ウルティメイトゼロ「よっし！着いたぜ！」

ジード（プリミティブ）「ここが光の国・・・」

ゼロ「おうよ！すげー所だろ！」

ジード「うん、連れてきてくれてありがとう・・・ゼロ」

ゼロ「おうよ！」

ジード「ライハ達にも見せたかったな・・・」

ゼロ「ウルトラの星のエネルギーは地球人には危険だからな・・・しょーがねーよ」

ゼロ「ま、土産話でもたっぷり聞かせてやれよ」

ジード「うん、そうだね」

ゼロ「それじゃ行くか」

～ウルトラタワー前～

ゼロ「確かここで待ち合わせだったな・・・」

ジード「何だか緊張するな・・・あ！」




ウルトラの父「よく来た、若き戦士よ」

ジード「あなたは・・・」

父「また会えたなジード、私はケン、皆はウルトラの父と呼ぶがね」

ジード「ご、ご無沙汰してます・・・」

ウルトラの母「貴方がジードですね、我々は貴方を歓迎しますよ」

ジード「あ、えっと・・・」

母「マリー、またの名をウルトラの母」

母「あのベリアルに息子とは・・・感慨深いものですね」

ジード「は、はぁ・・・」

ゼロ「ま、しんみりする話はそのくらいにして、あっち見てみな」

ジード「え・・・あ！」




ウルトラ兄弟「シュワッ！」

僕の目の前には、カプセルとして僕に力をくれた・・・

ウルトラ兄弟が、立っていた

ゾフィー「お初にお目にかかるな、ウルトラマンジード、私が宇宙警備隊隊長のゾフィーだ」

ジード「あ、初めまして、ゼロから話は聞いています」

ゾフィー「そうか」

ジード「えっと・・・ミスターファイヤーヘッドさん？」

ゾフィー「！」ﾋﾟｸ

ゾフィー「き、君・・・それをどこで・・・」

ジード「いやゼロが言ってたんですけど・・・昔怪獣と戦って火をつけられたとか・・・」

ゾフィー「ゼロ・・・」

ゼロ「ん？ああ簡単に紹介するなら印象的なエピソード語った方がいいと思ってな！何か間違ってたか？」

ゾフィー「・・・・・」

ゾフィー「オホン、我々ウルトラマンは神ではない、勝てない戦いもある」

ジード「はぁ・・・」

ゾフィー「だが、そこから学び、次に繋げることが大事なんじゃないか？」

ゾフィー「生きている限り、希望はあるのだからな」

ジード「はい！そうですよね！」

ゼロ（あ、上手くまとめたな）

ウルトラマン「私は・・・そうだな、ウルトラマンと呼んでもらって構わない」

ジード「ウルトラマン・・・あなたが」

ゼロ「俺達と地球人との絆はこの人から始まったといっても過言じゃないんだぜ！」

ジード「そうだったんですか・・・」

ウルトラマン「その時の事は今でも覚えているよ、地球人達と肩を並べて戦った、あの日々を・・・」

ジード（何か、貫禄感じるなぁ・・・）

ゼロ（本当はこの人がミスって地球人死なせたことが始まりだったんだが・・・言わない方がいいよな）

セブン「私はウルトラセブン、息子が世話になったな」

ジード「え、息子って・・・」

ゼロ「ああ、俺の親父だ！」

ジード「え、ゼロのお父さん！？」

セブン「ああ」

ジード「いえいえ・・・僕の方こそゼロには色々お世話に・・・」

ゼロ「そうだぜ親父！新たな力も手に入れたしな！」

セブン「ああ、あのビヨンドとかいう奴か、お前はまだ成長するのか・・・それに」

ゼロ「それに？」








セブン「サラリーマンって大変だろ？」

ゼロ「・・・ああ、身に染みてわかったよ」

ジャック「俺はジャック、帰ってきたウルトラマン、新マン、帰りマン、ウルトラマンⅡ世とも呼ばれている」

ジード（あだ名多っ！）

ジャック「今はジャックで通っているがな」

ジード「えーっと確かあなたは・・・ブレスレットが本体さん？」

ジャック「・・・・・」

ジャック「ゼロ・・・お前とはハリケーンスラッシュした仲だと思ってたのに・・・」

ゼロ「いやいや褒めてるんだって、ブレスレットでバラバラ再生とか惑星破壊とかアンタにしかできない事だって」

ジード（それは普通に凄い・・・）

ジャック「・・・だが、最後に頼れるのは自分の力だ、それを忘れるなよ」

ジード「はい」

ゼロ（師匠みたいな事言ってやがる・・・まぁこの人も最初は負けっぱなしだったり1度人間に愛想つかしたりで苦労してるからなぁ・・・）

エース「俺はウルトラマンエースだ！」

ジード「えっと・・・ギロチン王子さんですか？」

エース「・・・否定はできないな、とろでお前に仲間はいるか？」

ジード「は、はい！」

エース「そうか・・・」

エース「なら、その仲間達を大切にな」

ジード「はぁ・・・」

エース「例えその気持ちが、何百回裏切られようとも」

ジード（何でこんな遠い目をしてるんだこの人・・・）

ゼロ（この人仲間から疑われに疑われたからな～）

タロウ「私はウルトラマンタロウ、宇宙警備隊の教官をしている」

ジード「先生？」

ゼロ「最近ではギンガってウルトラマンを鍛え上げたんだぜ！」

ジード「ギンガって、ゼロビヨンドのカプセルの１つだよね？」

ゼロ「おう！」

タロウ「当時の私は無力だった・・・だから彼に頼らざるを得なかったのだ」

ジード「そうだったんですか・・・」

タロウ「そんな彼も成長し、新たな仲間を得、こうやって後進に繋いでくれた、喜ばしい限りだ」

ジード「いい話ですね」

ゼロ（危うくギンガ差し置いてラスボス倒しそうだったけどな）

レオ「相変わらずだな、ゼロ」

ゼロ「師匠！」

ジード「師匠？」

ゼロ「ああ、俺に色々教えてくれた・・・」

レオ「レオだ」

アストラ「僕は弟のアストラです」

ゼロ「思い出すぜ、あの厳しい修行の日々を・・・」

レオ「あんな物、俺がセブン兄さんに与えられた物に比べれば・・・」

ジード（セブンって、ゼロのお父さん・・・中々複雑な関係なんだな、だからソリッドバーニングが・・・）





レオ「ジープはマジ勘弁してほしかった・・・」

セブン「・・・・・」

メビウス「僕はウルトラマンメビウスです！よろしくお願いします！」

ジード「こちらこそよろしく、後は・・・」

ヒカリ「君がジードか、俺はヒカリ、ウルトラカプセルの開発者だ」

ジード「あなたが・・・」

ヒカリ「君のおかげでまた地球を守る事ができた、礼を言う」