モバP「2人のプライベートタイム」 (30)
※SS初投稿です。よろしくお願いします。
※書き試してあります。
※モバマスSSとなっております。短めです。不備などあったら教えてください。
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P「よーし、今日はこんなものかなっと。結構早く終わったな。」カタカタ
ちひろ「お疲れ様ですプロデューサーさん。どうぞ。」コトッ
P「あ、ちひろさん。ありがとうございます。いただきます。」
ちひろ「それはー…前の泉ちゃんたちのライブの資料ですね。」
P「ええ。早いうちにまとめておこうかと思いまして。」ズズッ
ちひろ「大成功でしたものね。ニューウェーブ3人組。」
P「そうですねぇ。かな子がライブゲストで出ていた時が懐かしいですよ。」
ちひろ「ふふっ。だいぶ前に感じますね。」
P「ええ。そろそろ次のユニットでも考えて…」
プルルル・・・プルルル・・・
P「ん?電話?ちょっとすみません。」
P「忍からじゃないか。どうしたんだろ。もしもし?」
忍『あ、プロデューサーさん?今大丈夫だった?』
P「ちょうど仕事が終わったところだよ。それより、どうしたんだ?今日はオフのはずだろ?」
忍『うん、そうなんだけど…ちょっと来てほしくって』
P「来てほしい?どこに?」
忍『○○ショッピングモールのゲームセンター!』
P「ゲームセンターって…なんでまたそんなところに?」
忍『うー…いいから来てよぉ!穂乃果ちゃんもいるから、早く来てね!』ピッ
P「ちょま…切りやがった。なんなんだ。」
ちひろ「忍ちゃん、どうかしたんですか?」
P「ええ、何でもゲームセンターに来てほしいらしくて…穂乃果も一緒だそうです。」
ちひろ「急ですね…行ってあげるんですか?」
P「そりゃ頼まれちゃったら行くしかないでしょう…ちょっと行ってきます。」
ちひろ「ふふっ。いってらっしゃ~い」フリフリ
ゲームセンター前
忍「うーん、まだかなぁ…」
穂乃果「あの、忍ちゃん?私もう大丈夫だから…」
忍「だってあそこまでやったら諦められないよ!」
穂乃果「そ、そうですけど…プロデューサーさんまで呼ばなくても…」
P「おーい、2人とも。」タッタッタ
忍「あ、プロデューサーさん!遅いよー!」
穂乃果「お疲れ様です、プロデューサーさん。すみません突然…」
P「それは別にいいんだけど…いったいどうしたんだ?」
忍「説明は後後!とにかくこっち来て!」グイッ
P「お、おいおい、引っ張るなよ!」ズルズル
ゲームセンター内
忍「さぁプロデューサーさん、あれとって!」
P「…クレーンゲームか。その前に説明してくれ。なんで俺を呼んだんだ?」
忍「え、えっとね、私たちここのショッピングモールでお買い物してたの。」
穂乃果「お洋服を見たり、昼食を食べたりして過ごしていたんです。忍ちゃんが誘ってくれて。」
忍「穂乃果ちゃんすごく服のセンスが良くって!いっぱいおしゃれ教えてくれたんだよ!」
P「わかったたかった。忍、話の腰を折るな。」
忍「う、うー…」
P「それで、このゲームセンターに入ったのか?」
穂乃果「はい。私ゲームセンターに来たの初めてで…そしたら、その、えっと…」
P「このぬいぐるみがほしくなったのか?」
穂乃果「…はい。でも、私クレーンゲームをやったことなくって…忍ちゃんに教えてもらってやってみたんですけど…」
忍「絶妙に難しくって。私もやってみたんだけどできなくて、お金も減っちゃうし…」
P「それで俺にとってくれってことか?」
忍「さすがプロデューサーさん!察しがいいね!」
穂乃果「すみません。お金は出しますから、お願いできますか?」
P「…ちなみにいくら使ったんだ?」
忍「え、えっとぉ…」
穂乃果「…二人で4000円くらいです…」
P「…そうか。そりゃあ諦められないよな。よし、任せとけ。」
忍「ほ、ほんとに!?」
P「ああ、だが条件がある。」
穂乃果「条件?なんでしょうか…?
」
P「ここからのプレイは俺が金を払う。これが条件。」
穂乃果「え!?で、でも、私がほしくてやってもらうのにそんな…忍ちゃんにも出してもらってるのに…」
P「ただでさえそんなに使ってるんだから、こういう時は大人に甘えるもんだ。」
忍「それを言われるとつらいけど…でもいいの?」
P「忍だって出してあげてるじゃないか。それにな」
穂乃果「それに?」
P「クレーンゲームってのは確かに景品をとるゲームだけど、その過程を楽しむゲームでもあるんだ。なら俺も出さなきゃな。」
穂乃果「プロデューサーさん…」
忍「そんなこと言って、カッコつけたいだけじゃないの~?」
P「ぐっ!ま、まぁそれもあるが…いいじゃないか。とにかくやるぞ。」チャリン
穂乃果「ふふふ、ではお願いします。」
忍「がんばれ、プロデューサー!」
P「…」ウィーン
穂乃果「し、真剣ですね…」ドキドキ
忍「う、うん。(ちょっとカッコいいかも」ドキドキ
穂乃果「忍ちゃん何か言いました?」
忍「ふぇ!?ナ、何でもないよっ!」アセアセ
P「忍、ちょっと静かにしてくれ」
忍「あ、ご、ごめんなさい…」
P「…」ウィーン ガシッ
P「…よしっ」
忍「ゴクリ…」
穂乃果「え?あっ」
ウィーン モフッ
忍「やったあ!とれた!とれたよプロデューサーさん!」
P「実はゲームセンターは学校帰りに来てたんだ。だからこの手のものは得意だよ。」
忍「そうだったんだ!よかったね穂乃果ちゃん!」
穂乃果「えっと、あの私…」
P「ほら、クマトモっていうんだっけ、このくま。そういえば前に他の事務所の子が撮影で使ってるの見たな。」
穂乃果「そうなんですか…じゃなくて、プロデューサーs」
忍「わたしもほしいなぁ~ねぇねぇプロデューサーさん!私にも取って!」
P「でももうクマトモのぬいぐるみないぞ?」
2人 ワイワイ
穂乃果「あ、あの!二人とも!」
P「うおう!?ど、どうした穂乃果?」
忍「ど、どうしたの穂乃果ちゃん?」
穂乃果「わ、私がほしいのはその…手前の…」
P「…もしかして…」
忍「その緑色の奴!?」
穂乃果「…はい…」
P「そ、そうだったのか…って忍、お前知らなかったのか?」
忍「ずっとそっちだと思って狙ってたよ…
P(ていうか…)
忍(この緑のって…)
2人(めっちゃ不細工…)
穂乃果「あの、2人とも…?」
P「お、おう!そうだったのかー!じゃあそっちとらないとな!」
忍「そ、そうだね!プロデューサーさん!がんばって!」
穂乃果「は、はぁ…」キョトン
数分後…
P「いよっし!とれたぞ!」
穂乃果「わぁ…!ありがとうございます!」
忍「よかったね穂乃果ちゃん!」
穂乃果「うん…2人とも、ありがとうございます。」ペコリ
P「いいよ気にするな。それにしても結構手ごわかったな…」
忍「プロデューサーさん1000円くらい使ってたもんね。難しかったの?」
P「素材がつるつるしてたからな…まぁでもとれたからいいだろ。それにしても…」
穂乃果「フフフ…」ナデナデ
P「穂乃果ってああいうのが好きなのか…意外だな…」ヒソヒソ
忍「うん…すっかり自分の世界だね…」ヒソヒソ
穂乃果「ふふふ…ぴにゃこら太…」ナデナデ
P「名前まで付けてるし…まぁ気に入ったなら何よりだ。それより、ほれ。忍。」ポンッ
忍「ふぇ?あ、さっきのクマトモ…」
P「とれちゃったしな。それは忍にやるよ。」
忍「いいの!?わーい!」モフモフ
P「ははは…よかったよかった。じゃあ2人とも、用事はすんだのか?」
穂乃果「はい…今日は楽しかったです。忍ちゃんのおかげですね。」
忍「私も楽しかったよー!プロデューサーさんも、来てくれてありがとね!」
P「もう外も暗いし、2人とも家まで送るよ。荷物も多いみたいだしな。」
忍「わぁ、車だったんだ!じゃあお言葉に甘えて!」
穂乃果「ありがとうございます、プロデューサーさん。助かります。」
P「そうだ、帰りにファミレスでも行こうか。奢るぞ?」
忍「ホントに!?いこーいこー!」
穂乃果「ぬいぐるみまで取ってもらって…悪いんじゃ…」
P「女子高生がそんなこと言うんじゃありません。遠慮するなって。それにな。」
穂乃果「それに…?」
P「プライベートに付きあわせてくれたお礼だ。俺も楽しかったし、楽しい時間は少しでも伸ばしたいだろ?」
穂乃果「…ふふふ。そうですね。私もそう思います。」
忍「穂乃果ちゃんの意外な一面もみれたしねっ!」
穂乃果「うぅ…みんなには内緒にしてください…」
忍「あはは、じゃあいこっ穂乃果ちゃん♪」ギュッ
穂乃果「ふふっ。ええ、忍ちゃん」ギュッ
P「この二人にユニット組ませてみるか…アリだな!」
忍「プロデューサーさん!おいてっちゃうよー!
」
P「おー、いまいくよー!」
おわり
思いつくままに書いていたので自己満足です。すみません。
忍可愛いよ忍…新しくRになってくれてほんとにうれしい…
至らない点もありましたが、読んでいただいてありがとうございました。楽しんでいただけたなら幸いです。
このSSまとめへのコメント
穂乃香な、穂乃果ではない
アイドルの漢字を間違えるとか酷すぎる
みんな間違えて覚えて帰らないでね