妹「お兄ちゃんの部屋からビーダマンっておもちゃが見つかった」 (40)

兄「懐しいな」

妹「遊びたい」

兄「おう、好きにするがいい」

妹「じゃあお兄ちゃん、ズボンとパンツ脱いで?」

兄「……えっ?」

妹「どうしたの?ズボンとパンツ脱いでよ?」

兄「え~っと……な、なんで……?」

妹「あのね、おちんちんが的でね?そこのテーブルにおちんちん置いて、このビーダマンでパチンってするの」

兄「なんだ、その危険な香りがする遊びは」

妹「危険じゃないよ?小学生の頃に流行らなかった?」

兄「そんな物、断じて流行っておらんわ」

妹「私のクラスでは流行ってたよ?」

兄「……どんなクラスだ」

妹「女の子が男の子を押さえつけてね……?男の子は最初は嫌がるんだけど……」

兄「……」

妹「最終的には『もっと僕のおちんちんにビー玉ぶつけて下さいっ!』……なんて、いつも泣きながらお願いしてた」

妹「たかし君って子が凄くてね?」

兄「あぁ、たかし君、お前の友達にいたなぁ?」

妹「たかし君、ビー玉おちんちんにぶつけられたら、いつも白いおしっこ漏らしちゃうの」

兄「……何?」

妹「他の子はおしっこしないのに、たかし君だけ」

兄「……」

妹「だから、いつも皆でたかし君のおちんちんにビー玉ぶつけてた」


兄(そんなに気持ちいいのか……?これは新しいオナニーに使えるかもしらんな……)

兄「……よし!じゃあ、お兄ちゃん、妹の遊びに付き合ってやろう!」

妹「本当!?じゃあ、脱いで脱いで!」

兄「ズボンとパンツを脱げばいいんだな?で、次はどうしたらいいんだ?」ヌギヌギ

妹「え~っとね?じゃあ、そこのテーブルにおちんちん置いてみて?」

兄「こ、こうか……?」

妹「うん、学校ではね、机二つ並べてしてたんだけど、テーブルで我慢するね!」

妹「それじゃあ、いくよ?」

兄「お、おぅ……」

妹「3……2……1……」

兄「……」ドキドキ

妹「ファイヤーっ!」バキューン


コロコロコロコロ……チョコン


兄「……なんだこれは」

妹「あれぇ~?おっかしいなぁ~?」

兄「なんだこれはっ!全然気持ちよくないじゃないかっ!」

妹「あれ~、あれ~?おかしいなぁ~?これ、ビーダマンが悪いよ?」

兄「ビーダマンのせいにするんじゃありませんっ!」

妹「だってね、私が使ってた奴、こんなボンバーマンみたいな奴じゃなくて、メカメカしい奴だったし……」

兄「……ぬ?」

妹「玉も上からドンッって叩いて出すような奴だったし……こんな背中から押す奴じゃなかった……」

兄「……そ、それは」

妹「……これ、威力弱くない?」


なんたるミス
ここにきてまさかの痛恨のミスっ……!

兄のビーダマンは初期型だったのであ~るっ!

妹「これじゃあ、ダメだよ。こんな弱っちい奴ざ面白くないもん」

兄「ま、待てっ……!締め打ちという威力を上げる技があってな……!」

妹「……そんなの難しくてわかんないよ~」

兄「いや、簡単だぞ……?発射口の所を指の腹で締めつけてな……?」

妹「う~ん……もう飽きたからいいや……」

兄「えっ?」

妹「ゲームの方が楽しい」

兄(バカな……バカな……!こんな事があっていいはずはないっ……!そうだ……これは夢だ……!夢なんだっ……!)



ところがどっこい現実ですっ!

こうして新しい形でのオナニーの開拓はっ……!
ジェネレーションギャップという壁に阻まれて終わるのであったっ……!


おしまい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom