兄「懐しいな」
妹「遊びたい」
兄「おう、好きにするがいい」
妹「じゃあお兄ちゃん、ズボンとパンツ脱いで?」
兄「……えっ?」
妹「どうしたの?ズボンとパンツ脱いでよ?」
兄「え~っと……な、なんで……?」
妹「あのね、おちんちんが的でね?そこのテーブルにおちんちん置いて、このビーダマンでパチンってするの」
兄「なんだ、その危険な香りがする遊びは」
妹「危険じゃないよ?小学生の頃に流行らなかった?」
兄「そんな物、断じて流行っておらんわ」
妹「私のクラスでは流行ってたよ?」
兄「……どんなクラスだ」
妹「女の子が男の子を押さえつけてね……?男の子は最初は嫌がるんだけど……」
兄「……」
妹「最終的には『もっと僕のおちんちんにビー玉ぶつけて下さいっ!』……なんて、いつも泣きながらお願いしてた」
妹「たかし君って子が凄くてね?」
兄「あぁ、たかし君、お前の友達にいたなぁ?」
妹「たかし君、ビー玉おちんちんにぶつけられたら、いつも白いおしっこ漏らしちゃうの」
兄「……何?」
妹「他の子はおしっこしないのに、たかし君だけ」
兄「……」
妹「だから、いつも皆でたかし君のおちんちんにビー玉ぶつけてた」
兄(そんなに気持ちいいのか……?これは新しいオナニーに使えるかもしらんな……)
兄「……よし!じゃあ、お兄ちゃん、妹の遊びに付き合ってやろう!」
妹「本当!?じゃあ、脱いで脱いで!」
兄「ズボンとパンツを脱げばいいんだな?で、次はどうしたらいいんだ?」ヌギヌギ
妹「え~っとね?じゃあ、そこのテーブルにおちんちん置いてみて?」
兄「こ、こうか……?」
妹「うん、学校ではね、机二つ並べてしてたんだけど、テーブルで我慢するね!」
妹「それじゃあ、いくよ?」
兄「お、おぅ……」
妹「3……2……1……」
兄「……」ドキドキ
妹「ファイヤーっ!」バキューン
コロコロコロコロ……チョコン
兄「……なんだこれは」
妹「あれぇ~?おっかしいなぁ~?」
兄「なんだこれはっ!全然気持ちよくないじゃないかっ!」
妹「あれ~、あれ~?おかしいなぁ~?これ、ビーダマンが悪いよ?」
兄「ビーダマンのせいにするんじゃありませんっ!」
妹「だってね、私が使ってた奴、こんなボンバーマンみたいな奴じゃなくて、メカメカしい奴だったし……」
兄「……ぬ?」
妹「玉も上からドンッって叩いて出すような奴だったし……こんな背中から押す奴じゃなかった……」
兄「……そ、それは」
妹「……これ、威力弱くない?」
なんたるミス
ここにきてまさかの痛恨のミスっ……!
兄のビーダマンは初期型だったのであ~るっ!
妹「これじゃあ、ダメだよ。こんな弱っちい奴ざ面白くないもん」
兄「ま、待てっ……!締め打ちという威力を上げる技があってな……!」
妹「……そんなの難しくてわかんないよ~」
兄「いや、簡単だぞ……?発射口の所を指の腹で締めつけてな……?」
妹「う~ん……もう飽きたからいいや……」
兄「えっ?」
妹「ゲームの方が楽しい」
兄(バカな……バカな……!こんな事があっていいはずはないっ……!そうだ……これは夢だ……!夢なんだっ……!)
ところがどっこい現実ですっ!
こうして新しい形でのオナニーの開拓はっ……!
ジェネレーションギャップという壁に阻まれて終わるのであったっ……!
おしまい
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