杏子「さやかっていい匂いだなぁ…」(142)

杏子「くんくん」

さやか「すぅ…すぅ…」Zzz

杏子「えへへ…」ナデナデ

さやか「んー…」ゴロン

杏子「!」サッ

さやか「すぅ…すぅ…」

杏子「…っセーフ…」

杏子「さやかの部屋に毎晩忍び込んでるなんてバレたら…ヤバいよね…」

なま

杏子「くんくんくん」

杏子「もっとさやかの匂いかいでたいな…」

杏子「っと、もうこんな時間か」

杏子「またな、さやか」チュッ

シュタッ

  (・ω・ )かまきり拳法
 νヽν |
   < <

 ヘ(・ω・ )あちょ!
   ヽν |
    < <

  (・ω・ )かまきり拳法
 νヽν |
   < <

 ヘ(・ω・ )あちょ!
   ヽν |
    < <

  (・ω・ )かまきり拳法
 νヽν |
   < <

 ヘ(・ω・ )あちょ!
   ヽν |
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   |;;::              ::;;|

読みたいです

なま

さやか「う、うーん…」パチ

さやか「はぁ、朝かぁ…」

さやか「…やだなぁ」

~教室

さやか「…」ガラッ

クラスメート「くすくす…」

さやか(また…あたしの机に落書きが増えてる…)

落書き「人殺し!」

落書き「お前が死ねばよかったのに(笑)」

落書き「花瓶にいけるお花は何がいいかい?」

落書き「バカ」

さやか「…」ガタ

クラスメート「くすくす…」

さやか(なんでこんなことになっちゃうかな…)

べちゃ

さやか「!!」

さやか(椅子に…何か塗って…!)ガタッ

ベリベリ!

クラスメート「ぎゃはははははは!」

さやか「接着剤…!スカートが…」

さやか「くっ…」

さやか「…保健室で、着替えてこよう…」


~保健室

さやか「…」

さやか「…ひっく」

さやか「もう…やだよぉ…」グスッ

さやか「なんで…なんでよ…」グスッ

さやか「なんで死んじゃったのよ…まどか…仁美…」ポロポロ

なま

1ヶ月前

ワルプルギスの夜襲来

あたしは、家族と友人のほとんどを失った

まどかはワルプルギスの夜の前に倒れ

見滝原は壊滅した

あたしも重傷を負ったけど

癒やしの祈りの魔法少女という特性が幸いし

命だけは助かった

そして隣町のこの学校に転入してきた……

恭介「今月の恋人料金は持ってきた?」

さやか「うん!確か今月は10万円だったよね・・・?はいこれね」

恭介「おお、さやかはいつもきっちり払ってくれて助かるよ。来月からはお友達料金も頼んでいいかな」

さやか「え・・・ちょっと、それは・・・」

恭介「払えないなら仕方ないな~、さやかとは絶交だよ」

さやか「ま・・・まって!ちゃんと払うよ!」

恭介「じゃあ来月は合計15万円ね。頼んだよさやか」

さやか(風俗の仕事もっと増やさなきゃ・・・)

なま

さやか(…泣いてても、仕方ないよね…)

さやか(戻ろう…教室に)

ちょっと財布買いに行ってくる

なま

周りの反応は冷ややかだった

ワルプルギスの夜はただの大災害とみなされ

見滝原の中心地にまどかと一緒にいながら

まどかは死体で発見され、あたしは生きて救助された

マスコミはまどかがあたしを庇って死んだという美談を勝手にでかでかと報道した

結果、あたしは親友を見捨てたひどいやつというイメージで見られることになってしまった

教師「はい、気を付けー、礼ー」

さやか(やっと終わった…)

さやか(早く帰ろう)

さやか(…あ…)

さやか(靴がない…)

思うてたんと違う

なま

さやか「…」トボトボ

さやか「足、痛い…」


杏子「さて、そろそろ通るころかな…」コソコソ

杏子「来た来た…」

杏子「よお、さやか!」ピョコ

さやか「…あ」

杏子「遅かったじゃねえかよ…待ちくたびれちまった」

さやか「ああ、ごめんね杏子」

杏子「さ、今日も狩りまくろうぜ」

杏子「マミと、まどかと、ほむらってやつと」

杏子「それにさやかの両親の敵討ちだ」

ほむほむも死んだのかよ、

さやか「うん…そうね、頑張らないとだね」

杏子「ん?なんださやか…泣いてんのか?」

さやか「え?あ、いや、なんでもないよアハハ」

さやか「さ、今日も元気にいきますかっ!」

杏子「よっしゃ!」

>>63
まどかとやり直すために過去に戻る=この世界では消滅しました

なま

~魔女結界内

魔女「シギャアアアア」

ドカッグサッ

さやか「げほぉっ!」ズザーッ

杏子「さやか!」

さやか「う…」

さやか「うああああああーっ!!」ダッ

ザクッ!

魔女「ギャアアアアア!!!!」

さやか「このぉ!このぉっ!」

ザクグサバシュブシャア

さやか「この、このぉ…あは」

さやか「あはははは!あっははははは!」

ザクザク

杏子「おい!」ガシ

さやか「…何よ」

杏子「もうやめろ…死んでる」

さやか「はぁ…はぁ…ふぅ」

杏子「どうしたんだよさやか…」

杏子「何、やけになってんだ?」

なま

さやか「やけになんか…なってない」

杏子「どこがだよ」

さやか「…」

杏子「なあさやか…あたしら、このへんじゃ最後の魔法少女じゃねえか」

杏子「あたしらが倒れたら…もう誰もいないんだぞ?」

杏子「ダメージを無視して闘うとか…」

さやか「わかってる」

さやか「もう無茶はしないよ」

杏子「…なんだよ」

杏子「変に素直じゃねえか」

さやか「…」

ゴゴゴ…

杏子「お…結界が解けるな」ヘンシンカイジョ

杏子「…どうする?また何か食いに行くかい?」

さやか「ん…」ヘンシンカイジョ

さやか「ごめん、ちょっと疲れちゃった」

さやか「今日はこのまま帰るわ」ヘンシンカイジョ

杏子「なんだよ釣れねえな…ん?」

杏子(さやか…なんで学校のスリッパ履いてんだ…?)

杏子「…どうも最近変だな、さやかのやつ」

杏子「まあ、親が死んだときなんてそんなもんか…?」

杏子「あたしも、家族が死んだときはしばらくあんな感じだったかもしれないし」

杏子「さぁてと…」

杏子「飯も食ったし、またさやかの寝顔でも見に行くか!」

なま

う      ,,-''::::::::::ン'フ-、,,,_        r-ャ     
ん    /:::::::::::::::://:::::::::::::l::::、      | └‐ロロ

ち   /:::::::::::::::::l/ /:::::l::::ハ、l_ヽ:l:::l      | 匚_   < ̄7
漏   /:::::::::::::|:::::::| ':::::/::l/  \l;'、      `ー-┘  匚_  コ
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ち  |:::::::::::::::::|::::::::l|'__,,( ◎  ,ノ `'''" | └‐ロロ
ゃ   l::::::l:::::::::::l::::::::|  `''"´   ` .〉 | 匚_    < ̄7    
う   ゙、:l:::::::::::::l::::::::|      θ ,'   `ー-┘   匚_  コ
お    〈::::::::::::::::ゝ::::'、_   _ ,,,ノ         <_ノ     
お    '、:::::::::::::::l;;;;:::::、`''‐‐‐^l.〉,ニヽ_

お    /::::::::::::::/ `'、;;l _,,,-'`'く'、  ヽ,
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 /ヽ_:_;/_  (^l   .l.l   l 「ヽ      /i:i:i:l       /  '     、:i:i:i:i:i:i:i'、:i:i:i:i:i:ヽ
 ゙‐-() /  /l   .l |   l└'|  lニニ=,'i:i:i:i:i:i:i'、     ./ /      '、i:i:i:i:i:i:i'、;i:i:i:i:i:ヽ

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l:l::::::::/、:l  `,l;| ,、,、l、|====,|  l ∠i:i:、i:i:i\:i:i:i:i:i:l    ./ /|          ヽi:i:i:i:i:i:、`、i:i:, '__、
`l:::::/ ゙,l  .|=| /====l.   イ  'ィi:l::ヽiヽi:i:i:i:i`;、i:i:i:|   / /iii|           `、i:i:i:i:i'ぃ^‐‐、ニ`-、_
..ヽ/     | l/    ト,,____,,'   _|i:|:i:l:i:i:ヽi:i:i:i:i:i:i:゛‐- ノ/iiiiiii/ ブーン   .`、:i:i:i:\_ ヽ-‐ ̄`,
       .l     /__,,,-'' :::::::: 。|:ili:i:l:i:i:i:i\i:i:i:i:i:i:i:i:i〈'^iiiiiiiiiノ,,:::::::::\  ~・     ,--..,,,⊥ハ=、_____ノ
     ,__ソー--,-   /::::::::::::::::l;i:i:、i:iヽ:i:i:i:i:`;、i:i:i:i:i:i:`-iiiiiii;^´:::::::::::::::::\      .l      ^ ̄ ̄`,
   、'_,_,__,.r_ノ    .(∽*::::::::`>ー--\;i;i;i;i:i:i、i:i|/ゝ‐  ,。/:::::::::::::::::::::::::)     l―----,-、.   ,ノ
               (:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/       ̄ ̄ ̄   ̄ ̄

杏子「っと、いつまで経っても緊張するな…」

杏子「よっと…」

杏子「さやか、窓開けて寝てるもんなぁ…不用心だぞ…」

杏子「さて、もう寝てるかな…」ソーッ

なま

さやか「うっ…うぅっ…ぐすっ」

杏子「…!」

さやか「なんでよ…なんでこんな目に遭わなきゃいけないのよぉ…ぐすっ」

さやか「ううぅ…ママ…パパ…」

さやか「うええ…ひぐっ…」

さやか「もうやだよぉ…」

さやか「まどかぁ…マミさぁん…なんでよ…なんで死んじゃったのよぉ…ぐすっ、ぐすっ」

杏子「…」

                  ンアーーーーッ!                     ホミャアアアアア

     ホビャアア                      イキスギィィッ                 
    , --‐―‐ 、        , --‐―‐ 、        , --‐―‐ 、       , --‐―‐ 、
   /  「ニニニiヽ  .   /  「ニニニiヽ  .   /  「ニニニiヽ  .  / 「ニニニi ヽ
   l i| |ノ/ノハノ))!  .   l i| |ノ/ノハノ))!  .   l i| |ノ/ノハノ))!  .  l(ノノ/ハノハ| |i !

   | (| | <゚><゚> | |  .    | (| | <゚><゚> | |  .    | (| | <゚><゚> | |  .   | |{<゚>H<゚>}l.|)|
   | ハN、'''皿 ''ノN  .    | ハN、'''皿 ''ノN  .    | ハN、'''皿 ''ノN  .   N、 '' 皿 ''ノN.<

≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪ ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

  ノノ /,}| {.》《} lヾ,ヽ .  ノノ /,}| {.》《} lヾ,ヽ .  ノノ /,}| {.》《} lヾ,ヽ ... 〈y/}| {》《.} |{ヽ〈y〉

  ((バCく_#l_##j,〉D リ   ((バCく_#l_##j,〉D リ   ((バCく_#l_##j,〉D リ  〈y)Cく.#l_##j_ゝD (y〉
       (__j__)    .       (__j__)    .      (__j__)          (__i__,)

さやか「うぅぅぅ…」

さやか「ぐす……」


さやか「すぅ…すぅ…」

杏子「…」カチャ

杏子「さやか…」

杏子「泣き疲れて…寝たのか…?」

杏子「ったく…机に突っ伏して寝るとかどこの真面目くんだよ」ファサッ

杏子「…さやか」

杏子「くんくんくん」

杏子「…これ涙の匂い、か…?」

杏子「いつもとちょっと違う匂い」

杏子「あたしの知らないとこで…どんな目にあってんだ…?」

杏子「…さやか」

杏子「何があっても、あたしは味方だかんな…」ナデナデ

なま

さやか「うーん…」

さやか「また朝…」

さやか「…机で寝ちゃってたのね、あたし…ん?」

杏子「すぅ…すぅ…」Zzz

さやか「きょ、杏子!?」

杏子「…ふぁ?」

杏子「…」

さやか「…」

杏子「あー、えへ」

すまん
さっきからずっと気になってたんだが
なま
ってなんだよ怖い

>>107
スレが落ちてないか確認するためになんとなく書いてる

さやか「な、なんであんたがあたしの部屋に…!?」

杏子「あ、そ、それはな…」

杏子「…夜這い?」

さやか「…」

杏子「ご、ごめんさやか!驚かすつもりじゃなかったんだ!」

杏子「ただ、どうしてもさやかに、その…」

杏子「あ、会いたくなって…」

さやか「…くすっ」

さやか「あはは…もう、バカ」

なま

誰か腹痛下痢嘔吐代行はよ

杏子「むぅ…どうせバカだよあたしは…」

さやか「…杏子さ、」

杏子「ん?」

さやか「せっかくだし…あたしと一緒に住まない?」

さやか「あんたまだホテル渡り歩いてんでしょ?」

杏子「え…え?」

さやか「…いや、かな」

杏子「そんなわけねえだろ!」

杏子「さやかこそいいのか?」

さやか「いいよ」

さやか「あたし、今日から学校行かない」

さやか「あんたと…一緒にいる方がいい」

杏子「さやか…」

なま

杏子「…本当に、いいのか…?」

さやか「うん」

さやか「学校はもう、いや」

さやか「あんたと…ずっと一緒にいさせて…」

なま

杏子「さやか…」

さやか「ひっく…ぐす…」

杏子「さやか!」ダキッ

杏子「おい!どうしたんだよ!」

杏子「らしく…ねえじゃねえか」

なま

さやか「もう…やだよぉ…」

さやか「あたしにはもう…あんたしかいないの…」

さやか「あんたといないと…あたしどうにかなっちゃうよぉ…」

さやか「ずっと一緒にいてよ杏子ぉ…うええええん…」

杏子「…」ナデナデ

ごはん…
おかゆ

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