玄「おもちメイドカフェへようこそ!ですのだ!!」【安価】 (722)




 ガヤガヤガヤ  ザワザワザワ・・・  キャッキャッキャッ♪  ワイワイワイガヤガヤガヤガヤ・・・・・


清澄高校の体育館内は、大勢の人々でゴッタ返していた。

そう… 皆、「全国-saki-おもちコンテスト本選」の開催を今か今かと待っている観客たちである…


まこ「お、おいおい久… 立ち見の人が出とるぞ? パイプ椅子もっと出せんのか?」

久「えぇ? 昨日学生議会のみんなで手分けして、300席も用意したのよ? なんで足りなくなるのよぉ…」

京太郎「本選出場者36人と、その応援とか付き添い・・・以外にも、なんか部外者みたいな人たちがメチャクチャいるな… なんでだ?」

和「どうも玄さんがネットでこのイベントの宣伝をしたようですね。 『モチコン』のHPを作ってわざわざ観客を募ったみたいですよ」

優希「全国からおもちスキーの紳士淑女が集まってるわけだじぇ…」


咲「いよいよですね… でも、染谷先輩は、この一週間モチコンの準備で本当に大変でしたね」

まこ「そうじゃのう… なんとか間に合って良かったわい」

久「何しろ雀荘の“roof-top”を、雀卓を撤去して、モチコン用に完全にメイドカフェ仕様に改装したんだもんね。 それにしてもまこ… 最初はあんなにこのモチコン開催に反対してたのに、文句ひとつ言わず松実さんと一緒に準備を頑張ってくれたわよね」

まこ「ん… まあ、あの松実さんがあんまり一生懸命なもんでのう… こっちもその熱意にあてられてもうたっちゅうか…」

まこ「松実さんはとにかく純粋なんじゃ。 最初はほんまにワケの分からん人やと思うたが、あの人に悪意はまったく無い… ただ人の胸、おもちに対する愛と、そのすばらしさを皆に伝えたいっちゅう前向きな思いで動いとるんじゃ」

まこ「そんな姿を見とると… まあ、実はわしはおもちコンテストなんて下らんことやと今でも思うちょるんだが・・・この人の思いを完遂させてあげたいって気になってくるんじゃな… 不思議な人じゃほんまに」

和「分かります。 玄さんはちょっと異常なところもありますけど、本当に素直であったかい人なんです。 きっと、ミスコンで準グランプリに輝いたのも、そんな玄さんの心も評価されたからだと思います」

久「そうね。 それに見かけによらず凄まじい精神パワーの持ち主よね… 結局この本選の企画立案も一人で殆ど全部やってくれちゃったし…」

和「玄さんは昔から胸のことになると何かに取り憑かれたようになるんですよ…」

咲「おもちのことになるとものすごく饒舌になるしね。 ・・・あ、噂をすれば… 始まるみたいですよ」


玄「………」トコトコトコ


マイクを持ち、一人で体育館の舞台へと階段を登っていく玄… その目には、なぜか、うっすらと涙がにじんでいた。


玄(・・・あぁ・・ お母さん… 私、やっと、ついにここまで来たよ…!)

玄(私がまだ小さいとき… ドラの大切さを教えてくれたお母さんは… 私に、おもちがどれだけ素晴らしいものであるかも、身をもって伝えてくれた…)

玄(お母さん、私は…! このモチコンを、天国にいるお母さんに捧げるよ! よし、じゃあ・・・)キッ


玄『えー本日はおもち日和ー…本日はおもち日和…』テステス

玄『皆さん! 本日はお集まりいただきありがとうございます! これより・・・』


玄『「全国-saki-おもちコンテスト本選」を開催いたしますっ!!』カッ!



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1465640403


・1作目→和「咲-saki-で一番の美少女は誰か…ですか?」久「そうよ」【安価】
        和「咲-saki-で一番の美少女は誰か…ですか?」久「そうよ」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462790239/)
・2作目→恒子「全国咲-saki-美少女コンテストだアァーッ!」健夜「えっ?」
        恒子「全国咲-saki-美少女コンテストだアァーッ!」健夜「えっ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463046938/)
・3作目→恒子・健夜「全国咲-saki-美少女コンテストですっ!!」(完結編)
     恒子・健夜「全国咲-saki-美少女コンテストですっ!!」(完結編) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463230996/)

・4作目(前スレ)→久「全国咲-saki-おもちコンテスト(予選)よ!」玄「おまかせあれっ!!」【安価】

・3作目(ミスコン)の最後に、久が提案した「全国咲-saki-おもちコンテスト」を実際にやってしまおうというSSです。

・このスレではモチコン本選一回戦(準々決勝)の様子が書かれていきます。

・多分、わりとガチというか本格的というか、変な方向にリキの入ったおもちSSです。

・ミスコンの時と大体同じ流れで、安価による投票によって話が進んでいきます。


玄「ご意見、ご感想等歓迎しますが、特定のおもちを厳しくdisることだけはご遠慮下さい!」


<本日のタイムテーブル>

・ID出し→20:30~21:00(「チェック」か「エントリ」とレスすれば完了です。 投票直前にIDが変わっていないかを確認する場合は、「確認」とレスすることでチェックして下さい)

・準々決勝第一回目投票(巨乳部門)→21:00~21:05

本日の投票は一回だけです。準々決勝は全部で6回投票がありますが、2回目~6回目はまた明日以降となります。


◎前スレの予選を通過した本選出場者一覧↓

<北海道・東北ブロック> 
真屋由暉子   臼沢塞     獅子原爽

<東京ブロック>
渋谷尭深    弘世菫     宮永照

<長野北部ブロック>
妹尾佳織    龍門渕透華   天江衣

<長野南部ブロック>
原村和     竹井久     片岡優希

<奈良ブロック>
松実玄     新子憧     鷺森灼

<大阪ブロック>   
愛宕絹恵    園城寺怜    真瀬由子

<九州ブロック>
石戸霞     鶴田姫子    白水哩

<その他ブロック>
森垣友香    佐々野いちご  対木もこ

<大人ブロック>
瑞原はやり(28) 赤土晴絵    野依理沙

<シノハユブロック>
瑞原美月    瑞原はやり(12) 白築慕

<敗者復活枠東日本ブロック>
戒能良子    桧森誓子    エイスリン・ウィッシュアート

<敗者復活枠西日本ブロック結果>
松実宥     狩宿巴     薄墨初美

以上36名



 ワ――ッ! ワァ―――ッッ!!  ピ――ッ! ピィ―――ッ!!  ヒュ――ッ! ヒュ―――ッ!!  クロチャ――ンッ! ガンバレェ――ッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・ 

玄『ぬはははw/// どうも、どうも、ご声援と拍手ありがとうごさいます!』

玄『それでは! このモチコンの本選の流れについて説明しまーす♪』

玄『えーっと、まず最初にお伝えしなくてはいけないことは、この本選は、全部で「3回」行うということです!』

玄『1回目は、団体戦と個人戦がミックスされたかなり“運”の要素もからんでくる方式です。 おもちとは別の要素も加わったショー形式の闘いですので、これは「バラエティ部門」と名付けます』

玄『そして2回目は個人戦のみ、前にやったミスコンの時と大体同じ流れで行われます。 これについては、皆さん「パーソナル部門」という名前で覚えてください!』

玄『3回目は団体戦のみ。 予選で決めた“本選出場者”の枠を取っ払い、改めてすべての人が参加できる形でドラフトを行い、1チーム5人のおもチームを3~6チームほど編成・・・ そして団体戦の優勝チームのMVPがグランプリになるという形で行います! これについては「ドラフト部門」という名前で呼ぼうと思います』

玄『つまり3回「咲-saki-おもちグランプリ」が決定されるわけです! 3人のグランプリが誕生する可能性もありますし、ひとつのおもちがすべてのタイトルを独占して3冠王となるかもしれません!』


 ザワザワザワッ サ、サンカイモヤルノ・・・? スゲエナガチョウバダナ・・・ ザワザワガヤガヤ・・・


久「・・・さ、三回やる…? ちょ、ちょっと、そんなこと聞いてないわよ?」

まこ「これはわしも初耳じゃな」

和「そんなに長くやって、出場者の人たちのモチベーションを最後まで維持できるんでしょうか…」

竹井「松実さんだけは最後までノリノリでしょうけど… 大丈夫なのかしらね?」


玄『ん…? なんですか、皆さん何を怪訝な顔をしているんですか?』

玄『長丁場って… 何を言ってるんですか。 むしろこれだけじゃ足りないくらいですよ! “おもち”という神の芸術品を探求するためにはね…』

玄『ふふっ、では! 本選の1回目、バラエティ部門についてですが…』

玄『これは全部で3日間かけて行います。 あ、これは咲-saki-世界での時間のことですのだ』

玄『初日・・・つまり今日は、本選の一回戦(準々決勝)だけ、それだけを行って終わりとなります。 36名のうち、準決勝に行けるのは12名だけだよ!』

玄『そして明日、二日目に準決勝・・・ これも今は言えませんが、特殊な場所でおもちバトルをしてもらいます。 ここでもまた全体の3分の2が脱落し、決勝のファイナルステージに立てるのはわずか4名だけ!』

玄『三日目の決勝もちょっと特殊な場所で行われ、そこでバラエティ部門のグランプリを決定します』

玄『そして四日目にパーソナル部門、五日目にドラフト部門を行って、モチコンはそのすべてのバトルを終える、という形になります』


玄『ではでは今日の準々決勝について詳しく話していきますが…』

玄『コンテストを行う場所はここではありません。 こちらで行うのです!』バッ!


 一同「「「「「「「「!!!!????」」」」」」」」


玄が後ろを振り返ると・・・ 備え付けの巨大モニターに、何やら店の看板と・・・雀荘らしき場所が映し出された。


玄『これは、ここからすぐ近くの染谷さんのご実家、「roof-top」という雀荘なんですが、今はこのモチコン用に店内をメイドカフェ風に改装してあります』

玄『むふふ… つまり、準々決勝は・・・・・』


玄『名付けて「開店! おもちメイドカフェ売り上げ勝負!!」ですのだ!!』クワッ!


 メ、メイド・・・? ドウイウコッチャ オモチトドウカンケイアンネン


玄『皆さん! ただのメイドカフェではありません! 「おもちメイドカフェ」・・・ おもちを前面に押し出したまったく新しいコンセプト・メイドカフェなのです!』

玄『驚く無かれ、本選出場者の方々には、ここでおもちメイドとして“働いて”もらい… その実績によって、準決勝へいけるかどうかが審査されるわけです!』

玄『もちろん、皆さんは接客の経験など無い方がほとんどでしょうから、このあと、出場者の36名の方はみんなroof-topに移動して、メイドの研修を受けてもらいます』

玄『接客指導は、roof-topの染谷まこさんと旅館の看板娘である私がしてあげますので、ご安心あれ♪ 3時間くらいみっちり指導して、私が接客のイロハを皆さんに叩き込んであげますからっ!』

玄『そして、ちょっとややこしいのですが、これは“団体戦”です。 予選で選ばれた各地域ブロックの3人ずつがそれぞれ1つのチームということです。 つまり全部で12チーム・・・ このうち準決勝に行けるのは3分の1、つまり4チームだけです!』

玄『団体戦ですから、チームのうち一人がどれだけ良い成績を出しても、残りの二人がヘナチョコな結果だったら、準決勝には行けないわけです。 ですから、チームメイト全員が一致団結して協力し合って闘わなくてはいけないということを、肝に銘じておいて下さい!』


玄『えーっと、こんな風に口だけで説明してもイメージが湧きにくいと思いますので、ちょっと表で示しますね。 こんなカンジです』ポチットナ


<前半>
 
「巨乳タイム」 真屋由暉子   渋谷尭深    妹尾佳織    原村和     松実玄     愛宕絹恵

「適乳タイム」 臼沢塞     弘世菫     龍門渕透華   竹井久     新子憧     園城寺怜

「微乳タイム」 獅子原爽    宮永照     天江衣     片岡優希    鷺森灼     真瀬由子

<後半>

「巨乳タイム」 石戸霞     森垣友香    瑞原はやり(28) 瑞原美月    戒能良子    松実宥
 
「適乳タイム」 鶴田姫子    佐々野いちご  赤土晴絵    瑞原はやり(12) 桧森誓子    狩宿巴

「微乳タイム」 白水哩     対木もこ    野依理沙    白築慕     エイスリン・  薄墨初美
                                       ウィッシュアート 


玄『これがつまり、おもちメイドたちのシフト表ということなのです』

玄『シフトはまず前半と後半に分かれており、それぞれが巨乳・適乳・微乳の3タイムに分かれています』

玄『店には常時6名のおもちメイドがいますが、「巨乳タイム」には巨乳のメイドしか、「微乳タイム」には微乳のメイドしかいないわけです!』

玄『ちなみに前半は全て女子高生だけでシフトが組まれており、後半は大人や小さい子どももメイドとして登場するちょっとカオスな雰囲気で組んでいます』


 胡桃「ふうん… なるほどね。 縦の3人が各地域のブロックで… これが“チーム”ってことなんだね」

 塞「そうね。 横並びの6人で一緒に接客をするわけだけど、それはチームではなく、どちらかといえばライバル・・・出し抜かなくてはいけない敵なわけね」

 エイスリン「・・・???」

 塞「あ、えーっとね… エイスリンは敗者復活枠だから、私と一緒じゃないのよね… 戒能プロと有珠山の桧森誓子さんがエイスリンのチームメイトだから、彼女たちと協力して、他の5つのブロックより良い成績をあげなくちゃいけないわけよ」 

 塞「でもやっぱりいまいちイメージしにくいわね… ちょっと、すいません、松実さん!」スッ


玄『ん? なんですか、臼沢さん?』

塞「質問なんですけど、要は、縦の3人の成績の合計が、6チームの中で最も高いか、2番目に高ければ、そのチームは準決勝に行けるっていうわけですよね?」

玄『察しがいいですね! その通りですのだ♪』

塞「でも、個人個人の成績っていうのは、一体どうやって決まるんですか? 売り上げって言ってたけど、オーダーの注文は個人個人に加算されるモノじゃないですよね?」

怜「せや。 うちもそれ疑問に思っとったんや。 客が何か注文しても、その売り上げ金は店全体のモノで、個人のモノにはならんやろ?」

玄『ふふ… よく聞いてくれました! 実はですね、審査の対象となるのは、オーダー注文による売り上げ金ではないのです。 それぞれのおもちメイドへの「チップ」によって、それぞれの成績が決まるのです!』

怜「チップ…?」


玄『そうです! おもちメイドカフェに来店されたお客様は皆、お店を出るときに、一定の金額の「チップ」をメイドに払わなくてはいけないのです』

玄『具体的には、レジの横に、6つの封筒の置かれた台があって、そこに、会計時にチップを入れなくてはいけないのです』

玄『お客様たちは、6人のおもちメイドをよく吟味し、「おもち」と「接客」の2点において審査してくれます。 そして、より高い審査結果の出たメイドに、より多くのチップを入れてくれるわけです』

怜「ああ、ははあ、なるほどなぁ…」

玄『お分かりいただけましたか? あ、それと、もう1つ言っておきますが…』

玄『それぞれのタイムに一人ずつ、つまり全部で6人の「VIP」が来店することになっています。 彼女らは、「おもち」審査のスペシャリスト・・・
超一流のオモチストなのです!』

塞「オ、オモチスト…?」

怜(…膝枕ソムリエのおもちバージョンみたいなもんやろか)

玄『ふふ、そう… しかも、「巨乳タイム」であれば巨乳フェチの、「微乳タイム」であれば微乳フェチのVIPが来て、皆さんの接客とおもちをじっくり審査してくれます』

玄『彼女らはあの「S.S.O.J.」の幹部であり、専門の資格を持ったおもち鑑定士たちだから、このVIPにどう審査されるかが、成績向上の鍵になるだろうね…』ムフフフ・・・


 揺杏「えすえすおーじぇー…? なんだそりゃ、あいつ一体何のことを言ってるんだ?」

 爽「なんだ揺杏お前、SSOJも知らねーのか?」

 揺杏「は?」

 爽「SSOJは、『the Society for the Spread of Omochi in Japan』の略・・・ 「日本おもち保存普及協会」のことだよ。 会員数数百万人を超える巨大なおもち組織だ。 松実はその組織の会長・・・つまりトップなんだよ」

 誓子「? ちょっと爽、あなたなんでそんなマニアックなこと知ってるの?」

 爽「ん? そりゃお前、私もその組織のかい・・・ あ、いや、なんでもない」ゲフンゲフン

ユキ「…?」


玄『それではこれより、私も含めた36名の本選出場者は「roof-top」へ移動し、研修を受けてもらいます』

玄『メイドなんかおもちと関係ないじゃないか! とお思いの方もいるかもしれませんが、おもちと“萌え”は、切っても切り離せない関係のものです』

玄『短い時間ではありますが、基本的な接客技術を身につけるとともに、自分独自の“メイド風おもちアピール”ができるように努力して下さい!』

玄『応援や観客の人たちは、こちらで待機で! おもちカフェが開店すれば、roof-top内の複数の店内カメラの映像をがこちらのモニターに映されますので、それを見て心の声援を送ってあげてくださいね!』

玄『では、参りましょう! 出場者の方々は私と染谷さんについてきて下さい!』







こうして… 約一名、奈良のH.A.さんなど、メイド服を着るのをかなり嫌がる出場者などもいたが… 無事研修は終了し、ついに「新装開店! おもちメイドカフェroof-top」は開店したのだった…

しかし、この変則的な団体戦は… このあと、ある意味「超一流のオモチスト6名VSおもち戦士36名」の闘い、という様相も呈していき… まったく思いもよらぬ事態を引き起こすことになるのを、この時はまだ誰も想像していなかった。







~「roof-top」店内・巨乳タイム~


トップバッターのメンバーであるユキ、尭深、佳織、和、玄、絹恵の巨乳おもち6人は、まこの用意した可愛らしいメイド服に身を包み、店内で接客に取り組んでいた。

とはいえ・・・


和「…染谷先輩… あの、こないだ咲さんと一緒にお手伝いに来たときより… お客さん少ないですね…」

まこ「ん? あぁ、あん時は繁忙期でちょうど忙しかったんじゃ。 それに、こんな田舎で突然メイドカフェなんぞ開店しても、そうそう客が集まるもんでもないじゃろ…」


メイドたちに、安心・・・というかやや拍子抜けの空気が流れ始めた時だった。


玄「……!」ピクッ

玄「ふふ… みんな、気を抜いちゃダメだよ… やっと、私の部下の一人・・・おもち協会から派遣された“VIP”がそろそろ来るよ…!」


玄がそう予言して、ものの1分も経たないうちに…



 ガチャッ カランカラン・・・


その女は姿を見せたのだった。



その・・・20代半ばと思われる黒髪の女は、リクルートスーツのようなシンプルな衣服をまとい… どこか少し威圧的で冷たい目で店内を見渡した。

彼女の名前は丹羽菜緒子… そう、咲-saki-15巻に突然出現したあの麻雀プロである。

瑞原はやり(28)や野依理沙と同学年であり、彼女たちと互角の雀力を有する、数少ない女子トッププロの一人…!


玄「お帰りなさいませ、お嬢様♪★」ニコッ

菜緒子「!? え、会長…? あ、会長も出場者でしたね…」

玄「菜緒子さん! ここでは私はおもちメイドのクロなんだよ! 審査よろしくお願いしますね!」ヒソヒソ


玄「ご案内します。 さ、どうぞこちらにお掛けください♪」

菜緒子「…ありがとうございます」スッ


かつては白築慕と激闘を演じたこともあり、淡々と冷徹で正確無比に和了を繰り返すことから「名古屋の冷血女王」の名で恐れられる彼女が、なぜこんな所に来ているのか…

それは、彼女が、紛れもなく重度の隠れ巨乳フェチであるからにほかならない。

そう、彼女の恋人であり同じく麻雀プロの高橋知代子… 室内では全裸がデフォの彼女の凄まじくすばらなおもちは、菜緒子のゴールドフィンガーによって育てあげられたのである。


菜緒子(本当に「お嬢様」とか呼ばれるんだ… この年になるとちょっとこそばゆいわね)

菜緒子(・・・落ち着いたお店ね。 西洋調のアンティーク家具に、ほのかな花の匂い・・・ このゆったりした音楽はディスクオルゴールかしら? メイドカフェってもっとうるさい感じの所かと思ったら、そうでもないのね)

菜緒子(さて… ここでの私の仕事は、6人いる巨乳メイドのおもちチェック…!)ギロッ!


ホラッ、ノドカチャンメニューモッテッテアゲテ  ア、アノヒトガオモチカンテイシノカタナンデスカ?  ソダヨー♪


菜緒子(松実会長は仕事慣れしてるわね。 そういえば旅館の娘だって聞いたことがある…)

菜緒子(おもちの大きさは、チョコと同じか、少し小さいくらいかしら…? でも、やや小柄で細身の体に対するバランスがとても良く、健康的な印象…)

菜緒子(さすがはおもちに対して誰よりも真摯な人のおもちね。 私が27年の人生の中で見てきた数万のおもちの中でも、5本の指には入りそう)

和「お嬢様、こちらがメニューでございます」スッ

菜緒子「あ、ありが ぶぉっ!!??」=3=3



菜緒子のまんまるに見開かれた両目は、磁石で吸い寄せられているかのように、のどっぱいへと釘付けになってピクリとも動かなかった。


和「…? どうかされましたか?」ポヨン

菜緒子「・・・・・ちょ・・ ちょっと、あなた・・・ え、えと、体を右にむけてみてくれる?」

和「? はい」クルッ タプンッ

菜緒子(ゆ、揺れた・・・ 今揺れたわ・・・! さ、最大震度6強・・・!!)ハアハア


菜緒子「あの、じゃ、じゃあ、今度は左・・・」

和「…はい」クルリ


菜緒子は、和にいろんな体勢をとらせては、のどっぱいを丹念に観察した。


菜緒子(す、すごいわコレ…! 横から見ても上から見ても下から見てもどこから見ても完璧に美しい… 文句の付け所がない…!)

菜緒子(なんておもちなの・・・! こんなおっぱいがこの世に存在したなんて・・・!!)ワナワナ


和「あの、お嬢様… ご注文を伺ってもよろしいですか?」

菜緒子「え? あ、はいはい… そ、そうね、じゃあ… この、“ハーベスト抹茶オーレ”と、オムライスでお願いします」

和「かしこまりました。 では、失礼いたします」クイッ


スカートの裾を両手で少し持ち上げ、軽く膝を折って会釈した和・・・

菜緒子は、その時また上下に揺れたおもちに合わせて、カクカクと自分の頭も上下に振っている自分自身に気がつかなかった。

万乳引力・・・ たとえ悟りを開いて解脱した聖人でも目を向けずにはいられない・・・ 和の神のおもちはそのくらいの力があったのである。


そして・・・


尭深「…お待たせいたしました。 こちらハーベスト抹茶オーレでございます」タユンッ♪

菜緒子「む?!」


尭深「……」ポヨヨン

菜緒子(こ、この眼鏡のコもすごい…! さっきのコとほとんど見劣りしない… まさに役満クラスの豊乳…!)

菜緒子(それにこの体全体から漂わせる和風のおしとやかな雰囲気が、さらにおもちを美しく引き立てる…)

菜緒子(まるでたわわに実った果実に、甘い蜜をかけてデコレーションするかのよう… すばらだわ…!)

尭深「…あ、お客様」スッ

菜緒子「え?」


尭深は菜緒子の足元に手を伸ばしながら、ゆっくりと上体を倒した。


菜緒子「!!?」


次の瞬間、菜緒子の視線は尭深のはち切れんばかりの胸の谷間へと吸い込まれていた。


菜緒子(・・・グランドキャニオン・・!!///)


尭深「・・・失礼いたしました。 お嬢様の足元にゴミが落ちていたものですから…」ニコッ

菜緒子「え、ええ、そう、ありがとう…///」


笑顔でペコリと一礼し、戻っていく尭深。


菜緒子(……)

菜緒子(レベル高い… やばいわ、ムラムラしてきた…)

菜緒子(っく… チョコが全裸でゴロゴロしてても、常に冷静を装える私が、女子高生のおもち程度でこんなに心を乱されるなんて…)


?「あ、うぅ、は、あん… はわわわわ…」ヨタヨタ


菜緒子(ん? 何かしらあのコ…)


佳織「あ、お、お嬢様! お待たせしました! えーっと、カオリのオリジナルドリンク・・・“パッションスーアンコー”です!」トンッ

菜緒子「え? 私、頼んでないわよ? 間違えてるんじゃないかしら」

佳織「へ?! あ、ご、ごめんなさい、失礼しました!!」バッ

 ビシャッ!!

佳織「きゃっ!?」

菜緒子「は?」


急いでグラスを持ち上げたため、自分の胸元に思いっきりドリンクをブッかけてしまった佳織…


佳織「ご、ごめんなさい! あ、あの、服、すぐ脱いで下さい! 風邪引いちゃいますっ!」ガシッ

菜緒子「は!? ちょっと! 私は大丈夫よ! 濡れてるのはあなたでしょ? 早く上脱ぎなさい!」

佳織「あ、そ、そうでした…! し、失礼します!!」バッ!

菜緒子「ぶぉぁっ!??」=3=3


なんと・・・ 佳織は菜緒子の目の前で、自分のメイド服のブラウスをまくり上げて脱ぎだしたのである…!


玄「ちょ!? 妹尾さん! 何やってるんですか! 裏に行って着替えてきて下さい!」

佳織「へ? あ、す、すみません!」テテテッ


玄に促されて厨房へと駆け込んでいった佳織・・・


菜緒子「……//////」ポー・・・


・・・しかし、佳織の反則級にすばらなシタチチは、菜緒子の心のファインダーにバッチリ写し取られていた。


菜緒子「……」スッ


指で自分の鼻の下をそっとぬぐってみた菜緒子…


菜緒子(…せ、セーフ… もう少しで鼻血が噴き出すとこだったわ… おもちテロよあんなの…)ハアハア


絹恵「お嬢様、お待たせしました、オムライスでございます」スッ

菜緒子「あ、ど、どうも・・・ って、え?」


うつむいていた菜緒子の目の前に置かれたオムライスは、なんとも奇妙な形をしていた。

ポコポコと皿の上に大きなお椀を裏返したようなオムライスが二つのっていたのである。

それはまるっこい黄色い山が並んでいるようにも見えた。


菜緒子(・・・えーっと、まさかこれ、もしかして・・)スッ

菜緒子「どひぃっ!?」


顔を上げた菜緒子の目に飛び込んできたモノ・・・ それは、おもちとおもちの間にケチャップのボトルを挟みこんでいる絹恵の姿であった。


絹恵「お嬢様、オムライスにお絵かきをさせて頂きたいのですが・・・ お名前をお伺いしてもよろしいですか?」ニコニコ

菜緒子「え、わ、私? な、菜緒子だけど?」ドキドキ

絹恵「ナオコ様ですね。 では・・・」スッ


菜緒子(…ちょ、これって、まさか…)


そのまさかだった… 


絹恵「・・・ん、んん、んんんんんうぅ~~~~~・・・・///」ヂュヂュヂュヂュヂュヂュウウウゥゥ~~~・・・

菜緒子「あ、あ、あ、ああぁ……!///」


絹恵は、ボトルを胸にはさんだまま注ぎ口を下に向け・・・ 横から両腕でおもちを圧迫することでケチャップを出して字を書き始めたのである…!


クイッ チョンッ♪


絹恵「できました! 完成です♪」


絹恵は最後に黄色い山の上にケチャップでTKBを描きこんだ。 

そして、その大きなふたつの山のふもとには、「“ナオコサマLOVE(ハート)”」と赤い文字で綺麗に書き込んであった…


菜緒子「う、ううぅ…」クラクラ


あまりの萌え萌えおもち攻撃の連打に、さすがに頭がクラクラしてきた菜緒子・・・

しかし、そんな菜緒子の脳味噌の神経を、ついにブチ切るようなジャイアント・インパクトが最後に待っていたのだった…


絹恵「それでは、最後にオムライスを美味しくするおまじないをかけますね♪」スッ

菜緒子「!!??」ギョッ


絹恵が体を横に動かし、その背後から現れた小柄な少女は・・・ 菜緒子の「美」に対する概念すら覆してしまうような、超絶摩訶不思議なカラダをしていた。


絹恵「じゃ、ユキさん、お願い」

ユキ「ハイ」スッ


絹恵の体にすっぽり隠れていてそこにいたことすら分からなかったその小柄な少女・・・

しかし・・・


菜緒子(で、で、ででで、デカい・・・!!)

菜緒子(なんておもちなの…! この背の高い眼鏡のコの爆裂おもちとほぼ同じ大きさ…!)

菜緒子(それでいて、この小学生並みの身長…!)

菜緒子(それなのに、全然このコ体は太くない…!)

菜緒子(なんてバランス・・・! こんな… こんなロリロリミラクルおっぱいなんて・・・ 頭に思い浮かべたことすらない・・・!)

菜緒子(こ、これは… まさに神が贈り賜うた人体の奇跡…!!)


しかし、それだけではなかったのだ。


ユキ「・・・」スウッ

菜緒子「!?」


ユキは、両手を胸の前にもってきて・・・指でハートの形を作った。

そして、そのハートをおもちの前で前後左右にかわいらしく振りながら、ニッコリ微笑んで、脳味噌をくすぐるような優しい声で魔法の言葉を唱えたのである…



ユキ「ねえねえ、おもちの神様、お願い聞いて?☆ もちもちキュンキュン♪ おいしくなぁ~れっ!☆」キュキュキュキュゥ~ンッ♪




菜緒子「」ブチッ






~会計~


 チャラッ チャラチャラチャラ・・・・

ユキ「はい、ちょうどお預かりします。 どうぞこちらへ♪」


 ガチャッ


ユキが出口の扉を開けると… 菜緒子はフラフラとおぼつかない足取りで外へと出た。


菜緒子「・・・あはっ、あはははへへへへ・・・・wwwww」フラフラ


6人「「「「「「行ってらっしゃいませ、お嬢様♪ またのお越しをおまちしております!!」」」」」」」


 
 バタンッ







和「鑑定士の方、帰られましたね…」

絹恵「でも、あんなフラフラになってもうて… ちゃんとチップ入れてくれたんかな?」

玄「どれどれ、ではお客さんもちょうど切れたとこですし… ちょっと中身を確認しますか…!w」スッ


6つの封筒を寄せて一箇所に重ねた玄・・・

中には、千円札が何枚か入っているようである・・・


玄「…むむっ、こ、これは……!」



玄『とゆうわけで、菜緒子さんの代わりにそれぞれの封筒にチップを入れてあげて下さい!♪』

玄『ルールは、まず、お一人様の所持金額は「5000円」で固定!』

玄『この5000円を、私たち6人に振り分ける形でお願いします』

玄『チップをあげられる人数は最大で3人まで! つまり5人に1000円ずつとかは無理で無効となります』

玄『また、振り分ける最小単位は1000円! つまり500円だけとかはダメですし、2700円とかもダメです』

玄『レスの仕方は、例えばこんなカンジ』

 3玄
 1尭深
 1和

玄『これなら、私に3000円、渋谷さんと和ちゃんにそれぞれ1000円ずつ、ということになります』

玄『その他、こんな投票の仕方も』

 5玄   2玄    4玄
      2ユキ   1佳織
      1絹恵

玄『この例ですと、左側のが私一人に5000円全部、 真ん中のは私に2000円、真屋さんに2000円、愛宕さんに1000円。 そして右側のは私に4000円、妹尾さんに1000円、ということになります!』

玄『投票人数が4人以上いたり、合計金額が5000円でない場合は無効となりますので、十分ご注意下さい!』

玄『お分かりいただけましたでしょーか! ややこしくて申し訳ありませんがよろしくお願いします!』

玄『それでは、もう始まってますが、20:30~21:00の間にID出しを行い、21:00ジャストからの5分間の間に投票(チップ振り分け)をして下さい。 よろしくおねがいしまーす♪』

玄『あ、あと、人気投票やミスコンではないことをお忘れなく! 「おもち」と「接客」をポイントとして審査し、チップを振り分けてくださいね!』

 
 和「玄さん、投票例、自分がいつも金額が一番上になってますが・・・」ジロッ

 玄「別に他意はありませんのだ」ニコニコ




玄「一つ言い忘れてました! チップの金額が“同額”になった場合ですが、準々決勝では予選と同じく基本“決選投票”は行いません。 『先にその金額になった方』を上と判断します」

3玄
1絹恵
1和

3たかみー
1和
1ユキ

>>62から>>87時間内有効
しばしお待ちを

全ての票が有効

<準々決勝第1回戦・巨乳部門結果>

1位 松実玄   42000円(奈良)
2位 真屋由暉子 29000円(北海道・東北)
3位 原村和   28000円(長野南部)
4位 渋谷尭深  16000円(東京)
5位 愛宕絹恵   8000円(大阪)
6位 妹尾佳織   7000円(長野北部)

※巨乳部門前半グループ、合計130000円獲得


玄「うわあぁすごいいっパイ入ってるよおぉ!ww」

絹恵「うち… あんま入っとらん… 8000円… あんな体張って頑張ったんに…」シュン

佳織「わ、やりました! 私7000円も入ってます。 失敗ばかりだったのに… こ、これもらっていいんでしょうか?」

絹恵「あんた前向きやな…」

ユキ(1位の松実さんとは差がついてしまったけど、2位… 一応合格ライン…)

和(く…! 3位では落ちてしまいますね… でも2位とはわずか1000円の差… あとは…部長と優希に託すしかありませんね)

尭深「…16000円… 何に使おうかな」

玄「えーっと、ひーふーみぃー・・・ 42000円もありますのだww むほほ…! これでニコンのデジカメが買えるよぉ…!」グフォフォフォフォ・・・

和「玄さん何言ってるんですか? これは個人のお金ではありませんよね。 『チーム』全体のお金ですよね?」

玄「あ、そ、そうでした… まだまだ、このあとの適乳と微乳の結果が出ないと、準決勝に行けるかどうかも分からないからね…」


玄(むふふ… とはいっても、私のあとには憧ちゃんと灼ちゃんが控えてますのだ。 これだけ差をつければほぼ磐石…!ww)

玄(…おっといけない! 私は運営サイドの人間なんですから、浮かれてばかりもいられませんね)

玄「皆さん、この結果はまだ先鋒戦が終わった状況と同じですのだ… 残り、中堅戦と大将戦が残ってるから、3位以下の人たちもまだまだチャンスがあるよっ!」

絹恵(そうか… でも2位の真屋に21000円差つけられとる… 残り、園城寺さんと真瀬先輩でこの差まくれるやろか? 21000言うたら、ハネマンの直撃かまさなまくれん差や…)ギリッ

尭深「……」ズズッ

佳織「渋谷さん何飲んでるんですか?」

尭深「抹茶ミルクティー…」

佳織「お、おいしそうですね…!」キラキラ

尭深「…作ってあげるよ」スッ

佳織「あ、すみません。 ありがとうございます!」wktk

尭深(…麻雀なら、このくらいの差は部長と宮永先輩なら軽くひっくり返してくれるけど… 今回はどうなのかな…)

本日ここまでです。
投票ありがとうございました!

これ一日一回しかできないかも…

とりあえず明日、適乳部門前半グループの投票やります。

一応今日と同じ、ID出し20:30~、投票が21:00~の予定で。 ズレるかもしれません。

このあとまだ5人の「おもち鑑定士」が出てくるんですが、ちょっと人選に悩んでます。

意見聞きたいので今考えてる候補書いちゃいます。
巨乳→山口大介(カメラマン)or獅子原爽
適乳→福与恒子・三尋木咏
微乳→藤田靖子・久保貴子・内木一太・赤阪郁乃

鑑定士の方々はちょっとヒサンな目に遭う可能性もあり… 誰に貧乏くじを引いてもらうか… といったかんじです。

何か意見あったらお願いします。


参加者の爽はなしだと思う


微乳は一太でいいや(なげやり

乙 
適乳→南浦プロ 微乳→大沼プロ 巨乳→原村ママ はどうかな? 

乙ありがとう。
>>93>>98>>100意見あざす。 なるほど… わりと男でもいいかもな… 参考にします。 まだちょっとどうなるか分からないけど

いろいろ意見あざす。 適乳好きのハギヨシ…! 新しいですね。 透華の側近だからアリかな…? 考えて決めていきたいと思います。

ところで、前スレの224さんがレスしてくれた「リッツのHPの絵がアリなら数絵ちゃん」の、数絵の絵がどこにあるか知ってる方いませんか?

立先生のHP見て探したんだけどよく分かんないのよ…

誰か知ってたら教えてちょ

だから、そのHPの中探してみたんだけど見つからないのよ…

立先生による数絵の「巨乳の絵」がどこにあるか分かる方いる? 

再開します。
投票ですが、遅れて、ID出しが「23:10から23:30」の20分間。 そして投票が23:30からの5分間となります。 よろしくお願いします。

ちょっととんでもない展開になっていきますので、ご了承を。






~10分後… 体育館~

roof-topは一時閉店し、おもちメイド入れ替えのため、玄たち巨乳メンバーは体育館に戻ってきていた。


玄「ただ今もどりましたのだ!」

宥「おかえり玄ちゃん…!」

灼「トップおめでと…」

穏乃「さっすが玄さん…! ミスコンだけでなく、モチコンでも圧倒的強さですね!」

玄「当然ですのだww さあ… 次は憧ちゃんの番だよっ!」

憧「ふふっ、まっかせなさい! 玄に続いて… この阿知賀のアイドル憧ちゃんが、またトップで戻ってきてみせるからっ!」ザッ!

晴絵(・・・憧のカラダは今が成長の伸び盛りのとき… あのハリの良い適乳なら、確かに他のブロックのメンバーより1ランク上だな…)


ユキ「ただ今戻りました」

誓子「おかえりユキ! よくガンバッたわね」

揺杏「おつかれーユキ。 しっかしすごかったな! あの『もちもちキュンキュン』はよ!」

成香「あのクールな女の人、目が点になってしばらくカタまってましたものね」

ユキ「…そうですか? 研修のときに松実さんに練習させられて、言われたとおりやっただけなんですが…」

爽「いやいやアレはすげーよ! な、なっ、ユキ! あれもう一回やってみてくんね?」

ユキ「・・・ 爽さんが、微乳対決でトップをとってこれたら… やってあげます」

爽「え?!」

揺杏「ははっ、それじゃあまず無理だな」

爽「そ、そんなの分かんねーだろっ! 私のび、微乳の魅力だって、他の奴らには負けねーよ!」

シロ「…そうだね。 獅子原さんは何しろうちの胡桃とエイスリンに勝って代表になってるわけだから…」


胡桃「まあ、獅子原さんには北日本の微乳代表として、ガンバッてはもらいたいね」

塞「さあじゃあ選手交代… 次は私の番ね。 ちょっと緊張するな…///」

豊音「サエはミスコンは惜しくも予選落ちだったから、本選に出るのは初めてだねっ!」

塞「そ、そうね。 まあ、2位以上はとれるように頑張るわ」

エイスリン「サエノ、カラダ! エロイ! ダカラカテル!!」

塞「や、やめてよ恥ずかしい…///」


和「ただいま帰りました」

咲「おかえり! お疲れさま和ちゃん」

久「おかえり和♪」

和「ごめんなさい、2位争いで競り負けてしまって…」

京太郎(…和のおもちで準々決勝から3位って… どんだけレベル高いモチコンなんだよこれ…)

まこ「まあ気しなさんな和、次の出番の久がきっと取り返してくれるじゃろ」

久「ちょ、ちょっと、プレッシャーかけないでよ… でも、まあ、まかせなさいっ! きっちり取り返して、優希にはラクな状態でバトンを渡してあげるからね!」ザッ!

優希「部長ファイトだじぇえぇ――っ!!」


佳織「ただいまです」

ゆみ「ああ、おつかれ佳織」

佳織「ごめんなさい… 私、最下位になっちゃったみたいで…」

智美「いや、モニターで見させてもらってたけど、佳織はよくガンバッてたと思うぞー?」ワハハ

睦月「…うむ」

佳織「きっと… 私なんかが選ばれたのが良くなかったんですよね… 桃子さんなら、きっともっといい成績で帰ってこれたんでしょうけど…」ウルウル

モモ「い、いやいや! 何を言ってるっすかかおりん先輩! 今のはきっと運がなかっただけっすよ!」

ゆみ「佳織、肩を落とすな。 まだ負けたと決まったわけではないぞ? これは団体戦なんだ」

透華「そうですとも! 次はわたくしの出番なのですから・・・ ここで華麗に目立ってトップをとって、他のブロックの方々をギャフンと言わせてさしあげますわっ!」

一「お、透華、今回もやる気マンマンだね…」

衣「うむ、それに最後の大将は衣なんだ。 この位の差、透華と衣ならひっくり返すのに訳は無い」

ゆみ「龍門渕・・・ 頼んだよ、佳織のかたきをとってきてやってくれ」

透華「おまかせあれっ! ですわっ!!」ザッ!


純(・・・・いや、なんかイイ話してるっぽいけど… こいつらこれからオッパイ勝負をするって、分かってんだよな…?)


尭深「・・・戻りました」

誠子「ああ、おかえり、尭深」

淡「もータカミーったら何やってんの? 奈良とか、北海道とかに差ぁつけられまくりじゃん! どーすんの?」

照「尭深、罰としてそのおもちをもませなさい」ワキワキ

菫「やめんか! まったく、緊張感の欠片もない奴だな… お前も最後に出場するんだぞ?」


淡「次はいよいよスミレの番だねー♪」

菫「そうだな… 全くもってフザケたイベントだが… 出る以上は本気でやろう。 尭深の無念は私が晴らしてきてやるさっ!」ザッ!


絹恵「す、すみません、戻りました…」

恭子「おつかれやで、絹ちゃん」

洋榎「かぁーっ! キヌのおもちに8000円しかつかんって… ほんまどうかしとるでっ!」

由子「残念だったのよー…」

漫「いや、でも、まだ負けると決まったわけじゃないですよ? 次は千里山の園城寺さんが出てくれ・・・アレ?」


怜「……zzzzzzz…」グーグー・・・


竜華のフトモモの上で気持ちよさそうにイビキをかいている怜・・・


セーラ「おーいトキ! お前の出番やぞっ! はよ行ってこい!」

泉「なんかこんなやり取り前回もありましたね…」

竜華「ほら怜、そろそろ起きな!」ユサユサ

怜「・・・んー・・ ったく… 落ち着いて昼寝もできんのかい…」

浩子「園城寺先輩、これは他校と合同の団体戦なんですから… 迷惑かけんようにしっかりして下さい」

怜「はいはい。 ・・・まあ麻雀やるわけじゃあらへんし、適当にガンバッてくるわ…」ヨイショ



しかし・・・ この時の予測は、まったくもって甘いものであったと・・・ 怜はあとで思い知ることになるのだった・・・・



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ーーーーーーーー
ーーーー


この時とほぼ同時刻・・・ 名古屋北部、新潟との県境に近い飯山線平滝駅近くのとある民家で、恐ろしい魔物が蠢いていた・・・



南浦プロ「・・・おい、数絵」

数絵「はい、なんでしょうお祖父様」

南浦「…すまないが、私はもうお前に麻雀を教えてやることはできない」

数絵「は?!」


 ――“その男・・・・”―――――


数絵「え、え…? ど、どうしてですか?お祖父様??」

南浦「数絵、お前… 理由が分からないというのか?」

数絵「…そ、そんな…… 私が個人戦で県代表を逃したからですか…?」

南浦「違う! 数絵、自分の胸に手を当てて考えてみろ・・・!!」


 ――“おもち好きにつき・・・”――――――


素直で聞き分けの良い数絵は、言われたとおりに両手を自分のおもちの上に置いてみた。

しかし・・・

数絵「… すみません、どうしても分かりません、お祖父様……」ポロポロポロ

南浦「何ィ・・・? 数絵お前、自分のそのだらしない巨乳にさわっても、まだ分からないというのか?」


 ――“危険・・・!!”―――――――


数絵「え? な、何を言ってるんですかお祖父様…? わ、私はCカップ… 巨乳などではありませんよ?」

南浦「たわけたことを言うなっ! ゴマかす気か? ならば数絵、これ↓は一体なんだというのだ!!」

             http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/4/8/487ec9c5.jpg

数絵「?!」


 ――“きわめてDANGER・・・!”―――――


南浦「このチチは少なく見積もってもGはある… 私の目を盗んで、こんなにもおもちをだらしなく育てよるとは…! 数絵、お前などもう勘当だ」

数絵「・・・う、ううぅ・・・! お、お祖父様・・・ そんなに巨乳は罪ですか?」

南浦「当たり前だ。 私は、お前が素晴らしい美適乳をもっているからこそ、引き取って育てようと思ったのだ。 こんな無駄に膨らんだおもちをおもちのお前などに、もう用はない!」


 ――“その、男の名は・・・・・!!”――――――


数絵「… な、なぜ…? なぜ、お祖父様はそんなにも巨乳がお嫌いなんですか?! 巨乳だって人間です!!」

南浦「ふざけるな! お前は、私が離婚をした理由を知っているだろう!!」

数絵「・・・!!」


 ――“麻雀シニアプロ・南浦聡(NANPO SATORU)・・・!! 68歳!!!”―――――――


南浦「私は… 昔は実は大の巨乳好きだった… だから、Hカップのおもちの嫁をもらって結婚したのだ… 若い頃はそれでもまだ良かった。 しかしだ!」

南浦「巨乳というものは、年をとるとタレてくるのだ! あいつ(嫁)は、40を過ぎたあたりから少しずつチチがタレ始め… 60になった頃には、まるで巨大な干し柿を胸からブラ下げているようだった…」

数絵「……」

南浦「だから私は、あいつとは縁を切ったのだ。 毎日あのおぞましい干し柿を見なくてはならないという苦しみから逃れるためにな・・・!」


 ――“適乳(適度な乳)をこよなく愛するダンディなHENTAI・・・否! ナイスガイである・・・!!”―――――――


南浦「もし私が若いときに間違えずに、適乳の嫁をもらっていたなら、こんなことにはならなかったのだ・・・!」

南浦「つまり! 巨乳は私の人生をメチャクチャにしたのだ! だから私は巨乳を忌み、嫌い、憎んでいるのだ・・・」

南浦「さあ、分かったならとっとと出ていけ! もうお前も高校生だ。 寄宿舎にでも入って一人で暮らせばいい」

数絵「・・・・うわああああああああぁぁんっ!! お祖父様のおもちバカぁ!!」ズダダダダ・・・・


数絵は、その巨大なおもちをプルンプルンと悲しげに揺らしながら、家を出ていってしまった・・・


南浦「ふん・・・ さてさて、こうしてはおれんわい。 きょうはSSOJから派遣依頼が来ている…」ムヒヒヒヒ

南浦「適乳こそが神に選ばれし真のおもちなのだ…! ふふふっ、では、若い適乳たちのエキスを吸いにいくとするか・・・!!」ザッ!


“SSOJ公認・適乳鑑定士 南浦聡”・・・出陣!!


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ーーーー


怜「・・・!」ブルッ!!

久「? あら、園城寺さんどうしたの? 空調寒いかしら?」

怜「… いや、どうもなんか、イヤな予感がするんや……」







~おもちメイドカフェroof-top(適乳タイム)~


 イェ―――イッ!  ヒューッヒューッ!!  ズンジャカズンジャカ♪  アアアアアァアコチャンカワイイィヨオオオォ―――ッ!!  ピーッピ――ッ!  ズンジャカジャカジャカ♪  ワアアアアァァ―――――ッ!!


roof-topでは、メイドカフェ仕様に改装した際に設置したステージで、透華、塞、憧による適乳シスターズのLIVEが行われていた。


透華『おっぱいせいじんやってきてー☆♪』フリフリ

塞『きみーのーおっぱいモミモミしーちゃうー☆♪』ジャーンプッ!

憧『ああ~☆♪』キラキラ

透華『でもおっぱいせいじんやってきてー☆♪』ニコニコ

塞『わたしのおっぱいもーまーれーちゃあったらー☆♪』クルリッ!

憧『胸のおくー ひめたー おーもいー あふーれそうー!☆♪』ナゲキッスーッ!


 ホウッ!  ホウッ!  ホウッ!  ホウッ!!  オウイェ――イッ!!  ヒュウヒュウヒュ―――――ッ!!


ーーーーーーーーーーーー
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~体育館~

 
 オッパイセイジンヤッテキテー♪  ワタシノオッパイモーミーモーミーシチャウー♪


この時、体育館でも、舞台上のモニターでLIVEの様子を生中継していた。


爽「イェイッ! イェイッ! イェイッ!! FOOOOOOOOOOOUUUUUUU―――――――ッ!!」=3=3

揺杏「お、おい爽! あんまりジタバタ踊るんじゃねーよ!」

成香「爽さん、どうしてコンサート用のサイリウムなんて持ってるんですか…?」


 オッパイセイジンヤッテキテー♪  ワタシノオッパイモーマーレーテモーイイー♪


ユキ「・・・ なんなんですか一体、このウタは…」

爽「あ? ユキ知らないのか? これはボカロのおもちソングの名曲・・・ 初音ミクの『おっぱいせいじん』だ!!」

誓子「そんなの知ってるアンタがおかしいわよ…」

爽「うるさいな! Youtubeで原曲聴けるから、誓子もスマホで聴いてみろっ! いい曲だからっ!!」=3=3


純「・・・・・」ポカーン・・・

一「あ、あはは… と、透華、けっこういい声で歌うね…」

純「アイツ… マジで目立つためならなんでもやるんだな… 恐ろしくなってきたぜ…」

一「そ、そう? ボクはけっこうイケてると思うけど? アイドルみたいな透華もさ」

衣「オッパイセイジンヤッテキテェー♪」ランラン

智紀「…子どもは歌っちゃダメ…」

衣「ころもは子どもじゃない!」=3


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~roof-top(適乳タイム)~

 
 オッパイセイジンヤッテキテー♪  ワタシノオッパイモーミーモーミシーチャウー♪


菫「… うるさいな… 仕事に集中できん」

久「あら、いいじゃない♪ メイドカフェっていったら、こういうイベントもあるのが普通なんだから」

怜「……zzzzzzz………」グーグー・・・・

久「園城寺さん… メイド服のままお客さん用のソファーで寝てるわ…」

菫「まったくやる気なしか… しかしこんなうるさい中でよく寝てられるな…」


ところが、


怜「zzzzz… ん?」パチッ

怜(・・・ なんや・・・ 胸騒ぎがするで。 何か… おかしなモンがこっちに向かってきとる…!)ザワザワァ・・・・


  コツ、コツ、コツ、コツ・・・・


怜(…足音?)


 ガチャッ


久「あ、お帰りなさいませ、ご主人さま♪」ニコッ


 「… なんだ、やかましい所だな」フン

 「ふむ、しかし…」キョロキョロ

南浦「ほほうこれは… 実に素晴らしい適乳がそろってるじゃないか…」ニタアアアアァァ・・・・・



久「あらステキなおじさま♪ どうぞ、こちらへお掛けください」

南浦「うむ」スッ

久「こちらメニューです。 どうぞ」

南浦「メニューなんぞいらん。 まずはあんたのそのおもちを頂こうか」ニタリ

久「は?」


久「あの、ご主人さま… 申し訳ありませんが、当店はそのようなお店ではないのですが…」

南浦「分からん奴だな、とっとともませろ」スゥーッ…

久「!?」バッ!  ガシィッ!!


自分の胸にまっすぐに伸びてきたその南浦の右手を、久は寸でのところでつかんで止めた。


久「・・・ あなた・・・ 警察に突き出されたいの? フザケるんならとっとと帰ってちょうだい」

南浦「…ほお、強気な適乳か… 実に味わい深そうだ」ニヤッ

久「え?」


その、瞬間、


南浦「 シャオッ!! 」

久「あっ!?」



一瞬南浦の右手が光ったかと思ったら、次の瞬間には久は気を失い、その場にバッタリと倒れこんでしまったのだ。


怜「なっ!?」ガバッ


しかし、怜の目には見えていた。 そう・・・ 南浦が電光石火の早業で、久のおもちをもみしだいていたところを・・・!


怜(い、今のは・・・)

怜(間違いない! 噂には聞いたことがあったんやが、ほんまにあったとは・・・!)

怜(アレは、伝説の乳拳の一つ・・・ 『ナンポ水鳥拳』や!!)


そう… 北大阪の太ももスキー、そしておもちスキーとしても名を馳せている怜は、幻の乳揉み技、ナンポ水鳥拳についての知識があったのである…!


南浦「ふふ… お前はもうイッている…」ゴゴゴォ・・・

久「」ビクンビクン


菫「オ、オイッ、お前! い、今何をやったんだ?」

南浦「フフフ・・・ 何、ちょいとおもちをもんで、イカせてやっただけよ」ククク・・・

菫「な、何ィ…? 貴様ァ! 女だと思ってナメるなァ!!」バッ!


メイド服の菫は素早くアーチェリーの弓を取り出し、矢をつがえた。


菫「とっとと店を出て行け…! さもなくば撃つ(シャープシュート)ぞっ!!」カッ


南浦「ふふ、面白い・・・ ヤレるもんならヤッてみろ」ニタニタ

菫「な、なんだと?」ッググ・・・

菫(どういうつもりだこのジジイは…? しかし… 竹井をヤラれた以上、見過ごすことはできん…!)グググゥ・・・・

菫(大丈夫だ。 この矢の先端はまるく加工してあり、刺さらないようになっている… 当たっても衝撃を受けるだけ… こちらが本気であることを見せねば…!)カッ


菫「ふううううぅぅ・・・!」ギュギュギュウゥ・・・・!


南浦「……」


菫(白糸台のシャープシューター・・・ SSSの恐ろしさを見せてやるっ! 骨の二~三本は覚悟しろ・・・! ハアッ!!)シュッ!


菫の放った矢はまっすぐに南浦へと飛んでいった。 しかし・・・


南浦「ふ・・・」ユラ~リ・・・

南浦「 ほあっ!! 」カッ


 シャシャシャシャシャシャシャシャアッ!!


千手観音のように南浦の腕が分裂したかのように見えた次の瞬間、菫の矢は受け流されて、後ろの壁に激突して大穴をあけていた。


菫「なっ? 私の、矢が・・・??」


怜(やっぱりや・・・ 今の、水に浮かぶ水鳥のように優雅で華麗な手さばき… 間違いなくナンポ水鳥拳や!)


南浦「ふふ… もう終わりか? ならば私からイカせてもらおうか…!」ゴゴゴゴゴゴオォ・・・・

菫「っく・・・??」


南浦「 シャオッ! シャオッ!! シャオッ!!! 」

菫「うごあぉっっ?!」=3=3


南浦が一瞬で間合いをつめたその刹那、菫も恐るべき揉み技三連発を喰らい、バッタリと前のめりに倒れていた。


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ーーーー

~体育館~


穏乃「!? ちょ、ちょっと! 玄さん、あのオッサンやばいですって! 警察呼びましょう!」

玄「いや、大丈夫ですのだ。 あの人は私の部下の一人… 凄腕の適乳鑑定士の人なのです」

穏乃「は?」

玄「ケガをするようなことないです。 竹井さんも弘世さんもすぐに目を覚まします… なんの問題もないですのだ」

灼「・・・いや、セクハラしてる時点で問題だと思…」

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ーーーー

~roof-top~


菫「……」チーン…

南浦「ふふ… 堪能させてもらったよ、実に良い揉み具合だった…」ゴゴゴォ・・・


怜「………」


南浦「ん…? ほほおお、これは…! お前も最高の適乳をもっているな…!」ジリッ


ソファーに座っている怜に、ジリジリと近づいていく南浦・・・


南浦「ククク…w お前も天へと昇らせてやろう…! さあ、観念しろ…!!」ジリジリィ・・・


南浦「 シャオッ! 」バッ!



 スカァッ!!


南浦「なっ?!」


南浦の光速の右手は・・・   空を切っていた。

そして・・・


トキ(怜)「甘いで、おっちゃん」スッ

南浦「げっ!?」ギョッ


怜(メイド服)は、いつの間にか南浦の真横に立っていたのである。


南浦「何?!」バッ


あわてて飛びのいて距離をとった南浦・・・


南浦「… な… 何をしたんだ…? 私のナンポ水鳥拳が、当たらぬ・・・だとぉ?」

トキ(怜)「ふん… うちはな、未来を見る能力があるんや。 いかにあんたが速く動こうが… あんたの手はうちのおもちには届かんで」

南浦「な、何イィ・・・??」


トキ(怜)「ふん… まあせめて痛みを知らずに安らかにイクがええわ… 見せてやるで。 うちの・・・園城寺家に代々伝わる北斗の拳を・・・!!」ズオオオオオオオォォ・・・・・!!

南浦「なっ? こ、これは・・・!?」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオォォ・・・・・!!


怜の体から、尋常ならざるオーラが噴き出し・・・ 店内のテーブルや椅子がカタカタと揺れ、壁がギシギシときしみ始めた。

そして・・・・!


トキ(怜)「・・・ぬああああああああああぁぁぁ・・・・・・!  リ―――チィィ!!」ピカァァッ!!

南浦「うあぁっ!??」=3


怜の右手がまばゆいばかりの黄金の光を放ち、南浦は金縛りにあったかのように動けなくなった。 

その、刹那、


トキ(怜)「一発・・・・・  ツモオオオオオオオォォォッッ!!!」ゴワガシャアァァ―――ンッ!!


南浦「あっひいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃ―――――――――っっっ!!!」=3=3=3


南浦は一瞬にしてイキ・・・ 失禁し、ヨダレと鼻水までほとばしらせながら、その場に崩れ落ちた。



トキ(怜)「見たか・・・・!! これが、うちの北斗有情拳やっ!!!」カッ









~会計~


6人「「「「「「行ってらっしゃいませご主人さま!! またのお越しをお待ちしてますっ!!」」」」」」

南浦「・・・あ、あぁ・・ ありがとう… 素晴らしく気持ちよかったよ…」ヒョコヒョコヒョコ・・・


 バタンッ


憧「ふぅ・・・ あのヘンなおっさん、やっと帰ったわね」

塞「まさかあの人が鑑定士の人だったなんてね…」

透華「お客の分際で目立つなんて… まったく、生意気ですわっ!」

久「はあ、やれやれね… まあでも、ちゃんと封筒にチップは入れてってくれたから、確認しましょう… どれどれ…」ゴソゴソ・・・



※玄『では! 投票願いますのだ! 23:30までがID出し受け付けタイム、23:30から5分間が投票タイムですっ!』

 玄『投票方法について確認したい方は、>>44をご覧あれぇっ!』

 玄『あくまで「おもち」と「接客」の2点で審査をお願いしますっ!』

憧4
久1

3憧
2久

>>163から>>184まですべて有効


<準々決勝第2回戦・適乳部門結果>

1位 新子憧   42000円(奈良)
2位 臼沢塞   24000円(北海道・東北)
3位 弘世菫   15000円(長野南部)
4位 園城寺怜  13000円(東京)
5位 竹井久   12000円(大阪)
6位 龍門渕透華  4000円(長野北部)

※適乳部門前半グループ、合計110000円獲得


{ここまでの合計}

奈良ブロック      42000+42000=84000円
北海道・東北ブロック  29000+24000=53000円
長野南部ブロック    28000+12000=40000円        
東京ブロック      16000+15000=31000円
大阪ブロック       8000+13000=21000円
長野北部ブロック      7000+4000=11000円


本日ここまでです。 お疲れさまでした。
今日も投票や書き込み、ありがとうございました!

第3回戦微乳対決は、たぶん明日・・・ 20:00くらいから書き始めて23:00くらいまでに投票できたらなぁと思ってますが、もしかしたら明日はなしで、明後日になるかもしれません。


<準々決勝第2回戦・適乳部門結果>

1位 新子憧   42000円(奈良)
2位 臼沢塞   24000円(北海道・東北)
3位 弘世菫   15000円(東京)
4位 園城寺怜  13000円(大阪)
5位 竹井久   12000円(長野南部)
6位 龍門渕透華  4000円(長野北部)

※適乳部門前半グループ、合計110000円獲得


{ここまでの合計}

奈良ブロック      42000+42000=84000円
北海道・東北ブロック  29000+24000=53000円
長野南部ブロック    28000+12000=40000円        
東京ブロック      16000+15000=31000円
大阪ブロック       8000+13000=21000円
長野北部ブロック      7000+4000=11000円


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この時とほぼ同時刻・・・ 長野北部、新潟との県境に近い飯山線平滝駅近くのとある民家で、恐ろしい魔物が蠢いていた・・・



南浦プロ「・・・おい、数絵」

数絵「はい、なんでしょうお祖父様」

南浦「…すまないが、私はもうお前に麻雀を教えてやることはできない」

数絵「は?!」


 ――“その男・・・・”―――――


数絵「え、え…? ど、どうしてですか?お祖父様??」

南浦「数絵、お前… 理由が分からないというのか?」

数絵「…そ、そんな…… 私が個人戦で県代表を逃したからですか…?」

南浦「違う! 数絵、自分の胸に手を当てて考えてみろ・・・!!」


 ――“おもち好きにつき・・・”――――――


素直で聞き分けの良い数絵は、言われたとおりに両手を自分のおもちの上に置いてみた。

しかし・・・

数絵「… すみません、どうしても分かりません、お祖父様……」ポロポロポロ

南浦「何ィ・・・? 数絵お前、自分のそのだらしない巨乳にさわっても、まだ分からないというのか?」


 ――“危険・・・!!”―――――――


数絵「え? な、何を言ってるんですかお祖父様…? わ、私はCカップ… 巨乳などではありませんよ?」

南浦「たわけたことを言うなっ! ゴマかす気か? ならば数絵、これ↓は一体なんだというのだ!!」

             http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/4/8/487ec9c5.jpg

数絵「?!」

少し投下します。
今日は投票はありません。



久「・・・ん、これは・・?」

塞「…!」


6つの封筒から現れた、千円札の、枚数は・・・


塞「…えーっと、私は全部で24枚… よ、よしっ! 2位Get…!!」

菫(ぐ…! 2位の臼沢に9000の差をつけられての3位か… うちはこのあとの大将がアイツなだけに、2位以上は絶対とっておきたかったんだが…)クッ

透華「・・・?? え、よ、4まい、だけ・・・?? ど、どういうこと、です、の・・・??」ワナワナ

怜「ん… 13000円か。 ちょい少ないなぁ… まあ、どうせ自分の金になるんとちゃうし、別にええか」

久「… 12枚… つまり12000円… あちゃあ… これは和や優希に申し訳ないわね…」


憧「あっれー?w 私たったの42000円? やだなぁもう、私のおもちはそんなに安くないんだけどなーww」ヘラヘラ


5人((((( こ、こいつ・・・!! )))))ギラッ


憧(…ふん、ワザと挑発してるのよ。 相手を本気にさせておいて、その上で完膚なきまでに叩き潰す… それが王者ってものよ!)






~体育館~


憧「ハーイ、ただいまー♪」

宥「憧ちゃん、おかえり!」

玄「どうもご苦労でしたのだ、憧ちゃん」ムフフ

穏乃「トップおめでとう憧! いやぁ… しかし憧も強いなホントに… 私は予選すら通過できてないってのにさ… ミスコンでもモチコンでもこんだけ差があるのかと思うと、さすがに私も、女としてちょっと悔しくなってきたよ…」

憧「ナニ言ってんのよ、主人公! こんなの個性の一部を競い合ってるだけなんだから、そんなコンプレックスに感じる必要ないわよ」


晴絵「いやしかし本当に強いなお前たち… さすがは私が育ててきた女なだけあるな!」

憧「は? ちょっと、ハルエ! 女としての魅力については、私たちハルエから何か教わった覚えなんかないんだけど」


 アハハハハハ・・・  ソレモソウダw  ワイワイ  キャッキャッ♪


穏乃「さあ次は… いよいよ灼さんの番ですね!」

宥「灼ちゃん、ファイトだよ…!」

灼「…う、うん///」

憧「まあ気楽に行きなさいよ灼。 これだけの差があるんだから」

玄「いや、憧ちゃん、油断は禁物ですのだ。 勝負は水物… どうなるか最後まで分からないものだよ」

憧「そうね。 でも、ここで最後に灼が他のブロックにまくられでもしたら・・・ 大戦犯確定よ?」

灼「…プレッシャーかけないで。 行ってきます」スッ



塞「ただいま、みんな♪」

豊音「サエ! ちょーおつかれだよー!」

シロ「磐石の2位…」

エイスリン「サエ! ヤッパリ、エロイ! サイキョウ!」

胡桃「塞もなかなかやるね。 そのモノクル使ってズルしたんじゃないの?」

塞「何言ってんのよ! そんな卑怯なことしないって」


シロ(・・・麻雀で相手を塞ぐのは卑怯じゃないんだ…)


誓子「さてこれで… ユキと臼沢さんのチップを合わせると53000… 3位の長野南部ブロックに対するリードは13000…」

ユキ「これだけ差があれば、なんとかこのまま逃げ切れるでしょうか…」

爽「・・・ふふ、久しぶりだな」

揺杏「あ? 何がだよ」

爽「いやさ、リードした状態でこの私に回ってくるのが、けっこう久しぶりだな、と思ってさ。 県予選の決勝でも全国でも、いつも相手にリードされた状態で私に回ってきてたじゃん?」

誓子「あなたそれ・・・麻雀の話でしょ? これは… えーっと、“モチコン”なのよ?」

爽「麻雀もモチコンも同じようなもんだよ。 つまり… 私が“最強”なのは変わんないってことw」

成香(・・・成香の目からは、どう見ても他のブロックの方々の方がロリペタで強そうに思えるんですが…)


爽「ま、ちょっと遊んでくるからさ、ゆっくり私が勝つところを観戦しててよ」スタスタ

誓子「… この上なく不安だわ…」

揺杏「不祥事だけは起こさないで帰ってきてくれよ…」


菫「・・・ただ今戻った」

誠子「おつかれサマサマです!」

尭深「おかえりなさい…」ズズッ

照「大変だったね、菫・・・ww」ニタニタ

菫「ああ、まったくだ。 ひどい目にあったよ・・・って、何をニヤついてるんだ、お前は…?」

照「いや別に」シレッ

淡「ん~… スミレもフガイないなぁ~… 3位とかダサすぎじゃない?」

菫「うるさいな淡… お前は予選すら突破できなかったんだから、そんなことを言える立場じゃないだろう?」

淡「あ・た・し・の、おもちはね、微乳から巨乳へとあまりにも早くスピード出世したから、票が割れちゃって選ばれなかっただけなの!」


菫「私と尭深のチップを合わせると、31000・・・ 準決勝に駒を進めるためには、現在2位の北海道・東北ブロックをまくらないといかんわけだが…」

尭深「金額差は22000円…」ズズズ・・・

淡「テルー… どう? まくれそう?」

照「簡単、ていうか楽勝」

淡「え、そ、そう…?」

照「22000なんて大した差じゃない。 倍満ツモで親かぶりさせれば一発」

誠子「い、いやいや、宮永先輩、コレ麻雀じゃないんですよ? モチコン・・・“おっぱいの勝負”なんですよ?」

照「分かってるよ、誠子。 でも大丈夫。 私には秘策があるから」ニタリ

淡「秘策・・・??」

照「そう… 絶対に勝てる秘策がね…」ニタアアアアァァ・・・・

菫(…? 照… 一体何を考えてるんだ…?)


怜「戻ったでぇー」

セーラ「おう怜、おつかれさん!」

怜「ほんまに疲れたわ… ほな膝枕」ポフッ

竜華「怜、メッチャ大活躍やったやん! あのオッサンがセクハラしだした時には、ほんまハラハラしたで…」

怜「ふん… うちが本気出せばあんなん屁でもないで」ゴロゴロ

浩子「それなら普段も本気出して行動しましょうよ…」


泉「でも… 園城寺先輩一番活躍してたのに、チップは伸びませんでしたね…」

恭子「そやな… 今回の園城寺の分を合わせても、2位の北海道・東北ブロックとの差は32000もある…」

漫「このルールでは… もう絶望的な差・・・ですね」

洋榎「あん? 何言うとるんやスズ! 確かに大差やが… 浪速女は最後まであきらめすに闘うんや。 なあ、そやろ?由子!」

由子「冗談キツイのよー! 全然勝てる気しないのよ… こんなのもうただの消化試合なのよー…」

絹恵「う、うぅ、真瀬先輩、すみません…」

由子「…絹ちゃんのせいではないのよー」

恭子「由子… 厳しい状況ではあるけど、可能性は0じゃないんや。 最善を尽くして…闘うところをうちらに見せてや!」

由子「・・・分かったのよー! こうなったらもう、特攻精神で行ってくるのよー!」カッ


久「ただ今戻ったわ…」フラフラ

優希「ぶ、部長、大丈夫か?」

咲「ひどい目にあいましたね…」

久「ええ、ほんとよ… でも、ごめんなさいね。 全然チップが伸びなかったわ。 かえって2位との差が開いちゃった…」

まこ「2位の北海道・東北ブロックとの差は13000か…」

和「つまり… 今から優希が、少なくとも獅子原さんより13000以上の差をつけて勝たなくては、準決勝への道は絶たれるわけですね…」

京太郎(… こりゃ… ちょっとムリっぽいな…)

優希「…ん? こら京太郎、おぬし… 今なにか失礼なこと考えたな?」ギロッ

京太郎「ん? い、いや、べつに、何も…?」

優希「ふん… この私が大将を務めるなんて… こんなレアなことはきっともう二度とないじょ…」

優希「13000の差なんか、屁でもないじょ! この優希サマが、絶対にのどちゃんと部長を準決勝に連れてってみせるじぇえぇっ!!」カッ


透華「…………」ドヨォーン・・・・・

一「あー… 透華、その、まあ…  ドンマイ…」

純「すげえなコレ… 妹尾さんと透華のを合わせても、11000しかないぜ…?」

智紀「圧倒的最下位…」

透華「うぅ・・・ 一番目立つために、ステージでずっとわたくしがセンターを独占していましたのに…!」

一(いや… あのウタがかえってよくなかった気もするけどね… 透華のキャラ的にはさ…)


透華「衣、本当に申し訳ないですわ… こんな不利な状況であなたにバトンを渡すことになって…」

佳織「わ、私も、ごめんなさい…」

衣「ん? 何を言ってるんだ、二人とも?」

透華「え?」

衣「ちょうどいいハンデをつけてくれて、礼を言いたいくらいだ。 この程度の差は衣には全く問題無い」

ゆみ「!? あ、天江…? お前計算したのか? 合格ラインの2位とは、今42000もの差がついてるんだぞ?」

衣「42000? 違うだろう、73000だろう、差は」

ゆみ「は?!」


衣「鶴賀の… 見誤ってもらっては困るな。 衣は、ヒトの土俵で物事を考えることはしないのだ」

衣「衣が目指すのは常に頂点… 周りを蹂躙しての圧倒的勝利だ」

モモ「しょ、正気っすか? ここから総合1位をとるつもりなんっすか?」

智美「理解できんなー…」ワハハ

睦月「うむ」

 
衣「ふん、烏滸言を… 塵芥共はいつもそうやって自分の可能性に制限をかける。 だからいつまでたっても塵芥のままなのだ」

智美「な、なんだと…?」

衣「まあ見ているがよい… 衣の真の力を…! さあ、そろそろ・・・御戸開きといこうか!!」カッ


一(衣… このルールで、現状から1位に上りつめるなんて、奇跡以外のなにものでもないよ… 本当にそんなミラクルを起こすつもりなの…?)


本日以上です。
明日ですが、19:00くらいから書き始めて、21:30くらいからID出し、22:00から投票ってかんじの流れになると思います。

乙感謝! 再開します。 ゆっくり書いていきます。

投票少し遅れて、ID出しが「22:00~22:30」で、投票が22:30からの5分間です。 よろしくお願いします。






~「roof-top」店内~


優希「じぇ、じぇじぇえ? な、なんだぁ、これは…?」

由子「!? の、のよおぉ?」


体育館から移動してきた灼、爽、優希、照、由子、衣の微乳おもち6人は、roof-topの中の様子が一変していることに驚き、目を見張った。

店内は薄暗く・・・ 席がすべてソファーになっており、まるでキャバクラのような雰囲気をかもし出していたのである。


玄「むふふ…! 微乳おもちの皆さん、いらっしゃい! あなた方には少し、特殊な状況で接客をしてもらうよ!」ヒョコッ


ソファーの裏からから現れた玄は、少しイタズラっぽい笑顔を浮かべ、店の営業についての変更点を話し始めた。


玄「今回皆さんにやってもらうことは… “キャバクラ風おもちメイドカフェ”の営業ですのだ!」

衣「きゃばくら…? なんだそれは?」

玄「仕事で疲れた大人たちが、女のコの癒しを求めてお酒を飲みに行くお店のことだよ! 要はみんなには、おもちメイドでありながら“キャバ嬢”もこなして欲しいのです!」

爽「…はは、マジかよおいww」

玄「お客様が席に着いたら、オーダーをとるだけでなく、あなた方6人の写真がのったアルバムを見せて、“どのコを指名するか”をうかがって下さい!」

玄「そして指名されたコはお客様の隣に座って、一緒にドリンクを飲みながら“会話”という接客もこなすこと!」

優希「キャバクラっていったら… エロイこともされるんじゃないのか…?」

玄「うーん… まあ、少しくらい体にさわられるくらいはガマンして! 過剰なボディタッチは断っていいから!」

灼「・・・会話とか言われても… 何を話せばいいのか分からな…」

玄「だいじょーぶ! ちょっとだけだけど、開店前に私が心得と基本的な技術を教えてあげるから!」

玄「ポイントは、お客様それぞれの“求めてるモノ”を把握して、それに沿ったサービスをしてあげることだよ♪ ガンバッて、巨乳や適乳チームよりたくさんの売り上げを上げてね!」


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この時よりさかのぼること、ちょうど24時間前・・・

長野市内のとある喫茶店で、二人の若い女が、向かい合って、何やらテーブルの上に広げた大量の資料と写真に目を通していた。


?「メンドいなー この仕事」ピラピラ

久保「でも他の人にまかせたくはないんでしょう」ピラリピラリ

?「ん、まあ好きだしな。 そんでそっちは大体決まったのか?」

久保「そうですね… まだちょっと見てみたいのがいるんですよね。 特に千曲東の大将と鶴賀の・・・・」


 ――“その女・・・”――――― 


?(… 長野は… やはりまずは国広がイイな… あの究極のロリ体型にあどけない顔…)ピラッ

?(それにあの見えそうで見えないファッションセンスはピカイチだ… 実にそそられる…!)ゴクリ


 ――“ロリコンにつき・・・”――――――


?(そうそう、見えそうで見えないといえば、なんといっても永水の薄墨は外せない…!)ピラピラ

?(あのロリ痴女巫女を、よく地上波でアニメ化できたもんだ… 放送倫理協会あたりから、何か糾弾されるんじゃないかとヒヤヒヤしたが… 無事に終わってよかった) 

?(…ふおおおおぉぉこのクッキリとしたスク水の日焼けアトが目にまぶしいぃ…! まさに天下の微乳ロリ…!)


 ――“危険・・・!(社会的に)”―――――――


?(あと、岩手にもイイのがいる… エイスリン・ウィッシュアート…!)ピラリ

?(オーストラリア人でありながら、あのあどけないロリロリな雰囲気は… 実に… 実にけしからん!///)ハアハア

?(おもちの方はやや適乳よりの微乳だが… あの、「萌え漫画の外国人留学生は元気っ子グラマー」という定番を、根底から覆したロリ大天使っぷりはまさに奇跡・・・!!)

?(あぁ、美しい・・・/// うちに持って帰って、フィギュアの横に飾りたい・・・!!)ハアハアハア


 ――“もはや手遅れ・・・! その、女の、名は・・・・!!”―――――


久保「… 藤田プロ、あんた… さっきからどうして九州や岩手の資料見てるんですか?」

靖子「ん? あ、いや? だ、だってコレ、世界ジュニアに向けての全日本選抜候補の選出だろ? い、一応、他県の有力候補も見といた方がいいから、さ…」

久保「私たちの仕事は、まず長野県内の選手の吟味選出ですよ?」

靖子「そ、そうだな、スマンスマン・・・」ハハハ


 ――“藤田靖子・・・! 24歳!! カツ丼と微乳をこよなく愛する麻雀プロである・・・!!”―――――


靖子(やれやれ… 長野はあと… 清澄の片岡もイイな。 あの明るい笑顔と八重歯が最高にかわいい…)ピラリ

靖子(あのツルペタストーンっぷりはまさに妖精… ああ…! うちに持って帰って着せ替え人形にしてみたい…!)

靖子(しかし・・・)

靖子(なんといっても、微乳ロリといったら、天江衣・・・!!)

靖子(ふわああああああぁぁころたんマジ天使…! もう私のボキャブラリーじゃこの美しさを表現できない…!!)

靖子(こんな… こんな子どもがうちにいたら、もうどんな日常の悩みや煩わしい事も、一瞬で吹っ飛ぶだろうな…)

靖子(ククク… 明日の、SSOJからの派遣依頼の店には、衣も片岡も来てるらしいからな… ウェヒヒ…!w 今から楽しみで仕方がないよ…!)グフォフォフォフォオォ・・・


 ――“彼女の向かう先は、桃源郷か・・・? はたまた、凶悪な微乳モンスターの巣食う、魔の巣窟なのか・・・?”――――――


希望と期待で鼻の穴を大きく膨らませる靖子・・・

しかし・・・ その派遣先の店にて、身の毛もよだつ恐ろしい事態に巻き込まれることを、この時の靖子は想像だにしていなかった・・・・・


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~「roof-top」(微乳タイム)~


 ユウキチャーン!  3バンテーブルシメイハイリマシターッ!  ハーイ♪ダジョー!!


開店したキャバクラ風おもちメイドカフェ「roof-top」は、意外や意外、かなり混み合っていた。


由子「けっこう忙しいのよー」ハアハア

爽「ああ、でもまあ、予想通りだけどな」

由子「予想通り?」

爽「うん、だって、女子高生オンリーの“ロリ微乳メイドカフェ”なんて、“萌え”の世界じゃメチャクチャ希少価値がたけぇーからな」

爽「私自身は大の巨乳好きだけどさ、世間では、若いコの微乳に対して、純粋無垢なイメージ・・・妖精のようなニンフェット性を求めてる連中が多いんだ」

由子「へ、へえ…?」

爽「しかもこんな、近くで会話や軽いボディタッチも許されるキャバクラ形式・・・ これが繁盛しねーワケはないよ」

由子「… アンタ… 年いくつなの…? まるっきりオッサンのセリフなのよー…」


その時だった…


 ガチャッ  カランカラン・・・


由子「あ、お帰りなさいませなのよー、お嬢様!」


靖子「やあ、こんばん・・・わ? …随分いつもと雰囲気が違うな…」キョロキョロ

由子「お嬢様は常連さんなのよー?」

靖子「あ、ああ、たまに麻雀を打ちに来てるからな…」

由子「本日はキャバクラ風メイドカフェとして営業してるのよー! どうぞ楽しんでって下さいなのよー!♪」


由子「ではこちらにお掛け下さいなのよー♪」

靖子「ん、ありがとう」スッ

由子「こちらがメニューと、女の子のアルバムなのよー。 よく考えて選んで下さいね」

靖子「ふむ… ではまずカツ丼の特盛を頼む。 そのあとに女の子を選ぶよ」

由子「かしこまりましたなのよー!」



由子「カツ丼おまたせしましたなのよー」トンッ

靖子「ありがとう、いただくよ」パチンッ

靖子(この、頭の左右にチョココロネをつけてるコは、姫松の次鋒真瀬由子だな… うむ、かわいいな… 素朴で親しみやすい雰囲気もイイ…)ガツガツ

靖子(ほんのりと膨らんだ微乳も実にイイ… だが、しかし…)ムシャムシャムシャ

靖子(私に言わせれば大して高いレベルではないな。 少し膨らみ過ぎだ。 “微乳”とは、“微かな乳”・・・ つまり無乳に限りなく近いのがベストなのだ)

靖子(フフ… まあ、ここは当然選択の余地などないのだがな…w)ククク・・・

靖子「ごち」トン

由子「食べるの早いのよー」

靖子「…二名同時に指名してもいいのか?」

由子「少しすいてきたから、今なら大丈夫なのよー」

靖子「ならば・・・ “コロモ”ちゃんと“ユウキ”ちゃんを頼むよ・・・」グヒヒヒィ・・・・ww






優希「ご指名感謝だじぇ! 私が“ユウキ”ちゃんだじょ!☆」

衣「御指名大儀・・・ って、にゅ? フ、フジタ?!」

靖子「やあ衣。 久しぶりじゃないか…」ニタアァ・・・



おもちメイド喫茶兼キャバ嬢として指名された衣は、靖子の膝の上にのせられ、その小さな体を舐めるようにまさぐられていた。


衣「ふ、ふわぁ…/// あ、あまりなでるな! セクハラ雀士…!」

靖子「なんだ、ここはキャバクラだろ? なでるくらいいいじゃないか。 ほら、よしよし…w」ゲヒヒ・・・

衣「ふ、ふ、ふにゅうううぅぅ・・・//////」ゾクゾクゾク・・・


涙目で顔を真っ赤にして耐える衣…


衣(っく…! こんなゴミプロ雀士に陵辱されるとは… なんたる恥辱…!)

衣(し、しかし… 仲間に大言を吐いて来た以上、逃げ出すことはできん…)

衣(た、耐えるのだ… 臥薪嘗胆… 今は透華たちのために我慢するしかないんだ…!)ウルウル

靖子(・・・はああぁ…/// 今日の衣はほとんど抵抗しないな… やはり仕事である以上、やるしかないからな… ふふっ、これぞ役得役得…ww)

靖子(ふおおおぉしかしイイ匂いだ…! タマラン!!)クンカクンカ


優希「ヤ、ヤスコさま… き、着替えてきたじょ…」モジモジ


靖子に言われて、別室でスク水・ネコ耳・尻尾つき、に着替えてきた優希…


靖子「おお…! す、すばらだ…! ユ、ユウキちゃん、じゃあ、私の隣に座ってくれ…!」ハアハア

優希「分かったじょ…」スッ


優希も、久と和の命運がかかっている以上、大人しく言うことを聞くしかない…

靖子は、優希が隣に座ると、衣を膝の上にのせたまま水着と肌のすき間に手を差し込んで、なでさすり始めた。


優希「く、くすぐったいじょ…///」カアアァ・・・

靖子「じ、ジッとしてなさい…! す、すぐ、終わるから…!!」ハアハアハア


靖子が、二人が抵抗しないのをいいことに、明らかにキャバクラで許される範囲を超えて暴走し始めた、その時・・・


 「オイお前、いい加減にしろ」


靖子「ん?」

照「ここでは、過剰なボディタッチは禁止されてる。 それ以上続けるなら、外へ叩き出すぞ?」ギュルルルルウゥ・・・!

靖子「な…? お前、宮永照…?」

優希(さ、咲ちゃんの、お姉ちゃん…?)

衣(? チャンピオン…?)

全員褒めるのならともかく審査員の中ではっきり優劣つけるのはどうかなって気はするなあ

確かにこれは微乳のレベルの定義を決めつけちゃってる感じがするから由子不利且つ衣&優希有利に繋がりかねない


靖子(この… もう少しでこの二人のあんな所やそんな所もスリスリできそうだったのに…! しかし、コイツもここのメイドなのか…?)チッ

靖子「・・・ふんっ、分かったよ。 やめるから、サッサと向こうへ行ってろ」シッシッ

照「いえ、お嬢様、私はドリンクのオーダーを伺いに来たのです」

靖子「ドリンク? 私は下戸なんだ。 さっき頼んだカツ丼だけでいいよ。 あとは水だけで十分だ」

照「そうはいかない。 ここはキャバクラメイドカフェです。 ドリンクは最低でも一杯はご注文いただかないと…」

靖子「… じゃあ、ドリンクメニューをよこせ」

照「はい、こちらです」スッ

靖子「ふん・・・ パカッ ・・・んん?」


そのメニューを開いた靖子は、眉根を寄せ、怪訝な顔で照を見返した。


靖子「お、おい… なんだこのメニューは? ほとんど全部塗り潰されてるじゃないか?」


確かに… ドリンク名のほぼ全てに、黒マジックで線が引かれて消されていたのだ。


照「線が引かれているのは売り切れです」

靖子「は、はあ…? って… 引かれてないのって… 一つしかないぞ?」

照「はい、じゃあそれを注文して下さい」


メニューにただ一つ残っていたオーダー・・・ そこには、「ツンデレアラタソフィーバー」と書かれてあった。


靖子「…?? なんだこれは…? 一体何のオーダーだ?」

照「スペシャルドリンクですよ。 それは、ここのおもちメイドのアラタちゃんによる特別なオリジナルドリンクなんです」

靖子「…? じゃ、じゃあ… その、“ツンデレアラタソフィーバー”で…」


…もしおかしなモノが来たら、別に口をつけなければいい… そう思って、注文した靖子。

しかし…


照「はい、ツンデレアラタソフィーバー、3万円です。 今ここでお支払い下さい」ニタッ

靖子「は?!」


靖子「さ、さ、3万円・・・? おい… 冗談はやめろっ!」

照「冗談ではありません。 そのドリンクは特別なサービスが一緒についてくるのです。 さあ、早く3万円よこせ下さい」スッ

靖子「…???」


確かに… メイドカフェのドリンクというものは、特殊なサービスを付加することによって、高額になっているものが多い…

1杯1000円や2000円のドリンクは普通だし、稀に3000円以上するドリンクもある。

しかし…


照(ククク…w ツンデレアラタソフィーバーの本当の値段は2000円… 残りの28000円は、私のチップだよww)

照(この勝負は、要はより多くのチップを手に入れたメイドが勝てる… だから、こうやってカツアゲしてボッたくれば、簡単にたくさんのチップをGetして圧勝することができるんだよ!ww)

照(こんなすばらなアイデアを思いつくなんて… フフッ、やっぱり私って頭いいな!♪ ほら早くよこせよこのゴミクソ雀士が!!)


靖子「・・・ふ、ふ、ふざけるなっ! なんで1杯のドリンクが3万円もするんだっ!!」

照「? さっき言ったでしょう? そのドリンクには“特別なサービス”がついてくるんです。 つまり付加価値としてその値段を頂いてるんです」

靖子「な、なんだとぉ…?」

爽「おいおい待てよチャンピオン! ツンデレアラタソフィーバーは2000円だろ? それに会計は最後にまとめて払ってもらうんだろーが。 何アホなこと言ってんだお前?」

照(・・・この、くそっ! 見つかったか… この赤毛野郎… あとで絶対ミンチにしてやる)

照(…でもまあいいや。 注文はとれたんだ。 これで・・・トップの奈良、そしてドリンクサービスの補助につくはずの北海道にも、大打撃を与えられるはず…)

照(それに、藤田プロ…! アンタは単行本一巻で、私の咲ちゃんを涙目にするという大罪を犯した… いつか仕返しをしてやろうと思ってたんだよ…!)

照(ふふ… 「ツンデレアラタソフィーバー」は、恐怖のドリンク…! もうお前は終わりだよっ! 藤田!!)


照(クククク…ww! ライバルを沈めて、なおかつ自分の仕返しも済ましてしまう… 私ってマジ策士www)ウェヒヒヒヒヒヒ・・・


「ツンデレアラタソフィーバー」とは、一体どのようなドリンクなのか… 約5分後… 灼が、“ソレ”を持ってやってきた。


灼「………」スタスタスタ・・・


靖子(…げっ? なんだあの、ウーロン茶とメロンソーダとワカメの味噌汁を混ぜたような色は…?)

靖子(ちっ、まあいい… あんなモノ、口をつけなければいいだけだ。 トイレにでも流してしまえばいいだろ)


灼「…おまたせしましたお嬢様、『ツンデレアラタソフィーバー』です」コトッ

靖子「ああ、どうも…」

灼「では… スペシャルサービスを行いますので、お客様のお名前をお聞かせ下さい」

靖子「え? 名前? 靖子だけど…? それがどうした」

灼「ヤスコ様ですね、承りました・・・」スウウゥ……

靖子「??」


灼は… 大きく深呼吸をした。

これが… 藤田靖子の人生を、メチャクチャにしかねないほどの最悪の悪夢の始まりだった・・・・



灼「ちょっと! ヤッちゃん! なんでこんな所にいるのっ?!」=3=3

靖子「は?!」

灼「わ、私のこと好きって言ったのに・・・! こ、こんなロリメイドたちなんかとイチャイチャして・・・!!」ワナワナ

靖子「え、え? ええぇ・・・??」

灼「気持ち悪いんだよっ! ヤッちゃん! ほら、早く私の前に来なさいよォ!!」カッ!


靖子「・・・・・・・」ポカーン・・・・

灼「早く来いって言ってんのっ! 聞こえないのヤッちゃん?」

爽「ウォラッ! アラタちゃんが来いって言ってんだろーが! 立てよコラッ!!」グイッ

靖子「!?!?」


灼の後ろから現れた爽が、靖子のムナグラをつかんで無理やり立たせ、灼の前へと引きずってきた。


灼「ねえ、どーゆーことなの? 私のこと好きって言ってたのに…! あれは嘘だったの?」

靖子「……???」


凄まじい剣幕で靖子をにらみつける灼・・・ 靖子は、あまりの異常事態に、目を白黒させて口をきくこともできずにいた。


灼「ねえ、ホントに私のこと好きなの? ヤッちゃん…」ウルウル

靖子「…… な、なんだ? これは、いっ」

爽「オイ、お前ちょっと黙ってろ。 私がかわりに答えてやる。 ・・・モ、モチロンスキダヨ! アラタ!!(裏声)」

灼「好きなら… その証拠を見せてよっ!!」

靖子「…?? え、あの」

爽「だから黙ってろって! ショウコッテ… ナニヲスレバイインダ、アラタ?」

灼「本当に好きなら・・・ 私に、お尻を向けて四つんばいになってっ!!」カッ!


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~体育館~


 ザワザワァ・・・  ナ、ナンダアレ?  ナ、ナニガオキテルンダ??  ザワザワガヤガヤ・・・・


穏乃「く、玄さん…? あ、灼さん一体、どうしちゃったんですか??」

玄「いや、アレは… ドリンクに付加されているサービスの一つですのだ…」

穏乃「えぇ?!」

憧「どういうことよ、玄…」

玄「メイドカフェには、時々ツンデレ好きのドMの変態が来店するのです。 アレは、そんなお客様のニーズに応えるための特殊サービスの一つなのです」

宥「え、じゃあ… あのお客さんが、自分で希望してあんなことをしてもらってるの?」

玄「う、うん、ああいう特殊サービスは、ちゃんと説明して、希望があった時にだけ薦めるようにみんなに伝えてあるから… そのハズなんだけど…」

憧「でも、仕事とはいっても、すごい真に迫った演技ね、灼… まるで人が変わったみたい…」



晴絵「…………」ダラダラダラダラ



モニターに映る灼の鬼気迫る姿に、ただ一人、晴絵だけは見覚えがあった。

そう・・・ 晴絵が、こっそり健夜のホテルの部屋に泊まろうとした所を、尾行していた灼に踏み込まれた時の修羅場と、ほぼ一緒だったのである・・・


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靖子「よ、よ、四つんばい・・・??」

灼「そう、本当に私のこと好きならできるでしょ? 早く四つんばいになってよっ!」=3

靖子「っふ・・・・  フザケルナァ!! なんなんだこれは! この店はいったい…」

爽「うるせぇ! 召還ん!! “パウチカムイ”ィィ―――――ッ!!」ブワァッ!

靖子「げっ?!」


爽の背中から、真っ黒な若い女のような形をしたカムイがぬらりと現れ・・・ 靖子の体にからみついた。


靖子「どっひゃあぁっっ!?!?」=3=3


靖子「あ、あっ?!/// あ、あぅっ! あうううううううううぅぅぅ―――――――――っっ!!!!/////////」プッシャアアアアアアァァ―――ッ!! ビクンビクンビクン


淫欲の神であるパウチカムイの猛烈なテクで、靖子は一瞬にして絶頂し… 失禁してその場に倒れこんでしまった。


灼「ホラッ! 何倒れてるの? 早く四つんばいになってよっ! 時間をとらせないでっ!」

爽「おいほらっ、手伝ってやるからさ、早く四つんばいになれっ!」グイッ

靖子「 う、 うぅ …… …」


爽によって無理やり四つんばいの体勢をとらされた靖子…


灼「じゃあ・・・ 『私のすべてはアラタさんのものです! アラタさんにお尻を蹴られたいですっ!!』って言ってぇっ!!」=3

靖子「…?!?!?」

爽「おらおら、言わねーともう一回ヤッちまうぞ? さっきの」ニタニタ

靖子「… …わ、 わたしの、すべて、は…」ボソボソ

灼「全然聞こえないよっ! 大きな声で言って!!」

靖子「 う、 うぅ… わ、 わたし、の… すべ、て…!」ポロポロポロ

灼「泣いてんじゃないよォ!! 泣きたいのはこっちだよっ!! ほら、『私はロリコンでドMの世界一の変態ですっ!!』って大きい声で言ってよっ!!」

靖子「・・・わ、 わたしは、 ロリコンで、 ドエム、の…!」

灼「 キモイんだよオオォッッ!!! 」ドッゴオォッ!!

靖子「 あがぁっっ?! 」=3=3



その、灼の強烈な前蹴りは、靖子の尻肉の間に深くメリ込み・・・ ついに靖子は、泡を吹いて失神してしまった。

・・・この様子は、体育館で数百人の観客を前に上映されており… 靖子の大人としての、そして麻雀プロとしての威厳が著しく損なわれたことは、言うまでもない・・・・






~会計~


失神した靖子は水をブッかけられて無理やり起こされ… そのまますぐに、半ば放心したまま、会計をさせられていた…



6人「「「「「「行ってらっしゃいませ、お嬢様♪ またのお越しをおまちしておりますっ!!!」」」」」」」


靖子「………」フラフラフラ
 

 バタンッ






爽「よーっし! じゃあ、早速チップの封筒開けてみようぜ!」

灼「…うん」

照(ふふ… アレだけひどい接客をしたんだ。 この二人にはほとんどチップは入ってないはず…)ククク・・・

照(それに比べて私は、セクハラ行為を働く客に毅然と立ち向かい… 周囲のお客からは評価が高かったはず。 この勝負・・・もらったねっ!w)

優希「あれだけ頑張ったんだ… 指名も多かったし、私のダントツトップで決まりのはずだじぇ!」

衣「何を言う! 一番は絶対衣だっ!!」

由子「どれどれ、それなら見てみるのよー・・・」ゴソゴソ・・・



※玄『ではぁ! 投票願いますのだ! 22:30までがID出し受け付けタイム、22:30から5分間が投票タイムですっ!』

玄『投票方法についてもう一度確認したい方は、>>44をご参照くださいっ!』

玄『あくまで「おもち」と「接客」の2点で審査をお願いしますよぉっ!』

 玄『あと、これが前半最後の投票なので、「このチームに準決勝に行ってほしい」という、応援の気持ちを、少しは加えて投票する・・・ つまり、他のメンバーのことを少し考慮してチップを振り分けてもいいんじゃないかな、と、私は思うよ!』

 玄『あ、でもね、他の人の投票を見て、それを参考にしてチップを振り分けたりとかはしないで下さいよ! ご自分が「このおもち!」と思うおもちに、スパァーンとチップを入れちゃって下さい!!』


ゆーき2
あらたそ2
爽1

衣  5

>>275から>>299まですべて有効
しばしお待ちを


<準々決勝第3回戦・微乳部門結果>

1位 獅子原爽  34000円(北海道・東北)
2位 鷺森灼   27000円(奈良)
3位 片岡優希  21000円(長野南部)
4位 天江衣   19000円(長野北部)
5位 宮永照   10000円(東京)
6位 真瀬由子   9000円(大阪)

特別手当 藤田靖子 5000円

※微乳部門前半グループ、合計120000円獲得


《準々決勝前半戦・最終結果》

1位 奈良ブロック      42000+42000+27000=111000円
2位 北海道・東北ブロック   29000+24000+34000=87000円
3位 長野南部ブロック     28000+12000+21000=61000円        
4位 東京ブロック       16000+15000+10000=41000円
5位 大阪ブロック         8000+13000+9000=30000円
6位 長野北部ブロック       7000+4000+19000=30000円


※「奈良」ブロック・「北海道・東北」ブロック準決勝進出決定



~エピローグ~


靖子(・・・・・)フラフラ

靖子(…ひどい目にあった……)フラフラ

靖子(一体私が何をしたというんだ… …まあセクハラはしたかもしれないが…)

靖子(…なんなんだ… これは、微乳を愛するがゆえの、罰だというのか…?)

靖子(しょせんロリコンの微乳好きなど・・・生きてる価値がないというのか…?)


 オーイ!  フジタサァーン!!


靖子「・・・ん?」


  タタタタタタタ・・・・!!


玄「藤田さん! 今日はありがとうございました!」

靖子「ま、松実会長…?」

玄「あの、これ、お客さんの一人が、藤田さんへと…」ソッ

靖子「…5000円…? これは…?」

玄「藤田さんへのお疲れ様のお気持ちだそうです」

靖子「……」

玄「あの… うちの微乳おもちがかなり狼藉を働いてましたけど…」

玄「おもちたちは、仕事の一環としてやっただけなんです。 原因は、私の監督不行き届きにあるのです…」

玄「申し訳ありませんでした。 次は、こういうことがないようにしますのだ」ペコリ

靖子「………」

玄「あの… 今後も、おもち協会の微乳鑑定士として… 働いてもらえますか?」

靖子「…会長、何を言ってるんです… 私は別に何もされてませんよ?」

玄「え?!」

靖子「あんな子どもたちの悪ふざけ程度で、私が怒ったりするわけないでしょう。 もちろん、今後も微乳鑑定士はさせてもらいますよ!」

玄「藤田さん・・・! さすがお心が広いですのだっ! 今後もよろしくお願いします!!」

まこ「藤田さん… わしからも謝るわ… 常連さんに失礼があって、すまんかった…」ペコリ

靖子「お前は関係ないだろう…? 気にするな。 また雀荘の営業が再開されたら、すぐに顔を見せに行くさ」ニコッ


イケメンすぎる藤田靖子…

ところが… 靖子はこの時、一方的に責め立てられてお尻を蹴られるという理不尽な仕打ちに、屈辱感だけでなく、なぜか少しだけ快感を感じてた自分に気づいてしまい… また別のロリツンデレ系メイドカフェに行くようになったという、噂がたったのは、また後の話である…

本日以上です。
今日も投票やレス、ありがとうございました!

>>234>>235
ごもっともです。
たくさんの人がこのように思ってると思います。

しかし、SSの流れの関係上「鑑定士」の人たちはかなり異常な人たちばかりで、偏った見方をけっこう平気ですることもあり、審査対象の6人に対しても不公平な考え、発言をすることがあります。
照みたいにズルしようとする人もまた現れるかもしれない。

この「バラエティ」部門は、ぶっちゃけ不公平でわりとなんでもありの闘いです。 玄ちゃんが「運」と言っていたのはそういうことでもあります。 玄さんの考えでは、だからこそ3部門やる意味があるそうです。 一番公平なのは「パーソナル」部門なので、そこならこういう不公平なことはないと思う。

このバラエティ部門に関しては、決勝まで大体こんな調子で同じ流れで行く予定なんだけど、もしこのことについて何か意見があったら、またお願いします。



明日の夜、前半戦の締めくくりだけ書きます。 次の「後半戦」の闘いは、今週の土曜の19:00頃から書いていこうと思うので、またお願いします。

靖子はさすがに書いてて心が痛んだけど、中途半端は良くないので徹底しました。 罪滅ぼしに、靖子がハイパーカッコイイSSも、いつか書けたら書きたいと思います…







照「なっ?!」

優希「じょじょぉ? これは・・・?」


開かれた6つの封筒・・・!


照「え、わ、私、10000円だけ…? な、なんで? どうして??」ワナワナ

灼「…27000の2位… よし、総合1位確定…」ホッ

優希「… 21000… じょおおぉ… まくれなかったじぇえぇ……」シュン・・・

衣「こ、衣が、19000だけだと…? な、なんだこれは、何かおかしいんじゃないか…?」ブルブル

由子「セリフが多かったのに最下位なのよー…」

爽「ウワハハハハハッ!!w みじめだのうあんたら・・・w まあ、これも勝負だからさ、自分のおもちの力不足を認めて精進するしかねーよなww」ヘラヘラ

照「有珠山、貴様・・・ お前なんかがトップに立てるワケがないっ! 一体どんなズルをしたんだ!!」クワッ

爽「は? 何言ってんだお前。 ズルしようとしてたのはチャンピオンだろ? 往生際がわりーな」

照「フザケるなっ! くそっ、かくなる上は・・・!」ギュルルルルルルルルルルウウウウウゥゥ・・・・・!!

爽「?! なんだ、ヤル気か…? リアルファイトなら私だって負けねーぞ!」ブワアアアアアアアアアァァァァ・・・・・・!!


右手から雷光を放ち、竜巻を起こす照・・・! そして、背後に数々の恐ろしい姿のカムイたちを出現させた爽・・・!!


照「ぬぬ・・・!!」ジリッ・・・

爽「むむぅ・・・!!」ジリジリ・・・


由子「二人ともやめるのよー! お店の中がメチャクチャになっちゃうのよー!!」


まさに一触即発の二人・・・  ところが・・・!



  バタァンッ!



 「やめるのです!! 微乳おもちさんたちぃ!!!」カッ


ドアを開けて入ってきたのは、靖子に5000円の手当を渡して急いで戻ってきた玄だった・・・


玄「ナニをしているんですかあなた方は…! それだけの立派な微乳おもちを持っている者として、恥ずかしくないのですかっ?!」クワッ


爽「! か、会長・・・」

照「……」


玄「・・・いいですか、おもちというものは、人々の幸福・・・引いては世界の平和のためにあるのです! あなた方は多くの人たちから支持を受けた美微乳おもちの持ち主なんですよ? その自覚をおもちなさいっ!!」=3


今まで見たこともないような剣幕で爽と照を叱咤する玄…


爽「…うぅ…… か、会長、すみませんでした…」ペコリ

照「………」


玄「照さん、あなた、細かいことは追求しませんが… この神聖なるおもちバトルの最中に、ズルをしようとしましたね…?」

照「… ぐっ…」

玄「敗者のあなたにも、まだおもちバトルに参戦する機会がありますが・・・」

玄「もし次、同じようなことをしたら… この私のおもちが覚醒し、あなたを地獄へと叩き落とすことになりますからね・・・!!」ギロッ

照「・・・ わ、分かった。 すまなかった…」ペコッ


灼(…玄、麻雀の時はあんなにチャンピオンにボロカスにされてたのに… おもちのことになると立場が逆転するんだ…)






~体育館~


照「ただいま…」

菫「あ、ああ、おかえり、照…」

誠子「お、おかえり、サマサマ、です…」

淡「テルー? カンタンとかラクショーとか言ってたの、どこの誰ー?」ジロッ

尭深「… 役立たず」ボソッ

照「! 尭深今私のこと役立たずって言った! ひどい!!」=3=3

尭深「…空耳」ズズ・・・


照「絶対言った! 尭深だって4位で私とそんな変わんなかったくせに…」

菫「ま、まあまあ… 確かに今回は私たちは負けてしまったが、パーソナル部門でまたチャンスがあるんだ。 その時のために英気を養っておこうじゃないか」

淡「ドラフト部門では私にもチャンスあるしねー♪」


誠子(… カヤの外…)ポツン



由子「ただ今もどったのよー」

恭子「おかえり由子、ガンバッとる姿、見とったで」

由子「…結局最下位だったのよー…」

絹恵「… 真瀬先輩……」

洋榎「まあ、今回はしゃーないやろっ! キヌも由子も、まだこのバラエティ部門が終わったあとに出番あるんやから、その時にリベンジせえや!」

漫「そうですよ! とりあえずこれからの後半戦観戦して… 他のブロックの力も見て作戦たてましょう!」

恭子「…? 漫ちゃん作戦って… どないしてたてるんや?」

漫「え? ・・・そ、そうですね、おもちを、きたえる、とか・・・?」

由子「おもちなんかきたえてもおもち力は上がらないのよー」

絹恵「難しいですね…」


怜「ほんなら、作者の小林立とかあぐりさんとかに、うちらのおもちもっとセクシィーに描けっ! って、メールでも送ればええんちゃうか?」

洋榎「ほう、園城寺、ナイスアイデアやなっ!」

泉「私たち今ちょうど5決で登場するとこですからね… うまく描いてもらえば、かなりレベルアップできるかもしれませんよ!」

セーラ「せやな! よっしゃ! フナQ、お前メール送んの頼むでっ!」

浩子「…別にいいですけど…… 仮にそんなメールを見てもらえたとしても、あなた方二人は期待しないで下さいよ」

セーラ・泉「「………」」

竜華「あはは、二人とも短髪元気っ娘の男前キャラやからな…」



爽「ただいまー!♪」

誓子「あ、おかえり爽」

爽「よーよー見てたかよ? 私の圧倒的な強さをよっ!ww」

揺杏「…なんでお前が1位になれたんだ…? 何か間違いがあったんじゃねーの?」

成香「私も…ビックリしました…」

爽「あん? …ヤレヤレ、困ったもんだぜ……」フウ

揺杏「は?」

爽「マジで醜いよなー、女の嫉妬ってさw 私のこの美微乳がそんなに羨ましい?」クネッ

揺杏(こんの…! 初めは「微乳代表なんてアホなことやってらんねー!」って言ってたくせによ…!)イラァ


爽「てかてか! それよりさ! ユキ! 私、1位とったよっ!」=3

ユキ「・・・はい」

爽「は、早くさ、約束の“もちもちキュンキュン”やってくれよっ!」ハアハア

ユキ「しょうがないですね… じゃあ、爽さん…  四つんばいになって下さい」

爽「えっ?!」

ユキ「私、背が低いので… その体勢のほうがよく見えると思うんです」

爽「そ、そうだな! よし、まかせろっ!」ヨツンバイー!

ユキ「ふふ…♪ ワンちゃんみたいでかわいいですね、爽さん…」ヨシヨシ・・・

爽「ワンワン!///」

揺杏(さ、爽お前… いくらなんでも先輩として、それでいいのか…?)


ユキ「じゃあよく見てて下さいね、イキますよ?」

爽「お、おう…!///」ゴクリ・・・


 ユキ「・・・“ねえねえ、おもちの神様、お願い聞いて?☆ もちもちキュンキュン♪ 爽さんもぉ~っとかわいくなぁ~れっ!!☆”」キュキュキュキュゥ~ンッ♪


爽「ドウェエェ―――――――イッ!!」オッパイダーイブ!!

ユキ「てぇいっ!」セオイナゲー!

爽「わおっ!?」ドンガラガッシャーン・・・・・


 ユキー!  モーイッカイ!  モーイッカイタノム!!  モーヤリマセンヨー♪  アハハハハハ・・・


塞「・・・にぎやかな人たちね・・」ハア

胡桃「でも、有珠山の人たちのおかげもあって、塞は準決勝進出できたね」

豊音「サエ! 準決勝もちょーがんばってよー!」

塞「そ、そうね…/// これからの後半戦は、エイスリンも最後に出るし、一緒に準決勝行けるといいわね」

エイスリン「マカセテ! ガンバル!!」=3





優希「… ただ今戻ったじょ…」トボトボ

久「おかえり優希」

まこ「優希、よく頑張ったのう!」

優希「… ごめんだじぇ… 結局勝てなかったじょ…」

和「ゆ、優希のせいではありませんよ」

咲「そうだよ… 優希ちゃんすっごいガンバッて追い上げてたもん!」

優希「…うぅ、でも… せっかく大将を任されてたのに…」ショボン・・・

久「優希・・・  ありがとね」ニコッ

優希「部長?」

久「私と和のために、頑張ってくれたんでしょ? あなたのその思い、とっても伝わってきたわ。 嬉しかった♪」

優希「・・・うわああああああぁぁぁん! 部長ぉぉっ!!」ダキッ!

京太郎「優希、お前…」

咲「優希ちゃん…」

和(・・・優希… 次の闘いでは、必ずリベンジを果たしましょう!!)カッ



衣「…………」ズーン…

透華「こ、衣、元気を出して下さいまし!」

純「追い上げはしてたけどな、さすがにこりゃ届かねーよ…」

智紀「結局最下位…」

透華「っく… このままでは、『長野北部ブロック』が弱いと思われてしまいますわ… 次の勝負では絶対負けませんわっ!」クワッ

一「い、いや、透華、でもさぁ・・・ 確かに勝負だから勝ち負けも大事だけど、それより、過程も大事なんじゃない?」

透華「過程?」

一「そう。 このイベントはお祭りでもあるわけだからさ、楽しまないと意味ないじゃん。 今回、負けはしたけど、透華も衣も妹尾さんも、仲間のために力を合わせて頑張ったわけじゃない。 だから、その労をねぎらって、お疲れ様会でもやろうよっ!」

智美「いいアイデアだなー! じゃあ、この準々決勝が終わったら、このメンバーでみんなでファミレスにでも行こう!」ワハハ

睦月「うむ」

透華「ファミレス…! いいですわね! ファミレス星人としての血が騒ぎますわっ!」

純「ファミレッサーじゃなかったか、透華?」

透華「どっちでもいいですわ!」

衣「わーい、ハミレス! 衣はハンバーグエビフライが食べたいぞっ!!」ケロッ


一(やれやれ… まったく世話が焼けるよ…)フウ



灼「…ただ今」

穏乃「おかえりなさい! 灼さん!!」

宥「おつかれ、灼ちゃん… 2位おめでとう!」

灼「うん… でも憧たちみたいに1位はとれなかったよ」

憧「何言ってんの? 最終的にチームを1位に導くのが大将の仕事でしょ?」

玄「そうですのだ。 他ブロックの追撃をかわして見事リードを守った… 灼ちゃんは最高の仕事をしてくれたのです!」


憧「これで私たち3人は準決勝進出確定・・・ のんびり後半戦を観戦できるわね」

穏乃「何言ってんだよ憧。 後半には宥さんと赤土先生が出場するんだよ? 全力で応援しないと!」

憧「あ、そ、そうだったわね」

灼「ハルちゃんは後半の第2戦に出場… 一緒に準決勝に出ようね、ハルちゃん」ニコッ

晴絵「ん? あ、ああ… そ、そうだな、灼…」ビクビク

灼「? なぜ目を合わさな…」


玄「じゃあ、後半戦巨乳部門が始まるから、おねーちゃんの出番だよっ! 私も司会だから、一緒に行こ?おねーちゃん」スッ

宥「う、うん、よろしくね、玄ちゃん…」フルフル

憧「クロは選手もやるし司会もやるし運営もほとんど一人でやってるし… 大変ね」

穏乃「過労で倒れないでくださいよ?」

玄「心配ゴム用! 私のおもちパワーは無限大ですのだっ!!」カッ







 ザワザワザワ・・・  ガヤガヤワイワイ  キャッキャッ♪  ザワザワガヤガヤ・・・・


観客たちが注目する舞台の上に、再び、おもちマイスター松実玄が立った。


玄『皆さん! 前半戦おつかれさまでしたっ!!』

玄『激闘のおもちメイドバトルを制して、準決勝への進出が決定したのは、以下の6人!!』バッ


<奈良ブロック>
松実玄     新子憧     鷺森灼

<北海道・東北ブロック> 
真屋由暉子   臼沢塞     獅子原爽


玄『終始リードを守り、他ブロックを圧倒してましたね! 見事なおもちファイトでしたのだ!』

玄『さてでは、いよいよ後半戦へと移らせてもらいますが・・・』

玄『最初の、後半戦巨乳部門にご登場頂くのは、こちらの6おもち!!』ババッ!


舞台上のライトが移動して、中央が明るく照らし出される・・・ その中に浮かび上がるは、究極の美巨乳おもち6つ・・・!!


霞「うふふふ、まあお手柔らかにお願いしますね♪」ドッタプーン!

友香「やっと私の出番なんでぇー! アメリカ育ちの美巨乳パワーを魅せてあげるんでぇーっ!!」ポインポインッ

はやり(28)「ヤッホーッ! み~んなおまたせっ! は・や・り・だよぉーっ!☆ でゅふふ…! 今回こそ優勝ははやりのモノだからねっ!!☆」バインバインッ☆

美月「こんにちはー! えへへ、みつつ、また来ちゃった♪ まだまだはやりのオッパイなんかに負けないもんねっ!」タユンタユン♪

良子「ハローエブリバディ。 グラビアで競い合ったはやりさんには負けたくないですね…」ユッサユッサ

宥「よ・・・よろしくお願いします」フルフル  ポヨヨ~ン♪


 ウオオオオオオオォォ・・・!  ス、スゲエエエエエェェ・・・・!  オ、オッパイガ、イッパイ・・・・!!


玄『ではぁ! 早速イキましょう! おもちバトルの戦地・・・「おもちメイドカフェroof-top」へ!!』カッ



本日以上です。
また、土曜日の19:00くらいから再開したいと思います。
投票はたぶん22:00くらいです。

再開遅れます。 21:00くらいかな…?
投票は23:00くらいになると思います。

再開します。
下書きは大体書けてるので、投下は早いです。
ちょっと長いです。

すみませんが、ID出しは余裕をもって23:30~23:50の20分間… 投票は23:50からの5分間です。

い、いかんトラブッた! あかん。

ID出し日付の変わった0:10から0:30で行きます。 投票は0:30からの5分間。
度々ごめんなさい。







~「roof-top」控え室兼更衣室~


  ワイワイガヤガヤ  キャッキャッ♪  ザワザワガヤガヤハヤヤヤヤ・・・・


はやり(28)「わっ! すっごいいろんなメイド服やコスプレの衣装がある…! よくこんなにたくさん集めたねっ!☆」ハヤッ

玄「おもち協会の資金をはたいて買い集めましたからね! どうぞ皆さん自分の好きな種類の服を選んで使って下さい」

霞「…あの、松実さん… 私のおもちに合うサイズの服がないんだけど…」

玄「えっ? ・・・う~ん・・ 申し訳ありませんが、服はここにあるので全部なんです… 石戸さんはコスプレということで、その巫女服で接客してもらえませんか…?」

霞「…私もメイド服着てみたかったんだけど…」シュン


美月「おもちが大きいと、選ぶ服って、どうしても限定されちゃいますよねー♪」

霞「はい。 わたし、鹿児島に行きつけの洋服屋さんがあって… いつもそこで買ったものしか着ないんです」

美月「ほほお… それはなかなかのなかなかですね…(って、この人おもちデカッ! 頭が三つあるみたい…)」

美月(年いくつなのかなー? 私と同じか… ちょっと上かな?)

美月「石戸さんって、いつも呼びに来て下さる狩宿さんや薄墨さんの上司・・・ですよね? おいくつなんですか?」

霞「私ですか? 17歳です」ニッコリ

美月「へ!?」

美月(うそっ、私の半分・・・? 何・・・ なんなのこの貫禄は・・・??)


玄「それでは皆さん! いよいよ開店ですが…」

玄「営業形態は、先ほどの微乳メンバーと同じく、“キャバクラ風おもちメイドカフェ”ですのだ」

玄「メイド兼キャバ嬢として、オーダーの提供のほか、お客さんとの会話を楽しみながら仕事をしてくださいっ!」

はやり(28)「しつもぉーん☆ それなら、はやりたちも接客中にお酒飲んでいいってことだよね?」

玄「20歳を超えてる人はお酒を飲んでも構いません。 でも、あくまでお客様優先なので、自分はほどほどにするようにしてくださいよ!」

玄「お店の壁の穴の修理費とか、準決勝や決勝の準備とかのために、このあと支出が立て込みそうなので… みんなで頑張って、たくさん売り上げを上げてくださいね!」


一同「「「「「「 は―――い♪ 」」」」」」


玄「ではでは、私はこれで戻りますので、時間になったら営業を始めて下さいっ!」


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~体育館~


玄「ただいまー」

灼「おかえり、玄」

穏乃「玄さん、行ったり来たり大変ですね…」

玄「大したことないよ、roof-topまでは歩いても10分… 自転車飛ばせば5分で着いちゃうもん」

憧「後半は・・・前半とは打って変わってアダルトな雰囲気ね。 『鑑定士』は今回どんな人が来るの?」

穏乃「けっこうヤバイ人が多いですよねぇ鑑定士… また変態っぽい人が来るんですか?」

玄「ううん、今回はね、きっと6人の鑑定士の中で、一番普通な人だと思う」

憧「またまた… 巨乳好きの審査員なんかに、まともな人なんていないでしょ?」

玄「そんなことないよ? 雑誌の記者とか編集の仕事してる偉い人だよ♪」


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その頃・・・長野県上伊那郡の国道153号線を、赤いトヨタクラウンが清澄高校のある飯島町を目指して北上していた。

その車を運転しているのは、西田順子・33歳―――― あの「Weekly麻雀TODAY」のベテラン記者である。

彼女は、そろそろ趣味を生かした自分自身の雑誌を作ってみたくなり… 記者の仕事もしつつ、新ファッション雑誌「月刊OMOCHI」の発刊に向けて忙しく立ち回っている最中であった。 


西田(月刊OMOCHIは、主に10代から30代くらいまでの女性をターゲットにしたバスト専門ファッション雑誌・・・ 私の美巨乳研究家としての知識や力量を生かせる雑誌よ)

西田(内容は、様々な綺麗なバストのグラビアはもちろん、バストアップについての方法の特集や、バストの手入れ、美乳として有名な人へのインタビュー、様々なバストに関するアンケートの実施など、多岐に亘る)

西田(若い女性のほとんどは、自分のバストについてなんらかの悩みをもっている…)

西田(銭湯に行くと、周りの女性のバストをこっそりチェックして、自分のと比較してしまうのが女の性というもの…)

西田(だから、このバスト専門雑誌は、とても多くのニーズがあるはず。 私の独立がかかったこの雑誌、なんとしても成功させたい…)

西田(そして… 「胸の悩みは?」という質問に対して、「小さすぎる」という答えを最も多くの人があげている)

西田(女性にとって、形が良くて大きいバストは憧れ、ほとんどの人がこっそりなんらかのバストアップ法を試したことがある)

西田(ふふ… 今回の、このおもち協会からの派遣依頼は、まさに私にとっては渡りに舟だわ)

西田(レジェンド級の美巨乳おもちたちの審査… そしてインタビューは、今回の月刊OMOCHI創刊号の目玉企画になるはず…)

西田(キャバクラ風のメイドカフェって言ってたから、一人ひとり順番に指名して・・・ガッツリインタビューして情報ゲットしてこなくっちゃね!)


 ブロロロロロオオォ・・・・


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~「roof-top」(巨乳タイム)~



霞「ユウカさーん、5番テーブルオーダーお願いしまーす」

友香「おまかせでぇー!」

はやり(28)「お母さーん!☆ 2番テーブル指名入ったよー!」

美月「はーい♪ ケーキセット用意したらすぐ行きまーす!」


良子「ハヤリさん、だから営業中はそれぞれ名前で呼び合わないと…」

はやり「あ、そうだったねヨシコちゃん。 てへっ☆」


開店と同時にroof-topには多くの客がなだれ込み… 6人のおもちメイドたちはそれぞれ忙しく立ち働いていた。

そして、そこへ・・・


 ガチャッ カランカラン・・・・


はやり「あ、お帰りなさいませっ! お嬢様!!☆」ハヤッ!

西田「あ、どうも・・・ って、瑞原プロ?!」

はやり「ん? ありゃ、雑誌の人? もしかして取材カナ?」

西田「えっと、一応お客として… 皆さんのおもちの鑑定もすることになってます西田です…」

はやり「あ、そーなんだっ! ユウちゃーん! アツシボ1番テーブルにおねがぁーいっ♪」

宥「おしぼりあったか~い…」ホカホカ

霞「ユウちゃん、おしぼりで自分の顔拭いちゃダメよ。 ほら、1番テーブルだって」スッ

宥「ご、ごめんなさい…///」


はやり「はいっ!☆ こちらがメニュー・・・ そしてこっちが女の子の載ってるアルバムだよっ!」

西田「あ、どうも、すいません…」

はやり「あちゅあちゅのお食事に、ちゅめたいお飲み物! 萌え萌えになっちゃうおちゃけも用意してるから、ゆっくり考えて決めてねっ! 西ぴょん!☆」キャハッ

西田「……」



西田「あの、それじゃあ、この・・・ 『萌えにゃんケーキセット』と… 『季節のみっくちゅジュース』でお願いします…」

はやり「りょーかいっ! おちゃけはいいのカナ?」

西田「私、車で来てるので…」

はやり「あ、そう。 女の子は誰にする?」

西田「・・・そうですね、じゃあ、まずは一番若い森垣さんから…」

はやり「エッエエエエエェェ―――――ッ!??☆」ハヤヤッ!!

西田「!?」ビクッ

はやり「どーして?西ぴょん? なんではやりを選んでくれないのぉ~~??」ウルウル

西田「・・・・・(うざい…)」



西田「あの、順番に指名しますので… はやりさんはまたちょっとあとで…」

はやり「しょーがないなぁー… じゃ、はやりが2番目だよっ!☆」







友香「こんばんわぁー! 『萌えにゃんケーキセット』と『季節のみっくちゅジュース』お持ちしたんでぇー!」

西田「あ、ありがとう森垣さん。 あの、早速なんだけど、おもちについていろいろ聞きたいんだけど、いいかしら?」

友香「なんでもどうぞ!」

西田「そう、じゃあ、まずはあなたのバストサイズから・・・」






友香「悩みはやっぱりー、麻雀してる時に、たまにおもちで牌を倒してしまうことなんでぇー… まだまだおっきくなってくから、気をつけないといけないこととぉー…」

西田「ふむふむ」カキカキ


順調に取材を続ける西田・・・ しかし、そこへ割り込んできたのが・・・


はやり「んもぉ~~!☆ 西ぴょんいつまでそんなガキとしゃべってんのぉ~? 早くはやりとおしゃべりするんでしょおおぉ~~!☆」ヘロヘロ


ほかの席ですでにウイスキーを一本あけ、ヘベレケになっているはやりだった。


西田「あ、はやりさん… あの、もう少しで終わりますから…」

はやり「もー待てないよっ! はやりもここ座る!」ストンッ


強引に西田の隣に腰を下ろしたはやりは… 酔った勢いで友香に因縁をつけ始めた。


はやり「ん~、大体アンタそんなにおもちおっきくないじゃん? 適乳でもおかしくないよね? よくこのコンテストの本選に来れたねーっ☆」ヘラヘラ

友香「…!」ピクッ

はやり「ここは大きなおもちを持ってる人だけが来るとこなんだよねー… どうせアンタなんか穴埋め要員でここに来てるだけでしょ? もう帰ったらー?☆」

西田「ちょっ、はやりさん! あなた高校生に向かってそんな…」

 サッ

西田「!??」


 西田の言葉を、友香が手を出してさえぎった。


西田「森垣、さん…?」

友香「西田さん、ちょっと黙ってて欲しいんでぇー…」

西田「…??」

はやり「あはっ、図星だから言い返せないんでしょ☆www」

友香「・・・瑞原プロ、あんた・・ これを見ても同じこと言えます?」スルルルルウゥ・・・・

はやり「ん?」


友香は、自分の背中に手を回し、ブラウスの下から、何か白い帯のようなモノを引っ張り出した。

すると・・・


 ヴォルロロロルオォォンッ=3=3


はやり「げっ!!??☆」


突然、友香のおもちが、それまでの1.5倍以上の大きさへと膨れ上がったのである…!


霞(あら? あのコ・・・)

宥(わっ、森垣さんすごぉい…!)

良子(ほお… これはマーベラス…)

美月(あら、やるじゃんあのコ…!)


はやり「……」

西田「も、森垣さん? あ、あなた、それって…」

友香「・・・劔谷高校の麻雀部は、普段の部活はいつも和服でやってるんです。 このムネで和服をそのまま着るのは無理があるんでぇ… いつもこうしてサラシでおさえてるんです、私」ズモモモモォ・・・

西田「す、すごいわね…! 原村さんか、姫松の愛宕絹恵さんくらいはありそう…! それにすごい綺麗な釣鐘型…!」

友香「ふふ… これがおもちの本場、アメリカで育った本物のダイナマイト級グラマーボディなんでぇ…! 瑞原プロ、これでも私が巨乳じゃないって言えます? 瑞原プロこそ、そのロケットみたいな不恰好なおもち、シリコンか食塩水をつめたニセ乳なんじゃないんです?」

はやり「なんですとおぉ・・・・?」ゴゴゴォ・・・


はやり「どこの口がそんな生意気こけるのかなぁ~? そんなこと言うなら、はやりのおもち揉んで確かめてみたら?☆」ギロリッ

友香「…いいんですか? シリコン入ってたらすぐ分かりますよ?」

はやり「いいから揉んでみろよウォラッ!!」グイッ


自らのおもちを、友香の顔の前に突き出してみせたはやり・・・


友香「・・・後悔しないで下さいよ・・」スッ


はやりのおもちへと、ゆっくりと手を伸ばす友香・・・



 “モニュウゥッ”


友香「なっ!?」


はやりのおもちを一気にワシづかみした友香だったが・・・ そのまま、金縛りにあったようにピクリとも動けなくなった。


友香(や、やわらかい…! ちょ、ちょーやわらかいんでぇ…!!)

友香(そ、それでいて、すごくハリがあって、しっとりとしてなめらか…!)

友香(ちょちょちょちょーキモチイイィ・・・!/// やばい、指が吸い付いて離れないんでぇ・・・!!)ハアハア

友香(し、信じられない…! な、なんで、アラサーのおもちが、こんな神のような触感を・・・?)ハアハアハア


強力な磁石を引き剥がすようにして、なんとか手を離した友香は、荒い息をつき、額から噴き出る脂汗をぬぐった。


はやり「どーお?☆ これでもシリコン入ってるとか言える?」ニタニタ

友香「・・・ど、どっちにしても、こ、これくらいのおもち、大したことないんでぇー! 私のおもちの敵じゃないんでぇー!」=3

はやり「へーえ? どこがどう、大したことないって言うのかな?☆」

友香「…わ、私のおもちは… 凶器にもなるんでぇ…! こないだなんか、電車で美幸先輩にチカンしてたオッサンをおっぱいビンタで撃退したんでぇ!」

はやり「はー? チカンを撃退なんて… そのくらいのことしかできないの? あんたのおもちは?☆」

友香「…え?」

はやり「はやりなんかね、こないだおっぱいビンタで猪木をブッとばしてきたよ」


森垣「・・・???」

西田「み、瑞原、プロ…? い、猪木って誰のことです?」

はやり「へ? そりゃもちろん、あのアゴの出っ張った“燃える闘魂”のアントニオ猪木だよっ!☆」ハヤッ


西田「ど、どういうことですか…? 猪木とケンカでもしたんですか?」

はやり「違うYO! うん、あれはねぇ、こないだ東京ドームで“アイドルバトル頂上大戦!!”っていう、いろ~んなアイドルが集まってLIVEをするイベントがあったんだけどぉ~…☆」

はやり「そこで、オープニングセレモニーで猪木のおじさんが出てきてさぁ…」ポワポワポワーン・・・


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ーーーー


 ワ――――ッワ――――ッ!!  ピ―――ッピ――――ッッ!!!  キャ―――ッキャ――――ッ!!  ウオオオオオオォォ――――――ッ!!!



恒子『おおおおぉ・・・! 「炎のファイター」がガンガン鳴り響く中・・・大歓声に包まれるここ、東京ドーム中央に設置されたリングの上に・・・ 今!ついに! ガウンを羽織ったあの“燃える闘魂”アントニオ猪木が立ちましたアァァ―――――ッ!!』


猪木「元気ですかぁ―――っ!!」


 ワアァァ―――――ッ!!


猪木「元気があれば、なんでもできる!」

猪木「元気があれば、世界が笑う!」

猪木「さあぁアイドルたちに萌える闘魂注入だあアァァ――!  1・2・3・ダァ―――――ッ!!」


オオオォォ―――――ッッ!!  イノキ・ボンバイエ! イノキ・ボンバイエ! イノキ・ボンバイエ!! イノキ・ボンバイエ!! イノキ・ボンバイエ!!



猪木「さあ、私のビンタで、闘魂を注入してもらいたい命知らずのアイドルは・・・ リングに上がって来いッッ!!」


恒子『さああぁデマシタ! アントニオ猪木からのビンタ宣言! さあ、トップバッターはどのアイドルがイクんだぁー?』


 シィ―――-ン・・・・


恒子『あれれ…? アイドルたち、誰も手を上げない! ちょっと! これじゃあ番組にならないじゃないのっ! 誰か行けよっ!』


 ハ―-イ♪


恒子『ん? あれは・・・?』


はやり「はーい♪ はやりがイキまぁーっす☆」キャピッ!


恒子『おおぉ…! なんと、最初に手をあげた勇敢なアイドルは、牌のお姉さんの瑞原はやりだァ―――ッ! 大丈夫なのかァ? あんな華奢なアラサーアイドルでは、ビンタで首から上が飛んでいってしまうのではないかぁ?』


はやり「エへへへ…☆ 猪木さん、お願いしまぁーっす!☆」トコトコ


リングに上り、猪木の前に立ったアイドルはやり・・・


猪木「ほう・・・ 手加減はしなくていいか?」

はやり「もっちろぉ~ん! 思いっきりブッ叩いちゃっていいYO!!☆」ハヤッ

猪木「いい根性だ… ではイクぞぉっ! 歯ァ食い縛れぇっ!!」バッ


右手をはやりに向かって大きく振り上げた猪木・・・


猪木「ダァ―――――ッ!!!」ビュンッ!


 ベッシイィ――――ンッ!!


はやり「!!」


猪木の巨大な掌がはやりの左頬に炸裂し・・・東京ドーム場内に、凄まじい衝撃音が響き渡った。


恒子『決ィマアッタアアアァァアァ―――ッッ!! 牌のお姉さん瑞原はやり! 真正面からアントニオ猪木のビンタを受け止めましたァ! 闘魂注入完了だあァ!!』


はやり「・・・・・」


張られた方向へと顔を向けたまま、ピクリとも動かないはやり・・・


猪木「…お、おい、君、だいじょ…(シマッタ、やり過ぎたか…?)」

はやり「…効かねぇなあぁ・・・」ゴゴゴォ・・・

猪木「なにっ?!」

はやり「あのねぇ・・・ ビンタってのは、こうヤルんだよっ!!」グググ・・・!!

猪木「!?」


はやりが、上半身を大きくよじって、力をためるように後ろ側へ体を倒していく・・・

ミシミシというおもちがしなる音を聞いたその直後、猪木の目の前は真っ暗になっていた。


 ドォバッチイィィ――――――――ンッ!!!


猪木「 ぶぉっはああぁっ!!! 」=3=3


はやりのジャンピング・暴淫(ボイン)・ボンバーを顔面にまともみ食らった猪木は、約3メートル吹っ飛び・・・ ロープを飛び越えてリング下に転落・・・ そのままうつぶせに倒れ、白目を剥いて失神してしまった。


恒子『うわあぁ!? き・・・決イイマッタアアアアアアアアアアァァァァ――――――――――ッッッ!!!!!』

恒子『前代未聞ん!! 牌のお姉さん瑞原はやりぃ! なんとその迫り来る怒涛の爆乳で、アントニオ猪木におっぱいビンタをやり返したァ!!』

恒子『猪木場外! 失神!! 立てません!!! この勝負・・・ 瑞原はやり(28)の勝利だああアアァ―――――ッ!!』


 ウオオオオオオオオォォ―――――――ッッ!!  ス、スゲエエエェェ・・・!!  ハッヤリ―――ンッ!  ワアアアァ――――――ッ!! ・・・・・


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はやり「ってことがあったんだよねぇ~☆」ニヤニヤ

西田「ま、マジですか・・・?」

良子「はやりさんは、いろんなおもち武勇伝をもってますよね… こないだ一緒にグラビア撮影した時に、はやりさんのTKBがうっかりポロリした瞬間、カメラのレンズが突然全て割れるっていうミステリーもありましたし…」

はやり「良子ちゃん?」


良子「あと、私の聞いた話では、バラエティ番組のレポーターとして牧場に行った時、乳搾り体験に来てた小学生に牛と間違われておもちを搾られたって聞きましたよ」

はやり「もぉーっ! 良子ちゃんそんな話どっから聞いたの?☆」

良子「はやりさんのマネージャーからですよ」

はやり「あんにゃろ…! アイツ次会ったらおもちでヘッドロックして絞め殺してやる・・・!」ゴゴゴォ・・・


美月「あらあら、はやり? さっきから聞いてたけど、あなたいつからそんなお転婆さんになっちゃったの?」

はやり「お母さん?」

美月「おもちを武器にして人を苦しめるなんて、そんなことおもちに対する冒涜よ。 おもちは“愛と平和の象徴”なんだから・・・!」ピカアアァッ――!・・・


はやり「な、何さ、お母さん・・・ じゃあ、お母さんのおもちは何ができるっていうの?☆」

美月「はやり… あなたはね、赤ちゃんの時はずっと、私のおもちをチューチュー吸って大きくなったんだよ? 随分と大きい口が利けるようになったじゃないの」

はやり「・・・・・」

美月「ふん、まあいいわ… 聞かせてあげようじゃない、お母さんの、“おもち武勇伝”をね…!」ポワポワポワーン・・・


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そう・・・あれは、はやりが生まれてまだ間もない頃・・・ 商店街で買い物を済ませた私は、その帰り道、とんでもない事件に出くわした・・・


ザワザワ、ガヤガヤ・・・  オ、オイ、ドウスルンダヨ?  トツニュウスルシカナイダロッ!  シ、シカシ、ヒトジチガ・・・!!


美月(23)「ん? 何かしらあれ。 人だかりができてるわ… パトカーも来てる…?」


美月「あのぅ~すみません、何かあったんですか?」

野次馬「ん? ああ、銀行強盗だよっ! 中年のオッサンが女の子の赤ん坊を人質にして、立てこもってるんだ…!」

美月「銀行強盗…?」



野次馬「もう事件が起きてから5時間も経つんだが… 警察も見てのとおり手をこまねいてるんだよぉ…」

美月「ふぅ~む…」


 カンナー!  アアアワタシノカンナガァー!!  オ、オイアンタ、オチツケッ!   ウエエエェェ――ンッ!  ビエエエエエェェ―――ンッ!!


美月(あの人が人質になってる赤ちゃんのお母さんかな? 中から赤ちゃんの泣き声も聞こえる…)

美月(かわいそうに… でも、5時間も飲まず食わずでいたら、とにかく赤ちゃんが危険だわ… う~む、ここは…)ポクポクポク・・・・

美月(そうだッ! メロンクリームソーダァッ!!)チーン!



美月「あの、すみません、あなたこの子をちょっと預かっててくれませんか?」スイッ

野次馬「は?!」

はやり(0)「ばぶぅうううぅぅっ!」=3

野次馬「な、なんだあの女? こんな赤ん坊俺に預けて・・・どうする気だ?」


美月は、まだ赤ん坊のはやり(0)をその見知らぬ野次馬に預けると、セブンイレブンに入り、アンパンとおにぎりを購入した。

そして・・・


警察A「!? お、おいなんだあの女は! 止めろっ!!」

警察B「え? い、いつの間に…?」

警察C「ま、まずいっす! もう止められませんっ!」


なんと、たった一人でコンビニの袋だけ持ってその銀行の中に入っていったのである・・・!


美月「おーいっ、強盗さぁーん! いたら出てきてくださぁーいっ!」オーイ

強盗「・・・な、なんだ、お前・・? 何しに来たっ!」


物陰から、左手に小さな赤ん坊… 右手に文化包丁を握ったまだ若い男が出てきた。


美月「あ、良かった。 あの、お腹がすいてるかなーっと思って、パンとおにぎり持ってきましたよ♪」スッ

強盗「あ? ざっけんなっ! 騙してこのガキ奪ってこうってハラだろーがよっ! とっとと出てけっ!」

美月「違うよ。 私は、あなたにもその赤ちゃんにも助かって欲しいだけ。 そんな小さい赤ちゃんは、しばらく飲まず食わずでいたら死んじゃうかもよ? あなただって、お腹すいてるんじゃないの?」

強盗「な、なにを・・・?」


確かに、男は二日ほど食べ物を口にしておらず、空腹で目が回りそうな状況だった。


強盗(何考えてんだこのポヤンとした女…? 俺が怖くねーのか…? 何か裏があるのか…それとも、ただのバカか…?)


美月「ねえ、お乳だけあげたいから、その間だけ赤ちゃん私に貸して? あなたはこのアンパン食べてなさいよ」チラッ

強盗「う…!」グウウウゥ~・・・

強盗(くそ… このままこの赤ん坊連れて逃げても… 途中で死なれたら確かに人質にならねー…)

強盗(と、とりあえず… 腹に何か入れれば、いい脱出案も浮かぶだろ…!)


強盗は… 赤ん坊の足首に脱出防止用のロープをくくりつけ… 自分のすぐ近くで授乳することを条件に、赤ん坊を渡して食事を受け取った…


閑無(0)「ばっぶううぅ ふっぎゃあああぁぁ……!」ビービー

美月「おーおー怖かったなー♪ お腹もすいたでしょ?」ヨシヨシ

強盗「い、いいか… 少しでも逃げようとしたらこの包丁で後ろから刺すからな…!」

美月「はいはい。 大丈夫ですよ♪」ヌギッ ポルロロンッ!

強盗「ぶっ!?」=3


美月は恥ずかしげもなく服をはだけて、その豊満な生おもちを露わにした・・・


強盗(・・・んでででで、でで、でけええコイツ…! な・・・なんてすばらなおもちしてんだよおぉっ!?)


閑無「んばばっ んんんんうぅ~・・・」チュー…チュー…

美月「あははっ、いい吸いっぷりだなー♪ あんた、元気な子に育つぞっ!」ニコニコ


強盗(こ、この女・・・ 本当になんの裏もねーのか…? 本当に食事だけ渡そうと思って来たのか…?)


強盗(し、しかし・・・ このおもちのすごさはなんなんだ…! 神々し過ぎて… エロい気持ちすら湧いてこねー…)

強盗(借金に追われて… 何もかも嫌になって… 誰にも構ってもらえなくって、自暴自棄になってたクソみたいな俺に対して…)

強盗(この女は… 本当に良心だけで、ここに来てくれたのか…?)ジィーッ…


美月「・・・ん?」


男がジッと観察していた目と、それに気づいて顔を上げた美月の目が合った時・・・ 美月はニッコリ微笑んだ。



美月「どした? 私のオッパイ、あなたも、吸う?」



強盗「」プチッ






それから約5分後… 銀行から赤ん坊を抱いた美月が出てきて、そのあとからすぐに出てきた強盗の男はすぐさま逮捕された。

しかし・・・


強盗「お巡りさん… 世の中、捨てたもんじゃないっすね…」

警察「は?」

強盗「この世の中には女神のおもちがある・・・ それを思えば、俺、まだやっていけそうです・・・!」

警察「・・・何言ってんだお前・・・?」


こうして、事件は解決… 美月ははからずも、閑無と一人の社会から追放されかけていた男の魂を救ったのである…


ところが、



~瑞原家~

美月「はぁ~ただいま! 今日はいいことしたなぁ~♪」

美月「・・・あれ? でも、私何か、忘れているような・・・」

美月「なんだっけ… おとーふ買い忘れたかなぁ…? いや、ちゃんと買ってる…」ゴソゴソ


その頃・・・


野次馬「あの女戻ってこねええええぇぇっ!!」=3

はやり(0)「ばっぶううぅおっぎゃああああああぁぁぁぁっ!!」=3=3


結局はやり(0)は一時警察に預けられ、もう少しで身元不明の幼児として孤児院行きになるところなのであった…


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美月「ってことがあったのよねぇ~」ニコニコ

はやり「お母さんひどいっ! なんではやりのこと置いてくのっ?」

美月「やーね、チョコッと忘れてただけだって~ww」

西田「そ、それより、お母さん… まさかその強盗に、お、おもちを吸わせたんですか?」ハアハア

美月「え? ううん、そのヒト、『オッパイ吸う?』って聞いたら、その場でうずくまって泣き出して… そのまま自首してくれたの♪ あ、でも、その西田さんのケーキ、私が焼いたんだけど、それには母乳が入ってますよ?」

西田「ふぁ?!」ギョッ

美月「冗談ですよ! もう私お乳出ないもん。 そのケーキおかわりもあるから、ケーキ良く食べてねっ♪」


美月「あと他にも、ヤクザのお兄さんたちがドスとピストル持ってケンカしてたから、横に行って“だっちゅ~の”してあげたらケンカやめて仲良く帰ってったこともあるし、飛び降り自殺しようとしてる人に“そこからダイブするより私のおもちにダイブしたら?”て言ったら思いとどまってくれたこともあるし…」

美月「お母さんはこのおもちでいろんな人を助けてきたんだよ。 はやりもそういうおもちの使い方ができないと、まだまだ子どもだよねー♪」

はやり「ぐ・・・」


はやり「う、うるさいなっ!☆ そ、そんなの武勇伝とは言わないよっ! あ、そうだ、良子ちゃんもすごいおもち武勇伝をおもちだったよね?」

良子「え? いえ、別に私は… はやりさんやお母さんみたいなおもち話はないですよ?」

はやり「ウッソだー!☆ この前、リオの東風フリースタイルの準決勝でニーマンにおっぱい使って勝ってたじゃん!」

良子「・・・あぁ、そういえばそんなこともありましたね…」

西田「に、ニーマン? ニーマンってまさかあの元世界王者ニーマン・シャルロッテの娘の…?」

はやり「そうだよー☆ いやぁあれは実にヒドい闘いでしたねぇ良子サン」ニタニタ

良子「話を振っといて落とすのやめて下さいよ…」


西田「ニーマンにおっぱいで勝ったって・・・ どういうことなんですか?」

良子「別に大したことじゃありませんよ… まあ、こういうわけです」ポワポワポワーン・・・


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えり『生中継でお送りしていますリオデジャナイロ東風フリースタイル、準決勝第3戦もいよいよ大詰め! オーラスですっ!』

えり『日本人では、これの一つ前の第2戦にて、小鍛治健夜プロがトップを取り、すでに決勝進出を決めています!』

えり『この第3戦には若手のホープ、戒能良子プロが出場していますが… 果たして小鍛治プロに続いての決勝進出なるか?』

咏『この準決勝って4回やるから、トップにならないと決勝に行けないんだねぃ。 バイオレンス感たっけーなっ! 知らんけど』フリフリ


えり『現在3位の戒能プロ… トップのニーマンとは31600点もの差があります。 どうでしょう、さすがにもうこれは厳しいでしょうか…?』

咏『終わる前にアナウンサーがそういうこと言うんじゃねーよっ・・・ って言いたいけど、ちょおーっとこれはキツイかねぃ・・・』

咏『戒能ちゃんは相当いろんな能力があるみたいだけど、その全てをニーマンに防がれてるからねぃ… あのコ、世界王者だった母親よりセンスあるかもしれんよ、知らんけど』

えり『そうですか… おっと…! 戒能プロ、序盤から強引に筒子で染める構え… これは、チンイツ狙いですね?』

咏『そうだね。 一か八かでイッパツ狙うしかないからねぃ… でも、1000の和了で十分のニーマンが、染め手に振り込むかな…?』

えり『戒能プロ大ピンチ…! 果たして奇跡は起きるのかぁ?!』


良子(っく・・・ 私の力がここまでパーフェクトに封じられるとは…)

良子(ソロモン72柱もテスカポリトカもまったく寄せ付けないとは… 宮永照ですらこんなことはありませんでしたけどね…)

良子(ニーマン… まだ高校生だというのに、やはりとんでもないポテンシャルの持ち主…)

良子(・・・バット・・・!)

良子(私には最後の手段があります。 まだ・・・あきらめませんよっ!)ユッサユッサユッサ


えり『おや…? 戒能プロ、突然貧乏ゆすりを始めましたけど… 三尋木プロ、これは…?』

咏『オシッコしたいんじゃねーの? 知らんけど』


ニーマン(ふふ… カイノー、まだあきらめていないようですが… あなたに勝ちの目はもうありませんよ…!)

ニーマン(随分と色々なオカルトを使ってきましたが、しょせんは烏合の衆… 私には通じません)チャッ

ニーマン(! 来ました…! ピンフ聴牌、三面待ち…! これを和了って、私が決勝進出ですっ!)

ニーマン(…ん? しかし、カイノーは… さっきからユラユラと左右に揺れて… 何をやってるんでしょうか? お尻がかゆいのかな…?)


そしてこの二巡後・・・


ニーマン(……)チャッ

ニーマン(! よしっ、来た!)


牌の表に親指を滑らせたニーマンは、にやりと口角を上げた。 見事和了牌をつかんだのである…!

ところが、


ニーマン「ツ・・・ うっ!?」ピタリ

ニーマン(・・・?! うぬ…? こ、声が、出ない…? か、体も動かない…?)ググッ

ニーマン(い、一体、何が・・・ ん!?)


良子「……」ユラリユラリユラリユラリ・・・・


ニーマン(・・・さっきから、あのふざけた脂肪のかたまりを左右に一定のリズムで揺らしている・・・ ! シマッタ!これは、まさか・・・)


ニーマン(“乳催眠?”)


ニーマン(聞いたことがあります… 巨乳おもちをユラユラとコインのように左右に揺らすことで、対面の相手に幻覚作用をおよぼす幻術乳技の一つ・・・!)

ニーマン(く…! まさか、本当にこんな技を使う奴がいたなんて…!?  あっ!)ポロッ


 コロコロコロォ・・・


ニーマンの和了牌はその手からこぼれ、河に落ちてしまった…


 
 「ロン」



ニーマン「いぎっ!?」

良子「ロン・・・ 一気通貫チンイツドラ1・・・ 倍満16000!!」カッ



えり『っき・・・?』

えり『き、決まりました! なんと戒能プロ、最後の最後でトップに倍満を直撃・・・!』

えり『一気にまくってトップ! 決勝進出です!』

咏『いや~驚いたねぃ。 ニーマンもオシッコしたかったのかな?』


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西田「“乳催眠”…?」

はやり「おもちをユラユラ揺らすのを相手に見せることで幻惑させ、少しずつ相手の神経を麻痺させて、最後は動きを奪ってしまう… 怖いよねー☆」

戒能「対面限定の技ですけどね… あの時は運が良かったです」



西田「さすがですね皆さん… ただの巨乳おもちではなく… 凄まじい巨乳伝説をおもちなんですね…」

はやり「まあ、真のおもちとはそういうモノだよ☆」

西田「そうですか? じゃあ・・・松実さんも何か巨乳伝説をもってるのかしら。 ねえ、松実さん!」

宥「は、はい?」ビクッ


宥「な、なんですか…?」フルフル

西田「あのね、今みんなでおもちにまつわる伝説的なエピソードについて話し合ってるんだけど… 松実さんは、何か、おもち武勇伝みたいなお話ってあるかしら?」

宥「お、おもちブユウデン・・・??」


宥「ご、ごめんなさい、私は、特に、そういうのはないですぅ…」

西田「・・・そ、そうよね、ごめんなさいね、変なこと聞いちゃって・・」

宥「い、いえ…」フルフル

西田(まあ当然よね… とんでもない逸話をもってるこの人たちがおかしいだけで… ほとんどの巨乳おもちは松実さんみたいな普通の人よね…)


ならば、おもち大魔神石戸霞はどうだろうか、と、西田が体勢を入れ替えた時だった。



 バァ―――ンッ!!



  「何を言ってるんですか! おねーちゃん!!」ドォーン


玄「………」ハアハアハア・・・


roof-topの入り口に立っていたのは、このモチコンの運営者である松実玄だった。


西田「…か、会長…?」

宥「く、玄ちゃん・・・? ど、どうしてここに…?」

玄「…おねーちゃんなら、きっと、自分のおもちを誉めそやすようなことは一言も言わないだろうと思って… 急いで自転車で飛んできたのですっ!」

玄「皆さんには知ってもらいたいのですっ! 私は…! このモチコンの主催者としてではなく、松実宥の妹として・・・おねーちゃんのおもちがいかにすばらしいモノであるかを!」

玄「おねーちゃんのおもちは私なんか足元にも及ばないくらいスゴイんですからっ! 正真正銘の“奇跡のおもち”なのですっ!!」カッ


はやり「奇跡のおもち…?☆」

友香「どういうことなんでぇ…」

良子「ふむ… 聞かせて欲しいですね」

宥「く、玄ちゃんやめて、恥ずかしいよぅ…///」フルフル

玄「ダメですっ! 私には、おねーちゃんのおもちがどれだけスゴイのかを・・・ 皆さんにお知らせする義務があるのですっ! おねーちゃんのおもちは・・・ おもちの本質である“癒し”パワーのカタマリなのです!!」

玄「エピソードはいくらでもあるけど… こないだ、こんなことがあったんですよ!」ポワポワポワーン・・・


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阿知賀女子通学路


玄「おねーちゃん、今日は天気が良くて、あったかい日だね!」テクテク

宥「そ、そうだね… これくらいなら、マフラー無しでも大丈夫かも…」テコテコ

玄「気温35度くらいあるものね! ん? アレは…?」


私たちの行く先に… 金髪やリーゼント頭の、それはそれは悪そ~な人たちが数人、うんこ座りをしてダベッていたのです。


 不良A「なーなー、佐々野いちごって、マジかわいくね?」

 不良B「いいよなーちゃちゃのん! でもさ、おもちがあんま大きくねーのが、俺的にはさぁ…」

 不良C「じゃあさ、このコどうよ? この『Weekly麻雀Today』って雑誌のさ… これ! 真屋由暉子ちゃん!」

 不良B「ん… どれどれ、オーッ、すげえじゃんっ! メッチャかわいくて、おもちもすばら…!」

 不良C「だろ?」


玄(ふむ… こちらの不良さん方、見た目はイケませんが、巨乳おもちについての愛があるのは良いことですね…)フンフム


?「ふん・・・ まったく近頃の若者は・・・ 二言目には『おもちおもち』と… 実に嘆かわしい!」


玄(ん…? こちらの方は…?)


それは、車椅子に腰掛けた90歳くらいに見えるおじいちゃんでした。 その顔には、そのおじいちゃんの過酷な人生を物語るかのような… 深く刻まれた皺が幾筋も走っていました。


玄「…ちょっと、そこのお年をお召しの紳士様…! 今のはちょっと聞き捨てなりませんっ! おもちを軽んじるようなその言動… 取り消してください」キッ

じいじ「? なんじゃと…? 娘っ子、この大日本帝国陸軍中佐の権田原文左衛門に口ごたえするのか…?」ギロッ

玄「おもちの前では全てが平等なのです。 あなたが何様であってもその発言を見逃すことはできません」

娘「あ、あの、ごめんなさいねっ、こちらのおじいちゃん、もうボケが始まっちゃっててね… もう歩けなくなって、10年くらい経つの」


車椅子を押していたおじいちゃんの娘さんらしき人が私に声をかけました。

ああ… たとえボケても、歩けなくても、おもちの魅力を見失うことなど、あってはならないのに…!

ところが、


宥「…おじいちゃん、中佐様って・・・ すごい偉い方だったんですね…!」ニコニコ

じいじ「おお、分かってくれるか? わしは若い頃満州で…  ふぁっ!?」

宥「?」ポヨヨ~ン…

じいじ「・・・ お、おお? おも、おも、おも、ち…? おもち…!」ガクガクガク…


おねーちゃんが、前に立って話しかけたとたん、そのおじいちゃんはガタガタと震え始めたのです…!


娘「ちょ、ちょっと、おじいちゃん、大丈夫?」

じいじ「お、おおお@? おも、&、おもっ¥ おもおもおもおもちいぃぃ・・・・!!」グググググウゥ・・・!

宥「あ、あの、大丈夫…ですか?」スッ


おねーちゃんが心配して身をかがめて手を差し伸べた、その時でした・・・


じいじ「おっ! ぅおおもっ!$ おもっ!” おもももっ# うぉもももももももちいいいいいいいいいいっぃぃぃ――――――――っっ!!!」ブワアアアアアアアァァァ・・・・・・!!!

娘「えっ? え!? え、え、えええぇぇ・・・!?!?」


おじいちゃんは、まるでMAXに勃起したTKBのようにしっかりと両足を踏みしめて立ち… おねーちゃんのおもちに向かって歩き始めたのです!


宥「あ、あ、おじいちゃん気をつけて…!」プルプルプル~ン・・・!!

じいじ「おおお・・・! な・・・なんというすばらなおもち・・・!! こ、このおもちがあれば…亜米利加にも負けることはなかったぞ…!!」ハアハアハア

娘「き、奇跡…! 奇跡だわ…! おじいちゃんが、また歩く日が来るなんて…!!」


そう… おねーちゃんのおもちが、おもち嫌いのおじいちゃんでさえも、その力を完全によみがえらせたのです…!!


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ーーーー


玄「そのほかにも、おねーちゃんは事故にあって心臓が止まっていた子犬を、おもちに抱きしめるだけで生き返らせたことがあります。 私なんか、40度の熱が出て死にそうになっても、おねーちゃんのおもちに3分抱きしめてもらえば全快します!」

玄「そう・・・ おねーちゃんのおもちは全てを受け入れ、包み込み、癒す・・・ そんな優しい力ならば宇宙一なのです!」クワッ


西田「な、なるほど… それは確かにすごいわね… おもちのヒーリング効果… これはまだまだ研究する余地がありそうね」

西田「えーっと・・・ あと、お話を聞いてないのは石戸さん・・・ 石戸さんは、何か、特別なおもちエピソードっておもちかしら?」

霞「・・・いいえ、ごめんなさいね。 私は別に・・・ そんな、皆さんみたいな特別なおもちではないわ。 ただの、肩が凝るだけの… 大きいだけのおもちです」

西田「え、そ、そう…?」

玄「石戸さん… おもちについては遠慮はご法度ですのだ!」

霞「別に遠慮なんかしてないわよ… 私のおもちはただの」


それは、霞のその言葉が終わる直前に起こった。




  ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴオオオオオオオオオォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・!!!!!



一同「「「「「「「 !!!??? 」」」」」」」



突然… 地割れのような凄まじい音が轟き渡り、roof-top店内の壁がギシギシときしみ始めたのである…!



玄「!? こ、これは…??」

 
 パッ


<みさき『緊急ニュース、緊急ニュース・・・! し、視聴者の、皆様、お、落ち着いて聞いて下さい!!』


店内のテレビは、ドラマをやっていたのが突然切り替わり、村吉みさきの真っ青な顔を映し出していた。


<みさき『た、ただ今、アメリカNASAより、巨大な小惑星が日本に向かっているとの発表がありました』

<みさき『直径約300mの巨大な隕石が・・・ 日本の・・・ 長野県の飯島町に、落下するそうです』

<みさき『い、今から・・・約2分後には、小惑星が、衝突します・・・』

<みさき『せ、専門家の話では・・・ 衝突すれば、最後・・・ 日本は跡形もなく、吹っ飛ぶ・・ そうです・・・』

<みさき『ごめんなさい、ごめんなさいっ! もう、何もかも・・・ 終わりです! 皆さん・・・ どうか、側の方々を・・・ 抱きしめてあげて下さい』

<みさき『どうか、皆様・・・最後まで、人間らしく・・・ 生きてくだ、さい・・・』

<みさき『さようなら・・・!  ・・・理沙ちゃん! ごめんね・・・そばにいて、あげられなく、て・・・!』


 ブツッ


うめき声のようなみさきの嗚咽を最後に、テレビは切れた。




一同「「「「「「「・・・・????」」」」」」」


はやり「な、なんなの、これ…? 映画かな…?」

玄「とりあえず… そ、外に出てみましょう」


店の外に出た8人は、信じられない光景を目にした・・・


なんと、空に太陽が二つあるのである・・・!


友香「な、な、なんなんでぇー? これ・・・?」

西田「・・・あれ・・ 片方は… 本当に隕石じゃないの…?」

はやり「ま、マジ? これ、マジなの??」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオォォォォ・・・・ッッ!!!


話しているうちにも… その光はどんどん大きくなり、頭上に巨大な輪光・・・ 虹のような極彩色の光の輪を伴って迫ってきていた。


良子「OH・・・! これは・・・ 本物のディープ・インパクトですね・・・!」

美月「…そ、そんな… 私たちみんな、ここで、死んじゃう、の…?」

宥「・・・玄ちゃん・・・ おねえちゃんに・・ しっかりつかまってなさいっ!」ガシッ


宥が、玄に覆いかぶさるようにして抱きしめた…


玄「お、おねーちゃん…?」

宥「大丈夫… 最後まで、一緒だよ…?」


パニックになりつつあった一同の中で…



そう・・・



おもち大魔神、石戸霞が、すっくと立ち上がって、言った。


霞「松実宥さん・・・ 聞いて下さい、私に・・・ もしものことがあったら・・・」スッ

宥「え?!」

霞「永水のみんなに・・・ 愛していますと・・・ 必ず・・・ 伝えてください」ゴッ!

宥「石戸・・・さん?!」


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ーーーー


~9年前・・・ 霧島神境~


霞(9)「わぁ、とても広い所ですね…」

霞祖母「ここは神境の入り口です。 本殿まではまだ少し歩きますよ…」

霞(9)「はいっ」





霞祖母「よいですか… 姫が宿いし使う女神は9人ではなく… ごくまれに恐ろしいものが降りてくる…」

霞祖母「それをかわりにおまえが宿し… 手なずけるのです」

霞(9)「…はい」

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ーーーー


霞(はい、祖母上様・・・)

霞(今、 それを 使いますっ!)カッ



 ブワアアアアアアアアアアアアアァァァァッッ・・・・・・・・!!!!



西田「え?!」
はやり「はやっ?!」
友香「でぇっ?!」
美月「えっ!?」
宥「…!」
玄「あわ、わわ…!?」
良子「Oh・・・ My God・・・!!」


そう・・・

そこに立っていたのは、身長約50m・・・

ゴジラほどの大きさになった霞だった・・・


そして・・・



霞「帰りなさい!! はあああああああああああアァァァァぁ――――――――――――ッッ!!!!」




 ドドドドドドッドドドドドドドドッドオオ大オオオオオォォォォ・・・・・・!!!



玄は宥に覆いかぶさられながら、一瞬だけ、見た・・・


巨大な隕石に、オッパイビンタを決めている霞を・・・・・


そして、その時の玄の頭の中には、ドラゴンボールの「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」が流れていた。




※玄『間に合わないからもう先に投票ですのだぁ!  0:30までがID出し受け付けタイム、0:30から5分間が投票タイムですっ!』

玄『投票方法についてもう一度確認したい方は、>>44をご参照くださいっ!』

玄『あくまで「おもち」と「接客」の2点で審査をお願いしますよぉっ!』

玄『石戸さん5分間そのままで! そのまま固定でお願いしますのだ!!』

宥5

はやりん2
美月さん2 
宥1

>>415から>>436まで全て有効
しばしお待ちを


<準々決勝第4回戦・巨乳部門結果>

1位 松実宥    50000円(敗者復活枠西日本)
2位 瑞原はやり(28)27000円(大人)
3位 森垣友香   15000円(その他)
4位 瑞原美月    8000円(シノハユ)
5位 石戸霞     7000円(九州)
6位 戒能良子    3000円(敗者復活枠東日本)


※巨乳部門後半グループ、合計110000円獲得

玄「>>414からの続きですのだっ!」



 “ズオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォ・・・・・・・・!!!”


地面の一部がえぐれ、浮き上がり、暴風に乗って石つぶてのように飛んできた。

霞以外のメンバーは… 地べたにうずくまり、吹き飛ばされないようにするだけで精一杯だった・・・


霞「んっぐうううううぅぅぅぅっっ!! あっ、アrヴゥ゙ァ! うrあ゙あ゙あ゙あ゙ヴルア゙ア゙ジャア゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァァ――――――――――――――――――!!!」グググググウゥ・・・・!


石戸霞の全力のオッパイビンタは・・・真っ赤な隕石が霞を押し潰そうとする力と拮抗し・・・空中で止まったまま猛烈な衝撃波を生んでいた・・・


玄「い・・・・・ 石戸さぁ――んっ!!!」


霞「私の・・・・!」

霞「おもちをおぉ・・・・・・!!」

霞「ナメるんじゃないわよおおおぉぉっっ!!! ふるrぁあああああああ゙あ゙がだ゙ば゙ばあ゙ア゙アァ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙―――――――――――――――――――――――――――ッッッッ!!!!!!」ブオオウォンッ!!


最後の咆哮とともに全力でおもちを撃ち込んだ霞の姿を見て、玄は、思わず、目をつぶった・・・


そして…


恐る恐る目を開いてみた時には、隕石も、霞も、跡形もなく消えていた。







玄「あ、あれ・・・?」ムクリ


玄が体を起こすと、周りに、他のメンバーがうずくまっているのが見えた。


玄「…お、おねーちゃん! 起きて! 起きてよぉっ!」ユッサユッサ

宥「・・・ん・・ あれ…? 玄ちゃん… ここは… 天国?」

玄「違うよっ! 石戸さんが… 隕石を宇宙に返してくれたのですっ!! もう大丈夫だよっ!」


 ウ、ウウ・・・?  ド、ドウナッタノ・・・?  アイテテテテテ・・・  ハヤヤ? オカーサンダイジョーブ?  ウゥ・・・ムゥ・・モウオナカイッパイ・・・


他のメンバーも起き出し… ケガは無いようだが… 肝心の霞の姿が見えない。


玄「そ、そんな・・・? まさか、石戸さん・・??」ワナワナ


もしかして… 隕石と刺し違えて消滅してしまったのではないか…?


玄「おねーちゃん、石戸さんだけ、どこにも、いないよぉ…?」ポロポロ・・・

宥「……」

はやり「かすみん… 隕石と一緒に宇宙に飛んでったのかなー…?」

美月「そんな、まさか…? 大丈夫よ、きっと、そこらへんに隠れて…」キョロキョロ

友香「あんなでっかいおもち、隠れるとこなんてないんでぇー…」

西田「隕石を受け止めた衝撃で…  消え… た…?」

良子「・・・彼女は… 身を呈して、世界をすく…」


 ガチャッ


 「あら、何やってるのかしら? 皆さん…」ヒョコッ


roof-topの店内から顔を見せた霞・・・


玄「い、石戸さん・・・?! な、ど、どうして、そんな所に…??」

霞「ごめんなさいね。 久しぶりに本気になったら、すごくお腹すいちゃって… みんな寝てるから、無理に起こすと良くないかなーって思って… ちょっと一人で、お店の抹茶アイスを頂いてたの」

玄「・・う、う、う・・・! い、石戸さああぁぁーんっ!!」オッパイダーイブ!!

霞「わっと… あらあら、心配してくれてたの? 大丈夫よ」


霞「おもちは・・・ 何があっても、不滅なんですから♪」ニコッ






~会計~



7人「「「「「「行ってらっしゃいませ、お嬢様♪ またのお越しをおまちしておりますっ!!!」」」」」」」


西田「皆さんありがとうね。 おかげで、とってもいい雑誌が作れそうよ。 みんなも体に気をつけてね!」
 


 バタンッ






玄「地球の危機でしたけど、終わればなんてことないですのだ♪ さあ、皆さんチップを確認して下さい!」

はやり「とーぜん、一番ははやりでしょ!☆」

美月「ふん… はやりなんかに、負けてたまるもんですか…!」

友香「…あとのみんなのためにも、2位はとっておきたいんでぇ…」

霞「私も2位以上は欲しいところね…」

宥「……」

良子「はてさて、では… もう結果は出てしまってるみたいですが、見てみましょう!」バッ


本日ここまでです。
今日も投票やレス、ありがとうございました。
ちょっと慣れないことをしようとして何回かトラブり、グダグダになってしまった…

明日もできれば書きたいですが、投票があるかどうかは分かりません。 第5回戦は明後日くらいだと思います。

再開します。 乙あざす。 遅くなってしまいごめんなさい。

ゆっくり書いていきます。 準々決勝第5回戦、ID出しは23:00~23:30の30分間。 投票は23:30から5分間です。







玄「む! これは…?」

はやり「はやや…?☆」


開かれた6つの封筒の、中は・・・


玄「え、おねーちゃんコレ… モノスゴイ入ってるよ! ひーふーみぃー…」

はやり「えーっと、はやりは… 27000円… ん~…?」

玄「すすすすごぉいっ! おねーちゃん50枚もある! つまりジャスト5万円…! 今までの最高獲得金額だよっ!!」

宥「えぇ? それ、別の人の封筒じゃないの…?」

はやり「いや、宥ちゃんのだよ… う~ん!悔しいけど今回は負けたっ! でも・・・次は絶対に負けてあげないからねっ!☆」ハヤッ

友香「15000… えーっと、3位か… もう一押し欲しかったけど、仕方ないんでぇー…」

霞「7000… ふぅ… やっぱり大きいだけじゃこんなものかしら…」

良子「地球の危機を救ったのに7000円はチープですね。 あれれ、私は最下位ですか… うーん、まさかここまで差をつけられるとは…」

美月「8000円入ってるわー♪ これってもらっていーの?」

はやり「お母さん違うよっ! それはチーム全体の大事なお金… あとのメンバーに託す大事な点棒みたいなモノだよっ!☆」

玄「その通りなのです。 3位以下の人にも、あとの人たちのガンバリ次第でまだまだチャンスがありますからね!」






~10分後… 体育館~


おもちメイド入れ替えのため、体育館に戻ってきた巨乳メンバー6人…


友香「ただ今戻ったんでぇー!」

莉子「おかえり! 友香ちゃん!」

梢「友香さん、頑張ってましたね…!」

美幸「友香ちゃんは3位… もーちょいで2位がとれたのになぁー、もぉー…」

澄子「いえ、美幸先輩、これは団体戦です。 あとには、あの人が控えてるんですから…!」

美幸「え? あの人?」


?「呼んだかのぅ~?」


劔谷'S「「「「「 さ、佐々野いちご・・・!!! 」」」」」

いちご「むふふふ…! 森垣さんおつかれサマじゃったのう! あとは…このアイドルちゃちゃのんにまかせとれっ!」

友香「ちゃちゃのんさん・・・!」

梢「ふふ、佐々野さん、トップで戻ってきてくれること… 期待してますよっ!」

いちご「モチロンじゃ! ちゃちゃのんの美乳が宇宙一なところ、見せてきちゃるけぇ!!」ザッ



霞「ただ今戻ったわ…」

小蒔「おかえりなさい、霞ちゃん」

春「・・・おかえり」ポリポリ

巴「ざ、残念でしたね… あんなすごいオッパイビンタ決めてたのに…」

初美「オッパイビンタで勝負が決まるワケではありませんからねー。 しょせん激乳オババの実力なんてこんなもんですよーww」

霞「・・・・・」ギリギリギリギリ

初美「あいたたたたたたたっ!! 無言でおもちアイアンクローはやめて下さいよー!!」=3


 ハツミチャン、マチナサァーイ!!  ダレガマツモンデスカァー♪  ズダダダダダダダ・・・・


美子「…いや、まさか… あの石戸さんが5位で終わるなんて…」

仁美「なんもかんも爆乳が悪か・・・」チュー…

煌「これはすばらくないですね… 石戸さんは私たちのエースだと思ってましたけど…」

哩「花田、それは間違っとると」

煌「部長?」


哩「私たち“九州ブロック”の真のエースは・・・ 姫子、お前だ。 そうだろう?」

姫子「ふふ… もちろんですよ、部長… 最近5決もあって出番の増えたよって… 私の美適乳のスゴさ、魅せてきまっけん!!」カッ

煌「姫子・・・! その意気、超すばらですっ!」

小蒔「鶴田さん… 霞ちゃんのためにも、頑張ってきて下さいね…!」



はやり(28)「たーだいまー☆」

美月「ふぅ、つかれたわー」

はやり(12)「お、おかえり、お母さんにおねえちゃん…」

慕「お疲れ様でした、お二人とも…」

はやり(28)「疲れてなんかないよー!☆ お母さんと違ってはやりはオバサンじゃないからねっ♪」

美月「は? まったく・・・いつからこんな親不孝者になったのかしら…? ねえ、はやり(12)、次はあなたの番だけど… このクソ生意気なはやり(28)よりたくさん稼いで、ギャフンと言わせてきてよ?」

はやり(12)「う、うん…(また自分対決…)」


閑無「いよいよ前回のミスコングランプリ様のお出ましか」

はやり(12)「いや、閑無ちゃん今回はモチコンだから… 私が高校生や大人の人に勝てるわけないよ…」

慕「そんなことないよ! はやりちゃんのその少しずつおっきくなってる胸・・・ 私でも見ててドキドキするもん」

はやり(12)「ちょ、あんまり、マジマジ見ないで・・・///」ハヤヤヤ・・・

杏果「この部門では中学生ははやりちゃん一人しかいない訳だから… かえって票が集まりやすいかもよ?」

閑無「そーだよな。 希少価値が高ければそれだけ有利だもんなっ!」

はやり(28)「うぷぷぷぷ・・・!!w 甘い、甘い、ハチミツブッカケバナナチョコレートパフェより甘いねぇ~チミたちぃ~~ww☆」ニタニタ


慕・杏果・閑無「「「 !?? 」」」ギョッ


はやり(28)「おもちとは、完成され、成熟したものにこそ真の美が宿るもの・・・ 中一のクソガキはやりなんかが、今のはやりに勝てっこないYO!☆ おへそで闇鍋パーティーが開けちゃうねっ!!ww」キャハッ♪

慕「……」

閑無(お、おいおい杏果… このオバサンがはやりの15年後の姿なんだよな…)ヒソヒソ

杏果(そうだね… 時間って残酷だね、閑無…)ヒソヒソ



良子「ただ今もどり・・・ ・・ふぅ、いけませんね。 私は一人でここに来たのですから… 出迎えなんてあるはずもありませんでした」フウ・・・


 ダダダダダダダダダダ・・・・・!!


良子「ん? アレは…?」


誓子「おつかれ様でした! 戒能プロ!!」

エイスリン「オツカレ! ヨシコ!!」

良子「え、ユーたちは、もしや・・・」

誓子「はい、私たち二人、戒能プロと同じ“敗者復活枠東日本ブロック”のメンバーなんです。 私は有珠山高校の桧森誓子です。 遅ればせながらよろしくお願いします!」ペコリ

エイスリン「アタシ! ミヤモリ! Aislinn Wishart!! ヨロシク!」

良子「ほお…! これは頼もしいお仲間ですね…! こちらこそよろしく」


エイスリン「サ、ツギハ、チカコノバンダヨ!」

誓子「そうね、行ってくるわ」スッ

良子「あまり稼ぐことができず、大変ソーリーです…」

誓子「大丈夫ですよ、戒能プロ… これは団体戦なんですから。 あとは、私たちに任せて下さい!」ザッ!



玄「ただ今戻りましたのだ♪」

宥「た、ただ今…」

穏乃「おつかれサマでした宥さん! いや、しかし、メッチャつええぇ・・・!!」

灼「圧倒的勝利…」

憧「11万点中5万点を一人で獲得って… 宥姉マジで強すぎでしょ…」

玄「そうなのです! まさに超エース級の活躍… さっすが私のおねーちゃんなのです!!」

宥「べ、べつに、私ほとんど立ってただけだけど…」


穏乃「さあ、じゃあ宥さんに続いての“中堅”は・・・  って、アレ? えと、誰だっけ?」

憧「宥姉は敗者復活枠での出場だから、次は他校の人よ。 えーっと、たしか・・・」


?「お呼びですかー?」


憧「あ、あなたは・・・?」

初美「お邪魔しますよー。 私、鹿児島永水の副将を務めてました、薄墨初美です! 以後お見知りおきをー」ペコリン

巴「同じく、永水の次鋒を務めてました狩宿巴です。 私たちが松実宥さんのチームメイトなんです」

玄「ほほお、これはこれは・・・ 頼もしいお二人ですのだ!」

宥「よ…よろしくお願いします」ペコッ

初美「しょっぱなから大差をつけてのトップで、嬉しい限りですよー! 私は寝てても準決勝に行けそうですねー」

巴「はっちゃん何言ってるの? 勝負は最後まで分からないもの… 油断してたら足元をすくわれますよ」

初美「分かってますよー、冗談です! さあ、次はついに巴ちゃんの出番ですねー…」

巴「う、うん、ドキドキするよ…」

憧「狩宿さん、宥姉の調子引き継いで、リード広げちゃって下さいね」

巴「はい、じゃあ・・・ 行ってきます!」ザッ

宥「行ってらっしゃい… ガンバッてね♪」

穏乃「頼みますよ! 狩宿さん!! ・・・って・・ ん? 何か忘れてるような・・・?」

晴絵「私も出番だな。 “大人”ブロックの2番手だから…」スッ

穏乃「あ、そうだ/// 先生、大人の魅力ってヤツをブチかましてきて下さいよっ!」

灼「ハルちゃん、がんば…」

はやり(28)「ウォーイ赤土さーん! はやりの命運握ってるんだから、バッチリガッチリ決めてきてよォ!☆」

晴絵「はは、やれやれ… まあ、出来るだけのことはしてくるよ」ザッ







~「roof-top」控え室兼更衣室~


 ザワザワザワ・・・  ワアァスゴイイロンナフクガアル…!  カワイイフクイッパイダネー♪・・・  ガヤガヤ・・・・


玄「ようこそ適乳おもちの皆さん! それではまず今回の営業形態について説明をいたします!」

玄「今回みんなにヤッてもらうのは・・・ 『究極の癒し空間! テーマパーク・コスプレおもちメイドカフェroof-top』ですのだ!!」


一同「「「「「「コスプレおもちメイドカフェ・・・??」」」」」」


玄「そうです! 適乳の皆さんには、それぞれコスチュームを一着選んでもらい… それに沿った特殊サービスを実施する“コース”を担当して頂きます!」

晴絵「・・・おい、玄、“コース”って… まるで風俗みたいじゃないか…」

玄「赤土先生、2001年に秋葉原で最初のメイドカフェが誕生してからはやウン十年・・・ 常に“萌え”の形は進化を続けているのです」

玄「ヤルからにはトコトンやらねばなりません! おもちの魅力・・・そして可能性を見出すためにね!!」カッ



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その頃・・・ 西田と同じように、国道153号線を北上して清澄高校に向かっている車が一台あった・・・

車種はレクサス・・・ 乗っているのは・・・ そう、弁護士であり原村和の父親である原村恵(けい)・44歳であった。


恵(今回のSSOJからの派遣依頼は、おもちコンテストの審査…)

恵(当然適乳の鑑定には、私が最適なわけだ。 ふふ、会長もよくわかっている…)ムフフ・・・

恵(ん…?何? “お前の娘も嫁も凄まじい巨乳じゃないか、なんで適乳が好きなんだ?”だって…?)

恵(ふん… 逆だよ、諸君。 巨乳おもちが常に身近にあるからこそ、巨乳が苦手なのだ、私は)


恵(よく、飲み会の席で、私の若い部下がおべっかのつもりか、こんなことを言ってくることがある)


 “部下A『原村先生の奥さんって、めっちゃ巨乳ですよねー! いいっすね…毎日あんなすばらな巨乳おもちを眺めることができて…』”

 “部下B『娘さんも巨乳なんっすよね? マジ憧れっすわー…巨乳に囲まれての生活! 原村先生って人生の勝ち組っすよね!』”


まったく・・・ 何も分かっていない、私の愚かな部下たちは・・・

巨乳というものは、毎日見ているとすぐに飽きるものなのだ。 そして、あの鬱陶しい圧迫感が、徐々にストレスになってくるものなのである。

母親や姉などに巨乳をもっている男は、巨乳好きになることは殆どない、という事実(※)が、それを証明している。  ※SSOJ調査による

それに・・・ ダラしなく膨れ上がった乳房… あの厚かましいおもちをユサユサ揺らされながら、

 
 “嘉帆『あなた何エラそうにしてるの? 検事の私より仕事できないくせにさww』”


と、馬鹿にされる私を想像してみてくれ。

アレが巨乳でなく適乳なら、まだ可愛げがあるが、巨乳おもちでふんぞり返りながら言われては、私の胃は痛くなるばかりである。


まあ確かに、“巨乳”というモノは、男にとってステータスになることがある。 それぞれの主観で変わる「美しさ」や「可愛らしさ」とか、目には見えない内面の「優しさ」や「真面目さ」とか、そういう曖昧なモノと比べると数値化できる「バスト○○cm」や「○カップ」は、とても分かりやすいからだ。

多くの男にとって、豊満な巨乳の恋人というものは、高級車のようなものだろう。 かっこよく贅沢な車には憧れるし、所有することで他の男に比べて一歩秀でたような気分にもなるだろう。


しかしだ、車は飽きればいつでも売って乗り換えることができるが、女の場合、そうはいかない。 結婚して子どもができてしまえば、もうその巨乳おもちを一生・・・ そう、一生である・・・ 一生涯見続けなくてはいけないのだ。

若気の至りで巨乳おもちにだまくらかされるほどの不幸は他にない。 巨乳など虚乳・・・ そう、幻想のおもちなのである。


恵(ふふ、しかし… こんな私でも、巨乳おもちの束縛から逃れ、こっそり適乳を楽しむことはできる…)ククク・・・

恵(成熟した精神の持ち主であるなら、おもちは何より美しく適度な乳・・・適乳を愛でるものだ)

恵(厚かましい巨乳おもちと仕事で疲弊した私の精神を・・・ 適乳は癒してくれるからな・・・)クックックック・・・・


しかし・・・ 原村恵は一つ誤解をしていた。

女というものは、巨乳や適乳などに関係なく、無慈悲で恐ろしい女はいるのだということを・・・・


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ーーーー


roof-topに到着した恵・・・


恵(ふむ、ここか… 外観は至って普通だが…)

恵(はてさて、どんな適乳がそろっているのか…)ガチャッ


 カランカラン・・・・


 「あ、お帰りなさいませ! ご主人様!」


恵を店頭で出迎えてくれたのは、薄桃色の浴衣を着た狩宿巴だった。


恵(ほお… 京美人のようだな。 なかなかそそられる…)ムフフフ・・・

巴「どうぞこちらにお掛け下さい♪」

恵「うむ」スッ

巴「早速ですが、当店のシステムについてご説明させて頂きます。 当店は、お帰りになったご主人様方に“究極の癒し”をご提供する“コスプレおもちメイドカフェ”です」

巴「様々な特殊サービスを提供するコースを各種ご用意しておりますので、精査吟味の上、御注文下さい」

恵(ふむ… なるほど、“特殊サービス”は、建前としてドリンクに付加される副次的サービスということになっているのだな…)フンフム

恵(しかしこの女… 和服の下の、控え目ながらもしっかりとしたふくらみ… 実にすばらな適乳だな…!)

恵(ふふ… あの浴衣の腰帯を引っ張って、コマのように回せたら、さぞかし面白いだろうな…)グフォフォフォフォォ・・・

恵(これは色々と期待できそうだ。 よし、ここは…)

恵「では、この“精力増強ブレンドティー”に、“萌え萌えにゃんにゃんパラダイスのフルコースでちゅっ!☆”のコースで頼むよ」

巴「・・・かしこまりました」ニタリ・・・






 「お帰りなさいませご主人サマァー!♪ “精力増強ブレンドティー”ばお持ちしました!」


恵「?!」


程なくして現れたのは、なんと真っ赤なチャイニーズドレスに身を包んだ鶴田姫子だった。


恵(オオォ・・・! これは・・・ 素晴らしい!! あの適乳… なだらかな丘を思わせる美しい稜線… そ、それに…!)ハアハア

恵(スリットからのぞくあの脚・・・! まるでカモシカのように引き締まった脚… ああ、生まれ落ちて44年…! 我未だにコレほど完璧な美脚を見たトキなし・・・!!)ハアハアハア


姫子「ほなら、マッサージご奉仕ばいたしますけん、そこ、ソファーん上で寝転がって下さい」

恵「な、何・・・?! ま、マッサージしてくれるのかね?」

姫子「私は“マッサージコース”担当なんで」

恵「で、できるのかね? マッサージなど…」

姫子「いつも部長と夜の格闘技のシメで使うてますんで♪ まかせて下さい!」


ソファーにうつぶせになった恵の背中に、うまのりになった姫子・・・


姫子「あやまぁ~… ご主人様えらい背中ば凝っとりますねぇ~…」サワサワサワ・・・

恵「う、うむ… 過酷な仕事と… 目障りな巨乳おもちのおかげで、心労が絶えないからな…」

恵(… い… イカン! 背中に○×△が直接当たって… く…! こ、この女、誘ってるのか…?)ムクムクムク・・・・!

姫子「…ん? ご主人様、このカタイのは…?」スッ

恵「!?」


姫子「首の後ろばがばいカタかですねぇ~… ちょっと失礼…」グッ

恵「おわっ?!」


恵の両腕を自分のヒザにのせ、アゴに両手をかけてキャメルクラッチの体勢に入った姫子・・・


恵「な、何をするんだ! は、放せ!!」ジタバタ

姫子「あー、動くと危なかけん、ジッとしてて下さい。 大丈夫、一瞬で終わりますから・・・」グググ・・・

恵(ふおぉ…? こ、後頭部に、おもちが当たっておる…! い、いかん、さらに下半身が…!)ムクムクムクムクゥ・・・・


猛々しく隆起する自らのジュニアによって腰が持ち上がり・・・完全なエビ反り状態になってしまった恵・・・


姫子「…よしっ、いかるっ! リーチィ! ・・・ツモォ!! 倍満16000!!」ゴキィッ!!

恵「ごふォあァっ!?」=3






姫子「どうもおつかれサマでしたー♪ また良かったら呼んで下さいね♪」

恵「あ、ああ・・・ ありがとう・・」

恵(・・・体の中でゴキゴキ骨が鳴る音がしたから… 一体どうなったのかと思ったが… 体が軽くなっているな)コキコキ

恵(ふぅ… 下半身もようやく鎮まった… はて、次は…?)


?「あ、あのぅ・・・ ご主人様、耳かきご奉仕…してもいいですか?☆」


恵「ん? な、キミは…?」


続いて現れたのは… なんと、スク水を着て、頭にバニーガールのウサ耳をつけたはやり(12)だった・・・


恵「な? キ、キミは…? 中学生ではないのか?」

はやり(12)「はい、そうですけどぉ…」ハヤヤ・・・

恵「い、いいのか? 中学生がこんな所で働いていて…?」

はやり「えと、一応これコンテストなので、厳密には仕事というわけではないので、大丈夫だそうです…」

恵「そ、そうか… それなら、うむ、一つ頼むとするかな…」


また横になり、はやり(12)の、まだ華奢な太モモに頭をのせた恵・・・


恵(・・・ ふっおおおおおぉぉ・・・?! ちゅ、ちゅうがくせいの生脚… な、なんというハリと滑らかさ…!!)スリスリッ

はやり「あ、ちょ、ご主人様…/// エッチなおイタはメッ、ですよ?☆」ハヤッ


横になったまま上を見上げると、はやり(12)の、フックラとした成長途中のふくらみがすぐそこにあった・・・


恵(・・・ 極楽・・・  あぁ、天国とは・・・ こんな所にあったのか・・・!)ホワアアアァン・・・・


はやり「えと、じゃあ、耳アカとりますね… わっ、すっごいおっきいのありますよ!☆ ちょっと、ジッとしてて下さいね・・・!」スススゥ・・・

恵(…すばらな適乳の中学生美少女の耳かきご奉仕…! あぁ… この世に生を受けて44年間… 生きてきて良かった…!!)


 ズボォッ! グリグリグリグリグリィ・・・・


恵「たわばっ?!?!」


恵「いっ! 痛い痛い!! ちょっ!お前!! 抜けっ! 抜いてくれっ!!」

はやり(12)「えー?☆ だって、ビー玉みたいな耳クソがつまってますよぉ?」グリグリ

恵「いたたたたたたたたぁっ!! いいから抜けっ! 抜いてくれぇっっ!!」=3

はやり(12)「でも、それじゃ耳かきご奉仕にならな・・・ アッ もうちょいで取れそう!☆」ゴリゴリグリゴリ

恵「うああぁ――っ!? いたいいたいっ! 頼む! 抜いてくれえぇっ!!」=3=3

はやり「ご主人様、動いちゃダメ!☆ 危ないですよ? あ、よし、とれ…そ…」ゴリグリボリボリボリ・・・


 ズボズボォ・・・  ブチィッ!


恵「 ア゙―――――ッッ!! ・・・・」






恵「はあはあ、はあはぁはあぁ・・・!」ヨロヨロヨロ


なんとか耳かき地獄から脱出した恵は、店外へ逃げ出そうとしたが… なぜか迷ってしまい、どこか廊下のようなところを歩いていた。


恵「ひ、ひどい目にあった… うぅ、頭がガンガンする…!」ヨロヨロ

巴「あれ、ご主人様、どちらに行かれるのですか? 耳から血なんか流して」

恵「?! お、おいお前・・・ 救急車を呼んでくれっ! 鼓膜が破れたかもしれん…!」

巴「へぇ、それは大変ですね… でも大丈夫です。 ここroof-topには、医務室がありますので」

恵「医務室…?」

巴「はい、凄腕のレジェンドな女医さんがいますから、そこで診てもらいましょう。 さ、こちらですよ、ご主人様」スッ


 ガラァッ


?「はいこんにちは。 今日はどうしましたか?」


その・・・ 病院の診察室のような部屋で、丸イスに腰かけていたのは・・・ 白衣に身を包んだ赤土晴絵だった。


巴「赤土先生、こちらのご主人様が耳から血を流していたので、お連れしました」

晴絵「ほお… それは大変だね、原因不明の奇病かもしれない… まあ、診てあげますから、そちらに座って下さい」ニタッ


晴絵「ハーイ吸ってー・・・ ハイ、吐いてー・・・」

恵「・・・・??」


晴絵は、聴診器を恵の胸に当て、内科医のように心音・呼吸音の確認をしていた… 

開いた白衣の隙間から、魅力的な谷間がチラリと見えたが… 恵はもうそれどころではなかった。


恵「お、おい… 私は耳が痛いんだ。 どうして聴診器で診る必要があるんだ?」

晴絵「一見さんは基本的なバイタルをまず取らせてもらってるんです。 ・・・それにしても、あんた・・」

恵「?」

晴絵「これはまずいね。 悪性のおもち菌に感染している… まず注射を打って発作を抑えましょう」ズイッ

恵「?!」


牛乳パックほどもあろうかという巨大な注射器を取り出した晴絵・・・


恵「お、オイッ、ふざけるなっ! 私は耳を診てもらいたかっただけだぞっ?!」ザッ

巴「ご主人様、いけません。 きちんと診てもらわないと治りませんよ?」ガシッ


いつの間にかナース服に着替えた巴が、恵を後ろから羽交い絞めにした。


恵「じょ、冗談はやめるぉっ! もういいっ! 私は帰る!!」ジタバタ

晴絵「困った人だねぇ・・・ じゃ、もういっそのこと、手術しちまうか?」スイッ

恵「?!?」ギョッ


医療台から大きなメスを取り出した晴絵はニタリと嗤った。


晴絵「コイツであんたの悪いところは全部取ってやるよ。 さぁ、そこの手術台の上に…」ゴゴゴォ・・・

恵「ぐっ!ぐおおおおおおおぉぉ・・・!!?」ジタバタバタバタ・・・・






恵「ハァ、ハッ! ハァハァハァハァ・・・?!」ヨロヨロ・・・


命からがら恐怖の診察室から逃げ出した恵・・・ しかし、外は長い廊下が続くばかりで、どこにも出口など見当たらない・・・


恵「な、なんだ…? この店は、一体、どういうつくりになっているんだ??」


?「迷える子羊よ… あなたにはおもち凶の相が見えますね…」スー・・・


恵「な? お、お前は…??」


今回恵の背後に現れたのは、教会のシスターのように修道服に身を包み、片手に聖書を携えた桧森誓子だった。


誓子「私はこのお店のオモチスター・・・ おもちに取り付かれた子羊の魂を救うのが、私の使命なのです」スウウゥ・・・

恵「オモチスター・・・??」

誓子「はい、おもちの神に仕える専属のシスター… さあ、私と一緒に懺悔室にまいりましょう。 そこで悔い改めるのです」ガシッ


恵の手首をつかんだ誓子は、恐ろしい力でズルズルと恵の体を引きずり始めた。


恵「ど、どこへ連れていくんだ? 私はもう帰るんだっ!」

誓子「なりません。 穢れた魂を浄化しなくては… おもち神はお怒りなのです。 さあ、皆さん、こちらの方を懺悔室へと運ぶのですっ!!」カッ


巴「了解です!」ザッ
はやり(12)「はーい☆ はややにおっまかせー♪」ザッ
晴絵「合点承知の助だっ!」ガシッ
姫子「私にまかせんね!w」ガシィッ!

恵「げぇっ!?」


どこからともなくワラワラと湧いてきた適乳たちにより、恵は服を剥ぎ取られてパンツ一丁にされ・・・ さらに両手を後ろ手に縛られ、おみこしのようにかつがれて、また別の暗い牢屋のような部屋に放り込まれてしまった。


コンクリートの冷たい床の上で、なんとか身を起こした恵・・・


恵「クソッ、いててて・・・ 一体この店は…!  ん?!」ギョッ


 ピシーンパシーン!・・・  ペッシィーンパッシィーン・・・!!


?「アハハハハッ! こりゃまた薄汚い子豚ちゃんがやって来たのう!!ww」

恵「お、お前は・・・ な、なんだぁ・・・??」ガクガク


恵は、目の前にいるあまりにも異様な存在を目にすると、カタカタと震えだした。

そう、そこに立っていたのは・・・ 黒いボンテージと黒いハイヒールを身にまとい、片手にムチ、片手に火のついたロウソクを持って天使のように微笑んでいる佐々野いちごだった・・・・


いちご「ムフフフ腐腐・・・! ちゃちゃのん一度女王様ってやってみたかったんじゃー! ほら、サッサとちゃちゃのんの脚を舐めるんじゃっ!」スイッ

恵「・・・ババ、馬鹿を言え! お、お前たち・・・私は弁護士なんだぞ? これ以上私に危害を加えるなら、法に訴えて…」


 ドゴムッ


恵「あふぅん?!///」


恵の股間をハイヒールで踏みつけたいちご・・・


いちご「便護士? 臭そうな名前じゃのぅ~…w 子豚ちゃんにはピッタリじゃな!ww ほれっ、大好物のロウソクじゃぞっ!」タラリタラリ・・・

恵「あちゃちゃちゃちゃちゃちゃっ!!?」バタバタ

いちご「アハハハッ! ブザマじゃのう! もっといい声で鳴くんじゃぁ!!」ピシーンパシーン!!


恵「・・・ こ、こんなん考慮しとらんよっ!!」







~会計~


6人「「「「「「行ってらっしゃいませご主人さま!! またのお越しをお待ちしておりますっ!!」」」」」」

恵「・・・・・」グッタリ


 ピーポーピーポーピーポー・・・・


あまりの責め苦に失神してしまった恵は、やっと救急車を呼んでもらえ… なんとか恐怖のおもちパラダイスから脱出できたのだった…


いちご「さあぁ、チップを確認してみるんじゃー!」カッ

誓子「どうか、私のおもちに、神のご加護を…」オイノリー

はやり(12)「はやや…! なんかドキドキしますね!☆」ハヤヤッ

巴「そうですね、結果が楽しみですね♪」ニコッ

姫子「私が石戸さんのマイナス分を取り返せんばらんけん…」ドキドキ

晴絵「…よし、じゃあ、開けてみるぞ…!」ゴソゴソ



※玄『ではでは! 投票まいりますのだ! 23:30までがID出し受け付けタイム、23:30から5分間が投票タイムですっ!』

 玄『投票方法についてもう一回確認したい方は、>>44をご覧あれぇっ!』

 玄『あくまで「おもち」と「接客」の2点で審査をお願いしますよぉっ!』

はやり(12)3
誓子2

誓子2
はやり2
姫子1

>>514から>>531まで有効
しばしおもちを


<準々決勝第5回戦・適乳部門結果>

1位 瑞原はやり(12) 34000円(シノハユ)   
2位 桧森誓子    23000円(敗者復活枠東日本)
3位 鶴田姫子    13000円(九州)
4位 狩宿巴     12000円(敗者復活枠西日本)
5位 佐々野いちご   5000円(その他)
6位 赤土晴絵     3000円(大人)

※適乳部門後半グループ、合計90000円獲得


{ここまでの合計}

敗者復活枠西日本ブロック 50000+12000=62000円
シノハユブロック      8000+34000=42000円
大人ブロック        27000+3000=30000円        
敗者復活枠東日本ブロック  3000+23000=26000円
その他ブロック       15000+5000=20000円
九州ブロック        7000+13000=20000円


本日ここまでです。
今日も投票やレス、ありがとうございました!

準々決勝最終第6回戦ですが、たぶん明日行います。
書き出し18:30~くらいで投票が23:00くらい・・・という流れになると思います。

乙あざす。早めに少し投下します。
すみませんが予定変更で今日は投票まで行きません。

明日の22:00頃に投票をすると思います。

ところで、>>2に貼ってある前スレ(予選)のURLがなぜかつながらなくなってしまい、どういうわけか他の板に移転していたので、一応そちらのURL貼っときます。
久「全国咲-saki-おもちコンテスト(予選)よ!」玄「おまかせあれっ!!」【安価】



姫子「ん? これは・・・」

いちご「えっ? はいぃ??」


封筒の中を確認し、各人各様の表情を見せる6人・・・


いちご「んな、ご、5枚、だけ・・・???」

誓子「…23枚の2位…か。 うん、まあまあかな…」

姫子「っく…! 13000円の3位… これは… 後がキツかね…」

巴(12000円の4位か… う~ん、まあ、松実さんの貯金があるからこれくらいなら…)

はやり(12)「………」スッスッス・・・

巴「ん? はやりちゃんまだ数えてるの? ・・・って、すごっ! な、何枚?」

はやり「…さ、34枚ありました///」ハヤヤ・・・

誓子「すっご… あーあ、なんか… これって、女子高生より女子中学生の方が格上ってことなのかしらね…」

巴「桧森さん、それ、はやりちゃんに失礼ですよ… 彼女の個人的な魅力が群を抜いていた・・・ということですよ」

はやり「いや、そんな…/// 私一人だけが皆さんと年齢層が違うから、きっと票が集まりやすかったんですよ…///☆」エヘヘ

姫子(・・・うんにゃ違う・・ だって、もう一人の年齢層の違うヒトは・・・)チラリ


晴絵「……」ズゥーン…


巴(わっ、赤土さん… 小鍛治プロに役満振り込んだ人みたいになってるよ…)






~体育館~


晴絵「・・・ただ今」フラ・・・

穏乃「あー… 先生、お疲れ様…でした…」

憧「ざ、残念だったね、ハルエ…」

玄「3000円ではおもちDVDの一枚すら買えませんのだ。 しょせん先生のおもちはその程度の価値ということです」

灼「! 玄…?」ギロッ

宥「く、玄ちゃん? ちょっと、先生になんてことを…!」

玄「おねーちゃん、これは殺るか殺られるかのおもちバトルなのです。 今ここで価値があるのは、強いおもちのみ… 甘いことは言ってられないのです!」カッ

憧「いやいやクロあんた、言いたいことは分かるけどさ… ハルエは私たちの兄貴みたいな存在なんだから… おもちで勝負しろってのが、もともと無理があるんだって…」

穏乃「そ、そうだよ! それに、先生の負けが決まったわけじゃまだないですよね? 次の、“大将戦”が残ってるんだから…」

晴絵「ま、まあ、そうだな… えーっと、私の次に出る“大人”の微乳担当は…」

のよりん「・・・私!」ヌッ プンスコ=3

晴絵「ひゃっ?!」


憧「野依プロが、ハルエと・・・瑞原プロの命運を握ってるってわけね・・・」

のよりん「………!!」プンプンスコスコ=3=3

晴絵「お、おい憧、野依プロはあがり症なんだ… あんまりプレッシャーをかけるようなことは…」

穏乃「…の、野依プロ… き、気楽に、行ってきて下さい…」

のよりん「……行ってくる!」プンプン=3



はやり(12)「ただ今戻りましたー♪☆」

慕「おかえりはやりちゃん!」

杏果「お疲れ様、はやりちゃん。 すごいね、ミスコンだけでなくモチコンでも圧勝…!」

はやり(12)「う、うん、まあ、まだ始まったばっかりだけど…」

閑無「まあ世の中にはロリコンが多いってことだわな」

杏果「こら閑無! それなら、あんたや私が出たって勝てるって話になるよ?」


美月「すごーいねはやり! おかげで、お母さんも一緒に準決勝に行けそうだなー♪」

はやり(28)「・・・・・」

美月「あら、おっきいはやり、どうしたの? おへそで鍋パーティー開くんじゃないの?ww」

はやり(28)「ちょ、直接対決じゃないしぃ! ま、まだまだはやり本気出してないだけだからっ!」=3

美月「ふーん、でもおっきいはやりは準決勝行けるのかなー? 私たち“シノハユ”グループが逆転してかなり優勢になっちゃったけど」

はやり(28)「い・・・12000なんて満貫直撃で簡単にひっくり返るんだからっ! 勝負はまだまだこっからだよ!!☆」

はやり(28)(…あんの赤土のボケ野郎マジつかえねぇ… ああもう、理沙ちゃん! 中学生なんかに負けないでよぉ?)


閑無「じゃ、次はいよいよ・・・」チラリ

杏果「本日の真打ちの登場・・・ってわけね」チラリ

慕「…え、あ、私のこと?」

美月「そーだよ♪ 私とはやり(12)が準決勝に行けるかどうかは、あとは慕ちゃんのおもちにかかってるんだから!」

慕「あはは… 私、おもちなんてまだないですけどね…」タハハハ・・・

はやり(12)「そんなことないよ! 慕ちゃんのおもちは、これからの可能性がいっぱいつまった、今しかない貴重なおもちなんだから…☆」

慕「そ、そう? よく分かんないけど… でも、勝負である以上は、私は・・・」


慕「絶対一番で、戻ってくるから」カッ!!



巴「ただ今戻りました…」

穏乃「あ、お疲れ様でした狩宿さん!」

宥「おかえり…」ニコニコ

巴「ごめんなさい、あまり稼げませんでした…」

憧「いえいえ、3位にもう32000点差もつけてるんですから・・・ ぶっちゃけ、ほぼ間違いなく勝ちは決まりですって、コレ」

玄「だから憧ちゃん! おもちバトルの勝敗はおもちの女神のみが知るのみ…! 最後まで気を抜いてはならないのです! 薄墨さん、おねーちゃんの準決勝行きは、あとはあなたにかかってますからね…!」

初美「ふふ・・・ 楽しみで仕方ないですよー。 ついに、私のこのロリちっぱいが火を噴くところをお見せできるんですからねー!」

宥「・・・ひ、火を噴くの? あったかそう・・///」ホワアァン・・・

初美「…たとえの話ですよー……」



いちご「ただ今、帰ったんじゃ…」

友香「…お、お疲れ、でぇ…」

いちご「…なんでじゃ…? なんでちゃちゃのんが5位なんじゃ…? …誰か教えてくれんかのぅ…?」

澄子「…あ、あの、佐々野さんって、ほら、清純派アイドル・・・ってかんじじゃないですか? その、だからきっと、おもち以外のところに魅力があり過ぎて、票が伸びなかったんじゃ、ないですか…?」

いちご「ほうか… つまり、ちゃちゃのんが可愛すぎるが故に、おもちが目立たなかったと…?」

澄子「・・・多分・・」

いちご「…それなら、まあ、しょうがないのかのぅ…」


美幸(ボンテージなんて着てムチ振るってたのが敗因・・・とは、誰も言わないんだ、もー・・)


梢「友香さんも佐々野さんも、肩を落とすのは早いですよ! まだ、勝負が終わったわけではありませんよ」

いちご「そ、そうじゃの! えと、ちゃちゃのんの後は・・・  ん!?」ギョッ


もこ「…………」ブツブツブツブツブツ・・・・


いちご(名古屋の東海王者、対木もこ…?)

美幸(咲-saki-世界でも1・2を争うほどよくワカンナイひとが出てきたよ! もー!)



誓子「ただ今戻りました」

エイスリン「オツカレ! チカコ!」

良子「ナイスファイトでした。 素晴らしい追い上げでしたよ…!」

誓子「ありがとうございます… えーっと、準決勝に行くためのボーダーライン… 2位のシノハユブロックとの差は・・・」

エイスリン「16000・・・!」

誓子「うーんどうかなコレ… エイスリンさん、まくれそう?」

エイスリン「モチロン! マ、ラクショーッテコトデ!!」

塞「パクるな! エイスリン! 一緒に準決勝、絶対行くわよっ!」

エイスリン「マカセテ! イッテクル!!」ザッ!



姫子「た、ただ今帰りました…」

煌「姫子! すばらな闘いっぷりでしたよぉ!」

姫子「ん~・・・でも、まだ、最下位やけん・・・」

霞「ごめんなさいね~… 私が稼げなかったせいで…」

姫子「いえ… 大丈夫です! あとは… 部長がなんとかしてくれますっ!」

哩「・・・うむ、これが麻雀なら、なんとかしようっち気持ちにもなれるが・・」

哩「おもち勝負やけんなぁ… どがんしゅう…」ナハハハ・・・


姫子「大丈夫ですって部長! いつもみたいに堂々としとればきっとなんとかなります!」

哩「そ、そやろか…?」

姫子「“見ろ! 私は微乳だっ! 文句あっか!!”って気ぃで行けば、大丈夫ですよ!」

哩(・・・なぜか馬鹿にされとる気が・・)

煌「部長… 私、部長のおもちは、そのスタイルには最高にマッチしたすばらなおもちだと、常日頃思っていましたよ…!」

哩(か、考えを読むな! 花田!)=3







~「roof-top」控え室兼更衣室~


 ザワザワザワ・・・  キャッキャッ♪  ワイワイガヤガヤ・・・  プンプンスコスコ=3  ザワザワザワァ・・・・


玄「微乳おもちの皆さん! いよいよこの準々決勝も第6回戦・・・最終戦となりました・・・!」

玄「ここまで、他のおもちの皆さんには、おもちLIVEにキャバクラ風メイドカフェ、コスプレメイドカフェと、様々な営業形態に取り組んでもらいましたが・・・」

玄「有終の美を飾って頂く皆さんには、今、巷で多くのメイドカフェの超定番になりつつある・・・“アレ”に挑戦してもらいますのだ!」

エイスリン「アレ…?」

玄「そうです! メイドカフェ定番のアレと言えば… 皆サン勿論お分かりですよね?」

初美「ははん、分かりましたよー。 みんなでランドセルを背負って接客する“小学校カフェ”ですねー?」

玄「そ、それはさすがに、いろいろとヤバ過ぎだと思いますのだ…」

哩「私はできれば男装メイドカフェなんかやってみたかね…」

玄「そ、それはメイドカフェではなくホストクラブになってしまいますのだっ!」

慕「あの、私、こないだテレビで見たんですけど… 本物の猫ちゃんがいる“猫カフェ”ってやってみたいです」

玄「面白そうですが、それではおもちではなく猫が主役になってしまいますのだ…」


哩「松実、もったいぶらんとチャチャッと言ってくれんね」

玄「仕方ありませんね・・・ 皆さん! メイドカフェといえばアレ! “萌え”といえばアレ! そして“咲-saki-”といえばアレじゃないですかっ!」クワッ

もこ「………分かった。 それ、“○□△×”だナ…?」

玄「正解ぃ! さすがは千里眼をおもちと噂の対木さん… そうです! 皆サンには今回、○□△×に扮して、接客をしてもらうのですっ!!」カッ


哩「な、な、○□△×だと…??///」

のよりん「……!?//////」プンスコ=3


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~同時刻・体育館・・・~



優希「京太郎! タコスが足らないじょぉ! どうしてもっと多目に補充しとかなかったんだ!」

京太郎「うるせーな… こんなにこの準々決勝が長引くとは思ってなかったんだよ! …てか、30個も用意してたのに、アレ全部食ったのか?」

優希「京太郎はわが胃袋の渇望をまったく分かっていないじぇ…!」

京太郎「はいはい分かりました買ってきてやるよ! ・・・部長、ちょっと出ますけど、何か買ってくるもんとかあります?」

久「え? そーね… ちょっとスクリーンが遠くて見づらいから、オペラグラス調達してきてくれない?」

京太郎「オペラグラス…? あ、えーっと… 家の戸棚かどっかにあったかな…? いったん帰ります。 あったら持ってきますんで」タタタッ

久「よろしくねー♪」

まこ「・・・やれやれ、京太郎もいろいろと大変じゃのう・・」


前半戦において敗戦が決定してしまった清澄メンバーは・・・ 咲と和だけもう家に帰ってしまっていたが、残りのメンバーと学生議会の役員たちは、日が落ちても観戦を続けていた。


まこ「後半戦も… 準決勝進出チームはこれでほぼ決定かのう。 現状1位2位の敗者復活西日本と、シノハユグループ・・・ 3位以下のメンツが最後にまくるっちゅうこともなさそうじゃの」

久「そうね。 最後に大逆転とか、見てみたい気もするけど… まあ、8割方それで決定かしらね」

内木「議会長… ここまではまだ前哨戦のようなモノですよ。 この“微乳対決”でこそ全てが決まる・・・ 僕はそう思ってますけどね」 

久「副会長?」

内木「では、そういうことで、僕もそろそろ行ってきます」スッ

彩乃「え、副会長、どちらへ?」

菜月「トイレですか?」

内木「いや、ふふ… 悪いね、僕にはまだ大事な仕事が残っているんだよ…」

久「・・・内木くん、あなた、まさか・・?」

内木「・・・ふふ、そうですよ、会長・・・!」ズモモモォ・・・


内木「僕が、最後の・・・ “微乳専門おもち鑑定士”なんですよ」クイッ


眼鏡のフレームを中指で押し上げ、レンズをギラリと光らせてニヒルな笑みを浮かべたその男・・・

SSOJ公認微乳鑑定士・内木一太、若干17歳・・・!

そう・・・ ここまでの熱いおもちたちの激闘の行方は・・・ あとは、彼の裁量に委ねられたのである・・・!


止まります。
また明日の19:00くらいから書き始めて22:00くらいに投票・・・ってかんじになると思います。

>>558一部訂正

×若干

○弱冠

乙あざす。 あかんですわ… 今日も投票できません。
少し投下します。
一応下書き書けてはいるので、明日は間違いなく投票できると思う。







内木「………」シャカシャカシャカシャカ


内木は、すっかり暗くなった外・・・ 体育館からroof-topへのゆるやかな下り坂を、自転車で走っていた。

そんな…見た目クールで、素朴で謙虚なナイスガイ・内木一太の頭に浮かぶことは・・・ 当然、これまでに出会ってきたあらゆる微乳おもちの素晴らしさについてだった。


内木(…ふふ、微乳おもちも、数年前に比べれば大分その素晴らしさが認められ、市民権を得られるようになってきたけど・・・ でも、まだまだですね)

内木(まだまだ、この世には『巨乳上位』『巨乳至上主義』という悪しき思想が幅をきかせている・・・ 実に由々しきことです)

内木(しかしそれでいながら、巨乳が好き、あるいは巨乳になりたいとおっしゃる方は、それならなぜ自分は“おもちの大きさに固執するのか”という問いに対しては、ハッキリと答えられない人が多い)


内木(おもちの大きさというものは、女性ホルモンの分泌による乳腺組織の発達度合いによって決まる)

内木(つまりおもちが大きいということは、より女性らしく、尚且つ子どもを産み育てる能力に秀でていると考えることができる)

内木(だから、世の紳士淑女・少年少女の多くが巨乳に憧れるのは、ある程度DNAに組み込まれた・・・ごく自然なことではあります)

内木(しかし、皆さんもよくご存知の通り、例えば欧米人はアジア人に比べておもちの平均的大きさが明らかに上だ)

内木(巨乳が本当に優れているというなら、欧米人はアジア人より人種的に優れているという話にならないだろうか)

内木(実際のところは、欧米人がアジア人より生殖的に優れているかといったらそんなことは全くなく、むしろ逆であり、“大きいおもちが生き物として優秀”なモノであるという仮説は成り立たない)

内木(昔の、一人の女性が5人も6人も、あるいはそれ以上の子どもを産み育てていた時代ならいざ知らず、今の時代、微乳であるからといって困ることは何もないのです)

内木(そうそう・・・ こないだも、あるすばらな微乳おもちと、こんな話をしましたね…)ポワポワポワーン…


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マホ「うぅ… マホも、和先輩みたいなおっきぃおもちになりたいのに… 全然育ちません」サスサス

内木「ふふっ、夢乃さん… なぜそんなに巨乳になってみたいと思うのですか?」

マホ「え、ふ、副会長さん? だ、だって… やっぱりおっきぃおもちはカッコイイですし… 女の子らしくってかわいくって、憧れますぅ…」

内木「夢乃さん… あなたは、せっかくの微乳おもちの素晴らしさを、全く分かっていないようですね…」

マホ「え?!」


内木「良いですか。 あなたのような微乳おもちは、巨乳おもちに比べて、なんら機能的に劣っていることはありません。 むしろ利点の方が多いんですよ」

マホ「ど、どういうことですかぁ…?」

内木「微乳は巨乳に比べて乳ガンなどの病気にかかりにくいですし、邪魔にならずに快適、それにつつましやかで奥ゆかしい印象を相手に与えることができます」

内木「微乳であっても乳腺はちゃんとありますし、もし将来妊娠すれば、授乳に備えてさらに発達するものなので、機能的には全く問題ありません」

マホ「そ、そうなんですか? で、でも…」

内木「さらに、“微乳は感度が良い”というのも、よく知られている事実です。 どうですか? 僕のこのGF(ゴールドフィンガー)で試してみませんか?」ワキワキワキ・・・

マホ「ふ、副会長さん…! き、キモチ悪いですぅ! 助けて下さい和せんぱぁーいっ!!」スタコラサッサ


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内木(“巨乳”が“女性らしい”モノであるということは、ある意味事実ではありますが、巨乳を礼賛することは、男性ホルモンの分泌が過剰な男・・・ つまりガチムチマッチョで毛深い男を礼賛するのと同じことです)

内木(あまり大きい声では言えませんが… 僕に言わせれば、巨乳など無用の長物… 前時代の遺物、引いては不良品なのです)


内木(さらに… おもちを“神の創りし芸術”という視点から見た場合、微乳こそが究極のおもちであることは論をまちません)

内木(なぜなら… 微乳には、巨乳にはないかくも美しき貴重な“妖精のような少女性”と“純粋無垢”さをもっているからです)

内木(“微乳”には“巨乳”や“適乳”をはるかに上回る“ロマン”そして“希少価値”がある…! ロリ微乳が、あらゆるおもちの中でも最上位であることは自明の理なのです)

内木(そう、“おもちになり切っていないおもちこそが真のおもち”なのです。 巨乳などという脂肪のカタマリはおもちの純粋さを失うのみです)

内木(故に、微乳を愛することは、紳士淑女のたしなみであるべきなのです。 “微乳”こそは最も美しいおもちであり、神の創りし究極の芸術なのですから…!)


内木(・・・おや、やっと見えてきましたね。 roof-topの明かりが… ふふふ… この世で最も優れた微乳の中の微乳といえる少女たちの競演…! 実に楽しみですね…!)シャカシャカシャカシャカ・・・・


こみ上げるヨダレをこらえつつ、ペダルをこぐナイスガイ内木…

理論的におもちを捉えるクールガイを自負する彼ではあったが… おもちというものは、それほど単純なモノではない… と、思い知らされることになるのを、この時の彼はまだ知らなかった…






~roof-top(微乳タイム)~


 ガヤガヤワイワイ  ザワザワザワァ・・・


それぞれのコスチュームに着替えた6人の微乳おもち戦士たち・・・ の、前で、おもちマイスター松実玄はまだ接客についての細かい指示を出していた。


玄「それでは開店しますが… いいですか、皆さんはここではお客様の“○□△×”なのですからねっ! そのことだけは絶対に忘れないで下さいよ! 特に白水さんと野依プロ!」


哩「松実、大丈夫やけん。 いい加減覚悟ば決めたと…」

のよりん「…大丈夫!」プンスコリン=3


玄「頼みましたよ… …オッ、どうも最後の鑑定士の方が来たようですね… では、私はウラに行ってますので! 皆さん、グッドラックですのだ!」ササッ


 コツ、コツ、コツ、コツ・・・


ガチャッ



 カランカラン・・・・



 「おかえり! おにーちゃん!!」ニコッ

内木「え?!」ギョッ


扉を開けた内木を出迎えてくれた少女・・・ それは、コスプレではなく、本物の湯町中のブレザーの制服を着た白築慕だった。


慕「ね、おにーちゃん、早く早く! あ、ここ、座ってね♪」スイッ

内木「あ、ど、ども…」

慕「ちょっと待ってねー、今メニュー持ってくるから」テテテテ・・・


内木の手を引っ張ってソファーに座らせた慕は、スカートをひるがえして厨房の方へ去っていった…


内木(……?)

内木(えーっと… ここって… メイドカフェだったよな?)

内木(なんで制服の女の子が、まるで自分の家にいるかのようにスリッパで出てくるんだ…)

内木(・・・ハッ、 そうか、コレは・・・!)

内木(“いもうと系メイドカフェ”か!)


内木(客に対して、メイドが本物の妹のように接し、接客してくれる今流行のメイドカフェ…)

内木(な、なるほど・・・ さすが松実会長! 微乳をどう活かせば良いか・・・よく分かってらっしゃる!)

内木(真の妹にとって、純粋無垢さと初々しさを演出する微乳はマスト…! そして、微乳にとって、“妹”という無邪気さを演出するファクターは、非常に相性がいい…! まさに最高のマッチング…!)


 テテテテテテ・・・・


慕「はい、おにーちゃん、お冷やとおしぼり。 それとメニューここに置いとくね」パサッ

内木「あ、うん、ありがとう…///」

内木(… しかし、このコ…)チラッ

内木(かわいい・・・! やや地味な印象だが… 小動物のようなコロコロとした可愛らしさ… まさに、“ザ・少女”・・・!)

内木(…おっと、いけませんいけません、今回はおもち鑑定士として来てるわけだから… きちんとおもちの方も精査しなくちゃ… よしっ!)ピピピピピピ・・・・!

慕「…?」


内木(・・・うむ、出たな、どれどれ・・?)


<白築慕・おもちデータ>

・芸術性…6
・パワー…3
・品格……6
・ロリ度…9


内木(ほほお、これは…!)

内木(ロリ度“9”…! 小学生の超絶美少女でもそうそう出せない数値を・・・!!)


※説明しよう! 実は内木がかけているあのメガネは、ただのメガネに非ず…! おもちを瞬時に精査吟味し、その魅力を分かりやすく表現することができる“おもちスカウター”なのである!
 おもちを芸術性・パワー・品格・ロリ度、の四つの観点からその完成度を審査し、数値で表現することができる・・・ ちなみに、それぞれ10点満点での点数であり、10点は微乳おもち鑑定士内木の考える至高・究極のおもちを表しているのだ・・・・


内木(ふむ… おもちとしてのインパクト・存在感・オーラを表す“パワー”のみやや低めだが… 総合で20点を超えるのは相当にレベルが高い微乳だ…)

内木(初っ端からすごいのが出てきたな…! これはあとのコたちも期待できそ・・・ ん?)

慕「………」モジモジモジ

内木「…? どうかした?」

慕「…えーっとぉ… 私も、おにーちゃんの横に、座っていいかな?」コクビカシゲ

内木「!!!」




内木「・・・いや、むしろ、横じゃなくて僕の顔面に座って下さい」ゴロリ

慕「へ?!」


ソファーに横になって、真顔で顔面騎乗を所望した内木・・・

そう… さすがのクールガイも、頭の神経が2・3本ブチ切れるほどに、その時の慕は可愛らしかったのである。


慕「・・・え、えと、ごめんねおにーちゃん、ちょっと、そういうヘンタイなことは… 私、恥ずかしいから…///」アワアワ

慕「と、とりあえず、注文決まったらまた呼んで! お、おススメは私が考案したドリアンパフェだから!///」テテテテテ・・・


顔を赤くして逃げてしまった慕…


内木(…おっと、いけません! この僕としたことが、取り乱してしまった…)ムクリ

内木(しかし、あのコ、MAJIで天使だな…!)

内木(はあ… あのコが、本当に、僕の妹だったらな・・・)ポワポワポワーン・・・・


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・・・ビュウ ウウゥウゥゥ ・・・・!!  ガタガタガタ・・・  ビュウウウゥ・・・  ゴオオオオォォ・・・・!!


 ガチャッ


慕「……」

内木「ん? どうしたんだ慕、こんな夜中に」ムクッ


強烈な風が吹きすさぶ真夜中のこと… パジャマ姿の慕が、枕をかかえて部屋に入ってきたので、ベッドに横になっていた僕は体を起こした。


慕「・・・あ、あの、お兄ちゃん、笑わないでね…? 私、台風が怖くて、眠れなくって…///」

内木「ん、ああ… これだけ大きい台風珍しいもんな… 正直俺もちょっと怖いし」

慕「…あのさ、もし良かったら… お兄ちゃんのベッドで、一緒に、寝かせてくれない?」

内木「え? 俺のベッド? 臭いかもしれないぞ?」

慕「く、臭くなんかないよ。 じゃ、失礼します…」ゴソゴソ


僕の掛け布団の中へと潜りこんできた慕・・・


慕「えへへ… あったかい。 一緒に寝るの、久しぶりだね、お兄ちゃん」

内木「ああ、そうだな… 慕が低学年の時以来かな?」

慕「…ねぇ、お兄ちゃん…  お兄ちゃんの体に、抱きついても、いい?」

内木「え? はは… 慕は、中学生になっても甘えん坊なんだなw」

慕「台風が苦手なだけだよ! エイッ!」ギュッ

内木「ん…」ソッ

慕「・・・はあ、お兄ちゃんの体… ポカポカしてて、気持ちいい…///」

内木「あ、ああ… 慕の体も、あったかいよ…///」ギュ・・・


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内木「・・・・・」タラー…

?「ホニイチャン! ハナジ! デテル!」

内木「へぁ?!」ギョッ


妄想モードから戻ってきた内木の前にいたのは・・・ 今度はキチンとメイド服な、エイスリン・ウィッシュアートだった。


エイスリン「ホニイチャン、チューモン、キマッタ?」

内木「ん? あぁ、えーっと… も、もーちょっと、待ってくれる?」

エイスリン「モウ! ホニーチャン、ノロマ! ハヤクシテ!!」=3


内木(・・・金髪碧眼・・? な、なんだこの、フランス人形みたいな少女は…??)

内木(…“大天使”…!  そんな… いささかチープな言葉でしか、表現のしようがない…)

内木(ど、どれどれ、おもちの方は・・・?)ピピピピピピィ・・・


<エイスリン・ウィッシュアート おもちデータ>

・芸術性…8
・パワー…4
・品格……5
・ロリ度…6


内木(おおぉ…!? 形状の美しさやファッション性を表す芸術性が8点…! このコも総合で20点突破…!)

内木(おもちもすばらだが… この… なんだ…? 現実離れした雰囲気は、まさに妖精…!)

内木(はあぁ… このコも、もし、本当に、僕の妹だったら・・・)ポワポワポワーン・・・


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エイスリン「・・・ネエ、ホニイチャンッテ… カノジョ、イルノ?」

内木「え?」


コタツに入ってみかんを食べていた時・・・ 正面でジッと僕を見ていたエイスリンが、唐突に聞いてきた。

彼女は、ニュージーランドからの留学生… ホームステイで僕の家に寝泊まりしており、僕のことは親しみをこめて“おにいちゃん”と呼んでくれる。


内木「え、彼女? なんだよいきなり… いないよ? どうして?」

エイスリン「スキナヒトモ、イナイノ?」

内木「いないよ。 …エイスリンは、どうなんだよ。 好きな人とか、付き合ってる人とか、いるのか?」

エイスリン「ウウン! イナイ! ダッテ・・・」モゾモゾモゾ・・・

内木「…??」


コタツの中に潜り込んでしまったエイスリンは… まるで、猫のように僕の脚をつたって、ヒョコッと顔を出すと、言った。


エイスリン「エイスガイチバンスキナヒトハ・・・ ホニイチャンダモン!」パァッ


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内木「………//////」ノヘラアァ~・・・・

エイスリン「オラッ! ナニボケットシテンダコラァッ!!」ガコォッ!

内木「ひぃっ?!」


エイスリンがテーブルの脚を蹴っ飛ばした衝撃音で、やっと目を覚ました内木・・・


エイスリン「トットトチューモンシロ! コノクソアニキ! アタシハイソガシーノ!」=3


大天使も怒ると怖い・・・ そんなことを思いながら、内木は、「妹の甘酸っぱい気持ち」というドリンクと、「特製ドリアンパフェ」を注文したのだった・・・

止まります。
明日、18:00頃から再開し、投票は22:30くらいに行います。
さすがに明日は投票できるはず…


シノチャーかわいすぎさくら

○□△×……何だろうなあ
妹キャラが続いてるし“家族”とかだろうか

乙あざす、再開します。
ゆっくり書いていきます。 まだちょっと長いです。
ID出しを23:00~23:30に行い、投票は23:30からの5分間です。
準々決勝も最終投票ですね。

>>589
「○□△×」は、「いもうと」を表しています。 哩ものよりんも妹として出てきますんで…

>>585
河杉さくらちゃんかわいいですよね。
余談ですが、河杉さくらと森脇とシノチャーが最後までトップを争った中堅戦はアツかった…
シノハユの闘牌描写は、今のところほとんどオカルトがなく、現実的で臨場感・緊張感にあふれててスリル満点なとこが好きです。






5分後…


?「はーい、まず『妹の甘酸っぱい気持ち』持ってきましたよー、お兄ちゃん」

内木「!?」


その、ピンク色のドリンクを持ってきた少女は… 巫女服をアバンギャルドに着こなした合法ロリ痴女・薄墨初美であった。


初美「ドリアンパフェはもうちょっと待って下さいねー」ツルペターン

内木(・・・こ、ここここ、こいつ…! な、なんだこの究極のぺったんコは…? し、しかも、ち、TKBが、み、見えそうで… 見えない…!)ハアハア、 ピピピピピピ・・・


<薄墨初美・おもちデータ>

・芸術性…9
・パワー…7
・品格……6
・ロリ度…8


内木(でぇっ?! す、すべての項目で、6以上…? こ、こんなの久しぶりに見た…!)

内木(しかも、高校生なのにロリ度が8…! ありえない… なんという恐ろしきちっぱい…!)ハアハアハア

内木(ああ、ダメだ… 妄想モードが、どうしても止まらない…!)ポワポワポワーン・・・・


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 バサッ! バサバサバサァ・・・

自室に戻ってきた僕は… ドアを開け途端、ショックのあまり、持っていた参考書やノート類のたばをすべて取り落としてしまった。


内木「・・・ は、は、初美・・・? お、お前、何してるんだ・・・??」


なんと… 妹の初美が、ベッドの下に隠していた僕のお宝ロリエロ漫画を引っ張り出して、読んでいたのである・・・!


初美「あぁ、おにぃ、おかえりなさいですよー」

内木「そ、そ、そそそ・・・ それはお前にはまだ早い! サッサとしまえ!」

初美「ナニを言ってるんですかー? ヘンタイお兄ちゃん・・・ww」ニタニタニタ・・・

内木「う?!」


初美「いやーまさかまさか、私の兄貴がこんな人道に外れた性癖をもっていたとは、夢にも思いませんでしたよーw」ヘラヘラ

内木「……」

初美「おにぃは、こんな年端もいかないちっちゃい女のコが好きなんですかー? まったく、どうしようもないHENTAIですねーww」ケタケタ

内木「う、うぅ、は、初美…! か、母さんたちには、黙っててくれ…!!」ドゲザー!

初美「ふふん、どうしましょうかね~? ロリコンは死の病らしいじゃないですかー。 とにかくソレを治さないといけませんよねー…」

内木「… 初美… お、お前には分からないと思うけど… ロリコンは、不治の病なんだ… 一度かかったら、もう絶対に治らないんだよ…!」

初美「やれやれ… それなら… 仕方がないですねー…」ススス・・・

内木「は、初美?!」


僕の目の前で、突然、巫女服を脱ぎ始めた初美・・・!


初美「どうしようもないおにぃのために… 私が人肌脱ぐしかなさそうですねー…」

初美「身内から犯罪者を出すわけにはいきませんからねー。 “永久ロリ”の私が・・・ヘンタイおにぃの相手をしてあげますよー!」バッ

内木「は、初美、お前…!」


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内木「ふおおおおおおおおおおおぉぉぉぉっっ!!!」=3=3

?「わっ? な、なんや、兄貴… いきなりおかしか声ば出して…」

内木「ん?」


妄想から再び戻ってきた内木の目の前にいたのは… 意外や意外、メイド服がビシッとキマッてしまっている白水哩だった。


内木(ほお? こ、この、少女は・・・!)

内木(160cmくらいかな…? どちらかと言えば長身だけど… なんとも… 細めのカラダに、バランスのいいすばらな微乳…!)ピピピピピ・・・


<白水哩 おもちデータ>

・芸術性…6
・パワー…6
・品格……7
・ロリ度…4


内木(美しい…! まさに“美微乳”…! この整ったスタイルがあってこそ際立つ、ちっぱい…!!)ハアハア

哩「なんや…? 今日の兄貴は気持ち悪かね… ほら、“ドリアンパフェ”持ってきとうよ」トンッ


 ドリアンパフェ「………」プオオォ~ン・・・


内木(うごぉっ?! な、なんだこの、異次元的な香りの物体は・・・??)

内木(あ、ああ、ダメだ… この異様な匂いが、さらに妄想を加速させてしまうぅ・・・!)ポワポワポワーン・・・・


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・・・・ 藪から棒な話で、申し訳ないが・・・

僕の妹は、 ヘ ン タ イ である。

そう、それも、「超」のつく・・・



哩「うっ、あ、兄貴・・・ も、もそっと、縛りばキツく… 頼むけん…!」グググ・・・

内木「ま、哩、大丈夫か? 痛くないのか…?」ハアハア


僕は・・・ 妹の哩を、地下室の秘密の部屋で天井に吊るし、その美しい体をロープで縛っていた。

いや、僕が変態なんじゃない… こんなことやりたくてしてるんじゃない。 妹が、どうしてもと… 涙目で訴えるから、仕方なく、彼女の性癖を満足させる手伝いをしているだけなのだ…


哩「だ、大丈夫やけん… も、もっと、もっと、キツく・・・!!」ハアハアハア


体中にロープを食い込ませながら、妹は涙目になり… 頬を紅潮させて、うつろな目で僕にさらなる責め苦を要求する…


内木「…し、知らないぞ? どうなっても…」グ、グ、グ、グウゥ・・・・!

哩「・・・あ、あ、あ、 あ、 ああああああぁぁぁんん・・・・・・・・!!!//////」ビビクンビクンッ! プッシャアアアアアアアァァ・・・・・!!


哩「・・・・・」グッタリ・・・


ついに、妹は体を打ち震わせて失禁・・・ さらに気も失ってしまい、吊るされたままガックリと頭をたれた。


内木「ま、哩…?」


もう、これ以上はいくらんなんでも危険・・・ そう思った僕の目に、飛び込んできたものがあった。

そう、幾重にもロープが食い込んだそのスキ間から、控えめに盛り上がった、妹の、美微乳・・・!


内木「………」スス・・・


そのあまりの艶やかな姿に、僕は自分でも気がつかないうちに、その微乳に触れようと手を伸ばしていた…



 バタァンッ!!


内木「?!」

姫子「 うっらあ あああ ああぁぁぁぁ―――――っっっ!!! 」


突然ドアを開けて飛び込んできたその少女は、バールのようなものを振りかぶって、僕に襲い掛かってきた。


 ブォンッ!

内木「ひっ?!」


とっさに身をかがめた僕の頭上を、横殴りで振り回された鉄の棒が空を切って飛んでいく。


姫子「部長は私のもんやけん! たとえ…たとえ実の兄でも…!」ググ・・・

姫子「部長に手を出すヤツは、殺すっ!!」バッ

内木「!!」


鬼の形相で再びバールを振りかぶる少女…

嗚呼… 僕は… こんな所で死ぬのか…?

あの妹の微乳に、触れることも、かなわずに…!


観念して目をとじた、その時だった。


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のよりん「……」ペチペチペチペチ・・・

内木「・・・!」パチッ


目を覚ますと、目の前で、どこか怒ったような顔をした女の人が、無言で僕の頬をペチペチと叩いていた。


内木「…う、え? あ、あなたは…?」

のよりん「…店で、寝るな!」プンスコ=3

内木「?!?」


目を見開いた僕… そう、その、女性は… 明らかに成人女性でありながら、なんと“園児服”のコスプレをしていたのである…!


のよりん「……」プンスコプンスコ=3=3 トコトコトコトコ・・・


頭にかぶった黄色い園児帽を揺らし、水色のスモッグを着たその女の人が去っていく…


内木「・・・・」


しかし・・・ ほんの一瞬ではあったが、僕の網膜には、しっかりはりついていた。

そう、彼女の、実にすばらな、微乳おもちの映像を・・・!


<野依理沙 おもちデータ>

・芸術性…6
・パワー…7
・品格……6
・ロリ度…6


内木(・・・園児服をゆったりとふくらませる、大人の女性の微美乳… おおぉ… なんとマニアックな…!)ハアハア

内木(あああやっぱりダメだ…! 不肖内木一太・・・ 妄想の暴走が止まりませんんっ!!)ポワポワポワーン・・・


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内木父「一太、今日からお前に妹ができたぞ。 このコだ」スッ

内木「は?!」


それは、ある日曜の朝のことだった・・・

突然、僕の父が、身長153cmもある幼女を連れてきたのである。


のよりん「…!」プンスコ=3

一太「い、妹ぉ・・・??」

父「そうだ。 私の再婚相手の娘さんなんだ。 さあ、理沙ちゃん、お兄ちゃんにご挨拶できるかね?」

のよりん「…  よろしく!  にぃにぃ!!」プンスコリン=3=3


一太(・・・ か、かか、かかか? か、か、か・・・  KAWAIIIIIIiiii・・・・・!!!)ズッキューン=3


どう見ても大人なのに、なぜ園児服を着ているのか… そもそも父の再婚相手はまだ30代… こんなに大きい娘がいるわけがない…!

などという、些細な疑問は、その可愛さの前では全くもってどうでもよかった。






それから、僕と妹の理沙との、めくるめく愛の生活がはじまったのだ・・・


のよりん「 にぃにぃ――っ! 」ズドドドドドドド・・・・

 ボフゥッ!

内木「ぐはぁっ?!」


理沙はすぐに僕になついてくれ… 毎日幼稚園から帰ってくると、すぐに僕の胸に飛び込んでくる。

凄まじいタックルだが、その可愛さの前では、それくらいの痛みに耐えるのはなんでもなかった。


のよりん「にぃにぃ! あそんで!」プンプン=3

内木「うん、いいよ、理沙。 何して遊ぶ?」

のよりん「オスモー!」プンスコ=3

内木「…うん、それもいいけど、お兄ちゃん、もっと楽しい遊びを知ってるんだけどなぁ…」

のよりん「何? なに! おしえて!」プンスコスコー3

内木「うん、えっとね~… お互いの胸のくすぐりっこをして、声を出したら負けっていう、ゲームだよ」ニタリ・・・

のよりん「…… ん~…?」プンス・・・?

内木「・・・い、いやか?」

のよりん「ううん、ヤル! にぃにぃ! スキ!!」ニパァッ! プンスコリンリン=3=3

内木「そ、そうか! じゃ、じゃあ、兄ちゃんが先攻な…?」スススゥ・・・

のよりん「ん…///」スッ


くすぐりやすいように、胸をはってくれた理沙へと、ゆっくり手を伸ばした、その時・・・


ーーーーーーーーーーーー
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ーーーー


 ベシィッ!!


一太「どふぇっ?!」=3

?「お前、キモすぎだナ。 いい加減にしろ」


その、僕の頭をいきなり引っぱたいたのは・・・

今まで現れた少女たちの中でも、一番小柄で華奢で、なぜか左目を大きなリボンでしばってかくしている少女だった。


内木「え、え…?」

もこ「全部見てたゾ。 お前のキチガイじみた妄想…」ニタニタ


・・・人の妄想なんか見えるはずがない… そう思いながらも、僕の目は彼女の人外な美しさに釘付けになっていた。

サラサラとした黄金色の短い髪・・・

少し湿った小さな唇・・・

きめこまやかな肌の首筋・・・

そして・・・ これは私服だろうか、フリフリとしたピンクの可愛らしい服の下の、微乳おもち・・・!


内木(こ、これもすばらだ…! よ、よし…!)ピピピピピィ・・・!


僕は早速、おもちデータを取ろうとスカウターを発動させた・・・

ところが、


<対木もこ おもちデータ>

・芸術性…UNKNOWN
・パワー…UNKNOWN
・品格……UNKNOWN
・ロリ度…UNKNOWN


内木(へ?! UNKNOWN・・・? …つまり、計測不能…? え、どういうことだこれ?)

内木(まさか、スカウターが壊れた…? いや、これは松実会長からもらった究極のおもち道具… そう簡単に壊れたりしない)

内木(なんだ… こんなこと、今まで一度もなかったのに…??)


もこ「きししししし…w」ニタアァ・・・

内木「?!」ビクッ

もこ「このアタシを覗こうなんて、100億年早いヨ… ロリコンダメダメお兄ちゃんww」ズモモモモモモオォ・・・・!


一般人ですら視認できる程の、猛烈な量の禍々しいオーラを放ち始めたもこ・・・!


 ぱりぃ―――んっ!!

内木「えっ!?」


オーラによるものなのか… 内木のメガネ、否、大事なおもちスカウターのレンズが粉々に砕け散った。


内木(な、なんだコイツは…? 人間じゃない…! 妖怪…? いや、宇宙人か…?)

もこ「… ふん… ま、何も見せないんじゃ、アタシも仕事したことにならないカラ…」ススス・・・

内木「?」


左目をしばっていたリボンをほどき始めたもこ・・・


もこ「代わりに見せてやるヨ。 お前の知らない・・・ “超絶微乳世界”をネ!」カッ

内木「うっ?!」


現れたもこの左目は、右目のブラウンとは異なり、なんと真っ赤な色をしていた。

そして、その恐ろしい目に見つめられた途端、内木は身動きができなくなり・・・ まるで意識を吸い取られるように、気を失ってしまった・・・・



ーーーーーーーーーーーー
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ーーーー


・・・ここは、咲-saki-とは位相の異なる異次元世界、“おもち界”・・・


この世界は、「巨乳帝国」「適乳帝国」「微乳帝国」という3つの国によって成り立っていた…



~微乳帝国・王室~


 ダダダダダダダ・・・・!

バタンッ!

慕「大変です! 女王様!」ハアハアハア・・・

女王哩「なんじゃ慕。 そがんあわちょって…」

慕「巨乳帝国の大軍勢が・・・ “三国同盟”を破って、わが国に攻め込んできたんです!!」

哩「な、なんやとぉ…??!」


3つのおもち国は、同盟関係にあり・・・ お互いに対して絶対に武力を行使してはならないという不可侵条約を締結していた…


慕「巨乳軍は次々と村や町を制圧… 住民の微乳たちは、巨乳たちから言われもなき迫害を受けています…」

哩「ぬぬ…! あんにっくか巨乳どもめ…! 約束を破りょって…!!」ギリッ

のよりん姫「ひどい!」プンスコ=3

エイスリン「ハヤク! タスケナキャ!」

初美「でも、巨乳国とわが微乳国の軍事力の差は歴然としていますよー?」

哩「しかし… こんまま手ばこまねいとるワケには…」


ワイワイガヤガヤ  アーデモナイコーデモナイ・・・・


王室に集まって、母国を守るための相談を始めた微乳おもちたち・・・  しかし、


初美「何もいい案が浮かびませんよー」

慕「でも、このまま見過ごすわけには…いきません」

哩「・・・ええい! こうなったら・・・ 私自ら微乳軍を率いて・・・迎え撃っちゃる!」カッ


決死の覚悟を決めて立ちあがった微乳女王哩・・・  ところが、そこへ



 「むひゅひゅひゅひゅっ!w ちょっと、待つんだナ!ww」


エイスリン「エッ?!」

慕「あ、あなたは・・・!」


王室に突如現れた、魔女のような格好をした奇っ怪なる少女…


もこ「それ以外にも、なんとかする方法はあるゾ?」ニタニタ

哩「こ、これは…! 大賢者もこ…! な、何か、策があるのか…?」

もこ「きししし…! 見えたのサ… あの、“伝説の微乳勇者”がここに戻ってくるのをネ…!」


エイスリン「ビニュウ、ユウシャ・・・!」

初美「伝説の微乳勇者って、あの… 数十年前に、適乳帝国のおもちどもが攻め入ってきた時に、蹴散らしてわれらが微乳を守ってくれた・・・ あの勇者様ですかー?」

もこ「いかにも…!」ニヤニヤ

慕「そ、それで、その勇者様は、今、どこに…」


 バアァ――ンッ!


慕の言葉が終わる前に、扉が開け放たれ、そこには、メガネをかけたどうにもたよりなさげな一人の青年が立っていた。


内木「わが名はロリ・コーン! 微乳帝国存亡の危機を聞き… ただ今、参上つかまつったァ!!」クワッ!


哩「おおっ! 勇者ロリ・コーンよ・・・!」

のよりん「変なの来た!」プンスコ=3

内木「ふふ・・・ お久しぶりです女王… さらに微乳おもちに磨きがかかりましたね…」クックック・・・

初美「のんびり話をしてるヒマはありませんよー。 早くしないと巨乳どもがこの王城にまで攻めてきてしまいますよー!」

哩「うむ… ロリ・コーンよ。 来てくれて早々に申し訳なかが… ばってん今は緊急事態やけん、早速、巨乳軍の元へ行ってくれんか?」

内木「いえ、女王。 そんな木っ端どもを相手にしてもラチがあきません… ここは、先手必勝! こちらが逆に、軍備が薄くなっている巨乳帝国の王城に一気に攻め入り・・・幹部どもを叩かなくては!」

慕「え? いえ、でも、そうは言っても、ここから巨乳城までは9200里もあるんですよ…?」

のよりん「遠い!」プンスコ=3

もこ「いや、そういうことナラ、アタシが巨乳城まで何人か転送してあげるヨ」スッ


魔法の杖を取り出した賢者もこ・・・ 彼女のチートな能力により、勇者ロリ・コーン、さらに、その補佐の微乳として初美とエイスリンと慕、合わせて4人が、あの恐ろしい大巨乳帝国王城へと送られたのだった・・・






~巨乳帝国王城・正門前~


初美「ついに来てしまいましたねー…」

エイスリン「オシロ! オオキイ!」キャイキャイ

慕「たった4人の奇襲で、うまく巨乳幹部たちを殲滅できるでしょうか…」

内木「フフ… 大丈夫! 自らの微乳を信じれば、何も恐れることは・・・ ん?」


?「………」ジーッ・・・


城の影から、こちらをジッと覗いている、玉ねぎのような形の怪しげな影・・・


初美「ん? あれは…? そこに隠れているのは何者ですかー?」

エイスリン「デテコイ! コノ!」


?「・・・ ぼ、ぼく、悪いモンスターじゃないよ…」フルフル


それは・・・ おもち界の低級モンスターの一つ… おもちスライムであった…


※「おもちスライム」とは、頭のてっぺんに乳輪があってそこから乳首が一本生えている、おもちにそっくりのスライムである。


内木「キミは・・・僕たちの仲間になりたいのかい?」

おもちスライム「……」コクリ

初美「やめといた方がいいですよー。 仲間にしたって大した戦力になりませんし、裏切るかもしれませんよー」

おもちスライム「そ、そんなこと、しないよぉ…」プルプル

内木「・・・まあ、真の微乳戦士なら、去るおもち追わず、来るおもち拒まずの精神でいるべきだ。 ついてくるだけならいいだろう」



こうして・・・ ロリ・コーン、初美、エイスリン、慕、そしておもちスライムの4人と一匹は、王城へと侵入して、数々の巨乳たちを倒し… ついに、巨乳女王のいる王室へとたどり着いた・・・


慕「こ、ここが、巨乳女王の間・・・!」

初美「わりとスムーズに来れましたよー」

エイスリン「ラクショー!」

内木「いや、微乳たちよ… ここまでに倒してきた巨乳は、末端の兵隊たち…」

内木「しかしこの部屋には巨乳の幹部どもがいるはずだ… そいつらを倒さないと、巨乳国に勝つことはできない…!」

初美「分かってますよー。 さあ・・・ いざ、勝負!!」ザッ!


 バァ――ン・・・!


初美「巨乳どもォ! こっちから来てやりましたよー!」

エイスリン「カクゴシロ!」


扉を開け放つと・・・ 

まず正面に、玉座に座ったバスケットボールのような巨大なおもちをおもちの巨乳女王・・・!

そして、その右ワキに、おもちのせいで制服の前ボタンがフッ飛びそうになっている巨乳幹部・・・!

そして女王の左ワキには、緑色の髪の黒糖をポリポリとかじっている巨乳おもちがいた・・・


女王霞「あら、初美ちゃんじゃない? 何しに来たの?」

初美「寝言は寝てから言いやがれですよー! 今日こそ激乳オババとの決着をつけてやりますよー!」カッ

霞「あらあらうふふ…w あなたごときの垂直絶壁おもちが、私のこのおもちに勝てるとでも…?」ドタプーン・・・

初美「やってみなくては分かりませんよー! さあ、覚悟しやがれですよー!!」ザッ


臨戦態勢に入った、初美と霞・・・ しかし、その微乳と巨乳の間に、女王の右ワキにいたおもちが割って入ってきた。


竜華「またんかい! こういう時は、まず幹部が相手になるっちゅうんがお約束やろ! 予選落ちしてもうたうちにも見せ場くれんかい! まずはうちが相手や!」バッ


長い黒髪をなびかせながら、3人に襲い掛かってきた巨乳おもち竜華・・・!


初美「受けて立ってやりますよー!」

竜華「つあああああぁぁっ! くらええええええぇぇっっ!!」バサァッ

初美「?!」


 バッサアァ―――ッ!!


初美「げっ?」

慕「ふわっ!?」

内木「まずい! よけろ!」バッ

エイスリン「OH!?」


3人に向かって、突然白い粉をぶちまけてきた竜華・・・

いち早く危険を察知したロリ・コーンと初美、慕はなんとかよけたが・・・ 後ろにいたエイスリンは、モロにその粉をかぶってしまった・・・


エイスリン「………」コナマミレ


竜華「ふふ…! かぶったな。 もう、お前はオワリや!w」


内木「な、何ィ…?」

初美「い、一体、何を…」

エイスリン「…ウ、ウ、ウウウウゥゥ・・・!!?」グググ・・・

慕「エイスリンさん?」


 グググググウゥ・・・・  ドッ ドッタプウゥ―――ンッ!!=3=3


初美「ひっ?!」


驚愕する一同・・・ なんと・・・ エイスリンのあの素晴らしい美微乳が、むくむくと膨れ上がり・・・ バスト100cm超はあろうかと思われる超巨乳おもちへと変化してしまったのである・・・!


初美「そ、そんな・・・??」

慕「エ、エイスリンさんの、華奢な体が・・・」

内木「す、凄まじいグラマーボディーに・・・??」ワナワナ

エイスリン「ウ、ウウゥ… オモチオモイ…!」ボインボイン


竜華「はははっ! この粉は『巨乳の元』という魔法の粉や! かぶればどんなつつましやかな微乳でもたちどころに巨乳になってしまうんや!w」

内木「な、何ィ・・・? せっかくの超美微乳を、こんなダラしないおもちへと堕落させてしまうなんて…! 神をも恐れぬ所業…!!」ガタガタガタ


竜華「ククク・・・ どうや。 巨乳になってしまえば、もう微乳としてのアイデンティティは消滅・・・ 闘えなくなるはずやw」ニタニタ

初美「クッ なんてことを…」

慕「許せません!」=3

竜華「なんや、まだヤル気か…? あんたらも巨乳になりたいんか?w」サッ


竜華は再び粉の入った壺に手を入れ・・・ 微乳おもちたちに緊張が走る・・・!

ところが


 「マテ! コノスイカオモチヤロォ!!」=3


エイスリン「アナタノアイテハ・・・ アタシダヨ!」カッ!

竜華「なんや…? まだヤラれ足りないんかあんたは…」

エイスリン「ナメルナ! ミテロ!!」バッ

竜華「?!」


首からさげていたホワイトボードに、突然絵を描き始めたエイスリン・・・


竜華「…? な、何をしとるんや?」

エイスリン「コレ、ミロ!」カキカキ バッ!

竜華「ん!?  うっ? げえええぇぇっ! これは・・・??」グッググググウゥ・・・・!


竜華「うっぐっぉおオオオォォ・・・!!?」ググググゥ・・・


ホワイトボードを向けられたとたん、苦しみ始めた竜華…  そして…


 シオ、シオ、 シオシオシオォ・・・ シナシナシナシナァ・・・・


内木「うおおっぉっ?! コレは…!」


なんと…! 竜華のあの凄まじいまでの迫力美巨乳が、シナシナとしぼみ始めてしまったのである・・・!


 シナ、シナシナシナシナシナァ・・・・


竜華「う、うぅ、 うううううぅ・・・!」


完全に… おもちが消滅し、まるで江口セーラのようなぺチャパイになってしまった竜華…


竜華「そ、そんな…? うちの、自慢の巨乳おもちが…?!」ナミダメ

初美「アハハハッ!ww あんたには微乳おもちはぜんぜん似合いませんねー、ザマミロですよーww」

竜華「っく・・・! おのるあえぁっ! タダじゃおかんでこの微乳どもがァ!!」=3

エイスリン「ビニューハオマエダッ!」=3


 ドタンバタンッ=3  コノヤロォーッ!  クタバレコノキョニューッ!!


ついにつかみ合いの乱闘を始めてしまった竜華とエイスリン…


初美「…よし、今のうちに本丸を攻略しますよー!」バッ

霞「……」


再び霞へと向き直った初美・・・

ところが、


?「アンタの相手は私がするっすよ」ヌウウゥ・・・

初美「んな?」


なんと・・・ 霞と初美の間の、何もない所から、突然人が現れたのである…!


モモ「私も予選落ちしたっすけど… ここでアンタを倒して汚名返上してみせるっすよ…!」カッ


初美「ふん、生意気な巨乳ですねー… まあいいですよー、あんたから片付けてあげますよー!」ババッ!!

モモ「!?」


はだけていた巫女服の襟をさらに開き・・・ その絶壁微乳おもちを露わにした初美・・・!


初美「ポン! もいっこポンですよー!」バババァッ!!


慕「あっ!? 薄墨さんの裏鬼門が・・・ 開いたっ!!」

内木「うひょひょひょ…!w 初美ちゃんの生おもち…!///」ゴクリ


そして、次の瞬間・・・・


初美「食らいやがれですよー! 私の究極微乳奥義・・・」ググググ・・・


初美「 ギガンティック・チクビ―――――ムゥッ!!」ドォッ!!


なんと・・・!! 露わになった初美の勃起TKBが突如火を吹き・・・ 光り輝く光線が射出されたのである・・・!

そう… 薄墨初美は、裏鬼門を開くことで体内にたくわえた妖異幻怪の魔物たちを、TKBから放出する乳技を編み出していたのだ・・・!


しかし!


 スカァッ!


初美「なっ?!」


初美会心のチクビームはモモの体を通り抜け・・・ 霞の頬をかすめて、後ろの壁に激突していた。


モモ「・・・ふふふ・・・」スウウウゥ・・・


徐々に透明になっていくモモの体・・・

そして、


慕「あぁっ?! 薄墨さん! あぶなああぁいっっ!!」

初美「!?」


 ブォンッッ!!


初美「でぇっ?!」バッ


突如背後から襲い来た竜巻のようなオッパイビンタを、初美は間一髪でかわしていた。


初美「な、な、な・・・??」

モモ「アレ? よくよけたっすね…」スウウウゥゥ・・・・


何もなかったはずの初美の後ろの空間から、姿を現したモモ・・・


モモ「フフフ… あんたがビームを撃ち込んだのは私の幻影っす… このステルス・モモには、そんな技は効かないっすよ?」ククク・・・


初美「っく…! だったらもうリアルファイトですよー! この巨乳ぅ!!」カッ

モモ「望むところっす! 絶壁おもちなんかに負けないっすよおぉ!」クワッ


コノヤローッ!  ウラアァッ!  アイタタタタッ!  ヒッカクノハハンソクッスー!!=3


エイスリンたちと同じように、つかみ合いのケンカを始めてしまった初美とモモ・・・

そんな中、部屋の、隅で・・・


春「……」ポリポリポリ

慕「…あ、あの、お姉さんも、巨乳幹部の人、ですよね…?」ソッ

春「…そう」ポリポリ

慕「…あの巨乳さんたちみたいに、闘わなくていいんですか?」

春「…めんどくさい」ポリポリ

慕「あ、そうなんだ。 実は私も、ちょっと痛いのは嫌いで…」ホッ

春「…うん」ポリポリ


安心して春の横に腰をおろした慕…


慕「さっきから何食べてるんですか?」

春「喜界島原産、黒糖…」スッ

慕「へぇ… あの、良かったら、つぶつぶドリアンジュース、飲みます?」スッ

春「…遠慮しとく」ポリポリ


慕と春の二人だけは、のんびり観戦としゃれこんでいた…


内木「よし…! わが微乳たちが巨乳幹部を足止めしてるうちに… 貴様の首、もらい受けるぞっ! 凶悪なる巨乳魔王よっ!」カッ

霞「ふん… 青二才が… ヤレるものならヤッてみなさい」フフフ・・・

内木「魔王よ… このロリ・コーンの力をナメては、命取りになるぞ…?」スッ


懐から、小さな短剣を取り出した勇者ロリ・コーン…


霞「…? バカにしてるの? そんな小さな武器でこの私を倒せるとでも?」

内木「フフ… バカにしてるのはあなただ。 この短剣はただの武器に非ず…!」

内木「わが微乳愛に呼応してその威力を高める魔道具・・・ その名も聖具・“微乳剣(ウィスピー・オモチカリバー)”だ!!」


霞「御託はいいわ、早くかかってきなさい」クイッ

内木「承知…!」ググゥ・・・!


おがむようにして両手で短剣をかまえた内木… そして…


内木「今こそ目覚めよ…! わが超常なる微乳愛よ! その力を今、ここに顕現させるのだぁっ!!」ググググウウゥ・・・・!!


 ムクッ ムクムクムクムクムクウゥ・・・


霞「う!?」ギョッ


 ムクムクムクムクムクムクムクウゥ・・・・


霞「な、これは… 剣が膨張している…?」

内木「そうだ! この微乳剣は、わが莫大なる微乳リビドーを糧として、その威力を高めることができるのだ…!」


 ムクムクムク・・・  ビッキィ――ンッ!!


ついに… 2mはあろうかと思われる、まるでドラゴン殺しの如き長大な大剣へと変身した微乳剣…!

その刀身からは、バリバリと電流のような光が発せられており、その威容を誇示していた…


霞「……」

内木「フフ… 恐ろしくて声も出ないか? これまでだ巨乳魔王! お覚悟ぉ! デュワアッッチャアァ―――ッッ!!」バッ!


一気に間合いをつめ、霞を叩き潰さんと、微乳剣を振り下ろしたロリ・コーン・・・!

だが!


霞「甘いわ! 真!剣! 白乳取りぃ―――っ!!」ザッ!



 ド ッ タ プ ゥ―――ンッ!!!


内木「うぉっ?!」


思わず驚愕の声をあげた勇者ロリ・コーン…  そう、微乳剣は、霞のその恐るべき超絶巨乳に板ばさみにされ、その刀身を完全におもちの中に埋もれさせてしまっていたのだ…

内木「うっ? このっ、ああくそっ! 動かん…!!」グイグイ


押しても引いてももはやビクともしない微乳剣…


霞「フフッ、無駄よ… 私のこの真剣白乳取りから脱出するのは不可能…!」

内木「っく…! う? うぅっ! うわあああぁぁ・・・??」


 シオシオ、 シオシオシオシオ、シナシナシナアァ・・・・


そして… まるで大根がしなびていくかのように、今度は縮み始めてしまった微乳剣…

そう… 微乳好きのロリ・コーンのリビドーにとって、巨乳こそは天敵…! 霞の圧倒的巨乳パワーによって萎縮し… 萎え始めてしまっていたのである…


内木「ウググ…? そ、そんな…! このロリ・コーンの聖(性)剣がぁ・・・!??」ガクガク


ついに、元の小さな短剣へとしぼみ切ってしまった微乳剣…


霞「ふふ… 次は私の番ね…  ハァッ!!」バッ

内木「うっ?!」


まるでカメ○メ波でも撃ちだすかのように、身をかがめた霞・・・


内木(こ、この構えは・・・ まさか!?)

霞「巨乳こそは真理! 微乳は漆黒の宵闇へと帰りなさい!!」カッ!

霞「乳・魂・一擲いぃっ!!  “昇龍パイ”いぃぃ―――っっ!!!」ブワアッ!!


 ドバッ チイィィ―――――――ンッ!!!!


内木「ッぐっはああああああああぁぁぁぁ―――――――っっ?!?!」=3=3



内木「う、うううぅぅ・・・・」グッタリ・・・


霞の振り上げたおもちアッパーカットをまともに食らったロリ・コーンは、王室の冷たい石床に倒れ伏し、もはや立ち上がる力もなかった…


霞「ふふ… 無様ですね、ロリ・コーン… しょせん、微乳を愛するなんていうエッジのきいたイカレた性癖をもってしまった者の末路なんて… こんなモノですよ」クククク・・・

内木「ぐうっ、う・・・!」

霞「さあ… では一気に黄泉へと送ってあげましょう! ハアァッ!!」バッ!


今度はおもちを大きく振り上げた霞・・・

そう・・・ 巨乳おもちの十八番、斧のようにおもちを振り下ろして相手を叩き潰す一撃必殺乳技、“ジャイアント・パイハンマー・インパクト”である…!


内木(・・・くっそぉ! ここまで来たのに…! もう、終わってしまうのか…?)

内木(巨乳に叩き潰されるて死ぬなんて… 嗚呼、なんという屈辱…!)ギリッ

内木(どうか… どうか、微乳おもちよ! 永遠なれっっ!!)ギュッ・・・


ロリ・コーンが・・・ ついに観念し、両目をカタく閉じた、その時だった・・・・






 「そこまでですのだっ!! 微巨乳おもちの皆さん!!!」


一同「「「「「「「「 !?!?!?!? 」」」」」」」」


突然、王室に響き渡った、凜とした一喝・・・


一体、誰が・・・? と、それぞれ見回してみたが、どこにも、声の主は見えない・・・



?「ふふ・・・ 皆さん、それだけの立派なおもちをおもちでありながら、私が見えないのですか…?」ピカアアアアァァ―――ッッ!!


霞「なっ?!」

内木「?!?」


部屋の片隅に、突如現れた神々しい光・・・ 

そう、ロリ・コーンが、巨乳城に入る前に拾った、おもちスライムが、まばゆいばかりの金色の光を発していたのである・・・!


初美「えっ?!」

エイスリン「ハ!?」

慕「まさか・・・?」

モモ「あ、あなたは…」

竜華「伝説の…!」

春「・・・・おもち神?」


数千年に一度だけこの世に顕現することがあると言われるおもちの神・・・!

そう… そのおもちスライムは、実はおもち神がスライムを依り代として降臨した姿だったのである・・・


玄(おもち神)「もう良いでしょう、おもちの皆さん・・・ 同じおもち同士、おもちを愛する同士が、お互いを傷つけ合う・・・ こんなにも醜く、愚かで悲しいことはありません」

玄「おもちというものは・・・巨乳も、微乳も、そして適乳も… お互いがお互いを支え合っている… そういう相互関係にあるものなのです」

玄「微乳の無い世界では、巨乳は輝くことはできません… そして、巨乳の無い世界では、微乳もまた、その魅力を失ってしまう… つまり、お互いがお互いを引き立てている… それがおもちというモノなのです」

玄「故に、おもちは、一種類のおもちがその力を独占したりしてはならないのです。 おもちは、絶対に多様性を失ってはならない・・・ “おもちに貴賎なし”という言葉の本当の意味は、そういうことなのです」


トツトツと・・・ 静かに響き渡るおもち神の声・・・

そこにいた微乳も、巨乳も、ロリコンの変態も、目に涙を浮かべてその言葉に聞き入っていた・・・

そう… 今までの自分の思想・行動に対して、慙愧の念に絶えなかったのである・・・


玄「さあ・・・ 皆さん! 皆さんが自分のおもちに対して本当に誇りをもっているなら・・・ 自分とは違うおもちとも、手を取り合うのです! そして、お互いにより良いおもち世界を創るために… 力を合わせなくてはいけません」


初美「うぅ・・・ 確かに。 暴力をふるって悪かったですよー・・・」

エイスリン「ゴメンネ、リュウカ・・・」

竜華「いや、最初に攻め入ったのはうちらや。 謝らないかんのはうちらの方やで…」

モモ「同感っす… 巨乳おもちが一番なんて… 間違った考えだったっす…」

霞「そうね… おもちに“一番”なんてものは本当はない… いえ、すべてのおもちが、オンリーワンなのよね…」

内木「微乳にも、巨乳にも、それぞれの良さがあり、お互いの魅力を引き立てている・・・ ああ・・・ 僕は、どうしてこんな大事なことを忘れていたんだろう・・・?」

慕「黒糖おいしいですぅ♪ ほら、ドリアンジュースも飲んでみて下さいよ?」キャイキャイ

春「やめて…」



玄「ふふ… 美しい…! 手を取り合うおもちたちは最高に美しいですのだ…! 皆さん、これからもその気持ちを忘れずに、おもち磨きに精を出すのですよ…!」パアアアァァ・・・・・!!




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ーーーー



内木「・・・ ハッ!!」パチッ


内木が目を覚ますと・・・ 正面には、まだもこがおり、ジッと内木の顔をのぞきこんでいた。



内木「…… もこさん…」

もこ「ひひ…w いい夢、見れたカ?」ニカッ

内木「…はい」


内木「おもちの神にあうことができ・・・ 僕の中の邪気を祓ってくれました・・」

内木「これからは… 微乳を、そしておもちを愛する者として… さらに、謙虚におもちの世界の探索を、続けたいと思います」


内木の顔は・・・そう、これまでにないほどに、晴れやかだった・・・







~会計~


6人「「「「「「行ってらっしゃいお兄ちゃん!! また待ってるよっ!!」」」」」」

内木「・・・皆さんありがとうございました。 これからも、すばらな微乳おもちとして、頑張って下さい!」


 バタンッ



初美「さあ! 封筒の中を見てみるですよー!」

エイスリン「ドキワク♪ ドキワク!」

慕「これで… 団体戦の結果が決まるわけですね…」

もこ「…んー… アタシの目でも、結果が見えないナ…」

哩「ひいき目に見ても、逆転は無理かもしれんが… 最後まであきらめんと」

のよりん「…勝つ!」プンスコ=3


それぞれの、封筒を、開けてみた、6人・・・!



※玄『それではぁ! 最後の投票お願いしますのだ! 23:30までがID出し受け付けタイム、23:30から5分間が投票タイムですっ!』

玄『投票方法についてもう一度確認したい方は、>>44をご参照あれっ!』

玄『あくまで「おもち」と「接客」の2点で審査をお願いしますよぉっ!』

玄『あと、これが最後の投票なので、「このチームに準決勝に行ってほしい」という、応援の気持ちを、少しは加えて投票する・・・ つまり、他のメンバーのことを少し考慮してチップを振り分けても、いいんじゃないかな、と、私は思ってるよ!』

玄『でも、他の人の投票を見て、それを参考にしてチップを振り分けたりとかはしないで下さいよ! ご自分が「このおもち!」と思うおもちに、スパァーンとチップを入れちゃって下さい!!』

慕5

初美2
哩2
もこ1

>>659から>>678まですべて有効
しばしおもち


<準々決勝第6回戦・微乳部門結果>

1位 白築慕           38000円(シノハユ)   
2位 薄墨初美          28000円(敗者復活枠西日本)
3位 白水哩           21000円(九州)
4位 エイスリン・ウィッシュアート 9000円(敗者復活枠東日本)
5位 野依理沙           3000円(大人)
6位 対木もこ           1000円(その他)

※微乳部門後半グループ、合計100000円獲得


《準々決勝後半戦・最終結果》

1位 敗者復活枠西日本ブロック 50000+12000+28000=90000円
2位 シノハユブロック      8000+34000+38000=80000円

3位 九州ブロック        7000+13000+21000=41000円        
4位 敗者復活枠東日本ブロック   3000+23000+9000=35000円
5位 大人ブロック         27000+3000+3000=33000円
6位 その他北部ブロック      15000+5000+1000=21000円


※「敗者復活枠西日本」ブロック・「シノハユ」ブロック準決勝進出決定







初美「…ん? これは…?」

もこ「あらっ」


それぞれの手元に、出された千円札の、枚数は・・・


もこ「ナンだこれ! 1枚しかないゾ!ww」=3

初美「何を笑ってるんですかー… 私は… よし、28枚! 総合1位決定ですよー!」

エイスリン「ン~… 9マイ…? マケチャッタ…」ショボン

のよりん「3枚! おかしい!これ!」プンスコ=3

哩「21枚… 総合で3位か。 さすがに無理やったな…」ガックリ

慕「でも、白水さん、6位から3位まで順位を上げたんですね、すごい…!」

哩「そういう白築は圧倒的1位やな。 大したもんばい」

慕「1位も嬉しいですけど… 皆さんと楽しめたのが嬉しかったです。 ありがとうございました!」ペコリン


初美「以上で“おもちメイドカフェ”は閉店ですよー!」

玄「こら、薄墨さん! 勝手にシキらないで下さい!」

初美「これくらいいいじゃないですかーw」


玄「さあ、微乳おもちの皆さん、本当にお疲れ様でした!」

エイスリン「ネエ、コノオカネ、モラエルノ?」

玄「何度も言いますがそれは個人のお金ではありません! お店の修復費用や、準決勝の準備にかかるお金等を差し引いて・・・ もし余ったら、稼ぎの多かったチームに少し返金しますよ♪」

玄「まずは体育館にみんなで戻りましょう! 最後に、この準々決勝の総括を行い、明日の準決勝についてのお話をします。 そこまでやったら、いったん解散にします!」

本日以上です。
今日も書き込みや投票、ありがとうございました!

明日、この準々決勝の締めくくりを書きます。
もしかしたら、そのまま新スレを立てて準決勝を行うかもしれないけど、多分、準決勝の投票開始は明後日か、今週末になると思います。

>>593一部訂正

×人肌
○一肌

ちょっと書きます。
今日は投票は無しで、明日になります。






~体育館~


慕「ただいま戻りましたー♪」

はやり(12)「おかえりっ☆ 慕ちゃん!」ハヤッ

閑無「慕、おつかれ! すげーな、宣言通りのトップ通過…!」

杏果「お疲れ様慕ちゃん。 1位おめでとう!」

慕「うん、ありがとう。 すっごく楽しかった♪」


美月「さすが白築さんねー。 うふっ、はやりと慕ちゃんのおかげで、お母さんも準決勝に行けて嬉しいなー♪」

はやり(12)「お母さん、ミスコンの時は準々決勝で負けちゃってたもんね」

美月「これが“玉の輿”ってやつね。 明日も二人でガンバッて、お母さんを決勝まで連れてってね!」

はやり(12)「…玉の輿って、そういう意味なの……?」

慕「あの、お母さん、準決勝からは個人戦って言ってましたから… 多分一緒には闘えませんよ?」

美月「え? そうなの?!」

はやり(12)「松実さんが最初にそう話してたよ」

美月「むむ・・・! だったら、明日からはあなたたちは、お母さんの敵ね? “今日の味方は明日の敵”か・・・!」ムムム・・・

はやり(12)「……お母さん、それ、逆じゃない…?」

閑無「いやな格言だな…」


美月「そう、だったら仕方ないわね。 明日は… このお母さんのパワフルおもちで、二人ともヤッつけちゃうから…覚悟しときなさいよ?」

慕「……」

はやり(12)「う、うん、楽しみにしてるよ…」

杏果(…娘とその友達を踏み台にする宣言、堂々としちゃったよ、このヒト……)



もこ「ただいまーだヨ!」

いちご「この、対木! 千円しかとってこんって、ナメちょるんか!」

友香「ま、まあまあちゃちゃのんさん… と、とりあえず対木さん、おつかれでぇー…」

美幸「結局最下位… もーチャンスなくなっちゃったね…」

梢「いえ、美幸ちゃん、確かにこの“バラエティ”部門は終わってしまいましたが… 次の“パーソナル”部門で、また3人とも出番がやってきますよ」

美幸「あ、そうだったね。 じゃあ、明日と明後日はゆっくり休んで…4日目にまたリベンジだね、友香ちゃん!」

友香「次こそは一回戦は突破してみせるんでぇー!」


澄子「でも… 対木さん、こんなにかわいくて素敵なのに… どうして票が伸びなかったんでしょうか…」

もこ「ん? カワイイ? きししし…/// それほどでも、あるゾ?///」

いちご「多分、あんたロボットだと思われたんじゃ。 そのヒラヒラの服の下には、実はおもちじゃなくてオリハルコンがつまっとるんじゃろう?」

もこ「…!?」ビクッ

莉子「え、なんでビクッとするんですか…」

美幸「ホントによく分からない人だよ、もー…」



のよりん「……!」プンスコ=3

晴絵「あ、野依プロ、お疲れ様でした…」

はやり(28)「ンモォーッ!☆ 二人の役立たずぅ! おかげではやりも負けちゃったじゃん!」=3

のよりん「…う、うるさい! この・・・デカモチ!」ベシィッ!

はやり(28)「わひゃっ?!☆」

のよりん「デカモチ! ロケット!! スイカ野郎!!!」ベシィッ  ベシィッ!  ベシィッ!!=3

はやり「ちょ、ちょ! 理沙ちゃんやめてっ!!」=3=3

晴絵「の、野依プロ! ダメですっておもちを叩いたら!!」




エイスリン「タダイマ…」

誓子「おかえり、エイスリン」

良子「どうもご苦労サマでした…」

エイスリン「カテナカッタ…」シュン

誓子「まあ… 今回は仕方ないよ。 しあさってだっけ? また出番あるから、その時またがんばろ?」

エイスリン「ウン…」


胡桃「エイスリンが負けちゃったから… うちで生き残ってるのは塞だけだね」

豊音「私たちの期待の星だね、サエ!」

塞「はは、そうね…/// 明日からは、今日は仲間だった有珠山の人たちも敵になるし… ちょっと心細いね」

エイスリン「ダイジョブ! サエ、エロイカラ!!」

塞「も、もうそれやめてよ! 私のイメージ壊さないで…」ヨヨヨ・・・



哩「ただ今帰ったと…」

姫子「部長! お疲れ様でした!」

煌「すばらな追い上げでしたよ… 部長!」

哩「すまん、しかしまくれんかった…」

姫子「いいですって! 部長も私もまだ次があるんですから、そん時ガンバりましょう!」

霞「ごめんなさいね、やっぱり最後まで私の失点が響いたわね…」

哩「まあ仕方なかと、石戸。 こうして九州チームとして一緒に闘えたことは、いい記念になったばい」

初美「いや~・・・ でも霞ちゃん、私は残念で仕方ないですよー」ヒョコッ

霞「? 初美ちゃん?」

初美「このおもち対決… 霞ちゃんには、是非私の手で直接引導を渡してあげたかったんですけどねー…w」

初美「まさかまさか、準決勝に上がってこれないなんて…w いやいや、残念で仕方ありませんよーww」ヘラヘラ

霞「………」

霞(初美ちゃん… 3日後にもし対戦があったら… あなたのその真っ平らな胸をマリアナ海溝みたいにくぼませて… 素敵な谷間をつくってあげるわ…)ゴゴゴゴォ・・・



初美「ただ今戻りましたよー!」

巴「おかえり、はっちゃん!」

宥「…おつかれ様ぁ」ニコニコ

初美「どうですかー? さらに差を広げてトップを守ってみせましたよー!」

巴「う、うん? でも、シノハユの慕ちゃんには、勝てなかったね」

初美「! む… こ、今回は、ロリコンの人が鑑定士だったからですよー! 次は中学生なんかに負けませんよ!」カッ


穏乃「薄墨さんお疲れ様でした! これで・・・ えーっと、阿知賀で準決勝に進出したのは、玄さん、憧、灼さん、宥さん、の4人・・・ はは、レギュラーメンバーで私以外全員か…」ハハハ・・・

憧「そうね、阿知賀は一回戦は出場者全員とっ・・・ あ」

晴絵「……」

憧「あー…  えーっと… ごめん、ハルエは残念だったよね…」

晴絵「…気にするな憧。 私はさすがにここは場違いだったかもな… まあそれより、一校から4人も準決勝に出てるのは、うちだけだから… 明日からはみんなマークがキツくなるかもしれないぞ」

玄「そうですね。 セミファイナリスト12人のうち4人が阿知賀… 準決勝では直接対決もありますし、厳しい闘いになるでしょうが… 今回も、2人以上は決勝に進みたいところですね♪」

憧「…クロ、あんたは運営もやってるから… うちがあんまり強いと、かえってやりにくいんじゃないの?」

玄「ん? 別にそんなことないですよ? 阿知賀が絶対的王者として君臨して、それを誰が倒すのか…? という展開も、なかなか面白そうですのだ」

玄「っと… ゆっくりダベッてる暇はありませんでした。 今日最後の司会に行ってきます!」ザッ

宥「…玄ちゃん、がんばってね♪」






再び舞台へと上がった玄…


玄『皆さま! 本日は長い間、本当にお疲れ様でした!!』

玄『今回のおもちバトルの趣旨にご賛同頂き… ご協力頂いた皆々様方には、本当に感謝、感謝ですのだ…』

玄『実にすばらなおもちメイドバトルの数々・・・ 私も選手として、そして運営者として、とても楽しませて頂きました』

玄『さあそして、この過酷なおもちバトルを制し、明日の準決勝へと駒を進めたおもちは・・・ こちらの4チーム、12おもちですっ!!』ババッ


<奈良ブロック>
松実玄     新子憧     鷺森灼

<北海道・東北ブロック> 
真屋由暉子   臼沢塞     獅子原爽

<敗者復活枠西日本ブロック>
松実宥     狩宿巴     薄墨初美

<シノハユブロック>
瑞原美月    瑞原はやり(12) 白築慕


玄『層々たるおもちの数々・・・! 明日の準決勝が楽しみですっ!』

玄『あ、ちなみに、本日のMVP(Most Valuable パイ)は、後半戦の巨乳タイムで、50000円という多額のチップをゲットした、私のおねーちゃん・・・ 松実宥ですのだ!!』

玄『今日の戦績が明日からの戦いに関係するワケではありませんが… これだけ優秀な成績をおさめた松実宥さんのおもちへ、皆さん、惜しみない拍手をお願いいたしますっ!』


 パチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・!!  ユウチャアーンッ!  ツヨスギィッ!  サイコーノオモチダアアァーッ!!  ヤッパリオネーチャンガナンバーワンデスノダ!!ww


憧「はは… 玄が一番嬉しそうにしてるね…」

穏乃「良かったですね、宥さん! …ん?」

宥「は、恥ずかしすぎて… 顔があったか~い…//////」マッカッカ


玄『さてさてではでは、いよいよ明日の準決勝について話をさせてもらいますが・・・』

玄『準決勝は、ちょっと遠い所へ移動して行います。 第二のバトルステージは・・・ こちらですのだっ!!』バッ


一同「「「「「「「「「「 !!!!!????? 」」」」」」」」」」


玄の背後のスクリーンには… 紫色の美しいハナショウブが咲き乱れる、どこか公園のような場所が映し出されていた。


 衣「ん!?」
 
 一「あれ、透華、あの場所って、もしかして・・・?」

 透華「え、ええ… 間違いないですわ…」

 純「だ、だよな… アレって、うちらのすぐ近所の…」

 智紀「・・・ “龍門渕公園”?」


玄『こちらは、長野県北部安曇野市にある、龍門渕公園という菖蒲の花で有名な、かなり大きな公園ですのだ』


 ガヤガヤ、 ザワザワザワ・・・  ド、ドーユーコト?  ソトデコンテストスルノ?  ガヤガヤガヤ・・・・


玄『むふふふ・・・!w そうです! 準決勝は、屋外で行うおもちコンテストなのですっ!』

玄『名づけて・・・ 「激闘! おもちストリートファイト!!」ですのだ!!』カッ


今日はこれだけです。
明日、少しだけ続きを書いてこのスレは閉じ、すぐに新スレを立てて準決勝を行います。

準決勝は会話が減り、投票のほか、コンマや対戦相手を決める安価とかもあるので、またお願いします。

龍門渕公園は、池田ァが表紙の単行本7巻・第57局で、龍門渕5人のメンバーが集っていたあの公園です。

明日、書き出しが19:00くらい、第一回投票が22:00くらいになると思います。


準決勝は大きさに関わらずランダムで対戦かな?

>>712
その通り。 巨も微も混合です。



 穏乃「お、“おもちストリートファイト”・・・?」

 憧「…またおかしなこと言い出した…」ハア

 灼「ストリートファイトってことは… まさか、打撃・関節ありのリアルファイト…?」

 宥「え、え…? ちょっと、私、ケンカみたいのはヤダよぅ…」アワワワワ・・・


玄『ぬははははっ!w ご安心あれっ! ストリートファイトといっても、リアルファイトをするワケではありませんっ!』

玄『準々決勝と違って、選手たちはわりと楽だから、心配しなくて大丈夫だよ♪』

玄『細かいルールに関しては、明日現地でお話しします。 おもち戦士12名と、その応援の人たちの移動用のバスも用意してあるので、今日は皆さん、ここ清澄内の宿泊施設でゆっくり休んで下さい』


玄『では、これにてモチコン本選準々決勝は閉会といたします! お疲れ様でした! 解散!!』バッ


 ガヤガヤガヤ・・・  ヤットオワッタカー ツカレター!  デモタノシカッタネー♪  ワイワイ、キャッキャッキャ♪・・・・・



カン

次スレ↓
玄「“激闘! おもちストリートファイト!!”ですのだ!!」
玄「“激闘! おもちストリートファイト!!”ですのだ!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467193187/)



以上でこのスレは終了です。
引き続き準決勝をお楽しみください。

投票やレスしてくれた方々、読んでくれた方々、ありがとうございました!

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