【安価】奈緒「つ、ついにあたしもエロゲーをプレイするぞ……」【R18】3 (1000)

・安価で一部展開が決まるため投下ペースが非常に遅いです。
・ストーリー的に展開が分岐した場合はアナウンスします。
・予定としてエンディングまでの到達が確定した場合、事前に用意しているいくつかのエンディングの"種類"に分岐されます。
>>1はデレステをプレイしながら進行するので途中進行が止まる場合があります。モバマスもやります。
・稀に他作品のネタが入るかもしれません。
・奈緒はエッチなことになりません。


前スレ
【安価】奈緒「つ、ついにあたしもエロゲーをプレイするぞ……」【R18】2

【安価】奈緒「つ、ついにあたしもエロゲーをプレイするぞ……」【R18】
【安価】奈緒「つ、ついにあたしもエロゲーをプレイするぞ……」【R18】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462078536/)

登場アイドルテンプレ


キャラ名:新田美波
戦闘適正      :52(Dランク)→57(Dランク)→67(Cランク)
オペレーター適正 :83(Aランク)
指揮官適正    :74(Bランク)
性欲        .:30(初期値)→60(戦闘直後)→45(セックス後)→65(訓練後)→60(オナニー後)→65→70→65(手淫後)→95(戦闘後)→80(セックス後)→85→0→85
モバPへの親愛度.:10(並)→30(並)→35(並)→65(良好)

■新田美波
国際連合防衛本部宇宙軌道防衛軍所属の軍人。階級は少佐。フレイヤでは指揮官を担当。
両親は地球での生まれであり父は海洋学者の権威であるが、自身は木星圏コロニー「ハマヨコ」生まれである。
母と共にハマヨコに住んでいたが、幼少期にハマヨコ周辺でキラー・ビーとの中規模戦闘が起きて以来
戦いが身近なものと認識をしており、数年前に軍に志願。父の伝手で士官学校に入学、卒業した後にパイロットとして
一時期土星圏宙域の防衛艦隊に配属される。
土星圏宙域でのキラー・ビーとの大規模戦闘において後期型グレイプニールMkⅤを駆り、キラー・ビー撃破数が17体という
驚異的な戦果を記録している。またキラー・ビーの大群により戦闘中に所属していた母艦が撃沈してしまったが、
前線出撃中にも関わらず周辺の戦艦共々艦隊の再編指示を出し、生存艦を全て旗艦との合流に成功させたことにより
指揮官適正を評価され、適正試験を受けた後少尉から少佐へと異例の特進をし、同時期にプロジェクト・ヴァルキュリアの
一員に抜擢される。
フレイヤに指揮官として配属されて以降、ハマヨコで面識のある文香を初めとする前線メンバー5人で国連所属のアイドルユニット
「アインフェリア」を結成しておりリーダーを務めている。
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キャラ名:鷺沢文香
戦闘適正      :36(Fランク)
オペレーター適正 :84(Aランク)
指揮官適正    :99(Sランク)
性欲        .:30(初期値)→60(戦闘直後)→55(手淫後)→85(戦闘直後)→70(セックス後)→90(訓練後)→85(オナニー後)→90(危険)→75(セックス後)→60(セックス後)→0→60
モバPへの親愛度.:3(並)→28(並)→58(良好)→63(良好)→93(良好)→113(敬愛)

■鷺沢文香
国際連合防衛本部宇宙軌道防衛軍所属の軍人。階級は少尉。フレイヤでは通信管制オペレーターを主担当にしている。
元々は民間人だが、元軍人である祖父の伝手より国連の適正試験を受けた後、通信・指揮適正の高さから
プロジェクト・ヴァルキュリアに抜擢される。
美波以外のアインフェリアのメンバーについては、適正試験後に戦闘機搭乗シミュレーター、艦隊制御プログラム操作等
一通りの訓練は受けており、フレイヤのオートモジュール機能の補助を受けつつ戦艦運用をしている。
宇宙生まれであり美波とはハマヨコ在住のときに面識がある。
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キャラ名:橘ありす
戦闘適正      :27(Gランク)→42(Eランク)
オペレーター適正 :21(Gランク)
指揮官適正    :7(Gランク)
性欲        .:30(初期値)→50(訓練後)→0→50
モバPへの親愛度.:3(並)→8(並)→28(並)→53(良好)→73(良好)

■橘ありす
国際連合防衛本部宇宙軌道防衛軍所属の軍人。階級は少尉。フレイヤでは火器管制オペレーターを主担当にしている。
両親が国防本部付けの軍人であり、自身も両親に倣って軍に志願したが年齢制限に引っ掛かっていたが
プロジェクト・ヴァルキュリアの適正が認められたため火星圏防衛のため配備されているフレイヤに配属される。
両親からは英才教育を受けており、火器管制担当でありながら戦闘中は美波の無茶振りや文香のバックアップも引き受けている。
戦闘中の艦体制御も行うため、フレイヤを振り回すことがあり整備班からは苦情を言われるときがあるがまったく気にしていない。
ただし、指揮官の美波、理想としている年上の文香には尊敬の念を抱いており、2人の言うことであれば素直に従っている。
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キャラ名:相葉夕美
戦闘適正      :23(Gランク)→43(Eランク)
オペレーター適正 :31(Fランク)
指揮官適正    :73(Bランク)
性欲        .:30(初期値)→50(訓練後)→45(オナニー後)→75(戦闘直後)→60(セックス後)→0→60
モバPへの親愛度.:16(並)→31(並)→36(並)→56(良好)

■相葉夕美
国際連合防衛本部宇宙軌道防衛軍所属の軍人。階級は中尉。フレイヤではヴァルキュリアMkⅡのメインパイロットを担当している。
元々は巡航行船の護衛任務に就いていたが、プロジェクト・ヴァルキュリアの適正が認められフレイヤに配属される。
他のメンバーと違い完全に前線担当であるため、ブリッジでの仕事をすることはほとんどなく、基本運用として藍子、文香の
どちらかとのコンビネーションで前線での戦闘を行う。
宇宙生まれであり、1度地球に行ってみたいと思っておりフレイヤ艦内に擬似的に設置された花壇で地球産の花を育てている。
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キャラ名:高森藍子
戦闘適正      :2(Gランク)→22(Gランク)→37(Fランク)→47(Eランク)
オペレーター適正 :50(Dランク)
指揮官適正    :30(Gランク)
性欲        .:30(初期値)→60(戦闘直後)→55(オナニー後)→85(戦闘直後)→45(セックス後)→50→70(訓練後)→65(オナニー後)→0→65
モバPへの親愛度.:20(並)→35(並)→40(並)→60(良好)→75(良好)→80(良好)→75(良好)

■高森藍子
国際連合防衛本部宇宙軌道防衛軍所属の軍人。階級は少尉。フレイヤではヴァルキュリアMkⅡのサブパイロットを担当している。
通常戦闘時は夕美と共にヴァルキュアMkⅡに搭乗し前線へ、必要に応じて文香またはありすとポジションを交代する場合がある。
本人の性格から戦闘適正は決して高くはないが、自分よりも適正のある美波は指揮官、ありすは年齢的なハンデ、文香は自分よりも
前線での戦闘適正が低いため仕方が無く前線に出ているが、前線に出るたびにいつも不安を抱えてしまっている。
そのため、ヴァルキュリア搭乗後による精神疲労が著しいため前線任務が終わった直後はしばらくの間戦闘続行が不可能という
状態に陥ってしまう。
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その他

キャラ名:モバP
戦闘適正      :87(Aランク)
オペレーター適正 :68(Cランク)
指揮官適正    :4(Gランク)

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テンプレ以上

――午前、事務所

奈緒「おはようございまーす」ズーン……

<ソレデプロデューサーサン……

奈緒「ん?」


美波「本当に大丈夫なんですか? 熱、ちゃんと下がったんですか?」

P「下がったよ。さっきからずっと同じことばかり聞いてるな」

藍子「心配しているんですよ? プロデューサーさんが風邪を引いているところ、初めて見ましたし」

ありす「スーツ姿以外のプロデューサーさんの姿も、初めて見ましたからね」

夕美「今日のお仕事も、私たち自分でいけるから無理しなくいいのに……」

文香「ゆっくりと静養して……元気になって頂かないと……」


奈緒(みんなPさんの周りに群がってるな……)

奈緒(そのうち文香辺りが、『ついでにここも元気にしてあげますね』とか言いながらPさんのちんぽしゃぶり始めたりするのかな……はははっ)



文香「……奈緒さん、どうしましたか?」

奈緒「えっ? ああいや、なんでもないよ、なんでも……さーて、今日も仕事頑張らないとなー」


……
…………

――夜、奈緒の部屋

奈緒「もう22時……さて、今日もやるか」フーッ

奈緒「昨日はPさんが復活して、新しい機体をもらって白い蜂を撃退したんだよな」カチカチッ

奈緒「えっと、セーブデータを選んで、と」カチッ

奈緒「まあ倒せなかったけど、手傷も負わせたみたいだしそのうち倒せるんだろうなぁ」

奈緒「さて……今日はどこまで進めれるかな……」


――――
――

――ノルンJ-01(会議室)

大佐「バッカモーン!!!!」

P「……申し訳ありません」

麗奈「アーッハッハッハ!」

大佐「持ってきた新型を早速おしゃかにするとは思ってなかったぞ!」

晶葉「うーん……正直助手とレイナの操縦技術を舐めすぎていたな……新型マニューバとリミッター解除でそれぞれ機体をぶっ壊すのか……」カタカタッ

大佐「キミはまったく……新型の開発にいくら掛かったと思っているんだね!」

P「はい……それはもう……」

麗奈「ぐ、軍の1戦撃破スコア更新したヤツが……せ、説教食らってやんの!」ケラケラ

ちひろ「蜂52匹でしたっけ? 時間あたりでは最多になりましたよね」

晶葉「それにしても新装甲を制御している駆動系がほとんどイかれてるな……粒子膜でのコーティングだけではあの機動をカバーできないのか?」カタカタカタッ

大佐「部隊の予算も掛かっているというのに、白塗りが相手では仕方ないのは分かっているがねぇ!」

P「はい……はい、申し訳ありません……」

麗奈「ちょっと晶葉、レイナサマにも新しいオモチャ寄越しなさいよ」

晶葉「新型は無理だがヴァルキュリアなら1機やろうか? 試作ナンバーならまだ工場に残ってるぞ」

麗奈「それ使えんの?」

晶葉「フレイに渡してる同型と同じ調整してやればな。試作型だしシステムも単独で使えるぞ」

麗奈「おっ、イイじゃないの。ナシヤマ戻ったら頼むわよー」

ちひろ「はぁ……」

……
…………

――フレイヤ(格納庫)

<ソッチ、エスエスシーモッテキテ

<コレダメジャネ?

整備長「んー……」

美波「どうですか?」

整備長「ダメですぜ。試作型もMkⅡも、破損状況が酷くてここじゃどうにも……」

ありす「であれば、ナシヤマで修理するしかないですね」

整備長「だなぁ……フレイヤも今回の戦闘で相当やられちまったし」

ありす「外装破損多数、ブリンガー1番から3番、5番と6番破損、レーヴァテイン2機破損、その他諸々……結構壊れましたね」

整備長「主砲とミサイルは撃てるからまだ何とか……でもエンジンも出力落ちてるしなぁ……」

美波「強襲艦だから仕方が無いわね……とはいえ、ノルンがいるからナシヤマに戻るまでは大丈夫だと思うけど」

ありす「そうですね。蜂の巣も落とせましたし、ひとまず安心だと思います」

整備長「そういえば嬢ちゃんたち、戻ってきてから少佐とヤッてなくて大丈夫なんですかい?」

美波「大丈夫じゃないです」ムラムラ

ありす「あの人、戻ってすぐ通信で呼ばれてJ-01に行っちゃいましたからね。新型の話だと思いますけど」

整備長「ま、アレだけ暴れて戻ってきたんですし、少佐のことだろうから勲章の話でもされてるんじゃねーかなぁ」

美波「はぁ、プロデューサーさん、早く戻ってこないかな……」

……
…………

――数時間後、フレイヤ(ブリッジ)

夕美「ええっ! 説教!?」

P「新型壊して怒られた……」

藍子「えええええ……」

ありす「分からなくもないけどヒドイですね……」

P「いやまあ、博士からは新型マニューバ使うなって言われてたが、使ってしまったからな」

文香「戦闘開始後……すぐに、使用していましたよね……」

P「まあ、自業自得だな」

ありす「ところで、この後私たちはどうするんですか?」

P「うむ、一応今後の話もしてきた。この後はナシヤマまで戻る。戦闘続行可能な強襲艦数隻はノルンを護衛する」

P「まあフレイヤはこの有様でM-01に収容してしまったし、機体も全部使い物にならん状態だ。俺たちは待機になる」

藍子「それじゃあ、休憩して大丈夫ってことですか?」

P「ああ、コンディションイエローだが、何も出来んからな。俺がJ-01に行っている間に自慰行為は済ませたようだし、そのまま休んでいい」

ありす「よかった……それなら部屋に戻っていいですよね」

P「問題ない」

美波「……あの、プロデューサーさん」

P「どうした少佐」

美波「戦闘後、戻ってきてから……どれくらい経ちました?」

P「どれくらいって……3時間くらいだな」

P「……待て、時間的にゾーニング現象解消のための命令権は既に無くなっているはずだぞ」

美波「いえ、そういうことではなくて……」ムラムラ

文香「……」ムラムラ

藍子「……」ムラムラ

夕美「……」ムラムラ

P「じゃあなんだ。お前ら目つき変わってるぞ」

美波「プロデューサーさんは……システム起動してセックスしたくならないんですか?」ムラムラ

文香「上官命令で……私たちは、これから……プロデューサーさんに、身体の隅々まで犯されなければならないと思うのですが……」ムラムラ

P「……うーん、そういえば……いや、別に」

文香「えっ!?」

藍子「そ、そんな……!」

夕美「何ともないんですか!?」

P「ふーむ……いや、セックスしたいという気分にはならんな。いつも通り戦闘に出て戻ってきた場合と変わらん」

美波「そ、そんな……嘘です! 絶対にセックスしたくて仕方が無いはずです!!」

P「何でそうなるんだよ……」

ピピピッ!

晶葉『おーい助手、いるか?』

ありす「どなたですか?」

晶葉『なに? 私のことを知らないのか。私は天才美少女池袋晶葉博士だ。オート・クレール社の主幹技師長だ』

美波「オート・クレール社の……失礼しました。あの……なぜフレイヤに通信を?」

晶葉『なんだ、助手から聞いていないのか。お前たちの乗っているヴァルキュリアを作ったのは私だよ。あとフレイヤも設計に関わっている』

文香「それでは……池袋博士が、あのような……変態的なシステムを……」

晶葉『まてまて、勘違いするなよ。私はシステムの部分に関しては要求どおり作っただけで私自身が変態ではない』

晶葉『ってそんな話をしにきたわけじゃない。助手よ、やはりヴァリアントはダメだな。フレームの見直しと再調整が必要だ』

P「そうか……どれくらい掛かる?」

晶葉『派手に壊してくれたし相当掛かる。半分作り直しみたいなものだし、早くても2ヶ月くらいか……』

P「そんなにか……」

晶葉『他のヴァルキュリアもダメになったからな。そいつらの修理も込みで工数見積もらなければならん』

美波「博士! お聞きしたいことがあります!」

晶葉『なんだ、薮から棒に』

美波「どうしてプロデューサーさんはシステムを起動した後でもセックスしたくならないんですか!」

文香「私たちはいつも……セックスをしたくなるのに、これでは不公平です……」

ありす「またそんな下らないこと聞いて……」

晶葉『ああそれ、恐らくだが助手にはシステム起動時による恐怖心の増幅がないんだろう』

藍子「恐怖心の増幅?」

晶葉『お前たちも知ってるだろう。ゾーニング現象へ移行させるために使用している機能』

夕美「360度フルスクリーンモニター、擬似立体音響、あとはえーっと……運動制御補助プログラム用の脳波受信装置と……」

晶葉『あとはお前たちが使っているエロスーツだな』

P「エロスーツておい……」

晶葉『まあ、お前たちは増大した恐怖心、闘争心によってゾーニング現象に移行する代わりに生存本能が増す。だからセックスしたくなる』

晶葉『しかし助手の場合、戦闘経験が多いのもあるし、高機動戦闘や戦闘空間の把握も得意ときている』

晶葉『そんなヤツがこのシステムを使ったところで『わー、視界広くなったわー、便利だわー』程度で済んでしまうから恐怖心もへったくれもない』

晶葉『むしろ受信される情報量が増したことで更に適切な状況判断が出来るようになって冷静さが増しているんだろうな』

文香「そ、そんな……」ガクッ

藍子「プロデューサーさんは……セックスしたくならないなんて……」

P「まあ、経験の差だな。皆も精進しろよ」

美波「そんな……納得できない……」

晶葉『まあいいじゃないか。戦闘終わるたびにセックスしなきゃならないシステムなんてふざけすぎだろうし』

P「そのふざけたシステムを採用しているほうがふざけていると思うんだがなぁ」


晶葉『それにしてもなんだ、そんなに助手とセックスしたいのか。5人ともとんだ変態だな』

ありす「私を巻き込まないでください」

文香「いえ、その……私たちも、今回の戦闘でシステムを起動したので……ゾーニング状態を解除したくて……」

晶葉『ああ……もう時間も経ったし命令権が無くなったのか、残念だったな』

美波「命令権がなくても、プロデューサーさんは私たちが辛いことを分かっているのでセックスしてくれるべきなんです!」

夕美「もうオナニーだけじゃ全然解消できないし……」

晶葉『んなこと私に言われてもな……まあ助手がセックスしたがらないのも仕方が無いか。確か女いたんだろう?」

P「まあな……」


「「「「「「え"っ!?」」」」」


P「ん?」

>>17訂正

晶葉『それにしてもなんだ、そんなに助手とセックスしたいのか。5人ともとんだ変態だな』

ありす「私を巻き込まないでください」

文香「いえ、その……私たちも、今回の戦闘でシステムを起動したので……ゾーニング状態を解除したくて……」

晶葉『ああ……もう時間も経ったし命令権が無くなったのか、残念だったな』

美波「命令権がなくても、プロデューサーさんは私たちが辛いことを分かっているのでセックスしてくれるべきなんです!」

夕美「もうオナニーだけじゃ全然解消できないし……」

晶葉『んなこと私に言われてもな……まあ助手がセックスしたがらないのも仕方が無いか。確か女いたんだろう?」

P「まあな……」


「「「「「え"っ!?」」」」」


P「ん?」

晶葉『まあなんだ、白塗りに一矢報いることが出来てよかったじゃないか。彼女も喜んでるだろう』

P「だといいんだがな……いつかはヤツを倒すさ」

夕美「……」パクパク

藍子「……」

美波「……」フラッ……

文香「……」

ありす「プロデューサーさん、お付き合いしている女性がいるんですね」

P「まあ、いると言うか、いたというか……前の白塗りとの戦闘で、部隊ごとな……」

ありす「そうですか……その、お辛いですよね。大事な人が……」

P「思うところはあるが、当時と比べれば大分マシにはなってる。俺もいい大人だしな」

晶葉『まあ、無駄話が過ぎたな。あと助手よ、恐らくナシヤマに戻った後になるが、フレイヤも修理することになるし暇だろう?』

P「暇とは失礼だな……まあ、ある程度手は空くだろうが」

晶葉『そのうち大佐から仕事を渡されるぞ。1ヶ月くらいは暇しないはずだ』

P「また仕事振られるのか……分かった、戻ってから大佐に話を聞く」

晶葉『うむ、ではそちらもよろしく頼むぞ。またな』ピッ

P「ふう……さて、これからどうしたもんか……ん、どうしたお前たち?」

美波「……」

文香「……」ブツブツ……

藍子「……」

夕美「……」

P「おい、気分でも悪いのか?」

ありす「いまのあの人たちには触れないほうがいいです。食堂で食事でもしておきませんか?」

P「あ、そう……そういえば飯も食ってなかったな。そうするか」

ありす「プロデューサーさんが戻ってきたお祝いに、私が食券切ってあげますよ」フワッ

P「部下に奢ってもらうのは何だか情けないな……気にしなくていいぞ」フワッ

ありす「大丈夫です。整備長も呼んでみんなで一緒にご飯にしましょう」

P「忙しそうだし、様子聞いてからだな。とりあえず食堂行くか」

ありす「はい」

パシュンッ!

……
…………

――数時間後、フレイヤ(艦長室)

P「ナシヤマに戻ったらしばらく休暇か……いや、俺は別の仕事振られるんだったか」カタカタッ

P「……とにかく、これでようやく白塗りに対処できる目処が立ったか」

P「それに次の戦闘までにある程度対策を立てておくことも出来る」

P「……黒井大佐、美優、待っててくれよ」

P「そういえば、もうこんな時間か……プロデューサーは、担当アイドルの状態管理をするんだったな」ギシッ


安価選択(会いに行くアイドルを下記から選択してください)
1.美波
2.文香
3.ありす
4.夕美
5.藍子
6.他のことをする

このレスの投下から5分後の最初のレス(コンマ分含む)
↓1

昼頃に安価取られてたらそれ見て再開します。寝よ

1

みなさん、5月28日からアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージで神谷奈緒ちゃんの曲をプレイすることが出来るようになりました。
また、総選挙CDのつぼみも同じくプレイすることが出来るようになりました。追加された曲をプレイして遊びましょう。

>>27
1.美波

※イベントフラグが成立しています。

――フレイヤ(ブリッジ)

P「……」カタカタッ

美波「……」

P「アルヴィスの更新……ほう、オート・クレール社が……」カタカタッ

美波「……」

P「新兵装プランの公募か……どれ、俺も何か考えてみるかな……」

美波「……」

P「……おい、少佐」

美波「……なんですか」

P「視界の端でそんな塞ぎ込んだ姿を見せられても困るんだが」

美波「勝手に見ないでください」

P(めんどくせ……)

P「……どうした、少佐。何か悩みがあるのか」

美波「……」

P「ほら、上官だし話を聞いてやることくらいは出来るぞ」

美波「……私、間抜けな女なんです」

P「間抜けとは思えないがな……変態だとは思うが……」

美波「間抜けなんです……私、初めてプロデューサーさんとセックスしたとき……」



美波『やりますよ……何の為にこうしていると思っているんですか? もしかして、初めてなんですか……?』

美波『でも私も……道具ではたくさんしましたけど、男の人とするのは初めてなので……でも、私がずっと上ですからね♪』



美波「プロデューサーさんのこと童貞だと思って調子に乗って……だけどお付き合いしていた女性がいたなんて……」

P(あっ)

美波「他の娘とセックスしてても、プロデューサーさんの童貞を奪ったのは私だからって何となく良い気分になることもあったのに……」ブツブツ

P「さて、飯でも食いにいくかな……」サササッ

美波「……」ガシッ!

P「!?」


美波「どこに行くんですか」グググッ!

P「飯だっての……別にそんなの、気にすることではないだろう……」グググッ……

美波「そんなことって……私、自分1人で勝手に妄想して盛り上ってたピエロだったってことなんですよ!?」グググッ!!

P「ピエロて……てかお前らこういう話するときは物凄く力強くなるな……」グググッ……

美波「……美優、でしたっけ」ボソッ

P「なぜその名前を知ってる」

美優「戦闘中の通信でプロデューサーさんが呟いていたのを聞きました」

P「しまった……回線開きっぱなしだったか……」

美波「その人とセックスしたことあるんですか?」

P「なぜ答えなければならない」

美波「したんですか? どうなんですか?」

P「だからなぜ――」

美波「セックスしたことあるんですか! どうなんですか!!」

P(くそー……なんで俺はこう、他人に性事情を話さなければならないんだ……)

P(そりゃあ美優とは結構していたが……)


1.P「セックスした」
2.P「セックスしとらん」
↓1

2

していたから単に嘘ついてただけやぞ

>>41
2.P「セックスしとらん」

P(俺が童貞だったか云々を気にしていたみたいだし……)

P「セックスしとらん」

美波「えっ?」ピタッ

P「その、あれだ……美優はそういうのに厳しいというか、慎重な人だったからな……だから少佐はピエロじゃないぞ」

P(事実と間逆のことを言うのか俺は……しかも美優じゃなくてもなぁ……)

美波「そ、それじゃあプロデューサーさんは……」

P「まあ、ここに来るまでは……つまり、そういうことだ」

美波「……ふふっ、ふふふふふふ」ニヤァ

P「なんだその顔は……」

美波「それじゃあ……プロデューサーさんは私のおマンコがはじめてだったんですね?」スリスリ

P「おい、どこを触っている……」

美波「そろそろ、おちんちんも寂しくなってきているんじゃないですか? 気持ちよくなりたくて仕方が無いんじゃないですか?」ハァ、ハァ、ハァ

P(コイツ、気を良くして……)

P「別に……ほら、俺腹減ったし……」

美波「遠慮しなくていいんですよ? ほら、私のおマンコで気持ちよくなりたいですよね? なりたいですよね?」ハッ!ハッ!ハッ!

P「お前それ自分がセックスしたいだけだろ……」


コンマ2桁が40以上で……セックス
コンマ2桁が40未満で……何も無し
↓5

せい

>>49
判定:17

パシュンッ!

ありす「……お2人とも、何やってるんですか?」

P「橘少尉……!」

美波「ありすちゃん……ふふっ、いまプロデューサーさんとセックスしようかなって――」

ありす「ダメじゃないですかプロデューサーさん、前回の戦闘での負傷、まだ治ってないんですよね?」

美波「えっ?」

P「あ、ああ」

ありす「ちゃんと治さないと、もし戦闘が起きたら出撃できないじゃないですか」

美波「プ、プロデューサーさん、まだ怪我が治ってなかったんですか? わ、私、その……」

P「あ、いや……別に気にはしていないぞ。少佐もゾーニング現象が中々解消されなくて困っているのは分かっている」

美波「そ、そうですか? それじゃあ、まだセックスできないなら……おちんぽしゃぶってあげましょうか?」ハァ、ハァ、ハァ……

ありす「何言ってるんですか美波さん。まさかプロデューサーさんの怪我のこと忘れてセックスしようとしていたんですか? 最低ですね」

美波「」ドスッ!

ありす「小関中佐が言ってましたよ。いつでもどこでもセックスしたがる女性は獣、雌豚だって」

美波「」ドスドスドスッ!

ありす「ほらプロデューサーさん、お仕事が終わっているなら医務室行きましょう。包帯を取り替えてもらう時間でしたよね?」

P「お、おお、そうだったな……」

ありす「私は端末を弄りに来ただけなんですが、プロデューサーさんが戻ってくるまで代わりに待機してますよ」

P「……うむ、すまんな少尉。頼むぞ」フワッ

美波「変態……豚……最低……」ブツブツ

ありす「なるべく早く戻ってきてくださいね」

P「ああ」

パシュンッ!

……
…………




美波「……」ハァ、ハァ……

美波「……プロデューサーさん……セックス……セックスしたい……」ハァ、ハァ……

美波「どうして、プロデューサーさん……私……身体が……」ハァ、ハァ……


……
…………

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:新田美波
戦闘適正      :67(Cランク)
オペレーター適正 :83(Aランク)
指揮官適正    :74(Bランク)
性欲        .:85→90(危険)
モバPへの親愛度.:65(良好)

――フレイヤ(艦長室)

ちひろ『それで一応、麗奈ちゃんはしばらくこっちにいることになったんですよ』

P「ほう。それで、本人はどこにいるんだ?」

ちひろ『食堂でご飯食べに行ってますよ。さっきまでシミュレーターで遊んでましたからね』

P「ナシヤマに戻るまでに中佐にシミュレーターの訓練付き合ってもらうかな……」

ちひろ『いいんじゃないですか? 麗奈ちゃん暇だ暇だってそこら辺で遊びまわってますし』

P「それじゃ、気が向いたらまた通信送る」

ちひろ『はーい』ピッ

P「ん、もうこんな時間か……」


安価選択(会いに行くアイドルを下記から選択してください)
1.文香
2.ありす
3.夕美
4.藍子

このレスの投下から6分後の最初のレス(コンマ分含む)
↓1

4

>>62
4.藍子

――フレイヤ(通路)

P「ふむ……困ったな……」

藍子「♪」トコトコ

P「まあいいか。後でまた来るか……」

藍子「あれ、プロデューサーさん、どうしたんですか?」

P「ん、少尉か。いや何、医務室に寄ったんだがな」

藍子「医務室……ですか?」

P「ああ、包帯を取り替えてもらおうと思ったんだが、何やら格納庫のほうで機材移動させているときに怪我人が出たみたいでな」

藍子「それは大変ですね……でも、プロデューサーさんはどうするんですか?」

P「別に包帯くらいなら問題ない。仕事に戻る」

藍子「ダメですよ。ちゃんと清潔にしておかないと……」

P「とはいうがな。自分の身体に包帯巻くのも難しいんだ」

藍子「あっ、それでしたら私が巻きますよ」

P「少尉が?」

藍子「はい。これでも医療研修は受けたことあるんですよ。包帯巻くだけですけど……」

P「ふむ……」


1.P「それじゃあ頼む」
2.P「いや、問題ない」
↓1

1

>>68
1.P「それじゃあ頼む」


P「それじゃあ頼む」

藍子「はいっ、任せてください」

P「それにしても医療研修を受けていたのか」

藍子「最初は私、軍に入ったら後方のお仕事をするのかなって思っていたんです。だけど適正があってフレイヤに来ることになって……」

P「まあ、そういうものだ。医務室は出払って誰もいなかったが……まあ入って問題ないだろう」


……
…………

――フレイヤ(医務室)

藍子「えっと、包帯は……」ゴソゴソ

P「そこの引き出しだぞ」

藍子「あっ、ホントだ……それじゃあプロデューサーさん、脱いでください」

P「ああ」バサッ

藍子「……」

P「ん、どうした?」

藍子「あ、いえ、それじゃあいま巻いている包帯、外しますね」シュルシュルシュル……

P「……」

藍子「……」シュルシュルシュル……

P「……」

藍子「……」シュル……ペタペタ

P「……」

藍子「……」ペタペタペタ……

P「少尉、何をやっている?」

藍子「へっ? あ、い、いえ……男の人の背中だなぁって」

P「そりゃあな」

藍子「な、中も取り替えて包帯巻き直しますね」

藍子「……」マーキマキ……

P「……」

藍子「……」ヒーテヒーテマーキマキ……

P「……」

藍子「……」マキマキ……スリ

P「……」

藍子「……」スリ……スリスリ……

P「どうした少尉、さっきから変な触り方をして」

藍子「へっ!? あ、あの……その……」

P「まさかセックスか……? おい、新田少佐や鷺沢少尉みたいなこと言う気じゃないだろうな……」

藍子「ち、違いますっ! あの人たちと一緒にしないでくださいっ!」

P(あんま変わらんような……)

藍子「ただ……私たち、この背中に守ってもらっていたんだなぁって」

藍子「たくさん訓練して、何度も戦闘に出て……でも、いつもプロデューサーさんがいてくれるから、無事でいられるんだなって」

P「そうか」

藍子「プロデューサーさんがいなくなったときの戦闘……最初の頃みたいにみんなボロボロになって、機体も壊しちゃって」

藍子「でも、プロデューサーさんが助けにきてくれたから、また帰ってくることが出来て……」

藍子「私は……自分の命を守るだけ、精一杯なのに……プロデューサーさんの背中は、私たちみんなの命を守ってくれているんですよね」スッ

藍子「そう思うと……すごい背中なんだなぁって……」スリスリ

P「……ここまで戦闘をこなすことができたのは、少尉たちの実力があったからだ」

P「訓練しても伸びない者もいる。そんな中で少尉たちはしっかりと伸びている」

P「そのうち一人前になれるさ」

藍子「……でも、それまではプロデューサーさんの背中に守ってもらうことになっちゃうんですよね」

P「まあ、仕事だからな」

藍子「……ふふっ」ギュッ……

P「……なんだ」

藍子「この背中に、何かお礼が出来ないかなって……私に、何かできるのかなぁ……」ハァ……

P「……」

藍子「……」ギュウウウ……

P「少尉」

藍子「……はい?」ギュウウウウ……

P「……結構痛い」

藍子「あっ!? す、すみません……」

P「いや、まあ……いいや」


……
…………

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:高森藍子
戦闘適正      :47(Eランク)
オペレーター適正 :50(Dランク)
指揮官適正    :30(Gランク)
性欲        .:65→70
モバPへの親愛度.:75(良好)→95(良好)

――数日後、木星圏宙域中継コロニー『ナシヤマ』入港口、フレイヤ(ブリッジ)

文香「M-01……入港作業完了しました……」カタカタカタッ

ありす「フレイヤ、M-01との接続を解除します。修理スペースへの移動作業開始します」

P「うむ、搬入口を開ける準備をしておけ。ヴァルキュリアたちを修理に持っていかせる」

ありす「港外にオート・クレール社からトラックが来ています。通信送っておきます」

美波「フレイヤと機体の修理が完了するまで休暇ですね」

P「お前たちはな。俺は仕事だ」

夕美「どんなお仕事なんですか?」

P「さあ……ナシヤマに付いたら大佐から聞けと言われてな」

藍子「それじゃあプロデューサーさんが戻ってくるまでは本当にすることがないですね」

P「内勤しておけ。I@LPのスケジュールも消化しておかなければならないだろう?」

ピピピッ!

晶葉『おい助手よ、ヴァルキュリアは全機出したか?』

P「まだフレイヤをノルンから出してない。修理スペースに移動させてからだ」

晶葉『早くしてくれ。私は急いで今回の戦闘記録を元に機体の再調整と修理をしたいんだ』

P「分かったわかった……」

整備長『急ぎなら機体だけ先に出しときますぜ』

晶葉『おっ、そこのオヤジ分かってるじゃないか。頼んだぞ』

整備長『へい』

P「さて……大佐はもう軍本部に向かっただろうが、俺も先に内勤済ませておかないとな……」

P「各自、修理作業の手続きと合わせて本日作業予定の内勤を消化しておけ。俺は明日軍本部に行くから、それまでに進捗報告しに来いよ」


「「「「「はい」」」」」

……
…………

――数時間後、フレイヤ(艦長室)

P「……」カタカタカタッ

P「……」ピッ、ピッ、ピッ……

P「……ダメだ、各班の報告書と補給申請、損害報告を纏めるだけで1日終わるぞこれは」

パシュンッ!

美波「お疲れ様ですプロデューサーさん」フワッ

P「少佐か」

美波「フレイヤの修理手続きは済ませましたよ。あと、ヴァルキュリアは全機運び出しました。池袋博士も一緒に行きましたよ」

P「そうか」カタカタカタッ

美波「一応代替機としてグレイプニールMkⅣが届いていますけど……」

P「MkⅤじゃないのな……まあいいか。フレイヤに積んで降ろすのは手間だろうから、港の倉庫を借りておいてくれ」

美波「了解です」カタカタカタッ

P「……すまん少佐、手空いているか?」

美波「急ぎの作業は大体終わりましたけど……どうしましたか?」

P「ちょっとこっちの作業が終わらないんだ。ノルンから寄越されたものもあるし……データ送るから少し捌いてくれないか?」ピピッ

美波「珍しいですね……手伝ってあげてもいいですけど、1回分でいいですよ」

P「これは艦長命令だ」

美波「これだから男の人って……」

ピーッ

P「いま送った分だけでいい。すまんが頼むぞ」

美波「はぁい……あら、これは……」

P「どうした?」カタカタカタッ

美波「あ、いえ……ちょっと各部隊に回されているアンケートを見てて」カタッ……

P「ああ、各員の職場環境調査アンケートか……変なことするなよ」

美波「しませんっ!」カタッ……

美波「……」カタッ……

美波「……」カタッ……

美波「……」カタッ……

美波「……」カタッ……

美波「……」プルプル……

P「ふむ……予備の――」

美波「……み」ピピピッ!

P「ん?」

美波「みんな集合ー!!」


……
…………

――数分後、フレイヤ(艦長室)

パシュンッ!

夕美「何なに?」

藍子「どうしたんですか美波さん、集合なんて」

ありす「また変なことじゃないですよね?」

美波「違うわ! みんな、これ見て!」バンッ!

文香「これは……この前回答した、職場環境調査の……」

P「おい少佐、アンケート結果を他の者に見せるな」

美波「プロデューサーさんは黙っててください!」

P「はい」

美波「みんなここ、この結果見てほしいの!」カタカタッ!

藍子「あー……最後の設問ですよね。『国連所属のアイドル、またはアイドルユニットの中で特に気になっている対象を答えなさい』」

ありす「これがどうかしたんですか?」

美波「フレイヤの乗員のこの回答、ほら!」カタッ、カタッ……

夕美「えーっと、何なに? 十時愛梨、十時愛梨、神崎蘭子……」カタッ、カタッ……

藍子「黒川千秋、神崎蘭子、櫻井桃華、シンデレラガールズ、神崎蘭子……」

文香「……私たちのユニット……名前が、ないですね」

美波「そうなのよ!」

藍子「あっ、でもこの人はアインフェリアって書いて……おばちゃんのアンケートですね」

ありす「あ、私の名前があります、ほら」

夕美「でも……私たちの名前、ほとんど書いてもらってないね……」

美波「そうなの……私たち、これでもユニットの活動もしっかり頑張っていると思っていたのに……」ハァ……

藍子「私たちもまだまだってことなんでしょうか……やっぱり、他のユニットの人気のほうが……」

ありす「……」

文香「仕方の無いこととはいえ……確かに、少し……残念です……」

美波「プロデューサーさん、私たちのユニットまだまだなんですか? ライブやイベントもそれなりにやって盛り上っていたはずなのに……」

P「……お、おお」

ありす「……」

文香「いまの私たちに至らない部分……一体、どこなのでしょうか……」

P「うぅぅぅん……」

藍子「あの、プロデューサーさんで気になるところがあれば教えてください」

P「気になるところがあるかっていうと……だって、お前らさ……」


ポワポワポワポワ……

――ある日のこと、フレイヤ(食堂)

整備長『それでよー、やっぱり十時愛梨ちゃんのおっぱいがよー!』

『いやでも、ちゃまの母性が――』

『いやいやこの前のブリノワのドレスも――』

整備長『少佐はどうですかい! やっぱりおっぱいがボインのほうが――』

P『お、おお……元気だな』


<デサー、ソレデネ


整備長『ん?』

夕美『やっぱりさ、これ買ってみない? 拘束用の縄と手錠!』

美波『うーん、それならバラ鞭も買って……』

文香『では……次の補給時に購入を検討して……』

藍子『プロデューサーさんにお願いして、次の戦闘後はお部屋でセックスしてもらわなきゃダメですね』


<ワイワイ


P『……』

整備長『……あー』

『……』

整備長『お前ら、そろそろ仕事戻るぞ』

『うっす』

P『俺もブリッジに戻るわ』


ポワポワポワポワ……

――フレイヤ(艦長室)

P「こんな理想と現実が乖離しすぎているアイドルに支持が集まると思うか?」

藍子「えぇー……」

夕美「で、でもこれはシステムを使った後遺症だから……」

美波「そうです! しっ、仕方が無いんです!」

P「いや、でもさぁ……あんまエンタメに興味ない俺でも気持ち分かるぞ。何か悲しくなってくるというか……」

文香「ですが……みなさんは私たちの事情を、理解してくださっていると……」

ありす「いえ、残念ながらみなさんに対する評価は当然と言えます」

文香「ありすちゃん……」ハッ!

ありす「みなさん、私たちはこれでもアイドルなんですよ? アイドルがあの時みたいなことをしていたら……」

夕美「あのとき?」

ありす「はい」


ポワポワポワポワ……

――ある日のこと、フレイヤ(倉庫前)

整備長『悪ぃな嬢ちゃん、手伝ってもらっちまってよ』

ありす『いえ、最近は艦を無駄に振り回すことも多かったですし、お詫びと思ってください』

整備長『ま、なんでもいっか。そのダンボール置くだけでいいからな』ピッピッピッ

ありす『それにしても使わなくなった配線が多いですね』ゴソゴソ

整備長『まあな。焼き切れて使えなくなったモンもあるしな』ピッピッピッ

ありす『そういうものなんですね』

整備長『はは! まっ、後でコロニーに戻ったときにまとめて捨てりゃあ――』

パシュンッ!


美波『あっ、ぁんっ! プロデューサーさん、イクッ、イクッ!!』パンッ!パンッ!パンッ!

文香『もっと……あっ! たくさん舐めて……んぅぅぅ……あっ、あっ……あ……』ズチュッ、ズチュッ

P『お前らもう……勘弁してくれ……』ハァ、ハァ……

美波『ダメです……今日は訓練たくさんやって……おマンコたくさん気持ちよくなりたいんです……ぁあああぁっ!』ビクンッ!ビクンッ!

文香『つ、次は……私のおマンコの番です……美波さん、はやく……あっ!?』ビクッ!ビクッ!

P『うぇ……』



整備長『……』ゴトッ

ありす『……』ドサッ……パンパンッ!

整備長『……どうでえ嬢ちゃん、手伝ってくれたんだし飯でも奢ってやるよ』

ありす『本当ですか?』

整備長『食券切ってやるよ。ジュースもやるからよ』

ありす『ありがとうございます。それではお言葉に甘えますね』

パシュンッ!


ポワポワポワポワ……

――フレイヤ(艦長室)

P「ダメだわ」

ありす「ダメですね」

文香「どっ、どうしてですか……!」

美波「訓練後のゾーニング状態を解消するためなんですよ!?」

P「俺は倉庫に連れ込まれるとは思わなかったわ」

ありす「そもそも他人にセックスしている姿を見られて羞恥を覚えないのは、アイドル以前に人としてどうなんですかね」

藍子「そ、そうなんでしょうか……」

夕美「でも今更だし……」

P「慣れすぎなんだよ。少しはいまの環境がおかしいってことをに気付くべきだろ……」

ありす「きっと今この瞬間も、みなさんプロデューサーさんとセックスすることばかり考えているんですよ」

文香「それは……そうですが……」

P(こんなのでもアイドルなのかぁ……)

藍子「で、でも少しは気にしたほうがいいのかも……」

ありす「分かりましたか? みなさんの普段の行いが結果として現れているんです」

美波「ううう……」

夕美「やっぱり、もう少し気をつけたほうがいいかもね……」

P「まあ、精進しろよ」

藍子「……ところで、プロデューサーさんは何て書いたんですか?」

P「え」

美波「そういえば……プロデューサーさんのアンケートがないですね」カタカタッ

夕美「ホントだ、プロデューサーさんはアンケートには何て書いたんですか?」

ありす「それは気になりますね。何て書いたんですか?」

P「俺のは別にいいだろ」

文香「プロデューサーさんのアンケート……ローカルにありました……」カタカタカタッ

P「貴様、上官の端末を……!」

文香「これは……」ハッ!


Pがアンケートに書いた気になっているアイドルを選択してください
1.黒川千秋
2.水野翠
3.櫻井桃華
4.西園寺琴歌
5.鷹富士茄子
6.小早川紗枝
7.十時愛梨
8.神崎蘭子
9.高垣楓
10.川島瑞樹
11.安部菜々
12.依田芳乃
13.上田鈴帆

このレスの投下から10分後の最初のレス(コンマ分含む)
↓1~10レス中で一番多かった物を採用

※レス数に関わらず10分後の最初のレスより10分経過で〆ます。

いまのうちに>>1は少し席を外します。

8

くそっ、ローソンから戻ってきてみればなんてことだ! まさか誰にも選ばれていないなんて!! チクショウ!!
まあ担当はこの中にいないしいいか

黒川千秋:0
水野翠:0
櫻井桃華:0
西園寺琴歌:0
鷹富士茄子:0
小早川紗枝:2
十時愛梨:0
神崎蘭子:5
高垣楓:3
川島瑞樹:2
安部菜々:0
依田芳乃:3
上田鈴帆:1

ほーん……悲しいなぁ……あ、ちゃまじゃないです

いまの5馬鹿がメインになってしまった影響で元々の配役がシフトに次ぐシフトで1セットずつ役がズレてはいますが
まあ、>>1が『このアイドルだったらいいなー』とウキウキしていたアイドルが票無しだっただけです。

>>121-130
判定:8.神崎蘭子

※ルート分岐しました。
 1.フレイ短期出向ルート
 2.土星圏先行ルート
→3.蜂の巣調査出向ルート
 4.2ヶ月アインフェリアとセックス耐久ルート


藍子「神崎……蘭子ちゃん?」

美波「シンデレラガールの神崎蘭子ちゃんですか? プロデューサーさん、芸能界は知らないって言っておきながら……」

P「勘違いするなよ……整備班のアイドルオタクが飯食ってるときに推してきてたから記憶にあっただけだ」

夕美「でも私たちに入れてくれなかったんだ……」ムスッ

P「いや、身内票はさすがになぁと思って」

藍子「ぶー……ヒドイですっ」

美波「裏切り者ですねプロデューサーさん。ふんっ、もう戦闘後以外でお願いされてもセックスしてあげませんから」

P「俺は1度もセックスしてくれと頼み込んだことはないからな」

ありす「人気のアイドルですね……私も、いつかはシンデレラガールくらい人気のアイドルになりたいです」

P「まあ、頑張れよ。ほらほらお前たち、仕事がまだ残ってるだろう。サボるなよ」

「「「「「はーい」」」」」

……
…………

※悲しいお知らせです。選ばれた選択肢によりこのスレの完結が1スレ~2スレ分くらい伸びます。

――翌日、ナシヤマ、軍本部(会議室)

ガチャッ

P「失礼します」

大佐「うむ、来たかね。フレイヤのほうはどうだね?」

P「現在修理中です。ヴァルキュリア各機についてもオート・クレールの工場に搬送済みです」

大佐「晶葉君から聞いているよ。ぶっ壊された分修理に結構時間が掛かると聞いている」

P「まだ言ってきますか……」

大佐「冗談だよ。それでだが、フレイヤとヴァルキュリアの修理には半月、フレームの再調整やテスト諸々で更に1ヶ月ほど掛かると聞いている」

大佐「その間、フレイヤ組は持て余してしまうが、こればかりは仕方が無い。火星圏からこちらに来てすぐに木星圏で蜂の巣攻略と無理をさせてしまった」

P「皆も、よくやったと思います」

大佐「うむ。フレイヤの乗員は2ヶ月ほど、ナシヤマの防衛任務を兼任してもらうことになった。とはいえ、それほど仕事は回ってこないと思うがね」

P「丁度いい休憩になります」

大佐「だがチミィ、忘れていないかね? キミはあくまでフレイヤに出向している身だ」

P「はい」

大佐「丁度、今回のフレイヤ艦長としての実績から別の仕事が来ているんだ。それを受けてもらおうかと思う」

P「了解です。それで、任務は?」

大佐「うむ、任務だが……」



大佐「しばらくの間、P少佐には単独で別艦に短期出向してもらう。任務は先日戦闘した蜂の巣の出現原因の調査だ」



……
…………

※お知らせ
・一時的にレギュラーメンバーが交代されます。アインフェリア隊はしばらくの間お休みです。
・ルート分岐したシナリオ終了後、アインフェリア隊は再度レギュラーメンバーとなります。
・この後キャラクターシートを作成します。

キャラクターシート作成

キャラ名:十時愛梨
戦闘適正      :↓1のレスのコンマ2桁の値
オペレーター適正 :↓2のレスのコンマ2桁の値
指揮官適正    :↓3のレスのコンマ2桁の値
性欲        .:↓4のレスのコンマ2桁の値
モバPへの親愛度.:↓5のレスのコンマ2桁の値


キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :↓6のレスのコンマ2桁の値
オペレーター適正 :↓7のレスのコンマ2桁の値
指揮官適正    :↓8のレスのコンマ2桁の値
性欲        .:↓9のレスのコンマ2桁の値
モバPへの親愛度.:↓10のレスのコンマ2桁の値

こうかな


キャラ名:十時愛梨
戦闘適正      :34(Fランク)
オペレーター適正 :67(Cランク)
指揮官適正    :53(Dランク)
性欲        .:10
モバPへの親愛度.:32(並)

■十時愛梨
国際連合防衛本部宇宙軌道衛星調査隊所属の軍人。階級は大尉。
元々は木星圏防衛任務に就いていたが、度重なる土星圏、木星圏でのキラー・ビーとの戦闘から
国連よりキラー・ビー出現調査のために編成された衛星調査隊に編成される。
国連所属のアイドルユニット「シンデレラガール」の一員であり、国連アイドルユニットとしては随一の人気がある。
調査に際し、キラー・ビーとの戦闘が想定されているためプロジェクト・ヴァルキュリアの別働隊メンバーの1人としても活動、
試作型ヴァルキュリアを受領して調査任務を行っている。
================================================================================================================

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :77(Bランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :64(Cランク)
性欲        .:64
モバPへの親愛度.:39(並)

■神崎蘭子
国際連合防衛本部宇宙軌道防衛軍所属の軍人。階級は中尉。
十時愛梨と同じく衛星調査隊に編成されたメンバーの1人。同じくユニット「シンデレラガール」の一員でもある。
プロジェクト・ヴァルキュリアの高性能試作機のテストパイロット兼、愛梨の護衛担当として調査隊の活動を行っている。
また、艦の人員不足のためヴァルキュリアによる戦闘の他、必要であれば艦の火器管制、通信、操舵全てを担当する場合もある。
そのため、編成先でのあまりの激務にストレスを溜めている。
================================================================================================================

>>177訂正

キャラ名:十時愛梨
戦闘適正      :34(Fランク)
オペレーター適正 :67(Cランク)
指揮官適正    :53(Dランク)
性欲        .:10
モバPへの親愛度.:32(並)

■十時愛梨
国際連合防衛本部宇宙軌道衛星調査隊所属の軍人。階級は大尉。
元々は木星圏防衛任務に就いていたが、度重なる土星圏、木星圏でのキラー・ビーとの戦闘から
国連よりキラー・ビー出現調査のために編成された衛星調査隊に編成される。
国連所属のアイドルユニット「シンデレラガール」の一員であり、国連アイドルユニットとしては随一の人気がある。
調査に際し、キラー・ビーとの戦闘が想定されているためプロジェクト・ヴァルキュリアの別働隊メンバーの1人としても活動、
試作型ヴァルキュリアを受領して調査任務を行っている。
================================================================================================================

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :77(Bランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :54(Dランク)
性欲        .:64
モバPへの親愛度.:39(並)

■神崎蘭子
国際連合防衛本部宇宙軌道防衛軍所属の軍人。階級は中尉。
十時愛梨と同じく衛星調査隊に編成されたメンバーの1人。同じくユニット「シンデレラガール」の一員でもある。
プロジェクト・ヴァルキュリアの高性能試作機のテストパイロット兼、愛梨の護衛担当として調査隊の活動を行っている。
また、艦の人員不足のためヴァルキュリアによる戦闘の他、必要であれば艦の火器管制、通信、操舵全てを担当する場合もある。
そのため、編成先でのあまりの激務にストレスを溜めている。
================================================================================================================

P「はあ、出向ですか」

大佐「む? なんだかあっさりとしているね」

P「いえ、次はどこに飛ばされるのかなと」

大佐「もう少し彼女たちと離れるのを惜しんでもいいのではないのかねチミィ……」

P「いや……確かに少し残念とは思いますが、やっぱりほら、戦闘後のセックス続きで腰も痛いし……」

大佐「う、ううん……それがだね……あー、非常に言いにくいのだが、出向先もプロジェクト・ヴァルキュリアに関わっている艦でね」

P「……俺が指名されたのはそれが理由か」

大佐「うむ……すまないね」

P「で、次はそっちで励んでこいということですか」

大佐「まあ、半分……向こうのモリアン艦だがね、試作ナンバーのヴァルキュリアが配備されている」

P「補給艦に調査任務をさせているんですか」

大佐「武装は搭載させているよ。蜂との戦闘も経験済だ。ただし人員が少なくてねぇ……」

P「よくまあそんな仕事やらせる……まあ、分かりました」

大佐「うむ、では出向予定日は明後日だからな」

P「えっ」

大佐「何を驚いている。モリアンに向かうのに暢気にしてはいられないだろう? 調査任務の真っ最中だ。荷物をまとめて急いでくれたまえ」

P「……了解」

……
…………

――夜、フレイヤ(ブリッジ)

「「「「「えええええええー!!!!!!」」」」」


P「んな驚かなくてもいいだろ……」

美波「し、しゅっ、しゅ……」ガクガク

藍子「出向なんて……」

夕美「そんなあ……」

文香「……」ドサッ

ありす「文香さん、文香さーん!!」ユサユサッ!

P「俺に文句言わないでくれ……俺だって今日聞かされて明後日異動なんだぞ」

美波「……大佐に抗議してきます!」

P「待てまて」

美波「でも! プロデューサーさんがいなくなったら私たちどうなるんですか!」

夕美「そうですよ! 誰が私たちとセックスしてくれるんですか!」

P「えええええ……いや、うーん……そうだ、整備長にでも――」

藍子「ふんっ!」シュッ!

ドゴォッ!!

P「おぐっ……」

美波「私たちとあんなにセックスしたのに、そのままヤリ捨てるんですか!?」

P「お前人聞きの悪いことを言うな! それに1ヶ月だか2ヶ月で戻ってくる」

夕美「で、でもその間私たちどうすれば……」

P「ヴァルキュリアに乗らないし出撃命令もないんだ。ゾーニング現象も起きないしセックスする必要ないだろ……」

ありす「そうです。いい機会です。みなさんも少しは真人間に戻るべきです」

文香「そんな……」

P「まあ……ともあれ、M-01も修理のためしばらくここに残ることになっている。皆のことは一時的に千川少佐が預かることになった」

美波「でも……」

P「我慢してくれ。俺も……ここに帰ってくることが出来て、ほっとした矢先なんだ」

P「せっかく皆のところに戻ってきたのに、こんなことになってしまって少し心苦しいところはある」

夕美「プロデューサーさん……」

P「それに、出向先でもフレイヤに通信送れば状況は確認できるだろう? 何かあったら通信寄越してくれたらいい」

藍子「それでしたら……我慢できます」

ありす「でも、やっぱりプロデューサーさんがいなくなっちゃうのは、寂しいです」

P「なに、出向期間が終わったら戻ってくる」

文香「……分かりました。それまで、私たちも……セックスは我慢します」

美波「そうね……ワガママ言って、プロデューサーさんを困らせたくないもの。でも、帰ってきたときはいいですか?」

P「まあ、うん」

藍子「それで、どんな艦に出向に行くんですか?」

P「ああ、それなんだがな、出先のほうもプロジェクト・ヴァルキュリアのメンバーらしくて、蜂の巣出現の調査ついでにヴァルキュリアの運用テストもやっているみたいなんだ」

夕美「えっ」

ありす「ヴァルキュリアの……」

文香「運用……」

藍子「テスト……」

P「ああ」

美波「……私たちにを放っておいて、向こうでセックスする気ですか」

P「頼む、もう勘弁してくれ」

……
…………

――深夜、フレイヤ(Pの部屋)

P「荷物は……まあこんなもんか。こっちにもあまり物は持ってきていないし、どうせ戻ってくるしこんなもんだろう」ゴソゴソ

P「明後日か……明日は一度池袋博士のところに行って、あとはフレイヤの状況も確認して……」

P「はぁ、休みがないな」ゴロッ……

カタンッ

P「おっと、写真立てが……」スッ


P「……美優」


『あの……私、嬉しいです』


P「……なんだろうな、最近はお前のことをよく思い出すよ」

P「白塗りは、必ず倒す。それまで……待っていてくれよ」


……
…………

――翌日、オート・クレール社工場(オフィス)

晶葉「うむ、非常に残念だ」

麗奈「はー……アンタも仕事バカね」

P「仕方が無い。上からの命令だ」

麗奈「てかどうすんのよ。VILS-01は大破させたしヴァリアントも修理中じゃないの」

P「それなんだよなあ……博士、何か無いか?」

晶葉「生憎ヴァルキュリアは残ってないな。大佐からは助手にグレイプニールMkⅤを渡すように言われているぞ」

P「MkⅤが支給されるのか。なら別に新型もいらんな」

麗奈「そうね」

晶葉「お前ら少しは新型に興味を持ってくれ……とはいえ、ヴァリアントの戦闘記録を見てまた課題が増えたよ」カタカタカタッ

麗奈「ふーん……いつ頃新型できるの?」

晶葉「ヴァリアントの調整が済んでからだろうな。今のところの本命はそっちの新型ヴァルキュリアだし」ピッ、ピッ、ピッ

P「あくまでヴァリアントは試験用か」

晶葉「まあな。それに、今のうちにフレーム構造くらいはNGFの要求スペックを満たしておかなければならん」

麗奈「大変ねアンタも……ま、レイナサマ用のヴァルキュリアの準備はヨロシク」

晶葉「わかったわかった。助手も、ヴァリアントは調整完了次第届けてやるぞ。まあテストが遅れてたらナシヤマで渡すことになるだろうが」

P「どちらでも構わん。まあヴァリアントに慣れておきたいところではあるがな」

晶葉「うむ。その代わりだがMkⅤは少しカスタムしてやろう。私は天才美少女だからな。サービスもいいぞ」


……
…………

>藍子「ふんっ!」シュッ!
>ドゴォッ!!
>文香「……」ドサッ

こう書くとすごそう

――午後、ナシヤマ(軍管区)

P「さてと、用事は大体済んだか。グレイプニールは博士が寄越してくれると言ってたし」

P「少し時間があるな……どうしたもんか」

P「……出向前に、誰かの様子でも見に行くか。確か今日は全員非番にしているはずだしな」


安価選択(会いに行くアイドルを下記から選択してください)
1.美波
2.文香
3.ありす
4.夕美
5.藍子
このレスの投下から7分後の最初のレス(コンマ分含む)
↓1

3

美波:4
文香:0
ありす:4
夕美:1
藍子:3

ほーんこの……

>>203
3.ありす

※イベントフラグが成立しています。

ピピピッ!

P「通信か……俺だ」

ありす『プロデューサーさん、お疲れ様です』

P「少尉か。どうした?」

ありす『あの……もうお仕事は終わりましたか?』

P「ああ、ヴァルキュリアは無いらしいがMkⅤが支給されるみたいでな」

ありす『それはよかったですね……それで、その……』

P「どうした?」

ありす『……もし、時間があれば……ショッピングモールに来て頂きたくて』

P「構わんぞ。時間も余ってしまったからな」

ありす『ホントですか! それじゃあ、ナシヤマデパートの入口にいます。待ってますね』

P「ああ」ピッ!

P「さて、行くか……いや、まさか前のアレじゃないだろう、うん」

……
…………

――ナシヤマ(ショッピングモール)

ありす「あっ、プロデューサーさん!」タタタッ

P「待たせたか」

ありす「いえ、大丈夫です」

P「それで、何か用事があるのか? まさか飯とか……」

ありす「と、特に用事があるわけではないんですが……その、プロデューサーさんが出向される前に、一緒に買い物をしたいと思って」

P「荷物持ちか?」

ありす「そ、そんなことでお呼びするわけありません! ……しばらく会えなくなるので」

P「そうか、分かった。それなら今日は少尉に付き合うとするか」

ありす「本当ですか! そ、それじゃあまずは……」グイッ

P「ほら、あまり引っ張らないでくれ。レンタカーも置いてきたし、歩いていこう」


……
…………


ありす「プロデューサーさん、見てください! イチゴのアクセサリーです」

P「小さいもんだな」

ありす「こういうもの、普段は買わないですが……今日は、買っちゃおうかな……」

P「そうか。いいんじゃないか」

ありす「んしょ……似合いますか?」

P「似合っているぞ」

ありす「それじゃあ、買うことにします……えへへ」


……
…………

ありす「おばちゃんと整備長にお土産も買っておきましょう」

P「そうだな。あの2人は今日はフレイヤで待機しているし……何を買うか」

ありす「それなら決まっています。これです」

P「ケーキか」

ありす「はい。前に食堂で食べたケーキより、ちょっと大きいものにしましょう」

P「高いもんだな。食堂で食べるケーキは、ここで買うケーキの5倍も高いんだからなぁ」

ありす「……それでも、私はあのとき食べたケーキ、美味しかったです」

P「そうか。そう言ってくれるなら食券を切ってよかったと思えるな」

ありす「フレイヤに戻ったら、このケーキを一緒に食べましょう」

P「そうだな。整備長も甘党だし、喜ぶぞ」

ありす「えへへ……」

……
…………

ポツ、ポツ、ポツ……

ありす「あ……」

ザーッ……

P「しまった、今日は雨の設定だったか……」

ありす「あっ、買ったものが……」

P「貸せ、ビニールに包んで縛って……俺たちもどこかで雨を凌ぐか」

ありす「は、はいっ」

タタタタタッ……


……
…………

――数分後

ありす「ああ……すっかり濡れてしまいました」

P「失敗したな……レンタカー置かずに移動に使えばよかったな」

ありす「いえ、私がしっかり気候表を確認してなかったので……」

P「まあ仕方が無い。とはいえ、このままじゃ風邪引くな……出向前でそれは避けたいが……」

ありす「あ、それでしたらすぐそこに……」

P「個室ルームか……まあ、風呂入れて着替えれるなら何でもいいか」

ありす「はい。ついでに服も乾かしましょう」

P「そうだな。よし、そこまで走るぞ」

ありす「はいっ」


タタタタタッ……

……
…………

――個室ルーム

P「はぁ……しかし運が悪いな」ゴシゴシッ

ありす「そうですね。服は乾燥機に入れておきましょう」ポイポイーッ

P「ああ。あとはそうだな……風呂入っておくか」

ありす「はい……一緒に入りますか?」

P「そうだな。交代で待っている間は寒いだろうし」

ありす「はい、風邪を引いたらいけませんからね」


……
…………

――風呂場

ザバッ……

ありす「……」

P「はぁー……」

ありす「……思うんです」

P「なんだ?」

ありす「普通、男女でこういった場所に来れば、お互いに意識し合ってそのままセックスしますよね」

P「まあ……というか、俺たちの隊は今更だろう」

ありす「そうですね。私もたまに訓練した後はプロデューサーさんにセックスしてもらっていましたし」

P「たまにな……」

ありす「他のみなさんがセックスしすぎなんです。なんですかねアレは」

P「まあ、システムのせいって言えばそれまでなんだがなぁ……少尉は耐性があるもんな」

ありす「みなさんの卑しい姿を見ていると、耐性があってよかったって心の底から思いますね……」

ええっ!?

ありす「……プロデューサーさん」

P「なんだ?」

ありす「私、滅多にプロデューサーさんとセックスをしていないと思っています」

P「そうだな……何回だ? 指折るほどもないような……ホントに少ないような……」

ありす「みなさんが多すぎるだけです……あの人たち基準で考えてしまえば一般的な変態も変態扱いできなくなります」

P「まあな……」

ありす「……あの」

P「ん?」

ありす「しばらく……戻ってこないのであれば、その……」

ありす「たまには、任務外でも……お願いしていいですか?」

ええええっ、今更何故……(夕美の件もある)

※出向前イベントなので判定無しでセックスします。


P「そうだな……しばらく戻って来れないし」

ありす「いいんですか?」

P「がっつかれているわけでもないし、少尉は真面目だからな。たまには俺も頑張るさ」

ありす「それじゃあ……その、お願いします」

P「分かった……ほら、湯船から出るぞ。床でやろう」

ありす「はい」ザバッ……

P「ほら、おいで」スッ

ありす「えっと……それじゃあ、プロデューサーさんのおちんちん……大きくすればいいですか」

P「出向前だし、俺よりも少尉だな。ほら、ちょっと狭いが……仰向けになれるか?」

ありす「は、はい……」

P「それじゃあ触るぞ……」スッ

サワサワ……

ありす「んっ……」ピクッ

ちょっと休日最後のフェスが始まったので>>1は走ってきます。
終わった頃に戻ってきます。

>>1はありすがセックスしていない扱いされていたことにビックリです

ありす「太もも触るの……やらしいです……」ピクッ……

P「そうか? 俺は嫌いじゃないが……」サワサワ

ありす「私……もっ、イヤじゃないですけど……なんだか、セックスするんだなって気分になって……」

P「そういうもんだ……ほら」スッ

フニッフニッ……

ありす「胸も……触りますよね。私、文香さんや美波さんみたいに大きくありませんけど……」ハァ……

P「大きさなんて気にするもんじゃない。……どうだ?」スススッ……

ヌチュッ……

ありす「んぅっ!? ひ、久しぶりだと……いきなりはびっくりします……」

P「すまんな。でも、濡れてきてるぞ……指入れるからな?」クチュッ……

ありす「あ……」ビクンッ!

P「一本入ったぞ……ほら、これならもう一本も大丈夫そうだ……」ツプッ……

ありす「あっ、あっ……ダメ、です……」ビクッ、ビクッ……

P「大丈夫、入ってるぞ……いいか?」クチュッ、クチュッ、クチュッ……

ありす「ふっ……んんんぅ……はぁ……」

P「気持ち良さそうだな……ほら、乳首も勃ってきてるぞ」ペロッ……

ありす「やぁ……いま、舐めないでください……あっ……」

P「そうは言うがな……嬉しそうだぞ」チュッ……

クチュッ、クチュッ、クチュッ……

ありす「はっ、あっ、あ……あっ、ああ……」ピクッ、ピクッ……

P「少尉はここが気持ちよかったな……ほら、弄ってやるからな」クリックリッ

クチュッ、クチュッ……ギュッ、クリクリッ……

ありす「あっ、ダメ……そこっ、クリクリしないで……あっ、あっ……あっ!?」ビクンッ!!

プシャッ……

チョロ……チョロロロロロロ……

ありす「あっ……はっ、はぁ……」ハァ、ハァ、ハァ……

P「気持ちよかったか? 凄く身体反らしてたぞ」

ありす「は、はい……すみません、その、こんな……はしたない姿で……」ハァ……ハァ……

P「セックスしているときはそんなもんだ。ほら、まだ大丈夫か?」

ありす「はい……それでは、次は私が……」ググッ……

P「無理しなくていいんだぞ?」

ありす「いえ……して頂いた分は、私もお返ししなければ……」シュッ、シュッ、シュッ

P「それじゃあ頼むぞ」ムクムクッ……

ありす「では、失礼します……んっ」スッ……

ジュボッ……

P「ふっ……」

ありす「んっ……ぼ、ぼうべふは……?」ジュプッ……ジュプッ……

P「ああ……気持ち良いぞ。歯も立ててなくて、上手だ……」

ありす「んっ……んっ、んっ……」ジュプッ、ジュプッ

ありす「んっ、んっ……んばっ、はぁ……」ジュプッ、ジュプッ……プハッ!

P「大丈夫か?」

ありす「太くて、ずっと咥えていると苦しくなって……すみません……」ハァ、ハァ、ハァ……

P「気にしなくていい。そのまましゃぶられてイってしまったら終わりだからな」ハァ……

ありす「そ、それもそうですね……まだ、本番もしていませんし」

P「疲れていないか?」

ありす「大丈夫です……それでは、その……挿れてください……」ハァ、ハァ……

P「それじゃあ足をこっちに向けろ……」グイッ

ありす「んっ……仰向けになって、プロデューサーさんに全部見られるの……やっぱり恥ずかしい……」モジモジ

P「そのうち慣れるさ。ほら、今から挿れるぞ?」ヌルッ、ヌルッ……

ありす「お願い、します……」ハァ、ハァ、ハァ……

P「そらっ……!」ヌプッ……ヌプッ、ヌプッ……

ありす「はっ! あっ……はぁっ……んんんんぅ……」ビクンッ!!

P「くっ……キツイな……少尉、大丈夫か……?」ハァ、ハァ……

ありす「はっ、はっ……はい……あ……ふっ……」ビクッ、ビクッ、ビクッ……

P「全部入れるのはキツイか……ゆっくり動かすからな……」ズチュッ……ズチュッ……

ありす「あっ、あっ……なんか、お腹の中で……んっ! おちんちんが……もぞもぞ、動いているみたいで……」ハッ、ハッ、ハッ……

P「ああ、そうだな……気持ち良いぞ……少尉、苦しくないか……?」ズチュッ、ズチュッ……

ありす「だ、大丈夫……これなら、気持ちよく……あっ、うぅんんんっ……」ビクッ、ビクッ

P「それじゃあもう少し動くからな……そらっ……」グッ……

ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ……

ありす「あっ、あっ! あああああ……あっ、あんっ!」ビクッ! ビクッ!!

P「うっ……キツくて……搾り取られるようだな……くっ……」ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ……

ありす「んんぅ……あっ! あっ、いい……あっ、あっ……!」

P「どうだ、少尉……気持ち良くなってきたか……?」ズチュッ、ズチュッ……

ありす「は、はいっ……あんっ……あっ、あ……」ビクッ! ビクッ!

P「そうか……それじゃあ、もっと足広げて……ペース上げるからな……!」パンッ、パンッ、パンッ!

ありす「あっ! あっ!! ああああっ!? あっ、イッ!? あっ、あっ!!」パンッ、パンッ!

P「くっ、少尉も動くのか……締まりが凄くて……俺のほうが、先に出そうだ……!」パンッ! パンッ! パンッ!

ありす「ダ、ダメですっ! あっ! あんっ! 私、もう……イきそう……あっ、あっ!?」ビクッ!

P「それなら……先にイってくれ……!」グイッ!

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!

ありす「あっ! あっ、あっ! やあっ!? あぁぁっ、あっ!? あっ、イクッ……イ、イクッ……あっ……!」ビクンッ!

P「くっ……少尉……!!」


1.中に出す
2.外に出す
↓3

2

>>291
2.外に出す

P「イッたか……俺も、くっ!」ズルッ!

ビュルルルルルルル!!!!

ビュルル!

ビュルッ!

ありす「ひゃっ!?」ビチャッ!

P「うっ……はっ、はぁ……はぁ……」ピクッ、ピクッ……

ありす「す、すごい……飛んで……顔まで……」ハッ、ハッ、ハッ……

ヌチャッ……

P「すまんな……かなり、キツかった……」ハァ、ハァ……

ありす「……」スンスンッ

ありす「……やっぱり、臭いと思います。精液って」ハァ……

ペロッ……

P「でも舐めるのな……」ハァ……

ありす「何となく、顔まで飛んできたので……苦いです」ムグムグッ

P「まあ、でも……イってもらえたようで、何よりだ」

ありす「はい、気持ち、よかった……ありがとうございます」ハァ、ハァ……

……
…………

――数十分後、個室ルーム

ありす「あ、雨終わりましたね」

P「そうだな。雨予定はこれで終わりみたいだし、艦に戻るか」

ありす「そうですね。服も乾いて着替えましたし」

P「少尉、お土産は忘れていないか?」

ありす「大丈夫です。忘れたら取りに戻らなきゃなりませんからね」ガサッ

P「ケーキなら持つぞ?」

ありす「いえ、これは私なりのみなさんへのお礼なので自分で持ちます」

P「そうか、律儀だな」

ありす「当然です。渡すときもクールにお礼を述べて渡すつもりですから」

P「普通に渡せばいいだろう。おばちゃんたちも喜ぶぞ」

ありす「……その、面と向かって渡すのは、ちょっと恥ずかしくて」

P「ま、そこは少尉の好きにしたらいい。行くか」

ありす「はい」

パシュンッ!

ありす「あ、プロデューサーさん」

P「なんだ?」

ありす「出向先でも、頑張ってくださいね」

P「当然だ。少尉も、隊の皆のことは頼んだぞ」

ありす「……それはちょっと、あまり頼まれたくないです」

P「あ、そう……」

……
…………

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:橘ありす
戦闘適正      :42(Eランク)
オペレーター適正 :21(Gランク)
指揮官適正    :7(Gランク)
性欲        .:50→35(セックス後)
モバPへの親愛度.:73(良好)→93(良好)

――翌日、ナシヤマ(入港口)

P「ではなお前たち、留守中は頼むぞ」

整備長「くうっ……少佐、いっちまうなんて……せっかくまともな相談ができる上司が来てくれたと思ったのに……!」グスッ! グスッ!

P「泣くな整備長、みっともないぞ。艦で一番のベテランは整備長とおばちゃんなんだ。しっかりしてくれよ」ポンポンッ

おばちゃん「気をつけて行ってきなさいね。ほら、お弁当だよ。シャトルの移動中に食べなさいね」

P「あ、ああ……俺は都会に出る子供か……まあ、ありがとう」

夕美「プロデューサーさん、任務終わらせて早く戻ってきてくださいね!」

藍子「白塗りが来たら逃げてくださいね? 新型がないんですから……」

P「ヴァリアントは修理、調整が済み次第送られるそうだ。それまでは死なないように頑張るさ」

文香「……モリアンに到着したら、通信を頂けますか? その……やはり、プロデューサーさんがいなければ……不安もあります……」

P「ああ、忘れずに送る」

ありす「気をつけてくださいね。プロデューサーさんの場合はシャトルの移動中が一番危ないと思いますから」

P「グレイプニールにも乗れないしな。安全航路に指定されているから問題ないはずだ」

美波「……あの、プロデューサーさん」スッ

P「どうした少佐?」

美波「これ、昨日の夜にみんなで準備したんです」

P「記憶媒体?」

ありす「何ですかこれ?」

夕美「あ、ありすちゃんはそのときいなかったから……」

文香「後で……ご確認ください……」

P「わざわざすまんな」

P「行く前に1つ、一応だがヴァルキュリアの修理が前倒しになった場合に備えて、スーパーマニューバモードの移行権限は新田少佐に譲渡している」

P「蜂の巣を攻略したが、木星圏での蜂の出現が途切れたわけではない。皆、気をつけるように」

美波「了解です。P少佐もご無事で……敬礼」スッ

P「……うむ、ではな」スッ



夕美「いっちゃったね、プロデューサーさん」

藍子「そうですね……」

文香「早く、戻ってきてくだされば……よいのですが……」

美波「そうね……他所に行っている間に、変な女に捕まらなければいいけど……」

ありす「気にするとこはそこなんですね……」

おばちゃん「さっ、アンタたち! 少佐の見送りも済んだし、仕事に戻るよ!」

整備長「へいへいっと……少佐、早く戻ってこねーかなぁ」

……
…………

――数十分後、木星圏宙域(シャトル内)

操舵士「どうですかこのシャトル、最近の新型なんですよ」

P「確かに、後部座席も広くて座り心地がいいな」

操舵士「一応、偉い方の移動にも使っているそうで、大佐からこれで送るようにって言われたんですよ」

P「申し訳程度のつもりか……まあ、有難く思っておこう」

操舵士「次の任務、頑張ってくださいね」

P「ああ……っとすまない、少し端末を弄らせてもらう」

操舵士「ええ、どうぞ」

P(あいつら何を寄越してきたんだ……?)カタカタカタッ

ピッ……

P(これは……俺と白塗りが宙域で戦闘したときの映像記録か……編集してあるな)カタカタッ

ピッ、ピッ、ピッ……

P(映像内の機動から飛行パターンの予測データもあるな……)カタカタカタッ

P(あのとき、ビームブレイドで切り裂くことは出来たが、致命傷にはなっていない、か……)

P(色々なシチュエーションでの戦闘パターンの案もあるか……まあ、モリアンについたらチェックさせてもらうか)


操舵士「どうしたんですか? 嬉しそうな顔してますよ」

P「ああ、部下から餞別を貰ってな。この間の蜂の巣攻略時の戦闘記録を編集したデータを見ていた」

操舵士「へえ、優秀じゃないですか。さすが少佐の部下ですね」

P「よしてくれ、恥ずかしい気分だ」

操舵士「はははっ」

P「まあ、やるときはやる部下たちってところだな……ん?」

P(別のフォルダがあるな……なんだ? 音声データもあるな。イヤホンあったかな……)カチッ

P(なんのデータだ……?)スッ


『……あっ、あんっ……あっ!』


P「」

美波『んっ……プロデューサーさん、早く……帰ってきてくださいね……』

文香『寂しくなってしまって……あっ……私たち……自分で、慰めるしか……』

藍子『でも、プロデューサーさんのおちんちんが無いと……』

夕美『ああっ……もう、道具だけじゃダメなんです……だから、早く帰ってきて……』

美波『だから……早く帰って私たちとセックスしたくなるように……あっ……オナニーしている姿……見てください……』


P「……」


『あんっ……あっ、イッちゃう……はぁ……あ……』


P「……」ピッ

操舵士「どうしましたか? 何か顔が強張っていますけど」

P「いや、なんでもない。魔除けみたいなものも一緒に送られてきてな」

操舵士「はははっ、心配性な部下たちですね」

P「そうだな……ははは……はぁ……」

P(不安しか残らねえ……)


――――
――

――早朝、奈緒の部屋

奈緒「……やべっ、もうそろそろで5時か。確かプレイは22時から5時までって書いてたな……キリがいいし、今日はこれでやめるか」カチカチッ

奈緒「……」

奈緒「ついにありすとセックスしてしまった……なんか、特別なイベントでありすを選んじゃったからかもしれないけど……」プルプル……

奈緒「くそっ、くそおおおおお!! 晶葉と比奈には慈悲はなかったのかああ!! あれじゃあPさん犯罪者じゃないか! 18歳以上だけど!!」

奈緒「はぁ、はぁ……っていうか、ここまで美波たちを攻略していたのにいきなり別行動なのか……」ハァ……

奈緒「蜂の巣の調査かぁ……なんか、別で動いている部隊の話とかもチラホラあったし、その中のどれかと合流する感じなのかな?」

奈緒「一緒に戦ってた別の部隊じゃなくて調査部隊か……蜂の秘密とか何か分かるのかなぁ……あれ?」

奈緒「そういえば、何か忘れてたような……ま、いっか。思い出せないってことはフラグか何か足りなかったんだろうな」

奈緒「さーてと、もう5時だし寝よっと」

……
…………

今日はこれで終わりです。次回からはしばらく横道に逸れます。
>>1はささっとスレ終わんねーかなとも思っていたので分岐は2か4が選ばれればいいかなと思っていたのですがまぁ
元々調査隊として宛てていたメンバーは完全にリストラされています。愛梨と蘭子は繰り下がってこのポジションになっていたり

本日もお付き合い頂きありがとうございました。

忘れてた
蘭子と愛梨はサブキャラ扱いです。

あとたまにデレステと関係ない話するんですが、>>1はこのスレのシナリオ作るのに
劇場版ドラえもんとエロゲー数本購入して勉強したのですが中出しと外出しって拘りがあるんですかね(エロゲーやらない奴)
まあ分岐選択肢で用意した身ですが……エロゲーやったときは気分で適当に選んでましたね

あの分岐で楓さん選ばれてたら美優さんとの繋がりとかあったんだろうか……
>>1はこの1ルート完結させたら終わらせるつもりだろうけど、1読者としては他のルートやシナリオも知りたくなるな

このスレの専門用語も多くなってきたし用語集とか欲しいよね(作るとはいってない)

フェスの途中ですが適当なタイミングで再開します

――午前、事務所

奈緒「おはよー」ガチャッ!

P「おう、おはよう」カタカタカタッ

奈緒「お? Pさん完全復活だな」

P「まあ、昨日から仕事してたがな……」

奈緒「昨日は美波たちが群がってたからなぁ……6Pでもするのかと思ったよ」

P「ん?」

奈緒「ああいや、なんでもない……」

P「まあ、昨日の5人は今日から長期ロケでいないからな」

奈緒「あれ、そうだったのか?」

P「ああ。ちょっと仕事が入ってな、収録の都合で遠征してる」

奈緒「そっか……大変だなー」

奈緒(あれ、そういえばエロゲーのほうも、しばらく美波たちとは離れることになったんだよな……)

奈緒「ま、いっか」


……
…………

――夜、奈緒の部屋

奈緒「もう22時・・・…さて、今日もやるか」フーッ

奈緒「昨日はお別れセックスして、今回からはメンバーが変わるみたいだな。蜂の巣の調査とか行ってPさんも別行動取ったし」カチカチッ

奈緒「しばらくいなくなるんだし中出しくらい選んであげればよかったかな? ハハッ!」

奈緒「えっと、セーブデータを選んで、と」カチッ

奈緒「おおっ!? ロード画面が変わった……ストーリーが進んだからかな? 小さい蜂がフワフワ浮いてる」

奈緒「これはこれで可愛いもんだけどなぁ……さて、今日はどこまで進めれるかな……」


――――
――

――木星圏宙域、モリアン級輸送艦『モリアン』(ブリッジ)


カタカタカタカタッ……


蘭子「オートメーション機能のバリエーションを登録……ミサイル装填発射順を再設定」カタカタカタッ

蘭子「前の戦闘で、ランダム回避運動プログラムがおかしくなって艦の姿勢が崩れたから、パッチデータをあてて……」ピーッ

ピピッ!

蘭子「あ、艦のスキャン終わった……えっと、外装点検は大丈夫、整備班もヴァルキュリアの整備は終わったみたいだし……」カタカタッ

蘭子「今日の私と愛梨ちゃんのバイタルは……」カタカタカタッ

蘭子「あっ、職場環境調査アンケートも全部出てたよね……本部に転送して、と」

蘭子「今週の集計データもアルヴィスに転送して……」ハァ……

蘭子「ふわぁ……」


パシュンッ!

愛梨「おはよう~……蘭子ちゃん、今日もおつかれさま~」

蘭子「あ、愛梨ちゃん……闇に飲まれよ!」

愛梨「ふわぁ……うーん、今日もお仕事頑張ろうっと♪」

愛梨「あぁ、そういえば回避プログラムの修正、終わってますか?」

蘭子「さっきパッチ終わって……もう適用してます」

愛梨「それじゃあ後で確認しておきますねー」

蘭子「あと、集計データもアルヴィスに転送しておきました」

愛梨「わぁっ! ありがとう♪ それじゃあお仕事の前に着替えてこようかなぁ」

蘭子「あの、今日は新しい艦長をお迎えするのに戻ってきているんですけど……」

愛梨「そうだった! いっけなーい……私、先に着替えてきますねっ」フワッ

パシュンッ!

蘭子「……」ハァ……

蘭子「お仕事やめたい……」ボソッ

……
…………

――モリアン(愛梨の部屋)

愛梨「えっと……今日はどの服にしようかなぁ? 新しい艦長さんが来るなら、おしゃれしたほうがいいよね?」

愛梨「うーんと……」


愛梨「これも……」


愛梨「これなら……」


愛梨「やっぱりこっちかなぁ?」


……
…………

――数十分後、モリアン(ブリッジ)

蘭子「……よしっ、今日のお仕事おしまい!」バッ!


蘭子「……クックックッ、アーッハッハッハッハ! 我を阻む暗黒物質は滅びた!!」


蘭子「てことでお絵かきしよーっと」ペラッ

蘭子「……」カキカキ……

蘭子(はぁ……新しく来てくれる人、どんな人なんだろ……お仕事してくれる人ならいいなぁ……)ウトウト……

蘭子(ヴァルキュリアの運用テストも疲れるもん……オナニーしなきゃダメだし、愛梨ちゃんはいいなぁ……平気そうで)

蘭子(土星圏の防衛任務からこっちに来て……安全な任務かなって思ってたけど全然そんなことなくて……)

蘭子「……」ハァ……

蘭子「……」カキカキ……

蘭子「たーわむれのときはかー……」


ビーッ!ビーッ!!


蘭子「ふぇっ!?」ビクッ!

ビーッ!ビーッ!!

ビーッ!ビーッ!!


蘭子「…………」


ビーッ!ビーッ!!

ビーッ!ビーッ!!

蘭子「……んもー! やだぁー!! せっかく休憩できると思ったのにいいぃぃぃ!!」バタバタッ!!

パシュンッ!

愛梨「蘭子ちゃーんっ!」フワッ

蘭子「あっ、愛梨ちゃん……コンディションレッドです!」

愛梨「蜂が出たみたいですねー……こんなところで出てきちゃうなんて……」

ピピピッ!

蘭子「えっと、多分……つい最近、木星宙域で蜂の巣とノルン艦隊が戦闘したからかな……ほら、海賊さんたちからもお話しあった……」

愛梨「あっ、そうでしたねー。うっかりしてましたぁ」

蘭子「ううう……出撃します」

愛梨「お願いしますね。私は援護しますから」

ピピピッ!

蘭子「はぃ……」クスンッ……


……
…………

――モリアン(カタパルト)

ピッ、ピッ!

蘭子「マニュアルモード切り替え、手動発進準備完了っと……あ、愛梨ちゃん、ハッチ開けて……」パチッ! パチッ!

ピピピッ!

愛梨『あっ! ごめんなさい~……いま開けますねー』

蘭子「あと、蜂の数は?」

愛梨『えっと……あのー蘭子ちゃん、作ってもらった自動索敵用のツールってどれでしたっけ?』

蘭子「RRフォルダの3番ツールです!」イライラ

愛梨『あっ、これこれ♪ えいっ……えーっと、F型が6匹みたい』

蘭子「ろ、6匹……」

愛梨『私も援護するから、頑張りましょうね♪』

蘭子「……はぃ」

愛梨『ハッチ開きましたよー。蘭子ちゃん、頑張ってくださいねっ!』

蘭子「……」ハァ……

蘭子「……フッ、我が名はブリュンヒルデ! 我が翼と共に、暗黒の地に舞い降りん!!」

ギュンッ!!


……
…………

――数分後、木星圏戦闘宙域後方

操舵士「モリアンから戦闘信号が発信されてきました。ビンゴですね」

ピピピッ!

P『ああ、まったく……俺たちはどうやら、出向するときはスクランブルが付き物のようだな』

操舵士「そうですね……それにしても少佐、よく蜂が出てくると分かりましたね」

P『まあ経験に基づく何とやらだ。それに、前回の蜂の巣との戦闘前に群れからはぐれた奴らと戦闘した。ここら辺にいてもおかしくはない』

P『というかその前に、モリアンに通信を送っても反応がない。何かあったのか?』

操舵士「さあ……蜂の出現で慌てているのかもしれません」

P『向こうは人員が少ないと聞いているからな。有り得るかもしれん』

操舵士「では急いだほうがいいですね。後部ハッチ開きます」

P『頼むぞ。MkⅤはマニュアルモードで出る。姿勢制御バーニアを噴かしてシャトルから離れる』

操舵士「了解です。私は待機しておきます」

P『終わったら連絡する。向こうもヴァルキュリア乗りらしいからな、手間は掛からんだろう……発進する』

……
…………

――モリアン(ブリッジ)

愛梨「あっ、蘭子ちゃんごめんなさい~。周辺に戦闘信号出しておくの忘れてました……」

蘭子『んなぁっ!? だ、ダメですよ、もし一般船が通っていたら大変……」

ピピピッ!

愛梨「でも大丈夫! レーダーにはエイルの反応もなさそうですっ」

蘭子『うう……そろそろ、ヴァルキュリアシステム起動します』

愛梨「はーい。えっと、オートメーション機能で……戦闘プランCがいいかなぁ? 蘭子ちゃん、援護しますね」カタカタッ

ピピピッ!

蘭子『は、早くしてください~!』

ピピピッ!

愛梨「……ところで、さっきから何の音が鳴ってるのかなぁ……あれ? レーダーの隅に反応……なんだろう、気のせいかな?」


……
…………

――戦闘宙域後方

P「未だにモリアンから通信の応答無しか……何かあったと見て間違いないか? むっ……」カタカタカタッ

P「機体照合……あれはVIS-01か? 新田少佐のヴァルキュリア以外の試作ナンバーズか」ピピッ!

P「というかF型が5匹? 1機で5匹相手とは……急がねば!」ギュンッ!

P「こちらグレイプニールMkⅤ、そこのヴァルキュリア応答しろ」ピピピッ!

蘭子『ヴェイッ!? な、なんで機体コード知ってるんですか……』

P「こっちは反応あるか……おい、モリアンは無事か、先ほどから通信を送っているが反応がない」

蘭子『ふぇ?』

P「どうした、聞こえているか?」

蘭子『……あ、大丈夫みたいです、確認しました』

P「分かった。とりあえず援軍に来た。F型が5匹だな。コンビネーションマニューバプランを転送する」

蘭子『これは?』

P「手早く片付けるためだ。即席のマニューバになるが、こちらで合わせる。出来るか?」

蘭子『は、はい……いまデータ見ました』

P「よし、では行くぞ」ギュンッ!!


……
…………

――モリアン(ブリッジ)

愛梨「わあ……すごーい! あっという間に蜂を倒しちゃいました!」

愛梨「えっと……蘭子ちゃんのバイタル値は、これかな? あっ、イエローになっちゃってる……大丈夫かなぁ?」

愛梨「それにしても、あのグレイプニール……誰が乗っているのかなぁ……」

ピピピッ!

愛梨「……あっ! そういえば、蘭子ちゃんが通信来てるって教えてくれたんでした……も、もしもーし!」ピッ!


……
…………

――モリアン(カタパルト)

パシュンッ!

蘭子「はぁ……」ムラムラ

蘭子(お風呂入ってオナニーしなきゃ……)ムラムラ


パシュンッ!

バサッ!

P「ふぅ……グレイプニールのコックピットも随分久しぶりだったな……しばらくは頼むぞ」



蘭子(あ、あのグレイプニール……あの人が乗ってたんだ……)

P「むっ……そこのパイロット」フワッ

蘭子「は、はいっ」

P「VIS-01のパイロットだな。先ほどの戦闘、立体機動が合わせやすかった。いい腕をしているな」

蘭子「へ?」

P「初見のマニューバプランを問題なく実行できていたのに感心したということだ。それと、気分は大丈夫か?」

蘭子「……?」

P「気分だ。システムを起動していたんだろう?」

蘭子「……!!」ババッ!

P「ん?」

蘭子「……エ、エッチ!」


P「な、な……!?」フルフル……

蘭子「ヴァ、ヴァルキュリアのこと知ってて……そ、それ、セクハラ……!」

蘭子「うううう~……」



P「そんなまさか……まともだと……?」



……
…………

――数十分後、モリアン(ブリッジ)

P「国際連合防衛本部宇宙軌道防衛軍所属、第6防衛隊のP少佐だ」

愛梨「今日から来てくださる予定の、艦長さんですよね? 私、衛星調査隊の十時愛梨です。大尉です♪」

P「……」

蘭子「宇宙軌道防衛軍しょじょ、所属の神崎蘭子です……階級は中尉です」

P「中尉は先ほどカタパルトで顔を合わせたな……ん?」

蘭子「は、はい……?」

P「いや、神崎……ん? ……あぁ、アイドルの神崎中尉か」

蘭子「はいっ、シンデレラガールです」

P「前の部隊の者から噂で聞いているぞ。シンデレラガールは大層人気のようで頑張っているとな」

蘭子「あ、ありがとうございます……えへへ」

愛梨「……あのー」

P「どうした大尉……」

愛梨「私も、シンデレラガールなんですけどっ!」プクーッ!

P「そうだったのか。すまんな」

P「……」

愛梨「……」

蘭子「……」

P「1つ聞いていいか?」

愛梨「なんですかー?」

P「なぜ寝巻き姿でブリッジにいる」

蘭子「!?」ハッ!


愛梨「あっ、えっとぉ……着替えようと思っていたら警報が鳴っちゃって……」

P「現在この宙域は安全航路として指定されているが、先日蜂の巣との戦闘もあった。行動は迅速にな」

愛梨「は、はーい……」

P「人員が不足しているとは聞いているが、通信にもすぐ出ることだ。こちらも状況が分からなくて焦っていたんだぞ」

愛梨「す、すみませーん……」



蘭子(この人……まともだ……!)



……
…………

フェスも終わるのでちょっと飯を食ってきます。安価1つ分まではぼちぼち進めてしまおうかなと思っています

――数十分後、モリアン(ブリッジ)

愛梨「……というわけで、私たちは現在複数の観点からキラー・ビーの動向を追跡、調査していますっ」ピッ、ピッ

P「ふむ……分かりやすい説明だな。資料も……なるほど、土星圏方面の資源衛星宙域に蜂がいるのか」

愛梨「そうですっ」

蘭子(資料も台本も私が作ったのに……)ムスーッ……

P「ん、この図はなんだ?」

愛梨「あっ、それは……えっと……」

蘭子「資源衛星からY30ポイントまでの距離で、蜂の出現が確認された周期と方角をまとめたものです」

P「出現に波があるな……」

愛梨「そうなんですよ~。ちょうどレアメタルの移送日と重なる日もあって、護衛の人たちと一緒に戦闘することにもなって……」

P「なるほど」ピッ、ピッ……

P「これは?」

愛梨「それはこれまで戦闘した蜂の種類です。F型、S型、I型、D型に、えーっと……」

P「ホーネットとは戦闘していないのか」

愛梨「そういえば……そうですねぇ。F型とたくさん戦闘してますね」

P「ふむ。まあ、蜂の巣がないならそんなものか」

愛梨「あっ! そういえば蘭子ちゃん、もう1人エッチはしたんですかぁ?」

蘭子「んなぁあああああっ!?」ビクッ!!

P「おいおい……」

愛梨「あっ!? 少佐がいたんでした……その……機密が……」

P「いや、俺はシステムのことについては把握しているから問題ない」

愛梨「よかったぁ……」

P「だから俺が呼ばれたというか……まあ、つまりそういうことだ」

愛梨「そういう……?」

蘭子「こと……?」

P「……ん?」

愛梨「あのー、どういうことなんですかぁ?」

P「大尉たちに発令通知が来ていないのか? 多分、大尉宛てに来ていると思っていたが……」

愛梨「私にですか? えっと、端末に繋いで……」カタカタッ

愛梨「あっ、これですね! 来てました!」

P(未読かよ……)

蘭子「何て書いてるのかな……?」

愛梨「えっと……」


『PIS-8881モリアン級輸送艦モリアンの新艦長をP少佐とする。戦闘時の艦長権限はP少佐へと全面移行される」

『ただし、戦闘時にVIS-01に搭乗したパイロットに対し、ゾーニング状態を解消させるため階級差を問わず、艦長はパイロットの命令に一定時間従うこと』


愛梨「ゾーニング状態の解消?」

蘭子「命令?」

P「……」

愛梨「あ、まだ続きがえっと……許可対象者としての出向のため、ゾーニング状態解消のための性行為についてはP少佐に……」

蘭子「エ゛!? ッチ……」ビクッ!

愛梨「……わ、私たち、ゾーニング現象が起きたら、少佐とエッチするんですかぁ?」

P「まあ……」

愛梨「……あのー、少佐」

P「なんだ」

愛梨「あの、発令通知には書いていますけど……私、初めて会う男の人と、エッチするのって……その、せっかく来てくださったんですけど」

P「……えっ!?」ビクッ!

愛梨「それに私、アイドルですし……あ、でも、少佐もお仕事ですし……それに、男の人だからエッチだってしたい、のかな……?」

ガシッ!

愛梨「ふぇ?」

P「いや、いい……それでいいんだ。大尉が正しい」

愛梨「あのー……少佐?」

P「いいんだ、大尉の言うことはもっともだ。人間として当然の反応をしているんだ。何も気にしなくていい」

愛梨「はあ……?」

P「そうだ、俺もおかしくなっていただけなんだ。やれセックスだエッチだとそんな言葉が当たり前のように飛び交う職場のほうがおかしいんだ、そうだよな」ウン、ウン、ウン……

蘭子(少佐……泣いてる……?)ハッ


……
…………

――同時刻、ナシヤマ(ショッピングモール)

美波「ックシュン!」

文香「大丈夫ですか……?」

藍子「風邪ですか?」

美波「ううん……なんだか突然くしゃみが……ごめんなさい」

ありす「休暇で気が緩んでいるんじゃないですか?」

美波「そうかも……気をつけないと」

夕美「それじゃあ早く行こうっ! 早く新しく買ったディルドー試したいし!」

文香「そうですね……プロデューサーさんが戻ってくるまでの間……何とか耐え凌ぎませんと……」

美波「はぁ……プロデューサーさん、早く戻ってこないかしら……」

ありす「まだ出発してから何日も経ってないですよ。早すぎます」

藍子「あははは……」

……
…………

――モリアン(ブリッジ)

愛梨「あ、でも蘭子ちゃん、戦闘が終わるといつも1人エッチしてますし、少佐がエッチしてくださるとすっごく助かると思いますよ!」

蘭子「なっ、な……!!」

P「なに……そうなのか中尉?」

蘭子「そ、そんっ、な! ことは……」プルプル……

愛梨「えぇ~? でも蘭子ちゃん、最近は『エッチの道具でも満足できない』って言ってたよね? 大丈夫なんですか?」

蘭子「わあああああああ!?!?!?」ブンブンブンブンッ!!

P「む? 待て、大尉は問題ないのか?」

愛梨「私ですか? 私は……うーん、そんなに大変じゃないですよ? たまーに1人でエッチすれば平気ですから」

P「そうなのか……橘少尉と同じく耐性持ちなのか?」

P(それならプロジェクトに抜擢されたのも分かるか……となると、神崎中尉はパイロットとしての腕前を買われてのテスターか……)

P「まあ、適当な人選じゃないってことか……」

愛梨「何のお話ですか?」

P「ああいや、こっちの話だ。神崎中尉、俺とセックスしろとは言わん。性欲解消のための道具が必要なら俺が上に掛け合って予算も多めに出させる」

P「もし新しい道具が欲しければ遠慮なく申請してくれ」

蘭子「む、むしろ……申請しにくいです……」

P「なんて職場なんだ……よし、部隊の概要は先ほど聞いたからとりあえずいい。俺は荷物を部屋に置いてくるから、1度解散だ」

P「この後は現在行っている調査、作業と今後の予定について教えてくれ」

愛梨「はーい」

蘭子「はぃ……」

……
…………

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :77(Bランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :54(Dランク)
性欲        .:64→94(戦闘直後)(危険)
モバPへの親愛度.:39(並)

――数時間後、モリアン(艦長室)

P「先ほどブリッジでああは言ったものの……」カタカタカタッ!

ピッ! ピッ!

フォンッ……

ピピッ……

P「なんだこれ……艦の戦闘記録……どんな艦の動かし方してるんだ……?」

カタカタカタッ……

P(各戦闘ごとの記録を照らし合わせると……なんだ? 艦の移動、武装の展開順がまったく一緒の戦闘がいくつか……というかパターン化されてる)

P(しかもヴァルキュリアの出撃はほとんど神崎中尉か……十時大尉の出撃記録があまりないな……)

P「……ちょっと待てよ、もしや」ガタッ!

パシュンッ!


……
…………

――モリアン(ブリッジ)

蘭子「えーっと……多分、アルヴィスに……」カタカタカタッ

蘭子「あ、あった……えっと、P少佐……プロジェクト・ヴァルキュリアのヴァルキュリア運用艦、フレイヤの艦長」ピッ、ピッ……

蘭子「わぁ……VILS-01、システムの無いヴァルキュリアの戦闘映像記録……凄い……」

蘭子「さっきの戦闘も、グレイプニールで凄い立体機動をやってて……」

カタカタッ……

蘭子「秘匿階層が更新されてる……木星圏の蜂の巣戦の映像記録だ」ピッ

蘭子「少佐の戦闘映像記録……VPPS-01P? 新型かな……」カタカタッ



P『いま戦闘宙域の指定マップデータを転送した。その宙域には近寄るな』

P『了解した』

『―Hyper Maneuver Mode Migration―』

P『また後でな』

P『貴様を落とすついでだ! 他のヤツらもまとめて片付けてやる!!』

P『これでも速度は貴様のほうが上か……だが、最早圧倒的なアドバンテージは無いぞ!』



蘭子「カ、カッコゥイイイイィィィ……」

蘭子「す、凄い人なんだ……私たち以外のヴァルキュリアのパイロットの上官で……」

パシュンッ!

蘭子「!?」ビクッ!

P「……中尉、いたのか」

蘭子「わっ、わわっ!? 少佐……!!」バババッ!

P「丁度いい。端末を使わせてくれ」

蘭子「へ? な、なんでですか?」

P「ここのローカルのデータを見せてくれ」カタカタッ

蘭子「あっ!」

P「……なんだこれは」

蘭子「そ、それは……」

P「戦闘時用の艦の行動制御プログラムか。戦闘時にも全てオートメーション機能に任せているのは感心せんな」

蘭子「え……えっと……」

P「それに、ランダム回避運動にも手を加えているな。緊急回避以外にも艦の動作制御をここに任せているのか。不自然な挙動を招くぞ」

蘭子「あ、あう……」

P「艦制御を全て自動化してしまうのであれば、乗員は不要だ。それでは賄えんし、人間が適切な判断をしなければならないから乗員がいるんだぞ」

蘭子「……はい」

P「これらのプログラムは誰が作成した?」

蘭子「……私です」

P「感心せんな」

蘭子「……」クスンッ

P「……とはいえ」

蘭子「!」ピクッ

P「艦の戦闘記録を見たところ、中尉がほとんどの戦闘にヴァルキュリアで出撃している記録がある」

P「艦を大尉に任せていないのか?」

蘭子「……愛梨ちゃん、その、お仕事やるの……遅くて」

蘭子「通信も忘れるし、ハッチ開けるのも忘れるし、ミサイルの装填手順も忘れるし、主砲の照準も合わせられないし……」

蘭子「でも、私……愛梨ちゃんの護衛任務でモリアンにきたから……何とかできないかなって……」クスン……

P(なんで大尉やれてんだ……?)

蘭子「ヴァルキュリアの運用テストがあるから、たまに愛梨ちゃんに戦闘に出てもらうときは私が自分で艦を操縦してるけど……」

P「分かった、わかった、もういい。別に中尉を責めているわけじゃない」

P「大尉も戦闘方面が苦手ということなんだろう、誰が悪いとはいわん」

蘭子「……ホントですか?」

P「ああ、だが現状のままというのは良くない。俺も来たから、ブリッジの人数は一応増えた。持ち回りでやろう」

P「それなら、中尉の負担も減るだろう? 艦制御プログラムも組んで戦闘もやってだと、身体が足りないだろ」

蘭子「……は、はいっ!」

P「それに、今回の戦闘後も自慰行為をしないで戻ってきたのは、ブリッジで後処理があるから急いで戻ってきたんだろう?」

蘭子「戦闘が終わったから、艦制御を標準のオートメーション機能にするのに……」

P「うむ、だろうな」

P(鷺沢少尉か橘少尉でも連れてくればよかったな……)

P「俺なら一応通信火器管制も一通りこなせる。指揮官だってやれるし」

蘭子「凄い……戦闘機だけじゃなくて、艦隊指揮も取れるですか?」

P「一応艦長で来ているからな。まあ、そういうわけで後で俺がブリッジの役回りの当番表でも作っておく。十時大尉のフォローも俺がやればいいしな」

蘭子「や、やった……これでちょっとは楽になる……」グスッ……

P「そうだな。ほら、それなら先ほどの戦闘でのゾーニング現象を解消してきなさい。そのままだと疲れるだろう?」

蘭子「……はっ!?」ムラムラ

P「どうした? 道具ならあるんだろう?」

蘭子「そ、そうですけど……」ムラムラムラムラ

P「……」


コンマ2桁が31以上で……P「やはりセックスしたほうがいいのか?」
コンマ2桁が31未満で……P「ほら、早く自慰をしてきなさい」
↓1

>>401
判定:33

P「やはりセックスしたほうがいいのか?」

蘭子「そ、それは……」ハァ、ハァ、ハァ……

P「おい、顔が何か歪んでるぞ……大丈夫か?」

P「セックスをすればゾーニング状態の解消も――」

蘭子(セック……ス……)ハァ、ハァ、ハァ……

P「――、――セックス――――、――」

蘭子(セックス……セックス、セックス……)ボー……

P「おい、中尉……」

蘭子「はぁ……はぁ……はぁっ!」ガバッ!

ドサドサッ!!

P「うおっ!?」

蘭子「はぁ、はぁ……セックス、セックス……してください……」ハッ、ハッ、ハッ……

P(な、なんだ……一瞬であいつらみたいになったぞ……さっきまでまともだったのに……ん?)

P(いや待て、この様子だと相当職務的な負荷が高かったはずだ……それがセックスに向けられようとしているなら……一時的なものか)

蘭子「はっ……はっ! はぁ……!」モゾモゾ

ヌギヌギポイー

P「でなければこの豹変っぷりは悲しすぎる……」

蘭子「し、少佐……私と、エッチ……」ハァ、ハァ、ハァ……

P(それほど辛かったということか……艦制御プログラム弄るとかお前、技術スタッフかよと……)

P「結局こうなってしまうか……まあ仕方が無い、ほら中尉、席に座れ」スッ

ボスッ……

蘭子「あっ……」ビクッ!

P「まったく、いきなり脱ぎ始めるとは……一瞬変態かと思ったぞ」

蘭子「ちっ、ちが……」ハァ、ハァ……

P「そうか……でも、セックスする前からここはこんなに濡れてるぞ?」スッ

ヌチャッ……

蘭子「ひゃっ!?」ビクンッ!

P「パンツは脱がなかったが……こんなに汚して、後で履き替えなければならないな」ヌチャッ、ヌチャッ……

蘭子「あっ、あっ……ああああ……」ゾクゾクゾクッ

P「どうした? 指で擦られただけで気持ちイイのか? それならたくさん擦ってやるぞ?」ヌチャッ、ヌチャッ……

蘭子「あ……あぅんっ……んっ、んんんんっ……」モゾモゾ

P「こらこら、腰を動かすな……上手く指を動かせないだろう? まったく……俺の手がこんなに汚れてしまったじゃないか」ベチャッ……

蘭子「あ、そんな……」

P「中尉も、セックスしたくて仕方が無い顔をしているな……このまま指でやったほうがいいか?」

蘭子「ゆ、指、じゃなかったら……」チラッ……

P「まあ、そうだな」バサッ……

蘭子「……そ、そっち、で」ハッ、ハッ、ハッ……

とときん好きだからあんまり無能扱いされるとちょっと悲しい
今後活躍してくれると信じてる

P「了解……それじゃあ挿れるか。大丈夫か?」

蘭子「は、はい……おちんちん、お願いします……」

P「ほら、いくぞ……」ヌチュッ……

蘭子「あぅっ!?」ビクッ!

P「まだ挿れてないだろう……そらっ……」ヌププププププッ!

蘭子「あっ! あっ! あぁぁぁぁあああっ!?」ビクンッ!!

プシャアアアアア……

P「うおっ……い、いきなりか……どれだけ溜まってたんだ……」

蘭子「はっ……はっ……はぁ……」グッタリ

P「どうした? やっぱり抜くか?」グッ……

ガシッ!

蘭子「だ、ダメ……おちんちん……ほしい……」ハァ、ハァ、ハァ……

P「いきなりおねだりか……まったく、中尉はエッチだな……そらっ」グイッ!

蘭子「あっ!?」ビクッ!

P「こうして足を広げたほうが、奥まで挿れやすいからな。動くぞ……」パンッ、パンッ、パンッ……!

蘭子「あっ、あああっ!? あひっ! あっ、あっ、あっ!!」パンッ、パンッ、パンッ!

P「くっ……ああああ……中尉、締まっていて凄く気持ちがいいな……そんなにちんぽが欲しかったのか……」

パンッ、パンッ、パンッ!

蘭子「あっ! あんっ!! あっ、イイ……あっ、ああっ!」ビクッ!ビクッ!

ギュッ!!

P「こらこら、そんなに抱き付かれると動きにくいだろう……くっ……」

蘭子「あっ、あっ……んん……んっ! おちんちん……気持ちイイです……あっ、もっと……!」ギュッ!

パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!

P「くっ、中尉……そんなに激しく動くな……くっ!」グイッ!

蘭子「あっ……!」ビクンッ!

P「そらっ、そんなにちんぽが欲しいなら……こっちから突いてやるぞ……!」パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!

蘭子「あああっ!? あっ、あんっ!! あっあっ、ああ゛っ!!」ビクッ!ビクッ!

パンッ!パンッ!パンッ!

蘭子「あ゛っあ゛っ! あひっ!? あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ……」ビクッ!ビクッ!ビクンッ!!

プシャアアアアア!!!!

P「ぐっ……す、凄い締まって……くっ、うおおおお……」ググッ……


1.中に出す
2.外に出す
↓3

2

>>428
2.外に出す

※今後特定のアイドルに対してイベント分岐が発生する可能性があります。

P「うっ……うううううっ!」ズルッ!

蘭子「あ……」ビクンッ!

ビュルッ! ビュルルルルルルルルッ!!!!

ビュクッ! ビュルッ……ビュクッ……

ビチャッビチャッ……

蘭子「あ……あ……」ハァ、ハァ……

P「あ、ああああ……滅茶苦茶出たな……」ハァ、ハァ、ハァ……

蘭子「あ……ん……」ギューッ……

P「どうした、中尉」ハァ、ハァ……

蘭子「すっ……すっごく、気持ちよかった……えへへ……」ギューッ

P「それは、よかったな……」ハァ……

パシュンッ!

愛梨「蘭子ちゃーん……あ」

蘭子「……へ」ピシッ!

P「た、大尉……」

愛梨「……わぁっ、やっぱり少佐にエッチしてもらったんですね♪ 蘭子ちゃん、気持ちよかったですかぁ?」

蘭子「ひゃ……ひゃい……」ピクピク……

愛梨「私、蘭子ちゃんがいつも大変そうに1人エッチしてるの見て、心配していたんですよ?」

愛梨「でも、少佐がエッチしてくださるなら大丈夫ですねっ! 私、安心しました!」

P「まあ、これも仕事だ……」

愛梨「それじゃあ、私は邪魔にならないようにお部屋に戻ってますね。蘭子ちゃん、終わったら私のお部屋に来てくださいねっ」


パシュンッ!


P「……」

蘭子「……ぁぅ」ガクッ

P「おい、中尉、大丈夫か、中尉……ダメか……」

――――
――

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :77(Bランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :54(Dランク)
性欲        .:94(危険)→79
モバPへの親愛度.:39(並)→59(良好)

――早朝、奈緒の部屋

奈緒「……やべっ、もうそろそろで5時か。確かプレイは22時から5時までって書いてたな……キリがいいし、今日はこれでやめるか」カチカチッ

奈緒「……」

奈緒「そうか、次は蘭子と愛梨か……」

奈緒「何、もう驚くことは無いさ……誰がこようと、Pさんと快楽セックスすることになるような気がしてきた……」

奈緒「ていうか、なんで全員の声がしっかりあるんだよ……」

奈緒「……まあ、考えても仕方が無いか、もう5時だし寝よう」

……
…………

今日はこれで終了します。
なんだいつもいつも中だの外だのと思いながらカウンター確認したら中出し判定が1回しかなかったのかと
スナイプは別に構わないんですがあまりにも一方的になるとそれはそれでと思っている人もいるかもしれないのでもしかしたら取り方を変えるのも考えてはみますが

あと、読んでいる方はフラグ表記があるから中に出したか、外に出したかという事実を気にしているかと思いますが……まあ、それを気にするでもいいんじゃないですかね

それでは本日もありがとうございました。

>>1は今日非常に良いことがあったのでたまに進行のヒントを出します。
シナリオセックス、イベントセックス共に中出し、外出しの選択肢がありますが、シナリオ、イベント進行双方において
セックスパート上のシチュエーションだけではなく、設置されている意味があります。
多分仕掛け的なものに気付いたらこの選択肢の見方がガラリと変わるのではないかと思います。

以上。

どなたかいらっしゃれば22時頃辺りに再開します

――午前、事務所

奈緒「おはよー……」ガチャッ


紗南「……」


奈緒「……紗南、紗南!? どうしたんだ倒れて、しっかりしろ!」ガバッ!

紗南「奈緒、さ……」ハァ、ハァ……

奈緒「どうした、具合でも悪いのか!?」

紗南「アタ、シ……デレステ……引退、する……」ガクッ

奈緒「紗南……!?」ハッ!


奈緒(事務所の床に散らばっていたのは、紫色のiTunesカードだった)スッ……

奈緒(ざっと見たところ、40枚近く……もしかしたらそれ以上はあっただろうか。紗南は……負けたんだ)ガチャッ……

奈緒(サービス開始からいつか来るであろう本命のための貯金、追加投資……全てを使って命を削って、負けた)チラッ


紗南「……」


奈緒(金トロも、上位SR星10もコンプしても、たった一人のアイドルが引けなければ全部無意味なものなんだ……)

奈緒(あたしは恐怖した。紗南の姿と、散らばる紫のカードに……あたしは、静かに事務所を去った)


……
…………

――夜、奈緒の部屋

奈緒「……」カチッ、カチッ……

奈緒(今日は、事務所で酷いものを見てしまった)

奈緒(途切れることのないiTunes決済メールの通知、、いつも通り底の見えないプレボ、無慈悲なイベント開始)

奈緒「はあ……エロゲーなんてやる気分じゃなくなったな。いっそ晶葉に返しちゃおうかな……」

奈緒「……」カチッ、カチッ……




奈緒「……まあいいや、やろう」


――――
――

――数日後、モリアン(ブリッジ)


愛梨「私たち、次はそこに移動する予定なんですよ~」

愛梨「……はい、もしお会いしたらよろしくお願いしますね。それじゃあ、また通信しましょうね」ピッ


パシュンッ!


P「大尉だけか」フワッ

愛梨「あっ、少佐! お疲れ様ですっ」

P「……何かやっていたのか?」

愛梨「な、何もしていませんよ! あの、ブリッジに何かご用ですか?」

P「……」

愛梨「少佐?」

P(昨日の中尉の話はなぁ……本人に自覚がないのかもしれないし、今後も酷いようであれば釘を刺すか)

P「いや、端末を使いに来た。この艦もミーミルはブリッジにしか置いてないからな」

愛梨「そうだったんですか。あっ、私のID使いますか?」

P「自分のがある」カタカタカタッ

愛梨「でも、私のIDなら全部の階層見れますよ? 少佐も全部見れるんですか?」

P「……大尉のIDは全層閲覧できるのか」

P「いや、IDの貸し借りは止めておく。俺のIDでも7層までは閲覧できるからな」カタカタッ

愛梨「わぁー、7層まで見れるんですか。私、ここに来る前は4層までしか見れなかったのに……」

P「色々あるんだ」ピッ、ピッ……

P(アルヴィスの更新はないか……木星圏で蜂の巣が新たに出現したという報告もない)

P(ん? オート・クレール社のデータがあるな……NGFのイメージか)

P(……俺はグレイプニールで十分だな)

P「ん……?」チラッ

愛梨「えっと、今日のI@LPのスケジュールは……」ピッ、ピッ、ピッ……

P「おい大尉、それはなんだ」

愛梨「へ?」

P「勤務中はしっかりと制服を着ろ。襟を外すくらいなら気にはしないが、前を全開にする奴なぞ不良以外おらん」

愛梨「わ、私、不良じゃないですっ!」

P「ならしっかり制服を着ろ」

愛梨「そ、それが……上手くボタンが付けれなくて……」

P「言い訳はするなよ」

愛梨「言い訳じゃないですっ、本当なんですから!」

P「手間の掛かる……ほら、姿勢を正せ」

愛梨「は、はい……」

P「ボタンくらいしっかりと……キッツ……お前これ制服のサイズが合ってないだろう……!」グイッ!

愛梨「あっ!? 無理やり引っ張っちゃダメです~!」

P「動くな……ほれ、これでいい」

愛梨「何だか胸が苦しいです……」

P「まったく……ウチの隊でも制服くらいは……あ」

愛梨「どうしたんですか?」

P「忘れていた。ここに到着したらフレイヤに通信を入れる話だったな……大尉、他所の艦と通信しても問題はないか?」

愛梨「大丈夫ですよ」

P「そうか。それならチャンネルは……いや」ピタッ

P「その前に一応……」カタカタッ!

ピピピッ!

ありす『はい、こちらノルンM-01所属フレイヤ』

P「橘少尉か」

ありす『その声、プロデューサーさんですか? どうしたんですか、音声通信で……』ザザザザッ!!

P「なんだノイズが……聞こえているか、いま映像通信を送っても問題ないか?」

ありす『……ああ……はい、いまは大丈夫です。みなさん普通ですし。みなさん、いまプロデューサーさんが映像回線繋げるみたいですよ』

ありす『ええ、出向先の艦だと思いますよ。ですから……ええ、そうしたほうがいいです。プロデューサーさん、回線繋げて大丈夫です』

P「了解した」

パシュンッ!

蘭子「……?」フワフワ


ピピピッ!

P「お前たち、映像は映っているか?」

美波『はい。お久しぶりです、P少佐』

P「うむ。ナシヤマは特に異常ないか?」

美波『問題ありません。現在は艦外装の交換作業の立会いを行っていました』

P「順調そうだな。それなら俺から言うことはないか」

文香『……』

藍子『……』

夕美『……』

ありす『……えっと、そちらの方々は?』

P「ああ、そういえばそうだな……丁度良い、神崎中尉も来たことだし挨拶してくれ」

愛梨「はーい。衛星調査隊の十時愛梨大尉です♪」

藍子『……』

美波『……』

文香『……』

蘭子「宇宙軌道防衛軍ちょ属の神崎蘭子です。階級は中尉です」

夕美『……』

愛梨「あのー……?」

美波『……失礼しました。新田美波少佐です』

P「偶然だろうが、皆は国連所属のアイドルユニットも兼任している。機会があれば通信を行うが、仲良くな」

美波『了解です』

愛梨「はぁい」

美波『同じ映像舞台でお仕事はしたことがありますね。お互いこうしてお話しするのは始めてですけど』

愛梨「あ、えっと……あっ、清き乙女達の祈りの舞台ですよねっ!」

美波『はい。機会があれば直接お話してみたいですね。では少佐、作業がありますので私たちはこれで』

P「……ああ、留守中は頼むぞ」

美波『はい、失礼します』

ピッ!

愛梨「……すっごく真面目そうな人たちでしたねっ! 私、ビックリしちゃいましたぁ」

P「……ああ」

蘭子「新田少佐……ビシッとしてて、カッコよかったなぁ……」

P「……そうか」

愛梨「確か少佐の部隊は、木星圏の蜂の巣攻略戦にも参加していたんですよね? やっぱりスゴイ部隊なのかなぁ……」

P「……まあ、それなりに」

蘭子「今度お話しする機会があたら、色々なこと聞いてみたいなー」ウキウキ

P「……」

P(アイツら、外面はいいんだな……)

……
…………

――数十分後、モリアン(ブリッジ)

P「まあ、2人とも来たことだし打ち合わせだ。ブリッジ端末より調査隊本部から通信が届いている」

蘭子「土星圏付近にあるデブリ帯の調査ですよね」

P「そうだ。木星圏に出現した蜂の巣、初回確認はD7ポイントだが……」

愛梨「えっと……D7ポイント……蘭子ちゃん、D7ポイントってどこですかぁ?」

蘭子「……スクリーン出します」ピッ!

フォン……

蘭子「ここがD7ポイントです。土星圏宙域で最近行われた蜂の巣攻略戦と、木星圏の蜂の巣攻略戦が行われた場所はそれぞれここです」

P「木星圏の蜂の巣は移動ルートが不規則なものだった。だが、土星圏の蜂の巣戦場所とD7ポイントから線を引くと……」

愛梨「わぁ、木星圏の蜂の巣攻略戦のポイントと、一直線ですね!」

P「ああ、そしてD7ポイント土星圏での戦闘場所の中間地点にデブリ帯がある」

愛梨「この位置だと……資源衛星での作業のゴミが漂ってる場所なのかなぁ? でもちょっと遠いところかも……」

P「以前俺の部隊は、火星圏のデブリ帯で極小規模の蜂の巣と戦闘を行った経験がある」

P「そのときの記録を調査隊本部がアルヴィスで確認したみたいでな。デブリ帯に蜂の巣が潜んでいないか調査してこいということだ」

蘭子「うううう……また危ない任務……」

P「戦闘記録を参照したが、大尉、中尉共にデブリ帯での立体機動戦闘経験はあるな」

愛梨「はいー。資源衛星での移送作業の護衛中に、何度か戦闘したことありますっ」

P「と、いうことで2人のヴァルキュリアでの戦闘は十分だと判断している」

P「デブリ帯での目的はレドームによる周囲の索敵、また、一部ゴミの持ち帰りだ」

蘭子「ゴミの持ち帰り?」

P「調査用だ。蜂がデブリ帯付近に潜む可能性として何かないかということでな。目に付いた物をある程度モリアンに持って帰る」

蘭子「危ない任務なのにゴミ拾いも……うっ、お腹が……」グググッ……

P「というわけだ。既に移動中だが、モリアンはデブリ帯に向かう。ポイントが近くなったら再度ブリッジに集合だ」

愛梨「はーい」

P「それと2人とも、パイロットスーツは着用してから来い。いつ戦闘になるか分からんからな」

蘭子「はあい……」

……
…………

――数十分後、モリアン(艦長室)

P「それにしても……まあ輸送艦を使っているだけあって無駄にデカイわりに乗員が少ないな」ハァ……

P「フレイヤみたいな新造艦じゃないから一々艦のことを覚える必要もないが、一応艦装備のチェックだけしておくか」カタカタカタッ

P「……」

P「……それにしても、ヴァルキュリアにアイドル乗せるってのはなぁ」


安価選択(会いに行くアイドルを下記から選択してください)
1.愛梨
2.蘭子
3.他のことをする

このレスの投下から5分後の最初のレス(コンマ分含む)
↓1

3

>>523
3.他のことをする

――モリアン(格納庫)

P「戦闘機用の格納庫はあるが……しかし機体の出撃は搬入口をカタパルト代わりか」

操舵士「そうみたいですね。この造りだと……出撃時はマニュアル発進しかなさそうですね」

P「まあなぁ……大変だな」

操舵士「それにしても色々置いてますね」

P「そうだな……なんだこれ、随分古いモニターだな。というか壊れてるぞ」ガラッ……

操舵士「調査作業中に回収したものでしょうか?」

P「分からん……ゴミにしか見えんが……」スッ……


P「……」

P「……」


操舵士「どうしましたか?」

P「……いや、なんでもない」ゴトッ


<ドウシテデスカァ?

<デーモー!


P「ん?」ピクッ

愛梨「私たち、ヴァルキュリアのパイロットだからグレイプニールのシミュレーターで訓練しなくてもいいと思うんだけどなぁ?」

蘭子「愛梨ちゃんはいいかもしれないけど、私はダメなんですっ!」グイッ! グイッ!

愛梨「それなら蘭子ちゃん、また1人エッチすれば大丈夫じゃないですか~」

蘭子「だって恥ずかしぃもん……」


P「どっかで見たような光景だな……こらこらお前たち、どうした」フワッ


蘭子「あっ、黒衣の騎士……じゃなかった、少佐」

愛梨「デブリ帯に入る前に、蘭子ちゃんと一緒にシミュレーターで訓練しようってお話しになったんですけど……」

P「大体分かった。グレイプニール用のシミュレーターか、ヴァルキュリア用のシミュレーターを使うかで揉めたんだな」

蘭子「そうです……愛梨ちゃんは大丈夫だからヴァルキュリアのシミュレーター使おうって言うんですけど……」

愛梨「でも、やっぱり自分が乗っている機体のシミュレーターをしたほうがいいですよ~。すぐ実戦で役に立つと思いますし」

P「ふむ……」


1.P「ヴァルキュリア用のシミュレーターで訓練だな」
2.P「グレイプニール用のシミュレーターで訓練だな」
↓1

1

>>537
1.P「ヴァルキュリア用のシミュレーターで訓練だな」


P「ヴァルキュリア用のシミュレーターで訓練だな」

蘭子「はぅっ……」

愛梨「ね? 少佐もヴァルキュリアのシミュレーターのほうがいいって言ってるから……」

P「前の部隊では、戦闘経験が浅い者もいたからグレイプニール用のシミュレーターも使っていたんだがな」

P「2人は飛行については問題なさそうだし、ヴァルキュリア用のシミュレーターで訓練するといい」

蘭子「またエッチな気分になっちゃう……」ズーン……

愛梨「大丈夫ですよっ♪ 少佐が来てくれたから、訓練が終わったら少佐にエッチしてもらえばいいんですっ!」

蘭子「エッ、エッ……!」ビクッ!

P「簡単に言ってくれるな……そうだ、大尉」

愛梨「はい?」

P「……あそこにあるガラクタの山だが、どうしたんだ?」

愛梨「……えっと、その……あー、そうです、前にデブリ帯の調査をしたときに、持って帰ったんです。何かに使えないかなーって」

P「そうか。成果はあったのか?」

蘭子「えっと、うーん……全然ですっ」

P「分かった。ではモニター監視は俺のほうでやってやる。2人はシミュレーターでの訓練を開始しろ」

愛梨「はーい」

蘭子「はぃ……」


……
…………

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:十時愛梨
戦闘適正      :34(Fランク)→44(Eランク)
オペレーター適正 :67(Cランク)
指揮官適正    :53(Dランク)
性欲        .:10→30(訓練後)
モバPへの親愛度.:32(並)

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :77(Bランク)→87(Aランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :54(Dランク)
性欲        .:64→94(戦闘直後)(危険)→79→99(訓練後)(危険)
モバPへの親愛度.:39(並)→59(良好)

――数時間後、モリアン(艦長室)

P「やはり2人とも、通常戦闘は問題なさそうだな」カタカタカタッ

P「訓練もコンビネーションマニューバを使っていたし……まあ、実際はどちらかが艦に残ることになっていただろうから、使う機会は無かっただろうが」カタカタカタッ

P「……」

P「……懐かしい、随分古いものだったな」

P「もう何年も前だからな……」


安価選択(会いに行くアイドルを下記から選択してください)
1.愛梨
2.蘭子

このレスの投下から5分後の最初のレス(コンマ分含む)
↓1

>>540訂正

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:十時愛梨
戦闘適正      :34(Fランク)→44(Eランク)
オペレーター適正 :67(Cランク)
指揮官適正    :53(Dランク)
性欲        .:10→30(訓練後)
モバPへの親愛度.:32(並)

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :77(Bランク)→87(Aランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :54(Dランク)
性欲        .:79→99(訓練後)(危険)
モバPへの親愛度.:59(良好)

2

>>553
2.蘭子

※イベントフラグが成立しています。

P「特に神崎中尉は、土星圏の任務に当たっていただけあって戦闘技術も中々のものだな」

P「俺とのコンビネーションマニューバも問題なく組めるし、戦力的にも――」ピピピッ!

P「俺だ」ピッ!

愛梨「あのー……少佐、いいですか?」

P「どうした」

愛梨「あの、蘭子ちゃん……なんだか様子がおかしくて……」

P「中尉が? どこにいる」

愛梨「訓練が終わって、2人でお風呂に入っていたんですけど……」

P「風呂場か。分かった、すぐに向かう」

P「ゾーニング現象か……」


……
…………

――モリアン(浴場)

※イベントフラグが成立しています。

愛梨「あっ、少佐」

P「中尉はどうした」

愛梨「それが、まだお風呂の中で1人エッチしているんですけど……なんだか、いつもと様子が違ってて」

P「ふむ……」

愛梨「あ、あの、タオル巻いてるからってあまり見ないでくださいっ」

P「見とらん。考え事をしている」

P「……とりあえず入るか。中尉、入るぞ」ピッ!

パシュンッ!


シャー……

蘭子「あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ……」ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ!

蘭子「あっ、イグッ……あっ、お゛っ、あ゛あ゛あ゛あ゛……」ビクンッ! ビクンッ!

P「おい、中尉」

蘭子「あっ……はぁ、はぁ……」ハァ、ハァ、ハァ……

蘭子「……ん、あっ……はぁっ……」ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ!

P「おい、聞こえているか中尉」

愛梨「あの、蘭子ちゃん、そのバイブディルドーお気に入りで、いつも1人エッチしているときは使ってて……」

P「そんな情報はいらん」スッ……

>>570訂正

――モリアン(浴場)

※イベントフラグが成立しています。

愛梨「あっ、少佐」

P「中尉はどうした」

愛梨「それが、まだお風呂の中で1人エッチしているんですけど……なんだか、いつもと様子が違ってて」

P「ふむ……」

愛梨「あ、あの、タオル巻いてるからってあまり見ないでくださいっ」

P「見とらん。考え事をしている」

P「……とりあえず入るか。中尉、入るぞ」ピッ!

パシュンッ!


シャー……

蘭子「あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ……」ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ!

蘭子「あっ、イグッ……あっ、お゛っ、あ゛あ゛あ゛あ゛……」ビクンッ! ビクンッ!

P「おい、中尉」

蘭子「あっ……はぁ、はぁ……」ハァ、ハァ、ハァ……

蘭子「……ん、あっ……はぁっ……」ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ!

P「おい、聞こえているか中尉」

愛梨「あの、蘭子ちゃん、そのバイブとディルドーお気に入りで、いつも1人エッチしているときは使ってて……」

P「そんな情報はいらん」スッ……

P(……これほど酷くは無かったが、前にもうちのメンバーがこんな感じでおかしくなりかけていたことがあったな)

P(なんだ、ゾーニング現象は性欲が上がるだけのものかと思っていたが……やはり違うのか?)

P「おい中尉、聞こえているか、返事をしろ」ペチペチッ

蘭子「はっ、あっ……あ……」ピクッ

蘭子「あ、しょう……あっ、ううぅ……」ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ

P「自慰の手は止めなくていい。どうした、苦しいのか?」

蘭子「あ……気持ち、よく……なりたい……全然、ダメで……」

P「……おい大尉、女のオナニーはこんな感じになるものなのか?」

愛梨「わ、私はならないですけど……友達とか、エッチが好きな子でも、こんな感じで1人エッチする子はいない、かなぁ……」

P「……分からんがとりあえずゾーニング状態を解消させないと話にならんか」

P「おい中尉、聞こえているか? 返事をするだけでいい」


コンマ2桁が26以上で……P「セックスするぞ」
コンマ2桁が26未満で……P「手伝うからしっかりしろ」
↓5

>>579
判定:69

P「セックスするぞ」

蘭子「はっ……あ……セッ……」ピクッ

P「大尉、風呂場のドアを閉じろ。この様子を誰かに見られるのも困る」バサッ!

愛梨「は、はいっ」ピピッ!

パシュンッ!

P「とりあえず俺は無理やり勃たせればいいか……中尉、ほら、足を広げろ」グイッ!

蘭子「あ"っ……」ズルッ……

P「挿してるものはとりあえずいらん……舐めるぞ」サワサワッ

チュッ……ピチャッ、ピチャッ……

蘭子「あっ……ふっ、ううぅんっ!? あっ、あ……」ビクッ! ビクッ!

P「ん……ほら、もっと足を広げろ……んっ……」ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ……

チュウウウウッ! クリッ、クリッ!

蘭子「ぁあ"っ!?」ビクンッ!

ブシャアアアアアアッ!!!!

P「ごほっ! ごほっ……」ペッ

蘭子「あ゛……少、佐……」ビクッ、ビクッ、ビクッ……

P「……中尉、大丈夫か? このままセックスをしたほうがいいか?」

蘭子「あ、あ……エッチ、したい……エッチ……」ハッ、ハッ、ハッ……

P「分かった……腰を上げるのは辛そうか……横になってくれ」

蘭子「ん……」ゴロッ

P「後ろからすまんな……」ゴロッ

蘭子「あ……」ピクッ!

P「中尉の太もも、汁で濡れて酷いな……俺のちんぽも擦りつけたら……ぬるぬるしていて気持ちいい」ニュルッ、ニュルッ

蘭子「あ、ちんぽ……おちんちん……」ハッ! ハッ! ハッ!

P「ほら、少し足を上げろ……いまから挿れてやるからな……」ヌチュッ、ヌチュッ……

ヌププププププッ……

蘭子「んあ゛っ!? あぅ、おっ……ああああああぁぁぁぁぁ……」ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ……

P「随分気持ち良さそうだな……くっ、中尉のマンコの締まりもキツイ……」ズチュッ、ズチュッ……

蘭子「はあああぁぁぁぁ……あっ、ああああ……」ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ

P「どうだ? もっと動いても大丈夫か?」

蘭子「あああああ……もっと……あっ、はああああ……」

P「了解した。そらっ、動くぞ……!」ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ!

蘭子「あ゛っ! あ゛っ! あ゛っ! あ゛んっ!!」ビクンッ!

P「くっ、中尉……あああ、凄い締まりだ……なんだこれ……」ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ!

蘭子「イイッ……あっ、あっ! んぁっ、あっ! ああっ! イイッ、ああっ!」ビクンッ! ビクンッ!

P「そらっ……中尉、気持ちいいか? イキたいときにイってくれ……」ハァ、ハァ、ハァ……

ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ!

蘭子「あっ! あっ! あ゛あ゛っ!! イグッ! イグッ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」ビクンッ! ビクンッ! ビクンッ!

ブシャアアアアアッ!!!!

P「あああ……イッたか……それなら、俺も……」

1.中に出す
2.外に出す
↓3

1

すみません、腹減ったんでちょっと飯食ってきます。あとちょっとガチャ回してきます

>>603
1.中に出す

※今後特定のアイドルに対してシナリオ分岐が発生する可能性があります。

P「くっ、出る……」グッ……

蘭子「……あっ、あっ! あっ! あっ!」ズチュッ! ズチュッ!

P「ちゅ、中尉、動くな、上手く抜けん……!」

蘭子「あっ! あっ! もっと、もっと……!!」

P「くっ、で、出る……う、あ、ああああああ……」ビクンッ!

ビュルルルルルルルルッ!! ドクンッ! ドクンッ!!

蘭子「あ゛、あ……あ……おマンコ……あ……」ビクッ! ビクッ!

P「うっ、ううううう……!」ギュウウウウッ!

ビュクッ! ビュクッ! ドクッ、ドクッ……ドクンッ

蘭子「あ……う……あ……」ピクッ……ピクッ……

P「はっ、はぁ……」ズルッ……

ゴポッ

蘭子「んぁ……」ピクンッ!

蘭子「……」ハァ……ハァ……

P「中尉……お、落ち着いたか……?」ハァ、ハァ……

蘭子「ぁ……はぃ……」カクッ


チュンカ50枚超えたのでもう無理
何枚蘭子でりゃ気が済むんだ

蘭子「……」

P「……疲れたのか」ハァ……

P「しんど……中尉は一体どうしたんだ……」

P(俺じゃ分からんな……後で、隊の皆に聞いてみるか……)

P「とりあえず中尉は部屋に……」


愛梨「あ、あのー……」


P「むっ、大尉いたのか……ドアを閉めたときに出たものかと」

愛梨「あ、いえっ、何かお手伝いできることないかなって思って……」

P「とりあえず中尉も静かになったし、ひとまずはいい。大尉は着替えてしばらくの間ブリッジで待機しててくれ」

愛梨「は、はーい……でも、エッチって凄いんですねぇ……」

P「俺もこんな状態を見るのは初めてだ。よう分からん」

愛梨「そうですか……蘭子ちゃん、大丈夫かなぁ……」


……
…………

というわけで今日はもう無理です。引退します。
本日もお付き合い頂きありがとうございました。

やっと追いついた
>>1は今までに大魔王ちひろとこれ以外では何を書いてたりしたの?

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :87(Aランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :54(Dランク)
性欲        .:99(危険)→55(セックス後)
モバPへの親愛度.:59(良好)→99(良好)

>>656訂正


※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :87(Aランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :54(Dランク)
性欲        .:99(危険)→59(セックス後)
モバPへの親愛度.:59(良好)→99(良好)

――数時間後、モリアン(ブリッジ)

パシュンッ!

蘭子「アーッハッハッハ! 闇に飲まれよ!!」

P「……」

蘭子「我は目覚めた……この魔力、漆黒の闇! 己が使命を果たすために――」

P「中尉」

蘭子「あ、はい?」

P「何を言っている」

蘭子「……え、と」

愛梨「わぁ、蘭子ちゃんの熊本弁、久しぶりに聞きましたっ! もうすっかり元気ですね♪」

P「熊本」

愛梨「蘭子ちゃん、地球の熊本ってところで生まれたみたいなんですよ」

愛梨「それで、蘭子ちゃんの喋っている言葉をファンの人たちがそう呼んでるんです」

P「はあ」

蘭子「あの……」

P「ブリーフィングや任務中では標準語でな」

蘭子「はぃ……」


……
…………

――数分後

P「というわけで、デブリ帯に到着した際にはレドームを展開。索敵後、蜂がいないのを確認してから作業を行う」

愛梨「いないといいですね」

蘭子「私たちはどうするんですか?」

P「この艦にワークローダーが積まれていない、俺と大尉、中尉の3名はモリアンから出る」

P「上層部からは何を持って来いとの指定はされていない。適当にゴミ漁りをしてから帰艦する」

蘭子「うぅ……やっぱり外に出るんだ……怖い……」

P「こればかりは仕方が無い。頑張ってくれ」

蘭子「はい……うっ、お腹が……」

愛梨「そういえば少佐、ECMはどうしますかぁ?」

P「ECM? なぜ使うんだ」

愛梨「えっと……特に理由はないんですけど、私たち、こういう調査のときはいつもECMを使っているんです」

P「何かあったときに艦と通信できないのは不味くないか?」

愛梨「でも、ECMを使っているときは,蜂が来たことないんですよ?」

P「ふむ……いや、ハッキリとした理由が無いのであればそれは無しだ。レドームの索敵で問題が無いことを確認したら作業に取り掛かる」

愛梨「はぁい……」

P「予定では1時間後にデブリ帯に到着する。各自格納庫でスタッフと作業道具の確認を行った後にブリッジに戻って来い」


……
…………

――1時間後、モリアン(ブリッジ)

愛梨「えっと、ミサイルの発射を選んで……」モタモタ

蘭子「その前にミサイルを装填しないとダメだよ……」

愛梨「あっ、そうでした~。えっと、それじゃあミサイルを選んで……あれ? 上手く選べない……」モタモタ

P「……先に装填する発射管を選択するんだ。画面上で発射管が空になっている番号を選択してから装填出来る」

愛梨「1番から40番まで開いてるから……たくさん使うのは勿体無いし……」

P「艦自体は大きいが動かすことは無い。20番までの発射管を使えばいいだろう」

愛梨「それじゃあ1番から20番に、多目的粒子減衰ミサイルを装填……」カタ、カタ、カタ……

ピピッ!

愛梨「あっ! 色が変わりました~!」

蘭子「装填準備はこれで出来たから、後は発射するポイントを宙域マップから選択して……」

愛梨「えっと、宙域マップは……あ、これこれ♪ えっと、モリアンの周りに撃つから……ここと、ここで……」カタ、カタ……

P「それで発射準備完了だ」

愛梨「それじゃあ……えいっ、発射!」カタッ!

ドシュシュシュシュッ!!

愛梨「やりましたー! ちゃんと狙ったポイントで炸裂したみたいですよ~♪」



P「……大尉はミサイルの装填も出来ないのか」ヒソヒソ

蘭子「ヴァルキュリアの操縦は事前訓練もたくさんあったから出来るんですけど……」ヒソヒソ

P「戦闘機飛ばすより楽だと思うが……こりゃ相当手間だな……」ヒソヒソ

蘭子「はぃ……」クスンッ



愛梨「あれ、2人ともどうしたんですか?」

P「いや、なんでもない。よくやったな」

愛梨「頑張りましたっ! でも、蘭子ちゃんが作ってくれたツールを使えばもっと早くできるのになぁ」

P「自動化に頼ってばかりでは、必要なときにマニュアル操作ができなくなって困る。ある程度は覚えてもらわないとな」

P「まあ、これで万が一蜂が現れても、粒子砲による艦の破損はある程度防げる。今度は中尉にレドームの索敵作業をやってもらう」

蘭子「はい。索敵用レドームを展開します」カタカタカタッ!

蘭子「レドームを起動させます。索敵範囲は2500……索敵結果、スクリーンに出ます」カタカタッ!

ピピッ!!

P「……蜂の反応は無しか」

蘭子「アルヴィスに転送されたフレイヤ艦の戦闘記録にあった極小規模の蜂の巣もありません。大丈夫そうです……ほっ」

P「よし、それではデブリ帯の調査を行う。各自作業用端末と携帯式牽引用ツールを持って外に出るぞ」

愛梨「はぁい」

蘭子「はーい」


……
…………

――数十分後、モリアン(格納庫)

P「……」

蘭子「……」

愛梨「うんしょ、うんしょ……」モタモタ……

愛梨「あっ」バラバラバラッ!

愛梨「ら、蘭子ちゃーん、荷物が多くて上手く運び出せないです~」

蘭子「あぅ……わ、私がちょっと持ってあげるから……」フワフワ

愛梨「いつもごめんなさい~」

蘭子「ちょっとくらいなら私もまだ持てるから」ヨイショヨイショ

P(いつもこんななのか……)


蘭子「大丈夫?」

愛梨「これなら持てますっ! 蘭子ちゃんありがとう♪」

P「……準備が出来たなら外に出るぞ。パイロットスーツはしっかり着ているだろうな?」

蘭子「大丈夫です」

愛梨「あ、えっと……」キョロキョロモゾモゾ

愛梨「あっ」バラバラバラッ!

P「……」

蘭子「……」

……
…………

――デブリ帯宙域

P「中尉、レドームの索敵データはあるな?」

蘭子「はい。詳細データは端末に転送しています」

P「見せてくれ」

蘭子「ちょっと待ってください……どうぞ」ピピッ!

P「……デカブツがあるな」

愛梨「本当ですね。すっごく大きい……」

蘭子「このデブリ帯は土星圏、木星圏宙域の境目であまり調査されていない場所ですね。何があるのかな……」

P「行ってみるか」

愛梨「もしかして、宝物でもあったりして……」

P「冗談を言ってないで移動するぞ」

愛梨「あ、はぁい」


……
…………

――数分後

P「これは――」

愛梨「わぁ……」

蘭子「戦艦、ですね……」

愛梨「でも最近配備されているヴェールや、ノルンじゃないですよね? 何の艦なんだろう……」

P「ユミルだ」

蘭子「ユミル? 1世代前に使われていた戦艦ですよね」

P「ああ……」フワッ……

愛梨「あっ、少佐」

蘭子「お、置いてかないで……」フワフワ

……
…………

――デブリ帯、ユミル(内部)

ガンッ! ガンッ! ガゴンッ!!

P「外観は相当抉れていたが……中は何とか入れるくらいか」

愛梨「真っ暗です……」

蘭子「ライトライト……」モゾモゾ

パッ!

蘭子「な、何だかどんよりしてて、怖い……」ガクガク……

P「……」フワッ

愛梨「少佐待って……蘭子ちゃん、行こう?」

蘭子「うぅ……」

P「……すまん、こっちだ」

……
…………

――ユミル(ブリッジ跡)

ガゴッ!

P「……」

愛梨「ここ……ブリッジですよね?」

P「ああ。ここはメインブリッジになっている」

蘭子「メインブリッジ……もしかして、ノルンと同じ構造ですか?」

P「ユミルの場合は、予備ブリッジ1層だけだがな。予備ブリッジは艦下部に設置されている」

愛梨「うーん……来たけど、どうしますか?」

P「艦の生きている部分が無いか調査だ。大尉と中尉はここの端末を当たってくれ。俺は他の場所を見てくる」

蘭子「し、少佐は別のところに行っちゃうんですか?」

P「他の場所も確認しておいたほうがいい」

蘭子「うう……怖いのに……」

愛梨「私も、ちょっぴり不安です……」

P「……」

1.一緒にいる
2.別の場所に行く
↓3

2

>>678
2.別の場所に行く


P「いや、長く留まりすぎるのもよくない。何かあれば通信を寄越してくれ。すぐ戻れる」

蘭子「そんなぁ……」

愛梨「は、早く戻ってきてくださいね……?」

P「大丈夫だ。ここなら迷うこともない」フワッ


蘭子「ううう……は、早く端末調べないと……」

愛梨「うん……えっと、コネクタあるかなぁ」ゴソゴソ

蘭子「少佐、迷わないって言ってたけどホントに大丈夫なのかな……」


……
…………

――ユミル(通路)

P「……」

P「……左だったか」

P「ガイドコンベアが使えないと、それはそれで面倒だな」

P「この状態だと……下層に行くのは遠回りするしかないか」

……
…………

――ユミル(住居ブロック)

P「……」フワッ……

P「4、5、6……」スッ、スッ……

P「……そういえば、ここだったか」

ガンッ! ガンッ、ガンッ! ガンッ!!

ギギギギギ……

P「ふっ……ドア、開くか……?」ギギギギッ!

ガゴッ……

P「……」フワッ……


P「こういう内装だったな」キョロキョロ

P「……ん」スッ……

P「……」

P「……早く下に行くか」


……
…………

――ユミル(下層)

ガゴンッ!

P「外に出たか……予備ブリッジが丸ごと無くなっているのか」キョロキョロ

P(艦下部に大きく抉られた跡がある……となると、やはり予備ブリッジも……)

P「……っ!」ガンッ!

P「……まあ、残っていたとしても何だという話だろうがな」


ピピピッ!!

P「通信……俺だ」

愛梨『し、し……しっ……』

P「おい、どうした。何があった」

愛梨『しっ、しょう……はち……』

P「蜂!?」

愛梨『あ……あ……』

P「すぐ戻る。そこから離れろ!」

P「くっ……外に出てしまったから……外からブリッジまで戻ったほうが早いか!」


……
…………

――デブリ帯宙域、ユミル(ブリッジ外)

P「大尉、中尉……!?」ビクッ!!


愛梨「……」

蘭子「……」


蜂「……」ブブブブブ……


P「F型、外にいたのか……! 2人はまだブリッジの中か。おい!」ピピピッ!

愛梨『少佐……あ、ああ……』

蘭子『……』

P「俺がコイツの気を逸らすからお前たちは艦に戻れ! 急げ!」

愛梨『あ……で、でも……』

P「早くしろ!」


蜂「……」グルンッ!


P「!?」ビクッ!!

蜂「……」

P(迂闊だった……携行武器も用意していない……周りに武器になりそうな物も無い、どうしたら……)ハァ……ハァ……ハァ……

蜂「……」ブブブブブ……

P「……離れていく?」ハァ……ハァ……


蜂「……」バキ……メキッ、メキッ……

P「な、なんだ……アイツ、ユミルの外装を剥がして……」

蜂「……」バキンッ!


蜂「……」ブブブブブ……

スッ……

P「は……?」


蜂「……」ブブブブブ……ギュンッ!


P「なんだ……剥がした外装の破片を、俺の目の前に置いて……移動した……」ハァ……ハァ……ハァ……

P「……だが今のうちだ。大尉、少尉!」バッ!

……
…………

――ユミル(ブリッジ)

P「2人とも無事か!」

愛梨「しっ、少佐!」ガバッ!

蘭子「うっ、うううう……うっ、うっ……」グスッ、グスッ……

P「無事で良かった……外で見たときは正直焦った」

愛梨「私も……少佐が、食べられちゃうんじゃなかって思って……」

蘭子「こ、怖かったよぉ……」グスッ、グスッ

P「俺もよく分からんが助かった。2人とも、端末を片付けろ。急いで艦に戻るぞ」

蘭子「は、はい……」ゴソゴソ

P「宙域に蜂が出てきたならそのうちモリアンも見つかってしまう。戻って戦闘態勢を取る」

愛梨「いっ、急がないと……!」


……
…………

半端ですが眠いので今日はこれで終わります。
明日か明後日頃にここら辺は全部終わらせてしまいます。

お付き合い頂きありがとうございました。

-------------------------------------------ここから関係ない話-------------------------------------------

prrrr!!

奈緒「ハハッ! まったく、蘭子もとんだ変態だな……あれ、電話だ。誰だこんな時間に……」

奈緒「はいもしもし」ピッ!

紗南『……奈緒さん』

奈緒「紗南……!」

紗南『アタシやっぱり……デレステ、続けるよ……』

奈緒「……よかったな」

紗南『うん』

奈緒「じゃ……あたし、いまちょっとエロゲーやってるから」

紗南『うん……え? エロ――』

ピッ!

奈緒「さてと、続き続き……」



――イベントを丸々2日間やってなかった遅れを取り戻すのでちょっと行方不明になります。

-------------------------------------------ここまで関係ない話-------------------------------------------

まあ今晩夜通しやれば明日の通勤時間までにはいつもの順位帯に上げれると思うので大したことないです
グルーヴだし

夜通しであの順位に上がるのか(困惑)
ともあれ乙です

あとたまの機会に安価指定以外のレス見返しているのでレスします。

>>328
(やり直すのつまらないし面倒臭いので)やらないです。

>>331
用語一覧載せようかと思ったんですが何となくつまらなくなりそうなんでやめました。やらないです。

>>417
愛梨と蘭子は5馬鹿の捻じ込みで配役がシフトしたので無駄に無能気味な愛梨となぜかIT技術者的な蘭子になってしまっています。
気にしないでください。

>>655
適当なのをいくつかやってました。

>>722
イベントのボーダーと1時間辺りで稼げるポイントを見れば2000位くらいはそんなもんで

――モリアン(格納庫)

愛梨「艦はまだ無事でしたねっ!」

P「そうも言ってられん。蜂の奴がどこにいるか分からん」バッ!

P「緊急時だ、中尉と大尉はブリッジに戻れ。俺がグレイプニールで出る」

蘭子「ひ、1人で……?」

P「問題ない。砲撃支援はしてくれて構わんが粒子減衰が有効中だ。艦は移動させるなよ」

蘭子「は、はいっ!」

P(くそっ……もっと、あそこを調べたかった……)


……
…………

――モリアン、カタパルト(機体内)

P「通常のパイロットスーツで出撃するのも久しぶりだな……!」バサッ!

ピピピッ!

蘭子『少佐、ハッチ開放します。レドームの索敵結果より、蜂の数は1匹です。距離は2300』

P「了解した。MkⅤはマニュアルモードで出撃させる」

愛梨『やっぱりECMを使ったほうがよかったですよ~』

P「その話は後にしろ大尉、艦は中尉に任せる」カタカタカタッ!

蘭子『周りのデブリが邪魔で射線が確保できません。この場面で援護は……』

P「ならばブリンガーで自衛していろ。出るぞ」

ギュンッ!!

……
…………

――デブリ帯宙域

蜂「……」ブブブブブブ……

P「見つけたぞ。さっきのヤツか!」カカッ!

P「6連装ミサイルランチャー、グリンブルス発射!」

ボシュシュシュシュシュシュシュッ!!

蜂「!?」

P「相手もこちらに気付いたか……中尉、周辺に蜂の巣は無いか」

蘭子『蜂の巣、見つかりません。多分、その蜂1匹だけしかいないと思います……』

P「了解した。ならばさっさと済ませよう」ギュンッ!

蜂「……!」ドシュウンッ!

P「そんな粒子砲には当たらん!」

P「先ほどは見逃してくれたようだが、こちらはそうはいかん! グラム発射!」ズドォンッ!!

蜂「……」

ドガアアアアアアアアンッ!!!!


蘭子『対象のキラー・ビー、撃破確認……コンディショングリーンです』

P「了解した。帰艦する」

P「……」

P(何故……)

ギュンッ!


……
…………

――数十分後、モリアン(ブリッジ)

パシュンッ!

P「戻った」

愛梨「少佐っ、おかえりなさい~」

P「うむ、2人も無事で何よりだ」

蘭子「でも……結局何も収穫は無かったですね。はぁ……」

P「……」

愛梨「無事に助かったからよかったです。だけど、蜂がいることも分かりましたし、これ以上調査はできませんね……」

蘭子「あぁ……調査失敗……」

愛梨「報告書書かなきゃダメなのかなぁ……ねえ蘭子ちゃん、報告書どうやって書きましょう……?」

蘭子「……いいです、私が書きます」クスンッ

P「……」フワッ

蘭子「……少佐?」


P(……黒井大佐、美優、すっかり朽ちてしまっていたが、久々に皆がいた場所に戻ってきた)

P(ゆっくり、休んでくれ)スッ……


愛梨「どうしたんですかぁ? 敬礼して……」

P「あのユミルには、搭乗員がいた……蜂と戦い、皆を守り……そして散っていった者たちだ」

蘭子「そっか……私たちの前に、蜂と戦ってた人たちが……」スッ

P「ああ、忘れてはならん……さて、そろそろ行くか。この宙域から離れる」

愛梨「はいっ」


……
…………

――???

「あら……もうワインが……」

「もう飲んじゃったの? ペース早いわね~」

「それじゃあ一本……」

「ダメよ? 今日の分はもうおしまい。お肌に悪いわよ~?」

「そこまで言うなら、やめておきましょうか」

「そうそう。アタシたちはそろそろお腹に出てくる年だから……でも、そろそろお腹空いたわねぇ」


「あっ! ねえねえ、ちょっと冷蔵庫にツマミ入ってるから持ってきてくれない? あと、あの子の餌もついでにあげてきて~」

「は、はい……いま持ってきますっ!」フワッ

パシュンッ!


「もうっ! そういうのは自分で取りにいかないと、あの子だって忙しいんだから」

「細かいこと気にしない気にしない。はー、アタシも早く酒飲みたいわねー。早く交代時間にならないかしら」

「そういえば……今日、軍のボインちゃんとお話ししたわ」

「また? 飽きないわねー」

「何でも、新しい艦長が来たみたいよ。イケメンらしいわ……」

「おっ、それはそれは……」

「まあ、それは置いて……どうやら、デブリに寄った後、資源衛星に戻るらしいわね……」

「あそこに? それじゃ私たちも行くのかしら?」

「そうね……この前のお礼もしたいし、見つからないように行きましょうか……」

「りょうかーい。それじゃ航路変更っと」


……
…………

※イベントフラグが成立しています。


――モリアン(艦長室)

P「フレイヤ、聞こえるか。俺だ」

ピピピッ!

ありす『はい、こちらフレイヤ。どうしましたかプロ――』ドタドタドタドタッ!!!!

美波『プロデューサーさん! 記憶媒体見ましたか!!』

藍子『私たち頑張って撮ったんですよ!』

夕美『自撮りなんて結構恥ずかしいんですよ!』

文香『私たちの姿を見て……プロデューサーさんも、早く戻りたくなったかと……』

P「全部見てはいない。もっと別のことで努力しろ。恥ずかしいなら止めろ。むしろ戻る気分ではなくなった」

ありす『また下らないことで無駄な時間を使わないでください……それでプロデューサーさん、何かあったんですか?』

P「ああ、皆に聞きたいことがある」

藍子『聞きたいこと、ですか?』

P「少し急ぎだ。真面目に答えてほしい」

美波『急用ですか。分かりました』

P「ああ……お前たち、ゾーニング状態のときはどんな気分になっているんだ」

美波『ムラムラします。セックスしたいです』

文香『ムラムラします』

藍子『ムラムラします』

夕美『ムラムラします』

P「それは遠目で見てれば分かる。他に無いのか他に」

ありす『……すみません、質問の意図が分からないのですが、何があったんですか?』

P「こっちのメンバーの1人が風呂場で様子がおかしくなった。こちらの声も満足に聞こえていないようで、狂ったように自慰行為を続けていた」

夕美『それって、ゾーニング現象で物凄くセックスしたくなるときに起きるやつですよね?』

P「知っているのか?」

美波『多分、そうだと思いますけど……ちょっと今の話だけだと状況がよく分からなくて』

藍子『もう少し詳しくお話しして頂けますか?』


1.詳しく話す
2.それとなく話す
↓1

1

>>736
1.詳しく話す

P「ああ、こっちのメンバーの1人が何度かVIS-01で戦闘、シミュレーター訓練を行った後に風呂場で狂ったように自慰行為を続けていた」

P「俺は連絡を受けてから来たんだが、話しかけてもろくに返事も無い」

P「ひとまずゾーニング状態を解消させようと思い、無理やりセックスさせようとしたときにはある程度反応してくれたが、セックス中も明らかに様子がおかしかった」

夕美『そんな……』

P「その後は相手が何度かイッたようで、俺のほうで中出しをしてやったら気を失った」

美波『は?』

文香『は?』

ありす『は?』

夕美『は?』

P「ノイズが入って聞こえにくかったか? その後は相手が何度かイッたようで、俺のほうで中出しをして――」

美波『は? 中出し?』

P「ああ」

文香『……裏切り者ですね』

P「おいお前たち、真面目に答えろと――」

ありす『仕事だから仕方が無いとはいえ、出向先でいきなりそんなことするなんて……』

夕美『ヒドイ……見損ないました』

P「お前らさぁ……」

藍子『ま、まあまあ、みなさん落ち着いてください……』

藍子(勝った……)フッ……

P「……まあそれはそれで事実だ。現在は普段どおりの言動だが、いつまたおかしくなるか分からん」

P「しかしそのような状態が続けば長時間戦闘や連続戦闘に支障が出る可能性が高い。お前たちで何か気付くことがあれば聞きたい」

ありす『まあ冗談はそれくらいにしておきましょう。私はシステムに耐性もありますので、そういう経験はありませんが……』

藍子『私もそこまでなったことは……あ、でも文香さん、以前M-01にいたとき、具合が悪くなっていましたよね?』

P「住居ブロックにいたときのことか」

文香『はい……同じ現象かは分かりませんが、私もとても苦しくて……頭の中が、快楽を求めること以外、何も考えられなくなって……』

文香『プロデューサーさんきてくださったとき……セックスをしたい、快楽の中にいたいと……ずっとそのことばかりで……』

文香『快楽で支配されたい……プロデューサーさんに、征服されたいと思うようになって……』

夕美『あー、確かに中出しされるのが気持ちいいってわけじゃなくて、何か中出ししたその人が自分の中に入ってくる感じがしそうかなぁ……』

美波『うぅ……私も中出しされてみたいです。プロデューサーさん、戻ってきたときは――』

P「真面目に答えろ!」

ありす『中出しで落ち着く理屈はあまり分かりませんが……例えば、セックスは生殖行為じゃないですか』

ありす『いまの私たちは快楽を求めてセックスをしますが、愛し合う夫婦が子作りするためセックスをした場合、中出しされたことでより充足感、幸福感を得られるのではないでしょうか』

ありす『上手くいえませんが、普段のセックスよりも、快楽以外の部分で何倍も満足できるというか……』

ありす『中出しされて相手が落ち着いたというのは、そういった部分もあるのではないでしょうか』

P「ふむ……」

美波『確かに私たち、システムでは恐怖心と闘争心が高められるから、ある意味極限状態に陥るってことなのよね』

文香『その中で……生と死の、狭間に身を置くとなれば……子孫を残す為にセックスを望んでいる部分が、あるのかもしれません……』

夕美『真面目になったね』

P「つまりあれか? ゾーニング状態を解消するためのセックスは、単純に快楽を求めているだけではなく子作もしたくなってセックスしているってことか?」

ありす『その可能性はあるかもしれません』

P「では聞くが、お前たちはゾーニング状態解消のために俺とセックスいているときに、妊娠したいと思っているのか?」

『『『『『…………』』』』』

P「なぜそこで黙る……」

文香『やはり……さ、されたい……かも、しれません……』

藍子『セックスしているとき、そう思っちゃうことも……あるかもしれません』

美波『プロデューサーさんがイッているところを見てると、『ああ、私このまま妊娠しちゃったら……』って興奮しちゃうときはありますね』

ありす『そういうものなんですか。私にはよく分かりませんが……』

夕美『うーん、ありすちゃんもそのうちプロデューサーさんとセックスしてれば、そういう気分になるかも……』

ありす『難しいですね。私はセックスのことばかり考えているみなさんと違って、中々機会もありませんし』

P「何と言うか参考になるんだかならないんだか分からん話だな……」

ありす『とりあえず、現状回復しているのであれば様子を見てみたらどうですか? 池袋博士にもこのことはお伝えして、調べてもらったほうがいいかもしれません』

P「そうだな……分かった、わざわざ時間をとらせて済まなかったな」

美波『戻ってきてすぐにセックス1回分でいいですよ』

P「ではまたな」

美波『あっ、ちょっ――』ピッ!

P「……」



晶葉『まあなんでもいいか、そのメンバーが前者の移行現象に伴って後遺症が残っているのではないか? と思っているんだろう』

晶葉『システムにより増大した恐怖心によって純粋に不安を覚え、情緒が不安定になる場合』


美波『確かに私たち、システムでは恐怖心と闘争心が高められるから、ある意味極限状態に陥るってことなのよね』



P「前に聞いた話も関係しているかもしれんな」スッ

カタカタカタッ

P「一応、博士にも連絡を入れておくか」

――――
――

――早朝、奈緒の部屋

奈緒「……やべっ、もうそろそろで5時か。確かプレイは22時から5時までって書いてたな……キリがいいし、今日はこれでやめるか」カチカチッ

奈緒「……」

奈緒「蜂は何をしようとしてたんだろうなぁ……あと影絵だったけどまた新しい登場人物が増えてきたな……次は誰なんだ……」

奈緒「しかし最後のセックス議論……プレイしているあたしから見れば、美波たちは中出しおねだりしている卑しいアヘ顔アイドルにしか見えないんだよなぁ」

奈緒「まあ、エロゲーだしそういう変態がたくさんいるほうが面白そうだけどな。ハハッ!」

奈緒「さてと……もう5時だし寝よう」

……
…………

前回の残りだけです。今日はこれで終わります。
お付き合い頂きありがとうございました。みなさんもブライダルストーリーガチャを回してSSR前川をお迎えしましょう。

杏「撃破スコア稼いで給料アップだー!!」

杏「攻撃避けるの面倒だし死のう」ドカーン!!

どっちに転ぶか

そもそもシステムの効果で闘争心が増してその副作用で性欲がなんとやら

-------------------------------------------ここから関係ない話-------------------------------------------

みく「全国のPチャンたち!」

蘭子1「闇に」

蘭子2「飲ま」

蘭子3「れよ!」

みく「なななーんと! アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージでみくたちが花嫁衣裳を着たガチャが――」

仁美「あー……諸君諸君、ガチャの宣伝じゃなくてイベントの宣伝をしにきたんじゃないんだっけ?」

みく「あっ! 6月4日誕生日の丹羽仁美ちゃん! お誕生日おめでとうにゃ」

仁美「わざわざフルネームで宣伝ありがと……ほら、デレステの宣伝してSSR引くんでしょ?」

蘭子1「貴様は」

蘭子2「偶像の」

蘭子3「末端!」

仁美「……そういえば、あのシンデレラガールと相見える機会がなかったわね……! なぜか3人に増えてるけど」ジャキンッ!

蘭子1「クックック……」

蘭子2「魔王をも超越した新たな我が形態……」

蘭子3「末端如き、抗うことが出来ると思っているのか?」バサッ!

菜々「あーほらほらみなさん、チャンバラしないで宣伝宣伝……」

蘭子1「むっ? 貴様は……」

仁美「菜々ちゃん……と卯月ちゃん」

卯月「というわけで宣伝です! ただいまデレステでボーカルグルーヴイベントが開催されています!」

卯月「今回も新曲、純情midnight伝説がイベント曲です! そして上位報酬は……SR向井拓海さんですっ!」

菜々「サンプルサンプルっと……」ペラッ


http://i.imgur.com/SJkmogV.jpg



卯月「上位報酬がもらえなくても、イベントを遊んでくださったみなさんにはSR藤本里奈さんのカードがもらえちゃいます!」

菜々「あ、ちなみに見切れているのは夏樹さんです」

卯月「それではプロデューサーさん、スターライトステージで私たちをプロデュースしてくださいね!」

菜々「宣伝終わりっ! はー、腰痛い……」ヨッコイショ


――宣伝してもSSR引けてない気がしますがイベント頑張りましょう。


-------------------------------------------ここまで関係ない話-------------------------------------------

23時30分くらいから安価1つ分くらい進めるために再開するかもしれません

――午前、事務所

奈緒「おはよーございまーす……」ズーン……


<ヤミニノマレター……

<アッツーイ……


奈緒「ん……?」ピクッ


P「次のステージの配置はこんな感じで……」

愛梨「私はどこに立つんですかぁ?」

蘭子「我が眷属が祈りを捧げる祭壇は……」


奈緒(なんだ、愛梨と蘭子か……次のライブの打ち合わせしているみたいだな)

奈緒「おーい――」ザザッ



P「資源衛星の航行ルートはこれが通常ルートなのか?」

愛梨「そうですよ~。いつもこのルートで行ってますから」

蘭子「な、なるべく蜂に合わないようにしたいし……」


奈緒「……?」



愛梨「奈緒ちゃん?」

奈緒「……ん、ん? ああ……おはよう、愛梨」ピクッ

P「どうした? なんか一瞬動き止ってたぞ」

蘭子「活力が失われつつあるのか……?」

奈緒「いや……大丈夫、ちょっと最近寝不足で……ハハッ」フルフル

P「仕事も学校もあるんだし、体調管理はしっかりしろよ?」

奈緒「わ、分かってるよ!」

P「まあ、眠いなら少しくらいなら仮眠室で休んでていいぞ。いま2人に次のライブの話しているんだ」

奈緒「そっか……それじゃあ、ちょっと休んでようかな……」


……
…………

――夜、奈緒の部屋

奈緒「もう22時……さて、今日もやるか」フーッ

奈緒「えーと、昨日は確か……デブリ帯で壊れた戦艦見つけて、蜂と戦って……収穫が無かったんだよな」カチカチッ

奈緒「えっと、セーブデータを選んで、と」カチッ

奈緒「あとは新キャラっぽいのもいたし……誰が出るのやら」

奈緒「それにしても通信中の文字長いなー、早く終われ終われ……」

奈緒「にしても今日は仕事中ずっと眠かったな……たまには早く寝ないとなぁ……お、終わった」

奈緒「さて……今日はどこまで進めれるかな……」


――――
――

――モリアン(ブリッジ)


P「資源衛星の航行ルートはこれが通常ルートなのか?」

愛梨「そうですよ~。いつもこのルートで行ってますから」

蘭子「な、なるべく蜂に合わないようにしたいし……」



P「採掘したレアメタル移送用に運表している輸送艦の航路か……まあ、邪魔にならないよう避けて別ルートで移動するのもリスクはあるか……」

愛梨「ちゃんと邪魔にならないように、この航行ルートで移動するときは資源衛星に通信を入れておいてますからねっ」ドヤッ

P「まあ、当然だな。作業の邪魔になる可能性もある」

P「あと確認だが、Y30ポイントの採掘場からの航行ルート以外で蜂と戦闘をしたことはないんだな?」

蘭子「はい。以前お話ししましたが、そのルート以外で戦闘したことはないので……多分、大丈夫です」

P「わかった。それではこの通常ルートで資源衛星まで移動する。移動中、艦の制御はオートメーション機能に移行させる」

愛梨「それじゃあその間、ゆっくりお休みできますね♪」

P「何を言っている。ブリッジの監視は交代で行う。通常4時間交代。睡眠を取る時間になったら8時間交代とする」

愛梨「はぁーい……」

蘭子(やった……少佐が来てくれて寝れる時間が増えた……)

P「最初は俺が監視する。次に大尉、その次が中尉だ。睡眠時間はその都度調整しよう」

蘭子「わかりました」

……
…………

>>804訂正

――モリアン(ブリッジ)


P「資源衛星の航行ルートはこれが通常ルートなのか?」

愛梨「そうですよ~。いつもこのルートで行ってますから」

蘭子「な、なるべく蜂に合わないようにしたいし……」



P「採掘したレアメタル移送用に運用している輸送艦の航路か……まあ、邪魔にならないよう避けて別ルートで移動するのもリスクはあるか……」

愛梨「ちゃんと邪魔にならないように、この航行ルートで移動するときは資源衛星に通信を入れておいてますからねっ」ドヤッ

P「まあ、当然だな。作業の邪魔になる可能性もある」

P「あと確認だが、Y30ポイントの採掘場からの航行ルート以外で蜂と戦闘をしたことはないんだな?」

蘭子「はい。以前お話ししましたが、そのルート以外で戦闘したことはないので……多分、大丈夫です」

P「わかった。それではこの通常ルートで資源衛星まで移動する。移動中、艦の制御はオートメーション機能に移行させる」

愛梨「それじゃあその間、ゆっくりお休みできますね♪」

P「何を言っている。ブリッジの監視は交代で行う。通常4時間交代。睡眠を取る時間になったら8時間交代とする」

愛梨「はぁーい……」

蘭子(やった……少佐が来てくれて寝れる時間が増えた……)

P「最初は俺が監視する。次に大尉、その次が中尉だ。睡眠時間はその都度調整しよう」

蘭子「わかりました」

……
…………

――数時間後、モリアン(ブリッジ)

P「……」カタカタカタッ

P「アルヴィスの更新は……土星圏での戦闘記録のみか」ピッ!

P(……前回の戦闘から、白塗りはどこに行った?)

P(だが、ヤツは他の蜂にも攻撃していた。同じ蜂同士でも敵対関係があるということだろうが……)

P「そういえば、記録媒体の中身をまだ確認していなかったな。どれ……」カタカタッ

P「白塗りとの戦闘記録……これか、纏められているものは……」

P「……やはり、通常の蜂であれば現段階でのヴァリアントの立体機動で十分だ」

P「だが……白塗り、コイツは単純に速すぎる」カタカタカタッ!!

ピッ、ピピッ!

P「この旋回……ヴァリアントで追従しようとした際、主翼に高負荷が掛かっている。ハイパーマニューバで粒子保護をしていた状態でも……」

P「こんな状態でビームブレイドなんぞ使えば、そりゃあ壊れもするか……」

P「ん……もう交代の時間か? いつのまに……それにしても、大尉が来ないな」

――数時間後、モリアン(ブリッジ)

P「……」カタカタカタッ

P「アルヴィスの更新は……土星圏での戦闘記録のみか」ピッ!

P(……前回の戦闘から、白塗りはどこに行った?)

P(だが、ヤツは他の蜂にも攻撃していた。同じ蜂同士でも敵対関係があるということだろうが……)

P「そういえば、記録媒体の中身をまだ確認していなかったな。どれ……」カタカタッ

P「白塗りとの戦闘記録……これか、纏められているものは……」

P「……やはり、通常の蜂であれば現段階でのヴァリアントの立体機動で十分だ」

P「だが……白塗り、コイツは単純に速すぎる」カタカタカタッ!!

ピッ、ピピッ!

P「この旋回……ヴァリアントで追従しようとした際、主翼に高負荷が掛かっている。ハイパーマニューバで粒子保護をしていた状態でも……」

P「こんな状態でビームブレイドなんぞ使えば、そりゃあ壊れもするか……」

P「ん……もう交代の時間か? いつのまに……それにしても、大尉が来ないな」


P「どれ、大尉の端末に通信を……」ピピピッ!

P「……反応が無いな」

P「部屋の番号は……ダメだ、こっちも反応が無いな」ピピピッ!

P「……どうするか」ハァ


1.探しに行く
2.来るまで待つ
↓2

1

>>809
1.探しに行く

P「まったく……仕方が無い。ブリッジを空けてしまうが、探しにいくか……」

P「中尉が苦労するのも分かるな」フワッ

P(とはいえ、ヴァルキュリアシステムに耐性があるならそれだけで貴重か? フレイのメンバーも聞いた話によると、耐性持ちがいないようだし)

P(非耐性持ちにはVILS-01と同型を支給してもよかった気もするが……まあ、システムが成立してこそのヴァルキュリアなら、意味は無いか)

P「さて、大尉はどこにいるのやら……」

パシュンッ!

……
…………

――モリアン(通路)

P「さて、どこを探すか……」フワフワ

P「女性が行きそうな場所……艦でそんな場所も無いか。別作業があるとは聞いていないし……」

P「となれば、いそうな場所は……」


1.P「大尉の部屋に行くか」
2.P「風呂場に行くか」
↓3

1

>>814
1.P「大尉の部屋に行くか」


P「大尉の部屋に行くか」

P「まあ、大方睡眠時間の前に眠ってしまったか、そんなもんだろうな」

P「……」ピピピッ!

蘭子『はい、どうしましたか少佐?』

P「起きていたか」

蘭子『まだ睡眠時間じゃありませんし……何かあったんですか?』

P「いや、何をしているのかと思っただけだ。邪魔をして悪かったな」

蘭子『あ、はい……』

ピッ!

P「……普通そうだよなぁ」


……
…………

――モリアン(愛梨の部屋)

P「ここか……おい大尉、部屋にいるか?」ピッ!

P「ロック掛かってないな……おい、いるのか? 入るぞ」ピピピッ!

パシュンッ!

愛梨「……」スヤスヤ

P「……」ハァ……


愛梨「……」スヤスヤ

P「……おい大尉、起きろ。交代の時間だ」

愛梨「んー……」ゴロッ

ブルンッ!

P「寝るときくらい寝巻きを着ろ……丸見えだぞ、おい、大尉、起きろ」ユサユサッ!

愛梨「ん、んぅー……」モゾモゾ

P「おい、パンツ一丁で上官に起こされるのは恥だぞ。早く起きろ、おい!」ユサユサッ!!

愛梨「……ふぁぁ」ピクッ

P「ようやく起きたか……」

愛梨「ぁれ……しょうさ……」ピクッ!

愛梨「……あ、あれ? 私、裸……し、少佐、エッチですっ!」ババッ!

P「俺が来たときからその姿だったぞ」

愛梨「そんなぁ……暑くて脱いじゃったのかなぁ」

P「……そんなことより、大尉、俺がここに来た理由が分かるか?」

愛梨「えー……うーん、うーん……」

P「……」イライラ

愛梨「……あぁっ、もしかして仕様さ、私のこと襲いに」

P「」ブチッ!

愛梨「ダメですよっ! 私、アイドルなんですからね?」

P「……は」プルプルプルプル

愛梨「は?」

P「半裸で上官に起される馬鹿がどこにいる!!!!」

愛梨「!?」ビクッ!!

P「大尉、起きてそこに座れ!」

愛梨「で、でもー、着替え……」

P「黙って座れ!!」

愛梨「は、はいっ!」バッ!

……
…………

――数分後、モリアン(通路)

蘭子「恵みの泉、我に潤いを与えん……お風呂気持ちよかったー♪」トコトコ

蘭子「……」トコトコ……

蘭子(そ、そういえばこの前……私、お風呂で少佐と、エ、エッチして……!?)ハッ!

蘭子(うううう……恥ずかしぃ……変じゃなかったかなぁ)トコトコ

蘭子「……あれ、愛梨ちゃんの部屋のドアが開いてる?」フワッ


<――!! ――!

<ゴメンナサイ、ゴメンナサイ……


蘭子(何やってるんだろう……)コソッ


P「大体普段の勤務態度は何だ! 集合時間には遅れる、通常作業の漏れが多い! どうやってチェック作業を行っているんだ!」

愛梨「だ、だって少佐が、蘭子ちゃんが作ってくれたツールを使うなって言うからぁ……」

P「あんなチェック作業はマニュアルでやれる! 艦の仕様や運用方法をもう少し覚えろ!」

愛梨「そんなぁ……」


蘭子「!?」

蘭子(し、少佐が……愛梨ちゃんを裸にして正座させてお説教している……あ、新しいエッチのプレイなのかな……)ビクビク……


P「まったく……いい機会だ、神崎中尉もここに呼んで――」


蘭子「ひぅっ!?」ビクッ!!

蘭子(わ、私を呼んで……そのプレイに混ざれって……!? そ、そんなの……)

蘭子「あ、あ……わ、私はノーマルですぅぅぅぅぅ!!!!」ダダダダッ!


P「中尉が普段作業していることを……ん、いま中尉の声がしたような……」

愛梨「あ、あのー、そろそろ私、お風呂……」

P「まだ話は終わっとらん!」

愛梨「」

……
…………

――4時間後、モリアン(ブリッジ)

パシュンッ!

蘭子「暗黒の儀式の幕開けよ! あれ?」フワフワ


愛梨「えっと、うーん、この画面で……」モタモタ

蘭子「愛梨ちゃん、何やってるの?」フワッ

愛梨「あっ、蘭子ちゃん! あのね、レーダーの索敵結果の統計データを取りたいんだけど、うまく出来なくて……」

蘭子「監視作業の? まだ終わってなかったんですか……」

愛梨「だって……少佐が、蘭子ちゃんが作ってくれたツールは使っちゃダメって言うから……」

蘭子「で、でも、少佐はきっと、愛梨ちゃんのためを思って、作業を覚えてもらいたいんじゃないかな……?」

愛梨「え、私のため?」

蘭子「うん……ほら、戦闘で私も少佐も出撃しているときに、予想外の事態が起きたときに、愛梨ちゃん1人でも何とかできるように、とか」

蘭子「何かあったときに愛梨ちゃん1人でもちゃんとできるように、少佐も心配してくれてる……と思うんです」

蘭子(そうしてくれないと私の作業も減らないし……)

愛梨「少佐、私のこと心配してくれているのかなぁ……うーん……」

蘭子「そ、それに! 心配してないと、わざわざ教えたり、やってってお願いすることもないと思うから……」

愛梨「うーん……そうなんだぁ。私、少佐に心配掛けちゃってるんだ」

蘭子「ま、まあ、もう交代の時間だから、あとは私がやっておくから……」

愛梨「あっ、それじゃあお願いしますっ♪」フワフワ

パシュンッ!

蘭子「……」チラッ

蘭子(監視作業、半分も終わってない……頑張ろう)ハァ……


……
…………

――モリアン(艦長室)

P「……」カタカタカタッ!!

P「とりあえず資源衛星の監視局にはこれで通信送るか……」

P「にしても、採掘員の護衛任務もこっちで引き受けるとは……これでは蜂の調査もあまり進まないか」

P(とはいえ、Y30ポイント付近では数度蜂との戦闘が行われているところを見るに、何かしら調べることがありそうな気はするが……)

P「……そろそろ中尉が大尉と交代した時間か」

P「もうしばらくは休憩時間か。さて、どうしていようか……」


安価選択(会いに行くアイドルを下記から選択してください)
1.愛梨
2.蘭子
3.他のことをする

このレスの投下から3分後の最初のレス(コンマ分含む)
↓1

1

――モリアン(食堂)


愛梨「……」ズーン……

P(あからさまに落ち込んでいる……)

P「……おい、大尉」

愛梨「っ!? ご、ごめんなさい……」ビクッ!

P「いや、何も無いんだが……ここにいたのを見かけたから声を掛けただけだ」

愛梨「あ、そうだったんですか……ごめんなさい」シュン

P「どうした、落ち込んでいるのか?」

愛梨「……さっき、少佐に怒られたからです」

P「まあ、そうだろうと思った。あまり気にするなよ」

愛梨「怒った人に気にするなって言われても……難しいです。また、怒られちゃうんじゃないかなぁって思って……」

P「そういうもんか? 俺は新兵の頃、よく説教されていたよ」

愛梨「わ、私一応大尉なんですけど……」

P「ふーむ……」


1.P「もう少し頑張って、神崎中尉を楽にさせてやらんとな」
2.P「そうだな……気分転換に何か食うか」
↓2

あ、嘘です。
>>827は訂正します。

>>827訂正

>>825
1.愛梨

P「……さっきは久しぶりに声を上げてしまったな。大尉も気にしてしまっただろうか」

P「少し様子でも見ておくか……」

P(ここ最近でいなかったタイプだな……はぁ)


……
…………

――モリアン(食堂)


愛梨「……」ズーン……

P(あからさまに落ち込んでいる……)

P「……おい、大尉」

愛梨「っ!? ご、ごめんなさい……」ビクッ!

P「いや、何も無いんだが……ここにいたのを見かけたから声を掛けただけだ」

愛梨「あ、そうだったんですか……ごめんなさい」シュン

P「どうした、落ち込んでいるのか?」

愛梨「……さっき、少佐に怒られたからです」

P「まあ、そうだろうと思った。あまり気にするなよ」

愛梨「怒った人に気にするなって言われても……難しいです。また、怒られちゃうんじゃないかなぁって思って……」

P「そういうもんか? 俺は新兵の頃、よく説教されていたよ」

愛梨「わ、私一応大尉なんですけど……」

P「ふーむ……」


1.P「もう少し頑張って、神崎中尉を楽にさせてやらんとな」
2.P「そうだな……気分転換に何か食うか」
↓2

※再安価になります。

1

>>836
1.P「もう少し頑張って、神崎中尉を楽にさせてやらんとな」


P「もう少し頑張って、神崎中尉を楽にさせてやらんとな」

愛梨「えっ? 蘭子ちゃんがですか?」

P「ああ……中尉には、俺が話してたことは内緒だぞ。2人の作業状況を見てたらな、どうにも中尉の仕事量が多いように見えてな」

愛梨「え……でも蘭子ちゃん、自分の作業はツールでやるからそんなに大変じゃないって……」

P「そんなことはない。作業履歴を見たが、どう見ても中尉は手作業で全部こなしている。ツールは大尉が作業しやすいように作ってあげているんだろう」

愛梨「わ、私、蘭子ちゃんに気遣ってもらっていたんでしょうか……」

P「まあ、一緒に仕事する仲だしな。そうやって相手を気遣うのも、場合によっては仕事のうちだ」

P「ただその気遣いを受けたとき、自分自身がそれに気付くか、気付かないか……気付いたときにどうするかは、人それぞれだな」

愛梨「私……」

愛梨「私、蘭子ちゃんの分も、もっとお仕事しなきゃ……!」

愛梨「蘭子ちゃんのお仕事を私でも出来るようになって、蘭子ちゃんにはもっと休憩してもらって……私ばっかりお休みしてたら、ダメなんですよね」

P「まあ、そりゃあ不公平な部分も出てくるからな」

愛梨「でも、私、自分でレーダーも動かせないし、教えてもらいながらじゃないとミサイルも撃てないから……」

P「必要なときに教えてやるよ。俺は一通り作業できるし、中尉に改めて聞くのもいい」

P「正し、聞いてやったことは忘れず覚えるんだぞ」

愛梨「は、はいっ、頑張ります。それじゃあ……休憩時間とかにお願いしても、大丈夫ですか?」

P「別に構わん。俺の仕事が忙しくないときなら付き合ってやる」

愛梨「それじゃあお願いしますっ」


……
…………

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:十時愛梨
戦闘適正      :44(Eランク)
オペレーター適正 :67(Cランク)
指揮官適正    :53(Dランク)
性欲        .:30
モバPへの親愛度.:32(並)→42(並)



というわけで、短いんですが安価3つ分は潰したのでとりあえず今日はこれで終わります。
明日あたりにまとめて終わらせられたらいいなぁと。いまのうちにもう少し真面目にイベントもやっておきたいので

というわけで、本日もお付き合い頂きありがとうございました。

どなたかいらっしゃれば安価1つ分ほど進めます。短いです。

――数日後、モリアン(ブリッジ)

蘭子「リトットの監視局から入港許可通知が来ています。コード受信済みです」カタカタカタッ

愛梨「えっと……補給申請、これと、これ……承認して、と」ピッ、ピッ

P「レアメタル輸送の詳細は通知来ているか?」

愛梨「うーん、来てないです。新着情報……ありません~」

P「了解した。リトットに着いたら俺が聞いておく……そうだな、十時大尉は同行してくれ」

愛梨「えっ、私ですかぁ?」

P「ああ、神崎中尉は補給作業の監督だ。作業完了後は適当にしてくれて構わん」

蘭子「えっ、いいんですか?」

P「構わん」

蘭子「作業が終わればお休み……分かりました!」

愛梨「……あぁ~、9番ゲート、海賊の人たちがたくさん来ていますね」

P「海賊か……ここら辺だとチラホラ見かけるんだったか」

蘭子「……そうですね。普段はデブリ帯でジャンク品を集めて、周辺コロニーで売買して生計を立てているみたいですけど」

P「まあ、無視して構わん。こちらも仕事がある」

蘭子「モリアンは2番ゲートからの入港になります。整備班には補給作業の指示を出しておきます」

P「頼むぞ。大尉、黒川重工の偉いさんもいるらしい。制服はしっかり着るんだぞ」

愛梨「は、はーい……」

蘭子「気をつけて行って来てくださいね」


……
…………

――同時刻、T37デブリ帯宙域

早苗「おっ!? この機銃無事っぽい! ねえねえ瑞樹ちゃん、これまだ使える?」

瑞樹「うーん……砲身も壊れてなさそうだし……接続パーツだけ取り替えて整備したら使そうね」

早苗「それじゃこれ持って帰りましょ。ちょっとー、アーム持ってきてー」ピピピッ!

志乃『はいはい……いまあの子に準備させるわ』

早苗「座標送っておくから、あとヨロシク♪」

瑞樹「あとは何か無いかしらねえ……あ、適当に鉄くず集めておきましょう」

早苗「そうそう忘れてた。艦壊されちゃたまんないもんねー。さっさと回収してリトットに帰りましょ」ゴソゴソ

瑞樹「ホッパーがあればデブリ移動するのも楽なんだけど……誰かさんがこの前移動中に壊しちゃったものね」

早苗「うぐっ……あ、あれは仕方なかったのよ! もうっ、また買えばいいじゃない」

瑞樹「お金ないでしょう? ほらほら、急いでやっちゃいましょう。蜂が来たらたまったもんじゃないわ」


……
…………

――数時間後、資源衛星監視コロニー『リトット』、監視局

局長「ふむ、モリアン艦の新艦長殿ですか」

P「はい。この艦も何度か補給を受け付けて頂いたそうで」

局長「いえいえ、私たちほうも、輸送作業の支援を頂いておりましたので……」

責任者「黒川重工から、ここの統括責任者をさせてもらっています。モリアンには何度か助けてられている立場ですので、むしろ歓迎します」

愛梨「えへへっ、ありがとうございます♪」

P「とはいえ、補給の一次費用もご協力して頂く事になってしまい……後々、経理のほうからご連絡しますので」

愛梨「あ、そうですっ!」ゴソゴソッ

P「なんだ大尉、デカイ鞄を持ってきたと思っていたら……」

愛梨「これ、最近私が出した新曲と、映像舞台のメディアです。許可はおりてますから」

局長「ほほほっ、わざわざ済みません。どれどれ、十時大尉の新作ですか……」

P「おい大尉、物品の譲渡は……」

愛梨「違いますっ、これ宣伝用に流してもらう物ですよ? I@LPで通知があって、リトットに寄ったらお渡しするようにって言われてましたから」

P「……そうなのか」

愛梨「私だって、軍のルールくらい知ってるんですからねっ」ドヤッ

P(今度アインフェリアでも似たようなことやらせてみるかな……)

責任者「我が社のオフィスでも流してよろしいですかね?」

愛梨「大丈夫ですよ~。あと、映像部隊のメディアはシティの広告に使ってくださいね」

局長「ははっ、正直なところ、大尉の新作も楽しみにしていましてね。何せファンも多いですからねぇ」

P「はあ……まあ、そうですか」

……
…………

――数時間後、リトット(軍管区)

P「さすが、人気アイドルといったところか。偉いさん方、随分ご機嫌だったな」

愛梨「えへへ♪ 私、これでもアイドルですから、見直しましたか?」ドヤッ

P「まあ、それなりに見直した。その調子で艦の仕事のほうも頼むぞ」

愛梨「むー……」

P「むくれるなよ。レーダーの操作方法と信号弾の撃ち方は移動中に覚えただろう? 他の作業も頑張って覚えてくれよ」

愛梨「ちゃんと褒めてくださいっ!」

P「よくやった。偉い偉い」

愛梨「えへへ♪」

P「さて、少し早いが艦に戻るか」

愛梨「……あっ、ちょっと待ってください。私、シティのほうに寄りたいんですけど」

P「何か用があるのか?」

愛梨「その、ちょっと約束してたことがあって……着替えも持ってきたんですよ。ほら」

P「無駄にデカイ鞄だと思ったら着替えを持ってきていたのか……」

愛梨「それに蘭子ちゃんにはお話ししてますから、ダメですかぁ?」

P「中尉が? ……まあ、中尉が認識しているならいいか。それなら俺は先に戻る」

愛梨「はーい。それじゃあ、適当なところで降ろしてください」


……
…………

――モリアン(ブリッジ)

蘭子「クックックックッ……楽園を脅かす狡猾な獣は闇の中へ消えた!」

パシュンッ!

蘭子「衣を纏いゆりかごの中で我は至福の時を過ごす……そう、これは翼を休め、次なる戦地へ赴くための休息!!」

蘭子「故に我に与えられたこの時間、何者も脅かすことはできん! アーッハッハッハッハ!!」


蘭子「ハッハッハッハ……ハ……」クルッ

P「……」

蘭子「……」


P「……」

蘭子「……」ストンッ

P「……」

蘭子「……はぃ」

P「何も言っとらんぞ」

蘭子「お、おかえりなさい……」

P「ああ。ところで中尉」フワッ

蘭子「さーあーあーなたーとてーを……」ブツブツ

P「大尉はシティのほうに何の用事があるんだ?」

蘭子「ヴェイッ!?」ビクゥッ!!

P「んな驚かなくてもいいだろ……」

蘭子「あ、えーと……知らないです」

P「本当か?」

蘭子「……はい」

P「そうか。大尉は中尉が認識しているから問題ないと言ってたんだがな」

P(部下の中尉が認識してるから何だって話だが)

P「大尉は上官に嘘を吐いたということで、戻ってきたら説教だな。2、3時間くらいでいいか」

蘭子「えっ……」

P「ん? どうした」

蘭子「あの、その……」


……
…………

――リトット、マーケット7番街(ジャンク屋)

<ヘイヘーイ!

<サイシンガタノピーシーエスガアルゼ!!

愛梨「えーっと、確か……7番街だったかなぁ……」トコトコ

愛梨「あっ、あった! このお店だったはず……ごめんくださーい」

店主「ん……なんだボインちゃんか。酒場の奴らなら少し前に来とるよ」ペラッ……

愛梨「よかったぁ、それじゃあお邪魔しますね♪」

店主「あんま目立たんでくれよ、ボインちゃんみたいなヤツはあまり入れないようにしてるんでね……なんだ、木星宙域で蜂か……」ペラッ

愛梨「はぁい、気をつけまーす」


……
…………

――リトット(ジャンク屋)

愛梨「こんにちはー」

早苗「アハハハハ! って、あらボインちゃん、久しぶりー♪」

瑞樹「この前の輸送艦を護衛していたときの戦闘以来ね。そこ座っていいわよ。あ、この2人もうお酒飲んじゃってるけど、気にしないで」

志乃「せっかく、地面のあるところに降りているもの……少しくらい……飲まないとね」

瑞樹「酒場の中でいつも飲んでるでしょ? ほらほら船長、ボインちゃんも来たんだから少しは控えて頂戴」

志乃「ふふふ……まあ、今回はお礼を受け取りに来ただけだから……」

愛梨「えっと、この前はありがとうございました。輸送艦護衛中におきた蜂との戦闘の援護、突然のことだったんですけど……」

早苗「まあまあ、この前だけのことじゃないしねー。偉いところに恩売っておくのも悪くないし?」ゴクゴク

瑞樹「私たちも下心あっての助太刀だものね。それで、お礼のほうは?」

愛梨「はいっ、やっぱり事前にお話しした分よりは少なくなっちゃったんですけど……グレイプニール用の共通規格兵装の型落ち装備、えっと……」ゴソゴソ

愛梨「リストリスト……えっと、MkⅣで採用されている8連装ミサイルランチャー一式と弾薬、後は廃品になった戦艦の補修部品をいくつか……」

瑞樹「わおっ、MkⅣ用の装備なんてよく持ってきてくれたわね」

愛梨「最初にお話ししていたステルス用の傘ですけど、やっぱり誤魔化しで申請通らなくて……その代わりなんですけど」

早苗「いやいやいや、アタシもね、グレイプニール乗り回してるから新しい装備なら全然オッケーよ。それなら良しとしてアゲル」ゴクゴク

志乃「そうね……本当はデブリを移動するのに……傘があったほうがよかったけど……」ゴクゴク

愛梨「えへへ、良かったぁ♪」

……
…………

――リトット(マーケット7番街)

P「こういう場所にはほとんど来ないがな……あの2人も、思ったより俗っぽいところがあるというか」

P(一応制服から着替えて、軍属だと思われないようにしているが……周りを行き交うヤツは海賊や、まあそういう商売をしている奴らだろう)

P「にしても、7番街のジャンク屋……どこだ? 道が人で混雑していて全然分からん」

「す、すみません! 通してくださいっ……急いでるんです……」

ドンッ!

P「おっと……」

「すっ、すみません……あの、急いでいるんで……本当にすみません……」タタタタタッ……

P「……なんだ、人混みのせいで誰にぶつかったのかよく見えなかったが……手持ちの物は盗まれて……ないか」ゴソゴソ

P「あの大尉がよくこんな場所に来れるもんだ……ん、あそこか? 中尉が言っていたジャンク屋は」

……
…………

――リトット(ジャンク屋)

志乃「それで……今回は、事前に仕事の依頼……かしら?」ゴクゴク

愛梨「はい、黒川重工の輸送艦の護衛、前回助けてもらったときと同じなんですけど……」

早苗「アハハハッ! ほらほら、しっかり打ちなさーい!」

瑞樹「野球中継ばかり見てないで……もうっ、そうね……事前に依頼されるなら、こっちも準備は出来るけど」

志乃「まあ……ここの戦力も、土星圏の戦闘に回されたみたいだものね……私たちのようなトコに、軍が依頼出すのも仕方が無い、かしらね」

瑞樹「黒川重工も、オート・クレールと違って抱えている戦力が少ないものね。ここは木星圏の外れなんだし、もう少ししっかりしてもいいと思うのに」ハァ……

愛梨「私たちのところも予算が少なくてー……それで、どうですか?」

瑞樹「そうねえ……ウチの戦闘機なら1機寄越してもいいけど、あまり艦自体は傷付けたくないし」

早苗「えっ、アタシは傷ついてもイイってワケ!?」

瑞樹「何よ、酒場が壊れるほうがイヤでしょう?」

志乃「戦闘で使った弾薬と……修理費用……あとは、そうね……やっぱり前回みたいな報酬もあれば……」

愛梨「う、うーん……」


ガチャッ


P「ここか、邪魔するぞ」

愛梨「ふぇっ!?」ビクッ!

志乃「あら……」ピクッ

瑞樹「わお、イケメン……」

早苗「あらあらお兄さん、ここに何の用事かしら?」ヒック

P「少しな」

早苗「今ちょっと大事な話してるから、出来れば外に出てほしいんだけどー……!」ビュッ!

ガシッ!

P「すまんな、自慢じゃないが、これでも飲んだくれにぶん投げられたことは無いんだ」グググッ……

早苗「チッ……調子に乗って……!」グググッ……!

愛梨「し、少佐……」

瑞樹「あら、ボインちゃんの知り合い?」

P「ああ」

志乃「ふふっ……もしかして……部下がオイタしちゃってるから、私たちごとお仕置きしにきたのかしら……?」

早苗「ちょっと、いい加減離しなさいよ!」バッ!

P「手出してきたのはそっちだろう……いや、別に俺はお前たちを何しにきたわけでもない」

愛梨「えっ、そうなんですか?」

P「報告しなかった大尉を説教することはあるかもしれんがな」

愛梨「」

瑞樹「ぷっ……」クスクス

P「他の者から聞いた。なんでも以前、ウチの部隊がレアメタルの移送日に輸送艦を護衛した際、蜂との戦闘に助太刀してくれたと聞いてな。礼を言いに来た」

瑞樹「あらっ、ということは……このイケメンがボインちゃんの言ってた新しい艦長さん?」

愛梨「は、はい~……」チラッ

P「隠れて何処かと通信していたのは履歴で分かっていたが……」

愛梨「ご、ごめんなさい……少佐、そういうの、すっごく怒りそうだと思って……」

P「俺の上司も、大尉みたいなことをしていたり、そもそもいい加減なヤツだったりするからな、別に気にはせん」

……
…………

――同時刻、ナシヤマ(軍本部)



大佐「ぶわーっくしょーい!!!!」

大佐「……風邪引いたかな」ズズッ!



……
…………

――同時刻、ナシヤマ、オート・クレール社工場(オフィス)


麗奈「ぶわーっくしょーい!!!!」

晶葉「どうした、風邪でも引いたか?」

麗奈「何でもないわよ」ズズッ!

晶葉「体調悪いならシミュレーターでの検証作業は中止にするぞ?」

麗奈「大丈夫よ! まったく、こっちに来て退屈でこれくらいしかすることないんだから……」

晶葉「そう言うな、平和なのはいいことじゃないか」

麗奈「あーあ、早く土星圏に戻りたいわねー」

晶葉「ああそうかい、それじゃあ早くヴァルキュリアの調整も終わらせんとな」


……
…………

※シナリオが分岐します。

――リトット(ジャンク屋)

P「で、今回の任務のことは話したのか?」

愛梨「はい、輸送艦の護衛を手伝ってくださいって……」

P「前回戦闘時に出現した蜂は22匹だったと聞いている。ここの防衛隊も少なくない損害があったと聞いている」

P「しかもつい最近、土星圏の援軍に戦力を割いてしまったらしいからな。こちらも残存戦力だけでは不安というのは分かる」

瑞樹「メンツがあるし、軍も私たちみたいな海賊に直接依頼なんて出せないものね。わかるわ」

P「だから大尉みたいな立場の者から依頼するというのも、分からんでもない話だ」

志乃「まあ……私たちも、この仕事は……それなりに美味しい話だから好きよ」ゴクゴク

瑞樹「ただ今回はねぇ……事前に依頼を受けるのは構わないけど、こっちも色々準備することがあるし、お金だって、ねえ?」

P「そういう話になるだろうな。何が欲しい」

早苗「えっ、何なに、欲しいものくれるの?」

P「俺はこう見えても融通の利く男だ。全部は無理だろうが、ある程度なら都合をつけてやる」

早苗「それならグレイプニールのコックピットの修理パーツ!」

志乃「ステルス傘……」

瑞樹「ホッパーが欲しいわ」

P「グレイプニールを所持しているのか。民間用に卸しているのはMkⅢまでだったか……」

早苗「何よー、アタシだってねえ、乗れるなら最新型乗り回したいわよー!」ヒック

P「まず傘は無理だ。うちの部隊でも持ってないし高価すぎる」

志乃「あら、残念……」

P「その代わりグレイプニールのコックピットは丸ごと渡す」

早苗「えっ、いいの!?」

P「共通規格で現行のMkⅤで使用しているコックピットと互換性がある。ウチも色々あってな、いま艦に積まれている予備はそもそも使っとらん」

P「MkⅢでも使えるように調整して引き渡してやる。これは前払いだ」

早苗「うっひょー! ラッキー!」ゴクゴク

P「あとはデブリ調査用に使われている歩行補助ロボットのホッパーか。そんなもんウチは使っとらんし代わりにワークローダーをやる」

瑞樹「いいの? ワークローダーのほうが高いわよね?」

P「わざわざホッパーを補給申請するより、軍で使われているワークローダーを申請したほうが色々と誤魔化せる。こっちは手配してから渡すことになるがな」

瑞樹「全然構わないわ。むしろそっちのほうが嬉しいし……イケメンさんも羽振りがいいわね」

P「勘違いするなよ。最近俺が行く部隊はどこも費用が少ないんだ。こっちも切り詰めているんだ」

志乃「ふふふ……傘はもらえないとしても、その2つをもらえるなら、全然構わないわ……」

P「ついでにここの酒代は俺のほうで出してやる。その代わり仕事はしっかりやってくれよ」

早苗「おっ、おっ……イケメン君~、ちょっとちょっとアンタ、イイじゃないの?」ヒック

P「飲み代くらい構わん」

早苗「お姉さんちょっと気に入っちゃった……どうする? もうちょっとお金出してくれるなら、コレ……ヤッてあげてもいいわよ?」シュッシュッ

P「それはいらん……」ハァ……

早苗「何よ、そんな本気で疲れた顔して……一瞬で5歳くらい老けた顔になったわよ」

P「こっちも色々あるんだ……とにかく、お前たちはウチの艦の回線を知っているようだし、後でまた連絡する」

志乃「分かったわ……それじゃ、後は当日ということで……」

P「うむ、帰るぞ大尉」

愛梨「あっ、はい」

……
…………

――リトット(マーケット7番街)

P「大尉はよくこの場所に来るのか?」

愛梨「ここでの任務があったときは……海賊さんたちにお願いごともしなきゃいけませんし」

P「中尉は……そうだな、ここは危ない奴らも多いし、連れていけないか」

愛梨「はいっ、蘭子ちゃんに何かあると困りますし、私だけで来てますよ」

P「大尉は優しいな。そういうところは好感が持てる」

愛梨「そうですか?」

P「ああ、俺から見れば、大尉がジャンク屋や海賊が御用達のこんな場所に来ることも十分危ない」

愛梨「一応私、蘭子ちゃんの上官ですからねっ」

P「そうだな……まあ、今後はあまり隠し事はしないでくれよ」

愛梨「だって……少佐、こういうことしてるって分かったら怒っちゃうのかなって思って……」

P「表立ってはやれないが、軍がこういうことをやっているのは知っている。厳しい上官なら怒るかもしれないがな」

P「俺はそこら辺は気にせんよ。少数部隊だし、やれるだけのことはやるという姿勢は悪くない」

愛梨「えへへっ、今日は少佐に2回も褒められちゃいましたね♪」

P「最近は説教してばかりだったからな。新兵にモノを教えている気分だったよ」

愛梨「むー……私、これでも大尉なんですからねっ!」

P「これでもな。ほら、無駄話しないで早く戻るぞ」


……
…………

――数時間後、モリアン(ブリッジ)

P「明日のこの時間には輸送艦がここ出る頃か……」

P「海賊の奴らにグレイプニール用のコックピットも引き渡したし、ワークローダーは2機仕入れる分の1つを回せばいいか」カタカタカタッ

ピピッ!

P「監視局から輸送艦の移動航路の連絡が来ているな……ここからY30ポイントに移動、採集したレアメタルを積んでリトットに戻る流れか」

P「……」カタカタカタッ!

フォン……

P「……やはりここに来たときに中尉が説明してくれた話と同じか。移動ルートはコレで決まっているみたいだが」

P(たまたま蜂が現れただけか……いや、しかし護衛任務が多いと聞いているが……)

P「ミーミルからアルヴィスに接続……やはりか」カタカタカタッ

P(この宙域、過去に輸送艦がリトットからY30ポイントの間を往復しているどのルートでも、高確率で戦闘が発生している)

P「土星圏との境目だし、蜂の移動ルートにでもなっているのか? しかし……」

パシュンッ!

蘭子「むっ、黒衣の騎士……じゃなかった、少佐、何やってるんですか?」

P「任務の前に、過去の履歴を掘り返している。2人はこの仕事はよくやっているようだが、俺は初めてなものでな」

蘭子「いつもいつも蜂と戦闘になって、正直大変です……」

P「まったく、これでは本来の調査任務も殆どこなせないな……俺の出向日も残り少ない。この任務が終わったら戻ることになるだろうな」

蘭子「うううう……」

P「そんな顔するなよ。少なくとも戦闘であれば俺がいるなら問題ない」

蘭子「そう言い切っちゃうのってスゴイですね……」

P「まあ、それくらいしか取り得がないものでな。中尉たちのI@LPも見てやれないし」

蘭子「私たちはもう、自分でスケジュール消化するだけで間に合ってますから……」

P「そうだな……少し腹が減った。俺は食堂に行くが、中尉はどうする?」

蘭子「あ、それじゃあ私も行きます」

……
…………

――モリアン(食堂前)


愛梨「あーん……休憩所に端末忘れちゃった……あら、食堂に……」コソッ



P「大尉も、思ったより仕事するところは仕事しているんだな」モグモグ

蘭子「そうですか?」モグモグ

P「海賊との話し合いも、場所が場所だし中尉を連れて行くのは危ないと思って1人でやっていたそうだ」

蘭子「はい……」



愛梨(2人で一緒にご飯食べてる……しかも私のこと話している……)コソコソ



P「上官としては仕事はイマイチで、勤務態度も良くないが……」

P「それでも、外向けの仕事はしっかりやっているし、中尉に対してそういうところを気にしてあげてやれるのは、良いところだな」

蘭子「優しい人ですから……私も、大尉のそういうところ、好きですし」

P「そうだな。少し見直したよ。何だかんだ、大尉らしくやれることもあるんだなと思ってな」

蘭子「もうちょっと、普段のお仕事も頑張ってほしいんですけどね……」モグモグ

P「最近覚えさせてるし、それはそのうちだな」


愛梨(2人とも……私のこと褒めてくれてる……)コソコソ

愛梨(……もっと頑張らないとっ)


……
…………

――モリアン(艦長室)

ピピピッ!

P「通信……誰だ」ピッ!

晶葉『私だ』

P「博士か。どうした?」

晶葉『ああ、助手が出向してからしばらく経っただろう?』

P「そうだな……23日は過ぎたか。ナシヤマへの帰艦通知も出ている」

晶葉『うむ。それでだが、ヴァリアントの修理が完了した。装甲とハイパーマニューバの調整もとりあえず済ませた』

P「早いな。優先してくれたのか?」

晶葉『レイナがヴァリアントのシミュレーターを気に入ってな、毎日使ってるもんだから先にそっちを優先した』

晶葉『一応、調整には助手の戦闘記録もフィードバックさせている。ただサンプルが少なくてレイナのシミュレーター記録も参考にしている』

晶葉『後は助手が何度かヴァリアントに乗って戦闘記録を寄越してくれると助かるんだがな』

P「つまり送っておくから乗ってテストしろってことだな」

晶葉『そういうことだ、話しが早くて助かるぞ。実はもうシャトルを1隻出した』

P「博士は逆に気が早いな」

晶葉『届けてやるという約束だったからな。後は適当に上手くやってくれ』

P「了解した。ではまたな」ピッ!

P「……あの様子だと、調整のほうは難儀していたんだろうな。まあ、こっちで上手くやるか」

P「さて、任務まで少し時間があるが……」


安価選択(会いに行くアイドルを下記から選択してください)
1.愛梨
2.蘭子
3.他のことをする

このレスの投下から4分後の最初のレス(コンマ分含む)
↓1

2

>>889
2.蘭子

P「と思ったが、任務前だし……俺も少し疲れたな」

P「確か中尉たちはヴァルキュリアの調整中だったか……」

P「それなら今のうちに、風呂にでも入っておくか」フワッ

パシュンッ!

……
…………

――モリアン(浴場)

ザバッ!

P「ふー……」

P(こっちに来るなり戦闘、ゴミ漁り、新人……じゃないヤツの教育、任務か……)

P(人を良いように使いすぎだろ……ヴァルキュリアを保有している隊の指揮官、他にいないのか……)バシャッ!

P(いないんだろうなぁ……)ゴシゴシ


P(……ん?)


コンマ2桁が60以上で……蘭子と愛梨乱入
コンマ2桁が60未満で……蘭子乱入
↓3

>>897
判定:20

パシュンッ!

蘭子「恵みの泉よ!!」バッ!

P「……」

蘭子「我に……」ピシッ……

P「……」

蘭子「……」

P「素っ裸でそんなポーズ取って寒くないか?」

蘭子「……はぃ」

P「なら風呂入れ。ドアが開けっ放しだと俺も寒い」

蘭子「はぃ」


……
…………

サブッ……

蘭子「……」

P「……どうした、そんな隅で縮こまって」

蘭子「だって、少佐に見られてるし……」

P「今更過ぎる……気になるもんでもないし」

蘭子「私は気にするんです……そりゃあ、エッチなこともしちゃいましたけど……」クスンッ

P「まあ……この前の中尉は少し危なそうだったからな」

蘭子「私、そんなに変でしたか?」

P「俺が見た中だとな……」

蘭子「ううう……しかも、あのとき……少佐に中出しもされちゃったし……」

P「一応言っておくが、俺は抜こうとしたからな……というか、そういうところは覚えてるんだな」

蘭子「だって、何だかそういうことされたいって気分になっちゃって……」

P「あ、そう……」


1.P「ところで、さっきのヤツは何なんだ?」
2.P「そんなにセックスしたいのか……」
↓2

2

>>905
2.P「そんなにセックスしたいのか……」


P「そんなにセックスしたいのか……」

蘭子「そっ、そういうわけじゃないですっ!!」ザバッ!

P「そうか……それならいいんだがな」

蘭子「だって、何だかヴァルキュリアに乗った後は、すごくそういう気分になっちゃって……普段は、そんなことないんですけど」

P「ふうん……うちの隊のメンバーとは大違いだな」

蘭子「少佐の隊……生還の女神がいる隊ですか?」

P「ああ、あいつらは酷いもんだぞ」

蘭子「え……」

P「システム使った後じゃなくても、隙あらばセックスに持ち込もうとする変態というか……」

蘭子「え……生還の、女神が……」

P「新田少佐のことか……少佐は特に酷いぞ。何というか、セックスというのは少佐の別名じゃないかと思うくらいで」

蘭子「そんな……なんか、イメージと違う……」

P「まあ、土星圏にいた頃はそんな呼ばれ方してたからな。中尉も新田少佐に対してはそっちのイメージを持っているんだろうが」

P「なんというか、ヴァルキュリアに乗ったからああなったんだなぁと思うと……」

蘭子「ううう……何だかヴァルキュリアに乗りたくなくなってきちゃう……」

P「まあ、仕方が無い……」

蘭子「愛梨ちゃんはいいなぁ……耐性があって」

P「そればっかりは……まあ、そのために俺が来てるようなもんだし」

蘭子「少佐との……エッ、エッチですか……」

P「うむ……」

蘭子「ま、まあ……少佐となら……な、なんでもないですっ」ザブンッ!

P「あ、そう……」

蘭子「はぁ……早くここのお仕事終わらないかなぁ……」

P「そうだな、まあその前に次の任務だ。頑張れよ、中尉」

蘭子「はぁい……」ブクブクブクブク……


……
…………

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :87(Aランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :54(Dランク)
性欲        .:59
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というわけで、今日はこれで終了します。
次スレ跨ってしまうのか……このフラグ状況だと次スレの前半までには出向は終わってしまいそうなのでよかった。

それでは本日もお付き合い頂きありがとうございました。

――翌日、リトット、モリアン(ブリッジ)

ピピピッ!

愛梨「えーっと……輸送艦、港を出ます。どうしましょうか?」

P「俺たちは正規の護衛メンバーだ、付いていけばいい。モリアンを発進させる。接続アームを解除」

蘭子「港の接続アーム、解除します」カタカタカタッ

P「モリアン、微速前進。あとそこら辺で待機している海賊に連絡しておけ」

愛梨「分かりました。海賊船……酒場に通信暗号文書を送信します」カタ、カタ、カタ……

蘭子「やっぱり少佐は、こういうところはしっかりしていますね」

P「いくら協力してもらうことになったとはいえ、相手は民間だからな。他の海賊共へ不必要に通信が流れないようにする」

愛梨「えっと、送信……できましたっ」ピピッ!

P「一応音声通信回線は通している。必要な場合は俺のほうで通信を送ることにしている」

蘭子「何も無ければいいですね……」


……
…………

――リトット周辺宙域、海賊船『酒場』(ブリッジ)

瑞樹「船長、イケメンさんからラブレター届いたわよ。輸送艦、出たみたい」

志乃「それじゃあ……私たちも動くとしましょう……」ゴクゴク

瑞樹「ってちょっとやーねぇ、もう飲んでるの?」

早苗「くぅー……アタシはいつ出撃するか分からないから我慢してるのに……」

志乃「ふふふ……2人とも、イケメンから欲しいものをもらったんだから……私は少しくらい飲んでも、いいわよね?」

「お2人とも、新しい機材を頂いて……嬉しそうにしていますね……」

早苗「ん? そーそー、あのボインちゃんの上司のイケメン、すっごくサービス良くてね!」

瑞樹「そうそう、ワークローダーくれてやる! なんて言われて正直ビックリしたわよ。普通の民間船にまず置かないものだし」

「ふふっ……それでしたら、大事に使いませんと……」

早苗「使う使う! もうね、新装備が手に入るとテンション上がるしねー! あ、計器ちゃんと見ておいてね」

「は、はいっ……」

志乃「さて、と……瑞樹ちゃん……」

瑞樹「了解っ」カタカタカタカタッ

……
…………

――数十分後、モリアン(ブリッジ)

愛梨「うー……」カタ、カタ、カタ……

蘭子「次はここの、パラメーターを渡してあげて……分布を……」

愛梨「えっと、この値で……こうかな……」カタッ……

ピピピッ!

愛梨「……何か違う気がします~」

蘭子「集計順が違う……かも」

P「貸してみろ。基準値を決める方法が違うな……日にちと、ポイントで……」カタカタカタカタッ!

ピピピッ!

フォン……

愛梨「わぁ、出ましたっ!」

P「うむ。なるほど……監視局からもらった過去のデータも全部あわせると、リトットからY30ポイントまでの蜂の出現ポイントはこの地点か」

蘭子「バラバラですね。でも、統計取って範囲を丸めてみると2箇所に分けられましたね」

P「Y30ポイント……採掘場に近いポイントでは出現していないのか……」

愛梨「予測ではT14ポイント……しばらく移動した先ですね」

P「ああ。よし、今のうちに今回の護衛任務にあたって艦の体制を決める」

P「十時大尉、神崎中尉、2人はヴァルキュリアシステムの都合上同時出撃は無しだ。交代で出撃、艦指揮を行う。艦制御には整備班を手伝わせている操舵士にも支援させる」

P「最初に戦闘が発生すると想定されるT14ポイントは俺と耐性持ちの十時大尉で出撃する。神崎中尉、操舵士と共に艦は任せたぞ」

蘭子「了解です。少佐はどうするんですか?」

P「人員が足りん。俺は全ての戦闘で前線に出る。整備班にはグレイプニールの整備を死に物狂いで急がせる」

愛梨「少佐のグレイプニール、1回乗るとすっごくメンテナンスに時間掛かっちゃいますからね……」

P「Y30ポイントまでは片道約3日、レアメタルの積込に半日、リトットに戻るまで約7日の任務だ。皆、コンディションを崩さないようにしろ」

愛梨「はいっ」


……
…………

――数時間後、モリアン(艦長室)

P「ああ、今日から任務開始だ。これが終われば戻ることになる」

晶葉『そうか。ヴァリアントがちゃんと届けばいいんだがな……』

P「そこは気にしてない。どうせ届くだろう」

晶葉『まあな……いまはアインフェリア隊のヴァルキュリアの修理を行っている。みんな良く頑張った跡が残っているよ』

P「そうか……皆には俺が不在の間、負担を掛けてしまったからな」

晶葉『そうはいうが、戦闘時間においては数十分程度だろう。1日J-01に寝てただけだし』

P「それでもだ。俺はあいつらの上官だからな」

晶葉『なんだ、あの猛獣の群れの中に戻りたくないともっと愚痴を言うものと思っていたが、満更でもなさそうだな』

P「そう見えるか?」

晶葉『ああ』

P「そうか……もしかしたら俺も相当馬鹿になってきているのかもしれないな……」

晶葉『恐ろしいことを言うな……安心しろ、助手はまともだ』

P「だといいがな……ん?」ピピピッ!

晶葉『どうした?』

P「通信が来ている。すまんが切るぞ」

晶葉『気をつけてな』ピッ!

P「酒場からの通信文書か……なんの話だ?」カタカタカタッ


『あの……酒場の者です。そちらから頂いた機械……みなさんとても喜んでいました』

『頂いた物の代金の分まで、こちらもしっかりと働きます……お仕事の間、よろしくお願いします』


P「律儀なヤツがいるもんだな。まあ、丁寧に来た物だし返事くらいは出すか……」カタカタカタカタ……


……
…………

――翌日、T14宙域、モリアン(ブリッジ)

ビーッ!ビーッ!!

ビーッ!ビーッ!!

蘭子「カタパルト、聞こえますか。コンディションレッドです」

ピピピッ!

P『予測した通りか。待機していて正解だったな』

愛梨『そうですねっ! 出発しましょう♪』

操舵士「各護衛艦、警報出しています。本艦も戦闘警報を発信、艦制御をオートメーション機能からマニュアルに移行します」

蘭子「ハッチ解放します。複合ミサイル発射管1番から20番にはアルヴァルディを装填してください」

蘭子「輸送艦の足が止まる場合もあります。20番から30番までは多目的粒子減衰ミサイルを装填、残りは対空ミサイルマグニでいきます」カタカタカタッ

操舵士「索敵結果出ます。キラー・ビーF型12、D型4です」

P『多いな……しかもD型か』

愛梨『そ、そうですね……』

蘭子「ハッチ解放、発進どうぞ」

P『了解した。MkⅤ、出るぞ』

愛梨『ヴァルキュリアシステム起動……ヴァルキュリア、発進しまーす』


……
…………

――戦闘宙域

P「大尉、そっちのヴァルキュリアに搭載しているオールレンジ武器は使用できるのか?」

愛梨『はいっ♪ ちゃんと練習したんですよ!』

P「なら頼むぞ。護衛対象のいる戦闘だ、通常戦闘より俺たちの負荷が高いからな」

P(最大8機の無線誘導ビーム砲塔によるオールレンジ攻撃か……扱いの難しい代物だが、こういう才能はあるんだな)

愛梨『はーい、それじゃあ……ガンダルヴ、射出ですっ』

ガションッ! ガションッ!

バシュンッ! バシュンッ!

P「って2機しか動かしてねーじゃねーか!!」バンッ!

愛梨『す、すみませーん……まだコレしか出来なくて……』

P「そりゃ元々の戦闘適正が低いとそうだわな……」

ピピピッ!

早苗『ちょっとちょっとー、戦闘中に何ボインちゃんと乳繰り合ってんのよ?』

P「その声、海賊か」

早苗『もらった金額の分はしっかり働くわよー! ほら、どうすんのイケメンさん』

P「戦闘中の音声通信は仕方が無いか。2人とも、コンビネーションマニューバプランを転送する」

早苗『あら、ちゃんとできるかしら?』

P「やってもらわねば困る。プランはY03で行く。大尉、支援は任せたぞ」

愛梨『は、はいっ!』


……
…………

――モリアン(ブリッジ)

操舵士「旗艦より索敵結果が転送されています。蜂の巣は確認されていません」

蘭子「そうですか……愛梨ちゃ……十時大尉のバイタル値は?」

操舵士「ヴァルキュリアシステム起動済ですがバイタルは正常値です。現時点では特に問題なさそうです」

蘭子「いいなぁ……」

蘭子「っと、お仕事お仕事……右舷より来るF型に対してアルヴァルディを発射、再装填の間はブリンガーで迎撃します」

蘭子「艦を輸送艦の前に移動、他の護衛艦と共に盾役になります」

操舵士「了解です。それにしても、相変わらず少佐のマニューバだけ馬鹿みたいな機動ですね。どれだけ蜂の背後取れば気が済むんでしょうか」

蘭子「ううーん……カッコゥイイイィィ……」

操舵士「ほらほら中尉、唸ってないでお仕事しましょう」

蘭子「はっ!? えっと……接近してくるF型をマグニで迎撃、ブリンガー、自動掃射継続です」


……
…………

――戦闘宙域

早苗『ちょっと、D型いるわよ! アタシの装備じゃどうにもなんないわよ!』

P「突破できるダインスレイヴは中尉のヴァルキュリアしかないか……海賊、お前はミサイルを撒け」

早苗『適当でいいの!?』

P「適当で構わん。発射時には蜂の軌道予測データを渡してくれ。大尉、俺が指定するポイントにガンダルヴを撃て」

愛梨『えっ?』

早苗『ミサイル撃つわよ! 予測データ送っておいたわ!』

P「海賊からの予測データ……よし大尉、このポイントだ」カタカタカタカタッ!!

愛梨『えっ、でもそれ当たらないですよ?』

P「大丈夫だ、撃て。俺が何とかする」

愛梨『そ、それじゃあ……えいっ!』

蜂「……!」ギュンッ!

P「ミサイルとビームの雨の中、そう動くのは読めているぞ!」ギュンッ!!

P「照準……グラム発射!」ズドォン!

ドガァンッ!!

蜂「……!」ギュンッ!

早苗『ちょっと、やっぱり効いてないじゃないの!』

P「問題ない!」ズドォンッ!

ドガァンッ!!

蜂「!!」

P「逃がすかっ!」ズドォンッ! ズドォン、ズドォンッ!

ドガアアアアアアンッ!!!!

早苗『うへぇ……飛んでる蜂の同じ部分にビーム当ててる……このイケメン化け物よ』

愛梨『すっごーい……』

P「まだ蜂は残っている。他のグレイプニールの援護に回るぞ」

早苗『へいへーい……アタシいるのかなぁ、これ』


……
…………

――数十分後、モリアン(ブリッジ)


P『問題ない!』

P『逃がすかっ!』


蘭子「うぅぅぅん……黒衣の騎士、やはり凄まじき魔力の持ち主……」

操舵士「戦闘終わった途端に少佐のグレイプニールの戦闘記録を巻き戻して見ないでください……」

蘭子「だって、これカッコイイ……」

操舵士「はいはい……2機の収容、完了しましたよ」

蘭子「あっ、忘れてた……海賊さんたちは?」

操舵士「海賊のグレイプニールMkⅢも帰艦したみたいです。お互い損傷無しで済んでよかったですね」

蘭子「いまのうちに艦の点検をします。それと整備班にはグレイプニールの整備を優先して行うように指示をだしてください」

操舵士「了解です。少佐の乗る機体は毎回オーバーホールしてますからね」

蘭子「愛梨ちゃんは大丈夫だと思うけど……一応、連続戦闘の警戒はしておきましょう。コンディションイエローで待機」カタカタカタッ

蘭子「艦の制御を一部オートメーション機能に移行させます。輸送艦と旗艦に通信を出します」


……
…………

――モリアン(通路)

P「先ほどの戦闘、よくやったぞ大尉」フワッ

愛梨「えへへ♪ 頑張りましたっ!」

P「システムを起動させたが気分のほうは大丈夫か?」

愛梨「うーん……大丈夫みたいです。もう1戦くらいなら出来そうです」

P「そうか。中尉からも大尉のバイタル値は正常だと通信があったしな……場合によっては次の戦闘も任せるかもしれない」

愛梨「はいっ、頑張りますね~」

P「とはいえ、連続戦闘が発生する可能性もある。スーツを洗浄に出して風呂場に行けよ」

愛梨「はーい……あれ、少佐は大丈夫なんですか?」

P「俺はそれほど汗は掻いていない」

愛梨「ダメですよ? 汗掻いたならちゃんとキレイにしないとっ、お風呂入りましょう?」

P「なら大尉も早めに済ませてくれ。のんびりとはしてられないからな」

愛梨「それなら、一緒に入りませんか?」

P「……おい」

愛梨「あっ! エッチなことはしませんからねー? 2人一緒に入ったほうが、すぐ済むじゃないですか~」

P「それもそうだな。では急ぐぞ」


……
…………

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:十時愛梨
戦闘適正      :44(Eランク)→49(Eランク)
オペレーター適正 :67(Cランク)
指揮官適正    :53(Dランク)
性欲        .:10→30(訓練後)→60(戦闘直後)
モバPへの親愛度.:42(並)

――酒場(ブリッジ)

パシュンッ!

早苗「はー、ただいま」

瑞樹「おかえりなさい。怪我ない?」

早苗「ダイジョーブダイジョーブ」

志乃「随分余裕だったみたいね……蜂の数、多かったみたいだけど……」

早苗「いやー……あのイケメン、化け物ね。同じ人間が戦闘機動かしてると思えないわ」

瑞樹「そんなにすごかったの?」

早苗「えっ、見てなかったの?」

瑞樹「大丈夫そうだったからみんなでポーカーやってたのよ」

早苗「アタシが身体張ってるときに……」

志乃「艦の装備も……そう使えるものじゃないし……私たちは基本的に待機よ」

「そんなに凄いパイロット……だったんですか?」

早苗「いやもう、凄いなんてもんじゃなかったわね。動いている的の同じポイントにビーム当て続けるとか」

「はぁ……凄い、人なんですねぇ……」

早苗「さてと、それじゃアタシはシャワーでも浴びてくるから」


……
…………

――2日後、ポイントY30宙域

操舵士「採掘場、見えてきました。入港用のコードは既に発行されていますので、準備します」

蘭子「採掘場周辺に展開している防御用の電磁場フィールド、解除ポイントを通過します……はぁ、着いた」

愛梨「これでようやく半分ですね……」

P「まだ半分だ。お前たち、降りる準備をしろ。2人ともやることがあるんだろう?」

蘭子「はっ!? そうでした……」ガバッ!

愛梨「い、急いで準備しないと……」フワッ

P「そっちの仕事も大事なんだろう? ほら、急げよ。艦の仕事は俺のほうでやっておく」

蘭子「はーい!」


……
…………

――ポイントY30、採掘場

採掘員「いやぁ、これまでの航路、お疲れ様です」

輸送員「まあまあ、いつものことですから……ああこちら、護衛に付いてくださっているモリアン艦の艦長の……」

P「Pです。私がモリアンに来る前にも何度が護衛任務を受けたことがあるようで、今回もご協力します」

採掘員「ありがとうございます。十分とは言えませんが、こちらで少し物資の補給もしますので……」

P「有難い、こちらも、輸送作業は最後まで全力を尽くしますので」

採掘員「頼もしい限りで……ところで、十時大尉と神崎中尉は……」

P「あの2人なら現場に寄越してます。1曲くらい歌って、皆さんを喜ばせたいとか」

採掘員「はははっ! 私も仕事とはいえ、ここにいるのが残念ですよ。お2人が歌ってくださるなら是非とも見たかったのですが……」

P「申し訳ありません。ですが、レアメタルの輸送作業が第一ですので」

採掘員「ええ、次の機会を楽しみにしていますよ」

輸送員「それでは私たちも作業に立ち会いましょう。補給作業は他の者にやらせますので」

P「分かりました。では艦のほうに戻りましょうか」


……
…………

――採掘現場


蘭子「でも可愛くー!」

愛梨「進もうー!」


<ウオオオオオオオオッ!!!!


蘭子「暗黒の儀式に集いし者たちよ!」

愛梨「いつもお疲れ様ですっ! 私たちも、今日はみなさんのお手伝いが出来て本当によかったと思ってますっ♪」


<ウオオオオオオオ!!!!

<トトキーン!!

<ルルァァァンコォォォォォ!!


愛梨「それじゃあ私たちは、これからみなさんが集めてくださったレアメタルをリトットに持って帰りまーす♪」

蘭子「魔力が満ちる……そう、これは新しい力! 我が誇りにかけて必ずや成し遂げよう!」


<オネガイシマース!!


……
…………

――数十分後、モリアン(通路)


愛梨「お客さん、喜んでくれましたねっ」フワッ

蘭子「うんっ! よかった……えへへ」フワフワ


P「2人とも、戻ってきたのか」

愛梨「あっ、少佐!」

蘭子「魔王の凱旋なり!」

P「……ほー」

愛梨「どうしたんですか?」

P「いや、アイドルの衣装を間近で見たのは初めてでな」

蘭子「生還の女神……アインフェリアのお仕事はどうしていたんですか?」

P「色々都合が合わなくてな。1度も仕事に立ち会えてない」

愛梨「そうだったんですか……残念ですね」

蘭子「ならば我が新たな聖衣……しかとその瞳に焼きつけよ!」ビシッ!

P「決めポーズ……」

愛梨「レアメタルの搬入作業はどうなりました?」

P「もうしばらく掛かる。2人は着替えてブリッジに戻ってくれ。俺は輸送艦のほうを見てくる」

愛梨「分かりましたー」


……
…………

――数分後、輸送艦(ブリッジ)

P「作業のほうは?」

「殆ど積み込みました……後は2ブロック分です」

P「了解した。光学レーダーはどうだ?」

「蜂の巣は確認されません。やはり群れで輸送艦を狙って襲っているとしか……」

P「そうか……いや、すまんな」

P(蜂の出現に何か法則性でもあるかと思ったが……考えすぎたか?)

P「とりあえず分かった。残りの作業を頼む」

「はい。帰りの護衛もお願いします」

P「俺たちだけじゃないがな。まあ、頑張るさ」


……
…………

全部終わらせておきたかったのですが、ちょっと明日でイベント終わりで少し頑張りたいので今日はこれで終わります。
次は最後あたりまで進めることができれば安価処理が出るはず。多分、少なくとも2つほどセックスあたりで

みなさんもイベント頑張りましょう。

やろうかどうしようかなと思っていたところです

――モリアン(ブリッジ)

パシュンッ!

P「待たせた。輸送艦のレアメタルの積み込み作業は完了した。モリアンの補給はどうなっている?」

蘭子「補給作業は完了しています。艦外装補強も、間に合わせですがやってもらいました」カタカタカタッ

P「了解した。リトットへの航路中、蜂との戦闘ポイントはS3ポイントだったな」

愛梨「S3ポイント……前回の戦闘宙域から近い場所ですね~」

P「ああ、帰路ではこのポイント付近で戦闘が多発している。気をつけていこう」

ピピピッ!

操舵士「少佐、旗艦から通信が入りました。2時間後、ここから出発するようです」

P「分かった。次の戦闘は再度俺と十時大尉で出撃する。神崎中尉、操舵士と2人で艦を頼む」

蘭子「大丈夫ですか?」

P「前回規模の戦闘であれば問題ない。現時点での護衛艦隊の戦力で十分賄える範囲だ」

愛梨「が、頑張りますねっ」

P「それにしても、レアメタルを1回輸送するだけでも大仕事だな……」

愛梨「それはそうですよ~。ここで採掘しているメタルは、現行機の機体剛性を確保するために必要なものなんですから~」

P「まあ、そこは黒川重工やオート・クレールの領分だな。俺たちは任務に集中するだけだ」

蘭子「はぁ……ここにいれば蜂が来ないのになぁ……はうっ、お腹が……」

愛梨「でも私たちも帰らないとお仕事に戻れませんよっ! 頑張りましょう♪」


……
…………

――2時間後、モリアン(ブリッジ)

蘭子「輸送艦、旗艦、採掘場を出ます。電磁場フィールド前で停止予定とのことです」カタカタカタカタッ

P「よし、モリアンを発進させる。速度3、電磁場フィールドを抜けた後、護衛艦隊側面に位置を取る」

愛梨「他護衛艦隊の配置図、転送されていますね」カタ、カタ、カタ……

ピピッ!

操舵士「接続アーム解除されます。モリアン発進します」

愛梨「あっ、海賊さんたちからお手紙来てますよ。えーっと、待ちくたびれてお酒飲んでたみたいです」

P「仕事はしっかりやれと送り返しておけ」

愛梨「はーい」カタ、カタ、カタ……

P「さて……間に合うかどうか……」


……
…………

――数時間後、モリアン(食堂)

蘭子「……」モグモグモグモグ……

愛梨「……」

蘭子「……あれ、愛梨ちゃん、ご飯食べないんですか?」

愛梨「あっ、う、ううん、ちゃんと食べますよ~」モグモグ

蘭子「……」モグモグ

愛梨「……」モグモグ

蘭子「少佐、この任務終わったら帰っちゃうんだ……」

愛梨「うん……せっかく、色々教えてもらっているのに……」

蘭子「お仕事も楽になってきたのに……」

愛梨「はぁ……何だか、寂しくなっちゃいますね」

蘭子「うん……」

P「食券だ。頼むぞ」

モリアンのおばちゃん「どうぞ少佐、ライスセット」

P「うむ」


愛梨「あ、少佐」

P「ん、2人も食事中か……なんだ浮かない顔をして。帰り道が不安か?」

蘭子「そうじゃないんですけど……少佐、帰っちゃうんだって……」

P「……まあ、この任務で出向期間が終わりだからな。蜂の巣の調査については、成果が出せず済まなかった」

愛梨「それは……私たちだって、ちゃんとお仕事できてませんから……」

愛梨「少佐がいなくなったら、寂しくなっちゃうなぁって……」

P「……」


1.P「俺も何だか帰りたくないよ」
2.P「寂しいが、これも仕事だ。また何処かで同じ仕事をする機会もある」

あれ、sagaが外れた

2

何かペーストが失敗しているな……>>968は↓2ですが取り直しが何か面倒な気分なので続行します。

>>970
2.P「寂しいが、これも仕事だ。また何処かで同じ仕事をする機会もある」


※シナリオが分岐します。

P「寂しいが、これも仕事だ。また何処かで同じ仕事をする機会もある」

蘭子「そうですけど……」ムゥ……

愛梨「他のお仕事ていっても、少佐はアイドルのお仕事はしてませんし……」

P「アインフェリアのほうの仕事に付き添う機会があるかもしれん。何かしら機会はあるかもしれんぞ」

P「それに、俺がここに来る前も調査の成果は芳しくないようだし、案外2人とも別の現場に異動する可能性だってある」

蘭子「土星圏には戻りたくないけど、ここも大変だし……」

愛梨「どうせ異動するなら火星圏に行きたいです……」

P「こらこら、土星圏での防衛が上手くいってるから木星圏や火星圏は比較的マシなんだぞ」

愛梨「まあでも、3人揃って別のお仕事に異動なんて、滅多にないですよね」

P「ま、それもそうだな。俺は戻ることは決定しているが」

蘭子「いいなぁ……」

P「そう言うなよ。たまには通信を送って様子でも聞かせてもらう」

蘭子「絶対通信してくださいね……!!」

P「ああ」

……
…………

※一部アイドルのステータスが変更されます。

キャラ名:十時愛梨
戦闘適正      :49(Eランク)
オペレーター適正 :67(Cランク)
指揮官適正    :53(Dランク)
性欲        .:60
モバPへの親愛度.:42(並)→47(並)

キャラ名:神崎蘭子
戦闘適正      :87(Aランク)
オペレーター適正 :53(Dランク)
指揮官適正    :54(Dランク)
性欲        .:59
モバPへの親愛度.:109(敬愛)→114(敬愛)

――2日後、T14宙域、モリアン(ブリッジ)

ビーッ!ビーッ!!

ビーッ!ビーッ!!

操舵士「中尉!」

蘭子「コンディションレッド、少佐、大尉!」

ピピピッ!

愛梨『来ましたねっ!』

P『中尉、数はどうなっている』

蘭子「索敵……出ました。F型16、S型10、D型6……ホーネットもいます! 数は2です!」

P『多いな……それにホーネットか……大尉、戦闘経験はあるか?』

愛梨『あ、あまりないです……』

P『了解した。ホーネットとD型は俺がやる。大尉は海賊と連携してF型とS型を叩け』

愛梨『大丈夫ですかぁ?』

P『何とかする。とはいえこの数だ、S型に抜かれる可能性もある。中尉と操舵士はS型には注意してくれ。ついでに海賊に通信入れておけ』

蘭子「了解です。ハッチ開放、発進どうぞ」

P『MkⅤ、出るぞ』

愛梨『ヴァルキュリア、いきまーすっ』

……
…………

――酒場(ブリッジ)

瑞樹「宙域の索敵結果が出たわ。F型16、S型10、D型6、ホーネット2ね」

ピピピッ!

早苗『ちょっとちょっと! これ大丈夫なの!?』

「凄い数ですね……」

志乃「そうね……これは、酒場も前に出たほうがいいかしら……」

瑞樹「戦闘態勢? それなら準備するけど……」

早苗『アタシだけ働くのは不公平だからそっちも頑張ってね』

瑞樹「はいはい……それじゃあ、レーヴァテイン装填準備、サイドコンテナのビーム砲塔の制御をブリッジに移すわ」カタカタカタッ!

志乃「任せたわ……艦制御、よろしくね」

「はっ、はい……」

瑞樹「あ、でもその前に……いまのうちにあの子にご飯あげといて頂戴。戦闘中にお腹空かれたらたまったもんじゃないわ」

「そうでしたね……いってきます……」フワッ

パシュンッ!

早苗『……どうすんの? いい加減話しちゃう?』

志乃「私たちの食い扶持が減るのも困るけど……さあ、どうしましょうか……」ゴクゴク


……
…………

――戦闘宙域

早苗『おまたせー♪』

P「遅い」

早苗『何よぅ、仕方が無いでしょ、こっちだって艦を前に出す準備をしてたんだから』

P「通信は見たか? ホーネットがいる」

早苗『この装備で相手するのイヤよ』

P「安心しろ、俺が相手をする。海賊は大尉を頼む」

愛梨『よ、よろしくお願いしますっ』

早苗『ボインちゃんのお守りね、りょうかーい。マニューバプラン、勝手に使わせてもらうわよ』

P「任せたぞ。何かあったら通信を寄越せ」ギュンッ!

愛梨『少佐、気をつけてくださいね!』

P「大尉こそな」


……
…………

――モリアン(ブリッジ)

操舵士「護衛艦隊のグレイプニール、押されています」

蘭子「アルヴァルディで援護を。ミサイル再装填作業と合わせてイージスの展開準備をします」

操舵士「砲撃支援しますか?」

蘭子「砲撃支援は他の護衛艦隊に任せます。モリアンはミサイルによる弾幕支援、迎撃に徹します」

ピピピッ!

P『中尉、十時大尉のバイタル値はどうだ?』

蘭子「はい……イエローゾーンまであと14です。2度目の出撃ですし、そろそろ……」

P『まだイエローに移っていないなら大丈夫だ』

操舵士「MkⅤ、D型を1機撃破しました」

P『他の護衛艦隊はどうなっている?』

蘭子「後方に付いていた艦も前に出ています。酒場もこちら側にきています」

P『了解した。気をつけろよ』

操舵士「MkⅤ、D型を1機撃破……よく喋りながら精密射撃の連射できますね」

P『スコープで狙いをつければいいだけだ、ではまたな』ピッ!


……
…………

――戦闘宙域

早苗『ボインちゃん、ミサイル撒くわよ!』

愛梨「はいっ! ガンダルヴ射出……ターゲット補足……!」ガションッ! ガションッ!

ドガガガガガガァンッ!!

愛梨「いまですっ!」カカカッ!

バシュンッ! バシュンッ!

ドガアアアアアンッ!!

早苗『おっ、イイじゃないのっ!』

愛梨「えへへ♪ 練習しましたからっ!」

ピピピピピッ!!

愛梨「えっ?」ピクッ

早苗『宙域の全戦闘機宛ての緊急警戒通信……光学レーダーで蜂の巣補足……!?』

愛梨「ええっ!?」

ピピピッ!

P『2人とも聞こえるか』

愛梨「しっ、少佐、ど、どうしましょう……」

P『落ち着け大尉。こっちは全部片付けていないが、ひとまずそちらと合流する。海賊は帰れ』

早苗『えっ、ちょっ、何でよ!』

P『さすがに蜂の巣を民間人に任せるわけにはいかん』

早苗『バカ言ってんじゃないわよ! こっちは貰う物貰って仕事引き受けてるのよ、代金分は働くわよ!』

P『おいバカ――』

早苗『いいわよね船長! ……いいってさ』

P『……俺が合流するまで大尉を頼むぞ。旗艦が蜂の巣の詳細を探るまで無理はするな』

愛梨「り、了解ですっ」

早苗『でもなるべくなら早く戻ってきなさいよ。お姉さんだってちょっとは怖いんだから』

P『ああそうかい……努力する』ピッ!

……
…………

――モリアン(ブリッジ)

蘭子「旗艦から蜂の巣の情報は!?」

操舵士「待ってください……通信来ました、小規模クラスです。ノルン級と同サイズ、ですがまだ蜂が潜んでいるとのこと」

蘭子「くっ……召喚魔法か……!」バッ!

操舵士「中尉!?」

蘭子「パイロットスーツに着替えて出撃します。艦をお願いします」フワッ

操舵士「方針は!」

蘭子「ブリンガーを全機展開、イージスの展開を最優先にして輸送艦の盾に! オートメーション機能に仕込んでいるツールも上手く使ってください!」

操舵士「了解です、ハッチは開けておきます!」カタカタカタッ!!

蘭子「堕天使降臨よ!」

……
…………

――戦闘宙域

P「腐ってもMkⅤは現行機だ、甘く見るなよ!!」ギュンッ!!

赤蜂「!!」ドシュドシュドシュッ!!

P「至近距離だろうがそんな針になぞ当たらん! ドラウプニル!」ガションッ!

ドガガガガガガガガガッ!!!!

ドガガガアアアアアンッ!!

P「ホーネットはあと1匹か……!」ギュンッ!!

蜂「……!」ギュンッ!

蜂「……!」ギュンッ!

P「邪魔だ、どけ!」カカカッ!

ズドォンッ! ズドォンッ!!

P「モリアンは……あれは、酒場のサイドからS型が……!?」ギュンッ!!

……
…………

――酒場(ブリッジ)

「正面から蜂が1匹……!」

瑞樹「くっ! レーヴァテイン当たって!」

ズドオオオオンッ!!

蜂「!」ギュンッ!

志乃「あら……」

瑞樹「ちょっとちょっと!」

「ひっ……」


ズドォンッ!!

ドガアアアアアアアンッ!!!!


ピピピッ!

『おい、大丈夫か!』

志乃「あら、イケメンさん……助けられちゃったわね……ふふっ、音声通信は……しないんじゃなかったかしら?」

『緊急時だ。それに民間人を落とさせるわけにはいかん、少し下がれ』

志乃「有難いお話しだけど……私達にも、少しくらいの意地があるの……お仕事、最後までやせてもらうわ……」

『……落ちるなよ』ピッ!

瑞樹「いやぁ……イケメンねぇ……惚れちゃいそう」

「いまの声の方が……?」

瑞樹「そうそう、リトットで会ったイケメンさん。やることもイケメンねぇ……」

志乃「助けられた分、仕事が増えたかもしれないわね……頑張りましょう」

瑞樹「了解っ!」

……
…………

――数分後、戦闘宙域

蜂「!」ズドォォンッ!

蜂「!」ズドオオンッ!

愛梨「きゃあああっ!?」ガガガガガッ!

早苗『ちょっとボインちゃん!?』

愛梨「だ、大丈夫ですっ! ミサイル……えいっ!」

ボシュシュシュシュッ!!

蘭子『漆黒の雷!!』

ドガアアアアアンッ!!!!

愛梨「らん……中尉!」ハッ!

蘭子『大尉、援護に来ました!』

早苗『あら、そっちの子、誰だっけ……えっと……らん……忘れた。らんらんでいっか』

蘭子『なぁっ!?』

愛梨「み、みなさん、蜂が巣から出てきてますよ!」

ボシュシュシュシュシュシュシュッ!!

蘭子『ミサイルの弾幕……!』

ピピピッ!

P『皆、前線が下がってきている。これ以上押されると輸送艦が蜂の砲撃の射程に入ってしまう。もう少し頑張るぞ』

愛梨「少佐っ!」

P『よく持たせたな。ここからはフォーマンセルでコンビネーションマニューバを行う』

蘭子『うむ!』

P『マニューバプランはH05、俺と中尉が前に出る。大尉と海賊はそれぞれ俺と中尉の後方に付け』

早苗『オッケー!』

愛梨「はいっ、支援します。ガンダルヴ射出……!」

早苗『ミサイルコンテナ、残りの分使うわよ!』

P『陽電子砲搭載艦が蜂の巣を落とすまでの辛抱だ。皆、頼むぞ』

蘭子『了解!』

P『中尉、蜂の群れに対して立体機動でかく乱する。いけるな』

蘭子『はいっ!』

愛梨「ターゲット補足……砲撃します!」

早苗『軌道予測データ転送するわよ! ミサイル発射!』

P『軌道予測データからグラムで1機ずつ落とす。中尉はD型を見つけたらダインスレイヴで優先して落としに行け』

蘭子『命じられるままに! 我が魔力の波動を受けよ!』

P『戦闘中は標準語だ』

蘭子『あ、はい……』

愛梨「ブリッジ、蜂の戦力はどうなっていますか?」

ピピピッ!

操舵士『ホーネットが蜂の巣から出ました、数は2匹!』

P『宙域の何処かにいる1匹と合わせて、あと3匹か……!!』

操舵士『前線ライン、下がっています。輸送艦が蜂の粒子砲の射程に入ってしまうまで、あと400!』

愛梨「うううう……!!」

早苗『チッ、しんどいわね……!』

ピピピピピピッ!!!!


蘭子『何っ!?』

愛梨「け、警報!? 何の……」キョロキョロ

早苗『ちょっと、どこから出てるのこれ!』

操舵士『リトット方向より物凄いスピードで接近してくる戦艦……シャトル、いや、戦闘機です!』

愛梨「戦闘機!?」



『アーッハッハッハッハッハ!!!!』



蘭子『こ、この声……』

P『操舵士、レーダー情報寄越せ!』

操舵士『は、はいっ!』

P『接近する戦闘機……機体照合、VPPS-01P……間に合ったか!』

『ずいぶん楽しそうなことになってんじゃないの!!』


……
…………

――戦闘宙域

麗奈「アンタたち、そんなカスみたいな戦力でよくやったわね! たまには褒めてアゲル!」

蘭子『う、うわあ……最強の小悪魔……』

麗奈「ちょっと、誰が小悪魔だって!?」

蘭子『ヒィッ!?』

P『小関中佐か……間に合わないものかと思っていたぞ』

麗奈「アンタの上官がこんな面白そうなイベントに遅れるなんてあるわけないでしょ!!」

P『まあ、それもそうか。というか、ヴァリアントに乗ってそのまま来たのか?』

麗奈「レイナサマをナメんじゃないわよ! 途中までシャトルで来てその後はコイツで長距離航行よ!」

麗奈「もうこんなもんいらないわね。長距離航行用大型ブースターはパージ! ブースターパックも解除!」ガションッ! ガションッ!!

麗奈「そこで遊んでる全友軍機! アンタたちあと少しだけ踏ん張りなさい!」

早苗『うぇっ、宙域通信……』

麗奈「そこの手間の掛かるバカ、ホントはアタシがコイツで遊びたいんだけど晶葉がアンタの戦闘データ欲しがってんのよ!」

P『乗り換えか? しかしこの状況だと乗り換えなんてとてもじゃないが無理だぞ』

麗奈「無理でも何でもやる! ほら、早くこっち下がってきなさい!」

愛梨『ちょっと待ってください! ブリッジ、ECMを!』

操舵士『ECM? どうして……』

愛梨『早く! ローカルにあるECMツールで発信してください! 少佐はいま来た人のところに急いでくださいっ!』

麗奈「ちょっと、このレイナサマに向かって随分失礼なヤツね!」

P『大尉、しかし……』

麗奈「ちょっと、どうでもいいから早くしなさい!」

操舵士『このツール……ECM発信!』


蜂「……」ブブブ……

蜂「……」ブブブ……

蜂「……」ブブブ……

蜂「……」ブブブ……


P『なんだ? 蜂の挙動が……』 

愛梨『少佐、早くいってくださいっ!』

P『……了解した』


……
…………

――戦闘宙域後方

パシュンッ!

P「中佐!」

パシュンッ!

麗奈「遅い! ワイヤー出しなさい!」

P「分かっている。ワイヤー射出!」パシュッ

麗奈「ってアンタ、通常パイロットスーツじゃないの。それじゃ性能テストできないじゃない」

P「システムを使わなければいい話だ。通常兵装ならシステムが無くても使える」

麗奈「っとに……ていうかアレね、移動中に使ったけどこのシステムやっぱり面白いわ」

P「ヴァリアントで変なことしなかっただろうな……」

麗奈「上官に対して失礼なヤツねホント……何もしてないわよ! ほら、早く乗った乗った! レイナサマはこのダサいMkⅤで遊んでるから」パシュンッ!

P「大尉たちを頼む」パシュンッ!

ピピピッ!

麗奈『ああ、あのヴァルキュリア?」

P「出向先の部下たちだ」

麗奈『ま、適当にやっとくわ。先行くわよ』

P「ああ……システム起動確認よし、機体チェック完了」ピッ、ピッ、ピッ!

P「俺たちも行くぞ、ヴァリアント!」ギュオオオオオ!!

ドシュウウウウウウン!!!!

……
…………

次スレ
【安価】奈緒「つ、ついにあたしもエロゲーをプレイするぞ……」【R18】4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1465317885/)

というわけで、次回から次スレでやります。開始が遅かったので予定していた部分まで到達できませんでした。
次回辺りで終わらせます。本日もお付き合い頂きありがとうございました。

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