さやか「あたしってマミさんに嫌われてんのかな……」(801)

まどか「どうしたの…?」

さやか「いやさ、あんまりあたしには話し掛けてくんないからさ」

さやか「ほらあたしがまどかと一緒にいる時なんて、まどかにしか話し掛けてなかったじゃん」

まどか「そ、そうかな……」

さやか「なんだかな~」

さやか「別にいいんだよ、たいして気にしてないから」

さやか「でもさ~同じ時期に会って、同じく憧れてんのになんかおかしくないかな?」

さやか「いや、おかしいよね?」

まどか「えっと……」

まどか「って言ってたんです……」

マミ「そんなつもりはなかったんだけどな……」

マミ「ただ鹿目さんの方が話し掛け易かったからなんだけど」

まどか「結構、気にしてるみたいでした」

マミ「そっか…うん、今度からは気をつけてみるわね」

杏子「なんかマミのやつ、アタシのことハブってないか?」

杏子「いや、仲違いしたのはアタシだからしょうがないよ」

杏子「うん、しょうがないよな」

ほむら「なら」

杏子「いやでもさ? さやかより蔑ろにされるのっておかしくないかな?」

杏子「一応最初の魔法少女仲間だったんだからさ」

ほむら「……過去より今なのではないかしら?」

杏子「いや、それでもあんなうざったい奴よりっておかしくないか?」

杏子「うん、おかしいよな?」

ほむら「………」

ほむら「っと言っていたの」

マミ「……そんなこと言われても、佐倉さんは風見野から時々くるぐらいだから」

マミ「どうやってもそうなってしまう気がするのだけど……」

ほむら「来たらなるべく多く接すればいいのでは?」

マミ「そうね…今後はそうしてみるわね」

まどか「ねぇほむらちゃん」

まどか「杏子ちゃんとマミさんってあんなに仲良かったっけ?」

ほむら「昔からの知り合いだからじゃないかしら」

まどか「そっか……」

まどか「なんか最近マミさんってね? 杏子ちゃんとやたら仲良かくてね」

まどか「引っ付いてるって言うのかな?ううん…別に嫌な気分になってるとかじゃないんだよ」

まどか「ただね……マミさんにとってのわたし達の存在って割と薄いのかなって……」

ほむら「……」

ほむら「っとまどかが言ってました」

マミ「極端過ぎたのかしら?」

ほむら「……なんとも言えない」

ほむら「意外にもまどかが嫉妬っぽかっただけだと思う」

マミ「嫉妬って……誤解される様な言い方は」

ほむら「……まあ、それはいいのだけど」

マミ「いいのかしら……」

ほむら「最近、私より美樹さやかを優先していない?」

マミ「………え?」

ほむら「いいえ、まったく気にはしていないから気にしないで」

ほむら「でもね? 私は貴女とは過去に師弟関係にあったのだから、少々納得いかない……」


                                     __
                              -‐ニ ┤
                       _  -‐ ´ /   }
                 __ /´        `ヽ、  j
             _ -‐二 ─ァ         (:.r:.) ヽノ

            く  ̄   /   (:.r:.)          ヽ\
                  \  / /         、_,    } ヽ   マミ!!
                   ヽ/   {       ー´       ノ  ヽ
               /   ハ               イ     ヽ
               ,′   | ゝ           / l     ヽ_┐
          _    l    ├─`ー ┬-    l´   l     ヽ //
         \ヽミヽ/     !     l        !    l     /ヘ
   /⌒     ヽ\〃ミヽ、 j     ,'      l\  ∧_ // ゚ \
  /  (       `ノ    \、    l       \/レ-< 、 ゚、_ _ )
 /   \     /o      ノヽ\  ハ  i     ヾ、:..ヽ \゚`ヽ、  \
 {    r‐` ̄ / o  o / `ー┘ { {  |       `"ヽ `ヽ、_)`ー--'
 、    ゝ-/   /  /         ! 丶 {          ヽ
  \    'ー─/__ /       / l  ∨    /       }
    \     ´      _ -‐ ´    l  {   ∧       ノ
     ` ー─--  -─ ´       ((l,  H   ト、ゝ─ ´ /
                        〉 ハ / (r  , '´
                       ゝノ/ ノ   ̄'

ほむら「きゃっ///」

俺「優しくするよ…」

ほむら「は、はい…///お願いしますっ///」

待ってたぞこの展開

>>30
需要あったか
書くわ

ほむら「誤解のないよう言っておくけど嫉妬ではないから」

マミ「うん」

ほむら「貴女にとってまどかはもっとも共感できる相手で、佐倉杏子は昔の戦友だし
私より信頼されていてもおかしくはない」

ほむら「でも美樹さやかなんて近くで『マミさんすげぇマミさんすげぇ』
っと言ってるだけのエキストラじゃない!?」

マミ「そんな……エキストラって……」

ほむら「……」フゥ、フゥ

ほむら「……心に留めておきなさい」

ほむら「……失礼したわ」

ガチャリ バタン

『さあ行こうか!』

《朝、登校時》

まどか「おはようございますマミさん」

さやか「マミさんおはよ~」

ほむら「……おはよう」

「おはよう……」

1.鹿目さん
2.美樹さん
3.暁美さん

+3

冷静に考えると、「おはよう」の後にわざわざ誰かの名前を呼ぶというのがアウトなのでは…

「どう? テストが近いけどちゃんと勉強してる?」

さやか「い、一応……」

「あら、どうやらあまりやってないようね」

さやか「やっやってますよ、もうマミさんは疑い深いな~」

まどか「さやかちゃんはいつもと変わってなかったよマミさん」

さやか「ちょっと……」

「うふふ、まあ…その方が美樹さんらしいわね」

さやか「マミさんまで……」

まどか「あはは」

ほむら「……」

テクテク

さやか「ねぇマミさん?マミさんってテレビでどんな番組とか観るの?」

まどか「わ~気になる~」

「そうね……」

1.う~ん、スポーツ中継かな
2.お料理番組とかたまに観るかな
3.実は全然……

+3

3

「お料理番組とかたまに観るかな」

「作り方や工夫の仕方とかとても参考になるのよ」

まどか「そうなんだ~わたしもたまにみますよ」

まどか「でも、全然上手くできないのマミさん」

「ふふ、大丈夫よ鹿目さん」

「こなした数だけ上手くなるものなんだからね」ニコッ

ほむら「自炊……そうね、たまには料理等、教えてもらえないかしら?」

「あらそう? 都合がいい日があればいつでも言って」

「いつでも大歓迎よ」

さやか「あ! あたしも行きますよ!

マミさん以外は全員料理出来ないイメージがある

ほむら「何? 貴女も教わりに来るの?」

さやか「あ、あたしは……その……」

さやか「味見係りとして……」

ほむら「必要性はあまり感じない役柄ね、そう思わないまどか?」

まどか「え?」

まどか「味見係りってどうなのかな……?」

「そうね……」

1.いらないわね
2.ぶっちゃけ存在意義がわからないわ
3.居ないよりは居た方がいいんじゃないかな?
4.美樹さんが来ないと始まらないからね

+3

4

「美樹さんが来ないと始まらないからね」

さやか「え!?」

「美樹さんが居なきゃ作り甲斐がないもの」

さやか「そ、そうですか?」テレッ

さやか「よぉし、まかせてよマミさん!さやかちゃんがみんなの料理を食べまくりますよ!」

「うふふ」

ほむら(味見係りなんて必要ないじゃない……)

ほむら(それに美樹さやかが来ないと始まらないって何?どういう意味?)

まどか(マミさんはさやかちゃんが来ないと嬉しくないのかな……)

ガンパレードマーチ思い出した

ほむら「巴マミ、料理の味見は自分でして確かめるものよ」

「ええ、その通りだわ暁美さん」

「うふふ、でも誰かに比べてもらうのもたまにはいい経験になるわ」

ほむら「それなら私とまどかがいる、果たして美樹さやかは必要なのかしら?」

さやか「なんだよ、そんな言い方ないじゃん」

ほむら「そうかしら? 来るのなら貴女も料理するのが筋だと思うけど?
できないなら……」

まどか「そうだよさやかちゃん! みんなで教え合って作ろう」

ほむら「あ、いや、別に美樹さやかも参加しろと言ったのでは……」

「いいわね、それなら佐倉さんも呼んでみんなでやりましょうか?」

まどか「杏子ちゃんもですか…?」ピクッ

さやか「あいつ呼んだら一人で食べちゃうんじゃないw」

ほむら「それはいい考えだと思うわ、"皆"で集まるのがいいわ」

まどか「いいと……思いますよ……わたしは」

1.うふふ、楽しみになってきたわね
2.そうね、佐倉さんは食いしん坊だから……
3.佐倉さんだけ仲間外れは良くないからね
4.鹿目さんは何か不満なの?

+3

3

「佐倉さんだけ仲間外れはよくないからね」

さやか「確かにそうだよね」

ほむら「ええ」

まどか「うん」

まどか「そうだよね、後で知ったら嫌な気持ちになるもんね」

「ええ、佐倉さんには私から連絡しておくわね」

まどか(何であんな態度しちゃったんだろう……)

まどか(わたしが杏子ちゃんの立場だったら泣いちゃうかもしれないのに……)

まどか「……」

《学校・三年生の教室》

(帰りに材料を買っておかないとね♪)

(5人分で失敗してもいいように多めに買わないと)

ゴソゴソ ゴソゴソ

(あ、あれ?)

ゴソゴソ ゴソゴソ

(いけない!筆箱を忘れちゃったみたい……)

「……」

1.鹿目さんに…ついでに一緒について来てもらおうかな
2.美樹さんに…ついでに荷物持ちをお願いしようかしら
3.暁美さんに…ついでに手伝ってもらおうかしら
4.隣の人に借りよう
+3

「ごめんなさい、書くものを貸してもらえないかな?」

クラスメート「うん?いいよ」

「ありがとう」



(帰りは荷物が多くなりそうで大変ね)

………

マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐
もし改変前のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかがマミ、qbの蘇生願いを願ったら
誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

《帰り道》

杏子「よう」

「あら? 佐倉さん」

「どうしたの? こんな所で」

杏子「マミのことだからな、どうせすぐに買い出しに行くと思ってさ」

「待っててくれたの? ……悪いわね」

杏子「いいって、荷物持ちぐらいなら手伝えるからな」

杏子「そのかわりにご馳走を頼むよ」

「ふふふ、ありがとう佐倉さん」ニコッ

杏子「結構多いんだな…」ドッサリ

「美樹さんや佐倉さんはたくさん食べるでしょ?」

杏子「普通よりはな」

「そうだ!なんだったら佐倉さんも自炊に挑戦してみない?」

「きっと食事がもっと楽しくなるわよ」

杏子「自炊? いや、特に必要ないし」

「そう?」

1.鹿目さんみたいに付き合ってくれたら嬉しいのにな
2.うふふ、佐倉さんは美樹さんみたいね
3.暁美さんに呆れられちゃうわよ?
4.そうね、佐倉さんはその方がらしいわ

+3

「そうね、佐倉さんはその方がらしいわね」

杏子「そ、そうか!?」

「うふふ、別に褒めてるわけじゃないのよ?」

杏子「よ、喜んでた訳じゃねぇよ!……ただ、なんかさ」

「ん?」

杏子「……昔、二人の時みたいだな」

杏子「こうやって喋ってるとさ」

「そうね、昔はもう少し可愛げがあったけどね」

杏子「なんだよ…からかうなよ」

マミ宅

杏子「ここら辺でいいか?」ドサッ

「ええ、ありがとう佐倉さん」

「とても助かったわ」

杏子「こんな事でいいならいつでも言えよ」

「ふふ、何か飲む?」

杏子「じゃあ紅茶で」

……

杏子「……」ズズッ

杏子「うん、美味い…」

「お代わりは?」

杏子「お茶菓子もある?」

「はいはい、うふふ……」スタスタ


1.なんだか美樹さんみたいね
2.もうちょっと暁美さんみたいな奥ゆかしさが欲しいわね
3.鹿目さんみたいに手伝ってくれたらいいのにな
4.ピーチパイでも食べる?

+3

「もうちょっと暁美さんみたいな奥ゆかしさが欲しいわね」

杏子「あいつは自己主張しないだけだよ」

杏子「何考えてるかわかんないしさ」

「一緒にいると結構わかるわよ?」

杏子「ふ~ん…まあ、どうでもいいけど」

「そうだ、ちょうどいいから準備や何を作るかを暁美さんも呼んで相談しようかしら」

杏子「…いいけど」

さやかルート入ったら起こして

ほむら「お邪魔するわ」ファサッ

杏子「これ奥ゆかしいか?」

「まあまあ、いらっしゃい暁美さん」

ほむら「佐倉杏子…見滝原に来ていたのね」

杏子「暇だったからな」

「佐倉さん、荷物持ちをしてくれたのよ」

杏子「いちいち言わなくてもいいだろ!?」

ほむら「フフ、デレたの?」

杏子「からかうんじゃねぇよ! 殺すぞ!」

「ちょ、ちょっと佐倉さん……」

ほむら「何を怒っているの? 貴女が巴マミに懐いてもなにも不思議ではないじゃない」

杏子「懐くってなんだよ!?」

ほむら「要は仲良しねって事よ」

杏子「うぐっ」

「あらあら、照れちゃうわね」

杏子「おい……」

「あの頃に戻れたら、私も嬉しいわ」

杏子「うっ」

ほむら「…いちいち反応するのね」


杏子「アタシは帰る!」

「さ、佐倉さん!?」

杏子「……日曜日にな」

バタンッ

ほむら(からかい過ぎたかしら)

「佐倉さんは嫌なのかしら……」

ほむら「照れ隠しよ」

ほむら「私も紅茶を頂いても?」

「え、ええ……」

策士だな
さすが数々の未来を見てきた女

……

「うん、なかなか難しい感じになったわね」

ほむら「……ところで巴マミ」

「?」

ほむら「今朝の発言の意図を知りたいのだけど」

「今朝?」

ほむら「美樹さやかが来ないと始まらないって言葉の真意よ」

ほむら「貴女にとって美樹さやかは……その、まどかよりは特別なはずではないんじゃ」

ほむら「気遣い?」

「えっと……」

1.そのままの意味よ?
2.美樹さんを仲間外れなんてしたらつまらないじゃない?
3.まあ、そうね…一応かしら

+3

1

よくよく考えれば二人しかいないんだから、ほむらのことだけ考えた選択肢でも良かったのかも

もう遅いけどね

「そのままの意味よ?」

ほむら「は?」

「……だから美樹さんが居ないと」

ほむら「ちょっと冷静になってはどう?」

ほむら「美樹さやかの空気の読めなささを忘れていない?」

「それも含めて美樹に来て欲しかったのよ?」

ほむら「みみみ美樹さやかが大事みたいにい、言うのね…」ファサッ

「ええ、とても大事な後輩よ」

ほむら「……そんなはずは……」

ほむら「それじゃあ、私が一番どうでもいいみたいじゃない…」

ほむら「そのポジションは私が居る場所ではないはず……」

「どうしたの? ブツブツと」

ほむら「まどかは仕方ないし、佐倉杏子も仕方ないわよね」ズズッ

ほむら「いや、美樹さやかより私が?」

ほむら「順序から言ったら姉弟子である私が美樹さやかより……?」

「あ、あのね暁美さん、順列をつけた訳じゃないのよ…」

ほむら「……おかわり」

「え?」

ほむら「おかわり!」

(美樹さんの話になると途端に機嫌が悪くなった様な……)

ほむら「落ち着きなさい、落ち着くのよほむら」

ほむら「まどかほむらマミは鉄板なの……」

(そっか……)

1.暁美さんは美樹さんが苦手なのね
2.暁美さんは美樹さんが嫌いなのね
3.暁美さんは美樹さんと仲良くなりたいのね
4.美樹さんの悪口は言って欲しくないわ……

+3

1

┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
  _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。

       /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl  
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄

  /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ

「暁美さんは美樹さんが苦手なのね」

ほむら「……何?」

「美樹さんとはうまくいってないの?」

ほむら「いってないって何が?」

「ほら、友達としてって事よ」

「そういえば、あんまり二人で居るところは記憶にないかも」

ほむら「当たり前じゃない、合わないのだからしょうがないわ」

「何か苦手なところでもあるの?」

ほむら「存在が……」

「えぇ……」

……

「……」ズズッ

「暁美さんと美樹さんがギクシャクしているのは嫌だわ」

「でも、暁美さんはかなり苦手みたいに感じた……」

「……」ズズッ

《翌日のマミ宅》

さやか「マミさん、用事ってなんですか~?」

さやか「実はあんまり自信がないから味見して欲しいとか?」

ほむら「……」

さやか「……なんだ、ほむらもいたの?」

ほむら「巴マミ、これは一体……?」

「みんなで集まるのに、二人だけギクシャクしてたら周りも良くない影響がでるじゃない?」

「お互いの長所を知って、短所を確認し合って仲良くなる機会になればと思って」

さやか「わ~…さ、さすがマミさん……」

ほむら「考えは悪くはないわ……」

ほむら「悪くはないのだけど……」

俗に言う修羅場

「取りあえず座ってて美樹さん」

さやか「は、はい……」

「紅茶でいい?」

さやか「はい、あっ砂糖二つで」

ほむら「紅茶自体甘いのに…」ボソッ

さやか「! マミさん、やっぱりいらないです」

「お菓子も用意してくるから話でもして待っててね」ニコッ

スタスタ

さやか「……」

ほむら「……」

さやか「…」

ほむら「…こっち見ないで頂けないかしら?」

さやか「後ろの外の景色をみてんの」

女の戦いは何時だって陰湿だ

さやか「はぁ…空気暗いな」

ほむら「そうね、せっかく巴マミと話題が弾んでいたのに、誰かさんが来て途切れてしまったわ」

さやか「……」
ほむら「……」

ほむら「空気読めない人って苦労しそうだわ」

さやか「わかるわ、友達と話してる時にいきなり割って入るのとかやめて欲しいよね」

さやか「この前なんて、まどかと話してたら誰かさんがいらん話題を振って大変だったよ」

ほむら「……」
さやか「……」

ほむら「……つまらない話しの癖に」

さやか「余計なお世話ってヤダヤダ」

ほむら「……」
さやか「……」

あれ、なんか思ってたよりやばい

ほむら「どうせなら名指しにしたら?」

さやか「さあ?必要性を感じないわ」

ほむら「真似?……挑発的ね」

さやか「ないくせに何言ってんの?」ジッ

ほむら「……?」

ほむら「…………!」

ほむら「生きて帰れると思うな……」

さやか「マミさんは暴力は嫌いじゃないかな?」

ほむら「ええ、人の気にしてる事を平気で言う無神経なんて特にね」

さやか「誰だろ~」ニコッ

ほむら「検討もつかないわね」ニコッ

「ケーキもあまってたんだけど、二人共食べる?」

さやか「もちろんいただきます」

ほむら「ええ、頂くわ」

さやか「……」
ほむら「……」

カチャカチャ

「……」

1.話し合えてるみたいね、良かった
2.空気がピリピリしてたわ
3.美樹さんが手をだしてなきゃいいけど
4.暁美さんが挑発しなければいいんだけど

+3

「空気がピリピリしてたわ」

「早く準備して戻った方が良さそうね」テキパキテキパキ

「……やり方が強引過ぎたのかしら」



さやか「あ?」

ほむら「お?」

ピリピリというか完全にメンチきってますけど

ほむら「バーカ、バーカ」
さやか「根暗~根暗~」

さやか「万年ヒッキー」
ほむら「赤点常習犯」

さやか「んな何回もとってない!」

ほむら「退院してからは出掛けてるわよ!」

さやか「捏造しないでよ」ガタッ

ほむら「何?やろうって言うの?」ガタッ

「…お、お待たせ」

「どうしたの?二人とも立ち上がったりして」

さやか「……マミさん、ちょっとお手洗いかりますね」

「お手洗い?場所はわかる…?」

さやか「はい」スタスタ

ほむら「台所を見てもいいかしら? 下見をしておきたいの」

「え? いいけど」

マミさん、キッチンの包丁隠しておいた方がいいよ

……

「美味しい?」

さやか「最高ですっ!クリームが甘さ控えめなのに止まらない!」ムシャムシャ

ほむら「特にこの苺は絶品ね、とてもいい品なのでは?」

「ふふ、よくわかるわね」

「店員さんから聞いたんだけど、このケーキは特に苺にこだわってるんだって」

さやか「確かに苺も美味しいね!」

ほむら「ね?美味しいでしょう?」

さやか「……ああ、美味しいよ」


「……ねぇ」

1.喧嘩しないで
2.(ほっとけばあるいわ…)
3.その態度は良くないわ、美樹さん
4.言い方にトゲがあるわよ、暁美さん

+4

「喧嘩しないで……せっかくの仲間じゃない」

さやか「……喧嘩なんてしてないですよ?」

ほむら「ええ、巴マミは心配性ね」

「そんなに私が鈍いと思う?」

ほむら「そういう意味では」

「もう……」

1.(;_;)
2.(`ヘ´)
3.\(^o^)/

+3

「お願いだからやめて」(;_;)ポロポロ

さやか「ちょっ!?…マミさん」

「みんな大事な後輩で仲間で友達で……争いなんてみたくない……」

ほむら「なな何も泣かなくても……」オドオド

さやか「そ、そうだよマミさん! そんな殺し合うとかそんなレベルじゃないから!」

ほむら「え? ええそうね! ちょっとしたじゃれあいよ」

ほむら「深刻に考える程じゃ……」

ほむら「ねぇさやか?」

さやか「!? うん! そうそう!」

「本当……?」

3の選択肢だとどうなるのかちょっと見たかった

ほむら「貴女に嘘をつくメリットを感じない」

さやか「他に言い方ないの? 嘘じゃないっすよマミさん……」

さやか「ただほむらがつかかってくるから仕方なく」

ほむら「はぁ!? 違うわ巴マミ」

ほむら「美樹さやかが必要以上に絡んできてうっとおしいからで」

さやか「マミさんが泣いてるんだよ! 考えてよ!」

ほむら「どの口がそれを言うの!」

「……」

1.いい加減にしなさい!!
2.もういや……グスグス
3.馬鹿って嫌いだわ…

+3

「いい加減にしなさい!!」

さやか「」ビクリッ
ほむら「」ビクリッ

さやか「ほ、ほら! マミさんが怒ってるじゃん」

ほむら「わ、私が怒らせたみたいにいわないで頂戴!」

「黙りなさい!!」

「二人に怒ってるのよ!」

ほむら「私が怒られるのは納得いかないわ!」

さやか「こっちのセリフだよ!」

「だ ま れーーーッ!!!」

さやか「はい……」
ほむら「はい……」
QB「はい……」

はい……

「……」

「今度みんなで集まるって言ったよね?二人共来るって言ってくれたよね?」

さやか「……うん」

「鹿目さんや佐倉さんも来るの知ってるよね?」

ほむら「……ええ」

QB「はいマミ、ティッシュ」スッ

「ありがとう」ズビー
「みんなで集まって何かするのってとても楽しい事だと思うの」

さやか「まあ、そうだよね……」

「だからって我慢してって言ったら二人が嫌な気持ちになるのはわかるわ」

「でも、でもね?二人にも絶対に来て欲しいの、私は……」

さやか「……」チラッ

ほむら「……」チラッ

「でも……どうしても二人が仲良くできないなら諦める、できる事ならお願いしたい……」

さやか「……」

ほむら「……」

「自分勝手だってわかってる…」グスッ

さやか「あたしは……ぶっちゃけすごく行きたいっす」

ほむら「……私は」

ほむら「正直、美樹さやかと喧嘩しないっという約束は自信がないから……できないわ」

さやか「ね、ねぇほむら……」

ほむら「貴女はハッキリ言えるの?」

さやか「……」

「そう、だよね……ワガママいったりしてごめんなさい」

QB「まったく、表面だけでも仲良くできないのかね」プンプン

《二人の帰り道》

ほむら「巴マミには悪い事をしたわね」

さやか「……うん」

ほむら「でも…これが最善だと私は思うわ」

さやか「あたしは思わないね」

さやか「あくまでベターだよ、最善なんかじゃないね、絶対に」

ほむら「そうね、だからって最善は困難だわ」

さやか「……どうにかしてあげられないかな?」

ほむら「私達の事よ、自分でできないならそれが答えよ」

さやか「……」

ほむら「……」

ポッキーゲームできるくらい仲良くなればいいのに

QB「それは違うよ」

さやか「キュゥべえ……」

QB「君達は何もわかっていないね、そんな感情に左右された答えはbadさ」

QB「正しい答えは客観的にみたものがbestだよ」

ほむら「お前に何がわかる? 引っ込んでなさい……」

QB「これが引っ込んでいられると思うかい?」

QB「娘が泣かされて黙っている父親がどこにいるんだい? いいや、そんなのは父親じゃないね」

QB「なら僕が黙る通りはないよ」

さやか(なに言ってんだコイツ?)
ほむら(なに言ってんだコイツ?)

このQB感情ありそう

さやか「……帰るわ」

ほむら「私もそうするわ」

QB「待ちたまえ」

QB「来る日曜日には二人共も笑顔で来るんだ、いいね?」

QB「そして、仲睦まじく言葉を交わすんだ」

さやか「……」チラッ
ほむら「……」チラッ

さやか「」ゾワッ
ほむら「」ゾワッ

さやか「…じゃあね」クルッ
ほむら「…失礼するわ」クルッ

QB「ヘタレ! 君達は最高のヘタレだ!」

QB「クズと言った方が的確だ」

QB「このゴミクズ少女!」

QB「は? 心から仲良くできないだって?」

QB「これだからゴミでクズの考えはわけがわからないよ」

QB「大人の世界では表面=全てなんだ」

さやか「うざいな……」ボソッ

QB「今うざったいと言ったねさやか?」テトテト

さやか「言ってないよ……頭に乗るなよ」

QB「いいや、確かに言ったね」

QB「僕がウザイなら君はなんなんだい? 言葉がみつからないよ」

QB「みんなの為に個を犠牲なんて常識じゃないか?」

QB「それを仲良くできないから無理とかわけわかめだね」

さやか「……」

QB「聞いてるのかいゴミクズ?」

QB「おいゴミクズ?何か言ってみないのk」

パァン!

ほむら「……うざい」

さやか「……ほむら」

ほむら「自分の利益の為にやったのよ、勘違いしないで…真面目に」

QB「無駄だよ、君達が『はい』と言うま僕は何度でも言おう」

QB「君達はクズであるとね」ピョン

ほむら「乗るな」

QB「どうするんだい暁美ほむら? 誤射したら大変だよ」テトテトテトテト

QB「さあ、どうs」ガシッグシャ

さやか「うざいんだよオバQ」

ほむら「……美樹さやか」

さやか「ほむら、日曜…なんだかいけそうな気がしてきたよ」

さやか「キュゥべえ、うざいよね? なら手伝うしかないよね?」

ほむら「……敵の敵は味方……いいでしょう」

ほむら「今なら、共闘で多少の友情は許容できるかもしれないわ」

QB「無駄だよ!」

QB「だがこれで僕は当日、絶対に顔を出せなくなってしまったね」

[二人はぎこちない仲良し]

end

後半につづくかも

待ってる

《マミ宅》

「……」

「二人には悪ことしちゃった」

「まったく、人を見る目がないな……私」

「もっと早くに美樹さんと暁美さんの仲がわかってればな」

「……二人はきっと来れないだろうし」

「本当に勝手だな、私……」


1.鹿目さんに中止を伝える
2.佐倉さんに中止を伝える
3.あの二人に中止を伝える

+3

中止しかないのか

3

QB「信じられない…このペースじゃ4桁にいってもおかしくないよ」

さやか「それだけあんたがうざいんだよね」

ほむら「お前を消滅させる為なら、なんだってできそうだわ」

QB「なるほど、団結しているんだね?」

QB「ならば試させてもうよ美樹さやか、暁美h」

ハヤテノヨウニー♪
さやか「! マミさんからメールだ!?」

ほむら「巴マミから? 一体何?」

QB「内容はなんだい?」

さやか「ちょっと待てって」カチカチ

さやか「……」

ほむら「……美樹さやか?」

さやか「あたし達のせい…なの? ……中止だって、日曜日の」

ほむら「……」

QB「冗談だよね……?」

QB「許さん! 許さんぞゴミクズ共!」

ほむら「……」

さやか「ごめんなさい、マミさん……」

ほむら「決意は水泡にきしてしまったの……?」

ほむら「……」

QB「許さんぞ!!」

QB「本当に……許さないんだからね……」

QB「せっかく、……きゅっぷい…」



さやか「あたし達は……馬鹿だ」

《日曜日》

夕暮れを見て思いだしました。
この日は、とても楽しみだった日だと言うことを……

何故でしょう? とても忘れたくて、ずっと覚えていたい日です。

「日暮はいつだって、寂しくなるわね」クスッ

「夕飯、何にしようかな……」

テクテク…テクテク…


一人の日曜日end

ごめん…

マミ「シミュレーションゲーム?」
さやか「文化祭終わったね」
に通じるものがあった
凝りすぎててハッピーエンド見たこと無いけどあたりが

もし、やり直しでしたら>>375の選択肢を>>410

ちょっと休憩したい、落ちてたら終わりで……

>>357の間違いってことでいいんだよね?

ksk

2

1

《鹿目家》

まどか「マミさんにさやかちゃんをって言ったのはわたしなのに」

まどか「なんで、こう…もやもやするのかな…」

まどか「変なの……」

カタロウジンセイ
まどか「……マミさんからメールだ」

まどか「中…止…?」

まどか「え? な、なんで…!?」

まどか「あんなに楽しそうだったのに」

まどか「……」

ポチポチ

まどか「『都合が合わなくなってしまったの』?」

まどか「本当にそれだけなのかな……」

まどか「……」

まどか「違和感っていうのかな…どうしても素直に受け取れないよ」

まどか「あんなに楽しみにしてたんだもん」

まどか「言えない事なのかな……」

まどか「でも、知りたいよ」

まどか「……マミさんの事、一番知ってそうなのって誰だったかな?」


1.やっぱり、本人に聞くべきなのかな?
2.杏子ちゃん…だよね…
3.わかんない…さやかちゃんかほむらちゃんに聞いてみる

+3

正解が分からないksk

マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐
もし改変前のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかがマミ、qbの蘇生願いを願ったら
誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

『ちょっとね、個人的な事だから詳しくわ…
本当に勝手でごめんなさい(ToT)』

まどか「……」

まどか「…」

その後、わたしが知る方法は思い浮かびません。
だから、ただ…当日が過ぎるのを待つだけでした。

知らない真実end

リターン>>417

+2

まどか「杏子ちゃん…だよね…」

まどか「杏子ちゃんか……」

まどか「連絡ってどうやってするの…?」

まどか「あ、会えないならしょうがない…よね?」

まどか「やっぱりマミさんに」

トントン
知久「まどか、悪いんだけどお使いに行ってもらえないかな?」

知久「火を使ってて長くは離れられないんだよ」

…ありがち省略!…

杏子「中止? いや、まったく知らないんだけど」

まどか「そうなんだ……」

まどか「……」

杏子「マミのやつは何て言ってたんだい?」

まどか「……これ」ポチポチ

杏子「……」

杏子「……多分、これは本心じゃないよ」

杏子「違和感がある」

まどか「……杏子ちゃんもそう思うの?」

杏子「長い付き合いだからな、なんとなくだけど」

杏子「ただ言えるのは、これは本人の口から聞くのは至難だね」

杏子「あいつは後輩に甘いところがあるけど、それ以上に頑固っていうのか意固地っていうのか」

杏子「譲らないところは絶対に譲らないからな」

まどか「……答えてくれないって事?」

杏子「そういう事、まあでも、だいたい想像がつくかな」

まどか「わ、わかるの…?」

杏子「まあな、原因は他人って事ぐらいだけど」

杏子「自分が悪かったら隠そうとしないからな」

まどか「……」

まどか(杏子ちゃんは本当に、マミさんのことをわかってるんだ……)

まどかのゲージが上がってしまうか

杏子「考えられる原因って言ったらアタシとまどか」

杏子「それにさやかとほむらしかいないだろうな」

まどか「わ、わたしもなの!?」ビクッ

杏子「そんなに驚くなよな、可能性の話だよ」

杏子「まどかもアタシも違うって前提でいいよ」

杏子「お前、必死な顔だったし嘘付いてもわかり易そうだからな」

まどか「……そんなに?」

杏子「なんとなく」

まどか「……それだと」

1.さやかちゃん?
2.ほむらちゃん?
3.(杏子ちゃんなんじゃ……)
4.(知らない内にわたしって事だってあるよね)

+3

1

さやか優遇されてたから少し下げないとほむらが擦り切れちゃう

まどか「さやかちゃん?」

杏子「さやかか……」

スタスタ

まどか「きょ、杏子ちゃん!?どこに行くの…?」

杏子「決まってるじゃん、さやかの所だよ」

杏子「早く付いて来いよ」

まどか「え?それならケータイで…って待って!」

まどか「ま、待ってったら!」タタッ

ほむら「まどか…に佐倉杏子」

ほむら「まだ見滝原にいたのね」ササッ

杏子「ほっとけ」

まどか「……ほむらちゃんは何をしているの?」

ほむら「掃除よ、汚したままでは迷惑になるから…」

まどか「?」

杏子「そんなのはどうでもいい、さやかの居場所を知らないか?」

ほむら「……何故?」

杏子「会いたいから」

まどか「あのね杏子ちゃん、それならケーt」

杏子「他の理由が必要かい?」

ほむら「……」

ほむら「愚痴っていたのに随分な変わり様ね」

杏子「おい!」

ほむら「美樹さやかならあいつ…キュゥべえを探しているわ」

まどか「キュゥべえを?なんで?」

ほむら「……」

杏子「理由なんていいじゃないか、どっちに行ったんだ?」

ほむら「あっちよ」スッ

杏子「よし」

まどか「ま、待って!」

1.ケータイで連絡してみようよ
2.ほむらちゃんにも聞いてみようよ
3.わたし達もキュゥべえを探した方がいいんじゃないかな?

+3

2

まどか「ほむらちゃんにも聞いてみようよ」

杏子「…確かに」

ほむら「なに?」

まどか「あのねほむらちゃん、今度の日曜日の事、覚えてるよね?」

ほむら「……もちろんよ」

まどか「さっきね?マミさんからこんなメールが来たの」スッ

ほむら「……」
ほむら(!?)

ほむら「成る程、ありがとうまどか」スッ

まどか「うん」

杏子「っでほむらは何か知らないか?」

まどか「心当たりでもいいの」

ほむら(めっちゃくちゃ心当たりがあります……)

ほむら(やっぱり気にするわよね)

ほむら(でも中止なんて……)

まどか「? ……ほむらちゃん?」

ほむら「」ビクビクーン

ほむら「……」

ほむら「なにかしらまどか?」ファサッ

杏子「……何か知ってるだろう?」

まどか「そうなの?ほむらちゃん……」ジッ

ほむら(……)

1.隠す必要はない
2.こんな事を話しても……
3.「私の口からは……美樹さやかに聞いて」
4.し、知らないわ

+3

1

ほむら「私の口からは……美樹さやかに聞いて」

杏子「怪しいな……」

ほむら「無駄よ、私の口は堅い」

杏子「どうするまどか?」

まどか「……さやかちゃんを探してみよう、きっとほむらちゃんは言いにくいんだよ」

まどか「無理に聞いても教えてくれないと思うよ……」

ほむら「………」

……

さやか「何まどか?急に呼び出したりして」

さやか「なるべく手短にお願いね」

杏子「日曜日の事なんだけどさ」

さやか「日曜!?」ビクビクビクビクーン

まどか「さやかちゃんは知ってるんだね……?」

杏子「そうみたいだな」

さやか「ちょっ待てって」

1.ほむらに聞いてよ、あたしからはなんとも言えない
2.仕方なかったんだよ……
3.ち、違うよ! 元凶はキュゥべえなの!

+3

3

さやか「仕方なかったんだよ……」

さやか「実は……」

カクカクシカジカベンリナコトバ

杏子「……くだらねぇ、そこはなんとかならなかったのかよ」

さやか「あんたにあたしの何がわかるのさ」

まどか「わたしはわかるよ、さやかちゃんは意地っ張りだもん」

まどか「だからだよね……?」

さやか「そんな単純な話しじゃ」

まどか「……」ジッ

さやか「……だいたいそうです」

杏子「……」

さやか「ちょっと待って! ほむらもいなきゃ納得できないよ」

さやか「…え!? あたしに聞けって言ったの!?」

さやか「あんにゃろう!」ダッ
杏子「あ! 待て!」ダッ
まどか「ま、また走るの?」タタッ

《日曜日》

今日は日曜日か…
マミさんには悪いけど、あんな奴と一緒なんてごめんなんです。

あたしが意地っ張りなのは認めます、でもお断りです。

さやか「今度は4人で遊びに行きましょう」ポチポチ

さやか「送信っと」


仲違い再びend

リターン>>456

+2

1

グッドエンドへ繋がる道が細過ぎる

ほむら「こんな事を話しても……」

まどか「ほむらちゃんは知ってるんだね?」

ほむら「そうね、ほぼ知っているわ」

ほむら「言わなくていい、ちゃんと話すわ」

カクカクシカジカベンリナコトバ

まどか「それでマミさんは……」

杏子「くだらな……」

ほむら「そうね、あなた達からみれば下らないし呆れてしまうでしょうね」

ほむら「私も大人気ないのはわかってたわ」

ほむら「……」

杏子「でも良かったなまどか、コイツ等を仲良くさせれば万事解決だな」

まどか「……」

杏子「ははは、案外簡単だったな」

まどか「ほむらちゃん、ここで待っててもらっていい?」

ほむら「……美樹さやかを連れてくるのね」

まどか「うん」コクリッ

………

さやか「その事か……それならなんとか大丈夫そうだよまどか」

まどか「大丈夫?」

さやか「そう、一応今はほむらとの仲は悪くないんだ」

杏子「どういう意味だい?」

ほむら「……」スッ

QB「このゴミクズ共! よくも家の娘を泣かせたな!」

QB「末代まで勧誘してやる!!」ジタバタジタバタ

まどか「……」

杏子「……」

杏子「ごめん、ちゃんと説明して」

……

まどか「キュゥべえがいる間は仲良しって事?」

さやか「まあね」

ほむら「昨日の敵は今日の共、人類の敵はみんな敵という訳よ」

杏子「一時的にはって訳か」

ほむら「それで事足りるでしょう?」

杏子「まあ確かにそうだね、問題ないな」

まどか「急いでもしょうがないもんね……今は日曜日さえ」

QB「仕方ない?」

QB「きゅきゅきゅ……おっとごめんよ、感情がないはずなのに笑ってしまったよ」

QB「か弱い小動物を苛めて仲直り? これは滑稽だね」

QB「君達は実に愚かだよ、僕は改めてそう思うよ」

QB「一番仲良しのこの僕を苛めて、マミからまともな対応されると思っていたなんてね!」

?!・・・・・

杏子「た、確かに一番付き合いが長いのはコイツだ……」

ほむら「馬鹿な…本当に一切合切さっぱりスッキリ微塵も忘れていたわ……」

まどか「ま、不味いよさやかちゃん……キュゥべえがマミさんに言ったら」

杏子「ああ、不味いぞまどか、見てみぬ振りしてたアタシ達を見過ごす程、コイツはお人好しじゃないぞ」

さやか「落ち着いて!」

1.ペットと友達を比べるなんてナンセンスだよ
2.口を封じればいいんだよ
3.ごめんキュゥべえ……悪ノリしただけなの
4.じゃあチクってみたら? やっすい脅しだね

+3

さやか「ペットと友達を比べるなんてナンセンスだよ」

QB「僕はマミにとっては大切な友達であり親代わりでもあるんだ」

QB「その僕をペット扱いなんて酷い、これは酷いよ」

杏子「いや、さやかの言う事も一理ある」

杏子「こいつはマミからペレットをご飯としてだされていたはずだ」

杏子「覚えてるだろう?」

まどか「う、うん! 確かにそうだったよ」

ほむら「ではやはりペット感覚で」

QB「ででデタラメをいわないでくれ! 根拠が希薄だよ!」

……

《マミ宅》

QB(そんな…そんなはずは…)

QB(こんなにマミの為に頑張ってるのに、そんなのある訳ないよ……)

QB(そうさ、娘を苛めた奴らを制裁しに行っただけさ
彼女達の言葉に正当性を感じるなんてどうかしてる……)

「お帰りなさいキュゥべえ」

「キュゥべえ? なんだか元気ないわね」

QB「あ、マミ……」

QB「マミ……僕らは友達だよね?」

「なぁに?いきなり」

1.もちろん、大切なお友達よ
2.うふふ、大切なペットよ
3.強いて言うなら親代わりかしら

+3

「うふふ、大切なペットよ」

QB「」ブワッ

QB「あ、あれ? なんだいこれは??」

QB「視界がぼやけてしょうがないよ…」

「大丈夫? はい、ハンカチ」

QB「ありがとうマミ」

QB(これが心の痛みってやつか……)

QB(ただの言葉にこんな威力があるなんて信じられない……)

QB(僕の言った言葉で彼女達も同じ痛みを感じていたのかな……?)

「…ご飯でも食べる?」

1.はい、キャットフード
2.はい、ドッグフード
3.はい、グリズリーフード
4.はい、コーンスープ

+3

「はい、コーンスープ」コトッ

QB「……マミ?」

「ん? キュゥべえは猫舌じゃなかったわよね」

QB「キャ、キャットフードでは…ないのかい?」

「……嫌だった?」

QB「違うよ、少し驚いているんだ」

QB「ペットに出すご飯にしてはとてもいい匂いがして…」

「うふふ」ダキッ

QB「?」

「大切なペットよ?何も不思議な事ないわ」

「それに、キャットフードはキュゥべえが気にいってたから出してたのよ?」ニコリッ

QB「……」

QB「美味しくて、あったけ~」ペロッペロッ

《その夜》

「すーすー」ムニャムニャ

QB「多少は引っかかるところはあったけど、僕はマミにとって特別なんだ」

QB「今マミが望む未来を叶えずにして何がマスコットだ」

QB「何が番組の顔だ!」

QB「やってやる、僕は必ず叶えてみせる」

QB「今なら感情がわかる……これが親の気持ちか」テトテト

《ほむら宅》

ほむら「すーすー」

QB「ふふ、寝顔は可愛いじゃないか」

QB「起きるんだ明美ほむら」ピョン

ほむら「……?」ムグッ

ほむら「………??」

ほむら「ぷはぁ!?な、何!?」

QB「やあ」

……

ほむら「気持ちはわからなくもないわね」

QB「やはり君なら話が通じると思っていたよ、君は優秀なゴミ…魔法少女だ」

QB「間違いない」

ほむら「……」

QB「だから、美樹さやかと仲良くしておくれよ」

QB「一生のお願いだよ」

QB「因みに一生のお願いは多用されがちだけど、家のマミはまだ一度も使った事はないんだ」

ほむら「そう……」

ほむら「念の為に言っておくわ、私もできれば行きたいわ」

ほむら「ただ、私や美樹さやかのせいで台無しにする可能性が、少しでもあったからあの答え方だったのよ」

QB「なら僕がサポートするから安心しておくれよ」

QB「しつこくてあれだけど、因みにマミは初めての一人暮らしでも
立派に家事をこなしてサポートなんて必要なかったんだ」

ほむら「うざっ…わたかったからもう寝かせなさいよ……」

《日曜日》

ピンポーン
「いらっしゃい」

QB「僕の言った通りだろマミ」

まどか「こんにちはマミさん」

杏子「おっす、今日はご馳走になるよ」

「……大丈夫?」

さやか「な、何言ってんすか!」

ほむら「も、問題ないわ」

QB「ここで、仲良しアピールでポイントアップだよ」

1.手をつなぐ
2.抱擁
3.ニッコリと笑い合う

+3

QB「まずは出始めに抱擁なんてどうかな?」

さやか「はぁ!?」
ほむら「はぁ!?」

「……」

QB「僕を信じて欲しい…頼むよ二人共」

「無理だったら…」オズッ

さやか「や、やるしかないよ…女は度胸だよ」ボソッ
ほむら「今更弱音なんてはかないわ、きっとこれがわかり合う最初の儀式なのよ」ブツブツ

さやか「あ、ほむら木の葉がコートに」スッ

さやか「きゃっ(ぐっ…)」
ほむら「大丈夫さやか(うぐぐっ…)」ダキッ

まどか「」カバンポト

杏子「」ポカーン

さやか「ありがとう、暖かいね」
ほむら「フフ、構わないわ」

「なななな…なな?!///」

QB(掴みは良好だ)

《マミ宅》

「適当に寛いでてね」

「…」チラリッ

QB「見なよ、あのマミの嬉しそうな顔を」

QB「これは成功が約束されたようなものだね」

ほむら「……」チラリッ

「あっ///の、飲み物を入れてくるわね」ビクッ

まどか「あ!手伝うよマミさん」スクッ


杏子「っでお前らは何をやってんの?まさかガチじゃないだろうな」

ほむら「……」

さやか「まさか、これも全てはマミさんの為だよ」

さやか「いつも面倒みてもらってるんだからこのぐらいわ」

杏子「貧乏揺すりがマッハだぞ?」

さやか「!?」

杏子「まあ端からみたらカップルみたいだけどな」

杏子「キモイなww」

ほむら「でしょうね、正直喉に異物がこみ上げてきて辛いもの」

さやか「ってかやり過ぎだよ…これじゃマミさんが百合とか好きみたいじゃん」

QB「黙れ! 侮辱は許さないよ! マミはノーマルだ」

QB「君達が極端に離れているから極端な方法で相殺を図ったまでの事だ」

QB「無用な詮索はやめて欲しい!」

杏子「なにキレてんだよ」

杏子「お前がそんな風に荒げるなんて初めてみたわ」

さやか「そういや、ゴミクズ言ってた時より変化がはっきりとわかるね」

QB「僕は変わったんだ、なんだったら巴キュゥべえと呼んでくれてかまわないよ」

まどか「これがレシピですか?」

「…え? ええそうよ」

まどか「う~ん、難しそうです…」

「ふふ、もうちょっとしたら始めましょうね」

「さっ、みんなに飲み物を持っていってあげないと」

まどか「マミさん? コップが4つしかないですよ?」

「……」

1.これでピッタリなの
2.いけない!間違えてしまったわ
3.……本当ね、多かったわね

+3

「これでピッタリなの」

まどか「???」

……


さやか「なんですかこれ?」
ほむら「なぜこんなハート型のストローをもっているの?」

「気を使ってみたんだけど…ダメだったの?」

さやか「流石にk」

QB「もうこの気遣いの天才! まったくどこに出しても恥ずかしくないな~」

さやか(冗談でしょ……)
ほむら(冗談よね……)

まどか「ここここういうのっていけないと思います!」

「アブノーマルを差別しちゃダメよ鹿目さん」

杏子「うん、いいファンタだ」ゴクゴク

まどか「でもマミさん!私達中学生でさやかちゃんには上条君が…」

さやか(いいぞまどか、あんたが親友で良かったよ)

「愛に年齢は関係ないわ、関係あるのは真心よ」

ほむら(お願い巴マミ、空気を読まないで)

まどか「でも、やっぱりおかしい……」

1.おかしくないわ
2.確かに鹿目さんの言う事も間違いではない
3.お互いの気持ちが大事なの

+3

「おかしくないわ」

まどか「でも……」

「見て鹿目さん、あの二人、家に来てからずっと横に並んでいるのよ」

まどか「そんなの別に……」

「間の距離も見て、ね?異様に近いでしょう」

まどか「……」

「私もビックリしたわ、本当に心の底から」

「しかしね鹿目さん? 形なんて人それぞれ、介入するものじゃないわ」

「鹿目さんにはお友達で、私には可愛い後輩」

「見守ってあげましょう」

杏子「ああ、そうだなマミ」

QB「素晴らしいよマミ」

まどか「そっか…そうだよねマミさん!」

さやか「……」
ほむら「……」

……

ゴソゴソ
お? 懐かしい写真が出てきたな
あいつらとマミに料理を教えてもらうって集まったんだけっな…
さやかとほむらもいるや

杏子「今頃、どこで何してんだろうな」


ある日曜日を境に美樹さやかは引きこもり、
暁美ほむらは姿をくらましてしまった。オバQにそそのかされた者の末路はこうも悲惨だとは……。


偽りの仲良し(行き過ぎ)end

続けるとしたらまた2時になってしまうから落ちても大丈夫な様に終わりです。
もしも、残ってたら続くけど

本当に保守等ありがとう。

予定が狂ってもう二時間ぐらいかかりそう、すまぬ…

>>543の選択から

+2

さやか「……まあ疑われてもしょうがないよね、マミさんの前でやらかしたんだし」

ほむら「そうね」

ほむら「……あの時は貴女を誤解したままだった」

さやか「いいって、あんたもいい奴だったのにキツくあたってごめん」

ほむら「いいわ」ニコッ
さやか「ありがと」ニコッ

「……」

まどか「なんだか嬉しそうですね?」

「そ、そう?」

「……そうかも」ニコリッ

まどか「?」

さやか「あはは」
ほむら「フフフ」

さやか(笑顔、気持ち悪いな)
ほむら(むかつく笑い方ね)

「少ししたら始めましょうか」

「…何か飲む?」

まどか「あ、わたしは紅茶で」

杏子「アタシも」

さやか「ん~」

ほむら「私と美樹さやかは…」

1.コーヒーをブラックで
2.紅茶で砂糖1つで
3.紅茶で砂糖2つで4.紅茶で

+3

ほむら「紅茶で砂糖2つで」

さやか「? 砂糖はいれないんじゃなかったっけ?」

ほむら「……」

「2つね、少し待っててね」スクッ

まどか「手伝います 」スクッ

スタスタ

ほむら「貴女は紅茶に2つ入れるのでしょう? なら問題ないわね」

さやか「……よく覚えてたね」

ほむら「……仲良しの振りも大変なのよ」

杏子「ほむらがさやかを気遣うなんて……」

1.このツンデレめ!
2.このヤンデレめ!
3.このクーデレめ!

+3

杏子「このクーデレめ!」

QB「いいね、それで行こうよ暁美ほむら」

QB「どうせ表面のキャラは適当で済ませる気だったんだろう?」

ほむら「そんなつもりじゃ……」

さやか「fight!ww」プルプル

ほむら「……」

杏子「なんだ……さやかはいつも通りか」

「お待たせ」

ほむら「ご苦労様」

「……ど、どういたしまして」

QB「ちょっと!相手が違うじゃないか」

ほむら「し、失礼…なんでもない…」

さやか(笑うなさやか!)ギュッ

まどか「はい、さやかちゃんのとほむらちゃんの」カチャ

さやか「ああありがとぅまどかぁ」

ほむら(調子にのって……)

さやか「…はいよ」スッ

ほむら「……どうも」

さやか「……」カタヲポンッ

ほむら「……何?」

1.デレろよ
2.似合ってるねww3.似合ってるね

+3

さやか「似合ってるね」

さやか「意外と可愛いじゃん」ニヤッ

ほむら「はぁ!?」ガタッ

「暁美さん……?」

ほむら「し、失礼したわ……」

杏子「取り敢えず座れよ」

ほむら「……そうね」

ほむら「なんのつもりかしら」ボソッ

さやか「ん? 素直に言っただけ、挑発じゃないよ」

ほむら「???」

まどか「どうしたんだろう…?」

「うふふ…本当に仲良しね、羨ましいわ」

ほむら(調子が狂うわ)

ほむら(いつもとは違う感じでイライラする…)

さやか「何さ?じっとみたりして」

ほむら「……」

QB「なるほど、なるほどう」

QB「僕はその感情の意味を知っているよ、暁美ほむら」

ほむら「?……言ってみなさい」

1.愛だよ
2.ラブだよ
3.恋だよ

+3

……

違う! これは別に美樹さやかの為に作っていた訳じゃないの!
今日はまどか達と一緒に遊びに行くからと気を利かせ作ってただけ
美樹さやかの好物が入ってはいるがそうじゃないのよ……

まどか「おっきなお弁当だね?」

さやか「すごいな…ビックリ」

ほむら「……楽しみにしてて」

嫌いな顔をみると微笑んでしまう、こいつがいるとなんだか楽しくなってくる
少女はいずれ気づくだろう、嫌いが好きに変わっていた事に…

禁断の恋(ほむら編)badend

>>696

+2

さやか「デレろよ」

ほむら「……調子にのるな」ギリッ

さやか「のってないし」

ほむら「のってたわよね? 上から目線で何かほざかなかったかしら?」

QB「やめておくれよ!」

「? 美樹さんに肩をたたかれてから動かないわね」

まどか「え? まさか、また喧嘩……」

「そんな……やっぱり無理して……」

QB「!」

QB「ねぇ…やめておくれよ…本当にやめてくれよ…」

さやか「デレろよ」

ほむら「……調子にのるな」ギリッ

さやか「のってないし」

ほむら「のってたわよね? 上から目線で何かほざかなかったかしら?」

QB「やめておくれよ!」

「? 美樹さんに肩をたたかれてから動かないわね」

まどか「え? まさか、また喧嘩……」

「そんな……やっぱり無理して……」

QB「!」

QB「ねぇ…やめておくれよ…本当にやめてくれよ…」

さやか「ほむら…マミさんに気づかれるよ?」

さやか「それは不味いんじゃないかな?」

ほむら「ええまったく、早く笑顔に戻りなさいゴリラ」

さやか「なんだって? 今なんつったよ?」

ほむら「ごめんなさい、メスのゴリラだったわね」

さやか「もう一回言ってみろもやし!」ガタッ

QB「ちょっ、かか勘弁してくれよぉ」

杏子「また喧嘩かよ、いい加減にしろよな」

まどか「やめてさやかちゃん…」オドオド

QB「」

「」

杏子「マミもぼうっとしてないで注意しろよ」

さやか「ガリガリ君、骨が面にでてキモーイ」

ほむら「サスケにでも挑んでなさい筋肉おばけ」

杏子「止めろ止めろ!今日はそういう集まりじゃないだろう」

杏子「お前ら大丈夫とか言っといてそれかよ?」

杏子「……大人になれよ」

ほむら「……」
さやか「……」

1.黙れ犯罪者!
2.黙れ少卒!
3.黙れホームレス!

杏子「!?」

まどか「杏子ちゃんは怒っちゃだめだよ……」

+4

さやか「黙れ少卒!」
ほむら「黙れ少卒!」

杏子「!?」

まどか「杏子ちゃんは怒っちゃだめだよ……」

杏子「お前らだってまだ少卒だろ!」

さやか「残念でした、悪くても中学中退だもんね」

ほむら「少卒確定と中卒前を比べないでいただきたいわ」

杏子「ああ!?」

まどか「マミさん…みんなを止めてよ…こんなの嫌だよ」

「」

……

杏子「……しょっぱいな」ペッ

熱い闘いだったな
さやかの打撃にほむらの関節技
捌くだけで精一杯だった
だが、コンビネーションが穴だらけだったな

杏子「先に手を出した不幸を呪ってくれ」

杏子「……暴力は良くないな」ニヤリッ

懐かしい部屋を修羅にし、少女は見滝原を後にした……
残ったのは、泣きじゃくる2人の少女だけだった

杏子無双乱舞end


>>727

+2

さやか「黙れホームレス!」
ほむら「黙れホームレス!」

杏子「!?」

まどか「杏子ちゃんは怒っちゃだめだよ……」

「…!2人共!?」

さやか「コンビニ弁当でも漁ってなよ」

ほむら「本当ね、場違いも甚だしいわ」

杏子「そこまで落ちぶれてねぇよ…!」

杏子「お、親父は頑張ってたんだよ……だけど仕方ないだろ」

さやか「仕方ないだってさ…」

ほむら「仕方ないで済むのね…」

杏子「ううっ」ジワッ

杏子「寄付金が少なくて……」

さやか「どうせ胡散臭かったんでしょ?」

ほむら「でしょうね、お父様は他に働いていなかったの?」

杏子「副業を少しは……親父は真剣に取り組んでたから一筋で」

ほむら「それで、毎日お湯と水の生活だったのね」

さやか「……なんであんたここに居んの?」

杏子「だって、マミのやつがご馳走してくれるって……言うから……」ポロポロ

「もう止めて! あなた達に佐倉さんの何がわかるの!?」

さやか「いや、知りたくないんで」

ほむら「右に同じく」

……

杏子「…みっともないとこみせちまったな」

「いいわ」

夕暮れ、黒と青い髪の絨毯の上で語り合う2人

杏子「すまねぇなマミ、代わりにやらせちまって」

「いいの、自分で考えた結果よ」

QB「さあ、新しい旅立ちだよマミ」

QB「また佐倉杏子と僕、そして君の物語が始まるんだよ」

「……もう日暮なのね」

明日はどちらに風が吹くのか……

調子にのった後輩end

さやか「黙れ犯罪者!」
ほむら「黙れ犯罪者!」

杏子「!?」

まどか「杏子ちゃんは怒っちゃだめだよ……」

杏子「偉そうに言うな!てめぇだって窃盗したじゃねぇか!」

ほむら「……」

さやか「うわ~ほむらちゃんって泥棒だったんだ~引くわ~」

さやか「いい感じだよ杏子!もっと言ったれ!」

杏子「お前だって傷害事件の経験あんじゃねぇか」

さやか「……」

「過去の事なんだから……」

ほむら「そ、そうよ! この世界には関係ない……と思うわ」

杏子「まあ……アタシだって偉そうに言えないからな」

「さ、佐倉さん……」

杏子「……別にいいよマミ」

さやか「……」
ほむら「……」
杏子「……」
「……」

さやか「止めとこっか……」

ほむら「そうね……」



まどか「……美味しい」ズズッ

ほむら「私が貴女の傷をえぐれば、貴女が私の傷をえぐる」

さやか「世の中そう上手くできてるんだね」

さやか「自分が傷つつくのは誰だって嫌だもん」

ほむら「ええ、私達の様な未熟な中学生なら避けるが通りよ」

さやか「悪口言ってごめん、心のそこから」

ほむら「私も謝罪するわ、真に」

まどか「みんな、自分が大切なんだね」

杏子「ああ、それが世の中の主流って奴だ」

杏子「自分が傷つきたくないから他人に気を遣うのさ」

杏子「至極当たり前な事だ」

「……外に食べに行かない?空気が悪いわ」



QB「あれ?……料理教室は??」

《ファミリンレストラン》

まどか「やっと人心地ついたね」

さやか「うん」

杏子「やっと飯にありつけるのか」

ほむら「当初の予定を大幅に変更してしまたったものね」

「……」

まどか「マミさん…?」

「そっか、わかった…やっとわかったわ」

「何故みんな、私に寄りかかってきたのかが」

「みんな平和が大好きだからなのね」

「鹿目さんは憧れとして、美樹さんは理想として」

「暁美さんは先輩として、佐倉さんは友達として」

「なんて可愛い人達なのかしら……」

「こんなに慕ってくれてるのに、おどおどしたり、頼りない振る舞いをしてしまって」グスッ

杏子「泣くなよ、それも含めてマミだろ」

まどか「そうだよマミさん! どんなになってもマミさんはわたしの憧れだよ」

さやか「うん! そんなところも魅力的だよ」

ほむら「しっかりしなくても、貴女は私の先輩よ」

「ありがとう…みんな」

「お父さんもね」クスリッ

QB「……」

1.え?終わり?
2.え?誰か選ばないの
3.え?正式な養子になってくれるのかい?

+5

QB「え?正式な養子になってくれるのかい?」

「ええ、そうよお父さん」

杏子「はは、これでマミにやっと家族ができる訳だな」

ほむら「インキュベータ……いいえキュゥべえ」

ほむら「貴女はもう人類を家畜だなんて言えない、貴方は今日からインキュベータではないの」

ほむら「キュゥべえよ」

まどか「良かったねマミさん、キュゥべえ」ニコッ

QB「感無量…なんだか不思議気持ちだ」

さやか「成人したら嫁に頂戴ね、キュゥべえ」

QB「いや、女にはやんないよ」

……

もう僕は地球の一員なんだ、感情を理解し人間の子まで得てしまったよ

見てよ、マミが友達やまどか達と楽しく過ごす日々を

ごらん、日曜日にお出掛けする僕らを

この湧き上がってくる感情はエントロピーを、容易く凌駕してしまっている様に感じるよ

僕はキュゥべえ
一児の父親さ


マミ「お父さん」ニコニコ

QB「また願いを叶えて欲しいのかい?」

QB「まったくマミは欲張りだな」

QB「よぉ~し、ノルマ分も解放しちゃうよマミ!」



HAPPY END(頭が)

長ったらしく付き合ってもらってありがとうございます!
理不尽な保守を叶えてくれてありがとう!

安価で楽しまれたら嬉しいです。



―終われ―

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom