち上がって前から抱きしめてやる


幼「…///」


幼「…すk…だ、よ///」ボソッ


男「…お前の方からそう言ってくれるのは初めてだな」


幼「…ま、まぁこれは全部君の夢だけどね」


男「えぇ!?」




男「…あれ、昨日の…夢だったのか?」


男「って、んなわけあるか!!ちゃんと手を繋いだ感覚も抱きしめた感覚も自転車で死ぬ思いした感覚も行きも帰りも帰った後も就寝の頃までちゃんと覚えているわ」


幼「男、起きて…いる、だと?」


男「よう、また謎のピッキングか。そんでもって寝てることを期待して何する気だった?」


幼「さあね」クス


男「その笑顔は絶対にイタズラする気だったろ」

男「昨日は楽しかったな」


幼「何のことだい?」


男「え?いや、星を見に行ったり」


幼「…ふむ、ボクはずっと家にいたよ?朝から寝るまで」


男「!?!?」


幼「…夢でも見たんじゃないのかい?」


男「」

いやいや、待て!俺はちゃんと手と体に刻みつけたぞ!あの体温を!温かみを!胸の柔らかs…ゲフン、ゲフン


とにかくあれは現実だったはず!


幼(…昨日は嬉しくてあんなこと言ったが、後で思い返してみるとすごい恥ずかしかったしボクのキャラじゃなかったし…)


幼(男には悪いけど無かったことにしてもらおう。あんな帰ってから顔を枕にうずめてじたばたするような恥ずかしい思いでは男の中には残って欲しくないし…)


幼(あれ?それを思ったらこの間の旅行の時も、今思うと…)


幼「~っ///」ギュー ←自分の服のすそを強く握る


男「お、幼、唇噛んでうつむいてどうした?すごい形相だぞ」


幼「う、うるさい///」ギロリ


男「お、おう…」

男「はぁ、あれは夢だったのか…」


幼(バカでよかった…)


男「あぁ、すごい幸せな夢だったな~あんな可愛い幼そうそう見れないのになー」


幼「あんな可愛い?そうそう見れない?」


男「もちろん普段からお前は可愛いさ!!」


幼「そう…それでいい///」


男「どうした?また俯いて」


幼「うるさいよ…///」


幼(うぅ、パーカーがないからフードで隠せない、これだから暑い夏は嫌いなんだ…クールを装えないじゃないか)

男「…そういえばお前何だかんだで結局毎日家に来てたな」


幼「悪い?」


男「いや、家族旅行とか行かないのかなって」


幼「…両親ともに忙しくて…旅行なんて行ってことない…」


男「そうか、悪いこと聞いたかな」


幼「いや…でも、だから…」


男「だから?」


幼「…嬉しかった…君と行けて…」


男「あぁ、そう言ってもらえると俺も嬉しいぜ」ニカ


幼「…」


旅行…旅館…風呂に酒…それらがぼんやりと頭に


幼(…思い出しちゃったよ。色々と)


幼「…///」

ある日、男の家


幼「男、何か飲み物欲しい」


男「ん?あぁ、分かった」ス


男が部屋を出ていく。良し、今だ





男「あれ、幼?もう帰るのか?」


幼「うん、今日は珍しく用事あるからさ」


男「へえ、そいつは珍しいこともあったもんだ」


幼「うん、じゃあね」

男「あれ?お気に入りのエロ同人が…」


男「あれ?このDVDも空だ!どうなってやがる!!」


男「…あれ?この大量に入れていた箱の中には数冊入ってる…しかも何か手紙付き」


手紙「残念ながら君のやましいコレクションはほとんど捨てたよ。まぁ全部捨てんのはかわいそうだから一部だけ、無作為に選んで残しておいたよ」


何故か無作為だけ濃く書かれている。何だ?強調でもしたかったのか?


男「…でもほとんど捨てられてるな…」


残っているのは、ボクっ娘もの、パーカー娘もの、幼馴染もの、もれなく全部幼より小さな貧乳だ…無作為、ねぇ…


その頃、幼


幼「あ、ボクの顔写真も置いてくるべきだったかな…ああいうので抜くのも構わないけど…ボクを思いながら…して…ほしい…し…いや、でもそれは…いや、やっぱり…」ブツブツ

ある日、夜


幼「いつもいつも朝忍び込んでるからな、たまには趣向を変えてみよう」


男の家


幼「ふむ、丁度良いことに誰もいないな。と言っても今日は帰ってこないということは昼間確認済みだから来たんだがな」


幼「さて、フフ、いい寝顔だ…さて、時間はたっぷりあるし…どんなイタズラしようかな」





幼「…むぅ」


あれ、男の寝顔見てると…なんだか変な気分になる。なんだろう、ドキドキして…なんだか体の底からウズウズするような…


幼「何だ?この気持ち…恋の病?…フフ」


一番自分には縁のないことだと自嘲的に笑う


幼「…たまにはボクも…欲望に素直になってみるかな」




※この後9レスほどエロシーンが入ります。苦手な人注意!!!!!!!!



男「…」


眠いのに中々寝付けない、なんだか蒸し暑いしな…


ん?誰かが部屋に入って…いや、どうでもいいか寝ることに専念しよう ← 眠くて頭が働いてない





布団が持ち上げられ、暖かい何かが…人が入ってくる…って、え?


幼「…」


男「え?だ、誰?」


幼「…ボクだよ」


男「え?お、幼!?なんでこんな時間に…」


幼「…うるさい、そのまま…静かにしてろ」


男「お、おう」


何か強盗みたいなこと言われた


男「な、なぁ…困るんだが」


幼「何が?今更このくらい…いいじゃないか」


男「い、いや…ほら、俺も男だからさ…その、お前が一緒の布団に入ると…その、えと…」


うー、うまい言い方が思いつかない


幼「興奮、しちゃう、かい…?」


男「!?」


幼「今、ボクで…興奮、してる?」


幼(ま、まさか起きていたなんて…ええい、ままよ。このまま…このまま、突き進んじゃえ)


幼「なぁ、君の好きにしても…いいんだよ?」

男「!?」


幼「男?聞いてる?」


男「え?…そ、それって」


幼「…これはボクの寝言…さっきからずっと寝言、だから…」


男「え、あ?お、おう…」


幼「だから…君の好きにしなよって…ボクを…」


男「…そ、それじゃあ遠慮なく…」


ギュ


抱きしめる。これで本当に好きにしてしまったら…後で何言われるかわかったもんじゃないからな…


幼「それだけ…?」


男「え?」


幼「だから…もっと…」


男「…」


幼「こ、これは寝言だからな!…もっと…激しく、君のしたいように…しても、いいんだよ?」


男「え?そ、それって…」


幼「これ以上、言わせるの?」


男「…」


お、おい…これって…


幼「君の欲望を…ボクに…ぶちまけても…いいんだよ…もっと激しく…獣のように、本能のままに…飢えた狼のように…ボクを、ボクの体を激しく貪ってもいいんだよ」





男「…」


幼「ねぇ、男ぉ…」


…俺、いっちゃっていいすか?この境界線…超えちゃっていいすか?


男「そこまで言ったからには、いいんだろうな?」


幼「うん、でも…寝言、だから…」


男「…いいんだな」

今、俺は幼の上に馬乗りみたいな状態でいる。と言っても体はまだ幼につけてない手足で体を支えている


幼「ふふ、寝言を言うほど完璧に熟睡しているボクを襲うなんて…とんだ外道だな、君は」


男「そんなこと言って…目はぱっちりだぞ?」


幼「うるさい…目を開けたまま眠れるんだよ…今のも寝言、全部寝言…///」


そんなこと言ってはいるが目は俺に合わせず逸らしている…ただし顔は既に真っ赤である


男「…じゃあ、脱がすぞ…」


幼「…好きにするといい…君の、好きに…///」


シュルシュル


絹が擦れる音がする。パジャマを、下着を、脱がしてゆく


幼「今日は、あったかくて…良かったよ///」


男「…あぁ、そうだな…むしろ暑いぐらいだ」


俺の目の前には、火照って熱くなった幼の、見蕩れてしまうぐらい美しい、絵画のような裸体があった


幼「ねぇ、男、その前に…キスして」


男「あ、あぁ」チュ


フランクに、一瞬だけ唇を重ねて離す


幼「…それだけ?」


男「え?」


幼「」グイッ


体を、頭を引っ張られてもう一度キスをさせられる。今度は一瞬ではなかった。幼の舌が入ってくる…俺も、舌を絡ませる


チュ、クチュ…クチュ…


互いに、互いの舌で絡ませ合い、舐め合い、愛を確かめ合う


幼「クチュ…プハッ」


口を離す…糸を引いていて、妙にエロかった

クチュ…レロ…ンチュ…んんっ


男「ぷはっ、お前の胸って、何度か見たけどいつ見ても美乳だよな…」モニュモニュ


決して巨乳とは言えないがな


幼「んっ…そ、そうだろ…ぁん…君みたいに…うぅ…寝てる人間を襲うような外道には…んん…勿体ない、ぐらい…ひゃう…だよ///」モミモミ


男「あぁ、そうだな…俺にはもったいないぐらいだ」モニュモニュ


幼「で、でも…んっ、男以外には…うんっ…触らせたく…ない///」モニュモニュ


男「そいつは光栄で」モミュモミュ


幼「ぁんっ…な、なぁ…胸だけじゃなくて…こっちも…///」クパァ


またを開く


男「こっちってどっちだ?言ってくれないとわからないな」モミモミ


幼「それを…ボクに言うのかい?…ボクに、言わせるのかい?///」モミモミ


男「クックック、お約束だろう?」


幼「エロ同人の読みすぎだよ…もう…ボクの…その、…こに…」


男「何だって?よく聞こえないなぁ」


幼「ボクの…まんこに…///」


男「まんこに?」


幼「鬼畜、外道…君は最低だ。あんっ///」


男「そうかもなー、でもはっきり言われないとなー」モミモミ


幼「うぅ…屈辱だよまったく…ぅん…ボ、ボクのまんこに…ぁん…君のちんこを…入れて…欲しい」


男「あいよ」

男「なんだよ、既にかなり濡れているじゃん」


幼「うるさい…早く、入れろ///」


目を逸らしながらもチラチラと真っ赤な顔で度々こちらを見てくる幼


…可愛すぎだろ


男「…じゃあ、入れるぞ」ス


自分の何をさらけ出す。すでに雄々しくそそり勃っている


幼「…大きい///」


男「そうか?けっこう平均的だぞ」


幼「ちっちゃな枝豆ぐらいしかないと思ってた///」


男「おいこら」


幼「ふふ、冗談だ…早く、君が…欲しいよ///」


男「あぁ」ニヤリ

幼「んんんっ…」ズズ、ヌプ


男「大丈夫か?痛くないか?」


幼「大丈夫…ぁん…もっと、奥…まで///」


男「そうか」ズズ


幼「あぁんっ!」


幼が苦痛そうな声を上げる。血が出てきた


男「だ、大丈夫か?」


幼「大丈夫だって、んっ、ば…///」


男「じゃあ…動くぞ」


幼「うん///」

男「…」ヌプッ、クチュ、ニュプ


幼「ぁあ!んっ…男ぉ…ぅんっ…んんん…///」ギュー


男「お前の中、気持ちいいな」ニュプ、ヌル、クチュ


幼「ハァ…ハァ…ぁんっ、そ、そうかい?ぅうんっ…///」


男「幼、大好きだ」ニュル、クチュ


幼「ぁんっ!ボクも、ボクもんっ…男のことがあっんっ…だいしゅきぃ///」ニュプニュプ


男「恐れ入るな」チュ、ニュプ


幼「もっと!もっと奥まで!んんんっ男っを、感じたいのぉっあっん///」ニュプ、クチュクチュ


男「いいんだな?激しくして」ズブ、クチュ


幼「君の、んっ、好きに…あん、して…もっと、もっと激しく…して///」ネチャ、ニチャ


男「あぁ、喜んで」ズブ、ヌチュ、ムニュ


胸を揉みながら激しく腰を動かし、激しく出し入れする

幼「ぁん!もっと!もっとぉ!うんっ…///」


男「あ、もっとだな」ズブ、ヌチュ、パンパン


幼「あんっ!男の、男がっ、ボクの中で…んんんっ、暴れてるよぉ…ぅんっ///」ズブゥ、ニチャ、クチュクチュ


男「もっとやってやるよ」パンパン


幼「だいしゅき!もっと、もっと男をっ、あんっ、もっと感じたい!体のあんっ…奥で!///」クチュヌチュ


男「俺も好きだ…大好きだ」ヌリュ、クチュ


幼「男ぉ!あぁんっ、男ぉっ!!腰がっ、止まらないよぉっ!ぁんっ!大好き!!///」ズプ、ニュル、パンパン


男「で、出るぞ!出すぞ!!」パンパン


幼「中に、中に出して!!///」ニュプパンパン


幼「男がっ、ぁあんっ、男が欲しいっ!中に、膣内に!男の全てをっ、ぁあっんっ、射精して!!」


男「あぁ!イくぞ」ビュルルルル


幼「い、一緒にっあぁぁんんんんんっ」ビクンビクン




男「ハァッ、ハァ…」


幼「男ぉ…///」


男「どうした?今日は…ハァ、ここまで…だぞ」


幼「ふふっ、君は…これで、永遠に…ボクのもの…///」


男「何言ってんだ…最初から…そのつもりだ」


幼「ありがと…大好きだ///」


男「あぁ」


ンチュ…クチュ

チュンチュンチュン


男「朝か…昨日のことは夢」


隣を見る


男「じゃないのか…」


裸の幼が布団を被って可愛い寝息を立てて寝ていた


あぁ、昨日は最高の夜だったわ…多分一生昨日の夜のことは忘れないだろうな


あ、布団も後で洗濯しとかないとな


幼「スー、スー」


男「それにしても、可愛い寝顔だなぁ…」


頭を撫でようと手を出しかけた時


ジリリリリリ!ジリリリリリリリリン!


家電がけたたましく鳴った


男「…こんな朝早くから、誰だろう」


新しい服を引っ張り出して着ながら電話にでる


男「もしもし?」


『昨日はお楽しみでしたね』


男「ぶっ!」

男「お前かい!女!!」


女『やはー、そのとおりなんだよ~そんなことよりさ~』


男「何だよ?」


女『幼ちゃんを初めて抱いた感想は無いの~?』


男「」←唖然


男「お、お前、何でそれを知って…」


女『いや~、昨日は本当に良いものを見せてもらったよ~。必至に寝言だからって言い訳している幼ちゃん可愛かったよね~』


男「と、盗撮!?」


女『そのとおりだよ~録画も録音もバッチリ~暗視機能付き超高解像度カメラに小さな水音すら拾う超高性能マイクでね~』


男「お、お巡りさーん!!」


女『無駄だよ~警察にはすでに根回ししてあるもの~』


男「何者だよお前!」

男「…ふ、ふふふ、そうだ!探し出せばいい話じゃないか!」


女『出来るの?ステルス機能付きで、しかも仮に触っても脳が認識しないように催眠ガスを微量に常に出し続けている超小型カメラアンドマイクだよ~?』


男「なんじゃそりゃ!いつの間にんなものを!!」


女『彼氏君が幼ちゃんと付き合ったあの日の内に特急で作って一晩で三百ほど幼ちゃんと彼氏君の家に仕掛けたんだよ~』


男『どんな手際の良さだよ!ジェバンニもびっくりだわ!』


女『だから無理なんだよ~?』


男「…だったら幼に言いつけてやる!最終手段だ!!」


そうだ!そうするべきだ!俺や幼のプライバシーのピンチだ


そうと決まればこの受話器を置いて…


女『幼ちゃんの盗撮画像に興味無い~?』


ピタ


男「なん…だと?」


女『日常的な姿、歯磨きしてる姿に寝ている姿、疲れている姿、下着のみの姿、彼氏くんにすら見せないだらけた姿』


プ、プライバシー…俺、幼…


女『幼ちゃんの生着替え動画、オ○○ーしている姿に~』


男「言い値で買おうじゃないか!!!!!!」

しまった!口が勝手に!!


女『毎度ありなんだよ~今ならついでにポニーちゃんのもあるよ~』


男「いや、幼のだけで…ってあんの!?何で!?」


女『やはは~、この学校の美少女美男子の家にはとっくにカメラ配置済みなんだよ~』


男「…お前まさかそれで誰かをゆすってたりしてないだろうな?」


女『幼ちゃんはあたしの一番の親友だし彼氏くんはその彼氏なんだからそんなことは絶対しないよ~』


男「…それ以外は?」


女『うふふふふふふ~どうだろうね~そういえばこの間あたしの悪口を流した坂口ちゃんが自主退学しちゃったよね~?』


男「…」


何この子、怖すぎ笑えない…

女『じゃあ今度幼ちゃんに気づかれないように郵便受けに入れておくね~』


男「で、値段は?」


女『誰にもこのことを言わない、あたしの手伝いをする。だけでいいよ~特別価格~』


男「ご、ごっつぁんです!感激で涙がでそうです!!」


女『うふふふ~、いい取引ができたよ~』





男「俺、何してんだろう…」


目の前の餌に釣られちまったが、これ普通に犯罪だよな?普通言うべきだよな…もう契約しちまったし約束破ったらどんな目に合うか…


男「こ、怖すぎ…」ガクガクブルブル

幼はまだ寝ていた


男「…やっぱり可愛い寝顔だな」





男「…」ムニュ


男「…」モミモミ


やばい、幼の胸、大きさも柔らかさもグッドでクセになる!


幼「…男?」モニュモニュ


男「…げ」ピタ


しまった、幼が起きた。この状況じゃ、寝込みを襲おうとしてるって思われても不思議じゃねえ!!


幼「…」


男「ごめんなさい!暴力反対!」


幼「…っ///」カアァ


男「ご、ごめん!!」


幼「…男///」


男「は、はい!!」

幼「き、昨日は…い、良い夢、見たな///」


男「え?あ、あぁ…」


幼「な、なぁ…あれは夢だ。夢…だけど、夢の中とはいえ…君は、ボクの…初めてを…奪ったんだから…そ、その」


幼「い、一生…いっしょに…いや、せ、責任…取ってよ?///」


男「フ、」


幼「な、何だよ///」


男「分かってるよ。前にも言ったろ。俺はずっとお前のものだしお前もずっと俺のものだ。責任も何も、一生一緒に居てやるよ」ギュ


幼「………バカ…///」ギュ

…ふぅ


くぅ~疲れましたw これにて完結です!区切りもいいし


初めてエロ書いたけど難しいわー、しかも童貞臭さが滲み出ていて恥ずかしかったわー


多分エロを書く事はもう無いと思われ…


深夜のテンションで昨日書き上げちったが今見ると酷いな…勉強不足でした!くっさい文すいません


っていうかほんとひどいわ、深夜のテンションまんまだから添削も見直しもしてないし公開オナニー甚だしいし、っていうかオナニーしながら書いたんだよこれ?しかもそのあとこれ読んでもう一回抜いたんだよこれ、結局公開オナニーそのものじゃないか!


気持ち悪い、総合的に俺が一番気持ち悪い














…で、エロは多分もうないだろうけど続けて欲しい人いる?(チラッ、チラッ

そうかー、そこまで続きを望むならしょうがないなー、続けてやんよやんよーwww


男「最近>>1が調子に乗っててクソウザい」


幼「そうだな、やってしまえ」


え?ちょ、まっ、ぎゃああああぁぁぁぁ






はい、すいません。もう調子に乗りません。はい


ところで夏休みのイベントといったら後は夏祭りと花火なわけだがどっち先にやって欲しいですか?アンケートです


ただ、今はどっちも考えがまとまってないのでまた期間が空いてしまうかもしれなせん。ご了承ください


最後に一言、エロとクールと可愛いを全部両立させるのって難しいね。当分の課題だな


という訳で今日はここまでになります

乙でーす

夏祭りからの花火だな!


続き期待してるよ
それにしても、車輪の唄といい、君の知らない物語といい、>>1とは趣味があいそうだ

乙です




>>596
もうDNAシークエンサーつかって鍵作っても男の部屋に侵入して来そうだよ幼は

男と二人だとヘラヘラに耐えられない幼は、
どうせクラスメイトのいる空間では冷たいんだろ(つД`)ノ

乙です!最初から読み直して2828してる

それでいて、今度からは男友達と仲良くしてても嫉妬してくるに違いない。ふふふふふ・・・・・・

>>637
おれも混ぜてくれよ、一杯やろうぜ

いいアイデア貰ったんでアンケ待つまでもなく>>636で行きます

>>637,>>643
お、わかる人がいたか、嬉しいねぇ。ホントあれらの曲のシュチュエーションはいいわ

あと「耳をすませば」な。耳をすませばと車輪の唄のリンクはものすごい。耳をすませばを見て車輪の唄を書いたんじゃないかと思うレベル、どっちかしかみてなくてそれを好きな人はもう片方も見てみるべき!


>>639
幼「そうだな、ボクには何をやっても無駄だよ」

男「だ、誰か…俺のプライバシーを守ってくれ…」


>>640
幼「それはそうだよ」

男「お前意外と恥ずかしがりやだもんな」2828

幼「…うるさい///」


>>641
最初から読み直してくれるほど気に入っていただけているなんて感激です。続きを早くあげられるように頑張ります


>>642
ソレヲ…望ムカ…?

ヤンデレはい~やぁ~だぁ~

盗撮動画を見るパートはよ

>>648
大丈夫、ヤンデレはやるつもりはない。嫉妬程度だ

>>649
ネタが思いついたらね


今日体育祭だったのだが何で学ランを着た女子ってのはああも素晴らしいんだろうな、サイズがあってなくてぶかぶかだとなお良い…まぁ、顔はともかくな

あと、俺を胴上げしてわざと落とそうって最初に提案したのはどいつだこのやろう!痛かったぞちくしょう…ちくしょうorz

男「もうすぐ夏休み終わっちまうな…ホントこの時期は憂鬱になるわ」


幼「人生を八十年とすると夏は八十回しかこない。そして同じ夏は二度と来ない」


男「おいやめろ、やめてくれ」


幼「ボクは好きだよ。寒いのは嫌いだけど暑いのはもっと嫌いだからね…それに、夏さえ終わればようやくパーカーが着れる」


男「ふ-ん。やっぱりお前と言えばパーカーだもんな」


幼「そ、最近この設定が出てこなかったからって>>1が忘れていたわけじゃないよ」


男「読み直したらけっこう忘れてた設定や矛盾があったけどな、俺は一人暮らしの設定だったなのに母が出てきたりとか。まぁ一人暮らし設定はなかったことにしてくれ」


幼「謝罪代行乙だな」

男「む?」


今、視界の端を何かが横切った。黒くて小さい何か


男「ご…ゴキさんだと!?」


G<ゴゴゴゴゴゴ


それは、日常で遭遇する率の高い虫の中で最もと言っても過言ではないほど嫌われている虫


キングオブ害虫、火星での発生はしてないもののいずれ人間の驚異になるであろう最大の敵


蚊に次いで夏の嫌な風物詩


男「ゴキ!!、ゴキジェットはどこだぁぁぁああ!」


バスン!


男「バスン?」


幼「男、退治したぞ?」つ丸めた雑誌


男「…綺麗に潰してやがる。どうやって中身を出さずに潰したんだ」


幼「素人には危うい技だな、下手したら内臓と共に卵を散乱させることになる」


男「あと集合フェロモンとかもあるしな、恐ろしや」

男「でもお前にはいつもはクールだが実は虫が苦手でゴキブリがいたら可愛い悲鳴を上げながら泣きついてくる。とかいうのを期待していたんだが」


幼「それは残念だったね、ボクは虫程度じゃ怖がらないよ」


男「へぇ~、虫じゃ怖がらない?」


幼「…何だよ?怖い物言いだな」


男「5年前、昼寝、ムカデ、太もも」


幼「…あ、あれは仕方ないだろ」


男「いやぁ、いい悲鳴だったな。可愛らしい悲鳴だったわ」


幼「う、うるさいな、5年も前のことじゃないか///」

v別の日


幼「そういえばもうすぐ夏祭りだったな」


男「ん?あぁ、そうだったな」


幼「うん、それでさ…いっしょに行かないか?」


男「いいけど…」


幼「何だよ?」


男「いや、お前から誘ってくれたのは初めてだったな、と」


幼「…そういえばそうだったかもね」


男「いつもは俺が土下座してようやく来てくれたもんな」


そのわりにはどことなく嬉しそうだったけど


幼「なに、たまの気まぐれさ」


男「素直クールなんてお前らしくもない」


幼「そういうこと言うなよ、逆にボクらしさって何さ」


男「本当は照れ屋で恥ずかしがり屋なのにそれをクールで隠しているって感じ」


幼「…それはバカにしてるって解釈でいいよね、殴ってもいいかな」


男「ふははは、運動音痴のお前に俺が殴れるもんなら殴ってみろ」m9


幼「えい」ポチ


男「ポチ?…そげぶ!!」ドッゴーン


俺の座っているすぐそばからマジックハンドみたいなものが飛び出してきて殴られた


男「なんじゃ…そりゃ」ガク

当日


男「幼ー、来たぞー」


幼「あぁ、今行く」


幼の家の前集合ということで来た


男「…おぉ」


少し待っていると幼が出てきた、美しい和服を身にまとって


幼「…ど、どうだ?見ての通り新しいのを買ってみたんだが」ヒラリ


その場で回ってみる幼、着物の裾がふわりと舞う…天女や


男「良い!すごくいい、可愛すぎ!大和撫子万歳!日本万歳!和の美万歳!」


どこのどいつだ、こんなすんばらしいものを作り上げたのは…和服と巫女服は日本人が作り出した二大着物だな、今度は巫女服も着て欲しいものだ


幼「そ、そうか…嬉しいが…そこまで言ってくれると、照れるじゃないか…///」

本当に上手い書き手なんてそうそういないだろうさ(諦めの目)



神社


ワイワイガヤガヤ



真っ赤な鳥居をくぐると夏祭り特有の雰囲気が俺たちを包む


男「すげえ人だかりだな、毎年ながら」


幼「それもそうだろうな…ところで、ボク何かおかしいかな?さっきから何か視線を集めているのだが…」


男「ん?ってお前ら何俺の女にガンくれてんだオラァ!散れ散れ!!」


モブ男たち『なんだよちくしょー、メッサ美人がいると思ったら男つきか、リア充氏ね』ブツブツ


男「確かに俺の女は可愛いけどな、見世物じゃねんだよゴラァ!!」


幼「男、やかましい」


男「はい…」


幼「…///」

幼「男」


男「何だ?金は出さんぞ」


幼「大丈夫、金はちゃんと」


男「おぉ、持ってきてるか珍しい」


幼「君の懐から盗ってある」


男「うわ、見事に中身だけ無い!いつの間に!!」


幼「それより…」


男「ん?」


幼「ん」つ


何だ?幼が手をつき出してきた。金の請求か?もうねえよ


幼「あのさ…その、はぐれたくないし、ボクの手…引いてよ」


男「あぁそういうことな、はい」ギュ


幼「…ん、ありがと///」

てか久々に見たら随分とエロい展開になってたんだなw

やはりぼくっ娘、いやボクっ娘は至高

>>663-664
俺も最初はエロ無しほのぼので行こうと思ってたんだがチャレンジ精神と深夜のテンションでやってしまった…
エロが嫌いだったらすまん。もうエロはやる気ない


>>665
全く至高の最高だぜ


書き溜めは一文字もないけど今から書き始める

金魚すくい


男「とりゃ!」ビリ


幼「ふむ」ス





おじさん「やめて、それ以上とらないで!(半泣き)」


幼「なんだもう終わりか、つまらん」


男「毎年金魚すくいで無双して露天のおっさん泣かせんのやめんか」


手先が器用すぎて絶対に破らずに全ての金魚を救える幼、器用どころの話じゃねえよおい


幼「楽しいな、男」


男「おじさんを虐めるのがか?」チラ


おじさん「あぁ…早くも今年の祭りが終わってしまった」orz


…哀れだ

ワイワイガヤガヤ


幼「何で祭りで売っている食べ物というものは普通以上に美味しく感じられるのだろうな。この雰囲気のおかげだろうか」


男「それよりそのチョコバナナはもっと官能的に舐めて欲しい!」


幼「官能的?………って何を考えているんだ君は!!///」ゲシッ


男「いだっ!ごめんなさいっ」


幼「まったく…せっかくの雰囲気を…」

チョコバナナとリンゴ飴は買うと後悔するほどまずい

「おや、男じゃないか」


男「よう、モテ・モテ男じゃないか。懐かしい」


モテ男「このスレでの出禁食らったからな。やはりイケメンは罪だというのか」キラッ


男「」イラッ


幼「…男、なんだこのチャラいブサイクキモ男は」


男「ちょ、おまっ」


幼が今までで一番の毒を吐いた。そうか、そうだな幼はこういうのが大嫌いだったな


モテ男「き、キサマ…ぼ、僕…僕を…ぶさ…きも…うわああああああん」ダッ


男「な、泣きながら走り去っていった…そうとうショックだったんだな」


しかもそう言ったのはあいつが昔微かに心をよせていた幼だもんな。うん、美人は罪だな。幼よ


幼「ふふん、良い気味だよ。ああいうバカは一度キモさを客観視しないと一生治らないからな」


しかも酷い言いようだ。合掌




幼「男…はぐれてしまった」


幼「…まったくあいつは、こんなんじゃこの先もボクがついていないと危なっかしいな」


と言ってもボクがトイレに行きたくて勝手に抜けてきたのだが…男が携帯を家に置いてきてただなんて


プルルルル


幼「む、電話か?」


『やっほー幼ちゃん』


幼「あぁ女か」


女『うふふ~、面白い情報をあげるよ~』




男「…あぁ、それでさ」


女性「そうなんですか、面白いですね」クスクス


「男!!」


男「あ、幼どこに行って…」


ズカン!


男「…へ?」


耳を何かがカスる


見ると幼がぐぬぬみたいな顔して涙目で猟銃をこっちに向けていた…って猟銃!?


幼「男ぉ、はぐれてしまったボクを心配してくれていたと思ってたのに…」ガチャ


ドガン!


男「ちょっと待って!なんで怒ってんの!?」


幼「浮気なんて…許せない!!おじさん、もっと連射力のあるものないの?」


おじさん「それなら機関銃タイプのコルク銃が」


男「何であるの!?何で存在すんの!?どうなってんの!?機関銃!?」

幼「問答無用!これ以上ボクの心をズタズタにするぐらいなら、死んでよ!!」


男「ちょっと待って言い訳させて!」


幼「うるさい!!」ダダダダダダダ


男「友、いいところにいた!最強の盾になれ!!」


友「うおっ、離してくれ!」


男「この間金貸したのチャラにしてやるから!」


友「たった百円で死んでたまるかっってあばばばばばばばば」





幼「アザ一つ無い、化け物だ」


男「流石友、ギロチンで無傷なだけはある」

幼「…え?姉?嘘だ!君にお姉さんなんていなかったじゃないか!!嘘つくってことはやっぱり」


おじさん「バズーカ砲もあるよ」


男「ちげえよ最後まで話聞け!この人は友の姉!ついでに言うと彼氏持ち!!」


幼「………謝らないよ、疑われるような君が悪いもの」プイッ


男「…理不尽だ」ガクッ


友姉「クスクス、嫉妬するなんて良い彼女さんではありませんの」


柔らかく笑う友姉


幼「嫉妬なんかじゃないよ」


男「そう言えば友姉さんの彼氏さんは?…また逃げたの?」


友「…あぁ、懲りねえ人だぜ。気持ちはわかるがな」チラ


友姉「まったく、仕方の無い人ね。今度私から離れたら八つ裂きにしますっていったのに…ねえ男くん、男性ってドリルと電ノコとチェーンソウだとどれがいいのかしらね?」


男「さ、さぁ…?」


用途は聞きたくないです。できればこの話から耳を離したいです


友姉「クスクス、お仕置きしてあげなきゃ。それともして欲しいのかしらね。クスクスクスクス」


男「…友姉さんに惚れられた人がかわいそうでかわいそうで…」


友「あぁ、こうなったら俺でも止めらんねえわ。俺に出来んのは姉貴が殺人を犯した時警察に捕まらないように予め根回しするぐれえさ」


男「苦労が忍ばれるなぁ…」


幼「なんだこの兄弟」

今日はここまで

あれおかしいな、幼の嫉妬を書こうと思ったらギャグパートになっていたでござる


>>672

ちょ、チョコバナナは場所によっては美味しいし(震え声)

ふっかーつ!


今日の夜に書き始めるよ

>>1を墓地へ送りターンエンド

>>696に墓地に送られたので書けません。死者蘇生を使ってください


(訳、今から書くけど書きためないからちょっと待って)

男「それにしても友姉さんから逃げようなんて命知らずな奴もいたもんだな…」


友「それがよ大将、姉貴の方も姉貴の方でベタ惚れなもんで」


男「うん、見て分かる」


友「いつか殺してホルマリン漬けにしそうな勢いなんでい」


男「何それ怖い」


幼「いや、おかしいだろ」


友姉「うふふ、好きな人をずっと傍に置きたいっていう気持ちは誰しも持っているものですよ?違うかしら?幼ちゃん」


幼「…確かに、それなら殺してもいいかも……」


男「良くないよ!友姉さん、お願いだから幼をヤンデレに目覚めさせないで!」


友姉「でも男(性別的な意味で)はいつ自分を捨てるか分らないものね?殺してしまえば絶対に裏切ったりしないわ。うふふ、うふふふふふふ」


男「ひぃぃ!」ガクブル


友「…すまんな大将、俺が気付いた時にゃあ姉貴はこうだったんで」


男「………あ」


友「どうしたんでい……あ」


幼「?どうした?人ごみを見て固まって」


友姉「あらあら?ダメよ二人共、彼女がいるのにほかの人に見とれちゃ」


友「だ、ダメだ!あっちを見るな姉貴!!」


男「そうです、あっちを見ちゃダメです!!!」


友姉「いやねぇ、何があるって………あの人は」ギラリ


…あぁ、遅かった。友姉さんの彼氏さんが他の人とデートしている姿を発見してしまった。幸せそうな顔だな、イケメンだ


友姉「うふふ、うふふふふふふふ」


男「あぁ、俺が見つけてしまったばっかりに」


友「そう嘆くなよ兄弟、今のは俺も同罪だぜ。しかも姉貴ならいつか気づいていたぜ」


友姉「ふふふふふふふふふ」


二人「ひぃぃいいい!」

<きゃあぁああ!


<ま、まて友姉、話せば分かる。こいつは妹なんだ!


<へぇ、あなた妹がまた増えましたのね。3675人目ですか?


<いや、違う!今までのはクローンが云々…


<うふふ、そんなに怖がらなくてもいいですのよ?


<おぉ、分かってくれたか!


キュィイイン


<ちょっと待ってその物々しい機械何!?


<マキタですわよ。女性ならやはりブランド物に拘るべきですから


<チェーンソーにブランドってあんの!?


<うふふ、悪いのはこの[ピー]ですのね?そうですよね?もうこのさい切り落として飾ってしまいましょうか


<ま、待て俺が悪かっ、


-ギュィィイイイン-


< あ゙あ゙っぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙


<うふふ、ふふふふふふふふふふ


男「見てない、俺何にも見てないよ」ガクガク


友「……すまん、俺らが気づいちまったばっかりに」ブルブル


男「て、ってか何でこの町の祭りに来てんだよあの人。遭遇する可能性を考えろよ!」ガクブル


友「やっぱ大好きなこの町の祭りに参加したかったんだろうなぁ」


男「だからって女連れはねえわ。こうなる可能性を考えないのか」


幼「…浮気なんかしたらああなるからね?」


男「!?」


…気のせいと思おう。大体俺は浮気なんかしない


幼「ふふふ」

   うつ
.男「感染った!?」

友姉「大丈夫ですよ。ちゃんとまた生やしてあげますから」


男「生えんの!?」


友「姉貴は回復魔法使えるからな」


男「あぁ、相変わらず人間じゃねえや」


友姉「では私は今日はこの人の家に泊まっていきますよ。晩飯はいりませんから、留守番よろしくね友くん」


友「あ、あぁ」


友姉「行きますよ、あなた」


彼氏「」


友姉「あらあら、だらしないですよ。ちゃんと一人で立ってください」


彼氏「」


男&友「…彼氏さんごめんなさい」





と、いうわけで友姉は血まみれの彼氏さんを担いで去ってしまった

「友くーん」


友「お、来たねポニーちゃん」


神社の石段に座ってたこ焼きを食べていると友の彼女のポニーちゃんがやってきた


ポニー「遅くなってごめんね?」


友「いや、いいよ。大丈夫さ」


正直さっきの惨劇を見せなくてよかったわな、うん


男「それにしても校内一の可愛い娘が二人も揃ったな」


友「あぁ、校内で一二を争う美人が二人だもんな。それと一緒にいられる俺たちゃ鼻が高いぜ」


ポニー「一番の美人だなんて友くんうまいなぁ///」テレテレ


幼「か、かわ………むぅ///」カァア




男「おらてめえら何俺らの女にガンくれてんだああん!?」


友「俺たちの女は見世物じゃねえんだよ散れ散れ」シッシッ


幼「君たちはヤクザか」


ポニー「かっこいいなぁもう///」


幼「え」


モブども「あんだよ彼氏付きかよ」「ついてねーなぁ、せっかく美人見つけたのによぉ」「くそ、何であんな奴らばっかり」ブツブツ

男「あ、豆腐メンタルだ」


モテ男「誰が豆腐メンタルだ!モテ・モテ男だ!!!」


友「なんだヘタレか」


モテ男「聞き捨てならないな、見ろ!今回は僕の連れている女の子の方が多いぞ!」


女子たち「キャーモテオサマカッコイイー」


モテ男「ふはははは!」


友「質より量とは哀れなやつだな」


モテ男「!?」


男「しかも見せびらかすためだけにここまで連れて来るなんて器の小さい残念な男だな」


モテ男「…」


ポニー「しかももう涙目、弱いね。多分下も早いね」


モテ男「うぅぅ」ポロポロ


泣き出してしまった。やっぱり豆腐メンタルじゃまいか


幼「なぁ、そこの女たち、言っとくけどそいつ裏じゃ君たちのことボロクソ言ってたぞ」


止めの一撃、まぁ幼のことだからでっち上げだろうけど女たちは本当だと思ったらしくモテ男をボコボコにして帰っていった


モテ男「ひどいよ。あんまりだぁ」シクシク


モテるのはいい。だがそれを鼻にかけたり自慢したりするのはNGだモテ男よ


友「じゃあバカのことはほっといてそろそろ行こうぜ。ってか別れないか、互いにふたりっきりで回ったほうがいいんじゃねえの」


男「そうだな、さっすが友人わかってるぅ」


友「よせやい大将、じゃあまた今度な」


男「あぁ」




幼「すごい人だったね友姉さんって人」


男「あぁ、怖いぜ」


幼「そ、そういえば男は女友達とかいたり…するのか?」


男「いや、お前だけだよ。今は彼女だけど、今も昔も女友達なんて言えるのはお前だけだった」


幼「ボクだけ…」


男「あぁ、お前だけだが、それがどうかしたか?」ラムネ、ゴクゴク


幼「い、いや。特に何も…」


男「?」ゴクゴク


幼「…ボクだけ、かぁ…ふふふ」


男「…幼、友姉が感染ってないか?」


幼「何かな?かな?うふふふふ」


男「感染ってる!!」ヒィイ

幼「なんて、冗談だよ。ボクは君を傷つけたりなんかしないよ」


男「そう、それならいいんだが…」


さっき撃ってきたじゃないか。とは言ってはいけないんだろうか


男「そういえばお前喉渇かないの?」ラムネゴク


幼「…確かに少し喉渇いたかな」


男「じゃあ何か買ってやるよ。何がいい?」


幼「…いや、買う必要はないよ」


男「え?」


幼「これがあるじゃないか」ヒッタクリ!


男「あ、俺のラムネ」


幼「いただきます」ゴキュゴキュ


男「ちょ、全部飲むな!!」


幼「クス、ごちそうさま」


男「…俺のをひったくって飲む必要はあったのか」


幼「一本丸々はいらなかったからね、君が飲んでちょうど良かったからさ」


男「そうか?…間接キスがしたかっただけじゃn」


幼「ち、ちg、違うって!断じて違う!!」


男「本当に…?」


幼「本当にっ!」

男「そうか、じゃあ今ここでキスしてやろうか?」


幼「な、何だってそうなるんだよっ!///」


赤くなる幼、和服によく似合っておりますな、可愛い、可愛い…


男「ってか可愛すぎるよこんちくしょー」ギュー


幼「わっ、ば、バカっ、こんなところで///」


男「いいじゃないか。一応彼女だろ?」


幼「一応も何も彼女だよ!そうじゃなくて人がいっぱいいるから!///」


男「…嫌か?」


幼「別に、嫌、ってわけじゃないけど…嬉しい、けど…でも、恥ずか…しい、よ///」


モブども「け、リア充が」「死ね死ね死ね死ね死ね死ね」「祝ってやるよ糞が」「爆発しろ」「メガンテしろ」「むしろメガザルで俺の青春を生き返らせてくれ」

ドンドンピーヒャララ


男「お、盆踊りが始まったか。行こうぜ、幼」


幼「ボ、ボクはいいよ…運動音痴だし」


男「関係ねえよ。ほら、リードしてやるからさ」


幼「クス、盆踊りに『リード』なんて言葉は何だか合わないね」


そんなこと言いながら手をとってくれる幼


男「じゃあ、行くか」


幼「うん」




男「どうだった?面白かったか?盆踊り」


幼「君のおかげでね」クス


男「そうか、それは良かったよ」


何を間違ったか一組フォークダンスをしているカップルがいたが見なかったことにした。友とポニーちゃんに一瞬見えたが気のせいだろう


…意外と上手いのがなんかムカついた


{-ドドンドンドン-まもなく打ち上げ花火を始めます。夜空を彩る花火を…あぁ、カンペが風で飛ばされた!あ、えーと…花火をお楽しみください!}ブツッ


…なんだ今の放送


男「幼、もっとよく見えるところに行こうぜ」


幼「うん」

男「あったあった、やっぱりこの穴場は誰もいないな。最高」


幼「…毎年ここで見てるものね。誰も来ない穴場」


幼(誰も…来ない…二人っきり)


幼「ふふ」ギュ


幼の方から手を握ってくる。…指を絡めて


男「幼…そういえばお前夜空恐怖症は治ったか?」


幼「…恐怖症ってほどじゃ…まぁ、君となら、この綺麗な夜空を見上げていても大丈夫かな」ギュ


男「…やっぱりあの天体観測の夜のことは夢じゃなかったのな」


幼「あ…まぁいいか」


男「そうか、あ」


ヒュルルゥー


幼「始まったな」


ドッカーン


男「綺麗だな」


ヒュルルー


幼「あぁ」

ドッカーン


男「でもお前n」


幼「『お前の方が綺麗』何てキザでありがちなセリフは嫌いだよ」


男「…」




幼「ふふ、でもありがと」


幼「なぁ、男」


男「ん?」


幼「ボクは君がd -ドッカーン- きだよ 」


男「あぁ、すまん。もう一回言ってくれ。花火の音で聞こえなかったんだが」


幼「…じゃあいいよ。…大したことじゃないし」


男「…そうか?」

男「やっぱ花火は日本人の心だぜ」


ドッカーン


男「綺麗だな、たまやー!」


ドッカーン


幼「クス、君はいつまで経っても子供っぽいな」


男「そうか?祭りと花火ではテンションが上がるのが日本男児ってもんだぜ」


幼「君らしいよ」


幼(そしてそんなところも…好き、なんだよね)


その言葉だけは胸の内にしまっておいた


幼(花火の音にあわせて小さく言うことしかできないなんて…ボクは、なんでこんなにも臆病なんだろう)


幼「…君が眩しいよ」


男の無邪気で愛しい横顔を見ながらそう呟くのであった

どうでもいいけどsageじゃなくてsagaなんだね>>1

帰り道


男「今日は楽しかったな。やっぱ夏祭り最高」


幼「…」


男「幼?」


幼「…あと、何回」


男「?」


幼「あと何回、純粋に楽しめるんだろう…」


男「幼?何の話だ?」


幼「昔はさ、お金なんて一円も使わずに遊べたよね。でも高校生にもなると公園で遊ぶこともなくなって鬼ごっこみたいな定番の遊びもしなくなって…」


幼「今じゃカラオケやゲームセンターみたいな金を使わないと遊べないところじゃないと楽しめなくなっている。昔みたいに公園の遊具だけじゃ遊べない…」


幼「ボクは、怖いんだよ。どんどん大人になるのが…」


幼「子供の頃楽しめた遊びがつまらなく感じて…だんだん子供っぽさを失って」


幼「いつか、いつか大好きな君といっしょに回る夏祭りすらつまらなく感じてしまう時が来るんじゃないかと考えちゃって…」


キュ


男の手を握る幼の手に力が入る


幼「昔は大人に憧れていた。でも、こんな思いをするぐらいなら、子供っぽさを忘れてしまうぐらいなら…」


幼「ボクは、大人になんかなりたくない」


それは、涙を少し浮かべてまで放った本心からの言葉、叫び

男「…心配、する必要はないさ」


幼「…男」


男「確かに時の流れは残酷だ『人生を80年とすると夏は80回しか来ない、そして同じ夏は二度と来ない』時は誰の上にも平等で誰に対しても残酷に刻み続ける。そこには奴隷も王様もない」


男「怖いか?時が…怖がる必要なんてないんだ。大丈夫、時が変わろうと俺は、お前は、人は変わりっこない」


幼「…変わるよ。いつか人だって死ぬんだ、性格が変わったりもするんだ。考えだしたらキリがない」


男「じゃあ考えなければいい」


幼「え?」


男「」ギュ


幼「え?あ、え…///」カァア


真正面から抱きしめてやる


男「俺が信じられないか?信じろよ。俺は絶対に変わらない。お前が周りがつまらなくなってしまったと感じたなら俺はピエロにでもなろう。お前が子供らしさが失われたと嘆くなら俺は幼児退行でもなんでもしてやる。俺は絶対にお前を退屈させたりしない。お前を一人ぼっちにはさせない。絶対にだ」


男「だから大人になることなんか恐れなくていい。俺が傍にいればそれでいいじゃないか。そんないつ来るとも知れない遠い未来なんかより隣にいる俺のことを考えてくれよ」


幼「…男…///」


男「幼」


幼「…言っていること、イマイチかっこつけきれてない上によく意味がわからないよ」


男「…一生懸命言ったんだぞ」


幼「うん、それは伝わったよ。ありがとう」ギュ





男と幼の家の前


男「じゃあな」


幼「うん、また今度」


男「あぁ」

今日は区切りよくここまでです


このスレは途中で完結させたりせずに(今のところは)>>1000近くなるまでgdgdと続けていきたいと思います。今回のように間が空くこともあるかと思いますがこれからもよろしくお願いします


以下、>>1のくだらないチラ裏日記(読まずとも良いです)


突然ですが>>716の幼の言葉はは私>>1の心の叫びでもあります。時間は残酷であり、もう二度と同じ夏は来ない…

私は高校3年生です。しかし進学ではなく就職の道を選んだのでこの一年が青春時代最後の一年になるのです

そして、今年の夏は就活やら運転免許取得やらで忙しくなるであろうことから、夏休みと言える夏休みは今年は過ごせないでしょう

つまり、去年が実質最後の夏休みだったわけです

もう、戻っては来ない。既に過ぎ去ってしまった「過去」、既にただの「記憶」

去年の夏に何があったか、それすらもただの「過去」です

…彼女が出来ました。去年の夏休み真っ只中、決して美少女とは言えないまでも。ですが
(叩かれるのが怖くて彼女いるのかと聞かれたときはいないと嘘をついてしまいましたが、すいません)

しかし、その彼女も遠い(と言っても同じ都内なのですが)場所に住んでおり、大学受験の勉強に精を出すため、互いの就職、進学、問題で多分この夏休みは一度も会うことがないのでしょう


電車で片道たったの2時間なのに遠距離恋愛のようです。…そして、子供時代の遠距離恋愛はどちらかが他に好きな人ができるか興味が無くなるかして終わるのが常です

もしかしたらこのまま恋人らしいこともせぬまま別れてしまうかもしれません

そしてただの過去へ、記憶へと成り果てるのです

今年のは一番濃い、一番早く過ぎ去る夏休みになることでしょう


このスレも私の妄想もいつか過去の記憶となり忘れられていくでしょう


しかし書いたものは記録として残り、埋れはするものの消えることはないでしょう。どうか、あなたがたの記憶の中にほんの少しでも残りますように


どうか、世界のどこかにこのスレのようなほのぼのとした幸せな恋物語がありますように。別れることなく離れることなく、形骸化のしない幸せな男女がいますように


願わくば、その方々の幸せが永遠に続きますように



ごちゃごちゃ&無意味な文章でお目汚しすいません。どうしても書きたくなったので…

今更だが>>721

突然ですが>>716の幼の言葉はは私>>1の心の叫びでもあります。時間は残酷であり、もう二度と同じ夏は来ない…



>>716じゃなくて>>719だわ

時はちょっと巻き戻って7月7日、七夕


この町には小高いお丘があり、その上に笹が生えている。もちろん七夕にはそこに短冊を吊るすのが伝統になっている


男「やばいな、出遅れちまった。かなりたくさん吊るされてる」


幼「…吊るす場所残ってるかな」


男「流石に残ってるとは思うが…」


幼「…」


男「おい、他人の短冊見るなよ」


幼「いや、これ…」


男「ん?」




いいかげん彦星と別れたい

織姫




男「…見なかったことにしておこう」


こういう公共の場だと必ず一人ぐらいいるよね、ふざけたこと書く奴

…たまにギャグセンスが無駄に高いやつがいてなんかむかつくけど




俺は人間をやめるぞー

ディオ




男「いや、何年前だよこれ」




どんな形でも構いません。あの人を永遠に私の傍に縛り付けておけますように

友姉




男「これ、願いが叶う前に破り捨てたほうがいいんじゃ…」


裏には彼氏さんの名前が血のような赤いクレヨンでびっしりと所狭しに書かれていた


怖えよ

幼「おい男、ちょっと手伝え」


男「ん?どうした?笹の前でピョンピョン跳ねて」


幼「君は知らないのかい?短冊は高いところに吊るしたほうが願いが叶いやすいんだぞ」


男「なるほど、それで可愛らしい野うさぎのようにぴょこぴょこ跳ねていたわけか」


幼「そう、だから手伝ってよ」


男「どれ、貸してみろ。俺が付けてやる」


幼「だ、ダメ!」


何故か短冊を隠すように手で包んだ


男「何でだ?」


幼「な、何でもだよ!」


男「は?」


幼「え、えと…そう、願い事は他人に見られたら叶わないから」


男「なんだよそりゃ、まぁいいや。じゃあ抱き上げてやるよ」


幼「ひゃあ!」


お腹辺りを腕で抱きしめて上げようとしたら変な声を出して振り払われた


幼「こ、この方法は却下!///」


男「じゃあどうしろと」


幼「か、肩車…とか」




男「お、おm」プルプル


幼「それ以上言ったら殺してやるから」


男「ふぬぅ…」ピクピク


幼「…はい、終わったよご苦労さま」


男「…マジ苦労だったっす」


幼「踏み台にされるよりはましだっただろ?それともマゾな君は踏み台のほうが好みだったかな?」


男「マゾじゃねえよ!…ところでお前は何を書いたんだ?」


幼「クス、秘密だよ。言ったら叶わなくなるかもしれないもの」


男「そうか?」


幼「うん。で、君は何を書いたんだい?」


男「俺のは聞くんだな」


幼「君の願いは叶わなくなっても別にボクは困らないからね」


男「うわ、ひっでぇ…でもいいか。俺は言ったからって願いが叶わなくなるとは思わないし」


男「大好きな幼といつまでも一緒に居られますように、なんてな」


幼「…同じだ」ボソッ


男「ん?」


幼「い、いや…なんでも///」


男「お前さ、そのたまにすごい小さな声でボソッと言うのやめてくれよ。聞き取れない」


幼「べ、別に独り言…だし///」


男「…短冊吊るしたし帰るか」


幼「いや、夜までここにいようよ」


男「え?」




男「うおぉ、すっげーな天の川!」


幼「…綺麗だ」


それはまるで銀の川、いやはや天の川なんて名づけた人のセンスは見習いたいもんだね


男「あれが彦星であれが織姫か、一年に一度しか出会えない、ね」


幼「…一年も会えないなんて…悲しい定めだよね」


男「お前だったらどうする?」


幼「新しい人を探すね」


男「即答!?酷い!」


幼「ふふ、冗談だよ。一年ぐらい、待ってみるさ。問題は君が浮気をしないかどうかだな」


男「しねえよ」


幼「なら安心だな…いつまでも…いっしょに」


男「…あぁ」



風が強く吹き、短冊が空に向けて飛んでいこうとする。まるで自分たちの願いを聞き届けてもらおう我先にと空に行こうとしているかのように

































永遠になんて贅沢は言わない
一秒でも長く、男と幸せに過ごす日々が

続きますように

幼 

幼「秋だ!」


男「秋か…」


幼「どうした?テンションが低いが」


男「いや、学校だるい。もっと夏休み欲しい」


幼「しょうがないよ。時間ってのはすぐに過ぎ去るものだ。そうなんだろう?」


男「…お前はやけにテンションが高いな」


幼「ようやくパーカーが着れるからね。これがないとボクじゃないだろ?」


まだ暑いため春物の薄いパーカーではあるが早速着ている幼


男「確かにそれがないとお前っぽくないかもな」


幼「うむ、そうだろう」

男「ところで今夜中なんだが、俺寝るとこなんだが」


幼「うむ、気にせず寝てくれ」


男「寝れるか!気になるわ!」


幼「ボクなんかいないものだと思って寝ていいよ」


男「だから寝れねえって!特にデジカメと油性マジックを手に持ってワクワクした顔をしているお前の前じゃな」


幼「ちっ、バレたか」


男「バレたかじゃねえ!何するつもりだった正直に言いやがれ」


幼「寝顔を写真に撮って落書きして写真を撮ろうかと」


男「大方予想通りだった!当たって欲しくない予想が的中した!」


幼「では寝ようか」


男「何当たり前のように布団に潜り込んでんだコラ」

幼「…結局追い出された」


幼「ただいま…」


暗い家の中にそう言うが返事が返ってくるわけはない


幼「…はぁ、今日は誰もいないから寂しいんだよ」


幼「男、優しいから正直にそう言えば泊めてくれただろうな」


でも寂しいなんて口が裂けても言えるわけがないよ


幼「…寝ちゃお」




男「幼!なんで俺の布団に!?」


丸められた掛け布団「」


男「…」


男「…あれ?」


男「あれ、俺が抱きしめてんのは掛け布団?」


布団<ソノトオリダゼ


幼「」ニヤリ


男「は!?」


しまった、幼が滅多に見せない笑顔を、いやぁ~な笑顔をしている

幼「男、今ボクを呼んだ?」


男「呼んでない、何故いる」


幼「いるのはいつも通りだろう?」


男「…そうだな、呼んではないが」


幼「今布団を抱きしめてボクの名を…」


男「…」


みみみ、見られてた!?!?!?


幼「ボクが布団にいないと寂しかったのかい?」


男「い、いや、いやいやいや、そうじゃなか、なくて、寝ぼけてただけで」


幼「寝ぼけてボクを夢に見るほど好きなのか?」


男「いや、好きなのはそうだけどそれとこれは別だ!」


幼「クス、焦ってる君は可愛いな」


男「くそ!覚えてろ!!」


幼「さあ、どうだろうね」クスクス


ちくしょう!すっごい久々に優位に立てたからって妙に目が輝いていやがる

男「…学校やだなぁ」


幼「そんなこと言ってもしょうがないよ」


男「だよなぁ…夏休みみたいに一日中お前とのんびりいたいよ」


幼「」パサ


何故かフードを被ってうつむく幼


幼「そ、そうか…」


幼(…///)

男「そうだ、時間まだあるし朝飯作るよ」


幼「お、いいね。君の手料理は美味しいからね」


男「…お前もしかしてそれが目当てでこんな早く来たんじゃ」


幼「今日はボクが起こす前に君が起きたじゃないか『幼!なんで俺の布団に』」クスクス


男「…分かった。激ウマ料理作るから忘れてくれ」


幼「クスクス、断る」




幼「ふふ、やっぱり君の手料理は美味しいな」


男「あ、あれ…俺の分は?」


幼「?全部ボクのじゃなかったのかい?」


男「違うわ!調理器具片付けてる間に何俺の分まで完食してんだ!!」


幼「…ごちそうさまでした。美味しかったよ?」


男「ご・ま・か・す・な」


幼「大好きだよ?男」


男「う…上目使いしたって…」


幼「許して、くれる…よね?」


男「う、うぅ…上目使いは卑怯だってば!!」


幼「ふふ、ボクの勝利だ」


結局怒るに怒れなかった。怒る時にちゃんと怒れる強さが欲しいです

男「…学校行こうか」


幼「そうだな。もうそんな時間なのか」


男「うん…」


幼「まぁそう落ち込むな。学校に行くまでは一緒なんだからな」


男「お前は平気なのか?半日も俺と離れて」


幼「」パサ


幼「別に、寂しくなんか…無いよ」


男「フード被られたら表情が読めないな。ちょっと取ってみろ」


幼「…断る」


男「それを断る」


幼「お、おい、触るな!」


男「うっせえ、実はものすごく寂しそうな顔してんだろ実は!」


幼「してないよ。近寄んなっての」


男「うぅ…拒否られた」


幼「いや、そう言う意味じゃないから」




学校前


幼「…着いてしまったな」


男「あぁ。やっぱり寂しいか?」


幼「」パサ


幼「…寂しくなんか…無いよ」


男「まぁ学校終わったらまたウチに来るだろうしな」


幼「…うん」


男「?どうした?」


幼「…いや、じゃあね」


男「あぁ」

教室


友「大将大変だ!」


男「どうした友よ」


友「あ、姉、姉貴が!」


男「おちつけ、何があった」


友「いや、昨日ウチに姉貴の彼氏の両親から電話があってな『ウチの息子がずっと帰ってこないのですがそちらに行っていませんか?』って」


友「姉貴がさ、最近一日中どっかに出かけているんだよ。しかも気持ち悪いくらい上機嫌で、たまに料理とか鼻歌歌いながら弁当二人分作ってたり、片方には怪しげな薬品入れてたり…」


男「…あぁ、あの願い叶っちゃったか…」


友「お前、何か知ってるのか!?」


男「知っているようで知らないような…ってか知らないな。目的は分かるが場所は知らん」


友「…そうか、ドウシヨウ」


男「俺に聞くなよ…姉貴を問い詰めてみたらどうだ?」


友「俺に死ねってか?」


男「あぁ…何かすまん」

幼の教室


女「やはー幼ちゃ~ん、久しぶり~会いたかったよ~」


幼「やあ女、君は夏休みどうだった?」


女「普通だよ~退屈だったよ~」


幼「ボクもそんなもんだ」


女「」スンスン


幼「ぼ、ボクの匂いなんか嗅いでどうしたんだよ!」


女「この臭い、もう幼ちゃんは大人になったんだね」


幼「ブッ!」


幼「な、ななな、何故それを!!」


女「あたしほどになると匂いで分かるんだよ~」


※盗撮盗聴のせいです


幼「…秘密で頼むぞ」ゴゴゴゴゴ


女「うふふ~親友の頼みだもんね~そんなに睨まなくても大丈夫だよ~」


女「でも今度詳しく教えてね~再現してさ~」


幼「だ・れ・が・す・る・か!」

展開的には中途半端だけど今日はここまで
あと一週間早く思いつきたかった七夕ネタでした


皆さんは七夕、お願い事はしましたか?私は世界平和を願いました





嘘です。普通に良いところに就職して良い暮らしが出来ますようにと願いました


…ほんの数年前には全然現実味の無い、でも子供らしい夢たっぷりな願いを書いていた気もするんですがね…

神速の幼馴染
  >>1覚醒

本日公開!

>>788
ポケモンの映画は毎年見てるけどアルセウスからどーにもクソ映画になってきた。アクションシーンばかりでストーリーが何も無い感じ、去年なんか悪役すらいなくてただ戦ってるだけだったし
今年?同時上映のイーブイズが可愛かったからそれだけでもういいや
でもミュウツーを「ミュウツーの逆襲」のミュウツーと別人にしたのは許せない、同一人物だったら「私たちはこの星で生きていていいんです」で感動して泣いていたかのしれないのに…

と、何も関係ない懐古厨の愚痴でした

始める

男「…物足りない」


友「どうしたよ大将。そんな断食でもしてたかのようなやつれ顔で」


男「そこまで酷くねえだろ」


友「で、物足りないって?」


男「いやさ、なんとなく夏休み中満たされた物が手からこぼれ落ちたような感じて」


友「あぁ、そりゃ姉御だな」


男「は?」


友「大将のことだから夏休み中毎日姉御といちゃついてたんだろ?」


男「そういうお前はどうなんだよ」


友「おいらはそりゃ毎日ポニーちゃんとえ…」


男「分かったそれ以上言うな」


友「まぁ夏休み終わりはみんな何かしら憂鬱になるもんさ」


男「…だよなぁ」

幼「あーあ、夏休みがもっと長ければいいのに~」


女「やっぱり幼ちゃんも夏休み終わりはだるいんだ~」


幼「うん…」


女「顔に出てるもんね~」


幼「うそ、出てた?」


幼「うん、そういえば幼ちゃんって最近けっこう表情があるよね~」


幼「ん?何が言いたいんだ?」


女「だってさ~幼ちゃん最初の頃無表情しかなかったもん。でも最近は色々な表情が見れて楽しいよ~」


幼「そうかな、ボクは今も無表情だけど」


女「今はね、でも~『彼氏くんみたいなかっこいい人を彼氏にできて幼ちゃんは世界一の幸福者だよ、羨ましいなぁ~』」


幼「い、いきなり何だ」


女「ほら口もとがにやけそうになってる~」


幼「」ぱっ


女「押さえても見えちゃったからダメなんだよ~それとかこれっ!」


幼「…ボイスレコーダー?」


男の声『俺は可愛い幼が大好きだ』


幼「な、な、な…///」


女「ほら、無表情が崩れてる~幼ちゃん可愛い~」


幼「そ、そのボイスレコーダーよこせ、壊してやる」


女「やーだよ~」キャハハ

・・・


幼「…あぁ、退屈」


女「やっぱり幼ちゃんも学校は憂鬱?」


幼「夏休み終わりは特にね」


女「大丈夫だよ~1日目は始業式だけだからすぐに帰って彼氏君といちゃつけるよ~」


幼「そういうのじゃない」


女「でも会いたいのは確かでしょ~?」


幼「………」コクン


女「じゃあいっしょに帰ろうって言いなよ~」


幼「そのためだけにわざわざクラスまで行くの嫌だよ」


女「メールがあるじゃん~」


幼「…そうか、そうだった」

男「メールが来た」


友「当ててみよう、姉御だ」


男「んなバカな…幼だ」


友「ほら大当たりだぜい」


男「どれどれ?…放課後すぐに迎えに来て…」


友「愕然!ハートマークがついてる」


男「…あいつ、頭打ったか」


友「んでんで行けるのかい?」


男「残念ながら用事だな」




3時間ほど出かけてくる

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

キタ――――――
先ほど今日立ったばかりの幼馴染SSにて>>1を発見した

>>797
マジだったww

今日たった幼馴染SSの幼馴染は、クーデレ・ボーイッシュ幼馴染
昨日たった幼馴染SSの幼馴染は、ツンデレ・照れ屋幼馴染
このスレの幼馴染はクーデレ・ボクっ娘幼馴染
生きてて良かった!!

>>799
それ全部見てるぜ。幼馴染スレと聞いていかないわけがねえな






幼「女、何ハートマークつけているんだ…」ビキビキ


女「幼ちゃんの気持ち代行なんだよ~にぱー☆」


幼「し な く て い い」


女「素直になりなよ~」


幼「…あいつの前だけ素直だ。それでいいだろ…///」


女「やはは~幼ちゃん顔赤ーい、かっわいぃ~☆」


幼「…いつか覚えていろよ///」


女「そんなことよりメール来てるよ?」


幼「ほんとだ…」


幼「」


女「どうしたの?固まっちゃって…どれどれ?」


女「『大事な用があるからいけない』」


幼「ボクより大事な用…?」


女「まぁそういうことならしょうがないよ~」


幼「このボクより大事な用なんて…」ぐぬぬ

友「で、結局何で姉御迎えに行かないんだ?」


男「…お姉さまに呼び出されてな」


友「誰だよ…あぁ、あの人か」




男「あぁ、風紀委員長のくせして自分が一番風紀乱している先輩、男女問わず校内中の生徒(と、一部教師)にお姉さまと恐れられ崇められているかた

だ」


友「おいおい大丈夫かよ。風紀委員長のお姉さまと言えば校内一のガチな801で男女問わず食くっちまうて聞いたぜ?」


男「だ、大丈夫、彼氏彼女がいる人には手を出さないって聞いた」


友「でもこの間都内1のイケメンを彼氏にしたって自慢した一年女子をお姉さま一筋なガチレズに調教したという話を聞いたぜい」


二人『恐すぎ!』ガクブル

放課後、図書室


男「…あ、あの…」


委員長「やぁ、よく来てくれたね、少年」


男「ど、どうも。あの、何のご用で」


委員長「いや、そろそろ君も食べ頃かなと」


男「失礼します!さようなら」


ガチャガチャ


男「あぁ、扉がすでにロックされてる!!」


脱出不可能逃走失敗絶体絶命生命危機救命救助要請即効求む!


男「だぁれか助けてー」


委員長「はっはっは誰も来ないよ。何せここはいま風紀委員長、いやお姉さん権限で貸し切りだからね」


男「いやぁー食われる!俺彼女いるし!」


委員長「なんだいるのか、残念だ」


男「お、恐ろしい人だ」ガクブル


委員長「ま、それはついでだ。本当は唯一働く生徒会役員こと君に頼みがあったんだ」


男「ついででも食う気だったんすか。あとうちの生徒会役員どもはちゃんとやることはやってますよ。リア充撲滅に力入れすぎなだけで…」


委員長「まずお姉さんとあの連中じゃそりが合わなくてね。君が一番ヤりやすいんだよ」


男「何か言い方に不安を覚えますがまぁいいです。何をすればいいんですか?」


委員長「ナニを晒してほしいなと…冗談だ逃げようとするな。ただこれらの書類整理を手伝ってもらいたいだけだ」


男「書類整理?」


委員長「そう、ただ分類分けしてくれればいいから」


男「…そういうことなら」


委員長「うむ、助かる。まぁそう身構えるな、私は彼氏彼女のいる子を食べたりしないから」


…俺、何かこの人苦手

幼「…何の用事があるのか聞いてみたけど(メールで)返事が返ってこない」ナミダメ


女「う~ん、まさか逢引だったりして~」


幼「…」ス


女「幼ちゃん?」


幼「探してくる!」


女「幼ちゃん、冗談だよ~あの彼氏君が浮気なんてするわけ…行っちゃったか~おもしろくなりそ~」


女「あ、盗聴器ONにしとこ~」

幼「図書室?閉まっているはずなのに声が…」


耳を澄まして扉に当ててみる


幼「…男の声と…もう一人は…女性?いや女子生徒…」


かなり楽しそうに喋っていた


幼「…嘘…嘘、でしょ。男がボク以外の女とあんな楽しそうに喋れるなんて」


女と喋るときはキョドったりどもったりしてしまう男なのに…ありえない


幼「…ボク、以外…」

図書室内


委員長「少年、もうすぐ終わりそうかい?」


男「はい、こっちはあと少しですね。まさかあなたがこんなにちゃんと仕事しているなんて思いもしませんでしたよ」


委員長「うむ、お姉さんはきちんと欲望と仕事を同時に満たせるすばらしい人間だからな」


男「欲望を抑えてもらえればもっとすばらしい人間になれますよ」


委員長「そうかもしれないがそれはそれでつまらないではないか。一週間に8人は食わないと気がすまない」


男「毎日一人でも足りないんですか!?」


委員長「はっはっは、お姉さんは美人だからね。君もその一人になってみないかい?」


男「全力で遠慮します」


委員長「いやいやお姉さんなら君の良い飼い主になってあげられると思うよ?」


男「主従関係がすでに決まっている時点でいy」


バアァ--z_ン!


大きな音を立てて扉が勢いよく開いた


男「げっ、幼!?」


幼「げ?」


男「しまっ、あ」


幼「しまった?」


しまった。やばい、考えうる限り最低な反応をしてしまった


幼「…どういうこと?ボク以外に女友達はいなかったんじゃなかったの?ねぇ」


男「うん、この人は女友達じゃなくてだな」


委員長「そう、お姉さんはそんなんじゃないよ。男くんの彼女だ」


男「うんそう、かの…じゃないでしょ!余計ややこしくしないでください!」


幼「…あの男がボク以外の女とこんなに親しく話してる…」


男「違う違う!それは最近お前とか友姉さんとか女ちゃんとかと喋っているおかげで克服できただけでこの人とそんなに親しいわけじゃ…」


委員長「たった今どんなシュチュと体位でえっちしようかって話していたところだよ」

幼「お と こ」ゴゴゴゴゴ


男「ちょっとお姉さま、あんた俺をどうしたいの!?細切れにして魚の餌にでもする気!?」


委員長(破局させれば私のものになるだろう?)


なるか!ジェスチャーで何とんでもないこと言ってんだこの人は


委員長「なんてね、冗談だよ幼くん」


幼「…なんでボクの名前を」


委員長「そこの少年が彼女自慢を散々してきたからね。そりゃ名前ぐらい覚えるさ」


幼「ボクの…自慢」


おぉ!収集不可能かと思ったらまさかの最高のフォロー、助かった。これだけは感謝しなきゃ…と思ったけど元々この人のせいじゃん


委員長「ま、件の可愛い彼女も見れたことだし生徒会役員である男くんに頼んだ仕事も終わったようだしお姉さんは帰るよ。少年、仕事やってくれて

ありがとうね、わざわざ呼び出して悪かったよ」


委員長(君の彼氏は色々と溜まっているっぽいから彼女なら発散させてあげるべきだよ)ボソボソ


幼「なっ」


委員長「じゃあね、可愛い後輩たち♪」


幼になにかしら耳打ちして立ち去る委員長、出来ればもう関わり合いたくないあの人


男「えと、じゃあ帰るか」


幼「え?あ、うん…」

帰り道


男「そういえばお前おねえさm…あの委員長に何言われたんだ?最後」


幼「え?えーと…」


-君の彼氏は色々と溜まっているっぽいから彼女なら発散させてあげるべきだよ-


幼(色々と溜まってるってどういう意味なんだろ?…まさか、そういう意味?発散って何すればいいの?…ほ、本当に…し、してほしいのかな?男…)


男「幼?」


幼「…///」プシュゥウ


男「幼?」


幼「」パサッ


男「何言われたんだ?そして何故フードで顔を隠した」


幼「べ、別に大したことは言われて無いし。これにも深い意味は無いよ…///」


幼(やはりパーカーはいい。顔が赤いのを隠せるからね///)

   ∩
( ゚∀゚)彡 オサナナジミ! オサナナジミ! ガズボズボ!
 ⊂彡

その後、家にて


男「幼、お願いがある!」DO☆GE☆ZA


幼「な、何?」


幼(や、やっぱり溜まっているのかな?ま、まぁどうしてもと頼まれれば少しぐらい…///)


男「宿題が明日提出なのに終わって無いんだ!助けてくれ」


幼「」

幼「…宿題?」


男「そう、最初の授業提出なのにちっとも出来てないんだ!…『すごく期待していたものが一瞬で壊滅してすごく落胆した』っていう顔をしているが

どうした?」


幼「…君なんかに期待は何もしてないよ。馬鹿馬鹿しい」


そこまで分かってて何故全部分からないのか


男「あれ?何か言葉に刺が」


幼「まぁいいさ。で、ボクは何をすればいいの?」


男「俺の代わりに全部やって。全部丸々白紙だから♪」


幼「…頭痛がするから帰る」


男「わー、待って、待って!分かったから、半分、いや二分の一だけやってくれればいいから」


幼「それ意味同じだし」


男「分かった、三分の一やってください。いや、この際ちょっとだけでいいから!!」


幼「はぁ、分かったよ」


男「やったぁ、幼大好き!」


幼「」ぱさ


幼「…いいから、今すぐ取り組むよ…///」

男「まずは読書感想文だな、幼、お願いします」


幼「そうだね、この本借りるよ」


男「ラヴクラフト全集?いいけどそれ読むのかなりかかるぜ?」


幼「ん?読み終わったよ?」


男「早い!一瞬!?」


幼「はい、書き終えた」


男「ば、化け物だ…」

男「とりあえずこの数学の宿題を俺はやるからその国語の山よろしく」


幼「うむ…大量だな」


男「お前なら容易いだろ?」


幼「…もちろんだよ。君に期待されて頑張らないわけには行かないからね」クスクス

男「終わったー!」


幼「たー」


男「でも殆ど幼にやらせてしまったような気がする…」


幼「君にやらせてたら終わらないじゃないか」


男「お前が早すぎるんだよ。人外め…」


幼「君も修行すれば出来るようになるよ」


男「なるか!」

幼「ところでお礼とかは無いのかい?」


男「お礼?あぁ、金ならあるから本か?」


幼「いや、買うとかじゃなくて…その…」


男「じゃあ何だ?何がほしい?」


幼「………………………………察してよ」


男「無茶言うな、俺はESP持ちじゃないんだってば」


幼「…」


幼「………じゃ、じゃあ………………………き、きs、いや……その……や、やっぱり本でいい!///」

さっき別のスレに誤爆してしまった。恥ずかしさと申し訳無さで死にたい








男「…分かった。本な」


幼「う、うん…」シュン


男「…幼」


幼「ん?」


ンチュ


幼「ん?んんっ~」クチュ、ンチュ、レロ


幼「ん~、んん、ぅん…クチュ…レロ…ックチュ」クチュクチュ


最初は驚いて抵抗していた幼だったが少し経つとむしろ幼のほうから俺を求めるように舌を動かす


幼「ぷはっ」


糸が引いている


幼「…ちゃんと察せたじゃないか///」


男「長い付き合いだからな。お前のことは大体分かるさ」


幼「…ボクのほうが君のことは良く分かると思うよ」


男「いや、俺のほうがお前のことは良く分かるぞ」


幼「いやボクのほうが…って子供か」


男「おぉ、珍しいお前の突っ込み!」


幼「…そうかな」

ある日


男「いやぁ、まさか幼のほうからデートに誘ってくれるとはなぁ」


幼「毎日がデートみたいなものだけどね。お部屋デート」


男「それにしてもお前が顔を真っ赤にしながら『デートに行こう』なんて言った時は驚いたぞ」


幼「よく考えたら一度も『デート』という単語を使ったことが無かったから…案外恥ずかしかった…」プイ


男「もしかして今も赤くなってる?」


幼「み、見るな!」ぱさっ


男「あーあ、フードで隠されちゃったよ。幼の可愛い顔」


幼「く…///」

「ブツブツブツブツ」


男「本当に可愛いな幼は」


幼「…うるさい」


男「なぁ、前一度言ってくれたみたいに面と向かって『好き』って言ってくれよ」


幼「やだよ…恥ずかしい」


男「俺のこと好きでしょ?言ってくれよ」


幼「そりゃさ…大、好き…だけど」プイ


男「フードを被ってしかも向こう向いてたらダメだよ。こっち見てよ」


「ブツブツ」


前から何かブツブツ言いながらフラフラと歩く男


男「なぁおさ…うっ」


「死ね」


ドシッ


その男がぶつかってきた


「」タッタッタ


そいつは走って逃げた


ぶしゃああああああ!


俺の腹辺りから赤黒い液体が噴出す

幼「お、とこ…?男!!」


一瞬わけが分からないって顔をして、次の瞬間血を見て叫んだ幼


男「お、さ…な…」


幼「あいつ、殺してやる!!」


男「ま、って…」


幼「ま、待てないよ!あいつめ、ぜ、絶対に殺してやる。ずたずたに、引き裂いて、何よりも、何よりも、苦しい思いをさせてやる!」


男「幼…」


幼「そ、そうか、それよりまず、警察、いや、救急車か…」


男「いい…いいんだ」


幼「何がいいんだよ!」


男「俺は…もう、だめだ…幼、救急車も警察も要らない。そこに電話する分、一秒でも長く、お前と、話して…いた……い」


幼「男?男!!嘘だろ!?嘘だよね!?やだよぉ…ひくっ、男、しなっ、死なないで…やだぁ」


男「お…さ…」


幼「男?ダメ!ダメ!お願い、目を開けて!」


幼「大好きだよ、大好き!何度でも君の顔を見ながら言ってあげるから!」ギュー


幼「し、死んじゃやだぁ!き、君の変態な趣味にも付き合ってあげるから!何でもするよ、大好きな君のためなら!だから、だから死なないでよ!」


幼「男ぉ…男ぉ!ボクを、ボクを置いて行かないでよぉ!う、うぁあぁあああああん」ポロポロ


男(やべ、ドッキリ大成功って言うタイミングが見つからない)

幼「やだぁ…男ぉ」


ヤバい、完全にネタばらしするタイミング逃した


こ、こうなったら奇跡的に生き返りましたっていう風に装うしかない


タイミングは幼の涙が俺の頬に落ちた後だ


幼「男…ん?この臭い」


ペロッ


幼「………………………………ケチャップに何か混ぜてそれらしく見せてるだけじゃん」


!?…あの通り魔め、どうせならそこ手を抜かずにちゃんとした血糊もってこいよ!


せっかく幼の貴重にも程がある泣き顔見れたのに!


幼「……男、起きてるだろ」


男「」


ダラダラ


流れる汗の量がやばい!死ぬ!殺される!!!


や、やややばい


幼「男、起きろ」ドドドドド


ギャー


男「ごめんなさい!また明日!!」ダッ


ウサインボルトすら置いてきぼりになるであろう早さを火事場の馬鹿力で出しながら走る


逃げよう、説明は明日しよう。じゃないと殺される。今捕まったら殺される!


幼「男!待て!よ、よくもボクの、ボクの…すごく心配したのに!君を、君を失ったらって…う、ぅぁあああ!」


すごい泣き顔ですごい怒りの形相で追いかけてくる。早い、でも追い付かれたら殺されるぅ!

幼「待てぇ!」


男「ごめんなさい!許してください!」


友姉「あらあら二人ともこんにちは。仲良くおいかけっこかしら?」


男「あ、友姉さん、いいところに!ヘルプミー」


幼「友姉さん、ボクは今から大好きな男を剥製にでもしたいんだよ」


友姉「あらあら、それは素敵ねぇ」


男「どこが!?」


友姉「それなら私も幼ちゃんに味方しようかしら」


男「やめて!」


友姉「幼ちゃん、このショットガン型麻酔銃を貸してあげるわ」


男「何でそんなものを常時持ってんすか!」


友姉「この銃に装填してある麻酔弾は改良型でね、意識は保ったまま四肢の機能のみを麻痺させるのよ。でも頭は麻痺しないから見ること、聞くこと、食べることと話すことは出来るわ。あ、頭以外でも勃起だけはできるわよ」


何その使用方法がもう一つしか見えない薬品


幼「ありがとう、借りる」ガチャ


男「借りるな!構えるな!こっち向けるな!」


幼「大人しくボクのものになれ!絶対に裏切らない、心配もかけない、ボクだけのものに!」ガシャン


男「いやぁあ!目が本気だ!!」


幼「発射!」ズガン

幼たんカワユス……&怖ス




男「ぐ…こ、ここは?」


幼「ボクの家だよ。気絶したけど良かったよ、目を覚まして」


男「か、体が動かない!!」


幼「ふ、ふふふ…友姉さんの発明品ってすごいね、本当に四肢は動かないんだ…」


幼「ふふふ、これで男はボクのもの…」うっとり


こ、恍惚のヤンデレポーズだ。リアルで見んの初めてだ…見たくは無かった

ってか逃げたい!逃げなきゃ!うわーん動かない!


幼「うふふふ、友姉さんに薬を一か月分もらったから効力が切れそうになったら切れる前に注入すれば一ヶ月はそのままだよ」


男「いやぁあ!」


幼「大丈夫だよ、ご飯はボクが食べさせてあげるから。あ~んって♪」


何今回、今までで最大のキャラ崩壊!?


男「幼!目を覚ませ!お前はヤンデレじゃない!クーデレだ!俺の何よりも大好きなクーデレボクっ娘幼馴染だ!」

幼「…ボクは、ボクは…君が好きだ。大好きだ」


男「お、俺も大好きだ」


幼「君はそんなボクのことを騙したよね?笑いものにしようとしたよね?」


男「違う!俺はお前の可愛い泣き顔が見たくてな、心配している顔が見たくてな…」


幼「だからってあんなの酷すぎるよ!ぼ、ボクは…本当に…き、君が死んでしまったかと…」


幼…


幼「き、君が…いなくなってしまったら…ボクは、ボクは、本当に、一人に…怖かった…怖かったよ」ギュー


男「…ごめん」


幼「…った、生きてて、良かった。…ぅあぁあぁああ!」


そうして俺を強く抱きしめながら涙を流した幼

数分後


幼「…すっきりした」クスン


男「…本当にすいませんでした」


幼「まぁ、君は悪意があってやってわけじゃないしあの通り魔は(君の言ったことを信じるなら)打ち合わせしたわけでもなければ君の知り合いというわけでもないし今回だけは許すよ」


男「よかった、じゃあこれ解いて」


幼「解毒剤はもらってない。それに」


男「それに?」


幼「ヤンデレも止めるし君を喋る空気嫁にするのも止めるけど」


そんなこと考えていたのか、おっそろしい…やっぱこいつと友姉さんを接触させたのは間違いだったか、くっ


幼「あんな悪質な悪戯をボクが許すと思う?」


男「………あの、その角材は何に使うので?」


幼「教育♪」


男「」


幼「大丈夫だよ、粉砕骨折程度なら一ヶ月あれば余裕で無事くっつくから」


男「いやまてそれ無事じゃない!絶対無事じゃすまない」


幼「最低でも単純骨折してもらう」ゴゴゴゴゴ


男「いやー、待ってー!俺が悪かった!許して!もうしない!絶対しない!」


幼「うるさい、ボクの怒り、思い知れ」


\ぎやぁぁあぁあっぁぁぁぁああああああ!!/


皆もドッキリしかけるときは無駄に壮大にしないこと、無駄に悲しませたり怒らせるような悪戯は仕掛けないこと


何よりもネタばらしするタイミングを逃さないこと、これらを間違えると100パー死にます

また、ある日


幼「男、肝試し行かないか?」


男「…俺が行くと思うか?怖いの苦手なのに…」


幼「…こ、怖かったら手とか…繋いでも、いいから」


男「…嫌だ。それは魅力的だがわざわざ怖いところに行きたくない」


幼(…くそ、怖がる男がみたいのに…)


男「絶対に嫌だからな」


幼「…男、ちょっとこれ食べて」つ催眠薬入り手作りクッキー


男「お、旨そう」パク


バタ


男「Zzz...」


幼「…思った以上にちょろかった。やっぱり君はバカなのか」

男「…こ、ここは…」


幼「起きたね、ここは墓地だよ」


男「帰る!」ダッ


幼「させるか!」ガッ


男「ぬがっ!」ばたっ


幼「残念だけどここまで来たら帰らせない。絶対に肝試しはしてもらうよ」


男「やだ!今すぐ帰して!」


幼「今君には666体の幽霊が取り付いている」


男「え」


幼「それを払いたければゴールにある除霊の札を取ってくればいい」


男「よし!今すぐ行こう!!」


幼「…ちょろ」


男「なんか言った?」


幼「いや、何も」


幼(やった。バカでよかった)

男「じゃ、俺今すぐ走って行ってくる!」


幼「え?ボクも一緒に行くよ」


男「いや、幼に迷惑はかけたくない。俺が今すぐ走ってとってくればいい話だし」


幼「…ボクも行くって」


男「いや、いいってば」


幼「ボ ク も 行 く」


男「…分かったよ」


幼「そう、それでいい」


男「でもお前がいると走れないな…」


幼「歩けばいいじゃん」


男「…怖い」


幼「男ならむしろ彼女に『怖くないよ』って言う立場のはず」


男「無理、怖い」


幼「…へたれ」


男「面目ない」


幼「…でもそうでなきゃこれを企画した意味が無い」ボソッ


男「…何か言った?」


幼「…大好きな男と一緒に歩けて嬉しいなー(棒)」


男「…今更ながら罠に嵌められた気がしてきた」

肝試し開始


幼「怖い?」


男「コワスギワラエナイ」


幼「うっわ、恐怖でいろいろ引きつってる」


男「何かもう逃げたい」


幼「…逃がさない」


男「!?」ビクッ


幼「じゃないと幽霊をつれて帰ることに…」


男「いやぁああ!」


幼「…怖かったら、手…いや、腕、組んで…あげようか…?」


男「え?手じゃなくて腕?」


ぱさ


幼「…そう」


珍しいことを言う、顔はフードで見えなかったが

幼「♪」


男「…楽しそうだなお前」


幼「楽しんでなんかいないよ、君のへたれっぷりに呆れてるくらいだ」


男「…そうか?」


いつもの抑揚の無い喋り方ではあるが雰囲気が楽しそうなんですがそれは…まぁ組んだ腕が幼の胸に当てっていて気持ちいいからいいか

男「…でも怖い、怖すぎ!」


幼「ボクがついているじゃないか」ギュ


男「幼…」


幼「…君の後ろに首の無い落ち武者が!」


男「ぎゃああぁあああ!」


幼「嘘だけどね」


男「おぉさぁなぁ…!」


幼「あぁ、楽しい」


男「ふざけるな!」

リクエスト(スルー可)

幼がレイプされかけ(恐怖で抵抗できない)、
それを男がロマンチックに助け、
二人の愛がさらに深まる。

>>835
レイプされかけるの時点でダメ、せめてナンパ程度なら可
あとこの男にそんなヒーローじみたのはいらん












幼「君の後ろにてけてけが!」


男「ひっぃぃいい!」


幼「嘘」


男「…」


男「…あ、お前の後ろに…」


幼「ふふ、君の手には乗らないよ」


男「いや、実際、お…」


幼「何を…んっ、男、首筋舐めんの止めてよ…」


男「…いや、俺じゃない」


幼「え?」


後ろを向く幼


化け物「…フヒヒ ニク…ヤアラカイニク…」


幼「ひ、ひぃやぁぁあああ!」ガサガサ


男「きゃ、キャラも何もかなぐり捨てて涙目で俺置いて逃げやがった…」

化け物「やははー、たーのしっ♪」


男「…やっぱお前か」


女「どーだった?あたしの特殊メーイク☆」


男「あいつの反応見りゃ成功だってのは分かるだろ?」


女「その通りだよ、あたしすごーい。にぱー☆」

男「で、何しに来た。いや、何しに来たかは分かるけど何故来た」


女「盗聴器で聞いてるだけじゃ物足りなかったんだよーだからスパイスを加えに来たのー」


男「…そのスパイスのせいで逃げちゃったけど…」


女「追っかけろー捕まえろー料理しろー恐怖のどん底に突き落としちゃえーやははー」


男「何この子怖い」

…数分後


男「見つけた!大丈夫か幼?」


幼「ひやぁあ!ボク美味しくないよ食べないでぇ…」ブルブル


男「…大丈夫か?」


うずくまって怯える幼に大層萌えたのは秘密だ


幼「えっ?男?大丈夫?食べられて無い!?無事!?欠けてない!?生きてる!?本物!?」


男「大丈夫だよ、生きてるし本物だしどこも傷ついてないって」


幼「良かった、君が食べられたらどうしようかって…怖くて、心配で怖くて…」ギュー


男「はいはい、俺がお前を置いて死ぬわけ無いだろ」ナデナデ


さて、あいつのこと(女の悪戯)を言うべきか…


どっちを書こうかすごい迷ったので突然の安価
>>840


今回割とマジでヤンデレに挑戦してみたんだが感想も一緒に書いてくれるとありがたい

ヤンデレよかった。でもクーデレが一番!
安価なら他にもいたとか脚色つけて怖く言う。女の悪戯とは言わない。

男「実はな…」


幼「うん…」


男「あいつ以外にも沢山いて…かなりの光景だったよ」


幼「…あっそ」


…本人はいたってクールのつもりなのだろうけど涙目だ、かわゆい


男「…帰るか?続けるか?」


幼「帰る!今すぐ帰ろう!」ナミダメ


男「…俺にとり憑いたお化けは?」


幼「あれ君と肝試しするための嘘だから!だから何も無いし札も取ってくる必要ない!早く帰ろう!今すぐ帰ろう!」グイ


男「おい、引っ張るな!」


・・・肝試し、なんやかんやで終了



>>840サンキュ、やっぱクーデレだよな。ま、書いてて楽しかったけど

今日はネタ切れのためここで終了です


他の方のレスで埋まってしまうのを危惧してくれて注意してくれた方がいましたがむしろ他の方の感想や乙レスは私の原動力なのでそんなに気にしなくても大丈夫です

ま、最終回は考えているのでその分がなくなったら困りはしますが…
今まで出てきたリクエストの中から一つ最終回用にすでに選んであるのです


ということでまたネタ募集、文化祭ネタやろうにも内容が思いつかなくて挫折したりもしたし…

残念ながらこの二人では二スレ目はやりません。この二人では

また違う人物でボクっ娘クーデレ幼馴染と男のほのぼのはやりたい。というか既に考えています.
ま、スレタイでボクっ娘幼馴染がいたら私かもしれないと覗いてみてください(コテはこれでいくからすぐわかりますが)

しかし残念ながらこの二人のお話はこのスレで完結になります。終わりがあるから物語というものは美しいものです(と、どこぞの悪役が言っていた)

あ、文化祭の内容も募集します(まるなげ)

幼と女のメイド喫茶読みたいなぁ
展開はお好きなように


乙!

リア充撲滅メンバーに振り回され、委員長に再び誘惑され、女友もふざけで男に引っ付くなか、幼が文化祭でありがちな台の上から全校生徒に向かって「男は僕のものだ」と愛を叫ぶ展開希望。付き合うときに逆っぽいのはやったし、今度は立場逆転で。

それはそうとクーデレ幼馴染みもののスレたってるぜ。以前短いながらも悶絶ものの照れ屋幼馴染みスレの作者の作品だと思われ

ネタに関しては上の方々が結構書いてるが、更に付け加えるなら幼のパーカーが無くなってしまうかちょっとした事故で使い物にならなくなって悲しんでいるのが見ていられなかった男が新しいパーカーをプレゼントしてあげると言うの希望かな。

以前にもやってたらスマン

最近幼馴染スレが増えてすごく嬉しいわ
新しいスレがたってたら教えてくれると嬉しい

まぁ始めようか

ある日





チュンチュンチュン


男「…またか、またなのか」


幼が、布団の中に


男「…やべ、朝の起動戦士が…」


録画し忘れたわけではありません、絶賛放映中です。まだ白幕に隠されているけど隣のこいつのせいで3Dになりそう


幼「くぅ…くぅ…」


可愛い、細い腕で必死に俺を抱きしめて…可愛い寝息をしている


男「可愛い」ギュー


幼「ふふ…」ギュー

すまん、寝てた。徹夜で花火なんてアホなことするんじゃなかった、世界広しといえど徹夜で花火なんてする奴いるかよww

男「はっ!二度寝するとこだった」


男「幼、起きろ」


幼「やだ…もっと、こうして、いたい」ギュー


男「起きろ、朝だぞ」


幼「…はっ、男が夜這いだと!?」


男「落ち着け、それはお前だ」


幼「…え?ここって、ボクの家…」


男「俺の家だが」


幼「…うそ…」


男「…マジ、ってかまさかお前…まさか寝ぼけてピッキングして寝ぼけてここまで来て寝ぼけて俺の布団にもぐりこんだとか…ないよな?」


幼「…ありえるわけ無いじゃないか。君はバカだね、今のはうそだよ、うん噓」


男「…俺の目を見てみ?」


幼「…」→


男「…俺の目を見てみ?」


幼「…」←


男「目を逸らすな」


幼「…ゆ、許して///」

放課後、生徒会


会長「諸君、私は戦争が好きだ」


会長「諸君、私は戦争が好きだ」


会長「諸君、私は戦争が大好きだ」


男「どうしたんですか突然」


会長「諸君、もうすぐ何があると思う?」


生徒会メンバー「文化祭です」


会長「では文化祭と言えば?」


生徒会メンバー「リア充どもの巣窟です少佐!」


男「あぁ、文化祭がきっかけで付き合うやつもいるだろうしな」


なんか展開が読めてきた…あと少佐って誰よ


会長「では我々は何をすべきか」


生徒会メンバーズ『クリーク!クリーク!クリーク!クリーク!クリーク!』


会長「よろしい、ならば戦争(クリーク)だ!リア充どもを殲滅するぞ!」


男「するな!」

生徒会長演説フルバージョン(男の合いの手入り)


会長「諸君、私は(リア充に対する)戦争が好きだ」


会長「諸君、私は(リア充に対する)戦争が好きだ」


会長「諸君、私は(リア充に対する)戦争が大好きだ」


会長「殲滅戦が好きだ。電撃戦が好きだ。打撃戦が好きだ。防衛戦が好きだ。包囲戦が好きだ。突破戦が好きだ。退却戦が好きだ。掃討戦が好きだ。撤退戦が好きだ」


男「あんた学校でなにする気だ」


会長「平原で車内で学校内で、家で部屋でラブホで公園で、遊園地で動物園で水族館で、ありとあらゆる場所で行われるリア充行動をしている奴にしかける戦争が大好きだ!」


男「ダメだこいつ、早く何とかしないと」


会長「リア充が転んで無様な姿を晒すのが好きだ」


会長「リア充が0点を取ってバカにされた時など心が踊る」


男「最低な奴だ、この生徒会長」


会長「リア充がデートをドタキャンされて泣きそうになるのが好きだ」


会長「リア充がいきなりDQNに理不尽な暴力を受けたのを見た時など胸がすくような気持ちだった」


男「おい生徒会長」


会長「リア充がヘマを犯して教師に注意を受けるのが好きだ」


会長「リア充男が彼女と喧嘩して何度も何度もビンタをくらう様など感動すら覚える」


男「するな覚えるな」


会長「リア充に無い罪を着せて生徒会会議で吊し上げていく様などはもうたまらない」


会長「デートに間に合わないと泣き叫ぶリア充に『居残り』の言葉を振り下ろし、それを聞いて金切り声を上げながら居残りの課題をやりこなそうとするのを見るも最高だ」


男「あんた本当に最悪だな」


会長「哀れなリア充男が、家に行ったら彼女が知らない男に犯されていた光景を見て泣き叫び、心が木っ端微塵に粉砕された時など絶頂すら覚える」


男「あんたがNTR嗜好なだけだろ」


会長「リア充の彼女が汚いおっさんに滅茶苦茶にされるのが好きだ」


男「やっぱNTR嗜好じゃねえか!」

会長「必死に守るはずだった(非リア充の)プライドがリア充によって犯され殺されていく様はとてもとても悲しいものだ」


男「それ被害妄想だよ」


会長「リア充の尊厳が法律に押しつぶされて殲滅されるのが好きだ」


男「んな状況そうそうねえだろ」


会長「リア充にバカにされ、害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ」


男「バカにされたぐらいでそうなんなよ」


会長「諸君 私は(リア充に対する)戦争を 地獄の様な(リア充に対する)戦争を望んでいる。諸君 私に付き従う大隊戦友諸君、君達は一体 何を望んでいる?」



会長「更なる(リア充に対する)戦争を望むか?情け容赦のない 糞の様なリア充に対する戦争を望むか?鉄風雷火の限りを尽くし、三千世界の鴉を殺す。嵐の様な闘争を望むか?」


男「あんたマジで何する気だ」


生徒会メンバーズ『クリーク!クリーク!クリーク!クリーク!クリーク!』




会長「よろしい、ならば戦争(クリーク)だ!我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ!だがこの暗い部屋の隅のPCの画面の前で半世紀もの間、堪え続けてきた我々にただの戦争ではもはや足りない!!」


会長「大戦争を!! 一心不乱の大戦争を!!」

会長「我らはわずかに一個大隊、千人に満たぬ敗残兵にすぎない」


男「10人もいねえだろ」


会長「だが諸君は 一騎当千の古強者だと私は信仰している」


会長「ならば我らは 諸君と私で 総兵力100万と1人の軍集団となる」


男「だからそんなにいねえだろって」


会長「我々を忘却の彼方へと追いやり、眠りこけている連中を叩き起こそう」


会長「髪の毛をつかんで引きずり降ろし、眼を開けさせ思い出させよう。連中に恐怖の味を思い出させてやる」


男「マジで何する気だお前等」


会長「連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる」


男「普通の上履きだが」


会長「天と地のはざまには、奴ら(リア充)の哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる」


生徒会メンバーズ『リア充だ! リア充の灯だ!』


会長「一千人の非リア充の戦闘団(カンプグルッペ)で世界を燃やし尽くしてやる」


男「どこまで戦火広げる気だ」


会長「そうだ あれが我々が待ちに望んだ欧州の光だ」


男「欧州どこだよ」


会長「私は諸君らを約束通り連れて帰ったぞ」


会長「あの懐かしの戦場へ!あの懐かしの戦争へ!」


生徒会メンバーズ『少佐殿! 少佐! 代行! 代行殿! 大隊指揮官殿!』


男「どれも肩書きが違うだろ!」


会長「そしてゼーレヴェー(非リア充)は遂に大洋を渡り、陸へとのぼる」


会長「非リア充大隊各員に伝達!大隊長命令である!!」


男「だから大体隊誰だ」


会長「さぁ諸君」




会長「地 獄 を 作 る ぞ」




男「作んな!!」

>>862

×男「だから大体隊誰だ」

○男「だから大隊長誰だ」

会長「さっきから君は不満なのかな?」


男「不満だわ!俺だけじゃなくて校内のリア充たちが皆不満に思うわ」


会長「とりあえず文化祭では男女が一緒にいるの禁止!例外も異論も認めん!」


男「っざっけんな!それじゃあクラスでの出し物どうすんだよ。どうやって男女会話を交わさずに切り盛りすんだよ」


会長「文化祭二日に分けてあんだから一日男子限定二日目女子限定でいいだろ。流石俺」


男「いいわけあるかあぁぁあああ!」


生徒会メンバーズ『流石会長!会長殿!少佐殿! 少佐! 代行! 代行殿! 大隊指揮官殿!』


男「ダメだから!そんな無茶苦茶通ってたまるか!!」


会長「…前から思ってたけどお前実はリア充のスパイじゃ…」


男「アホなこと言ってんじゃねえよ」


ガチャ


その時、生徒会室の扉が開く


幼「男はいる?」


男「」


なんつータイミングだ。頼む、何も言わないで帰ってくれ

幼「…あれ?何この空気」


会長「男、お前…やはりリア充のスパイだったか…」


男「ち、違う!こ、こいつはあまり話しもしないクラスメイトだ!」


幼「何言ってんだ?君はボクの彼氏だr 男「わー、わー!わー!!!」


会長「君、今なんて言った?」


男「こんなクソみたいな男大嫌いって言ってました!俺バイトあるんで帰ります、さいなら!!」


バッ、ダダダダ


会長「おい、廊下を走るな!」


幼「おい男、待って」

幼「おい、さっきの何だ。ボクがあんなこと言うはず無いだろ」


男「いや、それはな。あの生徒会がちょっと特殊で…」


かくかくしかじかあっちにこっちに説明中


幼「なるほど、(彼女を)作ってはいけない生徒会か」


男「何でガキつかっぽく言ったの?」


幼「男、嘘はいけないよ?」


男「お前は俺を殺したいの?」


幼「嘘つきはボク嫌いだなぁ」


男「いやいや、死んじゃうから、殺されちゃうから」


幼「ま、嘘だよ。君に死なれたらボクが困る」


男「お?おう」








また出かけてくる。帰ってくるのは夜かな、8時、下手したら9時回るかも

男の家


男「ほのぼのっていいよなー」グテー


幼「そうだねー」ノビー


男「こういうところにこそ幸せって転がってんだよな」


幼「何を当たり前のことを…」


男「大好きな幼と一緒にいれて幸せだなー」


幼「………そういうのはもっとロマンチックな場面で言え」パサ


そう言いながらフード被ったってことは実は顔赤いんじゃ…


男「フードとって見てよ」


幼「…やだ」


男「何でさ」


幼「…これとったら脳みそ見えてしまう」


男「どんな理由だ。んなことあってたまるか」


幼「…見たい?」


男「見たい」


幼「…あんまじろじろ見るなよ?」


男「…おぉ、見事に真っ赤」


幼「…うるさい///」

幼「やっぱりフードは被る」


男「そんなぁ、可愛い顔が見えないじゃないか」


幼「うるさい、妄想してろ」


男「えー」


幼「…男、目を瞑って」


男「ん?こうか?」


幼「…」





男「もう開けていいか?」


幼「いいよ」


男「ん、幼が消えた!?」


幼「んなわけあるか、隣だよ」


男「あ、本当だ」


幼「君の言うとおりだよ」


男「ん?」


幼「こうして二人、ほのぼのと会話しているのが一番だ」


そう言いながら俺に寄りかかり、頭を肩に乗っけてくる


幼「ボクは幸せだよ。君に会えて」


男「変に死亡フラグ立てんな」


幼「楽しかった思い出、忘れないでね?」


男「おい!これSSだから!変に死亡フラグ立てるとマジになるだろがやめろぉ!!」


幼「大丈夫だよ、これギャグパートだから」


男「え、問題そこ?」

幼「ふふ、でも」


幼「冗談抜きに、いつまでもこうしていたいな」


男「…そうだな」ナデナデ


幼「ん…」


気持ち良さそうに目を閉じる幼


何事も「いつまでも」や「永遠」なんてことは起こりえない


だからこそボクらは願い、誓う


いつまでもいっしょにいられますように、いつまでもいっしょにいようね


幼「男、小腹空いた」


男「…そんなこと言ってもなぁ。あるのはこのドーナッツ…」


幼「ありがと」パクッ


男「ちょ、俺のおやつ!」


幼「美味しい…」モグモグ


男「…でも可愛いから許す!」ギュー


幼「お、おい!///」


男「何?ギュってされんの嫌?」


幼「…いや、嫌じゃないし…嬉しい、けど…」


男「?」


幼「…食べにくいから…前からだと…」


男「あぁ、なるほど」


ギュ


男「なら後ろからならいいな」


幼「ん…息が首筋に当たって、くすぐったいよ」


男「それはどうしようもないな」


幼「息止めればいいと思うよ」


男「…」


幼「もっと」


男「……」


幼「もっと、もっともっと」


男「………………」


男「~っ、ぷはっ!死ぬわ!」


幼「いや、まさか本気でやるとは思わなかった」

幼(…今日はボクの誕生日なんだけどな…)


男「…」


幼(男、何かの書類を書くのに夢中になって…せっかくの、誕生日なのに…)


幼「ね、ねぇ…」


男「?」


幼「…い、いや……」


幼(覚えて、ないのかな…ボクの、誕生日…)


幼(君の方から言ってほしいんだけどな…)


幼「お、男…ボクの…」


男「出来た!」


幼「ひゃあっ」


男「あ、すまん、つい大声なんて出してしまった」


幼「な、なんだよ」


男「いやいや、どうだ!この似顔絵!!」


幼「…似てない」


男「!?」


幼「一生懸命何書いているかと思えばこんな落書きを…」


男「落書き!?酷い!お前の誕生日だから張り切って書いたのに!!」


幼「…ボクの誕生日、覚えていてくれたんだ」


男「変な奴だな、毎年祝ってやってんのに忘れるはずが無いだろう?それに大好きなお前の誕生日だしな」


幼「ん、嬉しい」ス


この間のようにまた身を寄せて頭を肩に乗っけてくる


男「…可愛いなぁ」ナデナデ


幼「ん…」


気持ち良さそうに目を細める。前も思ったけど猫みたいだ


なんて言ったら起こるだろうな


幼「………好き、だよ」

幼「でも流石に誕生日プレゼントがこの下手糞が真似しようとして失敗したピソカもどきだけは酷くない?」


男「ピソカ?ハンタ?ピカソじゃなくて?」


幼「・・・まち、がえた」


男「…ぷっ」


幼「う、うるさい!どの道こんな落書きが誕生日プレゼントは酷いよ!」


男「…落書きっておま、俺の傑作を」


幼「どこが傑作だ。似てないどころか人間かどうかすら怪しいし」


男「そ、そこまで!?」

男「…とまぁ、それは置いといて…」


幼「置いとくな」


男「ちゃんと他に用意してあるよ」


幼「何この小さな箱?」


男「ふふん、開けて見ろ」


幼「?」


パカ


幼「だ、ダイヤの指輪…」


男「え?」

幼「お、男がボクに、け、結婚指輪を…///」


男「ちょ、ちょっと待ってそれ間違え…」


幼「う、嬉しいけど…で、でも…早すぎるような…で、でも…やっぱりすごく嬉しいよぉ///」


男「い、いや、だからそれ間違い…母さんが偶然出してた奴…」


幼「し、式はいつ挙げる予定?や、やっぱりボクと君だから立派な式をあげたいよね///」


男「あの、聞いてる?…聞いてないね」


幼「こ、子供は何人がいい?…ボクは男女一人ずつがいいなぁ、ボクと君の子供ならすごく可愛くなるよ…///」


男「おーい?おーい」


幼「あぁもう大好きだよ!///」ギュー


男「幼、頼むから聞いてくれ」ナデナデ


幼「何?」


男「その結婚指輪は間違いだ。箱が似ているから間違えた」


幼「………」


幼「…///」カァアア


間違いに気づいていつも以上に赤面する幼


幼「うわぁぁあああ、男のバカぁ!!///」


男「俺のせいじゃねえええぇぇええ!!」





\ウギャアアァアアアア/

男「ひ、酷い目にあった」


幼「それボクの台詞…///」ムス


男「本当はこっちだよ」


幼「…これ」


男「そ、お前が欲しいって言ってたネックレス」


幼「…で、でもこれ高かったんじゃ…」


男「あぁ、だから短期バイト四つほど掛け持ちして金集めたんだよ」


幼「嬉しい、ありがとう」ギュー


男「よかった、喜んでくれて」ナデナデ


良かった、機嫌が直ってくれて


幼「ふふ、似合うかな?」


男「おぉ、思った以上に似合うな。素敵だ」


幼「ありがと」ニコ

かなり少ないけど今日はここまで
>>845>>847>>852
のネタも書きたいけどもう少し展開考えてから書かせて

引き続きネタ募集
あ、あと幼馴染スレが新しくたったら教えてくれると俺が喜んでこのスレの更新ペースが上がるかもです

男「こんな時間にひっそり更新」

幼「現在進行形で更新してる途中で気づいた人はいいことあるかも?」

委員長「更にぞろ目の時間に初めて気づいた人は…某這いよる混沌さんが夜に這いよってくるかもねえろ~い意味で」

女「もちろんニャ○子さんじゃ無くて元ネタの化け物のほうだけどね~やはは~」

幼「はぁ…はぁ…熱い、熱いよぉ…///」

幼「ん…体中がべたべたするよぉ///」





幼「43度…ハァ、ハァ…こんな高熱出したの久しぶり…かも///」

男「幼、大丈夫か?」

幼「ん…やっぱり高熱が出ると大好きな男の幻覚がいつも見えるんだよなぁ///」

男「いや、幻覚じゃねえぞ」

幼「…///」

幼「ハァ…ハァ、もしかして…今の恥ずかしい独り言聞かれた?///」

男「yes I am」

幼「……………………///」

幼「わ、忘れ…ゲホ!ゲホ!」

男「だ、大丈夫かよ!!」

幼「うん…心配してくれてありがとうね///」

幼「でも…君に…うつしたくないし…今日は…流石に、具合が…悪いから…ごめん、帰って」

男「…分かった。お大事にな」










幼「あ~、何で帰しちゃったんだろうボクの馬鹿~」

数日後


幼「え?うちのクラスの出し物(文化祭の)決まったの?」


女「うん幼ちゃんずっと休んでたんだも~ん」


幼「確かに仕方ないか。それで何に決まったんだ?」


女「メイドカフェなんだよ~」にぱー☆


幼「」


女「彼氏君喜ぶだろうね~うふふ~」


モブ子「ちなみにそれ提案したの女さんよ」


女「にぱー☆」


幼「お ん な」


女「でも~男くん喜ぶよ~?大好きな幼ちゃんのメイド姿が見れるなんて彼氏冥利に尽きるよ~」


女「メイド姿を見て鼻血で多量出血して冥土に行っちゃうかもね~やはは~」


幼「…///」

委員長「いい事を聞いたぞ!」バァァアアン


幼「げ」


委員長「げとは何だ幼くん」


幼「…何しに来た」


委員長「おやおや、お姉さんは嫌われちゃったかな?」


幼「というか君はクラスも学年も違うだろ」


委員長「まぁ、そうだけどね。面白そうなことを聞いたからさ」


女「いいこと?」


委員長「君をメイドに魔改造するオフシャルな口実ができたと聞いてね!」


女「気が合うね~あたしも今からしようとしていたんだよ~」わきわき


幼「二人とも目つきと手付きが妖しい!」


委員長「皆の者、このお姉さまが君たちのメイド衣装をプロデュースしてやろう!ふはははは」


幼「…今すぐ転校したい」

くそ、もう行く時間だ!書き溜め無しでももう少し書けると思ったのにぃぃぃぃぃいいいいい

「さすがお姉さまよねー」


「一人一人にわざわざかわいい衣装を作ってくれるなんてさすが何でもできる女は違うわー」


「あぁ、お姉さま一生ついていきますわー」


女「うふふ~ひらひらつきーかわいい~」


幼「ボ、ボクは絶対に着ないからな!///」


委員長「ふっふっふ、もうみんな着てしまっているのだよ?君も素直になりなよ。男君にかわいい自分を見てもらいたいのだろう?」


幼「…うぅ、ボクは…ボクは…///」


-すげーじゃん、幼似合ってるよ。すげえかわいい!-


幼「…に、似合うんだろうな?///」


委員長「お姉さんを信じろ(ちょろい)」


女「ちょろすぎるよ~やはは~」




書き溜めもねたもないけど書いてく




男の家


男「そういえばお前のクラスって文化祭の出し物何やるんだ?」


幼「えっ、ぼ、ボクのクラス…?」


男「…?何焦ってんだよ」


ぱさ


幼「べ、別に…」


男「で、何やるんだ?」


幼「………………………ひ、秘密」


男「はぁ?」


幼「ぜ、絶対に調べたりしないでよ!当日まで知っちゃだめ!!」


男「?何でだ?」


幼「な、何でもっ!///」


?何か知らんが楽しそうな予感が


幼(さ、流石にメイドカフェなんて恥ずかしすぎて言えないよぅ…うぅ///)

文化祭前日


生徒会長「諸君、明日は皆の者が待ちに待ち焦がれた文化祭だ」


またリア充撲滅とか言わないだろうな…


会長「我々は一生徒であるとともに生徒会役員である。明日は楽しむ権利が諸君にはある。しかし何か起こらぬように見張る義務も諸君は背負っていることを忘れるでないぞ」


会長「無論遊ぶなとは言わん。しかし常に目を光らせ問題ごとが起きないようにパトロールをしながら楽しんでほしい」


会長「我々生徒会は全生徒のために!全生徒の平和で楽しい一日は諸君らの双肩にかかっていることを忘れないでほしい、以上だ返事を!」


生徒会役員ども『サーイエッサー!』


男「…」


会長「む、男、どうした?」


男「いや、あんたのことだから本気で男女で回っているのを見つけ次第邪魔しろとか言うのかと思ったらいつも以上にまじめだから」


会長「当たり前だ。文化祭はすべての生徒のためにあるからな、流石の俺もふざけはしないさ」


男「…始めてあんたが生徒会長でよかったと思ったかも」

当日


モテ男「いらっしゃい、いらっしゃい。超絶イケメンのこの僕モテ男と」


ポニー「私ポニーちゃんの」


女子たち「美男」


友「美女」


クラスメイトたち「料理店!」


わいわいガヤガヤ


男「いやあ大盛況だなぁ」


友「わが校を代表する人気男女だからな、皆一度はよるはずだぜい」


男「ってか何でポニーちゃんがいんの?他クラスだよな?」


友「あいつのクラス展示のみらしくて暇なんだとよ。誘ったら来た」


男「ありかよ」


友「知らないね」

幼「男、遊びに来たぞ」


男「よう、注文は何にする?」


幼「そうだな、君のオススメは?」


男「特に無いな」


幼「店員としてそれでいいのか」


男「知らね、だいたいこの店の主役はあの二人だし」


幼「…ポニテちゃんはともかくあのモテ男とかいうクズが学校が誇る美男子ってのはボクは納得できないな」


男「そうか?」


幼「そうだよ、あんなのなら君の方がいい。というか何故君じゃないの?」


男「一般の間ではあいつのほうがイケメンだから仕方ない」


幼「そんなことは無いと思うよ、あいつなんてゴキブリ以上のキモさだよ!フナムシのほうがましのキモさだよ!」


男「やめてやれ、あの豆腐メンタル泣いてるぜ」


幼「本当のことだよ」

幼「ということでサービスはあの二人じゃなくて君にお願いしよう」


男「まぁ俺は暇だからいいけどな」


幼「じゃ、じゃあ…このイケメンのサービスオムライス…を、た、頼む///」


男「はーい、モテ男、サービスオムライス一丁!」


幼「君にお願いするって言ってるじゃないか!」


男「えー」


幼「何?嫌なの?」


男「…恥ずかしいんだよあれ」


幼「お客様は神様でしょ?文句言わない」


男「…分かったよ。オムライス…一丁」

幼「ほら早く」


男「はいはい、オムライス」


幼「お客様、じゃないの?」


男「すごい楽しそうだなお前」


オムライスにケチャップで文字を書きながらそう言う


男「これは私の気持ちです愛してますよお客様(棒読み)」


幼「棒読みやめて」


男「これは私の気持ちです愛してますよお客様」


幼「ボクの名前呼んでよ」


男「これは私の気持ちです愛してますよ幼」


幼「いつもの口調で」


男「これは俺の気持ちだ。愛してるよ、幼」


幼「よろしい、満足した」


男「皆の目が痛い…」


幼「あーん」


男「はいはい」

>>919
「めぐりドコロ」で検索すればどんなものかは分かると思う。続きを楽しみに待ってるぞ~

>>921
ふぅ…最高だった。やっぱりボクっ娘クーデレ幼馴染は最高だぜ



始めます。最終話までちゃんとやりたいので>>1が「これにて完結」と言うまでレスは控えてください

幼「ああ、満足したよ」


男「うぅ、恥ずかしかった。それはお前の役目だろうに」


幼「どういうことだよ」


男「恥ずかしがって真っ赤になるのはお前の役目だろうが」


幼「そんな役目ついた覚えないよ」

男「幼、俺休みもらったから一緒に回るか?」


幼「ん」コクン


男「手、繋ぐか?」


幼「絶対に嫌」


男「何でだよ?カップルだってのがばれたくないわけでもあるまい?」


幼「それは構わないしむしろ…///」


幼「い、いや…と、とりあえず察して!」


男「お、おう」

射的屋


幼「ふふふ」ドドドドド


モブ「二刀流だと!?やめろ、それ以上はやめてくれ!」


ダーツ屋


男「秘技、乱れ一騎討ち!」カカカカカン


モブ「ひ、一投げで百個も的に当てただと!?もうやめてくれ!」


大食い早食い勝負屋


男「うおおおお!」ガツガツガツ


モブ「どっ、どっちの種目でも優勝だと?食費は四分の一…くっ」

幼「ふふ、楽しかったね」

男「露店荒らしみたいになっていたけどな」

幼「君だって楽しんでいたじゃないか」

男「まぁな」


「男!」


男「へ、って会長!?」


会長「神聖なる文化祭の場でいちゃついている上に店を荒らし回ってるとは何事だ!ぶち殺すぞ」


男「いやいや、あんた文化祭中はいいって言ったじゃないか」


会長「我がリア充撲殺会のメンバーがいちゃつくのだけは許さぁぁぁあああん!」


男「なんだそりゃ!ってかそんな物騒な会に入った覚えはねえ!!」


会長「問答無用だ。つれてけ者共!」


幼「つ、連れ去られた…」ポツーン

男「ひ、ひどい目にあった。」


今日は文化祭と言うことで許してはくれたがひどい目にあった


男「…お、幼のところに戻ろう」


委員長「ん、やぁ少年。奇遇だね」


男「げ、お姉さま…」


委員長「おや、幼くんがいないようだが…」ニヤリ


げ、逃げた方がいい予感


委員長「まぁ待ちたまえ」


げ、逃走失敗した。捕まった


委員長「まあまあ、今日こそいい返事を聞かせてもらおうじゃないか」


男「な、何のことでしょうか…」


委員長「ふふふ、さぁ言うんだ。お姉さまのペットになりますと」


男「誰が言うか!あんた何人性奴隷作れば気がすむんだ!」


委員長「大丈夫、君はお気に入りに加えてあげよう」


男「そういう問題じゃねえ!」

委員長「まぁまぁ良いではないか良いではないか。お姉さんに体を預けたまえ」ムギュ


男「ん~!?」


が、顔面が胸に押し付けられる!苦しい死ぬ!!


遠くから「お姉さまにああしてもらえるなんて羨ましい」とか聞こえるけど俺窒息寸前だから!多分これも洗脳の一環だろう。窒息しかけて弱った脳は洗脳しやすそうだし


「ちょっと~何やってんの~?」


た、助かった!この声は女だ


委員長「む、君は男君とはどういう関係かな?」


女「んん?え~とぉ、彼氏君はあたしのものだよぉ~」


うぉおい!?

男「ぷはっ、お前何言ってんの!?」


女「にぱー☆」


男「にぱーじゃない!」


女「だってこうしたほうがおもしろそうじゃん。」ピト


男「ひっつくな!」


委員長「だめだぞ。この子はお姉さんが先に目をつけたんだ」ギュ


男「どっちも離れろ!こんなところ幼に見られたら…」


幼「・・・」


男「見られ…たら」


幼「お  と  こ」


男「」


女「うふふ~、たった今呼んだとこなの~こうしたほうがおもしろそうだし~」つスマホ

幼「男、何やってんの」


やばい、心なしかゴゴゴゴゴって見えるよ。空気が震えてるよ


委員長「ただいま誘惑中だ」


男「だからあんたは何言ってんだよ!」


女「うふふ~、何とかしないととられちゃうよ~?」


委員長「何しても無駄だよ?さあお姉さんのものになるといい」


男「いや、だからなぁ…」


幼「男!」


男「はっ、はいっ!」

幼「男…男は」


男「?」ビクビク


幼「男は誰のものでもない!」


幼「ぼ、ボクのものだ!///」


男「幼…」


委員長「」ニヤニヤ


女「」にぱー☆


幼「・・・///」カァア


幼「お、男、来い!」バッ


男「わっとっと」


腕を掴まれて引きずられる


た、助かったっぽいな。あいつら追いかけてこないし

幼「まったく、怖いよこの学校。どれだけ狙われてるのさ」


男「怖いのはあの二人だろ。特にお姉さまからはたまに狂気を感じる」


幼「…いつかボクのものに手を出したらどうなるかということをちゃんと教えておかないと」ブツブツ


男「お、幼…?」


幼「ん、ナニカナ?」


男「ひぃいい!」

は、般若も裸足で逃げ出すほど怖い目をしていた…ガクブルだわ


幼「男、君はボクのものだからね」


男「お、おう」


嬉しいような怖いような…


幼「そう言えばいつの間にか目ぼしい店は回っってしまったな」


男「演劇部も音楽部もその他各部活も回ったし…」


幼「やっぱりおばけy」


男「絶対やだ!」

友「お、大将に姉御」


幼「おや少年」


男「うっす…と友姉さんもいっしょか」


友姉「えぇ、さっき一緒になったところなのよ」


友姉「それよりあの人(彼氏)を見なかったかしら?途中ではぐれてちゃったみたいなのよ」んー


男「そうなんですか?」


友姉「えぇ、今日はほのぼのと三人でも回ろうと思ったんだけどねぇ」


男(ほのぼの…ねえ)


幼「また浮気かナンパでもしてたりして」


男「!!」


友「ちょっ、何いきなり地雷を!」

友姉「まさか、あの人が私を裏切るなんてあるわけ無いわよ。大人をからかうのもいい加減にしなさい」


男「ふう…」


友「ほっ」


幼「じゃああれは?」





友姉彼氏「あはははは」


JK「うふふふふ」





男「」


友「」


友姉「ウ、ウフフフフフフフフ」


あんのバ彼氏!!!!

友姉さんは彼氏を連れて(どこかへ)帰りました。毎度のことながら何で生きているんだろう


幼「あ、もうボク休み時間終わりだ。行かなきゃ」


男「お、俺も幼の店に行くよ」


幼「いや、いい!来ないで!!」


男「えっ!?何で?」


幼「な、なんでも!いい?絶対来るなよ!?じゃ、じゃ!///」ピュー


男「…なんだありゃ。走って逃げられた」


男「……………」ニヤリ

幼のクラス


幼「いらっしぃませご主人…」


男「よ」


幼「…さ…ま」


幼「っ!!!///」カァア


女「いらっしゃいませなんだよ~幼ちゃんの服装可愛いでしょ~?」


幼「わっ、おっ、男っ!こ、来ないでって言ったじゃん!」


男「来ちゃったぜ!」


幼「来てほしくなかったよ!///」


男「何で?」


幼「こ、こんな…姿…み、見せたくないし…///」


男「いや、すごく可愛いよ。まさかお前のメイド姿を見れる日が来ようとはなぁ…すっごく可愛いよ!」


幼「か、かわ…いぃ///」プシュウウ


うん、やっぱメイド服も良いね。メイド服、和服、巫女服、は三大素晴らしい衣装だと思います

幼「で…注文は?」


男「あ、戻った」


幼「ふん、ボクがそうそう動揺しっぱなしなわけが無いだろう。すぐに落ち着くさ」


女「つまらないな~、それっ!」スカートバッ


幼「ひゃぁ!」


男(あ、桃色…)


幼「見るなぁ!女後で覚えてなよ!!」


何が起こったのかはあえて言いません。言うならば…眼福眼福

男「じゃあ…このラブラブサービスオムライスを」


幼「………当店ではお扱いしてません」


男「本当に?」


幼「………………当店ではお扱いしてません」


男「女」


女「扱ってるよ~メイドは指名できるんだよ~」


幼「……逃げたい」


男「悪いな、さっきの仕返しだ」ニンマリ

男「幼を指名してラブラブサービスオムライス!」


_____
___
_


幼「お、お待たせしました…オムライスでございます」


男「で、サービスは?」


幼「だ、大好きな……ご、ご主人様…の、ために…ボク、一生懸命…作ったよ?」ウワメヅカイ


男「あぁ、天国だ…」


幼「うぅ、これは恥ずかしい…///」

幼「ま、まだやらなきゃダメ?」


男「もち♪」


幼「ご、ご主人様…あ、あ~ん///」


男「あーん」


男「うん、美味しいし可愛いし最高だな」


幼「あぁ、ボクは逃げだしたいよ…顔が熱い///」


女「あんな長時間真っ赤な幼ちゃん初めて見たよ~かわいい~」


委員長「やっぱあの二人は見てて飽きないな。これからもいじり続けるとしよう」

男「あ~、食った食った」


幼「あ、ほっぺにケチャップが」ペロ


男「お、おうありがと…」


幼「こ、これもサービスだし///」


女「あれ~?そんなサービスなかtt」


幼「」キッ


女「分かったよ~今は黙っとくよ~」


女(後でこっそり教えてあげよ~うふふ~)


こうして何事も無く(約一名不幸に見舞われたがあの人はいつもどおりだからいいか)文化祭は終わった

_____
___
_

ある日、電話がかかってきた


『男さんがトラックに跳ねられまして…』


それはいきなり知らされたとんでもない知らせ


急いで外に飛び出して自転車を病院までかっ飛ばす


そんな、トラックだなんて…そんなの奇跡でも起きないかぎり重症は免れないじゃん


幼「お願い…」


神様なんて信じないけど


もしいるのなら


お願い神様


幼「男を、無事で…帰してよ。連れていかないで…お願い」


あいつは、ボクに沢山のものをくれた。君は、いつでもボクの隣で笑っていてくれた。


ボクに笑顔をくれた


なのに、いつまでもいっしょにいるって言ったのに


約束してくれたのに


勝手に死んだら許さない、君も神様も絶対に許さない


絶対に忘れてなんかやるもんか。一生君を恨見続けて生き続けてやる


だから、だから



幼「無事でいて…無事でいてよ!」

病院


幼「あった、男のネームプレート」


病室に入ると何事もなかったかのように安らかな顔で眠りについている男


それの横で涙も枯れよとばかりに泣いている男の母と父がいた


幼「お、男は…」


母「あぁ幼ちゃん、そ、それ…それがね、うぅ、うぅぅぅ」


父「彼女のためだ。ちゃんと伝えてあげなさい」


母の肩を抱いてそう優しく言う父


それを見て察してしまった


幼「そんな、そんなことって…男…う、うあぁぁああん」


初めてかもしれない。これほど声をあげて泣いたのは


悲しい、それだけじゃない。怒り、絶望、それら全てがぐちゃぐちゃに頭の中を掻き回した

先生「はい回診ですよ。男さん調子はどうですか?」


幼「は?」


ここにいる皆のテンションとはまったく違った気楽な声が入ってきた。ボクたちの気も知らないで…


本気で殺意が沸いた


先生「皆さん何そんな号泣しているんですか?」

先生「心配なのは分かりますけどただの全身打撲と脳震盪ですよ?さすがに大袈裟すぎますよ」


幼「へ?」


ちょっと待って、言っている意味がワカラナイ


幼「トラックに跳ねられて全身打撲と脳震盪だけ?」


先生「自転車でのトラックとの接触事故ですよ。そんなデタラメだれから聞いたんです?」


幼「病院から来た電話」


先生「…失礼しました。彼にはきちんと注意しておきます」


…つまり間違いとオーバーリアクションの引き起こした勘違いってこと?


何それ


先生「それでは男さんが目を覚ましたら知らせに来てください」

…でも涙は止まらなかった。安心で


_____
___
_


男「ん、ん…」


男が目を醒ます


母「私先生読んでくるわ」


父「では僕も席を外すか。男も最初は君と二人っきりがいいだろうしね」


そう言ってどこかに行く二人


幼「男…」


男「幼…」

幼「良かった。なんともなくて…良かった。良かった」


男「お前、泣いてくれるのか?俺なんかに」


幼「当たり前だよ…当たり前じゃないか」


男「ふふ、意外だな。いつも俺のこと嫌いとかどうでもいいとか言っているくせに」


幼「え?」


男「むしろ笑われると思ったよ」


幼「な、何言ってるの?ぼ、ボクがそんなことするわけない…よ」


男「はは、すまんすまん」


幼「だって君のこと好きってよく、言っている…し」


男「…?え?初めて聞いたぞ?それ」


え?え?


幼「だ、だって、君、か、彼女…」


男「あぁ、彼女なあ…」


男「彼女、欲しいなぁ」


幼「…記憶…喪…失………?」

母「記憶喪失、ですか」


先生「えぇ、その可能性が高いですね。実際に診てみないと分かりませんが、覚悟はしておいてください」


母「記憶喪失…」


先生「まぁ軽ければ数年程度ですむでしょうね。そうなることを祈っていましょう」

男「あぁ」


男「このさい誰でもいいから彼女が欲しいなぁ」


幼「ぼ、ボクがいるじゃないか…」


男「え?」


幼「…き、君にはボクがいるじゃないか!」


それはいつか男が言っていた言葉、いつかボクに言ってほしいと言った言葉。それが無意識に出ていた


幼「ボクは君が好きだ!」ギュ


男「え、えと…あの、む、胸が」


幼「ボクは君が、どうしようもなく君が好きなんだ!」ギュゥウ


男「幼…」


幼「ボクは君のものだ。彼女だ!」


幼「記憶喪失かなんだ。失くしてもまた作ればいい。また幸せな思い出を君とボクで作ればいいじゃないか!」


幼「動物園も水族館も、映画も遊園地も、誕生日もバレンタインもせっ…とにかくもういっかい思い出を作り直そう!///」


幼「だから、ボクは…いや、ボクとつき合って!」


男「…幼」


幼「…///」


男「…あぁ」





幼「君と同じコタツに入ってのんびりとする。これほど幸せなこともないな」


男「あぁ、そうだな」


幼「ふふ…」


軽く笑って身を寄せてくる幼だった

~完~


ありきたりな最終話でごめんね~

これにてこの物語はおしまいです。

長い間応援&ご愛読ありがとうございます。

途中でやめようと思ったこともありました。しかし皆さんの声でここまで続けられました

このスレでボクっ娘と幼なじみとクーデレのことが尚一層好きになったりこのスレを見て目覚めたりしてくれてたら嬉しいです。

最後の話はシリアスにしようかほのぼのにしようか迷った結果この話にしました。

書き貯めたらまた別の二人で似たような物語を書こうと思います。もちろんボクっ娘クーデレ幼馴染と男とのほのぼの日常物です

このスレで消化しきれなかったネタはそこでやりたいです。

このスレは1000まで行くか一週間経つまでHTML化しないでおこうと思います





最後に、ボクっ娘と幼なじみとクーデレよ永遠であれ!どれか一つでも廃れたりしないように祈っています

在り来たりすぎんよー

嬉しいレス感涙の至り


>>965
すまんね、最後は王道って結構前から決めていたんだ。あとスレタイをもう一度出したかった


あ、次スレへの要望があったら言っても良いよ。けっこう残っちゃったことだし
もちろん全部叶えたりしないけど。良いなってのがあったら採用するだけで


このスレのせいでクーデレに目覚めてしまったじゃないか、どうしてくれる

乙!最高だ!

ボクっ娘クーデレ幼馴染属性最高だ。物語最高だ。幼最高。
良いSSを読み終えた後のこの何とも言えない気持ち。悲しくなるな。
明日でも1ヶ月後でも1年後でもいつでもいいから、
いつかまた後日談とかやってほしい。
……泣いた(´;ω;`)

>>968
それは良かった。そのままクーデレな幼馴染のSSを書いてみなよ(洗脳)

>>969
SSに限らずおもしろい漫画やアニメもそうだよな。形容しがたい悲しみに襲われる
しかし後日談は語りません。すみませんが苦手なんです。そこは皆それぞれに思い描いてください
私は…そうですね。この二人は大人になっても結婚してもおじいちゃんおばあちゃんになっても幸せにほのぼのと今と変わらない関係で続いていくものだと信じております

>>1000ならクーデレ幼馴染ssが増える

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月16日 (月) 20:17:39   ID: UFvLZlZ_

やばいめちゃくちゃ面白いよー!

2 :  SS好きの774さん   2014年08月05日 (火) 12:46:56   ID: F14eYC89

女の盗聴とかその辺がいらない

3 :  SS好きの774さん   2015年04月08日 (水) 08:39:58   ID: pw-D4azZ

最後いらないな
心が不安になった
それまでは最強に良かったよー

4 :  SS好きの774さん   2015年10月11日 (日) 12:38:31   ID: UXY80mti

バットエンドがよかった。

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