【コンマ】崩壊する世界を旅する24【安価】 (1000)

コンマによる判定と安価による選択で、崩壊する世界を旅するSSです。
結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。

最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ます。
前作「崩壊する世界を旅する」に準拠した世界観になりますが、初めての方でも入れるようなストーリーにします。

なお、スレ主はスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。

今作wikiと前作wikiは下になります。
ルールや人物説明はこちらを参考にしてください。

今作wiki
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%80%91%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%80%91

前作wiki
http://ss.vip2ch.com/jmp/1485168424

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531106723

では、少し進めます。

「……なら、一つ訊きたい。ウィルコニアの現状は?」

ジュリアンが怪訝そうに俺を見る。

「正気か??そいつは永年の仇敵だぞ??世界が違うとはいえ、お前も戦った相手だ。浄化弾の結果とはいえ、簡単に信用するのか?」

ブレイズが目を閉じて、静かに答えた。

「……嘘を言うつもりは、ないようですね。ベネディクトに対する怨みは、どうも本物のようだ」

「察してくれて助かるな。……お前も内心は、すぐにでも殺したいと思っているだろうに」

「既にこの世界のあなたには、罰を下しました。マリーンの仇も、あなたではない。それに、どうせすぐ死ぬのでしょう?
死ぬ男を、しかもそれを受け入れている男をさらに痛め付ける趣味はない。それだけのことですよ」

ランダムがブレイズを見た。

「死ぬのか。まあ俺も止めねえが」

「マルコ君が撃った浄化弾が『効きすぎて』いるのです。1発でいいところを、2発ですからね。肉体が朽ちるまでは、利用してやりましょう」

ククっと、ケインが笑う。

「世界が違ってもその辺りは変わらんな。……だが、ベネディクトを討つため敢えてそれに乗ってやろう」

「ただ、ウィルコニアの状況なら、コーウィンの方が知っているのでは?」

01~30 情報量はほぼ差がない
31~70 敵陣営について情報あり
71~89 上+ウィルコニアの内部など配置把握
90~99 ????????

コーウィンが頷く。

「あそこを管理していたのは私だ。……ケインが来ていたのは知っていたが、奴はほぼあの場に足を踏み入れてない。ウィルコニアについては、ほぼ知るまいよ」

「そういうことだ。一つ言えるのは……」

3の倍数 ???に気を付けろ
3の倍数以外 ここに送り込まれたのは、俺だけじゃない

9の倍数なら詳細情報あり

「ここに送り込まれたのは、俺だけじゃない。俺はただの駒だ。
誰かは知らない。ベネディクトは、俺を信用していなかった。だから、この件についても俺は使われるだけだった。……500年前と同じだ」

ケインの顔に、僅かに悔しさがよぎった。

「……誰か、本当に分からないのか」

※80以上でコーウィンが知っている

※誰も知らない

ケインは首を振った。

「一つだけ言えるのは、ベネディクトは強大だ。500年前よりも、はるかに。
俺がいた世界では、完全にほぼ全てを掌握していた。『蛇』の件さえなければ、そしてコーウィンの要求さえなければ、ここには来なかっただろう」

重苦しい沈黙が流れた。……また、未知の敵か。

「来るのを止めさせる方法はないのですか?」

俺はコーウィンに訊く。

01~70 ウィルコニアの転移装置をまず破壊するしかないが……
71~89 ウィルコニアの転移装置を破壊さえすれば……
90~99 手早くやる方法は、なくはない

「ウィルコニアの転移装置を破壊さえすれば、向こうから来る手段は当面ないはずだ。向こうは確か、ウィルコニアが破壊されていると聞いている」

「そうなのか?」

ジェラードがケインに訊くと、彼は頷いた。

「こっちの世界はシデたちが勝った世界だが、敗北したのが俺たちの世界だ。ウィルコニアでダリオとぶつかった結果、シデ一行は壊滅した。そして、ウィルコニアの重要機能の一部も喪失した。
誰かが治すかもしれない。だが、そこのコーウィンの言う通り、早めに行けばベネディクトは来なくなるかもしれない」

「どちらにせよ、急ぎの行動が必要だな」

ジェラードは腕を組んで唸った。

※25以下でケイン死亡イベントへ

※クリティカル、次回判定が70→40へ

ケインの様子に変化はない。次に何を訊くか?

1 ベネディクトについて
2 「一角獣」について
3 ゲイツについて
4 向こうの世界について
5 共闘はできないか
6 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要

再開は夜です。なお、再判定権が入りました。

ウィルコニア内部について新情報なし…どころか敵が増えただけ+ケインの死が近づいただけに終わった以上どれ聞いても悪い意味で大差ないような感じがするなぁ、ベネディクトにしても使いっ走りのケインに重要な情報は渡してないだろうしケインが独自に動いて何かしら掴んでるとかでもないと質問タイムまるっと全部時間の無駄になりかねん
ケインの死亡判定突破して生存確定&共闘ルートに乗れば話はまた変わってくるだろうけど。

次回判定ってここで選択したことに対する判定か、それともケイン死亡判定かわからんとなぁ

>>18
なお、ウィルコニア内部の情報はコーウィンが握ってます。その点で不利になることはありません。
また、対応策も一応示されてます。運が良ければ、追加戦力と遭遇することは(当面は)ありません。運が良ければですが。

>>19
ケイン死亡のコンマ判定です。3回目質問の可能性は30%→60%へと高まっています。
5回目質問まで行くと共闘ルート解放になりますが、ハードルはなお高いです。

上げます。

少しテスト。

2000メドに再開します。

上げます。2100までに決まらない場合は安価下3で決戦投票です。

3、4、5、指輪の対処法と割れました。
安価下3の多数決でお願いします。

「『蛇の指輪』。奪ってどうするつもりだった?そもそも、あれは着けた瞬間に意識を乗っ取られる代物だ。
あんたのような『一族』も、例外じゃないはずだ」

これは確かに疑問だった。無力化の方法を、知っているのか?

01~20 いや、奪えとまでしか聞いてない
21~60 ある手順、そして然るべき人物が必要だ
61~89 ウィルコニアに行けば分かる
90~99 それは……

「これは、ウィルコニアに行けば分かることだ。コーウィン、貴様は知らないのか?」

「確かに、ウィルコニアは前時代の叡知の結集だ。できても不思議ではないが……。
俺は、オルドの幼体の育成に専念していた。『蛇の指輪』を使う発想には、遂に至らなかった」

ケインが苦笑した。

「なるほど、な。結論から言えば、ウィルコニアの解析装置を使えば『蛇の指輪』にかけられた『呪い』は解ける。
あれはウィルスの、それも強力なウィルスの入った器のようなものだ。だから、ウィルスを殺す必要がある。
それを実現するなら、ウィルコニアに行くしかない。俺たちの世界では、もうウィルコニアは機能してないからな」

「ちょっと待ってください、浄化弾を指輪に撃ち込めば……」

興奮気味に言うマルコを、ブランドが冷めた目で見る。

「阿呆が、撃てば指輪は砕け散る。その結果、どうなるかは誰が責任を取る?」

マルコは肩を落とした。ただ、マエザキの浄化装置に近いものがあると知れたのは収穫だ。

「なら、ウィルコニアに『蛇の指輪』を持っていけば……」

ヘカテルの言葉に、ケインが首を振った。

「そんな単純なものではない。加減がいると、『あの女』は言った。俺は勿論、ベネディクトでも無理らしい。
奪ったら、『あの女』に全て任せるつもりだった」

「あの女?」

3の倍数 アリス
3の倍数+1 サロメ
3の倍数+2 ????

9の倍数だと???

「……サロメだ」

ケインがその言葉を言った瞬間、部屋の温度が下がった。明らかに、「一族」全員が警戒している。

「サロメ、だと!!?……だが、不思議ではない。シデたちが死んだ世界から、ということは、奴も生きているということだからな……!!」

コーウィンが、絞り出すように言った。

「コーウィン、傷に障るぞ。……だが、聞き捨てならないな。彼女は、こちらには?」

「まだいないはずだ。だが、俺が知りうることじゃあない。とりあえず、奴が来る前に、次元転移装置を破壊するのを勧める」

ジェラードの問いに、ケインが静かに答えた。……誰か、こちら側で使えそうな人はいないか?

45-賢さ(23)=22以上で成功、70以上で??

※クリティカル、極めて無力化が容易に
(本来なら低確率でした)

……待てよ。浄化装置??使える人間を、それもその扱いに熟知している人間を、俺は知っている!!

「マエザキさんだ!彼なら、多分やってくれるはず……!!」

「一族」の面々は唖然としていたが、マルコだけが俺の言うことを理解した。

「そうか!!確かにできますよ!わざわざウィルコニアに行く必要すらない!
あとは、使い途ですね。とにかく、これで問題の一人は解消ですね!!」

「……確かに!ジェラード兄さん、僕にも心当たりがあります。後で試したいことがあるんです」

ジェラードは戸惑ったように、「あ、ああ……」と答えた。

ベネディクトとかいう奴は、死ぬほど悔しがるだろう。だが、もう奴の目標は達せられない。

※40以上で3問目へ

※クリティカル、生存確率30%→60%へ

ケインは、まだ平静だ。……本当に死ぬのだろうか。
ともあれ、話は訊けそうだ。

1 ベネディクトについて
2 「一角獣」について
3 ゲイツについて
4 向こうの世界について
5 共闘はできないか
6 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要

失礼しました。クリティカルではないので次の生存確率は30%(70以上で生存)です。

※なお、これでアミールのサブイベントが無駄になる訳ではありません。どちらにせよ、アミールは多分必要になります。

では下3に切り替えます。割れたら考えましょう。
(ある程度の収穫があったのもあります)

こうなると一刻も早く指輪をマエザキの所に持っていこうって流れになりそうだしついでにケインも連れてってしまうってのはどうだろう
最低限の延命だけでもできれば話聞ける回数増えそうだし戦えるレベルまで治療できるならベネディクトやオルドに一矢報いないかと共闘持ちかけやすくもなりそうだけど。

>>55
ここで質問を切り上げて延命狙いは難しいです。
みらいに移動→転移→東京の海底基地→マエザキの研究所と、これだけプロセスが要ります。プレーンウォークがあるとはいえ、現実的ではないですね。

あと判定2回を抜ければ可能です。かなり薄いですが……

今日はここまで。

人名に関わる「?」の部分は中身と文字数合うように表記される事が多いから9の倍数の所はダナではないんじゃない?
とはいえ3文字の女性となるとナイアぐらいしか思い当たる所はないが…

>>62
ネタバレになり得るので伏せますが、3文字キャラは他にも結構います。

少し進めます。

「向こうの世界ってどんな状況なんだ?……多分、もう人間はいないんだろうが」

ケインが首を振った。

「いや、魔素に耐えられるよう調整した人類が、少数いる。文明の痕跡を潰した結果、原始的な弱い生き物として生き長らえている状況だ。
ただ、別の大陸にはまだ文明らしきものを持った人類がいる。……ベネディクトやサロメは、それも滅ぼしたいらしい」

ジェラードが溜め息をついた。

「世界が変わってもやることは変わらず、か。汚れた人類を滅ぼし、自然に返すことで地球の存続を願うと。
だが、結局行き詰まっている辺りがお笑いだな」

「俺は、ただ支配したかった。だが、蓋を開ければ動物のお守りだ。こんなことは、俺は望んじゃいなかった。
それでもベネディクトに従ってたのは、やはり何か弄られていたのだろうな」

「君の望みがどうであれ、ベネディクトたちが愚かなのは確かだ。大方、文明を潰すための魔素で却って星の寿命を短くしたとか、そんな所だろうね。
それはさておき、僕らはどうなったんだい?幽閉が妥当だろうけど」

01~10 全員健在、洗脳状態
11~30 エリックとブランド、ブレイズが傘下
31~50 エリックだけ傘下
51~70 全滅
71~89 コーウィンとランダムはレジスタンスに(他は全滅)
90~99 ブランド以外はレジスタンスに

「エリックだけ自我のない状態で残されてる。後は全滅だ」

エリックが顔をしかめた。

「余がか??貴様らの足元になど、決してかしずくことはないっ!!」

「……エリック、500年前死にかけだったのを忘れたか?貴様は生命維持のため禁術に手を染めた。それは今も同じのはずだ。
俺たちは、代わりの器を用意した。そしてそこに貴様を押し込めた。結果、殺戮の権化が生まれた」

「きっ、貴様ぁぁぁっっ!!!」

エイリークがケインの胸ぐらを掴んだ。ジェラードが間に入り、エイリークを引き離す。

「やめるんだ。君自身がやられたわけじゃああるまいに。ただ、厄介なことだね……その『エリック』はこっちには?」

「来てないはずだ。ただ、今後来ない保証もない」

「他には?……まさか、シデたちの誰かが使われているのか?」

70以下で使われている(再判定へ)

※再判定

01~10 シデ、ダナ、ジュリアが使われている
11~30 ダナ、ジュリアが使われている
31~60 ジュリアが使われている
61~89 ダナが使われている
90~99 ジュリアが使われているが逃亡

「……ダナとジュリアが使われている。ダナは『終末兵士』の素体として。ジュリアは、『一角獣』の依り代としてだ」

重苦しい沈黙が流れた。……こっちの世界の英雄は、向こうでは操り人形なのか??

フィオナが青ざめた表情で言う。

「何それっ……そんなの、まともに戦えるはずが……!!」

「そうだ、だから早く転移装置を壊せ、と言ってる。俺たちの世界を救おうなどと思わんことだ。ベネディクトは、『蛇の指輪』を得られないと知れば、躊躇わず侵攻してくるだろう」

ケインが俺を見た。

「……サイファー、とか言ったな。貴様は強い。何故か、俺たちに近い存在になりつつもあるようだ。
だが、下手な英雄願望は棄てることだ。勝てぬものは、勝てぬのだ」

※80以上で追加情報、ファンブルなし

※クリティカル

休憩します。振り幅が激しいですね……。
なお、3つほど有力な情報が入ります。

再開します。

再び沈黙が流れた。……それを破ったのは、ケインだ。愉快そうにククっと笑っている。

「……何がおかしい」

「俺は『勝てぬ』とは言った。だが、わざわざ勝たなくてもいいと思ってな」

ジェラードが眉を潜めた。

「どういうことだ?」

「まず、人類は新大陸で僅かに生きている。シデ……ジェラード、貴様の力を注ぎ込まれ、半不死になったシデだ。
奴が独り抵抗している。俺たちが手を焼く程度には強い。何せ、ダナが使えぬからな。自我が極々僅かに残っているのか、あいつはそこには決して行こうとしない。
第2に、依り代としてのジュリアは不完全だ。情緒不安定過ぎて、『一角獣』の代役にはなり得てない。『蛇の指輪』があれば別だったがな。
最後に……俺は切り札を用意していた。使う機会があるか、甚だ怪しかったが。なけなしの自我を総動員した、とっておきの代物だ」

「切り札?」

ケインが頷いた。

「呪殺弾、だ。一種の爆弾と思っていい。『死病』をさらに改良し、『一族』であっても殺しうるようにしたものだ」

……

※9の倍数かクリティカルで入手は比較的容易

※00なので実は持っている

「……少し、縄をほどいてくれ。逃げはしない」

言われた通りにすると、ケインは空間に歪みを作り出し、その中に手を突っ込んだ。
そして右手で手に取ったのは……黒い球体だ。

「これが『呪殺弾』だ。ベネディクトに見つからぬよう、こっちに来たときに隠していた。
500年前から、密かに少しずつ作ってきたものだ。これで死なない生物はいない」

「……ここで炸裂させるつもりじゃあるまいな」

ジェラードの言葉に、フフっとケインが笑った。

「やりたくてもできんよ。こいつは、強い魔力で炸裂する。その魔力は、もはや俺にはない。
まあ、使う時には確実な逃走手段がなければ自分も死ぬがな。勿論、周囲も巻き込む」

相当に物騒なものらしい。だが、相手を問わず倒せるのだとすれば、これはこれで貴重だ。

「これを使えと?」

「言った通り、転移装置を壊すのを強く勧める。だが……向こうから来れるようにならないとも限らない。
全ての根を断ちたいなら、ということだ。繰り返すが、勧めはしない」

※70以上でケイン生存、ファンブルなし

※振り直し希望しますか?なお、判定内容は同一です。

安価下3多数決、考察不要
(ただし一言添えてください)

※再判定

※生存、次回70以上で生存確定

ケインの息が荒くなってきた。もう限界なのだろうか。
だが、聞けることは聞いておこう。

1 ベネディクトについて
2 「一角獣」について
3 ゲイツについて
4 共闘はできないか
5 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要

1で決定です。今日はここまで。

呪殺弾は蛇や一角獣以外なら最低でも致命傷は与えられる代物です。
ただし、ケインの言う通り下準備なしで使うのはあまりに危険です。適切なアイテムなしでは自爆必至でしょう。

なお、彼の言葉からも分かるように起動できる人物も限られています。
バッドエンドの前作世界を救おうとしなければ、使うことは多分ないです。
(とはいえ、ケインの言う通り転移装置を壊しても時間稼ぎにしかならなさそうですが)

備忘録代わりに現状の整理を。

・あと2日でエチゴが来ます。単独かは不明です。

・過去世界ではゲイツが浅間山に向かっています。一応熊谷近辺で包囲されていますが。
ターゲットはジュリアですが、東京で保護中。ただし、向こうに行っているのがゲイツだけとは限りませんし、狙いがジュリアだけとも限りません。

・ウィルコニアにはオルドの器の幼体がいます。全開ではないはずです。
ただデアドラは依然不明です。ベネディクトがどうしているかは後で分かります。誰か連れてきている可能性はありますが、多分ダナやエリックではないです。

・バッドエンドの世界からこちらに来る可能性は現状はありません。ウィルコニアの転移装置を壊せば当面は問題ありません。
逆に放置しているとベネディクトが連れてくる可能性が極めて大です。

・こちらの世界の「蛇」は身動きが取れません。ただ、ある選択をすると会いに来ることになります。

・エクソダスは条件次第でできますが、できたとしても完全な安全を保証はしません。

漏れがあれば補足お願いします。

他2つの分岐はどういう世界だったっけ

戦力ですが……

・サイファーサイド
サイファー一行
「一族」
アリス(ε持ち、ウィルコニアに同行)
アミール(蛇の宝珠吸収、単騎の能力はジェラード級)
ナガト(奇跡5回発動可能、奇跡は全員蘇生や超威力攻撃など、万能ではない)
滝、ギッグス隊(過去世界)
フレール(過去世界、2~3週で復帰)
犀川(過去世界、2~3週で復帰)
カミュ(過去世界、経過観察中)
「ジュリア」(過去世界、経過観察中)
その他ネーロ、リナなど

特記兵力として呪殺弾、蛇の指輪(無害化可能)

・ベネディクトサイド
ベネディクト
オルド幼体
エチゴ(?+?)
ゲイツ
マルケ(負傷中)
サロメ(バッドエンド世界)
ダナ(バッドエンド世界、終末兵士化)
ジュリア(バッドエンド世界、一角獣依り代だが不安定)
エリック(バッドエンド世界、自我なし?)
その他複数(これについてはまだ明かしませんが、恐らく完全な新キャラではありません)

こちらも漏れがあれば。

>>110
不明です。ケインが知っている確率は極めて低いでしょう。
生存したなら訊くのは手ですが、現状00奇数か00偶数にさらに99か00を引かないと出す予定はないです。
もっと先に進むと出すかもしれません。設定だけで出ない可能性も十分です。

他にも質問あればネタバレにならない範囲で受けます。

デアドラは序盤辺りでアヴァロン邸に幽閉されてるかもしれないって話チラっと出てなかったっけ、ケインとコーウィンへの質問タイム終わった後劇的な状況の変化がなければ行ってみるのはありなんじゃないだろうか、何かしら支援用のアイテムとか貰えるといいなっていうのが本音ではあるけど

少し進めます。

>>114
デアドラは以前はそういう感じでした。今どうかは不明です。

「そう言えば、ベネディクトとは何者なんだ?こっちの世界では死んだ『一族』の長兄と聞いてるが」

それを聞いたコーウィンが「ふむ」と唸った。

「……確かにあれはベネディクトだ。しかも『死の復讐者』も持っている。
500年前にシデたちが倒した時に比べても、力は充実しているようだった。……何が起きた?」

01~10 俺には分からない
11~60 新大陸から……
61~89 オルドの力だよ
90~99 何が、とは?

「オルドの力だよ。500年前、俺が拡げた『裂け目』から魔素が一気に拡がったのは知っているだろう。
ベネディクトと俺は共同戦線を張っていたが、シデたちとの戦いの中で『穴』の底からオルドがいきなり干渉してきた。
そして、その力をベネディクトに貸し与えたのさ。丁度、この世界におけるコーウィンと同じように」

「オルドかっ!!しかしそれなら頷ける。しかし、この世界のオルドはまだ自力で顕現もできない。それが何故?」

「そこは俺も知らんことだ。事実関係だけ言えば、『オルドはベネディクトの力を借りている』、しかも『ベネディクトは自我を保っている』ということだ。
俺に何か薬のようなものを打ってくれたようだが、それはあいつには通用しない。いや、効くだろうが正気には戻せまい。あいつは『真っ当に狂っている』。それは昔から知ってるはずだ」

コーウィンが溜め息をついた。

「厄介なことだな。となると、戦闘能力は」

01~50 相当に上がっている(バリア、コンマペナルティ、強制不意討ちなど)
51~70 かなり上がっている(バリア、コンマペナルティなど)
71~89 上がっている(コンマペナルティなど)
90~99 上がっている、が……(コンマペナルティ、ただし……)

「相当に上がっている。故にシデたちは敗れ去り、ダナとジュリアは捕らえられた。俺にとっては役得ではあったが、な」

コーウィンとジュリアンの顔が怒りで歪んだ。ケインがそれを見て苦笑する。

「怒りならベネディクトにぶつけてくれ。彼女たちを好き放題にしたのは、むしろ奴とサロメだ。
……俺はただの駒でしかなかった。従順にしていなければ、どうなるか知ったものではなかったからな」

「だからさっきのような状況になったわけだな。ただ、それでも『蛇』の来襲には手を焼いている。そこは、詳しく知らないのか」

※75以上で知っている、90以上ならかなり情報あり、ファンブルなし

※知らない

「……いや。ただ若い男が一人、『我こそ混沌の蛇なり』と切り込んでいるだけだ。星の生命が尽きかけているのとも、関係しているのやもしれん」

「ドワーキンではないのか」

01~75 ドワーキン?誰だそれは
76~89 ドワーキン……そう言えば
90~99 ドワーキンか……

「ドワーキンか……そう言えば、一度見たことがある。あの男の側にいたような……」

ジェラードが顔をしかめた。

「向こうにもちゃんとドワーキンがいるのか。話がややこしいね。とにかく、君の世界の首魁はベネディクトということでどうも良さそうだな。
で、彼はどこに逃げた?まだこの世界にいるのか?」

01~35 この世界にまだいる
36~89 この世界に気配はない
90~99 この世界に気配はない……

ケインは目を閉じた。

「この世界に気配はないな。ただ、すぐに戻ってくるかもしれないが」

それは救いだ。さすがに、準備なしで戦える相手でもなさそうだからだ。

俺はケインを見る。

……

※70以上で生存確定、最後の質問へ

※ケイン生存確定、戦線復帰早め

ケインは辛そうだが、まだ話せる状態にはある。
そろそろ戻った方がいい気もするが、何を訊くか?

1 「一角獣」について
2 ゲイツについて
3 共闘はできないか
4 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要

このまま死んでたなら納得だけど生存したってつまりどういうことだよっていう質問

>>133
そこは後で説明します。殺そうと思えば殺せます。
(要は、治療が効く程度には存命できるということです。放っておけばやはり死にます)

上げます。

二票入ってる案に同意

>>138
現状は
・自我はどうなってる
・3(共闘持ちかけ)
・そのまま殺害
なので2票入っている案はないですね。

>>132>>134って一緒にならないの?>>134自身もそれっぽい感じで言ってるけど

>>140
ご自身がそう提案されるならOKです。

再開します。選択は3+αで。

「……一つ聞きたい。今のお前は、オルディニウムによって、オルドやベネディクトによって操られてはいないのか」

ケインはふっと笑った。

「それはない。俺は、あくまで俺だ」

「だが、あんたは生まれながらにオルディニウムの影響を受けていたと聞いてる。だから、あんたを信用したくてもできないのが現状だ。
敵に回らないのなら、一緒にベネディクトと戦う道もあるいはあるだろう。だが、その保証がない」

……

01~20 生まれついた性は変えられんよ
21~89 俺は悪だ。だが、それはオルディニウムによるものではない
90~99 俺は悪だ。が……

ケインはしばし目を閉じた。そしてそれを開くと、俺を真っ直ぐに見る。

「俺は悪だ。少なくとも、お前らの基準ではな。支配したいし、女は犯したい。権力も持ちたい。
だが、それはお前ら人間が自然に持つ感情と、さして変わらない。それは、オルディニウムと関係なく持っている感情だ。
かつての俺は、世界を滅ぼしたいという衝動を抱えていた。それは、生まれ落ちてからずっと持っていたものだ。
だが、それは今はない。多分、ベネディクトに対し抱えていたものが吹き出したのも、その呪縛から解き放たれたからなのだろうな。
……何より、世界が滅びたり衰退したりしたら、俺の欲は満たせん。俺にとっても、ベネディクトのやっていることは都合が悪い」

「ならっ……!?」

01~20 止めておいた方がいい。俺はいずれ、お前らに仇なす
21~50 条件がある
51~89 その前に、死の定めから逃れないといかんがな
90~99 ……ブレイズ、頼みが

「二つ、条件がある。一つ、俺を何とか治してくれ。まだ間に合う予感はある。
それと、俺をこの世界に留め置いてくれ。もう、あの世界に戻るつもりはない」

「……何?」

ジェラードが顔をしかめた。

「お前をこの世界に置く、だと?また争いの種になるつもりか?」

「そうなるかもしれんし、ならないかもしれんな。ただ、ベネディクト打倒には協力する。それは保証する」

ニィ……とケインが笑った。

さて、どうする?

1 殺す
2 生かす

※安価下5多数決、考察必要

ではブレイズに読ませます。ただ、読めるかはコンマ次第です。

「ブレイズ大司教、彼の心を読んでもらえますか?真意を知りたいのです」

「それは私も同感ですね。……やってみましょう」

ブレイズが目を閉じた。

01~10 ブレイズが苦笑した
11~35 読めません、ね
36~89 嘘はないようですね
90~99 ブレイズが苦笑した

※クリティカル、昇格

ブレイズが苦笑した。

「あなたも意地の悪い。全てがもし上手く終わったなら、人として生きるつもりですね?ランダムのように」

「……俺か?」

ランダムが驚いたように声を上げた。ケインがふっと笑う。

「……俺は縛られていた時間が長すぎた。だから、せめて自由を得たい。好きなように生き、好きなように食らい、好きなように女を抱く。
まあ、善行をなすとは思わん。多分、ろくなことはしないだろう。だが、この世界に牙を剥くことはせんよ」

さて。

1 殺す
2 生かす

※安価下5多数決、考察は2を選ぶなら不要に変更

「そう言うのなら……生かしませんか、彼を。戦力は、多いほどいい。
それに、やはり彼は俺たちが知るケインとは大分違う。浄化弾の効果はあるのでしょうが」

部屋がしんとなった。

口を開いたのは、ランダムだった。

「俺は賛成だな。正直、ケインの奴から自由なんて言葉が聞けるとは思わなかった。単なる悪だと思ってたが、どうもこいつは違うようだ。
まあ、自由にしてどうなるかは知らねえ。ただ、その時は誰かが何とかするだろ」

「私も同感です」

ブレイズが手を上げた。

「彼には、さっき言ったように恨みがある。殺しても殺しきれないほどの。ただ、それはこの世界の彼であり、目の前の彼ではない。
それに、十分すぎるほどの責め苦を彼に与えています。私の気は済んでいますからね」

「……自由、か」

呟いたのはコーウィンだ。

「俺もさっきまで正気ではなかったからな。呪縛から解き放たれた感情は理解できる。そして、操った主に対する怒りも。
貴様が裏切らぬなら、協力しよう。俺に言えるのは、それだけだ」

エイリークは不満そうに「ふん」とだけ言い、ジュリアンは「仕方ないですね」と苦笑した。フィオナも「使えるなら使わないとね」と言っている。

「どうやら異論はないようだ。君を受け入れよう。問題は、君をどうやって治すか、だが……」

1 ジェラードに任せる(回復遅め、エチゴ戦にはなお間に合わない)
2 マエザキの所に連れていく(回復早め、ウィルコニア侵攻には間に合わない可能性大だが、エチゴ戦には間に合う)
3 一角獣の力を使う(即回復、ケイン強化)
4 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要

マルコの鉢金が何か能力なかったっけ。全体回復で

>>160
それでは回復できないと思われます。若干ネタバレ気味になりますが、体内の毒素などをどうするかという話ですので。

今日はここまで。

少し進めます。

「なら、異世界の研究所に連れていくのは?『蛇の指輪』の無力化も、あそこでできたはずです。治療もできるかと」

俺はもう一度異世界に行くことを選んだ。今日のウィルコニア侵攻は難しくなるだろうが、仕方がない。

ジェラードが「うん……」と唸った。

「向こうは魔素が薄いと聞く。害じゃないのか」

「それはある程度は大丈夫かと。研究所の魔素濃度は、それなりに濃いですから」

ジュリアンが宝石を出て活動できる程度だ。何とかなるだろう。オルディニウム鉱石が残っていたのも幸いした。

「その点は、僕も保証します。問題は、どう行くかですね。僕とナージャがまた行ってもいいですけど」

確かにそれは少し考えた方が良さそうだった。プレーンウォークが使えるのは、ナージャ、ダリウス、アミール、それにノワール。ユリリエも使えただろうか。
ゲイツの動向はかなり気になる。タキたちに協力するかで、また話も変わってくるだろう。

さて。

1 時間は無駄にできない。俺とケイン、ナージャでとっとと用件だけ済ませよう(ウィルコニア侵攻可能、過去世界で何もなければウィルコニアへ)
2 やはりゲイツが気になる。ノワールやヘカテル、マルコと火蓮まで連れてタキたちに協力しよう(ウィルコニア侵攻は不可、ゲイツ討伐へ。長引く可能性あり)
3 ゲイツは後回しだ。ただ蛇の話ならアミールを連れていかねば(ウィルコニア侵攻は多分不可、ゲイツイベントは低コンマ時のみ)
4 とりあえずユリリエと一緒にフレールとカミュの様子も見ておこう。ゲイツは後回しだ(ウィルコニア侵攻は多分低確率、ゲイツイベントは低コンマ時のみ)

安価下5多数決、考察不要

4の低確率ってどういう意味?

>>170
低確率でしか侵攻する余裕のある時間がない、という意味です。

なお3だとエチゴ戦までアミールが動けなくなる可能性があります。大幅に増強されますが。

再開します。

時間は無駄にできない。ナージャを連れて、手早く済ませよう。
そして戻ったらウィルコニアを攻略する。ベネディクトが誰か連れてきてからじゃ遅過ぎる。

「ジュリアンさん、お願いできませんか?急いで行きましょう。そして、ウィルコニアに行く。
次元転移装置でこっちに誰か連れてこられるのだけは、避けないと……」

「分かった、君の言う通りだな。じゃあすぐにイーリスに戻ろう。ケインの治療が、どれだけ進むかは分からないが……」

兵は神速を尊ぶという。態勢が整う前に何とかしなければ……!

##########

※05以下でイベント(ファンブル扱い)

※何もなし

##########

俺たちはすぐに「みらい」に行くことにした。その間のイーリスの守りは、残るヘカテルたちに委ねられることになる。

「……っと。あんたも『一族』使いが荒いねえ。そいつが例の?」

「ああ。ただ、この世界のケインとは、大分違う存在だが」

ナージャがふうんと彼の顔を見た。

ケインは担架に乗せられていた。事情を説明すると、タキの部下が快く対応してくれたのだ。

「なるほどねえ。で、寝てるのは?」

「ブレイズ大司教が、体力の消耗を抑えるためにとやってくれた。……でいいんですよね」

ナージャの宝石が答える。

「だね。あの世界は、僕らにとっては消耗が激しすぎる。短い間とはいえ、寝ていた方がいいだろう」

俺はヘカテルを見た。

「じゃあ、留守を頼む。ノワールには、すぐに戻ると伝えてくれ」

「分かりました。待ってますね」

ニコリ、と彼女は笑う。早く戻ってウィルコニア侵攻に向けて動かねば。

#########

※20以下でイベント発生

※再判定

01~20 再判定
21~50 ゲイツ、マエザキの研究所に肉薄
51~89 ゲイツ、利根川を突破
90~99 ゲイツ、滝と交戦中

#########

「サイファー君。すぐ戻って来てくれて助かった」

苦り切った表情で出迎えたのはレンタロウだった。

「どうしたんです?ゲイツですか」

「そうだ。まさか、利根川を突破されるとは……手段は分からない。とにかく、それらしき人物が北上しているという話だ」

「馬鹿な」

レンタロウが頷いた。

50以下で同行者あり

※同行者なし、ゲイツも手傷あり

「さすがに無傷ではなかったようだが、とにかく北上中だ。どうも顔を自由に変えられるらしいな。まるで如月のようだ。
それでヒッチハイクしながら、巧みにマエザキ先生の所に向かっている。軽井沢近辺は、厳戒態勢だ」

「……厄介ですね。だが、俺も長居できそうもないんです。ご協力できるか……」

「無理強いはしない。ただ、協力してくれたら助かる、ということだね。返事は後で構わない」

どうも、少し時間を開けている間に厄介なことになっているらしい。……だが、今はケインが優先だ。

「分かりました。また、連絡します」

「放っておいていいの?」

ナージャが俺に耳打ちした。

「難しいな……そう簡単に、あそこに入れるとは思わないが」

誰か呼んでくるべきだったと、俺は後悔した。この一件が終わったら、入れ替わりの人員を置くのを考えた方がいいかもしれない。

「とにかく、ケインの治療が先だ。急ごう」

頷いて、ナージャは空間に歪みを作った。

##########

「なるほどな、その彼の治療と、『指輪』の除染か」

一通り説明すると、マエザキは「うーん」と唸った。

「何か問題が?」

「いや、多分両方とも可能なんだが。……浄化装置は1つしかない。同時進行は、無理だということだな。
さすがに人命優先だろうから、そこの彼の治療が優先されるが。何せ人間であって人間でない、突然変異体の話だ。相応に慎重にならざるを得んな」

「じゃあ、全部終わるには……」

「正直、やってみんとな。まあ、やるだけやってみるとするか」

マエザキが腕捲りした。

……

01~10 かなりかかるな
11~35 2日後、ギリギリだな
36~89 明日には治るだろうが
90~99 思いの外いい

#########

30分後。ふうと息を吐いて、マエザキが治療室から出てきた。

「なかなか興味深いものだったな。オルディニウムのB型ウィルスが、遺伝子に作用し人であって人でない生物になっとる。
テロメア限界もない。学術論文を書けばノーベル賞なぞ容易いだろうな」

「結局、治療は?」

マエザキが苦笑した。

「すまんすまん、興奮のあまりにそっちのけになってしまった。成功だよ。浄化弾の過剰な毒素を除去し、生命体としては活動可能になった」

01~20 ただ、身体機能は大きく落ちるだろうな。多少訓練を受けた人間並みでしかない
21~65 ただ、身体機能は落ちるだろうな。少なくとも、君よりは
66~89 身体機能はそのままだ
90~99 興味深いのは……

「興味深いのは、治療の結果残ったウィルスが活性化した、ということだ。まるで耐性でも付いたかのようにな。
ウィルス数自体は減っとるが、身体機能はむしろ上がるかもしれんな」

マエザキの口ぶりからすると、ケインはむしろ強化されるらしい。今後を思えば微妙だが、目先を考えるなら心強いと言える。

「じゃあ、次は……」

「うむ、指輪だな。任せてくれ。……」

また30分ほどの時間が経った。

01~10 襲撃イベントへ
11~30 時間がかかるかもな
31~89 これだ
90~99 これだ……どうした?

#########

苦々しい表情でマエザキが戻ってきた。

「こいつは少々時間がかかるかもな。少なくとも今日は無理だ。
まるでウィルスの塊、『コロニー』だよ。除去には相応の手間がいる。汚染されんようにするだけで手一杯だ。
上のネーロさんやオルドにも声をかけてみる。明日、また来てくれないか?」

「……分かりました」

やはりそう話は上手くないらしい。となると、これでここでの用件は終わり、ということになる。
問題は、ゲイツだ。……ここで芽を摘めば安心だが、今日ウィルコニアには行けなくなる。どうする?

1 帰る
2 滝に協力する
3 その他自由安価

※安価下5多数決、考察必要
(分岐点です)

3
元の世界に電話してコーウィンからゲイツに関する情報をもらう

>>193
どちらにせよ、動くか否かは決断することになります。

上げます。

195で決定します。今日はここまで。

少し進めます。

……コーウィンを利用する手はどうか?もし、コーウィンがこちらの世界に対して連絡手段を持つのなら、ゲイツを騙し偽の撤退命令を出せるかもしれない。
あるいは、コーウィンが正気に戻ったと分かったとしても、異常を感じたゲイツは戻るだろう。何とかできるかもしれない。

「マエザキさん、俺たちの世界と連絡を取りたいのですが……」

俺は自分の思い付きをマエザキに話した。彼はふむ、と手を鼻の辺りにやった。

「面白い発想だが、問題なしとはせんな。コーウィンとやらが連絡手段を持たせてなければ、あまり意味がない。それに、ゲイツが本当に彼の管理下にあるのかも少々怪しい。
ただ、試すだけはただだな。やってみようか」

俺は連絡機を手に取った。先は「みらい」に通じている。多少時間はかかるだろうが、ジェラードを捕まえられれば問題はないはずだ。

※15以上でジェラード確保

#########

「ジェラードさんがイーリスにいない?」

俺は報告を聞いて深い溜め息を付いた。多分、まだ次元牢にいるのだろう。
ランダム辺りに連絡を取ってもらうことも考えたが、手間がかかる。そのための時間は、どうやらなさそうだった。

となると、やはりここでゲイツをどうするか決めないといけない。さて。

1 帰る
2 滝に協力する
3 その他自由安価

※安価下5多数決、考察必要
(分岐点です)
※コーウィンによる偽報作戦は戻れば使えるかもしれません。ただし、成功には複数の判定が必要です(今回もそうでした)

これって判定小刻み問題解決してるの?依然として多い気がするけど

1
可能性残ってるし戻ってから聞く方向で

>>206
ここは敢えて多くする予定でした。ジェラードの確保、通信機の有無、騙されるか否か(あるいは騙されずとも戻るかどうか)の最低3回ですね。
通信機の有無と騙されるかの判定は五分~やや不利ぐらいだったので、どちらにせよ厳しくはありました。

1200ぐらいに再開します。それまでの最多得票に変更。

なお、一応言いますと偽報作戦成功=ウィルコニア攻略戦に「確実に」ゲイツがいるということです。その点は悪しからず。

当然、滝に任せたままで失敗だとかなり酷いことになります。現状低確率ですが。

ジェラード確保に関しては、そもそも過去世界に戻る前にコーウィンに確認してなかったこと自体が不自然といえば不自然だし甘くするか判定自体省略でもよかったんじゃないかとは思う。そこから先の判定は別にいいけど

電波妨害の類ならともかく連絡手段を準備してませんでしたってどうなの

敵の用意周到さに対して此方側の無能っぷりが目立ってるような

1とします。

>>212
10以下にするか迷いました。辛かったかもしれません。

>>213
これはちゃんとした理由があります。そもそも指揮系統は……?

ここは帰還を優先しよう。偽報作戦は、戻ってからでもできる。そもそも、手傷を負ってる状態のゲイツが、ここまでたどり着くとは考えにくかった。

「……やはり戻ることにします。ゲイツは、タキたちに任せます」

「そうか、それも一つの選択だな。まあ、そう簡単に侵入はさせんよ。また何かあったら、連絡をくれ」

※80以上でアイテム入手(基本浄化弾追加)

※ファンブルなしです。記載漏れ失礼しました

##########

ケインを残し、俺たちは「みらい」に戻った。……ゲイツは気になるが、タキたちを信用するより他ない。
戻ったら、至急ウィルコニアへの侵攻作戦を立てねばならない。態勢が崩れているうちに、一気に叩かねば……!

##########

※03以下でイーリス襲撃イベント、90以上で情報あり

※何もなし

###########

「さっきは済まなかったね。次元牢の事後処理に手間取っていた。あれもなかなか繊細な設備でね」

ジェラードが出迎えるなり苦笑した。イーリス王宮には、既に一通りの面子が集まっていた。いないのは、クヴァらクラークの人々ぐらいか。

「コーウィンから、既にある程度の話は聞いている。内部構造については、迷うことはないはずだ。
あと、1ヶ所重大な罠が張られている。ここだけは注意してくれ。最深部のコントロールパネルを破壊すれば、大体の機能は止まるはずだ」

ジェラードの後ろから、車椅子に乗ったコーウィンが頷いた。

「訊きたいことがあれば、遠慮なく訊いてほしい。ただ、内部事情にそれなりに詳しいアリスを連れていくなら、突入隊は彼女を抜きにせいぜい4人だ。心してくれ」

1 偽報作戦を提案する
2 提案しない

※安価下3多数決、考察不要

「……一つ、お願いしたいことが」

俺はコーウィンに偽報作戦を伝えた。

……

01~45 コーウィンは首を振った
46~89 コーウィンは「ふむ」と言った
90~99 コーウィンは「ふふっ」と笑った

コーウィンは「ふむ」と言って、少し黙った。

「……確かに、あいつに指示を出したのは俺だ。目的は、『ジュリア』かカミュの確保。ドワーキンの動向は、時折チェックさせていたからな」

「その二人を何のために?」

「『器』だよ。オルドの今の『器』は、あまりに幼く未成熟だ。だからより向いていて、かつ『蛇』も『一角獣』も取り込める身体――両性具有者を求めたというわけだ。
『ジュリア』の方が望ましかったが、次善の策ということだろう。これはベネディクトにも了解を取っている」

「ならここで呼び戻せば……!?」

コーウィンが頷いた。

「一先ず、最悪の事態は避けられる。ただ、そもそも頭が回る男だ。こちらの偽計にすんなりかかるかは疑問だな。
それに、ウィルコニアの手勢は増えることになる。それでもやるか?」

俺は頷いた。

「お願いします」

「分かった。連絡機を。本来はウィルコニアからかけるしかないが、この際やむを得ん」

……

01~03 ????????
04~60 ……チッ
61~89 ……ふっ
90~99 ……クククッ

コーウィンの一人称私だったような気がする

「俺だ。至急戻れ」

コーウィンがゲイツと思わしき人物と話し始めた。しかし、コーウィンの表情は冴えない。彼は聞こえないように、「チッ」と舌打ちをした。

「……イーリス兵の侵入だと言った。こちらからゲートを開く、所定の待機場所へ戻れと言ったはずだ。……」

ゲイツは話を聞く様子がない。

01~40 残念ながら、ベネディクトからの指示しか聞かないようにしたんでね
41~70 そもそも、あんた本物か?
71~89 とはいえ、だ
90~99 それどころじゃねえんだよ!!

>>227
失礼しました。どうも間が空いたせいか、大分忘れてますね。脳内補完お願いします。

通信機から声が漏れ聞こえてくる。

『……そもそも、どちらかの奪還は『絶対だ』と言ったのはあんただ。ウィルコニアに何があろうと完遂しろと。
それを目の前にして撤回を求めるのはおかしい。……あんた、コーウィンじゃないな。あるいは、正気に戻ったか、どっちかだ』

コーウィンの額に汗がにじんだ。

「……私は嘘など言ってはいない。それに、ウィルコニアが壊れたらお前はもう戻れない。分かってて言っているのだろうな?」

クククッと含み笑いが聞こえた。

『それも面白い、っちゃ面白いがな。こっちの女、ちっこい上に淫乱が多いから愉しいんだよ。何より素直に犯らせて、殺らせてくれる。
だが、俺につきまとってる蝿のような連中は、少々ウザい。逃げ切るのは少々骨だ。……一度、あんたの望み通り戻ってやるよ。それで満足かよ?』

「……結構だ」

ふうと息をついて、コーウィンは通信機を俺に返した。

「奴は戻れるんですか?」

「ウィルコニアの転移装置がポータルになっている。簡易転移装置を特定箇所で使えば、そこから戻れるという塩梅だ。奴はプレーンウォークを使えるから、すぐに戻ってくるだろう」

最悪の事態は避けられたが、ウィルコニア攻略戦には厄介な相手は増えた、ということか。


とにかく、これで次は突入人員を選ぶことになる。
誰を連れていくべきだろうか?

※1900までの多数決、考察不要
※4人選べます。なお、アリスは対象外です
※コーウィンに質問したいことがあれば、併せて書いてもらえると幸いです。ただ、迎撃配置は大きく変わっている可能性があります(現状は機械系多め)

ゲイツにしても戻ってくるかもしれないベネディクトにしても対処のためにマナキャンセラーが必要かと思うんだけど、アヴァロン邸かウィルコニアにストックがあるのか(その流れでアイテム支援の話)を聞きたい
あと元々仕掛けられてた罠の詳細も一応聞いた方がいいかも、早めに攻略戦に入れる関係でベネディクトには罠を改造する時間はあまりなかっただろうし配置が変わっても内容そのものが大きく変わってる可能性は薄そうだからコーウィンに対処法、弱点なんかを聞いておきたい

メンバーはゲイツが戻ってくる以上ノワールは確定枠かな、罠の看破もあるし。

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>>234
罠やマナキャンセラーなどの話は後でまとめてやります。その点はご心配なく。

上げます。

先にQ&Aからやることにします。

とにかく、まだ情報は足りない。これから会議だ。そこで色々整理しよう。

############

「皆さん、集まりましたね」

セシル前国王が静かに言った。円卓には「一族」、それと俺たちイーリスの人間、そしてアミールとナガトが座っている。

「ウィルコニアへの侵攻は一刻を争う。ベネディクトが誰か呼ぶ前に何とかしないと、相当に厄介だ。何より、転移装置を何とかしないといけない。
あれは最奥、『審判の石』隣にある。『審判の石』はウィルコニアの制御装置だ。それを通して、色々分かることもあるだろうが……まずは最奥に到達しないと話にもならない。
困ったことは、『一族』では入ることができないということだ。『審判の石』の設定を変えねばならない」

「……ということは、僕やナガトさんは入れない、ということかな?」

アミールが言う。

※90以上でアミール可能、97以上でナガトも可能、ファンブルなし

※クリティカル、再判定

5の倍数 ナガトも可能
それ以外 アミールのみ可能

一族はウィルコニアに入れないの?

「いや、多分貴様は大丈夫だろう。オルディニウムにより遺伝子レベルで変容したとはいえ、貴様はあくまで『蛇』の人間だ。『一角獣』の系統しか弾かない設定であるらしい」

つまり、B型は拒むがA型は通す、ということか。アミールの力を考えると、かなりありがたい。

「なるほどね。しかし、『蛇の指輪』の無力化を先んじられるとは……一言声かけしてくれればいいのに」

「それは済まない。ただ、マエザキさんは『無害なものには多分なる』と言っていたから、少し待ってくれ」

苦笑するアミールに、俺は返した。アミールも自分なりのやり方で指輪の無力化を思い付いたらしいが、それは一先ず棚上げになった格好になる。

「ということは、私以外の『人間』が行けるということだね。その間、万一があれば私が対応する。それでいいかな」

「恐縮です」

ナガトに、俺は頭を下げた。

さて、何から訊くか。

1 現在のウィルコニアの戦力
2 罠について
3 マナキャンセラーについて
4 その他自由安価

※安価下、多数決ではありません。考察不要
※基本は全て質問できますが、5%の確率で異常が発生します(ファンブル扱い)

>>244
前作からの設定で入れません。

前作普通にコーウィン中に入ってたけど……扉を開けられないってだけで中には入れる設定じゃないかしら

>>247
記憶が曖昧ですね……一度入ってから設定変更したと思ってましたが自信がありません。
とりあえず、今回はこのまま通します。大分記憶力にガタが来てますね。

でもコーウィン普通にウィルコニア内部に入ってるんだよなぁ…ミス?

補足を。

>>250
今作においてコーウィンがウィルコニアにいれる理由は、「特別許可がある『一族』のみ入れる設定にしている」ためです。顔認証ならぬ魔力認証とでいうべきものですね。
それにより、ベネディクトやケインも普通に入ってます。
コーウィンが入れるじゃないか、という質問ですが、ベネディクトが弄ってなければ入れます。ただ、とても低確率です(97以上)。
プレーンウォーク可能かどうかもこれに依存します。ベネディクトが設定を弄ってなければゲート経由で入れます。

一角獣の宝玉は上記理由からOKです。魔力生命体でないためです。説明足りず、申し訳ありません。

というわけで、この判定からやってしまいます。

※97以上でショートカット可能、ファンブルなし

※ショートカット不能のためそのまま1で進行

「今、ウィルコニアには誰がいるんですか?ここは重要な点ですが」

コーウィンは目を閉じて、口を開く。

※デアドラの状況(コンマ下)
01~45 敵として守りについている
46~89 アヴァロンに幽閉中のまま(アヴァロン要攻略)
90~99 ウィルコニア3階に幽閉中

※オルドの状況(コンマ下2)
01~30 少年程度に成長中(ベネディクトがブーストした)
31~89 幼体のまま
90~99 幼体のまま、自我は曖昧

※ベネディクトらの動向(コンマ下3)
01~05 ??????(ファンブル扱い)
06~30 ベネディクトはいつ戻るか不明、前作キャラA
31~50 ベネディクトは恐らく戻らない、前作キャラA
51~75 ベネディクトは恐らく戻らない、前作キャラB
76~89 ベネディクトは戻らない、特になし(全権はゲイツに)
90~99 ベネディクトは戻らない、特になし(全権はゲイツに、ただし……)

※マルケの状況(コンマ下4)
01~20 完全回復
21~40 やや回復、戦闘可能
41~89 回復せず、ウィルコニア4階にいる
(ウィルコニアは全5階です)
90~99 再判定(死亡か???)

※その他戦力(コンマ下5)
01~25 Ω3体+ε複数
26~50 Ω2体+ε複数
51~75 Ω+ε複数
76~89 ε複数
90~99 ε1体のみ

※罠についてはまた別途

257のみ再判定

奇数 降格
偶数 そのまま

コンマ下です。

※ウィルコニアにいるのは……

・ゲイツ
・ヨグ・ソートス
・マルケ(戦闘可能、恐らく後方支援)
・Ω3体、ε複数

※デアドラは救出可能

少し休憩。

なおAはアザトートの予定でした(ウィルコニアボス)。

ベネディクトはジュリアンが、Ωはコーウィン以外の一族が弱点(ベネディクトに至っては6倍).知ってるからだいぶ余裕はあると思うの

少し進めます。

>>266
ベネディクトについては同一と思わない方がいいですね。

「まず、ベネディクトはしばらく戻らないはずだ。今、奴の気配はない。そしてゲイツが戻ったのなら、転移装置は一度使われたばかりの状態だ。
あれはすぐに何回も使えるものじゃない。とすれば、余程手間取らなければベネディクトが来ることはない。
代わりに、奴は『ヨグ・ソートス』という男を置いている。魔素に耐性がある『一族』と竜人との合いの子だ。
大方、寿命も弄っているんだろう。そこはケインが詳しいはずだ」

「……奴か」

ブランドが渋い顔をした。

「500年前に交戦経験がある。相当面倒な相手だった。何せこちらの攻撃が当たらんのだからな。
ただ、範囲魔法を使えば何とかなる相手でもあった。肉弾戦は、あまり得策ではないな」

※85以上で特定の弱点あり(コンマ下)
※90以上でブランド(人間)参戦可能(コンマ下2)
※共にファンブルなし

※特になし

「俺が行ければいいが、あいにくそうもいかん。宝石の中の小僧が表に出ても、こいつ自身も『一族』と同等の存在になっている。
1つ言えるのは、『一度動きを止め、居場所を把握しろ』ということだ。そうすれば、負けることはない。
むしろ厄介なのはΩだ。あれは弱点を狙わないと厳しいな」

「Ωって……ドワーキンが開発しようとしてたってものと同じですか?」

青ざめた表情でカレンが訊く。

「……ドワーキンも開発しようとしていたか。だが、こちらは完成版だ。容赦なく全体攻撃を加えてくる。あれが3体は、かなり厳しい。
幸い、首と頭部の宝石を狙えば有効だ。速攻で狩るのを勧める」

ブランドが静かに言った。どうやら、こいつが厄介なようだ。

※弱点ありですが弱点看破で詳細を知るのが必要です。成功時は共有されます

「それとマルケだが」

コーウィンが全員を見た。

「多少回復している。多分、戦闘にも出てくるだろう。風魔法による後方支援中心だろうが、心してほしい。
ただ、悪い話ばかりでもない。まず、オルドの状態はそのままだ。多分4階の培養室にいる。最上階で『審判の石』を守るのは、多分ゲイツだろう。
あやつはベネディクトにも気に入られていたからな。ヨグ・ソートスは控えめな性格というのもあるだろう。
それと……デアドラは生きている。3階で幽閉状態だ」

「何??それは本当か」

ジェラードの言葉に、コーウィンが頷く。ノワールも、驚きと嬉しさからか口を押さえている。

「ああ。……」

01~25 ただ、廃人状態だ
26~60 ただ、重傷を負っている
61~89 (通常の監禁状態)
90~99 (通常の監禁状態、ただし……)

※ヘカテルとの絆効果で再判定(残りはノワールとのもののみ)

「ただ、廃人状態だ。治療を極力早く受けさせねばならない。ケインの――こちらの世界のだ――精神支配に抵抗した結果であるらしい」

「そんなっ……!!」

ノワールが泣き出しそうになった。血縁者だけに、かなり辛いだろう。

「そうなると、彼女は後回しにするか、治療できる人間が必要になるかもしれないですね」

「そうなるな。……私としても、何とかしたいが」

コーウィンが視線を落とした。責任を感じているのだろう。

※90以上でアイテム入手(ファンブルなし)

※特になし

※襲撃判定1
05以下で発生(ファンブル扱い)

※襲撃判定回避

1 罠について
2 マナキャンセラーについて
3 その他自由安価

※安価下、多数決ではありません。考察不要

「それと、罠とは?どういう罠なんですか?」

3の倍数 生き霊召喚、???の欠片
3の倍数+1 生き霊召喚、???
3の倍数+2 生き霊召喚、?????

9の倍数だとウィルコニア機能活性化など重篤な事態へ(ファンブル扱い)

「3階から4階へと上がる階段に仕掛けられている。生き霊を召喚する禁術が、自動的に作動するという代物だ。
何も知らずに通ろうとすると、奴の生き霊が来るようになる。……『この世界の』ケインだ」

部屋が騒然とした。

「ちょ、ちょっと待て!!!ケインの奴、死んだはずじゃ……!!」

ランダムの言葉に、ブレイズが首を横に振る。

「……奴は、確かに生物学的には生きています。いや、敢えてそうしたのです。
永遠とも思える心身の苦痛。それをひたすら、無限に刻み込む。そういう状態にしたのです。
しかし……こういうことだったのですね。ケインが平然としていたのは」

「素直に殺しておくべきだったな。……今から殺すか?」

※70以上で殺害可能(ファンブルなし)
(未満だとすぐは無理)

※クリティカル(マナキャンセラーなしで殺害可能、罠イベント回避)

ブレイズが大きく溜め息をついた。

「仕方ないですね。今から息の根を止めます。死よりおぞましい恐怖を、永遠に刻むつもりでしたが……。
ああ、転生や『血の呪い』は心配無用です。棺ごと破壊しますので。あれは魔力を遮断する効果がありますしね」

そう言うと、ブレイズは空間に歪みを作り出した。

「話は先に進めてください。すぐに戻りますので」

#########

※襲撃判定2
05以下で発生(ファンブル扱い)

※クリティカル、襲撃判定1回省略(これ以降襲撃判定なし)

#########

やがてブレイズが戻ってきた。「粉々にして封印しました」と、額に汗している。

「全く、私情に走り過ぎだ。危うく大変なことになるところだったよ」

「申し訳ありません。……今にして思えば、ケインは何重もの復活の手段を講じていたわけですね。さすがにもう、終わりでしょうが」

ブレイズはジェラードの言葉に項垂れた。ともあれ、懸案の一つは片付いた。

1 マナキャンセラーについて
2 その他自由安価
3 もう出立する

※安価下、多数決ではありません。考察不要

ってこの質問サイファーから出来ないか

>>293
無理ですね。安価下に回します。

マナキャンセラーって何のために聞くんだっけ

>>296
「一族」系の相手が「血の呪い」を発動しないようにするためです。ゲイツ、マルケ、ヨグ・ソートスが該当します。
もっとも発動は低確率ですし、今回は連れていくキャラによっては確定回避できますから、あまり意味はないのですが。

さて、そろそろ動いた方がよさそうだ。後は誰を連れていくか。4人をどうするか……

※同行の4人を選んでください。0000までで3票入ったキャラから確定

とりあえず、以下から選べます。

・ノワール…範囲攻撃持ち、精神感応
・マルコ…複数攻撃可能
・火蓮…同上、弱点看破持ち
・ヘカテル…戦闘時絆効果あり、単体では強い
・ユリリエ…デバフ、範囲攻撃はデバフのみ可能(閃光弾)
・アミール…単体最強、血の呪い回避
・エリス…不意討ち能力高め
・トニー…同上、vsΩでは……
・ダリウス、ナージャ…「一族」封じのためメリットは小さい

ヴォーパルにも血の呪い回避確率で付いてた気がする

>>303
その通りです。確定じゃないですが。

>>310の結果見て決めるのって有り?

>>311
それはとりあえずなしです。ただ、後で判定はします。

上げます。

305案というより306案でしょうか。とりあえず306で決めます。

アイテム判定を経て本番です。

再開します。

まず考えねばならないのは、ゲイツ対策だ。女性を魅了する、となると下手にノワールやヘカテルは連れていけない。
確か精神系魔法に耐性がある装備がある、ユリリエ以外は安心して連れていけなさそうだ。
となると、「血の呪い」対策のアミール、浄化弾持ちのマルコまでは堅い。Ωなどの機械兵がうろついていることを考えると、最後の一枠はトニーだろうか。何かしら知識がありそうな気がする。

俺はその考えを皆に伝えた。特に異論は出なかった。

「……無事に戻ってきてね。大丈夫だとは思うけど」

「そこは信じろ、としか言えないな。じゃあ、行こうか」

心配そうなノワールに苦笑する。

……

※80以上でアミールよりアイテム提供あり

※特になし

「入り口までは私がゲートを開こう。面子を見る限りゲイツ対策はしっかり考えたようだが、奴は剣技もそれなりに使う。ゆめゆめ、油断はするな」

コーウィンが鋭い目で言う。さあ……決戦だ。

###########

※コンマペナルティ
01~15 -25
16~40 -20
41~60 -15
61~75 -10
76~89 -5
90~98 +5(限界突破)
99   重大イベント

※コンマペナルティ-10

歪みの先にあったのは、重厚な金属の扉だった。そして、着くと同時に身体の重さを感じた。魔素が相当に濃いようだ。

「『穴』深層特有の高濃度魔素だね。気を付けた方がいいよ」

εを後ろに従えて、アリスが言う。彼女は基本後方支援役だ。
「ゲイツとやりあう時、私は一度引く。極力、一気に倒して隙を与えない方がいいね」とはアリスの言葉だ。

「分かりました。……ところでトニー、Ωとかいうヤツに、何か打てる手はないのか?」

01~60 弱点は明確だ。だが、あれを正確に狙うには慣れがいる(機械兵特効はトニーだけ)
61~89 弱点は明確だ。首の辺りにあるアンバライトを狙え(機械兵特効は全員に共有されます)
90~99 何故、俺たちの世界でΩを見かけなかったか、分かるか

※対Ωダメージ、トニーだけ×3、その他は×1.2

「『Ω計画』は俺も知ってる。実際、ブランドってのが言った通りの弱点だ。
ただ、構造が分かってないと弱点を決め打ちするのは大変だ。奴は俺に任せてくれ。
一応、昔見た設計図は大雑把だが頭に入っている」

「分かった。じゃあマルコ、探知を」

マルコは頷き、目を閉じた。

55-知力(33)=22以上で成功、再判定へ

※成功、再判定へ(ファンブルは基本なし)
(細切れになります。御容赦ください)

※ゲイツの居場所
01~85 最深部
86~89 4階登り階段前
90~98 同上、単独確定
99   ??????

※ヨグ・ソートス(コンマ下)
01~20 ゲイツと同じ
21~80 最深部
81~89 3階登り階段前
91~98 2階登り階段前
99   ????????

※マルケ(コンマ下2)
01~89 ゲイツと同じ
90~99 3階のデアドラがいる部屋

※Ωの配置(コンマ下3)
01~20 1階に3体(回避不能)
21~40 1階に2体、2階に1体
41~60 1階に1体、2階に2体
61~89 1~3階に1体ずつ
90~99 上、ただ回避確率向上

鉢金探知は生命力を感じ取る効果だから機械は感知できなくね?

配置が決まった所で中断。再開は夜です。

>>335
εについて言及してないように基本はその通りです。
Ωはアンバライト(ないしはオルディニウム、このタイプがいる可能性は今回なし)で稼働するので、魔力探知に引っ掛かる……と思ってください。
(前作では感知してなかった気もしますが、そこは御容赦を)

実際前作でも敵かと思ったら装備だったって事あったし。今作もコンマ次第じゃ宝箱になるという事でよろしい?

>>340
可能性は低いですがなしとはしません。

あと、装備品などは優良なものがある可能性はあります。余力ができれば探索してみるのも手です。
あまり寄り道すると、ベネディクトが来る可能性が高まりますが(真っ直ぐ行けばほぼありません)。

jもでるかもしれんのよな

そもそも前作が~というより、何かしらの指摘があるたびに都合よく効果が変わってる気がする

前作で使った時は魔翌力感知だったけど、今作でそこを指摘されて魔翌力を持たない滝世界の一般人は感知できないんじゃないかって話になった時に、魔翌力じゃなく生命力から読み取ってるからOKという流れになったと記憶している

2100以降の再開です。

>>342
余程極端なコンマなら出ます。

>>343
これについては申し訳ないとしか言えないです。話全体に矛盾が出る程度ではないですが、単純に筆者の記憶力不足です。
Ωについての判定を全部なしにしてしまうのも考えましたが、とりあえずこれが本設定として固定します。申し訳ありません。

なお、ウィルコニア1Fにはヴォルガの研究室、2Fにはアリスの研究室があります。アリスはどこに何があるか、ざっくりですが覚えています。
ただ、研究室を訪れて実があるかは不明です。藪をつついて蛇が出てしまう危険性はあります。
真っ直ぐ向かった方が安全と言えば安全です。

少し進めます。

「一通り分かりました。生命力・魔力の質から察するに……ゲイツとマルケが4階から最上階に上がる階段の所にいます。
ヨグなんとかという奴は奇妙な感じですね。そいつが3階奥、階段前。
アンバライトで動いているというΩという機械兵は、1階から3階まで1体ずつですね。魔力だけで生命力を感じないので」

「ありがとう、助かる。しかし、ゲイツとマルケは一緒か……まあ、親子だから当然か。
問題のオルドの幼体は?」

「最上階ですね。だから一体ずつ、潰していく形になりますか。しかしてっきり、最上階に戦力を集中させているのかと」

俺は少し考えて言った。

「多分、オルドの幼体はさほど戦闘力がないのだろう。だから手前でということか。
ヨグ・ソートスは消耗させるための捨て駒なのか、あるいは別の狙いがあるのか……とにかく、手早く進むことが必要だな」

そこにアリスが口を挟んだ。

「一応、500年前は1階と2階に研究室があったわ。もし残っているのならオルド関連の研究に使われていたはずよ。
ただ、寄り道するかはあなたたちに任せる。一通り終わったとして、戻る余裕があるかもしれないし」

「とにかく先に進もうぜ。行かなきゃ分からねえことも少なからずある」

トニーの言う通りだ。俺は刀の柄に手をかけた。

「その通りだな」

大きく踏み込み、×の字に二撃。そしてもう数撃を加えると、扉に人が入れるだけの穴ができた。

※35以下で警報が鳴る

※警報鳴らず

中はかなり広い。金色の壁が光を反射し目に悪い。

「警報は鳴らないようね」

εが無理矢理扉を壊し侵入してきた。アリスはその後ろから、辺りを見渡す。

「多分分かってるでしょうけど、ここはかなり広いわ。ホールからロの字状に廊下があって、その間にいくつか部屋がある。
基本魔物の類はいないと思う。代わりに機械兵がうろついているはず。ここも長居は禁物ね。
右に行くと、ヴォルガという男が使っていた研究室があるかもしれない。ただ、どこまで収穫があるかは微妙ね」

さて、どうするか。

1 ヴォルガの研究室に寄る
2 左の廊下から一気に上に行く
3 左の廊下でその他の部屋も見る
4 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要
※寄り道するとイベントにもよりますが最上階到達時にベネディクトが戻っている確率が上がります。
直行すれば途中でファンブルが出てかつその後の再判定に失敗しない限りは登場しませんが、
寄り道するほど確率が上がります。(内容次第、最低5%ずつ)

ウィルコニアって辿り着いても管理者がいないと何もできないって設定なかったっけ…?ヘルラ今いないけど大丈夫なんかね

安価下

>>356
ウィルコニアの諸機能についてはそうですね。
アリスがハッキングできるかもしれませんし、重要な設定書き換えの方法はコーウィン経由で伝わっていますが。
そもそも今回については辿り着いての転移装置破壊が最重要目的なので、今回は問題にはなりません。

「一気に左から行きましょう。先陣は俺が切ります。あなたは?」

「殿を務めるわ。このεは支援特化だし、私は前線じゃお荷物だから」

俺は頷いた。

「分かりました。……行くぞっ!!」

俺は左に向けて駆け出した。

……

01~25 Ω+ε3体
26~50 Ω+ε
51~70 Ω
71~89 ε3体
90~99 見敵なし、2階へ

※クリティカル、再判定

基本はアイテム入手、97以上で特殊イベント(55以上のゾロ目、90~96で昇格判定)
ファンブルなし

※アイテムのみ

階段に向けて駆けていくと、通路の端に何かが見えた。……これは??

01~20 不幸の宝珠(ファンブル回避)
21~50 僥倖のネックレス(強制成功)
51~70 奇跡の髪飾り(強制クリティカル)
71~89 再判定(神器系アイテム)
90~99 再判定(神器系アイテム+消費アイテム)

ファンブルなし

※再判定

そこにあったのは小箱だ。ここで拾える程度の大きさだ。
俺はそれを小脇に抱え、階段を駆け上がる。2階も1階同様の構造のようだが、とりあえずは何かの気配はない。

「サイファーさん、何を拾ったんですか?罠とかじゃ……」

「いや、直観だがそういうのじゃないな」

アミールが俺の言葉に頷く。

「行動は不用意だけど、確かにサイファーの言うことは正しいね。その中から、とてつもない魔力を感じる。
開けてみて損はなさそうだ」

箱を開けると……

5の倍数 フィンゴルの手甲
5の倍数+1 シヴァのジャケット
5の倍数+2 力の指輪「ヴィルヤ」
5の倍数+3 アンバーのヘアバンド
5の倍数+4 エリリル

クリティカルで追加あり(消費アイテム)

※フィンゴルの手甲+α

神器「フィンゴルの手甲」
HP+30、腕力、器用さ、魅力すべて+3、ダメージ修正40、ダメージ軽減30、コンマ判定10、朦朧修正70以上で発動(継続判定は50以上)
軽ファンブル無効(00奇数、11、22のみファンブル)

※シデ用にカスタマイズされているため、やや弱くなっています。ジュリアンに頼めば本来の強さになります。
(一部調整でHP修正のみ上げてます)
※なお、アミールは現状NPC扱いなので彼は使えません。

※アイテム
3の倍数 僥倖のネックレス
それ以外 不幸の宝珠
9の倍数 奇跡の髪飾り

※不幸の宝珠入手

今日はここまで。

これフィンゴル使いこなせる人いないな。フィンゴル自体が朦朧が可能になる武器じゃないから前作のシデみたいに素で朦朧攻撃が出来るか他の装備で補うしかない

>>370
殴り系ならトニーがいますね。

サイファーが使う気なら、朦朧をとりあえずここでは捨てて、全イベント終了後にジュリアンに掛け合えば朦朧可能なものになります。
軽ファンブル一切無効と血の呪い無効が最大のポイントなので、サイファー装備でも腐らないといえば腐りません。

少し進めます。

少し進めます。

少し進めます。

バグったようです。申し訳ありません。

箱の中にはグローブと……不幸の宝珠?何だこれは……

アリスの顔色が変わる。

「これはっ……逸失していたと言われていた『フィンゴルの手甲』??しかし、何故こんな所に……」

「知っているんですか?」

「ええ。見覚えがあるもの……シデが愛用していたのと同じものよ。少なくとも外見は。
いくつかの神器は封印されていたと聞いたけど、何故わざわざこんな所に……」

アリスが首を傾げた。

「ただ、神器級の装備は非常にありがたいね。僕は格闘術は修めてないが……純粋な防具としても優秀なはずだ」

アミールの言う通りだ。ここに来ての戦力増強はありがたい。

問題は、誰が付けるかだが。

※装備する人物を選んでください。安価下3多数決、考察不要

「確か……トニーは格闘術を使うんだったな」

「おう、ボクシングが中心だがな。これは、グローブか。……確かに、不思議なものを感じるな」

トニーが手甲を手に取った。ほう、と軽く感嘆の声を漏らす。

「力が湧いてくる感じがするな……これ、俺が使っていいか?」

これは彼に使わせた方が良さそうだ。俺は頷いた。さて、先を急ごうか。


トニー(持ち越し1p)

HP 470+130(600)
筋力 15+6(21)
知力 13+4(17)
器用さ 18+5(23)
賢さ 16+3(19)
耐久力 14+3(17)
魅力 20+6(26)(上限)
好感度 146

コンマ修正 25
ダメージ修正 90
ダメージ軽減 95

(技能)
・フェイント(近接)
攻撃一回捨ててもう一発を不意討ちに
成功判定は賢さ

・ワンツー
常時2回攻撃(近接)

・ラッシュ
戦闘中1回のみ、5回攻撃(低命中率、近接)

・アンダジイヤー
低威力攻撃(ダメージ半減、近接)
朦朧打撃(60以上で発動)
(ワンツーに混ぜるのが主な使い方)

・ピンポイント
戦闘時クリティカルが90以上で発生、クリティカル時は貫通

・見切り
戦闘時1回だけ確定回避かつその後確定カウンター発動

・ジョルトカウンター(new)
カウンター時ダメージ3倍、貫通
カウンター後は強制自ターン

・SC
魅力判定で発動、戦闘中1回のみ
魅力判定成功で強制不意討ち、かつ確率で不意討ち状態継続

・威圧感(new)
1ターンのみコンマ補正+50、ダメージ2倍(クリティカル確率が跳ね上がります)
使用後は反動で1ターン行動不可

・魅惑の眼差し

・口車

・読心術
相手の行動パターンが一定程度読める。状況に応じて魅力判定にボーナス(乗数最低保証2倍、3倍が多い)。
戦闘時回避にボーナス

(装備)
・神器「フィンゴルの手甲」
HP+30、腕力、器用さ、魅力すべて+3、ダメージ修正40、ダメージ軽減30、コンマ判定10、朦朧修正70以上で発動(継続判定は50以上)
軽ファンブル無効(00奇数、11、22のみファンブル)

・防護服「DEMO」
HP+50、コンマ修正15、ダメージ修正20、ダメージ軽減30
魅力以外の全ステータス+2、魅力のみ-2
魔法攻撃無効、毎ターンHP50回復
魔法の使用は不可に

・形見の指輪
HP+20、ダメージ修正20、ダメージ軽減20
魅力+5、一度だけ致死ダメージを無効(指輪は壊れる)

・仕込み靴
HP+30、ダメージ修正10、ダメージ軽減10
筋力、賢さ、耐久力+1

・知識の指輪
知力+2、ダメージ軽減5

アリスが口を開く。

「ここの構造も基本は同じ。左側に研究室、右側に幾つかの部屋がある。
でも、さっき研究室をスルーしたなら、ここも真っすぐ行くのが筋だとは思うけど」

1 アリスの研究室に寄る
2 右の廊下から一気に上に行く
3 右の廊下でその他の部屋も見る
4 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要

「ですね。駆け抜けましょう」

俺は再び走り始めた。

01~25 Ω+ε3体
26~50 Ω+ε
51~70 Ω
71~89 ε3体
90~99 見敵なし、3階へ

「ヴィイイイイイン」

低い駆動音と共に、3体の機械兵が現われた。後ろの、アリスが操るものによく似ている。

「εね。これぐらいならどうとでもなるわ」

確かに、警戒していたΩとやらでないなら話は早い。俺は「村正」を抜く。

※30以上で戦闘省略

キサラギの時にぶん殴ってたから格闘もいけるかと思ってたわ

※戦闘省略

>>393
そうでしたね。378を以下に訂正。

箱の中にはグローブと……不幸の宝珠?何だこれは……

アリスの顔色が変わる。

「これはっ……逸失していたと言われていた『フィンゴルの手甲』??しかし、何故こんな所に……」

「知っているんですか?」

「ええ。見覚えがあるもの……シデが愛用していたのと同じものよ。少なくとも外見は。
いくつかの神器は封印されていたと聞いたけど、何故わざわざこんな所に……」

アリスが首を傾げた。

「ただ、神器級の装備は非常にありがたいね。僕は格闘術より剣術の方が得意だが……純粋な防具としても優秀なはずだ」

アミールの言う通りだ。ここに来ての戦力増強はありがたい。

問題は、誰が付けるかだが。

「せいっ!!」

俺はεの背後に回り、それを一刀両断にする。横を見ると、トニーがεの上半身を滅多打ちにしていた。

「うぉぉぉっっ!!!」

トニーが殴りつけたもう一体のεからは火花と煙が上がり、すぐに機能停止になった。

アミールは虚空から大斧を取り出している。

「さすが、この程度の相手なら問題にしない……ねっ!!!」

アミールがそれを軽く振り下ろすと、最後に残った機械兵も真っ二つになった。

「何か、あたしたちの出番がないねえ……。気負ってたのに拍子抜けだなあ」

ユリリエが呆れたようにつぶやいた。マルコが苦笑する。

「問題がないのはいいことじゃないですか。それだけ早く上に行けると思えば。
それにしても、あの魔力反応は一体……事前には、Ωは3体いると聞いてましたけど」

「Ωは索敵範囲に入ったものだけを攻撃する、巡回型機械兵だからね。
1階のもここのも、たまたま向こう側にΩがいたというだけの可能性が高いわ。
あるいは、部屋にいて開けることで起動するタイプなのかもしれないけど。1階の場合は、フィンゴルの手甲があったからその可能性があるわね」

アリスが答えた。とすれば、ここは早く上に行くべきということにもなりそうだが。

1 先を急ぐ
2 探索してみる

※安価下3多数決
※探索を選ぶとベネディクト登場確率が5%以上上がります(恐らくは5%)

やはり時間は無駄にできない。先を急ごう。

「3階に行くぞ。……確か、次だったな。ヨグ・ソートスという男がいるのは」

「ですね。あと、デアドラさんもいるはずです。……正気ではないようですが」

マルコの言う通り、デアドラをどうするかは考えねばならない。一通り用件が終わってから戻ってくる手はあるが……。

※30以下で階段に上がると機械兵発見

※機械兵発見

※相手は……

01~35 Ω+ε3体
36~60 Ω+ε
61~89 Ω
90~99 ε3体

中断します。

階段を駆け上がると、何かの気配がした。

「「「ヴィィィィンンン」」」

一つ目の頭が3つ、一斉にこちらを見る。εかっ!!

「構うなっ、一気に行くぞ!!!」

俺は再び刀を抜いた。

※50以上で戦闘省略

※戦闘開始

※60以上で先制

再開します。

機械兵の動き出しより、こちらの方が少し早い!俺が切り込む手もあるが、ここは……

1 マルコに回そう
2 ユリリエに回そう
3 アリスに回そう

※安価下、多数決ではありません。考察不要
※前回戦闘で前衛が動いたため、後衛からの行動としています

マルコに任せよう。3体同時に攻撃もできたはずだ。

「マルコっ!!」

マルコは頷き、「クリムゾン」を構えた。

55-知力(33)=22以上で命中(コンマ下1~3)

※全て命中

ダメージ
(コンマ下1~3×8+知力(33)×8+115)×3×3.6

※3回連続攻撃ですが、今回は簡略化のため単純に3倍ダメージとします

ダメージ計算式に間違いがあったため修正、コンマはそのまま使います。

ダメージ
(コンマ下1~3×8+知力(33)×8+115)×13.5

(クリムゾンで3倍ダメージ、3連射で3倍ダメージ、銃火器知識で1.5倍ダメージ)

※弱点の効果はΩ限定でした。失礼しました

※εAはクリティカルのためそのまま撃破
※εBダメージ 5333 残りHP 2667
※εCダメージ 5657 残りHP 2363

※εA分のクリティカルにより、連射発動(BとCに別々に判定)

ダメージ
(コンマ下1~2×8+知力(33)×8+115)×4.5

※連射分は1発のみです。30以上で継続、現在1回目

連射2回目

ダメージ
(コンマ下1~2×8+知力(33)×8+115)×4.5

※εB追加ダメージ 3371
※εC追加ダメージ 3961

※戦闘終了

マルコの銃が、一気に火を噴いた。機械兵は一瞬のうちに蜂の巣になり、「シュイィィン」という音とともにその動きを止めていく。
やがて完全に3体全ての動きが止まった。

「やはりこいつらぐらいなら、どうとでもなりますね。数で押されてきたら不安ですけど……。
で、この階の構造は、確か……」

アリスが頷いた。

「この階はさっきまでと違って簡単な格子状構造になってるわ。ちょうど中心部に、確かデアドラがいるってことよね。
ただ、そこに行けば確実にΩに探知される。もし省力で行きたいなら、彼女には申し訳ないけど真っすぐ奥に行くのを勧めるわ。
奥には大きな扉がある。確か、重要区画ということでここからは層ごとに隔壁が作られてるの。
そして、多分その階段前の空間に、ヨグ・ソートスがいる。
わざわざ階段にいるってことは、あるいはΩの誤探知を恐れているのかもしれないわね」

「ゲイツも同様の理由、でしょうか」

「いえ、確か4階にはΩはいなかったと思う。大方、ケインの生霊の罠を当てにして、挟撃でも仕掛けるつもりなんでしょうね。
もう無駄になっているのだけれど、それに感付かれたら別の行動を取られるかも。まあ、今のペースなら大丈夫でしょうけど」

デアドラは廃人同様になっているという。ユリリエが助けられる可能性はないわけではなさそうだが……。

1 真っすぐ奥へと進む
2 デアドラ救出に向かう(vsΩ確定)
3 他の部屋を漁る

※安価下3多数決、考察不要

「そうですね……デアドラさんを助けても、その後どうするかという展望がない以上は後回しにせざるを得ないですね。
一気に攻め入ってしまいましょう。その間にΩなり何なりに遭うようでしたら、またその時考えればいいことです」

「賢明な判断ね。シデなら構わず助けようとしていたでしょうけど、その合理的な判断も嫌いではないわ。
先を急ぎましょう。Ωに感知されたら厄介だし」

俺たちは左側の通路から先へ急いだ。

……

01~10 Ω+ε3体
11~30 Ω+ε
31~50 Ω
51~89 見敵なし、扉破壊判定へ
90~99 見敵なし、そのままヨグ・ソートス戦へ

再判定です。

奇数 (不幸の宝珠発動、再判定)
偶数 ヨグ・ソートス戦不意討ち&アイテム入手


コンマ下3

まさかの00連発ですか……少し考えます。
多分〇〇〇の〇〇〇〇が介入しますが、これでシナリオが成立するか……。

ちょっと頭を整理し、再判定を一度噛ませます。

9の倍数以外 アイテム入手(判定は後ほど)+上の方で轟音(??が登場、ウィルコニアイベントほぼ終了?)
9の倍数かクリティカル アイテム入手(判定は後ほど)+上の方で轟音(???の????が登場、超展開へ)

なお、この判定に限り90~98はクリティカルとしません。影響が大きすぎるためです。

※超展開ルートではない

奥に向けて駆けていく途中、またさっきのような小さい箱を見つけた。……何故こう無造作に置いてあるのだろう?
俺はそれを懐に入れ、扉へと向かう。金属扉の前に来た、その時だった。



ドドドドドドドドドドッッッ!!!!!!



地鳴りのような音が、上から聞こえてきた!!一体、何が上で起こっている???

それと共に「ビーッ、ビーッ!!」という警告音が辺り中に鳴り響いた。
これは、かなりまずいことが起きているのでは!??

「やばいっ、一刻も早く上へ!!」

扉を斬ろうとしたその時、向こうからそれが開いた。俺たちは身構える。何が出てくるというのか??

3の倍数 逃げようとする男の姿
3の倍数以外 何もない

※上の判定で宝玉を使うとシナリオが終わってしまう可能性が高いかと思われます。
申し訳ないですが、ここはこのままでお願いします。

扉は開いたが、そこには何もない。誰かいる気配すらない。

「……ここに、ヨグ・ソートスがいるはず……だよな」

「……だね。話を総合すると、姿を消したりする相手のようだけど……気配がないのは変だね」

アミールが顔をしかめる。

「せっかくだから、上に行きません?敵がいないなら、それに越したことはないんですし」

マルコが言う。確かに、その通りだ。

俺たちは慎重に階段を上る。その先に見えたのは……

01~20 何もない
21~60 ??とゲイツらしき男、そしてマルケが戦っているのが遠くに見える
61~89 ゲイツらしき男とマルケが倒れているのが遠くに見える、そして……
90~99 上に同じ、アイテム入手確定


階段を上がった先は、大きな広間のようになっていた。……誰かが倒れている。3人だ。
一人はマルケだ。もう一人は銀のケープを羽織った人物。そして一番奥にいるのは、黒い短髪で、浅黒い肌の男だ。


そして……一人の人物がゆっくりと歩いてくる。長い銀髪の翼人だ。


「君たちは……敵ではなさそうだな。むしろ、私と志を同じくする者、と見た方が良さそうだ」


腕にはさっき見つけた手甲と同じものがあった。彼の顔には、温和な笑みが浮かんでいる。

「……誰ですか、あなたは」

一拍の間を置いて、彼は口を開く。


「……かつて、シデと呼ばれた者だ。今ではただ『抗う者』と呼ばれている」

今日はここまで。

シデが名前無しの存在になってアサクリのアサシンみたいになってる…そして見た目は北斗のトキみたいになったのかな

再判定なしで超展開にぶっ飛んでいくルートも見たかったがシデがかっこいいしこれはこれでありだわ、共闘してバッドエンドの世界線まで救ってしまうというのもこの後の話の運び次第では無茶じゃなくなりそうだ

強キャラ感出して登場してもすぐヤムチャ化するんだよなぁ。00を2連発って前作から込みでも初めてなんだしそろそろ無双させてくれてもいいんじゃないか

ヨグソトースの戦闘描写が未だゼロ

再開します。

>>462
元々そうでしたが、無精髭も生えて完全にトキになってます。

>>464
結構悩みましたが、こうしました。話の筋も通りますし、ありといえばありかなあと。
超展開ルートはまだ残しておきます。が、特定条件での00→クリティカルでない限り出しません。
収拾付けられる自信があまりなかったのが日和った理由でもあります。(理由は察してください)

>>465
これから説明がありますが、現時点でのシデの強さは少なくともベネディクト並みです。ヤムチャ化はしないでしょう。
というか、サイファーよりはるかに格上が3人もいますし、むしろサイファーをヤムチャ化しない工夫が要りそうです。

>>467
ヨグ・ソートスは透明化を駆使する相手で、そこそこ苦戦させる予定でした。
ユリリエの閃光弾でどれだけスタンさせて拘束させるか……という感じにするつもりだったのですが。

シデ??あの「調停者シデ」というのか??

しかし、考えてみればあり得なくはない話だ。500年前、シデたちが世界を救えなかった世界。
そしてそこで、彼は一人戦い続けてきたという。
もしここに来る手段があるのなら。そして、ベネディクトがこの世界に干渉している事実を知っていたとしたら。

当然、彼は来るだろう。

「あ、あなたが……あの」

※30以上でこの世界のことを多少なりとも知っている

※知っている

シデと名乗る男は微笑んだ。本来なら警戒しなければいけない状況なのに、俺は何故か彼を受け入れようとしていた。
多分、もう彼がシデ本人と確信してしまっていたからだろう。

「私の名を知っているのか。……この世界は、私が『救えた』世界というのは本当のようだな。
私の名など、取るに足らないものだというのに……」

彼はアミールの方を見た。アミールが一瞬、身体を固くしたのが分かった。

「君は……私の子孫か」

アミールが目を丸くする。

「……!!何故、それが……」

「微かに、ダナの面影がある。そうか、私が果たせなかった未来、ということなのだな……。
『蛇』の力を身に宿している辺り、君も紆余曲折があったようだな。だが、今は正しい方向に向かっている。
後ろの子は、君の妹のようだな」

今度はユリリエが「えっ」と声を漏らした。「シデ」はふふっと笑う。

「身に纏う魔力が、ジェラードのそれととても似ている。多分、似たような力を持っているのだろうな。
そこの青年は、ミドルの子孫といったところか。彼が生きていた時を思い出す」

マルコが「嘘だ……」と呟いた。見ただけでこれだけ分かるというのか??
「シデ」は少し目を閉じて言う。

「500年以上も無駄に生きていると、その人物を見ただけでどういう人間か分かるようになるのだ。
もう、その力を使うこともないかと思っていたが……。
その男性は、少し違った気を持っているな。……この世界の人間ではないのか」

「シデ」が少し驚いたように言った。トニーが「マジかよ」と声をあげた。

「いや、ちょっと待て。いきなり出てきて何者だよ??
只者じゃないのは分かった。お前らにとってとんでもない人物なのも察した。
だが、そんなにあっさり受け入れていいのか??」

「いや、俺も正直……驚いている。この人は、500年前に世界を救った人だ。
ケインの言葉から、向こうの世界にもいるという話は聞いていた。しかし……」

「シデ」はケインという単語を聞くと、「何?」と俺の方を見た。

「ケインと接触していたのか?」

「ええ。今日です。彼は正気に戻しました」

「……本当か」

今度驚くのは「シデ」の方だった。俺は視線を向こうの3人に向ける。

「説明したいのはやまやまです。だが、俺たちはここを攻略し、転移装置を破壊するために来ました。
奴らは、この世界の『オルド』の、そしてそれと同盟関係にあるあなたの世界の『ベネディクト』の手の者です。
まず、奴らがこちらを攻撃しないかという確証が欲しい」

……

01~15 その時、黒い短髪の男が動いた
16~50 その心配はない。もう息絶えているからだ
51~89 その心配はない。気は失っているが、適切な処置を取れば意識を取り戻すだろう
90~99 その心配はない。何故なら……

「その心配はない。今は気を失っているが、適切な処置を取れば意識を取り戻すだろう。そういう『秘孔』を突いた。
逆に言えば、処置を取らねば体力が尽きるまで眠り続けるだろう」

「上にいるはずのオルドの幼体も、ですか」

「シデ」は首を振った。

「あれはどうしようもない。生かしておいても、有害無益だ。
それに、『器』があればすぐにでも蘇る。大元のオルド、あるいは『一角獣』を倒さぬ限りは」

俺たちは顔を見合わせた。どうやら、俺たちがやるべきことは全て彼がやってしまったらしい。

「それより、ケインの話だ。どういうことか、話してくれないか」

「少し長くなりますが、それでも良ければ。ただ、転移装置を破壊しなければ。
ベネディクトがいつこちらに来るか、分かったものではないのです。
今の所、こいつを壊せば『しばらく』の間は安全ではあるようです。話している間に来てしまっては……」

「確かにそうだな。……そう言えば、後ろにいるのは」

アリスが一歩前に出た。

「お久しぶりね、シデ。まさか再会するなんて、夢にも思わなかった」

「アリスさん、か……?まだご存命とは」

「寿命はあと50年、といった所かしら。テロメア延長の効果も、さすがにここまでのようね。
そこの彼の言う通り、転移装置を壊せばしばらく来れないという話ね。
ただ、あなたが来ているということは、別の手段もあるのじゃなくて?」

3の倍数 ユーシア大陸に、同じようなものがあるのです
3の倍数+1 私個人の能力、ですよ
3の倍数+2 ドワーキンが、同じようなものを

「シデ」がどこか寂しそうに笑った。

「私の個人の能力、ですよ。……いや、それは正しくないですね。
……ジェラード、ジュリアン、そしてナガト……色々な人から、私は力を受け継いだ。その結果です。
そして、この力に目覚めたのは、ごく最近です。ベネディクトの気配が、明らかに別の次元に行っているのを辿ったら、こちらに行き着きました。
だから、転移装置は破壊しても全く問題はありません。帰ろうと思えば、帰れますから」

……ナガト?彼にも会っていたのか??

俺の驚きをよそに、アリスは話を続ける。

「そう、それは何よりだわ。ただ、それにしても急場しのぎかもしれないわね。
ヘルラの邪の半身たるサロメがいるのなら、いつかはこちらへの道を作り出す。あるいは、あなたが得た力を別の所で得るかもしれない。
私はよくは知らないけど、『一角獣』。そいつならできるのでしょう?」

「……あるいは。その様子だとご存知かもしれませんが……ダナとジュリアが、向こうに捕らえられています。
ダナは『終末兵士』の素体に……!!そして、ジュリアは、『一角獣』の依り代として……動かされているということです」

「終末兵士」の言葉を発した時、「シデ」が怒りと悲しさを一瞬露わにした。アリスは目を伏せる。

「ええ。大雑把な説明は受けてるわ。信じがたいけど、酷いことになってしまったようね。
私たちが今いる世界が、いかに幸福な世界か思い知らされたわ。
そして、その前提に立つのであれば、『一角獣』はジュリアを通して降臨しうる。酷く情緒が不安定なようだけど」

「シデ」が頷いた。

「そういうことです。だから、転移装置を壊しても根本的な解決にはなり得ない。
……そして、向こうの世界は完全なる終わりが近づいています。
まだ生き永らえているこの世界の力を持ち帰らねばならないというのは、ベネディクトなら強く思っているはずです。
奴の、そして『一角獣』の狙いは人と文明の完全なる排除。
しかし、それがために自分の首を絞めていたと知るや否や、別の世界を侵食しようとしている……愚かの極みです。
とにかく、奴はそう簡単には諦めないでしょうね」

「まあそうでしょうね。だから、いつかはベネディクトを倒さねばならない。
問題は、転移装置をどうするか、ね。温存したままここに誰か置いておけば、それを使ってきたところを返り討ちにできるかもしれない。
さらに言えば、温存はせずとも多少壊す程度にとどめておいて適宜修理するならば、
こちらから向こうへと大量に戦力を送り込むことも、あるいはできるようになるかもしれない」

アリスの言う通りだ。「シデ」が来た今、打つ手は大きく広がっている。さて。

1 敢えて壊さずそのままにし、待機人員を置く
2 修理可能な程度に壊し、そのままにする
3 完全に壊す

※安価下5多数決、考察必要

参考情報です。

・1だとベネディクトが誰をどう送り込むかに依存します。ダナ+αだと相当危険です。
半面、ベネディクトを上手く倒せるようならグッと最終局面が近づきます。
(とはいえ、ベネディクト+ダナだと総力戦必至ですし、「終末兵士」がダナだけとは限りません)

・2だとファンブルなどでベネディクトなどが来襲します。3に比べて危険性は高くなります。
半面、何事もなければエチゴ戦終了後に戦力を万全に整え、一気に「バッドエンドの世界」に飛ぶことができます。
(とはいえ、こちらの世界のオルドの問題はまだ根本からは解決されていません。既に状況は整っていますが、誰かの犠牲が必要かもしれません)

・3だとベネディクトは少なくとも当面来ません。非常に余裕をもって行動ができます。
半面、シデと一緒に飛べる人数には制限があります。大人数で一気に攻め込んで蹂躙することはまず無理です。

・ゲイツらの息を吹き返してのQ&Aは、ひとまず後回しとします。
場合によっては、方針決定後の方針転換で多数決を取るかもしれませんが、余程の低コンマでない限り基本そういうことはないはずです。

追加で、ありそうな質問として。

・「終末兵士」が何人いるかはコンマ判定になります。ただ、複数いると思うべきでしょう。
シデは少なくともダナがそうであることは知っています。全貌まで把握できているかは不明です。
ゲイツがその辺りの事情を知っている可能性は、極めて低いと思います。

2で決定します。今日はここまで。

再開します。

「修理可能な程度に壊す、というのはどうでしょうか?複数人をまとめて送れる仕様なら、そっちの方がいい気がするのですが」

シデが頷いた。

「見たところ、それなりの大きさだった。エネルギーの供給源を断てば、それで事足りるはずだ」

それならば、エチゴを撃退すれば、対ベネディクトに専念できるということか。向こうの世界にいるフレールやケインたちも、呼び戻せる余裕が出てくる。

「では、そうしましょう。……向こうの3人は、どうしましょうか」

「放っておけば無害だ。殺すも生かすも、君たちの自由だ。
ただ蘇生させた場合、彼らがどういう反応を示すかは定かではない。肉体的な損傷は乏しいからな」

放置しておけば、恐らくそのまま死ぬだろう。眠った子を起こすようなことにならなければいいが……

※起こす人物を選んでください。安価下5多数決、考察不要
※全員放置(=死亡)を選ぶのも可能です。複数人を対象にもできます
※起こした場合確率で反撃を受けます(ロープで縛った上での蘇生ですが、魔法攻撃はあり得ます)

洗脳の有無だけ調べてそれが無いなら[ピーーー]

ひとまず奥に行ってシステム書き換えして一族を呼び入れるのと転移装置への対処を先にするのはダメ?
>>489の洗脳の有無を調べるのもブレイズなら手早くできるだろうし、何かあった時の対処を考えたら少人数状態の今じゃ心細い。

なお、起こせる人物は

ゲイツ
マルケ
ヨグ・ソートス

の3人です。何を訊くかも併せて考えるといいでしょう。

話を聞いた後の処遇は安価選択になります。生かすも殺すも自由です。(特定条件で好感度の上下はあります)
3人全員蘇生というのもあり得ますが、多少のリスクはあります。シデが問題なく倒せはしますが、その前に何かされると面倒です。

>>489
洗脳の有無を調べられる人物がいませんね。ノワールがいれば違いましたが。

>>491
これはOKです。自由安価はありませんが採用します。

未来視で起こした場合の未来を読めば洗脳されてるかどうかはわかると思ふ。暴れる確率の変化はあれど洗脳の事実自体はどの未来でも変えようが無い筈

>>495よりは496の方が確実でしょうね。

現在放置に2票です。

>>496ができるなら>>489は有効票になるんじゃ無いかなという意味で言ってみたんだけど

安価下

>>498
ノワールを呼ぶのは票としてカウントしてますのでご安心を。

じゃあ

>>489案が2票
>>491案が1票

>>500
カウントしているのは491と494ですね。洗脳の有無を調べられる方法はノワールを呼ぶかブレイズを呼ぶかですが、どちらも書いていないため489はカウントしてません。
496はカウントするに足る意見ですが、ご本人の意向なら除外します。

そもそもブレイズ呼べんからノワール一択やんけ

>>503-504
その通りです。放置するなら設定解除(超高確率)からブレイズを呼ぶ、しないならノワールを呼ぶになります。
違いは微妙ですがあります。ノワールを呼んで事前情報を持って上に行くか、放置してリスクを回避し確実に行くかですね。
どちらでも大差ないと言えばそうですが……。

1930ぐらいメドに再開です。

シデが入れる理由ですが、ややこじつけ気味ですがこんな感じです。

B型の重度キャリアの「ウィルコニア外部からの侵入」は弾かれます。が、「次元間転移での侵入」は通します。
ベネディクトが当初転移装置で来た際に弾かれなかったのもこのためです。

何故こうなっているかは、次元ごとにB型ウィルスの組成が微妙に異なっているためです。あくまで弾くのは「サイファーたちの世界のB型重度キャリア」であり、それ以外は通すわけですね。
また、同じオルディニウムウィルス感染者でも、A型は通すようです。アミールがOKなのもこれが理由です。
(なお、経緯を読めば分かりますが、本来はA型も不可とする予定でした)

再開します。

やはり、洗脳されたか否かは大きな問題だ。オルディニウムの影響があるとはいえ、浄化弾は極めて貴重だ。
洗脳されてないなら、殺すこともやむを得ない、か。

とはいえ、そのための手段は今はない。ノワールを呼ぶか、一度上にあがってブレイズが来れるようにするか、だ。
どちらでも大差はなさそうではあるが……

1 ノワールを今呼ぶ
2 上にあがって後でブレイズを呼ぶ

※安価下、多数決ではありません。考察不要です

ノワールを呼んだ方が良さそうだ。とはいえ、彼女はここに来たことがない。一度帰還して連れてくるとしよう。

#########

「……何か凄いことになってるね……」

着いて一通りの説明を受けたノワールは、開いた口が塞がらない様子だ。まあ、誰でもそうなるだろう。

「本当にこの人が、あの『シデ』なの?」

「その名でこれだけ呼ばれるのは、500年ぶりだな。……『ジャック』の血縁の者だな」

ノワールが固まった。

「……本物、なの?な、何か何でもありになってきたわね」

「俺もまだ信じられん。だが、どうやらそのようだな。とりあえず、そこで眠っている3人の精神を読んでほしい。洗脳されてないようなら、このまま眠りと共に逝かせてやるつもりだ」

「……まあ、救えるなら救いたいけどそうもいかないわよね。ちょっと通して、すぐ終わるから」

ノワールが3人の頭に手を当てた。

……

01~70 ダメね、洗脳は受けてないわ
71~89 ケープの男だけ、何かされてるみたい
90~99 再判定

※再判定、ヨグ・ソートスは洗脳確定

5の倍数 ゲイツは洗脳されている
5の倍数以外 マルケは洗脳されている(ゲイツによる洗脳)
10の倍数か88、99 全員洗脳されている

55、66、77、90~98は洗脳解除にボーナスあり(ヨグ・ソートスは元々容易)
ファンブルなし

全員の頭に手を当てた後、ノワールが「えっ??」と声をあげた。

「どうした?」

「いや、ちょっと……予想外過ぎて。全員洗脳されてるわ。信じられないかもだけど」

「……はあっ!??誰が洗脳したんだ?コーウィンなのか?こっちの世界のケインは死んだはずだろ?」

ノワールが顔をしかめた。

「そう思うのは当然よね。何せ、全員洗脳した人物が違うんだから。
まず、そこのケープの男。彼はさっき向こうに世界に運ばれた方の『ケイン』にやられてる。元は大人しい人物だったのを、無理矢理に動かされてたみたい。
ケインは浄化弾で正気に戻ったけど、洗脳効果は消えてなかったというわけね。
マルケは父親のゲイツにやられてたみたい。元から闇社会の人間ではあるけど、そこまで大それた行動をするようになったのは洗脳のせいね。そして……ゲイツ」

ノワールは確かめるように、奴の頭を触った。

「やっぱり間違いない。どうやら、彼はオルド直々にやられてるわ。コーウィンさんと同じような感じ。
元は享楽主義者の、ただの悪党。ただ、曲がりなりにも『一族』の血を引いてたから狙われた感じね。しかも、こっちの世界のケインの影響まで受けてた。
2年半前の、オルランドゥ消失の際に影響を受けてたみたい。ただ、どうやって洗脳されたか、そこから先は読めなかったわ」

「つまり、全員が駒と」

「そういうこと。生かしておいてもそこのケープの以外はろくなことはしないと思うけど、世界に害なす存在じゃないわ。……多分。
ただ、洗脳を解けるかは別問題。ケープのは、私でも多分できる。でも、あの二人……特にゲイツはブレイズ大司教をもってしてもどうかしら。
浄化弾を使うのなら別だけど、コーウィンさんや向こうの『ケイン』にも1発ずつ必要だったんでしょ?ちょっと確信は持てないかな」

なるほど、やはり救うつもりなら簡単ではないのか。

さて。

1 ヨグ・ソートスだけ洗脳解除を試みる、残り二人は後でブレイズに任せる
2 ヨグ・ソートスとマルケに洗脳解除を試みる、ゲイツは後でブレイズに任せる
3 3人に洗脳解除を試みる
4 無視して上に行く(見捨てる)
5 無視して上に行く(ブレイズに丸投げ)
6 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要
※無視した場合、最深部でのイベントがやや不利になる可能性があります
※洗脳失敗は高確率で精神崩壊します

>>522
訂正。1発ずつ→2発ずつです。失礼しました。

「なら、ゲイツとマルケは後回しだな。ヨグ・ソートスという奴だけ頼む」

「分かった」

ノワールはケープの男の頭に手を当てた。

「……精神感応術、か。こちらに来てから、驚かされることばかりだな」

「シデ」が呟いた。これほどの人でも、こちらの状況は予想外だったらしい。

「俺も7ヶ月前は、世界がこんなことになるなんて予想もしませんでした。そして、俺や彼女――ノワールが超常の力を手にすることも。
驚かない日なんて、ここ7ヵ月は1日たりともありませんよ。……その中でも、あなたの登場は別格でしたが」

「……そうか……」

「シデ」は何かを言おうとして思い止まったようだった。ノワールが手を離す。

55-知力(42)=13以上で成功

※成功

「大丈夫。一応、洗脳は解けたわ」

「そうか、ありがとう。『シデ』さん、起こして貰えますか」

彼は少し躊躇った様子だった。

「どうしたんです?」

「……随分と昔のことを思い出してね。彼は、高濃度の魔素でも生き残れるように遺伝子段階から操作された『新人類』だ。こう見えて、500年以上生きている。
彼らは、生まれついて人間を廃するように造られた。彼の性根は大人しいかもしれないが、多分、分かりあえるようにはならない。
私も昔、友になり得たと思った『新人類』が、『決して交わることはない』と死を選んだのを見ている。
話は聞けるかもしれないが、結局選ぶ道は同じかもしれない……自ら手を下すか、このまま逝かせるか、だ。後は君が、それをどう受け止めるかによる。残酷かもしれないが……」

1 起こさずにおく
2 起こして話を聞く

安価下3多数決、考察不要

※起こした場合、高確率でヨグ・ソートスは死を求めます

……無駄に生かすことにもなりかねないわけか。なら、このままにしてやった方が幸せかもしれない。
あるいは、向こうの世界で治療中であろうケインに話を聞く手はある。明日には意識が確実に戻るらしいが……。

とにかく、やることは決まった。

「上に行きましょう。やるべきことを済ませなければ」

############

※10以下で追加イベント、ファンブル扱い

切りもいいので少し中断。

少し進めます。

##########

階段を上がった先には、眩いばかりの銀色の部屋があった。中央には巨大な円柱があり、その奥には「ジュリア」が入っていたようなガラス瓶がある。
その中には10歳ほどの子供が浮いていた。あれが多分、オルドの幼体だったのだろう。

「転移装置はこの奥だ。来てほしい」

そこには銀色の扉がある。……開け方が分からない。

「まあ、セキュリティがかかってるわよね。力づくで斬っちゃってもいいけど、εの演算機能を使ってハッキングしてみるわ」

アリスはポケットから何かを取り出すと、壁の機械に何かを繋げた。そしてεの側に行き、何やら作業をしている。

「……と、これでよし。開くわよ」

ウィィィンという音と共に、それは開いた。その先にあったものは……

01~30 カプセル4つ
31~89 8人ぐらいがまとめて入れるような、大きい透明の容器
90~99 「みらい」?

そこにあったものは、8人ぐらいがまとめて入れるような大きな透明の容器だった。これが、転移装置?

「……見るのは初めてだけど、存外大きいのね。この中に人を入れて転移するわけか」

アリスは部屋を見渡した。

「差し当たり、エネルギー供給源を断ちましょうか。あの装置の電源を切った上で破壊すれば、こいつは動かない。
復旧までには1週間は要るだろうけど、さしたる問題はないわね」

※誰が壊しますか?微妙に展開が変わります。

1 シデ
2 アミール
3 サイファー
4 マルコ
5 その他

※安価下、多数決ではありません。考察不要

「じゃあ、俺がやります」

スッと「村正」を抜き、装置に向かう。装置の高さは腰の辺りまである。

「どのぐらいまでやれば?」

「そうね……そのパイプの辺りを斬ってくれればいいわ。パイプを斬るだけじゃなく、その周辺部位も。
そこがコンバーターのはずだから。コンバーター部分の修理なら、そうはかからないわ」

俺は頷くと、アリスの言う通りに斬った。ピピピッと音がし、ブーンと微かに響いていたものが消える。

「これでいいわね。じゃあ次はシステムの書き換えと行きましょうか」

アリスは部屋を出ると、またさっきのように円柱状の巨大な何かに糸のようなものを付けた。トニーが一人感心した様子だ。

「小型の通信端子か。それを通してεの演算機能を使うと。この世界の文明は遅れてると思ったが、とんでもねえ思い違いだな」

「元はあなたの世界から見て遥か未来よ。使える人間は私と『一族』、それもランダムぐらいしかいないけど、決して文明自体が遅れてるわけじゃない。単に制限されてただけよ」

アリスが猛スピードで何かを処理しながら言う。

……

※10以上で設定変更に成功、90以上だと?

※失敗、再判定

奇数 ベネディクトが徹底した再設定を行っており、書き換えは不可能
偶数 ベネディクトが再設定を行っているが、別の誰かなら可能かもしれない

90以上かクリティカル ノワールとの絆効果消費で再判定

しばらくたったが、どうも様子がおかしい。アリスの顔に、焦燥の色が見える。「どうして……」「おかしい……」と絶えず呟いている。

「どうしたんですか?」

「セキュリティを突破できない。それも、相当たちの悪いセキュリティになってる。元々ハッキングには対応してたけど、それを突破できると思ってた。
でもこれは……向こうの世界の『ベネディクト』がやったの?」

「奴はオルドの知識も持ってます。あるいは、それができるのかもしれない。万一に備えて、ウィルコニアへの『一族』侵入だけは阻止しようとしたということも考えられます」

「シデ」が静かに言った。

「どうしようもできないんですか?」

「……突破口は見えたわ。ただ、演算機能自体に限界がある。εより、もっと高性能なものが要るわ。
あるいは、私より優秀な科学者かハッカー……そんなの、いるわけがないけど」

55-賢さ(23)=32以上で複数選択肢の安価選択へ

※成功

……演算装置か。考えられるのは、下でまだ動いているであろうΩの鹵獲か。「シデ」ならば、あるいは楽にできるかもしれない。ただ、リスクは存在する。
アリスより優秀そうな科学者……ネーロ、あるいは向こうの世界のオルドか?二人ともオルディニウム汚染の面では治療済みで、信頼はおける。
あるいは……リナを連れてくる手もある。ヘルラはさすがに顕現不可能だろうが、彼女が指示通りに動く分には問題ないはずだ。
いっそのこと、これごと破壊してしまう手もあるが……得策ではない気がする。

さて……

1 Ωを鹵獲する(比較的すぐできる、リスクはあり、確率は高)
2 ネーロを連れてくる(明日になる、確率は中~高)
3 ネーロとオルドを連れてくる(明日になる、確率は高~超高、ただし重大な危険性もあり)
4 リナを連れてくる(明日になる、確率は中、イベントあり)
5 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要

5
アリスの部屋に使ってないΩがあったからそれを持ってくるのは

>>551
まだあるかは謎です。確かに2Fの
Ωとは遭遇しませんでしたが……?
2Fに降りてアリスの部屋を探索するということにしておきます。

そういえばまだ箱開けてなくない

少し進めます。

>>555
これからですね。

「εがダメなら、Ωでは?あちらの方が、性能はいいのではないですか」

うーんとアリスが唸った。

「まあ、確かに……でも鹵獲は大変よ?手早く、かつ損傷少なくあれを沈黙させなきゃいけない。それに、まだ動いてるでしょ?」

「ええ。俺たちだけなら大変でしょうが……」

俺は「シデ」を見た。

「私、か」

「ええ。あなたは俺たちの誰より明らかに強い。これだけの戦力なら、Ωの鹵獲もできるはずです。
防御面は、俺が引き受けます。あまりここでのんびりしている訳にもいかない。
下にはデアドラさんがいます。彼女を救出しなくては」

デアドラの名を聞いた時、「シデ」の表情が微かに動いた。

「なるほど、な。喜んで協力しよう」

その時、マルコが声をあげる。

「その前に、ちょっといいですか?サイファーさんが拾ってきた小箱、まだ開けてないんですが」

確かにそうだった。驚きのあまり忘れていた。

俺は箱を開ける。

……

01~20 不幸の宝珠(ファンブル回避)
21~50 僥倖のネックレス(強制成功)
51~70 奇跡の髪飾り(強制クリティカル)
71~89 再判定(神器系アイテム)
90~99 再判定(神器系アイテム+消費アイテム)

ファンブルなし

※再判定

4の倍数 破壊神シヴァのジャケット
4の倍数+1 力の指輪「ヴィルヤ」
4の倍数+2 アンバーのヘアバンド
4の倍数+3 エリリル

クリティカルで追加あり(消費アイテム)

出てきたのは、キレイに折り畳まれた服だった。……「シデ」のものにとても似ている。彼のそれは、薄汚れて灰色っぽくなっているが。

「シデ」が目を見開いた。

「……これは、私の……!」

「やはり……!しかし、何故ここに」

「私には全く分からない。ただ、とても強力な品であるのは確かだ」

それほどのものか。しかし、これを誰が着るべきなのだろう?

神器「破壊神シヴァのジャケット」
HP+50、腕力、器用さ+4、ダメージ修整10、ダメージ軽減40、コンマ修整10
常時攻撃回数2倍、朦朧判定の始動が60以上、クリティカル倍率+1倍
95以上がクリティカル扱いに

※適応前なので性能は若干劣化してます

※誰が着ますか?安価下5多数決
※誰も着ないで非突入メンバーに渡すのはありです。なお、事後的に耐魔素は付けられます(反魔法ではない)。

思ったんだけど実際に着てた+ジュリアンの力を受け継いだシデなら調整できたりしないんだろうか

それと装備できるのが誰かとか、部位的な被りがあるかとか

>>562
服なので誰でも可能です。ただ、防護服装備の場合はどちらか諦めねばなりません。
例えばサイファーが装備する場合、シヴァジャケの方が火力は上がりますが魔法攻撃無効は諦めることになります。
また、攻撃回数2倍は火器は不可です。魔法も同様です。
トニーが圧倒的に相性がいいですが、トニーを主力として考えないなら無駄になりがちなのがネックです。

「シデ」が調整可能かと言われれば、多分できます。ただ、この場では無理なので結局は同じですね。

防護服から着替える事で魔素によるコンマペナが重くなるなら装備しない
というか魔法攻撃無効とHP回復のある防護服が強いから、物理攻撃に特化した敵と戦うかよほどの強化が入らない限りはジャケット使うのは難しいかね

>>565
一時的にコンマペナルティは倍増します。ただ、適応後はこの点は基本なくなります。
防護服にある魔法無効が消えますので、防御面はDEMOに軍配が上がります。火力ならシヴァジャケです。
(この点はある意味元ネタ準拠です)

なお、適応までは装備しないのもOKです。まあ、Ω戦は火力があった方が大分楽ですが。

Ωのレーザービームは魔法扱いじゃないだろうなぁ。知力参照攻撃だけども

再開します。

>>570
さすがにないです。

マルコの鑑定によれば、接近戦特化の防具らしい。……とすれば。

「トニー、着てみるか?戦い方からして、やはりお前が一番いい気がする」

「俺か?」

トニーが自分を指差した。

「いや、それはいいんだが……ここの魔素の濃さからして、防護服は脱げないんじゃねえか?
正直、これからΩを狩るのにそんな余裕は……」

「だが、強力なことは強力ですよ?それに、Ωさえ鹵獲してしまえばここにいる時間は短いですし」

マルコの言葉に、トニーは唸った。

「まあしゃあねえな、やってみるか」

トニーが着替え始めた。「シデ」はそれを見て、何故か微笑んでいる。

「どうしたんですか?」

「……いや、不思議なものだな、と思ってな。それと、これだけの若人が揃っていることを、羨ましく思っていた。
もう、私の世界には……残された人々は少ないのだから」

そうか、俺たちの世界の比ではないほど、彼の世界は壊れかけている。彼にとって、戦える人物がいるということ自体、目映いものなのだ。

俺はそれを思うと、胸が締め付けられる思いになった。

「よしっ、着替えたぜ。サイズは……まあ合ってるようだな。しかし、さすがに……多少息苦しいな」

トニーが言う。

「君に合うよう、それを調整したいところだが……生憎時間がない。魔素への耐性も後回しになる。
とりあえず、下に向かおう。デアドラの部屋は?」

「3階中央です。多分そこにΩが」

「シデ」が頷いた。

トニー(持ち越し1p)

HP 470+130(600)
筋力 15+8(23)
知力 13+2(15)
器用さ 18+7(25)
賢さ 16+1(17)
耐久力 14+1(15)
魅力 20+8(28)(上限)
好感度 146

コンマ修正 20
ダメージ修正 80
ダメージ軽減 105

(技能)
・フェイント(近接)
攻撃一回捨ててもう一発を不意討ちに
成功判定は賢さ

・ワンツー
常時2回攻撃(近接)

・ラッシュ
戦闘中1回のみ、5回攻撃(低命中率、近接)

・アンダジイヤー
低威力攻撃(ダメージ半減、近接)
朦朧打撃(60以上で発動)
(ワンツーに混ぜるのが主な使い方)

・ピンポイント
戦闘時クリティカルが90以上で発生、クリティカル時は貫通

・見切り
戦闘時1回だけ確定回避かつその後確定カウンター発動

・ジョルトカウンター(new)
カウンター時ダメージ3倍、貫通
カウンター後は強制自ターン

・SC
魅力判定で発動、戦闘中1回のみ
魅力判定成功で強制不意討ち、かつ確率で不意討ち状態継続

・威圧感(new)
1ターンのみコンマ補正+50、ダメージ2倍(クリティカル確率が跳ね上がります)
使用後は反動で1ターン行動不可

・魅惑の眼差し

・口車

・読心術
相手の行動パターンが一定程度読める。状況に応じて魅力判定にボーナス(乗数最低保証2倍、3倍が多い)。
戦闘時回避にボーナス

(装備)
・神器「フィンゴルの手甲」
HP+30、腕力、器用さ、魅力すべて+3、ダメージ修正40、ダメージ軽減30、コンマ判定10、朦朧修正70以上で発動(継続判定は50以上)
軽ファンブル無効(00奇数、11、22のみファンブル)

神器「破壊神シヴァのジャケット」
HP+50、腕力、器用さ+4、ダメージ修整10、ダメージ軽減40、コンマ修整10
常時攻撃回数2倍、朦朧判定の始動が60以上、クリティカル倍率+1倍
95以上がクリティカル扱いに

・形見の指輪
HP+20、ダメージ修正20、ダメージ軽減20
魅力+5、一度だけ致死ダメージを無効(指輪は壊れる)

・仕込み靴
HP+30、ダメージ修正10、ダメージ軽減10
筋力、賢さ、耐久力+1

・知識の指輪
知力+2、ダメージ軽減5

俺たちは3階に向かった。鹵獲には「できるだけ手早く」「損傷なく」「コアのみを破壊する」ことが必要のようだ。

「つまり、僕には不向き、ということか」

アミールが苦笑する。確かに「死の復讐者」では、損傷なくという部分が難しい。
俺もあまり向いていないようだ。適切なのは、至近距離から狙える二人――「シデ」とトニーか。

「私も向いてないみたいね……後方支援に徹するわ」

ノワールは肩をすくめた。Ωには全ての魔法が効かないという話だった。厳密には効くが、「余程の強度の魔力なら」とアリスは言っていた。つまり、ノワールもあまり使えない。
なかなか難儀な作業になるようだ。

俺の落胆を見て取ったのか、アリスが俺の背中を叩く。

「いざとなりゃ1、2階にもいるわ。一発で済めば御の字。生命を優先させて」

そうしている間に3階に着いた。この向こうか。

……

01~20 熱線の束がこちらに!??
21~50 4本足の機械と、ε2体かっ!!
51~70 4本足の機械とεだ
71~89 Ωの頭がこちらを向いた
90~99 再判定

向こうに見えたのは、3体。ε2体と4本足のがいる。その長い頭が、こちらを向くのが見えた。

「アミールとマルコはεを!俺はトニーたちの防御に専念するっ!!
ノワールとユリリエ、アリスさんは後方支援を頼む!!」

「了解!!」

※50以上で先制

※ΩはHP20000、HP一定以下でエマージェンシーモードとなり攻撃が激化します。自動修復機能も発動します。

※トニーは常時ダメージ3倍です。

※トニーと「シデ」の攻撃ターンが計4回以内でΩを沈黙できれば鹵獲成功です。それを超えた場合は基本失敗です。

※先制

Ωに搭載された重火器が、一斉にこちらに向いた。しかし、こちらが突っ込む方が早い!!

「一気にケリをつけよう」

「シデ」の姿が、一瞬にして消えた。

※シデのステータスは前作最終局面に全て+10されたものです。ダメージ修正なども上方修正されています。

※無想流舞により強制4回ヒット、3倍ダメージ

※クリティカルは85以上(クリティカル時倍率は4×3=12倍)

※朦朧ヒットは入りません。

ダメージ
(コンマ下1~4×10+筋力(42)×10+155)×3

※クリティカル3発、Ω沈黙
※クリティカル分をεへの追加攻撃に

次の瞬間。

バキィィィン……!!!

「シデ」の拳がΩの核を破壊したのが見えた。いや……いつ殴った?何発??

「まずは一体」

「シデ」は地面に着地したかと思うと、そのままの勢いで飛び上がり、εを殴り付けた!

ダメージ
(コンマ下1~3×10+筋力(42)×10+205)×3

※上に書きませんでしたが、天翔百烈拳でダメージが2倍になってます。(×3は1.5×2ということです)

※クリティカルありのためε破壊
※余り1発分を追加攻撃へ

バキィィィ!!!

「シデ」の拳はεの頭部を一撃で吹き飛ばした!!これが……「調停者シデ」の力か……

次元が、違いすぎる。

「最後」

シデは最後のεに向けて拳を振るった。

ダメージ
(コンマ下×10+筋力(42)×10+205)×3

※戦闘終了
※「シデ」1ターンキルのため、後で何かしらボーナスを付けます

ドゴォォォッッ!!!!

「シデ」の最後の一撃は、εの腹部に風穴を開けた。

「ピ、ピピッ…………」

断末魔のような音を発し、εは機能を停止した。

「……す、凄すぎる……」

マルコが呆れたように呟いた。いや、凄いなんて言葉では足りない。明らかに、超人だ。

「シデ」はふうと息をつく。全く乱れていない。

「たまたま良いところに当たってくれたか。上出来だな」

「……い、いや……あんた人間だろ?何で拳で、一撃でεの頭を吹き飛ばせるんだ??」

トニーが震えて言う。「シデ」が寂しそうな笑みを浮かべた。

「……人など、とうに辞めているよ。そうしなければ、生きられなかった」

誰もが言葉を発せられなかった。この人は、どれだけの哀しみと痛みを背負ってしまったのだろう?


アリスが最初に正気に戻った。

「ま、まあ……これなら大丈夫そうね。このままだとΩ自体は動かせないから、ここでεの駆動装置とΩのそれを入れ換えてしまうわね。マルコ君、手伝って」

アリスとマルコが作業を始めた。俺は近くにある部屋に気付く。ここが、デアドラがいる部屋のはずだ。

……

01~05 ????????
06~60 焦点の合わない瞳が、そこにあった
61~89 あ、ああ……
90~99 ????????????

そこには、焦点の合わない瞳で宙を見つめる女性がいた。両手両足は鎖で繋がれ、衣服はボロボロになっている。
過度の拷問を受けたからか、血と体液の臭いがこびりついていた。

「大婆様っ!!!」

ノワールが彼女に駆け寄った。ノワールは泣きながら彼女を揺すっているが、全く反応する気配はない。

「酷いっ……こんな状態だなんて……まるで生きる屍じゃない……!!」

ユリリエも両手を口に当てている。相当ショックを受けているようだ。

「シデ」は彼女たちをよそに、ゆっくりデアドラへと近付いた。そして、彼女の前でひざまづく。

「……デアドラさん、か……私の世界ほどではないが、酷い状況になってしまっているな……」

そう言うと、彼は手を彼女の頭にかざした。

「微力だが、力を……」

01~10 私でも、難しいか
11~30 あ、ああ……
31~50 う、ううっ……
51~89 ……こ、ここは……
90~99 上に同じ、アイテム入手

※ボーナスによりコンマ優遇

「あ、ああ……」

デアドラが微かに声を漏らした。これは……?

「シデ」が溜め息をつく。

「……これが私の限界だな。身体の傷は癒せても、精神と魂の傷までは癒せない。
この世界では、まだブレイズは存命中だったな。彼に託すより他ない」

「シデ」は鎖を壊して、ノワールに言った。

「そこの君……プレーンウォークは使えるな。一度、彼女をブレイズの所へ」

「……はいっ」

ノワールは空間に歪みを作り始めた。ここからは、ブレイズに任せるしかない。

#########

ノワールがデアドラを連れて去った後、俺たちは再び上へと向かった。Ωであれば、ウィルコニアの設定は変えられるはずだ。

アリスがさっきと同じような作業を始めた。

……

※20以上で成功(失敗時再判定)

※成功

中断します。

少し進めます。

#########

「これでよし、と」

アリスが手で汗をぬぐった。ウィルコニアの中枢部は、見た目上は何も変わってない。

「設定ということですが、何を変えたんです?」

「『一族』が入れるようにしたのが一つ。それと、内部データのアクセス権がある程度取れたわ。下のΩも、一応機能は止まってる。
ただ、どこまで情報が取れるかは分からない。どうも、管理者レベルで取得情報が限られてるみたい」

……

※70以下で限定条件発生

逆にベネディクトとか入れないように設定してしまえばいいのに

※情報取得は無条件でない

「……それと、これ……違法アクセスには情報削除で対応するシステムになってるわ。多分ここは、オルド以外では手が付けられないようになってる。
私は一応上手いこと最低レベルの管理者を擬装して入れたけど、アクセスのレジェクト(拒絶)に引っ掛かったら即アウト。
どの情報がどのレベルの管理者情報かは判断できないから、情報取得には慎重にならざるを得ないわね」

よく分からないが、全てを知ることは難しいようだ。これからすべきことは……

1 ブレイズを呼ぶ
2 オルドについて調べる
3 シデたちのいた「バッドエンド後の世界」を調べる
4 エチゴなど新大陸関連を調べる
5 別の世界について調べる
6 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要
※重要と思われる情報ほど取得確率は低くなります
※判定失敗で終了です。時間遡行で回復はできません

>>614
上にあるように、オルド自らが設定しない限りは無理かと思われます。
(コーウィンを呼んでも多分無理です。オルドの影響下にあった時のコーウィンなら別でしたが)
アリス以外で設定をいじれるのは……いないこともないですが、彼(彼女)でもそこまでできるかは相当に怪しいです。

なお、情報削除=全初期化ですので、それ以降のウィルコニアの利用は転移装置など付属設備以外は不可となります。
これを戻す手段はなくはないですが、かなり勿体無い使い方になります。適当に引き上げた方が無難といえば無難です。

なお難度は
5>3>>2>4ぐらいの感じです。5は超低確率とだけ言っておきます。

6 一族全員呼んで状況の説明とシデとの情報共有
ブレイズにゲイツたちに関してノワールでも読めなかった部分を読んでもらうとかジュリアンにシヴァジャケの調整依頼とか他にも何かあるかもしれないし。

あとアリスとヴォルガの研究室に関してもアクセスは限定的になってるの?2人の研究データへのアクセスに制限がかかってなければ有用そうな部分を持って帰ってマエザキの所と合流させる事もできそうだけど。

>>621
それはできますね。リスクゼロではないですが。

再開します。

ストーリーや多数決については申し訳ないとしか。設定過多という点とワンパターンという点は認識しています。
曲がりなりに「穴」を潜るという軸があった前作に比べ、メリハリが効かなくなったのも否定しがたいですね……。
走る前にもう少し設定を練ってから動くべきだったかもしれません。申し訳ありません。

とはいえ、何とか最終局面前までは来ました。あと少しだけお付き合いを。

ウィルコニアから情報を取り出すのは簡単ではなさそうだ。……ならば。

「一度、『一族』の皆に来てもらいましょう。現状を説明する必要があります」

###########

「……信じがたいな……」

一通りの説明を済ませた後、コーウィンが首を振った。


ノワールに連れられて彼らがこちらに来た瞬間、「一族」皆が驚愕した。「シデ」の存在がその理由だ。
説明には、少し時間がかかった。俺が整理しきれていないというのと、「シデ」自身もこちらの世界の状況を完全には認識してなかったというのがあった。


「……ですが、目の前の私は紛れもなく『シデ・スナイダ』です。もう捨てた名だと思っていましたが……私を知る人と会うことが、これほどの喜びとは……」

「シデ」は何かをこらえるように下を向いた。ランダムが背中をポンポンと叩く。

「まあいいってことよ。お前さんは、紛れもなく俺たちが知る『シデ』だ。それで十分だ。
でだ。状況は分かった。問題は、これからどうするか、ってことだ。
ウィルコニアの下層部の探索は問題ないだろう。もう罠もない」

説明の間に、マルコとユリリエ、トニーの3人が下層部の探索に向かっていた。もうΩも止まっている。まず大丈夫だ。

「……目下の問題は、3つ。明後日来るであろうエチゴの来襲。これは面子が分からない。そうだな、コーウィン」

※80以上ならある程度知っている

※クリティカル、昇格

「薄くは聞いている。エチゴはあの性格だ。ろくに会話が成立しなかったし、折衝に当たっていたゲイツも相当げんなりとしていた。ただ……」

01~20 エチゴの他、何人か来るようだ
21~50 エチゴの他、3人は来るようだ
51~70 エチゴの他に、奴の部下が1人
71~89 エチゴの他に、奴の部下が1人(名前確定)
90~99 驚いたことに、一人で来るという

「エチゴの他、3人は来るようだ。詳しくは知らない。あのナガトという男なら、ある程度は知っているかもしれない」

ナガトは万一に備え、イーリスの守りについている。戻ったら聞いてみるか。

「合わせて4人、か。まあこちらの戦力を鑑みれば、恐れることはなさそうだが。シデの存在も大きい」

「どうだろうね。『一角獣』の力を相当受けているそうだから、少なくともエチゴは並大抵ではないと思うべきだろうが……。
だが、これからの二つの問題よりはマシだ。まずはオルド。これで終わりなわけではない。
僕もコーウィンも、気が付いたらオルドに精神を乗っ取れられていた。ただの汚染とか、そういうのじゃない。
多分、『大断層』を何とかしないといけないんだろう。あれがある限り、同じことの繰り返しだ」

ジェラードの言葉に、エイリークが顔をしかめた。

「違いない。星の生命がどうのというのは、多分そこから来ている。ただ、どうすると?また貴様らが犠牲になるつもりか」

「……あれじゃ根本的解決にならない。危険を冒してオルド自体を完全に殺すか、もっと強力な『壁』を張るかだ」

……なるほど。しかし前者なら、どうやって超高濃度の魔素の中を行くのか?そこが解決されるかどうか、だ。

ジェラードは話し続ける。

「そして、ベネディクトの存在だ。もし向こうの世界を救いたいなら、乗り込んで干渉する必要がある。
勿論、こちらの世界にとっても、奴は最大級の脅威でありうる。向こうの世界との完全なる遮断が可能なら、話は別だが……」

「その通りです。ベネディクトは、間違いなくまた狙ってきます。私の世界では悪という認識はありませんでしたが、ドワーキンも気になります。
結局、問題の根本的解決には、向こうに乗り込んで戦わざるを得ないのです」

「シデ」が静かに言った。そう、その通りだ。だが、これについてもまだ準備が足りていない。

とりあえずは……

1 ブレイズにゲイツらを見てもらう
2 ウィルコニアの操作へ
3 その他自由安価

※安価下、多数決ではありません。考察不要

とりあえずは、ブレイズに下で転がっている3人を見てもらうか。何か分かることもあるだろう。

############

「……この3人を読め、と?」

「厳密には、少し違います。ケープの男は既に洗脳を解除しました。ただ、起きて死を選ぶかもしれないと、『シデ』さんが。
後の二人、ゲイツとマルケは洗脳されてます。解除できるならして欲しいのですが」

ふむ、とブレイズが唸った。

「とりあえず、二人の洗脳解除は試しましょう。ケープの男は放っておきますか?これは私の管轄外のようですし」

「それで構いません」

「分かりました」と、ブレイズがゲイツとマルケの頭に手を当てる。

※25以上で成功(コンマ下、マルケ)
※50以上で成功(コンマ下2、ゲイツ)

※ゲイツは不可

マルケについてはすぐに終わったようだ。だが、ゲイツについては随分と長い。やがて諦めたかのように、首を振った。

「……オルド自らが洗脳、ですか……やはり、私でも難しいですね……。
浄化弾を撃ち込めば違うのでしょうが……この男を生かす意味がどれだけあるのか」

確かにその点は難しい。割り切ってしまうのも手ではある。

……どうするか?

1 マルコが戻るのを待ち、浄化弾を使う
2 諦めて放置する
3 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要

「洗脳される前は、ゲイツは何をしてたんでしょうか」

「妙なことを訊きますね。彼に興味でも?」

「いえ、ただ気になっただけです。洗脳されたのは、確かコーウィンさんたちと同時期とノワールから聞いてましたが」

ブレイズが頷いた。

「そこまでは私も読めてます。そこから先は、色々暗躍していたようですが。
しかし、それより前の彼を知る意味とは?」

55-賢さ(23)=32以上で成功

※成功

「……思えば、少々妙なことをやってます。セシル前王の父――両性具有者であったようですが――に手を出したり、トリスのマルガリート女王にマルケを生ませたり。
怪盗というには、行動がやや大それています。それに、最近まで大人しくしていた意味も分からない」

「なるほど……読むだけ読んでみましょう」

ブレイズはもう一度、手を当てた。

※60以上で限定的な追加情報、90以上で???、ファンブルなし

※特になし

ブレイズが苦笑した。

「何もありませんよ。ただ、地位の高い女性を手に入れたい。そういう欲求があっただけのことです。
欲望に忠実な『超人』。それ以上でも、それ以下でもない。見返りさえあれば、正気に戻した後に協力するかもしれませんが……」

俺は肩を落とした。ならば……

1 マルコに浄化弾を使わせる
2 放置してこのまま死なせる
3 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要

「……このままにしましょう。無理して生かしても、あまり意味がない気がします」

「そうですか。彼なら生かしたでしょうが、現実的な選択も嫌いではありません」

ブレイズは階段の上を見た。「シデ」は、なおもジェラードやコーウィンと話している。マルケを起こすためには連れてくる必要があるが。

1 連れてくる
2 後にする

※安価下、多数決ではありません。考察不要

※マルコたち4人の探索イベントを先に消化するかしないかの違いです。連れてくる場合はサイファーとノワール、「シデ」とのイベントへ、後にする場合は探索イベントになります

マルケについては急ぎの要件でもないし、後にしよう。マルコたちの探索が終わってからでも問題はない。

俺はその旨を話し、上で彼らを待つことにした。

※誰視点にしますか?アミール以外(マルコ、トニー、ユリリエ)でお願いします。安価下です。

中断します。

##########

「しっかし、何者だ?あの『シデ』ってのは……久々に戦慄したぜ」

俺は下り階段を降りながら、さっきの戦闘を思い出していた。一撃。たった一撃でεの首を飛ばし、数撃でΩを沈黙させる。それも一瞬で。
俺もそれなりに修羅場は潜ってきたし、強者とも向き合ってきた。しかし、彼は明らかに別格だ。

「さっき説明したはずだけど?僕やユリリエの先……」

「それは聞いた。何者だというのは、強さという意味でだ。英雄とは聞いたが、桁が違う。同じモノを身に付けちゃいるが、あんな動きができる訳がない」

前を行くアミールが、考える素振りをした。

「確かに。今の僕でも、多分……いや間違いなく勝てない。とてつもない強さだった。あれほどだったとは……自分が恥ずかしくなるね」

2階に着くと、動かなくなったΩが見えた。向こうにもεが数体、動きを止めている。

「とりあえず、アリスさんの研究室から行きません?何かあるかもですし」

「違いないな。行ってみるか」

扉は固く閉ざされている。「まあ、力づくで行かせてもらうかな」と、アミールが斧でそれを破壊した。

中にあったのは……

01~05 ??????????
06~30 何もない
31~70 何かの研究施設のようだ
71~95 何かの研究施設のようだが……??
96~99 ??????????????(再判定)

中は薄暗い。ただ、机や何かの器具が置いてあるのだけは分かった。
俺はスイッチを見つけ、照明を付ける。そこには……

5の倍数 ??????
5の倍数+1、2 赤子が培養液に浮かんでいる
5の倍数+3、4 人形……いや、これは

10の倍数かクリティカル ???????(重要イベント?)

人形……いや、これは……?

「何ですかね……鎧、でしょうか」

マルコがそれを触った。見た目は黒い金属製の人形に見える。背丈は165センチ前後。背が高めの女性か、小柄な男性のようなフォルムだ。
フルフェイスの兜で覆われていて、中身をうかがい知ることはできない。

マルコは唸った。

3の倍数 鎧ですね
3の倍数+1、2 鎧ではないですね

9の倍数なら装備可能?

「これは……確かに鎧ですね。しかし、何か妙な気が……」

「妙?」

マルコが頷いた。その時、ユリリエが声をあげた。

「ちょっと!これ読んで!!」

彼女は机にあった古ぼけた資料を手に取った。俺たちが見たその表紙には「『終末兵士』計画」とある。

「……何だって??」

「書いてあることはよく分からない。そもそも、古文書みたいで知らない単語も結構出てくる。
でも、ひょっとして……コーウィン、あるいはオルドはこれを作ろうとしていたってこと?」

俺はその資料をよく読む。表紙裏に「20XX年」とあるから、この時代のものではない。
あるいは、この世界のはるか過去に作られ、ご丁寧に保管されていたものとも思える。

「しかし、コーウィン……いや、コーウィン様は、『終末兵士』について言及してませんでしたよ?
聞けば答えたんですかね……」

……

01~20 不明のまま
21~80 いや、どうもそうではなさそうだ。
81~99 いや、どうもそうではなさそうだ。……

資料をパラパラと読んだが、そこには何の手掛かりもない。コーウィンに後で聞いてみる必要があるかもしれない。

「ってことは、こいつは『終末兵士』のパーツである『パワードスーツ』ってことだな。
俺たちの世界では、ベロンが開発しようとしていたものだ。結局、プランだけで終わってたが。
しかし、こんなもの装備できるのか?」

マルコがもう一度それをよく見る。

01~30 普通の人間ではだめそうです
31~80 ……サイファーさん、あるいはあアミールさんとかなら。でもサイズが……
81~99 サイズが……あれ?

「相当重いですからね、サイファーさんかアミールさんなら。でもお二人とも結構背が高いですし、この鎧はどう考えても……」

まあそれは見れば分かる。2人とも180近い。大男とまではいかねえが、それでも背は高めだ。
俺は173cmだが、こんな重いものを着てフットワークが使える自信がない。
明らかに、二人のうちのどちらか、あるいは向こうの世界にいるフレール向けだ。あるいは、タキなら使いこなせるかもしれないが。

「まあ使うとしても、ジュリアンか誰かに言って改造してもらわないとだね。後で報告しよう」

アミールが言う。しかし、ここで「終末兵士」の研究をしていた、ということは……。

「それもいいが、ちょっと下行った方がいいかもしれんな。こいつの中に入るべき誰かがいても、さほど不思議はないぞ」

俺たちは鎧をひとまずそこに置き、下の階に向かった。やはり、ε数体が固まったまま動いていない。

研究室と思われる部屋を、さっき同様アミールの斧でぶち割る。すると……

01~05 ?????????????
06~10 何もない
11~50 大きなガラス瓶の中に赤子がいる
51~80 大きなガラス瓶の中に女の子がいる
81~95 大きなガラス瓶の中に……裸の少女??
96~99 きゃああっ

そこには何もなかった。……考えすぎか?
しかし、中に誰か入る保証もなく、パワードスーツなど作らない。何かがあるはずだ。
あるいは、ここではないどこかなのか……。

「他にいくつか部屋があったはずだ。ちと片っ端から調べようか」

残す部屋は1階と2階で合わせて6部屋。どれにもないなら、お手上げだ。

……

※80以上がコンマ下6までに出ればその時点でイベント継続

※678が80以上なので継続
※679は99、無駄打ちももったいないのでどちらか選択可能

1 終末兵士の武器部屋(低確率で装備可能)
2 研究室でのコンマ大幅優遇

安価下、多数決ではありません。考察不要

1階の残る3部屋を調べてみる。1部屋目……何もない。2部屋目……何かあるな。

「さっきの部屋と同じみたいね、多分ここが……」

ユリリエに俺は頷くと、照明を入れた。

……

01~05 ?????????????
06~50 大きなガラス瓶の中に赤子がいる
51~80 大きなガラス瓶の中に女の子がいる
81~95 大きなガラス瓶の中に……裸の少女??
96~99 きゃああっ

そこにいたのは、大きなガラス瓶に入った赤子だ。最上層で「オルド」が浸かっていたのと似た培養液に入っている。

「この子が、『終末兵士』の素体になるはずだったってわけか」

実戦投入は遥か先のはずだったのだろう。あるいは、俺たちが引っ掻き回したことで計画が大分遅れたのか。
ともあれ、脅威にはなりそうもない。

01~65 それ以上は何もなし
66~80 端末発見
81~99 端末発見(中身が確実に見れる)

ファンブルなし

……っと、電源が入ったままの端末がある。まさか見れはしないだろうな……。

「パスワードがかかってない……誰かに見られる恐れなどないと思ったのかねえ」

俺は失笑した。鍵をかけてない豪邸は、泥棒にとってまさにカモだ。まあ、ありがたく見てやるとしよう。

関連ファイルはいくつかある。差し当たり、重要そうな「育成計画予定表」でも見るとするか。

※30以上で情報A(再判定)、70以上で情報B

「……あまり中身はないな……」

俺は手早くファイルを見たが、淡々と薬剤投与の単位などが書かれているだけだった。
これでは詳細は何も分からない。とりあえず、本来ならとうの昔に完成しているはずだったことだけは分かった。

「収穫なしですか」

マルコが渋い顔でモニターを覗き込んできた。

「まあな。結局この赤ん坊が何者なのか、いまいち分からん。誰がどう作ったのかも」

55-マルコ賢さ(16)=39以上である事実に気付く、80以上で内容変更

「これ……ここが最終更新日でいいんですよね。多分、この日って……こっちの世界の『ケイン』が捕まった日ですよ」

マルコがモニターを指さした。

「……つまり?」

「ケインがこの計画を進めていた可能性が高いってことです。ただ、彼がブレイズ大司教に拘束され、研究は先に進まなくなった。
ベネディクトや『シデ』さんたちがいる世界のケインがこれを知ってるかは分かりませんけど。
これならコーウィン様があまり知らなかったのも頷けますね。ケインの専属事項だったとすれば、ですが」

「なるほどな。いい観察眼だ」

アミールが硝子瓶の中の赤子を見た。

「問題は、この子だね。まだ息はある。ただ、薬剤を打たれてないからか『生きているだけ』の状態みたいだ。
どうする?このまま放っておくのが無難な気はするけど」

1 そうだな
2 いや、後で皆にも見てもらおう

※安価下3多数決、考察不要

今日はここまで。

少し進めます。

「……そうだな。藪をつついて蛇を出しては仕方ない。かわいそうだが、この子にはこのまま眠ったままでいてもらおう」

「素体である以上、万一のことがあってはいけないからね。じゃあ、行こうか」

アミールが踵を返した。ユリリエは何か言いたげだったが、それをこらえたようだ。

「どうした?」

「いや……やっぱりあいつとは、考えが合わないなって。正しいのは分かるんだけど」

俺は部屋を出る時に振り返った。この赤子は、ずっと目覚めることなく、ここで朽ちていくのだろう。成長することもなく。
それは残酷ではある。だが、大義のために情を切るのは、俺の仕事ではたまにあったことだ。抱いた女を翌日には撃ち殺したこともある。

それが、諜報員としての生き方だ。リアリズムなしではやっていけない。軍人や政治家もそうだ。
ユリリエは多分、本質的にはそういう職業向きではないのだろう。それが悪いとは決して思わないが。

残酷な仕事を引き受けるのは、俺たちだけでいい。


「ちょっといいですか?」

部屋を後にして戻ろうとすると、マルコが手を挙げた。

「ん、どうした」

「素体があって、鎧があるなら武器もあるはずですよね。この近くにあるんじゃないですか?」

「……まあそれもそうだな。少し探すか」

素体のあった部屋の隣を調べる。例によって扉を壊すと……

01~05 ???????
06~35 巨大な生物……いや、違うな……
36~70 漆黒の銃だ。かなり大きい
71~90 漆黒の銃だ。長銃の範囲か
91~99 黒い長剣だ。……これは

テーブルに置いてあったのは、漆黒の銃だ。長銃の範疇に属するだろうか。こいつは……

「ベロンの計画にあった『ノイ』ってやつか。黒い『クリムゾン』と言ったところだな」

「……使えるんですかね?」

マルコが手に取ろうとする。

3の倍数 そのまま触ってしまう
3の倍数以外 待った!
9の倍数 特殊イベント

※クリティカルのため昇格、特殊イベント開始

「待った!!」

アミールの制止より早く、マルコが「ノイ」に触ってしまった。次の瞬間。

「えっ??」

銃を中心に、黒い煙のようなものがマルコを覆い始める。こいつはっ!!

「マズいっ、それはオルディニウムの内蔵銃だ!!早く手を……っ!??」

マルコに触ったアミールが、思わず手を離した。マルコは驚愕で固まっている。

「えっ、ちょっと……これって……!?」

やがて、黒い煙は消え失せた。マルコは呆然としている。

「大丈夫か!??」

俺の呼び掛けに、マルコは頷いた。

「え、ええ。まあ……」

「オルディニウム内蔵銃だぞ??影響はないんだろうな??」

「い、いや……さっきのはビックリしましたけど。特に何かあったわけでは……??」

※覚醒カウンタ上昇
01~80 1
81~95 2
96~98 3
99   4以上
00   5以上、重大イベントへ

※マルコが限界突破しました

※覚醒カウンタ上昇
※狂気度は0です

「……何か違うような気が、しないでも……」

そう言うとマルコは……

3の倍数 空間に歪みを作り出した
3の倍数+1 クリムゾンを「ノイ」の横に置いた
3の倍数+2 すうっと目を閉じた

10の倍数 ひょっとして……

※クリティカル

以下から自由選択できます。

1 プレーンウォーク、並びに異空間からの武器取り出し(アミールや前作ダナと同じもの)
2 クリムゾンとの融合(武器融合、一定条件あり、クリムゾン大幅強化)
3 完全感知(判定なしで感知可能)
4 超幸運(クリティカル常時90以上)

※安価下3多数決、考察不要

休憩します。

再開します。

マルコはクリムゾンを「ノイ」の横に置いた。

「ちょっと待ってください。試しに……」

マルコの手が光る。そして、二丁の銃がその光に包まれた。

「何してるんだ!?」

「クリムゾンとこれが引き合ってるんですよ。ひょっとしたら、取り込むのかも……。僕の力を媒介にすれば……」

クリムゾンが変形し、「ノイ」を飲み込んでいく。そして……

「できました。これが新しい『クリムゾン』、ですかね」

真紅だったクリムゾンの色は深みを増し、深紅というべき色になった。「ノイ」の姿はもうない。

「どういうことだ?」

「近い性質の武器って、引かれ合うことがあるんです。クリムゾンは特殊ですけど……どうやら、そういう武器同士を融合できるようになったみたいで。
さっきの黒い銃に触った結果ですかね?」

アミールが肩をすくめた。

「……かもね。しかし危ないことをする。乗っ取られる危険性は、少なくなかっただろうに」

「すみません、軽率でした。ともあれ、これなら力になれそうです」

※「クリムゾン・ノイ」
HP+150、全パラメータ+5、ダメージ修正160、ダメージ軽減50、コンマ修正30
命中とダメージ修正には知力を利用、通常時クリティカルが90以上
常時ダメージ3倍、クリティカル倍率+3倍、常時相手防御補正を貫通
敵7人まで同時攻撃可能、命中判定3回
クリティカル時に連射攻撃(30以上で継続、継続3回まで)
麻酔弾発射可能、運用は地獄嵐に準ずる
1戦闘につき1回のみ歪曲弾発射可能(狂気度上昇確率中)、強制クリティカルとスリップダメージ(与ダメージの2分の1)、解除は判定(50以上で継続)

「じゃあ、探索はこのぐらいでいいな。上に戻って報告するとすっか」

「ですね。鎧はジュリアンさんが対応するでしょうし。『終末兵士』計画は気になりますが、だからといってどうこうできるわけでもない。もうこっちの世界のケインはいないんですから」

マルコに俺は頷いた。……さて、戻るとするか。

※95以上で???

※特になし
※視点が戻ります

##########

「……ってわけだ」

トニーからの報告を聞いたコーウィンが首を振った。

「なるほどな……ケインの奴、下に近寄らせないと思ったらそんなことを。しかし何故言わなかった?」

「妙と言えば妙ではあるね。ケインもまた、オルドの支配下にあったのだろう?まあ、奴は自分でも動くような奴だったが……。隠す意味がよく分からないな」

俺はふと気付いた。こういう危険性はないのか?

「……別の所で既にできている可能性はないでしょうか?」

「まあ、まずないだろうけどね。できてたらここに置いてる。とりあえず、マルケを起こしてみるとしようか」

「シデ」を連れて、ジェラードとコーウィン、そしてブレイズが降りていく。俺もその後を追った。


「これで目覚めるはずです」

シデが首の辺りを押すと、「ん……」とマルケが目を覚ました。

01~25 父、さん……??
26~70 ここは……?
71~89 っ……!!
90~99 あ、ありがとう……

※クリティカル、昇格

マルケは身体を起こすと、辺りを見渡した。眠りについているゲイツを複雑そうな目で見つめた後、「起こしたのはあなた?」と「シデ」を見た。

「そうだ。気分は」

「うん、悪くない。……ありがとう。随分長い間、悪い夢を見てたわ。……ゲイツは?」

「目覚めることはない。このまま死なせることにしたらしい。私の本意ではないが」

マルケは溜め息をついた。

「そう……肉親ではあるけど、あたしの人生を滅茶苦茶にしてくれた男だもの、それぐらいじゃ足りないぐらいよ。
お蔭で随分と意に沿わないことばかりやらされた……犯され、子供まで。
意識の底にマトモな私が残っていたのが最悪だったわ。操り人形の私が、進んであの腐れ翼人に股を開いていたのには、思い出してもヘドが出る」

「すまない、君の子供は、私が……」

「いいのよ。あの男の子だと思うと、愛情も湧かない。それに、子供も自我のない人形のようなものでしょ?……可愛そうだけど、あなたは悪くないわ」

マルケは寂しそうに笑った。存外にも、協力的なようだ。
彼女はトリスでは反乱を企てた大罪人とされていたらしいが、あまりそういう人間にも見えない。

「……意外だな、もっと荒れた女(ひと)かと思っていた」

「マルガリートにでも吹き込まれた?まあ、彼女は真相を知らないから。
……暗殺されかかったのよ。王族の一部から。『不義の子は滅せられるべき』ということで、毒を盛られた。だけどそれは何故か効かなかったわ。
それを知ったあたしは、彼らを皆殺しにした。後はあなたの知る通り」

「女王に何故言わなかった?」

「……エルフは平和を何より重んじるわ。たとえあたしが正しくとも、事勿れであたしが罪を被った方が丸く収まると思われた。あたしもそれを受け入れた。
混血のダークエルフなんて、あの国じゃ異物でしかないしね。だからジャンドの森で、魔女として生きてきたわけ。まあ、たまにはぐれエルフに麻薬を渡して生計は立ててたけど」

なかなか業の深い話だ。あるいは、マルガリート女王は、トリスのいいところしか見えないようにされていたのかもしれない。ファルもそうだ。シャルは、あるいは気付いていたのだろうか。

ブレイズが一歩前に出た。

「貴女を洗脳したのは、ゲイツですね。彼もまた、オルドに操られていたようですが」

マルケが固まった。

「ゲイツも、洗脳を?」

「ええ。あまりに支配が強すぎて、断念しましたがね。2年半前に、彼がいきなりあなたの所を訪れた」

「そう、その通り。力を借りたいと、いきなり言ってきたわ。何のことかさっぱり分からなかったけど、抵抗しようとした瞬間気が抜けたわ。後はキスされて……そこから先はただの人形よ」

「でしょうね。そしてあなたは、クリス……いやケインの右腕となり暗躍した」

マルケは頷いた。……何か訊けるかもしれない。

1 これからどうするつもりだ?
2 終末兵士計画を知っているか?
3 異世界について、何か知っているか?
4 ゲイツが異世界に来た狙いは?
5 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要
※基本は大体訊けます。順番で内容は微妙に変わります

失礼しました。安価の説明不足です。

3は「バッドエンドの世界」について何か知っているか、ということです。
4は「過去世界」に来た狙いは、になります。

1955まで異論なければ3のままとします。

では3のままとします。

「じゃあ幾つか質問しよう。ベネディクト、あるいはベネディクトが来た世界について、何か知っているか?
もちろん、コーウィンさんや『シデ』さんからはある程度話は聞いている。こちらが知りたいのは、それ以上の話だ。
例えば、向こうの陣容やベネディクトの能力……とかだな」

※90以上で情報あり

※特になし

「知らないわよ。あれは完全にあたしは関係のない話。
ゲイツならひょっとしたら知ってたかもだけど、あたしは知るよしもないわ。
傷付いて倒れてたら、いきなり変な隻腕の男がやって来てて、操られてたあたしすら困惑したぐらいよ」

不機嫌そうに返された。まあ、ダメ元の話ではあったから仕方がない。

次は何を訊く?

1 これからどうするつもりだ?
2 終末兵士計画を知っているか?
3 エチゴの一派についての情報は?
4 ゲイツが異世界に来た狙いは?
5 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要
※あまり知らなさそうなことを訊くとマルケはヘソを曲げます。失敗すると質問打ち切りのリスクがあります

「なら話を変えるか……ゲイツが異世界に……ここからみて遥か過去の世界に行ったのは何でだ?どうやら向こうの情報をしばしば調べていたみたいだが」

……

01~20 だからそれを聞いてどうするの?
21~50 少し聞いたことがあるわ
51~70 「ジュリア」って子のことね
71~89 ……幾つか狙いがあったらしいわ
90~99 ……幾つか狙いがあったらしいわ。そのうちの一つは……

「幾つか狙いがあったらしいわ。まず、向こうの『一角獣』への協力要請と、ドワーキンの妨害。でも、これはあなたたちが迅速にケリをつけちゃったせいで台無しになった。
あたしも、身体が万全なら行くはずだったからね……そこはちゃんと知ってる」

「他にも狙いはあった、そうだな。多分、その一つが『ジュリア』の確保」

マルケが頷いた。

「そう。向こうでの情報収集の結果、『ジュリア』のクローンがいるのが分かった。だから彼女を捕まえるために行ったってわけ」

ジェラードが顔をしかめた。

「しかし、何故ジュリアを?そこは聞いてないのか」

※50以上で知っている

※知っている

「いえ、それも聞いてる。あなたたち、下の階層は調べた?」

トニーたちから話は聞いている。俺は頷いた。

「俺は直接見たわけではないが、『終末兵士』の武器と防具、それにその素体がいたと聞いている。それがどうかしたか?」

「素体、小さかったでしょ?はっきり、間に合いそうもなかった。他の装備はちゃんとできているのに、素体だけが足りなかった。
だから、ゲイツは独断で素体の候補を向こうの世界からぶんどって来ようとしたわけ。そして、適性がありそうなのがその『ジュリア』って子だった」

「……何故適性があると?」

「そこまでは知らなかった。あるいは、大元のオルドなら知ってたかもしれないけど。とにかく、素体狙いで来たのは疑いがないわ。
そして、候補がもう一人いた。……カミュ王子よ」

「……何??」

確かに、ゲイツの足取りはマエザキの研究所に向かっていた。てっきり、狙いはトウキョウにいた「ジュリア」かと思っていたが……違ったのか??

「どうしてカミュを?」

「あの子も素体候補だったからよ。力は劣るけど、条件は満たしていると言ってた。元々両天秤だったのよ」

俺は背筋に寒いものを感じた。ゲイツがもし向こうに残ってたら、最悪の事態もあり得たということか。

※50以上で追加情報

「……ん?妙ですね……その二人、両性具有者では?」

「えっ??」

俺はブレイズの言葉に思わず声をあげた。ジュリア・オーディナルが……両性具有者?

「ちゃんと伝わっていないのも道理です。ジュリアがそうであるのを知っていたのは、三家しかないでしょうからね。
ただ、『終末兵士』の素体が両性具有者でなければならない道理などありません。
かつてはダリオがそうでしたし、ベネディクトが来た世界からはダナがそうなっている。二人が狙われた理由は……別にある気がします」

※60以上で追加情報

※情報なし

……他にも理由?一体何だろうか?しかし、どうにも思い付かない。

少なくとも言えるのは、マルケが「終末兵士」計画を知っていたということだ。

「……こちらの世界でも、『終末兵士』か……」

ずっと黙っていた「シデ」が口を開いた。確か、こちらの世界では彼の妻になっている「勇者ダナ」が、彼の世界では「終末兵士」にさせられているらしい。それを思い出した、ということか。

とにかく、この件は向こうにいるケインにでも聞いてみるとしよう。何か分かることがあるかもしれない。

1 これからどうするつもりだ?
2 終末兵士計画の詳細は知っているか?
3 エチゴの一派について知っているか?
4 その他自由安価
5 質問終了

※安価下3多数決、考察不要

「『終末兵士』計画を知っているのは分かった。じゃあそれで何をするつもりだった?あるいは、あの素体は誰なんだ?」

……

01~10 それぐらいは分かるんじゃないの?
11~75 簡単よ。それで地上を制圧するつもりだった
76~89 簡単よ。それで地上を制圧するつもりだった。それと……
90~99 簡単よ。それで地上を制圧するつもりだった。そしてあれは……

「簡単よ。それで地上を制圧するつもりだった。それと……クリスはこうも言ってた。『こいつを量産してやる』って」

ジェラードは息を飲み、コーウィンは首を振った。「シデ」は「やはりか」と呟いている。

「量産、だと?」

「ええ。でもそれは彼が死んで叶わなかった。それで良かったと、今では心底思えるわね」

「しかし、どうやって?……下の素体に関係があるのか」

マルケは頷いた。

※75以上で追加情報、ファンブルなし

こういう質問タイム減らしたほうがいいんじゃない?って思うのは俺だけなのか

明らかに前作よりもこの手の安価で時間食ってる

「あたしはそれが何かは知らない。でも、何かの『複製』とか言ってたわね」

「複製……誰のだ?」

コーウィンの言葉に、マルケは首を振った。

「そこまでは。とりあえず言えるのは、この世界において『終末兵士』計画は実現しなかったということね。それでいいじゃない」

マルケの言う通りではある。だが、妙に引っ掛かる。

70以上で追加情報

>>748
伏線準備のためです。ご容赦を。そろそろ終わります。

※追加情報あり

引っ掛かる点の第一が、コーウィンがこのことを知らなかったことだ。意図的に遠ざけていた感すらある。
第二に、複数作ろうとしていたということ。そこまでする必要があったのだろうか?
さらに言えば、何故オルドは、「破滅した世界」のベネディクトと組んだ?確かに戦況は劣勢だっただろうが、この計画はもっと前からあったはずだ。
自らに害なすかもしれない存在まで招き入れたのには、あるいはこの件と絡んだ何かしらの裏がある気がする。


……


まさか???


俺はコーウィンの方を振り向いた。

「一つ、聞かせてください。……まさか、他の世界を侵略する準備をしていましたか??」

01~05 ぐあっ!!!
06~75 ……知らないぞ、それは……
76~89 まさか……!?
90~99 上+α

※クリティカル、色々判明

中断します。なお、基本サイファーたちにとって有利な話です。

コーウィンの顔色が変わった。

「……まさかっ!!いや、しかし……」

ジェラードも何か考えている。

「思えば、僕とコーウィンは両方とも洗脳されていたわけだけど……重要なことは、大体ケインがやっていた気がする。
僕は『穴』の支配権の確立、コーウィンはオルドの『器』の育成に専念させられていた感がある。そうだね、コーウィン」

「……ええ。そして、一度だけ、ケインから聞いたことが。『この世界の終わりを止めるなら、他の世界を取ってしまえばいい』と。……終末兵士もそのためかっ!??」

「……多分ね。オルドは、ベネディクトが生きている世界のことを多分知っていた。そして、ベネディクトが来ることも知っていた。
そして、それを利用することも……この世界を支配した後は、そうやって『星の寿命』を延ばすつもりだったんだろう」

「シデ」の顔が曇った。

「考えていることは、結局同じというわけですか……しかし、私の世界はもう殆ど先がない。どれだけの意味があったか」

「あるいは、それを使って他の『あり得たかもしれない世界』に行くつもりだったのかもしれない。シデの来た世界は、その手始めということになる。
『過去の世界』も、あるいは標的であったかもしれない。推測に過ぎないが……」

ブレイズが、「しまった」と呟いた。

「……ケインを完全に滅したのは、大失策だったかもしれません。奴から、さらなる情報が引き出せたかもしれないのに……」

「いや、情報なら上にある。マザーコンピューターへのアクセスだ。多分、私もジェラードも管理者権限を失っている。
しかも恐らくは最高級のセキュリティがかかっている。そうベネディクトが書き換えた可能性が高いからだ。……だが、奴ならどうか?」

「奴……まさかっ!!」

コーウィンはふっと笑った。

「向こうの世界で、治療を受けているケインだ。奴もこれの扱いぐらいは知っているだろう?」

※マザーコンピューターへのアクセスが可能になりました。
(本来は低コンマでしたが、99クリティカルにより色々分かるようになっています)

※50以上でケインが来れる
(来れない場合は翌日へ)

###########

「まだ意識は戻らない、ですか」

俺は早速通信機でマエザキ連絡を取ったが、ケインの意識はまだ戻っていないとのことだった。
「何分相手は人間ではないからなあ」とのことで、どうも手探りであるらしい。

『それでも明日には動けるはずだ。そちらは一服付いたのだろう?彼を引き取りに来るといい。行き来ばかりで大変だろうが』

「すみません、色々お願いしてしまって……」

『構わんよ。それに、ゲイツという男もいなくなったしな。こちらはようやく、落ち着けそうだ』

タキも明日にはこちらに来れるだろう。色々態勢は整ってきつつある。


俺は通信機を切った。

「来るのは明日になるそうです」

「まあ、やむを得ないな。あれを調べて分かることは、多分多いはずだ。
エチゴの件はもちろん、魔素の止め方、そしてどうやって侵攻しようとしたのかも。
シデの世界を救うつもりなら、あるいはそれが参考になるかもしれないな」

ジェラードが頷いた。まあ、焦る必要もない、か。

俺はマルケの方を向いた。情報収集は、この程度でいいだろう。

「……と、とりあえず聞きたいことは聞いた。後は、お前がこれからどうしたいか、だ。
別に無理強いはしない。害さえ与えないなら、好きなようにすればいい」

01~60 また、魔女に戻るさ
61~89 手伝えることがあるかい?
90~99 上+α

今日はここまで。

少し進めます。

口調は忘れていましたが、洗脳が解けてアレなのも変なのでどちらにしろこのままです。
(魔女としてのキャラ付けでやらされていた面が割と大きかったわけです)

「手伝えることがあるかい?あたしにとってあんたらは恩人だ。受けた恩を返さないわけにはいかない。
まあ、戦力として使えるかは、自分で言うのも何だが怪しいけどね……」

マルケは失った方の腕をさすった。

「……逆に言えば、今なら何ができるかって話だ。もちろん、戦力は多いに越したことはない。ただ目先のエチゴ、そして今後のベネディクトたちとの戦いは簡単じゃない。
風魔法だったな、あれはどういうものなんだ?」

「大気の流れを変えることで、宙に浮いたり飛んだりできる。突風を吹かせたり、真空を作ったりもできる。
多少なら天候だって変えられる。とはいっても、あまり役立ちそうもないね。エチゴが怪物なのは聞いてるし、ベネディクトはそれ以上というじゃないか」

55-賢さ(23)=32以上で成功

※成功

突風に、天候?確か、エチゴは空から来るはず……

「いや、案外使えるかもな。エチゴは確か、イーリスを強襲するつもりだったわけだよな?
もし、イーリス上空が猛烈に荒れていたら……エチゴたちは足留めを食らうはずだ。無駄にはならない」

「そういうことね……!そこをあんたらが叩くわけか。ただ、エチゴはもちろん連れも相当使うらしいよ。詳しくは知らないけど、覚悟だけはした方がいい」

俺は「無論だ」と頷いた。

「それが終わったらどうする?……理由はどうであれ、あんたは大罪人だ。また、森の中で過ごすのか」

「それも考えたけどねえ……もうトリスはほぼ壊滅したし、暇なだけね。
いっそのこと、向こうの世界にでも行ってみるかねえ」

案外、それがいいのかもしれない。これから彼女のように移住を希望する人が増えるのかもしれないな。
まあ、それが彼らにとっていいかどうかは別だが。あまりに色々と違いすぎるし、俺はやはりこっちの方が落ち着く。

「じゃあ、そろそろ戻るか。後は明日ケインを連れてきてからでいいだろう」

ジェラードが言う。……何か忘れていることはないだろうか?

※1200までやりたいことを自由安価で募集します。何もなければそのまま進行します。

※適切な安価内容があれば採用します。なお、再探索はほとんど意味がないと思います。

※デアドラの復帰判定は帰還直後にやります。ヨグ・ソートスは明日ケインが来るためそこでの対応です。

※ゲイツを正気に戻したり、?????に行ったり、????を調べたりと選択の幅は広目です。軽い気持ちでどうぞ。

上げます。

エチゴ戦時にアミールが生存してればテルモン軍の加勢があるかもってフラグがあるしテルモンの現状を見に行く
新世界関連で考えるとサコミズの行方がどうなってるのか気になるし、ナガトが当初行ってたファルーダにも事情の説明に行く必要があるかもしれないし場合によっては援軍参戦もあるかも
下のフロアにあった端末をアリスに見せて何かわからないか聞いてみるのもいいかな、ケインがアクセス権限に関わる部分を書き換えられなかった場合アリスとランダムにハッキングしてもらうというのも一案
今の流れにはあまり関係はないけど今作のアヴァロン邸まだ入った事ないしコーウィンからのアイテム支援期待で行ってみたい
できるなら手持ちの簡易ゲートの魔翌力補給、ぐらいかな

興味本位でマルケと話しして見たいけどそういうのは駄目なんかな。本筋には全く触れないんだろうけど

時間あったらユリリエとカミュを会わせたい。
ついでに浄化弾を補充したい。

過去世界で何するか、誰連れていくかはまた別途安価取るんじゃない?とりあえず元の世界で何するかの安価だと解釈した
しかし行くはともかく調べるって何だ…?この状況で調べる余地のある場所ってどこがあったっけ

再開します。

>>773
今後の行動ですが、もう夕方~夜になっているはずのため773全ては無理です。
とはいえ、翌日になってテルモンやファルーダの軍勢(といっても精鋭に限られるでしょうが)をイーリスに呼び寄せることは十二分に可能です。
サコミズの跡を追うのもできるでしょう(自死を選んでいるかもしれませんが)。
エチゴが連れてきている3人の実力次第ではオーバーキルもいいとこになるかもしれませんが、
〇〇〇がいる場合はちょうどいい形になるでしょう。

翌日は決戦前日という形で各自がそれぞれ分散して行動することになります。

・異世界組(ケインや蛇の指輪回収、「ジュリア」やカミュ周りのイベント消化?)→再度ウィルコニアへ
・テルモンへの協力依頼(アミールかファル?)
・ファルーダへの協力依頼(ナガト)
・サコミズ捜索(アングヴィラに土地勘がある人物、マルコかユリリエ?)

この辺りまでは確定です。

とりあえず今日できる範囲としては「1Fの端末確認」は問題なくできます。
アヴァロン捜索は翌日人を割こうと思えばできます。ただ、緊急でもないですが。

>>774
夜の追加イベントで何かあるかもですね。誰かとフラグが立つわけではないですが。

>>775
浄化弾補充は翌日です。この後すぐにユリリエとカミュを会わせに行くならそれでもいいですが、翌日に回しても問題ないと言えば問題ありません。

>>776
メンバー選択はその通りです。ただ、上にある通りある程度は決まってます。
調べるは基本ハイリスク選択だったので無視していいです。(行くは773さんが指摘したアヴァロンです)

というわけで、アリスを連れて端末を見せて、その上で帰還→デアドラの回復判定→追加イベント判定へと進みます。

「ちょっといいですか?1階の素体がいた部屋に、端末があったんですよね。
アリスさんを連れて、調べてきていいですか?」

俺の言葉に、ジェラードは「ふむ」と考えるそぶりを見せた。

「異存はないよ。ただ、どこまで情報があるかな……。
大体の情報は、恐らくマザーコンピューターに入れられてるだろうし。そこにあるのは、本当に最小限の情報だけな気がする。
ただ、行くだけはタダだ。少し待とう」

俺は上の階に戻り、待機中のアリスとトニーを連れて1階へと来た。話通り、機械兵は完全に沈黙している。

「ここがその部屋ね。ちょっと拝見させてもらうわ」

アリスは硝子瓶の赤子を一瞥した後、端末を調べ始めた。

01~75 やっぱり最小限の情報だけね。
76~89 ……これって
90~99 これって!!?



アリスは溜め息をついた。

「やっぱり最小限の情報だけね。手元でこれを確認しながら作業を行っていたという感じかしら。
あとこの子が女の子であることは……まあ見りゃ分かるわよね。何者かは、調べなきゃ分からない。
ただ、トニーの言う通り下手に突けないのも事実。明日、ケインに調べさせましょう」

硝子瓶の中の赤子、か。「ジュリア」を見つけた時とよく似ているが、この子は両性具有ではない。
とすれば、誰なのだろう?少々気になるが、あまり大事でもない気もする。明日に回すか。

#############

「おかえりなさい!!」

イーリス王宮に戻るなり、ヘカテルが俺に抱き付いてきた。俺は苦笑する。

「まあ、無事戻った。というか、戦闘自体ほとんど何もなかったんだがな……」

「それでもです。敵地の核心部、ですよ?心配しないわけにはいかないじゃないですか……。
ノワールさんが呼び出されたんで、何かあったのかなとは思ってたんですが」

ははは、とノワールが笑う。

「いや、そんな大したことはなかったかな。むしろ……この人に驚かされたわ」

ノワールの視線は「シデ」に向いた。彼はジェラードと何やら話をしている。この世界の現状の説明を受けているらしい。

「……翼人、ですね。珍しい……」

「『調停者シデ』本人、と言って信じるか?」

「いやあ、まさか。そんなはずは……」

そう言ってヘカテルが「シデ」を見る。そして、段々と表情が固まっていった。

「……確かに凄まじく強いみたいですね。さすがに私でも分かりますよ……何者なんです?」

「だから『シデ』本人だよ。ベネディクトたちが来た世界の。
向こうは相当酷い状況のようだ。来襲される危険性をなくすため、いつかは彼と向こうに乗り込むことになる」

ヘカテルは青ざめ、唾を飲み込んだ。

「正気、ですか??あの男と?一瞬だけ見ましたけど、あれも大概に怪物ですよ??」

「だが、そうしないと抜本的解決にはならない。覚悟だけは決めとけよ。
まあ、目先は明後日のエチゴなんだが」

※65以上でナガト登場


※ナガト登場はなし

「エチゴですか……どういう奴か、イマイチ分かってないんですよね……」

「それは俺も同じだ。エチゴの他に3人いるということまでしか知らない。
ナガトさんに話を聞きたかったんだが、彼は?」

「イーリス防衛を私たちに任せて、ファルーダへと。明後日のための援軍を頼んでいるみたいです。
防衛については、『大きな気を地下から感じた、もう大丈夫だろう』とか言ってて首を捻ってたんですが……『シデ』さんのことだったんですかね?」

ナガトはどうも「シデ」の登場を感知していたらしい。どうやったかは知らないが、この人も大概に凄まじい。

「多分そうだろうな。まあ、明日またウィルコニアに行くから、そこで何かしら分かるだろう。
……ところで、こっちに運び込まれたデアドラさんは??」

「そうだ!」と声をあげて、ノワールが走り出した。諜報部隣の救護室に行くと……

01~25 ブレイズが首を振っていた
26~45 あ、あう……
46~70 ぐっ……!!
71~89 ノワール?
90~99 上+α(アイテム?)

偶奇判定です。

奇数 不幸の宝珠で再判定
偶数 ????????????

コンマ下3

通常は90~98は88扱いですが、奇数のため以下のようにします(20スレ目504参照)。

コンマ下
4の倍数 88扱い
それ以外 偶奇判定やり直し

振り直しです。

改めてコンマ下3の偶奇を取ります。

※不幸の宝珠使用、再判定です。コンマ下

「あ、あうっ……!」

苦悶に満ちた女性の声が聞こえた。苦しむ女性の頭を、ブレイズが厳しい表情で触っている。
状況は、あまり芳しくはないようだ。ノワールが泣きそうな顔でベッドの傍に行き、デアドラの手を取る。

「……大丈夫なんですか??」

「難しいですね……。シャルの時よりもさらに心身への負荷が厳しい拷問を受けていたようです。主にこちらの世界の『ケイン』から。
それでも『一族』の亜種だけあって辛うじて精神の形は保っていますが……。
治すのは、尋常じゃないですね。普通なら、私が付きっ切りで精神の修復をしたとしても数か月はかかる。
『ロビントンのフルート』を使った強制書き換えはできなくはないですが、あれはあまりにリスクが大き過ぎます。
地道に、何とかするしかないですね……」

「そんなっ……!!本当に、それしかないんですか!??」

ブレイズは首を振った。

「『奇跡』でも起きれば別ですが、私をもってしても少しずつ治すしかないのが本当の所です。
少なくとも、今回の一件に彼女を関わらせるのは難しいでしょうね」

重苦しい空気が部屋を包む。それを破ったのは、ノワールだった。

「私が、治療します。ブレイズ様には及びませんが……私も精神感応術は使えます。
父様以外では、デアドラ様が私の残された肉親なんです。……どれだけ時間がかかっても、必ずやり遂げます!」

「……厳しいですよ。数年かかるかもしれない。それでもやると?」

「ええ」

強い意志を含んだ目で、ノワールがブレイズを見た。こうなると、ノワールは曲がらない。
ブレイズは「ふふっ」と笑った。

「その意気やよし、です。ただ、本気で治そうと思うなら、彼女からそう長くは離れられません。
一週間……いえ、3日が限界ですね。それ以上離れると、元の木阿弥になると思ってください。それでもいいですね?」

ノワールが俺を見た。断るわけにはいきそうもない。

※50以上で???

※特になし

俺は笑った。

「ノワールの好きにすればいいさ。俺だってそうする」

「……サイファー!!」

ノワールが泣きながら俺に抱き付いてきた。俺は髪をそっと撫でる。
しかし、3日か。……そう長くイーリスを留守にすることがあるとも思えないが……気を付けなければ。

※コンマ下一桁×2 ノワール好感度上昇

※3日以上ノワールをイーリス以外から連れ出せなくなります。サイファーの言う通り、現状大きな問題にはならないとは思いますが、
「対ベネディクト戦」か「対?????????戦」(現状の可能性は極小)で支障が出る可能性はあります。

※なお、デアドラを比較的楽に治す手段がないわけではありません。

ノワール好感度 443

※ミッション「聖地ウィルコニアを攻略せよ」を達成しました。

※最終ミッション候補「『シデ』の世界を救え!」が発生しました。
条件は最低限ベネディクトの撃破です。

成長判定は翌日に回します。

自分のせいとはいえ偶奇判定外したのは痛かったなー…決まってれば完全回復だっただろうに
マエザキによる蛇の指輪の無害化が上手くいくようなら運命のオーブはブレイズに使わせる形でデアドラの回復に回した方がいいかね

>>805
そういう使い方はありです。もっとも、デアドラの回復だけなら他にも手段はあります(犠牲を伴うかもしれませんが)。
どちらにせよ、実行に移す場合は多数決を取るつもりです。

どっちかというとノワールの行動制限の方が痛いかなって思ったんだよ、どの程度のリスクを背負うかにもよるが劇的に回復する手段を手に入れられるとか戦力上不自由しないというならそれでもいいけどね

>>809
余程コンマが悪くならない限り、ノワールが3日も外さなければならない事態は起きません。
ただし、特定ルート(超低確率)に乗った場合はこの限りではないです。

他の精神感応使えるやつに任せたりとかできない?

少し進めます。

>>812
ジェニーに協力を頼むことはできますが、まあノワールが「自分でやる」というでしょうね。

成長判定です。

サイファー
HP コンマ下一桁÷4上昇

成長ポイントを決めます。

01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント

前回特殊イベントと合わせて11ポイントを振り分けてください。参考情報は以下です。

サイファー(持ち越し0p)

HP 336+290(626)
筋力 17+14(31)
知力 10+13(23)
器用さ 10+14(24)
賢さ 13+10(23)
耐久力 25+17(42)(上限)
魅力 16+7(23)
コンマ修正 55(上限)
ダメージ修正 235
ダメージ軽減 180
狂気度 3
覚醒カウンタ 4

【技能】
・簡易治癒…… 1ターン使ってコンマ下一桁×2回復
・かばう…… 任意の相手のダメージを肩代わりする、自身へのダメージ半減
・フロントガード…… 攻撃しない代わりに前列への物理ダメージ4分の1
・バックガード 攻撃しない代わりに後列への物理ダメージ4分の1 ・カウンター 回避クリティカルの際のカウンターダメージが強制2倍ダメージ
・オートカウンター かばうごとにダメージ後カウンター攻撃発生。命中に大幅ボーナス、ダメージ2倍
・不屈の誓い 1戦闘につき1回のみ使用可能 1ターンのみ全攻撃をサイファーに集中、ダメージを4分の1に。 攻撃を受けるたびにオートカウンター発動
・強撃 1ターン消費してダメージ2倍or確定不意討ち時のダメージを2倍
・魅惑の眼差し 1日1回、魅力判定が確定成功
・一刀両断 1戦闘1回のみ、確定2倍ダメージ、防御貫通(カウンター時は使用不可、朦朧時の連撃は対象外)
・(奥義)無敵化 1日1回のみ始動可能 一部攻撃(核攻撃、相手の重クリティカルなど)を除いてダメージを完全無効化、戦闘時で反撃可能なら確定5倍カウンター
耐久力判定に失敗すると狂気度上昇 (使う際には多数決、使わないと死ぬ場合強制発動)
・近距離瞬間移動 1戦闘で2回使用可能、確定回避と不意討ちが同時に発動。通常時でも使用可
・超回復(瀕死ダメージを食らっても即全回復、2回まで)
・魔力吸収(魔法攻撃を食らった際に程度に応じて回復と増強、魔力カウンター)
・全特殊攻撃無効
麻痺、毒、朦朧など全て無効
・(秘奥義)真・結界(new)
パーティ全体に結界を戦闘1回につき1回だけ張れる、結界の効果は全ダメージ無効(「蛇」や「一角獣」の強攻撃や核攻撃などは通す)
発動時耐久力判定に失敗で狂気度上昇
相手攻撃時のみ発動可能、サイファーはカウンター攻撃へ(確定5倍カウンター)
・(超特殊能力)超幸運 クリティカル修正に+5(絆効果の補正にもかかります、現状の基準値90)

【装備】
・神器「真打・村正」
HP+70、筋力、知力、器用さ、耐久力+4、ダメージ修正100 ダメージ判定に筋力と知力の両方が乗る
ダメージの4分の1HPが回復 対生物ダメージ2倍 クリティカル時ダメージ3倍 遠距離攻撃可能
・防護服「ARMD」
HP+80、コンマ修正15、ダメージ修正30、ダメージ軽減60 全ステータス+3
魔法攻撃無効、行動ごとにHP50減少(カウンター時除く) 魔法の使用は不可に
※オーバードライブ発動可能(追加の1ターンかつダメージ2倍、反動で次行動までスタン)
・小盾「ケレゴルムの盾」
HP+30、ダメージ軽減25、知力、賢さ、耐久力+2
相手のダメージ判定が85以上ならダメージ半減
・魔力糸の革靴
HP+10、ダメージ軽減10
・マリオの手甲
HP+30、コンマ補正10、ダメージ修正15、ダメージ軽減35 筋力、器用さ、耐久力+3
朦朧攻撃可能、発動75以上、維持55以上
・神器「力の指輪ネンヤ」
HP+50、全パラメータ+2、ダメージ修正50、ダメージ軽減20、コンマ修正20
クリティカル倍率+1、1日1回限定で「不幸の宝珠」と同等の効果
・神器「力の指輪ナルヤ」
HP+50、全パラメータ+2、ダメージ修正40、ダメージ軽減30、コンマ修正20
クリティカル常時95以上(88クリティカル扱い)、クリティカル倍率+1

サイファー(持ち越し0p)

HP 346+290(636)
筋力 17+14(31)
知力 15+13(28)
器用さ 10+14(24)
賢さ 13+10(23)
耐久力 25+17(42)(上限)
魅力 16+7(23)
コンマ修正 55(上限)
ダメージ修正 235
ダメージ軽減 180
狂気度 3
覚醒カウンタ 4

【技能】
・簡易治癒…… 1ターン使ってコンマ下一桁×2回復
・かばう…… 任意の相手のダメージを肩代わりする、自身へのダメージ半減
・フロントガード…… 攻撃しない代わりに前列への物理ダメージ4分の1
・バックガード 攻撃しない代わりに後列への物理ダメージ4分の1 ・カウンター 回避クリティカルの際のカウンターダメージが強制2倍ダメージ
・オートカウンター かばうごとにダメージ後カウンター攻撃発生。命中に大幅ボーナス、ダメージ2倍
・不屈の誓い 1戦闘につき1回のみ使用可能 1ターンのみ全攻撃をサイファーに集中、ダメージを4分の1に。 攻撃を受けるたびにオートカウンター発動
・強撃 1ターン消費してダメージ2倍or確定不意討ち時のダメージを2倍
・魅惑の眼差し 1日1回、魅力判定が確定成功
・一刀両断 1戦闘1回のみ、確定2倍ダメージ、防御貫通(カウンター時は使用不可、朦朧時の連撃は対象外)
・(奥義)無敵化 1日1回のみ始動可能 一部攻撃(核攻撃、相手の重クリティカルなど)を除いてダメージを完全無効化、戦闘時で反撃可能なら確定5倍カウンター
耐久力判定に失敗すると狂気度上昇 (使う際には多数決、使わないと死ぬ場合強制発動)
・近距離瞬間移動 1戦闘で2回使用可能、確定回避と不意討ちが同時に発動。通常時でも使用可
・超回復(瀕死ダメージを食らっても即全回復、2回まで)
・魔力吸収(魔法攻撃を食らった際に程度に応じて回復と増強、魔力カウンター)
・全特殊攻撃無効
麻痺、毒、朦朧など全て無効
・(秘奥義)真・結界(new)
パーティ全体に結界を戦闘1回につき1回だけ張れる、結界の効果は全ダメージ無効(「蛇」や「一角獣」の強攻撃や核攻撃などは通す)
発動時耐久力判定に失敗で狂気度上昇
相手攻撃時のみ発動可能、サイファーはカウンター攻撃へ(確定5倍カウンター)
・(超特殊能力)超幸運 クリティカル修正に+5(絆効果の補正にもかかります、現状の基準値90)

【装備】
・神器「真打・村正」
HP+70、筋力、知力、器用さ、耐久力+4、ダメージ修正100 ダメージ判定に筋力と知力の両方が乗る
ダメージの4分の1HPが回復 対生物ダメージ2倍 クリティカル時ダメージ3倍 遠距離攻撃可能
・防護服「ARMD」
HP+80、コンマ修正15、ダメージ修正30、ダメージ軽減60 全ステータス+3
魔法攻撃無効、行動ごとにHP50減少(カウンター時除く) 魔法の使用は不可に
※オーバードライブ発動可能(追加の1ターンかつダメージ2倍、反動で次行動までスタン)
・小盾「ケレゴルムの盾」
HP+30、ダメージ軽減25、知力、賢さ、耐久力+2
相手のダメージ判定が85以上ならダメージ半減
・魔力糸の革靴
HP+10、ダメージ軽減10
・マリオの手甲
HP+30、コンマ補正10、ダメージ修正15、ダメージ軽減35 筋力、器用さ、耐久力+3
朦朧攻撃可能、発動75以上、維持55以上
・神器「力の指輪ネンヤ」
HP+50、全パラメータ+2、ダメージ修正50、ダメージ軽減20、コンマ修正20
クリティカル倍率+1、1日1回限定で「不幸の宝珠」と同等の効果
・神器「力の指輪ナルヤ」
HP+50、全パラメータ+2、ダメージ修正40、ダメージ軽減30、コンマ修正20
クリティカル常時95以上(88クリティカル扱い)、クリティカル倍率+1

※ちなみに今回の成長判定の対象は直接攻略戦に参加したメンバーのみとします。
(ノワールなどはエチゴ戦後に消化します。ここは基本全員が対象になります)

マルコです。

HP コンマ下一桁÷4上昇

成長ポイントを決めます。

01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント

持ち越し分含め7ポイントを振り分けてください。以下を参考にしてください。


(持ち越し3p)

HP 328+310(638)
筋力 7+11(18)
知力 18+15(33)
器用さ 10+9(19)
賢さ 10+11(21)
耐久力 11+11(21)
魅力 20+15(35)(上限)
好感度 142

コンマ修整 55
ダメージ修整 240
ダメージ軽減 170

(技能)
・鑑定
持ち物を鑑定できる(ノワールと同一)
・口車
戦闘開始時に時間を稼ぐことが場合によって可能、魔物相手は不可
・爆薬知識
後衛から爆弾攻撃をした場合ダメージ×1.5
・魔道具知識
発動型武器(銃含む)のダメージ1.5倍
・魅惑のまなざし
1日1度、魅力関連の判定を強制成功
・説得
同行者の魅力判定失敗時に介入可能。説得確率大幅増
戦闘時に使うことも可能。戦闘を終わらせたり、動きを止めたりもできる
魔物には使用不可、暴走中の相手には低確率で効果あり
・(奥義)動くな
叫びにより相手の動きを一瞬止める。随時可能、攻撃時なら不意討ち、回避時は強制回避へ、戦闘1回につき2回可能(対全体攻撃でも発動可能)
・警戒行動(new)
マルコ加入時ファンブル以外は不意討ちなし、戦闘時に転移などで不意討ちされそうな場合でも確率で回避

(装備)
・「クリムゾン・ノイ」
HP+150、全パラメータ+5、ダメージ修正160、ダメージ軽減50、コンマ修正30
命中とダメージ修正には知力を利用、通常時クリティカルが90以上
常時ダメージ3倍、クリティカル倍率+3倍、常時相手防御補正を貫通
敵7人まで同時攻撃可能、命中判定3回
クリティカル時に連射攻撃(30以上で継続、継続3回まで)
麻酔弾発射可能、運用は地獄嵐に準ずる
1戦闘につき1回のみ歪曲弾発射可能(狂気度上昇確率中)、強制クリティカルとスリップダメージ(与ダメージの2分の1)、解除は判定(50以上で継続)
・防護服「DVEC」
HP+40、ダメージ修正20、ダメージ軽減25
全ステータス+2
魔法攻撃無効、魔法の使用は不可に
・神器「ドル・ローミンの鉢金」
HP+35、知力、賢さ、魅力+4、コンマ修正15、ダメージ修正10、ダメージ軽減40
戦闘時1回のみ体力全回復、致死ダメージの際は自動的に発動
1日1回のみ、パーティ全員のHPを半分回復(1ターン消費)
1階層につき一度、自動探査。判定に成功で階段までの最短距離と敵の遭遇可能性が分かる
治癒術が使える(コンマ+50、最低90)
・革手袋「カンベレグ」 HP+15、知力、耐久力+2、コンマ修正5、ダメージ修正20、ダメージ軽減15
・龍革の靴
HP+30、ダメージ修正10、ダメージ軽減20、腕力、器用さ、魅力+2
・指輪『ヴィルヤ・レプリカ』
HP+20、コンマ修正5、ダメージ修正10、ダメージ軽減10、知力、魅力+2
・指輪「ネンヤ・レプリカ」
HP+20、コンマ修正5、ダメージ修正10、ダメージ軽減10、腕力、耐久力+2

上げます。

好感度
コンマ下一桁上昇

マルコ(持ち越し0p)

HP 338+310(648)
筋力 7+11(18)
知力 20+15(35)
器用さ 10+9(19)
賢さ 10+11(21)
耐久力 11+11(21)
魅力 20+15(35)(上限)
好感度 151

コンマ修整 55
ダメージ修整 240
ダメージ軽減 170

狂気度 0
覚醒カウンタ 1

(技能)
・鑑定
持ち物を鑑定できる(ノワールと同一)
・口車
戦闘開始時に時間を稼ぐことが場合によって可能、魔物相手は不可
・爆薬知識
後衛から爆弾攻撃をした場合ダメージ×1.5
・魔道具知識
発動型武器(銃含む)のダメージ1.5倍
・魅惑のまなざし
1日1度、魅力関連の判定を強制成功
・説得
同行者の魅力判定失敗時に介入可能。説得確率大幅増
戦闘時に使うことも可能。戦闘を終わらせたり、動きを止めたりもできる
魔物には使用不可、暴走中の相手には低確率で効果あり
・(奥義)動くな
叫びにより相手の動きを一瞬止める。随時可能、攻撃時なら不意討ち、回避時は強制回避へ、戦闘1回につき2回可能(対全体攻撃でも発動可能)
・警戒行動
マルコ加入時ファンブル以外は不意討ちなし、戦闘時に転移などで不意討ちされそうな場合でも確率で回避
・(奥義)一点集中
戦闘1回につき1回のみ。複数回攻撃を捨てて確定10倍ダメージ、クリティカル70以上
・(超特殊能力)武器融合
装備入れ換えの際同種の武器なら能力引き継ぎ可能+能力底上げ、非戦闘時のみ

(装備)
・「クリムゾン・ノイ」
HP+150、全パラメータ+5、ダメージ修正160、ダメージ軽減50、コンマ修正30
命中とダメージ修正には知力を利用、通常時クリティカルが90以上
常時ダメージ3倍、クリティカル倍率+3倍、常時相手防御補正を貫通
敵7人まで同時攻撃可能、命中判定3回
クリティカル時に連射攻撃(30以上で継続、継続3回まで)
麻酔弾発射可能、運用は地獄嵐に準ずる
1戦闘につき1回のみ歪曲弾発射可能(狂気度上昇確率中)、強制クリティカルとスリップダメージ(与ダメージの2分の1)、解除は判定(50以上で継続)
・防護服「DVEC」
HP+40、ダメージ修正20、ダメージ軽減25
全ステータス+2
魔法攻撃無効、魔法の使用は不可に
・神器「ドル・ローミンの鉢金」
HP+35、知力、賢さ、魅力+4、コンマ修正15、ダメージ修正10、ダメージ軽減40
戦闘時1回のみ体力全回復、致死ダメージの際は自動的に発動
1日1回のみ、パーティ全員のHPを半分回復(1ターン消費)
1階層につき一度、自動探査。判定に成功で階段までの最短距離と敵の遭遇可能性が分かる
治癒術が使える(コンマ+50、最低90)
・革手袋「カンベレグ」 HP+15、知力、耐久力+2、コンマ修正5、ダメージ修正20、ダメージ軽減15
・龍革の靴
HP+30、ダメージ修正10、ダメージ軽減20、腕力、器用さ、魅力+2
・指輪『ヴィルヤ・レプリカ』
HP+20、コンマ修正5、ダメージ修正10、ダメージ軽減10、知力、魅力+2
・指輪「ネンヤ・レプリカ」
HP+20、コンマ修正5、ダメージ修正10、ダメージ軽減10、腕力、耐久力+2

ユリリエです。

HP コンマ下一桁÷4上昇

成長ポイントを決めます。

01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント

持ち越し分含め7ポイントを振り分けてください。以下を参考にしてください。

ユリリエ(持ち越し3p)

HP 383+120(503)
筋力 8+1(9)
知力 15+8(23)
器用さ 20+9(29)
賢さ 20+8(28)
耐久力 12+1(13)
魅力 20+5(25)
好感度 131

コンマ修正 35
ダメージ修正 85
ダメージ軽減 80

狂気度 0
覚醒カウンタ 1

【技能】
・集中(能力向上)
命中常時80%以上に。クリティカル範囲がゾロ目+90以上に

・一撃必殺(能力向上)
ボス戦以外で命中、ダメージ判定クリティカル発生時、55以上クリティカルで即死。ボス戦なら7倍ダメージ

・朦朧打撃
白兵戦時、ダメージ判定80以上で朦朧発生。継続は60以上

・回復弾
遠隔地にいる相手を回復、100+(コンマ下一桁×5+賢さ×x)、気絶や麻痺も回復

・増強弾
遠隔地にいる相手を増強、一時的にHP+50、全パラメータ+2、ダメージ修正と軽減+20

・衰弱弾
敵の能力を減衰、自動回復など特殊能力を防止するなど。1戦闘に1回、機械には別途の効果

・閃光弾
確率で一回不意討ち確定

・猛毒弾
確率で割合ダメージ(最低最大HPの10%)、ダメージ後低確率で追加効果、1戦闘に1回

・波動砲(奥義)
相手が不意討ち確定でないと使用不可、1戦闘に1回
ダメージ(コンマ下一桁×x+知力×y+賢さ×x+ダメージ修正)×10(不意討ち込み、貫通)

・(奥義)クイックリロード
3回連続行動、異なる弾を発射可能、1戦闘に1回のみ

・魅了弾
低~中確率で魅了

・(奥義)魅惑弾(new)
確定で魅了(ただし大ボスには効果減少)、戦闘1回につき1回のみ
この場合の魅了はスタン+自傷行為も可能(低~中確率)

・時間遡行

・魅惑の眼差し

【装備】
・魔弾銃
HP+30 知力、賢さ+3、コンマ修正10
ダメージ修正45

・インカヌスの服
HP +30、知力、器用さ、魅力+4、コンマ修正15、ダメージ軽減40
1度だけ致命的ダメージを無視(全編で1回のみ)

・インドラのカチューシャ
HP+20、器用さ、賢さ+4 ダメージ軽減30
精神攻撃に耐性

・ジュリアの指輪
HP+20 全パラメータ+1、コンマ修正10、ダメージ修正10、ダメージ軽減10

・獅子の指輪
HP+20、ダメージ修正30

筋力に5、耐久力に2

>>844
筋力に5は振れません。再安価です。

サイファーに知力ブッパしたやつにも同じこと言えよ

5ってポイントでは?
筋力
8→9 1pt
9→10 2pt
10→11 2pt

耐久
12→13 2pt

実数値で7上げられないのなんて明らかだしどう見てもポイントでの割り振りでは

>>848
迷いましたが、火力強化と考えればなくはないので通しました。ただ、異論が多いようなら再安価します。

>>849
失礼しました。ただどちらにせよ疑問が残るので再安価は変えません。
(後衛のユリリエで筋力上げは余程でないと無意味です)

とりあえず再安価です。

好感度
コンマ下一桁上昇

サイファーについては後で決を取ります。

取った人に考察お願いしてその上で再安価ならよかったけど後から全否定はやめたほうがいい気も……

安価下

ユリリエ(持ち越し1p)

HP 393+120(513)
筋力 8+1(9)
知力 17+8(25)
器用さ 20+9(29)
賢さ 20+8(28)
耐久力 12+1(13)
魅力 20+5(25)
好感度 137

コンマ修正 35
ダメージ修正 85
ダメージ軽減 80

狂気度 0
覚醒カウンタ 1

【技能】
・集中(能力向上)
命中常時80%以上に。クリティカル範囲がゾロ目+90以上に

・一撃必殺(能力向上)
ボス戦以外で命中、ダメージ判定クリティカル発生時、55以上クリティカルで即死。ボス戦なら7倍ダメージ

・朦朧打撃
白兵戦時、ダメージ判定80以上で朦朧発生。継続は60以上

・回復弾
遠隔地にいる相手を回復、100+(コンマ下一桁×5+賢さ×x)、気絶や麻痺も回復

・増強弾
遠隔地にいる相手を増強、一時的にHP+50、全パラメータ+2、ダメージ修正と軽減+20

・衰弱弾
敵の能力を減衰、自動回復など特殊能力を防止するなど。1戦闘に1回、機械には別途の効果

・閃光弾
確率で一回不意討ち確定

・猛毒弾
確率で割合ダメージ(最低最大HPの10%)、ダメージ後低確率で追加効果、1戦闘に1回

・波動砲(奥義)
相手が不意討ち確定でないと使用不可、1戦闘に1回
ダメージ(コンマ下一桁×x+知力×y+賢さ×x+ダメージ修正)×10(不意討ち込み、貫通)

・(奥義)クイックリロード
3回連続行動、異なる弾を発射可能、1戦闘に1回のみ

・魅了弾
低~中確率で魅了

・(奥義)魅惑弾(new)
確定で魅了(ただし大ボスには効果減少)、戦闘1回につき1回のみ
この場合の魅了はスタン+自傷行為も可能(低~中確率)

・時間遡行

・魅惑の眼差し

【装備】
・魔弾銃
HP+30 知力、賢さ+3、コンマ修正10
ダメージ修正45

・インカヌスの服
HP +30、知力、器用さ、魅力+4、コンマ修正15、ダメージ軽減40
1度だけ致命的ダメージを無視(全編で1回のみ)

・インドラのカチューシャ
HP+20、器用さ、賢さ+4 ダメージ軽減30
精神攻撃に耐性

・ジュリアの指輪
HP+20 全パラメータ+1、コンマ修正10、ダメージ修正10、ダメージ軽減10

・獅子の指輪
HP+20、ダメージ修正30

>>863
とりあえずそうしましょう。意味は通るので。2130までに申告あればそのままとします。

トニーです。

HP コンマ下一桁÷4上昇

成長ポイントを決めます。

01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント

00のため8ポイントの上昇です(ファンブルはなし)。持ち越し分と合わせて9ポイントを振り分けて下さい。下が現時点のパラメータになります。

トニー(持ち越し1p)

HP 470+130(600)
筋力 15+8(23)
知力 13+2(15)
器用さ 18+7(25)
賢さ 16+1(17)
耐久力 14+1(15)
魅力 20+8(28)(上限)
好感度 146

コンマ修正 20
ダメージ修正 80
ダメージ軽減 105

(技能)
・フェイント(近接)
攻撃一回捨ててもう一発を不意討ちに
成功判定は賢さ

・ワンツー
常時2回攻撃(近接)

・ラッシュ
戦闘中1回のみ、5回攻撃(低命中率、近接)

・アンダジイヤー
低威力攻撃(ダメージ半減、近接)
朦朧打撃(60以上で発動)
(ワンツーに混ぜるのが主な使い方)

・ピンポイント
戦闘時クリティカルが90以上で発生、クリティカル時は貫通

・見切り
戦闘時1回だけ確定回避かつその後確定カウンター発動

・ジョルトカウンター(new)
カウンター時ダメージ3倍、貫通
カウンター後は強制自ターン

・SC
魅力判定で発動、戦闘中1回のみ
魅力判定成功で強制不意討ち、かつ確率で不意討ち状態継続

・威圧感(new)
1ターンのみコンマ補正+50、ダメージ2倍(クリティカル確率が跳ね上がります)
使用後は反動で1ターン行動不可

・魅惑の眼差し

・口車

・読心術
相手の行動パターンが一定程度読める。状況に応じて魅力判定にボーナス(乗数最低保証2倍、3倍が多い)。
戦闘時回避にボーナス

(装備)
・神器「フィンゴルの手甲」
HP+30、腕力、器用さ、魅力すべて+3、ダメージ修正40、ダメージ軽減30、コンマ判定10、朦朧修正70以上で発動(継続判定は50以上)
軽ファンブル無効(00奇数、11、22のみファンブル)

神器「破壊神シヴァのジャケット」
HP+50、腕力、器用さ+4、ダメージ修整10、ダメージ軽減40、コンマ修整10
常時攻撃回数2倍、朦朧判定の始動が60以上、クリティカル倍率+1倍
95以上がクリティカル扱いに

・形見の指輪
HP+20、ダメージ修正20、ダメージ軽減20
魅力+5、一度だけ致死ダメージを無効(指輪は壊れる)

・仕込み靴
HP+30、ダメージ修正10、ダメージ軽減10
筋力、賢さ、耐久力+1

・知識の指輪
知力+2、ダメージ軽減5

好感度
コンマ下一桁上昇

トニー(持ち越し1p)

HP 489+130(619)
筋力 15+8(23)
知力 13+2(15)
器用さ 20+7(27)
賢さ 16+1(17)
耐久力 14+1(15)
魅力 20+8(28)(上限)
好感度 151

コンマ修正 20
ダメージ修正 80
ダメージ軽減 105

(技能)
・フェイント(近接)
攻撃一回捨ててもう一発を不意討ちに
成功判定は賢さ

・ワンツー
常時2回攻撃(近接)

・ラッシュ
戦闘中1回のみ、5回攻撃(低命中率、近接)

・アンダジイヤー
低威力攻撃(ダメージ半減、近接)
朦朧打撃(60以上で発動)
(ワンツーに混ぜるのが主な使い方)

・ピンポイント
戦闘時クリティカルが90以上で発生、クリティカル時は貫通

・見切り
戦闘時1回だけ確定回避かつその後確定カウンター発動

・ジョルトカウンター(new)
カウンター時ダメージ3倍、貫通
カウンター後は強制自ターン

・SC
魅力判定で発動、戦闘中1回のみ
魅力判定成功で強制不意討ち、かつ確率で不意討ち状態継続

・威圧感
1ターンのみコンマ補正+50、ダメージ2倍(クリティカル確率が跳ね上がります)
使用後は反動で1ターン行動不可

・魅惑の眼差し

・口車

・読心術
相手の行動パターンが一定程度読める。状況に応じて魅力判定にボーナス(乗数最低保証2倍、3倍が多い)。
戦闘時回避にボーナス

・(奥義)千手観音
1戦闘につき1回のみ。2倍ダメージの3連打(シヴァジャケット装備なら6連打)
クリティカル判定は各打撃に応じる。使用後は最低1ターンスタン

(装備)
・神器「フィンゴルの手甲」
HP+30、腕力、器用さ、魅力すべて+3、ダメージ修正40、ダメージ軽減30、コンマ判定10、朦朧修正70以上で発動(継続判定は50以上)
軽ファンブル無効(00奇数、11、22のみファンブル)

神器「破壊神シヴァのジャケット」
HP+50、腕力、器用さ+4、ダメージ修整10、ダメージ軽減40、コンマ修整10
常時攻撃回数2倍、朦朧判定の始動が60以上、クリティカル倍率+1倍
95以上がクリティカル扱いに

・形見の指輪
HP+20、ダメージ修正20、ダメージ軽減20
魅力+5、一度だけ致死ダメージを無効(指輪は壊れる)

・仕込み靴
HP+30、ダメージ修正10、ダメージ軽減10
筋力、賢さ、耐久力+1

・知識の指輪
知力+2、ダメージ軽減5

間違いがあったため訂正。

トニー(持ち越し2p)

HP 489+130(619)
筋力 15+8(23)
知力 13+2(15)
器用さ 20+7(27)
賢さ 16+1(17)
耐久力 14+1(15)
魅力 20+8(28)(上限)
好感度 151

コンマ修正 20
ダメージ修正 80
ダメージ軽減 105

(技能)
・フェイント(近接)
攻撃一回捨ててもう一発を不意討ちに
成功判定は賢さ

・ワンツー
常時2回攻撃(近接)

・ラッシュ
戦闘中1回のみ、5回攻撃(低命中率、近接)

・アンダジイヤー
低威力攻撃(ダメージ半減、近接)
朦朧打撃(60以上で発動)
(ワンツーに混ぜるのが主な使い方)

・ピンポイント
戦闘時クリティカルが90以上で発生、クリティカル時は貫通

・見切り
戦闘時1回だけ確定回避かつその後確定カウンター発動

・ジョルトカウンター(new)
カウンター時ダメージ3倍、貫通
カウンター後は強制自ターン

・SC
魅力判定で発動、戦闘中1回のみ
魅力判定成功で強制不意討ち、かつ確率で不意討ち状態継続

・威圧感
1ターンのみコンマ補正+50、ダメージ2倍(クリティカル確率が跳ね上がります)
使用後は反動で1ターン行動不可

・魅惑の眼差し

・口車

・読心術
相手の行動パターンが一定程度読める。状況に応じて魅力判定にボーナス(乗数最低保証2倍、3倍が多い)。
戦闘時回避にボーナス

・(奥義)千手観音
1戦闘につき1回のみ。2倍ダメージの3連打(シヴァジャケット装備なら6連打)
クリティカル判定は各打撃に応じる。使用後は最低1ターンスタン

(装備)
・神器「フィンゴルの手甲」
HP+30、腕力、器用さ、魅力すべて+3、ダメージ修正40、ダメージ軽減30、コンマ判定10、朦朧修正70以上で発動(継続判定は50以上)
軽ファンブル無効(00奇数、11、22のみファンブル)

神器「破壊神シヴァのジャケット」
HP+50、腕力、器用さ+4、ダメージ修整10、ダメージ軽減40、コンマ修整10
常時攻撃回数2倍、朦朧判定の始動が60以上、クリティカル倍率+1倍
95以上がクリティカル扱いに

・形見の指輪
HP+20、ダメージ修正20、ダメージ軽減20
魅力+5、一度だけ致死ダメージを無効(指輪は壊れる)

・仕込み靴
HP+30、ダメージ修正10、ダメージ軽減10
筋力、賢さ、耐久力+1

・知識の指輪
知力+2、ダメージ軽減5

サイファーの成長については保留とします。本人からの申告があるか、異論が少ないようならこのままとします。

再開します。サイファーの成長はそのままとします。

※夜のイベント判定

3の倍数 ユリリエがマエザキの研究所に行く
4の倍数 サイファー、シデと食事
5の倍数 マルケとファルの会話
7の倍数 サコミズを発見

※クリティカルの場合当該コンマに加え+1選べます
※55、66、77、88は当該イベントにボーナスあり
※99、00は全て選択可能なうえにボーナスが入ります(00のみ気持ち強め)

※全てなし、翌日に移行します

##############

「随分遅いな、また『これ』か?」

エデルが苦笑しながら小指を立てる。軍議の時間に少し遅れてしまったのは、単純に疲れがたまっていたに過ぎない。
他の皆も似たようなものだ。俺は少しムッとしながら答えた。

「これだけ色々ありゃ、疲れだって溜まりますよ……。とりあえず、明日の対策ですね」

軍議には俺とエデルの他に、諜報部からエリス、「過去世界」代表としてトニーが参加していた。
「一族」からはランダムが、それにアミールも出席している。
「シデ」は、ジェラードとコーウィンと重要な話があるとウィルコニアに引いていた。この話は、後で聞かせてもらえることになっている。

「まあ、冗談だ。そう、明日『新大陸』からエチゴという男が襲来するという。その迎撃方法についてだ。
コーウィン殿の話では、人類最大の、そして唯一ほぼ温存された軍事力があるイーリスを一緒に叩く計画であったらしい。
とはいえ、素直に真っすぐこっちに来るかは全く読めない、らしい。このため各国協力して対応に当たる手筈になっている」

エリスが手を挙げた。

「狙いはここ、とすれば一緒にやられる可能性があるのは隣国のファルーダね。
これについては、ナガトさんが後でワシル将軍を連れてくることになってるけど、多分彼ら自身が対応することになるわ。
万一襲撃された場合は、ナガトさんを通して私たちが救援に向かう。そんな感じね。
大陸南部の各国、アングヴィラにモリブス、大陸北東部のテルモンについては狙いがイーリスである限りは襲撃の恐れはないわ。
ただ、人手はあった方がいいからモリブスのジェニー・ベーレン嬢にはブレイス大司教を通して声をかけてる。
テルモンについてはまだ打診してないけど……アミール、やってくれる?」

「そうだね、僕かファルなら増援が期待できるだろう。サンダースが動くかは不明だけど、まあやるだけやるさ」

アミールが快諾した。ランダムがうーんと唸っている。

「しかしだな、たかが4人にやり過ぎじゃねえか?そりゃエチゴがヤバいのは分かる。だが、そこまでする必要があるか、だ。
まあ、向こうの戦力がどれほどか分からねえから、やるだけやりたくなる気持ちも分かるんだがねえ」

「……そこは正直、マエザキさんの研究所にいる『ケイン』がウィルコニアでどれほどの情報を得てくれるかによりますね。
戦力配置の話は、それからでも構わないかと」

「まあそれが自然だろ。とりあえず、やらなきゃいけねえことはこんな辺りか」

ランダムがつかつかと軍議室の黒板に向かい、白墨を手に取る。

「まず、ケインの確保だ。治療はさほど問題ねえって話だから、これは心配無用だろ。
それに、向こうで処理してもらっているはずの『蛇の指輪』。これも持ち帰る必要がある。
まあぶっちゃけ、『向こうの世界』には誰かしら人を寄こす必要があるわな。救援要請も必要だし」

「それについちゃ、俺も同感だね。少なくとも向こうでの厄介事は大体終わってる。
タキ辺りは喜んで力を貸すだろう。ギッグスはどうか知らんがな。この先の話を考えると、一度こっちに来てもらった方がいい気もする。
話を聞く限り、ベネディクトって奴はこっちの世界に害をなす程度で済むようには思えねえからな。
俺たちの世界を考えても、しっかり潰しておく必要がある。なら、こっちの世界の『理(ことわり)』ってやつに少し慣れてもらった方がいい」

ランダムが「1:『異世界』への派遣」と書いた。

「あと、アングヴィラへの増援要請だが……正直これは難しいな。まだ復興が全然進んでいない。
エチゴの撃退が終わったら、俺も速攻でそっちに専念したいぐらいだ」

……そうだろうか?何か忘れているような……

45-賢さ(23)=22以上で成功



※クリティカル、サコミズの足取り情報あり

いや、一人「新大陸」の情報を持っているかもしれない人物がいた。サコミズだ。

「いや、サコミズ氏が確かアングヴィラにいたはずです。彼は『新大陸』出身ですから、何か知っていることがあるかもしれない」

「おお!」とランダムが声をあげた。

「そうか、すっかり忘れてたぜ。確か奴さん、リーンの別荘があった『ラウスト』って街に行ったはずだ。アングヴィラ北部だ。
殉死は、少なくとも少し前まではしてなかった。あるいは、そこにいるかもしれねえな。探すだけの価値はあるか」

ランダムは「2:サコミズの捜索」と書いた。

「ズマにはもう人がいないから、行くだけ無駄ね。あそこの魔素流出も何とかしなきゃいけないけど、とりあえずは後回し。
『穴』内部については、放っておいてもクラークからランダムさんが来るとは思う。
クヴァさんやユミールさんも予防と思えば来るだろうけど、それは情報次第ってとこね。
ヤシロさんもどうかしらね……確かエイリークさんが、第四階層の様子を見に行っているけど、これもまだ判断しなくていいかしら」

エリスの言葉に、ランダムも頷いた。

「まあそうだな。モリブスはブレイズ兄に任せていいだろう。トリスは正直復興できるかどうかって話だ。マルケの協力だけでいいだろう。
テルモンはさっきエリスの嬢ちゃんが言った通りアミールかファルが行けばいいだろうが、どうする?」

アミールが少し考えた。

3の倍数 そうしよう
3の倍数以外 いや、ちょっと待ってくれ

「いや、ちょっと待ってくれ。『蛇の指輪』については、僕も関心がある。
少なくとも、向こうで『無害』にはできる、ってことだよね?」

「確かそう聞いてる。ただ、力を持たせたままにできるかは分からない。それがどうかしたか?」

「実は……僕は全く違った方法であれを何とかできないかと思っていた。僕の中にある『蛇』の力を以て、あの『指輪』を制御することだ。
多分、可能性は薄いと思っていた。ファルの母、マルガリート女王から『運命のオーブ』と呼ばれる秘宝を貰ったが、
それをもってしても無力化に留まるか、力を使いこなせるかは相当微妙だと思っていた。
だが、もし向こうである程度の処理が済んでいるのなら……それを僕が使いこなす可能性は高まる」

ランダムが怪訝な表情になった。

「ちょっと待て。そうやってどうなる?お前さんは確かに強くなるかもしれねえ。
でも、これ以上『蛇』の力を身に付けたら……どうなるか分かってるのか?」

アミールはランダムを見つめる。そこにはある種の「覚悟」が感じられた。

「多分、僕は人間ではいられないだろう。あるいは『蛇』そのものになってしまうかもしれない。
その場合、この世界の『蛇』と僕がどうなるのかは見当もつかない。
だが、この世界の『一角獣』に対抗するためには……あるいは、この世界を滅びの定めから救うためには、それぐらいはしないといけない。
僕が為した罪を償うには、これしか考えられない。ズマの件といい、世界がこうなったことの責任は僕にも相当ある」

俺は……

1 アミールの「異世界」行きを許す(「蛇の指輪」イベント発生、どうなるかはコンマ次第)
2 アミールはテルモンに行かせる(「蛇の指輪」をアミール以外に装備させることが可能に、ただアミール超強化の可能性は薄くなる)

※安価下3多数決、考察不要
※「蛇の指輪」の処理結果を見てどうするかという手もありますが、アミールがいないと「完全に力が温存された指輪」はほぼ入手不能です。

「……分かった。そこまで言うなら。となるとテルモンには、ファルを行かせることになるな」

「彼女は僕がプレーンウォークを使って向かわせる。それで問題ないと思う」

アミールが返した。後は、誰がマエザキの所に行くかだ。それと、アングヴィラに誰を行かせるかだが……。
ランダムが行ければ問題ないが、またウィルコニアに戻らなければいけないらしい。どうしたものか。

※それぞれの候補を以下に列挙します。

・異世界行き
サイファー、アミール、トニー(確定)
あと1~2人可能

・アングヴィラ行き
マルコかユリリエのどちらかは必要
+1~2人

※それぞれ起こるイベントが若干違います。

※とりあえず、アングヴィラにどちらを連れていくかだけ決めます。
それに応じて異世界行きのメンバーを筆者が決めます。
0000から安価下3多数決

とりあえずコンマについては現状通りとします。
流石に倍数判定で狙い撃ちは不可ですし、これについては上手く行かなくても仕方がないと思います。

ついでに言うと、倍数判定で引っかかることが必ずしもプラスとは限りません。
なお、アミールの上のイベントは3の倍数だと進行しないようになっていました。

というわけで、投票お願いします。
(ユリリエをアングヴィラに向かわせることの意味はないわけではありません)

アングヴィラにはユリリエを向かわせる
異世界組にマルコが入ってのジュリアイベント発生とユリリエが入ってのカミュイベント発生を天秤にかけて前者を優先させたいから消去法で

>>909
倍数判定では90以上クリティカルは無効にするとかじゃないと意味がないってこと言いたいんだと思う。やるなら徹底しようぜって話

>>912
それは一理ありますね。検討します。

上げます。

0900まで異論なければ>>911で進行します。

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