提督「今日の秘書艦は…」~ハーレム鎮守府の日常~ その8【時々R-18】 (819) 【現行スレ】


江風「へぇ、このスレは「提督「今日の秘書艦は…」~ハーレム鎮守府の日常~」!その8かー」

海風「早く海風たちも合流したいですね…えへへ…」

風雲 「過去ログ…えええええ!!巻雲姉すごいことを…長波も…すごい/////」

リベッチオ「キヨシーすごい…これが、提督さんの花嫁…」

照月「はわ…秋月姉すごい…照月もちゃんとできるかな…?お嫁さんになれるかな…?」

瑞穂「轟様の花嫁…うふふ…」

速吸「速吸!いつでもお嫁に行けます!!!え?出番まだ先?そんなぁ…」




神名「俺がメインのシリアス要素マダー?」

あきつ丸「まだ先のようであります…」




ローマ「ローマは絶対に提督魚雷に屈しはしないわ」

リットリオ「本当に?」

ローマ「ええ、絶対に私は屈さない」

リットリオ「(フラグだわ…)」





ティナ「オリキャラ…増えてますね」

フェル「いいじゃない、別に」

???「そう、葉巻咥えた男がいてもいいだろ」

???「太った某国の軍人とかどうだろうか?」

独提督「貴方達はまだ出番ないわよ」




提督「この先どうなるのやら」

吹雪「さぁ?」


前スレ
提督「今日の秘書艦は…」~ハーレム鎮守府の日常~ その7【時々R-18】 - SSまとめ速報
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提督「今日の秘書艦は…」~ハーレム鎮守府の日常~ その6【時々R-18】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422296357/)
提督「今日の秘書艦は…」~ハーレム鎮守府の日常~ その5 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416664584/)
提督「今日の秘書艦は…」~ハーレム鎮守府の日常~ その4 - SSまとめ速報
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提督「今日の秘書艦は…」 その3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403310283/)
提督「今日の秘書艦は・・・」 その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399560687/)
提督「今日の秘書艦は・・・」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381747459/)



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■貧乳空母戦隊からの注意

瑞鶴「えっとこのスレでは「オリジナル設定」(一部他作品ネタ)「オリジナルキャラ」などが含まれます」

龍驤「苦手意識や抵抗がある人はブラウザバックや」

瑞鳳「あ、でも大丈夫な人はどんどん来てね、そしたら…卵焼き焼いてあげる」

大鳳「争いはいけないわ、荒らしは無視でお願いね」

葛城「投稿頻度は遅いかもしれないけど、頑張って書くってね」





全員「というわけで…」






瑞鶴「全機発艦!!!目標!!>>1!!!」

龍驤「艦載機の皆!お仕事お仕事ぉ!!!!」

瑞鳳「誰が貧乳空母よー!!!」

大鳳「シズメェ!!!!」

葛城「ああー…ま、自業自得だよね…というわけで艦載機発艦!!!!」


■主要な登場人物

<< 人間サイド >>

・提督「轟響介」(トドロキ キョウスケ) 階級:大佐
本作の主人公、艦娘を指揮する艦隊司令官
戦争終わったら艦娘全員引き取る宣言した人
お仕事でき、戦略も霞や満潮が認めるほど
エロゲ属性の持ち主で絶倫、二重人格疑惑あり
憧れの人は「大河幸太郎」(勇者王ガオガイガー)
「鬼」の血を引いているが特にこれといった能力もない、残念プチ人外
現在、赤城と共に軍の「闇」と戦っている。


・女提督「新敷吹雪」(ニシキ フブキ) 階級:少佐
愛称は「フブニ」、大手企業「新敷海運」の一人娘。
深海棲艦の襲撃で唯一の肉親である祖父を亡くしており、敵討ちに燃え…てたが
鎮守府の面々や保護区の深海棲艦と交流し、敵討ちではなく、海の平和の為に戦うことを決意。
既にこの鎮守府のノリに染まっており、前スレで目出度くハーレム入り
実は幼いころに出会っており、結婚まで約束していた。


・陸軍将校「神名誠一」(カミナ セイイチ) 階級:少将
あきつ丸の元上司、海軍の腐った部分と戦う提督に協力する人
弟分である海軍将校を亡くした過去を持つ。
提督を全面的に信頼している。


・独提督「クリティーナ・シュヴァイツァー」 階級:元帥
ドイツでビスマルク達を指揮していた老提督、現在は孫に任せて日本で半リタイア生活
居酒屋「鳳翔」の従業員として働いているが、非常時には提督たちのサポートに入る。
愛称は「Oma」(ドイツ語でお祖母ちゃん)


・伊提督「フェルナンディア・ドッリオ」 階級:大佐
イタリア艦の派遣に伴い、日本へやって来たイタリアの艦娘艦隊の司令官。
独提督と並ぶ名将ではあるが、所かまわず脱ぐという脱ぎ魔。
愛称は「フェル」


・伊副官「マルチナ・M・ジュリアーノ」 階級:少尉
フェルの副官として、日本へやって来た、主にフェルのお世話を担当。
過去に提督に命を助けられており、それがきっかけで提督に想いを寄せるようになる。
しかし、その想いをいまだ伝えられずにいる。
愛称は「ティナ」


・前任者
鎮守府最初の提督、一時期は大艦隊で深海棲艦を圧倒していたが、艦娘を人として扱わず、差別を始めたため
妖精の怒りを買い、ドックが使用できなくなってしまう。
そのため、修理や開発ができず、前任者の艦隊は全滅、その後更迭される。
現在は提督の艦隊を奪おうと、いろいろと暗躍している。


・海軍将校ズ
提督の上官であり、様々な思惑を持っている
基本、提督の存在を快く思っていない。


・他世界の艦娘艦隊司令官

露:名前不明
国家機密のため非公開、ただし愛称はプーさん


米:ジョー・ギリアン
噂では葉巻を愛し、傍らには美人な秘書を伴っているとか。


<< 艦娘サイド >>

・駆逐艦「吹雪」 (ケッコンカッコカリ済み)
最初の艦娘で鎮守府最初の駆逐艦、
提督と二人三脚で鎮守府を大きくした。
そして鎮守府ハーレム宣言をした子
提督とは正式な結婚をしている、幼妻。


・軽巡洋艦「五十鈴」(ケッコンカッコカリ済み)
索敵のプロ、どんなことでも五十鈴にはお見通しよ
提督が好きで吹雪との関係を知った途端に提督を逆レした。
提督不在の際は提督代行を務める。


・重巡洋艦「鳥海」 (ケッコンカッコカリ済み)
鎮守府のブレイン、データを基に戦略を立てるプロ。
五十鈴と同じく提督が好きで、逆レをした人
主にエピローグのナレーションを担当


・正規空母「赤城」 (ケッコンカッコカリ済み)
鎮守府に派遣された本営直属の艦娘だったがその実態は、提督を失脚させようとする一派が派遣したスパイ
しかし、提督と仲間と触れ合ったことでスパイであることを告白、一派と袂を分かつ。
五十鈴、鳥海と同じく提督を逆レした人
現在は正式にスパイとして復帰、提督と共に軍の闇と戦う。


・航空戦艦「日向」 (ケッコンカッコカリ済み)
見た目クールビューティー中身は熱いハートの持ち主?
一度轟沈しかけたが、提督の必死な救助活動により一命をとりとめる。
それがきっかけで秘めた思いが爆発、提督を逆レしようとしたが未遂に終わる。


・航空戦艦「伊勢」 (ケッコンカッコカリ済み)
姉御気質で頼りになるお姉さん、日向が大切、提督も大切
日向と一緒ならどこまでもなシスコン、でも提督も好き。
ほ…ほんとだってばぁ!


・軽巡洋艦「大淀」
眼鏡でつるペタ(?)な、秘書艦オブ秘書艦の艦娘、もう任務娘とは呼ばせない
建造時には艤装が未完成であったが、提督たちが発見した開発資材により艤装が完成する。
提督資材の備蓄はお任せください。


・工作艦「明石」
艦これ版千川ち○ろ、であったが艤装が完成したために艦娘として前線に。
夜戦道具の開発ならお任せ、そして明石の(性的な)開発は提督にお任せ。


・戦艦「リットリオ(イタリア)」
イタリアから派遣された、ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦の2番艦。
改装済で艦名が「イタリア」になったが周りから「リットリオ」で呼ばれている。
おっとりした性格だが、惚れた相手にはとことん積極的になる。
イタリア料理を得意とする。


・戦艦「ローマ」
イタリアから派遣された、ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦の4番艦
「ローマ食品」の経営者であり、霧島の会社のライバルに当たる。
過去に恋人に裏切られた過去を持ち、男性不信となっている。
その為、ハーレムの長である提督にいい感情を持っていない。


・駆逐艦「島風」(ケッコンカッコカリ済み)
前任者時代の最後の作戦にて出撃した艦娘、戦いの中で深海棲艦化し沖ノ島に住みつき
提督たちと敵対していた、その際提督から「S型深海棲艦」と命名呼称されている。
沖ノ島攻略の際、吹雪が建造妖精から託された「高速建造材」を使用したことにより
元の艦娘へと戻り、提督たちの仲間となる。


・水上機母艦「秋津洲」
元深海棲艦「ヲ級空母(亜種)」、深海棲艦時代の島風の親友。
沖ノ島で発見された「特殊な開発資材」とヲ級空母(亜種)が大型建造を受けた姿
新しい相棒「二式大艇」と共に艦隊の一員に加わる。
姿は変われど、島風との友情は変わらない。


・装甲空母「大鳳」(ケッコンカッコカリ済み)
元は深海棲艦「装甲空母姫」で、大型建造を受け艦娘へなった姿。
胸はその代償なのか、とても平坦になっている。
中破しても艦載機を飛ばせるという特性を生かし、短い期間で練度限界を迎えた。
提督分が切れてしまうと「深海モード」になるとか
え?駆逐艦?ちがいます!!


・航空母艦「瑞鶴」(ケッコンカッコカリ済み)
五航戦の子、一航戦である加賀達をライバル視していたが、現在は強い信頼関係で結ばれている。
「天城」「葛城」の教官を務めており、厳しく彼女たちを指導している。
加賀との関係も良好であり、その仲は姉の翔鶴が嫉妬するほど
料理の腕も上がっており、彼女の作るカツカレーは提督が絶賛するほど。
誰?駆逐艦って言ったのは!爆撃するわよ!


・軽空母「龍驤」(ケッコンカッコカリ済み)
古参の軽空母で、初期の鎮守府での貴重な航空戦力でもあった。
現在は、黒潮、浦風と共に「粉物トリオ」を結成、粉物料理の普及に努めている。
見た目が幼いゆえに、外出する際も何度か警察の補導を受けている。
駆逐艦じゃないんやで!


・軽空母「瑞鳳」(ケッコンカッコカリ済み)
軽空母、卵料理を得意とする。
九九艦爆をこよなく愛しており、愛用している。
仕事には真面目だが、甘えるときはとことん甘えてくる。
そりゃ胸はないけど駆逐艦じゃないよ!!


・航空母艦「葛城」
最近着任した航空母艦、瑞鶴を先輩と呼び彼女の元日々鍛錬を行っている。
提督に対し、ツンデレな対応をするが、将来は子供を産んでもいいと考えている。
これからいろいろ期待できる艦娘
駆逐艦?え?何?どういうことよ!!!


・妖精さん
鎮守府に欠かせない存在、彼女達がいなければ開発も修理もままならない。
提督さん大スキー


・装備妖精
艦娘の艤装に宿っている妖精、裏で彼女たちのサポートがあり
艦娘は艤装を使える。
一部の妖精は提督をとても愛してる。


■このスレでのオリジナル設定(痛いの注意)

・世界観
ちょっとした争いや内紛などはありつつも世界大戦が起きなかった世界で、比較的平和な世界。
文明レベルは現代にほぼ近い(スマホ、インターネット、アニメ、コミケ等がある世界)
深海棲艦の出現により海運ラインが破壊されたが、艦娘達の活躍によりある程度の海運ラインが修復された

・艦娘
妖精の技術で生み出される「娘」と呼ばれる存在で、その姿は時代によって変わる。
深海棲艦に対抗できる唯一の存在、性質は妖精に近い。
しかし、生み出す過程を知っている一部の者には「化け物」と呼ばれている。
艤装を解体することで、人間になることができる。

・深海棲艦
突如と現れ、海運ラインを破壊し、「巣」と呼ばれるガラクタの山を築いている。
その目的は不明、分かる事は巣を作りそこから更に侵攻をし、最終的には本土まで侵攻する。
「離島棲鬼」「戦艦棲姫」が深海棲艦を指揮しているらしいが

・本営
国防の要、しかしその内部は汚職や陰謀などが渦巻いている。
その中でも「暗部」という組織があり、提督たちと敵対している。

・鎮守府
対深海棲艦の前線基地、大勢の艦娘や一部の軍人がここで暮らしている。
妖精の工廠があり、艦娘のメンテナンスや艤装の開発が行われている。

・深海棲艦保護区
戦意を失い、仲間から追い出された深海棲艦を保護するための保護区
現在、秋津洲が責任者となっており、飛行場姫、レ級戦艦、港湾棲姫、北方棲姫、中間棲姫、空母棲姫
駆逐棲姫、空母水鬼、重巡リ級、駆逐イ級、戦艦タ級、浮遊要塞が保護されている。

・深海棲艦/艦娘研究所
その名の通り、深海棲艦と艦娘を研究する施設。
敵の生態解明や、艦娘の能力について研究する施設だが、その裏では非人道的な研究が行われている。
現在は深海棲艦の生態のみの研究を行っているが…

出番?もうちょっと待って


・開発資材
異世界の兵器の破片で、その破片と資材と妖精の力を使うことで艦娘を生み出したり、兵器そのものを再現することが可能。
時々とんでもない破片が見つかる。
そういったものは鎮守府で厳重に管理されている、爆弾や戦闘機、戦車、そして二足歩行兵器の破片も存在するとか。

・PUKAPUKA丸(大和型四番艦 海底軍艦「ラ號」)
艦娘たちを輸送、支援するラ級戦艦、オーバーテクノロジーの塊
その正体は異世界の大和型四番艦、海底軍艦「ラ號」
主要艤装は46サンチ主砲他、マーカライトファープ(熱線砲)と冷線砲、妖精結界
メインエンジンは妖精技術を使った「妖精式エンジン」を搭載している。
ラ號本来の動力炉はあるが起動することができず、ラ號「本来の力」を発揮することができない。
元ネタは「新海底軍艦 巨鋼のドラゴンフォース」

・伊507
クリスマスにサンタからプレゼントされた開発資材を元に建造された
艦娘と同年代の技術で建造されている
音響兵器「ローレライ・システム」を搭載している。
元ネタは「終戦のローレライ」

・轟雷
夕張がかつて戦った敵「グスタフ」のデータなどを元に独自の改良を加えた最新鋭戦艦。
防衛艦隊の戦艦をベースに妖精技術をフルに使い作り上げた


・超重力砲
異世界の「霧の艦隊」が所有している超兵器
鎮守府には撃沈した霧の戦艦(重巡洋艦マヤ)の超重力砲を回収、妖精技術で再生させた「妖精式超重力砲」が存在する。
夕張はこれをPUKAPUKA丸へ搭載、しかし完全起動には至っていない。


・艦娘は妊娠しない
艦娘は艤装を解体し、人間にならない限り妊娠はしない


■過去エピソード( 時事系列が滅茶苦茶なので後日まとめます。)

赤城のスパイとしての過去
提督「今日の秘書艦は・・・」 その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399560687/) の>>64

艦娘の生活周りに関して
提督「今日の秘書艦は・・・」 その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399560687/) の>>231

あきつ丸の暗躍
提督「今日の秘書艦は…」 その3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403310283/) の>>237

明石について
提督「今日の秘書艦は・・・」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381747459/) の>>717

鳥海のレポート(鳥海の提督の呼び方が「提督さん」になってます、間違ってました)
提督「今日の秘書艦は・・・」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381747459/) >>706>>782

日向、轟沈未遂
提督「今日の秘書艦は・・・」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381747459/) >>793 >>799->>819

ハーレム誕生の瞬間
提督「今日の秘書艦は・・・」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381747459/) >>824->>846

提督の「初恋」(妖精さんとのエピソード)
提督「今日の秘書艦は・・・」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381747459/) >>963

装甲空母「大鳳」の誕生エピソード
提督「今日の秘書艦は・・・」 その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399560687/) >>219->>224

提督のハーレム構築時の心境とか
提督「今日の秘書艦は・・・」 その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399560687/) >>291

霞デレ
提督「今日の秘書艦は・・・」 その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399560687/) >>312->>320

提督の敵
提督「今日の秘書艦は…」~ハーレム鎮守府の日常~ その4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409662134/) >>259

前任者の無駄な努力etc
提督「今日の秘書艦は…」~ハーレム鎮守府の日常~ その4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409662134/) >>266 >>273

曙、狙われる
提督「今日の秘書艦は・・・」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381747459/) >>538->>546

テンプレ長い

前スレ使い切ってきます

スレ立ておつです
ふと見返したら、テンプレの霞デレのスレが間違っていたようなので
正しいのはこちらでした
提督「今日の秘書艦は…」 その3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403310283/)

>>15指摘㌧です
次のスレで修正しておきます

ちょっと投下、ただしオリキャラ多しなので注意となります。
※3人ほど出てきますがそれぞれ元ネタがあるので当ててみてください

【 秘密の… 】

<< 都内某所 隠れ家的天ぷら屋 >>

フェル「んー…おいひい…ボーノォ」

クリス「でしょ」

フェル「え?」

クリス「え?」

フェル「←が…」

クリス(独提督)「ああ、気にしないで」

フェル「あ、ハイ」

クリス「ここの天ぷら屋さん、こういう隠れ家的なのが気に入ってるのよ」

フェル「なるほど、美味しい…」

クリス「そして…秘密の会談をしやすい」

フェル「秘密の会談ねー…」

クリス「…トドロキはよくやってるわ、艦娘達をまとめ上げ…そしてビスマルク達の信頼と愛を得た」

フェル「うちはまだまだですけどね」

クリス「妖精からの信頼も高い…だけど、本営の一部と敵対状態…」

フェル「ですね…んー海老美味しい、ボーノ、ボーノ、アケボーノ」

クリス「ええ、もし彼らがトドロキに何かしたら…トドロキを謀殺したら…そうなる前に手を打たないとね」

フェル「ま、いざとなったら国外へ…当然イタリアよね」

クリス「ドイツよ」

フェル「…イタリアはご飯が美味しいのよ」

クリス「ドイツもよ」

フェル「既に戸籍も住まいもできてるのよ」

クリス「やりすぎ」

フェル「…ま、不毛な争いは置いといて」

クリス「とにかく、奴らがトドロキに手を出さないように…対策をしようってわけ」

フェル「なるほど…あ、かき揚げお願いしますー」






フェル「…現金なものよね、日本の艦隊が全滅したときは…日本を切り捨てようって空気になったのに」

クリス「そうね…ま、私もやむなしと思ったわ…自らの欲望を優先し、艦娘を見捨てるような国ですもの」

フェル「でも、トドロキが来てから変わった…最初は誰もが無理だと言ってた艦隊再編をやってのけた」

クリス「ええ…」

フェル「…強い心の持ち主、そのお蔭で私は部下を失わずに済んだわ」

クリス「艦娘達の世界の歴史にはなかった改造、そして練度上限解放…他の国にはないことを次々とやり遂げた…」

フェル「で、その偉大なトドロキ提督をどうしようって言うの?」

クリス「助けるのよ」

フェル「助けるって…」

クリス「この国の馬鹿のせいで、世界の希望を失わけにはいかないの…」

フェル「希望…か」

クリス「ま、彼は嫌がるでしょうね…自分で何とかしようとする子だし…」

フェル「そして無茶をする…誰かを助けるのにも自分の命を顧みないし、ティナを助けたように…」


クリス「…ええ…で、ここで秘密会談というわけ」

フェル「会談?」

クリス「ええ」

フェル「私達で?」

クリス「まさか…新聞は読んでる?」

フェル「全然」

クリス「そう言うと思ったわ、はい」

フェル「えっと…キリシマから新商品発売…那珂ちゃん極秘バカンス…」

クリス「違う、次のページ」

フェル「えっと…「独米日、防衛艦隊合同演習…数年ぶりの実現」?」

クリス「そう」

フェル「へぇ、ドイツの防衛艦隊と米国の防衛艦隊が来てるのね…」

クリス「「彼」が来てるのよ」

フェル「…あのキザ男?」

クリス「そ、あの3枚目のギザ男…日本演習に来るって言うから呼び出しておいたわ」

フェル「はへ?」

クリス「それと、私の息子…といっても元部下だけどね」

フェル「…まさか…ここに?」

クリス「ええ、出かける前に電話してたでしょ…その相手が彼」

フェル「えー!どこで電話番号を…」

クリス「彼が教えてくれたわ直通の携帯番号…電話すればいつでもどこでも駆けつけるって」

フェル「…「彼」が言いそうなことね」

クリス「それと、ロシアから極秘に来日してる彼も…」

フェル「…なんとなく察しがつくわ…Omaの人脈ってすごい」

クリス「ふふ…」



<失礼しますー



女将「シュヴァイツァーさま、ご友人の方々が到着されました」




葉巻咥えた3枚目「Grandma!会いたかったぜぇ!」

小太りの眼鏡「Oma、久しぶりです」

クマの被り物被った男「Долгое время」




クリス「ようこそ日本へ」

葉巻咥えた3枚目「苦労したぜ、レディの目を盗んで抜け出すのは…ま、Grandmaのためなら火の中水の中」

小太りの眼鏡「私は正々堂々と来たがね、Omaに会いに行くって」

クマの被り物被った男「…ヴェールヌイに会えると聞いたんだが」

クリス「後で会わせてあげるわよ…さ、座って」

フェル「うわぁ…一気にむさくるしくなった」

小太りの眼鏡「これはこれはFraulein、お久しぶりです」


フェル「お久しぶり、ダイエットしなさいな」

クマの被り物被った男「…居ないのか」

フェル「貴方…正体バレバレなんだからそれ外しなさいよ」

クマの被り物被った男「断る」

葉巻咥えた3枚目「さてGrandma…俺達を集めたのは…天ぷらを仲良く食べるだけじゃないんだろ?」

クリス「ええ、その通りよジョー、いえ…ギリアン中将」

フェル「座ったら?モンタナ少佐」

モンタナ「ではFrauleinの隣に…」

クマの被り物被った男「ヴェル…」

クリス「早く座りなさい、プーさん」

プー「…うむ」



クリス「それでは始めましょうか…トップ会談を」


【 カメラを艦娘達のほうへ戻しますー 続く 】

ここまでです

イベントに向けて備蓄とレベリングをば

ちょっと再開

【 イベントに向けて 】

<< 宿泊施設 「ホテル霧島」 >>

提督「明日は陸軍の施設の視察だから、一日中居ないぜ」

新敷「私も行くー!」

提督「お前はお留守番」

新敷「ガーン」

大和「陸軍の秘密兵器…まるゆさんは何かご存じで?」

まるゆ「いいえ、まるゆは何も…」

あきつ丸「自分たちは訓練でここに来たことがあるだけで、秘密兵器については…」

武蔵「ふむ…海外から渡された何かを使った兵器…」

提督「ま、それが何なのか聞いてくるさ…」

明石「私達も同行しますよ、楽しみだなぁ」

夕張「使える兵器だといいけど…」

大淀「私は霧島とイベントの打ち合わせがあるので残りますね」

提督「イベントって何やるんだ?」

霧島「秘密です」

提督「そっか…ま、楽しみにしてるよ」





<< 大広場 入口 >>

秋津洲「島風、何か隠してるかも」

舞風「天津風達もね」

磯波「叢雲ちゃん…」

秋津洲「ふむふむ、秋津洲の索敵能力によればこの大広間に集まってるみたい」

舞風「むー鍵がかかってる…」

磯波「何してるんだろ…」



『ここをこうして…』


『うんうん、いいねー』


『こんなものかしら…』


『素敵ね…』



秋津洲「むう…気になるかもー」

舞風「だが鍵がかかってる」

磯波「…魚雷で」

秋津洲「それはダメかも!」



<ふっふっふ清霜にお任せ!!!



秋津洲「え?」







清霜「大戦艦清霜ウルトラスーパーアルティメットグレートキイイイイイイック!!!!!」





ドゴォ!!!!




島風「ヲゥッ!!!!!」

叢雲「敵襲!!!」

秋津洲「ぎゃあああ!何してるかも―!!!」

舞風「そういえば酔ってたっけ」

磯波「あわわわ」

叢雲「ちょ!何事!!!」

島風「清霜!!」

清霜「これが大戦艦清霜の力だ!!!」

時津風「あれれ?舞風達もいるよー」

天津風「ああもう!施設のドアぶっ壊さない!!」

清霜「わっはっはっはっはっはっは…あ」

天津風「あ?」

清霜「吐きそう」



<オロロロロロロ(略


<ぎゃああああああ!!!!!!!









(しばらくお待ちください)









島風「後始末が終わったよー」

秋津洲「まだ匂うかも―」

叢雲「まったっく…酸素魚雷あったらぶち込んでたわよ」

清霜「うぇ…気持ち悪いー…」

舞風「というか…「アレ」って…」

島風「むう…明日霧島が発表することになってるのにぃ…」

磯波「わぁ…」

秋津洲「これって…「アレ」だよね…」

叢雲「そうよ」

天津風「このバカンスのメインイベントよ」

秋津洲「これは…とっても素敵かも!!」






秋津洲「酸っぱい匂いがなければ…う、貰いゲロしそう」

舞風「か…換気急いで!う…舞風も…」

磯波「…わ…私も…うぷ…」

叢雲「馬鹿!!早くトイレに!」

島風「び…ビニール袋!!!」

時津風「私も…」

天津風「ちょ!我慢してぇ!!!」

清霜「う…また…」

天津風「いやあああああああああ!!!!」







<オロロロロロロ(略

<ぎゃああああああああ!!!!!」






【 提督「さて、寝るかね」 磯風「キュピーン!いい事を思いついたぞ」 続く 】

ここまで

磯風、それはダメなフラグだ

ちょっと投下します

【 夜は特に何も… 】

<< 夜 山の中 >>

比叡「むう…みなさん、どうして私に料理をさせないのでしょうか…」

比叡「そりゃ見てくれは悪いですが…一口食べれば美味しいですよ!!!」

比叡「…まあたまに失敗は…ね」

比叡「というわけで!明日の料理のために食材調達!!気合い!!入れて!!!」




<わおーん




比叡「一人で食材集めは寂しいですよおおお!!!磯風ええええええ!!!!!!」






<< 磯風の部屋 >>

磯風「司令は最上階のVIPルーム…行くには専用エレベータに乗るか、非常用階段を使うしかない」

浜風「随分厳重ですね…それを短期間で用意する霧島…オソロシイ」

谷風「…………」

浦風「何をたくらんどるんじゃ?」

磯風「夜這いだ」

浦風「出…」



がばっ!!!



浦風「むー!むー!!」

磯風「ふ、させぬ」

谷風「ごめんなーだって最近ご無沙汰だしさー」

浜風「私もだいぶご無沙汰ですので…」

磯風「というわけだ、しばらくそこに転がってもらおう」

浦風「むー!!!!!」





<< 最上階 >>

磯風「さて…意外とあっさりVIPルームのある最上階に来れたな」

浜風「てっきり警備が厳重かと思ったのですが…」

谷風「不気味だねぇ…」

磯風「なんでもいい、司令のもとへ行くぞ」

浜風「鍵は?」

磯風「フロントからマスターキーを調達した」

谷風「お、いいねぇ」

浜風「(‥おかしいですね、やけにあっさりと重要なものが)」

磯風「では行こう…ヴァルハラへ!!!」








ガチャ








武蔵「やあ (´・ω・`) ようこそ、バーボンハウスへ。」



磯風「」



武蔵「このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。」



浜風「やっぱり罠でしたか…」



武蔵「うん、「罠」なんだ。済まない」



谷風「あれ?ドアがいつの間にかしまってる…」



武蔵「このVIPルームの真の役割は、お前たちのような命令違反を捕まえる罠」

武蔵「提督は今頃、吹雪の部屋でゆっくり休んでいるだろう」

武蔵「さて…ゆっくり料理させてもらおうか」(ポキポキ)

磯風「ふふふ…面白い、この磯風…戦艦相手に遅れは…」

武蔵「波動拳!!!」(拳)




<ドゴォ!!!!(壁にヒビ)




磯風「」

武蔵「この武蔵にかなうとでも?」

磯風「は…はは…」

武蔵「陸奥!ドラム缶押し3名追加だ!」

陸奥「ご案内―」


<くそ…私も戦艦ならば…

<ちきしょーめ!!!

<そんなぁー










【 続く 】

【 陸軍の新兵器(産廃予定?) 】

<< 朝 宿泊施設 玄関前 >>

提督「んじゃ、行ってくるぜ」

吹雪「行ってきます!」

明石「大淀、例の件お願いね」

大淀「はい、お任せください」

夕張「楽しみだなぁ~」

神名「よし、出してくれ」






ブゥゥゥゥン…






霧島「行きましたか…計画通り」

大淀「それでは全員集合させますね」









大淀『おはようございます、全艦娘は大広間に集合してください』

大淀『繰り返します、大広間に集合してください』

大淀『明日のイベントについて、霧島より説明があります』









.

<< 宿泊施設 大広間 >>

霧島「皆さん、集まりましたね」



<おー


<なになにー


<眠いー



大淀「明日のイベントについてご説明いたします、これは皆さんの協力が必要となります」

霧島「それでは、イベントの発案者である島風さん」

島風「オゥッ!」



<なになに―


<島風が考えたの?


<トライアスロンでもやるのか?


島風「えっと…皆、あのね…」









<ふむふむ…ふむふむ…

<それって…まさか…

<な…なんだってぇぇぇぇぇ!!!!!!!











.

<< 秘密工廠 地下行エレベーター >>

提督「カミナの兄貴」

神名「だからそれ被るって」

提督「HAHAHAHA、で神名少将…秘密兵器ってなんです?」

神名「ま、ロマン兵器ぎりぎりの秘密兵器さ」

提督「いつぞやの戦車のような産廃を押し付ける気ですか?というか自分でロマン兵器って…」

神名「産廃いうな、いいじゃんかよロマン兵器でもよ」

夕張「結局、あの戦車…駆逐艦達の遊び場になってますよねぇ」

神名「がーん」

明石「それもあるので…あまり期待してませんよ」

神名「そんなぁ…」

吹雪「あ、到着したみたいですよ」




ガチャン…ゴゴゴゴゴ…





神名「ま、そういってられるのも今のうちだ…さぁ見るがいい!!!!ライトおーん!!」






カッ!!!





提督「こ…これは…」

神名「これが陸軍が開発した新兵器…その名も…」








「グレン○ガンだぁ!!!!!!」






明石「な…何ですって!!!」

夕張「ま…まさか…って…」







(はっきりと分かるハリボテ)







※画像はいります

明石「…ですよねー」

夕張「まあ、そうなるわねぇ‥」

吹雪「あはは…」

神名「いやー苦労したんだよこれ作るの…どう?キョウちゃん、この…ってなんで下がって…助走つけて…」

提督「ギガド○ルブレイクぅ!!!!!」





ドゴォッ!!!(飛び蹴り)





神名「あふん!!」

吹雪「司令官!流石に飛び蹴りは…」

夕張「…もしかしてとおもったけど」

明石「神名少将…頭修理します?」

神名「ひどっ!」

提督「おうおうこれが新兵器だぁ?」

神名「冗談だよ冗談、アメリカンジョーク!」

提督「やると思ったけどさぁ」

神名「本命はこっち、おい!灯りをつけろ!」






カッ!!!







提督「…は?」

明石「え…?」

夕張「…これって」

吹雪「わぁ…」

神名「これが陸軍が開発した、本当の新兵器…その名も!!!」








「機神!!」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira093791.jpg














提督「嘘だろ…二足歩行兵器…」

神名「へへ…どうだ?すごいだろ?」

提督「うぉぉ…」

夕張「サイズが大きいですね…」

明石「それが全部で4体も…」

吹雪「ふぁ…」

明石「無茶苦茶というか…これほどのものを動かす動力は…」




神名「モジュール」




明石「え?」

神名「動力の名前さ、コイツが厄介なものでね…だが、使いこなせれば莫大なエネルギーを得ることができる」

提督「海外からもらった物質って…モジュール?」



神名「キス島から帰還し、再起のために駆けずり回ってた頃の話だ…実は、二足歩行兵器の計画はその頃からあった」

神名「運用目的は陸上に上がった深海棲艦への対処、及び拠点の破壊…艦娘を助けられるような力がほしかった」

神名「その時だ、ある外人が接触してきた…そして4つのモジュールとその資料を俺に渡し、そのまま去って行った」

神名「知り合いの技術者に解析を依頼した結果、そう言う代物と判明した…で、そいつを動力源にしたわけさ」

神名「ただな…こっちが想定していたサイズじゃエネルギーを受け止められない上に、厄介なことがあってこんな風になった」



明石「よく使おうと思いましたね…」

神名「なはは…まぁな」






神名「(その外人があの米国の艦娘司令官とは言えねぇなぁ…)」






【 元ネタは「機神兵団」より 続く 】

ここまでです
機神兵団は昔見たアニメで、発進シーンがかっこよかったのを覚えてます。

【 速報 】
リアル鎮守府で初期艦である、駆逐艦吹雪がLv99を迎えました(同時に武蔵もLv99になりました)
ようやく任務「新たなる旅立ち」を消化できそうです

ちょっと投下

【 ゲスト到着+天敵接近 】

<< 港 >>

間宮「みなさーん、輸送船が到着しましたよー」

睦月「よーし!荷物を運ぶのですー!」


<わー!!!


フェル「やっと着いた…」

クリス「暑いわねぇ…」

大淀「お待ちしておりました」

フェル「暑い…脱ぎたい…大丈夫、水着着てるから…脱いでいい?」

ティナ「いいでしょ…フェル大佐」


<きゃっほー!!!


クリス「トドロキは?」

大淀「陸軍の工廠の視察に行ってます」

クリス「そう…そうそう、例のイベントにゲストが増えるけど良いかしら?」

大淀「ゲスト…ですか?」

クリス「ええ…私の元部下」

モンタナ「ドーモ」

クリス「そして…」

ジョー「ドーモ」

大淀「え…あわわ…ぎ…ギリア…」

ジョー「ドーモ、ただのギリアンです」

大淀「えぇぇ!!!」

プー(キリクマヘッド)「ドーモ」

赤城「…そのクマの被り物…いえ、まさか…」

プー「今流行りのキリクマだそうだ…私はあくまでもプーさんだ、赤城くん…久しぶりだね」

赤城「…まさか貴方が来るとは」

プー「以前直接会ったのは、現役スパイのころだったな…その後艦娘に…と確か、復帰したんだって?」

赤城「ええ…でも、私は提督のためにしか動きません」

プー「…ヴェールヌイが幸せなら、私は何もしないさ」

ビスマルク「モンタナ少佐!!!」

モンタナ「ビス、久しぶりだねぇ…一段と美しくなって…ん?」

マックス「少佐…?」

レーベ「マクシミリアン少佐、久しぶり!」

プリンツ「えぇ!!な…何でいるの?」

モンタナ「防衛艦隊司令官としてね、合同演習参加のために来たのさ…で、Omaに誘われてね」

赤城「確かに…日独米の合同演習があると聞きましたが…」

ユー「モンタナ少佐…」

ロー「本当だ!」

モンタナ「おお!ユー!それに…こっちの日焼けたユーがローだね」

ロー「うん!」

モンタナ「なるほど、これが分裂という現象か…うんうん、可愛いねぇ」


赤城「…シュヴァイツァ―元帥」

クリス「みんな、明日のイベントに参加するために来たの…トドロキには内緒ね」

赤城「…提督が何と言うか」

鳥海「その…ゲストがビック過ぎます…護衛は…」

クリス「それなんだけど…」







天龍「…なんだ…この感じ…無性に怒りがこみあげてくる…」

大潮「…無性に魚雷を海に投げたくなります」

大鳳「…フヒ…フヒヒ…テキ…テキガイル…」

漣「…ちょっと、無性に海に爆雷を投げたいですね」







ビスマルク「どうしたの貴女達!」

日向「大鳳は既に深海の姿に戻りそうな…」

伊勢「どうしたのさ…」

天龍「…ちょっと、海で大暴れしたいぜ」

大鳳「あきつ丸…カ号貸してくれないかしら?」

あきつ丸「えぇ!!!」

大潮「水雷水探ガン乗せで海に…」

漣「ちょっと、漣…鬼になりたいです」

ジョー「あー…だから連れてきたくなかったんだ、防衛艦隊だけで十分ていったんだが」

赤城「ど…どういう…」

ジョー「失礼、こちらジョー…もうちょっと沖で待機してなさい…心配?大丈夫だって…」

五十鈴「沖に反応…艦娘?潜水艦ね…」

ジョー「やれやれ…心配性なんだよ彼女は…」

フェル「確か…アルバコアって名前の…」




ぷっつーん



<ぶっ潰す!!!(天龍)

<今日はマグロの丸焼きよ!!!アハハハハ!!!(大鳳)

<マグロの刺身食べたいです!!!(大潮)

<てっかどーん!!!(漣)




伊勢「ちょ!みんなあの4人を止めて!!!」

日向「困った奴らだ…」

ジョー「逃げろ!アルバ!逃げろおおおおお!!!」

【 共通点:4人とも米国の「マグロ」被害者 続く 】

米国司令官出した理由:これをやりたかった

イベント近いし秋なのにバカンスネタ…
頑張らないとですね

まぁアルバコアって最後は三陸沖で日本の機雷で確か沈んだハズだし…。

メインイベントその1

80時間遠征は緊張する、チェック忘れぬようにしないと

【 それぞれの動き 】

<< 大型テント >>

利根「もっと右じゃー、そうそう…そうそこ!」

妙高「椅子は綺麗に並べてくださいね」

高雄「えっとこれはここでしょうか…」

島風「あ、そこにはこの熊の人形をね、こうやって並べて置くの」

朝潮「これは…?」

島風「提督と吹雪」

利根「よく出来とるのぉ…」

島風「えへへ…天津風ちゃんと一緒に作ったんだよ」

天津風「いきなり教えてっていうから…でも、いい出来ね…短い時間で作った割にはよくできてるわ」

足柄「私なら…もっとこう大きく作るわね」

妙高「さ、準備を続けましょう」

高雄「次はこの赤い絨毯を…」





<< 調理場 >>

大和「これでイベント用の食材は全部ですね…」

間宮「ええ、後は調達班待ちです…島の食材と合わせても十分すぎるほどの量です」

武蔵「うむ、とりあえず明日の下ごしらえを始めるか」

雲龍「フナ…」

伊良湖「ダメです」

ティナ「…キョウ…はぁ」

新敷「元気出しなさいって…」

ローマ「…なんで私が」

フェル「暇そうにしてたから」

新敷「というかフェルさんできるの料理?」

フェル「出来るわよー」

リットリオ「お祝いごとの料理…何がいいでしょうか」

ローマ「…何でこんなことをするのか…日本の艦娘達の考えはわからないわ」

大和「ところで…あそこに積まれてる…提督魚雷?」

フェル「わぉ」

ローマ「…ナニコレ」

武蔵「…毒があるから後で焼却処分するそうだ」

大和「そう…というか…本物のほうが大きいわね」

武蔵「くぉら」





<< 岩場 >>

初春「タイを釣れとな…」

初霜「メデタイ…ですね」

子日「おめでたいひー!」

瑞鶴「無茶を言うわね」

葛城「輸送船で持ってくればいいのに」

龍驤「せやな」

初風「だから雪風を連れていけって言われたわ…」

雪風「釣り楽しいです!」

龍驤「…既にオチが見えたような」

瑞鳳「ゴーヤ達大丈夫かな…」

大鯨「タイなんてこの辺りにいるのかしら…」

雪風「絶対!大丈夫!!!」




くいっ!




瑞鶴「うぉ!!凄い引き!!!」

瑞鳳「こ…こっちも!!!」

若葉「凄い…」

初霜「こ…こっちも!!!」

龍驤「こりゃあかんて!!」

初春「ええい!!ファンネル行け!!」

龍驤「おお!ファンネルに網が!」




ざぱっ!!




瑞鳳「つ…つれたぁ!!」

龍驤「タイや―!!」

若葉「こっちもだ!」

子日「あわわ!!」

初霜「すごいわ!」

初風「来ると思ったけどこんなに…」




ざぱっ!




ゴーヤ「凄いでち!!タイの群れでち!」

シオイ「いっぱいそっちに行ったよー!!!」

ロー「いっぱい!ですって!」

瑞鶴「わかってるわよ!ええい釣りまくるわよー!!!」





<< 里山 >>

長門「家族に会いに」

陸奥「姉妹の縁切るわよ」

長門「すまん」

陽炎「何やってるんだか」

白雪「えっと食べられるキノコはこれとこれと…」

深雪「おーい!木の実見つけた…」

ぷらずま「はわわ!木の根っこに足がどりゃああああああ!!!」



ドゴォッ!



<んがー!!!


雷「お約束ね」

黒潮「えっと、ここやな自然薯のポイントは」

陽炎「目印あった…これね」

浦風「んじゃ、掘るかのぉ」



えっほ!えっほ!えっほ!!



陽炎「うー…折らずに掘るとか難しい」

黒潮「せやなー」

浦風「まだまだ全部出てこへん…」

長門「よし!一気に引き抜くか」



??「ダメよ、そんなことしては」



陽炎「へ?」

初老の女性「自然薯はね、デリケートだから土を掘ってからよ」

陽炎「えっと…陸軍の方?です?」

長門「怪しい…」

浦風「誰じゃ?」

初老の女性「私?うふふ…秘密よ」



<奥様ー!



陸軍「奥さま、一人で山に入るなんて」

初老の女性「あらあら、大丈夫よ慣れてるから」

陸軍「しかし、何かあっては…」

初老の女性「大丈夫よ」

陸軍「兎に角、旦那様が心配してますので」

初老の女性「はいはい…それじゃまた」


陽炎「はぁ…」

長門「誰…なんだ?」

陸奥「(心なしか提督と雰囲気が似てるような…)」




<< 宿泊施設 >>

日向「…かつての敵である国の司令官…か」

ジョー「それはこの世界じゃないだろ?」

伊勢「そうね…うん」

ジョー「大丈夫、アルバの奴は帰したからさ」

モンタナ「ゲオルクやリヒャトも連れてきたかったが、任務があったからねぇ」

レーベ「そうなんだ」

鳥海「シュヴァイツァー元帥…」

クリス「心配しないで…政治的意図は少ししかないわ」

赤城「少しって…」

クリス「…トドロキのためよ…大丈夫、悪いことにはならないわ」

日向「まあいいさ、何かあったら…遠慮なく潰す」

伊勢「こら!!」

日向「何かったら…だ」

伊勢「もう…」

ジョー「…愛されてるねぇ」

五十鈴「ま、いいけど…ね…」




トントン




ヴェル「呼ばれて…」

響「来たんだが…」

プー「ヴェル!!」

ヴェル「…まさか…プーチ」

プー「プーさんだ」

響「…そういうことにしておこう」

ヴェル「…ロシアには…行かないよ」

プー「ああ、わかってる…轟に酷い事されてないか?大丈夫か?」

響「愛されてる」

ヴェル「大丈夫」

プー「そうか…国に来いとは言わないが…今度遊びに来てくれ、ロシアの駆逐艦達も会いたがってる」

響「司令官が許してくれるならね」

ヴェル「うん」

プー「待ってるさ」

モンタナ「それにしても…マックス、君が一番変わったね」

マックス「そうかしら…」

モンタナ「いつも通りに見えるが…その奥に女性らしさが…うん、変わったよ」


マックス「…そう…そう」

レーベ「変わったよ、うん」

モンタナ「そういうレーベも…本国にいる君を男とからかった連中に見せてあげたいよ」

レーベ「ふふ…ありがとう」

ビスマルク「私は?モンタナ少佐」

モンタナ「君は変わらず美しいよ、フロライン」

五十鈴「で、この太っちょと貴女達はどういう関係?」

プリンツ「Omaの副官をしてた方です、モンタナ・マクシミリアン少佐」

ビスマルク「大丈夫よ、こう見えて妻子持ちの愛妻家」

レーベ「五十鈴、もしかしてボク達と少佐がそういう関係だと思った?」

五十鈴「別にー」

モンタナ「はははは、大丈夫だよ」

鳥海「…そうですか」

ジョー「…君たちは本当に轟を愛してるんだな」

五十鈴「当然よ」

ジョー「…そして轟沈なし…か、うん…いいことだ」

日向「米国は轟沈者がいるのか?」

伊勢「日向!!!」

ジョー「ああ、いる…なんせ数が多いからな…日本みたいに一か所ではなく複数個所で活動している…だから…」

日向「…そうか」

ジョー「そして…俺は…守れなかった、愛する女性をな」

日向「…すまない」

ジョー「…いいさ」

伊勢「もう…日向ったら」

ジョー「だから轟にいってやるのさ…絶対に守れってな」





<< 陸軍の秘密工廠 >>

神名「…というわけだ…つまり実質モジュールのエネルギーは可動や姿勢制御に限定されてしまう」

夕張「なるほど、モジュールは動力源というより、制御システムのようなものなのですね…」

明石「だから兵装用にエンジンが4基も…懐かしいなぁ、このエンジン…この世界にもあるのね…イナーシャを手でぐいぐいって回すのよ」

提督「なんでハイテク機器にしなかったんです?エンジンだってもっと小型のが…」

神名「最初はそうしてたんだがな、どうもこのモジュールの発するエネルギー…そういったハイテク機器に対して悪影響を与えるんだ」

提督「悪影響?」

神名「モジュールのエネルギー…いや、生命って言った方が分かりやすいかな?」

明石「生命…つまりモジュールは…生命体?」


神名「資料には…エイリアンのコアとある…ま、生命体なんだろうな…人型の機械と相性がいいとあるし」

神名「悪影響というのも…勝手に動くんだ…操縦桿が勝手に動く…まるで…自分の体にしようとするみたいに…」

神名「そういうときは、力でねじ伏せるんだ…そうすれば大人しくなる」


明石「…なるほど」

神名「モジュールの特性を理解できるまでは、しばらくはローテクだ…」


夕張「4機の機神…仕様は?」」

神名「4機のうち、2機は陸戦用、1機は航空戦…そしてもう一機は…水陸両用、こいつは潜水艦並の航行力を持つ…キョウちゃん、コイツをやるよ」

提督「このずんぐりむっくり…>>46の画像で言う右下の…」

神名「ああ、俺達は「龍神」って呼んでる、潜水時には変形するんだぜコイツ」

提督「すげー…」

明石「ダメですよ神名少将!!提督にこういう玩具与えちゃ!」

神名「ま、コイツも結構大喰らいなんだ…頻繁には運用できんさ」

提督「格納庫の肥やしにはならないで済みそうですね…どちらかといえば、あの航空戦用のがほしいような…」

神名「こいつはパイロットがまだいないんだ…運用するにも大型の水上機が必要でね…実は別のところで作ってる」

提督「そうですか…すごい…」

明石「龍神…パイロットはどうします?」

提督「当然俺…もいいが、一応パイロットは決めるか…」






<< 宿泊施設 >>

那珂「はい、加賀さん」

加賀「これは?」

那珂「「加賀岬」」

加賀「え…」

那珂「前のカラオケで取った加賀さんが歌ってるところの動画を大物演歌歌手の人に見せたらね…」



『うぉん!この歌唱力は』



那珂「って作ってくれたんだ…試しに聴いてみたけどいい曲だよ」

加賀「そう…なの…でもこれ…」

那珂「…歌ってみない?」

加賀「私が…歌う…これを…」

那珂「うん」

加賀「…私が…歌う」

那珂「うん、明日…歌ってみない?」

加賀「…歌って…みたい…かしら」

那珂「よーし!早速練習だよ!!」

加賀「歌う…私が…」








<< 大広間 >>

島風「よし…これで仕上げ」

天津風「終わったわね」

島風「…うん」

叢雲「綺麗ね…」

時津風「うん!いいよこれ!」

秋津洲「くんくん…よし、ゲロに匂いはないかも」

舞風「あー細かい作業多くて疲れたー」

磯波「私も…いつか…」

大淀「明石から連絡がありました、予定通り陸軍の宿舎のほうでお酒を飲ませるそうです」

叢雲「やかましいゲストも隠れたし…」

大淀「イベントの準備も完了です」

霧島「なのはいいのですが…」

大淀「どうしました?」

霧島「比叡お姉さまの姿が…磯風はVIPルームに閉じ込めたのですが…」

叢雲「…メシマズって厄介よね」

霧島「比叡お姉さまは純粋に美味しいものを作ってるつもりなんでしょうが…」

叢雲「見た目アレなのによく美味しいって言い張れるわね」

霧島「ホント…」





島風「明日、提督と吹雪…びっくりするだろうな」

天津風「そうね…」

叢雲「…何時までも先延ばしにするからよ、まったく…驚かなかったら酸素魚雷ぶち込むから」

時津風「みんなも協力してくれたからね」

秋津洲「うん、明日が楽しみかも」

舞風「いっぱい盛り上がっちゃおうね」

磯波「はい、楽しみましょう」

【 磯風「ドラム缶が一つドラム缶が二つドラム缶が三つ…」 続く 】

以上
次回からメインイベント

ドイツ軍が保有する、pukapuka丸の様な位置にある超兵器は飛行船かな?
名前が「デウス・エクス・マキーネ」とか?

>>79
その辺も小ネタ入れようかなと

さて、イベント前ですが等価です

【 メインイベント開始 】

<< 朝 吹雪の部屋 >>

提督「うぅ…もう朝か」

吹雪「むにゃ…今何時ですか…」

提督「8時…うぅ…良く寝た…二日酔いの傾向無しと」

吹雪「んー…鳳翔さんのお手伝いしないと…」

提督「いいじゃん…もうちょっと一緒に…」


<トントン


霧島「お取込み中失礼します、霧島です」

提督「うん?」

霧島「本日のイベント開始の時間は10時なのですが準備がありますので…そろそろ起きてくれればと」

提督「あいよ、起きるよ」

霧島「入っても大丈夫ですか?」

提督「大丈夫、服は着てるから」



<ガチャ



霧島「それじゃ早速なのですが吹雪さんは磯波さんと、司令は私についてきてください」

吹雪「え?」

磯波「行こう、吹雪ちゃん」

吹雪「うん…それじゃ司令官」

提督「ああ、また後で」

霧島「さぁ、司令はこっちですよ」




<< 港 >>

建造妖精「到着―!」

妖精さんズ「わー!!!」

オ号艦長「陸軍め…こんな島を持ってたなんて」

レ号艦長「いい場所だよな…」

ラ号艦長「あ、にっちゃん!!」

新敷「姐さん!お久しぶり!」

大淀「これでゲスト全員到着ですね」

明石「ええ」

磯風「ドラム缶が一つドラム缶が二つドラム缶が三つ…」

陽炎「しっかりしろ!」

磯風「はっ!すまん…」

榛名「比叡お姉さま…まだ帰って…」

比叡「榛名―!」

榛名「え?比叡お姉さま!今までどちらに…」

比叡「ちょっと山籠もりしてました!って何かあるんです?」

榛名「実は…」






<< 浜辺のテント内 >>

提督「…なぁ霧島、イベントってさ…これ着なきゃいけないのか?」(軍服(礼装Ver)」)

霧島「ええ、当然です」

提督「しかも指輪をはずせとか…」

霧島「必要なことなので」

提督「ちょっち暑い…で、このテントで何をするんだ?」

霧島「…司令、ここまで来て何かピンときません?」

提督「んー?」

霧島「礼服、指輪をはずす…何かピンときません?」

提督「礼服…まさか…」

霧島「さぁ司令、こちらへ…」

提督「んー…」



(赤い絨毯を中心に両サイドに長椅子が設置、目の前には祭壇)



提督「…オウ」

霧島「驚きました?」

島風「提督、待ってたよ」

提督「んー…いや…そのな…」

霧島「皆さんー!入ってくださーい」




<わー!!!!

<一番前取った!!!

<はわわわ!!




提督「…霧島」

霧島「もうお分かりですね」

提督「そりゃ…ここまで来たらねぇ…」







提督「…結婚式」








霧島「正解!!!」

提督「なんでまた…」

大淀「では、発案者である島風さん」

島風「オウゥッ!」


提督「島風が?」

島風「実は…バカンス前にね…」








<< バカンス前 商店街 >>

島風「水着ゲット!」

大淀「よかったですね」

叢雲「ふふ、いい水着が見つかってよかったわ」

時津風「天津風、選んでくれてありがとう」

天津風「いいのがあってよかったわ」



<よろしくお願いしまーす



大淀「あ、はい…チラシ…あ、ティッシュ付き」

島風「なになに?えっと…バカンスのような結婚式?」

大淀「ブライダル関係のチラシですね…」

時津風「わぁ…綺麗なウェディングドレス」

天津風「いいわね…」

島風「…結婚式か」

大淀「島風さん?」

島風「提督と吹雪、何時結婚式するんだろ…」

大淀「あ…」

天津風「そういえば…籍入れてから…随分立つわよね」

時津風「そうだっけ?」

叢雲「そういえば、この前その話になったけど…」



吹雪『もうちょっと落ち着いてから…』



叢雲「最近平和だし、やってもいいのに…」

島風「うん…そうだよね」

時津風「うんうん」

大淀「そうですね…」

島風「…そうだ!!!!」






<< テント内 >>

島風「でね、いい機会だからサプライズでってことになったの」

叢雲「その後は簡単、霧島と明石、夕張と元帥、脱ぎ魔、陸軍と相談して、こういうこととなったの」

提督「…サプライズねぇ」

島風「だって、結婚式やろうって正攻法で言っても…後でって言いそうだし」

提督「…まぁ…な」

叢雲「だからサプライズ」

提督「…なるほど」

霧島「まさか…やめろって言いませんよね」

提督「言わないって…ここまでお膳立てされちゃなぁ…」

霧島「ええ、ゲストも呼んでありますし」

提督「ゲスト?」






初老の女性「響介」

初老の男性「おめでとう」







長門「む、あの女性は…」

提督「…とーちゃん、かーちゃん」

陽炎「え…あの人…」

黒潮「山芋掘りに行ったときにあった…」

浦風「提督さんのご両親…?」



<え?


<お…お義父さま?


<お義母さま!!!!



提督「…何でいるんだよ」

提督父「霧島さんに呼ばれてね」

提督母「貴方がいつまでもやらないから」

提督「ごめん…」

長門「…失礼、提督の御両親ですね…戦艦長門です、その…お義母様とは知らず……」

提督母「響介から聞いてるわ…頼りになる人だって」

長門「…頼りに…そうですか…頼りに…ふふ…」

陸奥「うれしそうね…なるほど、だから提督と同じ雰囲気を…」






<どたどたどたどた!!





大和「お義母様ですね!初めまして!戦艦大和です!お会いできて光栄です!!」

金剛「初めまして、戦艦金剛と申します!」

比叡「ヒェ!!お姉さまが流暢な日本語でしゃべってる!!」

榛名「お久しぶりですお義母様」

瑞鶴「え…えっと、空母瑞鶴です!!」

飛龍「空母の飛龍です、こちらペットの多聞丸!」

多聞丸「ドーモ、ドリフターズで有名な山口多聞です、あと飛龍後でぶん殴る」

熊野「重巡洋艦の熊野と申しますとおおおおおぅ!!!」

鈴谷「鈴谷と申しますですじゃん!!!」

摩耶「わわわわわわ私、摩耶って…じゃない!摩耶と申します」

愛宕「ぱんぱかぱーん!!」

川内「夜戦!!!」

神通「えっと…神通と申します」

那珂「軽巡の那珂です」

香取「練習巡洋艦の香取と申します、初めまして」

秋津洲「ヲゥッ!!!じゃなかった!秋津洲といいます!!」

武蔵「お前ら席に戻れ!っと…戦艦武蔵です」

清霜「戦艦清霜です!!!」

霞「違うでしょ!!って…えっとえっと…駆逐艦霞といいましゅ」

荒潮「しゅ」

霞「うわああああああああ!!!!!」

曙「ピイイイイイイイ!!!!」

漣「なんでいきなり泣く!」

提督父「ははは…にぎやかですなぁ」

提督「挨拶は後でできるから席に戻れ!!!」






島風「見て、ウェディングベアだよ」

提督「おー…」

島風「手作りだよ!私と天津風ちゃんで作ったの」

天津風「生地カット済みのキットにいろいろアレンジを加えたの」

時津風「ウェディングボードはね、叢雲と大淀と明石と一緒に作ったんだよ」

提督「叢雲…」

叢雲「ここまでさせたんだから、しっかり式をやりなさいな」

提督「分かったよ…ま、これで中止だって叫ぶわけないだろ…周りしっかり固めやがって」

島風「それと一番気合い入れたのがね…それはもう少ししたらわかるよ」

提督「そっか…」


クリス「トドロキ、驚いた?」

提督「元帥…ええ」

モンタナ「お久しぶりです、轟中佐…っと今は大佐でしたな」

提督「モンタナ少佐!!いつぞやの会合以来で…」

モンタナ「お元気そうで何よりです、今度ゆっくり酒を飲みましょう」

プー「…轟大佐」

提督「アンタは…響は渡さないぞ!!!」

プー「それはもういい、ヴェールヌイが幸せならな…」

提督「ったく…」

霧島「さて、そろそろ結婚式を始めましょうか…神父さん、お願いします」






神父姿のジョー「カシコマリマシタ」






新敷「はへ?」

ティナ「え?」

提督「」

新敷「…ギリアン…ジョー・ギリアン?」

ティナ「「海の毒蛇」…「パイレーツ・ジョー」…ジョー・ギリアン」

神名「うっそ、聞いてねぇぞ!!」

新敷「ど…どうなってるのよ!!」

クリス「あら、同じ艦娘艦隊司令官として、お祝いに来ただけ…そうよね」

ジョー「Yes」

神名「…おい、アンタ」

ジョー「(随分素敵なものを作ってくれたじゃない)」

神名「な…なんで機神の事を…」

ジョー「うちのCIAは優秀だからね…大丈夫、君たちの不利益になるようなことはないよ」

神名「むう…」

提督「…何たくらんでやがる」

ジョー「何も、何もたくらんでないさ…ま、黒幕はグランマだけどね」

クリス「ドーモ、クロマクです」

提督「元帥…」

クリス「私は無理やり連れてきたわけじゃないわよ、こういう事とをやるのよって伝えただけ」

モンタナ「私たちはあくまでも、自主的にここに来たんですよ」

提督「もういいっす…余計に中止って言えないじゃないですか…」

提督母「こら響介!素直にありがとうって言えないの?」

提督「………アリガトウ」

ジョー「じゃ、始めようか」

提督「…後で言いたいことがいっぱいある、逃げんなよ」

ジョー「大丈夫さ、逃げも隠れもしない」









ジョー「ソレデハー新婦の入場デスー」







(結婚式のBGM)





吹雪(ウェディングドレスVer)「………………」

建造妖精「さぁ、吹雪」

吹雪「う…うん」






深雪「(なんで建造妖精が?)」

白雪「(私たちを造った方ですから…親代わりとして)」

初雪「(…ドレス、綺麗)」

睦月「(うん、いろいろ刺繍があったりフリルがあったり…可愛いのです)」

叢雲「(既製品のドレスにいろいろアレンジを加えたのよ)」

磯波「(大変でした…)」

夕立「(かわいいっぽいー)」








吹雪「司令官…」

提督「似合うよ、吹雪…」

吹雪「えへへ…」

提督「あ…だから指輪を外せって…」

霧島「その通り、さ…ギリアンさん」

ジョー「ま、小難しい話は抜きだ…ふたりの結婚に異議があるものは、今、この時に、申し立てなさい、そうしないのであれば、永遠の沈黙を守りなさい。」



武蔵「………」

長波「………」

羽黒「………」

電「………」

初春「………」

ゴーヤ「………」

ティナ「(キョウ…)」

新敷「(キョウちゃん…今度は私よ!)」

大和「(やはり我慢できな…)」


ガスッ!(武蔵の拳骨)


足柄「(ええぃままよ!!)」


ゴスッ!(妙高の拳骨)


川内「や…」


ガボッ!!(口に神通の魚雷)


フェル「(ここで脱いだら…面白そう)」


ゴンッ!(提督母の拳骨)


ガスッ!(クリスの拳骨)


提督母「(良からぬことを考えないの)」

フェル「(なんで分かったのよー)」




ジョー「ま…沈黙は守られた…ということにしておこう、さて…轟響介」

提督「はい」

ジョー「汝、轟響介は妻である吹雪を守り愛することを誓いますか?」

提督「誓います」

ジョー「えっと…うん、轟吹雪」

吹雪「は…はい!」

ジョー「汝、轟吹雪は夫である響介を守り愛することをと誓いますか?」

吹雪「誓います!!!」

ジョー「元気一杯でよろしい…さて、誓いは成された、では指輪の交換を…」




五十鈴「(あれ?指輪グレードアップしてない?)」

鳥海「(ああ!吹雪さんの指輪に宝石が!!)」

伊勢「(いつの間に…)」

建造妖精「(あれ位、30分もあればできるさ…ちなみに宝石はトパーズ、吹雪の進水した11月の誕生石さ)」




ジョー「さて、誓いも終わり、指輪交換も終わった…残るは熱いDキッス」

提督「おいこら」

ジョー「というのは冗談で、じゃ…誓いのキスを…」

提督「…親とVIPの目の前でキスってのも」

吹雪「響介さん!」

提督「ごめん…んじゃ…吹雪」

吹雪「はい…」






「 愛してる 」

<Chu!






ジョー「ヒュー!ここにこの男女が夫婦であることをここに宣言するぜ、幸せにな!」




<わー!!!!!


<素敵よー!!!


<次は大和よー!!!!








<< テントの外 >>

睦月「せーの!!!おめでとー!!!」



ぱっ!!!(花びらぽいっ!)



夕立「おめでとー!!!」

時雨「おめでとう!」


ぱっ!!(花びらぽいっ!)

ぱっ!!(花びらぽいっ!)


金剛「ハッピウェディーング!!」

伊勢「そーれ!!」


ぱっ!(花びらぽいっ!)

ぱっ!(花びらぽいっ!)


足柄「このぉ!!主砲!うてぇ!!!」

大和「てぇー!!!」


ぱっ!(ライスシャワーぽい!)

ぱっ!(ライスシャワーぽい!)



提督「あだだだお米痛いって……ありがとう…皆」

霧島「さ、式が終わったら披露宴ですよ」

天津風「動きやすいようにお色直しするわよ」

時津風「こっちこっちー」






<< 披露宴会場 >>

那智「それでは…二人の結婚を祝し…乾杯!!!」



<かんぱーい!!!!



提督「ふう…やっと落ち着いた」

ジョー「いやぁ目出度い、そして料理…めでタイの刺身」

提督「で、何の用なのさ…」

ジョー「防衛艦隊の合同演習…は、おまけさ…グランマの誘いがなくても君に会うつもりだった」

提督「…目的は?」

ジョー「いろいろ…いいのかい?仕事の話をして」

提督「みんなは俺の両親にかかりっきりだしね…夜は夜で夫婦で過ごしたいし」

ジョー「わかった…先月、俺の艦隊があるポイントの敵の巣を強襲した…」

提督「それで?」

ジョー「結構規模のデカい巣でな、N型戦艦、S型空母、I型潜水艦、P型重巡といった強敵がそろってた…で、うちの娘が…人を目撃したといってるんだ」

提督「人?」

ジョー「生きてるのか死んでるのかわからんが…培養層のようなカプセルに入れられてたそうだ…残念ながら画像データはないがな」
提督「敵の新型の深海棲艦…?」

ジョー「それが…男だったそうだ」

提督「男?」

ジョー「ああ、そのカプセルは厳重に守られて海の底に消えていった…で、聞けば顔つきは日本人だったそうだ」

提督「捕虜…?」

ジョー「さぁ…その後、周辺を捜索したが手がかりらしいものはなかった…」

提督「…カプセルはいくつ?」

ジョー「確認できたので二つ…一つは若い男、もう一つは年老いた男だったそうだ」

提督「…そうですか」

ジョー「引き続き、現地での調査を進めている…何かわかったら連絡するさ」

提督「連中はいったい…何をしようと…」

ジョー「さぁ…ま、そっちでも似たようなことがあったら報告してくれ」

提督「わかりました…」

ジョー「それと…土産がある」

提督「土産?」

モンタナ「それに関しては私も…」

プー「私もだ」

提督「土産ラッシュかよ…」

ジョー「誰から渡す?」

プー「誰からでも」

モンタナ「では私から…これを」




ガタ…(テーブルの上にガンケース)



提督「ガンケース…拳銃?」

モンタナ「対化物戦闘用13mm拳銃、その名もジャッ…」

提督「おいこら、確かに俺オーガだけどさ、残念オーガだけどさ!」

モンタナ「ハハハハハ、ジョークジョーク、ジャーマンジョーク」

提督「ていうかモデルガンじゃねーか、ジョークのために作ったのかよ…というか出来がいいな」

モンタナ「それも差し上げます…本命はこっち…このガンケースの底…」



ガタガタ…



提督「おお、二重底になってたのか」

モンタナ「大事なものですからね、厳重に保管しないと」

提督「…USBメモリー…これは?」

モンタナ「わがドイツ軍の妖精工廠謹製、補強増設ユニットのデータです」

提督「補強増設?」

モンタナ「ええ、艦娘の艤装に簡単な装備を載せるポケットのようなものです…これがあればダメコンなどを積むことが可能です」

提督「おおー」

モンタナ「そしてこっちは、拡張艤装…既存の艤装へ新しい力を付与させる技術です」

提督「なるほど…」

モンタナ「これらのデータと、ユーの潜水服の予備を持ってきました…潜水服は鎮守府のほうに送りますので」

提督「ありがとうございます」

プー「では次は私かな…」



カタ…(テーブルの上に小さな木箱)



プー「開発資材一つ…わが国の妖精によれば「ユウグモ型」の船だそうだ…」

提督「夕雲型か…ありがとうございます」

ジョー「一つだけかよ、もっとないのか?」

プー「あいにく、日本の船はこれしかなかったのでね」

ジョー「じゃあ俺は大盤振る舞い、3つだ…」



ゴト…(大きなジュラルミンケース)



ジョー「この二つは「カイシラツユ型」一つは「ハヤスイ」…こっちは給油艦だそうだ…」

提督「給油艦か…初めてだな」

ジョー「ヤッタネキョウチャン、ヨメガフエルヨ」

提督「おいこら」

ジョー「ひっひっひ…ま、しっかり守れよ」

提督「当然」

提督父「それじゃ、私からも…」

提督「え?」

提督父「これを…」



カチャ…



提督「…刀?」

提督父「ご先祖様が使ってた刀だ」

提督「刀って…ていうかうちにそんなものあったっけ?」

提督父「いや、これは神社に祭られてた刀だよ…」

提督「え…そういうの持ち出していいのかよ!」

提督父「いいんだ、巫女様が持って行けと言ってね…それと…これも」

提督「え…開発資材?なんでとーちゃんが…」

提督父「これも巫女様が持って行けと…」

提督「…というか…あの神社…巫女様とかいたっけ?」

提督父「いたさ、覚えてなのか?」

提督「え…うん、まあ小さいころあったかもしれないけど…覚えてないなぁ」

提督父「とにかく、その刀はお前の役に立つだろう」

提督「ほほう、つまりそれは…轟家に眠る封印された力を解き放つときー的な?」

提督父「はははは…そんなものあるわけないだろう」

提督「なんだよそれ…思わせぶりな言い方しやがって」

ジョー「おおージャパニーズ・KATANA…いいねぇ」

提督「ま、有り難くいただくよ…これを実戦で使うことがなければいいけどね…」

【 大和「お義母さまぁ!!」 続く 】

以上、主力駆逐艦にキラ付けしながら攻略情報を待つ!

E3クリア、鹿島さんゲット…バケツがここまでで40近く吹っ飛んだ
ドSかと思ったら違った

あぁ…次はくらーふさん、ドイツの艦載機ということでどうしてもあの人がよぎっちゃう
機神パイロットの件もあるしと…まだ決定はしてないです。


では投下

【 披露宴 】

大和「こんなところでお義母様と会えるなんて…大和嬉しいです」

金剛「私もです」

提督母「大和さんに金剛さん、響介から話は聞いているわ…主力ですってね」

扶桑「扶桑と申します、こちらは妹の山城です」

山城「は…初めまして」

提督母「まあ、貴女達が…話は聞いてるわ」



<お義母様!!!

<お義母さまぁ!!

<わーわー!!


提督母「まあまあ…こんなに…そうそう、えっと…熊野って方は…」

熊野「ひゃあああ!!!!!え…私…ですが…」

提督母「まぁ、貴女が…響介から「とても礼儀正しくて、時々変な声を出すけど…頼りになる子」って聞いてたけど」

熊野「えぇ!!」

鈴谷「へぇ~よかったじゃん熊野~」

提督母「そして貴女は鈴谷ね…「とてもフランクな子で明るくて、可愛い子」って…」

鈴谷「うひぃっ!!!」

提督母「うふふ…貴女達見てると昔を思い出すわ…」

熊野「昔…?」

提督母「ええ、貴女達のような生徒がいてね…」

鈴谷「生徒…?」

霧島「お義母さま、元教師ですから」

香取「まぁ…教師を…」

提督母「ええ、ずいぶん昔ですけど…この雰囲気…昔受け持ったクラスを思い出すわ…」

香取「あ…あの、後でその時のお話を聞かせていただけないでしょうか?」





鳳翔「初めまして、鳳翔と申します」

提督母「まあ、貴女が鳳翔さんですね…うちの響介がお世話になってます」

伊良湖「伊良湖といいます、あの…この前…提督さんが帰省の時に持って行った最中…私の手作りです」

間宮「間宮と申します、羊羹食べていただけましたでしょうか?」

提督母「まあ、あの最中と羊羹は貴女達が…とても美味しかったわ…平和になったら毎日食べられるのかしら」

大鳳「あの…私、大鳳と…」

提督母「大鳳さん…貴女が…そう」

秋津洲「あの!私秋津洲といいます!」

レ級「レ級戦艦です!」

ほっぽ「北方棲姫トイイマス!ホッポトヨンデクダサイ!」

わるさめ「駆逐棲姫…ワルサメデイイ」

提督母「貴女達が深海棲艦…大鳳さんと秋津洲さんは艦娘になれたのよね」

大鳳「はい、提督のお蔭です…」

秋津洲「うん!」


提督母「レ級ちゃんも、ほっぽちゃんも…わるさめちゃんもなれればいいわね」

空母水鬼「ア…アノ…私、空母水鬼ト申シマス」

飛行場姫「飛行場姫トモウシマス…」

軽巡棲鬼「軽巡棲鬼デス!」

提督母「まあまあ、うちの子は敵さえも虜にしちゃうのかしら‥」

港湾棲姫「(鬼トシテノ「力」ヲ感ジナイ…トイウコトハ…)」

飛行場姫「(オ義父様ノホウネ…)」





提督「…………」

新敷「キョウちゃんー飲んでる?何黄昏てるのー?」

提督「うん…黄昏てる…」

新敷「なによー盛り上がりなさいよー…嬉しくなかったの?」

提督「…嬉しいさ…こう見えて結構やばいんだ」

新敷「ヤバイ?」

提督「………察しろ」

新敷「…あー…そっか…キョウちゃん泣きたい時ってそうやって口数少なくなるよね」

提督「………」

新敷「…木から落ちたとき、すごく痛かったのに我慢してさ…ね」

提督「そんな事もあったな…」

新敷「…泣いてもいいと思うよ」

提督「こんなところで泣けるか…」

新敷「はぁ…強情なんだから」

提督「…最初は…吹雪だけだった」

新敷「私?」



提督「違うって…たった一人の艦娘から…ここまで来れた…仲間が増え、戦力も増えた…」

提督「ド田舎の悪ガキが騙されて都会に出て、騙され騙され続けて…それでもたった一人の女の子のために戦った…」

提督「何度も泣きそうになったけど…頑張ったんだよ…その結果がさ…今だから…こみ上げてくるものがね…」



新敷「…キョウちゃん」

提督「ん…」

新敷「泣け」

提督「は?」

新敷「いいんだよ泣いても!頑張ったよ!凄いよ!ここまで来てさ!お祖父ちゃんの会社も助けてくれてさ!」

提督「あぁ…」

新敷「いっぱい頑張ったんだよ!だから泣いてもいいよ!!誰も笑わないよ!!」

提督「…………」

新敷「私が許す!泣け!!」





提督「…涙が引っ込んだ」




新敷「なんで!!」

提督「なんでって…泣けって言われたら引っ込んだんだよ」

新敷「むう…こうなったら無理矢理」

提督「何をするかわからんがやめろ!!」







新敷「ところでさ…その刀」

提督「これ?神社にあった刀らしいけど…なんでもご先祖様が使ってたって」

新敷「轟鬼さまが使ってた?」

提督「ああ…なぁ、あの神社に…巫女さんっていたっけ?」

新敷「んー…居たような…居なかったような…」

提督「…俺結構あの神社に行ってるんだけど…見たことないなぁ」

新敷「むー…思い出せないなぁ…今度行ってみる?」

提督「そうだな…というか、この刀…俺の役に立つって言うけど…」

新敷「見せて見せてー」



カチャ…



新敷「おおー…綺麗」

提督「これが役に立つって…」

新敷「ふーん…」

提督「何の役にだろうな…」

新敷「うーん…実はこの刀でロボットを呼べるとか?」

提督「あはは…それはなぁ…うん、あってほしいなぁ」

新敷「もしくは鎧!黄金の鎧とか」

提督「うーん…それもいいなぁ」

新敷「なんだろねー…」






提督「(でもこの刀を持ってると…何だろ、ずっと前から持ってるような感覚…欠けた物が戻ってきたような感じがする)」









霧島「えー関係各所から祝電を頂いております」

提督「サプライズなのに何で祝電来てるんだよ!」

霧島「まずはこちら」




長道『ケッコンおめでとうございます…でいいのかな?最近新しい家に引っ越してから同居人も増えて…毎日が騒がしいです』

長道『ガウナとの戦いも激しくなってますが、何とか頑張って生きてます…提督さんも頑張ってください』

長道『あと、シドニアの騎士のBD・DVD、コミックを宜しくお願いします!』

長道『谷風長道より』



提督「おい!何次元を超えて電報が来てるんだよ!!!」

霧島「では次!!!」



群像『ご結婚おめでとうございます。お二人の前途を祝し、ご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。』

イオナ『結婚おめでとうございます』

ヒュウガ『私はイオナ姉様と結婚したいー!!!』

タカオ『ウルサイわよ!!あぁ…私も結婚…』

ハルナ『ケッコン…夫婦になること…社会的に承認された夫と妻の結合…記録』

キリシマ『なんにせよ目出度いねぇ、目出度いといえば!!』

群像『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ CadenzaのBD・DVDが好評発売中です』

イオナ『好評発売中ー』

コンゴウ『…買え』



提督「宣伝じゃねーか!!ダイマだろ!!!」

霧島「他多数の祝電を頂きました!ありがとうございます!!!」

提督「こらぁ!!!」






霧島「続いて余興です!!」





ユー「ユーです」

ロー「ローちゃんですって!」



(寝転がったローの上にユーが寝転がり…)


むく…(ユーが起き上がり)


ユー・ロー「「脱皮ー」」



<おぉー!!!

<あははははは!!





島風「島風!物まねします!!!」

島風「「魚雷発射クマー!!!」」

島風「「ターマはドックで丸くなる~」」

島風「「ビッグセブンの力!!思い知れ!!」」

島風「「あら…あらあら」」

島風「「川内参上!!夜戦なら任せて!」」

島風「「なんだか…体が火照ってしまいます」」

島風「「顔はやめてー!!!」」

島風「「お前達の指揮官は無能だなぁ!!!!」」

島風「「チノちゃーん!」」



<すげー!!

<つーかあやねるすげー!!!

<最後艦これちゃうだろ!!




モンタナ「えー日本のアニメの物まねをします…」



諸君 私は戦争が好きだ
諸君 私は戦争が大好きだ

殲滅戦が好きだ
電撃戦が好きだ
打撃戦が好きだ
防衛戦が(略




<い…違和感がねぇ!

<すげー!!!




五月雨「誰か助けてー!!」

村雨「はっはっはっは!誰も助けに来ないさ!!」


<いるさ!!×2


ジョー・わるさめ「ここにな!!!」

わるさめ「…ウチアワセニハオ前ハイナカッタハズダガ」

ジョー「いや、ついね…」



<こっちも違和感ねー!!

<流石米国司令官!!




那珂「それでは歌っていただきましょう!正規空母加賀で「加賀岬」

瑞鶴「ぶふぅっ!!」

翔鶴「えぇ!!!」

蒼龍「ちょ!どういうことよ!!!」

飛龍「えええええ!!!」

赤城「もぐもぐもぐ…」



加賀「それでは歌わせていただきます…加賀岬!」




(~BGM:加賀岬~)




雲龍「…いい歌ね」

天城「はい…」




(~BGM:加賀岬~)




クリス「演歌…いいわね」

モンタナ「まったくです」

ビスマルク「加賀が歌うなんて…」



(~BGM:加賀岬~)



提督「加賀がCDデビュー…いいかもな」

霧島「では早速手配を…」




加賀「(歌うって…とても気分が高揚します…そして…心地よい…)」




【 そして初夜に… 続く 】

以上
備蓄してクラーフさん掘る

おはようございます、鹿島さんの「提督さん」が絶対にLOVEだろうと勘違いしている人です

投下します

【 式が終わって 】

<< 吹雪の部屋 >>

提督「ふう…」

吹雪「…えへへ」

提督「結婚式…良かったな」

吹雪「はい…」

提督「式の後は初夜か…まあ、初夜どころかすごい事なってるけど」

吹雪「ふふ…」

提督「夜戦禁止って言わなきゃよかったかな…」

吹雪「…いいと思いますよ…今日は…ね?」

提督「…吹雪」

吹雪「響介さん…」




<ばーん!!




新敷「おいっすー!!起きてるー!!」

ティナ「吹雪!まって!」

鈴谷「ちーっす!」

熊野「ごきげんよう…」

提督「…空気読めよ!」

新敷「にゃはははははは!」

吹雪「よ…酔ってる?」

ティナ「その…フェル大佐と隼鷹さんがガンガン飲ませて…」

提督「あーもー…とっとと追い出せ」

熊野「そうしようと…この!」

鈴谷「ふぶにー!!帰るよー!」

ティナ「吹雪!」

新敷「やーだー!私は今日初夜なのぉ!!キョウちゃんとイチャイチャするの!!」

提督「お前じゃねーよ!!」

新敷「私も吹雪よ!!」

提督「どこが!」

新敷「名前!胸!どう見ても私が吹雪なの!」

吹雪「胸…」

提督「あのなぁ‥」




ガチャ




瑞鶴「ねぇ、フブニの声が…」

葛城「うわぁ…なんか出来上がってる…」

提督「丁度良かった、この馬鹿を追い出してくれ!」

新敷「やーの!私は今日初夜なの!はい!ちゅー!」





ちゅうううううう!!




提督「んぐぐぐ!!!」

葛城「わぉ…ってじゃなくて!フブニ!」

吹雪「ちょっと!離れてください!!!」

鈴谷「あーもー!」

ティナ「(キョウにキス…すごい)」

新敷「てぃーなー!」

ティナ「へ?え?」

新敷「ティナもきっすすゆ?!」

ティナ「え…えぇ!!!」

新敷「きょうやん!てーなにもきしゅううううう!!!」

葛城「フブニ!!」

新敷「う…」

瑞鶴「どうしたの?」

新敷「…うぷ…きぼぢわるい」




<ぎゃああああ!!!トイレに!トイレに!!

<フブニ提督!こっちですわ!!

<うぶおおおおおおおお!!!







【 調理場 】

比叡「よし…後は煮込むだけです」

??「いやー流石比叡ちゃん、料理できるなんて流石だねえ…色は壊滅的にダメだけど」(CV:千○繁)

比叡「何か言いましたか?」

??「いや別にぃ…」

比叡「これで比叡の気合いキノコカレーの完成です!材料ありがとうございます!」

??「なに、容易いことよ…私の力をもってすればどんなキノコも生産可能さ」

比叡「凄いですね!妖精さんは何でもできるんですね!」

??「HAHAHAHAHA、何でもできるよー美味しいキノコの量産から、毒キノコの量産までなんでもござれよ」

比叡「お蔭で美味しいカレーができました、みんなびっくりするだろうなぁ…驚く顔が見てみたいな」

??「あーそれはかなわん…」

比叡「え?」

??「比叡ちゃん、残念なお知らせだ」

比叡「残念?」








??「君は用済みだ」







比叡「え?」

??「いやぁご苦労さん、後はね…ゆっくり休んでよ」

比叡「な…いったい…どういう…」




<ぷしゅー…




比叡「え、ガス!!あぐ…う…あ…」



ドサッ!



??「さてさて…こいつをどこかに隠してと…忍法変化の術ってかぁ!」





うじゅるじゅるじゅる…





比叡?「さて、このカレー…どうやって食べさせよう、色何とかならないかなぁ…」

比叡?「えっと何か…おっとイカスミあるじゃないの!それとこの黒い味噌…いや、これやめておこう」

比叡?「よし、何とかイカスミの入った黒いカレー…ビッ○錠先生も驚きのブラックカレーの完成!」

比叡?「ふっふっふ、これを艦娘達に食べさせれば我が野望も成就する…ふっふっふっふっふ…」





<あーっはっはっはっはっはっはっはうげほげほげほげほ!!!!





【 次回 メインイベント2(シリアス) 開始 】

次回より地の文が入ったシリアス回です
でもブルーメさん出ません

今までの敵は…

深海棲艦
暗部

の2つ…


そして今回は…


投下します

【 目覚めの修羅場 】




「妖精にもいい妖精、そして悪い妖精がいる。」


建造妖精の言った言葉である。

妖精は基本人間の味方であるが…中には人間と敵対する妖精もいると…


建造妖精「昔はねー…悪い妖精が悪さして人間を苛めたことがあったんだって」

新敷「そうなんだ」

建造妖精「うん、そいつのお蔭で妖精の立場が危うくなることが何度も…」

提督「俺はそんな悪いやつにあったことはないな」

建造妖精「悪いのは退治されたか、封印されたかだもん…今の時代会うのが難しいかもね」

提督「ちなみに一番悪い妖精ってどんな奴なんだ?」

建造妖精「それは…」


建造妖精の声が聞こえなくなり、目の前に光が差し…何も見なくなった。







<< 宿泊施設 吹雪の部屋 >>


提督「うぅ…」


カーテンの隙間から日が差し、提督の顔に当たる。


提督「あ…さ…ん…夢か」


つい最近のやり取りが夢に出てくるという、何かの前触れだろうか。

そう思いながら、眠い目を擦ろうと右手をあげようとすると…


むに


上がらない、更に柔らかい感覚…何度も味わったことある感覚。


提督「んぁー…んぅ?」



首を右に向ける、そこには…



ティナ「すぅ…すぅ…」

提督「オウ…」



イタリアから来たドッリオ大佐の副官、マルチナ少尉が提督の腕を抱きしめて眠っている。

豊満な胸の合間に提督の腕が埋まっていた、いや実に豊満…吹雪では味わえない感覚。



提督「勘弁してくれ…ん?」



そして左にも…こちらにはそんな感覚はない、まるで板が当たっている…失礼、僅かなふくらみの感覚。

こちらの方が吹雪に近い…。



葛城「んぅ…」



瑞鶴の後輩、正規空母葛城…彼女もまたティナ同様に腕にしがみついて寝ている。



提督「えっと…」



前日のことを思い出す。

吹雪と二人っきり、初夜を過ごそうとしたところへ、もう一人の吹雪、新敷吹雪が乱入。

それに巻き込まれたティナと止めに来た熊野と鈴谷、そして騒ぎを聞きつけた瑞鶴と葛城

なんとか新敷を抑えることができたが、彼女はその場でダウン。

諸々の後始末が終わりこれで解散と思いきや、吹雪が引き止めちょっとした飲み会を提案したのだ。


吹雪「なんか…雰囲気壊れちゃいましたしね」

提督「だな…」

熊野「ごめんなさい…私たちが止められなかったばかりに」

鈴谷「ごめん」

提督「いいって、これが俺達らしいよ…」


ティナ「私も…いいのでしょうか?」

提督「馬鹿の後始末手伝ってくれたからね」

吹雪「えっと…冷蔵庫におつまみとお酒があったはずですね」


ダウンした新敷をベッドへ寝かせ、小さな酒盛りを開始した。

明日の予定の事、将来の事、そして新婚旅行の事…酒盛りは程よい盛り上がりを見せた…が…



新敷「ふっかーつ!!!飲むわよー!!!」



新敷が復活、酒盛りへ無理矢理合流…そして…



新敷「さぁ皆飲んで!フブニ特製カクテル!!」



新敷が作った特製カクテルを飲み……



記憶が途絶えた。



提督「…おおう…ダメじゃん」


下半身の感覚から見るに、どうやら最悪の事態は免れたようだ。

提督はホッと一息をつく、何せ片方はまだ抱いたこともない艦娘、もう片方は同盟国の軍人であり人間。

酔った勢いで犯して、しかも子供ができたとなったら…ややこしい事態となる。


提督「(勘弁してくれ…)」


とりあえず身動きを取りたい、二人を起こさず、なおかつ昨夜はソファーで寝てました的な感じに取り繕いたい。

どうするかと目を閉じ思考を巡らせていると…ふと体が重くなった…目を開けると。


熊野「お目覚めになりまして?」


重巡の熊野が顔を覗き込んでいた。


提督「おはよう熊野、おはようのキスは今は勘弁してくれ…」

熊野「うふふ…大丈夫ですわ」

提督「どうなってる?」

熊野「どうなっていると申しますと…?」

提督「…奥さん怒ってなかった?」

熊野「大丈夫ですわ、いつものことだといってましたから」

提督「そっか…」

熊野「吹雪さんは、鳳翔さん達を手伝うと調理場へ行ってますわ」

提督「で?他の面子は?」

熊野「私と鈴谷と瑞鶴さんはもう一つのベッドで…フブニは何故かトイレで寝てましたわ」

提督「アイツしばらく酒禁止」

熊野「ふふ…」

提督「でさ…これ何とかして」

熊野「そうですわね…どうしましょう…」




その時だった…



ドンドンッ!



ローマ「提督、ローマです…居ますか?」



強めのノック…怒った声のローマ、提督の顔がこわばる。

提督と艦娘の関係を快く思わないローマが、この状態を見たら…しかも、ティナがとなりで寝ている。

明らかにこの場が修羅場となることは明白である。



ローマ「提督、ティナがいないんです…どこに行ったか知りませんか?」



ドンドンッ!!!



ローマ「提督…ティナはどこです?」



ドンドンッ!!



提督「…熊野」

熊野「…私が何とか…」

提督「いや、お前が出ていったら余計荒れそう…」



ドンドンッ!!!


ローマ「出てきてください…潔白なら出てきてください…」



ドンドンッ!!!



提督「厄日だ」

熊野「起こすしかないですわね…とりあえずティナを…」



熊野がティナの肩に手を置こうとした時だった…



葛城「ンぁ…うるさいわねぇ…」



葛城が目を覚ました。



葛城「え…?」



硬直、そして…



葛城「いやあああああああああああああああああああ!!!!!」



その悲鳴が引き金となった。



ドンっ!どんっ!!



ローマ『今の悲鳴は何ですか?入りますよ?』



明らかに怒っているローマの声がドアの向こうから聞こえる。



葛城「何よ!なんでこんな…この変態!!スケベ!!殺す!!殺すううう!!!!!」

提督「落ち着け葛城!!落ち着け!」

葛城「ウルサイ!!人の部屋に入って!私の寝てる間に悪戯したのね!!この!死ねええええ!!!」

熊野「葛城さん!落ち着いて!!」



ドンドン!!!



ローマ『鍵…開けてください…さもないと…』

提督「まった!ローマ!ちょっとまって!!!」

ティナ「ん…何の騒ぎ…」


更に燃料追加


ティナ「え?えええええええええええ!!!!!!」

鈴谷「んあ…うるさい…何事?」

瑞鶴「うぅ…気持ち悪い…あれ?」

ティナ「あ…あぁ…きょ…キョウ…」

提督「少尉、落ち着いてくれ…頼む…」

ティナ「あ…あの私…その…えっと…」



ドンドンッ!



ローマ『ティナ?そこにいるのですね…今助けますから』

提督「待った!まって!!!」

葛城「待つか!!この!ぶっころすうううう!!!!」

提督「お前じゃない!!!」

瑞鶴「ちょっと!葛城落ち着いて!!!」

鈴谷「あぁ…もうちょっと寝てればよかった…」

熊野「もう遅いですわ…」




ドゴォ!!!!!




ドアが真正面に倒れ、怒りモードのローマが入って来る。

ローマが目にした光景は…しがみついたままのティナと、枕を手に殴打しようとする葛城、それを止めようとする熊野。

その隣のベッドには瑞鶴や鈴谷、そして騒ぎで目が覚めたのかトイレから新敷がのっそりと出てきた。


新敷「…なんぞ?」

ローマ「…この…屑がぁ!!!」

提督「ひぃぃぃぃぃ!!!!!!」

ローマ「昨日結婚式をやっておいて…妻をほっといて女を連れ込む…しかも…ティナに手を出すなんて…」

提督「ノォ!!!絶対にノォ!!!アイアムノットギルティ!!」

葛城「ウルサイ!!!何がノットギルティよ!!有罪よ!!死刑よ!!!」

ローマ「…ここで…亡き者にしたほうがよさそうですね」

提督「ごめんなさい!許してください!というか葛城も少尉も離れて!!!」

ティナ「あ、ご…ごめんなさい!」

葛城「死ねぇ!しねぇえええええええ!!!」

ローマ「この…最低野郎がぁ!!!!」


ローマは手近にあった花瓶を手に取り、提督めがけて全力シュート。

花瓶は花と水を部屋にまき散らしながら…


ガシャアアアン!!!


提督「へぶしっ!!!」



提督の頭へヒットした。

そしてそのままダウン、突然のことに葛城は腕をあげたまま硬直


葛城「え…流石にそれはやり過ぎ…」

ローマ「く…銃を持ってくればよかったわ…」

新敷「おぉ…ローマちゃん、落ち着いて…ね?」

ローマ「落ち着いて…?落ち着いてるわ…だからこうして…」


ローマが花瓶の傍にあった灰皿に手を付けようとした瞬間…


ティナ「ローマ!!!」


ティナの大声が部屋中に響き渡る


ローマ「ティナ…」

ティナ「ローマ…ちょっと黙って…そして…正座」









『時間が少しさかのぼり…早朝』








吹雪「ふぁぁ…んーちょっと気持ち悪い…」


吹雪は伸びをしながら調理場へと向かっていた、鳳翔と間宮の手伝いをするためである。


吹雪「…昨日はすごかったなぁ」


吹雪はおぼろげながらに覚えていた、新敷のカクテルを飲んだ後…全員が豹変したのだ。

瑞鶴がしおらしくなり、葛城は甘えん坊に、鈴谷も恥ずかしがりやに、熊野はまるでおっさんのように…一番驚いたのはティナの豹変ぶり。

目つきが代わり、そしてヘビのように提督に絡み…誘惑したのだ。



ティナ『キョウ…私を抱いて…』

提督『ティナ…』

葛城『あぁ!!ずるい!!私も!!!』



その後、何があったか覚えていない…朝起きたら、吹雪は提督の上に、左右にはティナと葛城という状態だった。


吹雪「モテるなぁ…旦那様、うふふ…」


自分の感性はおかしいと吹雪は思う、自分が愛する人が他人を抱いている…普通の人が見ればおかしいと思うだろう。

事実、ローマは提督に対し嫌悪感を抱いている…アレが世間一般の評価なのだろう。

それでも…自分が選んだ選択は間違っていないと思う、こうして幸せな時間を皆で共有しあえる。

こんな幸せな時間を、もっともっと一緒に過ごしたい…と



吹雪「頑張らなきゃ…え?」


ふと、調理場からカレーの匂いが漂ってきた。

珍しい、朝からカレー…間宮も鳳翔も朝からカレーということはしない、たまに前日の残りのカレーを出すことはあるが。


吹雪「おはようございます、朝はカレーですか?」


調理場に入ると、鳳翔、間宮、伊良湖の3人が何かを食べていた。

一枚の皿にスプーン…カレーを食べているのだろうか?


吹雪「おはようございます…鳳翔さん?」


返事がない、3人は無言でスプーンを動かし、一心不乱に皿の上の料理を食べている。

その光景は…とても異様であった。



吹雪「…鳳翔…さん?」


鳳翔たちの元へ近づくにつれ、その異様さがはっきりしてくる。

スプーンを動かす音、咀嚼音、吹雪が近づいていることに気が付かず、ひたすらと皿の上の料理を食べている。


吹雪「伊良湖…さん?」


吹雪の呼びかけに、伊良湖は反応しない…ただひたすらにスプーンを動かしている。


吹雪「間宮さん?鳳翔さん?」


間宮も鳳翔もまた、反応せず。


吹雪「いったい何を食べて…」


皿を見ると…そこには黒い何かがご飯の上にかかっている…異様な料理。

いや、香りはカレー…しかし、色は異様に黒かった。

そして吹雪は見た、3人の表情を…


吹雪「ひぃっ!!!」


思わず悲鳴が上がる、その表情に光はなく…どこか恍惚とした表情。

口の周りには黒いシミが付いており、それを拭う時間も惜しいのか、ひたすらと食べている。

まるで何かにとりつかれたように…よく聞けば…


鳳翔「オイシイ…オイシイワァ」

伊良湖「オイシイ…モット頂戴!!」

間宮「アァー比叡様の料理最高!!!」


お淑やかな三人の口からはとても想像できない言葉が飛び出す。

そして、間宮の言葉…このカレーはあの比叡が作ったのだろうか?

吹雪はキッチンを見回すが…比叡の姿はない。


吹雪「とにかく…誰かに…」


誰か?そう呟いたとき、吹雪に嫌な予感が走った。

もし、このカレーを…皆が食べていたら?

赤城はとにかく、大淀や明石、夕張…大和や武蔵はこのカレーの異常性に気が付くはずだ。



武蔵『上手い!!ウマイゾオオオオ!!!』



しかし、その希望は早くも打ち砕かれた。

調理場の外、食堂から多くの人の声と食事する音が聞こえる。

そっと、食堂に通じるドアを開いてみる…






不知火「オイシイ!オイシイ!スゴクオイシイ!」

ゴーヤ「モット!モットデチ!!」

伊勢「トマラナイ、手ガ止マラナイ」

レ級「モット!!!モットォ!!!」



絶望的な光景だった、多くの艦娘達が食堂に集まり、黒いカレーを一心不乱に食べている。

マナーに五月蠅い飛鷹や、行儀のよい暁でさえ、幼い子供のように口の周りにカレーをつけながら、服にシミをつけながら食べている。

真面目な能代や、不知火も…おそらくほとんどの艦娘がここで食事をしている…。




吹雪「きょ…響介さんに知らせないと…」



この異常事態を速く提督に伝えないと、吹雪は音を立てずにドアを閉めると調理場の外へ…



比叡?「吹雪ちゃーん!!!」

吹雪「え…比叡…さん?」


吹雪の前に、比叡が立ちはだかる。

コック帽にかっぽう着という姿、そして手にはおたまと包丁。


吹雪「…いったい何を?」

比叡?「何をって、料理ですよ!私の作った気合い満載の料理…皆に食べてもらったんです!」

吹雪「嘘…異常ですよ!!みんなあんな風に食べるなんておかしいです!!」

比叡?「それほど、この比叡特製気合い満点キノコカレーが美味しいってことですよ!!!」

吹雪「でも…とにかく、私は司令官に報告してきます…邪魔しないで!!」

比叡?「そんなこと言わずに、一口食べてくださいよ!」



吹雪は感じていた、目の前にいる比叡は自分たちが知る比叡ではないと。

急いで報告しないと…そうしないと何か取り返しのつかないことが起きる。


吹雪「…えぃ!!!!」


とっさに近くにあった胡椒をつかみ、比叡の顔めがけてブン投げる。



ガシャンッ!!!


比叡?「んぉ!!!」


ヒットと同時に胡椒のふたが開き、中身がぶちまけられる。


比叡?「へ…へっくしゅん!!クソ…」

吹雪「(今のうちに!!)」


怯んだすきを縫い、吹雪は比叡の横を抜け調理場の外へ…しかし


吹雪「あ…」


調理場に外には…


睦月「ウフフフフ…」

如月「クスクス…」

島風「エヘヘヘヘ…」

時雨「フフフフ…」

雪風「アハハハハ!」


目が虚ろな仲間たちが立ちふさがっていた。


吹雪「そ…そんな…」

比叡?「へぷち!ぶへくしょん!!へけっ!へけっ!おぉっとこれはでは某げっ歯類のセリフじゃないか」

吹雪「貴女…いったい何をしたの?」

比叡?「言ったじゃないか、彼女達にカレーを食わせただけだとねぇ…本家顔負けのブラックカレー…お嬢ちゃんも一口…」


比叡の声が男の声に代わっている、そして手には黒い液体の入ったおたま。

なんとか状況を打開しようと思考を巡らせるが…艤装もない、武器になるようなものもない、戦力差がありすぎる。


比叡?「…いや、君には他の方面で役に立ってもらおうかな…おい!こいつを捕まえて縛っておけ!!!」

睦月「了解ニャシィ」

吹雪「いや…響す…」


吹雪が叫ぼうとした瞬間、睦月の手が吹雪の口をふさぎ、時雨達が手と足にしがみついてくる。

そして何も抵抗できず、調理場の奥へと連れていかれた。

【 続く 】


以上

イッタイナニガオキタノカ…

イベントクリアしました、現在嵐掘り

成果:野分(二人目)、春雨(二人目)、矢矧(二人目)、酒匂(二人目)、まるゆ三人

ナニコレ…ちゃうねん、特に酒匂と野分、背景同じなんだけどちゃうねん、赤毛の子出してよ
母港拡張しないと…


投下開始します

・前回の「艦隊これくしょん」は(CV:子安○人)

<< コロネハイカラ沖 >>

軽巡棲姫「アナタノカエリミチハナイ…」

神通「ならば、切り開くまでです!!!」

提督『いけ!!神通!!!』



<< 西方戦線 >>

潜水棲姫「ヨルノウミハコワイ…」

吹雪「じゃあ夜になる前に沈めましょう!!大潜装備ガン乗せアターック!!!」

由良「えい!えい!それ!!」

島風「島風からは逃げられないって!!!

潜水棲姫「ギャアアアアア!!!!」

赤城『なんか美味しそうなので是非鹵獲を!!』

潜水棲姫「クワレルウウウ!!!」




<< バニラ湾 >>


ドドドドドドドドドド…


子鬼「タスケテエエエエエ!!!」

駆逐水鬼「ヒイイイイイ!!!」


ダダダダダダダダダダ・・・・


長門「小さき者の気配!!全部鹵獲だあああああああ!!!」

子鬼「ダレカー!!!ケンペーイ!!!」

駆逐水鬼「タスケテヨー!!!モウワルイコトシナイカラー!!」

長門「全員鹵獲し私の妹に!!!」

提督『これそういうゲームじゃねーよ!!!』



<< 建造ドック >>

鹿島「鹿島と申します、早速ですが性教育について提督さんと…/////」

萩風「萩風です!是非お兄様と夜戦を/////」

嵐「嵐だぜ!夜戦お願いしてもいいか/////」

提督「アイエエエエエ!!ナンデ!!!建造後即夜戦ナンデー!!!お兄様ナンデー!!!」

香取「私の妹がこんな淫乱なわけがないわ!!」

不知火「うむ、将来有望ですね」



<< 空母寮 >>

クラーフ「赤城…お姉ちゃん?」

赤城「あふうううううううううん!!!」(鼻血)



比叡?「ちょっとちょっと!!!未来に行きすぎだってばああああああ!!!!」


【 嵐の前 】


ティナ「ローマ、キョウに謝りなさい!!!」



提督と吹雪の部屋、中では正座したローマがティナに説教されていた。



ティナ「大体、花瓶を投げて…殺す気ですか?」

ローマ「ティナ、私は貴女を心配して…」

ティナ「黙って、大体破片が葛城さんに当たったらどうするの!!」

ローマ「私はティナを助けようと…」

ティナ「大きなお世話です…大体、私に何の用ですか?朝から!」

ローマ「その…姿が見えなかったから…探しに…」


ティナは激おこ状態、普段少しおどおどした感じとは打って変わってはきはきとしてローマを叱っている。

そしてもう一方…新敷吹雪が正座していた、その前には大きなコブを作った提督。


提督「酒禁止」

新敷「そんな殺生な!!!」

提督「てて…まだ痛い…ていうか、お前何飲ませたのさ」

新敷「えーっと…スピなんとか?とかいろいろなお酒を気合い入れて混ぜたカクテル?」

提督「比叡かよ!!ていうかそういう物飲ますな!」

新敷「飲んだのはそっちじゃない!」

提督「お前がそういうの作るなんて思わなかったんだよ!!ていうか…当分お前と酒は飲まん」

新敷「ヒエエエエエエ!!!」



カオスである



瑞鶴「はぁ…気分良くなってきた」

鈴谷「うんうん…」

熊野「あぁ…ドアの修理…」

葛城「ううううう…」

瑞鶴「どうしたの?」

葛城「き…昨日の記憶がない…」

瑞鶴「あそ…というかコロスコロスとか物騒ねぇ…」

葛城「だ…だってぇ…」

瑞鶴「いいじゃない、抱かれたかったんでしょ?」

葛城「そうですけど…うう…」

鈴谷「はぁ…いいじゃん、やってなかったんだし」

葛城「そうだけど…はあ…」


葛城は今だ提督に抱かれたことがない。

本人は既に、提督への好意を自覚している…しかし、素直になれない。

良い雰囲気になることはあるが、大抵は自分が何らかの暴走を起こしてしまう。

王道的ツンデレである。


葛城「(はぁ…私の馬鹿…)」

瑞鶴「(頑張れ)」

熊野「…お二人とも、それくらいにしておいた方が」

鈴谷「てーとくーお腹減ったよー」

提督「ああ…そうだな、飯行くか…ずいぶん遅い時間の朝飯だぜ」


時計を見ると、朝食の時間を大幅に過ぎている。

説教に時間をかけすぎたようである。


提督「ジュリアーノ少尉、そこまでにしておこう」

ティナ「しかし…」

提督「ローマが辛そうだ」

ローマ「そんなこと…な…い…」

新敷「そりゃねぇ、慣れない正座してたら…って私も…」

提督「落ち着いたら飯にしよう…」







(移動中)







提督「…少尉、近過ぎでは?」

ティナ「そんなことないです」


食堂へ向かう、提督、新敷、瑞鶴、葛城、鈴谷、熊野、ティナ、ローマ。

ティナは提督の傍を離れず、警戒するように寄り添っている。

説教時の興奮がまだ残っているのか、いつもとは違う一面を見せている。


ティナ「ローマがいつ暴れるか分からないので」

ローマ「ティナ…大丈夫ですよ」

ティナ「信用できません」

提督「少尉、俺は大丈夫…というか、ローマが怒ってるのは仕方の無いことで…」

ティナ「でもやりすぎです…軽症だったからよかったものの、あの後…灰皿まで投げ飛ばしたら」

提督「俺は頑丈だから大丈夫、なんせ…瑞鶴の爆撃にも耐えたからな」

葛城「え?」

瑞鶴「提督さん!!」

提督「はは…ま、大丈夫ってこと」

瑞鶴「ムぅ…ま、昔はね…」

葛城「瑞鶴先輩…何したんです?」

瑞鶴「…若さゆえの過ちよ」


自分も結構成長したもんだ、瑞鶴は思う。

かつては事あるごとに提督に対し爆撃を行って、加賀に良く叱られていた。

しかし、その提督と想いが通じ合ってから、爆撃する回数も減った…精神的に大人になれたと…瑞鶴は自然と笑みをこぼす。


ティナ「あの…キョウ」

提督「え?」

ティナ「その…少尉って…やめていただけませんでしょうか…?」

提督「え?え?」

ティナ「えっと…ん…と…吹雪…えっとこっちの方は呼び捨てして…他の子も普通に呼んで…」


徐々に興奮が冷めてきたのか、いつものティナの調子が戻ってくる。


提督「んー…?」

新敷「はぁ…キョウちゃん、ティナはね…ジュリアーノ少尉って呼び方じゃなくて、ティナって呼んでほしいんだって」


新敷が助け舟を出す。


新敷「というか、酔ってる時…ティナって呼んでたんだよ」

提督「そうだっけ?」

新敷「呼んでた、そしてティナは…すっごくエロくなってた」

ティナ「吹雪!!」

新敷「もうねぇ…すごかった、うん」

ティナ「もぅ…」

新敷「兎に角さ…キョウちゃん、いずれは仲間入りなんだからさ」

提督「あのなぁ」


仲間入り、つまりハーレム入り。

彼女達が来てから、薄々は感じていた…なんでこうホイホイと増えるのだろうと。

まあ、そうなる切っ掛けも心当たりはあるが…と、ただその時の自分は…彼女を助けることだけを考えていただけ…

その時のエピソードもまた後ほど…


熊野「私からもお願いしますわ」

鈴谷「鈴谷からも、ティナってさ…すっごく提督の事好きなんだよ」

ティナ「鈴谷!!」

熊野「提督も…気が付いているのでは?」

瑞鶴「ふーん…どうなの?というかいいじゃん、ティナって呼んであげても」

提督「お前らなぁ」

瑞鶴「ね?」



ここで「ヤダ」といえば、また騒ぎ出すだろう…提督はため息をつき、そしてティナを見ると…



提督「…ティナ少尉」

熊野「馬鹿」

鈴谷「階級なしで」

瑞鶴「提督さん?」

新敷「キョウちゃん!!」

提督「あーもー!!!」


一斉にダメ出しを受け、あとずさる提督。

そして、わざとらしく咳ばらいをし、改めてティナを見て…


提督「ティナ…」

ティナ「………はい」



呼ばれたティナの顔が真っ赤になる、そしてその顔を手で隠し背中を向けてしまう。



提督「これでいいだろ?」

熊野「愛がこもってませんわ」

瑞鶴「適当すぎ」

鈴谷「もっと愛を込めて!!!

新敷「さぁ!!」

提督「いい加減にしろよ…」

ローマ「ええ、本当に…」


ローマの声に怒りが混じっている、その迫力に瑞鶴たちが一斉に黙った。


鈴谷「(おーこわ…)」

熊野「(…恋人に裏切られた傷、思った以上に深いようですわ)」

瑞鶴「(え?何の話?)」

葛城「(恋人?)」

新敷「(恋人いたの?)」


ローマは過去に、恋人に裏切られている。

突然失踪した恋人を探し出し、再会したときはその恋人は女をかこっていた。

その為、男性不信となっており、ハーレムの長である提督に対し良い感情を持っていない。

先日、ティナから聞いた話を熊野は貧乳3人組に簡単に説明した。


新敷「(なるほどー…そりゃねぇ)」

瑞鶴「(でも…ちょっと可愛そう…)」

葛城「(化け物かぁ…)」

熊野「(まあそういう事情があるわけでして…)」

ローマ「…何をこそこそ話してるんですか?」


さっきよりも怒りが増したローマの声、これ以上は内緒話は出来ない。

空気を換えようと、新敷が話題を変えた。



新敷「…そういえばキョウちゃん、その刀…」

提督「ん?」


提督の手には、結婚祝いに父親からもらった名もなき刀が握られてた。

曰く、提督の先祖に当たる鬼「轟鬼」が使っていた刀という。


提督「ああ、なんか持ってなきゃいけないような気がして…」

熊野「気がして?」

提督「まあ…うん…どう見ても普通の刀だと思うんだけど…」

鈴谷「ふーん」

新敷「でも…ご先祖様が使ってたという割には綺麗よね」

提督「…誰かが手入れをしてたのかね」




その誰か…それを知るのはまだ先のお話。





【 続く 】

ちょいと掘りしてきます。

萩風さんの声、異世界の深雪さん(ブラコン)っぽいですね…

【 悲報 】
地の文=サンが何者かの襲撃により再起不能となりました。
犯人は胸が小さかったとのことです

今回より二代目地の文=サンが担当となります。

投下開始です

・前回の「艦隊これくしょん」は

山雲「真の妹は~朝潮型なんですよぉ~」

朝雲「陽炎型がお兄様とか言わないでよ!!!」

萩風「あらあら…」

嵐「なら勝負しようぜ!」


突如始まる、陽炎型VS朝潮型、どっちが真の妹か!!


江風「姉貴!!江風達も参戦しようぜ!!」

白露「その必要はない…白露型はね!提督の奥さんなんだよ!!」

白雪「それは聞き捨てなりませんね」

深雪「司令官の嫁はあたし達特型だぜ!!!」


そして始まる、白露型VS吹雪型、どっちが真の奥さんか!


睦月「にゅふふ…争うがいいにゃしぃ」

如月「この隙に私達が司令官と…」

夕雲「させないわ!!」

巻雲「司令官様とイチャイチャするのはこの夕雲型なのです!!」


裏で繰り広げられる、夕雲型VS睦月型の抗争


初春「下らん、そんなことするなら…直接…」

若葉「失敗してお仕置きされる」

綾波「させません!!」

曙「提督は私が守る!!」

漣「ぼの!キャラが違う!!」


初春型の野望とそれを阻止しようとする綾波型


電「争え…争えナノデス」

雷「この隙に雷たちがお世話するもん!」

島風「させないから!」

照月「お世話します!!」

マックス「私たちの役目」

リベッチオ「戦だ戦ー!!!」


暁型の野望を阻止せんと、島風秋月Zマエストラーレ連合が立ち向かう!!


一方その頃、提督は…


瑞穂「轟様…ウフフ…」

速吸「全力でご奉仕です!!」

クラーフ「コーヒー…飲むか?」

鹿島「肉まん食べます?」(胸強調)

提督「あー平和だなー」


「艦隊これくしょん」始まります!

【 接触 】

提督「あれ?」


食堂に入ると、そこには誰もいなかった。

皆、海に行ってるのだろうか…それにしては…


提督「静かすぎる…」

新敷「そういえば…鳳翔さんとか間宮さんがいない…」

熊野「皆さん…外に行ったのでしょうか?」

ティナ「リットリオもフェル大佐もいない…」

瑞鶴「あれ?カレーの匂い…」

提督「ホントだ…朝からカレーとか…」


周囲を見回しても、人っ子一人いない状態。

そして漂う加齢臭、失礼、カレーの匂い。

不気味なほど静かな食堂に、提督は違和感を覚えた。


提督「…みんな、銃は持って来てるか?」

新敷「え?」


提督の雰囲気が変わる、緊張感のある声…艦隊指揮時の轟響介がそこに居た。

目つきが鋭くなり、刀を持つ手に力が入る。


熊野「…残念ながら」

鈴谷「部屋のバックの中…」

瑞鶴「…輸送船に置きっぱなし」

葛城「同じく…」

ローマ「…あったらさっき、貴方の眉間をぶち抜いてたわ」

新敷「それダメだって」

フェル「はぁ…」

提督「俺も部屋に置きっぱなしだ…」


軽巡以上の艦娘には、非常時に備え外出時には拳銃を携帯するよう徹底している。

訓練時も、艤装だけではなく銃を使用した訓練も行っている。

流石でバカンスで使うことはないだろと…誰もがそう思っていた。


ティナ「あの…いったい何が…」

新敷「まあ、「何か」起きてるわよね」

提督「ああ…皆、離れるな…」

ローマ「…フェル、私の後ろに」

熊野「何か武器になるものは…」

鈴谷「モップぐらいないかねぇ…」

提督「…今から銃を戻って取りに行くわけにはいかないか」



その時だった…






ガチャ…



比叡?「司令!お待ちしておりました!!」

提督「どわ!!!ひ…比叡!」



調理場のドアが開き、比叡が出てきた。



比叡?「どうしたんですか?」

提督「…お前こそ、調理場で何をしている」

比叡?「何をって、決まってるじゃないですか!料理ですよ!」

新敷「料理って…カレー作ったの?」

比叡?「はい!」

新敷「…貴女、一昨日鳳翔さんにバカンス中は料理するなって言われなかった?」

比叡?「その鳳翔さんが許可してくれました!」

新敷「…で、鳳翔さんはどこ?」

比叡?「さぁ、海に行ってるんじゃないでしょうか?それよりも!私の作ったカレー食べてくださいよ!」


そう言うと比叡は調理場に引っ込んだ、そしてワゴンを押して出てくる。

ワゴンの上には盛り付けされたカレーが…その色は…


熊野「黒い…カレー?」

比叡?「はい!比叡特製気合い満点キノコカレーです!!」

鈴谷「うわぁ…黒い」

ローマ「…黒いのは何故?」

比叡?「イカスミです!」

新敷「…イカスミねぇ…匂いは…普通?」


ふと、カレーの匂いがあたりに漂う…すると…


瑞鶴「うーん…でも…オイシソウ…」

葛城「ウン…なんか…食べたい…」

ローマ「何…なんか…食欲が湧くような香り…オナカ…スイタ…」

熊野「う…ん…お腹が…スイタ…」

新敷「ゴチソウ…」

ティナ「ア…あぁ…」

比叡「はい!キノコカレーですよ!!!」



新敷たちの目が虚ろになり、それぞれがカレーとスプーンを手にした。

スプーンをカレーへと伸ばしてゆく…そして、黒いカレーをすくおうとした瞬間……


パシッ!!!


ガシャ!!!


提督の手が、カレーの盛られた皿を薙ぎ払った。


熊野「あぁ…ワタクシのカレーガ…え?」

提督「しっかりしろ!!!!!!!!」



提督の怒号が食堂に響く、そして新敷達の手からカレーの皿を叩き落とす。



ガシャ!!



提督「瑞鶴!葛城!!」

瑞鶴「うぇ!!わ…私何を…」

葛城「え?え?」



ガシャ!!



提督「鈴谷!ローマ!!!」

鈴谷「いぃ!私…なんで…」

ローマ「何を…私は…」



ガシャ!!



提督「ティナ!新敷!!!」

ティナ「え…何が…私」

新敷「なんか…ぼけーっと…」

提督「比叡…お前何を入れた?」


提督は比叡に詰め寄る、比叡は笑顔のまま答えた。


比叡?「何を入れたって…キノコですよ、美味しいキノコです!」

提督「何と言うキノコだ、備蓄のを使ったのか…それとも…」

比叡?「新鮮取れたてのキノコですよ!!」

提督「新鮮?お前…毒かもしれないキノコを入れたのか!!」

比叡?「大丈夫ですよ!美味しいキノコですから!」

提督「何を根拠に…」

比叡?「さぁ!司令も食べてください!!」

提督「だから、何のキノコを…」

比叡?「大丈夫ですよ!さぁ!カレーを!!」


カレーが盛られた皿を手に、大丈夫と繰り返す比叡、その勢いに思わず後ずさる提督。

その時…比叡の指先に視線がいき…


比叡「さぁ!食べてくださいよ!!」

提督「うん…?」



違和感を覚えた、そして比叡の肩に手を置く。



提督「…比叡」

比叡?「はい」

提督「すまない…俺の為に作ってくれたんだな」

新敷「へ?」

瑞鶴「は?」

鈴谷「い?」

ティナ「えぇ!!」

葛城「ちょ…」

ローマ「」


突然のくさい台詞、驚く新敷達。

比叡は提督の言葉に満面の笑みを浮かべ…


比叡?「はい!司令のために愛情込めて作りま…」

提督「そぉい!!!!!!!」


べちゃ!!!!


比叡?「もごっ!」


比叡の持っていたカレーを取り上げ、パイ投げの容量で顔面にシュート!


提督「どりゃあああああああ!!!!!」


どごぉ!!!!


比叡?「ぶべらっ!!」


ガシャ―ン!!!


からの、キックのコンボ!

哀れ比叡は吹き飛び、テーブルと椅子へ吹っ飛び衝突!


熊野「ちょ…提督!!!」

ローマ「酷すぎる…」

提督「あぁん?こいつは偽物だよ」

新敷「偽者?」

提督「そう、金剛命の比叡が俺に「愛情込めて」とかいうもんか」

新敷「あー…」

提督「比叡はそんなこと言わない」

新敷「…でも…もし本物だったら?」

提督「本物でも同じことするわ、なんかわからないもの入れて「食え食え」って…ま、偽者だよ」

ティナ「どういう…」

提督「指輪つけっぱなし」



感じた違和感、それは指輪の存在。

練度上限解放の指輪は、つけっぱなしでないとその効果は出ない。

しかし、日常生活においては必要に応じて外すことがある。

そう、例えば…料理などをするときとか…


提督「比叡が作る飯は不味いが、そういう衛生面に関してはしっかりしてるんだ…つけっぱなしで料理はあり得ない」

新敷「あぁ、そういえばそんなこと言ってたわね…」

熊野「まあでも…やりすぎですわ」

提督「やりすぎなもんか、それよりも大丈夫か?」

熊野「ええ、あのカレーの香りをかいだとたん…頭がボーッと…」

ローマ「なんなのよ…あんな不気味なカレーをおいしそうって…」

葛城「なんかまだ調子が悪い…」

鈴谷「というか、比叡の様子さ…絶対おかしいよね」

新敷「変なキノコ食べておかしくなったのかしら…兎に角…縛ってお仕置きかしら?」



その時だった



比叡?「ふっふっふっふ…ばれては仕方がない…」



吹き飛ばされた比叡がゆらりと立ちあがった、そして顔についたカレーを払う。



比叡?「何故か知らぬが、私の胞子が効かぬと見た…」

提督「何?」

比叡?「ふん、一口でも食べていれば地獄を見ることもなかっただろうて…」

新敷「ちょ…何者よ!!!」

比叡?「その前に…全員集合!!!」



比叡?の声に宿泊施設中から足音が響き渡る、そして…食堂の中に入って来る。



瑞鶴「え…」

葛城「な…なんで…」



龍驤、瑞鳳、大鳳、天城、雲龍と見覚えのある顔が…



熊野「そんな…」

鈴谷「マジ…」



最上、三隈、利根、筑摩…次々と食堂に集まってくる…



新敷「まさか…」

ティナ「あ…あぁ…」



陸奥、大井、北上、リットリオ…

朝潮型、夕雲型、白露型…駆逐艦達が…

さらに深海棲艦達も…


提督「こ…これは…」

比叡?「紹介しよう、我が忠実な部下たちだ」

提督「冗談…やめろ…」



食堂に集まったのは艦娘達、誰もが目が虚ろで、笑っている…

日向、伊勢、赤城、五十鈴、鳥海、島風…頼りにしている仲間たちも、虚ろな目をして笑っている。



提督「…おい」

新敷「ちょ…大井っち!むっちゃん!!」

葛城「天城姉ぇ!!」

ローマ「姉さん!!」

ティナ「リットリオ!」

熊野「羽黒!プリンツさん!」

鈴谷「夜戦馬鹿まで…」

比叡?「さて…改めて自己紹介しよう…」



そう言うと比叡の体に変化があらわれる…無数の糸のようなものが比叡を覆いだす。

そして、それは巨大なキノコの形をし、やがて人型へと変わってゆく。



??「我が名は…キノコの王、マッシュキング様で…」

提督「そぉい!!!!!」


完全に姿が変わる前に提督によるカレー投擲第二球が炸裂、マッシュキングと名乗るおかしな存在の顔に直撃。


キング「べぶらっ!!!」

提督「先手必勝!!!」


提督は刀を抜き、マッシュキングへと切りかかる。

鎮守府に来る前に士官学校で基礎は習っており、着任後は天龍や日向相手に鍛錬を行っていた。

剣での実戦はないが、それなりに腕はあると自負している。

刀を振り上げ、真っ直ぐキングめがけて振り下ろす…が…


巻雲「オマモリシマス」

夕雲「サセナイワ」

提督「んぉ!!!」


夕雲と巻雲がマッシュキングの前に立ちふさがる、慌てて振るのを止める。

その隙をつき…


天龍「オリャアアアア!!!」

日向「ハァ!!!」


天龍と日向が木の棒を提督めがけて振り下ろす。


提督「でぇ!!!」


提督はそれ刀ではじき返し、マッシュキングから距離を取る。


提督「…マジかよ」

日向「キングニ仇名スモノ、許サナイ」

天龍「コロス…」


剣の師匠でもある日向と天龍が立ちふさがる、更に他の艦娘達もマッシュキングを守る様に集まりだす。

悪夢のような光景、つい昨日まで結婚式で笑いあっていた仲間たちが、虚ろな目をし敵として立ちふさがっている。


提督「てめぇ…」

キング「無礼な奴め、名乗り位させたまえ…わが名はマァァァァァッシュ!!キング!!!キノコの王であるぞ」


キノコの王…どうもおかしな存在が敵として出てきた、深海棲艦とは違った雰囲気を持つ存在。

初めての敵に、どう戦えばよいのか…どうやって皆を元に戻せるのか…提督は考える。


キング「やっと名乗れた…あ、大和ちゃん、顔ふいて」

大和「ハイ…」


大和が布きれを手にし、キングの顔にこびり付いたカレーを拭ってゆく。


大和「終ワリマシタ」

キング「うむ…さて、轟提督だっけ?」

提督「そうだけど…」

キング「この戦力差、そして状況…我々の勝利はゆるぎない…降参したらどうかね?」

提督「冗談を…」

新敷「貴方…何が目的なのよ」

鈴谷「ていうか…キノコの王?」

ローマ「何を訳の分からないことを…姉さんを返して!!」

キング「あー無理無理、彼女達はね…私の胞子浴び、なおかつ体の一部を食している…これは重大なことを意味してる」

提督「なんだって…」

キング「どちらかを受けた場合、私の忠実な僕となるのさ…もっとも、胞子は一回しか効かなくてねぇ…ま、念のために私の体が入ったカレーを食べてもらってる」

新敷「う…あのカレー食べてたら…」

鈴谷「ぞっとする…」

提督「てめぇ…」

キング「もう足掻くのやめてさーカレー食べなよー、そうすれば楽になれる、仲間になって…私の大いなる野望のために役立ってくれ」

提督「はん!お断りだね」

キング「うーむそれは困った、じゃあ私の願いを聞いてくれるかね?そうすれば命や君の周りの子は見逃してやろう」

提督「願い?」

キング「轟提督、たしか…艤装保管庫のキーを持ってるんだってね、比叡ちゃんから聞いたよ」


バカンスとは言え、非常事態に備えて艤装も持って来ている。

その艤装を保管する保管庫のカギは、提督が常に身に着けている。

これを渡してしまったら…



提督「…あのバカ、出会って間もないやつにペラペラと」

キング「見ての通り、この子達の装備は貧弱でねぇ…だから…」

提督「はいそーですかって渡せるか!!」

新敷「そうよそうよ!!」

キング「ふむ、それは困った…」

提督「大体!目的は何だ!!お前…深海棲艦の仲間か!!」

キング「しんかいだぁ?あの海の鬼どもと一緒にするな!!!!」



キングの逆鱗に触れたのか、声が怒りに満ちる。

さっきまでのおどけた雰囲気が、一気に緊張に満ちる。


キング「あの根暗な奴らとは違う!!」

提督「あっそ、兎に角カギは渡さないし…皆を返してもらうぞ!」

キング「ヤーだよ!みんな私の物だ!」



プチッ!!



提督「てめぇ…ぶっ殺すぞ…」

キング「む…」


キングもまた提督の逆鱗に触れたらしい、提督の声が怒りに満ちる。


キング「(この感覚…覚えが…)」

新敷「キョウちゃん…」

提督「分かってる、ブチ切れてないから…」

熊野「どう見てもブチ切れてますわ、その顔…」

ローマ「提督、鍵は渡さないでくださいね」

ティナ「キョウ…」

瑞鶴「翔鶴ねぇ…みんな…」

葛城「天城姉ぇ…雲龍姉ぇ…」

提督「く…」


キングの言うとおり、戦力差は歴然。

このピンチをひっくり返すのは容易ではない…隙を見て逃げ出すしかない、提督はその指示を新敷に出そうとした…その時だった…


???『大佐、聞こえますか?』

提督「!」

???『特殊マイクで貴方だけに聞こえるように話してます…聞こえましたら口元に手を当ててください』


謎の声が提督の耳に入る、その声に…提督は聞き覚えがあった。

声に従い、口元に手を当てる。


???『ありがとうございます、今から30秒後にスモークを投げ込みます…そうしたら食堂を出て正面玄関へ』


そう言うと声は聞こえなくなった。



提督「(…新敷、スモークグレネードが爆発したら食堂の外へ走れ)」

新敷「(!…分かった)」

キング「どうしたかね?キーを渡すのかね?」

提督「あぁ…命は惜しいからな…」


提督はポケットに手を入れ、何かを取り出した。


ローマ「提督!!渡さないでって…」

提督「死にたくはないからな…ほれ、キング…」


何かを握りしめ、オーバースローのフォームで思いっきり…


提督「受け取れやああああああ!!!」

キング「ちょ!おま!」


それを…またキングの顔へブン投げた!


びしっ!!


キング「あふん!!」


キングの顔にヒットした瞬間…


カラン…


窓からスモークグレネードが投げ込まれ、煙幕が展開される。



プシュー!!!!



キング「ぬぅ!!!」

提督「みんな!走れ!!!!」

新敷「走って!!!」


提督の合図とともに、新敷達が食堂の出口へ向かい走り出す。


キング「く…鼠が…追え!!!!」

日向「ハッ!」


命令を受けた日向達が提督の後を追おうと走り出す…が!



プシュッ!プシュッ!プシュッ!プシュッ!



ガスが噴き出でる音が室内に響く、同時に日向達が痙攣しその場に倒れこむ。

倒れこんだ場所が食堂の入り口のため、後続の艦娘達は後を追うことができない。


キング「窓の外か!!」



窓の方を向くと何者かが立ち去る音が…



キング「く…まぁいい、キーを手に入れればこちらの物よ…」



キングはそう言うと、足元へ目を向ける…そこには…



キング「…五百円めっけ!!おれのもーん!!」



五百円玉を見つけ喜ぶキング。



キング「って喜ぶかアホゥが!!!チクショウメエエエエエエエ!!!!!!」









提督「走れ!!!追手が来てなくても走れ!!!」

熊野「言われなくても!!」

鈴谷「ちょっと!みんなどうするのさ!!」

提督「今の状態じゃ何もできないさ!!」

ローマ「姉さん…」

葛城「というか、あのキノコのお化け何よ!!」

瑞鶴「知らないけどやばいかもね!!!」

ティナ「深海棲艦ではないのは間違いないかと!」

新敷「というかどこに向かってるのよ!!」

提督「外だ!!!!」


正面玄関を抜け、外へ出ると2台のトラックが待機していた。

そしてトラックの周辺には武装した陸軍の兵士が周囲を警戒しながら待機してる。


???「大佐!乗ってください!!!」


その中でも重武装アーマーを着たリーダー格の兵士が叫ぶ。

提督たちは飛び込むようにトラックへ飛び乗る。


???「出せ!!」


リーダー格の男が運転手に合図を出す、男が荷台に乗るとトラックは猛スピードで走りだした。


【 続く 】

ここまで

陸軍さんに何人か名前が付きます
元ネタありなので当ててみてください

ご報告、次回投下は今週末になるかもです
目指せ年内で新艦娘エピ着手

来年は新艦娘メインで秘書艦とギャグ系イベントを考えてます。

そろそろ冬コミ、備えねば

少し遅い時間ですが、ぱぱっと投下です

・前回の艦隊これくしょんは

ローマ「提督、ハーレムを作るのはいいけど…維持できるの?どうせ維持できずに…」

霧島「はい、わが社が全力で支援します」

ローマ「え?」

夕張「バリバリ特許取ってるしね」

ローマ「えぇ!!」

明石「同じく!!」

ローマ「そ…そうなの?」

提督「というか、貯金も結構たまってるしな…奥さんが家計管理してくれるし」

ローマ「ぐぬぬ…」

フェル「イタリアに来れば国を挙げて全力支援!」

ビスマルク「いいえ!ドイツよ!!ドイツに来れば安泰よ!」

提督「俺は日本が好きなの!!」




リベッチオ「リベでーす!!」

ロー「ローちゃんでーす!」

シオイ「シオイだよー!」

3人「3人そろって褐色ロリータトリオ!!!」(命名:秋雲)

リベッチオ「リベ知ってる!私たちみたいな小さい子が人気だって!薄い本に引っ張りだこだって!秋雲が言ってた!」

ロー「秋雲言ってた、ハイエースがよく似合うですって!」

シオイ「ハイエースって何?」

リベッチオ「何?」

ロー「知らない!提督にきいてみよー!!!」

3人「おー!!!」



<秋雲ぉぉぉ!!!!!!!!(提督)





クラーフ「…お姉ちゃん」

赤城「はふん!!」(鼻血)




天津風「貴女…人気凄いわね」

鹿島「そうでしょうか?」

天津風「ええ…かつての私を見ているよう…」

鹿島「はぁ…」




風雲「えーっと…風雲です…なんか…影が薄いような…ねぇ…私はここにいますよー!」

瑞穂「瑞穂もいますよー…持ってない方は頑張って掘ってくださいね…え?イベント終わった?」

速吸「速吸!出番欲しいです!!」

嵐「オレもオレも!!」

萩風「早くお兄様と…うふふ…」

【 太古の記憶 (昔祭りでよく聞いたよね…ってそれは太鼓の記憶!by新敷吹雪)】


陸軍のトラックが悪路を走る、その車内では…


提督「助かったよ…増田チーフ」

増田「ご無事でなによりです」


どこか見たことのあるような重武装アーマーをまとった彼は「増田」、陸軍所属の大尉であり神名の部下である。

陸軍の特殊部隊のリーダーであり、「マスター○ーフ」げふんげふん「増田チーフ」と呼ばれている。

過去に何度か顔を合わせており、今回のバカンスにも神名に同行していた。


増田「我々の宿泊施設へ向かいます、とりあえずそこで作戦を」

提督「ああ、しかし…なんであそこに…」


提督が疑問を問いかける、何故この異常事態に気が付くことができ、タイミング良く助けに入ることができたのか。


増田「実は、あきつ丸殿がカレーを持ってきまして…」

新敷「えぇ!大丈夫?」

増田「大丈夫です」


増田の話によれば、陸軍が使用している宿泊施設にあきつ丸がカレーの鍋をもってやって来た。

あきつ丸曰く「提督殿からお世話になっている礼」ということらしいが、目が虚ろで様子がおかしい。

一応カレー鍋を受け取ろうとした瞬間…


増田「戦艦の扶桑さんが転がってきたんです」

提督「はあ?」


いきなり出てきた扶桑という言葉に間抜けな声をあげる提督。

どういう状況か分からないが、山の斜面から突然扶桑が転げ落ちてきてあきつ丸にヒット、ストライク!

カレー鍋と共に吹っ飛んだが…


あきつ丸『アァ!カレー!カレー!!』


ぶちまけられたカレーをあきつ丸が四つん這いになり、犬のように食べ始めた…ということらしい。


提督「なんとまぁ…」

増田「同行者の方がその後降りてきて…山城さん、それと空母の加賀さんです」

瑞鶴「加賀さんが!!」


意外な人物の登場に瑞鶴が声をあげる。


葛城「無事だったんだ…そういえば、見かけなかったよね…」

提督「というか、雪風がやられて扶桑たちが無事か…なんかなぁ」


幸運の女神もバカンスで休暇中なのだろうか

それともオトナムケゲームで有名な某対魔忍仕様なのか…。


提督「…ま、VIPがいなくてよかった」

新敷「そうね…」


神名以下、VIPの面々は早朝から島を離れ…防衛艦隊の護衛の下、沖ノ島へ向かっている。

ギリアン中将の希望で、かつての激戦の地を見てみたいと…そしてそこに眠る艦娘達に花を捧げたいと。

何故か知らないが提督の両親も同行している。


提督「そうだ増田チーフ、神名少将へ連絡は?」


提督の問いに、増田は首を横に振る。


増田「実は連絡を取ろうとしたのですが繋がらず、通信機自体には問題なかったので島の通信アンテナへ偵察班を向かわせたところ…何者かに破壊されていました」


報告によれば、鈍器のようなもので配電盤が破壊されており通信アンテナの機能がダウン、外部との通信が不可能となっている

現在、技術班が修理に当たっているが修理に時間がかかるらしい。


増田「早くても修理が完了するのは夕方の見込みと…」

提督「そっか…携帯…は、使えないんだっけか…」

増田「ええ」


機密保持のために、携帯の電波が届かない場所を選んだと神名から聞いている。

つまり、本土からの応援は期待できない…


提督「いや…補給船の無線がある…が、何の準備もないまま行くのは危険か…」

新敷「でも艤装を確保すれば…」

提督「敵の情報が少ない…下手に動いて取り返しのつかないことになったらやばいからな」

新敷「そうだけど…」

提督「艤装が敵に奪われることは今の所無い、艤装保管庫は頑丈だ…キーもここにある」


提督はポケットからカードキーを取り出す、この島についたときに霧島から渡されたものだ。

重要なものだから厳重に保管、もしくは肌身離さず持って居て欲しいと。


ローマ「じゃあ投げたのは…」

提督「五百円玉」

ローマ「…はぁ」

提督「ま、後で利子付けて返してもらうぜ…とにかく、妖精さんを探さないと…妖精さんが何か知ってればいいんだが…」


建造妖精なら何か知ってるかもしれないが、今日は彼女たちの姿を見ていない。

恐らくどこかに遊びに出ている…かもしれない。


提督「今は安全な場所で落ち着きたい…落ち着けるかどうかわからないがね」

熊野「そうですわね」

葛城「みんな…」










<< 宿泊施設 >>

食堂内では、艦娘達が作業を行っていた。

備品倉庫や部屋の物を使い、こん棒や槍といった武器を作っている。

そしてガラクタで作った玉座らしい椅子にふんぞり返るキノコの王



キング「ふむ、どうやらあきつ丸ちゃんは失敗したようだ…まあいい、武蔵ちゃんワイン頂戴!」

武蔵「ハイ」



キングの作戦では陸軍と艦娘全員を洗脳し、武装させ輸送船で本土へ向かうという作戦だった。

しかし、提督の反撃とあきつ丸の失敗により予定が狂ってしまっている。

だが、キングは余裕の表情で武蔵の注いだワインを飲み干す。


キング「さて…予定は狂ったが、必要とする戦力はそろってる…まずは艤装の確保だ…霧島ちゃん!」

霧島「ハ!」

キング「教えてくれる?連中はどこへ逃げたと思う?」

霧島「奴ラハ、陸軍ノ秘密工廠ヘ向カッタトオモワレマス」

キング「それはどこにある?」

霧島「陸軍ガ使用シテイル宿泊施設ノ地下デス」

キング「ふむ…どのみち奴らは艤装確保に動くだろう…こちらから向かうまでもない」


相手は艤装ほどの火力はないが武器を所持している、下手に正面からぶつかってもは勝ち目はない。


キング「そこで君たちの出番だ…フフフ…」


キングはそう言うと、柱の方へ視線を向ける。

柱には…二つの影。


吹雪「ほどけーほどけ!!このぉ!!!」

比叡「私のせいだ私のせいだ私のせいだ私のせいだ私のせいだ…」


縛られた吹雪とうなだれ、ぶつぶつと何かつぶやく比叡の姿があった。

目は虚ろで譫言の様に繰り返しつぶやく比叡。


吹雪「比叡さん!しっかりしてください!!」

比叡「私のせいだ私のせいだ私のせいだ私のせいだ私のせいだ私のせいだ…私のせいでお姉さまたちが…」

キング「あーもーうるさい、猿轡噛ませとけ…」

榛名「ハイ」

金剛「オカマセヲ」


金剛と榛名が二人に猿轡をはめてゆく。

その光景を満足そうに眺め、武蔵にワインを注ぐように再度指示をする。

武蔵は高級ワインをキングが持つグラスへと注ぐ…注がれたワインを飲み干すキング。



キング「静かになった…ふふ…君たちの姿を見れば、彼も考えを改めてくれるだろう…」



きっかけは彼女が位山の中で泣き叫んでいたところをキングが見つけたことに始まる。

美味しい料理のために食材を調達しに来たと言いうので、山菜の群生地や、キノコのある場所に案内してやると比叡はとても喜んだ

そして彼女は色々なことを教えてくれた、自分たちのことを、提督の事を…完全無害な妖精と信じて。

その時、提督にとって吹雪はとても大切な存在であると聞いている。



キング「…それにしても…あの男…どこかで…思い当たるのはあの男…」



キングの脳裏にある男の記憶が蘇る。

昔、今のように胞子と自身の身で人々を洗脳したときだった、一人の大柄な男が立ちはだかったのだ。

その男には胞子が効かなかった、さらに男は奇妙な力を使い…キングを圧倒したのだ。

命の危険を感じたキングは命乞いをし、二度と悪さをしないと誓い逃げ出した…そしてこの島へとやって来たのだ。


キング「まさかな…あれから百年…いや、それ以上経っている…生きているわけがない…子孫?まさかそんな出来過ぎた話が…」


男の名前は思い出せない、覚えているのは鋭い目と殺気…

提督からその男と同じものを感じた…が…


キング「気のせいだろう…ふふ…」


そう自分に言い聞かせ、キングは次の指示を艦娘達に与える。


キング「武器がそろったら早速港の艤装保管庫へ出発だ…その前に駆逐艦はちょっとお仕事してもらう」


若葉「オ仕事?」

暁「何?レディニフサワシイオ仕事?」

浜風「ゴ命令ヲ」

キング「君たち駆逐艦は一番数が多いからねー」


招集に駆逐艦が集まってくる、何故か龍驤と瑞鳳も一緒に。

キングは玉座から立ち上がると、体を震わせる…同時に体のいたるところから触手のようなものが生え始めた。


キング「数が多いから…最適なんだよ」


そして、近くに居た暁に触手を巻き付けてく、触手は暁の体をすっぽりと覆い尽くし…やがてキノコの形へと変貌する。

手と足が生えた茸人間が出来上がると、次はその隣にいた響へと伸びてゆく。





キング「最適なんだよ…苗床にねぇ…君たちには…ママになってもらう」






【 続く 】

・次回の「艦隊これくしょんは」

クラーフ「アドミラール、私は花嫁としてこの国にやって来たのだ」

提督「もうそれがデフォなんだな」

クラーフ「花嫁として、全力を尽くそう」

提督「まあ、よろしく頼むよ…」

クラーフ「ああ、全力で…な…夜戦も任せてくれ」




提督「今度こそ霞満潮系の子かと思ったらこれかよ!!」

鹿島「え?」

提督「霞のような鬼教官と思いきや…ほんわか系だったとは」

鹿島「いけませんか?」

提督「いや、いけなくはない…うん」




提督「艦娘の進化がよーわからん、例えば…」

夕雲「ぼい~ん」

巻雲「ぺたーん」

風雲「ぺたーん」

長波「ぼいーん」

高波「ぺたーんかも」

朝霜「ぺたーん…」

早霜「イ○ンコぺったんこ」

清霜「…戦艦になれば大きくなるもん」

長波「ちなみに夕雲型は全員で19人…楽しみだろ?」

夕雲「20P…楽しみですわね」

提督「秋雲の新刊のページ数かなぁ…というか早霜、そのネタわかる人少ないかも」




リベッチオ「提督さん!夜戦しよう!!」

ローマ「やめてリベ!!」

リベッチオ「ローマ!邪魔しないでよ!」

ローマ「リベ、あの男は碌な男じゃないわ!考えなおして!」

リベッチオ「じゃあどんな男ならいいの?」

ローマ「そ…それは…」

リベッチオ「ねぇ?教えてよローマ!」

ローマ「えっと…」




萩風「お兄様」

提督「それ聞くと以前やって来た女子高生で魔法使いの深雪さんを思い出すなぁ…」

萩風「そうなんですか…何故か私、司令をお兄様っていうことに違和感を感じなくて」

提督「…朝潮型の妹がなんというかなぁ」

朝雲「むー!!陽炎型には負けないわよ!!!」

【 次回 「再開」 続く 】

ミスった「再会」です

次は早めに投下します

本日、22:00から投下します

投下開始します

・前回の「艦隊これくしょん」は

グラーフ「ビスマルク、アドミラルの花嫁としての心得を教えてくれ」

ビスマルク「そうね、料理をしっかり作って…疲れたアドミラルを癒す…あとは…」

マックス「ビスマルク…時報…検索」

ビスマルク「やめて!」

グラーフ「??」




風雲「巻雲姉さん!提督の花嫁としての心得を」

巻雲「えっへん!よーくきくんですよー」


(どキツイR-18な内容)


風雲「…剃毛…腸内洗浄…ノーパン…朝お口で…」

夕雲「巻雲さん、ちょっとお話しましょうね」




江風・海風「提督の花嫁としての心得!!」

白露「それはねー」

夕立「実戦で覚えるッぽい!!!」

村雨「今日は援○交○風にやっちゃうからねー!」

春雨「はい!」

江風・海風「えええええ!!!!!」




リベッチオ「提督さんの花嫁としての心得」

清霜「…いかなる攻め(夜戦での)にも耐える体力」

リベッチオ「おー!!!」

清霜「…今日こそ気を失わないように耐えて見せるんだから!」

リベッチオ「??」




瑞穂「轟様の…」

秋津洲「お尻!兎に角お尻を責めるの!!!」

島風「真に受けちゃダメ―!!!」

瑞穂「あらあら…うふふ…」




速吸「花嫁の心得を!!」

新敷「速吸ちゃん…十分花嫁で通じると思うけど…料理美味いし」

速吸「えぇぇ!!!」




鹿島「花嫁…」

香取「凄い人気ね…鹿島」

鹿島「えぇ!!」

【 艦これ はじまります 】

【 妖精の祝福 (今回俺の出番なし?そんなぁ! byキノコの王) 】

<< 陸軍の宿泊施設 >>

陸軍の宿泊施設、そこで奇跡的な再会があった。

瑞鶴「加賀さん!!」

加賀「瑞鶴、無事だったのね」

提督「扶桑!山城!」

扶桑「提督…ご無事で」

山城「よかった…」


空母加賀、戦艦扶桑と山城の3人と陸軍の宿泊施設で再会…何故かエプロン姿で…


新敷「というかなんでここに…山から扶桑が転がってきたって聞いたけど」

扶桑「実は…」



扶桑の話によると…不幸を打ち払うためにと、海岸にて早朝トレーニングをしていた扶桑姉妹。

そこに偶然、加賀が通りかかった。



提督「え?」

新敷「え?」

瑞鶴「え…加賀さんは何を…」

加賀「…ボイストレーニング」

瑞鶴「はぁ?」

加賀「…いけない?」

瑞鶴「いけないってわけじゃ…うん…」


何故か加賀も混ざり、それぞれがトレーニングを行う…扶桑と山城は組手、加賀はボイストレーニング。


扶桑『無限拳!!!』

山城『爆熱!ゴッドフィンガァァァァ!!!』

加賀『ラァァァァァ!!!!』(ゴッドボイス)


ツッコミどこがあるがトレーニングを終え、3人は宿泊施設に戻ろうとした…その時、カレー鍋を持ったあきつ丸を見かける。

声をかけようとしたが様子がおかしい…扶桑達はそのままあきつ丸を追跡することに。

やがて陸軍の宿泊施設に到着、姿を隠すために山の斜面へ移動し、様子を見やすい場所を探そうとした。

その時…扶桑が足を滑らせて…増田の話へとつながる。


提督「なるほど…俺だったら神雷の特訓するな…」

新敷「するな!!!!」

加賀「結果的に、異変を察知することができました」

扶桑「後は知っての通りです、私達は武器を持ってませんでしたから…陸軍さんにお願いして…」

加賀「提督、赤城さん達は…」

山城「時雨は…満潮は?」

提督「残念だが…」



提督は3人に宿泊施設で起こったことを伝えた。

皆が洗脳され敵対していること、キノコの王と名乗る化け物が犯人だということ…。

そして、残存戦力がここにいるメンバーだけということを。


提督「兎に角、対策を練らなければ…増田チーフ、武器は?」

増田「たくさんありますよ、巨人もありますし」

葛城「巨人?」

提督「ああ、今日皆に見せるといった陸軍の兵器だ」

瑞鶴「確か、機神って名前の兵器…だよね」

熊野「それが…巨人?」

鈴谷「つまり…提督が待ち望んでた二足歩行兵器?」

提督「まぁな…それより作戦会議…と、飯だ…腹減った」

新敷「そうね…私もおなかすいた…」

ティナ「私も…」

熊野「へとへと…ですわ」

ローマ「…同じく」

葛城「こういう時でもお腹減るのね…」

鈴谷「今の鈴谷なら…赤城と同じくらい食べれそう」


考えてみれば起きてから修羅場と修羅場の連続でまともに食事をとっていなかった。

流石の提督たちも空腹には勝てない、空腹なのを思い出しその場に座り込んでしまう。


扶桑「では、食事にしましょう」

山城「実は、陸軍さん達に食事を作ってまして…量もまだ残ってるはず…」

加賀「急いで追加の準備を」


そう言うと3人は、調理場へと走り出した。





<< 食堂 >>

提督たちの目の前には山盛りのから揚げ、もやし炒め、煮魚に卵焼きといった料理が並んでいる。

それらの料理を平らげてゆく提督たち、皿の上の料理が見る見るうちに減ってゆく。


提督「あぐあぐ…とにかく、皆を元に…もぐ…もどざないど…」

新敷「食べるか喋るかどっちかにしなさいって…」

熊野「んー…美味しい…」

ローマ「…凄く美味しい…扶桑って…料理上手なのね」

鈴谷「あー…お腹いっぱい…寝たい」

ローマ「そういう場合ではないわ…」

提督「んぐ…お代わり!!!」

ローマ「提督!!そろそろ…」


お代わりをしようとする提督を、ローマが止める。


提督「んぐ…あー…わかってるって…とりあえず、艤装の確保だな…」

新敷「どうするの?」

提督「さぁ…鍵はここにあるし、保管庫は頑丈ときたもんだ…このまま引きこもって通信アンテナの復旧を待つのも手だが…」

ローマ「提督!!」

提督「冗談だよ、ただ…不安要素がな…」

熊野「そういえば…本物の比叡さんはどこに…」

瑞鶴「それとさ…吹雪…見た?」

鈴谷「んー…見かけなかったと思う…」

ティナ「はい…私も…見かけなかったです」


彼らより先に起床した吹雪は鳳翔の手伝いをすると調理場へ向かっていたはず。

そして、操られた仲間の中に吹雪の姿はなかった。

あの中に紛れて見えなかっただけか、それとも異変を察知しどこかへ隠れたのか…。

しかし、提督はその二つの可能性を否定…そして断言する。


提督「…吹雪と比叡は、人質になってると思う」

加賀「人質ですか?」

提督「あの化け物は、比叡からいろいろ聞いてるはずだ…吹雪のこともな…」

新敷「そうね…で、吹雪ちゃんを人質にキーを…ていうかなんであの時出さなかったのかしら」

提督「奴の目論見としては…胞子で俺を操るつもりだったらしいな…よほど胞子に自信があったんだろ…」

新敷「そういえば…キョウちゃん、カレーに手を伸ばさなかったよね」


あの時、提督だけがカレーに手を伸ばさなかった。

キング曰く胞子で洗脳し、更にダメ押しで自身の身を食わせると言っていた。

新敷達は胞子によって操られ、カレーに手を出そうとした…しかし、その中で提督だけは正気を保っていた。


提督「そういえば…鍛えてるからかな?」

ローマ「そんなわけないじゃない、馬鹿?」

提督「酷…どこぞやのローマって戦艦はそのバカに助けられたって知ってます?熊野さん」

熊野「提督…真面目に」

提督「はい、まあ小粋なコントは置いといてだ…真面目にやらないと」

鈴谷「そーだよ、人質がいるんだし」

提督「人質…か…操られた連中も人質のようなものだし…まぁ奴には人質を取ったことを後悔させないとなぁ…」

瑞鶴「そうだね」

増田「我々も、全力で支援させていただきます」

提督「ありがとう…で、早速だがチーフ」

増田「はい」

提督「例のカレーを分析したいんだが…そういった施設は?」

増田「ありますが…人が生憎、ここには技術者、私の部下がいるだけで…その手の分野に詳しいものは現在本土に…」

提督「くそ…霧島がいてくれたら…軒並みやられてるからな、うちのブレイン達は」


いつもチート級の知識と技術を提供する霧島含む艦隊のブレインは敵の手のうちにある。

速攻でカレーを解析して、皆を元に戻す薬を作る…ということはできない。


新敷「うーん…私もそういう系は…うん」

ティナ「私も…」

提督「分析は後回しにするしか…」




<ふっふっふ~お困りの様だね




突如、聞き覚えのある声が聞こえてくる。


提督「え?この声は…」

新敷「どこどこ?

ティナ「天井から聞こえたような…」

増田「え?」



建造妖精「やっほー!」


天井から何か、いや小人が一人…いや大勢落ちてきた。

妖精が着地するたびに、テーブルが揺れる。

建造妖精、鎮守府にる妖精の工廠の責任者であり、創造の力を持つ妖精。

と、その部下一同。


増田「な…なんだ?」


見えない増田にとっては、突然目の前でポルターガイストが発生したように見える。


提督「妖精さん!ていうか今までどこに…」

増田「え?妖精がそこに…?」

建造妖精「えへへ…一足先に機神を見にね…お蔭で、トラブルに巻き込まれることはなかったけど…」

提督「よかった…実は」



提督が今までの経緯を建造妖精に説明する。



建造妖精「なるほど…厄介な奴に絡まれたね」

提督「ああ…」

建造妖精「そいつの事は知ってる…と、その前に話しやすいようにしないとね」

提督「うん?」


そう言うと建造妖精はどこからかバーナーを取り出す、建造などでよく使用するバーナーである。

そしてそのバーナーの発射口を…増田へ向け…そして…



ゴォォォ!!!



増田「な!!」

提督「チーフ!!!」



火を浴びた増田は火だるまに…ならなかった、火は増田の体へ吸収され…消えていった。



増田「ア…熱くない…いったい何が…ん?小人?」

提督「え…見えるのか?」

増田「はい…目の前に小人が一杯…」

建造妖精「妖精の祝福、これで話ができるね」

増田「あ…」


妖精の祝福、妖精が気に入った相手に対して祝福を行うことで妖精を見えるようにするという術と建造妖精は説明する。

この方法をもってすれば、人間でも妖精が見えるようになるとのこと…ただし妖精が認めた相手に限るという。


提督「おいおい…そんな方法があったのかよ…」

建造妖精「滅多にしないサービスだよ、後で神名さんにもね」

提督「なんでまた…」

建造妖精「提督は陸軍さんを信頼してるんでしょ?」

提督「ん?ああ…まぁな…」

建造妖精「だからさ…提督が信じる人たちなら安心だからね」


一度は人間を信じることをやめた建造妖精、しかし提督と出会い…再び人を信じ始めた。

建造妖精はこのバカンスで、神名に祝福を与えようと考えていた…彼もまた艦娘を大事にしてくれると。

そして彼を取り巻く陸軍の仲間たちも…いずれは防衛艦隊の3人にも祝福をと…。


建造妖精「(私達も…いい加減に前に出ないと…ね)」




【 次回へ続く 】

・次回の「艦隊これくしょん」は

提督「石油プラントにワームが出現、あっという間にプラントを飲み込んでしまった」

こんごう「中には避難が遅れた民間人、迂闊に攻撃もできねぇ」

やまと「しかもワームが石油を吸収して、攻撃したら即座に爆発…やまとたちはどうすれば」

提督「手も足も出ないその時、新しいビークルが完成した!この新型ビークルでワームをプラントから引きはがしてやるぜ!!」


次回「出撃!!!レスキューフリート!!」


キング「ちょっとちょっと!!!なんか違うんですけど!!」

提督「え?誰?」

こんごう「なんだこのキノコ人間?」

やまと「変態!!波動砲発射!!!!」

キング「ぎゃーす!!!!」




提督「新しい艦娘、それは人気絶頂中のアイドル「那珂川翔子」だった、彼女に宿ってる魂…それは川内型の魂!」

きりしま「そんな彼女が野外ライブでアイドルを引退し艦娘として生きると宣言!ファンもびっくり!!」

いそかぜ「その時、ライブ会場付近にワームが出現!敵の狙いは…まさか!!」

提督「こうしちゃいられない!全艦出撃!!彼女を助けるんだ!!!」



次回「艦隊のアイドル!」



キング「だーかーら!!なんか違うんだけど!!」

いそかぜ「不審者だと!イージスシステム起動!全ミサイル発射!!!」

キング「ぎゃーす!!!」




提督「艦隊のピンチ、その時突如現れたリアルサイズ駆逐艦!!」

しまかぜ「その駆逐艦…私知ってる、駆逐艦「島風」…なんで?」

ゆうばり「そして駆逐艦「島風」から3体のロボットが…彼らは一体…」

???「俺達が守って見せる!!」

???「やってやるぜ!!」

???「いざ!尋常に勝負!!!」



次回「参上!チーム連装砲!!!!!」



キング「だから違うじゃない?ねぇ!」

しまかぜ「怪しいやつ!ミサイル発射!!!」

キング「ぎゃーす!!!」



キング「ねぇ…真面目に次回予告…」

みらい「次回「機神発進!!」です!!」

キング「え?誰?」


【 次回へ続く 】

以上、冬コミもう少しですね…鹿島さん出番多いです
冬休み中にガンガン書けたらいいな…

あけましておめでとうございます、新年ネタとなります

【 謹賀新年 ~本日の秘書艦特別篇~ 】

提督「えー本編が今だバカンス中ですが、新年あけましておめでとうございます」

吹雪「今年も私達の物語を楽しみにしてくださいね」

五十鈴「>>1の俺設定艦これになっちゃってるけど、ちゃんと秘書艦との日常もやるわよ」

鳥海「もちろん、夜戦方面も…」

赤城「あら?私のエビチャーハン…」

日向「提督に秘められた力がついに…なんてことは無いだろう、うん」

伊勢「こらこら、なんかご先祖様が使ってた刀貰ってたじゃない」

提督「まあその辺に関しては…>>1を捕まえて頭の中を覗くか、本編を待つしかないねぇ」

鳥海「新艦娘のほかに新キャラもでるとか…」

提督「調子乗りすぎだ>>1

五十鈴「最初はほのぼの日常系だったのにハードな設定が入ったり巨大戦艦出てきたりキノコ出てきたり巨人出てきたり!!」

鳥海「今だ消化されぬ安価、私の夜戦はいつ…」

提督「おっとそこまでだ」

赤城「エビチャーハンどこですか?」

提督「そういえばさっきさらりと新キャラって言ってたけど…増えるの?」

鳥海「らしいです、本編のほうでも匂わせる描写がありましたし」

五十鈴「まだ未実装艦もいっぱいあるんだから」

鳥海「しかし…建造落ちがなかなか増えません」


<プリンツ・グラーフの建造落ちはよ!

<イタリア艦・瑞穂の建造落ちはよ!

<もう甲掘りはいっぱいでち!!


提督「そこは天の上の人(運営)にお願いするしか…というか…やな予感しかしない、いろいろと…新キャラかー」

吹雪「流石に米国艦は出ませんよね…」


<がたっ!


浦風「おどりゃああああ!!金剛姉さんの仇ィ!!!!」

大井「間宮さんを沈めた罪…重いわよ」

提督「浜風ー!北上―!!!」


<はいはい、間宮のお菓子食べようね

<磯風手伝って!!


間宮「呼ばれてはいませんが、お節お持ちしました」

伊良湖「どうぞ召し上がってください」

赤城「エビチャーハンどこですか?」

提督「おお、やっぱ正月はお節だよね」

間宮「はい、いっぱい作りました」

伊良湖「お酒もどうぞ」

五十鈴「そういえば去年の話題の一つが(個人的)、艦隊のアイドル「間宮」だったわよね」

間宮「あ…アイドルだなんて…」

提督「大井との意外な繋がりもね…」

間宮「うふふ…」


提督「そういえばちらちら見かけるんだよね…」


<間宮さんと伊良湖ちゃんの着任を!!

<アイテムじゃない間宮さんと伊良湖ちゃんの実装を!!

<伊良湖のポニテ食べたい!!

<間宮さんの母乳を直飲みしたい!!!


提督「最後二つなんだよ!!というか…間宮さん戦闘向きじゃないだろ!」

鳥海「まあ、明石さんや速吸さんとか特務艦が実装されてますが…流石に間宮さんは…」

赤城「エビチャーハン?」

間宮「一応武装はしてるので…いける?」

提督「やめてください!!」




提督「年賀状年賀状…うわぁいっぱい来てるなぁ」

吹雪「本営各所に…え?ファンクラブ?」

新敷「こっちも大変よ、取引先とか一杯…」

提督「やれやれ…うん?なんか知らんが群像君から年賀状来てる…あ、内容は普通だから読まんけど」

吹雪「あ…司令官、これ…」

提督「うん?」


『謹賀新年 去年は深雪声の艦が実装されたと聞きました、大事にしてください 司波達也』

 ※司波達也…さすおに、「深雪」繋がり


提督「わぉ…」

新敷「何か分からないけど凄い人なの?」

提督「さすおに」

新敷「へ?」

提督「さすおに」

新敷「あ、うん…あまり触れないほうがいいのね」

赤城「すみません、私のエビチャーハンどこですか?」

提督「他には…ん?長道君からも来てる…え?結婚したの?」 ※長道…シドニアの騎士の「谷風長道」、谷風繋がり

新敷「だから誰!!!」

提督「過去ログ見ろ、ほほう…かわいい奥さんじゃないですか‥もう子供居るのか」

吹雪「本当だ…いいなあ」

提督「聞けば美女・人外ハーレムだったらしいけど…ちゃんと一人に絞ったんだ、いや彼にはそういうハーレムって概念はなさそうだが」

吹雪「あはは…」

提督「子供か…」

吹雪「子供…」

提督「…いっぱい作ろうな」

吹雪「はい…」

新敷「おいこら、二人の世界に入らない」

磯風「野球チームが作れるくらい」

雲龍「国が作れるぐらい」

提督「枯れるわ!!!!」

???「このエビチャーハン誰のー?」


リベッチオ「提督さん!アケマシテオメデトウゴザイマス!」

提督「あけましておめでとう、リベ」

萩風「お兄様、あけましておめでとうございます」

提督「あーうん、それでいいや…あけましておめでとう」

嵐「あけましておめでとう、アニキ」

提督「それは初めて聞いたぞ!!」

朝雲「むきー!!陽炎型がお兄ちゃんとかいうな!!」

山雲「いうなー」

江風「…ダーリン」

海風「旦那様」

提督「おいこら」

白露「もっと愛を込めて!!」

提督「お前が元凶か!!!」

照月「お…お兄ちゃん?」

提督「まって!」

ティナ「…ダ…ダーリン」

提督「君は言わなくていいから!!」

速吸「先輩!!!」

提督「なんでや!!」

瑞穂「アナタ♪」

提督「提督とよべぇぇぇ!!!」

鹿島「響介さん♪」

提督「こらああああ!!!」

大淀「キョウちゃん」

提督「大淀ぉ!!!!!!!」

グラーフ「アドミラール、どうした?」

提督「君は癒しだよグラーフ」

グラーフ「そ…そうか?」




提督「さて…駆逐艦、及び潜水艦、軽巡洋艦の皆にはお年玉が出るぞ」

ビスマルク「私たちにもちょうだい」

長門「そうだ、さもないとロリコンと呼ぶぞ」

提督「長門、ブーメランって言葉知ってるか?」

大和「ここは大型艦の余裕を見せるべきなのですよ…私達は、夜…提督の玉から出るテイトクニウムを…」

提督「卑猥だなおい」

瑞鳳「駆逐艦瑞鳳です」

龍驤「駆逐艦龍驤や」

提督「おいこら君ら、軽空母の誇りはどうした」

大鳳「駆逐艦大鳳です」

蒼龍「駆逐艦蒼龍!」

飛龍「駆逐艦飛龍だよ!」

提督「お前らのような駆逐艦がいるか!!」


風雲「はぁぁぁぁ…」

提督「どうした風雲」

風雲「いえ…秋雲の手伝いをして…その…」

提督「あぁ…あの世界は嵌ってしまうと抜け出せないからな…嵌るなよ?」

風雲「それは大丈夫…というか…秋雲の描く漫画って…なんでどキツイものばかり…寝取られとか」

提督「しらん」

風雲「ううー…トラウマになりそう」

長波「そんな時は提督が一番」

風雲「いきなり何言ってるのかしらこの妹は、その胸頂戴」

長波「やだ、これは提督の物だからね…にひひ」

風雲「あー…なんか妹が変なことを言ってる…」

長波「事実だもんねーほれほれ、提督に抱かれてみれば不安も何も消えちまうぜ」

風雲「え…そんな提督をお薬みたいに…」

提督「百聞は一見に如かず、それ!」



ぎゅっ!!



長波「とと…私もかよ!」

風雲「ふぁ…」

提督「それそれー」

風雲「ぁ…なんか…いいかも…」

長波「な?へへ…」




グラーフ「アドミラール、その…何かして欲しいことはないか?」

提督「ん?大丈夫だよ」

グラーフ「寒くないか?それに飲み物は…」

提督「グラーフ…大丈夫だって」

グラーフ「そうか…私もビスマルクやプリンツの様に役に立つ…何でも言ってほしい」」

提督「大丈夫だって…まったく、戦いの時の君は凛々しいのに…オフはまったく違うのだな」

グラーフ「私を冷血人間…いや、この場合は冷血艦娘とでも?」

提督「いやいや、そんなことないさ」

グラーフ「…確かに私は、本国では鉄の女とか言われてた…しかし、その鉄の女は…遠い島国にいるアドミラールに憧れていた」

提督「………」

グラーフ「ビスマルク達が日本へ行った時、次は私だと期待してた…毎日毎日…貴方の事を考えてた」

提督「グラーフ…」

グラーフ「…そしてようやく叶った…こうして冷静な風を装っているが、今も胸がドキドキしている…」

提督「その想い続けてたアドミラルさんは…艦娘を手籠めにしている最低野郎なんだが…」

グラーフ「それも…含めてだ」

提督「…後悔しても知らないぞ」

グラーフ「ふふ…後悔はしないさ…」

提督「…言ったな、じゃ…傍に居て欲しいな、それで酌をしてくれたらうれしい」

グラーフ「了解だ、アドミラール」


提督「機神、轟雷、伊507、ラ號…うちの戦力がすごいことになってるよな」

明石「そうですね…燃料消費もすごいことに」

提督「そこは、俺が頑張るさ…皆の轟沈の可能性を消せるならなんでもな」

明石「ん?今何でもって?」

提督「下ネタ禁止、兎に角こいつらの運用方法、考えないとな」

夕張「そういえば、提督は機神に乗るって言ってましたよね」

提督「乗った、すごいな…体力めっちゃ使う、日常的な運用は無理だが…大規模作戦には役に立つだろうな」

明石「提督以外のパイロットの件は?」

提督「選考中、一応希望者を募っててな…ま、俺だって一人で乗って無茶しようなんて考えてないさ」

夕張「よかった…」

提督「操縦席も複座にする、艤装リンクシステムを組み込めないか妖精さんに調査してもらってるんだ…何とかなりそうって言ってた」

明石「となると…輸送艦っぽいのがほしいですね…」

提督「ああ、始動に電力を大量に使うからな…そんな重武装な船じゃなくてもいい」

夕張「了解、早速設計図を引いてみますね」

提督「新年早々働かんでいい…で、「問題児」がなー」

明石「アレですね、私的には魅力的すぎるんですが…」

夕張「私としても…ドイツから提督への誕生日プレゼント…ですよね」

提督「ああ、クリス元帥が今本国と怒鳴り合ってる…」

夕張「総統さん、向こうの最新技術をポンって渡しちゃっていいのかしら…」

明石「コードネーム「戦闘妖精」でしたっけ?ピーキーすぎるから「操縦士」も同梱って…」

提督「まったく…まあせっかくのプレゼントだ、活用させてもらうよ」





鳥海「…本編のネタバレになりますが…ここにネトリ茸があります」

摩耶「んなもんどうするんだよ」

鳥海「…媚薬を作ります」


<ガタッ!


大和「詳しく」

大鳳「教えて」

雲龍「くれる?」

鳥海「熱することで催淫効果を持つというネトリ茸、その成分を抽出すれば…」

大和「効果の高い媚薬になる…と」

大鳳「それを…提督に飲ませる…」

鳥海「…かなりハードなプレイが期待できるかと」

雲龍「直接食べさせたほうがいいんじゃない?」

摩耶「いや、アイツの口にこれをぶち込むんだぜ…絵的にヤだろ」

鳥海「この媚薬を飲ませれば…肉食系に早変わり…するかもしれません」

大和「分かりました、大和たちも全力支援です…この媚薬の件はフブニとティナ…それとフェルには内緒で」

鳥海「当然です」

大和「この媚薬で…駆逐艦達から提督を寝取ってやるわ」

大鳳「うふふ…楽しみ…」




提督「えーっと、そろそろお休みのお時間ですが」

嵐「うん?」

提督「いや、新人ばかりだなーって」

照月「あの…秋月姉や皆が…「新人強化月間」って‥その」

萩風「はい、こうしてお兄様との距離を縮めて欲しいと」

嵐「ま、そういう事さ…」

風雲「姉さん達にも妹たちにも負けないわよ」

江風「夜戦訓練ってやつ…川内さんも頑張れって」

海風「はい、その…よろしいでしょうか?」

速吸「テイトクニウムを補給させてください」

鹿島「夜のお勉強を…」

グラーフ「この艦隊の流儀なら、それに従うまでさ」

リベッチオ「えへへ…ローマには内緒ね」

提督「やれやれ…」




ローマ「リベったら…どこ行ったのかしら」

フェル「ローマ、いい加減認めらた?」

ローマ「フェル…」

フェル「彼が艦娘を大事にするってのは…わかってるじゃない」

ローマ「だからって…あんな…ハーレムとか…」

フェル「…まあ、確かにああいうのってのは世間ではいろいろ問題ありだけど…幸せそうじゃない」

ローマ「ですが…」

フェル「結局、貴女はどうしたいの?」

ローマ「え?」

フェル「彼がハーレムやめれば認めるの?」

ローマ「それは…その…」

フェル「着陸点が見えないのよ…ハーレムであることを責めて、結局貴女は何をしたいのか…言ってないじゃない」

ローマ「………」

フェル「やめたら、昔のようなローマに戻ってくれるの?」

ローマ「………」

フェル「もし、リットリオやリベ、ティナが他の男を好きになったら…貴女は笑顔で送り出せる?たぶん…同じことを言うでしょうね」

フェル「「男なんて信じられない」「彼は貴女を不幸にする」…どうなの?」

ローマ「………」

フェル「…過去の失敗を恐れちゃ…未来には進めないわよ、ま…今のままに留まるのは貴女だけにしてね…」

ローマ「え…」

フェル「貴女の失敗経験で…ティナたちの未来を塞がないで…それに、彼が最低な奴なら…私が全身全霊を込めてとっちめるから」

ローマ「フェル…」

フェル「いつまでも失敗に縛られて今の留まるか、失敗を乗り越え未来に進むか…ね、別にハーレムに加われなんて強制はしないわ」

ローマ「………」

フェル「さて、今年一年…どんな一年になるのかしらね…」

【 終わり 】

だらだらとやってしまった
これもこたつとお布団のせいなのだ

夕方あたりに本編を進めます、たぶん!(あきつ丸風に)

明日投下です

本日10時より投下です

そういえばビーストウォーズが20周年とか
そっか…もう20年かぁ(遠い目

投下開始です

・前回の「艦隊これくしょん」は!

野分「嵐、司令とくっつき過ぎ」

嵐「ん?そうか?」

野分「そうよ、だってもう12回ぐらいやってるよね」

嵐「ナンノコトダカ」

野分「早く司令から離れてよ!次は私の番だから!」

嵐「やだよーだ」

舞風「野分にライバル現る…」

萩風「あらあら」




赤城「薄いんです」

加賀「え?」

赤城「テイトクニウムが…」

瑞鶴「赤城さん?」

赤城「グラーフさんの夜戦の後…テイトクニウムが薄いんです」

ずいかが「あっ」(察し




提督「トイレトイレ~」

海風「お待ちしてました」

春雨「お手伝いに」

江風「よ…よぉ」

秋月「お守りします」

照月「します!」

提督「」




速吸「補給させてください」

提督「何を!」

速吸「テイトクニウムを!」

提督「おいこら!!」




瑞穂「精液を…」

提督「直球だな!!!」




リベッチオ「キヨシーがね、テイトクニウムをいっぱい摂取すると戦艦になれるって」

提督「きよしもおおおおおおお!!!!」

風雲「テイトクニウムって…何?」

秋雲「精液」

長波「んだ」

鹿島「勉強になります」

提督「やめて!!」

【 機神発進!! 】


陸軍の宿泊施設の会議室、そこに艦娘と妖精、そして陸軍の面々が集まっている。


増田「現在、偵察班が艦娘の宿舎へ偵察に向かっています、まもなく連絡が入るかと」

提督「そうか…状況は極めて最悪だ、百名以上の歴戦の艦娘が一気に敵に回った…敵はキノコの化け物…キノコの王様らしい」

建造妖精「それなんだけど、話を聞く限り思いつくのが一人だけ…そいつはキノコの妖精なんだ」

葛城「へ?妖精?」

建造妖精「うん、キノコの妖精」

瑞鶴「あんなので…妖精?」



※今更ながらイメージとしてはAAのきのこる先生

キノコの妖精、文字通りキノコと言った菌糸類に宿る妖精である。

彼らの出す胞子は人を操る力を持っており、その力で人に悪戯を行う。

悪戯といっても軽く道に迷わて、迷わせた先で山の幸と引き合わせるという比較的友好な妖精。

心を通わせれば、高級なキノコや山菜といった山の幸の恩恵にあずかれる…昔の農家などでは有りがたい存在だった。

しかし…



建造妖精「その中でもすごい大馬鹿がいてさ…」


多くのキノコの妖精の中に、人に危害を加える妖精が出てきた。

最初は軽い悪戯がどんどんとエスカレートし、やがて怪我人が出るようになる…そしてついには人に瀕死の重傷を負わせてしまう。

仲間の妖精は怒り、彼を責めた。

彼はこういった…



『俺達は人を支配できる力を持ってる!なのにそれを使わないで人間にへりくだるなんて…俺は人間を支配してみせる!!』



そして彼は胞子の力で人々を洗脳し出した、やがて自身の一部を食べさせることでより深く洗脳できると知る。

胞子と自身の「身」で次々と人々を洗脳し、周辺の集落や街を傘下においてゆく。

逆らうものは容赦なく殺し、恐怖で人間たちを支配していったのだ。



しかし…



建造妖精「一人の侍が、彼を退治したんだ」


一人の侍が彼の支配する町へやって来た。

旅の途中だという侍は、街の異様さに気付き…やがてそれが人にあらざるもの仕業と見ぬく。

そして洗脳された人々を跳ね除け、キノコの妖精の前に現れた。

そして激しい死闘の末…ついに退治に成功する。


建造妖精「まあ、その時死ななかったらしいけどね…命乞いして、もう二度と悪さをしないと約束してどこかへ消えた…というわけ」
瑞鶴「ふーん…そんなことがあったんだ」

葛城「それが…今、この島に…」

ローマ「馬鹿ね…その侍も…簡単に信じるから裏切られるのよ」

新敷「ねぇ、洗脳された人々って…どうなったの?」

建造妖精「うーん、その辺は曖昧なんだ…ただ、そいつが退治されたら元に戻ったってしか…」


新敷「とりあえず元に戻る…可能性はあるのね」

建造妖精「元に戻す方法についてはボクたちに任せてよ」

提督「頼む、それと通信アンテナの修理の手伝いもな」

建造妖精「うん、任せて」


建造妖精は部下たちに指示を出す、2チームに分け片方をキノコカレーの分析班、もう片方は修理班と分ける。

指示を受けた妖精たちは与えられた任務をこなすために、移動を開始する。

建造妖精もキノコカレー分析のため、分析班と共に施設へ向かう。


ローマ「それで提督、これからどうするの?」

提督「当然、連中を止めるさ…武器を手にしたら本土へ渡ると考えていいだろう…最優先事項は艤装の確保だ、あれを奪われると最悪な結果になる…」


歴戦の艦娘達が艤装を装備し、本土を襲撃する…そんな最悪な展開を絶対に阻止しなければならない。


提督「キーは俺が持ってる、保管庫は頑丈だからな…こじ開けられることはない、が連中は人質を持っている」

新敷「そうね…人質を使って艤装を要求してくるわね…」

提督「…吹雪だけじゃないさ、その気になれば…艦娘全員を人質に出来る」

ローマ「姉さん達を正気に戻すことができれば…でも、その方法が確立するのを待ってたら…倉庫をこじ開けるかもしれない」

提督「その通り…それにとーちゃんやクリスさん達が戻ってくる…」

瑞鶴「どうするの?」

提督「艤装確保についちゃアイデアがある、これは陸軍の協力が必要だ…頼めるか?」

増田「お任せを」

提督「艤装確保後…おそらく戦闘になるだろう…弾薬の調整が必要になるな」

加賀「そうね…無防備な艦娘を攻撃するのだから…威力を落とさないと」

ローマ「ええ、主砲の口径を下げて更に火薬の量も…」

提督「その為の時間を稼ぐ必要があるな…ま、何とかなるか…」

ローマ「提督、一人で納得しないでください…具体的な作戦内容を」

提督「んー…簡単に言えばさ…チートを使うのさ」

ローマ「チート…?」

提督「増田チーフ、機神は動くよな」


一昨日、神名が見せた4体の巨人、それはモジュールと呼ばれる謎の物質を搭載した「機神」と呼ぶ兵器だった。

提督はその機神を使い、艤装の確保と敵対勢力の鎮圧を試みようというのだ。


増田「はい、ただし動けるのは1号機神「雷神」のみです…4号と3号の「龍神」は兵装とエンジンの調整の真っ最中です、2号の「風神」は本土へ輸送するために解体しておりまして…」

提督「十分だ、連中は機神の存在を知らないんだ…パイロットは?」

増田「正式なパイロットはまだ決まってませんが私が操縦できます、ただ…機神での実戦に関しては初めてなので…」

提督「大丈夫、どっすんどっすん歩いてくれればそれでいい」

新敷「確かに…突然大きなロボットが現れたら…インパクトが大きいわね」

提督「そういうこと、機神発進準備だ」

増田「了解です」





<ピー!ピー!




会議室に設置された通信機が鳴った。


??『HQ、こちらスカウト4、応答してください』


増田「こちらHQ」

スカウト4『艦娘の宿舎施設に到着、ドローンによる偵察を試みます』

増田「了解した」


スカウト4、偵察をメインとしたチームで様々なメカを駆使し、敵情視察を行うエキスパート集団である。

増田の話では、彼らが使う偵察メカもまたこの島で作っているのだという。


スカウト4『ドローンは宿舎上空に到着、映像を其方に送ります』


通信機の横にあるモニターに艦娘の宿舎施設が映し出される。


スカウト4『ゆっくり降下し、食堂の窓側へ移動します』


ドローンはスカウト4の操作により、ゆっくり降下して行き食堂の窓側へ移動する。

そして窓側に到着…食堂内では艦娘達が手製の武器を作っている光景が映し出された。


提督「おうおう…原始人みたいな装備を…」

新敷「みんな銃をもって来なかったのね…って…ねぇ、駆逐艦の姿が見えないけど」

ティナ「そういえば…」

スカウト4『ドローンを移動させます』


ドローンがゆっくり動きだす、すると…


提督「な…なんだぁ?」

熊野「キノコ…?」

葛城「なにこれ…気持ち悪い…」


大漁の巨大キノコが映し出される、その光景に声をあげる一同。


提督「あんなの…なかったよな?」

瑞鶴「うん…あれ?手が…生えてる?」

提督「手?」

瑞鶴「それと足も…」

増田「スカウト4、あの巨大キノコを拡大できるか?」

スカウト4『了解、拡大します』


ドローンに搭載されたカメラが、巨大キノコの一つを映し拡大してゆく。

瑞鶴の言うとおり、確かにキノコには手と足が生えている。


提督「なんだ…?」

ティナ「キノコ…人間?」

増田「スカウト4、もういい…他の場所を映してくれ」

スカウト4『了解』


彼らにとっても、この光景は非日常的な光景なのに関わらず冷静にドローンを操作してゆく。

ドローンが動き、やがてキングの姿を映し出す…そして…


山城「あぁ!!!時雨!!!!」

扶桑「な…何?」


映し出されたのはキングと、その前に立つ時雨。

キングから伸びた触手が、時雨の体に巻きついていく光景が映し出される。

時雨は抵抗せず、恍惚の表情でその触手を受け入れている。

やがて触手は時雨の体をすっぽりと覆いつくす、そして脈動し変化してゆく…

触手と触手の境目がなくなり、一本の白い棒となる…そして頭にキノコの傘が広がり、手と足が生える。


提督「…なんだよ…これ」

ティナ「う…」


ティナが思わず口を押える、余りにも非日常的な光景に彼女は顔を青くする。


提督「何をしていると思う?」

新敷「…同族を増やしてる?もう訳が分からない」

増田「スカウト4、もっと状況を把握したい…」


その時だった、触手がカメラへ向かって伸び、次の瞬間モニターがブラックアウトする。

しばらくするとモニターに再び映像が表示され、キングのドアップ画像が映し出される。


スカウト4『く…HQ、ドローンが敵に拿捕された模様!』

増田「気づかれたか…ドローンの自爆システム起動、撤退せよ」

スカウト4『了解』


キーボードをたたく音が通信機越しに聞こえる、しばらくすると…



『ボンッ!!!!』



遠い場所で何かが爆発するような音が通信機から響く、同時に映像もブラックアウトする。

ドローンの自爆システムが起動したのだ。


スカウト4『こちらスカウト4、ドローンの爆破を確認しました…撤退します』

増田「了解」

提督「…ゆっくりしていられないな、港へ向かい艤装を確保する」

増田「はい、直ちに準備を」







<< 地下 車両基地 >>


地下工廠の一角、そこは列車の車両基地となっていた。


扶桑「広い…ですね…」

山城「島に…列車?」

提督「いつの間にこんな…地下の工廠といい、地下空洞が多いな」

増田「すべて天然の地下空洞です、我々はそれに手を加えたに過ぎません」


基地からは線路が延びており、洞窟の奥へと続いていた。


提督「線路?」

増田「この線路は機神や物資の輸送用として使われてます、ここからなら港・倉庫方面へ一直線です」


車両基地には1号機神「雷神」を搭載した車両、そして兵員輸送用の車両などが連結された武装列車が待機していた。

この列車は機神…特に雷神のサポート用として開発され、輸送やメンテナンス、支援砲撃用のために開発されたという。

更に、この列車を本土へ輸送し更なる改装を行うらしい。


提督「うーん…武装列車を本土で?使う場面あるのかよ…」

新敷「そもそも機神だって…ねぇ」

提督「まあ機神は陸上に展開している深海棲艦には有効だな…」

瑞鶴「それ以外は本土防衛のため…?」

増田「私は詳しくは聞いてませんが…霧の艦隊のような敵を想定しての兵器だそうです」

提督「霧か…」



霧の艦隊、かつて異世界より迷い込んで来た高度な技術を持った艦隊である。

その時は「千早群像」「イオナ」といった協力者たちのお蔭で撃退することができた。

全てが終わったのち、彼らは元の世界へと戻っていった…彼らもまた、自分たちの世界で戦いを繰り広げているのだろう。



新敷「まあ、そういう準備もいいけどさ…予算とかどうやって…機神といいこの島といい…ものすごくお金かかってるわよね」

増田「…神名少将に賛同するものたちのお蔭です…まあ、その辺に関しては…自分からは」

提督「賛同する者達…?」

増田「…深海棲艦や暗部と戦ってるのは…軍内部だけではないということです」

提督「そっか…」

新敷「叩けば埃が出るようなことをやってるわけか…」



二人はそれ以上何も言わなかった、自分たちだって結構グレーゾーンなことをしている身だ。

増田曰く、軍内部だけでなく、民間でも深海棲艦と戦おうとする者がいる、企業、ヤクザ者、司法関係。

神名はそういったものたちを集め暗部の息のかからない独立した組織を作ろうと考えているらしい。

組織の目的は「深海棲艦」そして「暗部」と戦うため…。


提督「なんか…嫌な予感がする」

新敷「なんでよ」

提督「なんとなく…」

増田「(少将は貴方をリーダにするつもりですよ…ま、この件は黙っておきましょう)乗車開始、すぐに出発するぞ!」


車両へ武装した陸軍の兵や技術者たち、そして武装した艦娘が搭乗を開始する。



増田「よし!出発!!!」


増田の合図とともに汽笛が鳴り、列車が動き出した。










列車に揺られること10分ほど、列車は洞窟を出てすぐの場所に停車した。

そこが終点となっており、ここから先は線路の敷設がまだ完了していないとのことだ。


提督「ここに出るのか…」


列車から降り、洞窟を出るとそこは港・倉庫の裏側の位置した場所だった。

港側から見ても、自然が目隠しとなっていて洞窟の存在を完全に消している。


増田「今後の計画ではここから港まで線路を敷く予定です」

提督「なるほど…」

増田「スカウト4、敵の様子はどうだ?」

スカウト4『こちらスカウト4、敵は既に移動を開始しております』

ローマ「どっちが先に到着するのかしら…」

提督「一番は向こうに譲るさ、鍵がなきゃ何もできないしな…」

新敷「戦力としてはこちらが上ね…でも向こうには人質という切り札がある」

ティナ「比叡さんと吹雪さん…ですね」

提督「そうだ、これから俺達はこの大きなお友達と一緒に、交渉しに行くんだ」

ローマ「交渉ね…話が通じる相手とは思えないけど」

提督「当たり前だろ…さて、全員集合!!」


提督の声に艦娘、陸軍が集まってくる。


提督「移動中に打ち合わせたとおりだ、旗艦は瑞鶴」

瑞鶴「はい!って海じゃないから旗艦ってねぇ…」

提督「深く考えるな、瑞鶴は扶桑、山城、葛城、熊野、鈴谷、加賀、ローマ、そしてこの蛇野中尉の部隊と共に行動する」

蛇野「蛇野だ、よろしく」

瑞鶴「よろしくお願いします」


蛇野中尉、増田大尉の部下でチーム「スネーク5」の隊長を務めている。

スネーク5は主に特殊工作をメインに行う部隊であり、隠密行動を得意としている。


蛇野「俺の後についてきてくれ、敵に見つからない最適ルートでポイントに向かう」

山城「お…お手柔らかに」

扶桑「これも試練、行くわよ山城!」

ローマ「じゃあ行くわ…提督、姉さんを必ず助けて」

加賀「赤城さんをお願いします」

提督「おう、任せておけ」

葛城「雲龍姉ぇたちもね」


提督「ああ」

熊野「それじゃ行きますわ」

鈴谷「おう!いけいけごーごー!!!」



<こっちだ!(蛇野)

<え?そこ通るの?(鈴谷)

<道がないんだけど!(葛城)

<静かに!隠密行動だ!(蛇野)

<ちょ!こんなところを…信じられない(ローマ)



提督「隠密だって言ってるのによー…」

新敷「で、この作戦…上手くいくと思う?」

提督「さぁ…100%上手くいくとは思ってないさ…それより、機神を動かすようだぜ」

ティナ「いよいよ…ですね」


3人の視線の先には1号機神「雷神」を搭載した車両、その周りで技術者たちが走り回っている。


技術者「よーし!機神を立たせろ!!!」


技術者の合図とともに雷神を搭載した車両が動き出す、ハッチが開かれクレーンが立ち上がる。

そしてクレーンがチェーンを巻き上げ、雷神を引っ張り起こす。

雷神が完全に立ち上がった状態になると、4人の技術者たちが雷神に登り、搭載されている4機のエンジンにクランク棒を差し込む。

夕張曰く「星型エンジン」というものが4基搭載されており、その起動のためにクランクを使用し慣性起動装置(イナーシャ)を回すのだという。

雷神が完全に立ち上がり、技術者が配置につくと増田は背中のハッチから雷神へと乗り込む。

搭乗を確認した技術者が両手を振り上げ合図を送る。



技術者「準備よし!!!」



そして、ハッチを閉じて機神から降りていく。

コックピット内では、増田が計器の最終チェック、そして起動スイッチを押す。


増田『準備よし、回せ!!』


増田が無線を通じ、エンジンに張り付いている技術者へ合図を送る。

その合図とともに、技術者がクランクを回しはじめる


技術者1「1番よーそろー!!」

技術者2「2番よーそろー!!」

技術者3「3番よーそろー!!」

技術者4「4番よーそろー!!」


技術者達がクランクを回し出したのを通信機越しに確認し、増田はコックピット内のエンジン点火スイッチを入れる。


増田『コンターック!!!』(コンタクト)


増田の叫びと共に4機のエンジンが起動する。



技術者1「コンターック!!」

技術者2「コンターック!!」

技術者3「コンターック!!」

技術者4「コンターック!!」



エンジンが起動したことを4人の技術者達が目視で確認し、他の技術者へ無線で知らせ、機神から降りてゆく。

知らせを聞いた他の技術者は機神起動の最終工程の準備に入る。



技術者5「起動準備!」


洞窟内にある車両、中には発電機が搭載されており、この発電機の電力で機神を起動させるのだ。

技術者が列車から電源ケーブルを雷神へ接続、雷神に搭載されている起動装置に電力を送る準備をする。


増田『最終チェック…各部問題なし、起動!!』

技術者5「起動!!!」


増田の声と共に技術者がレバーを操作し膨大な電力を機神へ一気に送り込み、起動装置より起動パルスを送る。

起動パルスを受け、搭載されている「モジュール」が「ヴォン」という音と共にが起動、内部機関も同時に動き出す。



ガコッ!ガコッ!!



増田「うぉっ!!」


突如、増田の握っていた操縦桿が勝手に動き出す、少し驚いたものの増田は冷静に操縦桿を元の位置へ戻そうとする。


増田「くっ!」


それでも操縦桿は勝手に動き、コントロールを奪おうとする、それを力でねじ伏せる増田。

やがて操縦桿は動かなくなり、元の位置へと戻すことができた。


増田「ふう…ジャジャ馬め…」


これが神名の言っていた「悪影響」というものである、モジュールが機神のコントロールを奪おうとするのだ。

しかし、それを「力」でねじ伏せることで防ぐことができる、

ねじ伏せて初めて機神が「起動完了」となる、現在この事象を防ぐ方法は見つかっていない。

つまり…機神の操縦にはかなりの体力を要する事となる。


モジュール、神名は「エイリアンのコア」と言っていた、いつかその「エイリアン」と対峙する日が来るのであろうか…。


増田「起動完了、一号機神「雷神」出撃!!!」


足元のペダルを踏むと機神の足が一歩踏み出す、そして機神を固定していたチェーンが外れてゆく。

チェーンがすべて外れ、機神がさらに一歩踏み出す。

そして姿勢を正し、直立不動の態勢を取る…その姿に感嘆の声をあげる提督。


提督「…ハラショー」

新敷「ふへー…なんというか…モジュール対策のために一昔前の技術で作ってるんだっけ?」

提督「ああ…それがまたいい!!」

ティナ「キョウ…目がキラキラしてます」

提督「ふひひひ…二足歩行兵器…って、海には浮かないんだよな…でもいいよなぁこれ、これ乗れるなら陸軍に転向してもいいかな」

<スパーン!!


新敷「やめなさい」

提督「いてて…」

ティナ「わ…私は…キョウが行くところならどこに出もついていきます…」

新敷「だからやめなさいって!今はみんなを助けるのが最優先よ」

増田『お待たせしました、機神「雷神」起動完了です』

提督「おっし、それじゃ行きますか…お話し合いに」

新敷「お話し合いで済むかなあ」

ティナ「リットリオ…必ず助けますから」




提督「さぁて、準備は整った…行くぜ!暁の水平線に勝利を刻むぞ!!」




【 次回へ続く 】

・次回の「艦隊これくしょん」は

グラーフ「アドミラル、私がブレンドしたコーヒーだ」

マックス「マックスコーヒーよ」

グラーフ「なんだその甘ったるい香りのするコーヒーは…体に悪そうだ」

マックス「日本人はこういうのが好きなの、さぁ…提督」


<待つデース!!!


金剛「提督が好きなのはこの紅茶デース!!!さぁ!このアールグレイをぐぐっと!!」


<待ちなさい!!!


大和「提督が好きなのは、この大和特製のコンソメスープ、さぁ召し上がれ」


<お待ちなさい!!


鳳翔「日本人は緑茶が一番…さぁ提督」


<待ってください!!!


雪風「雪風!ウーロン茶を持ってきました!!!」


<お待ちなさい!!!


間宮「提督、ミルクのお時間ですよ…さぁ、私の胸から直接」


<勝手は榛名が許しません!!!


榛名「はい、榛名の牧場の牛乳です!召し上がってください!」


<まって!


大鳳「提督は…提督は…私のおしっ…」


<まて!!!


霧島「司令!日本酒の「霧島」です!!さぁ!!」


<ひええええええ!!!


比叡「カレーは飲み物!!!!さぁ!比叡カレーを!!!」


<Aspetta un attimo!


リットリオ「イタリア産のワインをお持ちしました、さぁ提督…」


<Warte mal!


ビスマルク「ドイツビールよ!!さぁ!一気に!!」

プリンツ「ソーセージもありますよ!!!」


「「「さぁ!提督・アドミラール・司令!!!」」」


提督「お前らまてやあああ!!!」

【 次回「対峙」 お楽しみに 】

以上

いよいよ終盤です
ちなみに今更ですが陸軍さんの元ネタ

スカウト4:「地球防衛軍3」より
スネーク5、蛇野中尉:「メタルギアソリッド」より
増田チーフ:HALOの「マスターチーフ」
機神:OVA「機神兵団」より

機神兵団の機神出撃シーンはオーバーテクノロジーをローテクで動かそうとする
感じが出ていて、ご飯が進みます

【 予告 】
明日の22時あたりに投下です。

あと4回(エピローグ含む)となります。
はよギャグを書きたい

投下します

・前回の艦隊これくしょんは

提督「唐突だが物まね大会!!酷かったらお仕置きだべー!!」


<イエー!!!


吹雪「シンデレラガールズのアナスタシアやります!!!」


「スパシーバ…プロデューサー」


すぱーん!!!


提督「いきなり中の人ネタかよ!!次!」

睦月「はいはい!声優の日高里菜さんがアニメ版艦これの睦月を演じているモノマネをやりまーす!!」


「吹雪ちゃーん!」


すぱーん!!!


提督「どのみち中の人一緒だろうが!!次!!!」

島風「島風!アザラシの真似!!」


「ヲウッ!!」


提督「似てるかどうか判断付かねーけどまあ今までのよりはまともか…次!!」

島風「(よかったグラブルのクラリスやらなくて…)」

荒潮「夜中にこっそり提督コレクションを堪能する霞ちゃん~」


「みんな寝てるわよね…よーし今日はこのパンツに…ううん、このシャツも…」


すぱーん!!


霞「うぎゃあああああす!!!」

提督「霞、ちょっと後で説教!次!!」

深雪「カラオケでガオガイガーの絶叫バージョンを歌ってる司令官!!」


「ごーわんばーくさーい…ブロウクンマグナアアアアアアアアアアアム!!!!!」


提督「違う!!もっと腹から声を出して!!ブロウクンマグナアアアアアアアアアアアム!!!!!」

深雪「こうか?ブロウクンマグナアアアアアアアアアアアム!!!!!」

提督「違う!!ブロウクンマグナアアアアアアアアアアアム!!!!!」

睦月「こうにゃのね!!ブロウクンマグニャアアアアアアアアアアム!!!!!」

島風「ブロウクンマグナアアアアアアアアアアアム!!!!!」

霞「やかましいわよ!!!」

荒潮「新年ボイスを聞いて、改二になったら提督LOVE勢入りの可能性が出てきて喜ぶ霞ちゃん」


「き…聞いたわ、カス司令官って呼んでゴメンって…これってつまり…そういう事よね…ねぇ、遂に私も提督LOVE勢入り!」


提督「霞は…そのままでいいと思う」

睦月「にゃしい」

島風「うん、デレたら霞のアイデンティティがなくなるよね」

霞「ムキイイイイ!!!!」

【 対峙 】

少し時間がさかのぼり…艦娘達の宿泊施設の食堂。


キング「あつつ…こんな玩具があったとはな」


足元にはドローンの残骸が散らばっている。

窓の外で飛んでいた奇妙な物を見つけ、触手で捕まえてみたが、スカウト4が自爆システムを起動したためドローンは爆発したのだ。


キング「まぁいい…そろそろ出発するか…ん?」


キングの目の前に長門がやってくる、目は相変わらず虚ろ…だが、様子がおかしい。

足取りがぎこちなく、ふらふらと歩を進めている。


長門「キング…きサマ…駆逐艦に…何をした…」

キング「んん?あれれ…洗脳が解けかけてる?」

長門「答え…ろ…駆逐艦に…何をした…」


僅かだが、長門の目に光が戻っている…しかしその光はあまりにもはかなく、今にも消えてしまいそうだった。

反抗の意思があるものの、意思とは裏腹に体が思うように動かない。


キング「ふむ…彼女たち駆逐艦は、苗床となったのだ…そして生まれたのがこの「茸人間」なのだ」


大昔に編み出した術で、この術を人間と言った生命体に施すことで自分と似た力を持つ「茸人間」を作り出すことができる。

茸人間はキングの命令に忠実に動き、なおかつ胞子の力を使うことができる。

彼がかつて勢力を広げることができたのも、この術があったからである。


キング「ひ弱なガキどもにはお似合いのお仕事だ…今頃、茸人間の中で楽しい夢を見ているだろうな…」

長門「なん…だと…」

キング「やがてガキどもは栄養を吸い尽される、吸い尽された抜け殻は茸人間に吸収され…跡形もなく消える」

長門「貴様ぁぁ!!!!!!!」


キングの言葉に怒った長門が叫び声をあげる、目には光が戻り、体の動きも機敏になる。

駆逐艦を愛する心と、キングへの怒りが長門を洗脳から解き放ったのだ。


キング「あれれ…洗脳解けちゃったよ」

長門「この長門…洗脳などに屈しはしない…」


長門は手に持っている槍をキングに向けゆっくりと前進を開始する。


長門「許さんぞ化け物!!」

キング「恨むなら君の仲間…比叡ちゃんを恨みたまえ、彼女が私を率いれたのだから」

長門「黙れ!!!ビッグセブンを…なめるな!!!!」


力強い叫びと共にキングへと向けて走り出す長門、しかし…キングの目の前に茸人間たちが立ちふさがる。


長門「そこをどけ!!!」

キング「茸人間ぶっ刺してもいいけど、中身はまだ残ってるのよ?」

長門「ぐっ!!貴様ぁ!!!!」

キング「茸人間たちよ、やっちゃえ」


茸人間たちが長門目がけて歩き出す、長門は槍の柄を茸人間に向ける飛びかかる。

槍の柄で茸人間を薙ぎ払う、しかし…



ぼよん!!



長門「ぐぉ…弾力があるな…」


茸人間の体はとてつもない弾力をもっており、長門の攻撃をはじき返してしまう。

連続攻撃を繰り出すがいずれも茸人間の体に弾かれ、ダメージを与えることができない。


キング「無駄無駄」

長門「このぉ!!!」


ぼよん!ぼよん!


長門は何度も槍の柄で茸人間を攻撃する、しかしすべての攻撃がはじき返されてしまう。


長門「くぅ…」

キング「無駄な事はやめたまえ、君たちにはこれから大きな仕事をしてもらうんだ…体力を無駄に使わないでくれ」

長門「そうはさせないぞ!!」

キング「お遊びはここまで、みんな~集まれ~」


キングの合図に茸人間たちが集まってくる。

茸人間は長門を囲み、その円を縮めて行く…


長門「くそ!」


長門は槍を捨て、正拳突きで茸人間へ殴りかかろうとするが…攻撃は効くはずもなく…


長門「やめろ!みんな…目を覚ませ!!」

キング「はい、お仕舞」


プシュー…


キングの合図を受け、茸人間の笠から胞子が放出される。



長門「ぐ…が…」


その胞子を吸ってしまった長門は膝をつき…そしてその場に倒れてしまい意識を失った。


キング「やれやれ…何で洗脳が解けちゃったかなぁ…カレー食べたよねぇ…」

陸奥「キング、私ノ姉ハカレーガ苦手ナンデス、特ニ辛口ノカレーハネ」

キング「あー…そういう事ね、食べる量少ないと洗脳が浅いから…とりあえず甘口にして無理矢理食わせたほうがいいね…」

陸奥「了解ヨ」


陸奥は気を失った長門を抱き上げると、厨房へ向かった。

しばらくして、厨房から何かが暴れる音と、何かが飛び散る音が響く。

キングはそれを見届けると、玉座から立ち上がり…柱に拘束されている人質の所へ向かう。


吹雪「ん!!んー!!!」

キング「ウルサイ!!さーて…比叡ちゃん」


猿轡された吹雪をしり目に、比叡に語り掛ける。


比叡「………」


比叡の顔には生気はなかった、自分がやったことがこんな事態を引きを越してしまった…その後悔で無気力状態となっている。

取り返しのつかない…仲間を敵の手先にしてしまい、挙句は提督たちに刃を向けてしまった。

恐らく提督は自分を恨むだろう…解体処分を下すかもしれない、洗脳された仲間が…提督を殺してしまうかもしれない。


キング「比叡ちゃん、これからどうする?」

比叡「これ…から?」

キング「そうそう、君はもう…あの提督さんの元には戻れない…」


比叡の心境を読み取り口にするキング、そして子供をあやすように…優しく語り掛ける。


キング「この際だ…私の部下になったらどうかね?そうしたら君は幸せになれる…」

キング「君の敬愛する金剛お姉様とずっとずうううっと一緒にいられる…こんな幸せなことはないだろう」


比叡「お姉…さまと…」

キング「そう、きっと提督さんは君を責めるだろう…そして刑罰を下す…君を艦隊から追い出すかもしれない…いや死刑かもしれないなあ…」

比叡「司令…」


提督は今まで死刑という言葉を使わなかった、だが自分はもう…戻れない…自分はもう…元の場所に戻れない。

こんな事態を引きを越した自分を、彼は許さないだろう…


キング「どのみち君はもう元に戻れない、このまま私の部下になりなさい…そうすれば…幸せになれる」

比叡「幸せ…」

キング「私の部下になれば…皆君の作るカレーを美味しく食べてくれる、そしてお姉さまは君を愛してくれる…金剛ちゃん!」

金剛「ハイ…」


キングの呼びかけに、金剛がやってくる。


キング「金剛ちゃん…比叡ちゃんの事を愛してくれるかい?」

金剛「ハイ…愛シマス」

キング「あの提督の事を忘れて…比叡ちゃんだけを好きになってくれる?」

金剛「ハイ、提督ノコトハワスレマス、私ニハ比叡ダケデス…」


当然、金剛の意思ではない…キングが僅かに放出する胞子で金剛に言わせてるのである。


比叡「お姉…様…」

金剛「比叡…大好キ…比叡…愛シテル…」


金剛はそういうと、比叡を優しく抱きしめた…その抱擁に涙する比叡。

嬉し涙ではない、自分のせいで愛する姉をこんな風にしてしまったという後悔の涙…。

そんな比叡に、キングは無慈悲な宣言をする。


キング「もし、断るのなら…この場で金剛ちゃんに舌を噛みきらせる…」

比叡「!!!」

吹雪「んー!!!!んー!!!!!」


吹雪が叫ぶが、猿轡のせいで言葉を伝えることができない。


キング「うるせぇ!!!ふんす!!!」


プシュー


キングの笠から少量の胞子が放出され、吹雪の顔にかかる。


吹雪「ん…んぅ…」


胞子を吸ってしまった吹雪は、そのまま気を失ってしまう。

それを見届けたキングは…触手を伸ばし、比叡を縛ってた縄をほどき長門が落とした槍を引き寄せ…比叡の前に差し出す。


キング「幸せをつかもうじゃないか…君は生まれ変わるんだ…わが茸の王国…ってどこかの配管工っぽいな…とにかく」

キング「私の国の副大臣にしてやろう…その為にも、そして愛するお姉さんのためにも…君はやらねばならない…」

比叡「何…を…?」

キング「私への忠誠を…行動で示すのだ…この槍を向ける相手はただ一人…轟提督…奴を殺せ」

比叡「あ…あぁ…」

キング「そして私の目の前に奴の首を捧げよ、さすれば…君の永遠の幸せを保証しよう…お姉さんもずっと…君のそばにいるよ」


そういい、キングは槍を比叡に渡す…比叡はただ何も言わず…槍をつかみ、そしてうなだれる。


キング「よし…そろそろ準備ができたかな?」


キングの言葉に艦娘達が集まってくる、それぞれの手には手製の武器が握られている。

調理場の奥から、陸奥と長門が出てくる…長門の顔はカレーまみれ。

戦力としては陸軍とともにいる提督たちが上だろう、しかし…彼らとて容易に手は出せない。

何故なら彼らが武器を向ける相手は、かつての仲間なのだから…仲間を思う心が、彼らの弱点となる。


キング「よしよし、それじゃあ…出陣とこうかね…比叡ちゃん、金剛ちゃん…出発するよ」


キングは触手を伸ばし、比叡と吹雪を拘束していた縄を解く。

縄が解かれた比叡は、金剛と共に立ち上がり…そしてキングの元へ。


比叡「…司令を…殺せば…お姉さまは…」

キング「保証しよう」


比叡はそれ以上何も言わず、艦娘達の戦列に加わる。

キングは触手で吹雪を持ち上げ、そして…自分の背中へ持ってくる。


キング「ぺかぺかー不思議空間~」


キングの背中が開き、空洞が現れ…そこへ吹雪を放り込む。

そして背中を閉じる…閉じた後のキングの背中には人型が盛り上がる状態となるが、体が脈動し…人型が消える。



キング「ふふふふ…準備万端、それじゃ行ってみようかぁ~」



キングの合図に、茸人間が神輿のようなものをもってくる、神輿の上には玉座が設置されている。

触手で器用に神輿の上に上がり、そして玉座へと座る。




キング「出陣!!!」



合図を受け、艦娘達が移動を開始した。















<< 港 >>

港、提督たちがこの島に来た時に最初に上陸した場所である。

物資保管庫、工廠、そして艤装保管庫とと言った倉庫が立てられている。

そこに到着するキング一行。

道中、山のほうから奇妙な音が聞こえたが…キングは無視した、敵が何を持って来ようとも…この艦娘達がいれば何とかなると。


キング「うーむ…敵の姿はなし…か…」


神輿の上から辺りを窺うキング、しかし…提督の姿はない。


キング「…どういうことだ、奴らはまだ陸軍の…」


その時だった。



ドスン!!!!



何かが落ちるような音が聞こえた。



キング「な…なんだぁ?」



どすん!どすん!!



その音はまるで…巨大な何かが歩いているような音…一定のリズムを保ちながら、キングたちの元へ向かってくる。

音のする方を見ると…そこには…



キング「あ…あるぇ…な…なんじゃこりゃあああああああ!!!!」



巨大な人…巨人、鉄でできた巨人が森の中をこちらに向かって歩いてきているのだ。

余りにも意外な展開に大声をあげて驚くキング。

その巨人こそ、陸軍が開発した二足歩行兵器、一号機神「雷神」。



キング「きょ…巨人?いや…まさか人間がこれほどの物を…」

???「やっほーキング!!」




雷神の顔の隣に、どこかのロボットアニメの少年の様に提督が拡声器片手に立っている。



提督「これはあいさつ代わりだ!!!てぇー!!!!」



提督の合図とともに、雷神に搭載されている75mm戦車砲2門が火を噴いた。


ドゴォ!!!ドゴォ!!!


ザバァッ!!!


砲弾は海へ向かって飛び、海面に着弾する。



キング「あんれ…まぁ…」

提督「おーい、まったぁ?待ち合わせの時間決めてなかったからなぁ」



拡声器からのんきな提督の声が響く、この事態には不似合いな声に雷神の背中につかまっていた新敷とティナが脱力する。


新敷「キョウちゃん!!!」

提督「あーあーマイクチェック―ワンツーワンツー!あんよは上手!ワンツーワンツー!」


提督の声に合わせて歩行する雷神、コックピット内では増田大尉がなれない操縦に四苦八苦している。


増田「あんよは上手…あんよは上手…っと…」


時折くる、操縦桿の反発に耐えながら雷神を操作する増田。

歩行するだけでもかなりの力を必要とする、増田の額にはうっすらと汗がにじみ出ていた。


提督「マイク大丈夫?あーあーマイクチェックおーけー?あーあー」

キング「お…おい!!」

提督「大丈夫っぽいな、よーし雷神ちゃん止まれ―」



提督の合図で雷神が歩行を止める、目の前にはキング一行、そしてその中心には艤装保管庫の正面口。



提督「ちょっと待ってね~今降りるから」

新敷「もう!キョウちゃん!まじめにやってよ!!」

ティナ「あはは…」


雷神からひらりと飛び降りる提督、そしてゆっくりと降りてくる新敷とティナ。


提督「んじゃ改めて…ごめ~ん待ったぁ?」

新敷「だからそれはもういいって!!!!!」

提督「HAHAHAHAHA」

キング「き…貴様…自分の立場わかってるのか?」


余りにもコメディな空気に、キングが怒りで震える。


提督「そっちこそ…立場わかってる?」

キング「ふん、奇妙なものを引っ張り出したようだが…そんなもので戦局がひっくり返せるとでも思ってるのか?」

提督「戦局ねぇ、それよりもお話しません?交渉、ネゴシエーション」

キング「交渉だぁ?」

提督「そーそー、交渉ね…お前を見逃してやるから、すぐに皆を元に戻せ」

キング「馬鹿か貴様!!!」

提督「馬鹿?そうよ、俺は馬鹿でクソでカスな提督さんよ」

新敷「だから真面目にやらんか!!!」

ティナ「というか…キョウってそう呼ばれてたんですか?」

新敷「ティナちゃん、ちょっと黙って」

キング「ならばこちらの言い分も聞いてもらおうか、艤装保管庫のカギをよこし私の部下になれ」

提督「寝言は一億年寝てから言えよクソが」

キング「なんだとぉ…ふ、そうやって私を怒らせて冷静な判断を奪う作戦だろ…そうはいかん」

提督「あら、ばれちゃった?にゃはははは」


おどけて笑ってるが、提督の目は笑っていない。

キングもそれを理解している、何か策を練ってきたなと考えている。


提督「んじゃ真面目に行こうか、皆を返せ!!というか…あの茸人間…駆逐艦だな」


キング「ん?よく知ってるね、彼女達は苗床となった…あの茸人間の中で…じっくり栄養を吸われ…やがて消化される」

キング「骨さえも残らない…そうなったら立派な茸人間の完成さ」


提督「ざっけんな!!!」


キングの言葉に激怒した提督が刀を抜く、同時に艦娘達が槍を提督へ向ける。

向けたと同時に、一人の艦娘と目が合う。


提督「うん?比叡!!」

比叡「!!!」


提督の呼びかけにびくっとする比叡、しかしうつむき…槍を向ける。


提督「…反応したな、てーことは…操られてない」

新敷「比叡!!」


新敷の呼びかけには反応せず、ただ俯き槍を向ける。


ティナ「どういう…事です?人質じゃない…?」

キング「比叡ちゃんは、私の部下となったのだ…なぁ比叡ちゃん」


キングの呼びかけに比叡はうつむいたまま、否定もせず肯定もせず…ただ、槍を向けている。


提督「…ま、大体は察しが付くさ、事が終わったら説教だ」

新敷「説教で済ませちゃうの?」

提督「ダメか?」

新敷「出撃禁止しして、料理の勉強させる…ね」

提督「だな…」

キング「何をぼそぼそ話してるか知らんが…こっちの話を進めてもらおうか」

提督「そうだな…ま、俺様のバックには今流行りのイェーガー!な巨人がいるんだ、逆らうとさっきの大砲が火を噴くぜ」

キング「そうはい神…これは古いか、まあ…これを見てよ」


キングはそういうと胸をつきだす、そして胸がパックリ開き…中から…


提督「吹雪!!!!」


気を失った吹雪の顔が出てくる、キングの顔の下に吹雪の顔…奇妙な光景である、というかどういう体の構造を…


キング「そこは深く突っ込んじゃいけない、地の文サン」


ア、ハイ


キング「まあわかるよね、人質…そしてこうもできる…お前ら…やれ!」


キングの叫びに艦娘達が一斉に槍の先を顎の下に向ける、その行動に…艦娘達には一切の恐怖はない。


キング「見たかね、貴様が巨人を持って来ようが…勝敗は既に決まってるのだよ」

提督「へー…」


キングの言葉に対し、気の抜けた返事をする提督。


キング「へ…へー?」

新敷「…ねぇ、どういう状況かわかってる?」

提督「ん?わかってるさ…」

ティナ「駆逐艦の吹雪さんが人質で…」

提督「通用しねぇよ」

ティナ「え…?」

提督「なぁキング、俺にはそんな脅しは通用しない…」

キング「ほう…」


提督「吹雪は俺の奥さんである前に、一人の兵士だ…もし自分が障害となるのなら…覚悟はできてるはずさ」

提督「他の皆だってそうさ、いざとなったら命を投げ捨てる覚悟はできている」

提督「だから、俺には人質という脅しは通用しない」


キング「では…殺してしまってもいいのだな?」

提督「構わんさ…だが」

キング「だが?」




提督「やったら俺が確実にお前を地獄へ落とす…」




キング「!!」

提督「他人の命を奪うことは、自分も命を奪われる可能性もあるんだぜ…まさか考えてなかったとは言わせないぜ」

キング「………」

提督「もし、人質を殺すというのなら…俺もお前を殺す、確実に…今ここでその首をはねる」

キング「むぅ…」

提督「ま、アンタにとって貴重な戦力だ…こんなところで失うわけにはいかないだろ?」

キング「そう思うかね」

提督「やれよ」


キング「ん?」

提督「はよ、命令しろよ…そしたらお前の最後だ」


しばし、提督とキングがにらみ合う。

提督の言う通り、この行為は脅し…実際に命令はするつもりはない…がしかし、提督はビビるところかやってみろと言う。

貴重な戦力を失うわけにはいかない、しかも命令を下せば…自分の命が危ない。

例え、艦娘や茸人間を盾にしても、それを乗り越えて自分を斬りに来るのだろう。

更に、巨人という切り札…あの巨人の砲が自分たちを狙い撃ちする可能性もある。

どうやらこの男には人質というものは無意味らしい、だがここで引き下がるわけにもいかない。


キング「命令してもいいのかね?」

提督「そしたら瞬時にお前の命がなくなるぜ…」


刀をキングの顔につきつける提督、目は殺意に満ちており…今にも斬りかかりそうである。

提督の後ろで、ハラハラとそのやり取りを聞いている二人。


新敷「(もーはらはらするなぁ…)」

ティナ「(キョウ…信じてますから)」


提督も考えなしにこのやり取りをしているわけではない。

建造妖精の話通りなら、キングは命に対する執着心が大きいはず。

侍に退治されそうになった途端、命乞いをし、そして逃げ出した…その話通りなら…


ティナ「(人質の死イコール自分の死…それを相手に認識させれば…)」

新敷「(そりゃねぇ…命が大事と思ってる…そういう奴なら…でも…)」


ふと悲しげな眼をする新敷…かつてひと時とはいえ幼いころを共に過ごした提督。

無邪気に一緒に遊んでいた相手が、今は殺意を敵へ向けている。

かつての無邪気な幼馴染を知っている新敷にとって、目の前の光景は…少し悲しいものがあった。


新敷「(…何でこうなっちゃったのかな…キョウちゃん、昔と変わらないって思ったけど…変わっちゃったんだね)」

ティナ「(吹雪…)」

新敷「(ごめん…今は…皆を助けないと)」


依然、二人はにらみ合ったまま…提督側では、機神が戦車砲を、キング側では大勢の艦娘達が槍を向けている。

膠着状態が続くと思われたが…


提督「あ」

キング「うん?」

提督「ごめん、やっぱダメ、艤装渡すわ」

キング「んぁ?」

提督「あーごめん、ホントゴメン、マジでゴメン、ちょーしのってたわー」

キング「は?は?」


コロリとと態度を変え、キングに謝罪する提督。

その早い掌返しに戸惑うキング。

そしてその急激な変化に思わずずっこける新敷とティナ、一応この辺も打ち合わせ通りだが…。



新敷「(もーさっきから脱力しまくりよ!!)」

提督「ね?艤装保管庫あけるから許してにゃん、ね?ね?」

キング「…まぁいい、どういう心境の変化か分からないが…くれるというなら貰ってやろう」

提督「お、マジで?サンキューキング!!」

キング「まあ命だけは助けてやる…開けろ」

提督「イエス!サー!」


そう言うとポケットからカードキーを取り出す、そして艤装保管庫のコンソールへ差し込む。

コンソールから「ピー」というアラームが響き、艤装保管庫のシャッターが開きだす。


キング「(どういうことだ…こうもあっさり…何をたくら…ん?そういえば…)」


キングはあることに気が付く、巨人のインパクトで忘れていたが…


提督「ヤー助かったわーマジで助かったわー」

キング「おい貴様…」

提督「何でしょうかキング!」

キング「…他の艦娘達はどうした?」

提督「え?あんだって?」

キング「あんだってじゃないでしょう…他に艦娘がいたはずだ、どこにいる?」


提督の周りに居た艦娘がいない、彼女達はいったいどこへ…


提督「あー…実はねー彼女たちに見捨てられてさー、特にローマって言う性根の悪い艦娘がさー「もう知らない!ぷんっ!」ってさー」

キング「嘘をつくな…」

提督「あ、バレた?まぁ性根の悪いローマは事実なんだがねぇ、男に騙されていつまでもうじうじうじうじうじうじしてさー」

キング「貴様…」

提督「…ふう」


突如、空気がピンと張り詰める…提督の顔からおちゃらけた表情は消え、艦隊司令官「轟響介」の目になる。


提督「…ま、おふざけはここまでだ…抜錨!!!!」

キング「ぬ!」

提督「全艦出撃!!!!」



提督の叫びと同時にシャッターが上がり切る、倉庫の中は暗く何も見えない…が…



瑞鶴「全機発艦!!!!」

葛城「発艦!!!!」

加賀「発艦!」

扶桑「瑞雲発艦!!!」

山城「発艦!!!!」

鈴谷「いけいけー!!」

熊野「ごーごー!!ですわ!!」



暗闇から瑞雲、晴嵐、そして無数の艦爆機が飛び出して来た。



キング「な…!!!!」

提督「敵勢力を無力化せよ!!!」


提督の命を受け、艦爆機たちは一気に上昇、そして艦娘達へ向けて急降下し…爆弾を投下!

投下された爆弾は艦娘達の頭へ着弾!!


利根「ンギャ!!!!」

摩耶「アガッ!!!!」

鳥海「キャアア!!!」

筑摩「アゥッ!!」


爆発しなかった、命中した爆弾はそのまま地面へと転がり、同時に直撃を受けた艦娘達が次々とダウンする。

例え艦娘でも、空から降ってくる鉄の塊が直撃しては無事では済まない。

艦爆機の爆撃に次々とダウンしてゆく艦娘達。


キング「な!!」

提督「攻撃続行!砲戦用意!!!」

扶桑「了解!」

ローマ「提督、後で覚えてなさい…撃ちかた用意!!!」


暗闇の中から艤装を身に着けた扶桑、山城、ローマ、熊野、鈴谷の姿が現れる。

その後ろからは瑞鶴、葛城、加賀の3人、同じく艤装を身に着けている。

いつもと違うのは、戦艦たちの主砲が何時もの41cm連装砲ではなく、扶桑型は14cm単装砲、ローマは15.2cm単装砲を装備していること。

重巡も同じく14cm単装砲を装備している。


提督「目標は艦娘と茸人間だけだ!!撃てェ!!!」

ローマ「てぇ!!!」


ドゴォ!!!!


天城「アァッ!!!」

雲龍「フナムシッ!!!」

龍鳳「アゥッ!!!」


主砲が地面へ着弾、その衝撃をもろに受け何人かの艦娘達が倒れる。

口径を小さくし、火薬調整しているとはいえ直撃したら重症は必至である。

そこで地面へ着弾させ、爆風で無力化するという方法がとられた。


ローマ「火薬調整しているとはいえ…味方を撃つのは気が引けるわ」

提督「すまんな!後で何か詫び何とか的なのやるから!」

ローマ「それは…後で!!!」


再び戦艦・重巡たちの主砲が火を噴き、艦娘達を無力化してゆく。

回避する艦娘達はいるものの数がどんどんと減ってゆく、どさくさに紛れて新敷やティナもショットガンを手にし攻撃を開始。

彼女達が持つショットガンは非殺傷弾を装填したもので、陸軍から貸し出されたものである。


ティナ「えい!!えい!!!」

新敷「おらおらぁ!!!!!」




ドン!!ドン!!



最上「モガッ!!!」

三隈「クマッ!!!」

球磨「クマァッ!!ッテ被ッタクマー!!」

多摩「ギニャッ!!!」

レ級「レキュッ!!!」


非殺傷弾を受け、その痛みでうずくまる艦娘達(一部深海)、更にそこに陸軍の援護が入る。


蛇野「ふんっ!!」


ドガッ!バキッ!!


加古「ンギャ!!」

天龍「アガッ!!」

青葉「ギャン!!」


スネーク5のメンバー達が体術やスタンロッドで次々と艦娘達を無力化させてゆく。

機神もまた腕を大きく振り提督たちに近づこうとする艦娘達を追い払う。

戦況は一気に提督側に傾いた。


キング「くそっ!…一時撤退だ!!」


キングの命令を受け、茸人間たちが神輿を担ぎ、砲撃の隙間を縫いながら逃げて行く。

しかし、凄まじい弾幕、爆撃に周辺を右往左往する。


キング「あわわわわ…どーしてこうなったー!!」


【 次回へ続く 】

・次回の「艦隊これくしょん」は

提督「引き続きモノマネ大会!!」


<イェイイェイー!!!


弥生「弥生、チノちゃんやります」


「ココアさん、朝ですよ…起きてください」


提督「おおー違和感がない!!!!次!!!」

大鳳「大鳳、青山ブルーマウンテンやります!」


「ウェイトレスって、ホールを舞うアイドルみたいですね…」


提督「これもまた違和感がない!!というかごちうさネタが続くな」

嵐「んじゃ嵐!行くぜ!!!クウガのモノマネ!!」


「だから見てて下さい。俺の...変身!!」


提督「腰の艤装がベルトみたいだから妙にしっくりくるな…次!」

赤城「大食いキャラの…」


スパーン!!!


提督「問答無用!次!」

陽炎「思わず二度見して驚く不知火!!!」


「ヌイヌイヌイ~・・・・ヌイ?ぬぬぬぬ…ヌイイイ!!!!」


スパーン!


不知火「不知火はそんなキャラじゃありません!」

雪風「雪風!!!モノマネします!!!」


「イオナお姉さまぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


日向「そのモノマネはやめろぉ!!!」

イオナ「モノマネ、西住みほ」


「カバさんチームはとにかく頑張ってください!!!」


提督「だから中の人だって!」

群像「ジョナサン・ジョースター」


「震えるぞハート!!燃え尽きるほどヒート!!!」


提督「群像くーん!!!!」

吹雪「さて!優勝はどなたですか?」

提督「この中から選べと?じゃあ島風!!」

島風「ヲゥッ!」

提督「それでは第二回モノマネ大会で会いましょう!ってやるんかい第二回!!!」

【 次回「鬼の声」 お楽しみに! 】

残り3回となります。

早くギャグを思いっきりやりたい

どれだけ盛大に大暴れしても死者がほとんど出ないシティーハンターのような
そういうシリアスでありそういうギャグ、なのかな

進捗報告です
今週中に投下します。

風邪やらリアル事情で遅くなって申し訳ないです

今夜、痛さ満載でお届け

10時より

痛さとは→中二成分満載

地の文付きは進みにくいな…

投下開始です

・前回の艦隊これくしょんは

深雪「第一回!司令のモノマネ選手権だぜー!!」


<イェーイ!!


提督「え?誰得だよ!!!」

初雪「めんどくさがりモードの司令官…」


「あーうーおー…だるい…しんどい…つらいいいい…でもお仕事…」


<おおー!


提督「おいまてや!!!」

初霜「私と一緒にレスキューファイヤーを歌ってくれてる時、決め台詞を叫ぶ提督!」


「爆裂的に鎮火せよぉぉぉぉ!!!!!!」


<キャー!


初霜「レスキュー魂に不可能はありません!!!」

赤城「大食いモード時の提督!!!」


「あーもー腹減ってさぁ…間宮さーん!武蔵の全部乗せカレーの大盛りと…トン汁にラーメンで!!」


深雪「うへぇ…すげー食うんだ」

提督「たまにだぞ、たまに」


赤城「同じく大食いモードの提督をリアルに再現…」


<スパーン!!!



木曾「ここぞという時に通信機で全員に檄を飛ばす提督」



「もう少しだ!ここを押し切れば勝利が待っている!!総員!全力で攻撃せよ!!!!」


<おー!!!



睦月「ガオガイガーを見ている司令官!!!」



「ファイナル…フュージョォォォォォン!!!!!」

「光に…なぁぁぁぁぁぁれええええええええ!!!!!」



天津風「寒くて人肌で暖を取る提督」



「うー…寒い寒い…お、あまつかぜぇ~ちょっと温めてー」



吹雪「ほほう」

提督「えーっと…」

天津風「いつでも温まっていいのよ…うふふ」

【 鬼の声 】

さて、何故この状況が生まれたのか、時間を少し巻き戻す。

港へ向かう列車内、作戦指令室にて提督たちが最終的な打ち合わせを行っている。


提督「要は意表をつければいいのさ、艤装をつければこっちの物だ」

新敷「どうするの?」

提督「倉庫を開けたら艤装をつけた艦娘がいた…どうよ」

ローマ「ま…いいんじゃないの?でもどうするの?」

扶桑「艤装を入手するためには鍵を開ける必要が…」

提督「その必要はないさ」

山城「え?」

提督「艤装保管庫に裏口を作るのさ」

山城「作る…爆破…するんですか?」

提督「その通り、できるか?チーフ」

増田「突入用のC4がありますので」

ローマ「でも、爆音で気づかれる…」

提督「そこで、雷神の出番さ…流れを説明するとこうだ」



「まず瑞鶴たちが先行し艤装保管庫の裏手へと移動する」

「次に俺達が雷神と共に敵と接触、その際やたらうるさい音を出す…その音と同時に壁を爆破する…合図は俺が出す」

「裏口が空いたら保管庫内部へ移動、できるだけ口径の小さい主砲を装備、そして火薬の調整を行ってくれ」

「空母は艦爆をメインに装備、爆弾の信管は抜いておいてくれ、あと念のために火薬調整もな」

「その時間を俺が小粋なコントで時間を稼ぐ、これでOK」


ローマ「…ツッコミどこが多いけど…小粋なコント?」

提督「はは…まあそれは…ごめん」

新敷「ていうか、非殺傷兵器とかかないの?」

増田「ここにあります」


増田がガンケースを二つ持ってきて、テーブルの上に置き鍵を開ける。

中にはショットガンとその弾、増田はショットガンを取り出し弾を込める。


増田「非殺傷弾を使用するショットガンです、試作品でこの2丁しかありません」

新敷「おー!スパス!」

ティナ「これだけですか?」

増田「ハッシュパピーという麻酔銃がありますが、よく狙って撃たないと効果が…特に艦娘の皆さんの場合は…」

新敷「だよねー…」


艦娘には人間用の麻酔薬は効きにくく、濃度の高い麻酔薬が必要となる。

提督たちを救出した際に使った麻酔弾も、試作で作った数少ない「対艦娘用」の麻酔弾である。

残念ながら、救出の際にすべての弾丸を使い切ってしまっている。


新敷「対艦娘…ね」

提督「あったほうがいいな、こういう事態に備えて…」

瑞鶴「こういう事態は頻繁に起きて欲しくないけど…」

提督「ショットガンは新敷とティナが使ってくれ、俺はこいつでいい」



そういい、腰に下げた刀を叩く。


新敷「刀一本って…」

増田「私の予備のアーマーを貸しましょうか?」

提督「いいよ、身軽のほうがいい」

ローマ「ま…いいんじゃないかしら?で…こんな作戦で姉さんが助けられるのかしら?」

提督「助けるさ、約束する」

新敷「人質は?」

提督「それには策がある、建造妖精の話が本当なら…奴は人質に手は出せなくなる魔法の言葉があるのさ」

熊野「魔法の言葉?」

鈴谷「なんかキモイんですけど」

提督「がーん」












そして元の時間へと戻る。


瑞鶴「全機帰還…弾薬ゼロね」

葛城「大分数を減らせたわ…ごめんね、雲龍姉ぇ」

加賀「葛城…やるじゃない、瑞鶴の指導のお蔭かしら?」

葛城「え?そ…そうですよ!」

ローマ「こっちも、補給をしないと…」

蛇野「大方片付いたが…大型艦が残ってやがる」

ティナ「こっちも弾切れです」

新敷「とりあえず木の棒装備しておく?」


目の前には激痛でのたうち回る艦娘や、気を失い伸びている艦娘達。

しかし、それでも立ち続ける艦娘達がいた。


金剛「ナメタマネヲシテクレタデース」

日向「貴様ラ、全員殺ス」

天龍「フザケンジャネーヨ」

木曾「コンナ作戦デオレ達ガ倒レルトデモ?」

飛龍「今度ハコッチノ番ヨ」


高練度の艦娘達が槍を片手にこちらを睨んでいる。


熊野「金剛さん達に日向さん達…戦艦はそう簡単にはやられてくれませんわね」

鈴谷「木曾や天龍…空母や長門たちもねー…ていうか、長門の顔なんかカレーまみれなんだけど」

加賀「間抜けな姿ね」

蛇野「その間抜けな奴に、俺の部下はやられてるんだが…流石は主力艦ということか」


彼女達の後方に、膝をついているスネーク5のメンバー。

彼らの卓越した体術をもってしてでも、金剛達を止めることができない。


瑞鶴「補給する時間…くれないわよね」

熊野「ですわね」


その時、扶桑と山城が前に出て歩き出した。


瑞鶴「扶桑さん!!」

扶桑「瑞鶴、貴女達は補給を…」

山城「ここは私達が…」


そう言うと艤装を解除する二人、そして体術の構えに入る。


瑞鶴「…分かったわ」

ローマ「艤装を外して何をするの?まさか素手で…」

山城「そうよ」

ローマ「危険よ!艤装なしで戦うなんて」

扶桑「大丈夫よ、ローマ…急いで補給を」

増田『いざとなれば、私が支援砲撃を行います…早く』

瑞鶴「みんな!急いで補給するわよ!!」


瑞鶴に促され、ローマ達は艤装保管庫へ駆け出す。


扶桑「さて…行くわよ山城」

山城「はい、お姉さま」

金剛「不幸戦艦、私達ノ相手デハナイデース」

日向「デキソコナイノ戦艦ハ、処分シナイトナ」


操られているとはいえ、仲間に罵詈雑言を浴びせる金剛達。

しかし、その罵詈雑言に対し余裕の笑みを浮かべる扶桑と山城。


扶桑「うふふ…酷い言われようね」

山城「本当ですわ、お姉さま」

大和「キング様ニ仇名スモノハ、スベテ排除ヨ」

長門「地獄ニオクッテヤル」

扶桑「うふふ…かかってきなさい」


そういい、扶桑が挑発ポーズを取った瞬間…霧島が動いた。


霧島「オドリャアアアアアアアアアア!!!」


普段の知的な雰囲気から一変、狂暴な野獣のごとく叫び声をあげ扶桑へ殴りかかる。

しかし…その拳を首を動かすだけでかわす扶桑。


霧島「ナッ…」

扶桑「ハァ!!!!!!」

そして、手加減をせずに腹に一発正拳突きを食らわせる。



認識を改めなければならない、目の前の不幸戦艦はとても強敵だと。

金剛達は距離を取り、二人をにらみつける…しかし扶桑姉妹には余裕の笑み。


扶桑「さぁ、次に不幸になりたい方はどちらかしら?」

山城「この扶桑型戦艦に戦いを挑んだことを…後悔させてあげるわ!」










扶桑たちの熱い肉弾戦が繰り広げられている一方・・・・


提督「比叡…」

比叡「し…司令…」


提督と比叡が一対一で対峙していた。



提督「何で俺に槍を向けてるんだ?ていうか、そんなんじゃ俺は殺せないぜ…」

比叡「…あ…あの…私は」

提督「どうしたいんだ?お前は…」


提督の問いに俯く比叡、そしてぼそぼそと声をあげる…


比叡「…私は…もう…戻れないから…」

提督「なんでそう思う?」

比叡「私が…あの妖精を連れてこなければ…私が…キノコカレーなんて作らなければ…」

提督「そうだな…全部お前のせいだ」

比叡「だから…」

提督「で?」

比叡「え…」

提督「ごめんなさいは?」

比叡「え?」

提督「悪いことしたらごめんなさいだろ、ま…ごめんなさいで済む事態ではないから…後で罰受けてもらうが…」

比叡「罰…解体…?」

提督「解体しねーよ、いいからそれそれ捨てて戻って来い」

比叡「…でも」

提督「大方、あのキング野郎に何か言われたんだろ…金剛絡みで」


金剛を人質に取られた、もしくは自分を好きになるように頭を操作してやる等言われたのだろう。

ただ、完全にはキングには傾いていない、どっちつかずの状態が今の比叡の心の状態なのだろう。


比叡「私は…」

提督「アイツについていくと、もれなく正気じゃない金剛がついてくるが…俺についてくると正気の金剛がついてくるぜ」

比叡「え?」

提督「俺が全部何とかしてやる」

比叡「何とかするって…」


提督「吹雪を助け、皆を正気に戻し、あのクソッタレをぶちのめす」

比叡「出来る…のですか?」

提督「お前のライバルは無能か?」

比叡「それは…」

提督「お前を指揮した司令官は…無能だったか?」

比叡「………」


提督「グスタフの時だって、俺はあの強敵をぶちのめしたぜ…」

提督「誰一人轟沈者を出さなかった、今までだって、どんな強敵にも負けなかった」

提督「今回だってそうだ、誰一人死ぬことなく…本土へ戻るって思ってる、いや必ず全員で帰るんだ…お前を含めてな」


比叡「司令…」

提督「俺は約束を守る、あのキノコ野郎をぶちのめし、皆を元に戻す…根拠とか可能性は知らん、だが俺がやるといったらやる」


この人はいつも同じことを言う、どんな強敵が現れても自信たっぷりに言い切る。

霧島や鳥海が可能性が低いということを話してもだ、だけど…それすら乗り越え、勝利をつかんできた。

さっきまでは無理だと思っていたことが…提督の声を聞いただけで、可能だと思うようになる。

この人なら…きっと姉妹たちやみんなを取り戻してくれる…と。


比叡「司令…私…」

提督「お前が謝って、しっかりとした料理を作れるようになれば問題ないさ…俺も協力する」

比叡「司令…」

提督「ま、いろいろ何とかしてやる…戻って来い」

比叡「しれぇ…」


槍を捨て、提督の胸に飛び込む比叡。


提督「お帰り、比叡」

比叡「う…うわぁあああああああああ!!!!」


提督の胸でなく比叡、提督はそっと抱きしめて背中と頭をポンポンと叩く。


提督「泣くのは後だ、いまはやるべきことがある」

比叡「ぐす…ヴぁい…」




キング「あんれまあ、あっさりと裏切られちゃった、まいっけど」



後ろからキングの声、振り返ると神輿の上に乗っているキングの姿…すでに流れ弾などでボロボロである。



提督「キング!お前の天下ももう終わりだ!戦力はなく残されたのは茸人間のみ…」

キング「うーむ…これは困った、が…問題ない」

提督「何?」

キング「本当は本土でやるべきことだったが、まあここからでも大丈夫だろう…」

提督「何を企んでやがる!!」

キング「本当はねぇ、艦娘たちを率いて本土に上陸し…大々的に宣戦布告をする予定だったんだけど…まいっか」

提督「何がまいっかだ!吹雪を返してもらうぞ!!!」


キング「茸人間たちよ!!!合体!!!」

提督「何!!!」


キングの合図とともに、倒れていた茸人間や逃げ回ってた茸人間から傘と手足が消え空へ向けて伸びて行く。

やがて一か所に集まり、絡み合い…一つの塊になってゆく。


比叡「茸人間が…」

提督「まさか…」


塊は巨大な人型に…機神より一回り大きいだろうか。

全身白一色の巨人が、提督たちの目の前に出現したのだ。

そこへ補給を終えた瑞鶴たちが駆けつける。


熊野「提督!!!」

鈴谷「何が起きてるのさ!!」

瑞鶴「でかっ!!!」

葛城「うへええ!!」

ローマ「何よあの非常識な物体…」

加賀「あれが茸?あり得ない…」

キング「教えてやろう、この巨大茸の胞子を…世界中にばらまいてやるのさ」

提督「何!!」


キング「胞子を吸ったものは、私の命令しか聞かない傀儡となる…政治家、商売人すべてな…」

キング「お前達の仲間もすべてだ…全て私の部下となる、その気になれば…海の鬼どもも支配することが可能だ」

キング「おっと、マスクなんかつけても無駄だ…胞子はどんな小さなスキマにも入り込み…支配することができる」

キング「ちなみに…胞子をまき散らすのはかなりのエネルギーが必要となる…そのエネルギー源は当然、中にいる駆逐艦ども」

キング「胞子が放出された後…駆逐艦はどうなると思う?」


提督「貴様…」


キング「跡形もなく消えるのさ、骨の一本、髪の毛一本残さずすべて…この巨大茸へと吸収されるのだ…」

キング「ふふふ…胞子が撒かれるまでまだ時間はあるぞ…止められるかな?」


提督「止める!!!!全艦!攻撃用意!!!」

キング「ほほう?いいのかな?中には大切な仲間がいるのだぞ?」

提督「かまうな!!砲戦用意!!!うちの艦娘はちょっとやそっとじゃ死なん!!!」

ローマ「了解!砲が小さいけど…やるしかないわね!!」

瑞鶴「全機!爆装!!本気で行くわよ!!!」

加賀「了解」

葛城「は…はい!」

熊野「皆が消化される前に、アレを何とかしますわよ!!」

鈴谷「おー!!」

増田『私も戦闘に参加します!!』

蛇野「クソ!俺達の装備じゃどうにもならねぇ!」

ティナ「どこかに武器は…」

新敷「ティナ!艤装保管庫へ!!」

ティナ「え?」

新敷「「みんな」を起こすわよ!急いで!!」

ティナ「みんな…そうか!」










提督「瑞鶴!攻撃開始!!!」

瑞鶴「了解!全機爆装!!!」

葛城「発艦!!!」


瑞鶴たちが艦爆機を発艦させる。


提督「続いて砲戦!!!」

ローマ「撃てぇ!!」

熊野「とぉぉぉ!!!」

鈴谷「うりゃああ!!!」

増田『ファイヤ!!!』


ローマたちの主砲が巨大茸人間へ直撃、同時に艦爆機の爆撃も直撃。

しかし…巨大茸人間の体がは無傷だった、それどころか艦爆機の爆弾や主砲の砲弾が茸人間の表面から転げ落ちてゆく。


葛城「嘘…攻撃が効かない!!」

増田『すべて弾かれる…』

ローマ「凄まじい弾力ね…口径を大きくしないと…」

増田『それなら…これはどうだ!!!』


雷神の腕から炎が発射される、雷神に搭載されている火炎放射器である。


鈴谷「おお!火炎放射器!!!」


火は茸人間を包み表面を焦がしてゆく。


キング「あぁ!!やめて!火だけはやめて!!!と…言うと思ったか?」


しかし、茸人間は苦しむ様子を見せることなく、犬が濡れた体を乾かすかの如く体を震わせ、火を払ってゆく。

表面をわずかに焦がすことはできたが致命傷には至らない。


増田『く…火が効いてない!!!』

キング「ふふふ…弱点をそのままにしとくと思うたか…さて、仕上げと行こうか…巨大茸よ!!私を飲み込むのだぁ!!!」


キングの声に反応し、茸人間から触手が延びる。

触手はキングをつかみ…そして…



キング「フェエエエエエエエドイン!!!!」



キングを口の中に放り込んだ。




蛇野「アイツ…食われた?」

増田『いや違う…』


すると、茸人間の表面変化が起きる、顔の無かった茸人間に巨大な顔が浮かびあがったのだ。

その顔こそ、茸人間に食われたキングの顔。



キング「合身…完了!」



提督「なん…だって…」

鈴谷「嘘でしょ?」

熊野「しばらくは茸は食べたくないですわね…」



キング「ふふふ…驚いたかね、この巨体さえあれば艦娘など不要なのだ!!!」



巨大化したキングが、提督たちに向かってゆっくり歩きだす。



加賀「…瑞鶴、ここをお願い」

瑞鶴「加賀さん?」

加賀「必ず戻るわ…時間を稼いで」

瑞鶴「分かったわ」


加賀はそういうと艤装保管庫へ向かって走り出す。


葛城「ちょ!加賀さん!!」

瑞鶴「大丈夫よ!加賀さんは必ず戻ってくる」

葛城「いったい何を…」

瑞鶴「それよりも攻撃よ、加賀さんが戻ってくるまで時間を稼ぐわよ!」

葛城「は…はい!!」

ローマ「ついでに私達の装備換装時間も稼いでくれたらうれしいけど」

提督「扶桑達は…」


扶桑達へ視線を向けると、大型艦たちと肉弾戦を繰り広げていた。

キングのほうへ視線を映しながら大型艦たちの攻撃を捌いている。

敵が巨大化したことは理解しているが、それどころではないようだ。


提督「増田チーフ、済まないが気合い入れてくれるか?」

増田『問題ありません、時間を稼ぐくらいなら…』

提督「ローマ、熊野たちを連れて換装を…時間は俺達が稼ぐ、比叡!君も艤装を!」

比叡「はい!!!」

ローマ「行くわよ!!」


ローマ達が艤装保管庫へ走り出す。


増田『雷神、頼むぞ!!』


雷神が巨大化したキングへ向けて歩き出す、そしてキングに組かかる。


キング「ぬおおおお!!!思ったより力強いな!!」

増田『喰らえ!!!』


雷神がキングの体をつかむ、そして掴んだ個所から電撃が炸裂する。


キング「アバババババババババ!!!!!」

増田『どうだ!雷神の電撃は!!!』

キング「きくぅ…コリがほぐれるぅ…そして中の駆逐艦どもの命が…」

増田『く…』

提督「耳を貸すな!!ちょっとやそっとじゃ死なん!!」

瑞鶴「その通り!艦娘を舐めないで!!!」


電撃で痺れているキングへ、再び艦爆機が急降下し爆撃を行う。

それに続き、艦上戦闘機の機銃が炸裂、しかし驚異の弾力を誇るキングの体にダメージを与えることができない。


瑞鶴「くぅ!忌々しい!」

蛇野「くそ…俺にも重火器があれば…」


その時だった



ドゴォ!!!!



キング「アバッ!!!!」

蛇野「今のは…」

スカウト4「中尉!!!」


RPGを装備したスカウト4のメンバーが蛇野たちの元へ駆けつける。

スカウト4だけではなく、技術者達も武器をもってキングへ攻撃を開始する。


スカウト4「蛇野中尉!!武器弾薬を持って参りました!!」

蛇野「おお!!助かる!!」

増田『スカウト4!!』

スカウト4「残存戦力をかき集めてきました!!私達も戦闘に参加します!!」

増田『許可する!!』


キング「ぐぅ…戦力が増えようが、私の勝利は揺るがんぞ!!」


ドゴォ!!!


キング「アババッ!!!顔はやめてー!!」


再びキングの顔面に砲弾が直撃する。


新敷「お待たせ!こっちも援軍を連れてきたわよ!!!」

連装砲ちゃん1号「キュッ!!(任せろ!!)」

連装砲ちゃん2号「モフッ!!(俺達の出番だぜ!!)」

連装砲ちゃん3号「ピー!!(島風を助けるぞ!!)」

連装砲君「ギー!!(天津風!今行くぞ!!)」

長10cm砲(兄)「ピー!!!(秋月!待ってろ!!!!)」

長10cM砲(弟)「ピュイ!!(さぁ行くぜ!!)」

大艇ちゃん「ンフ!!(行きます!!)」


艤装保管庫で眠っていた連装砲達や二式大艇を引き連れて、新敷達が戻ってきたのだ。

その後ろでは主砲の乗せ換えと補給を終えたローマ達。


ローマ「主砲発射用意!!」

比叡「気合い!!入れて!行きます!!」

熊野「了解!!」

鈴谷「フブニ達も行くよ!!!」


新敷とティナの手には20cm主砲が装備されている。


新敷「おう!妖精さんサポートお願い!喰らえ!!!主砲!発射!!!」

ティナ「ファイヤ!!!」



ドゴォ!!!!



ローマ達の主砲が火を噴き、キングの顔へ直撃する。



キング「アバッ!!!なんで顔ばっかり!!!」



新敷「っしゃあ!!命中!!」

ティナ「私達でも使えるんだ…」

新敷「威力は落ちるけどね…妖精さんの協力があれば撃てるの!」

蛇野「負けてられないな!!RPG!!!」

スカウト4「てぇ!!!」


陸軍たちのRPGからロケット弾が発射され、キングの全身に着弾する。


大艇「ンフ!(みんな掴まれ!!)」

連装砲ちゃん1号「キュッ!!(おう!!!)」

連装砲ちゃん2号「モフッ!!(合体だ!!!!)」

連装砲ちゃん3号「ピー!!(レンソウオーにはなれないけど!!)」

連装砲君「ギー!!(やってやるぜ!!!!)」

長10cm砲(兄)「ピー!!!(攻撃開始!!!!)」

長10cM砲(弟)「ピュイ!!(撃てええ!!)」


連装砲達が二式大艇につかまり、上空から砲撃。


更に…


???「主砲、副砲、一斉射」


ドゴォッ!!



キング「んがぁっ!!!!」



葛城「え?誰?って」

熊野「この音は…41サンチ…」

瑞鶴「ほら言った通りじゃない…」




加賀「く…慣れないわね、でも使えた…」




長門の艤装を装備した加賀が提督たちの元へ走ってくる。



提督「加賀さん!それは長門の艤装…」

加賀「私は元戦艦…長門型3番艦になるはずだったので…扶桑達がこっちに来るまでのつなぎよ」

新敷「大丈夫?なんか辛そう…」


異なる艦種の艤装を使っているせいか、加賀の顔色が悪い。


加賀「大丈夫です、それよりも瑞鶴、これを…」


加賀の手には矢が2本、そのうちの一本が妖精の姿へ…


天山「私も戦います!!」

瑞鶴「貴女…赤城さんの天山ね…そして加賀さんの烈風改…使いこなして見せる!!」

提督「加賀さん…」

加賀「瑞鶴なら私以上に使いこなせます…それよりも」

提督「わかった…とにかく顔だ!!奴の顔を狙え!!!」

瑞鶴「了解!!行くわよ!!!」

天山「はい!!」







ローマ「主砲!撃てェ!!!」

熊野「弾着観測射撃、行きますわよ!」

鈴谷「とりゃあああああ!!!!」

比叡「気合い!!いつも以上に入れて!!!」

新敷「人間様を舐めるな!!!」

ティナ「ファイヤ!!」

提督「あ!いいなお前ら!」

蛇野「提督殿!RPGを!」


提督「ヒャッハー!!RPGを食らえ!!!」

スカウト4「迫撃砲セット!!撃てェ!!!」

加賀「主砲!副砲!発射!!!」

瑞鶴「全機発艦!!目標!お化け茸!!」

葛城「発艦!!!!」

増田『うぉぉぉ!!!』


戦力を立て直した提督たちの攻撃、プラス援軍に来た陸軍たちの攻撃がキングへと炸裂する。


キング「んぉぉ!!!!」


流石に41サンチ主砲を受けて無傷というわけにもいかないのか、苦痛でキングがうめき声をあげる。

更にRPGのロケット弾がキングの顔へ直撃、醜い顔がさらに醜くなってゆく。


キング「おのれ…五月蠅い虫けらどもめ…こうなれば…」


キングの全身から触手が生え、気を失っている艦娘達へ伸びて行く。


提督「何!!!」


艦娘達を触手で巻き取り、そして口へと持って行き…放り込んだ。

蒼龍を、ビスマルクを、伊勢を、矢矧を。


キング「もっとだ!!もっと!!」


千代田を、イクを、大井を、神通を…


キング「もっとだぁ!!!」


摩耶を、鳥海を、利根を、筑摩を…食べた。


キング「げふ…まだ足りん…もっとだ…もっと…」


触手


提督「てめぇ!!何をする気だ!!!」

キング「ふん、パワーアップだよ!」

提督「なんだって…」

キング「このままだと胞子が撒けないからな、パワーアップさせてもらうぞ」


その言葉が終わると同時に、キングの体に変化が現れる。


キング「おお…くるくるくるきっと来るぅぅぅぅキタキタキタァ!!!!!!」


キングの体が痙攣をはじめ、膨らみだす。

体がもう一回り大きくなり、体が筋肉モリモリのマッチョマンの変態へ変化する。



提督「おいおいマジかよ…」

増田『く…雷神で仕掛けます!!!』



増田チーフはペダルを踏み込み、雷神を前進させる。



増田『ハァ!!!!』


そしてキングへと殴りかかる、雷神の拳はキングの腹へ命中する。

しかし…キングは微動だにしなかった。


キング「何をした?」

増田『何!!!』

キング「おらぁ!!!」


ドゴォ!!!



増田『ぐぁっ!!!!』


キングの拳が雷神へ直撃、装甲がへこみ雷神がその場に倒れてしまい、動かなくなる。


新敷「機神が!!!」

キング「さぁて…もっと頂こうか…」


触手は更なる獲物を求め動き出す、次の目標は…


葛城「きゃああああ!!!」

鈴谷「ちょ!離せって!!!」

瑞鶴「葛城!!鈴谷!!」


葛城と鈴谷が触手につかまり、あっという間にキングの口の中へ放り込まれる。


比叡「ヒエエエエエ!!!」

新敷「比叡!!!」


更に比叡も触手につかまり、キングの腹の中に。


提督「やめろおおおおお!!!!」

キング「ふん!貴様は食わん…そこで仲間が食われて様子を見ているがいい!!次は貴様だ!!」


触手は瑞鶴を巻き取り、キングの口へ運ぼうとするが…


瑞鶴「くぅっ!!!」

加賀「瑞鶴!!!」


加賀が瑞鶴の手を掴み、それを阻止する。


瑞鶴「加賀…さん…」

加賀「貴女をここで失うわけにはいかないの!絶対に離さないわ…」

提督「でええええい!!!」


提督の刀が瑞鶴を掴んだ触手を切断する。


瑞鶴「きゃん!」

提督「瑞鶴!」

瑞鶴「大丈夫、それよりもみんなが」



複数の触手が、倒れている艦娘や陸軍たちを次々と攫ってゆく。


新敷「この!!皆を離せ!!」

ティナ「吹雪!!」


触手へ向かって砲撃をしている新敷に背後から触手が迫る、そして掴まる寸前にティナが新敷を突き飛ばす。


ティナ「きゃあああ!!!」


突き飛ばしたティナを触手が捕まえ、キングの口へ運ぼうとするが新敷がティナの手を掴みそれを防ぐ。


新敷「ティナ!!」

提督「こいつ!!!」


提督がティナを掴んだ触手をぶった切る。


ティナ「あぅっ!」

提督「くそ…キリがない」


周囲を見渡せば、複数の触手が艦娘や陸軍を絡み取りキングの口の中へ。

大勢いた仲間たちがどんどん減ってゆく。


蛇野「くそ…みんな食われていく」

新敷「私達には…止めるすべがないの」

ローマ「ここまで…なの?」


絶望的な状況…敵に決定的な一撃を与えられず、更に機神も沈黙してしまった。

援軍はもう期待できない…しかし…


提督「まだだ!まだ戦える!!」


ネガティブになる仲間たちに檄を飛ばす提督、刀を構えキングを睨む。


ローマ「何言ってるのよ!巨大な敵にどう戦えって…」

提督「手は動くよな」

ローマ「は?」

提督「引き金は引けるよな、足は動くよな、口は動くよな、頭の中で九九は全部言えるよな、敵は見えてるよな!!」

ローマ「何を言ってるの…」

提督「まだ俺達という切り札が残ってる、諦めない限り勝機はある!!」

ローマ「そんな精神論無意味よ!!」

提督「…ローマ、約束したよな」

ローマ「え?」

提督「リットリオを必ず助けるって…俺は約束は守る」

キング「馬鹿か、どう見ても絶望しかないこの状況でも…私に立ち向かおうというのか」

提督「うるせえ!!俺は諦めないぞ!!」

キング「頼みの綱の巨人も動かない、仲間は私の腹の中…無駄だ」

提督「やってみなきゃわからないだろう」

キング「…気が変わった、ならば貴様を殺し…貴様の仲間達に絶望を与えよう」



捕食をやめ、全ての触手が提督へ向かって伸びて行く。


提督「当たるかよ!!!」


触手をかわし、そして迫る触手を刀で薙ぎ払う。


キング「小癪な!!」


提督を捕まえようと複数の触手が襲い掛かる、それを軽々と避けてゆく提督。

そして、襲い掛かる触手を刀で次々と叩き切ってゆく。


ローマ「…提督って何者?」

熊野「自称野生児ですわ、ま…提督の身体能力は常人以上というのは確かですが」

瑞鶴「そうそう」

新敷「一晩で最大30人と夜戦して翌日にトレーニングしてるしねー」

蛇野「へへ…うちの大将が陸軍に入れたいってたのも納得だ」

加賀「戦力を立て直すわよ、ローマ…彼は諦めてない、なら私たちだって…」

ローマ「…わかったわ、こうなったらヤケよ!!」

瑞鶴「まだ艦載機は残ってる、天山ちゃんも烈風改も健在、やれるわ!」

熊野「鈴谷を取り戻さないと!」

ローマ「提督を援護する、あの人に何ができるか分からないけど…」


提督の進軍を援護するため、ローマ達が砲撃を開始する。

瑞鶴もまた、艦載機を発艦させ、提督へ襲い掛かる触手を迎撃する。


キング「く!奴の仲間が息を吹き返してるか…だが!!」


キングはさらに触手の数を増やす、無数の触手に瑞鶴たちの攻撃が追い付かなくなり…そして…


キング「そこだぁ!!!!」


触手が提督の足をとらえた。



提督「しまった!!」


キング「これでお終いだぁ!!!」


キングの腕が大きく振りかぶり、提督を叩き潰そうと振り下ろす。

避けようにも足に絡みついた触手が邪魔をする。


瑞鶴「提督さん!!!!!」



提督に迫る巨大な腕、提督は…







提督「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」










雄叫びをあげ臆せずに…刀を振り下ろした。
















ズゥン…


重いものが落ちる音があたりに響き渡る。


キング「あ…あぁ…」


提督めがけて振り下ろされた腕はキングの後方に吹っ飛び、倉庫を一つ潰した。


キング「あぁ、俺の腕…え?俺の腕えええええええええ!!!!!!」


吹き飛んだ自分の腕を見て驚くキング、それ以上に…


提督「…は?」


提督が一番驚ていた、死を覚悟しながらも一矢報いろうと放った一撃。

無駄に終わると思っていたその一撃が、予想以上の効果をあげていた。

何が起きたのか…目の前の出来事に混乱する提督。


提督「え?えぇ…あれ?れえ?」

瑞鶴「提督…さん?」

蛇野「今のは…」

ローマ「一振りで…腕を‥」

熊野「まさか…」


やがて混乱から回復し、落ち着きを取り戻す提督。

そして小刻みに体を震わせ…


提督「は…ははは…あははは…あーっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!」


大声で笑いだした。



熊野「提督?」

瑞鶴「提督さん?


提督「あーっはははははははっはははははははは!!!!」


ローマ「…気でも触れた?」


提督「はは…最高の結婚祝いだぜ!とーちゃん!!!」


そして再び刀を構え…


提督「ハァ!!!!!!」


ザンッ!!!


キング「ンギャッ!!!!!」


一閃、すると刀から衝撃波が発生、それは徐々に大きくなり…キングの胴体に命中する。

命中した個所に切り込みが入る、そしてその隙間から駆逐艦達の体の一部が露出する。


提督「オリャアアアア!!!!!」


ザンッ!!!


キング「グアッ!!!」


一閃、刀から発せられた衝撃波はキングの傘の一部を斬り飛ばす。


提督「セイヤアアアア!!!!」


ザンッ!!!


キング「ギャアアアア!!!!!」


一閃、衝撃波がキングのもう片方の腕を奪う、腕は衝撃波で吹き飛び森の中へ落下する。

二の腕を失ったキングの顔が苦痛で歪む。

衝撃波は次々とキングの体を削り取ってゆくが…


瑞鶴「って!提督さん!!!皆に当たるから!!!」


瑞鶴の言う通り、キングの体内には大勢の仲間達が…しかし提督は手加減をせず刀を振るう。

衝撃波がキングの体へ直撃する。


熊野「提督!!!鈴谷に当たりますわ!!!」


熊野が叫ぶも、提督は手加減をしない。


蛇野「いや…大丈夫じゃないのか?」

新敷「へ?」

蛇野「よく見てみな…」


丁度、駆逐艦達の体が露出した個所に衝撃波が命中する、しかし…切り裂かれたのはキングの体のみ。

原理はわからないが、この不思議な力は駆逐艦を傷つけず、敵のみを切り裂くようである。


ティナ「凄い…」

新敷「チートや、チーターやこんなの!!!」

瑞鶴「と…とりあえず大丈夫ってこと?」

キング「おのれ…調子に乗るな!!!!こいつを殺せ!!!今すぐだ!!!」


キングの命令を受け、大型艦たちが一斉に提督の元へ走り出す。


扶桑「あぁ!!」

山城「待ちなさい!!!」


扶桑達の制止を聞く訳もなく、大型艦たちが提督へ向かい走る。


瑞鶴「提督さん!!!」


瑞鶴の声に反応した提督、迫ってくる大型艦たちを見ると…刀を構え…。








提督「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」









叫んだ。













その叫び声は、まるで獣のように雄々しく…。


瑞鶴「な…何?」

熊野「これ…提督の声ですの?」

蛇野「すげー声だ…」



その叫び声は、空気を激しく震わせ…。




新敷「キョウちゃん!!!!」

ティナ「キョウ!!!」




その叫び声は、眠れる力を呼び起こし。




扶桑「な…何?」

山城「力が…湧いてくる?」

加賀「体が…熱い…」




その叫び声は、心を揺さぶる。




ローマ「(な…何?この叫び声は…)」




その叫び声は…大型艦たちの足を止める。




日向「ナ…ナニガ…う…があああああああ!!!!」

金剛「うう…ナンデス…か?あ…頭が…」

大和「アアアアアアアアアアア!!!!!!!」



大型艦たちは頭を押さえもだえ苦しみ…倒れた。













声が止み、あたりが静かになる。


瑞鶴「止んだ…今の声…」

蛇野「この世の物とは思えない…って感じだが…」

熊野「まさか…鬼の声?」

蛇野「鬼…確か…提督殿のご先祖様って鬼なんだよな‥」

新敷「ええ…ていうか…何?体が…熱いんだけど」

ティナ「はい…何か燃えるような…」

瑞鶴「私も…何?すごい力が湧いてくる…」

熊野「神通さんではありませんが、体が火照ってきてるような…」

ローマ「………」

ティナ「ローマ?」

ローマ「大丈夫…(胸が…なんでこんなに…ドキドキと…)」

扶桑「瑞鶴!!」

瑞鶴「扶桑さん!」

山城「今のは…って加賀さん?」

加賀「説明は後よ…それよりも…」


加賀が大型艦たちへ視線を向ける。

大型艦たちはゆっくりと立ち上がる、その目は…





日向「う…な…なんだ?」

金剛「…私達…いったい…」

大和「確か…カレーを食べて…」

長門「…悪い夢だ」





光が戻っていた。





瑞鶴「みんな!!!」

天龍「あれ?オレ達…あ…あぁ…」

木曾「…カレーを食って…あぁ…くそぉ!!!」

飛龍「私…なんてことを…」

龍田「うぅ…」

プリンツ「私…あ、ビスマルク姉さまは?アドミラルさんは?」

瑞鶴「これって…あ!翔鶴ねえ!!」

翔鶴「瑞鶴…私…」

熊野「正気に…戻ったのですか?」

羽黒「熊野さん…私…」

ローマ「姉さん!!!」

リットリオ「ローマ…私…」



洗脳が解けた艦娘達が次々と立ち上がっていく。


新敷「ていうかみんな…操られた時の記憶があるの?」

武蔵「あぁ…そうだ…くそ、忌々しい…あんな奴に酌をするなど…」

日向「クソ!!!クソ!!!私はなんてことを…彼に刃を向けるなんて…」

大和「…この失態は…戦果で取り戻します!!!」

金剛「キング…許さないデース!!!」

霧島「あいたたた…扶桑の一撃が…」

榛名「くらくらします…でも大丈夫です…たぶん」

扶桑「ごめんなさい、手加減してる暇が…」

飛龍「そういえば加賀さん…なんで長門の…」

加賀「深い事情が…それよりも…不思議ね、違和感が消えたわ…なんで…」


加賀の顔色が良くなっている、そして背負っている艤装がまるで自分の体の一部のように感じられた。


加賀「…戦艦に…なったのかしら?」

長門「加賀!!」

加賀「長門…このまま使わせて」

長門「分かった、私は陸奥のを使おう」

飛龍「蒼龍は?他の皆は?」

新敷「アイツの腹の中よ!」

ティナ「急がないと、皆さんの命が!!」

長門「よし!艦隊!この長門に続け!!!」

新敷「その前に顔拭いて!!!」

【 次回へ続く 】


・次回の「艦隊これくしょん」は

深雪「さぁ!司令官のモノマネ大会の続きだ!!」

<イェーイ!!!


提督「だから誰得だよ!!!」

朝雲「MVPを取ったときに褒めてくれるお兄様!」


「よーしよくやった!流石マイシスター!!えらいぞー!!!なでなでしてやろう!うりうりー」


吹雪「ほほう…」

提督「え?いや…その…」

吹雪「なでなで…」


山雲「デートしているときのお兄ちゃん」


「ここのホットケーキ美味しいな、ほらアーン…」


天津風「アーン…ねぇ?」

提督「あのな…」


萩風「新しい下着を買ってきたお兄様」


「萩風、どうだ…ネットで有名な下着なんだぜ…吹雪には内緒だぜ」


提督「吹雪に内緒だってゆうたやん!!!」

吹雪「へーほー…」


嵐「オレをオンナというアニキ」


「口は男女って言っても、ここはすっかりオンナしてるじゃねーか…さ、夜はこれからだぜ」


天津風「私の妹に手を出すなんて…」

提督「えぇ!!!」


海風・江風「海風・江風の全てを奪った提督」


「これで二人は俺のモノだ、誰にも渡さない…白露たちと一緒にずっとかわいがってやる…」


吹雪「もしもし叢雲ちゃん?吹雪型全員の休暇申請出して、ちょっと旦那の再教育するから」

天津風「陽炎型全員集合、全力夜戦よ」

提督「うぉい」


速吸「補給してくれる提督さん!」


「なんだって?もういっぱい?まだまだこれからだぞ…」


赤城「二人で美味しいもの食べてるんでしょうか?ねぇ…」

提督「なんだよ!!」

吹雪「司令官、捉えずしばらくは休暇で私達と夜戦を」

天津風「嵐と萩風抜きでやるわよ」

提督「なんでや!!!」

【 次回「決着」 お楽しみに 】

以上

残り2回となります。

次回「キング死す」デュエルスタンバイ

今日の11時より投下

それまでの予告とあらすじ書かねば

投下開始です

・前回の艦隊これくしょんは

『今日のワンコ』

時津風「わんわん~」

夕立「わんっぽい!」

時雨「わ…わん」

朝潮「わん!!」

提督「君らは艦娘としての…うん?」

初月「わん」

提督「………」

初月「こういう事をすると君が喜ぶって…五十鈴や瑞鶴が」

提督「あのな…」

初月「だめかい?なら…姉さん達が教えてくれた提督魚雷の…」

提督「まてぃ!!!!!」




ザラ「見つけたわ!!この艦隊の最強の重巡洋艦!高雄型…鳥海!!」

鳥海「は…はい!」

ザラ「勝負よ!このザラと勝負して!!」

鳥海「勝負…ですか?」

ザラ「そうよ!」

鳥海「えっと…」

ザラ「さぁ!かかってらっしゃい!!!」

鳥海「それでは…夜戦で」

ザラ「え?」

鳥海「夜戦で…司令官さんの所へ行きましょう」

ザラ「え?ちょ!ま!引っ張らないで!ていうか心の準備がぁ!!」





沖波「司令官の…花嫁?」

巻雲「そうです!」

熊野「この鎮守府では皆、提督の花嫁なのですわ」

鈴谷「そーそー」

長波「まあそういう事」

巻雲「そこで、沖波には花嫁としての心得を学んでもらいます!」

沖波「は…はい!お願いします」

巻雲「まずはこのDVDから!」





<ぴぎゃああああああああ!!!!!!」




沖波「ええええ!!!なんで皆さん裸になって…ええええ!!!ぎょ…ぎょらい?熊野さんの中に提督の魚雷がぁ!」

提督「何の騒ぎだ?って何見せてるんだ!!っていうか…誰だよこんなDVD作ったのは!!!!!ていうか…とったの誰だよ!!!」

【 鬼の声 】

日向達の洗脳が解ける少し前…

提督は、言葉では言い表せないような感覚に包まれた。

懐かしいような感覚、失ったものが戻ってきたような感覚。

刀を振るたびに、その感覚が強くなってゆく。


提督「(すげー…なんか…懐かしい…)」


何故懐かしいと思うのか、鬼の血がそう感じるのか…これが、祖先の鬼の力なのか。

何故今になって力が出たのか…


提督「(そんなことは…後で考える!!!)」


力の使い方は体が覚えている…いや、血が覚えてるのだろう。

叫び声に応じて衝撃波の大きさが変わる、つまり…気合いの入った声を出せば出すほど威力が上る。

しかも、キングの体だけを切り裂ける、どういう原理か知らないが好都合。



瑞鶴「提督さん!!!!」




瑞鶴の声が聞こえる、振り向くと洗脳された日向達がこちらに向かってくる。



提督「(ああ…こういう時は…)」



血が知っている、彼女達を助ける術を…。



提督「(鬼の…声!!!!)」



自然と体が動く、日向達へ刀を向け…



提督「(今助ける…みんな!!)




叫んだ。









キングは思い出した。

あの屈辱の日を、一人の侍に追い詰められた日を。

今と同じ様に町人たちを体へ取り込み体を大きくし、侍と戦っていた。

しかし侍は…刀から衝撃波を出し…自分を斬り刻み、そして体内に居た町人たちを助けたのだ。

その衝撃波…それを、あの男が使った。


キング「(まさか…まさか…)」


確かに、あの提督と侍…どこか似ているところがあった。

対峙したときに感じた殺気、睨みつける目…体格は違えど感じた雰囲気はあの侍と同じものだった。



キング「(あの声…まさにあの侍と同じ…)」



更にあの男が発した叫び声、艦娘を正気に戻したあの声…あの侍も声で洗脳した町人たちを正気に戻した。

そして…


キング「(思い出したぞ…アイツの名前を…)」



思い出した、あの忌々しい侍の名前…




キング「(轟…)」












長門「総員、艤装着用!!!急げ!!!」


正気に戻った艦娘達が一斉に艤装保管庫へ駆け出す。

瑞鶴達もまた提督の元へ駆けつける。


瑞鶴「提督さん!!」

提督「………」

瑞鶴「大丈夫?」

熊野「鬼の声…ですわよね?」

提督「………」

蛇野「大丈夫か?」

提督「………」

加賀「提督…」

提督「……まだ終わってない」

瑞鶴「え?」

提督「まだ終わってない…吹雪を…皆を取り戻す」


鬼気迫る表情をした提督は刀を握り直し、茫然しているキングへ向かい歩き出す。

艦娘達が元に戻ったことを喜ぶことなく、敵に向かって進軍を開始する。

その背中を見た瑞鶴たちは…


瑞鶴「…みんな」

熊野「そうですわね…」

新敷「まだ終わってない」

ティナ「ええ」

蛇野「おう」



そう、戦いは終わってない…駆逐艦達がまだ囚われたまま、そして奴に食われた仲間も…。

ここで彼を止めようとしても無駄だろう、あの化け物を倒し、皆を取り戻さない限り。

ならば、瑞鶴達がすべきことはただ一つ


瑞鶴「提督さんを援護する」

新敷「おっけーって私一応指揮官なんだけど」

熊野「あら、駆逐艦じゃなくて?」

新敷「くまのんー!!!」

ティナ「うふふ…」

新敷「ティナまで!」

蛇野「おいおい、遊ぶのは終わってからだ」

新敷「そうね…後で覚えてなさい」



全員武器を構え、キングを見る。

キングは…目の前の出来事がショックだったのか、驚いた顔のまま硬直している。

しかし、我を取り戻し…全身から触手を生やし始める。


キング「調子に…乗るなぁ!!!!!!!!」


膨大な触手が提督めがけて伸びる、しかし…


長門「主砲!撃てェ!!!」


ドゴォッ!!!


艤装を身に着けた長門たちに迎撃される。

艤装を身に着けた艦娘達がキングの周りに展開、攻撃準備に入る。


長門「提督!!」


長門と日向が提督の元に駆け寄る。


日向「もういい!君は下がれ!!!後は私達が…」

提督「日向、援護を」

日向「え?」


提督はそういうと、刀を構え走り出す。

襲ってくる触手をかわし、薙ぎ払い、キングへ接近してゆく。

しかし触手の量は減らず、提督へ向かい伸びて行く。


日向「提督…」

瑞鶴「ダメよ、今の提督さん…止まらないわ」

日向「しかし…」

熊野「ならば、提督が危険な目に合わないよう…援護ですわ!!!」

長門「…わかった!艦隊!触手を攻撃!!提督に近づけさせるな!!!」


「「了解!!」」

主砲が火を噴き、艦載機が空を舞う。

提督を襲う触手が次々へ砲弾や爆弾が正確に着弾、迎撃される。


木曾「しかし、どういう事だ…提督の様子がおかしいぞ」

天龍「あぁ、なんかいつもより…怖い?」

龍田「うん、いつもの提督じゃない…」

リットリオ「でも…素敵」

ローマ「ねぇさん!!」

飛龍「提督がかっこいいのは当たり前でしょ!」

プリンツ「そうですよ!!」

新敷「真面目にやって!!アイツの動きを止められれば…」



『なら私の出番ですね』



沈黙していた機神が動き出し、触手の操作で集中しているキングへ抱き付く。


キング「何!!!」

増田『雷神再起動…完了!!』


雷神はものすごい力でキングを締め付ける、締め付けられ触手の操作がおぼつかなくなる。


提督「チーフ!!そのままやつを押さえつけてくれ!!!」

増田『了解です!!』


キングは雷神の拘束をはずそうと必死に動く、しかし雷神の拘束を外すことはできない。


増田「(不思議だ…雷神の操作がスムーズに行く…)」


キングの一撃を受け一度は停止した雷神、増田もその衝撃で気を失っていた。

しかし…提督の叫び声で目が覚め、同時に雷神も再起動を果たした。

しかも、操作時の反発はなくスムーズにコントロールすることができる。


増田「(絶対に離さないぞ…行くぞ雷神!!!)」

「(応!!)」


増田「え?」


ふと、誰かの声が聞こえた…しかし、この狭いコックピット内は増田一人。

通信機からだろうか…しかし、今は戦闘中。


増田「集中!!!」



増田は再びコントロールに集中を開始する。












提督たちが反撃を開始したころ、キングの体内の中…蠢く影が3つ。


鈴谷「うへぁ…気持ち悪い」

葛城「ここはどのあたりかな?」

比叡「さぁ…」


キングに呑み込まれた3人は薄暗い菌糸の中を移動していた。

キングの体内は菌糸で密集しており、その隙間に艦娘達が拘束されている状態にある。

3人が呑み込まれた瞬間、菌糸に拘束されそうになるが必死の抵抗により逃れることができた。

しかし、菌糸と艦娘が密集しているため、限られた行動しかとれない。

こうして移動するのも一苦労である。


鈴谷「ていうか…さっきの叫び声…提督だよね」

葛城「うん…すごい声だった…」

比叡「司令…」

鈴谷「ていうか…なんか力がみなぎってるし」

葛城「なんだろ…有り難いけど…」

比叡「それよりも吹雪さんを探さないと…」

鈴谷「そうだね…あとアイツの弱点とか…ていうか狭い」

葛城「うん密集しすぎ…誰かの手がペタペタ…あ、秋月!!」

鈴谷「深雪に陽炎も…」

比叡「このままじゃ…皆が…」

鈴谷「鈴谷たちもね…」


辺りを見回すが、拘束された駆逐艦ばかり。

キングの弱点になりそうなものはどこにもなかった。


鈴谷「よじ登って口から…」


そう言いかけたときだった。


ズゥンッ!!!


突如、キングの体が揺れた。

外では発砲音がうっすら聞こえる。


鈴谷「とと…皆戦ってる」

葛城「うん…」

比叡「私達も頑張らないと…」

鈴谷「そうしたいのは山々だけど…何ができるかな?」

葛城「えっと…」

比叡「…電探で体内を調査してみましょう」


比叡は目を閉じ、電探による索敵を開始する。

キングの体内、艦娘が密集しており索敵は難しいものと思われたが…


比叡「艦娘の反応が一つ…だけ?」

葛城「え?」


比叡「もしかして…吹雪さん?」

鈴谷「どこ?」

比叡「上です…頭のほう…」

鈴谷「鈴谷も見るじゃん」


鈴谷も電探による索敵を開始、周辺には艦娘や陸軍の反応が密集しているが…上半身のほうはすっからかん。

そして比叡の言うとおり、真上に反応がある。

反応は二つ、一つは不明な何か…もう一つは艦娘。


鈴谷「吹雪!!!絶対に吹雪だよ!」

葛城「頭にいるの?」

比叡「吹雪さん‥今助けに!!!」


比叡は菌糸を掴み、掻き分けて上に登ってゆく。


鈴谷「私達も行くよ!」

葛城「は…はい!!!」

鈴谷「っと、その前に…」








キングの体の外では、駆逐艦救出作戦が展開されていた。

提督が衝撃波で体を削りまくり、そして…


長門「出てきたぞ!!!」

日向「みんな!引っ張れ!!!!」


仲間達が駆逐艦を引っ張り出す、地味な作業ではあるがやらないよりはましである。


キング「おのれ!!!」


触手が救出作業中の長門へ飛ぶが…


加賀「発射!」


ドゴッ!!!


加賀の副砲に阻止される。


加賀「結構当たるのね…本格的に戦艦に転向しようかしら」

瑞鶴「加賀さん!!」

熊野「というか…私たちもさっきから百発百中ですわよね」

新敷「うん、ていうかまさか…キョウちゃんの声のお蔭なのかな?」


熊野の言うとおり、提督の声を聞いてから感覚が冴え、すべての攻撃が狙った場所へ命中している。


ローマ「そんなわけ…ないじゃない…」

リットリオ「ローマ?さっきから顔が赤いけど…」

ローマ「赤くない!!!」


霧島「しかし…どう考えてもこれは、おかしいです」

新敷「おかしいって?」

霧島「命中率です、空母の加賀さんがあんな精度の高い射撃ができるなんて…熊野さんや艦娘ではないフブニ司令やティナさんまで」

ティナ「えっと…キョウの声を聞いてから…」

新敷「うんうん」

霧島「ふむ…状況から考えるに…おそらく司令の声で、皆さんの力が増強されている可能性が…」

熊野「鬼の声…」

飛行場姫「私達ガ聞イタ提督ノ叫ビ声、マギレモナク「鬼ノ声」ダッタワ、ソレモ強力ナ」

ほっぽ「ウン、鬼…ダッタ」

レ級「でもどうして…いきなりあんな声が…」

霧島「…刀…でしょうか?」

熊野「刀?」

霧島「…いえ、今はそういう考察をしている場合ではありません、あの巨大茸を何とかしなければ」

蛇野「と言ってもほぼ戦力は削いだと思うが」

新敷「胞子を撒かれる危険はまだ残ってるわ、奴の体内から皆を引っ張り出さないと」


新敷の言う通り、攻撃の危険性は少なくなったが、艦娘達を洗脳した胞子をばら撒かれるわけにはいかない。

しかし、駆逐艦の救出作業は思うように早くならない。

菌糸が絡まっていて思うように駆逐艦を引っ張り出せない。


新敷「こうなったら…キングのお命頂戴するしかないわね…」

瑞鶴「でも…体内には仲間が…」

新敷「キョウちゃんの力も…長く続くとは限らない…」


その時だった。


ピー!ピー!


新敷「通信機?」

鈴谷『フブニ!!聞こえる?』

新敷「鈴谷!!」

熊野「鈴谷!無事ですの?」

鈴谷『おう!無事じゃん!それよりも朗報じゃん!』

熊野「朗報??」

鈴谷『頭に吹雪がいるの!』

新敷「頭に吹雪…まさか!!」

鈴谷『そう!そこに茸お化けの親玉がいるかもしれない!!』

長門「今の話、本当か?」

霧島「五十鈴がいないので索敵は我々でやるしか…って…確かに、目標の頭部に艦娘の反応…そして正体不明の反応有り!!」

日向「ならば頭部に集中砲火だ!!」

鈴谷『っと!ちょっとまて!』

熊野「どうしたの?」

鈴谷『今鈴谷たちがね、頭に向かってるの!!だから撃たないで!』









キングの体内、頭部付近…ちょうど傘の真ん中あたり、空洞になっているその場所にキングは「いた」。

今まで提督たちに見せていた姿とは違う、正真正銘小さな「妖精」の姿で体の周りに菌糸をまとい、巨体を操っている。

胞子で体を作り、それと一体化し人同じサイズで行動していた。

この巨大茸を操るのも同じ原理である、ただし操るためにはエネルギーを必要とする…故に、人を取り込んだ茸人間より作る必要があった。


体内で何者かが自分の元へ移動していることを感じるキング。



キング「(しまった!体内の連中か!!)」


キングは焦った、洗脳していない連中を食べた結果か、自分の本体の居場所がばれてしまった。


キング「(ぐ…こうなれば胞子を…)」


体力やエネルギーは不十分であるが、ここで胞子をばら撒いてしまおう…そう判断したとき…


比叡「動かないでください」

キング「ヒエエエエエ!!!!!!」


目の前の菌糸が裂かれ、41サンチ砲が顔を出した。

そして比叡が、怒気にあふれた顔でエントリーしてくる。


比叡「ドーモ、キング=サン…金剛型2番艦比叡です」

キング「ドーモ」


綺麗なお辞儀に圧倒されるキング、立場は完全に…変わった。


比叡「吹雪さんはどちらです?」

キング「さ…さぁ…?」


シュパッ!!!!


キングの頭の真上に矢が刺さる。

比叡の後ろから弓矢を構えた葛城と主砲を構えた鈴谷が出てくる。


葛城「今度はその下を狙うわよ!」

鈴谷「吹雪はどこ?」

キング「あばばばばばばばばばば!!!」


3人の艦娘に武器を向けられ絶体絶命のピンチ、体外ならとにかく体内では触手を生やすことができない。

どうにかして、この3人に退場していただく必要がある…ならば。


キング「オープンセサミ!」


菌糸の一部が開きそこから気を失った吹雪が出てくる。


鈴谷「吹雪!!」

葛城「怪我はないみたいね」

キング「彼女は返す、だから命だけは勘弁してくれ!!!」


比叡「…ええ、返していただいたので問題ありません…が」

キング「が?」

比叡「司令が何と言うか…」


そう言い、吹雪を抱き上げると入ってきた裂け目から鈴谷達と共に逃げ出した。

比叡の言葉を理解したキングは、顔を真っ青にする。



キング「…やっべ!急いで胞子を!いや…」







キング「脱出だアアアア!!」










霧島「人質の確保を確認!!司令!!!顎の下のあたりを!!!」

提督「おう!!!!」


通信機で比叡たちのやり取りを聞いていた霧島が合図を送る、霧島が指定した位置から上は菌糸しかない場所であり、艦娘の存在は確認できない。

唯一反応があった存在は…吹雪は比叡たちに連れられ、下半身に向かっている。

つまり、シンプルに言えば…「敵しかいないから遠慮なく全力で攻撃できる」のである。



提督「すぅぅぅぅ…」



提督が刀を構え深呼吸をする、そして…



提督「セイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」



一閃、霧島の指定した位置へ衝撃波が吸い込まれる。

吸い込まれた場所から裂け目が生まれ、それが徐々に広がってゆく。

そこへ…


増田『でやああああああああああああああ!!!!!!』


雷神が裂けめの上を上に引っ張る、ブチブチという音を響かせキングの巨体が半分に引き裂かれる。

それを…


増田『う・お・りゃああああああああああああああ!!!!!』



上空へ思いっきりぶん投げた、ぶん投げた後…関節が爆発し腕が外れ地面へ落下する。




キング「あれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」




キングの体の一部が空を舞う、そこへ…




日向「目標補足!」

霧島「諸元入力…完了!!」

金剛「主砲、徹甲弾、三式装填完了!!!」

榛名「全砲門!発射準備完了!!!」

扶桑「それでは…」

山城「行くわよ!!!」

長門「全艦!!!」

加賀「主砲!!!」

大和「一斉射!!!!」

武蔵「撃てぇ!!!!!」



艦娘達の主砲や対空砲、艦載機の集中砲火が空へ舞う…そして…正確にキングをとらえ…



着弾した。



キング「あばぼあおああああああああ!!!」


砲弾をはじき、火にも耐えた体…しかし大和の主砲から放たれた徹甲弾が突き刺さり貫通する。

更に三式弾が貫通した穴へ着弾、子弾が飛び散り内部を焼き尽くす。




キング「アツゥイ!!アツゥイ!!!やめろおおおお!!!」




提督「止め!!!!」



提督が刀を構え、深く深呼吸…そして…



提督「で・い・やああああああああああああああああああああああ!!!!!」



一閃、今まで繰り出した中でも最大の衝撃波を放った。

衝撃波はボロボロになり燃盛るキングの体を…






真っ二つにした。








キング「アバッ!!!!」



更にそこへ集中砲火が加わり…キングの体がバラバラになる。





キング「馬鹿な…こんな…こんなぁああ!!こんな終わり方あああああああ!…あ!」







キング「打ち上げは8時だよおおおおおおおお!!!!!」








集中砲火を受けたキングの上半身は爆発四散、塵となって島へ降り注いだ。
















鈴谷「おーい!ここだよ!」

葛城「みんな無事!!!」


キングの下半身の断面から、鈴谷たちが顔を出す。


新敷「鈴谷!葛城!!」

ティナ「大丈夫ですか?」


雷神の体を伝い、鈴谷たちが地上に降りてくる。


鈴谷「新敷司令官!鈴谷ただ今帰還しました!ってね」

新敷「吹雪ちゃんは?」

比叡「ここに…」

新敷「吹雪ちゃ…んが!!!!」


突如、新敷が悲鳴を上げる…そして…その場に前のリで倒れた。

新敷だけではない、ティナや熊野、蛇野たちまでもがその場にうずくまってしまう。


新敷「あががが…か…体がいだい…」

ティナ「わ…私も…」

熊野「どおおおおお…ごれって…あれですわね…」

鈴谷「あれって‥あがががが…」

蛇野「そりゃ…アレだな…こうもなるわな…あだだ…」

長門「大丈夫か!!」

新敷「んがが…大丈夫じゃないわよ…体中がびぎびき言ってるの…」

日向「これは…」

新敷「多分…キョウちゃんの声のせいかも…」

加賀「そうね…あの声で私たちは強化されたらしいわね…そして…今効力が切れたようね」


そう言うと加賀が膝をつく、苦痛に耐えているのか顔にうっすら脂汗が浮かび上がる。


瑞鶴「加賀さん!!」

加賀「…大丈夫、心配ないわ」

瑞鶴「よか…あだだだ…私もか…」

葛城「いだだだ…もう…あのバカ…あ…」

瑞鶴「て…提督さんは?」


瑞鶴の声に艦娘全員が提督のいる方向を見る。

提督は…倒れていた。


長門「提督!!」

日向「提督!!!!」

天龍「おい!大丈夫かよ!」


日向が提督の体を起こそうとする、その時…気が付いた。


日向「え…」

長門「日向?」

日向「息をしてない…」


胸に耳を当てる…聞こえるべき鼓動の音が聞こえない。


日向「心臓が…止まってる…」













霧に包まれた空間、提督はそこに一人立っていた。


提督「…あれ?ここは?」


辺りを見回すが、同じ様な光景ばかり…ふと嫌な予感が頭をよぎる。


提督「…死んだ?」

??「死んでない」

提督「へ?」

??「よぉ」


霧の中から一人の男が現れた。

大柄で、顔中傷だらけ…時代劇に出てくるような着物を着ている。



提督「誰だ?」

??「…お前さんの先祖…といえばいいかな?」

提督「ご先祖?…てーと…アンタ…轟鬼?」

轟鬼「そうだ、俺が轟鬼だ…」


轟鬼…鬼であり、提督の先祖…自分の先祖とこうして話せる…ということはここはあの世なのだろうか?


提督「アンタが…ていうかここは…あの世?」


轟鬼「違う、ここは「轟心」の中だ、妖精に頼み…魂の一部をここに閉じ込めた…」

轟鬼「こうして子孫と顔を合わせることになった…ということは、轟心がお前の手にあるということだな」


提督「「轟心」?あ…あぁ…あれそういう名前なんだ」


轟心…それが父から渡された刀の銘、その刀に自分の先祖の魂が宿っていた。


轟鬼「お前さんが轟心を手にしたってことは…海の鬼が暴れてるってことか…」

提督「海の鬼?深海棲艦の事か?」


轟鬼「今はそういう呼ばれ方をしてるのか?海から来る化け物どもならそういうこった…」

轟鬼「最も…厄介なのはその背後にいるやつさ」


提督「はぁ?」


轟鬼「「轟心」はそいつ等と戦うための切り札でもある」

轟鬼「俺の血を引くやつがそいつ等と戦うかもしれない、そう思ってこんな仕掛けを施した」


轟鬼の言葉に提督は耳を疑った、厄介な深海棲艦の背後に何かがいると…。

そして、「轟心」はそれに対抗するための切り札という事。

突拍子もない話に、混乱する提督…そして轟鬼がさらに混乱させるような一言を…


轟鬼「だ・が、どうやら負荷が大きいようだな…お前の心臓止まってるっぽいし」

提督「へ?」

轟鬼「お外でお前の仲間達が騒いでる」

提督「へ?」

轟鬼「ほれ」


耳を澄ますと、うっすらと仲間たちの悲痛な叫び声が聞こえる。

途切れ途切れだが「動け」「死ぬな」という単語が聞こえてくる。

どうやら「轟心」の外ではとんでもないことが起きているようだ。

そんな事態にもかかわらず、轟鬼はのんきにあくびをしている


轟鬼「ふぁぁ…ま、それに関しては調整すれば問題ない…」

提督「おい!俺死んだの?」

轟鬼「死んでない、心臓が止まってるだけ…」

提督「それを死んでいるって言うんじゃああああああああ!!!!」









日向「動け!うごけ!!!!」


「轟心」の外では、日向が必死に心臓マッサージを行っていた。

その周りを仲間たちが心配そうに見守っている。


新敷「キョウちゃん…」

熊野「嘘ですわ…こんなの…」

長門「悪夢なら覚めてくれ…」

大和「バカンスに行きたいって言わなければ…」

金剛「テートク!!早く起きるデース!!」

霧島「明石は茸の中…そうだわ!AEDが輸送船に!!」

榛名「持ってきます!!」

ローマ「………」


提督が死んだ…あっさりと死んだ。

何が何だかわからない、胸の中がごちゃごちゃと何かわからないもので詰まっているような…

兎に角訳の分からない何かが…


ローマ「(死んだ…彼が…死んだ…死んだ…)」

ティナ「キョウ!!」

熊野「提督!!」

日向「頼む!動いてくれ!!君が死んでしまったら…私は生きていけない…」

霧島「交代しましょうか?」

日向「大丈夫だ…それよりも、明石を…」

霧島「菌糸が絡んでる上にどこにいるのか…」

蛇野「今、うちの医療班を呼んだ、もう少し頑張ってくれ」

増田「大佐!しっかり!!」









提督「帰る―!おうちにかえるー!帰ってお嫁さんとキャッキャウフフするー!!」

轟鬼「大丈夫だって言ってるだろ」

提督「心臓止まって大丈夫なもんかー!!!」

轟鬼「鬼は心臓が止まっても死なん」

提督「嘘をつくなー!つーか俺人間だよ!!残念人外だよ!!!」

轟鬼「落ち着かんか、俺が死なないといったら死なないんだよ…」

提督「ホントだろうな?」

轟鬼「ああ、保証するぜ」

提督「…ホントだろうな」

轟鬼「鬼は嘘つかん」

提督「鬼はって…って…」


ふと、轟鬼の額に目がいく…そこに鬼の象徴たる角があるはずだが…なかった。


提督「なぁ、角は…ないのか?」

轟鬼「ん?あぁ…自分で折った」


そういい、轟鬼は前髪を上げる…そこには…角が折れた痕が残っていた。


提督「なんで…?」

轟鬼「愛する人のため…かな?」

提督「はぁ…」

轟鬼「さて、本来の目的を果たさねばな…時間がない」

提督「時間がないって?」

轟鬼「この仕掛けは一回こっきりなんだ、時間が来たら永遠におさらばさ」

提督「………」

轟鬼「さて…話そうか…轟心についてな」








轟鬼「轟心は…俺の角から作られた」

提督「角から?」


轟鬼「さっきも言った通り、俺は自分で角を折った…その時、もっていた力すべてが弱くなっちまった…ほぼ人間になったのさ」

轟鬼「鬼の能力は角があって初めて発動する、そこで妖精が俺の角を元に一本の刀を作った…それが「轟心」だ」

轟鬼「こいつを持つことで、鬼の力を発揮できる…といっても、全盛期の俺の力と比べたらかなり弱くなってるがな」


提督「鬼の力…?」


轟鬼「そう、俺の力…それは「声」だ、俺が叫ぶことで人に大きな影響を与えることができる」

轟鬼「力を与えたり、勇気を持たせたり…操られたものを元に戻したり、浄化したり…」

轟鬼「戦場に俺の叫びが「轟く」…俺の名前はそこから来てるんだ…」

轟鬼「まあ、鬼の中じゃ地味で大したことない力だがな…俺のほかにも強いやつはいるし…」

轟鬼「たが、声だけはほかの鬼より優れてた…鬼の声に関しちゃ、俺が日本一という自信はある」


提督「そうなのか…」

轟鬼「ま実際…この力でいくつもの国の運命を変えてきた…悪い方向へな」

提督「え?」

轟鬼「昔の話だ…多くの国に金を積まれ、雇われ、兵士にこの力を使う…そんな事ばかりやってた、多くの戦場で叫び、兵士を戦わせていた」

提督「………」


轟鬼「結果、死体の山だ…それを作ったのが俺だって自覚した瞬間、この力がとんでもないものと初めて気が付いた…」

轟鬼「怖くなって俺は逃げた…山に引きこもって…静かに暮らした…だけど、いろいろあって俺は角を折り、海の鬼と戦い…」

轟鬼「その背後にいるやつに気が付き…倒した…いや、追い出したという表現が正しいかな」


提督「…いろいろあったんだな」

轟鬼「話が逸れたな、まあ轟心を使えば能力を使える…使い方を間違えるんじゃないぞって話だ」

提督「ああ…」

轟鬼「お前が出した衝撃波は「声の刃」だ…ま、使い方はわかってるだろ?」


提督「ああ、大丈夫だ…」

轟鬼「あれは基礎中の基礎、もっと訓練を積めば強力になる」

提督「…一ついいか?」

轟鬼「なんだ?」

提督「海に浮ける?」

轟鬼「浮けない」

提督「えええー…」

轟鬼「そりゃお前、俺達は陸の鬼だぜ…海に浮けるわけないだろ」

提督「だって…アンタどうやって戦ってたんだよ!」

轟鬼「船の上で叫んで刀を振ってた」

提督「うわ…かっこわる…」

轟鬼「五月蠅い…ま…娘なら浮けるがな」

提督「娘?」

轟鬼「うっすらと外の様子を聞いてたが、この時代では「艦娘」って呼ばれているんだな…時代は変わったもんだ」

提督「まった!!あんた艦娘…「娘」の存在を知ってるのか?」

轟鬼「ああ、というか…一緒に戦った」

提督「なんだって!!!」

轟鬼「だから…子孫のお前がまた娘と共に戦うってわかった時、少しうれしかった…また彼女たちと戦えるって…な」







轟鬼「さて…そろそろ時間だ」

提督「そっか…早いな」

轟鬼「ま、お前と話せてよかったよ…娘達を頼むぜ」

提督「ああ…」

轟鬼「…そういえば、お前にこの刀を渡したやつ…元気してるか?」

提督「とーちゃんのことか?」

轟鬼「ん?その刀を管理している奴…なんだが…お前の親父さんが?」

提督「いや、とーちゃんは巫女様から渡されたって…」

轟鬼「そっか…その巫女様ってやつにあったら伝えておいてくれ」

提督「なんて?」

轟鬼「「ありがとう」ってな」

提督「ああ…あったら‥あ!」


轟鬼の体が徐々に消えてゆく…


提督「消える…」

轟鬼「ああ…時間だ…じゃあな…守れよ、大事なもの」

提督「ああ…」


そして、轟鬼が消えた瞬間…目の前が真っ白になった。








提督「うへぁ!!!!」

日向「わぁ!!!!!」

新敷「キョウちゃん!」


提督が目を覚ました、突然の蘇生に一同が驚く。


提督「あー…あー…」

長門「て…提督?」

熊野「生き返った?」

新敷「ぽい?」

ティナ「キョウ…」

提督「ふふ…ふふふふふふ…」

金剛「わ…ワッツ?」


提督が邪笑をうかべ、笑いだす…そして…


提督「成功だ!ついにこの男の体を乗っ取ってやったぞ!!!!」

日向「何!!!」

瑞鶴「キング!!!」

霧島「そんな!!!」

加賀「くっ!!!」

提督「フゥーッハッハッハッハッハッハ!!!!」


立ち上がって、どこかのマッドサイエンティストなポーズを取って笑いだす…しかし…

その後ろに人影…そして…


蛇野「おらぁ!!!」

提督「あだだだだだだだだだ!!!!


蛇野が提督を拘束、地面に押さえつけられ悲鳴を上げる提督。


蛇野「悪いが、人間相手なら今の俺でも対応できる…さぁ!」

提督「ごめんごめん!冗談!冗談だってば!」

蛇野「そんな嘘が通じるとでも…」

日向「…提督ならこの質問に答えられるはずだ」




日向「勇者王ガオガイガー、大河長官が過去に所属していた組織「ID5」そこで長官は何という名前で活躍していた?」

提督「ゴールドタイガー!!!」

日向「ゴルディオンハンマーの正式名称は?」

提督「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール!!」

日向「ゴルディオンクラッシャーは?」

提督「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ディビジョン・ツール!!」

日向「GGG憲章第五条百二十五項」

提督「「GGG隊員は、いかに困難な状況に陥いろうとも、決して諦めてはならない。」!!!!」




日向「はあ…こんなマニアックな問題、答えられるのは提督だけだ」

新敷「ていうかそれを知っている日向もすごいわ」

蛇野「んだよ提督殿、空気読め」


そう言い、蛇野が拘束を解く…瞬間、提督はその場に座り込んでしまう。


提督「あだだだ…」

大和「…もぅ…提督ったら」

武蔵「ま、無事で何よりだ」

日向「まったく…君は…」


言葉が詰まった日向が、提督を抱きしめた。


提督「とと…」

日向「すまない…すまない…」

提督「日向…」

日向「鮮明に残ってる…君を襲った記憶が…」

提督「もういいよ…仕方がないさ、あんな奴がいるなんて…考えてもなかった」

長門「ああ…そうだな…だがいい教訓になった」

金剛「テートク…その…比叡は…」

比叡「………」

提督「比叡も大変だったな、「操られて」」

比叡「え?違い…もごっ!」


提督の発言に驚く比叡、違うと否定しようとするが…榛名に口をふさがれてしまう。


日向「…そうだな…うん」

天龍「しゃーねーな…」

木曾「それがいいな…」

比叡「もごぉ(皆さん…うぅ…)」

提督「さて…どうしたもんかな…この不気味な物体」

増田「雷神で解体したいですが…」


増田が雷神へ視線を移す、その先にはボロボロの雷神が膝をついていた。

両腕はもげて、エンジンからは黒煙が上がっている。


提督「うわぁ…アニキに怒られるな」

蛇野「あはは…俺達もボロボロだ…」

加賀「でも…皆助かってよかった…」

提督「ああ…腹減った…力も出ない…そういえば…轟心は…」


今回の勝利のカギとなった刀「轟心」へ視線を移す…そこには…


提督「あ…」

新敷「折れてる…」


剣先からちょうど短刀ぐらいの長さの所で折れた轟心の姿が。


提督「うそだあああああああああああああああああああああ!!!!!」

ティナ「きょ…キョウ!」

提督「折角の力が!一夜限りの夢かよ!!!やめろよそういうの!ご先祖様ぁ!!!」





轟鬼「(言ったろ、調整が必要だって…後は妖精がやってくれる、じゃ…今度こそあばよだ)」





提督「はへ?」

日向「提督?」

提督「…調整って…本当に何とかなるんだよなこれ…」

瑞鶴「それよりも…提督さん、轟心って…」

提督「あぁ…その話は後でな…ローマ!」

ローマ「え?あ…な…何?」

提督「へへ…約束は守ったぜ」

ローマ「…ええ、ありがとう」

提督「どうした?顔赤いぞ?」

ローマ「…こっちみんな」

提督「わかったよ…さて、どう収拾付けるか…」


ひとまず、この茸の巨体の解体…それに宿泊施設片づけ、やる事が山積みになっている。

どこから手を付けようか…悩んでいた時、遠方より車のエンジン音が聞こえてくる。

エンジン音は徐々にこちらに近づいてくる、そして聞きなれた声が…


あきつ丸「提督殿!」


陸軍の宿泊施設で治療を受けていたあきつ丸、どうやら洗脳が溶けたようである。

あきつ丸を乗せたジープは提督たちの目の前で停車する。

ジープからあきつ丸、そして妖精さん達が下りてくる。


提督「あきつ丸!」

蛇野「元に戻ったのか!」

あきつ丸「はい!お蔭さまで」

建造妖精「あー間に合わなかったか…せっかく元に戻す方法見つけたのに…」

提督「来て早々で悪いが、これ何とかしてくれない?」


そういい、茸の巨人を指さす。


建造妖精「うわぁ…すごいものが…ま、何とかなるよ」

提督「ついでに…俺たちのこの状態も…今更ながら体中がいてぇ…」

熊野「まだズキズキ言ってますわ…」

日向「私達も…万全ではないな」

飛龍「そういえば…なんかだるい…」

長門「そうだな…」


茸の影響か、はたまた比叡カレーの影響か…艦娘達の顔色が悪くなってゆく。



建造妖精「OK、万事任せてよ…取り出したるこのいつものバーナーで解決さ」


そういい、いつものバーナーを取り出し、艦娘達へ向ける。


建造妖精「せーの…ファイヤアアアアアアア!!!!!」


バーナーから火が噴き出し、艦娘や陸軍たちが炎に包まれる。


増田「熱くない…か」

蛇野「すげぇ…」

提督「この火は…?」

建造妖精「菌糸や胞子をすべて燃やす火さ…体内にある茸の残留物とかも全部ね」

日向「あぁ…気分がすっきりしてきた」

長門「力がみなぎる…」

新敷「えー…私達治らないんだけど…」

建造妖精「キノコが原因じゃないからねー」

大和「あぁ!キノコの巨人が…」


火を浴びた茸の巨人が見る見るうちに燃え出し、その形が崩れてゆく。

菌糸の拘束が緩み、中の艦娘達がこぼれ落ちそうになる。


提督「やばい!動けるものは!!!救出作業だ!!!」


日向「わかった!」

比叡「気合い!入れて…あだだだだ…」


助けに向かおうとする比叡だが、体中に激痛が走り、足がもつれ…提督の上に倒れこんでしまう。


提督「無理するなよ…」

比叡「あ…はい…」


提督に抱きしめられる形になり、顔を真っ赤にする比叡。


比叡「…すみません司令…このまま…で」


体力の限界を迎えたのか、提督の腕の中で比叡が寝息をたてはじめる。


提督「やれやれ…」

増田「ん?あれは…防衛艦隊!!」



増田が指さす先、遠くの地平線に船影が見えた。

その形から、防衛艦隊の戦艦というのが分かる。



提督「夕方にはまだ早い気がするが…」

新敷「でもよかった…後始末やってもらいましょ…もー私ダメ…ティナはもうおねむね…」

ティナ「すぅ…すぅ…ふぇ…」

新敷「キョウちゃん…と私でティナ…さんどー…」


そう言い、新敷はティナを抱きかかえて提督の右側に横になる。



熊野「私もですわ…これは、最上級のサーロインステーキぐらいでないと」

鈴谷「それだ」

提督「賛成だ…本土に戻ったら食いに行こう…もうダメ…」


襲い来る睡魔に負け、提督が目を閉じ寝息をたてはじめる。


熊野「約束…ですわ…それでは…私たちは…左側で…おやすみなさい…」

鈴谷「もー…ダメ…ぐぅ…」


既に眠ってしまった鈴谷を抱きかかえ、提督の左側で横になる。


加賀「バケツたっぷりのアイス…」

瑞鶴「お腹壊すわよ…」

加賀「ふふ…すぅ…」


力尽きたのか、加賀がその場で崩れ落ちそうになるが、寸でのところで瑞鶴が支える。


瑞鶴「加賀さん…寝ちゃった…ふぁあ…わたしも…ねむい…」

葛城「眠い…」

瑞鶴「提督さん枕で…寝る…」


そう言い瑞鶴は加賀と葛城と共に提督の右腹を枕にして眠る。


扶桑「山城…おいで…寝ましょう」

山城「はい…お姉さま…ローマ…も?」


山城がローマの手を引く、一瞬緊張するローマ…そして力を抜き…


ローマ「…そうね…もう、おわった…姉さん…」

リットリオ「ローマ?」

ローマ「…信じてみる…彼を…でもハーレムには入らない…でも…きっと…何時か…」


そして、扶桑姉妹と一緒に提督の右腹を枕にして眠る。


蛇野「あー羨ましいねぇ…」

増田「愛されてる…ということですね」

蛇野「俺達もって訳に行かないな」

増田「その気はない…さて、私たちはもうひと踏ん張り」

長門「いや、後は私達がやる…ゆっくり休んでくれ」

増田「…そうだな…少しだけ休もう」

蛇野「だな…少しだけだ」


陸軍の二人はその場で崩れ、大の字になり・・寝息をたてはじめた。


【 次回へ続く 】

・次回の艦隊これくしょんは

提督「いやー長かったねー今回のシリアス、イベント2回も跨いじゃったよ」

吹雪「そうですね、艦娘もいっぱい増えましたね…」


初月「寂しいのかい?仕方がないな…」(猫ランジェリー装備)

ザラ「これが…日本の夜戦…これが…提督の花嫁」

沖波「魚雷さんが…皆さんの…あわわ…」


吹雪「あははは…後で五十鈴達にお仕置きしなきゃ…」

提督「さぁて次回シリアスの最終回、ようやく終わるよ、マジ長いって」

吹雪「色々なことがありましたよね」

提督「そうだな…あ、次回より「提督無双」始まります」

吹雪「始まりません!」

提督「えーせっかくご先祖様の力手に入れたのにさー」

吹雪「司令官なんだから前線に出ないでください!!」

提督「ちぇー」

吹雪「それで、シリアスの後は…」

提督「あぁ、一応建造エピとかもろもろ…あとイベント…ハロウィンとクリスマスと正月と…」

吹雪「もう新年だいぶ過ぎてますけどね」

提督「それ言っちゃいけない」

吹雪「それと定番の秘書艦ネタ…元々そういうスレですよここ」

提督「まあ新人いっぱいいるしネタには困らないだろうな…あと、またお笑いイベントやるとか」

吹雪「お笑い…以前は24時間鬼ごっこ…今回は笑ってはいけない?」

提督「さぁ?どうなるんだろ…」

吹雪「なんにせよ…今年一年どんなことが起きるのか楽しみですね」

提督「そうだな…なんか米国から艦娘が来るって聞いたんだけど…不安しかねぇ」

吹雪「あはは…」






提督「つーわけで次回「大団円!そして…」だ!」

吹雪「次回もお楽しみに!」







提督「あ、打ち上げは八時だっけ…場所は…」

吹雪「私地図持ってます」














【 キング「これで終わると思うなよぉ!!!」 次回へ続く 】

以上です
次回、キノコ事変最終回

あ、イベントはクリアしました
新艦娘3人そろってます

生存報告です
もろもろあって大変でしたがようやく最終回(キノコ事変)に手が回ります。
アイオワさんについては実装予定です(ブラウザのほうにも実装予定のはず)

お待たせしました。
明日投下です。

地の文、当分書かないぞ(遠い目)

22時から


秋月型のすけべぼでぃを早くいじりたいです

遅刻しました、投下します

・前回の「艦隊これくしょん」は!

提督「よーし!今日はみんなで「海色」を歌うぞー!!」

艦娘「おー!!!」


(諸事情により、合唱は各自脳内で再生してください)


暁「ねぇ、レディのエビチャーハンはどこ?」

曙「ちょ、私の焼きそばがないんだけど!」

赤城「知らない子ですね、もぐもぐソース焼きそばエビチャーハン美味しい」

速吸「フレンチトースト注文された方―!!」

神名「あ、オレオレ!!」

赤城「オレオレ詐欺ですね、だから私がもぐもぐ」

神名「あー!俺のフレンチトーストぉ!!!」

新敷「誰かそこの赤城をつまみ出せ!!」

隼鷹「つまみ出せ―!!するめと、ジャーキーと、あとチータラ!」

新敷「そのつまみじゃないわよ!何よチータスって!どこの少年探偵団でどこの校長先生よ!」

瑞穂「轟様ぁ!子づくりしましょー!」

提督「だぁー!急に絡みつくな!!股間に手を伸ばすな!!」

リベッチオ「てーとくさん!りべもー!!」

グラーフ「ぐーちゃんも!」

提督「ちょ!ま!ていうか酒臭いぞ!!グラーフ性格変わってる!誰だよ飲ませたのは!!!」

フェル「私!」

提督「お前かー!!!」

ティナ「ひっく…私…脱ぎます!!!」

浦風「脱ぐ!」

浜風「熱いので脱ぎます!」

時津風「獣は裸が自然な恰好なんだよー!」

キング「失礼しますー!ご注文ってヌーディストカラオケボックスウウウウウウ!!!」

赤城「今のうちに!!ガツガツガツ!!!」

新敷「食うなぁ!!!!」

加賀「加賀岬…」

瑞鶴「今は海色歌ってるんだから!!」

翔鶴「ズィ~ズィ~」

瑞鶴「翔鶴姉ぇ!!!」

ローマ「何このカオスは…そろそろサビに入るわよ!」

金剛「何指揮ってるデスか新人!!!!」

榛名「榛名大丈夫アタック―!!!」

ローマ「きゃあ!!お酒かけないでよ!!ちょ!なんでそんなに酔ってるのよ!!」

フェル「それも私だ」

ローマ「この駄上司ぃぃぃぃ!!!!!」

【 大団円、そして… 】

提督は目を覚ました…そして違和感に気が付く。


提督「(うん?)」


目の前に見たこともない光景が目の前に広がっている。

明らかに島ではない、どこかの田舎道…周囲には建物がなく、その代わり自然が広がっている。


提督「(ここは…)」

??「トドロキ様!」

提督「(え?)」


背後で名前を呼ばれる…すると、自分の意思と関係なく体が動いた。

どうやら、今自分は誰かの体の中にるようである。


??「トドロキ様!行かないでください!」

轟鬼「…__か」


聞き覚えのある声、鳥の鳴き声で一部聞き取れなかったが…この声は轟鬼の声。

状況を判断するに、自分はどうやら轟鬼自信になっている…つまりこれは


提督「(夢…か)」


目の前には黒髪の長髪で巫女服をまとった女性、その胸はとても豊満だった。


??「轟鬼様…どうしても行かれるのですか?」

轟鬼「ああ、世の中を見るため…そして、奴らの痕跡を探すために…」

??「なら私も…他の皆もきっと…」

轟鬼「ならん、せっかく人の身になれたのだ…平和な時を生きろ…もう戦うことはないのだから」

提督「(人の身…この子は元艦娘なのか…)」


轟鬼の話では彼は艦娘と共に戦っていた、そして彼は「人の身」と言った。

つまり彼女は艤装を解体し、人間になったということになる。

彼女を突き放そうとする轟鬼、しかし彼女は縋り付き自分を連れていくよう懇願する。


轟鬼「とにかくダメだ」

??「轟鬼様…ならせめて…」

轟鬼「せめて…?」

??「戻って皆に子種を!!」

提督「(なんでや!!!!ていうかデジャウ感じる展開ですけど!!)」

轟鬼「あのなぁ…私には既に妻がいるし、その…そう言うのは好きな男と…」

??「私含め、皆轟鬼様の子種を…今ここでも…」

轟鬼「勘弁してくれ…それじゃ!」


子種を懇願する女性を背に、轟鬼は逃げるようにその場から走り出す。




「「「「轟鬼様!!!」」」」



背中から大勢の女性の声が、しかも聞き覚えがある声がちらほら…


提督「(この時代の艦娘か!!)」

轟鬼「勘弁してくれ!!俺は妻一筋だぁぁぁぁ!!!!!!」


轟鬼の叫び声が響くと同時に、目の前が明るくなってゆく。

どうやら夢から覚めるようである…













神名「おはようさん」

光が薄れ、目の前に神名の顔。

提督「…寝起きでヤローの顔か」

神名「ひどくね?」

提督「ここは?」


提督が体を起こして周りを見渡す、どうやらテントの中らしい。


神名「港近くの海岸…そこにテント張って、ベッド組み立てて…起こさない様に寝かせたんだよ」

提督「今何時です?どれくらい…」

神名「落ち着け」

提督「いや…吹雪は?瑞鶴は…」

神名「ほれ、右」


神名の指示した方向には…ベッドに突っ伏して穏やかな寝息を立てている吹雪の姿。

目だった怪我もなく、無事に救助されたらしい。


提督「…よかった」

神名「驚いたぜ、連絡が取れなくなって慌てて引き返して来てみたら、機神は黒煙上げてるわ、お前らは寝てるわ…」

提督「それは…」

神名「日向たちから聞いたよ…大変だったな」

提督「ええ…そういえばみんなは?」

神名「他の連中もお前が起きるのを待ってるって言ってたんだが…大勢じゃな」

提督「無事なんですか?」

神名「…無事なんだが、やばい状態だ」

提督「状況は?」

???「それについては私が」



テントの中に一人の女性が…フェルでもない、ティナでもない金髪の美女。

そしてその胸は豊満であった。


提督「貴女は?」

???「初めまして、ミスター轟…私はジョーの秘書をしているレディ・スミスです、レディとお呼びください」

提督「ギリアン中将の…?」

レディ「はい」

神名「もともと、ここで米国の防衛艦隊と合流予定だったんだ…」

レディ「現状を説明させていただきます、現在日本の艦娘は全員無事、しかし…茸に食べられた方が不味い状況です」

提督「不味い?」

レディ「衰弱が激しく…現在衛生兵が治療に当たってますが…改善の傾向が見られません」

提督「そんな…」

神名「最悪、本土に搬送するしかないが…それだとお前の立場的にな…」

提督「………」


今回の事が明るみに出れば、本営は提督を糾弾し、鎮守府から追い出そうとするだろう。

もしそうなってしまったら…彼女達は…


神名「何とか秘密裏にできないか、各方面に連絡を取ってる…」

提督「そうですか…」

神名「…俺がこんなことを言いださなければ」

提督「そんなことないですよ…いざとなったら、全員連れてどこかに逃げますよ」

神名「お前…」

提督「前向きに行きましょうや…前向きに」

神名「ああ…」

レディ「これは個人的な考えなのですが…ミスター轟が顔を出せば少しは改善されるかと」

提督「わかった…体の調子もいいしな」

レディ「了解しました、それでは…五分後に」

提督「え?」

神名「5分以上でもいいぜ…じゃ」


そういうと二人はテントから出ていく。


提督「5分?」

吹雪「響介さん…」

提督「吹雪!」


吹雪が目を覚ましていた、どうやら二人気を利かせたらしい。


提督「無事か?

吹雪「はい、響介さんこそ…日向さんから心臓が止まったって聞いて…」

提督「大丈夫だって」

吹雪「よかった…よか…うぅ…」



安堵し、気が緩んだのか吹雪の目から涙がこぼれ落ちる。

そんな吹雪を、提督は優しく抱きしめ…背中をポンポンと叩く。


提督「心配をかけてゴメン…」

吹雪「ぎょうずげざぁん…」


テントの中に吹雪の泣き声が響く。


吹雪「ぎっどだずげでぐれるっで…」

提督「ああ…」

吹雪「えぐ…ひっく…」

提督「心配かけたな…」

吹雪「心配しました…」



二人はそのまましばらく抱き合う。

しばらく抱き合ったのち、提督は吹雪の体を離す。



提督「…吹雪、まだ物語はハッピーエンドじゃない…百を超えるヒロインを助けなきゃな」

吹雪「ひっく…はい、そうですね」

提督「ま、何とかなるさ…行こう」






大型テントの中、キングに捕食された艦娘達や茸人間にされた駆逐艦たちがベッドの上に寝かされている。

全員顔色が悪く、呼吸も弱く…専門家でなくても、彼女達の状態が非常に悪いものだとわかる。

彼女達をクリスや提督母、建造妖精、そして衛生兵たちが必死に看病を行っている。


深雪「う…しれーー…かん…」

初雪「ゴメン…なさい…ゴメン…」

業雲「ん…ぁ…」

雪風「しれぇ…しれぇ…」

長波「てい…とく…」

春雨「はぁ…はぁ…」


巨大茸のエネルギー源となっていた為、かなり衰弱しており、顔色も得悪く、口を開くのもやっとの状態。

特に駆逐艦たちは、とても症状が重く、緊急に処置が必要な状態であった。


建造妖精「不味いな…このままじゃみんな…死んでしまう」

クリス「何とかならないの?」

建造妖精「鎮守府の工廠で治療すれば…でも、鎮守府に戻る前にみんなが…」

クリス「…参ったわね」

建造妖精「うーん」

提督母「…ねぇ、昔妖精さんから聞いたんだけど…妖精の秘薬があるって」


クリス「秘薬?」

提督母「ええ、どんな病も直すという…」

建造妖精「どんな病もって大げさだけど…ある…レシピも頭にある…けどね、材料がないんだ…」

クリス「何が必要なの?」

建造妖精「ある程度の材料は揃えられるけど…茸…特別な茸が必要なんだ」

クリス「それはどこに…」

建造妖精「それは…」

提督「みんな!」


建造妖精が説明しようとしたとき、テントの入り口から提督たちが入ってきた。

その後ろを神名、レディがついてくる。


提督「みんな大丈夫か?」

吹雪「みんな…」

建造妖精「あ、提督、吹雪」

神名「特効薬持ってきたが…」


提督たちがやってきたのを知り、ベッドから無理矢理体を起こそうとする艦娘達。

しかし、衰弱した体では起き上がることもままならない。


雲龍「て…とく…」

蒼龍「あ…」

千代田「おにぃ…」

提督「いろいろ言いたいことはあるだろうけど…今は体を治すことだけを考えてくれ…」

鳥海「し…司令官…さん…」

大淀「本当に…もうしわけ…」

提督「いいから寝てろ…それで、何か手はあるのか?」

提督母「妖精さんの秘薬なら何とかなるらしいけど…」

レディ「秘薬?」

クリス「その材料である特別な茸が必要らしいの…」

提督「特別な茸…?」

建造妖精「うん、それは茸の妖精にしか出せない代物なんだ…」


曰く、茸の妖精が気に入った相手にしか出さない茸がある。

その茸は滋養強壮効果が抜群であり、どんな病人も食べれば全快するという。

それをベースに作るのが、妖精の秘薬である。


提督「マジかよ…この島にあいつだけってわけないよな…他に茸の妖精がいればいいけど…」

神名「なんか…やばいのか?」

提督「何とかしますよ…何とか…うん?」

神名「どうした?」

提督「アレ…」


提督がある方向を指さす、一同がその方向へ視線を向けると…






キング「あいたたた…えっと消毒液は…」






吹雪「あ…」

提督「いた…」

キング「んぎょえ!!」

レディ「これが…」

建造妖精「茸の妖精…」

提督「てめぇ!!!生きていやがったか!!!」

キング「あわわわ!!!」


あの大爆発のさなか、奇跡的に脱出に成功したキング。

森の中へ落下し、身をひそめ体力の回復を待っていたが、傷が痛み、治療しようとこっそりテントの中に忍び込んできたのだ。


キング「逃げる!」

提督「待ちやがれ!!!」

キング「と見せかけて!!触手どぱー!!!!」


キングの体から大量の触手が伸びる、その触手は…


クリス「きゃああ!!!」

建造妖精「わぁ!!!」

提督母「あうっ!!」

神名「おわわわわ!!!」

吹雪「きゃあ!!!」

レディ「あぐっ!」


クリスや神名の首へを巻きつき、締め付ける。


提督「お前…」

キング「動くなよ!ちょっとでも動いたらこいつらの首を…」


ぶちっ!!ぶちっ!!!


キング「え?」


何かを引きちぎる音がテントに響く…


キング「え?え?」

吹雪「お…お義母さん?」

提督「うーわー…やばい」



音の元は提督の母、首に巻き付いた触手をものすごい力で引きちぎった音だった。

そして表情は、まるで般若のよう…怒りに満ち溢れている。


提督母「貴方ね、皆をこんな風にしたのは…」

キング「え?触手さんぶちって…」

提督母「悪い子…お仕置きが必要ね」

キング「やべ!」


逃走を図るキング、しかし…


神名「逃がすかよ!!!」

クリス「逃がさないわ!」

建造妖精「逃がさない!!!」

レディ「スタァップ!!!」

吹雪「逃がしません!!」


神名たちが首に巻かれた触手をつかみ、思いっきりひっぱった。

触手を引っ張られ逃げることができない、そこに提督母が近づきキングをわきに抱えると…

ケツを思いっきり叩いた。


すぱーん!!!


キング「あべし!」

提督母「お仕置きよ!!!」


すぱーん!!!


キング「あひっ!!!」

提督母「悪い子!!!」


すぱーん!!!


キング「ぶひっ!!!」

提督母「悪い子!!!」


すぱーん!!!


キング「あべし!!!」

提督母「悪い子!!!」


すぱーん!!


キング「あぁぁぁぁぁん~」












キング「あいたた…」

提督「よかったなケツ叩きで済んで」

建造妖精「ねえ、お願いがあるんだけど…」


キング「ふん、話は聞いてた…ヤダね、こんなことされて一仕事?冗談じゃねー…ん?そうだ…んふふ…」

キング「お前が俺の手下になるなら考えなくてもいいけどな」


提督「この期に及んでそういう事言うか…」

キング「茸が欲しいんだろ?俺しか出せない…茸が…ぐへへへ」

提督母「貴方ね…」

キング「さぁどうする?どうするどうする?」


自分が有利な立場と知り、増長するキング。

提督母がもう一度尻を叩こうとするが…それを提督が制する。

そして、冷めた顔で口を開いた。


提督「じゃいいわ、帰っていいぞ」

キング「え?」

提督母「響介?」

クリス「え?」


提督の言葉に動揺する一同、そして次の言葉でさらに…


提督「筍の妖精に頼むわ」

建造妖精「…あぁ」

レディ「…なるほど」


何故か出てくる「筍の妖精」というキーワード、建造妖精とレディはそのキーワードを聞き、一瞬で理解した。


建造妖精「それがいいね、うんうん」

神名「へ?え?」

レディ「なるほど…日本のタケノコは優秀と聞きます」

吹雪「え?え?」

キング「はへ?」

提督「ここの筍の妖精なら話したことあるしね…言ってたぜ」



『私達の方が優秀です、茸のアホどもには負けません』

『茸って駄目だよね、クッキー部分は堅いし、チョコは堅いし』

『それに比べて私達筍は、サクサクだし美味しいし、ねー』



提督「って」

キング「ななななななな…」



神名「(あー…俺はポッキーがいいな…)」

クリス「(ああ…そういう…ショカコーラがいいわ)」

提督母「(お菓子の話ね…)」

建造妖精「(私はお菓子なら何でもいいけど)」

レディ「(お土産にいっぱい買っていきましょう)」

吹雪「(あはは…)」

提督「というわけで、君は用済み…帰って」


しっしと手を振る提督、それを見たキングが激怒する。


キング「まて!!まて!!!私が筍に劣っているだと…そんなはずはない!!!」

提督「えー?証明できるの?筍より優秀だって…」

キング「見てろ!!!…ポンッ!!!」


キングが叫ぶと空中に白く所々に赤い斑点がある某配管工がゲフンゲフンゲフン。

失礼、空中に独特の模様がある茸が出現する。


提督「おぉ!茸が!」

建造妖精「やったぁ!!!」」

キング「ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!」



次々と出現する茸、あっという間にきのこの山が完成する。

しかしキングは出すことをやめることなく、叫び続ける。



キング「ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!ポンッ!!もういっちょ!ポンっ!!」

建造妖精「やったね!これで秘薬が作れる!!!」

クリス「みんなが助かるわ!」

提督母「早速取り掛かりましょう!」







ジョー「治療が可能って本当か?」


治療ができるという知らせを聞き、ジョーたちがテントの中に飛び込んできた。


建造妖精「うん、今出来たから見ててよ」

クリス「さぁ深雪、これを飲んで」


クリスの手には緑色の液体の入ったコップ、それを深雪の口元へ持ってゆく。

深雪は言われるがままに、その液体の入ったコップに口をつけ、中の液体を飲み込んだ。


深雪「んぎゅ!!!!」


深雪が変な声を上げ硬直する。



ジョー「おい…大丈夫…」


ジョーが心配そうな声を上げる…次の瞬間。


深雪「ふっかーつ!!!!!」


深雪は大声をあげ、ベッドから起き上がり、さらには立ち上がりジャンプを始めた。

これが妖精の秘薬の効果、その効果にジョーたちが感嘆の声を上げる。


ジョー「すげぇ」

クリス「さぁ!皆にも飲ませるわよ!!」


クリスの指示の元、衛生兵やなぜかジョーたちも混ざり、艦娘達に秘薬を飲ませる。

秘薬を飲んだ艦娘達は次々と元気を取り戻してゆく。


睦月「んにゃー!!!!にゃしリティ100%なのね!!!」

蒼龍「うぉぉぉ!!!なんか元気出てきた!!!」

陸奥「うふふ…お肌の艶がよくなったかしら」

雲龍「フナムシエキス?」

隼鷹「まずい…もういっぱい!」

雪風「ちょっと美味しくないです…でも元気になりました!!」

間宮「はぁ…一時はどうなることかと…」

五十鈴「ほんと…ごめん…響介」

鳥海「本当に申し訳ないです…」

赤城「しばらくご飯抜きで」

提督「もういいって…な、皆助かったんだから」

明石「でも…」

大淀「何かお詫びを…」

提督「どうせ夜戦でってくるんだろ」

大淀「うぐっ!」

摩耶「それよりもさ…あの茸の山なんだ?」


摩耶が指さした先には茸の山、その頂上でキングがぐったりと倒れていた。


キング「へーへー…見たか、茸のほうが優秀だって…きゅー」

提督「ま、罪滅ぼしには十分な量だ…」

ジョー「おー…これまたすごい量だな」

プー「…妖精の茸か」

モンタナ「これが…どこかで見たことのある…」

神名「すげー量…どうするのさ」

建造妖精「ねえ、この茸食べない?」

提督「うまいのか?」

建造妖精「もちろん、とても美味しいんだよ…焼いてよし、煮てよし」

ジョー「ほほう…なら、今夜のディナーに入れてしまおう…レディ」

レディ「ええ、食材たっぷり持って来たわ」

提督「食材?」

ジョー「おう、今夜はアメリカ式バーベキューだぜ!」

赤城「バーベキュー!!!」

提督「しばらくご飯抜きじゃなかったのか?」

赤城「え…えっと…日本食は抜きという意味で…」

提督「まったく…」

ジョー「よーし、準備は俺達に任せな…」


そう言うとジョーは指を鳴らす。

その音を聞きつけて屈強な米兵二人がテントの中に入ってきた。


ジョー「アイザック!!カーヴァー!バーベキューの準備だ!日本の艦娘達に最高のご馳走を用意しろ!!!」

米兵ズ「サー!イエッサー!!!」


ジョーの命令を受けた米兵たちは、敬礼をすると即座にテントの外へ飛び出していく。


提督「やれやれ…」

満潮「し…司令官…」

提督「ん?」

満潮「ごめんなさい…私…私…」

提督「あーもういいいって…」

巻雲「でも…お守りしますって言ったのに…言ったのに…」

秋月「私達は司令に刃を…」

提督「気にするなって…」

摩耶「でもよ…鮮明に残ってるんだぜ…提督を…その憎んでいた時の記憶とかよ…」

不知火「司令を憎むなんて…ありえないことなのに…」

古鷹「この記憶…消したいです」

ビスマルク「…そうね、早く忘れたいわ」

飛鷹「ええ…」


落ち込んだ空気がテントの中を支配する、さすがの霞や滿潮、曙もかなり落ち込んでいる。

そんな空気を一掃するかのように、提督は叫んだ。



提督「全員に命令!!!」

提督「…帰るまでの残りの日数、全力でバカンスを楽しめ!!」



初雪「全力…で?」

提督「そ、嫌なこと忘れちまうくらい全力でだ」

皐月「全力…か」

初春「そうじゃな、嫌なこと…ぱーっと忘れてしまおうぞ」

提督「ああ、これからバーベキューが始まるんだ!赤城!問答無用で食い尽せ!!」


赤城「えぇ!!」

提督「隼鷹も千歳も酒をいっぱい飲め!!」

隼鷹「マジで?いいのか?」

提督「秋月も腹いっぱい食え!那珂も全力で歌え!!!!」

秋月「腹いっぱい…そ…そんな…」

那珂「よーし!那珂ちゃんにお任せ!!!」


提督「全力で騒ぐ!とにかく楽しむ!!戦いも嫌なことも忘れてだ!」

提督「俺が許可する!全力で楽しめ!!俺に甘えたい奴は遠慮なく来い!!」

提督「嫌なこと全部忘れるくらい!!!全力で楽しめ!!」


「おー!!!!!」












新敷「あんれまぁ…何でこんな…」


賑やかな音に目を覚ました新敷、テントから出ると目の前には艦娘達が大宴会を繰り広げていた


新敷「何が何だか…」

クリス「あら、お目覚め?轟が皆に命令したの、全力で楽しめですって」

ビスマルク「提督らしい命令ね…」

新敷「おお、みんな無事…ていうかすごい元気…」

白雪「フブニ司令官、これを」

新敷「ん?なにこれ…この緑の液体…」

瑞鶴「妖精の秘薬ですって、疲れが一気に吹き飛ぶわよ」

ティナ「ちょっと苦いですけど」

新敷「おー…」


差し出された緑の液体…妖精の秘薬を何の迷いもなく一気飲みする。

飲み干したとたん、顔の血色がよくなり、体力が一気に回復する。


新敷「んはー!!おお!すごい即効性…怪しい材料入ってないわよね」

加賀「あのキングしか出せない茸が材料って妖精が言ってたわね」

新敷「うげげ!大丈夫?」

鈴谷「大丈夫だって、その証拠にみんな元気だし」

熊野「その茸…焼いて醤油を垂らして食べるととても美味…んー美味しい」

葛城「わ…私は遠慮しておこうかな…」

新敷「ていうかキングって生きてたんだ…」

ティナ「はい…あそこで…」



ティナが調理場を指さす、調理場では鳳翔や間宮、伊良湖にリットリオが調理を行っている。

その中を走り回るようキング、なぜか頭にはアフロのかつらがかぶされていた。


鳳翔「キングさん、シイタケ10、エノキ5おねがいね」

キング「イエッサー!!ポン!!!」

伊良湖「なめこも追加でお願いします!」

キング「ポン!!!」

リットリオ「ボルチーニ茸、お願いしますね」

キング「ポポン!!!!」


要求された茸を次々と出すキング、茸の妖精にとっては容易なことだとか。


新敷「何でなじんでるのよアレ、ていうかアフロ?」

蛇野「ああ、アレで胞子を封じてるんだってよ」

増田「まあ…監視役もいますからね」

新敷「監視?」



キング「ぜーぜー…妖精使い荒いぞくそー…そろそろ逃げても…」

提督母「だーめ!またお尻叩かれたい?」

キング「ぴぎゃああああああ!!!!」



新敷「お義母様ったら…」

山城「新敷提督、キノコ汁食べます?」

扶桑「網焼きしたシイタケもありますよ」

新敷「おーいいねー…ここにお米でできた液体とかあれば…」

加賀「ダメです、提督からの命令で「新敷には酒は飲ますな」と」

新敷「がーん…」










如月「司令官、さぁ一杯…」

大和「提督、さぁ…」

千歳「お酌しますね」

提督「おいおい、そんなに飲めないって…つーか四方八方酒を注ごうとするな!!」

長波「いいじゃんかよーガンガン飲んじまいなよ、あたしからもどう?」

涼風「そうそう、飲めって言ったのは提督じゃねーかよ」

マックス「みんな、提督を困らせないで…」

ロー「マックスも!提督にしがみついてばっかり!!」

ユー「ユーも提督とくっつきたい!!」

レーベ「ボクだって!!」

夕立「提督さん!夕立と素敵なパーティー!!」

時雨「提督、ボクと一緒に夜戦しようよ!」

川内「ああ!セリフ取られた!」

神通「今夜の夜伽、この神通が…」

提督「まてまて!夜戦は禁止だっつってるだろ!!」

名取「えぇ!そんなぁ…」

阿賀野「いいじゃないのー!」

北上「あーもやっちゃおうよー」

大井「酸素魚雷撃ちますよ」

白露「いいじゃないのそんなのー!白露と一番楽しい夜戦しよう!!」

村雨「どんなプレイにもこたえちゃうからね!」

春雨「いやなこと忘れるには…夜戦が一番…です、はい」

早霜「無礼講…うふふ…」

利根「これ駆逐艦ども!!!提督が困ってるじゃろうが!!!」

筑摩「提督、今夜は私と…」

利根「ちくまー!!!!」



艦娘達にもみくちゃにされる提督、その様子を遠くから見ているジョーとレディ。



ジョー「レディ、アレが偉大なる轟提督だ」

レディ「あらあら…幸せそうね…」

ジョー「ああ…だが、危ういな」

レディ「危うい?」

ジョー「結束が強すぎると…僅かな綻びですべてが崩壊しかねん…」

レディ「…そうね」

ジョー「俺は…あいつらを守りたいと思う」

レディ「何故?」

ジョー「見なよ、艦娘達がとても幸せそうだ」




榛名「提督、はいあーん」

山雲「あーんですよー」

霞「こっちのを食べなさいよ!!」

秋月「司令!こっちのお肉美味しいです!美味しくて涙が出そう…」

五十鈴「響介!こっちに来なさいってば!」



ジョー「守りたいのさ、あの笑顔を…」

レディ「…「ギルド」の連中が黙ってないわよ」

ジョー「へへ…何とかなるさ…何とかな」

レディ「それじゃ、例の話を進めるのね…」


ジョー「ああ、こっちの艦娘の派遣計画…キョウちゃんに新しいお嫁さんを」

レディ「ふふ…」

ジョー「そしてミスターカミナにも支援を…彼らの協力なしにギルドとは戦えない」

レディ「日本の「暗部」アメリカの「ギルド」…」

フェル「イタリアの「マフィア」」

クリス「ドイツの「結社」」

プー「ロシアの「教団」」

ジョー「おおっと…」

レディ「あら…どうも」

モンタナ「どの国にも似たような組織があり…」

クリス「そしてつながっている…」

プー「私が来日したのも、その実態調査のため…思った以上にことは深刻のようだ」

フェル「深刻って?」

プー「各国の組織がこの日本に集まっている…そして深海棲艦と接触した形跡がある」

モンタナ「…深海棲艦」

プー「…その深海棲艦も、人間社会に紛れている形跡がある」

神名「そして動き出している…」

プー「む…」

神名「実際に被害を受けてるからな…俺らが、正確には陸軍だ…内陸部まで深海ヤローが攻めてきやがった」

プー「やはり日本でもか…わがロシアでも軍施設が正体不明の集団に襲撃される事件が多発してる…」

モンタナ「襲撃とまではいきませんが…ドイツでは拉致事件が…」

フェル「こっちも…化け物を見たって事件がね…」

レディ「我が米国でも…」

神名「海外でもか…こりゃ深刻だな…そこで提案がある、手を組まないか?」

ジョー「手を組む?」


神名「…汚職まみれの本営じゃ、いつかは限界が来る…提督殿や艦娘達が動きやすい組織を俺は作ろうと思ってる」

神名「今その下準備の真っ最中だ…国内ではほぼ完了だが、国外は未着手でな」

神名「あんたらが協力してくれるなら…ちなみに、リーダーは提督殿だ…本人は知らないがな」


ジョー「組もう」

プー「同じく」

クリス「賛成」

フェル「脱ぐわ」

神名「即決かよ!!ていうか最後おかしいだろ!!!」

モンタナ「断る理由はないですしね」

フェル「ええ」

神名「ノリが軽いなぁ…」

ジョー「というわけで…レディ」

レディ「ドーゾ」


ジョーの合図にレディが、お盆を差し出す…お盆の上にはお酒の入ったグラス。


レディ「こういう時は杯を交わす…でしょ?」

神名「まーね」

モンタナ「いただきましょう」

フェル「ええ」

プー「…飲めない」

クリス「こういう時ぐらい外せないの?」

プー「…仕方がない」


プーはそう言うと、キリクママスクを少しずらし、口を出す。

神名、ジョー、レディ、モンタナ、クリス、フェル、プー、それぞれがグラスが手に取る。


神名「それじゃ…われらが轟響介…そして彼を愛する艦娘達に…」



「乾杯」

















はい、エピローグということで私、鳥海の出番ですね。



こうして、私達のバカンスは終了しました。

えっと…一応この後もいっぱい遊んで、いっぱい食べて…過ごしたんですけど、バッサリカットです。

本当にいろいろあったバカンスでした…楽しかったです、また来年も…。

そうそう、今回のバカンスで、いろいろな変化がありました




比叡さん

あの騒ぎの後、司令官さんから「料理番を命ず」って言われて、バカンス中の私たちの食事を作っていました。

監視役がいたこともありますが、比叡カレーのような料理は出ませんでした。

鎮守府に戻った後も、司令官さんの命令で居酒屋鳳翔の従業員として、おつまみなどを作るようになりました。

たまに、暴走しそうになりますが…鳳翔さんやクリスさんが「キノコ」というと、暴走が止まるそうです。



それと…最近の比叡さんの司令官さんを見る目、完全に恋する乙女です。




加賀さん

戦艦の力をえた加賀さん、その後の検査で艦種が「戦艦」であり「空母」であるという結果が出ました。



日向「つまり航空戦艦か…」



加賀さんは「戦艦になるわ」言い出し赤城さんや瑞鶴さんを驚かせました。

聞けば「瑞鶴が立派に成長したから」ということらしいですが…

話し合いの結果、作戦に応じて艦種を変えるということに決まりました。

現在、加賀さん専用の長門型艤装の開発の真っ最中です。




ティナさん

司令官さんから「ティナ」と呼ばれるようになり、少し舞い上がってるようです。

鎮守府に戻ってからは、まるで秘書のように司令官のそばにいることが多く…大淀さんの表情がちょっと険しくなってます。

ティナさんが司令官さんのそばにいるお蔭で…フェルさんが少し暴走気味です、所かまわず脱がないで…。




ローマさん

司令官さんの事、少しは認めるといったらしいですが…相変わらずの態度です。

でも、ほんの少し…棘がなくなった気がします。







神名少将

祝福を受け、妖精が見えるようになりはしゃいでます。

ただ…時々少し寂しそうな表情をされます、司令官さんはその理由を知っているみたいですが…。

今後は私達を支援するためにいろいろと手を尽くしてくれるそうです。




新敷司令

現在もアルコール禁止令が継続中、ついでに隼鷹さん、フェルさんもアルコール禁止令が出されてます。


隼鷹「ちょっと!!バカンスの時は飲んでいいいっていってたじゃないか!!」

フェル「あぁ…お酒が恋しい」

新敷「ウルサイ!二人とも付き合いなさいよ!!」


新婚初夜を邪魔された恨み…らしいです。




プーさん

日本にしばらく滞在し、いろいろ調べ物をするとのことです。

艦隊のほうは同じ「プーさん」に任せるそうで…謎が深まります。

しかし…諜報活動するのにその熊の被り物は目立ちすぎかと。


プー「気に入ってるんだ…気にしないでくれ」




ギリアン中将

合同演習期間は日本に滞在するそうです、たまに顔を出しに行くとおっしゃってましたが…


レディ「ジョー、お仕事」


秘書のレディさんの監視の目が厳しそうです。




モンタナ少佐

こっちはまじめに仕事をしていらっしゃるそうで、頻繁に鎮守府に遊びに来ています。

遊びに来るたびに駆逐艦の皆さんへお菓子の差し入れをしてくれます。




お義父様・お義母様

しばらくこっちに滞在されるそうです。

住居はくみちょ…じゃない、霧島が用意した高層ビルのマンション(セキュリティ完備)の一室。

しばらく都会での生活を楽しむとおっしゃってました。



キング

霧島の会社の「キノコ部門」の「キノコ課長」就任。

飲食店などに茸を卸す仕事をしています。


キング「俺は!茸部長になる!!!!」




司令官さん

お義父様から頂いた刀「轟心」で鬼の力を使えるように…しかし、肝心の刀は折れてしまって…

妖精さんに修理を依頼されてるそうですが…難航しているようです。


建造妖精「大丈夫、絶対に直して見せるから」


それとは別件で、何か悩み事があるようで…時折難しい顔をされていることが…


提督「(深海棲艦の背後にいるもの…か…)」




その他の皆さん

今回の洗脳騒ぎで、皆さん大変に落ち込んでいました。

洗脳されてたとはいえ、司令官さん以外の人物に忠誠を誓い、そして司令官さんを敵と見た…

その記憶は…そう簡単に忘れられるものではありません。

それでも立ち直り、司令官さんのために頑張るという方が増えてますが…

「お詫びしたい」といいながら司令官さんを押し倒したり、夜這いをかけに行くのはどうかと思います。

え?私ですか?しません!夜這いとか!!!


お昼に行ったから夜這いではありません…はい。



とにかく、私達のバカンスはこうして終わりを迎えました。

そして、いつもの日常へ…戦いの日常へ…

また、バカンスに行くためにも…頑張らなきゃ…ね、司令官さん。




【 鎮守府 妖精の工廠 】

提督「さて、建造だが…開発資材がいっぱいだな」

建造妖精「うん、えーっと…カイシラツユ型2、夕雲型1、補給艦1…と、それと…」

提督「バカンス前の作戦で回収した開発資材、未鑑定だったな」

建造妖精「それと…提督のお父さんが持ってきた開発資材、計6つか」

白露「はいはいー!カイシラツユ型、たぶん「改白露型」だと思いまーす!」

長波「補給艦ねぇ…」

吹雪「(またライバルが増える…正妻の余裕…正妻の余裕)」

建造妖精「さて、鑑定が終わったよ…まず、この前の作戦のやつが秋月型だね」

秋月「本当でですか!!!」

建造妖精「そして、提督のお父さんが持って来たのが「水上機母艦」で「瑞穂型」だね」

提督「水上機母艦…か」

建造妖精「どうする?」

提督「水上機母艦からだ…気になるし」

建造妖精「よーし!建造開始だ!!!」

妖精「おー!!!」



<カーンカーン!!

<ジー!

<カンカン!!



建造妖精「さて、いくよー…ファイヤー!!!!!!」



ゴォッ!!!







瑞穂「こほっ!こほっ!こ…ここは?」





提督「え…」

吹雪「司令官?」

提督「あの子は…」


提督は彼女の顔に見覚えがあった。

夢に出てきた、轟鬼を慕っていた元艦娘。



提督「夢の…」

瑞穂「あ…」

提督「えっと…君の名前は?」

瑞穂「…私は…水上機母艦瑞穂…貴方は…」




「トドロキ…様…」




提督「え…」

長波「へ?」

白露「え?」

秋月「ど…どうして司令の名を…」

吹雪「なんで…」

瑞穂「トドロキ…さま…トドロキさまぁ!!!」


がばっ!!


提督「え?え…」

瑞穂「瑞穂にはわかります、姿が変わろうと…貴方は…トドロキ様…会いたかった…瑞穂は、とてもうれしいです」

提督「ちょ…どういう事なんだ?何で君は俺の名前を…ていうか離れて!」

瑞穂「いやです!もう二度と離しません…ずっと…ずっと…貴方に会いたかった…」

提督「だから!俺は…」

瑞穂「トドロキ様…愛してます…」

【 終わり 】

以上、シリアス要素終了。
長かった…

次回より通常営業。

瑞穂のなぞについてはおいおい書いていきます

やっつけネタ

【 エイプリルフール 】

提督「エイプリルフールか…今年もカオスなんだろうな…というわけで!!!」

提督「エイプリルフールを楽しむ!!ただし酷かったらお仕置きだべ!!!!」



嵐「実は!!」

初月「ボク達!!!」


嵐・初月「男なんだぜ!!!」


提督「普通だ」

嵐「え、酷くね」

初月「やっぱり…安直すぎたか」

提督「安直っつーか…まあ、可愛い嘘だな…ところで」

嵐「ん…」(胸掴まれ―の)

初月「あ…」(下半身さわられーの)

提督「肝心の男たる証拠が見当たらないなぁ…ちょっとベッドの上で確認させてくれよ」

嵐「し…仕方がねーな…んぅ…」

初月「まだ日が高いというのに…ふふ…」





ロー「実はローちゃんが鹿島で!」(鹿島コス)

鹿島「か…鹿島が…ローちゃんです…はい」(ローちゃんコス)

提督「いやなんでその組み合わせ…あぁ、確か…」


※鹿島実装時のバグ


ロー「ぶかぶか、ですって!」

鹿島「その…サイズが小さくて…胸少し苦しい…」


びりっ!!!


ぼいーん!


鹿島「きゃああ!!む…胸元が…破けてしまいました」

ロー「ぎゃああああ!!!ローちゃんの服がぁ!」

提督「おおう、ナイスおっぱい!」




新敷「キョウちゃん!見て!!」

提督「なんだ?」

新敷「私とキョウちゃんの子供よ!!(大きくなったお腹)

提督「ほほう、じゃあしばらくアルコール禁止な」

新敷「え?ちょ!ま!嘘だから!!嘘だからね!!ほら!枕入ってるだけだから!!!」



萩風「実は私…辛いものが好きなんです」

提督「ほう」

萩風「特に、デスソースがすきで…こうやってコップ一杯飲むのが楽しみなんです」


(真っ赤な液体の入ったグラス)


提督「えぇ!!!」

萩風「いただきまーす」


ゴクゴクゴク…


萩風「んー…美味しい、トマトジュース」

提督「あはは…」




沖波「実は…沖波の本体は眼鏡なんですよ」

提督「なんだってー!!!じゃあ、その眼鏡をかけている可愛い女の子は誰?」

沖波「え?」

提督「誰なのかなぁ?」

沖波「えっと…」

提督「ベッドの上で…教えてくれるかい?」

沖波「えええええええ!!!!」




江風「提督!!!胸が大きくなったぜぃ!!」

海風「ボインになりました!」


(あからさまにアンパンなのだ)


提督「これまたかわいい嘘だな…さて、アンパンをいただこう、アンパンには牛乳が…」

速吸「はい!速吸の胸から直接どうぞ!」

提督「いぃ!!」

速吸「なーんて…うふふ…」

江風「どーだい、速吸との合体技」

海風「さぁ、アンパンと牛乳です」

提督「あはは…これは一本取られたな」




風雲「胸が大きくなったのよ!」


(あからさまにメロンパン)


提督「あー…うん、江風たちが同じネタを…」

風雲「がぁん」

秋雲「ちっ!先を越された!」

提督「しかも牛乳付き」

秋雲「なんだとぉ!!」

リベッチオ「実はリベね!艦娘じゃないの!!」

提督「ほほう」

リベッチオ「リベはね!ウィッチなんだよ!」

提督「ちょっとまった、それはいろいろな意味で不味い!!!」

リベッチオ「本当の名前はね、フランチェ(規制)!!」

提督「確かにツインテで日焼けしてるし似てるけどさ!!」

リベッチオ「そしてその相棒!!」


<バン!!


アイオワ「アイアーム…シャーロッ…」


<スパーン!!!


提督「ブラウザ版はまだ未実装でしょうが!出荷ぁ!!!!」


<NO!!VITAでは実装してマース!!!(アイオワ)

<作者がVITA持ってないからあきらめなよ…(時雨)




瑞穂「瑞穂のこの機銃…実は」

提督「うん」

瑞穂「鉄人28号のリモコンなんですよ」

提督「ほう…」

瑞穂「こい!鉄人!ぽちっとな」



グラーフ「マ゙ッ!!!!」(鉄人コス)



提督「…………」

グラーフ「………」

提督「…………」

グラーフ「………」(真っ赤)

提督「…グラーフ、その叫び…ジャイアントロボや」

グラーフ「…そ…そうなのか…」

提督「うん」

グラーフ「……は…恥ずかしい」

瑞穂「あらあら…うふふ…」



<バン!!!



アイオワ「ドーモ!ブラックオー…」(ブラックオックスのコスプレ)


<すぱーん!!!


提督「だから未実装でしょうが!!」

アイオワ「エー…」


ザラ「実はザラには秘密兵器があるのよ!!」

提督「ほほう」

ザラ「見なさい!!これが私の切り札!インフィニットジャスティスガンダム!!」


(ガンプラのインジャス)


提督「ザラ繋がりかーい!」


<バン!!


大和「大和!ストライクフリーダム!行きます!!!」

三日月「三日月!バルバトス行きます!!!」

提督「よーし俺はカミキバーニングで勝負だ!!!!」




照月「高射装置のところ、ガワだけなんですが…実は…」

提督「実は?」

照月「お菓子入れになってまーす!遠征中にこっそり食べちゃうんですよ!」

提督「HAHAHAHAH、悪い子だなぁ」

照月「なーんて嘘です、ガワの中には何も…」


(お菓子がいっぱい)


照月「ええええ!!!なんでお菓子がいっぱい入ってるんですかぁ!!!」

秋月「入れておきました!一緒に食べよう照月!」

照月「秋月姉ぇ…」(うるうる)

提督「ええ子や」





提督「で、ラストは俺?なんも思いつかないなぁ…んー…じゃあ適当に」


提督「実は世界征服を考えてる」

提督「艦娘たちや陸軍の力があれば世界を制するなどたやすい…なんて」


提督「嘘だからな、だから霧島はどこかに電話しようとしない!」

霧島「大丈夫です、30分で財界を支配して見せます」

提督「赤城も電話やめい」

赤城「ちょっと大物政治家に電話するだけです、ちょっと脅すだけです」

提督「フェル少佐も!」

フェル「えー」

提督「大和、46サンチガン乗せでどこに行く!」

大和「国会議事堂に…」

神名「陸軍はいつでも行けるぜ」

提督「やめてください!もうエイプリルフールはおしまい!!!

【終わり】


次回より秘書艦ネタ
その前に前提ネタを投下

そういえば、アンドロイド版鎮守府の当落発表がありましたね。
当選しましたが、つい最近あいぽんに換えたばかり…

アンドロイドタブレットがあるので問題ないですが
携帯サイズでも欲しいですね…SIMフリー用に購入すべきか。

11時から、投下

投下開始します

【 瑞穂建造 その後 】

<< 執務室 >>

日向「夢で見た?」

提督「夢っちゅーか…俺のご先祖様の記憶…かな?」

鳥海「でも、信じられません…司令官さんのご先祖様が、艦娘と一緒に戦っていた」

提督「うーん…」

五十鈴「それで、瑞穂って子は?」

赤城「建造妖精さんが調査すると…まだ工廠に」

提督「…うーん、俺のご先祖様…調べたほうがいかもしれないな」

鳥海「司令官さんは、そのご先祖様の事をどれだけ知ってるのですか?」

提督「鬼だってことと…あるお殿様に仕えて武勲をあげて、褒美をもらって村を作った…これ前に新敷が言ってただろ」

五十鈴「そうね…もしかして、お義母様とお義父様が何か知ってるのかしら…」

提督「うーん…」



<ガチャ



建造妖精「お待たせ」

瑞穂「失礼します」

提督「お、どうだった?」

建造妖精「うん…驚いた、失われた技術ってやつかな…それが彼女に使われてたんだ」

五十鈴「失われた技術?」

建造妖精「記憶や魂を物に移す…瑞穂の話だと当時の妖精にお願いして、自身の魂の一部を開発資材に移したって…」

瑞穂「はい、記憶がところどころ抜けてますが…その時のことは覚えております」

提督「なるほど…」

五十鈴「ところで…瑞穂」

瑞穂「はい」

五十鈴「この中で…知ってる顔はいる?」

瑞穂「えっと…」

提督「おい五十鈴」

五十鈴「いいから…誰かいる?」

瑞穂「えっと…はっきりと思い出せなくて…」

五十鈴「思い出せない?」

瑞穂「えっと…あ…」

五十鈴「あ?」








瑞穂「赤城さん……」








鳥海「え?」

五十鈴「嘘!」

日向「ほう」

伊勢「えぇ!!」

吹雪「赤城…さんが…?」

赤城「私…ですか?」

瑞穂「はい、轟鬼様の隣にいつも…赤城さんがいました、今思い出しました…」

赤城「私が…昔…」

五十鈴「なんでそこの大食いマジンなのよ!!私は?私はいたの?」

瑞穂「いえ…そこまでは…まだはっきりと思い出せなくて」

赤城「…私が…昔…提督のご先祖様と…」(うっとり)

五十鈴「キー!!!!」

吹雪「むー!!」

提督「まぁまぁ…で昔って…時代とかは…」

瑞穂「時代…?」

鳥海「何かよく聞いた単語とか…」

瑞穂「単語…トクガワ…タネガシマとか」

鳥海「…トクガワ…徳川…徳川家康?」

提督「タネガシマはあの種子島…」

鳥海「江戸時代…でしょうか?他には?」

瑞穂「…ごめんなさい、何も浮かばなくて」

提督「ま…ゆっくり思い出せばいいさ…しかし、俺のご先祖様が赤城と…」

赤城「うふふ…」

建造妖精「言っておくけど、今いる赤城とその時の赤城は別人だからね」

赤城「わかってますよ…でも、少しうれしい」

伊勢「ていうか…江戸とかそういう時代に艦娘って作れたの?」

建造妖精「「娘」として作るのは可能、ただ…艤装は作れないだろうね…資材の確保とか…ボーキサイトとか」

提督「弾薬とかもか…」

日向「なるほど・・」

建造妖精「まったく…ややこしくなってきた」

提督「ああ…なんだか変な気分だよ…ご先祖様が絡んできてさ…」

建造妖精「とりあえず、建造したてだからね…落ち着けば他の記憶とか思い出してくるかもしれない」

提督「そうだな」

五十鈴「思い出さないでほしいわ…私は…」

鳥海「私のほうでも調査を行ってみます」

提督「頼む」














提督「とまあ、何やかんやで瑞穂と二人っきり…なわけだ」

瑞穂「轟鬼様…」

提督「そう呼ばないでくれ…つーか俺はそいつじゃない」

瑞穂「しかし…」

提督「確かに俺はそいつの血を引いてるし…艦娘たちと一緒に戦ってるが…俺は轟鬼じゃない!!」

瑞穂「も…申し訳ありません…」

提督「………」

瑞穂「と…て…提督」

提督「ごめん、少し言い過ぎた…つーかここ最近、俺のご先祖様がらみのことが立て続けにな…」

瑞穂「そうですか…」

提督「…瑞穂」

瑞穂「はい…」

提督「俺のご先祖さまって…どんな奴だった?覚えてる範囲でいいからさ」

瑞穂「…優しい方でした、幼い子にも人気があって…人望も厚くて、兵からも信頼されてました」

提督「そっか」

瑞穂「もっと思い出せれば…申し訳ありません」

提督「いいさ…それより」

瑞穂「はい?」

提督「また戦場に出ることになる…その…大丈夫かなって」

瑞穂「えっと…その、言いにくいのですが…」

提督「うん?」

瑞穂「昔の私は…戦場には出ませんでした、主に轟鬼様のお世話をしておりまして…」

提督「そうなんだ」

瑞穂「はい、当時は甲標的も水上機もなかったので…武器や甲冑を持っても、その…全く動けなくて」

提督「なるほど」

瑞穂「…当時は海を守る神社の巫女として働いてました…」

提督「巫女?」

瑞穂「はい」

提督「巫女…か…」

瑞穂「提督?」

提督「いや、なんでもないさ」

瑞穂「はぁ…」

提督「…ま、ご先祖様の話はこの辺にしておいて…力を貸してくれるかい?」

瑞穂「はい提督、瑞穂…必ずお役に立って見せます」

提督「ああ、頼むよ」

【 終わり 】

【 強化合宿(いろいろな意味で) 】

新敷「轟大佐」

提督「おぉう!!」

新敷「どうしたの?」

提督「キョウちゃんって呼ばないのかって…久々に聞いたな」

新敷「真面目な話があってね、これ…みんなの練度をリスト化したの」

提督「うん…おお、分かりやすい」

新敷「新人の子とかも入ってるからある程度の差は仕方がないけど…どうもバラつきがね…」

提督「そうだな、作戦時にはどうしても練度の高いやつを使っちゃうし…低いやつは遠征メインになるからな…」

新敷「うん、で…考えたんだけどさ…強化合宿しない?」

提督「強化合宿?」

新敷「そそ」



【 (久々)鎮守府内ケッコン(カッコカリ)事情 】


・駆逐艦

吹雪型:吹雪はケッコンカッコカリ済み、残りはケッコンカッコカリ間近

暁型:全員ケッコンカッコカリ済み

睦月型:卯月、弥生除いてケッコンカッコカリ済み

陽炎型:陽炎、不知火、黒潮、雪風はケッコンカッコカリ済み

朝潮型:朝雲、山雲除いてケッコンカッコカリ間近

綾波型:綾波、敷波はケッコンカッコカリ済み、残りはケッコンカッコカリ間近

夕雲型:長波、夕雲、巻雲はケッコンカッコカリ間近

秋月型:まだケッコンカッコカリできず

初春型:全員ケッコンカッコカリ間近

白露型:春雨・海風・江風除き全員ケッコンカッコカリ済み

島風:ケッコンカッコカリ済み

ドイツ艦:ケッコンカッコカリ間近

イタリア艦:まだケッコンカッコカリできず


・軽巡

天龍型:全員ケッコンカッコカリ済み

球磨型:全員ケッコンカッコカリ済み

長良型:全員ケッコンカッコカリ済み

夕張:ケッコンカッコカリ済み

大淀:まだケッコンカッコカリできず

阿賀野型:まだケッコンカッコカリできず

川内型:全員ケッコンカッコカリ済み



・重巡

高雄型:鳥海のみケッコンカッコカリ済み、残りはケッコンカッコカリ間近

青葉型;ケッコンカッコカリ間近

古鷹型:ケッコンカッコカリ間近

最上型:ケッコンカッコカリ間近

妙高型:妙高、那智とはケッコンカッコカリ済み、足柄、羽黒はケッコンカッコカリ間近

利根型:ケッコンカッコカリ間近

ドイツ艦:まだケッコンカッコカリできず

イタリア艦:まだケッコンカッコカリできず



・空母、軽空母

赤城:ケッコンカッコカリ済み

加賀:ケッコンカッコカリ済み

蒼龍:ケッコンカッコカリ済み

飛龍:ケッコンカッコカリ済み

龍驤:ケッコンカッコカリ済み

祥鳳:ケッコンカッコカリ間近

瑞鳳:ケッコンカッコカリ済み

翔鶴型:瑞鶴はケッコンカッコカリ済み、翔鶴はケッコンカッコカリ間近

大鳳:ケッコンカッコカリ済み

龍鳳:まだケッコンカッコカリできず

鳳翔:ケッコンカッコカリ済み

飛鷹型:ケッコンカッコカリ済み

雲龍型:まだケッコンカッコカリできず

ちとちよ:ケッコンカッコカリ間近

グラーフ:まだケッコンカッコカリできず



潜水艦

イムヤ:ケッコンカッコカリ済み

ゴーヤ:ケッコンカッコカリ済み

ハチ:ケッコンカッコカリ間近

イク:ケッコンカッコカリ間近

シオイ:ケッコンカッコカリ間近

大鯨:まだケッコンカッコカリできず

ロー:まだケッコンカッコカリできず

ユー:まだケッコンカッコカリできず


陸軍

まるゆ:まだケッコンカッコカリできず

あきつ丸:まだケッコンカッコカリできず



戦艦

金剛型:全員ケッコンカッコカリ済み

扶桑型:全員ケッコンカッコカリ済み

伊勢型:全員ケッコンカッコカリ済み

長門型:全員ケッコンカッコカリ済み

大和型:ケッコンカッコカリ間近

ビスマルク:ケッコンカッコカリ間近

イタリア艦:まだケッコンカッコカリできず



特務艦・水上機母艦

明石:まだケッコンカッコカリできず

速吸:まだケッコンカッコカリできず

香取型:まだケッコンカッコカリできず

瑞穂:まだケッコンカッコカリできず

秋津洲:まだケッコンカッコカリできず

間宮:まだケッコンカッコカリできず

伊良湖:まだケッコンカッコカリできず



提督「間宮さんはいいだろ」

新敷「一応ね」

提督「そういえば、睦月達がケッコンカッコカリになって随分経つな…」

新敷「うん、今後の展開を考えて練度上限開放対象を増やしたほうがいいと思ってね」

提督「そうだな…」

新敷「そこで強化合宿」

提督「だが満遍なくは難しいな…」

新敷「うん、作者の負担的にも」

提督「メタやめい」







日向「なるほど、提督が新人をメインに…」

伊勢「フブニがベテランメインにね…」

赤城「強化合宿ということは…」

鳥海「はい、ここではなく別の場所でと…」

提督「その場所が…この前バカンスで行った島」

あきつ丸「はい、施設の補修と拡張のため資材運搬を行いますのでその護衛も兼ねてであります」

提督「そこで演習したり、周辺の警戒を行い練度を上げる…というわけさ」

吹雪「またあの島に?」

提督「ああ、行くのは俺さ…新敷が鎮守府に残る」

五十鈴「フブニが?」

提督「ああ、どうしてもってさ」

日向「ふーん…」

提督「あの島にはいい思い出がないんだがなぁ…」








新敷「バカンスの延長戦よ、あの島なら比較的平和だしね」

満潮「延長戦って…」

霧島「あのバカンスは本来、司令に休んでいただくのが目的でしたが…」

古鷹「キノコの妖精退治と、私達のケアのために…」

新敷「うん、だからさ…ね?」

隼鷹「そうだねー…」

新敷「しばらくキョウちゃんと会えなくなっちゃうけど…ね」

霞「アイツが連れていくのは最近着任した連中がメインでしょ…なんで加賀さんがリストに入ってるのよ」

新敷「戦艦としての加賀さんは、着任したてでしょ」

霧島「まあ…そうですね…」

加賀「戦艦としての練度、この機会に上げておこうかと」

陸奥「妹ができちゃった」

加賀「妹ではありません」

大井「うふふ…」

霞「ふーん…海外艦はほとんどアイツのほうへ行くのね、あと特務艦もほとんど…」

加賀「あと雲龍型も」

大井「阿賀野型も全員ですね…大淀さんも…」

満潮「陽炎型の半数と…夕雲型のほとんど…あと秋月型…」

新敷「古参艦は鎮守府に残るのよ…重巡の振り分けがちょっと難しかったけど」

古鷹「私と加古と青葉型の二人、あと高雄型の皆さんと妙高さんと那智さんが残るんですね…」

新敷「そういうこと…というか必要に応じて呼び出したりするけどね、だからと言って勝手にキョウちゃんのところに行っちゃだめよ」







レーベ「マックス、準備できた?」

マックス「ええ、大丈夫よ」

レーベ「荷物多すぎない?」

マックス「そうかしら?」

レーベ「トランク5つは多すぎだよ…中身何?」

マックス「衣装がほとんどよ、全駆逐艦の制服一式」

レーベ「いらないよね、それ」

マックス「夜戦に必要」

レーベ「なんでさ!どれだけコスプレプレイするのさ!!」

マックス「もし彼が…島風と夜戦したいと言ったらどうするの?」

レーベ「言わないと思う」

マックス「そうかしら?」

レーベ「うん、言わない、ほら置いていこう、ね?」

ビスマルク「…金剛や日向の服も?」

レーベ「なんで持ってるのさ!!!」

プリンツ「妙高さんや古鷹の服も?」

レーベ「プリンツも!」

ユー「大鯨の服も?」

ロー「はっちゃんのスクール水着も?」

レーベ「…みんな荷物ばらして、仕分けするよ」





ローマ「会社とのやり取りのための専用回線…いつの間に用意したのかしら」

リットリオ「流石霧島ね」

フェル「ま、二回目のバカンス楽しんできなさいな」

ローマ「シーズン終わってるわよ…練度を上げるための合宿よ」

フェル「硬いわねぇ…」

リットリオ「フェルは…来ないんですか?」

フェル「あはは…ちょっと野暮用がね」

ティナ「…不安です、やっぱり私も残ったほうが」

フェル「大丈夫よ、心配しないで」

ティナ「脱ぎませんよね」

フェル「大丈夫だってば」

ザラ「こっちでも脱いでるの?フェルってば」

リベッチオ「頑張って戦艦になるぞー!!!」

ザラ「相変わらずね、リベは…戦艦になれるわけないじゃない」

リベッチオ「なれるもん!この前キヨシーに聞いたんだけど…空母の加賀さんが戦艦になったって!」

ザラ「嘘!」

ティナ「あれは…加賀さんはもともと戦艦として設計されて…」

リベッチオ「きっとケッコンカッコカリしたらなれるんだよ!頑張るぞー!!!」

ローマ「はぁ…」

提督「…懐かしいなぁ段ボールだけの執務室…ていうか家具設置できてないのか?」

ティナ「懐かしい…?」

提督「俺が着任したときさ、なんもなかったんだ…あるのは段ボールと、そして吹雪がいたんだ」

吹雪「はい…」

提督「そこから駆け上がってきたんだ…へへ」

吹雪「なんか、再スタートって感じですね」

提督「ああ、久々の秘書艦ネタで行くから」

吹雪「メタやめてください」

ティナ「あはは…」

提督「さて、まずは家具設置して…艦隊編成だな、ティナにも艦隊指揮をやってもらうぞ」

ティナ「は…はい!」

提督「じゃ、頑張りますか!」




<おー!!!

<お…おー!!!




【 秘書艦ネタ はじまります 終わり 】

※投稿ミス>>426の後はこっちです





提督「そしてやってきました、キノコ島」

増田「お久しぶりです、大佐」

吹雪「お世話になりますって…あそこに見える建物って…」

江風「鎮守府・・・だよな」

増田「妖精さんがすべてやってくれました」

提督「妖精さんぱねぇ」

あきつ丸「自分たちは陸軍施設の方で機神の整備の手伝いをしてまいります」

まるゆ「新兵器の試験があるんだって」

提督「それは楽しみだな」

葛城「またここに来ることになるなんて…」

雲龍「葛城」

葛城「何?」

雲龍「フナムシ」

葛城「ぎゃああああああああああ!!!!!!」

提督「施設も一通り…間宮もある」

間宮「キノコ島支店です」

提督「てかなんで間宮さん来てるんですか」

間宮「練度上げるため?」

伊良湖「です」

提督「おい」

吹雪「き…危険ですよ!!」

間宮「でも指輪が…」

提督「指輪なら無条件で渡しますから!」

間宮「いいえ、私も戦えるように…実装するかもしれないし」

提督「ねーよ…たぶん」








提督「…懐かしいなぁ段ボールだけの執務室…ていうか家具設置できてないのか?」

ティナ「懐かしい…?」

提督「俺が着任したときさ、なんもなかったんだ…あるのは段ボールと、そして吹雪がいたんだ」

吹雪「はい…」

提督「ほんと、何もなかった…資材も仲間も…」

吹雪「一生懸命頑張りました…」

提督「そこから駆け上がってきたんだ…へへ」

吹雪「なんか、再スタートって感じですね」

提督「ああ、久々の秘書艦ネタで行くから」

吹雪「メタやめてください」

ティナ「あはは…」

提督「さて、まずは家具設置して…艦隊編成だな、ティナにも艦隊指揮をやってもらうぞ」

ティナ「は…はい!」

提督「じゃ、頑張りますか!」




<おー!!! ×2

<お…おー!!!



【 秘書艦ネタ はじまります 終わり 】

というわけで


提督・ティナ⇒キノコ島鎮守府
新敷・フェル・クリス⇒本土鎮守府


という感じに一時的に分かれます。

【 本日の秘書艦 駆逐艦「リベッチオ」 】

提督「鎮守府から離れても仕事は変わらずか…」

リベッチオ「提督さん!遠征組が帰ってきたよー!」

提督「おう、補給の手配宜しく」

リベッチオ「はーい!」

ローマ「………」

提督「それと、そろそろ攻撃部隊が帰ってくるから修理の手配と間宮の手配!」

リベッチオ「はいはーい!!」

ローマ「………」

提督「そろそろ飯の時間か…」

リベッチオ「ピッツァがいい!!」

提督「お、いいな」

ローマ「………」

提督「…なぁリベ」

リベッチオ「何?」

提督「そこの保護者何とかしてくれない?」

ローマ「こっち見ないでくれない?」

提督「目の前に立たれるとどうしても視界に入るんですが…つーか無言で立たれると威圧感ぱねぇんだよ!!」

ローマ「あっそ」

リベッチオ「提督さんゴメンね、ローマ!」

提督「ていうかさ…立ってるだけなら仕事手伝えよ」

ローマ「嫌よ」

提督「……なんだよ」

ローマ「私はあなたを監視してるの…リベに手を出さないようにね」

提督「あっそ」

リベッチオ「ローマ!!」

ローマ「仕事の邪魔はしてないからいいでしょ」

提督「そういう問題じゃない…ていうかローマの予定って…」

ローマ「全て終わらせたわ」

提督「むー」

ローマ「さ、仕事を続けなさい」

提督「あーも…」

リベッチオ「ローマ!出ていって!!!」

ローマ「嫌よ」

提督「仕方がない…もしもしティナさん、この大馬鹿ローマを連れてって―」


<ガチャ


ティナ「ローマ、お話があります」

ローマ「え?」

ティナ「お話」

ローマ「…私は何も…してない」

ティナ「いいから!!」

【 リベッチオ「なんかローマメインになっててやだー!」 終わり 】

今北
とりあえずいろいろ決まり次第、行動します。
突然すぎるー


【 突発ネタ 艦これあるある 】

提督「キラ付け三重ねした駆逐艦が…初戦大破する」

霞「ご…ごめんなさい」

長波「いやー…あっはっはっは」



新敷「開幕雷撃が…一隻の駆逐艦に集中する」

大井「まあ…よくありますねぇ」

新敷「雷巡はとにかくオリョール組がやると…シャレにならない」

ゴーヤ「みんなの心が一つになっただけでち!!」



提督「支援艦隊が…来ない…」

白露「あのね!最初は補足できたんだけどね!そのあとちょっと道に迷って…」

村雨「まーキラ切れちゃったし」



新敷「レア艦来たー!!!と思ったら」

日向「貴方が提督(略)」

利根「吾輩が利根で(略)」

陸奥「あらあらあら」



提督「もう少しで撃破!!夜戦突入…と思ったら撤退してた」

飛行場姫「コレハ作者ノ体験談」

提督「時間によるケージ回復があった時期だったから…マジで頭抱えて絶叫してた」





ちなみに今さっき、ボス一歩手前で駆逐艦が大破しましたinE2

あともう少しでケージが劇はできるのに(血涙

【 本日の秘書艦 戦艦「イタリア」(リットリオ) 】

リットリオ「えっと…」

ローマ「ジー」

提督「ティナさんがお休みなんですが…ローマ…」

ローマ「気にしないで、仕事どうぞ」

リットリオ「う…うん、あの報告書を…」

ローマ「はい」(手を出す)

リットリオ「え?」

ローマ「はい」(寄越せというジェスチャー)

リットリオ「じゃあ…はい…」(ローマに渡し―の)

ローマ「はい、報告書よ」(机の上に報告書を置きーの)

提督「秘書艦はリットリオなんだがな…」

ローマ「私は秘書艦の秘書艦…そう思ってくれればいいわ」

提督「あーもー…」

リットリオ「キノコ騒動の時、認めるって…」

ローマ「言ったわ、これでも譲歩してるつもり」

提督「譲歩してなかったら?」

ローマ「姉さんを執務室に入れない」

提督「…あのさぁ、お前がここに来てからさ…俺が執務中に誰か襲ったか?」

ローマ「…私の知らないところで襲ってるんじゃな?」

提督「襲ってねーし、つーかそこのリットリオとフェル大佐に襲われかけたんですが」

ローマ「…そんなこともあったわね」

リットリオ「もしかしてローマ…」

ローマ「何?」

リットリオ「提督の事…好きになった?」

ローマ「はぁ?そんなことないわよ!なんで私がこんな奴の事を…」

リットリオ「ローマって、図星付かれると…鼻の頭に青筋が」

ローマ「え?」(鼻を抑える)

リットリオ「それに…」

(ペロ)

ローマ「ひゃん!!何よ!!」

リットリオ「この汗の味…嘘をついてる味ね」

ローマ「ななななななな」

リットリオ「そっかーローマ、提督のことが大好きだから…」

ローマ「そんなわけないじゃない!!ちょっと気分が悪いわ、部屋に戻る!!」


<バン!


提督「ジョジョネタすげーな」

リットリオ「うふふ」

提督「しかし…ローマ何とかならないかねぇ」

リットリオ「いっそのこと、縛って調教しちゃったら…どうですか提督?」

提督「やだこのお姉ちゃん、怖い」

【 終わり 】

生存してます

アイオワ来ました、親潮?知らない子ですね
春風がドロップしただけでも奇跡に感じるイベントでした。

近日投下

※注意
このスレの加賀さんは「空母」と「戦艦」の力を備えた艦娘となっております
詳細は過去ログ見るべし

遅くなりました


【 本日の秘書艦 戦艦「加賀」 】

加賀「艦隊が帰投しました」

提督「おう」

加賀「大破0、初月さんが軽傷です」

提督「うん、初月は入渠だな…しかし」

加賀「はい?」

提督「何も服装まで長門型にしなくても」

加賀「空母の服だと戦艦の艤装の力が100%出ないそうですから」

提督「なるほど、ていうか大丈夫?」

加賀「?」

提督「その…長門型の服って露出多いし」

加賀「ああ…そうね…特に恥ずかしいという感情は出ないわ、むしろ…これがいつもの私という感じ」

提督「そうか…ならいいけど」

加賀「…夜戦可能よ」

提督「ぶっ!」

加賀「夜戦、お断りしません」

提督「ぶははっ!!!そう来たか」

加賀「ふふ…」





加賀「…米国艦…ですか?」

提督「ああ、今回の合同演習をきっかけにアメリカとも軍事同盟を結ぶことになった…つまり、日独伊…そして米だ」

加賀「………」

提督「ロシアも調整中らしい…まあなんだ…これで戦争が早く終わればいいんだが…」

加賀「アメリカの…艦娘…」

提督「ああ…」

加賀「そう…会うのが楽しみね」

提督「…大丈夫なのか?」

加賀「何が?」

提督「んー…いろいろ…と…その…」

加賀「大丈夫よ…憎しみはない…わ」

提督「加賀…」

加賀「戦ったのは昔の話…今は…同じ敵と戦う仲間…昔と今は違う…そうでしょ?」

提督「ああ…」

加賀「きっと彼女たちも…そう思っているはず…」

提督「わかった、いらぬ心配だったか…」

加賀「米国艦が来るのなら…彼女たちの食文化も受け入れなければ…」

提督「んん?」

加賀「米国では肉食がメインと聞きます…特にTボーンステーキは…ボリュームたっぷりの品とか」

提督「あー…」

加賀「ふふ…楽しみね」

提督「さいですか…」

【 終わり 】

今夜な(忍殺風に

ひっそりと投下します。

このスレ消化したらRへ移転します。

【 本日の秘書艦 戦艦「ローマ」 】

<< ローマの部屋の前 >>

提督「ローマさんが引きこもって出てきません、本日秘書艦なんですが」

ティナ「ごめんなさい!」

提督「ティナが謝ることじゃないだろ…おーいローマ!仕事だぞ仕事!!出てこい!」

ローマ『嫌よ』

提督「なんでや!!」

ローマ『密室に二人っきりになりたくないの』

提督「なんじゃそりゃ…昨日のリットリオのジョーク真に受け過ぎだろ」

ローマ『いいからほっといて』

ティナ「ローマ!!」

提督「ああもう…大淀をお前のサポートとして入れる、これで二人っきりじゃないだろ」

ローマ『…本当?』

提督「ティナも一緒だ…なんなら駆逐艦達も連れてこようか?」


<ガチャ


ローマ「ま、それで手を打ちましょう」


ガチコーン!!(ゲンコツ)


ローマ「んぎゃ!!!」

提督「何を偉そうに…とっとと男嫌い治しやがれ」

ローマ「う…うぅ…畜生…」

提督「口悪いぞ、悪い口たたけるなら入渠の必要はないな」





沖波「ほ…本が取れない」

鈴谷「ほいほーい」

嵐「アニキ、冷たい飲み物だ」

大淀「陸軍より電文です」

提督「おう、そこにおいといて」

ローマ「提督、ここの計算おかしいわ」

提督「うん?」

ローマ「ここの燃料の項目…ここがこうなるから」

提督「うぉ、間違ってる…すまんな」

ローマ「ふん…まだ頭が痛むわ」

提督「知らんがな」

ローマ「女に暴力振るうなんて…最低よね、訴えたら勝てるかしら」

提督「訴えればええやん、遠慮する必要ないぞ」

ローマ「…あっそ、気が向いたら訴えるわ」

提督「はいはい」

ティナ「ローマ!!!」

ローマ「…冗談よ」

ティナ「もぅ…」






ローマ「ふう…提督は外出…一息つけるわ」

大淀「お疲れ様です、おやつにしましょう」

ローマ「おやつ?」

大淀「はい、手作りクッキーです」

ローマ「へー…誰の?んぐ…あ、美味しい」

大淀「美味しいですか?」

ローマ「ええ、素朴な感じ…バターの香りがきつすぎず…緑のクッキー?」

大淀「ヨモギ入りですよ」

ローマ「ふーん…いいわね、誰が作ったの?」

大淀「こちら、提督の手作りです」

ローマ「…は?」

大淀「提督の手作りです」

ローマ「は?

大淀「提督が作りました」

ローマ「…嘘でしょ?あり得ない…アイツがこんな美味しいものを作れるなんて…理不尽だわ!」

大淀「うふふ…」

ローマ「は!なんか怪しい薬が練りこまれてたり…く、迂闊だったわ」

大淀「…提督はそんな卑怯なことしません、貴女を裏切った男性と比べないでください!!」

ローマ「…そうね、すこし…言いすぎたわ…というか知ってるのね」

大淀「…ええ、なんせ秘書艦オブ秘書艦ですから」

ローマ「なにそれ…」

大淀「艦娘に関わる情報は全て私の元に…ということです」

ローマ「そう…ま、今更隠すつもりはないわ」

大淀「非常に珍しいです…提督以外の男性と経験のある艦娘なんて」

ローマ「え?」

大淀「え?」

ローマ「え?」

大淀「え?」

ローマ「…彼とはプラトニックだったわ」

大淀「え?」

ローマ「何もなかったわ」

大淀「…処女ですか?」

ローマ「そうよ!!!バージンよ!悪い?」

大淀「まぁ…」

ローマ「何?いけない?ここじゃ非処女じゃないと艦隊に入れないわけ?」

大淀「いえ…本当に何もなかったんですか?」

ローマ「そうよ…思えば、私が艦娘で気持ち悪いから抱かなかったのね…クソ…腹が立ってきた」

大淀「まぁまぁ…て、今気が付いたんですか?」

ローマ「………畜生」






提督「本日の営業は終了、お疲れ」

ローマ「お疲れ様」

提督「もう帰っていいぞ、後は完全にプライベートタイムだし」

ローマ「ええ…あと」

提督「うん?」

ローマ「…クッキー…美味しかったわ」

提督「食ったんだ」

ローマ「おやつにね」

提督「そっか」

ローマ「…料理得意なの?」

提督「鳳翔さん達には及ばないが、一人で自炊できる位は出来るぜ」

ローマ「そう」

提督「…今日はな」

ローマ「何?」

提督「吹雪たちが遠征でな…夜は一人なんだ…久々に料理作ろうかなって思ってるんだが、食べに来るか?」

ローマ「………」

提督「安心しろ、変なもん混ぜん…俺はよく混ぜられるが」

ローマ「………なんで?」

提督「うん?」

ローマ「…なんで誘うの?」

提督「んー…なんとなく?」

ローマ「なんとなくって…」

提督「そうだな、あえて言うなら俺の事を知ってもらうためかな」

ローマ「提督の事を?」

提督「資料とか人伝じゃない俺の生情報、知ってみたいと思わない?」

ローマ「…なんか口説いてるように聞こえる」

提督「ま、無理には言わないさ…」

ローマ「…行くわ」

提督「お?」

ローマ「不味かったら…チャブダイガエシってやつ…してやるわ」

提督「はは、なら張り切って作らないとな」





<< 提督の部屋 >>

ローマ「ムカつくけど美味しいわ」

提督「シーン切り替え早々ひでぇ」

ローマ「このメンチカツ、なんかハーブが入っていてとても爽やかな香り、それにシイタケね…玉ねぎの甘さも最高」

提督「くっくっく、そいつは合法ハーブ、SISOさ…」

ローマ「何言ってるんだか…紫蘇ね…いいアクセントになってる」

提督「こっちの煮物はどうだ?」

ローマ「これは…鳳翔の店で食べたわね、サトイモの煮物…美味しい」

提督「鳳翔さん直伝だからな」

ローマ「く…チャブダイガエシできないじゃない、ライスが進んでしょうがないじゃない!というかライスも美味しい!」

提督「その米は俺の親が作った米だぜ」

ローマ「くううう…なんか悔しい、でも箸が進む…悔しい!!」

提督「ていうか箸使えるのね…お代わりいる?」

ローマ「いる」





ローマ「ご馳走様…ムカつくけど美味しかった」

提督「ひでぇ」

ローマ「…美味しかった、うん…プロレベルじゃないけど」

提督「最後余計」

ローマ「五月蠅いわね…これでも褒めてるのよ」

提督「あっそ」

ローマ「…料理をおいしく作れる人には悪い人はいない」

提督「うん?」

ローマ「フェルが良く言ってるの…ま、私の貴方への好感度…少し上がったって思っていいわ」

提督「料理で上がるのか、ちょろい」

ローマ「馬鹿、今ので大幅に下がったわよ」

提督「うぉっと」

ローマ「そうね…食後のワイン的なものがあれば…」

提督「すまん、無い」

ローマ「じゃあお茶でいいわ…何でないのよ、フェルなんか自宅にワインセラーを作ってるのよ」

提督「すげーなおい…と、茶葉は…あー…ローマさん」

ローマ「何?」

提督「そこの収納の中に未開封の茶葉があるんだ、出していただけません?」

ローマ「はいはい…仰せのままに」



<ガチャ



時雨「やあ」

ローマ「」


<バタン


ローマ「ねぇ…」

提督「うん?」

ローマ「…何でもない、幻覚を見たのかしら」


<ガチャ


夕立「ぽい」


<バタン


ローマ「ごめんなさい、異常事態かしら…」

提督「んん?」

ローマ「駆逐艦が収納の中にいる」

提督「…あー…」

ローマ「驚かないのね」

提督「ああ、鎮守府で人の知らないところで変な通路作ってるからな…誰だった?」

ローマ「夕立と時雨」

提督「はぁ…」

ローマ「いつの間に忍び込んだのかしら…」

提督「ふむ…ローマ、ちょっと手伝って」

ローマ「?」

提督「ここをこうしてだね…ごにょごにょ」

ローマ「あー…分かったわ、おほん」




ローマ「このクソ提督!!ぶっ殺してやる!!!!!!!」




<バン!!

<バン!!

<バン!!

<シュタ!!!

<ガチャ―ン!!



夕立「提督さん!今助けるっぽい!!」(収納の中から)

時雨「提督!!!」」(収納の中から)

綾波「綾波が守ります!!!」(壁がひっくり返り)

榛名「いざ!参ります!!!」(天井から)

利根「今助けるぞ提督!!!」(窓から)



<ゴチーン!!×5



提督「おーまーえーらー」

利根「あだだ…」

綾波「痛い…」

時雨「ひどいよ提督」


夕立「ぽい…」

榛名「とりあえずそこのイタリア艦を殴ってもよろしいでしょうか?」

提督「め!!」

ローマ「…呆れた」

榛名「ぶう…」

提督「…お前らなぁ」

時雨「だって…」

夕立「提督さんに会いたかった」

綾波「です」

利根「最近筑摩にかまってばっかりじゃし…」

榛名「そこの不穏分子を処分するためです」

ローマ「笑顔で物騒なこと言わないでよ!!」

榛名「違うんですか?」

ローマ「違うわよ!!」

提督「はぁ…もう夜だし、明日朝一で新敷に連絡入れるぞ」

榛名「それについては大丈夫です」

提督「え?」

時雨「休暇届を出して来たんだ」(どやぁ)

夕立「合法っぽい」

綾波「です!」

利根「つまり吾輩たちは今休暇中なのじゃ」

榛名「だから大丈夫です」

提督「なるほどなるほど…」




提督「正式に受理されてるのそれ」

時雨「…いい雨だね」(目そらし)




ローマ「…呆れた」

提督「お前らなぁ」

時雨「とにかく非番なんだ」

夕立「ぽい!」

提督「だからって無断でこっちくんな…たく」

榛名「榛名は大丈夫です」

提督「こっちは大丈夫じゃない!」

利根「まーまー茶でも飲んで落ち着くのじゃ」

提督「あー…とりあえずローマに茶だな」





提督「新敷に連絡とった、休暇は許可するそうだ」

時雨「やった!!」

提督「その代わり、こっちで教官役をやれってさ」

夕立「でも提督さんと一緒にいられるっぽい!」

利根「うむ!喜んでその役目を引き受けよう」

ローマ「甘いわね」

提督「なんとでも言え、ま…教官役がいればいろいろ楽になるし」

ローマ「あっそ」

榛名「では早速、ローマ」

ローマ「え?」

榛名「これからマラソンしましょう、島を10周」

ローマ「はぁ?」

榛名「教官命令です♪」

ローマ「♪つけて何言ってるのよ!私はいかない…」

榛名「やるの」(威圧感ある笑顔)

ローマ「」

榛名「ビシバシいくわよ!」

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 重巡洋艦「ザラ」 】

ザラ「提督、パソコンで何見てるの?」

提督「ん、ちょっとねー…イタリアンワインが飲めるバーとか日本酒バーとか、今度行きたいなって思って」

ザラ「お酒…か…」

提督「うん?」

ザラ「…今度来る私の妹…ポーラなんだけど…お酒が大好きでね」

提督「ほほう、うちの隼鷹と話が合いそうだ」

ザラ「…ジュンヨーさんのほうがまだまし、ポーラったら隙があらばお酒飲みながら出撃するのよ」

提督「おおう」

ザラ「そして脱ぐし…はぁ」

提督「あー…苦労してるんだ」

ザラ「うん、目を離すとワイン瓶持ってたり…フェルもそれに便乗して酒盛りはじめるし」

提督「フリーダムすぎるわ…」




ザラ「提督って兄弟いないのよね」

提督「おう、一人っ子だぜ」

ザラ「ふーん…」

提督「どうした?」

ザラ「朝雲ちゃんと山雲ちゃんが「お兄ちゃん」って…」

提督「何故かその呼び方が定着した、主に堀江ボイス的にしっくりくるし、咲耶は俺の妹的に」

ザラ「何言ってるのかわからないけど…」

提督「まあなんだ、本人たちがそう呼びたいって言ってるからな…」

ザラ「そうなんだ…ふーん」

提督「ん?」

ザラ「ザラもお兄ちゃんって呼んでみようかなぁ」

提督「あー…それは…」

ザラ「うふふ…なーんてね」




ザラ「そういえば最近、ローマが提督の所にお邪魔してるとか…」

提督「俺の料理目当てに来るんだよ…」

ザラ「そんなにおいしいの?」

提督「さぁ、だがローマは眉間にしわを寄せながら「悔しい、でも美味しい」って食べてる」

ザラ「何やってるのかしら…男嫌い直ったのかしら」

提督「さぁな…」

ザラ「…私も提督の料理に興味出てきた」

提督「勘弁してくれよ、吹雪のやつが最近不機嫌になってきてるんだよぉ…はぁ」

ザラ「あはは…」

提督「他の連中も噂を聞きつけて押しかけようとするし…」

ザラ「本当に人気者なのね提督は」

提督「まーね…」

ザラ「私も負けてられないなぁ…うふふ…」

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「海風」 】

海風「提督、制服のアイロンがけ終わりました」

提督「おう、ありがとうな」

海風「あとほつれた所とか縫っておきました」

提督「おお、気が利くな」

海風「縫ったのはいいのですが…だいぶボロボロですので」

提督「ああ、新しいの発注しないとな」

海風「はい、海風が手配しておきました」

提督「おお!」

海風「それじゃ、海風はお昼の準備をしてきますので」




海風「提督、お昼はサンドイッチにしました」

提督「そこに置いておいてくれ」

海風「はい、それと冷たいお茶も用意しました」

提督「ああ…うーん」

海風「…どうしたんですか?」

提督「島風がな、もっと強くなりたいって言ってるらしい」

海風「島風さんは…もう練度限界を超えて…」

提督「ああ、それでももっと強くなりたいって…」

海風「まぁ…」

提督「同じく清霜も戦艦の艤装使いたいとか…江風もなぁ」

海風「戦艦の艤装を…」

提督「あーあ…なんて言って宥めようか…しばらくうるさいぞこれは…」

海風「…なんとか出来ないのでしょうか?」

提督「はっはっは…できたらいいなぁ…なんて言って宥めようか」

海風「江風ったら…海風もお手伝いします」

提督「はは、ありがとう」




海風「提督、お聞きしてよろしいでしょうか?」

提督「うん?」

海風「時雨姉さんがその…男物の下着をはいてたのを見たのですが…」

提督「うぉい」

海風「それに、白露姉さんや村雨姉さん…涼風も…」

提督「まてまて…」

海風「聞いたら…白露姉さんが「提督からお守りとしてもらった」って」

提督「なんでや!!!」

海風「あの…海風もいただけるのでしょうか?」

提督「あげないよ!!つーかそれは盗品だよ!!何やってるんだよ白露型は!!」

海風「違うのですか?」

提督「なんでお守りで下着あげないといけないんだよ」

海風「えっと…」

【 おわり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「江風」 】

江風「なぁ提督、どうしたら夕立姉貴たちみたいになれるかな?」

提督「うん?」

江風「改二ってやつさ、時雨の姉貴や夕立の姉貴が改二だろ」

提督「ああ、条件はよくわかってないが…例えば過去に武勲を立てた艦とか…戦果を挙げる中で可能性に目覚めた艦とか」

江風「そっか…」

提督「だがな、改二にならなくたって強くはなれる、白露や村雨の戦果がそれを証明してる」

江風「んー…」

提督「可能性に目覚めるのも、これからのがんばり次第ってわけさ…」

江風「ん、そうだな…頑張れば改二に、そうでなくとも強くなれる…か」

提督「そうだ、がんばれ」

江風「おう!任せときな!」




江風「今夜は夜戦訓練っと、準備はバッチリだぜ」

提督「おっと、今日からこれを持っていけ」

江風「ん?握り飯?」

提督「そ、戦闘糧食…間宮さんが開発した新兵器っていうか…保存食」

江風「へー」

提督「補強増設に入れてくれ、移動中に腹が減ったら食っていいぞ」

江風「いいねーありがたいねー」

提督「ま、できれば主力と戦う前に食ってほしいんだがな」

江風「なんで?」

提督「主力と戦う前に気合入れる意味も込めてかな…」

江風「ん、分かったぜ…こいつで今日はS勝利確実さ!!」



<夜戦!!!!

<イヤー!!!

<グワー!!!


江風「たっだいまー提督!握り飯美味かったぜ!」

提督「そうかそうか、訓練もうまくいったみたいだな」

江風「おう!なんかさ!握り飯食べたら力がモリモリ湧いてきてさ!気分が良くなってさ!」

提督「んん?」

江風「うぉぉ!!まだ滾るぜ!!!ちょっと走ってくる!!!」


<うおおおおおおおおおおおお!!!!


提督「いってらー…お握りスゲーな…何が入ってるんだこのお握り…」





間宮「怪しい薬なんて入れてません」

伊良湖「はい、特に何も…普通の塩握りです」

提督「つまりプラシーボ効果か…」

【 間宮「実は…うふふ…」 終わり 】

【 本日の秘書艦 航空母艦「葛城」 】

葛城「最新鋭機頂戴!」

提督「いきなりだな」

葛城「瑞鶴先輩が使っている烈風改のような艦載機!!」

提督「無茶言わないでくれ、烈風改は奇跡的に開発出来た物なんだ…そう簡単に渡せない」

葛城「むー!」

提督「…お前は空母の中でも練度が低い、練度の低い空母に使わせるわけにはいかない」

葛城「そんな…酷い!!」

提督「酷くない!いいか?練度が低い艦がいきなり最新鋭機使ったとっしても使いこなせないのがオチだ」

葛城「やってみないとわからないじゃない!!」

提督「…………」

葛城「絶対使いこなして見せるわ!!」

提督「…前、瑞鶴とこのやり取りやっててな」

葛城「え?」

提督「ま、さっきと同じようにダメだって言った、で…瑞鶴のやつ…当時最新鋭機だった烈風を勝手に持ち出した」

葛城「先輩が?」

提督「当時着任したてだった瑞鶴が使った結果…烈風は撃墜され、妖精も消えた…痛い戦力の喪失だった」

葛城「そんな…先輩が…」

提督「赤城の加賀も激怒してな…あの時の空気はもう重くてさー…」

葛城「先輩…」

提督「…葛城、まずは今の艦載機を使いこなせ、そうでなければ最新鋭機は回せない」

葛城「………うー」

提督「瑞鶴みたいに立派になりたいなら、下積みは重要だぞ」

葛城「…分かった」





葛城「…ねえ、最近貴方の料理がおいしいって噂を聞くんだけど」

提督「ビストル・トドロキはただいま休業中です」

葛城「ピストル?まあいいわ…で、料理作れるの?」

提督「高校生の時、親元はなれて寮で暮らしててな…そこで自炊してたんだ」

葛城「へぇー」

提督「まあ後は…鳳翔さんや間宮さん達と一緒に作ったり、天城に習ったり」

葛城「ちょっと待った」

提督「ん?」

葛城「天城姉ぇに習ってるってどういう事よ!!」

提督「どういう事って…」

葛城「だって…天城姉ぇと二人っきりで…」

提督「どこから二人っきりってキーワードが出てきた…「鎮守府料理研究会」って集まりがあってだな」

葛城「え?」

提督「大々的に活動しているわけじゃないから認知度が低いけど…」

葛城「そ…そうなの?」

提督「というかいきなり「そういう方向」に考えるとは…このむっつりスケベ」

【 葛城「誰がむっつりスケベだ!!!」 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「風雲」 】

風雲「ねえ提督、この本についてなんだけど…」


(夕雲似の美少女と夜戦している提督似の男の薄い本)

(巻雲似の美少女と夜戦している提督似の男の薄い本)


提督「おう…それな…」

風雲「何これ…秋雲の部屋にあったの見つけて思わず持ってきちゃったんだけど」

提督「秋雲がな…印刷代稼ぐためにって、そういう本を鎮守府内で売ってるんだ」

風雲「え?」

提督「結構需要あるみたいなんだ…ちなみに、海外にも一部流出してるらしい」

風雲「秋雲…何してるのよ…」」

提督「ちなみに見つけた本はそれだけか?」

風雲「他にも何冊かあったみたいだけど…」

提督「そうか、それは返しておけ…それ以外のものは見るな」

風雲「うん…ていうか秋雲って…漫画書いてるんだ」

提督「コミなんとかって大規模な同人誌即売会で「壁サークル」ってやつだそうだ」

風雲「すごいの?」

提督「らしい、ちなみに愛宕、望月とかも同人誌を出してるらしい…」

風雲「ふーん…こういうエッチな本?」

提督「らしい、ちなみに望月は特殊でな…まあ、あまり知らなくてもいいぞ‥」

風雲「そ…そう」




風雲「長波ってさ…なんであんなに胸が大きいんだろ」

提督「さぁ?」

風雲「巻雲姉もなんで妹チックなんだか…」

提督「あー…確かに」

風雲「高波はかもかもっていうし、沖波はメガネだし、早霜は根暗で、朝霜はなんかてやんでいっぽいし」

提督「ふむふむ」

風雲「清霜は戦艦戦艦ってうるさいし…何でこう個性派ぞろいなんだか…」

提督「ふむ、そうくると…風雲は…」

風雲「私?」

提督「夕雲型の中で一番地味とか」

風雲「…なんかムカついたわ」




風雲「秋雲、これ返すね」

秋雲「なんだ、風雲が持って行ったの…言ってくれれば貸してあげたのに」

風雲「あら、漫画書いてるの?」

秋雲「そだよー今度のイベントの新刊…見てみる?」

風雲「どういうの?」

秋雲「見てのお楽しみに…にゅふふ」

風雲「ふーんどれどれ…」

【 風雲「…何これ…救いはないの?」 秋雲「NTR最高っしょ?」 終わり 】

本日はここまで

移転までsage進行継続

近日投下

英国艦参戦
やったね提督、花嫁が増えるよ

【 提督のいない鎮守府 】

<< 鎮守府 執務室 >>

新敷「ふー…本営の連中は無茶ばっかり言うわね…」

龍田「お疲れ様、お茶よー」

新敷「ありがとう、キョウちゃんはキノコ島で平和にやってるかな…」

大井「大丈夫ですよ、あの人ならどこでもマイペースにやれますよ」

新敷「だといいけどね、で…進捗状況は?」

赤城「朝潮型の練度限界、達成ですね…それと吹雪型、綾波型、夕雲型は夕雲、巻雲、長波が達成です」

鳥海「高雄型、利根型、古鷹型、青葉型、妙高型、共に達成です」

ゴーヤ「はっちゃん、イクちゃん、シオイ共に達成でち」

日向「大和型も達成だ」

飛龍「翔鶴、祥鳳、ちとちよ達成」

新敷「おー思った以上にいいペースね…」

日向「そして朗報だ、翔鶴、瑞鶴ともに改二の兆候あり」

赤城「朝潮さん、大潮さん、霞さん、皐月さんもです」

新敷「おーけー、戦力がだいぶ充実してきたわね…これで、次の作戦は少し楽にこなせそう」

日向「航空基地の建設か…」

新敷「そ、それと轟雷型戦艦の建造もね…」

日向「轟雷型二番艦か…」

夕張「はい、名前は「迅雷」…次の作戦までには間に合うかと」

新敷「ティナが乗る船だからねー頑丈に作ってよ」

夕張「大丈夫ですって」

新敷「頼むわよ」

日向「戦艦三隻に潜水艦一隻、更に巨人か…」

鳥海「戦力が充実してきましたが、油断はできません…」

新敷「ええ、慢心せず…確実に敵を叩きましょう」





日向「で、シリアスに〆たところで悪いんだが…ギャグパートだ」

新敷「メタイわね」

日向「…提督分が不足してきた者たちが、次々と問題を起こしてる」

鳥海「先日も、遠征に行くふりをしてキノコ島へ向かおうする人が…」

赤城「夜中に艤装をつけて向かおうとする人も…」

新敷「うーん…重症ね…皆は大丈夫?」



大井「北上さんが提督に見えることがありますが大丈夫です」

龍田「天龍ちゃんが提督に見えることがあるけど問題ないわ~」

飛龍「蒼龍が提督に見えることがあるけど問題ありません」



新敷「大問題よねそれ」

赤城「隔離が必要なレベルかと…」

日向「やれやれ」

【 おわり 】

【 改二実装組 】

新敷「改二おめでとう…って暗いわね」

荒潮(秘書艦)「うふふ~改二の兆候出てよかったわね~」

朝潮「よくない…急に爆発してアフロヘア―に…」

大潮「大潮もです…あはは…」

霞「急にぴかーって光り出して…しばらくそのままだったわ、探照灯いらず…」

皐月「ボクも」

瑞鶴「私は煙が上がっただけ…」

翔鶴「派手に爆発して大破したわ」

荒潮「いいわねぇ~改二」

新敷「そうね、皆改二になれればいいのに…」

瑞鶴「うん…で、話って何?」

新敷「っと、本題に入るわね…妖精さん、お願い」

建造妖精「うん、今回から新技術の導入が決まったんだ」

皐月「新技術?」

建造妖精「そう、瑞鶴、翔鶴、朝潮、霞は既存の改二からもう一つの姿になれる」

朝潮「もう一つの姿…?」

建造妖精「うん、もう一段階改装を重ねることができる…更にそこから元の改二になることも可能」

霞「なんでも元に戻す必要があるのよ」

新敷「改装次第で、装備できるものが変わったり、対潜、対空、火力、雷撃が変化するらしいのよ」

建造妖精「そう、例えば敵が航空戦力主体で来た場合、霞は改二「乙」、朝潮は改二「丁」になることで対空に特化した駆逐艦になれる」

朝潮「それはすごいです!!」

霞「つまり、作戦にあった改装ができるということ…いいわね」

建造妖精「で、瑞鶴達の場合は…装甲空母になれる」

瑞鶴「!!!」

翔鶴「それって…大鳳さんのように…中破しても…」

建造妖精「うん、発艦可能さ」

瑞鶴「凄い…」

建造妖精「また、既存の改二駆逐艦は大発の運用も可能になる…陸戦が可能になるのさ」

新敷「ロケットランチャー以外の攻撃手段ができるってわけ、更に内火艇の開発も進んでるわ」

霞「陸戦タイプの深海棲艦が出てきてるから…対策は必須ね」

新敷「ええ、それと陸軍の機神と戦車隊…これで楽になればいいけど」

荒潮「それは…無理…かしらぁ?」

霞「そーね…敵も何出してくるかわからないし」

新敷「だよねー…」

瑞鶴「大丈夫、どんな敵が来ようとも私たちは負けないわ!」

翔鶴「ええ、この力で必ず勝利を!」

新敷「頼もしいわね」




島風「………島風も…もっと強くなりたい」




【 おわり 】

島風 超合金で検索せよ

あとE2で鹿島さん(二人目)ゲット、
違う君じゃない、E1でニムちゃん出して!!

イベント完!!!
ニムげっとぉ!!!!

もう資材がやばかったー

本日

阿賀野四姉妹で

※イベントだいぶ跨いでるんで、いきりなり新人が着任する現象が発生しますのでご了承を

【 本日の秘書艦 軽巡洋艦「阿賀野」 】

阿賀野「きらりーん!阿賀野…レベル99になりましたー!!」

提督「おめでとう!」

阿賀野「これで阿賀野も提督さんのお嫁さーん!」

提督「指輪は鎮守府に戻ってからなー」

阿賀野「えぇー!!!」

提督「ここで渡したら、鎮守府で待ってる連中が拗ねちまうよ」

阿賀野「えー」

提督「えーじゃない、ちゃんと渡すから我慢しなさい」

阿賀野「はーい…」




阿賀野「あきつ丸さんねー」

提督「うん?」

阿賀野「すっかり女の子だよねー」

提督「あー…」

阿賀野「元男とは思えない」

提督「艦娘だぞー、あきつ丸は艦娘」

阿賀野「あれ?そうだっけ?」

提督「男装を見破ったのお前だろうが」

阿賀野「あー…そうだったわねー」

提督「最新鋭軽巡(笑)」

阿賀野「むきー!!!」




提督「だいぶ日が落ちてきましたねー」

阿賀野「くかー」

提督「まだまだ仕事が残ってるんですねー」

阿賀野「むにゃむにゃ」

提督「…阿賀野型って最新鋭軽巡だそうですねー」

阿賀野「もーたべられにゃい…むにゃ…」

提督「………」


<ブロークンマグナーム!!!(分厚い本を投擲


阿賀野「いーたーいー」

提督「阿賀野さん、秘書艦でしょうが!」

阿賀野「えー?」

提督「えーじゃなくて」

阿賀野「うーん…おやすみなさーい」

提督「寝るなぁ!!!阿賀野ぉ!!!」


<ブロークンファントーム!!!(分厚い本を投擲


<きゃん!!!

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 軽巡洋艦「能代」 】

能代「軽巡能代、練度限界に達したことを報告します」

提督「ご苦労さん」

能代「…ついにケッコンカッコカリ…です!」

提督「頑張ったな、PUKAPUKA丸の操舵任せてばっかりだったけど」

能代「いえ…そういえば提督」

提督「なんだ?」

能代「何で能代が任されたのでしょうか?着任して間もないのに…」

提督「それは…」

作者「なんとなくです」

提督「だそうだ」

能代「今の誰ですか!!」




能代「新艤装ですか?」

提督「ああ、夕張が今進めてるんだ…とりあえず戦艦に実装予定だと」

能代「戦艦にですか?」

提督「戦艦ならいろいろ手を加えやすいんだそうだ」

能代「それは…能代達も使えるものなのでしょうか?」

提督「どうだろうな…まずは戦艦で運用していくって夕張言ってたし」

能代「そうですか…」

提督「開発が進めば、軽巡や駆逐でも使えるようになるそうだ…今は待つしかない」

能代「はい」




能代「あの…提督の学生時代ってどうでした?」

提督「急だな」

能代「阿賀野姉が読んでる漫画…能代も読んでるのですが…高校が舞台なんです、それで気になって」

提督「んー…そんな大したことないぞ、漫画のような劇的なイベントとかないし」

能代「そうなんですか?」

提督「まあ、田舎の近くに高校なかったから、都会に出て全寮制の高校に通ってたな…」

能代「全寮制…」

提督「まあ、普通だったよ…普通?」

能代「何で疑問形…?」

提督「んー普通っちゃ普通…イジメられてたけど普通だったな」

能代「普通じゃないですよ!!イジメって…」

提督「んー妖精が見えるってレア中のレアだからなぁ…それが他の人にとっちゃ異質なことだし」

能代「そうですが…」

提督「周りから「不思議君」とか「痛いやつ」って言われてたけど、別に気にしてなかったし」

能代「でも…」

提督「まあ俺だってイジメられてばかりじゃなかったし」

能代「え?」

提督「ま、手を出したやつは相応のひどい目を見てもらったけどね」

【 能代「な…何をしたのでしょう…」 提督「秘密」 終わり 】

【 本日の秘書艦 軽巡洋艦「矢矧」 】

矢矧「軽巡矢矧、練度限界達成しました」

提督「おう、おめでとう」

矢矧「大和も練度限界達成、素晴らしいわ」

提督「ああ」

矢矧「…ねぇ」

提督「なんだ?」

矢矧「もっと喜びを…こう…」

提督「どうせこの後の酒匂も同じ流れだと思うし…」

矢矧「あのねぇ」




矢矧「米国艦…ね」

提督「ああ、今度合流することになる…」

矢矧「そう…」

提督「…大丈夫か?」

矢矧「ええ、昔は昔、今は今…でしょ?」

提督「ああ」

矢矧「アメリカ…アメリカといえば…」

提督「いえば?」

矢矧「ハンバーガーよね!鎮守府のメニューにハンバーガーが増えるのよね!」

提督「ははは…まぁ、そうなるかな」

矢矧「いままでは外に出て買ってたけど…鎮守府でいつでも食べられるようになるのね」

提督「…矢矧」

矢矧「何?」

提督「…太るぞ」

矢矧「ぐっ…」



矢矧「海外艦が増えるのはいいけど…寮とか大丈夫なの?」

提督「んー…そろそろ部屋数も怪しくなってきたからなぁ」

矢矧「そうね…艦娘もだけど、フェル大佐とか他の国の軍人も来るかもしれないし…」

提督「えー…」

矢矧「だってありそうじゃない…ねぇ?」

提督「堪忍してください…」

矢矧「内心は…期待してるんじゃない?」

提督「おいおい…」

矢矧「私は別に構わないわよ…うふふ・・・」

提督「あはは…」


吹雪「だが」

天津風「私達が」

マックス「許さない」


【 終わり 】

【 本日の秘書艦 軽巡洋艦「酒匂」 】


提督「酒匂練度限界達成おめでとう!!」

提督「今日はお祝いだ、ケーキを用意してやろう」

提督「ご馳走もたっぷりだ!みんなでわいわい騒ぐぞー!!!」


酒匂「…酒匂、まだ何も言ってないのに…ぴゅん」

提督「ごめん」




酒匂「司令ー海外の船が来るのー?」

提督「ああ、米国艦…と」

酒匂「と?」

提督「追加でイタリア艦が来るそうだ、しかも空母!!」

酒匂「ぴゃー!」

提督「なんか最近海外が大盤振る舞いなんですけどー」

酒匂「仲間がいっぱい!」

提督「海外じゃ、深海棲艦の脅威はそんなに大きくないらしい…」

酒匂「そうなんだー」

提督「自国の防衛もあるからな…いっぺんに大量には派遣できないそうだ」

酒匂「そうだね、いっぱい来たら大変だもんね」

提督「ああ」

酒匂「司令が」

提督「あー…そうなるのかー…」




酒匂「寿屋さんから荷物来たよー」

提督「お、来たのか」

酒匂「えっと…轟雷ちゃん、迅雷ちゃんねー」

提督「最近はフィギュアも作れるんだなー…流石」

酒匂「艦娘でもこういうの作ってくれないかなー」

提督「ああーいいよなー」

酒匂「ねー」




吹雪「司令官」

提督「うん?」

吹雪「…部屋に積んであるプラモデル、いつ組み立てるんです?」

提督「………」

吹雪「いつ組み立てるんですか?」(にっこり

提督「ソノウチ」

酒匂「さぁ!司令の積みを数えろー!」

提督「今更数えられるかよ!!」

吹雪「しばらくプラモデル買うの禁止です!!!」

【 提督「そんなー」 終わり 】

以上

次回、ドイツのエッチな水着の子とその他大勢の予定

明日、投下な

二一時から

提督「平行世界で大活躍だな、デミサーヴァントだったりメイドだったり」

浜風「えぇ!!!」


始まります

【 本日の秘書艦 駆逐艦「マックス・シュルツ」 】

マックス「邪魔者はいないわ、ここは私たちだけ」

提督「そうか…」

マックス「ビールも冷えているわ、ゆっくりしましょう」

提督「艤装と思いきやクーラーボックスか、いただこう…それより」

マックス「何?」

提督「際どい水着だなぁ」

マックス「公式よ」

提督「知ってる」

マックス「クラゲの神様に感謝ね」

提督「もれなく水色の豆腐っぽい物体もついてくるな…これ以上はやめておこう」




マックス「提督、刀を持ち歩いてるのね」

提督「ん、まぁな…剣の腕磨いておかないと、ご先祖様に怒られちまう」

マックス「「あの刀」まだ直らないの?」

提督「なんか難航しているって…」

マックス「そう…」

提督「気長に待つさ…ま、使いどころが難しい代物だけど」

マックス「私は…ずっと直らなければいいと思う」

提督「マックス?」

マックス「貴方は安全な場所で指揮していればいいの、それだけで…貴方が進んで危険な場所に行く必要はない」

提督「そうだな、でも…俺だってみんなと一緒に戦いたい」

マックス「貴方は一緒に戦ってるわ、私達を沈めない様に指揮をしている…」

提督「それだけじゃ物足りない…もっと…強くなりたいって」

マックス「その分私達が強くなるわ、貴方が戦うことがないよう…強くなる」

提督「…分かったよ」

マックス「強くなるのだったら、戦略ももっと勉強してほしいわ」

提督「頭脳的なのは苦手だ」




マックス「ブルスト(ソーセージ)が焼けたわ、あとポンフリ(フライドポテト)も」

提督「んまそー」

マックス「ザワークラフト、それにプレッツェル、ビールのお代わりは?」

提督「いるいるー」

マックス「いっぱい食べて、お代わりはいっぱいあるから…あと、白いご飯もあるわ」

提督「おお!」

マックス「今はドイツ料理が多いけど…日本の料理も覚えるから」

提督「ああ、期待してるよ」

マックス「ビスマルクやグラーフには負けない」

提督「あはは…」

マックス「絶対に負けないわ…」

提督「絶対に負けないのはいいけど…喧嘩はするなよ」

【 マックス「善処するわ」 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「レーベレヒト・マース」 】

レーベ「二人っきりでプライベートビーチか」

提督「ん?」

レーベ「マックスには随分甘いんだね」

提督「厳密には二人っきりじゃない」

レーベ「え?」

提督「草むらの影で護衛の陸軍さんが待機してた、あと時雨たち」

レーベ「あー…」

提督「本当に二人っきりの時間って殆どないんだよな…吹雪と二人っきりになっても誰かしら隠れてるし」

レーベ「えー…」

提督「一人っきりなら容易いんだがな」

レーベ「そうなの?」

提督「ああ、特にこの島なら…」

レーベ「この島なら?」

提督「自然が味方してくれるからね」

レーベ「へぇ…」




レーベ「というわけで「一人っきりになりたい」って提督が消えたんだ」

吹雪「もう、司令官ったら」

レーベ「どこにいるんだろ…」

天津風「島のどこかにいるのかしら…」

磯風「ふむ…まるでニンジャだな」

秋雲「アイエー!!ニンジャ!ニンジャナンデ!!」

風雲「秋雲が何を言ってるかわからないわ」

吹雪「まあ、大体居場所はわかりますが…この際だから探し方を伝授しましょう」」

浦風「ほほう」

谷風「さすが正妻!!」

吹雪「木の上を探してください、隠れやすい場所を見つけたら間髪入れずこの訓練弾を撃ち込めば見つかります」

浜風「その探し方でいいんですか?」

吹雪「対応が遅いと、その場所から逃げますから」

清霜「司令官ってすごい、ニンジャだ!!」

吹雪「では、捜索を開始しましょう…次の場面転換で見つかりますけど」

天津風「メタなこと言わないで!」





提督「集中砲火ひどいです」

レーベ「急にいなくなるんだから…」

提督「そして何故か間宮のあんみつを全員に奢ることに…」

レーベ「自業自得」

提督「くすん」

レーベ「ほら、仕事はまだ残ってるよ」

【 提督「ひー!」 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「天津風」 】

天津風「ねえ、指輪の事なんだけど」

提督「おう」

天津風「デザイン変えられるのよね」

提督「ああ、ただし諸々の費用は掛かるぞ」

天津風「そうなの?」

提督「霧島がなんでもホイホイ費用を出すわけないだろ…」

天津風「別にお金かかっても問題ないわ、貯金結構あるし」

提督「ほほう」

天津風「使い道があまりないから…」

提督「そっか…」

天津風「とにかく、指輪のデザイン変えられるならお願いするわ」

提督「おう、ちなみにどんなデザインにするんだ?」

天津風「連装砲くんの顔にするの」

提督「…それでいいのか?」

天津風「ええ、後でデザイン画持ってくるから!」




天津風「この島いいわね…嫌な思い出はあるけど」

提督「そうだなー」

天津風「そういえば、あの茸の妖精は何をしてるの?」

提督「霧島がこき使ってる、最近じゃ昔のアニメのリメイク版でナレーションをやってるとか」

天津風「へぇー」

提督「さすが千葉トロンだぜ」

天津風「…ところで」

提督「うん?」

天津風「貴方の中の人は誰?」

提督「ナカニヒトナドイナイ」

天津風「へぇー」

提督「…理想は宮野・F・うーさーゼロかなぁ」

天津風「あっそ、てっきり檜山勇者王かと思ったわ」

提督「なんかそれだと恐れ多くて…ていうか、この話題やめない?」

天津風「そうね」




天津風「ねぇ、本土にはいつ帰るの?」

提督「んー…そうだな、みんなのレベル99になるまで」

天津風「新人も含めて?」

提督「それは流石に…具体的に言えば…」

天津風「いえば?」

提督「陽炎型、夕雲型の秘書艦ネタが終わったらかなぁ」

天津風「メタいわね…というか、もう秋よ」

提督「サザエさん時空なこの世界に季節感は無意味さ(遠い目)」

【 天津風「何それ…」 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「時津風」 】

時津風「しれー!指輪マダー?」

提督「本土に戻ってから」

時津風「じゃあ首輪!」

提督「ありません」

時津風「え-」

提督「大体なんだよ首輪ってさー」

時津風「時津風がしれーの物だって証明だよーみんなつけたいんだよー」

提督「ダメです!」

時津風「夜戦の時つけても文句言わないのに?」

提督「それはそれ、これはこれ」

時津風「むーそう言うのいけないぞー」

提督「だまらっしゃい、無駄口言ってる暇あるなら手伝え」




時津風「マックスと海行ったんだってー」

提督「ああ」

時津風「いいなー海行きたいなー」

提督「リアル季節だともう寒いんですが」

時津風「大丈夫だよー」

提督「描写めんどくさい」

時津風「メタイよー」

提督「あーもー海なんて毎日行ってるだろー」

時津風「わかってない、しれーは全然わかってない」

提督「いいから仕事しなさい」

時津風「海連れってってくれるならやるー」

提督「あーもー…」




時津風「終わった終わったー」

提督「ほとんど俺がやったけどな」

時津風「海行こうー!!」

提督「夜だよ」

時津風「やせーん!!やせーん!!」

提督「五月蠅いのは川内だけで十分だ」

時津風「夜の海で花火やろうよー」

提督「海行かなくてもできるだろ」

時津風「海でやるからいいんだよー」

提督「あーはいはい、それじゃなんか飲み物とつまみ持って行くか」

時津風「わーい!天津風達も誘おう!」

提督「二人っきりじゃなくていいのか?」

時津風「楽しいことはみんなでやったほうがいいんだよー夜戦もねー」

提督「なるほど」

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「浦風」 】

提督「広島弁めんどくさい!!」

浦風「いきなりメタった!!」

提督「と、作者の心の声を代弁してみた」

浦風「酷い」

提督「時に浦風」

浦風「なんじゃ?」

提督「ふつーに広島焼きが食べたい」

浦風「なんと」

提督「作者が一時期広島焼きにはまって、お昼は広島焼きが食べられる店に通ってたらしい」

浦風「とっても嬉しゆわ」

提督「目の前で焼いてくれる店だったそうだが、ある時混んでてな」

浦風「うんうん」

提督「昼休みが半分以上過ぎた後に出てきて、急いで食べて舌を火傷したことがあるらしい」

浦風「あれま」

提督「食べ終わったときは残り五分、ダッシュで職場でかえったらしい…というどうでもいいエピソードは置いといて広島焼き食べたい」

作者「食べたいです」

浦風「あ、はい」





提督「「スーパー食いしん坊」って漫画があってな」

浦風「突然じゃね」

提督「お好み焼きエピソードが二つあったんだ」

浦風「ほうほう」

提督「一つは病院食として、車のホイールカバーに材料を入れてコマのように回転させて作ってるんよ」

浦風「は?意味が分からん」

提督「もう一つはふつーにお好み焼き作ってる、広島焼きなんだけど…左官用のコテを使って圧縮してた」

浦風「えぇー…」

提督「…前者に関しては発想が何とも…」

浦風「そもそも病院食にお好み焼きって…」

提督「…詳しく知りたい人はイーブックスで電子書籍として買えるのでチェックしてみよう」




浦風「料理といえば、磯風が腕をあげてるそうじゃね」

提督「ああ、まあ…普通に食えるようにはなってる」

浦風「ならいいんじゃけど」

提督「だが秋刀魚はダメだ」

浦風「あー…」

提督「完成するたびに大破中破されちゃなぁ」

浦風「流石にそれはもう…大丈夫…」

提督「と思うか?」

浦風「うちが一緒に秋刀魚焼くわ・・」

【 提督「頼む」 終わり 】

本日はここまで
近いうちにまた投下します

注意:
本日のネタに、とあるゲームネタが入ります
あと一部ネタが艦これとは違うものになります。

ヒント:FG○

【 本日の秘書艦 駆逐艦「磯風」 】

磯風「朝食だ、目玉焼きにウインナー、サラダに御新香だ」

提督「おおおお!!!!」

磯風「うーむ…地味だな」

提督「地味で結構、いただっきまーす」

磯風「司令、目玉焼きにはこのオーロラソースを…」

提督「なんでや!!!」




磯風「昼飯だ、洋風にサンドイッチだ」

提督「…質問です、何サンドですか?」

磯風「鯖サンドだ」

提督「…ああ、だからサバの味噌煮…っておいいい!!!」

磯風「やはりダメか…秋雲が教えてくれたんだが」

提督「OK、秋雲に食わせよう」




磯風「いま!!(ドン!!)夕食!!!(バン!!)の下準備!!(ドン!!)してる!!」

提督「そうなんだ…何練ってるの?」

磯風「パイ生地だ、「夏野菜の料理 びっくりカルツォーネ風」というのを作る」

提督「…え」

磯風「どこかの有名俳優が作ったものらしい」

提督「ああ、だから鯛があるのね」

磯風「鯛の腹に具を積めて、このパイ生地で包んで焼くのだ」

提督「この料理はだれから教わった?」

磯風「秋雲だ」

提督「はぁ…」





秋雲「いやー夕食に招いてくれてありがたいけど、原稿で忙しくて…しかも縛られてるし」

提督「お前が磯風に変なこと吹き込むからだろ」

秋雲「あははは…」


提督「どーも秋雲さん、知っているでしょ?提督さんでございます…おい!パイ食わねぇか?」

提督「駆逐艦の皆もおいで、パイ投げるぞ!」


秋雲「そこは焼くぞじゃ…って…まさか…」

提督「安心しろ、パーティー用で食べられるものじゃない奴だから、タブン」

秋雲「ちょ!ま!!」

磯風「よくも騙してくれたな秋雲…喰らえ!!」


<ぎゃー!!やめて!!

<てぇー!!!

<ぎゃー!!!

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「マ○ュもとい浜風」 】

浜風「秋雲絡みですが、今度のイベントで着て欲しいという衣装を着てみました」(FG○キャラのコス)

提督「いやージャン○やネ○が出ないんですよねーっていうか違和感ないし」

浜風「メインキャラの一人だそうで、私のような髪型で後輩キャラとか」

提督「うむ、いいな…体のラインがでて実にエロい」

浜風「エロいですか」

提督「うむ、けしからん」

浜風「では、今日はこの格好のまま執務を行いましょう」

提督「それはダメ、いろいろなところから怒られる…しかしコスプレか…興味あるなぁ」

浜風「でしたら、主人公キャラのコスプレがここに」

提督「準備いいなおい!」




提督「着てみた」(FG○主人公(ぐだ○コス)

浜風「お似合いです、先輩」

提督「もうなり切ってるのかよ」

浜風「はい、設定では「デミサーヴァントという存在とその主たる「マスター」」ということらしいです」

提督「なるほど」

浜風「主人公と私のキャラは恋人同士で毎日イチャイチャしてて幸せと…」

提督「さらりと設定を捏造するなよ」

浜風「してませんよマスター」

提督「多分次元超えて龍属性の子が来ちゃうから!きっと来ちゃうから!!」

浜風「はぁ…」




浜風「先輩、今度イベントで一緒にコスプレしませんか?」

提督「もうそれはいいから、先輩はいいから」

浜風「はぁ」

提督「ていうかイベントねぇ…一回参加してもいいかもな…どういう様子か見てみたいし」

浜風「私は何度かありますが…なんというか…お祭りですね、あの熱気は」

提督「なるほど…」

浜風「ただ人混みが多いので…ちょっと大変ですけど、でもとても楽しいです、楽しいですが…疲れますけど」

提督「ふーん…」

浜風「秋雲があのイベントに熱中するの…わかる気がします…」

提督「そうか…じゃあ今度行ってみるか」

浜風「はい!一緒にコスプレしましょう!!」

提督「いや、それは…」

浜風「提督は先ほどの衣装で、私はあのマシュさんのコスで!」

提督「名前出しちゃったよ!」

浜風「他のメンバーも誘いましょう、早速秋雲に相談しなければ!」

提督「おいおい…」

浜風「今からイベントが楽しみになってきました!」

提督「楽しみなのはいいが執務忘れるなよ」

【 終わり 】

【 おまけ(FG○ネタ注意) 】

マシュ「先輩、ドクターに土下座されたの出来てみたのですが」

マスター(男)「セーラー服?」

マシュ「はい、ゲームキャラのコスプレだそうで」

フォウ「フォウフォーウ!」

マシュ「「くちくかんはまかぜ」というキャラらしいです」

マスター「へー…似合うじゃないか」

マシュ「ありがとうございます」

スカハサ「というわけで、遊んでみた」(長門コス)

マスター「ノリいいっすね…」

スカハサ「ナガトという「かんむすめ」らしい」

マスター「へー」

スカハサ「霊基をいじった結果、かんむすめにするとアーチャーのクラスになるらしい」

エリザベート「子イヌ!見てみて!艦隊のアイドルですって!!」(那珂コス)

清姫「カーンカーンカーン」(如月コス)

エリザベート「ぴぃっ!!!ってなんでビビったの私…」

清姫「というわけでますたぁ、駆逐艦如月ですわ、うふふ…」

マスター「可愛いな清姫もエリザベートも」

清姫「まぁ…それは、プロポーズですね!早速この婚姻届けに…」

マスター「ていうかみんな何かしらのコスをしてるのか…」

マリー「ウィ、私はトネというキャラですわ」(利根コス)

マルタ「私はスズヤって子みたい」(鈴谷コス)

ジャンヌ「大和というキャラ…この背中の武器が重いです」(大和コス)

ジャンヌ・オルタ「何で私まで…」(武蔵コス)

マスター「スカハサ師匠張り切り過ぎ…」

セイバー「私のキャラにぴったりと聞いたのですが」(赤城コス)

モードレッド「なんか…露出多くないか?」(摩耶コス)

ジャック・ザ・リッパー「しまかぜ~」(島風コス)

マスター「ジャックにまで…まったく、ちゃんと後で元に戻してくださいよ」

スカハサ「うむ、大丈夫だ…タブン」

マスター「タブンって聞こえましたよ!!!」




ジル「ホワアアアアアア!!!ジャンヌ!!!ジャンヌゥ!!!!」

黒ひげ「楽園はここにあったナリイイイイ!!!!」

マスター「うるせぇ!!!」




【 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「谷風」 】

谷風「指輪」

提督「後で」

谷風「えぇー!」

提督「えーじゃありません」

谷風「ちぇー」




谷風「ていとくー暇だよー」

提督「秘書艦の仕事しなさいよ」

谷風「えー大淀にやらせなよー」

提督「大淀は通商破壊で出撃中」

谷風「秘書艦オブ秘書艦なのに?」

提督「ああ」

谷風「ふーん」

提督「大淀はとにかく…なんで明石や間宮さんまで…」

谷風「え?」

提督「これ、今回の作戦の編成」

谷風「えっと、大淀、明石、間宮、伊良湖、速吸、大鯨…えぇー」

提督「何の縛りだよこれ」

谷風「大丈夫なの?」

提督「一応夕立や時雨に後からついていくようにお願いしたけど…」

谷風「間宮さんまでなんで…」

提督「さぁ…止めたんだけどなぁ」





谷風「で、大破したと」

大淀「作戦自体は成功したのですが…やはり火力に難ありでした」

間宮「スピードがそんなに出なくて…」

伊良湖「夕立ちゃんたちの援護がなかったら…」

速吸「あまりお役に立てず…」

大鯨「対空で精一杯でした」

明石「うーん、明石特製艤装がうまく動かなかったようで、動作試験したときは動いてたのに」

提督「あーもー…」

谷風「特殊艤装?」

明石「ええ、出力、火力が倍々な艤装…わたしがかんがえたさいきょうぎそう…のはずが」

提督「実戦で使うんだったら高レベル艦連れてけよ…」

明石「あははは…」

谷風「しっかし、明石さんの作った艤装…何で動かなかったんだい?」

明石「さぁ、これから原因突き止めないと…」

谷風「直ったら谷風さんに使わせてよ」

提督「とにかく、試験を十分にしてから使ってくれ」

【 明石「はーい」 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「舞風」 】

舞風「指輪は鎮守府に帰ってからね」

提督「そそ」

舞風「流れを読む舞風ちゃん偉い!」

提督「偉いぞー」(棒読み

舞風「…むなしくない」

提督「…うん」



舞風「提督ってさ、もしかしてボーイッシュな子好み?」

提督「え?」

舞風「だってさー長波のこと気に入ってるみたいだし、あと時雨とか…」

提督「んーどうだろうなぁ…まぁ一番は吹雪ですけど」

舞風「ま―それは置いといてさ、ぶっちゃけどう?」

提督「んー…誰にも言わない?」

舞風「言わない言わない」

提督「うむ…こういっちゃなんだが…割と好きだ」

舞風「ほほう…」

提督「元気がいいし、行動力もある、一緒に戦ったら背中を守ってくれる…そんな頼もしさがある」

舞風「おお」

提督「そして夜は雌の顔、男勝りな時とのギャップ…例えば、涼風…いつもてやんでぇだろ」

舞風「うん、てやんでぇ!だね」

提督「二人っきりになると…猫みたいに甘えてくる」

舞風「あの涼風ちゃんが…猫…」

提督「長波も、夜戦の時は乱れまくり…まさに雌」

舞風「提督、すごいドS顔になってる」

提督「っと…ていうか吹雪にはマジで内緒だぞ」

舞風「舞風ちゃんは秘密は守るぞー」

提督「…じゃあちょっとおまけして」

舞風「おお」

提督「嵐、結構好きだな…艦娘のほうね」

舞風「おお!爆弾発言!!」

提督「ああゆう子を、俺だけの女にしたい、雌にしたい…なんてね」

舞風「おー…提督言うねー」

提督「まぁな、だから…秘密だぞ、吹雪にもな」

舞風「ダイジョーブ!」




嵐「司令が…マジで…へへ…」

萩風「ほら、大丈夫よ嵐…」

野分「舞風、司令は内緒だぞって言ったんでしょ?」

舞風「あーうん、大丈夫大丈夫、何とかなるさーなんてね」

嵐「ど…どうしよう萩ぃ…オレ…」

【 野分「あ、次は野分ですから秘書艦」 嵐「がーん」 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「野分」 】

野分「にゃぁ」(猫耳モード)

提督「開始早々なんで多摩のモノマネを…そういやあいつの胸デカいってリアルで広まったんだよなぁ」

野分「ふにゃー!!!」

提督「日本語でおk」

野分「二人っきりなのに、他の艦娘の名前を出さないでください」

提督「秘書艦って、一日恋人とかそういうんじゃないんだからな」

野分「むー…マックスとは海行ったのに?」

提督「提督券使用されちゃねぇ…」

野分「じゃあ野分も提督券使います、これでいいですよね」

提督「わりぃ、今日は本土との重要な打ち合わせ…また今度な」

野分「がーん」




新敷『というわけで、地元の方から「一緒にお祭りどうですか」って』

提督「秋刀魚祭りねぇ…」

野分「秋刀魚…探照灯、ソナー…ああ、近海を駆け回った記憶が…」

新敷『あと加賀さんの歌作った人の関係者が、艦娘のために歌を作ったって…』

提督「歌?」

新敷『それがなんと、曲のタイトルが…「艦娘音頭」だって』

野分「か…艦娘音頭?」

新敷『そそ、後でサンプル送るから、それと…こんどこっち戻ってきてくれる?例のシステムのテストするから』

提督「お、完成したのか?」

新敷『生で見たいでしょ』

提督「ああ、楽しみにしてる」

新敷『うん楽しみにしてて、それじゃ』




野分「例のシステムって…」

提督「ああ、俺が前々から提唱してた「艦娘強化プラン」さ」

野分「強化…?」

提督「練度限界をさらに超えるプランっていえば分かりやすいかな」

野分「指輪以上の…力ですか?」

提督「この前明石が使ってた特別な艤装もその一環、それと夕張が進めている「艦娘の既存艤装をさらに改造を加える」というプランがある」

野分「そんな計画が…」

提督「皆が生きて帰れるようにするためのプランさ…」

野分「司令…」




舞風「なんかノリがいいねぇ、うんうん」

嵐「こりゃ踊りたくなるなぁ」

提督「振り付けは那珂が考えてるらしい、でこいつには歌詞もつくとか」

萩風「歌詞…どなたが歌うのですか?」

【 提督「(正確な情報がなので)わかりません!!」 終わり 】

本日はここまで
艦娘音頭いいよねー

明日ですって(夜に)

10時からですって


アイオワ「早く出番が欲しいワ」

浦波「お義兄さんに会いたいです」

ウォースパイト「エクスカリバー…マスターしたほうがいいかしら…」


始まります

【 本日の秘書艦 駆逐艦「嵐」 】

提督「おはよう嵐」

嵐「お…おはようございます」

提督「ん?」

嵐「えと…本日の執務の無いにょう…むぐ…」

提督「普通でいいよ」

嵐「あはは…なんか…丁寧なしゃべり方って慣れなくてよ」

提督「そっか…」

嵐「秘書艦って言うから、もっとしっかりしなきゃって…やっぱオレにはこういうのは向いてねーな」

提督「いつも通りでいいんだよ、いつも通りで」

嵐「おう!」




提督「嵐、この書類を見てくれ」

嵐「ん…特殊爆雷?」

提督「お前の過去の戦い方を聞いてな、こういうのがあったら面白いんじゃないかって」

嵐「へえー」

提督「といっても、陸軍が使ってる手りゅう弾が爆雷になっただけなんだがな」

嵐「スタングレネード、煙幕、そして普通の爆雷…」

提督「バリエーションはこれから増えていく予定だ」

嵐「すげー…」

提督「こういうのは手が加えやすいから、ガンガン開発する予定だ…だからガンガン頑張ってくれよ」

嵐「おう!任せろ司令!!」




提督「さて、今日も一日頑張ったぞい…で、嵐君?」

嵐「お…おう…」(ベビードール姿)

提督「夜戦は必ずしも義務ではありません、一緒に寝ることも義務ではありません」

嵐「だ…だけどよ…陽炎の姉貴たちは何度も何度もやってるんだろ?」

提督「年季が違うだろ」

嵐「でもよ…」

提督「でもよじゃない」

嵐「むー…」

提督「急いでいいことはないぜ、時間あるんだから…ゆっくりとな」

嵐「でもよ…司令って性欲すごくて毎日出さなきゃいけないんだろ」

提督「何をってツッコミたいが、誰がそう言ったんだ?」

嵐「陽姉ぇとぬい姉ぇ」

提督「おk、鎮守府戻ったらぶん殴っておこう」

嵐「…でもさ…司令、オレは…いいんだぜ」

提督「何が」

嵐「夜戦…」

提督「…それはまた今度、そうだな…明日休みだし、一緒に夜更かしでもするか…ゲームでもやろうぜ」

嵐「お…おう」

【 嵐「(今度は絶対夜戦だぜ…)」 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「萩風」 】

萩風「司令、この菓子パンの袋は何ですか?」

提督「あ、この前の昼の…」

萩風「不健康すぎます、こんなカロリーと油たっぷりなパンばっかり」

提督「なんでや!足柄さんのメンチカツカレーパンうまいやろ!!」

萩風「ダメです、暫く健康的な食事をとってもらいます」

提督「健康的…?」

萩風「はい!!!」




萩風「お待たせしました、玄米ごはんに、けんちん汁、おかずは豆腐ハンバーグです」

提督「普通に美味そう!!」

萩風「デザートもあるんですよ」

提督「ん、ケーキ?」

萩風「おからを使ったケーキです、さぁ召し上がれ」

提督「あぐ…んまい!!!お代わり!!」

萩風「ダメです!!食べすぎも健康に悪いんです!!」

提督「えー」




萩風「司令、萩風すごいものを発明しました」

提督「すごいもの?」

萩風「はい、漢方や薬草、体に良いものを一杯混ぜ込んだ、萩風特製ドリンクです」


(まがまがしい色の液体、まさにク○ハ汁)


提督「おおう、なにこの○ス○汁…匂いもすごいんですが」

萩風「でも効果はすごいんですよ」

提督「誰かで試したのか?」

萩風「はい、秋雲に」

提督「どうなった?」

萩風「はい、すごく元気になっててバリバリ原稿してました」

提督「………」

萩風「物凄い効果が発揮されてました…さぁ、司令」

提督「あーいまは…疲れてないから…」

萩風「さぁ…」

提督「…(内線かけて)もしもし舞風?秋雲今どうしてる?え?いい顔して寝てるって?すまないが大至急ドックへ運んで、たぶん瀕死だと」

萩風「司令?」

提督「すまない萩風…本当にすまない…」

萩風「え?」

提督「Wasshoi!!!!!!」



がしゃーん!!



【 萩風「きゃああ!!!司令が窓を破って飛び降りました!!」 END 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「秋雲」 】

秋雲「死ぬかと思った、クスハ汁ならぬ萩汁、やばいよアレ」

提督「名前伏せろよ…」

秋雲「でもまぁお蔭で締め切り間に合ったさー早割りバッチりゲット」

提督「よくわからないがよかったな」

秋雲「ところでさー提督、コミケ興味あるんだって?」

提督「だから名前伏せろって!!」

秋雲「いいじゃんいいじゃん、そっか興味持ってくれたかー…経費でコミケに行ける日も近いな」

提督「ねーよ!資金は自腹で出せ!!」

秋雲「ちっ!真面目さんだねー」

提督「まったく」

秋雲「というわけで命を削った新鮮な原稿、提督に見せてあげよう」

提督「見せたら即破る」

秋雲「えぇ!!なんでさ!!」

提督「あのな…どうせNTR、寝取られモノだろ…俺はNTRが嫌いだって何度も言ってるよな」

秋雲「まーまー、読めば良さが分かるってーほらほら」

提督「よし、破く、シュレッダーにかける」

秋雲「待った待った!!今回はNTRじゃないってば!!!よく見てよ…」

提督「ん…ロボットものか?」

秋雲「そう、しかもロボット物でダブルヒロインさ、ダブルヒロイン」

提督「何故二回いう」

秋雲「この秋雲様の超大作、さぁ見てくれ」

提督「へー…お前もこういうの描けるんだな…うんうん…」

秋雲「どーよこれが秋雲様の実力」




提督「面白かった、続き早く読みたい」

秋雲「続き読みたければ特別休暇とコミケ資金を出していただかないと…」

提督「休暇も資金もダメ」

秋雲「ちぇー」

提督「しかし、ダブルヒロインの片方が百合とは…ダブルヒロインって言うのかこれ?」

秋雲「こまけーこたぁ気にするな!」

提督「…嫌なイメージが浮かんだんだが」

秋雲「イメージ?」

提督「これ…ヒロイン同士が結ばれて男は用済みって…」

秋雲「あっはっはっは~まさかー」

提督「考えすぎだよな…うん」

秋雲「そうだよー」

提督「そうかー」

秋雲「あっはっはっは…」

提督「…考えてはいたんだな」

秋雲「うん」

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 重巡洋艦「プリンツ・オイゲン」 】

プリンツ「キョウ…キョウスケ…貴方…えっと…」

提督「ういっすプリンツ、秘書艦よろしくな」

プリンツ「ぴ!!」

提督「プリンツ?」

プリンツ「おぱぴょうごじゃります!!ぎょう!!」




提督「結婚(カッコカリ)するから、名前呼びしたい?」

プリンツ「ぴい」

提督「構わんぞ、公私しっかり区別するならな」

プリンツ「ぴぃ!」

提督「日本語でOk」

プリンツ「は、はい!それじゃえっと…」

提督「今は「公」ね」

プリンツ「あ、そうでした…」

提督「…おめでとうプリンツ」

プリンツ「あ…ありがとうございます…すごく…幸せです」

提督「ビスマルクと同着だな」

プリンツ「はい」

提督「だが…外国艦で初めて練度限界達成したのはマックス」

プリンツ「ガーン」

提督「次点でレーベ」

プリンツ「(´・ω・`)」

提督「でも、頑張ったな」

プリンツ「はい…」




プリンツ「夢があるんです」

提督「フラグになるからそれ」

プリンツ「吹雪さんが許してくれるなら…私もウェディングドレスを着たいです、そして教会で結婚式!」

提督「フラグだから!それ!フラグ!」

プリンツ「そしてドイツに新婚旅行…」

提督「あかんて!!!」

プリンツ「どうですか?アドミラールさん!」

提督「とりあえずフラグ立てるのはやめような」

プリンツ「大丈夫です!乱立すれば無効になりますから!!」




提督「ところでなんて呼んでくれるの」

プリンツ「はいティナみたいに、「キョウ」って…」

提督「ほう」

プリンツ「これからもよろしくお願いします!キョウ!」

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 戦艦「ビスマルク」 】

ビスマルク「指輪の発注は済んだのかしら」

提督「ああ」

ビスマルク「そう…ふふ…ついに指輪が私の元に…」

提督「ドイツが海外で初めて練度限界達したからな」

ビスマルク「そう!とっても誇らしいわ」

提督「ドイツの駆逐艦(マックス)が最初に…」

ビスマルク「戦艦としては私が最初よ!」

提督「まぁね」

ビスマルク「あのイタリア艦達より先に!練度限界達したの!」

提督「落ち着け」




ビスマルク「ここまであっという間だったような、ずいぶん時間がかかったような…その間色々あったわね」

提督「そうだな」

ビスマルク「一番インパクトがあったのはマックスの変化ね…後はユーの分裂とか」

提督「分裂いうな!」

ビスマルク「それよりも一番は…グラーフね」

提督「ほほう」

ビスマルク「あの子…ドイツにいたころは表情変化が少なかったのよ、それが貴方に会ったとたんニコニコデレデレして」


グラーフ『ビスマルク、私はいつ夜戦に呼ばれるのだろうか…ああ、待ち遠しい』

グラーフ『アドミラールが私の淹れたコーヒーがおいしいって…ふふ』

グラーフ『こ…これがアドミラールの下着…もらっていいのかマックス?』


提督「最後待て」

ビスマルク「大丈夫、私が回収したから」

提督「そうか…が、俺は受け取ってないぞ」

ビスマルク「そう」

提督「おい…俺の下着返せ!!」




ビスマルク「提督、夕飯の準備ができたわ…ビスマルク特製ポトフよ」

提督「ポトフ飽きた」

ビスマルク「私の作った手料理が食べられないわけ?」

提督「毎回ポトフはやめろって言ってるんだよ」

ビスマルク「何よ!ポトフおいしいじゃない!!」

提督「美味しいけどさ!!もっと手の込んだの作れよ…」

ビスマルク「分かったわ、少し待ってなさい…えっとこの粉を入れて…」

提督「加齢臭…ならぬカレー臭…まさか」

ビスマルク「さぁ、カレーポトフよ!!」

提督「カレー粉入れただけじゃねーか!!」

ビスマルク「美味しいわよ」

提督「美味しいだろうけどさぁ!!」

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 潜水艦「U-511」 】

ユー「提督、ユーのお願い…聞いてほしいです」

提督「どうした?」

ユー「これ、見て欲しい…です」

提督「ん?これユーが書いたのか?」

ユー「うん」

提督「へぇー…イルカの絵?にしては魚雷とかいろいろついてるな…」

ユー「それ…設計図」

提督「え」

ユー「潜水艦隊のサポートメカ…です」

提督「へ…へぇ…」

ユー「島風ちゃんの…連装砲ちゃんみたいな子が…潜水艦隊にいればなって」

提督「なるほど…」

ユー「みんなこれにつかまって移動したり、魚雷撃ったりする…手を離してもユーたちについてくる」

提督「ほほう…」

ユー「これ…作れる?」

提督「さぁ…明石に聞いてみないと…うーん、まあ伝えておくよ」

ユー「お願い…」




ユー「まるゆ…最近見ない」

提督「ああ、まるゆは陸軍のほうに行ってるぞ」

ユー「何してるの?」

提督「さぁ、秘密訓練ってさ…」

ユー「そうなんだ…」

提督「あきつ丸も一緒に行ってる…ま、そのうち戻ってくるだろうな」

ユー「何をしてるのかな?すごい訓練…想像できない…」

提督「そうだな、でも…きっと強くなって戻ってくるさ」

ユー「ユーも…強くなる」

提督「ああ、頑張れ」




明石「ユーちゃんの設計図見ましたよ、いいじゃないですか」

提督「俺は普通の絵に見えるんだが」

明石「私だってそう見えますよ、でもそう言うサポートメカってアイデアいいじゃないですか」

提督「まぁな…で、どうなの」

明石「うーん…連装砲ちゃんたちは特別な存在ですからねーそれと同じものを作ったことはないのでどうも…」

提督「まあ、確かに…超AI搭載レベルだからなアレ」

明石「陸軍の潜水用装備に水中スクーターがありましたよね、アレをベースにすれば似たようなものが作れます」

提督「そうか」

明石「でも、ユーちゃんのアイデア全部入れたいですねぇ」

提督「できるならなぁ…」

明石「ま、何とかしてみますよ…えぇ」

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 潜水艦「呂-500」 】

提督「今日はローちゃんが秘書艦だが…」


(唐突に流れるGAR○のオープニングテーマ)

(諸々の都合上、脳内でお楽しみください)

(そして曲が終わる寸前)


ロー「ガ呂~がるる~」(黄金騎士の恰好)

提督「………」

明石「いやー張り切りましたー」(ボイスチェンジャーでザルバの声)

提督「………仕事、しよっか」

ロー「面白くなかった?」

提督「仕事、あと明石…無駄に資材使うな」

明石「えー」




ロー「戻ってきたまるゆすごい」

提督「へ?」

ロー「大きな蛇を捕まえたり、イノシシの突進を受け止めたり」

提督「は?」

ロー「もぐもぐアタックもぱわーあっぷ!陸軍さんが吹っ飛んだー!」

提督「まるゆさん!!!」

ロー「ローちゃんも陸軍さんの特訓受けたら強くなるかな?」

提督「…さぁ?」

ロー「よーし!ローちゃんも陸軍さんの所に…」

提督「ダメだ!!!」




ロー「潜水艦の子、もっと増えないかな?」

提督「そうだな…伊号潜水艦はまだまだいるみたいだし…」

ロー「いっぱいいれば…オリョールがはかどるですって!!」

提督「それは…なぁ」

ロー「海外の潜水艦とか…」

提督「うーん…潜水艦…」


<マグロはどこだ―(天龍)

<シズメェ!!(大鳳)


提督「…幻聴が聞こえる」

ロー「え?」

提督「いや、でも来て欲しいよなぁ…メタ的には胸をニムニムしたい子」


<着任したい―!!(???)


提督「もうしばらくお待ちください」

吹雪「で、誰の何をムニムニですか?」(鬼神)

【 提督「ぎゃー!!」 ロー「いつの間に…」 終わり 】

【 本日の秘書艦 潜水艦「まるゆ」」 】

まるゆ「練度限界達成しました」

提督「いろいろツッコミたい」

まるゆ「え?」

提督「いや、魚雷撃つのが精いっぱいなまるゆが練度限界なんて…」

まるゆ「でも、達成ですよ」

提督「どんなマジックを…陸軍の特訓って…」

まるゆ「普通に訓練してただけですよ?」

提督「蛇とか猪とか…陸軍をふっ飛ばしたとか…」

まるゆ「はい、みんな特訓に協力してくれました」

提督「いや、しかし…」

まるゆ「陸軍の皆さんや、あとダイサクさんにも…」

提督「ダイサク?」

まるゆ「はい、ダイサクさんです」

提督「だ…誰?」

まるゆ「竜神さんですよ?」

提督「へ?」

まるゆ「竜神さんがダイサクさんで…えっと…ダイサクさんなんです」

提督「どういう事さ…」

まるゆ「えっと、竜神さんに乗ると、いろいろ教えてくれるんですよ」

提督「技術者の人か?ていうか竜神乗ってるの?」

まるゆ「はい、そのおかげで練度限界です!」

提督「マジかよ…」

まるゆ「はい、竜神凄いです!」




まるゆ「あきつ丸さんもパワーアップですよ」

提督「あきつ丸はなー…烈風拳が凄まじいというか」

まるゆ「戦車もマスターしたんですよ」

提督「は?」

まるゆ「妖精さんと陸軍さんが力を合わせて、大発に戦車を乗せたんですよー」

提督「マジで!!」

まるゆ「はい!あひるさんチームです!」

提督「え?あひる?」

まるゆ「あ、違った…八九式中戦車を搭載したんです!」

提督「へー…」

まるゆ「パンツァー…」

提督「それ以上はいけない!!!」

まるゆ「何でですか?」

提督「いろいろあかんから」

まるゆ「????」

提督「いろいろ怒られるから」

【 まるゆ「誰に?」 終わり 】

【 本日の秘書艦 揚陸艦「あきつ丸」 】

あきつ丸「パンツァー…」

提督「開幕早々やめい!!!」

あきつ丸「提督殿はビビりであります」

提督「うるせぇ!!」

あきつ丸「あのアニメは陸軍の間ではとても人気があるであります」

提督「さいで」

あきつ丸「自分の推しはアンツィ○のアンチ○ビであります」

提督「へー」

あきつ丸「ドゥーチェ!ドゥーチェ!!」

提督「うるせぇ!!ていうかお前は日本の陸軍だろうが!」

あきつ丸「細かいことは気にするな!であります」




あきつ丸「改めて、あきつ丸改二、練度限界達成であります」

提督「改二は余計だ」

あきつ丸「大発に戦車が乗ったであります、まさに改二!」

提督「ティーガー乗せてから言えよ」

あきつ丸「乗せれば…」

提督「やろうとするんじゃない!!」

あきつ丸「チッ!」

提督「まったく…」

あきつ丸「とにかく、陸戦なら自分に任せて欲しいであります」

提督「そうだな、陸の深海棲艦…ロケットランチャーのみじゃきついからな」

あきつ丸「自分だけではないであります、増田チーフ始め、陸軍の精鋭が妖精と共に戦うであります」

提督「心強いな」

あきつ丸「その一環として、強化アーマーの開発が進んでいるであります」

提督「ほほう」

あきつ丸「その名もミョ○ニル・アーマー!!」」

提督「おいこらやめろ!ていうか作るな!」

あきつ丸「冗談であります、ただ…ものすごいものと聞いてるであります」

提督「そうか…」

あきつ丸「そしてなんと…提督殿専用のも開発中であります」

提督「詳しく」

あきつ丸「いや、これは陸軍の機密事項…海軍には開示できないであります」

提督「なんでや!」

あきつ丸「ただ…この書類にサインしていただければ問題ないであります」(陸軍に入隊します的な書類)

提督「おk、マッハでサインする」




あきつ丸「これで提督殿は見事陸軍に入隊であります」

マックス「ねぇ」

吹雪「ちょっといいかな?」

【 あきつ丸「ダーッシュ!であります!」 吹雪「待ちなさい!!」 終わり 】

本日はここまで

次回は秘書艦ネタではなく、グラーフメインでとドイツからの贈り物に関する短編になります

イベント完走しました

甲甲乙乙丙

山風、朝風、コマンダン・テスト、サラトガ
そして以前掘りで出なかった親潮をゲットしました

残すは浦波のみとなりました。


明日(月)には投下できるはず

※ボイン追加予定です

23:30より
今回、オリジナル要素が大きいです。

【 グラーフの贈り物 】



(このエピソードは去年のエピソードです)



吹雪「えーと、駆逐艦勢からのプレゼントは「切子グラス」になりました」

五十鈴「軽巡は新しい革靴、結構高いやつに決定よ」

鳥海「重巡からは新型のタブレットを」

赤城「空母からは「弓道入門セット」を」

日向「戦艦からは瑞雲を」

伊勢「違うでしょ、ドローンセットをね」

日向「ドローンという名の瑞雲だ」

明石「特務艦からはちょっといいお酒を」

イムヤ「潜水艦からは新鮮な海鮮詰め合わせよ」

金剛「パーティの準備もバッチリネ」

霧島「はい、比叡お姉さまがおいしい料理をいっぱい作るそうです」

五十鈴「大丈夫なんでしょうね」

鳳翔「ええ、それについては私が保証します」

間宮「最近の比叡さん、お料理がの腕がめきめきと上がっているんですよ」

伊良湖「何かあったら私達がフォローしますので」

新敷「業務に関しては私が手回ししておくから大丈夫」

フェル「お色気に関しては私がせくしーな衣装を準備するから」

吹雪「それは結構です」

フェル「なんでー」

ティナ「(せくしー…チャレンジしてみようかな)」

天津風「ダメよ、今年は健全なの」

ティナ「ぎくっ!」

新敷「ていうか何で健全?」

吹雪「健全という流れなんです」

新敷「そ…そうなの?」

フェル「ぶー」

五十鈴「ま、いろいろあるんでしょ…」

グラーフ「…あの…いいか?」

五十鈴「何?」

グラーフ「その…私個人からプレゼントしてもよいか?」

赤城「個人…ですか?」

グラーフ「ああ…その…ダメか?」

赤城「いいんじゃないですか?私達も…個人的に用意しているものがありますし」

新敷「うんうん」

金剛「ノープロブレムネ、グラーフのバーニングなラブを、テートクに届けるデース」

グラーフ「あ…ああ、ありがとう…」







<< 甘味処「間宮」 >>

グラーフ「というわけで相談に乗ってほしい…」

ビスマルク「ええ、いいわよ」

プリンツ「アドミラルさんの喜ぶプレゼント…」

グラーフ「…誰にも負けないような物を渡したいものだ」

ビスマルク「誰にも負けない…ね」

マックス「ちなみに…今年は「私がプレゼントよ」が禁止」

レーベ「艦娘いっぱいいるからね…被らないようにするのは難しいかも」

プリンツ「だから今年は艦種ごとにプレゼントを決めてるんですよね」

ビスマルク「そう…戦艦は大変だったのよ、日向の謎の瑞雲押し」

レーベ「それ…通常運転のような気がする」

ユー「…最近、瑞雲増えた…」

ロー「ずいうん増えたですって!!」



<ちーん



ビスマルク「…ユー…ロー…」

マックス「ぶ…くっくっくっく…」

レーベ「え?面白かったの?」

プリンツ「え?え?え?」

グラーフ「ど…どういうことだ?」

ビスマルク「深く考えないほうがいいわよ…」

グラーフ「そ…そうか…」

ユー「あのね…瑞雲とずいぶんをね…」


<ぐはっ!!ひぃっくっくっくく…お…お腹痛い…

<マックスしっかり!!


グラーフ「…やれやれ」







<< 通信室 >>

グラーフ「大淀、本国と通信したいのだが」

大淀「はい、構いませんよ」

グラーフ「すまない」

大淀「終わりましたらスイッチを切ってくださいね、どうぞ」

グラーフ「うむ…あー…こちらグラーフ・ツェッペリン…ドイツ空軍の…」





???『グラーフか、どうした?』

グラーフ「相談したいことがあってな…その、アドミラールの事なんだが」

???『おお、アドミラール関係か、なんだ?』

グラーフ「Weihnachten(クリスマス)の翌日なんだが…アドミラールの誕生日なんだ」

???『おお!そうだったな!!』

グラーフ「そのプレゼントについて相談したい…」

???『なるほど…しかし…私の意見は当てにならないと思うぞ』

グラーフ「何故だ?」

???『私は「人間」になって間もない、男性との交流も少ない…気の利いたアドバイスは難しいと思う』

グラーフ「そうだったな…しかし、一緒には考えてくれるだろう?」

???『うむ…そうだな…努力しよう』

グラーフ「とにかく…アドミラールが喜ぶもの…何が良いか」

???『喜ぶものか…そういえば空軍の連中は…』




その1『この前、彼女から手作りセーター貰ったぜ』




???『時間がなさすぎるな…手作りセーターは』

グラーフ「それに、私は編み物をしたことがない…」

???『他には…』



その2『今日は彼女が料理を作ってくれるんだぜ』



グラーフ「…料理か、いや…アドミラールの傍には一流の料理人がいてな…」

???『そうか…あとは…』



その3『彼女が裸リボンで部屋で待っててさー』



グラーフ「私がプレゼントよは禁止だ」

???『なんと!』

グラーフ「禁止でなくてもこれは安直すぎる」

???『難しいな…』


<ファイッキライダ!!


???『んん?総統、どうした?』

グラーフ「閣下?閣下がいらっしゃるのか?」


<オッパイプルルーン!!


???『私に任せろ?』

グラーフ「はぁ…?」






<< そして誕生日当日の夜… >>

夕張「みんなー!昨日のクリスマスパーティー楽しんだー?」

島風「今日もめいっぱい楽しいんじゃおー!!」


<せーの!!


「「「「「提督!!お誕生おめでとう!!!!」」」」」


提督「俺の誕生日でここまで盛り上がるか」

吹雪「あはは」

夕張「それじゃ、誕生日プレゼントを渡すわよー!!!」



不知火「駆逐艦から、切子グラスです…どうぞ」

提督「おお、きれいだな…ありがとう」

天龍「軽巡からは、革靴だ…大切に使えよ」

提督「ありがとうな」

古鷹「新型のタブレットです、銃弾にも耐えられる防弾使用です」

提督「カスタマイズした馬鹿はどこだ!!」

葛城「弓道入門セット、後で私が教えてあげようか?」

提督「えー」

葛城「ちょっと!!なんでえーなのよ!!」

長門「おほん、提督…戦艦からラジコンヘリ・・・ドローンだ」

日向「そして特別な瑞雲だ」

提督「瑞雲はいらん、ていうか最近瑞雲増えてるんだが」

明石「はいはいーちょっといいお酒、ヤマザキ35年物ですよー」

新敷「ちょ!!それ頂戴!!」

明石「ダメですよ!これは提督のものですから!」

提督「ガチで高いやつじゃねーか、ちびちびのもーっと」

ユー「海鮮詰め合わせ・・・です」

ゴーヤ「生ものだから目の前で焼いてあげるでち!」

イムヤ「一応干物とかもあるから、お酒のおつまみにね」

提督「おお、ありがとうな」

フェル「私からは、この私自身を…」


<出荷―!!(五十鈴)

<ぎゃー!(フェル)


グラーフ「ヤマザキという酒…すごい価格なのだな…」

赤城「ええ、隼鷹さんが羨ましがってましたよ」

グラーフ「そうか…」

赤城「ところで…グラーフさんは…」

グラーフ「ああ、プレゼントの手配は終わってる…本国から送ってもらう予定で…今日到着と聞いてたのだが」

赤城「まぁ、ドイツから?」

クリス「何を注文したの?」

グラーフ「注文…いや…その…総統閣下が…」

クリス「アドルフが?」

グラーフ「はい…その…」



<バン



大淀「提督!大変です!!!」

提督「どうした!」

大淀「ロシア軍より緊急入電、謎の飛行物体が日本方面へ超高速で飛行していると!」

プー「なんと!」

提督「いたの!!」

ジョー「俺もいるぜ!」

モンタナ「私もいます」

神名「ヤマザキ後で寄越せ!!」

提督「やだよ!!」

プー「失礼、本国は何といってる」

大淀「はい、ドイツ方面から謎の飛行物体が超高速で飛行していると…ロシア空軍が追跡しているのですが追いつけないと」

プー「ドイツから?」

グラーフ「ドイツ…超高速…」

クリス「まさか…ねぇ…でも…大淀、通信機使うわね、本国に問い合わせる」

大淀「はい」

クリス「もし私の考え通りなら…それは…ドイツ空軍の戦闘機よ」

新敷「ドイツの?」

クリス「確認しなければ…もしアレが深海側に奪取されたら非常にまずい…」

提督「大淀、その飛行物体はどこに向かって…」

プー「ここだ」

提督「え?」

プー「軍に連絡を取った、飛行物体の飛行していった方向の直線上に…この鎮守府があると」

吹雪「つまり…謎の飛行物体は…鎮守府を目指している?」

プー「飛行物体が進路を変えない限りはな…」








大淀「全艦、対空戦闘用意、駆逐艦は機銃スタンバイ!!!」

明石「鎮守府内の対空兵装、展開します!!!」

金剛「戦艦は三式たっぷり積み込むね!!」


<機銃の弾数チェック急げ!!!(長月)

<対空兵装展開します!!(秋月)


提督「正体が分からない、油断するなよ!!」

秋月「司令の誕生日に敵襲だなんて…許せません!!」

五十鈴「ぼっこぼこにしてやるわ!!」

グラーフ「………」

瑞鶴「グラーフ?」

グラーフ「………まさか…な」

大淀「ロシア空軍より入電、飛行物体はロシアを抜け中国上空に」

提督「周辺住民の避難を…」

クリス「待って!!!」」

提督「んぉ!」

クリス「まって!戦闘態勢を解除して!!」

新敷「クリスさん?」

大淀「どういう事でしょうか?」

クリス「馬鹿が白状したわ…あれは深海関係じゃない、馬鹿が指示したのよ」

提督「馬鹿?」

モンタナ「われらが偉大だか微妙な総統閣下ですよ…いや、馬鹿ですけどここまで大馬鹿とは…」

ビルマルク「何?何をやらかしたの?」

クリス「トドロキ、ここに向かってるのはね…貴方への誕生日プレゼントなのよ」

提督「…は?」





<< 鎮守府内 訓練場 >>

五十鈴「飛行物体、鎮守府上空に到着…」

明石「なんでしょう…戦闘機?独特な形をしてますね…ていうか…ホバリングしてる?」

あきつ丸「いえ、プロペラが見えないであります…」

ビスマルク「Oma…あれって一体…」

クリス「…ずいぶん前、貴方達が建造される前にある石が発掘されたの」

提督「石?」


クリス「そう、その石はエネルギーを無尽蔵に生み出してたわ…私たちはそれを何かの動力に使えないかと考えたの」

クリス「そこで当時開発中だった新型戦闘機の動力として組み込んだわ」

クリス「もちろん、エネルギーが人体に影響がないか、安全かどうかを確認したうえで…」

クリス「結果、凄まじいものだったわ…当時の機体スペックでは耐えきれないほどの出力…それに合わせて改造を重ねたわ」

クリス「その結果、今目の前で起こってるような飛行も可能になったの」

クリス「もし、これが戦争に投入されれば戦局を変えられるかもしれない…でも致命的な問題があったの」


提督「問題?」


クリス「操縦できるパイロットがいなかったの、余りにも凄まじすぎて…100%性能を引きだせるパイロットが…いなかったの」

ビルマルク「でも…飛んでるわよ…中は無人ってこと?」

クリス「いいえ、最近可能なパイロットが一人配属されたの」

提督「いるの?」

クリス「ええ、その子の生まれは特殊なの…ま…それは本人から語らせたほうがいいわね」

明石「あ、降りてきます…垂直降下…こんな間近で見れるなんて」

夕張「ぶ…分解したい」

吹雪「着陸…した…」




<ガチャ







???「ハッピバースデー!!トドロキ!!!」(ボイン+ウェディングドレス)






新敷「くっ!!!」(B72)

龍驤「敵や!!!」(まな板)

瑞鳳「なんでボインなの!!」(卵焼きフライパン)

瑞鶴「うぎゃー!!!」(艦載機着艦可能)

葛城「なんなのよ!!!」(やっぱまな板)

グラーフ「…は…「ハンナ」!…何だその格好は」

クリス「降りなさい、「ルーデリッヒ少尉」!!!」

ハンナ「げ!クリス元帥…」

クリス「説教よ!!説教!!!!」

モンタナ「まぁまぁ、血圧上がるよOma…ハンナ少尉、とりあえず降りてきて、トドロキにご挨拶なさい」

ハンナ「モンタナ少佐!!」

モンタナ「ま、その格好から察するに…そういうことなのだろう」

吹雪「ええ、そういう事なんですね…」

五十鈴「また増えた…」

鳥海「増えました」

ティナ「…そういう事」

フェル「ワォ、新しい花嫁ね」

神名「お前モテるなー、爆ぜろ」

提督「えぇー…」

グラーフ「その…すまないアドミラール…私がプレゼントをしっかり選んでいれば…」

提督「グラーフ…」

クリス「いいえ、悪いのはあの馬鹿アドルフよ!」

提督「…とにかく、警戒を解除…この飛行機を倉庫に格納しよう…出来るか?」

ハンナ「任せろ」





<< 倉庫 >>

夕張「UFOみたいだった」

明石「さすがドイツ!!しびれるぅ!!!」

提督「そりゃ超低空で浮いてりゃなぁ…」

明石「まるで、重力を操ってるみたい…すごい」

夕張「分解!とにかく分解!構造解析ぃ!!」

提督「落ち着け!」

ハンナ「おほん、いいかな?改めて自己紹介させていただく、「ハンナ・U・ルーデリッヒ」だ、階級は少尉、「戦闘妖精」の専属パイロットだ」

提督「戦闘妖精?」

雪風「雪風です!!」

提督「ちょっと黙ろうか」

ハンナ「この戦闘機のことだ、ドイツの最新鋭技術が詰まっている」

提督「最新鋭技術…」

明石「分解…」

夕張「魔改造…」

クリス「だからこれだけは日本に渡すのは反対してたの…」

モンタナ「総統閣下も…」

ロー「そうとうおバカ!ですって!」


<ぐはっ!!(マックス)

<マックス!(レーベ)


提督「ぶへっくしょい!あーもー…」

クリス「決戦の時の切り札として残してたのよ…それを誕生日プレゼントでぽんって…」

ハンナ「ふふふ…総統からのプレゼントはこれだけではないぞ」

提督「え?」

ハンナ「この機体、私、そしてこのトランクケース」

クリス「…嫌な予感」


ハンナ「さぁ見てくれ!!」


<カチャ


提督「緑の…水晶?」

雪風「Gストーンです!!」

提督「違うでしょ、まさか…元帥が言ってた…」

クリス「「精霊石」よ…あぁ…全部じゃないでしょうね」

ハンナ「ああ、わが国で貯蔵している量の半分を持ってきた」

クリス「半分…あぁ…眩暈が…」

ハンナ「そして…腕の良い職人」

クリス「は?」



<ごそごそ



雪風「トランクから何かが出てきます!!」

妖精「ぷはぁ…グーテンナハト、こんばんわ轟提督」

妖精「生トドロキだ―!!」

妖精「英雄さんだ―!!」

モンタナ「オウ…ドイツの建造妖精です…」

建造妖精(独)「戦闘妖精の整備及び、ユーちゃん整備要員として、着任しました!」

ユー「え、ユーの?」

クリス「あぁ…更に眩暈が」

モンタナ「Oma!しっかり!」

ハンナ「総統が「周りの馬鹿どもが妖精の工廠減らせと五月蠅いので、減らしてやった」と」

新敷「大丈夫なのドイツさん…」

クリス「もうダメ…あの馬鹿総統何とかしないと…」

提督「あはは…で、精霊石って言うんですかこれ?」

吹雪「緑色の水晶…きれい」

雪風「Gストーンです!!」

提督「違うからね!!」

クリス「この緑色の水晶がエネルギーをほぼ無尽蔵に生み出す…これはね、隕石なのよ」

明石「隕石…ですか?」

夕張「宇宙の…未知の物質…なんかわくわくする!!」

クリス「石の採掘場所の残留物質から、これは宇宙から来たものと分かったの…」

新敷「隕石…」

クリス「ええ、誰が言いだしたかわからないけど…皆この石を精霊石って呼ぶようになったの」

モンタナ「やれやれ…豪華な誕生日プレゼントです、本当に…」

ジョー「いいなぁ…うちにも一個くれない?」

神名「こっちにも一個…」

クリス「め!!」

ジョー・神名「ちぇ…!」



<< パーティ会場 >>

ハンナ「すまないな、服を借りてしまって」

鳥海「いいえ、私の私服のサイズがあってよかったです」

五十鈴「貴女も花嫁として来たからには、ここのルールには従ってもらうわよ」

ハンナ「ああ、わかっている」

提督「ルーデリッヒ少尉…」

ハンナ「ハンナでいい」

提督「ではハンナ…君があの「戦闘妖精」を?」

ハンナ「うむ、なかなか癖がある機体でな」

提督「うーむ…いや、はっきり聞こう、ハンナ」

ハンナ「なんだ?」



提督「君は…「艦娘」か?」



鳥海「え?」

五十鈴「私もそれ感じてたわ…こう私たちと似たようなものを感じるの」

鳥海「あ、確かに…」

吹雪「生まれが特殊ってクリスさんが言ってましたが…」

クリス「ええ、ハンナは特別…ただ艦娘ではないの」

提督「ほへ?」

ハンナ「ああ、私は元「装備妖精」、Ju85Gの装備妖精だった」

提督「元…妖精?」

ハンナ「そうだ、しかもネームド機だった」

提督「ネームド…友永隊や村田隊みたいなものか」

ハンナ「うむ、私は「ルーデル」という名前のパイロットが乗っていた機体だった」

提督「ルーデル?」

ハンナ「ああ、前の世界ではかなりの戦果を挙げたパイロットだ」

提督「そんなにすごいのか?」

プ―「ああ、その名前なら聞いたことがある…別の世界の我が国にとって「最大の敵」と称された男だ」

吹雪「最大の敵…そんなに凄い人なんですか?」

ハンナ「ああ、その凄さゆえに…私はこんな姿になってしまったのだ」



ハンナ「装備妖精は練度が一定の値になると機種転換を行うことができる、私もその機種転換を繰り返してきた」

ハンナ「Ju85GからJu85D、そしてFW190AからFW190F…私は本来、そこで打ち止めのはずだった…」

ハンナ「私の元となったパイロットの歴史がその機体で終わってたからだ…」

ハンナ「しかし、打ち止めのはずが、さらに機種転換の予兆が出てきたのだ…」

ハンナ「そして機種転換を行った結果…私は人間になったのだ」




グラーフ「驚いたな…ハンナが人間になった時は…」

吹雪「グラーフさん?」

グラーフ「彼女はもともと私が所有してた機体の妖精だったのだ」

吹雪「へぇ…」

提督「つまり…限界突破の結果…というやつか」

ハンナ「ああ、そういうことらしい…その後色々あって、空軍へ入隊…戦闘妖精のパイロットになったのだ」

モンタナ「ちなみに名前は元となったパイロットの名前から頂きました」

ハンナ「うむ」

提督「へぇー…」

ハンナ「どうだアドミラール、豪華な誕生日プレゼントだろ」

クリス「ええ、豪華すぎるわね…だから…」


<ガチャ


黒服「失礼します」

提督「え?」

黒服「ドイツ大使館より参りました、ルーデリッヒ少尉、拘束させていただきます」

ハンナ「え?」

クリス「周りを騒がせすぎよ、暫く大使館で謹慎、そして…艦隊指揮について勉強なさい」

ハンナ「えぇ!!」

クリス「これでも温情がある方よ…戦闘妖精と精霊石、建造妖精はトドロキに預けるわ、役立てて頂戴」

明石「きゃっほーい!」

夕張「いろいろ試してもいいかしら?」

提督「いや、これもしばらく封印する…ハンナ」

ハンナ「なんだ?」

提督「素敵な誕生日プレゼントをありがとう」

ハンナ「ああ…いや、これはグラーフからのプレゼントだ、礼は彼女にいってくれ」

提督「でも、持ってきたのは君だ…ありがとう、そして…戻ってくるのを待っている」

ハンナ「…ああ、必ず戻ってくる」

グラーフ「頑張れ、ハンナ」

ハンナ「ああ、頑張るさ」













<< そして現在へ >>

五十鈴「というのが、去年の話ね」

鳥海「はい、そしてようやくハンナさんの謹慎期間が終了ということで」

五十鈴「その間にいろいろあったわね」

鳥海「ええ、いろいろ増えました…」


ザラ「ダメよポーラ!テスさんが持ってきたワインを飲んじゃ!」

コマンダン・テスト「ノー!ポーラダメ!!」

ポーラ「キョウー!お酒おいしいですよー」

アイオワ「アドミラル!ワインよりコーラがいいわよ!」

サラトガ「ええ、さぁどうぞ」

浦波「あ!いいなー!!お義兄さん!私も飲んでいい?」

神風「司令官!そんなところで油売ってないで仕事しなさい!」

春風「まぁまぁ神風姉様…」

朝風「司令官!そんな甘ったるい飲み物じゃなくて緑茶になさい!」

ウォースパイト「アラ、紅茶も美味しいわよ」

アクイラ「あらら、こんな真昼間から宴会?」

ニム「ニムも混ざる―!!」

親潮「ちょ!なんで執務室がこんな…」

水無月「あはは、楽しそうだね…そうだ!姉さん達も呼んでこようっと!」

山風「(いいなぁ…私も混ざりたい…)」




五十鈴「あれからフランス、アメリカ、イギリス…増えたわね」

鳥海「ええ、そろそろ鎮守府の拡張も進めなければ…」

五十鈴「それもあるけど、なんで艦娘だけじゃなく士官も寄越すのよ…しかも女!若い女!!」

新敷「ボインばかり!!!」

鳥海「まぁまぁ…」

新敷「しかも!!花嫁って!!おかしいでしょ!!」

五十鈴「その辺は五十鈴も同意…」

鳥海「私もです」

新敷「もう…こうなったら…」

五・鳥「こうなったら?」

新敷「私達もあの宴に混ざるしかねぇ!!!ポーラ!私もそのワイン飲むー!!!」

五十鈴「こらー!!まだ日が高いっての!!!!」

【 終わり 】

【 次回予告 】

強さを求める島風、しかし彼女は既に頭打ち状態にあった。

更なる強さを求める島風、そしてついに一筋の希望が!

緑の水晶が輝くとき、彼女は新たな「艦娘」へと進化する。

次回、艦隊これくしょん 「合金 限界の先」


これが勝利のカギだ!!!

【 精霊石・連装砲ちゃん 】


【 終わり 】

次回、島風が主役
その間にいろいろと小ネタ投下できれば

あけましておめでとうございます

本日の夜、遅れたクリスマスネタ投下です
それとコミケネタもできれば

両方とも某ゲームネタ入ります

浜風「マシュ・キリエライトです(キリッ!)」

マシュ「駆逐艦、浜風です(キリッ!)」


提督「違和感返して!!!」

22:30から投下、長いですよー

投下開始です

【 サンタ参上×3 (那珂ちゃんは別の仕事でいません) 】

<< 鎮守府某所 >>

???「…よ…くよ…」

提督「うーん…」

???「起きんか!!!!」

提督「んが!!え?なんだ?どうした?ここはどこ?私は誰?」

???「何間抜けなこと言っておるのじゃ」

???「まぁまぁ…」

提督「ん?利根に…筑摩?」

利根「うむ」(サンタコス)

筑摩「こんばんわ」(トナカイコス)

提督「…夢か」

利根「夢ではない!!!」



<すぱーん!



提督「いてー…すげえリアルな夢だな」

利根「んがー!!!」

提督「…あのさ…起こされた上に見知らぬ場所でなおかつ変な格好した仲間見たんじゃ…ねぇ」

利根「何が変な恰好じゃ、サンタじゃ」

提督「時期遅いわ、これ投稿されるのたぶん新年当たりでしょ」

利根「メタなんな!!!」

提督「というか眠い、寝かせて…せっかく夢の中で山風と朝風をいい感じに調教むにゃ…」


<すぱーん!!!


提督「永眠しそう」

利根「オホン、おぬし…悔しくないんか?」

提督「何が?」

利根「よそ様ではクリスマスイベントや限定イベント、ピックアップガチャと盛り上がっているのに…吾輩たちはどうじゃ」

提督「よそはよそ、うちはうち、はいロジカルに論破」

利根「じゃーかーら!!!公式がやらぬなら吾輩たちでやるべきじゃろ!!」

提督「ちくまー」

筑摩「よその子がうらやましいようで」

利根「聞けば、よそではコラボが盛んで盛り上がってるとか」

提督「もしもし群像君?またコラボってできる?え?忙しい?生徒会でスクールアイドルやるから?」

利根「そのメタな電話やめい!!」

提督「だからどうしたいんだよ…」

利根「うむ、コラボはとにかく、クリスマスイベントとして何かするべきじゃと吾輩は思う」

筑摩「そこでF〇te〇O様のようにプレゼントを配りたいと」

提督「え?石くれるの?いくら分?10連ガチャ30回分?」

作者「ください」

利根「ちくまー!!」

筑摩「それではなくて、利根姉さんから艦娘たちに…です」


利根「そのために、オルタなサンタからラム〇イ二号を借りてきた」

提督「返してきなさい!!!」

利根「なぜじゃ!!!」

提督「そこは真似なくていいだろ…つーか、なんでF〇TE/G〇ネタ多いんだよ最近、ソロモン攻略おめでとうございます!!」

利根「ふ、わからぬか提督よ…サーヴァントと艦娘、似ているとは思わぬか?」

提督「とんかつとDJが似てるというぐらいわけわからないよ」

利根「吾輩たちも英霊のようなものじゃろう!!」

提督「まーそうだが…」

利根「とにかくじゃ!吾輩はプレゼントを配るのじゃ!!」

提督「俺いらないだろうが!!」

筑摩「まぁまぁ…」

提督「まったく、眠気覚めちまったよ…ま、付き合う流れだろうなこれ」

利根「うむ、では早速出発なのじゃ!!行け!ラ〇レイ二号!!」

提督「使うな!返してきなさい!!つーか徒歩で十分だろうが!!」





<< ラムレ〇二号に乗って鎮守府上空 >>

提督「つーかさー」

利根「なんじゃ?」

提督「何をプレゼントするんだよ」

利根「うむ、実は事前にサンタへ手紙を艦娘たちに出してもらっておるのじゃ」

提督「なるほど」

利根「さすがに全員は難しいからの、作者の脳内ガチャで選ばれた艦娘にプレゼントを渡すということなのじゃ」

提督「ああ、でも…」

利根「なんじゃ?」

提督「たいていの子は「提督がいい」とか「司令官をぶち〇したいのです」とかじゃないの?」

利根「うむ、そういうのはシュレッダー行きじゃ、つーかなんで電なのじゃ」

提督「いや、なんとなく…で、どこに行くんだ?」

利根「まずは…新敷の部屋じゃ」

提督「いきなり艦娘ガン無視かよ!」

筑摩「プレゼントの希望は「お酒」だそうです」

提督「しばらく禁酒させようかあいつ…むしろ鎮守府全体で禁酒しようか…」




<< 新敷の部屋 >>

新敷「あー…なんでキョウちゃんいないのさー…ひっく」

千歳「せっかく一緒に飲もうと思ったのにー…ひっく」

隼鷹「ポーラの奴も来ないしさー…ヒック」

ティナ「飲みすぎですよ…」

ハンナ「うむ、しかしティナの作るパスタは最高だな…お代わり!」

ティナ「もう作らないとないですよ…あ、材料がもうない…」

新敷「なによー!材料ならここにあるでしょう!!」




もみもみ



ティナ「きゃっ!!!」

新敷「ここに!おいしそうな!お饅頭が!!!」

ティナ「や…ダメですぅ…」

新敷「ほーらこっちにも!!」


もみもみ


千歳「やん…新敷提督ったら…んぁ…」

隼鷹「あっはっはっは!いいねぇ…お饅頭…お饅頭が怖いねぇ」

ハンナ「饅頭が怖い?なぜだ?」

隼鷹「ああ、昔話でね…ある男が饅頭怖いって言ったら仲間たちが怖がらせようと饅頭を持ってくるんだ」

ハンナ「ふむふむ」

隼鷹「その男は怖がる風でもなく、「怖い怖い」と言いながらまんじゅうを食べた、そしてこういった「今度はお茶が怖い」」

ハンナ「ああ、なるほどな…なら私はブルストとビールが怖いな」

隼鷹「そういうことそういうこと」

新敷「何頭いいって感じにウンチク語ってるのよ…次はドイツ饅頭じゃー!!」


<のわー!!

<ぐひひひひ!やわらけぇ!やわらけぇのぉ!!!




<< 部屋の外 >>

提督「…よし、他所に行こう」

利根「逃げるな」

提督「つーかこの流れ…ご本家様と同じ…開幕酔っ払いとか」

利根「いうな!!とにかく突撃じゃ!!」

提督「ああ、自分からお饅頭をあげに…お饅頭持ってる?」(まな板ペタペタ)

利根「ちくまー!!!!!」

筑摩「私のお饅頭は提督専用なので」

利根「んぎゃー!!!!」


<ガチャ!



新敷「何よ煩いわね!!!!」

利根「あ…」

新敷「い?」

提督「う?」

新敷「…やだ、幻覚かしら…角の生えたキョウちゃんと面白おかしい恰好したとねちくが見える…」

利根「おかしい恰好ではない!!サンタじゃ!!」

新敷「え?サンタ?」

利根「うむ!プレゼントを渡しに来たのじゃ」

隼鷹「んー?あれ、提督じゃん」


千歳「本当だぁ…ひっく」

ティナ「きょ…キョウ!」

ハンナ「やあ、どうしたんだ?」

提督「かくかくじかじか」

ハンナ「まるまるうまうま、なるほど…」

利根「というわけで、新敷よ…プレゼントなのじゃ」

新敷「おお!なにくれるの?そこのトナカイさん?」

利根「やらん!おぬしに渡すのは…これじゃ!!!」



【 『大〇郎』4リットル 3本 】



新敷「…えー…」

隼鷹「酒は酒だが…これはなぁ」

千歳「スーパーとかで買えるし…」

新敷「つーか山崎じゃないの?」

利根「ええい!お前たちにはこの酒で十分じゃ!!ガバガバのみおって!!!」

ハンナ「せめてドイツビールが…」

ティナ「で、でも…せっかくのプレゼントですし…」

提督「いやさすがに俺もこれはねーよと…」

筑摩「予算的にこれが精いっぱいで…」

提督「え?自腹かよ」

筑摩「はい…」

新敷「ちょっと、どうしてくれるのよ」(ズイ)

隼鷹「これでプレゼントは終わりかい?」(ズズイ)

千歳「ちょっと、頭冷やしましょうか?」(ズイズイ)

利根「な…なぜ近づく…これ以上は何もないぞ!」

提督「つーかこっちみんな!飢えたオオカミのようにこっちみんな!!」

新敷「そこに素敵なプレゼントあるじゃない」

隼鷹「ああ、そうだなぁ」

千歳「ワタシ、テイトク、マルカジリ」

利根「逃げるぞ!!!」

提督「賛成!!」

筑摩「ではラム〇イさん!急速上昇!!!」


<まてー!!!

<提督おいてけー!!!

<山崎おいてけー!!!!






利根「酷い目にあったのじゃー!!!」

提督「つーか想定できただろうが…で、次は?」

利根「うむ、次は重巡寮じゃ…ペンネーム「飢えた狼」さんのリクエスト…」


提督「足柄か」

利根「ペンネームがあるんじゃから…希望するプレゼントは「流行りの服」じゃ」

提督「流行りの服ねぇ…」

利根「ふ、この利根サンタ、しっかりと流行は抑えておる」

提督「ちくまー」

筑摩「いろいろと突っ込みたいラインナップですが…」

提督「ですが?」

筑摩「黙っていたほうが面白そうなので」

提督「うわー…」





<< 重巡寮 >>

足柄「サンタはまだかしら…ヒック」

那智「足柄、酒の手が止まってるぞ…ウィック」

妙高「もう二人とも飲みすぎよ…」

那智「ふん、古鷹も加古もさっさと寝おって…」

足柄「最上も三隈も…鈴熊はどこか出かけるし…パンパかぱーん姉妹もパパラッチ姉妹もいない…」

妙高「ぱんぱかぱーんって…パパラッチって衣笠さんは違うでしょう」

羽黒「追加のおつまみ、お待たせしましたー」

足柄「わーい!お酒お酒~ってそろそろなくなりそうね…」

羽黒「追加買ってきますか?」

足柄「いいわよ…そういえば利根の部屋にお酒が…持ってきちゃおうかな」


<がしゃーん!!!


利根「足柄ぁ!!!!!」

足柄「ぴやー!!!」

提督「綺麗に窓ガラス割ったな…あとで給料から引いておくから」

利根「足柄ぁ!!!吾輩の酒に手を出したらただじゃ置かないぞ!!!」

足柄「わかったわかったわよ…ってその恰好なに?」

那智「サンタ?」

妙高「まさかサンタさんって…利根さん?」

羽黒「みたい…です、それと司令官さんと筑摩さんも…」

提督「やほ」

筑摩「こんばんわ」

利根「オホン、さて…足柄よ、貴様にプレゼントを持ってきたぞ」

足柄「あら、じゃあ私が希望した「流行りの服」が…」

利根「うむ、この包みの中にある」

足柄「よこしなさい!!!」


<ビリッ!!ビりっ!!!


足柄「…制服?」

提督「あ…」

利根「うむ、今流行りのスクールアイドルとやらの制服じゃ」

羽黒「…μ's の制服ですね、それとAqoursの制服…」

那智「ぶっ!高校生の制服か…いや、お前…これ着る気か?」

妙高「えっと…どうなんでしょう?」

羽黒「…キツイ…かな?」

足柄「はっきり言うわね!!」

提督「いやこれはな…」

筑摩「まぁ流行りですし…ね…うふふ…」

足柄「とねー!!!」

利根「うるさいのじゃー!!!確かに渡したぞ!!撤収じゃ!!!」

提督「あいあいさー!」

筑摩「はーい」



<待ちなさい!!利根!!!ちくしょー!あんたの秘蔵の酒飲んでやる!!!

<JK足柄…ぐっははははは!!!

<那智!貴女飲みすぎよ!!

<これ、私が着てもいいですか?





<< ラムレ〇二号に乗って鎮守府上空 >>

利根「ふー酷い目にあった」

提督「もっとましなチョイスしろよ…」

利根「気を取り直して次じゃ…潜水艦寮へ行くぞ」

提督「で、プレゼントは?」

利根「タブレットじゃ」

提督「あ、だれが希望したかわかったわ」

利根「うむ、イムヤじゃ」

提督「だろうな…ていうか、あいつ最近タブレット買ったって言ってたような…」

利根「ほほう」

提督「ちなみに作者もタブレット系が好きで、ちょくちょく買ってるそうだ…結果、6台持ち」

利根「何に使うんじゃか…」




<< 潜水艦寮 >>

ゴーヤ「イムヤー、タブレットの充電終わってるよー」

イムヤ「はいはいー」

イク「イムヤって、タブレットやスマホが好きなのね…最新機種出たらすぐ買ってるのね」

ゴーヤ「いいでしょー」

イムヤ「そうやってタブレットが溜まっていくのね」

ハチ「でも、駆逐艦の子たちとかに譲ってあげたりしてるから、そんなに溜まってない」

イムヤ「ちゃんと考えてるんだから」

シオイ「でもさ、自分がほしくて買ったものなんだから大切に使いなよ…」

イムヤ「大切に使ってるわよ!」

シオイ「本当にぃ?今度新しいの出ても買わないでよね」

イムヤ「だ…大丈夫よ、今度のはデザインがいまいちだし…」

ユー「でも…これは買いって…言ってた」

ロー「言ってた言ってた」

イムヤ「ううー…ねぇまるゆ、まるゆも新しいタブレットほしいわよね」

まるゆ「まるゆをだしにしないでください!」



<みこーん



イムヤ「あ、利根さんからLINEだ…えっと…「来たぞ」?」

ゴーヤ「どこに?」

イムヤ「えっと…「どこに来たんですか?」っと」



<みこーん



イムヤ「玄関開けろ?だって」

ロー「開けてくるー!!」


<ガチャ!


利根「ふぉっふぉっふぉっふぉ!メリークリスマスー」

ロー「利根何してるの?」

利根「んが…利根ではない、サンタクロースじゃ」

ロー「え?でも利根でしょ、みんなー利根が変な格好してるですってー!!」

利根「変な恰好ではない!!サンタクロースじゃ!!!イムヤ!!イムヤはおらんのか!!!」

イムヤ「いるわよ!って、何その恰好…」

利根「サンタクロースじゃ、イムヤにプレゼント持ってきたぞ」

ロー「プレゼント!!ローちゃんには?」

利根「ない」

ロー「えええええ!!!なんでー!!!」

利根「手紙に「提督がほしい」って書いたからじゃ」

提督「ローちゃん何かいてるのさ…」

ロー「ユーちゃんも!あと、はっちゃんとシオイもー!!」

ユー「ユーをイジメてくれる提督がほしいって…」

ハチ「はっちゃんを激しく調教してくれる提督がほしいって」

シオイ「ぎゅって拘束してくれる提督がほしいって」

提督「だから何かいてるんだよ!ていうかなんかSとかMとかの世界じゃないか!!!」

ニム「ニムも同じ!!ニムを…その…提督の好きにしてほしいなって」

ゴーヤ「いやこうも被るとはでち…」

まるゆ「まるゆは新しい魚雷がほしいって…」

利根「普通すぎるから却下じゃ」

まるゆ「そんなぁー」

利根「オホン、さてイムヤよ…プレゼントじゃ、タブレットを受け取れい!」

イムヤ「わーい!機種は何だろ…」




【 メーカーの記載がない怪しいタブレット 】



イムヤ「…何これ、怪しすぎるんですけど」

提督「利根…」

利根「限りある予算の中で最高のものを選んだ結果じゃ」

イムヤ「えー…」

利根「買い出しの際に悩んでたら、親切な親父さんがこれを勧めてくれたのじゃ」

提督「知らないおっさんから買ったんかい!!」

利根「まだ日本市場には出回ってない機種だとか」

提督「んな怪しいものを買うんじゃない!!」

イムヤ「ていうか…電源はいらないんだけど」

利根「え?」

イムヤ「電源コードつけてちょっと充電…でも…電源が入らない…」

ゴーヤ「うわぁ…怪しいタブレットなうえに初期不良でちか」

利根「な…なんじゃと…」

ユー「…焦げ臭い?」

イムヤ「え?」


ぷすぷす…


イムヤ「きゃー!!!!!煙が!!煙が!!!!」

シオイ「大変!!!」

ニム「消火器!消火器!!!」

利根「と…とにかく渡したぞい!!!撤収!!!」


<消火急いで!!!

<ていうか熱い!!熱い!!!

<早く消火!!





<< 鎮守府上空 >>

提督「利根、正座」

利根「あうう…」

筑摩「…どうして怪しいところで買うんですか」

利根「いやぁ…面目ないのじゃ…」

提督「自腹切らずに霧島を頼れよ…まったく」


<目標確認!!


提督「え?」


<対空機銃!発射!!!!


利根「なんじゃと!!!!」




スガガガガガガガガ!!!!



筑摩「きゃああ!!!」

提督「だぁ!!被弾した!!!」

利根「い…いかん!高度を保てないいいいい!!!!」




<うわああああああああああああああ!!!!!!!!!



どんがらがっしゃーん!!!




提督「いたたた…あーあ、借り物のソリがボロボロじゃないか…いたた」

筑摩「姉さん?姉さん大丈夫?」

利根「ちくまー!!!!怖かったのじゃー!!!」

提督「つーか誰だよ!機銃撃ったのは!!」



???「私たちですわ!!!」



提督「何やつ!!」



鈴谷「サンタ鈴谷!!!」

熊野「サンタ熊野!!!」




鈴熊「二人そろってプリティサンターズ!!!!」(ボイン)




利根「むきー!!!!なんじゃお主らは!!!!」(航空甲板)

鈴谷「いやー利根がサンタやるっていうからさ、私たちもやってみようって」

熊野「ですわ」

提督「つかなんで対空機銃で撃ち落とした!どうすんだよこれ、レンタル元怒るぞ!モルガンされちゃうぞ!!」

熊野「それは利根に弁償させればよいですわ、それより…ここからは私たちがサンタを務めますわ」

鈴谷「利根はここまで」

利根「なんじゃと!!!

鈴谷「聞いたよー新敷提督のプレゼントとか足柄へのプレゼント」

熊野「そして潜水艦寮のボヤ騒ぎ」

利根「ぎくく!!」

提督「そりゃなぁ…」

鈴谷「鈴谷達ならもっと素敵なものをプレゼントできたのに~」

提督「ほほう」

熊野「あんな安物ばかりプレゼントされて、可哀そうですわ」

提督「で、君らは何かプレゼントしたのか?」

鈴谷「当然」

熊野「私たちが素敵にフォローしておきましたわ」





新敷『…いや、確かに利根のプレゼントよりはいいけど…本物のビールはさー…うん』

足柄『ユニクロ…えー…」

イムヤ『ガラケーとかないわー…』




提督「…微妙、ていうかイムヤが明らかなランクダウン」

鈴谷「欠陥タブレットよりはねぇ…あっはっはっは」

熊野「その…予算が…」

提督「お前たちもか!!!」







提督「ラムレイ〇号は妖精さんに修理をお願いしました」

鈴谷「伏せる意味ないよねそれ」

提督「えー各自、妖精さんに深夜作業費としてお菓子を献上するように…で」

熊野「で?」

提督「軽巡寮へ向かってるわけだが…どうするのよ、ダブルサンタ状態」

利根「ふ、勝負じゃ」

提督「勝負?」

利根「軽巡寮、対象は天龍…どっちがやつを喜ばせるプレゼントを渡せるか…」

鈴谷「いいねぇ、ま…こっちの圧勝だと思うけど」

熊野「ええ」

提督「いやな予感しかしねーよ…帰りたい」

筑摩「まぁまぁ」

提督「で、何を買ったんだ?リクエストは?」

筑摩「天龍さんのリクエストは「かっこいい剣」です」

提督「剣ね…で、何を買ったんだ?利根、鈴熊」

利根「それは…ここでは出せぬ」

鈴谷「勝負の時までお預けじゃん」

提督「あっそ」





<< 軽巡寮 >>

天龍「はあ?もうサンタ来たぜ」

利根「なんじゃと!!!」

鈴谷「うっそ!!」

天龍「本当だって、これがプレゼント」


【 レーザーブレード(ギャバン) 】


天龍「いやーネットで見たときイカスって思ってよー…でも高いし、貯金は龍田に握られてたし」

龍田「うふふ、無駄遣い防止のためよー」

利根「なん…じゃと…」

提督「ちなみにお前たちは?」


利根 【 木刀(洞爺湖の文字入り) 】

鈴熊 【 おもちゃのライトセイバー 】


提督「…俺としては鈴熊の勝ち」

鈴谷「しゃああ!!!」

天龍「あ、わりぃ…オレ持ってるんだわ、両方とも」

熊野「なん…」

利根「だと…」

提督「初めて知った、そういうの集めてるのか?」

天龍「へへへ、ガキっぽいって思うかもしれないが…好きなんだよこういうの」

提督「いやいや、意外つーか…ああ、だから龍田が貯金を握ってるって…」

龍田「そういうこと」

利根「く…勝敗は…ドロー!!」

鈴谷「えぇー!!鈴谷達の勝ちでしょ!!」

利根「いやドローじゃ!!提督ではなく天龍が対象だからの!」

鈴谷「くっそぉ…」

利根「次は戦艦寮で勝負じゃ!!!」



???「ふっふっふ…愚かクマ」



提督「球磨?」

鈴谷「え?どこ?」

利根「どこから球磨の声が…」



???「球磨じゃないクマー!!!」



提督「語尾で丸わかりなんだよ」

利根「んじゃ」

熊野「ですわ」

鈴谷「じゃんじゃん」



???「うぎゃー!!!!」





しゅた!!



球磨「球磨じゃないクマ!!プリティーサンタ球磨だクマ!!」

提督「問題、ここまでクマという単語はいくつ出たでしょうか?正解者に提督券」

天龍「でぇ!!って数えてるわけないだろ!!」

龍田「うーん…」

鈴谷「えっと、えっと…一回二回三回…」

提督「ちなみに熊野のクマも含まれます」

利根「わかるわけないじゃろうが!!!!」






提督「トリプルサンタです」

球磨「ふ、鈴熊も利根もプレゼント選びが最悪クマ」

利根「なんじゃと!!!」

球磨「球磨は完璧クマ、リサーチも完璧クマ」

熊野「ぐぬぬ…」

提督「ていうか、なんで球磨がプレゼントのリクエスト知ってるんだ?鈴熊も」

鈴谷「ああ、利根の部屋に忍び込んで」

球磨「同じくクマ」

利根「不法侵入するなじゃー!!!!」

筑摩「(姉さん部屋に鍵かけないから…)」

球磨「新敷提督と足柄、イムヤへのプレゼントも完璧クマ」



新敷『…届くのが来年?まぁいいけど、久保田の「紅壽」かぁ…結構いいやつよこれ』

イムヤ『MUSAS〇?へぇSimフリーでガラケーみたいにパカパカできる』

足柄『なんでクマの着ぐるみパジャマなのよ!!!』



提督「微妙に足柄の扱いが…ちなみに予算は?」

球磨「自腹だけど、霧島が後で出してくれるクマ、そのための領収書もあるクマ」

提督「アラヤダこの球磨ちゃん優秀」

利根「ぐぬぬぬ!!」

鈴谷「や…やるじゃん…」

球磨「意外に優秀な球磨ちゃんだクマー」




大和「はぁ…」

武蔵「どうした大和」

大和「…いつ提督は私を駆逐艦に建造しなおすのか」

武蔵「ついにトチ狂ったか」

大和「私は本気よ、プリティな駆逐艦になって提督にメス〇隷として飼われるの」

陸奥「しかも脳内ピンク」


長門「…さすがに私もドン引きだ、いやしかし駆逐艦大和か…いいなぁ」

アイオワ「ねぇ金剛、彼女が本当に日本の最強戦艦?」

ウォースパイト「煩悩の塊…ね」

金剛「あれはも手の施しようがないデス」

ローマ「ばっかみたい…」

大和「ローマ」

ローマ「何よ」

大和「貴女もきっと私と同じになるわ」

ローマ「なるか!!!!」

伊勢「さぁ張った張った!!ローマが堕ちるか堕ちないか!」

ローマ「やめて!!!」

大和「はぁ…提督が私を襲いに…あら?」

武蔵「どうした?」

大和「誰かが走って…」



<うぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!(提督)


<クマアアアアアアアアアアアアアアア!!!(球磨)


<とぉぉぉぉ!!!!!(熊野)


<のじゃああああああああ!!!!!(利根)



伊勢「先頭に提督、その後ろを球磨と熊野、びりっけつで利根!!!」

大和「提督!!!ついに吹雪さんを捨てて私を正妻として迎えに来たのね!!」

武蔵「その前に私から制裁!!!」


<ガツン!!


大和「むきゅううう…」

陸奥「(正妻と制裁をかけたのね)」

提督「しゃああ!!一等賞!!!」

球磨「2等クマー!」

熊野「3とぉぉぉ!!」

利根「ぎゃー!!ビりなのじゃー!!!」

武蔵「どうした、提督よ…サンタを引き連れて」

提督「いや誰が戦艦寮に先につくか競争しててな」

大和「大和に会いに来てくれたのでは…」

提督「で、こいつらからプレゼントがあるそうだ」

大和「ガン無視!!」

提督「よし、対象は…日向!!!」

日向「ほう…では私の希望するアレか…」

球磨「ふっふっふ-驚くなクマ…」

鈴谷「驚くよ~」

利根「負けないのじゃ!」




<せーの!!!×3



【 瑞雲(練度MAX) 】

【 瑞雲(デコレーション済み) 】

【 瑞雲(クマの着ぐるみが着せられている) 】



提督「安定の瑞雲…」

日向「…利根」

利根「なんじゃ…」

日向「素晴らしい瑞雲だ…ここまで練度あげるの大変だったろう」

利根「日向…うむ!!!」

日向「後のはいらん、こういうのは邪道だ」

鈴球磨「がびーん!!!」

提督「利根の勝利!!!」

球磨「仕方がないクマ…クマは瑞雲装備できないクマ」

鈴谷「精一杯おしゃれさせたんだけどなぁ」

提督「ようやくここにきて利根の一勝!!」

利根「やったのじゃー!!!」

武蔵「なんの勝負をしてるんだか…」

提督「経緯説明」

武蔵「なるほど」

大和「で、大和のプレゼントは?」

利根「ないのじゃ」

熊野「ですわ」

球磨「「提督」と書かれてもどうすることもできないクマ」

大和「え…でも、ここに提督が…」

武蔵「提督なら間宮にダッシュしていったぞ、そして後は追わせない」(大和を拘束)

大和「いやあああ!!!提督!!ていとくー!!!!」





<< 甘味処「間宮」 >>

間宮「なるほど、そういうことでしたの」

伊良湖「大変ですね」

提督「ほんとマジ大変」

利根「ていとくー!!先に行くな!!」

筑摩「こんばんわ」

間宮「あら、噂をすれば」

鈴谷「こんばんわー」

熊野「サンタの到着ですわ」

球磨「クマー!」

提督「もろもろ説明済んでるから、対象はどっち?」


利根「うむ、間宮さんなのじゃ」

筑摩「希望は「新しいお鍋」です」

提督「それじゃあさくさくっと行こうか!せーの!!!」



【ティファール】(利根)

【レ〇パン】(鈴熊)

【伝説のボーキサイトで作った鍋】(球磨)



提督「どれも微妙だなおい」

間宮「では…球磨さんので」

鈴谷「えー!!!」

利根「なんでじゃー!!!」

間宮「普通のお鍋がほしいので…その、余計な機能は…」

提督「だそうだ、純粋に鍋がよかったんだな」





<< 空母寮 >>

グラーフ「はぁ…」

アクイラ「どうしたの?」

グラーフ「駆逐艦に生まれたかった」

アクイラ「え?」

雲龍「同じく」

瑞鶴「何言ってるのかわからない」

雲龍「…貴女はいいわね瑞鶴、駆逐艦だし」

瑞鶴「どこを見て言ってるのよ!」

雲龍「そういえば空母寮なのに駆逐艦が5隻もいるのはなぜ?」

龍讓「おい」

瑞鳳「どうして」

大鳳「こっちを」

葛城「見るのよ!!!!」

サラトガ「ああ…駆逐艦…」

加賀「サラ、それ以上はいけない」

赤城「み…皆さん可愛いですから」



<どんどんどん!!



瑞鶴「何よこんな夜に…チャイムあるんだから使いなさいよ…」




<ガチャ



提督「あ」

瑞鶴「提督さん?」

提督「あ、すみません…間違えました、あれれー空母寮に来たのに何で駆逐艦が…」


<どごぉ!!!!!


瑞鶴「どうしたの提督さん?」(にっこり)

提督「ずびばぜん…」(顔面陥没)

利根「ふ、愚かなことをするからじゃ」

提督「うるせーお前も駆逐艦…」


<どごぉ!!!!


利根「永遠に黙らせようか?」

提督「ずびばぜん」

筑摩「えっと、プレゼントを希望した…鳳翔さん」

鳳翔「あら、私にですか?」

グラーフ「まて、私の希望は通らなかったのか?」

雲龍「私の希望は?」

筑摩「お二方とも「提督」と書かれましても…」

グラーフ「そこにいるではないか、もらっていくぞ」

雲龍「トナカイ(提督)のシチューが食べられるわね」

利根「ダメじゃ!!!」

提督「で、鳳翔さんの希望したプレゼントって…」

鳳翔「あの…その…提督には内緒で…」

筑摩「では向こうの部屋で…」


<この中から選べばいいのですね

<のじゃ

<ですわ

<クマー


提督「何を希望したんだろ?」

筑摩「読者の皆様にはお知らせしますね」


【 ひと昔流行った猫ランジェリー 】(利根)

【 レースがきれいなごく普通のランジェリー 】(鈴熊)

【 AVでよく使われる胸の布がないランジェリー 】(球磨)


提督「えーずるくないー?」

筑摩「あ、戻ってきたようですよ」

鳳翔「鈴谷さんたちのプレゼントにしました」

鈴谷「やったね!」


球磨「むー…」

利根「流行りを選んだつもりなんじゃが…」

提督「よし、用が済んだらさっさと行こう…さっきから肉食獣な視線を感じる」

グラーフ「ワタシ アドミラール マルカジリ」

雲龍「マルカジリ」

アクイラ「だめよ!二人とも落ち着いて!よーしよしよしよし…」

瑞鶴「(ムツゴロウさんがいる!!)」





<< 特務艦寮 >>

速吸「提督さんを補給したいです」

瑞穂「いきなりですね…」

コマンダン・テスト(以下テスト)「彼女は何を言ってるの?ミズホ」

瑞穂「おそらく寂しいと…」

テスト「Ah bon…」

秋津洲「速吸はそういうキャラ付けかも…」

明石「まあ今更驚きませんですけどねぇ…ここに…」

大淀「提督分が足りませんブツブツ…」

鹿島「提督さん…提督さん…」

明石「重症がいますし」

香取「鹿島…すっかり病んで…」

秋津洲「ちょっと恐怖カモ」

提督「じゃあここパスということで」

秋津洲「え?」

テスト「あら」

瑞穂「まぁ」

速吸「て…提督さん!」

大淀「確保ー!!!!」

鹿島「うぉおおおおおおおおお!!!!!」



<ぎゃああああああ!!!!!

<提督さん提督さん!!!くんかくんか!!

<提督提督すーはーすーはー!

<テイトクニウム摂取です!!!



球磨「一人で勝手に行くからクマ」

鈴谷「うわぁ…ドン引きなんですけど…」

利根「ちくまー!!!!」

熊野「ちょ!お二人ともおやめになって!!!」

筑摩「えーっと…対象は秋津洲さんですね、希望は「二式大艇ちゃんに似合うアクセサリ」ですね」

提督「チョイスに困るリクエストだなおい」

筑摩「提督!大丈夫ですか?」


提督「大丈夫じゃない、大問題だ…なんで解放されるために下着全部脱がなきゃいけないんだ」

筑摩「…ということはその服の下は…」

提督「想像するな」

瑞穂「響介様、ここに新しい下着が」

提督「なんで持っている」

瑞穂「それは内緒です」

球磨「じゃあいっせーのせ!クマ!!!」


【 獅子舞 】

【 獅子舞 】

【 獅子舞 】


提督「全員一致か」

秋津洲「えーこれって正月しかつけられないかもー」

提督「まあ限定グラあるし」

秋津洲「もっと可愛いのがいいかもー!!!」









利根「プレゼントの配布完了なのじゃ」

鈴谷「そうだねー軽巡、重巡、潜水艦、戦艦、空母、間宮さんに特務艦と…」

熊野「みんな喜んでいただけましたね」

球磨「ハッピーエンドクマー」

提督「…一か所抜けてるじゃろ」

球磨「ダメクマ」

提督「なんで?」

鈴谷「ダメ…あそこだけは」

熊野「ええ…」

提督「筑摩ー」

筑摩「ここに、駆逐さんたちからのリクエストのメモ用紙が」




【 ボクを飼ってくれる提督 】

【 夕立を飼ってくれる提督さん 】

【 提督(パパ) 】

【 クソ…じゃなくご主人様 】

【 ↑漣のアイデンティティを奪わないでボノ! あ、漣もご主人様希望で 】

【 お義兄さんを…その一日独占したいなーって 】

【 ↑それはだめです!奥さんと一晩過ごすんです!! 】

【 提督の料理を腹いっぱい食べたい、そして提督を腹いっぱい食べたい 】

【 ↑照月も!! 】

【 ↑秋月もお願いします!!! 】

【 SMについてのご指導ご鞭撻を 】

【 ↑陽炎型全員でね!! 】

【 ↑姉、ナイス!! 】

【 神風型のいいところ教えてあげるから!3人でね 】

【 ↑神風姉さまさすがです 】

【 ↑ちょっと巻き込まないでよ!…まぁいいけど 】

【 ↑皆の願いが叶いますように by雪風 】




提督「あかん」

利根「あかんのじゃ」

鈴谷「あかんね」

熊野「あかんですわ」

球磨「あかんクマー」

筑摩「今向かったら確実に捕食されます」

提督「ていうか要求が過激になってる…提督と書いてパパって…」

利根「それでも行くか?」

提督「…部屋に戻って寝たいです」

利根「うむ、それがよい」

提督「一人で」

熊野「え?」

提督「一人で」

鈴谷「えーみんなでワイワイやろうよー」

提督「寝たい、疲れた寝たい、以上」

筑摩「それは構いませんが…提督のお部屋の前、なんか明かりがたくさん…」

提督「え」

利根「ちょっと偵察、瑞雲発進じゃ」



<ポン!



利根「なんじゃとー!!!一瞬で撃墜された!!」

提督「ボーキが無駄に…」


利根「じゃがデータは取れた…ああ、ほぼすべての駆逐艦が陣取ってるのぉ」

提督「マジか」

利根「うむ…あ、明かりがこっちに向かってきてる…」

提督「うわぁ」

鈴谷「どーする?」

提督「ふ、こういう時は轟家秘伝の戦法がある」

利根「逃げるんじゃろ」


<比叡直伝アームロック!!!

<のじゃー!!!!!!


提督「というわけでそろそろ直ったろうラムレイ二号で逃走する」

筑摩「そしてあの空に見えるのがラムレイ二号でございます」

提督「え?」



<シャンシャンシャン~



提督「えー…」

妖精「あ、提督さん!あのソリの所有者の方から伝言です」



『サンタとしての義務を果たせ、トナカイもな』



提督「ご本家様からのお叱りか…」

利根「サンタとしての義務」

鈴谷「でもなー…」

熊野「渡したくないのが本音なんだよねー」

球磨「クマクマ」

提督「だが俺は逃げる!自由を得るんだ!!!さらば!!!」



<はっはっは!!俺逃げ切ったら秘蔵の酒で一杯やるんだ…



利根「吾輩は思う」

筑摩「姉さん?」

利根「サンタとしての義務、果たすべきじゃ」

熊野「ですわ」

鈴谷「でも鈴谷達も提督とイチャイチャしたいじゃん」

球磨「クマー!」

利根「そして、その両方を叶える方法がある…筑摩、提督を捕まえるぞ」

筑摩「では…駆逐艦の皆さんと手を結ぶことで」



<待つのじゃ提督ー!!!

<逃がさないじゃん!!!

<お縄につきなさーい!!!

<クマー!!!!

<利根姉さんのためにつかまってくださいー!!!



【 おしまい 】

本日はここまで

コミケネタはできたら3日に投下します。

本日の夜22:00より

コミケは楽しくてしんどい


秋雲「そうだねー…Zzzzz」

巻雲「秋雲寝ないで!!!」

陽炎「原稿仕上げてから寝てよ!!!」

望月「眠い…でも…締め切りが…」

睦月「ねるにゃああああ!!!」

皐月「手伝いお願いしておいて寝ないでよ!!!」

投下開始します(愛宕はさっさと原稿仕上げました)






【 前置き 】

・実際のコミケとはいろいろ違う点がありますのでご注意

・あと前回から引き続きFGO、Fate/Grand Orderというゲームがネタとして出ます。

・清姫可愛いよ清姫(水着清姫所持 by作者)


ぐだお:ゲームの主人公(プレイヤーキャラ、名前はプレイヤーがつけることができる)

マシュ・キリエライト:同ゲームのヒロイン、後輩、目隠れ、メガネ、巨乳属性を持つ、浜風に似ている。


【 当鎮守府の同人活動について 】


秋雲:主にハードプレイ(寝取られ、縛りetc)専門、壁サークル

愛宕:主に純愛・ハーレム専門、同じく壁サークル

望月:BL専門、最近活動開始した

浜風:コスプレ専門、主に秋雲たちの売り子をしている。

高雄:愛宕の手伝いをしていたが…諸事情により休止中

夕張:技術系でたまに参加している。

港湾棲姫:小説専門、愛宕のサークルに委託

摩耶・鳥海:主に愛宕の手伝い

陽炎型・夕雲型・睦月型:秋雲、愛宕、望月の手伝いをすることが多い。


他、参加者が多数いる模様




【 提督、コミケ参戦(一般参加) 】

<< 国際展示場 某所 >>

提督「死ぬ」

浜風「大丈夫ですか?」

提督「いや、防寒完璧だからいいけど…死ぬ、まだ並ぶの?」

浜風「はい、これもコミケの醍醐味というものです」

提督「うへぇ…」

浜風「提督、ゲームやりましょう」

提督「気分にならない…」

浜風「では、漫画は?タブレットで読めますが」

提督「なんかもう帰りたいって気分が…コミケってこんな過酷なの?」

浜風「まだ序章です」

提督「うへぁ…」


<列動きますー!!

<スマフォしながら歩かないでー!!

<走らないでー


提督「少し動いては止まってって…つらひ」

浜風「みんな同じ気持ちですよ…でも、これを耐えてこそなんです」

提督「マジすか」

浜風「はい」

提督「うへー…」


<列動きまーす

<今ガチャしてもハサンでませーん!!

<走らないでー!!


提督「…つらひ」









<< コミケ会場内 >>

提督「人人人、こんな狭いところによくもまぁ…えっと…」(ぐだおコス)



浜風『男の人はここでコスプレ受付をしてますので、登録料を払って更衣室で着替えてください』

浜風『あとこれが艦娘がいるサークルの場所です、顔を出してあげてください』

浜風『会場内では走らないでください、もっとも走ることは困難な状態ですが』

浜風『待ち合わせ場所はここです、時間になったら来てくださいね』

浜風『私はこれから愛宕さんのサークルに行きます、手伝いと預けたものがありますので」



提督「さて、最初は望月のサークルか…ていうかなんか、男同士の絵が目立ってきたな…」

望月「どうぞ見てってくださいー」

提督「あ、いた」



望月「ありがとうございますー」

長月「五百円のお返しだ、これがペーパーとなる」

菊月「次の段ボール開けるぞ」

望月「いやー助かるよ、三日月が秋雲のサークルの手伝いにとられちゃってさー」

菊月「構わん」

長月「しかし、男色本ばかり…偶には普通の本を作ったらどうだ?」

望月「えー」

長月「こんな本ばかり、将来が不安だ」

望月「そうかねぇ…」

菊月「ま、個人の好みにとやかくは言わないさ…」

長月「そうだな」



提督「忙しそうだな…あ、でも落ち着いたみたいだし…すみませーん」

望月「どうぞみて…え?」

長月「ん?…司令官か?」

菊月「おお、司令官!コスプレか?」

提督「まぁな、楽しくやっているようで何よりだ…」

望月「なんだよその恰好…似合ってるじゃん」

提督「ありがとう、この後浜風と待ち合わせなんだ」

望月「浜風かー…意外だよね、真面目そうな浜風がコミケとかさ」

提督「そうか?」

望月「そうだよ、しかしコスプレかぁ…BLに目覚めてくれればよかったのに」

提督「それはちょっと…」

望月「それよりも、司令官がコミケ予算とか出してくれれば」

提督「ダメだ、そろそろ行くぜ…長居しちゃダメだって浜風に言われたし」

望月「あいよー、楽しんできてー」







提督「次は秋雲か…あそこだよな…うわぁ…」


(めっちゃ長い行列)


<オータムクラウドの列はこちらになりますー

<ここは列途中となりますー!

<横入りしないでー!!


提督「後回しにしたほうがいいなこりゃ…」




三日月「あれ?今司令官がいたような…」

秋雲「そんなのどうでもいいから捌いてよー」

谷風「楽しいお祭りって聞いたのに何で…」

時津風「ぐでー…つらいー」

秋雲「そこ手を止めないー」




提督「愛宕のサークルは…っと、人にぶつかるなぁ…」


<この先混んでますー

<迂回してくださいー


提督「へ?」


<わー!!

<押すなー!!

<つ…潰れる…

<浜風の爆乳と思えばこれくらい!!


提督「やば…迂回迂回…っと…あそこか?すげー列だな…えっと、どうしたもんか…」


<お、提督じゃん!


提督「ん?」

摩耶「よ!」

鳥海「司令官さん!!」

提督「おお、摩耶に鳥海」

鳥海「その恰好…こ…コスプレですか!!」

摩耶「へぇー似合うじゃん」

提督「ありがとう」

摩耶「いいなぁ、あたしもやればよかったなぁ」

鳥海「私も…次回はコスプレ…」

提督「そういえば二人は何してるんだ?」

摩耶「売り子やってたんだ、今は浜風と愛宕の姉貴がやってる」

鳥海「私たちはこれからサークル巡りです、司令官さんは?」

提督「適当にうろうろしているよ、始めてきた場所だし」
摩耶「そいつは危険だ」

鳥海「危険です」

提督「へ?」

摩耶「とりあえず、あたし達についてきな」

鳥海「です」

提督「え?え?ちょ!引っ張るなって!!」





<ほらほらさっさと歩く

<走らないように素早く

<どうしろって…ちょ!まってまって!!!






.

摩耶「目的も無しに歩くのは危険だぜ」

鳥海「はい、会場は広いですし、人もいっぱいです」

摩耶「だから、行く場所をあらかじめ決めて移動したほうがいいんだ」

鳥海「身をもって学びました」

提督「なるほど、確かに…ここを目的なしにふらついちゃ、体力持たないわな」

鳥海「実は、私たちがこれから回るサークルの一つ…司令官さんに見せたいサークルなんです」

提督「ほう」

鳥海「えっと…あった!」

売り子「どうぞ見てってくださいー」

提督「これって…妖怪?」

売り子「はい、日本の妖怪や、妖精さんについてまとめた本ですー」

提督「へぇ」

売り子「今回の新刊では、鬼を特集しているんですよ」

提督「…なるほど」

鳥海「すみません、既刊一冊ずつと新刊ください」

売り子「ありがとうございます!」

摩耶「さ、長くいたら迷惑になるからさっさと移動」

提督「ほいほい」

鳥海「さぁ、次のサークルに行きましょう」









提督「ふう、いろいろ回ったなぁ…」



鳥海『私たちは愛宕姉さんのところに戻らないと』

摩耶『じゃ、楽しんできな』



提督「というわけで二人と別れて…さて、待ち合わせの時間だが」

浜風「お待たせしました」

提督「おお、浜風」

浜風「はい、マシュちゃんです」

提督「てか…でっかい盾だな…」

浜風「マシュちゃんはシールダーというクラスですので、愛宕さんにお願いして預かっててもらったんです」

提督「なるほど」

浜風「さぁ、コスプレ広場に行きましょう」

提督「おいおい引っ張るなよ」



<あのマシュ、クォリティたけー

<しかも巨乳だぜ

<やべ、本人が目の前にいるぞ!!

<てか後ろの男邪魔!!

<処す?処す?



<< コスプレ広場 >>

提督「と、声を耳にしながらコスプレ広場到着」

浜風「はい、お疲れ様です先輩」

提督「そこなりきるのね」

浜風「はい、見てください…ここがコスプレ広場です」

提督「うん、人が多すぎ」

浜風「まあコミケですから」

提督「で、ここでどうするの?」

浜風「二人で並んで、写真を撮ってもらうんです」

提督「それだけ?」

浜風「はい」

提督「…それだけ」

浜風「はい」

提督「それだけってどうよ」

浜風「いいんです、さぁマスター!カメラマンが待ってますよ!」

提督「えー」


<すみませーん!一枚いいですか?

<俺も!!

<二人背中を並べてこっちを見てくださーい

<マスターさんは令呪を見える位置に!!


提督「え?え?え?」

浜風「こうですマスター」(TVアニメのビジュアル)

提督「お、おう!」


パシャパシャ!!


<ありがとうございますー!!

<やべ、マジご本人様っぽい!


提督「ひえー…」

浜風「あ、写真をこのアドレスに送ってください」

提督「なぁ、こういうのだったら鎮守府でよかったんじゃね?」

浜風「そうでしょうか?」

提督「だってなぁ…人多いし」

浜風「私は、この雰囲気が好きですよ…みんな好きなことに全力で、何かを作る、表現するエネルギーであふれてて」

提督「全力ねぇ…」

浜風「ほら、見てください!同じゲームのキャラのコスプレしている…ひ…と…」

提督「どうした?」

浜風「あれ…」






長門「こうか?」(スカハサコス)

如月「うふふふ~」(清姫コス)

不知火「こうでしょうか?」(セイバーコス)



提・浜「知った顔がいるううううう!!!!!」





長門「お、提督か」

如月「司令官!」

提督「なんでいるの」

長門「我々だけではないぞ」

提督「は?」





鬼怒「こんな感じかな?」(アストルフォコス)

榛名「これでいかがでしょう?」(マタ・ハリコス)

島風「えへへ~」(ジャックコス)





提督「どうしてこうなった」

長門「ふむ、私たちは愛宕に誘われてだな」

如月「はい、並ぶのが大変だったわ」

提督「集合」

長門「うん?」

提督「令呪をもって命ずる!!ここにいる艦娘集合!!!」

浜風「ノッてきましたね!マスター!」







鬼怒「提督!そのコスプレ似合ってるね!」

島風「やっほー!」

榛名「素敵です!提督!」

提督「はー…胃が痛い」

浜風「あの、愛宕さんのお誘いを受けたとお聞きしましたが」

長門「ああ、衣装と費用はすべて出すからと」

如月「ええ、どうやってここに入ればいいか教えてくれました」

鬼怒「私も…って私のキャラ男の娘なの!!」

島風「同じパンツつながり…」

不知火「なんとなくということで」

提督「いい加減な…」





摩耶「全部姉貴の仕組んだことらしい」(モードレッドコス)

鳥海「です」(マルタコス)






提督「おおう、増えた」

摩耶「ったく、こういうことなら最初から説明してほしいぜ」

鳥海「この衣装、サイズがぴったりです」

提督「えー愛宕は…」

摩耶「連絡とれねぇ」

鳥海「あの…どうでしょうか?この衣装」

提督「ああ、似合うよ」

鳥海「よかった…」

長門「ふむ、まあ後で愛宕に説明させるとしてだ…この状況を何とかしなければ」

提督「はい?」





<すみません!!写真お願いします!!

<一枚いいですかー?

<ジャックの子はおしりこっちに出して!!!

<マタ・ハリさんは胸を出して!!

<男はあっちに行け!!!




提督「うわぁ…」

長門「まあ、写真はいいが…」

摩耶「なんかガラの悪いのが混じってるぞ」




<こっち向いてくださーい!!

<携帯番号教えてー!!!

<この後一緒に飲まないー?

<男はあっち行け!!!



提督「ちょ、囲まれてる…」

浜風「わ!足元にもカメラが!」

鬼怒「なんか怖いー」

島風「きゃ!近いってば!!」

提督「おい!ちょっと離れて!!」




<うるせー!野郎はあっち行け!!

<一枚だけだから!!

<prprさせてー!!




提督「こいつら…」


<そこまでだ!!!!


提督「!!!」






スタッフ「みなさーん、お静かに!!」

スタッフ「はい!皆さん下がってくださいー!」

スタッフ「レイヤーさんが嫌がることはやめてくださいー!」

スタッフ「ほかの人の迷惑になるので下がってくださいー」





<うるせー!prprさせろー!!

<ただ写真撮ってるだけだ!!

<ジャックちゃんのTバック!!


スタッフ「下がって!はい下がって!!」

スタッフ「君たちは禁止事項を読んでないのかね!!」

スタッフ「これ以上問題行動を起こすと…わかるかな?」


<くっそー!!

<覚えてろー!!

<せめて一枚ー!!



提督「助かった…」

浜風「はい、さすが現代のスパルタと称されたコミケスタッフ…」

提督「何それ怖い」

島風「今のうちにマント着ちゃおう」

提督「それがいいそれがいい」

スタッフ「はい、では撮影希望の人は…」








愛宕「それは大変だったわねー」(ジャンヌコス)

提督「あーたーご」

愛宕「えへへ、ごめんなさいー新刊に合わせてコスプレ写真撮りたくて」

提督「鎮守府でやりなさい」

愛宕「そうね、ちょっと周りに迷惑をかけてしまったし…」

提督「もしくは、事前に打ち合わせな…まったく」

愛宕「はーい」

提督「はあ…で、まとめると、写真撮りたいから衣装全部そろえて、浜風に俺をコミケに連れて行くように差し向けたわけか」

浜風「そしてほかのメンバーも誘って…私は衣装を秋雲から渡されましたが」

愛宕「私がお願いしたの、印刷代全額負担を条件に」

浜風「なるほど…」

提督「秋雲を甘やかすな…まったく…で、これで全員?」

愛宕「もう一人…」

提督「まだいるの?」



高雄「私です…」(両義式コス)



愛宕「やっと来たわねーふふ、似合ってるわよー」

高雄「むー…」

提督「どういうこと?」

愛宕「高雄ったら、一度は同人活動やめるって言ってたのに、最近こっそり活動を再開してて…」

高雄「内緒にしてたのに…ばれてました」

提督「あらま」

高雄「今日もサークルで一人参加してたら愛宕が来て…無理やり…」

提督「ほかにやりようはなかったのか?」

愛宕「えへ…ねえ高雄、また二人で一緒にやりましょうよ」

高雄「むう」

愛宕「もうネタ集めと言っていろいろやらないから…私もやりすぎたと思ったし…」

高雄「…わかったわよ、もう」

愛宕「高雄!」

高雄「でも、エッチなネタは絶対にやらないから」

愛宕「大丈夫よ、多分」

高雄「愛宕!!」

提督「やれやれ…てかなんで辞めたんだ?」

高雄「私は、健全なのを書きたかったんですが…愛宕がエッチなものばかり、しかもネタのためと言ってその…迫ってきたり」

提督「あほか」

愛宕「ごめんなさいー」

摩耶「あー…下手したらあたしたちに被害が…」

鳥海「そういう時は!司令官さんを呼んでやりましょう!!」

提督「おい!!俺を巻き込むな!!!」








スタッフ「では撮影される方、はいその距離です、ローアングルはやめてくださいねー」

スタッフ「そこ!ローアングル禁止であります!」







愛宕「じゃあみんなキメのポーズ!!」

提督「えっと、令呪見せればいいのか?」

浜風「はい、そして私とくっついてくださいマスター」

如月「清姫というキャラはマスターのお嫁さんということなので」(抱き着き)

長門「いやいや、離れような」

鬼怒「なんで鬼怒だけ男の娘なのー!」

不知火「エクスカリバー…いい響きです」

摩耶「え?俺のキャラって不知火のキャラの子供?」

鳥海「メガネがないと前がよく見えないです…今度は眼鏡キャラのコスプレを…」

榛名「夜戦ネタが増えました」

島風「提督はこういうの好きかなー」

愛宕「ほら高雄、笑って」

高雄「私のキャラはこういう不機嫌顔がデフォららしいので」



スタッフ「それではカウントしますー3-2-1!!!」









<< 焼き肉屋 >>

秋雲「それじゃ…おつかれちゃーん、カンパーイ!」


<かんぱーい!!!


提督「打ち上げは焼肉か…いいね」

秋雲「絵師は肉を食って力を得るのさ」

望月「そうそう」

提督「…空母勢がいなくてよかった」

浜風「提督、お肉焼けてますよ」

提督「おう、こうなったら一杯食って英気を養うか」

愛宕「ええ、どんどん食べてねー」

提督「…ていうか、これだけの人数…コスプレ、印刷代…秋雲分を負担…」

愛宕「提督?」

提督「ということは…」

愛宕「どうしたの?」

提督「…愛宕、聞きたいことが」

愛宕「ほ、ほらほら、カルビが焼けてるわよ!」

提督「先にすっきりさせろ、愛宕…今回の予算、どこから出た?」

愛宕「え…わ、私の貯金よ」

提督「本当か?」

愛宕「本当よー」

提督「コスプレ衣装を見る限り、サイズもあってるし、結構クォリティも高いと評判だった…結構高いんじゃないのか?」

愛宕「あははは…そう?」

提督「いくら艦娘の給料と貯金でも難しいんじゃないのか?」

愛宕「そ、そうかしらー?」

提督「金はとにかく…身体データは明石、大淀あたりからかな、あまりにもサイズがぴったり過ぎたし」

愛宕「ぎく…」

提督「予算は…霧島…」

愛宕「ぎくぎく…」

提督「…今日とった写真、どうするのかね?」

愛宕「あ…悪用はしないわよ」

提督「…ま、今後はこういうのは相談してくれ」

愛宕「はーい…」



愛宕「(ごめんなさいねー今回の写真、提督ファンクラブ会報に使わせてもらうから)」

秋雲「(これで大淀と明石からコミケ予算確保できるし)」

望月「(あとはフブニを巻き込めれば…ぬふふ)」



【 おわり 】

【 おまけ「今回の新刊」 】

サークル「オータムクラウド」(秋雲)

新刊1:「私が償います…」
NTR専門サークル「オータムクラウド」の珠玉の一冊
夫の不祥事をもみ消してもらうため、若妻(吹雪似)は上司の要望に応じる…
しかしその不祥事は上司がでっち上げたもので…

新刊2:「堕ちる少女」
NTR王者「オータムクラウド」が「洗脳」「悪堕ち」に挑戦
正義の魔法少女(島風似)が悪の幹部につかまり、様々な調教を受け、洗脳、悪堕してゆく一冊
必死の抵抗むなしく、悪に堕ちてゆく少女の結末は…

他、既刊多数


提督「秋雲ぉ…」

秋雲「いやー新しいのに目覚めちゃって、あっはっはっはっは」



サークル「ラブリータンゴ」(愛宕)

新刊1:「マスター争奪戦」
愛溢れるハーレムに定評のある「ラブリータンゴ」のFG〇の新刊
急きょ魔力供給が必要になったサーヴァントたち、手っ取り早い方法はエッチ!!
大好きなマスターを巡ってサーヴァント(少女)たちはマスターをあの手この手で誘惑する。


新刊2:「ぱぱだいすき」
「ラブリータンゴ」のアターゴ先生と「コーワンライフ」のコーワン先生の合作本!
訳合ってザッキュバス(愛宕似)と結婚したキョースケくん(提督似)、しかし妻には5人の娘がいた。
突然始まる、連れ子たちとの共同生活…果たしてキョースケ君の運命は?

他、既刊多数


提督「秋雲からのーこれか、温度差がすげぇ」

愛宕「うふふ」



サークル「もっちもち」(望月)

新刊1:「嵐くんと轟くん」
女装癖のある嵐くん、彼の女装を見た轟くんは一目ぼれしてしまい…

新刊2:「ボクは君のワンコ」
ある美少年(初月)には秘密があった…


嵐「望月ぃぃぃぃ!!!!!!!」

初月「許さないぞ!!!!!!」

提督「また無許可だったのか…」



サークル「カカオです」(高雄)

新刊:「姉はエロ漫画家」(健全)
姉(愛宕似)がエロ漫画家な妹(高雄似)、姉はネタのためと妹に無理難題を…


愛宕「やられた…」

提督「あははは…」


【 終わり 】

引き続き本編の投下です


提督「俺いつまで島にいなきゃいけないわけ?」

清霜「いっそこの島を大きな基地にしちゃおうよ!!」

【 本日の秘書艦 駆逐艦「清霜」 】

清霜「目指せ戦艦!!!」

提督「おー!!」

清霜「加賀さんが戦艦になれたんだから、清霜だってなれる!!」

提督「よーし!戦艦目指して頑張れ清霜!!」

清霜「頑張るから司令官も仕事頑張ってね」

提督「えー」




清霜「司令官のお嫁さん~」

提督「カッコカリだがな」

清霜「えへへ…でも、高波姉さんや沖波姉さんに悪いかな…」

提督「仕方がないさ、着任時期が違うからな」

清霜「そうだよねー…もっと早く練度限界になれる方法ないのかな」

提督「ないない、地道な積み重ねだよ」

清霜「噂では…陸軍の特訓がすごいとか」

提督「やる?長期間山に籠って、飯もすべて現地調達」

清霜「え?」

提督「虫や蛇を食うんだってさ」

清霜「ひぃ!!」

提督「何日も風呂に入らず、匍匐前進したり、崖を登ったり…」

清霜「あわわわわ…」

提督「耐えられるか?」

清霜「…海っていいよね」





清霜「そういえばさ、吹雪型の末っ子ってまだ来ないのかな?」

提督「ああ、開発資材がまだ見つからないんだ」

清霜「そうなんだ…」

提督「浦波って名前らしいんだけど…」

清霜「早く見つかるといいね…そしたら、駆逐艦末っ子の会の人数増えるのに」

提督「ほほう、そんな集まりがあるんだ」

清霜「うん!電ちゃんや潮ちゃんや涼風たちと集まっていろいろやってるんだ」

提督「…潮か」

清霜「?」

提督「いや、綾波型の末娘の潮って考えると…なんか違和感というかね…」

清霜「なんで?」

提督「胸」

清霜「あー…」

提督「末っ子であのボリュームか…」

清霜「いいなぁ…清霜もほしいなぁ」

提督「ま、成長すれば大きくなるさ」

【 清霜「だといいけどねー…」 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「早霜」 】

早霜「指輪のデザイン画、持ってきました」

提督「あいよ、見積もりが来たら知らせるから」

早霜「ふふふ…司令官と結婚…ふふ…」

提督「カッコカリな」

早霜「フフフフ…」

提督「カッコカリだぞ」

早霜「カッコカリは外して…」

吹雪「ダメです」

早霜「くっ…」





早霜「噂では…」

提督「うん?」

早霜「司令官の手料理が絶品とか」

提督「勘弁してくれ…」

早霜「あのローマが絶賛…」

提督「んなわけないだろ、ていうかあいつキレながら食ってるぞ」

早霜「そうなの…」

提督「暇さえあれば飯をよこせだの、それに便乗してほかの連中も来るし…」

早霜「便乗…」

提督「ローマしか来ないっていうから材料一人前しか用意してないのに10人来るとか」

早霜「まあ…」

提督「だから予約制にしてるけどさ」

早霜「では…今から予約して食べられるのは…」

提督「3ヶ月後かな」

早霜「随分先なのね…でも、予約します」

提督「あいよー」





早霜「司令官、ワインに興味が?」

提督「ん?」

早霜「司令官が購入した雑誌、ワイン特集しているのが多いので」

提督「たまたまだよ、ま…なんとかヌーボーとか世間で言ってるし…でも今の気分は日本酒かな」

早霜「まあ」

提督「こんど本土に行くときに、こっそり日本酒バーとか行きたい感じかな」

早霜「どなたと行くんですか?」

提督「いや、一人」

早霜「…司令官、単独での行動は…」

提督「いいじゃん、たまには一人で飲みたいのさ」

早霜「ならば…夕雲姉さんたちに…」

提督「おいこらちょいマテ」

【 早霜「私も一緒に…」 提督「だーめ」 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「高波」 】

提督「これは?」(鴨の写真)

高波「鴨かもです」

提督「これは?」(カモノハシの写真)

高波「カモノハシかもです」

提督「………」

高波「???」

提督「君は「かも」って言わないと死んじゃう病か?」

高波「ち…違うかもです」




高波「司令官、質問があるかもです」

提督「なんだ?」

高波「司令官の花嫁として、気を付けるべきことってなんですか?」

提督「気が早いな」

高波「でも、巻雲姉さまが「立派に花嫁としての務めを果たすんですよ」って」

提督「いやいや、君たち建造されて間もないじゃないか、まだそういう話は早い」

高波「でも…司令官…艦娘は司令官のためにその身を捧げなければならないって、巻雲姉さまと長波姉さまが…そういう使命があるって…」

提督「そんな話無いから、強制じゃないから、ていうか帰ったら巻雲と長波しばく」

高波「そうですか…」

提督「…俺は皆の心を尊重する…だから好きにやっていいんだ、例えば俺以外の男の子とか好きになってもいいんだ」

高波「司令官以外の男の人…」

提督「そう、陸軍の人とか…高波にはいっぱい可能性があるんだ」

高波「可能性…」

提督「そう、こういう話も早いけど…高波はどうしたい?」

高波「…高波は、司令官のお役に立ちたいかもです、だから…強くなって、姉さまたちみたいに…なりたいかも」

提督「かも?」

高波「ううん、なります!高波、強くなります!!」

提督「そうか、がんばれ」

高波「そしたら…高波をお嫁さんにしてくれますか?」

提督「…ま、高波が俺を選んでくれるなら…ね」




高波「わあ…美味しそう…」

提督「ハンバーグの目玉焼きのせ、付け合わせのスパゲティはハンバーグソースに絡めて食べると美味しいぞ」

高波「ご飯は…炊き込みご飯ですか?」

提督「ああ、しめじを入れている、この上にハンバーグ半分載せて、ハンバーグ丼にしても美味しいぞ」

高波「わぁ…いただきます!」

提督「はい、どうぞ…本当は順番待ちなんだけど、仕事頑張ってくれたからね」

高波「んー…おいしいれす…ハンバーグの中にチーズが入ってておいしいです…」

提督「おいしいだろ」

高波「はい!とっても美味しいです!」

提督「お代わりあるからな、いっぱい食べるんだぞ」

【 終わり 】

【 本日の秘書艦 駆逐艦「沖波」 】

沖波「高波姉さんがご迷惑をおかけしたようでして」

提督「いやいや、夕食に招待したのは俺だし、迷惑はしてないさ」

沖波「しかも泊まって、朝食まで…」

提督「気にしてないって」

沖波「で…でも…司令官のベッドを独占して、なおかつ枕によだれを…」

提督「気にしてないって言ってるでしょう」

沖波「姉の不始末、この沖波が…」

提督「もういいって、それよりも仕事…ね」

沖波「は…はい!」




沖波「うー…目が疲れた…」(眼鏡おでこ)

提督「一息入れようか、間宮さんから差し入れもらったからそれでお茶にしよう」

沖波「はい…あれ?」

提督「ん?」

沖波「ない…ない…」

提督「ないって何が?」

沖波「メガネが…眼鏡眼鏡…」

提督「沖波ー」

沖波「はい」

提督「おでこ」

沖波「え?」

提督「おでこ」

沖波「おでこ…あ、ありました!!」

提督「リアルでそれやる人初めて見た…」




沖波「あの…巻雲姉さんから…」

提督「巻雲の教えは忘れなさい」

沖波「で…でも、夜戦は駆逐艦の義務で…」

提督「違うから」

沖波「司令官は一日一回出さないといけないって」

提督「そんなことないから。ていうか昨日出してないから」

沖波「じゃあ溜まってるんですか?大変です!!」

提督「大変じゃない、大丈夫だから」

沖波「でも…」

提督「人を性欲魔人みたいに言わないでくれ」

沖波「でも、清霜が…」

提督「清霜が?」

沖波「司令官との夜戦で毎回気を失っているって…それでも司令官は…その…攻めるって」

提督「あー…」

沖波「あの…本当に大丈夫でしょうか?」

【 提督「ダイジョウブデスヨー」 終わり 】

本日はここまで

今後の予定は以下の通り

孤独のグルメネタ
笑ってはいけない~
ポーラとの出会い
料理大会

となってます。

本日22時30分から

特別編が始まります。
※飯テロ注意

投下します

特別編「孤独のグルメ in 艦これ」




ゴロー「このあたりは初めてだな…と、ここか…」



鎮守府、この国の防衛の要の施設、海を守る艦娘がいる場所。

輸入雑貨商にとって、海の輸入ルートというのは生命同然のものだ。

深海何とかという化け物のせいで、それが一時期使えなくなったとき、とても苦労したのを覚えている。

いつも使えるルートが使えず、ほかのルートを使う羽目になり料金が高くなってしまう。

当然、客もいい顔をしない…一時は廃業を考えていたが、艦娘のお蔭で輸入ルートも復活。

こうして商売を続けることができる。

そして、今回は…その艦娘が商売相手だ。



ゴロー「しかし、あの時の青年がここの責任者とは…」



今回の商売のきっかけになったのは数か月前の骨董市の時だった。

プライベートで訪れた骨董市、そこで見つけたティーセットを購入しようとした際に

同時に声を上げた一人の青年、そこから譲り合いになり、結果私が購入することになった。


ゴロー『いやーすみません』

提督『いえいえ、私はもう少し探しますよ…いいティーセットがあればいいですが』

ゴロー『…あの…私、輸入雑貨を扱っていまして…ティーセットもいくつか…』


そこから話が進み…今日こうしてここに来た。

それにしても彼の身分を聞いた時は驚いた、あの若さでここの責任者とは。

軍、しかも艦娘相手…初めてだが、気合を入れて…