クー子「・・・少年、今日は挿れたまま抱き合って寝よ?」 (166)

はい

水樹奈々「今日は一緒の布団で寝たいの…//」

俺「俺も…奈々ちゃんに甘えて眠りたい!」

奈々「ふふっ…じゃあこっち来て」

俺「奈々っ!」ギュッ

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      l: :/: : : : ハハ:i: :i : :{=示テrテ= ハ: : i =云r=テ= 7:ゝ: : ハj } ヽ: : : : : : :ハ  
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 {: : : : : ハ{     {  丶   { {.{rr{       j_rrrr{.|    /   /         }: : : : : : / }.:}

クー「だめ?」

真尋「僕がフォークを出す前に早く上からどけ、いーますぐにだ」

クー「・・・くすん。最近寒いからいいかなって思ってたのに」

真尋「むしろ暑い・・・熱いだろ」

クー「いけず」イソイソ

クー「くしゅんっ」

真尋「・・・」

真尋「クトゥグアも寒いって感じるのか?」

クー「分からない、初めての感覚。でも身体中ぞわぞわして不安になる」

真尋「ふーん?どれ・・・」

ジュウアア

真尋「別に特に熱があるわけでもないんだな、いつも通りあっつ・・・っ!!!!?!!!」

クー「・・・ごめんなさい、一人で寝る」

真尋「・・・待てよクー子」クイ

クー「?」

真尋「よく分かんないけど不安なんだろ?じゃあ・・・えっと、だな・・・・・・今日だけ許してやる」

クー「いいの?」ハァハァ

真尋「そっち方向な事をしたら即刻蹴り出す」

クー「・・・いけず」

クー「・・・」

真尋「あ、あんまりくっつくなよ・・・」

クー「少年、弱った女の子を布団に入れてそれはない。積極的にくっつくべき」

真尋「・・・お前ほんとは元気だろ?」

クー「・・・」フルフル

真尋「嘘じゃないな?」

クー「うん、少年とくっつくとぞわぞわがなくなる」

真尋「・・・そうかよ、なら早く寝ろ」プイ

クー「顔、赤い。少年も寒い?」ズイ

真尋「・・・っ」ギクッ

真尋「あ、熱いんだよ!お前がくっつくから・・・!」

クー「照れなくて、いい。最終的には私はニャル子一筋、少年は私を気持ち良くさせるペットにしてあげるつもりだから」

真尋「ペットかよ!そこはお前もう少し・・・っ」クルッ

クー「少年」

真尋「・・・な、なんだよ」


チュウ


真尋「!?!!!?!?!!!!」

クー「・・・おやすみ」

真尋「いや、待て、ちょっとクー子・・・っ!?」

クー「・・・すぅ」

真尋「早っ!?」

クー「・・・」

真尋「おい、クー子・・・?」

クー「・・・・・・なに?」モゾモゾ

真尋「あのさ、お前も女の子なんだからさ。こういうのは好きな奴・・・に、ニャル子とかにしたほうがいいからな・・・」

クー「・・・ごめんなさい」

クー「でも、少年以外にはしない。絶対」

真尋「・・・う」

クー「嫌だった・・・?」シュン

真尋「ぐ・・・・・・っ」

寝る

クー「・・・少年?」

真尋「なあ、クー子」

クー「?」

真尋「僕がさ、例えばの話だ」

クー「うん」

真尋「お前の事を好きだったって言ったらどうする?」

クー「・・・え」

真尋「・・・だからさ、からかうのは止めてくれって言ったら、どうする」

真尋「辛いんだ、お前は僕の事を好きでも、
ペットとしか、思ってないんだろう?」

クー「え、えと、あの・・・」

真尋「・・・なぁクー子」ガシ

クー「ひうっ」ビクッ

真尋「・・・・・・」

クー「えと。少年、怖い・・・・・・よ・・・・・・」

真尋「最初はクー子が誘ったんだぞ?」

クー「や、だ・・・」グイ

真尋「具合悪いの、本当なんだな。全然力もないし熱くなくなってきた。クトゥグアはみんなそうなのか?」

クー「やだぁ・・・・・・」ポロポロ

真尋「・・・」

真尋「・・・ごめん」スッ

クー「ひっく、ぐす」

真尋「・・・冗談、だよ。ごめんなクー子」ナデナデ

クー「ごめ・・・ん・・・・・・なさい」ポロポロ

真尋「冗談だって。悪かったよ」

クー「・・・ぐす」

真尋「もう寝よう、具合、悪いんだろ」

クー「・・・・・・・・・」

真尋「おやすみクー子」

クー「少・・・・・・・・・年・・・・・・・・・」





真尋「・・・おやすみ」

ニャル子「おっはようございますぅ!真尋さんっ」

真尋「おはようさん」

ニャル子「あれあれ!どうしましたぁ?遂に私にドキがムネムネしてしまったのですか?受け入れ体制万全になりました?ぐへへ、身体は正直ですねえもうお主の秘密の花園はぐしょぐ」

ザック

ニャル子「ののわーーーー!!!!!」ゴロンゴロン

真尋「調子に乗るな」

クー「・・・・・・」

ニャル子「まひろさぁぁん・・・・・・」シクシク

ニャル子「・・・でどうしたんですこのなんともいえない居心地の悪い空気は。珍しく喧嘩ですか?」

クー「なんでもない、気のせい」

ニャル子「あんたには聞いてねーですよ!私は愛しのマイダーリンに聞いてるんですー」

真尋「クー子の言うとおり気のせいだよ。ほら朝ご飯にしよう僕はこのあと余市と宿題を片付ける約束をしてるんだ」

ニャル子「クー子の肩を持つんですか!?真尋さんっ!?」

真尋「うるさいうるさい。ほら席に着け、それとも朝ご飯抜きにするぞ」

ニャル子「おらクー子!じっとしてないで早く座るんですよ!」

クー子「ニャル子、痛い・・・」

真尋「・・・」カチャカチャ

ニャル子「真尋さん?」

真尋「ん?」

ニャル子「私とクー子の朝ご飯の差激しすぎませんか?」

真尋「そうか?普通だろう」

ニャル子「おかしいですよ!?クー子の皿にはハムエッグ!私の皿にはエッグのみです!断固抗議します!ハムを要求しますっ!」バン

真尋「ハムが無くなったんだ、ごめん。それに、クー子は昨日具合悪かったからさ、栄養つけてもらおうと思って」

ニャル子「まぁ、いいですけど・・・」

クー「ニャル子、ハム、あげる」

ニャル子「え?ほんとですか?」

クー「うん・・・まだ少し食欲ない」

ワーイヤッターアリガトウゴザイマス
クスン、タマゴマデトラレタ

真尋「・・・」ズズ

ジャーカチャカチャ

クー「少年」

真尋「ん!どうしたクー子」

クー「・・・ニャル子の事、冷たくするのやめて」

真尋「・・・・・・してないだろ」

クー「してた、いつもならどんなにいやな事があってもご飯はちゃんとしてた」

真尋「たまたまだよ」

クー「・・・ハム、まだあるよ?」

真尋「そろそろ行かなきゃな」

クー「少年・・・っ!」

真尋「・・・なんだよ」

クー「昨日の事・・・冗談じゃなかった」

真尋「そうだよ、僕はクー子、お前が好きだ」

クー「・・・」

真尋「もう我慢も疲れたよ、だから僕は僕に正直になる」

クー「だからってニャル子を巻き込まないで」

真尋「ニャル子は邪魔じゃないか」

クー「・・・え」

真尋「あいつがいる限りクー子は僕に振り向いてくれないだろ?クー子は、ニャル子が、好きなんだから」

クー「ニャル子を泣かせたらいくら少年でも・・・っ」ゴウッ

ピュンッ ザック

クー「うっ・・・あ・・・?」

ザクザク

クー「い、た・・・っ!」ポロポロ

真尋「クー子、家が燃えるだろ」

真尋「燃えたら何も残らないじゃないか」

クー「少年・・・怒ってるなら謝る・・・。私を好きにしてもいい、だから・・・だからこんなことはやめて」

真尋「・・・そっか、じゃあ・・・」

真尋「少し大人しくしておいてくれる?」

ザク

クー「・・・んぅ」パチ

クー(ここは・・・どこ?・・・)

クー「・・・」ムクッ


ガチャ


クー「・・・鎖?少年のせい・・・?こんなもので・・・」ゴウッ

クー「・・・・・・ど、どうして」

真尋「おはようクー子」

クー「っ!?」

クー「少年・・・」

真尋「ん?ニャル子達なら今頃外だよ。まぁもう関係ないけどね」

クー「・・・え?」

真尋「ほら」カシャン

クー「・・・ダイヤル!?まさか」

真尋「ニャル子ならどうにかして出てこれるんだろうけど、まぁ時間が稼げればそれでいいんだ」

スッ

真尋「クー子が僕を好きになるまで時間を稼げればいい」クィ

クー「っ」

チュウ

今度こそ寝る落とせ

クー「ん・・・」

真尋「・・・あれ?もっと抵抗するかと思ったんだけど」

クー「少年には失望した、もう何の感情もない。ニャル子が無事ならそれでいい」

真尋「嫌なら僕を丸焦げにして逃げてしまえばいいさ」

クー「・・・それはしない」

真尋「どうして?」

クー「・・・約束は守る」

真尋「・・・そうかよ、じゃあもう何も言わない」

クー「うん」

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